JP3547071B2 - 産業車両のｌｐｇボンベ脱着容易化装置 - Google Patents
産業車両のｌｐｇボンベ脱着容易化装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3547071B2 JP3547071B2 JP27796897A JP27796897A JP3547071B2 JP 3547071 B2 JP3547071 B2 JP 3547071B2 JP 27796897 A JP27796897 A JP 27796897A JP 27796897 A JP27796897 A JP 27796897A JP 3547071 B2 JP3547071 B2 JP 3547071B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lpg cylinder
- lpg
- detachment
- counterweight
- facilitating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は産業車両のＬＰＧ仕様車用のボンベ脱着に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来の技術では、カウンタウエイトの上部へ燃料タンクとしてＬＰＧボンベを取り付けて、燃料のＬＰＧが無くなるとＬＰＧボンベを、オペレータや作業者がボンベ交換積載作業を行っており、背の高い大形機種ではパレットや別に作業台などを持ってきて使用していた。
更に特殊な解決例として、専用の搭載装置を備えたものとして実開平２−１２６９３０号公報がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
従って背の高い大形機種では、カウンタウエイト上部へのボンベ積載作業は、，危険な重労働を伴うので、新しい機種では専用のカウンタウエイトとして、内部にボンベが格納できるようにしたものであり（実開平２−３３７２７号公報参照）、また専用の搭載装置を備えた実開平２−１２６９３０号公報のものもあるが、高価となり、従来の一般標準車への現地対応や、中古車での仕様変更等での対応は難しくなる。
特に燃料タンクのＬＰＧボンベを背の高いカウンタウエイト上部への積載作業は避けられないものであり、その作業安全を考慮しなければならないというような課題をかかえている。
【０００４】
【課題を解決するための手段及び作用効果】
この発明は上記の課題に対処するためになされたもので、カウンタウエイトの通風孔の開口高さ寸法よりも、引掛部分の長さを短くした引掛部分を有する簡易ステップを、パイプ材で製作して軽量とし、通風孔の下面左右に明けた２箇所の穴に、引掛けて脱着自在に取り付けて、ボンベ交換積載時に使用可能とする、ＬＰＧボンベ脱着容易化装置である。
【０００５】
上述の簡易ステップと、カウンタウエイトの通風穴に設けた引掛穴とによる専用装置をＬＰＧボンベ脱着容易化装置として使用することにより、オペレータや作業者が、ボンベ交換積載作業を、楽に遂行できるようになると共に、安価な費用により、安全作業の確保に対応できるようになる。
【０００６】
【発明の実施の形態】
以下この発明の実施例について、図面により説明する。
図１はカウンタウエイト後部側面部分断面図、図２は簡易ステップの形状説明図、図３は産業車両の後部斜視図である。
【０００７】
図１に示すように、一般に燃料としてＬＰＧを使用している産業車両は、燃料タンクとしてのＬＰＧボンベ３を、カウンタウエイト４の上部後方に取り付けている。
そしてＬＰＧタンクの燃料が空になると、オペレータまたは作業者が、空になったＬＰＧボンベ３を取外し、燃料の充填された新しいＬＰＧボンベ３を、運搬持参してきて乗せ換えて交換積載作業を行うことになる。
この充填されたＬＰＧタンク３は大きいものになると３０Ｋｇから４０Ｋｇの重量になる。
【０００８】
産業車両の大型のものになると、カウンタウエイト４の上部は、１ｍを越えてくるので、このＬＰＧボンベ３の交換積載作業は、危険な重労働であり、その解決策として、燃料タンクの積載位置を低くする技術や、専用積込装置を備える方法が開示されている。
【０００９】
しかし、従来の一般標準車への現地での対応や、中古車に対して仕様変更等で対応することは難しく、燃料タンクのＬＰＧボンベ３を、背の高いカウンタウエイト４の上部へ積載する作業は無くなっていない。
この発明の狙いは、このような避けられない積載作業を、費用を出来る限り安価に、作業を楽に遂行できるように、足場の確保を考慮した、図２に示すような、簡易ステップ１を提供することである。
【００１０】
図１において、この簡易ステップ１は、カウンタウエイト４の通風孔５の開口高さ寸法Ｈよりも、引掛部長Ｌを短くしたパイプ材を使用して製作した軽量のもので、作業者は容易に持ち運びできる。
簡易ステップ１は通風孔５の下面に明けた、左右２箇所の引掛穴６に引っ掛けて脱着自在に取付け、ボンベ交換積載時に使用するようになっている。
【００１１】
さらに産業車両の機種の寸法に合わせて、簡易ステップ１を取り付けた後、地上からの寸法は、作業者がＬＰＧボンベ３を、カウンタウエイト４の上部へ積載するのに最適な寸法に製作されて、その機種の専用として、準備されているものである。
【００１２】
従って作業者は、このＬＰＧボンベ脱着容易化装置を使用することにより、重量のあるＬＰＧボンベ３を、カウンタウエイト４の後部へ運搬後、抱え上げて、ステップに足を掛けて押し上げることで、容易に同じ作業段取りで、安全にＬＰＧボンベ３を積載位置へ格納可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図１】カウンタウエイト後部側面部分断面図である。
【図２】簡易ステップの形状説明図である。
【図３】産業車両の後部斜視図である。
【符号の説明】
１ 簡易ステップ
２ 引掛部
３ ＬＰＧ
４ カウンタウエイト
５ 通風孔
６ 引掛穴
Ｈ 開口高さ寸法
Ｌ 引掛部長さ
【発明の属する技術分野】
この発明は産業車両のＬＰＧ仕様車用のボンベ脱着に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来の技術では、カウンタウエイトの上部へ燃料タンクとしてＬＰＧボンベを取り付けて、燃料のＬＰＧが無くなるとＬＰＧボンベを、オペレータや作業者がボンベ交換積載作業を行っており、背の高い大形機種ではパレットや別に作業台などを持ってきて使用していた。
更に特殊な解決例として、専用の搭載装置を備えたものとして実開平２−１２６９３０号公報がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
従って背の高い大形機種では、カウンタウエイト上部へのボンベ積載作業は、，危険な重労働を伴うので、新しい機種では専用のカウンタウエイトとして、内部にボンベが格納できるようにしたものであり（実開平２−３３７２７号公報参照）、また専用の搭載装置を備えた実開平２−１２６９３０号公報のものもあるが、高価となり、従来の一般標準車への現地対応や、中古車での仕様変更等での対応は難しくなる。
特に燃料タンクのＬＰＧボンベを背の高いカウンタウエイト上部への積載作業は避けられないものであり、その作業安全を考慮しなければならないというような課題をかかえている。
【０００４】
【課題を解決するための手段及び作用効果】
この発明は上記の課題に対処するためになされたもので、カウンタウエイトの通風孔の開口高さ寸法よりも、引掛部分の長さを短くした引掛部分を有する簡易ステップを、パイプ材で製作して軽量とし、通風孔の下面左右に明けた２箇所の穴に、引掛けて脱着自在に取り付けて、ボンベ交換積載時に使用可能とする、ＬＰＧボンベ脱着容易化装置である。
【０００５】
上述の簡易ステップと、カウンタウエイトの通風穴に設けた引掛穴とによる専用装置をＬＰＧボンベ脱着容易化装置として使用することにより、オペレータや作業者が、ボンベ交換積載作業を、楽に遂行できるようになると共に、安価な費用により、安全作業の確保に対応できるようになる。
【０００６】
【発明の実施の形態】
以下この発明の実施例について、図面により説明する。
図１はカウンタウエイト後部側面部分断面図、図２は簡易ステップの形状説明図、図３は産業車両の後部斜視図である。
【０００７】
図１に示すように、一般に燃料としてＬＰＧを使用している産業車両は、燃料タンクとしてのＬＰＧボンベ３を、カウンタウエイト４の上部後方に取り付けている。
そしてＬＰＧタンクの燃料が空になると、オペレータまたは作業者が、空になったＬＰＧボンベ３を取外し、燃料の充填された新しいＬＰＧボンベ３を、運搬持参してきて乗せ換えて交換積載作業を行うことになる。
この充填されたＬＰＧタンク３は大きいものになると３０Ｋｇから４０Ｋｇの重量になる。
【０００８】
産業車両の大型のものになると、カウンタウエイト４の上部は、１ｍを越えてくるので、このＬＰＧボンベ３の交換積載作業は、危険な重労働であり、その解決策として、燃料タンクの積載位置を低くする技術や、専用積込装置を備える方法が開示されている。
【０００９】
しかし、従来の一般標準車への現地での対応や、中古車に対して仕様変更等で対応することは難しく、燃料タンクのＬＰＧボンベ３を、背の高いカウンタウエイト４の上部へ積載する作業は無くなっていない。
この発明の狙いは、このような避けられない積載作業を、費用を出来る限り安価に、作業を楽に遂行できるように、足場の確保を考慮した、図２に示すような、簡易ステップ１を提供することである。
【００１０】
図１において、この簡易ステップ１は、カウンタウエイト４の通風孔５の開口高さ寸法Ｈよりも、引掛部長Ｌを短くしたパイプ材を使用して製作した軽量のもので、作業者は容易に持ち運びできる。
簡易ステップ１は通風孔５の下面に明けた、左右２箇所の引掛穴６に引っ掛けて脱着自在に取付け、ボンベ交換積載時に使用するようになっている。
【００１１】
さらに産業車両の機種の寸法に合わせて、簡易ステップ１を取り付けた後、地上からの寸法は、作業者がＬＰＧボンベ３を、カウンタウエイト４の上部へ積載するのに最適な寸法に製作されて、その機種の専用として、準備されているものである。
【００１２】
従って作業者は、このＬＰＧボンベ脱着容易化装置を使用することにより、重量のあるＬＰＧボンベ３を、カウンタウエイト４の後部へ運搬後、抱え上げて、ステップに足を掛けて押し上げることで、容易に同じ作業段取りで、安全にＬＰＧボンベ３を積載位置へ格納可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図１】カウンタウエイト後部側面部分断面図である。
【図２】簡易ステップの形状説明図である。
【図３】産業車両の後部斜視図である。
【符号の説明】
１ 簡易ステップ
２ 引掛部
３ ＬＰＧ
４ カウンタウエイト
５ 通風孔
６ 引掛穴
Ｈ 開口高さ寸法
Ｌ 引掛部長さ
Claims (1)
- カウンタウエイト（４） の通風孔（５） の開口高さ寸法（Ｈ） よりも引掛部長さ（Ｌ） を短くした引掛部（２） を有する簡易ステップ（１） をパイプ材で製作し、通風孔（５） の下面左右に明けた２箇所の引掛穴（６） に引掛けて脱着自在に取付け、ボンベ交換積載時に使用可能とするようにしたことを特徴とする、簡易ステップ（１） と引掛穴（６） とで構成された産業車両のＬＰＧボンベ脱着容易化装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27796897A JP3547071B2 (ja) | 1997-09-26 | 1997-09-26 | 産業車両のｌｐｇボンベ脱着容易化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27796897A JP3547071B2 (ja) | 1997-09-26 | 1997-09-26 | 産業車両のｌｐｇボンベ脱着容易化装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1199836A JPH1199836A (ja) | 1999-04-13 |
| JP3547071B2 true JP3547071B2 (ja) | 2004-07-28 |
Family
ID=17590784
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27796897A Expired - Fee Related JP3547071B2 (ja) | 1997-09-26 | 1997-09-26 | 産業車両のｌｐｇボンベ脱着容易化装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3547071B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5798346B2 (ja) * | 2011-03-20 | 2015-10-21 | 国立大学法人信州大学 | セパレーターの製造方法 |
-
1997
- 1997-09-26 JP JP27796897A patent/JP3547071B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH1199836A (ja) | 1999-04-13 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4514696B2 (ja) | 建設機械のリアコンソール取付構造 | |
| JP2004196283A (ja) | 廃自動車反転方法および廃自動車反転装置並びに廃自動車解体設備 | |
| JP3547071B2 (ja) | 産業車両のｌｐｇボンベ脱着容易化装置 | |
| EP1634847B1 (en) | Crane | |
| CN203346025U (zh) | 宽视野门架*** | |
| WO2002070827A1 (fr) | Structure de marche de levage/d'abaissement pour machines de construction | |
| JP4622122B2 (ja) | バッテリ式産業車両のフレーム構造 | |
| CN212559345U (zh) | 一种高温合金浇铸工艺用多功能电动提升装置 | |
| JP4511747B2 (ja) | 吊り治具 | |
| KR101963561B1 (ko) | 맨홀뚜껑 각인방법 및 맨홀뚜껑 각인용 차량 | |
| JP5438850B1 (ja) | デバンニング装置 | |
| JPS5833873Y2 (ja) | 防霜用フアン取付装置 | |
| JPH11246193A (ja) | バッテリ交換方法及びその装置とバッテリ式フォークリフト | |
| JPH09226538A (ja) | 廃車解体用の作業架台 | |
| CN213771206U (zh) | 一种适用于工业车辆的便捷盖板和一种工业车辆 | |
| JP3693285B2 (ja) | バッテリ車のバッテリ取付装置 | |
| CN212289702U (zh) | 一种工具箱及多功能抢险救援车 | |
| JP3693284B2 (ja) | バッテリ車のバッテリ取付装置 | |
| CN113353817B (zh) | 一种800t起重机200t的绞车模块安装方法 | |
| JP2569862Y2 (ja) | 杭打機の昇降装置 | |
| CN219788253U (zh) | 一种机械设备组装平台 | |
| JPH04343975A (ja) | 建築現場作業機械の台車 | |
| CN220809618U (zh) | 一种大车轮胎拆装机自动搬运装置 | |
| CN212029076U (zh) | 一种机电设备用安装架 | |
| JP2012218606A (ja) | 建設機械 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040323 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040409 |
|
| R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080423 Year of fee payment: 4 |
|
| S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
| S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080423 Year of fee payment: 4 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090423 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090423 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100423 Year of fee payment: 6 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |