JP3544109B2 - 粘弾性の粘着材を利用した清掃用シート - Google Patents
粘弾性の粘着材を利用した清掃用シート Download PDFInfo
- Publication number
- JP3544109B2 JP3544109B2 JP30537597A JP30537597A JP3544109B2 JP 3544109 B2 JP3544109 B2 JP 3544109B2 JP 30537597 A JP30537597 A JP 30537597A JP 30537597 A JP30537597 A JP 30537597A JP 3544109 B2 JP3544109 B2 JP 3544109B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cleaning
- adhesive
- dust
- viscoelastic
- cleaning sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は例えばモップタイプの清掃用具に装着されて使用される清掃用シートに関する。さらに詳しくは、粘弾性の粘着材を利用した清掃用シートに関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】
近年、建物内部のフローリング、畳等の床面や、各種電気製品或いは家具等の表面を清掃をするために種々の清掃用具が使用されている。それらの中でも清掃用モップ等に、不織布等でできたシートが被清掃物に対面するように装着されて使用されるものがある。
特開平5−245090号公報には、不織布やネットを使用した清掃用物品が開示されている。しかし、これらのモップなどに巻付けられる不織布などの清掃用シートでは、髪の毛や綿埃などを繊維にからめて除去することはできるが、パン屑、菓子屑等の食物の破片やその他の比較的小さな固形のゴミを十分に絡め取ることができない。また、この清掃用シートにより一旦拭き払った埃が清掃用シートから脱落してしまい、床の隅などに残りやすい。また、清掃用シートの清掃面の中央部分は、周辺部分に比べてあまり汚れず、使い捨て製品として廃棄するには不経済である。
【0003】
また、特開平9−164110号公報には粘着面が設けられた清掃布が開示されている。しかし、比較的小さな固形のゴミをこの粘着面を利用して清掃する場合、通常一回の清掃で粘着力が落ちてしまう。従って使用の都度、粘着材を交換しなければならない。また、ゴミの上からその清掃布を押さえ付けて、ゴミを粘着材に貼り付けようとすると、ゴミが乗っている床に対して多大な圧力がかかり、そのゴミによって床等が傷ついてしまう。さらに、ゴミが付いた粘着面を再度床に押し付けることによっても床等が傷ついてしまう。
【0004】
本発明の目的は、毛や埃を絡め取る不織布等の機能に、比較的小さな固形のゴミを粘着して取る機能をさらに付加した清掃用シートを提供することにある。
【0005】
本発明の他の目的は、ある程度の長期間使用することができ、且つ清掃時において床等を傷つけないで比較的小さな固形のゴミをとることができる清掃用シートを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、清掃用具に装着されて使用される清掃用シートにおいて、
前記清掃用具に装着される基材と、
被清掃物に対面する清掃面にて、前記基材表面の一部分に現れるジェルで形成された粘弾性の粘着材および他の部分に現れる不織布、織布または紙と、を有し、
前記清掃面に現れている前記粘着材の表面に、線状に延びる多数の凹部が形成されていることを特徴とするものである。
【0007】
清掃時、この清掃用シートを払拭作業において使用する場合、清掃面に位置する不織布、織布または紙において髪の毛や綿埃などを繊維にからめて除去することができる。さらに、粘弾性の粘着材が設けられているので、比較的小さな固形のゴミを除去することができる。例えば、粘弾性の粘着材をその被清掃面に軽く押し当てることにより、集めた比較的小さな固形のゴミを除去することができる。従って、簡単且つ効果的に清掃を行うことができる。さらにゴミの取り込み時には、清掃面を床等に押し当てても粘弾性の粘着材がそのゴミを周囲から取り囲むかたちとなり、不必要な力がゴミにかかることがないため、そのゴミによって床等に傷が付くこともなく、ゴミを取り込んだ後に再度その清掃面を床等に接したときも床等に傷がつくことがない。
【0008】
また、前記被清掃物に対面する清掃面の中央の領域に粘弾性の粘着材が設けられ、その周囲を囲むように不織布、織布または紙が設けられている形態の清掃用シートとすることが好ましい。清掃時の払拭作業においては、比較的小さな固形のゴミはその清掃面の端部に引っ掛かりやすい。従って、清掃面の端部にそれらを取り除くための不織布または紙が現れる形態とすれば、効率良く清掃を行うことができる。また、この形態においては、普段十分活用されているとは言い難い清掃用シートの中央部分を有効活用できることになる。
【0009】
また、粘弾性の粘着材の表面に細かな凹凸が形成されていることにより、固形の比較的小さなゴミが取り込みやすくなる。また細かな凹凸の代わりとして、粘弾性の粘着材の表面に何本もの切れ目を入れておくこともできる。その場合、その切れ目のすき間に固形の比較的小さなゴミが取り込まれる。従って、粘弾性の粘着材の表面は、粘着力をもった状態で維持され、比較的長期間において使用することができる。さらに、そのゴミは粘着材の奥深くに容易に取り込まれるため、ゴミの取り込み時には清掃面を床等に押し当ててもそのゴミによって傷が付くこともなく、ゴミを取り込んだ後、再度その清掃面を床等に接したときも床等に傷がつくことがない。
【0010】
清掃用シートの粘弾性の粘着材は、高含水性のジェルであることが好ましい。高含水性のジェルの方が、ゴミを取り込む能力が高いからである。
【0011】
また、本発明の清掃用シートは、粘弾性の粘着材が設けられている部分の両側部に前記粘着材よりも被清掃物の方向へ突出する支持部が設けられ、その支持部の清掃面には不織布、織布または紙が現れており、前記粘着材が設けられている部分が被清掃物の方向へ変形可能とすることができる。
【0012】
この場合、清掃時の払拭作業においては、清掃面に現れている不織布、織布または紙で毛や埃などのゴミを絡め取り、比較的小さな固形のゴミを清掃するときに、粘弾性の粘着材に上から圧力をかける等して清掃面に現すことにより、その粘着材によって比較的小さな固形のゴミを除去する。従って、普段の払拭作業時には粘弾性の粘着材は清掃面に現れておらず、必要なときだけ粘着材を使用することができるので無駄がなく、粘弾性の粘着材を長期間にわたって使用することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明について図面を参照して説明する。
図1(a)は本発明の清掃用シートの一例を表す斜視図、図1(b)は図1(a)のB−B線の断面図である。
図1(a)(b)に示すように、清掃用シートには、被清掃物と対面する清掃面2において、基材1に粘弾性の粘着材4が設けられ、粘着材4の周囲全周に不織布、織布または紙などの繊維層3が設けられている。また、図1(a)(b)に示すように、清掃面2の両側部S、Sでは、繊維層3と連続する部分3a、3aが設けられている。但し、清掃面2の両側部S、Sには、前記部分3a、3aを設けることなく、基材1が現れるようにしてもよい。また、前記粘着材4は清掃面2の中央の領域に現れているが、この粘着材4の表面に予め不織布、織布または紙などの繊維層が取付けられ、この繊維層で通常は清掃を行い、必要に応じて繊維層を除去して粘着材4が現れるようにしてもよい。
【0014】
前記繊維層3は、化繊を主体とした不織布(スパンレース法やサーマルボンド法による不織布、エアースルー不織布など)または紙により形成することができる。そのほか、従来より清掃布として用いられている織布を使用することができる。また繊維層3には、パラフィンや鉱物油などの油剤を含有させることが好ましい。これらの化合物を含有させた拭き取り層3は埃を取る能力が高いものとなる。
【0015】
前記粘弾性の粘着材4は、基材1の表面に薄く設置される。
粘弾性の粘着材4は、粘着力が強すぎると被清掃物から剥がしにくくなり、清掃時において使用しづらいものとなる。従って、粘弾性の粘着材4は、比較的小さな固形のゴミを粘着させる能力を持ち、且つさほど力を加えなくも粘着剤を被清掃物から剥がすことができるような、適度な粘着力を持ったものが好ましい。また、比較的小さな固形のゴミを除去する時にはそのゴミ等を包み込んで床に傷をつけないようにするため、粘弾性の粘着材4は適度な弾性力を持ったものが好ましい。粘弾性の粘着材4に可逆弾性の限界が小さいものを用いると、粘弾性の粘着剤をゴミの上から押しつけて除去するとき、床等に圧力がかかり、床等が傷ついてしまう。粘弾性の粘着材4は、高粘弾性の粘着材であることがさらに好ましい。
【0016】
粘弾性の粘着材4は、ゴミ等を取り込む能力が高い点で、高含水性のジェルを使用することが特に好ましい。高含水性のジェルの60〜95重量%は水分である。但し、床等に接触したとき、その水分が床に残らない程度であることが好ましい。また、高含水性のジェルの主成分は、例えばアクリル酸化合物、カルボン酸塩やゼラチン等の水溶性高分子等を挙げることができる。これらの水溶性高分子は、それぞれ単独で、または組み合わせて使用することができる。平均重合度は1000〜100000のものが好ましく使用される。高含水性のジェルを形成するとき、水溶性高分子の配合量の好ましい範囲は、3〜25重量%、さらに好ましい範囲は5〜10重量%である。配合量が少ないと、ジェルとして形状が不安定になり、且つ吸水能が低下し、さらに弾力性に劣る。また配合量が多いと、シート状に成形しにくくなり、粘着力も低下する。
【0017】
さらに、高含水性のジェルには架橋剤が含有されることが好ましい。架橋剤としては、水酸化アルミニウム化合物、含水ケイ酸アルミニウム等の水難溶性化合物やポリエチレングリコールジグリシジルエーテル、エチレングリコールジグリシジルエーテル等の多官能エポキシ樹脂化合物のほか、一般公知のものを使用することができる。これらの架橋剤を含有することにより、長時間形状の安定が保たれ、吸水能も維持できるようになる。架橋剤の好ましい配合量は0.05〜20重量%、さらに好ましい配合量は1〜10重量%である。
【0018】
また、高含水性のジェルには粘着付与剤が含有されることが好ましい。粘着付与剤としてはカゼイン、デキストラン、カルボキシデンプン、カルボキシメチルセルロースのほか、一般公知のものを使用することができる。
また、粘弾性の粘着材には洗浄剤を含有させることができる。洗浄剤を含有させることで、清掃時において比較的小さなゴミを除去するのと同時に、その被清掃物を洗浄する効果を奏することができる。洗浄剤は、一般的に用いられている住居用洗剤を使用することができる。また、この洗浄剤には、界面活性剤、溶剤、消臭剤、防腐剤、香料、保湿剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤等を含有させることができる。界面活性剤はポリオキシアルキルフェニルエーテル等の非イオン系界面活性剤、溶剤はグリコール系溶剤、消臭剤は緑茶抽出物等の植物性のものが好ましい。
【0019】
また、粘弾性の粘着材4に高含水性のジェルを用いる場合、そのジェルの水分が少なくなることを防ぐため、清掃時等使用するとき以外は、カバーがつけられていることが好ましい。カバーは、粘弾性の粘着材4が位置する部分のみを覆うもの、または清掃用モップ10の清掃面2を全て覆うものであってもよい。カバーは水分の蒸発を防げるものであればどのようなものでもかまわない。
また、清掃用シートの基材1は、不織布、紙、布等使用に耐えうる強度を持つ布、あるいは紙、または樹脂フィルムなど、どのようなものも使用可能である。
【0020】
図2は本発明の清掃用シートの使用形態の一例である。図2に示すように、清掃用シートは清掃用モップ10に取付けて使用することができる。
清掃用モップ10は、清掃プレート11に柄12が取付けられている。本発明の清掃用シートは、前記清掃面2が前記清掃プレート11の床などの被清掃物の対向面に設置され、シート両側部S、Sが清掃プレート11の上面に巻き上げられ、保持クリップ13、13により保持される。
よって、床などの清掃の際には、清掃面2に現れている繊維層3により清掃が行なわれ、床などに落ちている髪の毛や埃などが不織布または紙に絡まれて除去される。また、床などに落ちている食品片などの固形のゴミを除去するときには、清掃面2の中央部に位置する粘弾性の粘着材4をゴミに軽く押しあてることによりゴミを粘着させ、除去する。
【0021】
図3は粘弾性の粘着材4の表面での清掃効果を示す部分断面図である。
清掃時、比較的小さな固形のゴミ6は、粘弾性の粘着材4の表面に包み込まれるようにして吸収される。よって、粘着材4の表面に固形のゴミ6が突出しにくくなる。また粘着材4は床などの被清掃物の表面に対して弾性体として機能する。従って、その清掃面を再度床等に接して圧力をかけても、そのゴミによって床等に傷がつくことはない。
【0022】
本発明では、図4(a)(b)(c)に示すように、前記粘弾性の粘着材4の表面に凹凸を形成している。図4では粘着材4の表面に切れ目7を入れることにより、その表面を凹凸形状にしている。
切れ目7は、図4(a)に示すようにように平行に、または図4(b)に示すように格子状に入れることもできる。そのほか、切れ目7は波状等どのような形状であってもよい。
図4(c)は、粘着材4の表面に切れ目7を入れた場合の、清掃効果を拡大して示している。粘着材4を床面などの被清掃物の表面に当てると、固形のゴミ6などは、切れ目7内に押し込まれるようにして保持される。また図3に示したように、切れ目7に保持されたゴミ6が粘着材4の内部に包み込まれることもある。切れ目以外の凹凸を形成した場合も同じである。このように粘弾性の粘着材4の表面に切れ目や凹凸を形成することにより、固形ゴミの取り込み効果を高くできる。
【0023】
図5は本発明の清掃用シートの他の一例を示す斜視図である。この図に示すように、粘弾性の粘着材4は図5に示されるように、清掃面2の中央領域で、円形状やその他の形状とすることができる。
【0024】
図6は本発明の清掃用シートおよびこれを使用した清掃具の他の一例を示す断面図である。
図6では、清掃用シートには、被清掃物と対面する清掃面2において、基材1に粘弾性の粘着材4が設けられ、その全周に繊維層3が設けられており、粘弾性の粘着材4と繊維層3の間には段差tが設けられている。段差tは、基材1と繊維層紙3の間に設けられた支持部8により形成されている。この支持部8は、不織布、織布または紙を複数枚重ねたもの、またはフェルト、コルク、ゴム、スポンジなどのある程度軟質のもので形成されることが好ましい。
【0025】
この清掃用シートは清掃用モップ10の清掃プレート11の底面に取付けられ、または巻付けられるが、図6に示す清掃モップ10では、柄12の部分を床面などの方向へ押すと、支持部8と8との間に位置する清掃プレート11が床面などの方向へ突状に弾性変形可能とされている。
この清掃用シートでは、図6に示すように、普通の状態においては繊維層3が床に接しており、粘弾性の粘着材4は床から前記段差t分だけ離れている。この状態において、主に繊維層3を使用して、毛や埃などのゴミを絡め取る払拭作業を行う。そして、繊維層3では除去することができない比較的小さな固形のゴミ6がある場所において、清掃用モップ10の柄12に上から力Fを与えることにより、清掃用プレート11が床面方向へ変形し、粘弾性の粘着材4の下にあるゴミ6を粘弾性の粘着材4に接着させて除去することができる。必要なときだけ粘弾性の粘着材4を使用することとなるので無駄がなく、長期間にわたって粘弾性の粘着材4を使用することができる。
【0026】
図6に示す清掃用シートは、必要なときだけ粘弾性の粘着材4を使用できる形態なので、繊維層3が汚れてしまい、使用できなくなっても、粘弾性の粘着材4のゴミを除去する能力が残っていることが想定される。従って、繊維層3のみを新しい不織布または紙に変えることができる形態とすることが好ましい。
【0027】
本発明の清掃用シートは使い捨て製品として、埃の除去能力、粘着力が低下したら新しいものと交換して使用することができる。
また、本発明の清掃用シートは、清掃用モップ、ハンドモップ等、使い捨ての清掃用シートを使用するものであればどのような清掃用具にも使用することができる。
【0028】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明の清掃用シートは、清掃面にある不織布または紙において埃や毛を絡め取る機能をもち、さらに粘弾性の粘着材によって比較的小さな固形のゴミを除去して清掃することができる。従って、簡単且つ効果良く清掃を行うことができる。また、粘弾性の粘着材にゴミを接着させて取り除く場合、粘弾性の粘着材がそのゴミを取り囲むので、ゴミには必要以上の圧力がかからず、そのゴミによって床等に傷がつくことがない。さらに、粘弾性の粘着材として高含水性のジェルを用いた場合、さらに清掃効果の高い清掃用シートとすることができる。
【0029】
また、清掃用シートに支持部を設けて粘弾性の粘着材が必要なときだけ清掃面へ現れるようにすることで、粘弾性の粘着材を不必要に使用する必要がなく、長期にわたって清掃に供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)(b)は本発明の清掃用シートの一例を示す斜視図及びB−B線の断面図
【図2】本発明の清掃用シートを清掃用具に設置した状態の一例を示す斜視図
【図3】本発明の清掃用シートの清掃効果を表した説明図
【図4】(a)(b)は本発明の清掃用シートの他の一例を示す部分的な断面の斜視図(c)はその清掃効果を説明する説明図
【図5】本発明の清掃用シートの他の一例を示す斜視図
【図6】本発明の清掃用シートの他の一例を示す断面図
【符号の説明】
1 基材
2 清掃面
3 繊維層(不織布、織布または紙)
4 粘着層
6 固形のゴミ
7 切れ目
8 支持部
10 清掃用モップ
Claims (5)
- 清掃用具に装着されて使用される清掃用シートにおいて、
前記清掃用具に装着される基材と、
被清掃物に対面する清掃面にて、前記基材表面の一部分に現れるジェルで形成された粘弾性の粘着材および他の部分に現れる不織布、織布または紙と、を有し、
前記清掃面に現れている前記粘着材の表面に、線状に延びる多数の凹部が形成されていることを特徴とする清掃用シート。 - 前記多数の凹部は互いに平行に形成されている請求項1記載の清掃用シート。
- 前記多数の凹部は格子状に形成されている請求項1記載の清掃用シート。
- 前記被清掃物に対面する清掃面の中央の領域に前記粘着材が現れ、その周囲を囲むように前記不織布、織布または紙が設けられている請求項1ないし3のいずれかに記載の清掃用シート。
- 前記粘着材が設けられている部分の両側部に前記粘着材よりも被清掃物の方向へ突出する支持部が設けられ、その支持部の清掃面に不織布、織布または紙が現れており、前記粘着材が設けられている部分が被清掃物の方向へ変形可能とされた請求項1ないし4のいずれかに記載の清掃用シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30537597A JP3544109B2 (ja) | 1997-11-07 | 1997-11-07 | 粘弾性の粘着材を利用した清掃用シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30537597A JP3544109B2 (ja) | 1997-11-07 | 1997-11-07 | 粘弾性の粘着材を利用した清掃用シート |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11137503A JPH11137503A (ja) | 1999-05-25 |
JP3544109B2 true JP3544109B2 (ja) | 2004-07-21 |
Family
ID=17944369
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30537597A Expired - Fee Related JP3544109B2 (ja) | 1997-11-07 | 1997-11-07 | 粘弾性の粘着材を利用した清掃用シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3544109B2 (ja) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002165740A (ja) * | 2000-11-30 | 2002-06-11 | Three M Innovative Properties Co | 清掃用具 |
US7047586B2 (en) | 2000-11-30 | 2006-05-23 | 3M Innovative Properties Company | Cleaning device with a cleaning portion comprising an adhesive surface and a cleaning cloth surface |
US7591040B2 (en) | 2003-12-18 | 2009-09-22 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Cleaning tool for removing larger and smaller sized particles |
EP1771106A1 (en) * | 2004-07-12 | 2007-04-11 | The Procter and Gamble Company | Cleaning implements and substrates for cleaning a compressible resilient surface |
CN101044967B (zh) | 2006-03-31 | 2010-12-15 | 3M创新有限公司 | 具有多清洁面的清洁装置 |
JP2008272147A (ja) * | 2007-04-27 | 2008-11-13 | Kao Corp | 清掃用シート及びその製造方法 |
JP5763283B1 (ja) * | 2015-05-08 | 2015-08-12 | ユニ・チャーム株式会社 | 清掃シートおよび清掃用具 |
JP6473384B2 (ja) * | 2015-05-18 | 2019-02-20 | ユニ・チャーム株式会社 | 清掃シートおよび清掃用具 |
JP6488190B2 (ja) * | 2015-05-18 | 2019-03-20 | ユニ・チャーム株式会社 | 清掃シートおよび清掃用具 |
US20210030250A1 (en) | 2018-04-10 | 2021-02-04 | Kikuo Yamada | Cleaning Sheet |
-
1997
- 1997-11-07 JP JP30537597A patent/JP3544109B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11137503A (ja) | 1999-05-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2312986B1 (en) | Floor cleaning tool with a surrounding capture sheet | |
EP1954173B1 (en) | Cleaning tool | |
EP1294266B1 (en) | Cleaning sheet with particle retaining cavities | |
EP1595490B2 (en) | Cleaning sheet | |
JP3544109B2 (ja) | 粘弾性の粘着材を利用した清掃用シート | |
KR20070048241A (ko) | 먼지 수집 돌출부를 갖는 대걸레 | |
EP2187795A1 (en) | A cleaning material and method of cleaning a surface | |
JP2915840B2 (ja) | 清掃シート | |
JPH0614859A (ja) | 清掃用物品 | |
MXPA06006876A (es) | Herramienta de limpieza para remover particulas de tamano grande y pequeno. | |
JP5464957B2 (ja) | 清掃用シート | |
JP3231993B2 (ja) | 掃除用シート | |
JP3544108B2 (ja) | 清掃用シート | |
KR101699280B1 (ko) | 셀룰로오스 섬유 클린패드 및 그 제조방법 | |
US5855204A (en) | Multi-layer mop | |
JP3361329B2 (ja) | 清掃具のための粘着ロール | |
JP3369839B2 (ja) | 清掃シート | |
JP3740616B2 (ja) | 清掃シート | |
JP2001025454A (ja) | スリッパの裏に付ける不織布のワイパー及び清掃具 | |
JP3740617B2 (ja) | 清掃具 | |
JPH0614858A (ja) | 清掃用物品 | |
JP3956373B2 (ja) | 床用掃除用具の掃除用シート | |
JP2019093083A (ja) | 清掃シート | |
JP4273216B2 (ja) | 清掃用シート | |
JP3080933U (ja) | 清掃用具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040330 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040331 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090416 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090416 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100416 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110416 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120416 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130416 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130416 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140416 Year of fee payment: 10 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |