JP3542897B2 - ソーティングシステム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スーパー、コンビニエンスストアのチェーンストア等向けの配送センタなどで扱われる大量の商品を仕向地(店舗)毎に仕分けるソーティングシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
スーパーマーケットやコンビニエンスストア向けの商品の配送センター等においては各店舗からの注文に応じて各種の商品を受注個数ずつ取扱うことのできる仕分け作業が行われるが、近年においては、この仕分け作業をソーティングシステムを用いて行うことが多くなっている。
【0003】
従来のソーティングシステムは一般的に、各店舗からの発注データに基づいてチェーンコードと便番号毎に、かつ、仕分け先毎に、商品の種別毎に割り当てられた商品コードと指示数とからなる仕分けデータを作成する仕分けコントローラと、作成された仕分けデータに基づいて配送地毎に作業者に対し仕分け指示を指示するコントロールステーションと、配送地毎に対応して設けられ、作業者によって分配される商品を一時的に蓄えるソートエリアとを備える。
【0004】
上記コントロールステーションは、仕分けを実際に行う現場に配置され、テンキー等を有する入力装置、及び商品に貼付され、商品に関する種々の情報が格納されたバーコード情報を読み取るためのスキャナを有する。
また、上記ソートエリアには複数のコンテナが載置されており、このコンテナに対応して商品の分配数を表示するための指示数表示器が備えられている。この指示数表示器は、上記コントロールステーションから送信される仕分けデータに基づいて、分配を行う商品の個数を表示する。
また、この指示数表示器には、完了釦が備えられており、作業者が1つのソートエリアに対して商品の分配を完了した場合、この完了釦を押圧すると、コントロールステーションに対して分配作業が完了した旨が通知される。
【0005】
上記のソーティングシステムにおいては、まず各店舗からの発注データに基づいて仕分けコントローラがチェーンコードと便番号毎に、かつ、仕分け先毎に、商品コードと指示数からなる仕分けデータを作成する。この仕分けデータは上記コントロールステーションに転送される。
仕分けを行う場合、まず作業者はコントロールステーションに設けられた入力装置を操作して、商品チェーンコードと便番号とを入力するとともに、商品に貼付されたバーコードをスキャンして商品に関する情報をコントロールステーションに入力する。
【0006】
作業者の上記操作によって入力された情報に基づいて、コントロールステーションは、仕分けコントローラから転送された仕分けデータ中から該当する仕分けデータを呼び出し、各ソートエリアに設けられた指示数表示器に対して仕分けデータを転送する。この仕分けデータが転送されると各指示数表示器は仕分けを行う商品の個数を表示し、作業者に対して分配すべき商品の個数を知らせる。
【0007】
以上の処理が終了すると、作業者は、上記バーコードで商品番号を読み取らせた商品を所定数カートに搭載し、当該カートをソートエリアを順に移動させながら指示数表示器に表示された個数分の商品をカートからソートエリアに設けられたコンテナに分配する。そして、各コンテナへ分配作業が終了する毎に作業者は指示数表示器に設けられた完了キーを押圧することによって、分配完了を上記コントロールステーションに通知する。
【0008】
作業者は、1つの商品について上記の作業を繰り返し、全てのコンテナに関して作業が終了すると、空となったカートをコントロールステーションの位置まで押して戻っていき、次に分配する商品を載置し、再び上記の作業を行う。
以上の作業を繰り返すことにより全ての商品の仕分けを終了すると、配送先の店舗が必要とする商品が全て仕分けられたことになり、分配された商品が各仕分け地のコンテナを指定の便番号であるトラック便に載せられて各仕分け地に配送されるようになっている。
このような仕分け方式は、種まき方式とも呼ばれている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来のソーティングシステムは、上述したように、一種類の商品の仕分を行う毎に、コントロールステーション対し分配を行う商品に割り当てられた商品コードを入力する必要がある。
従って、作業者は、一種類の商品の仕分けを完了する毎にコントロールステーションの位置まで戻って次に仕分けを行う商品をカートに搭載し、この商品に貼付されたバーコードを読み取ってコントロールステーションに商品コードを入力しなければならず、作業効率が悪いという問題があった。
【0010】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、作業効率を高めることのできるソーティングシステムを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、商品毎に複数の仕向け先と指示数とを記憶し、商品指定操作部から商品が指定操作されると、ソートエリアにある仕向け先コンテナに対応して設けた指示数表示器に該当する指示数を表示し、作業者は指示数に従って商品を複数の商品載置部を有するカートで搬送して前記コンテナに納め、完了キーを押していくソーティングシステムにおいて、
前記カートへの商品載置の際に商品指定操作部から次の商品が指定操作された場合には、先の商品の全ての仕向先に対する仕分けが終了したか否かを判断し、終了したと判断すると、次の商品が指定操作されてあるか否かを判断し、指定操作されてあると判断すると、該当する商品についての指示数を該当する各指示数表示器に表示することを特徴とする。
また、本発明は、次の商品の指示数に指示数表示器の表示を切り換える際に、その旨を作業者に報知する報知手段を備えることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の一実施形態によるソーティングシステムについて詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態によるソーティングシステムの全体構成を示すブロック図である。このソーティングシステムは、スーパーやチェーンストアむけに商品を配送する配送センターに設けられる。
【0013】
図1において、10はコミュニケーション端末であり、スーパーの本部から送信される発注データを受信するためのものである。このコミュニケーション端末10は、例えばモデムやTA(ターミナルアダプタ)を備えており、電話回線を介して送信されてくる発注データを受信する。
また、発注データは、上述のように電話回線等の回線を送信される場合の他に、フロッピーディスク12等の記憶媒体によって発送されてくる場合ある。この場合は、コミュニケーション端末10に設けられたFDD(フロッピー・ディスク・ドライブ装置)によってフロッピーディスク12に記録された内容を読み取ることになる。
【0014】
また、コミュニケーション端末10にはプリンタ14が接続されており、発注データを受信した場合には、発注データの内容が印刷される。
コミュニケーション端末10はLAN用のイーサネット等の通信ケーブルEに接続されている。この通信ケーブルEは、後述するソートデータ作成装置20(LANシステムを管理するサーバである)、コントロールステーションパネル30−1,30−2、及び入荷検査装置50を接続し、これらの装置の間で送受信される種々のデータを伝送する。
【0015】
上記ソートデータ作成装置20は、コミュニケーション端末10において受信され、通信ケーブルEを介して転送される発注データを、チェーン毎に一意に割り当てられたチェーン番号及び仕分け後の商品を発送する便に付された便番号毎のソートデータに変換して記憶し、端末としてのコントロールステーション30−1,30−2ではいつでも読み出して書換えできるようになっている。
【0016】
図2はソートデータのデータ構造を示す説明図である。
ソートデータは、上述のようにチェーン番号及び便番号毎のデータとして扱われるため、チェーン番号D1及び便番号D2毎に区分される。図2に示した例ではチェーン番号として“0123”が付され、便番号として“01”が付されている。
【0017】
チェーン番号D1及び便番号D2に対応して、その便によって配送する商品に関するデータが対応づけられる。商品に関するデータは、図2に示されたように、バーコード番号BC、商品名NA、各仕向先指示数H1〜HN、ケース入数CAからなる。
図2の例において、バーコードBC“4900022”が付された“○○○”という商品は、仕向先Aに対し“1”ケース配送され、仕向先Bに対し“2”ケース配送され、仕向先Cに対し“8”ケース配送され、仕向先Nに対しては配送されず、その商品は1ケース中に12個入っていることを意味する。
【0018】
コントロールステーション30−1,30−2はソートデータ作成装置20から転送されるソートデータ及び作業者の操作により入力される商品コードに基づいて、ソートエリアZ1,Z2に設けられた複数のコンテナ(図示省略)へ分配すべき商品の個数を作業者へ指示する制御を行う。
コントロールステーション30−1,30−2はそれぞれソートエリアZ1,Z2に対応して設けられる。図1においては、ソートエリアZ1,Z2のみを図示しているが、ソートエリアは商品の種類、配送先の数等によって最大数が決定される。
【0019】
コントロールステーション30−1,30−2の具体的な構成は、パネルコンピュータ(パーソナルコンピュータのキーボードとCRTとをタッチパネルに置き換えたもの)からなり、ハードウェアは一般的に市販されているものが用いられる。
図1中32−1,32−2はハンドスキャナであり、作業者の操作によって商品に貼付されたバーコードを読みとることによって上記の商品コードがコントロールステーション30−1,30−2へ入力される。
【0020】
また、図中34−1,34−2はジャーナルプリンタであり、コントロールステーション30−1,30−2で処理されたソートデータの内容を印字する。このジャーナルプリンタ34−1,34−2で印字された内容は、仕分け後の商品に添付され、配送先のスーパー等において発注した商品が発注数分配送されて来たか否かを照合する場合等に使用される。
【0021】
36−1,36−2はジャンクションボックスであり、コントロールステーション30−1,30−2と、パトライト38−1,38−2、大型表示器40−1,40−2、及び複数の指示数表示器42−1,…、42−2,…とをそれぞれ接続し、コントロールステーション30−1,30−2から出力されるデータをその種類に応じて分配する。
【0022】
パトライト38−1,38−2は、ソートエリアZ1,Z2各々に1つ設けられ、仕分け作業を行っている間点灯する。
また、指示数表示器38−1,38−2はソートエリアZ1,Z2各々に1つ設けられコントロールステーション30−1,30−2から転送される仕分けが行われる商品の商品名あるいは商品の総数を表示する。
【0023】
指示数表示器42−1,…は、作業者に対して分配する商品の個数を表示するものであり、ソートエリアZ1内に複数配置され、各々はコンテナ(図示省略)に対応して設けられる。つまり、指示数表示器42−1,…は配送先毎に1つ設けられている。またソートエリアZ2内にも同様な複数の指示数表示器42−2,…が設けられている。
【0024】
図3は指示数表示器42−1,…、42−2,…の正面図である。
図3に示されたように、指示数表示器42−1,…、42−2,…は、作業者に対し、分配する商品の個数を表示する3桁の7セグメント表示部60、分配を終えた後にコントロールステーション30−1,30−2に対してその旨を通知するための完了キー62、キャンセルキー64、及びアドレスナンバー表示部66からなる。
【0025】
7セグメント表示部60は赤色に点灯し、完了キー62は押し釦型の釦であり、例えばコントロールステーション30−1,30−2からソートデータが転送されてから作業者に押圧されるまで点灯する。この完了キー62はランプ及びキャップを有している。
【0026】
アドレスナンバー表示部66は、各指示数表示器42−1,…又は指示数表示器42−2,…に対して一意に割り当られるアドレスナンバーを表示するものである。図2に示されたように、ソートデータは仕向先毎の仕分け数が含まれているため、コントロールステーション30がどの指示数表示器42−1,…又は指示数表示器42−2,…にどの仕向先指示数を転送するかを決定するためにアドレスナンバーが用いられる。
コントロールステーション30−1,30−2には後述する指示数表示器42−1,…、42−2,…に対応させて完了キー62が押圧されたか否かを示すフラグが設けられている。
尚、図1中の入荷検査装置50は、入荷する商品の種類及び個数を検査するものである。
【0027】
次に、以上の構成における本実施形態の動作について説明する。
図4は作業者が行う仕分け作業の作業様子を示す図であり、図5はコントロールステーション30−1,30−2の処理フローを示すフローチャートである。尚、以下の説明においては説明を分かりやすくするため、コントロールステーション30−1,30−2をコントロールステーション30として説明する。また、指示数表示器42−1,…、指示数表示器42−2,…を指示数表示器42,…として説明する。
商品が入荷されてくると、商品の種類毎にトレイ102〜108等に載置され、ベルトコンベア100等によって、仕分けを行うソートエリアZの近傍まで搬送される。
【0028】
作業者はベルトコンベア100等によって搬送された商品をカート110に載置する。このカート110は上段と下段に商品載置部を有しており、作業者は上段及び下段の商品載置部各々に載置する。
コントロールステーション30はチェーン番号、便番号が入力されたか否かを図5中のステップS10において判断する。この判断結果が「NO」である場合には、ステップS10へ戻り、上記判断を繰り返す。
次に、作業者はコントロールステーション30を操作し、チェーン番号、便番号を入力する。
【0029】
作業者によってチェーン番号、便番号が入力されるとコントロールステーション30の処理はステップS12へ進み、作業者が自己に割り当てられた作業者コードを入力する処理へ進む。作業者によって作業者コードが入力されるとステップS14へ進み商品コードを入力する処理へ進む。
【0030】
ステップS14においては、まず作業者がカート110に載置した商品に貼付されたバーコードをハンドスキャナ32によって読みとり、商品コードをコントロールステーション30に入力する。
図6は商品コードを入力する際のコントロールステーション30のタッチパネルの表示画面を示す図である。コントロールステーション30は、実際は多数の指示数表示器42を3つに区分して、その区分毎に別々の商品の指示数を表示できるようになっているが、ここでは説明を分かりやすくするため区分しない場合について説明する。
【0031】
作業者は図6中の表示領域DP1に「商品No.を指定して下さい」と表示されている状態において、タッチパネルに表示された釦PB1の位置を押圧しながらハンドスキャナ32によって1つの商品に貼付されたバーコードをまず読みとる。読みとられたバーコード中に含まれる商品コードはコントロールステーションに入力される。
【0032】
カート110に載置された1つの商品の商品コードの入力が完了する、コントロールステーション30のタッチパネルの表示画面は図7に示されるようになる。図7は1つの商品コードを入力した後のコントロールステーション30のタッチパネルの表示画面を示す図である。
【0033】
図7において、表示された釦PB1の内部位置に上記の作業にて読みとられた商品名、ケース入り数等が表示される。図7に示された例においては、商品名として「手巻きおにぎり」が表示され、「(ケース入り数 12個)」と表示され、その近傍の表示領域DP2に仕分け作業者が表示される。
また、表示領域DP1の表示内容が「作業中」と変わるとともに、表示領域DP1の一角に先読み釦Rが表示される。
【0034】
この先読み釦Pは先に商品コードを読み込んだ商品の仕分け処理を行う前に、予め次に仕分けを行う商品の商品コードをコントロールステーション30に入力するためのものである。
いま、カート110には2種類の商品が載置されているので、作業者は2つめの商品の商品コードを入力するために、先読み釦Rが表示された位置を押圧する。先読み釦Rが押圧されると、タッチパネルの表示画面は図8に示されたように変化する。
【0035】
図8は商品コードの先読みを行う際のコントロールステーション30のタッチパネルの表示画面を示す図である。図8に示されたように、表示領域DP1に「商品No.を指定して下さい」と表示される。
表示領域DP1に「商品No.を指定して下さい」と表示されている状態において、タッチパネルに表示された釦PB2の位置を押圧しながらハンドスキャナ32によって1つの商品に貼付されたバーコードをまず読みとる。読みとられたバーコード中に含まれる商品コードはコントロールステーションに入力される。
【0036】
先読みが終了すると、タッチパネルの表示画面が図7に示されたように、表示領域DP1には「作業中」と表示され、表示された釦PB2の内部位置に上記の作業にて読みとられた商品名、ケース入り数等が表示される。
また、表示領域DP1の一角に先読み釦Rが表示されるが、今の説明においては、2種類の商品をカート110に載置した場合を例に挙げて説明しているので、作業者は先読み釦Rを押圧せずに仕分け作業を開始する。
【0037】
以上の処理が終了すると、コントロールステーション30は、ステップS10において入力されたチェーン番号、便番号、及び先に入力された商品コードに該当するソートデータを呼び出し、複数の指示数表示器42,…へ転送する。ソートデータが転送されてくると、指示数表示器42,…は、ソートデータ中の仕向先指示数H1〜HNから該当する仕向先指示数を表示する。仕向先指示数を表示すると指示数表示器42,…は完了キー62を点灯させる(ステップS16)。また、コントロールステーション30はフラグをクリアする処理を行う。
更に、図1中の大型表示器40−1又は40−2には仕分けを行う商品の商品名が表示される。
【0038】
以上の処理が終了すると、各指示数表示器42,…には仕分けを行うべき商品の個数が表示されることになるので、作業者は先に商品コードを読みとらせた商品の仕分け作業を開始する。仕分けを行う作業は、まず指示数表示器42に表示された数を見て、その指示数表示器42に対応するコンテナ112に商品を表示された数だけ分配し、指示数表示器42の完了キー62を押圧する。作業者はこの作業を異なる指示数表示器42に対して繰り返し行う。
【0039】
作業者が完了キー62を押圧すると、完了キー62が押圧された指示数表示器42からコントロールステーション30にその旨が通知され、コントロールステーション30はその指示数表示器42に対応するフラグをセットする処理を行う(ステップS18)。また指示数表示器42は、7セグメント表示部60の表示を「−−−」とするとともに完了キー62を消灯させる。
【0040】
ステップS20の処理においては、全ての仕向地に対して仕分けが完了したか否かが判断される。この処理はコントロールステーション30が、指定された商品について全仕向先に対するフラグがセットされたか否かによって行われる。
この判断結果が「NO」である場合、処理はステップS22へ進む。ステップS22では図7に示した先読みキーRが押圧されたか否かが判断される。この処理は、作業者が仕分けを行っている際に次に仕分けを行う商品データを入力する場合も考慮した処理である。
【0041】
この判断結果が「NO」である場合には処理はステップS18へ戻る。一方、ステップS22における判断結果が「YES」の場合には、処理がステップS24へ進み、商品コードを入力する処理が行われる。この処理は図8で示した処理と同様である。商品コードが入力されると、コントロールステーション30に記憶される(ステップS26)。以上の処理が終了するとステップS18の処理へ戻る。
【0042】
一方、ステップS20における判断結果が「YES」の場合、つまり全ての仕向地に対して仕分けが完了したと判断された場合には、処理はステップS28へ進む。
ステップS28では作業者に対し、仕分けを行っている商品に対して全ての仕向地への仕分けが終了した旨を報知する処理が行われる。
この処理は、まずコントロールステーション30から、同一のソートエリアZ内の全指示数表示器42に対して1つの商品に関し仕分けが終了した旨が通知される。
【0043】
上記通知及び転送がされると各指示数表示器42は、7セグメント表示部60や完了キー62を数秒間点滅させて、作業者に表示内容が次の商品のものに切り替わることを報知する。この報知は指示数表示器42にブザーを設け聴覚によってその旨を報知するようにしてもよい。
作業者への報知処理が終了すると、処理はステップS30へ進み、次に仕分けを行う商品の商品コードが入力されているか否かが判断される。
【0044】
本実施形態においては、ステップS14において、2つの商品コードが入力されており、ステップS28においてはその内の1つの商品の仕分けが終了した場合を例に挙げて説明しているため、コントロールステーション30には、カート110に載置されたもう1種の商品の商品コードが格納されている。従って、ステップS30の判断結果は「YES」となる。ステップS30の判断結果が「YES」の場合はステップS32へ進み、コントロールステーション30内に記憶されている商品コードを読み出す処理が行われる。
ステップS32の処理が終了すると、ステップS16の処理へ戻り、各指示数表示器42に対して読み出された商品データのソートデータが転送され、次に仕分けを行う商品の数が表示される。
【0045】
一方、ステップS30における判断結果が「NO」の場合には、処理はステップS34へ進み、同一のチェーン番号、便番号のソートデータに対する仕分け作業が終了したか否かが判断される。この判断結果が「NO」の場合には。ステップS14の処理へ戻り、次に仕分けを行う商品の商品コードを入力する処理が行われる。
ステップS34の判断結果が「YES」の場合には、ステップS10へ戻り次に仕分けを行うチェーン店、便番号を入力する処理が行われる。
【0046】
全商品について仕分けが終了すると、コントロールステーション30においてチェーン番号、便番号、作業者コード、商品コード、仕向先毎のソート数が実績データとして記憶されるため、後に仕分けミスが生じた場合に仕分けを行った担当者等を特定できる。
尚、本発明は上記の実施形態に限定されず、本発明の範囲内で変更が自由である。例えば、図5中のステップS14で説明した商品コードの先読みは次の商品だけに限られず、さらにその次以降に仕分けを行う商品に対しても順次行い、順次商品コードを記憶するようにしてもよい。
【0047】
また、図4に示したようにソートエリアZ内においてはコンテナ112が列状に配置されており、作業者はコンテナ112の配列方向に沿った直線的な移動を行いながら作業を行う例を挙げて説明したが、これに限られず、コンテナ112を円形に配置したり絳うような移動になる配置にしてもよい。
また、指示数表示器の次の商品についての切り換えは、全仕向先への仕分けが終了したら操作するキーを設けて、このキーが操作されたら切り換えるようにしてもよい。
【0048】
また、前記切換は、サーバが前記と同様なフラグにより全仕向先への仕分けが終了したことを判断してコントロールステーションに切り換えを指示するようにしてもよいし、また、LANシステムではなくスタンドアロンのコントロールステーションで全ての制御を行ってもよい。
また、先読みを行った次の商品番号の記憶場所はサーバなど容易に読み出せる所であればどこでもよく、しかも、前記商品番号の代わりに該当するソートデータを記憶してもよい。
【0049】
また、先読みを行うタイミングは、前の商品の仕分けが全仕向先について終了する前であれば、前の商品番号の入力と同時でなくともよい。例えば、前の商品の数量が多くて一度にカートに載せられない場合は、仕分け作業の途中で残りの商品を取りにコントロールステーションの位置に戻った際に先読み作業を行う、あるいは、前の商品の仕分け作業がコントロールステーションから近い位置の内に行えば作業効率は向上する。
【0050】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明によれば、商品指定操作を次以降の商品についても一度に行うことができるので、仕分けを行う商品が変わる毎にソートエリアから商品指定操作部の所に戻る必要がなくなり、作業効率が向上するという効果がある。
また、一種類の商品についてのソーティングが終了してから次の商品についての指示数を表示するために、どの商品についての指示数表示かが明確となり仕分けミスを低減できるという効果がある。
また、通知によって指示数表示器の表示の切り換えを作業者が容易に知ることができるため、どの商品についての指示数表示かが分かりやすくなるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるソーティングシステムの全体構成を示すブロック図である。
【図2】ソートデータのデータ構造を示す説明図である。
【図3】指示数表示器42−1,…、42−2,…の正面図である。
【図4】作業者が行う仕分け作業の作業様子を示す図である。
【図5】コントロールステーション30−1,30−2の処理フローを示すフローチャートである。
【図6】商品コードを入力する際のコントロールステーション30のタッチパネルの表示画面を示す図である。
【図7】1つの商品コードを入力した後のコントロールステーション30のタッチパネルの表示画面を示す図である。
【図8】商品コードの先読みを行う際のコントロールステーション30のタッチパネルの表示画面を示す図である。
【符号の説明】
30,30−1,30−2 コントロールステーション(商品指定操作部)
Z,Z1,Z2 ソートエリア
112,… コンテナ(仕向け先コンテナ)
42,42−1,…,42−2,… 指示数表示器(報知手段)

Claims (2)

  1. 商品毎に複数の仕向け先と指示数とを記憶し、商品指定操作部から商品が指定操作されると、ソートエリアにある仕向け先コンテナに対応して設けた指示数表示器に該当する指示数を表示し、作業者は指示数に従って商品を複数の商品載置部を有するカートで搬送して前記コンテナに納め、完了キーを押していくソーティングシステムにおいて、
    前記カートへの商品載置の際に商品指定操作部から次の商品が指定操作された場合には、先の商品の全ての仕向先に対する仕分けが終了したか否かを判断し、終了したと判断すると、次の商品が指定操作されてあるか否かを判断し、指定操作されてあると判断すると、該当する商品についての指示数を該当する各指示数表示器に表示する
    ことを特徴とするソーティングシステム。
  2. 次の商品の指示数に指示数表示器の表示を切り換える際に、その旨を作業者に報知する報知手段を備えることを特徴とする請求項1記載のソーティングシステム。
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