JP3542008B2

JP3542008B2 - Optical fiber holder and optical fiber core fixing method

Info

Publication number: JP3542008B2
Application number: JP4885098A
Authority: JP
Inventors: 雅弘長谷川; 徹有川; 和宏瀧澤; 泰博玉木
Original assignee: Fujikura Ltd
Current assignee: Fujikura Ltd
Priority date: 1998-02-13
Filing date: 1998-02-13
Publication date: 2004-07-14
Anticipated expiration: 2018-02-13
Also published as: JPH11231164A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は，光コネクタ組立用治具あるいは光ファイバ加工機器用治具等として用いられる光ファイバホルダに関する。
【０００２】
【従来の技術】
一般に，例えば簡易組み立て単心光コネクタを組み立てる場合，光ファイバ心線の被覆を除去する際および光コネクタを組み立てる際に，光ファイバ心線を精度よく位置決め固定するための固定治具として，光ファイバホルダが使用されている。また，光ファイバ切断装置や光ファイバ融着接続装置等の光ファイバ加工機器においては，光ファイバ心線を機器上で精度良く位置決め固定するための固定治具として光ファイバホルダが用いられる。
【０００３】
この種の従来の光ファイバホルダはいずれも，光ファイバ心線用のものであった。この種の従来の光ファイバホルダの一例を図８，図９に示す。図８は従来の光ファイバホルダ１の平面図，図９は使用状態の側面図である。この光ファイバホルダ１は，ホルダ本体２の上面に，光ファイバ心線３を位置決め収容する調心溝４を長手方向の全長にわたって設けるとともに，この調心溝３に収容した光ファイバ心線３を把持するための蓋体５，５をホルダ本体２にヒンジ軸７を介して開閉可能に取り付けた構造である。また，蓋体は光ファイバ心線２を挟持する際の主として作業性の面から２つに分割しているが，図示の通り，両蓋体５，５はほぼ隙間なく隣接して設けられている。なお，図８は一方の蓋体５を開いた状態で示している。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の光ファイバホルダ１は光ファイバ心線用であり，光ファイバコードに対しては使用できない。図７に光ファイバコードの一例を示す。図７の光ファイバコード３０は単心であり，光ファイバ心線３１の周囲を抗張力繊維（引っ張り強度補強材：一般にケブラが使用されている）３２で被覆し，さらにその周囲をＰＶＣ（ポリ塩化ビニル）外被３３で覆った構造である。具体的寸法の一例を示すと，光ファイバ心線３１の外径（２次被覆外径）が０．９ｍｍ，光ファイバコード３０の外径（ＰＶＣ外皮３３の外径）が１．５ｍｍあるいは２．０ｍｍあるいは２．８ｍｍ等である。このような光ファイバコード３０を光ファイバホルダで固定するには，光ファイバコード３０の先端部のＰＶＣ外被３３を除去し，ハサミ等では簡単に切れない抗張力繊維３２をほぐし光ファイバ心線３１の周囲から離してファイバ心線３１を把持する必要がある。
しかし，従来の光ファイバホルダ１では，これを光ファイバコード用とするために，仮に図８において長手方向全長にわたる調心溝４の右側約半分をコード部収容のための溝として大きくしたとしても，光ファイバ心線３１の周囲から離した前記抗張力繊維３２の取り出し処理が困難である。
【０００５】
本発明は上記従来の欠点を解消するためになされたもので，光ファイバコードの先端部における光ファイバ心線およびコード部をしっかりと把持することができるとともに，その際の抗張力繊維の処理が容易な光ファイバホルダを提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する本発明は、ホルダ本体とこのホルダ本体にホルダ幅方向一端側のヒンジ軸を介してそれぞれ独立して開閉可能に取り付けられたコード部把持用の蓋体及び光ファイバ心線把持用の蓋体とからなる光ファイバホルダであって、
前記ホルダ本体の上面の長手方向の片側に光ファイバコードの露出させた光ファイバ心線を位置決め収容する調心溝、他側にコード部を収容するコード部用溝を設けるとともに、前記調心溝とコード部用溝との間に、光ファイバ心線の周囲の抗張力繊維を引き出すための、ホルダ幅方向両側に抜ける溝状の空間部を形成したことを特徴とする。
請求項２は、光ファイバ心線の周囲に抗張力繊維を配置しその外側に外皮を被せた光ファイバコードの先端部の所定長さについて前記外皮を除去して光ファイバ心線を露出させた場合に、請求項１の光ファイバホルダを用いて光ファイバ心線をコード部とともに固定する光ファイバ心線固定方法であって、
光ファイバコードのコード部を前記コード部用溝に収容しかつ光ファイバ心線部を前記調心溝に収容し、前記抗張力繊維を二方向に分けて前記溝状の空間部を通してホルダ幅方向両側にそれぞれ引き出しかつそれぞれ後方に引き回しておき、次いで光ファイバコード把持用の蓋体を被せてコード部を把持固定し、光ファイバ心線把持用の蓋体を被せて光ファイバ心線を把持固定することを特徴とする。
【０００７】
【発明の実施の形態】
以下，本発明の実施の形態を図１〜図６に示した一実施例の光ファイバホルダを参照して説明する。
図１は本発明の一実施例の光ファイバホルダ１１の斜視図，図２は同平面図，図３は図２のＡ−Ａ断面図，図４（イ）は図２のＢ−Ｂ断面図，図４（ロ）は図２のＣ−Ｃ断面図である。また，図５，図６にこの光ファイバホルダ１１で光ファイバコード３０を把持する状況を模式図で示す。なお，本発明の光ファイバホルダ１１が対象とする光ファイバコード３０は，例えば図７で説明したような構造・寸法であるが，当然これに限定されない。これらの図に示すように，この光ファイバホルダ１１は，プラスチック製のホルダ本体１２と，このホルダ本体１２に開閉可能に取り付けられた鋼製の２つの蓋体１３，１４とからなっている。
【０００８】
ホルダ本体１１には，その上面の長手方向の片側に光ファイバコード３０の露出させた光ファイバ心線３１を位置決め収容する断面Ｖ字形の調心溝１５，他側にコード部３０ａを収容するコード部用溝１６を設け，その中間部にコード部用溝１６と同じ深さでホルダ本体１２の幅方向に突き抜ける溝状の空間部１７を形成している。この空間部１７は，後述するように光ファイバ心線３１の周囲の抗張力繊維３２を引き出すためのものである。
【０００９】
前記調心溝１５は，一方の蓋体１３側の後述の挟持部材２４が係合する浅い係合溝２０の中央に形成している。また，ホルダ本体１２には，鋼製である蓋体１３，１４をそれぞれ吸着するためのマグネット２１を微小寸法没するように埋設している。
【００１０】
前記の一方の蓋体１３は前記調心溝１５に収容された光ファイバ心線３１を挟持するためのもの，他方の蓋体１４は前記コード部溝１６に収容されたコード部３０ａを挟持するためのものであり，両蓋体１３，１４は，ホルダ本体１２の側部に貫通させたヒンジ軸２３を介してホルダ本体１２に開閉可能に取り付けられている。そして，両蓋体１３，１４間は，前記空間部１７の上方を覆わないように図示の通り互いに離間している。また，蓋体１３の内側面の中央に光ファイバ心線３１を押さえるプラスチックからなる挟持部材２４を設け，蓋体１４の内面側の中央にコード部３０ａを押さえるゴムからなる挟持部材２５を設けている。
【００１１】
上記の光ファイバホルダ１１で光ファイバコードを把持する作業について説明する。予め，光ファイバコードの先端部の所定の長さについてＰＶＣ外皮を除去して抗張力繊維を露出させ，次いでその露出させた抗張力繊維をほぐして光ファイバ心線から離し，光ファイバ心線を露出させておく。
そして，図５に示すように，光ファイバホルダ１１の両蓋体１３，１４を開いた状態で，前述の処理を施した光ファイバコード３０の露出させた光ファイバ心線３１を調心溝１５に収容し，コード部３０ａをコード部用溝１６に収容する。この場合，抗張力繊維３２は，図示のように，ホルダ本体１２の調心溝１５とコード部用溝１６との間に形成されている空間部１７の幅方向両側から引き出し，後方に引き回しておく。次いで，図６に示すように，両蓋体１３，１４を閉ざす。この時，鋼製である両蓋体１３，１４はホルダ本体１２側のマグネット２１に吸着されるので，ホルダ本体１２と蓋体１３，１４とはこの吸着力で光ファイバ心線３１またはコード部３０ａを把持する。なお，光ファイバ心線３１はホルダ本体１２と蓋体１３とでしっかりと固定されるが，抗張力繊維３２とＰＶＣ外皮３３との間はルーズなので，コード部３０ａはしっかりと固定というほどではなく，固定された光ファイバ心線３１に無理な力が加わらないような安定な把持がされる。
【００１２】
なお，光ファイバ心線の被覆を除去する際には，ホルダ本体１２から光ファイバ心線３１が滑らないように，光ファイバ心線３１を一定の力でしっかりと把持する必要がある。そこで，光ファイバ心線３１を把持する部分の長さすなわち上記の調心溝１５および蓋体１３の長さを，光ファイバ心線３１を一定の力で把持できる長さに設定している。
【００１３】
上記のように光ファイバホルダ１１で把持された光ファイバコード１１は，光ファイバ心線の被覆を除去する場合であれば，この光ファイバホルダ１１を光ファイバ心線被覆除去装置の光ファイバホルダ装着部に装着する。また，光ファイバ心線の被覆を除去した後の光コネクタ組立を行う場合であれば，光コネクタにこの光ファイバホルダごと装着して組み立てる。
【００１４】
なお，本発明の光ファイバホルダは，光ファイバ切断装置や光ファイバ融着接続装置における光ファイバ心線固定治具として用いることもできる。この場合は，光ファイバコードを固定した本発明の光ファイバホルダを光ファイバ切断装置や光ファイバ融着接続装置の光ファイバホルダ装着部に装着する。その他，利用形態は特に限定されるものではない。
【００１５】
なお、実施例では抗張力繊維を引き出すための空間部１７を、両蓋体１３、１４間の間隙と一致させているが、必ずしも一致させなくてよい。空間部は両蓋体１３、１４の間隙より広くても狭くてもよい。また、実施例の空間部１７は、コード部用溝１６の底面と同レベルであるが、この空間部はコード部用溝１６より深くても浅くてもよい。
【００１６】
なお，実施例では，両蓋体１３，１４が空間部１７を覆わないように，両蓋体１３，１４を互いに離間して設けているので，抗張力繊維３２をホルダ本体１２の外側に引き出す処理が容易であるが，両蓋体１３，１４を近接ないし接触させて設けることを除外するものではない。この場合でも，抗張力繊維３２を引き出す処理を両蓋体１３，１４が開いた状態でしか行わないのであれば，空間部１７の存在のみで十分抗張力繊維３２の引き出し処理が可能である。ただし，蓋体１３をほぼ閉じた状態で光ファイバ心線３１を調心溝１５に挿入する作業を行う場合は，蓋体１３が空間部１７を覆わないようにする必要がある。
【００１７】
また，実施例では単心の光ファイバコードを対象とする光ファイバホルダについて説明したが，複数の光ファイバ心線を有する多心光ファイバコードに本発明を適用することも可能である。但し，この場合のホルダ本体に設ける調心溝は，複数の光ファイバ心線を位置決め収容できるように，その多心光ファイバコードの構造・寸法に応じて適宜変更する。なお，多心光ファイバコードとしては，個々の光ファイバ心線毎に抗張力繊維およびＰＶＣ外皮を持つ構造のもの，および束にした複数の光ファイバ心線の周囲を抗張力繊維を設けさらにＰＶＣ外皮で被覆した丸形のもののいずれにでもよい。
【００１８】
【発明の効果】
本発明によれば，ホルダ本体の片側に光ファイバ心線用の調心溝，他側にコード部用のコード部用溝を設けるとともに，調心溝とコード部用溝との間に，光ファイバ心線の周囲の抗張力繊維を引き出すための空間部を形成したので，次のような効果が得られた。
▲１▼抗張力繊維を引き出す空間部があるので抗張力繊維の処理が容易になり，これにより，光ファイバコードの先端の光ファイバ心線だけでなくコード部をも把持することが可能となり，光ファイバ心線を無理な力が加わらない状態でしっかりと固定することが可能となった。
▲２▼これにより，光コネクタ組立における光ファイバコードの光ファイバ心線の被覆除去および光コネクタの組み立て作業が著しく容易になった。また，光ファイバ切断装置や光ファイバ融着接続装置等の光ファイバ加工機器における固定治具として用いた場合には，同様にそれらの加工が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の光ファイバホルダの一実施例を示す斜視図である。
【図２】図１の光ファイバホルダの平面図である。
【図３】図２のＡ−Ａ断面図である。
【図４】（イ）は図２のＢ−Ｂ断面図（ロ）は図２のＣ−Ｃ断面図である。
【図５】上記の光ファイバホルダで光ファイバコードを把持する際に，抗張力繊維の処理を行う状況を説明する図であり，蓋体を開いた状態の模式図である。
【図６】図５に続いて蓋体を閉じた状態の模式図である。
【図７】本発明の光ファイバホルダが対象とする光ファイバコードの一例を示す断面図である。
【図８】従来の光ファイバホルダの，一方の蓋体を開いた状態の平面図である。
【図９】図８の光ファイバホルダで光ファイバ心線を把持した状態の側面図である。
【符号の説明】
１１光ファイバホルダ
１２ホルダ本体
１３，１４蓋体
１５調心溝
１６コード部用溝
１７空間部
２０係合溝
２１マグネット
２３ヒンジ軸
２４，２５挟持部材
３０光ファイバコード
３０ａコード部
３１光ファイバ心線
３２抗張力繊維
３３ＰＶＣ外皮[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an optical fiber holder used as an optical connector assembling jig or an optical fiber processing equipment jig.
[0002]
[Prior art]
In general, for example, when assembling a simple-assembly single-core optical connector, removing the coating of the optical fiber core, and assembling the optical connector, the optical fiber is used as a fixing jig for accurately positioning and fixing the optical fiber core. Holders are used. In an optical fiber processing device such as an optical fiber cutting device or an optical fiber fusion splicing device, an optical fiber holder is used as a fixing jig for accurately positioning and fixing an optical fiber core wire on the device.
[0003]
Conventional optical fiber holders of this type are all for optical fiber cores. An example of this type of conventional optical fiber holder is shown in FIGS. FIG. 8 is a plan view of the conventional optical fiber holder 1, and FIG. 9 is a side view in a used state. In the optical fiber holder 1, an alignment groove 4 for positioning and housing the optical fiber core 3 is provided on the upper surface of the holder body 2 over the entire length in the longitudinal direction, and the optical fiber core 3 housed in the alignment groove 3 is provided. This is a structure in which lids 5 and 5 for gripping are attached to the holder main body 2 via a hinge shaft 7 so as to be openable and closable. The lid is divided into two parts mainly in terms of workability when the optical fiber core wire 2 is clamped. However, as shown in the figure, the two lids 5, 5 are provided adjacent to each other with almost no gap. I have. FIG. 8 shows a state in which one lid 5 is opened.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
The above-mentioned conventional optical fiber holder 1 is for an optical fiber cord, and cannot be used for an optical fiber cord. FIG. 7 shows an example of the optical fiber cord. The optical fiber cord 30 shown in FIG. 7 has a single core, and the periphery of the optical fiber core 31 is covered with a tensile strength fiber (tensile strength reinforcing material: generally Kevlar) 32, and the periphery is further covered with PVC (poly chloride). (Vinyl) The structure is covered with a jacket 33. As an example of specific dimensions, the outer diameter of the optical fiber core wire 31 (the outer diameter of the secondary coating) is 0.9 mm, and the outer diameter of the optical fiber cord 30 (the outer diameter of the PVC sheath 33) is 1.5 mm or 2 mm. 0.0 mm or 2.8 mm. In order to fix such an optical fiber cord 30 with an optical fiber holder, the PVC jacket 33 at the tip of the optical fiber cord 30 is removed, and the tensile strength fiber 32 which cannot be easily cut with scissors or the like is loosened and the optical fiber core 31 is removed. It is necessary to hold the fiber core 31 away from the periphery of the optical fiber.
However, in the conventional optical fiber holder 1, even if the right half of the centering groove 4 extending over the entire length in the longitudinal direction in FIG. It is difficult to take out the tensile strength fiber 32 separated from the periphery of the optical fiber 31.
[0005]
SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made to solve the above-mentioned conventional drawbacks, and it is possible to firmly grasp an optical fiber core wire and a cord portion at a distal end portion of an optical fiber cord, and at the same time, to treat a tensile strength fiber easily. It is an object of the present invention to provide a simple optical fiber holder.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
An object of the present invention to solve the above-mentioned problem is to provide a holder body and a cover for holding a cord part and an optical fiber core holder which are independently and closably attached to the holder body via a hinge shaft on one end side in the holder width direction. An optical fiber holder comprising a lid for
An aligning groove for positioning and housing the exposed optical fiber core wire on one side of the upper surface of the holder main body in the longitudinal direction, and a cord portion groove for housing the cord portion are provided on the other side, and the aligning groove is provided. A groove-shaped space is formed between the groove and the groove for the cord portion. The groove- shaped space is drawn out on both sides in the width direction of the holder for drawing out the tensile strength fiber around the optical fiber.
Claim 2 is a case where the tensile strength fiber is arranged around the optical fiber core wire, and the outer sheath is removed by exposing the optical fiber core wire for a predetermined length of the distal end portion of the optical fiber cord whose outer sheath is covered. An optical fiber core fixing method for fixing an optical fiber core together with a cord part using the optical fiber holder according to claim 1,
The cord portion of the optical fiber cord is accommodated in the cord portion groove, and the optical fiber core portion is accommodated in the alignment groove, the tensile strength fiber is divided into two directions, and both sides in the holder width direction are passed through the groove-shaped space portion. , Respectively, and pulled backwards, respectively, and then cover the optical fiber cord with a cover for grasping and fixing the cord portion, cover the cover for holding the optical fiber core, and grasp and fix the optical fiber core. It is characterized by the following.
[0007]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to an optical fiber holder of one embodiment shown in FIGS.
FIG. 1 is a perspective view of an optical fiber holder 11 according to one embodiment of the present invention, FIG. 2 is a plan view of the same, FIG. 3 is a sectional view taken along line AA of FIG. 2, and FIG. FIG. 4 (b) is a cross-sectional view taken along the line CC of FIG. FIGS. 5 and 6 are schematic views showing a situation where the optical fiber cord 30 is gripped by the optical fiber holder 11. The optical fiber cord 30 targeted by the optical fiber holder 11 of the present invention has the structure and dimensions as described with reference to FIG. 7, for example, but is not limited to this. As shown in these figures, the optical fiber holder 11 includes a plastic holder main body 12 and two steel lids 13 and 14 attached to the holder main body 12 so as to be openable and closable.
[0008]
The holder main body 11 has a centering groove 15 having a V-shaped cross section for positioning and housing the exposed optical fiber core 31 of the optical fiber cord 30 on one side in the longitudinal direction of the upper surface thereof, and a cord for housing the cord portion 30a on the other side. A groove 16 is provided in the middle part of the groove 16, and a groove-shaped space 17 is formed at the same depth as the groove 16 for the code part so as to penetrate in the width direction of the holder body 12. The space 17 is for drawing out a tensile fiber 32 around the optical fiber 31 as described later.
[0009]
The alignment groove 15 is formed at the center of a shallow engagement groove 20 on one lid 13 side with which a holding member 24 described later is engaged. Further, in the holder main body 12, magnets 21 for adsorbing the lids 13 and 14, which are made of steel, are embedded so as to be submerged in a minute dimension.
[0010]
The one lid 13 is for holding the optical fiber 31 accommodated in the alignment groove 15, and the other lid 14 is for holding the cord portion 30 a accommodated in the cord groove 16. The two lids 13 and 14 are attached to the holder main body 12 via a hinge shaft 23 penetrating through the side of the holder main body 12 so as to be openable and closable. The two lids 13 and 14 are separated from each other as shown so as not to cover the space 17. Also, a holding member 24 made of plastic for holding the optical fiber 31 is provided at the center of the inner surface of the lid 13, and a holding member 25 made of rubber for holding the cord portion 30 a is provided at the center of the inner surface of the cover 14. I have.
[0011]
The operation of holding the optical fiber cord with the optical fiber holder 11 will be described. Beforehand, the PVC sheath is removed for a predetermined length of the end portion of the optical fiber cord to expose the tensile strength fiber, and then the exposed tensile strength fiber is loosened and separated from the optical fiber core to expose the optical fiber core. Keep it.
Then, as shown in FIG. 5, with the lids 13 and 14 of the optical fiber holder 11 opened, the exposed optical fiber core 31 of the optical fiber cord 30 subjected to the above-described processing is aligned with the alignment groove 15. The cord portion 30a is accommodated in the cord portion groove 16. In this case, the tensile strength fibers 32 are drawn out from both sides in the width direction of the space portion 17 formed between the alignment groove 15 of the holder main body 12 and the groove 16 for the cord portion as shown in the figure, and are routed rearward. . Next, as shown in FIG. 6, the lids 13 and 14 are closed. At this time, since both the lids 13 and 14 made of steel are attracted to the magnet 21 on the holder main body 12 side, the holder main body 12 and the lids 13 and 14 are attached to the optical fiber core 31 or the cord portion by this attractive force. Hold 30a. Although the optical fiber 31 is firmly fixed by the holder body 12 and the lid 13, since the space between the tensile strength fiber 32 and the PVC sheath 33 is loose, the cord portion 30a is not so firmly fixed. Stable gripping is performed such that no excessive force is applied to the fixed optical fiber core 31.
[0012]
When removing the coating of the optical fiber core, it is necessary to firmly hold the optical fiber 31 with a certain force so that the optical fiber 31 does not slip from the holder body 12. Therefore, the length of the portion holding the optical fiber 31, that is, the length of the alignment groove 15 and the lid 13 is set to a length that can hold the optical fiber 31 with a constant force.
[0013]
If the optical fiber cord 11 gripped by the optical fiber holder 11 as described above is used to remove the coating of the optical fiber core, the optical fiber holder 11 is attached to the optical fiber holder of the optical fiber core coating removing device. Attach to the part. In the case of assembling the optical connector after removing the coating of the optical fiber core, the optical connector is attached to the optical connector together with the optical fiber holder.
[0014]
The optical fiber holder of the present invention can be used as an optical fiber core fixing jig in an optical fiber cutting device or an optical fiber fusion splicing device. In this case, the optical fiber holder of the present invention to which the optical fiber cord is fixed is mounted on the optical fiber holder mounting portion of the optical fiber cutting device or the optical fiber fusion splicing device. In addition, the use form is not particularly limited.
[0015]
In the embodiment, the space 17 for pulling out the tensile strength fiber is made to coincide with the gap between the lids 13 and 14, but it is not always necessary to make it coincide. The space may be wider or narrower than the gap between the lids 13 and 14. Further, the space 17 in the embodiment is at the same level as the bottom surface of the code groove 16, but this space may be deeper or shallower than the code groove 16 .
[0016]
In the embodiment, since the two lids 13 and 14 are provided apart from each other so as not to cover the space 17, the process of pulling the tensile strength fiber 32 out of the holder main body 12 is performed. However, this does not exclude the provision of the two lids 13 and 14 in close proximity or in contact with each other. Even in this case, if the process of pulling out the tensile strength fiber 32 is performed only in a state where both the lids 13 and 14 are open, the pull-out process of the tensile strength fiber 32 can be sufficiently performed only by the presence of the space 17. However, when the operation of inserting the optical fiber 31 into the alignment groove 15 with the cover 13 substantially closed is required, the cover 13 must not cover the space 17.
[0017]
In the embodiment, the optical fiber holder for a single-core optical fiber cord has been described. However, the present invention can be applied to a multi-core optical fiber cord having a plurality of optical fiber cores. However, the alignment groove provided in the holder body in this case is appropriately changed according to the structure and dimensions of the multi-core optical fiber cord so that a plurality of optical fibers can be positioned and accommodated. The multi-core optical fiber cord has a structure in which a tensile fiber and a PVC sheath are provided for each individual optical fiber core, and a tensile fiber is provided around a plurality of bundled optical fiber cores, and the PVC sheath is used. Any of the coated round shapes may be used.
[0018]
【The invention's effect】
According to the present invention, an aligning groove for an optical fiber core is provided on one side of the holder body, and a cord section for a cord section is provided on the other side, and an optical fiber is provided between the aligning groove and the cord section groove. Since the space around the fiber core for drawing out the tensile strength fiber was formed, the following effects were obtained.
(1) Since there is a space for drawing out the tensile strength fiber, the treatment of the tensile strength fiber is facilitated, so that not only the optical fiber core wire at the tip of the optical fiber cord but also the cord portion can be gripped, and the optical fiber can be grasped. It is now possible to securely fix the core without applying excessive force.
{Circle around (2)} As a result, in the assembly of the optical connector, the removal of the coating of the optical fiber cord of the optical fiber cord and the assembling work of the optical connector are remarkably facilitated. In addition, when used as a fixing jig in an optical fiber processing device such as an optical fiber cutting device or an optical fiber fusion splicing device, the processing thereof is similarly facilitated.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing one embodiment of an optical fiber holder of the present invention.
FIG. 2 is a plan view of the optical fiber holder of FIG.
FIG. 3 is a sectional view taken along line AA of FIG. 2;
4A is a sectional view taken along line BB of FIG. 2; FIG. 4B is a sectional view taken along line CC of FIG. 2;
FIG. 5 is a view for explaining a situation in which a tensile strength fiber is treated when the optical fiber cord is gripped by the optical fiber holder, and is a schematic view showing a state in which a lid is opened.
FIG. 6 is a schematic view showing a state where a lid is closed, following FIG. 5;
FIG. 7 is a cross-sectional view showing an example of an optical fiber cord targeted for the optical fiber holder of the present invention.
FIG. 8 is a plan view of a conventional optical fiber holder with one lid opened.
9 is a side view of a state where the optical fiber core wire is gripped by the optical fiber holder of FIG. 8;
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 11 Optical fiber holder 12 Holder main bodies 13 and 14 Lid 15 Alignment groove 16 Cord part groove 17 Space part 20 Engagement groove 21 Magnet 23 Hinge shaft 24 and 25 Clamping member 30 Optical fiber cord 30a Cord part 31 Optical fiber core 32 High tensile fiber 33 PVC sheath

Claims

ホルダ本体とこのホルダ本体にホルダ幅方向一端側のヒンジ軸を介してそれぞれ独立して開閉可能に取り付けられたコード部把持用の蓋体及び光ファイバ心線把持用の蓋体とからなる光ファイバホルダであって、
前記ホルダ本体の上面の長手方向の片側に光ファイバコードの露出させた光ファイバ心線を位置決め収容する調心溝、他側にコード部を収容するコード部用溝を設けるとともに、前記調心溝とコード部用溝との間に、光ファイバ心線の周囲の抗張力繊維を引き出すための、ホルダ幅方向両側に抜ける溝状の空間部を形成したことを特徴とする光ファイバホルダ。An optical fiber comprising a holder body, a lid for holding a cord portion, and a lid for holding an optical fiber, which are independently openably and closably attached to the holder body via a hinge shaft at one end in the width direction of the holder. A holder,
An aligning groove for positioning and housing the exposed optical fiber core wire on one side of the upper surface of the holder main body in the longitudinal direction, and a cord portion groove for housing the cord portion are provided on the other side, and the aligning groove is provided. An optical fiber holder characterized in that a groove-shaped space is formed between both sides of the optical fiber core wire and drawn out on both sides in the holder width direction for drawing out tensile strength fibers around the optical fiber core wire.

光ファイバ心線の周囲に抗張力繊維を配置しその外側に外皮を被せた光ファイバコードの先端部の所定長さについて前記外皮を除去して光ファイバ心線を露出させた場合に、請求項１の光ファイバホルダを用いて光ファイバ心線をコード部とともに固定する光ファイバ心線固定方法であって、2. The optical fiber cord according to claim 1, wherein the outer sheath is removed by removing the outer sheath for a predetermined length of a tip portion of the optical fiber cord in which a tensile fiber is disposed around the optical fiber core and the outer sheath is covered on the outer side thereof. An optical fiber core fixing method for fixing an optical fiber core together with a cord part by using an optical fiber holder,
光ファイバコードのコード部を前記コード部用溝に収容しかつ光ファイバ心線部を前記調心溝に収容し、前記抗張力繊維を二方向に分けて前記溝状の空間部を通してホルダ幅方向両側にそれぞれ引き出しかつそれぞれ後方に引き回しておき、次いで光ファイバコード把持用の蓋体を被せてコード部を把持固定し、光ファイバ心線把持用の蓋体を被せて光ファイバ心線を把持固定することを特徴とする光ファイバ心線固定方法。 The cord section of the optical fiber cord is accommodated in the cord section groove, and the optical fiber core section is accommodated in the alignment groove, the tensile strength fiber is divided into two directions, and both sides in the holder width direction are passed through the groove-shaped space section. Respectively, and pulled backwards, respectively, and then cover the optical fiber cord with a cover for grasping and fixing the cord portion. An optical fiber core fixing method characterized by the above-mentioned.