JP3541468B2 - 表示装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、CRTを表示デバイスとして備えると共に、このCRTの消磁を行う消磁回路が備えられている表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
陰極線管(CRT)を使用して映像を表示するテレビジョン受像機や、コンピュータなどに用いられるモニタ装置などの表示装置においては、CRT自体が地磁気や外部磁気の影響によって、例えばアパーチャグリルなどが着磁したり、CRT止め金具が着磁された状態になると、その磁界によって電子ビームの軌跡が変動し、色純度の劣化やラスタ歪みなどを発生することになる。
そこで、CRTを備えた表示装置においては、このCRTに着磁する磁気を除去するためにCRTの周辺に設けられた消磁コイル(デガウスコイル)と、消磁コイルに消磁電流を供給するための回路からなる消磁回路を備えたものが知られている。
【0003】
そして、このような消磁回路を備えた表示装置では、電源オン時に常に自動的に消磁回路を動作させるようにされたものが多く知られている。例えば、電源がオンとされるのに伴い、商用周期の交流がポジスタ(正特性サーミスタ)を介して消磁コイルに供給するようにされる。すると、消磁コイルには図9に示すような徐々に減衰する正弦波状の交流電流が供給され、これによってCRTの消磁が行われることになる。
このように電源オン時に自動的にCRTの消磁を行うようにすれば、ユーザーはわざわざCRTを消磁するのための操作を行う必要はなく、また、表示装置を利用するために電源を入れた時には、かならずCRTの消磁がなされていることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、表示装置が一般的に使用される条件を考慮した場合、ほぼ日常的な操作である電源投入の頻度と比べ、それほど頻繁にCRTが着磁することは考えにくい。つまり、現状では実際には必要ではないにもかかわらず無駄に消磁回路が動作する回数がかなり多いということになる。
例えば、消磁回路の回路に供給される電流は例えばピークで20〜25A程度に及ぶことから、無駄に消磁回路が動作するだけその時消費される電力も無駄になり、またポジスタなどの消磁回路を形成する部品の寿命もそれだけ短くなるという問題を有することになる。また、電源が投入される度に消磁が行われることで、電源オン時には常に消磁により発生する音が聞こえたり、表示装置によっては最初の数秒感に表示されている画像が揺れたりするため、ユーザーに不快感を与えることにもなる。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明は上記した問題点を解決するため、CRTの消磁を行う消磁回路と、電源の投入回数をカウントすることのできるカウンタと、このカウンタのカウント値が所定値以上になったと判別された場合に、消磁回路を動作させるようにされた制御回路を備えて表示装置を構成することとした。
【0007】
【作用】
上記構成によると、CRTが着磁したと想定される条件が起こった場合、あるいは実際にCRTが着磁した状態を検出した場合に、消磁回路が動作することになり、これによって、できるだけ無駄に消磁動作の回数を減少させると共に、適正なタイミングでCRTの消磁が行われるようになる。
また、外部磁界を検出した情報に基づいて表示を行うようにすれば、CRTを着磁させるような物を取り除くようにユーザーに促すことができる。
【0008】
【実施例】
図1は本発明の表示装置の実施例として、テレビジョン受像機に適用した場合の構成を概略的に示すものである。
この図において、1は商用交流電源ACを入力するACプラグである。また2は電源部とされて、ACプラグ1から供給された商用交流電源ACから直流電圧を生成して、図のブロックごとに示す各機能回路部に対して電源として供給する。また、この電源部2は、CRT7に設けられた消磁コイル8と消磁スイッチSWおよびポジスタPを介して接続されて、消磁コイル8に消磁のための電流(図9に示す)を供給するようにされている。
【0009】
3は例えば図示しないチューナーや外部入力端子などから供給された映像信号に各種信号処理を施す映像信号処理部とされ、ここで処理された映像信号は例えばRGB信号として合成器5を介してCRT7に供給される。4はCPU10のキャラクタデータなどの設定に基づいてRGB信号を所定タイミングで出力するオンスクリーンディスプレイ4である。合成器5は映像信号処理部3のRGB信号に対してオンスクリーンディスプレイのRGB信号を合成してCRT7に供給し、これによりスーパインポーズ表示が可能となる。偏向系処理部6では、映像信号処理部から分離抽出した水平/垂直同期信号に基づいて水平/垂直偏向電流を生成して偏向コイル9に供給する。
CRT7においては、消磁コイル8がシャドウマスクの周辺に取り付けられ、また、電子ビームを偏向させる偏向コイル9(水平及び垂直)がファンネル部に設けられている。
【0010】
10は、マイクロコンピュータ等により構成されて各機能回路部の制御を行うCPUであり、本実施例の場合には後述するようにして所定の条件が与えられるとCRTの消磁を実行するように構成される。
11は各種データが記憶保持されるRAMであり、12はユーザーが各種操作を行うために設けられる操作部である。なお、図示しないが操作部12の代わりにリモートコントローラにより同様の操作が行われるように構成されていても良い。13は本実施例において後述する電源の投入回数をカウントするカウンタである。
【0011】
14は、後述する所定の絶対的時間あるいは機器の電源オンの延べ時間が計時されるタイマーとされる。また、センサ部15は機器本体の動きや磁気等を検出した検出信号をCPU10に出力し、制御部10ではこの検出信号に基づいて消磁回路を動作させるが、これらタイマー14およびセンサ部15については他の実施例において後述する。
【0012】
この実施例の消磁回路は、消磁コイル8と消磁スイッチSW、及びポジスタPからなる直列回路に電源部2が接続されて構成されている。例えば、制御部10により消磁スイッチSWがオンに切換えられると、電源部2から商用周期の交流電源が消磁回路に供給されるが、ポジスタPが温度上昇と共に抵抗値が増加するために、消磁コイル8に流れる消磁電流は図9に示したように減衰していき、数秒後にレベルが0となると消磁動作が完了する。
【0013】
そして、本実施例の消磁動作としては、電源の投入回数が所定の回数行われるごとに消磁回路を動作させるように構成される。例えば通常の使用状態の場合、画像に影響を与える程度の着磁量は、一度電源を入れてテレビを見る程度の短期間では蓄積されない。
そこでこのようにすれば、電源が投入されるごとに消磁回路を動作させる場合と比べて無駄なCRTの消磁が行われる回数は減少することになって、それだけ電力消費も節減される。
この実施例の場合、設定されるべき電源の投入回数は実際に画像に影響を与える平均的なCRTの着磁量の蓄積期間などを考慮して任意に設定されればよく、また、この設定に関してはあらかじめ固定して設定されても良いし、さらにはユーザーにより任意に設定可能に構成されていてもよい。
【0014】
図2は本実施例において、消磁回路を動作させる場合のCPU10の処理動作を示すフローチャートである。このルーチンにおいては、先ず電源オフの状態で電源がオンとされるのを待機しており(F101) 、例えばユーザーの操作部12の操作により電源がオンとされると、ステップF102に進んで電源の投入回数を示すカウンタ13のカウント値nについて、n=n+1とカウント・アップしてこのカウント値nのデータをRAM11にセットする。
そして、ステップF103においてはRAM11に記憶されている上記カウント値nと、消磁回路を動作させるために設定された電源投入回数に対応する定数mとについて、n≧mとされているか、つまり、現在までの電源投入回数が消磁回路を動作させるために設定された回数以上となったかどうかについて判別している。なお、この定数mは予めRAM11に記憶保持されている。ここで、n≧mではないと判別された場合には消磁回路は動作させずに、そのままメインのルーチンに戻るようにされ、n≧mとなるまでこの処理を繰り返すことになる。
一方、n≧mであると判別された場合には、CPU10はステップF104に進んで消磁スイッチSWをオンとする。これにより前述のようにしてポジスタPを介して消磁コイル8に消磁電流が供給されてCRT7の消磁が行われる。この後、ステップF105に戻りカウンタ13のカウンタ値nについてn=0とリセットしてメインのルーチンに戻るようにされる。
ただし、何らかの原因によりRAM11の記憶内容が消去されてしまったような場合には、例えば記憶内容が消去された後の最初の電源投入時に必ず消磁回路を動作させるなどの措置をとることが好ましい。
【0015】
次に、本発明の他の実施例について図3のフローチャートを参照して説明する。なお、表示装置は先の実施例で説明した図1の回路構成と同様でよい。
この実施例ではACプラグ1が商用電源のコンセントからいったん抜かれ、再び差し込まれた場合に消磁を行うようにされる。例えば、CRT表示装置を移動させた場合、地磁気や他の機器の磁気の影響などでCRTが着磁する可能性があるが、ACプラグ1の抜き差しが行われる場合というのは、機器本体を移動させた可能性が強いことから、本実施例のように構成すれば機器本体移動後のCRTの着磁は必ず消磁されることになる。
例えば、ACプラグ1がコンセントから抜かれて商用電源が電源部1に供給されなければ、CPU10に対する電源供給も停止するが、再びACプラグ1が差し込まれるとCPU10には電源が入力される。そこで、CPU10では図3に示すように、この状態を検出した場合(F201)に消磁スイッチSWをオンとして消磁回路を動作させ(F202)、メインのルーチンに戻るようにされる。
【0016】
次に更に他の実施例について説明する。この実施例では図1のタイマー14により、予め設定された絶対的時間あるいは電源オン期間の延べ時間を計時して、このタイマーの計時時間が所定時間を越えた場合に消磁回路を動作させるようにするものである。つまり、この実施例では実際に画像に影響を与える平均的なCRTの着磁量の蓄積期間に基づいて所定時間を設定して、消磁を図るものである。
この場合のCPU10の処理動作は、図4のフローチャートに示すように、タイマー14が所定時間経過するのを待機して(F301) 、所定時間が経過すると消磁スイッチSWをオンとしてCRTの消磁を行い(F302)、タイマー14の計時時間をリセット(F303)してから元のルーチンに戻るようにされる。
【0017】
次に説明する実施例においては、機器本体が移動されたことを検出するためのセンサ部15が設けられて、センサ部15により実際に機器の移動が検出された場合にCRTの消磁を行うようにされる。
【0018】
この場合、センサ部15としてはジャイロ素子の他、例えば図8(a)〜(c)に示すようなセンサを設けることが考えられる。図8(a)はインダクタBのコイルの内側に位置するように金属棒Aが吊り下げられた検出素子であり、この場合には機器の移動によって揺れる金属棒AのためにインダクタBに現れるインダクタンスの変化を機器の移動として検出するものである。
図8(b)のセンサ部15は、筒状の導体Cの内部に円柱上の導体Dが通常は互いに絶縁するようにして吊り下げられており、例えば導体Cには正極ライン(+V)が、導体Dはグラウンドライン(GND)が接続されている。そして、機器が移動されると揺れている導体Dが導体Cに接触して正極ライン(+V)とグラウンドライン(GND)が導通し、機器の移動が検出される。
図8(c)の断面図に示すセンサ部15は、図のように皿状の容器Eの中に導体の球Fが入れられている。そして、容器Eの内壁部には図のようにリング状の正極ライン電極P1 とグラウンドライン(GND)電極P2 がある間隔を有して配されている。そして、機器の移動により揺れが起こると容器Eの中を球Fが転がるが、この際、球Fが電極P1 とP2 の両方にまたがるように同時に接触することで正極ライン(+V)とグラウンドライン(GND)が導通し、機器の移動を検出することになる。
なお、図8に示したセンサ部15は一例であり、ほかにも機器の移動に応じた揺れや振動が検出可能なセンサであれば、これらを用いてよい。また、その検出感度は実際に相応量の着磁が生じると想定される機器の移動程度に対応して設定されればよい。
【0019】
この場合のCPU10の処理動作としては、図5のフローチャートに示すようになる。つまり、ステップF401においてセンサ部15から機器本体の移動を示す検出信号が検出されると、ステップF402に進みセンサ部15において機器の移動の終了を待機する。これは、機器の移動が検出されてから直ちに消磁回路を動作させると、まだユーザーが移動作業中である可能性があることによる。そして、この判別方法としては例えばセンサ部15から機器の移動を示す検出信号の出力が停止されてから所定時間経過した時点で機器の移動終了と見做すなどの処理を行うことが考えられる。そして、このステップF402で機器の移動終了が判別されると消磁回路を動作させてCRTの消磁を行って(F403)、もとのルーチンに戻るようにされる。
なお、ステップF402の処理としては、例えば電源オンを待機するように構成しても良く、この場合には機器が移動されて後、最初に電源がオンになった時に消磁回路が動作する。
【0020】
ところで、機器本体の近傍にスピーカや他の電子機器などが置かれていると、これらから発生する磁界の影響でCRTが着磁する。そこで、次に説明する更に他の実施例では、センサ部15として機器本体の外部の磁界を検出することができるように磁気センサを機器内部あるいは外部に対して設け、この磁気センサにより外部の磁界が検出された場合には、CRTが着磁した可能性が高いとして消磁を行うように構成される。このような磁気センサとしては、例えばホール素子を用いることができる。また、機器本体の前面パネルにコイルを設けて、このコイルに流れる電流の外部磁界の影響による変化に基づいて検出することも考えられる。
【0021】
また、このような場合には、たとえCRTの消磁を行っても、依然として機器本体の近くに磁界を発しているものがあると再び着磁して、いたずらに消磁動作が繰り返されることにもなる。これらの磁界発生源は機器の周囲から取り除かれることが必要であるが、ユーザーによっては外部磁界の影響で着磁していることが分からない場合もある。そこで、本実施例では、画面上にCRTを着磁させる可能性のある物体を、そこから取り除くように促す指示表示が行われるように構成される。なお、この表示形態としては文字表示によるもの、あるいはアイコン表示などによるものなど任意である。また、同時に音声を用いて磁界発生源を取り除くメッセージがなされるようにしてもよい。
【0022】
図6は本実施例の消磁動作時のCPU10の処理を示すフローチャートである。このルーチンにおいては、センサ部15(磁気センサ)により外部磁界が検出されたかどうかについて判別しており(ステップF501)、ここで外部磁界が検出されると、CPU10はステップF502に進んで、上述の指示表示が行われるように制御を行う。このため、本実施例では例えばCPU10内に設けられるROM(図示しない)に指示表示に対応するキャラクタデータを予め記憶保持しており、ステップF502において上記キャラクタデータに基づいてオンスクリーンディスプレイ4を制御することで、このオンスクリーンディスプレイ4から合成器5を介してCRT7に映像信号が供給されることで指示表示が行われる。この際、映像信号処理部3から他の映像信号が供給されていれば、この映像信号処理部3から供給された画像に対して指示表示がスーパインポーズされた表示形態となる。
【0023】
次に、CPU10はステップF503に進んで外部磁界が検出されない状態となったか、つまり磁界発生源が機器本体の周囲から無くなったかどうかについて判別しており、ここで外部磁界の検出が継続されていればステップF502に戻って指示表示を継続する。一方、このステップで外部磁界の検出がされない、つまり、磁界発生源が無くなったと判別されると、ステップF504に進んで指示表示を停止させ、次のステップF505で消磁回路を動作させて元のルーチンに戻るようにされる。
【0024】
次に説明する更に他の実施例では、センサ部15が磁気センサとされることは先の実施例と同様であるが、この実施例では検出する対象はCRT7の残留着磁量とされる。つまり、機器の様々な使用条件によりCRT7は着磁したり、通常使用でも着磁量が蓄積されるが、実際の表示画像に影響を与える程度のCRT7の着磁量に基づいて設定した、所定の着磁量が検出された場合に、CRTの消磁を行うように構成される。
【0025】
この実施例の場合のCPU10の処理動作としては、図7のフローチャートに示すようにセンサ部15(磁気センサ)の検出情報に基づいてCRT7の着磁が所定量以上であるかどうかを判断しており(F601)、所定量以上であると判別された場合には消磁回路を動作させて(F602)もとのルーチンに戻るようにされる。
【0026】
ところで、本発明においては上記各実施例をそれぞれ単独に用いてもよいが、これらの実施例を各種条件に応じて組み合わせて採用することもでき、これにより、できるだけ無駄とされる消磁動作の回数を削減しながら適切な消磁動作のタイミングを得ることが、更に綿密なバランスをもって行われるようにされる。
また、このような上記各実施例の消磁動作の組み合わせパターンは任意であり、予め設定されていても構わないし、ユーザーにより選択してプリセットできるようにすることも考えられる。
【0027】
なお、上記各実施例はCRTを備えたテレビジョン受像機について説明したが、例えばコンピュータのモニタ装置など、他のCRTを用いた表示装置に本発明が適用されてよいことはいうまでもない。
【0028】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の表示装置は、電源投入回数、ACプラグの抜き差し、所定の条件での経過時間、機器本体の移動、及び外部磁界あるいはCRT自体の残留磁気を検出した結果に基づいて消磁回路を動作させるように構成したことから、従来のように電源オンのたびに消磁を行うのではなく、ある条件のもとで必要な場合にのみ消磁が行われることとになり、それだけ無駄な電力消費が解消されるという効果を有している。またこれに伴って、電源オン直後の消磁動作により発せられる音や画像の揺れなどが起こる回数が減るため、ユーザーにとってもそれだけ扱いやすい機器となる。また、ポジスタなどの消磁回路を形成する部品の寿命をより伸ばすことが可能になる。
【0029】
また、機器本体の外部磁界を検出して消磁を行う構成の場合には、外部の磁界発生源を遠ざけるように促す表示を行うことで、ユーザー自身が原因を分かって対処することができることにもなる。
更に、例えば複数の表示装置を狭い間隔で並べて使用するなど、著しくCRTに着磁する可能性が高い使用状態の場合には、本発明のように所定の判断基準に基づいて消磁を行うようにすることで、CRTの着磁の影響のない画像をほぼ常時安定して表示させるようにすることができるという効果も有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の構成を示すブロック図である。
【図2】実施例の消磁動作時における処理動作を示すフローチャートである。
【図3】他の実施例の消磁動作時における処理動作を示すフローチャートである。
【図4】更に他の実施例の消磁動作時における処理動作を示すフローチャートである。
【図5】更に他の実施例の消磁動作時における処理動作を示すフローチャートである。
【図6】更に他の実施例の消磁動作時における処理動作を示すフローチャートである。
【図7】更に他の実施例の消磁動作時における処理動作を示すフローチャートである。
【図8】移動検出のためのセンサ部の例を示す図である。
【図9】消磁コイルに供給される電流を示す波形図である。
【符号の説明】
1 ACプラグ
2 電源部
3 映像信号処理部
4 オンスクリーンディスプレイ
5 合成器
6 偏向処理部
7 CRT
8 消磁コイル
9 偏向コイル
10 CPU
11 RAM
12 操作部
13 カウンタ
14 タイマー
15 センサ部
SW スイッチ
P ポジスタ

Claims (1)

  1. CRTの消磁を行う消磁手段と、
    電源の投入回数をカウントすることのできるカウンタ手段と、
    該カウンタ手段のカウント値が所定値以上になったと判別された場合に、上記消磁手段を動作させるようにされた制御手段を備えている
    ことを特徴とする表示装置。
JP33291594A 1994-12-15 1994-12-15 表示装置 Expired - Lifetime JP3541468B2 (ja)

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