JP3540499B2 - トラック等のウインドデフレクタ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、トラック等のウインドデフレクタに関する。すなわち、トラック等のキャブ上に取付けられ、走行時の荷物室への空気抵抗を軽減する、ウインドデフレクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ウインドデフレクタは、上面が前方に下降傾斜した中空形状をなし、キャブのルーフ上に取付けられ、もって走行時の荷物室への空気抵抗を軽減し、燃費向上に資すべく用いられている。そしてウインドデフレクタは、軽量かつ高剛性であることが要求され、現在の所、繊維強化プラスチック(FRP)製や金属製のものが用いられており、板状のものが上述した中空形状に成形されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このような従来例にあっては、次の問題が指摘されていた。第1に、依然として重量が重いという指摘があった。すなわち、荷物室を備えたこの種の運送用車輌にあっては、例えば車輌重量の規制緩和措置等により、最近、重量面がよりシビアに把握される状況にあり、このような状況下において、従来のウインドデフレクタは、依然として重量面に問題があり軽量化が望まれていた。第2に、剛性にも問題が指摘されていた。すなわち、従来のウインドデフレクタは、上述した第1のように重量が重いにかかわらず剛性が低い、つまり重量の割に剛性が低いという指摘があり、風圧に耐えるべく補強を要することもあった。
【0004】
本発明は、このような実情に鑑み、上記従来例の課題を解決すべくなされたものであって、芯材である該ハニカムコアの表裏の開口端面にそれぞれ表面板が接合されたハニカムパネル製のものを採用し、走行時において、上面に沿った空気の流れが形成されるようにしたことにより、第1に、軽量であると共に、第2に、高剛性であり、第3に、しかもこれらが簡単容易に実現される、トラック等のウインドデフレクタを提案することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このような課題を解決する本発明の技術的手段は、次のとおりである。すなわち、このトラック等のウインドデフレクタは、トラック等のキャブのルーフ上に取付けられ、上面が前方に下降傾斜して走行時の荷物室への空気抵抗を軽減し、中空形状をなす。
そして、ハニカムコアを芯材とし、芯材たる該ハニカムコアの表裏の開口端面にそれぞれ表面板が接合されたハニカムパネル製よりなり、成形型を用い該中空形状に加熱加圧成形されている。
そして、該ハニカムパネル製の該ウインドデフレクタは、前方に下降傾斜し閉鎖された該上面と、該上面と一体形成され閉鎖された側面と、開放された下面とを備えた該中空形状をなし、該上面に沿った空気の流れが走行時に形成されること、を特徴とする。
このトラック等のウインドデフレクタは、このようなハニカムパネル製よりなり、トラック等のキャブのルーフ上に取付けられる。そして、トラック等の走行時においては、キャブ上のウインドデフレクタの上面に沿った空気の流れが形成されて、後方の荷物室の上面へと流れるので、荷物室への空気抵抗が軽減される。
そこで第1に、このウインドデフレクタは、ハニカムパネル製よりなるので、芯材であるハニカムコアの特性により重量比強度に優れ、軽量である。
第2に、同様にこのウインドデフレクタは、芯材であるハニカムコアの特性により重量比強度に優れ、高剛性である。
第3に、しかもこのウインドデフレクタは、ハニカムコアを芯材とし表面板を接合したハニカムパネル製よりなり、構成が簡単である。これと共に、成形型を用い容易に製造可能である。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下本発明を、図面に示すその発明の実施の形態に基づいて、詳細に説明する。図面は、それぞれ本発明の実施の形態の説明に供し、図1,図2,図3は、その製造方法の1例の要部の斜視図である。そして、図1の(1)図は、成形型に離型処理を施す工程を、(2)図は、成形型上に一方の表面板用のプリプレグを配した工程を、(3)図は、その上にハニカムコアを配した工程を、それぞれ示す。図2の(1)図は、このように成形型上にプリプレグそしてハニカムコアを配した工程を、(2)図は、それから加熱加圧処理する工程を、(3)図は、このように一方の表面板用のプリプレグが接合され成形されたハニカムコア上に、他方の表面板用のプリプレグを配した工程を、それぞれ示す。図3の(1)図は、それから加熱加圧処理する工程を、(2)図は、このようにして得られたウインドデフレクタを、成形型から抜く工程を、(3)図は、それからウインドデフレクタに、取付金具を取付ける工程を示す。図4は、ウインドデフレクタをキャブ上に取付けた状態を示し、(1)図は斜視図、(2)図は側面図である。又、図5は、他の製造方法の要部の正面図であり、(1)図は、準備された表面板用のプリプレグおよびハニカムコアを、(2)図は、これらをバキューム成形する工程を、(3)図は、得られたウインドデフレクタを、それぞれ示す。図6は、用いられるハニカムコアを示し、(1)図は、その1例の正面図であり、(2)図は、他の例の斜視図である。
【0007】
まず、図4によりウインドデフレクタ1について、一般的に述べる。ウインドデフレクタ1は、トラック等のキャブ2のルーフ3上に取付けられ、上面4が前方に下降傾斜して走行時の荷物室(図示せず)への空気抵抗を軽減する、中空形状をなす。すなわちウインドデフレクタ1は、前方に下降傾斜した上面4と、上面4と一体形成された側面5とを備え、このような上面4や側面5が閉鎖されると共に背面が通常は開放され、かつ開放された下面側が、キャブ2のルーフ3上に取付金具6にて固定的に取付けられている。そして、キャブ2の後方には荷物室が配され、この荷物室のルーフが、ウインドデフレクタ1の傾斜した上面4の最高位の後端と、ほぼ同じ高さレベルとなっている。ウインドデフレクタ1は、一般的にはこのようになっている。
【0008】
そして、このウインドデフレクタ1は、例えば図5の(3)図に示したように、ハニカムコア7を芯材とし表裏に表面板8,9が接合された、ハニカムパネル10製よりなる。そして成形型を用い、上述したように上面4が前方に下降傾斜した中空形状に、加熱加圧成形される。
【0009】
これらについて、更に詳述する。まずハニカムコア7は、例えば図6に示したように、セル壁12にて各々独立空間に区画された、中空柱状のセル13の平面的集合体よりなる。そしてハニカムコア7は、重量比強度に優れ、軽量性と共に高い剛性・強度を備えるのを始め、整流効果,保温性,遮音性等々にも優れる、という特性が知られている。このようなハニカムコア7の母材としては、アルミニウム箔その他の金属箔を始め、各種のプラスチックシート,繊維強化プラスチック(FRP)シート,パルプを含む有機材や無機材の複合材シート,強化紙,その他各種の非金属シートが用いられる。なお、繊維強化プラスチック(FRP)シートは、ガラス繊維,カーボン繊維,ケブラー繊維,その他の各種繊維に、フェノール樹脂,エポキシ樹脂,ポリイミド樹脂,その他の樹脂を、付着,含浸,混入せしめてなる。
【0010】
図6の(2)図に示したハニカムコア7は、各セル壁12そしてセル13の断面形状が正六角形状をなし、代表的なものであるが、本発明で用いられるハニカムコア7は、これに限定されず、その他各種のセル壁12そしてセル13の断面形状のものが考えられる。例えば図6の(1)図に示したハニカムコア7は、各セル壁12が途中で折曲され、各セル13の断面形状が、丸味を帯びた略凸字状をなし、フレックスハニカムコアとも称される。そして、この図6の(1)図に示したハニカムコア7は、その特殊なセル13形状に基づき、ウインドデフレクタ1のような複雑な3次曲面等、各種の曲面形状にそのまま自由に変形可能であり、その際、反り返り,歪み,折損,剥離等が生じない、という特性を備えてなる。なお、このようなフレックスハニカムコアによらず、例えば図6の(2)図に示したハニカムコア7を用いて、ウインドデフレクタ1のような複雑な3次曲面等に変形する場合は、そのセル壁12に予め切り込みを形成してから加熱加圧成形したり、又は各部分々に分けて加熱加圧成形したものを一体的に接合する等により、反り返り,歪み,折損,剥離等が防止される。
【0011】
さて、このウインドデフレクタ1はハニカムパネル10製よりなり、ハニカムコア7を芯材とし、その表裏の開口端面にそれぞれ表面板8,9が接合されてなる。表面板8,9としては、前述した繊維強化プラスチック(FRP)、その他の非金属や金属材が用いられる。ハニカムコア7と表面板8,9との接合には、接着剤が用いられるが、接着剤を用いない方式も勿論可能であり、例えば、表面板8,9自体に含まれた樹脂を加熱して溶融硬化させることにより、ハニカムコア7と接合することも考えられる。
【0012】
次に、このようなハニカムパネル10製のウインドデフレクタ1の製造方法の1例について、図1,図2,図3により説明する。まず、図1の(1)図に示したように、成形型11について、離型剤による離型処理がハケ14等を用いて施される。なお図示例では、成形型11としては雄型が用いられている。それから、図1の(2)図に示したように、成形型11上に、一方の表面板8用のプリプレグ15が、レイアップされ配される。つまり図示例では、表面板8,9として、ガラス繊維にエポキシ樹脂を付着,含浸,混入せしめた繊維強化プラスチック(FRP)が用いられると共に、加熱により粘性・軟性を備えたプリプレグ15,16として準備される。そして、このうち1枚のプリプレグ15が、表面板8用として成形型11上に載せられる。しかる後、図1の(3)図に示したように、このプリプレグ15の上にハニカムコア7が載せられて、レイアップされ配される。図示例のハニカムコア7は、アルミ製よりなると共に、図6の(1)図に示したフレックスハニカムコアが用いられている。
【0013】
このように、図2の(1)図にも示したように、成形型11上にプリプレグ15とハニカムコア7とを、順に2層状態でレイアップして配した後、図2の(2)図に示したように、その上からバキュームシート18を被せてから、加熱加圧室17内にて加熱加圧が実施される。そして、このような加熱加圧により、プリプレグ15とハニカムコア7間が接合されると共に、このようなプリプレグ15とハニカムコア7が、複雑な3次曲面形状をなす(つまりウインドデフレクタ1としての形状成形用の)成形型11にて、所定形状に成形,硬化される。
【0014】
しかる後、バキュームシート18を一旦除去してから、図2の(3)図に示したように、下面に一方の表面板8用のプリプレグ15が接合されると共に所定形状に成形されたハニカムコア7上に、他方の表面板9用のプリプレグ16が載せられて、レイアップされ配される。それから図3の(1)図に示したように、再びバキュームシート18を被せ、加熱加圧室17内にて加熱加圧が実施される。そして、このような加熱加圧により、プリプレグ16とハニカムコア7間が接合されると共に、プリプレグ16も成形型11にて所定形状に成形,硬化される。
【0015】
このような加熱加圧により、ウインドデフレクタ1が製造される。すなわち、ハニカムコア7を芯材とし、その表裏にプリプレグ15,16が硬化した表面板8,9が接合されたハニカムパネル10製よりなると共に、上面4が前方に下降傾斜した中空形状をなす、ウインドデフレクタ1が得られる。そしてウインドデフレクタ1は、図3の(2)図に示したように成形型11から抜かれた後、細部をトリミングする端部処理が施されてから、図3の(3)図に示したように、下面側に取付金具6が取付けられる。それからウインドデフレクタ1は、図4に示したように、キャブ2のルーフ3上に、取付金具6にて取付け固定される。
【0016】
ところで、このような図1,図2,図3に示した製造方法は1例に過ぎず、本発明に係るウインドデフレクタ1は、その他各種の製造方法によっても、製造可能である。例えば、成形型11として1対の雄雌型を用いることも考えられ、更に、図5に示す製造方法によっても製造可能である。すなわち、この図5の製造方法ではオートクレーブ装置が用いられ、まず図5の(1)図に示したように、プリプレグ15,16とハニカムコア7とを準備し、次に図5の(2)図に示したように、これらを成形型11上にてバキュームシート19を被せて、外部側から加熱加圧するバキューム成形を実施する。もって、これにより図5の(3)図に示したように、ハニカムコア7を芯材とし、その表裏にプリプレグ15,16が硬化した表面板8,9が接合されたハニカムパネル10製よりなると共に、所定の中空形状をなすウインドデフレクタ1が得られる。なお、この図5に示した製造方法において、その他の詳細は、前述した図1,図2,図3に示した製造方法について説明したところに準じる。図5の(2)図中20は、調整弁付のホースであり、バキュームシート19の内部側を吸引・バキュームすべく機能する。
【0017】
本発明は、以上説明したように構成されている。そこで以下のようになる。このトラック等のウインドデフレクタ1は、このようにハニカムパネル10製よりなり、加熱加圧成形されてなる。そして、トラック等のキャブ2のルーフ3上に取付けられ、トラック等の走行時においては、キャブ2上のウインドデフレクタ1の上面4に沿った空気の流れが形成される。そして、空気は後方の荷物室の上面へと流れ、空気が荷物室の前面に直接衝突する事態は回避され、荷物室への空気抵抗が軽減される。さてそこで、このトラック等のウインドデフレクタ1にあっては、次の第1,第2,第3のようになる。
【0018】
第1に、このウインドデフレクタ1は、ハニカムパネル10製よりなるので、芯材たるハニカムコア7の特性により重量比強度に優れ、軽量である。第2に、同様にこのウインドデフレクタ1は、芯材たるハニカムコア7の特性により重量比強度に優れ、高剛性である。第3に、しかもこのウインドデフレクタ1は、ハニカムコア7を芯材とし表面板8,9を接合したハニカムパネル10製よりなり、構成が簡単である。これと共に、例えば前述した図1,図2,図3や図5に示した製造方法により、成形型11を用い容易に製造可能である。
【0019】
【発明の効果】
本発明に係るトラック等のウインドデフレクタは、以上説明したように、芯材であるハニカムコアの表裏の開口端面にそれぞれ表面板が接合されたハニカムパネル製のものを採用し、走行時において、上面に沿った空気の流れが形成されるようにしたことにより、次の効果を発揮する。
【0020】
第1に、軽量である。すなわち、このトラック等のウインドデフレクタは、ハニカムコアを芯材としたハニカムパネル製よりなるので、ハニカムコアの重量比強度に優れるという特性により、非常に軽量である。例えば、前述した繊維強化プラスチック(FRP)製や金属製のこの種従来例のウインドデフレクタと比較すると、同一形状かつ同一板厚の場合、その重量は約半分程度となる。もってこのウインドデフレクタは、重量面がよりシビアに把握される状況にある荷物室を備えたこの種のバン型車を含むトラック等の運送用車輌について、問題なく使用可能である。
【0021】
第2に、高剛性である。すなわち、このトラック等のウインドデフレクタは、ハニカムパネル製よりなるので、芯材たるハニカムコアの重量比強度に優れるという特性により、上述した第1のように軽量であるにもかかわらず、高剛性である。例えばこのウインドデフレクタは、前述した繊維強化プラスチック(FRP)製のこの種従来例のウインドデフレクタと比較すると、同一形状かつ同一板厚とした場合、同等以上の剛性を備えてなる。もって、風圧に耐えるための補強等は一切不要である。
【0022】
第3に、しかもこれらは、簡単容易に実現される。すなわち、このトラック等のウインドデフレクタは、ハニカムコアを芯材とし表面板を接合したハニカムパネル製よりなり、構成が簡単であると共に、成形型を用い加熱加圧成形することにより、容易に製造可能である。このように、この種従来例に存した課題がすべて解決される等、本発明の発揮する効果は、顕著にして大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るトラック等のウインドデフレクタの発明の実施の形態の説明に供し、その製造方法の1例を示す要部の斜視図であり、(1)図は、成形型に離型処理を施す工程を、(2)図は、成形型上に一方の表面板用のプリプレグを配した工程を、(3)図は、その上にハニカムコアを配した工程を、それぞれ示す。
【図2】同製造工程の要部の斜視図であり、(1)図は、このように成形型上にプリプレグそしてハニカムコアを配した工程を、(2)図は、それから加熱加圧処理する工程を、(3)図は、このように一方の表面板用のプリプレグが接合され成形されたハニカムコア上に、他方の表面板用のプリプレグを配した工程を、それぞれ示す。
【図3】同製造工程の要部の斜視図であり、(1)図は、それから加熱加圧処理する工程を、(2)図は、このようにして得られたウインドデフレクタを、成形型から抜く工程を、(3)図は、それからウインドデフレクタに、取付金具を取付ける工程を示す。
【図4】ウインドデフレクタをキャブ上に取付けた状態を示し、(1)図は斜視図、(2)図は側面図である。
【図5】同発明の実施の形態の説明に供し、他の製造方法の要部の正面図であり、(1)図は、準備された表面板用のプリプレグおよびハニカムコアを、(2)図は、これらをバキューム成形する工程を、(3)図は、得られたウインドデフレクタを、それぞれ示す。
【図6】用いられるハニカムコアを示し、(1)図は、その1例の正面図であり、(2)図は、他の例の斜視図である。
【符号の説明】
1 ウインドデフレクタ
2 キャブ
3 ルーフ
4 上面
5 側面
6 取付金具
7 ハニカムコア
8 表面板
9 表面板
10 ハニカムパネル
11 成形型
12 セル壁
13 セル
14 ハケ
15 プリプレグ
16 プリプレグ
17 加熱加圧室
18 バキュームシート
19 バキュームシート
20 ホース

Claims (1)

  1. トラック等のキャブのルーフ上に取付けられ、上面が前方に下降傾斜して走行時の荷物室への空気抵抗を軽減する、中空形状をなすウインドデフレクタであって、
    ハニカムコアを芯材とし、芯材たる該ハニカムコアの表裏の開口端面にそれぞれ表面板が接合されたハニカムパネル製よりなり、成形型を用い該中空形状に加熱加圧成形されており、
    該ハニカムパネル製の該ウインドデフレクタは、前方に下降傾斜し閉鎖された該上面と、該上面と一体形成され閉鎖された側面と、開放された下面とを備えた該中空形状をなし、該上面に沿った空気の流れが走行時に形成されること、を特徴とするトラック等のウインドデフレクタ。
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