JP3539291B2 - Ac型プラズマディスプレイの駆動方法及び駆動装置 - Google Patents

Ac型プラズマディスプレイの駆動方法及び駆動装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、AC型プラズマディスプレイの駆動方法及び駆動装置に関し、主にリセット期間と走査期間と維持期間との繰り返し中、放電の発生確率を向上したAC型プラズマディスプレイの駆動方法及び駆動装置とAC型プラズマディスプレイに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、プラズマディスプレイパネル(以下、PDPと略称する)は、薄型構造でちらつきがなく表示コントラスト比が大きいことが可能である。また、比較的に大画面とすることが可能であり、応答速度が速く、自発光型で蛍光体の利用により多色発光も可能であることなど、数多くの特徴を有している。
【0003】
このために、近年コンピュータ関連の表示装置の分野およびカラー画像表示の分野等において、広く利用されるようになりつつある。このPDPには、その動作方式により、電極が誘電体で被覆されて間接的に交流放電の状態で動作させるAC型のものと、電極が放電空間に露出して直流放電の状態で動作させるDC型のものとがある。
【0004】
更に、AC型には、駆動方式として放電セルのメモリを利用するメモリ動作型と、それを利用しないリフレッシュ動作型とがある。なお、PDPの輝度は、放電回数即ちパルス電圧の繰り返し数に比例し、従って階調度についても放電回数に依存する。上記のリフレッシュ型の場合は、表示容量が大きくなると輝度が低下するため、小表示容量のPDPに対して主として使用されている。
【0005】
図11は、本発明による実施形態の説明にも採用するACメモリ動作型のPDPの断面図であり、一つの表示セルの構成を例示する断面図である。この表示セルは、ガラスより成る背面と、および表示面である前面の二つの絶縁基板1及び2とからなる。
【0006】
表示面側には、絶縁基板2上に形成される透明な走査電極3及び透明な維持電極(放電維持電極)4と、電極抵抗値を小さくするため走査電極3及び維持電極4に重なるように配置されるトレース電極5、6とからなる。
【0007】
また、背面側は、絶縁基板1上に、走査電極3及び維持電極4と直交して形成されるデータ電極(アドレス電極)7と、絶縁基板1及び2の空間に、ヘリウム、ネオンおよびキセノン等またはそれらの混合ガスから成る放電ガスが充填される放電ガス空間8と、この放電ガス空間8を確保するとともに表示セルを区切るための隔壁9と、上記放電ガスの放電により発生する紫外線を可視光10に変換する蛍光体11と、走査電極3及び維持電極4を覆う誘電膜12と、この誘電膜12を放電から保護する酸化マグネシウム等から成る保護層13と、データ電極7を覆う誘電膜14とを備えて構成される。
【0008】
図12は本発明によって駆動されるAC型プラズマディスプレイパネルの電極配置を模式的に示したものである。AC型プラズマディスプレイパネルの電極は、平行に設けられた走査電極S1〜Snと、維持電極C1〜Cnと、それらと直交する方向に設けられたデータ電極D1〜Dnとからなり、走査電極S1〜Sn及び維持電極C1〜Cnとデータ電極D1〜Dnとの交点が発光するセルとなる。また、走査電極1本と維持電極1本とデータ電極1本で1つのセルを構成する。従って1画面全体のセル数は、走査電極及び維持電極n本×データ電極m本のn×m個となる。
【0009】
かかる構成におけるPDPの書き込み選択型プラズマディスプレイパネルの駆動の動作について、図1を参照して説明する。図1(a)に走査電極波形を、図1(b)に維持電極波形を、図1(c)にデータ電極波形を示す。
【0010】
期間1はリセット期間であり、走査電極側に印加されるプライミングパルスPpr-s、維持電極側に印加されるプライミングパルスPpr-cは矩形波となっている。リセット期間の期間1では、まず、走査電極に負極性の鋸歯状波を印加することにより、前サブフィールドで各電極に付着した電荷を離散させ、前サブフィールドで発光した場合と発光しない場合の電荷の状態を一定にする。
【0011】
その後、走査電極に印加される正極性の矩形波と維持電極に印加される負極性の矩形波によって、全セルの走査電極と維持電極の電極間ギャップ近傍の放電空間においてプライミング放電が発生し、セルの放電を発生させやすくする活性粒子の生成が行われると同時に、走査電極上に負極性、維持電極上に正極性の壁電荷が付着する。この場合の放電は強放電形態である。続いて、電荷調整パルスPpe-sが印加され、弱放電を発生させることにより、走査電極上の負の壁電荷、維持電極上の正の壁電荷を減少させる。その波形はこの場合は走査電極側負極性の鋸歯状波である。
【0012】
つぎに、期間2は走査期間であり、走査電極に印加される負極性の走査パルスPuw-sとデータ電極に印加される正極性のデータパルスPdにより選択されたセルで書き込み放電を発生させて、以降の維持期間で発光させる場所のセルの電極に壁電荷を付着させる。書き込み放電は走査パルスPuw-sが印加された走査電極とデータパルスPdが印加されたデータ電極の交点でのみ発生する。放電が発生するとその部分は壁電荷が付着する。それに対し、放電が発生しなかったセルにおいては、電荷消去後の壁電荷が少ない状態である。
【0013】
つぎに、期間3は維持期間であり、維持電極側から開始され、以降走査電極側、維持電極側に交互に印加される負極性の維持パルスPsus-s、Psus-cが走査電極、維持電極に印加される。この際走査期間で書き込みが行われなかったセルの壁電荷は、非常に少ないので維持パルスが印加されても維持放電は発生しない。
【0014】
一方、期間2の走査期間で書き込み放電が発生したセルにおいては、走査電極に正電荷、維持電極に負電荷が付着しており、維持電極への負極性の維持パルス電圧と壁電荷電圧が重畳され、最小放電電圧を越え、放電が発生する。放電が発生すると、それぞれの電極に印加されている電圧を打ち消すように、壁電荷が配置される。従って維持電極には負電荷、走査電極には正電荷が付着する。次の維持パルスは、走査電極側が正電圧のパルスであるため、壁電荷との重畳によって放電空間に印加される実効的電圧が、放電開始電圧を越えて放電が発生する。以下、期間1〜期間3と同じサイクルを繰り返して放電が維持される。以上が、書込み選択型の駆動の動作であるが、つぎに、消去選択型の駆動について説明する。
【0015】
また、消去選択型駆動においては、リセット期間のプライミングパルスの印加により、壁電荷を付着させる。その壁電荷を消去せずに走査期間に移行し、発光させないセルのみ、選択的に走査パルスとデータパルスの印加によって壁電荷を消去する。選択されたセルは壁電荷量が減少しており、維持期間においても放電は発生しない。発光させるセルはデータパルスを印加しないため、壁電荷が付着したまま維持期間に移行するため、維持パルス印加により放電が発生する。
【0016】
図1に示した走査電極へ印加する走査パルスは、詳細には、図18に示すとおりである。図18の従来の走査パルス形状において、n番目走査ラインの走査パルス立ち下がり時刻tn,1、立ち上がり時刻tn,2としてtn,2=tn+1,1である。走査パルスの幅はtsとして、次のラインの走査パルスとはts毎に順次走査される。
【0017】
なお、交流プラズマディスプレイパネルの駆動方法として、特開平10−143110号公報に、奇数ビットと偶数ビットの走査電極を設けて駆動することにより、大画面に対応した駆動方法を開示している。また、特開平10−288973号公報には、アドレス期間に印加される走査パルスの幅を変化させて、プライミングパルスの幅よりも広くして、後続の走査ラインを速くすることができることを開示している。しかし、これらの各公報には、次の走査電極の印加パルスについては、記載されていない。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
上述した手法では、期間2の走査期間における走査パルスは、時間的に独立しているため、走査期間の時間は{走査パルス×走査線数}となる。しかし走査期間は発光に寄与しないため、表示の階調数を増やしたり、パネルを高精細化して走査線を増やしたりすると、1フィールド中で維持期間に割り当てる時間が減少し、輝度が得られなくなる。また維持期間を確保するために走査パルスを狭めると、放電の発生確率が低下し、書き込み選択型の駆動では書き込み不良など、特に、消去選択型の駆動では消去不良などの不具合を発生させる場合があった。
【0019】
本発明の主な目的は、高輝度、高解像度のAC型プラズマディスプレイの駆動方法及びその装置に関し、走査電極への走査パルスの印加について、書き込み選択型パネルにおける駆動及び消去選択型の駆動で、走査期間を短縮して維持期間を確保して、高品位な画像を得ることを課題とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】
本発明は、走査電極と維持電極とデータ電極とを備えたAC型プラズマディスプレイの駆動方法において、表示するセルを選択するための走査期間の前記走査電極側に印加される負極性の走査パルスと、前記データ電極に印加される正極性データパルスとの、あるタイミングで印加される前記各パルスと次のタイミングで印加される前記各パルスがそれぞれ時間的に重なり、前記あるタイミングで印加される前記走査パルスの立ち上がり時刻が、前記次のタイミングで印加される前記走査パルスの立ち下がり時刻より遅れることを特徴とする。
【0021】
また、本発明は、走査電極と維持電極とデータ電極とを備えたAC型プラズマディスプレイの駆動装置において、表示するセルのリセット期間と、放電開始する走査期間と、放電を維持する維持期間とのステップを繰り返す場合に、前記表示するセルを選択するための走査期間に前記走査電極側に印加される負極性の走査パルスが、次のタイミングで走査される前記負極性の走査パルスとが時間的に重なる走査電極パルス生成手段と、前記データ電極に印加される正極性のデータパルスを生成するデータパルス生成手段とを備え、前記走査電極パルス生成手段はあるタイミングで印加される前記走査パルスとその次のタイミングで印加される前記走査パルスが放電の形成遅れ時間以内で時間的に重なる走査パルスを発生し、前記あるタイミングで印加される前記走査パルスの立ち上がり時刻が、前記その次のタイミングで印加される前記走査パルスの立ち下がり時刻より遅れることを特徴とする。


【0022】
また、本発明は、概説すれば、AC型プラズマディスプレイの駆動方法において、表示するセルを選択するための走査期間の走査電極側に印加される負極性の走査パルス、及びデータ電極に印加される正極性データパルスの、あるタイミングで印加されるパルスと次のタイミングで印加されるパルスが放電の形成遅れ時間以下だけ時間的に重なることが特徴となる。
【0023】
また、本発明は、図1,図3,図15,図16を参照しつつ説明すれば、図1に、本発明によるAC型プラズマディスプレイの駆動波形を示すが、期間1がセル内の壁電荷の状態を一定にそろえるためのリセット期間、期間2が発光させるセルを選択する走査期間、期間3が期間2で選択したセルの発光を維持する維持期間であり、期間1から期間3で1サブフィールドとする。このうち期間2において、図3に示すように、ある走査ラインに印加される走査パルスと、次の走査ラインに印加される走査パルスを放電の形成遅れ時間以下だけ重なるようにし、任意のセルを選択するために印加されるデータパルスは、走査パルスが立ち下がっている期間印加する。図3ではパルス幅はts、重なり時間をtdとする。
【0024】
図15に本発明による駆動回路を示すが、走査ドライバを2つ持つことにより偶数ラインと奇数ラインの走査パルスを別々に出力させることにより、走査パルスを重ねることを特徴とする。また、図16にデータドライバ部を示すが、2つのラッチを用いることにより、偶数ライン、奇数ラインを別々に出力することにより、データパルスを重ねることを特徴とする。
【0025】
従って、走査パルスを時間的に重ねることによって、実効的な走査パルス幅を広くすることができるので、書き込み放電の発生する確率が上昇し、書き込み放電の失敗が減少するという効果が得られる。また重なりの分、走査パルスを短縮することにより、走査期間全体の時間が短くなるので、1サブフィールドの他の期間すなわち、リセット、維持に振り分ける時間が長くなるという効果が得られる。
【0026】
【発明の実施の形態】
本発明による実施形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0027】
[第1の実施形態]
(1)構成の説明
まず、本実施形態に用いるPDPの1画素の構成は、上述の図11と同様である。図11はACメモリ動作型のPDPの一つの表示セルの構成を例示する断面図である。この表示セルは、ガラスより成る背面および表示面の前面の二つの絶縁基板1及び2とからなる。本構造の内容は上述と同様なので、重複する説明を省略する。
【0028】
また、図12は本発明によって駆動されるAC型プラズマディスプレイパネルの電極配置を模式的に示したものである。本図についても、上述と同様なので、重複する説明を省略する。AC型プラズマディスプレイパネルは、走査電極1本及び維持電極1本とデータ電極1本で1つのセルを構成する。従って1画面全体のセル数は、走査電極及び維持電極n本×データ電極m本のn×m個となる。
【0029】
また、図15に、AC型プラズマディスプレイパネルの駆動回路の回路図を示す。本回路において、走査ドライバを2つ持つことにより偶数ラインと奇数ラインの走査パルスを別々に出力させることにより、走査パルスを重ねることを特徴とする。図15(c)において、プラズマディスプレイパネル28を駆動する奇数行走査ドライバ1(21)と、偶数行走査ドライバ2(22)と、維持ドライバ23と、プライミングドライバ24と、維持ドライバ23に対応する消去ドライバ26と、同じく維持ドライバ27と、データに従ったデータドライバ25とから構成される。
【0030】
図15(a)には、走査ドライバ1(21)と、偶数行走査ドライバ2(22)と、維持ドライバ23と、プライミングドライバ24との具体的な回路図を示し、それぞれゲートに対応する走査パルスや維持パルスを供給して、電源MOSスイッチによって電源電圧を供給されている。
【0031】
また、図15(b)は消去ドライバ26と維持ドライバ27の回路図であり、消去ドライバ26と維持ドライバ27の出力は共通端子に接続され、それぞれのゲートには所要パルスが印加される。
【0032】
また、図16には、データドライバのブロック図を示す。データの入力によりデータクロックに従ってシフトするシフトレジスタ31と、シフトレジスタ31の奇数成分をラッチしてリセット信号によりリセットするOdd用ラッチ32と、シフトレジスタ31の偶数成分をラッチしてリセット信号によりリセットするEven用ラッチ33と、Odd用ラッチ32とEven用ラッチ33のないビットとの論理和をとるOR回路34と、Odd用ラッチ32のないビットとEven用ラッチ33との論理和をとるOR回路35と、OR回路34の出力を入力として高圧にレベルを変換するOddレベルシフト回路36と、OR回路35の出力を入力として高圧にレベルを変換するEvenレベルシフト回路37と、Oddレベルシフト回路36の出力をドライブするプッシュプルタイプのデータドライバ38と、Evenレベルシフト回路37の出力をドライブするプッシュプルタイプのデータドライバ39とから構成される。各データドライバは図15に示したように、プラズマディスプレイパネル38をドライブする。
【0033】
(2)動作の説明
本発明によるAC型プラズマディスプレイの駆動方法はマクロ的にみれば、図1に示す通りであり、図1(a)に走査電極波形を、図1(b)に維持電極波形を、図1(c)にデータ電極波形を示す。
【0034】
駆動波形の期間1は、放電していた画素をリセットするリセット期間であり、走査電極側に印加されるプライミングパルスPpr-s、維持電極側に印加されるプライミングパルスPpr-cは矩形波となっている。リセット期間の期間1では、まず、走査電極に負極性の鋸歯状波Pse−sを印加することにより、前サブフィールドで各電極に付着した電荷を離散させ、前サブフィールドで発光した場合と発光しない場合の電荷の状態を一定にする。
【0035】
その後、走査電極に印加される正極性の矩形波Ppr-sと維持電極に印加される負極性の矩形波Ppr-cによって、全セルの走査電極と維持電極の電極間ギャップ近傍の放電空間において、プライミング放電が発生し、セルの放電を発生させやすくする活性粒子の生成が行われると同時に、走査電極上に負極性、維持電極上に正極性の壁電荷が付着する。この場合の放電は強放電形態である。続いて、電荷調整パルスPpe-sが印加され、弱放電を発生させることにより、走査電極上の負の壁電荷、維持電極上の正の壁電荷を減少させる。その波形はこの場合は走査電極側負極性の鋸歯状波である。
【0036】
つぎに、期間2は走査期間であり、走査電極に負パルスの走査ベースパルスPbw-sを印加後、更に印加される負極性の走査パルスPuw-sとデータ電極に印加される正極性のデータパルスPdにより選択されたセルで書き込み放電を発生させて、以降の維持期間の期間3で発光させる場所のセルの電極に壁電荷を付着させる。書き込み放電は走査パルスPuw-sが印加された走査電極と、データパルスPdが印加されたデータ電極の交点でのみ発生する。放電が発生するとその部分は壁電荷が付着する。それに対し、放電が発生しなかったセルにおいては、電荷消去後の壁電荷が少ない状態である。
【0037】
つぎに、期間3は維持期間であり、維持電極側から開始され、以降走査電極側、維持電極側に交互に印加される負極性の維持パルスPsus-s、Psus-cが、走査電極、維持電極に印加される。この期間3で、データ電極には0Vのままで、印加されない。この際、走査期間の期間3で、書き込みが行われなかったセルの壁電荷は、非常に少ないので、維持パルスが印加されても維持放電は発生しない。
【0038】
一方、期間2の走査期間で、走査電極とデータ電極にそれぞれ印加されて書き込み放電が発生したセルにおいては、走査電極に正電荷、維持電極に負電荷が付着しており、維持電極への負極性の維持パルス電圧と壁電荷電圧が重畳され、最小放電電圧を越え、放電が発生する。放電が発生すると、それぞれの電極に印加されている電圧を打ち消すように、壁電荷が配置される。従って維持電極には負電荷、走査電極には正電荷が付着する。次の維持パルスは、走査電極側が正電圧のパルスであるため、壁電荷との重畳によって放電空間に印加される実効的電圧が、放電開始電圧を越えて放電が発生する。以下、期間1〜期間3と同じサイクルを繰り返して放電が維持される。
【0039】
図2は本発明によるAC型プラズマディスプレイの駆動方法の第1の実施形態のタイミング図であり、図4は本発明によって駆動されるプラズマディスプレイパネルの3×3セル部分を拡大した模式図である。図4(a)は走査電極波形Sn,Sn+1,Sn+2の図を示し、図4(c)は走査電極波形に対するデータ電極波形Dm,Dm+1,Dm+2の図を示し、それらの駆動波形によって表示される例を、白枠の表示画素と、放電無しの消灯画素となる。
【0040】
図15の走査ドライバによる走査電極波形図を図2に示す。図2の走査パルスでは、(a)に示す走査電極波形Snとして、tn,1に立ち下がり、tn,2に立ち上がる。次の走査電極波形Sn+1として、tn+1,1に立ち下がり、tn+1,2に立ち上がる。次の走査電極波形Sn+2として、tn+2,1に立ち下がり、tn+2,2に立ち上がる。そこで、それぞれ立ち下がった負の期間はts+tdであり、次の走査電極波形との重なり期間はtdであり、従来の走査電極波形と比較して、その時間差tdだけパルス幅が大きいことになる。
【0041】
まず、選択するセルのデータパルスは走査パルスと同タイミングで印加する。図1で説明したように、期間1はリセット期間であり、前サブフィールドにおける壁電荷を消去する。期間2は走査期間であり、走査電極に印加される負極性の走査パルスPuw-sとデータ電極に印加される正極性のデータパルスPdにより選択されたセルで書き込み放電を発生させて、以降の維持期間で発光するセルに壁電荷を付着させる。
【0042】
走査電極全体には、書き込み放電を行ったセルにおいて、走査パルスが立ち上がる際の電位差が大きいと、発生する自己消去放電を抑制するため、走査ベースパルスPbw-sが印加される。
【0043】
また、書き込み放電は走査パルスPuw-sが印加された走査電極とデータパルスPdが印加されたデータ電極の交点でのみ発生する。気体における放電現象では、電荷の移動時間があるため、電圧印加から放電まではある程度の放電遅れが存在する。この状態を図5に示す。走査電極への走査期間の負パルス供給時に、放電発光波形によれば、放電遅れは形成遅れと統計遅れにわけられ、そのうち形成遅れとは初期のタウンゼント放電から、タウンゼント放電機構によって電子・イオンを生成して放電が発生するまでの時間に相当する。したがって形成遅れ時間の間に電圧を印加しても放電は生成しない。
【0044】
このことを図6を用いて説明する。図6走査パルス印加からの時間に対する放電残り確率のグラフを示す。走査パルスについて、放電残り確率、すなわちあるパルス幅において放電が発生しない確率の、パルス印加からの時間推移例を示す。放電残り確率は対数をとることでほぼ直線に乗り、本発明によるパルス幅を広げることで、放電残りが減少し、放電の発生確率は上昇する。このことにより、表示のちらつきを抑えることができる。
【0045】
図2において、走査順番の連続しているパルスが時間的に重なっているため、次の順番のデータパルスの印加時に前走査電極の書き込みパルスが印加状態になるが、書き込み可能な電位差が印加されてから放電が開始するまで、0.15〜0.3μsほどの形成遅れ時間があり、放電開始する前に前走査パルスが終了していれば放電はおこらない。よってパルス幅をtsからts+tdに広げることができる。期間3は維持期間であり、維持電極側にまずPsus-cが印加され、以降走査電極側、維持電極側に交互に印加される正極性の維持パルスPsus-s、Psus-cが走査電極、維持電極に印加される。
【0046】
走査期間で書き込み放電が発生したセルにおいては、走査電極に正電荷、維持電極に負電荷が付着しており、維持電極への正極性の維持パルス電圧と壁電荷電圧が重畳され、放電開始電圧を越え、放電が発生する。
【0047】
放電が発生すると、それぞれの電極に印加されている電圧を打ち消すように壁電荷が配置される。従って維持電極には正電荷、走査電極には負電荷が付着する。次の維持パルスは走査電極側が正電圧のパルスであるため、壁電荷との重畳によって最小放電電圧を越えて放電が発生する。以下同じサイクルを繰り返して、放電が維持される。
【0048】
走査期間で書き込み放電が発生しなかったセルでは、走査電極、維持電極上にわずかな電荷しか付着していないため、維持期間では放電が発生しない。期間1〜3までで1サブフィールドを構成する。1サブフィールドでは階調表示ができないため、階調表示をさせる場合、異なる維持パルス数を持ったサブフィールドと組み合わせることで、維持期間の発光の回数を調節する。例えば256階調であれば、入力信号に応じて維持パルス数の比が、1、2、4、8、16、32、64のサブフィールドのうちのいくつかを選択して表示させるため、最低でも8サブフィールドが必要になる。これら全サブフィールドで1フィールドを構成する。図7はフィールド構成の一例である。図7において、1フィールド期間中、1サブフィールド毎にリセット期間と、走査期間と、維持期間とが繰り返され、サブフィールド毎にリセット期間と走査期間とは同一期間であり、維持期間がその維持パルス数に応じて異なっている。
【0049】
つぎに、図13,図14を用いて、走査パルスを出力する際の走査ドライバの制御について説明する。図13において、走査ドライバ40は、走査データを保持しておくためのシフトレジスタ部44と、奇数ライン全体の表示/非表示を選択するOdd用ブランク部42と、偶数ライン全体の表示/非表示を選択するEven用ブランク部43と、プラズマ・ディスプレイ・パネル(PDP)28を駆動するのに必要な電圧を出力する高圧ドライバ部41とから構成されている。この走査ドライバ40によってドライブされるPDP28が接続される。
【0050】
シフトレジスタ部44には、シフトレジスタにデータを読み込ませるためのスキャンクロック信号と、出力ドライバを指定するためのスキャンデータ信号が供給される。また、Odd用ブランク部42と、Even用ブランク部43には、それぞれOddブランク信号及びEvenブランク信号が供給される。
【0051】
つぎに、図14に示すタイムチャートに応じて、図13の動作を説明する。シフトレジスタ部44には、走査パルスを順番に出力するためのスキャンクロック信号と同期して走査パルスを出力するためのスキャンデータが呼入力される。シフトレジスタ部44内のデータはスキャンクロック信号によりシフトするので、スキャンデータ信号は先頭のクロック2回分となる。スキャンクロック信号が入力される毎に走査パルスはシフトしてゆき、各レジスタからOdd用ブランク部42と、Even用ブランク部43に出力される。この際、各ブランク信号はデューティ比50%ではないので、容易に次走査パルスと重なりのある走査パルスを生成することができる。図14に示すように、走査パルス信号を、1ライン目,2ライン目、3ライン目..と重なりのある走査パルスを特徴的に記載しているが、Oddブランク信号及びEvenブランク信号に入力することにより、一定時間の重なりを持つ走査パルスを出力することができる。この重なりのある各ライン目の走査パルスは、高圧ドライバ部41によって高圧側に電圧変換されてPDPをドライブする。
【0052】
この走査パルスを時間的に重ねることによって、実効的な走査パルス幅を広くすることができるので、PDPによる書き込み放電の発生する確率が上昇し、書き込み放電の失敗が減少するという効果が得られる。また重なりの分、走査パルスを短縮することにより、走査期間全体の時間が短くなるので、1サブフィールドの他の期間すなわち、リセット、維持に振り分ける時間が長くなるという効果が得られる。
【0053】
[第2の実施形態]
図15は本発明による駆動方法を実現するための駆動回路例である。プラズマディスプレイパネル28の水平方向の端部に走査電極、維持電極の取り出し部があり、この接続部に駆動回路21,22が接続される。走査電極側の駆動回路21,22は走査電極1本ずつに走査パルスを出力させるための走査ドライバ1,2、パルスPse-sを出力させるためのプライミングドライバ24、維持パルスを出力するための維持ドライバ23から構成される。走査ドライバ21,22は、奇数ライン、偶数ライン毎に独立したICとし、2つのICに独立したクロック信号、ブランク信号を入力させることで、時間的に重なりのある走査パルスを出力する。
【0054】
一方、維持電極側の駆動回路は、維持電極全体に消去パルスを印加するための消去ドライバ26、維持パルスを印加するための維持ドライバ23,27から構成されている。プラズマディスプレイパネル28の垂直方向の端部にはデータ電極の取り出し部があり、データ電極側の駆動回路は発光させるセルを選択するデータパルスを出力するためのデータドライバ25から構成される。
【0055】
データドライバ25の出力を制御するためのデータドライバは、例えば図16に示すように、基準クロック信号に応じてデータをレジストするシフトレジスタ31、奇数ライン書き込み用、偶数ライン書き込み用に設けられ、シフトレジスタの内容のドライバへの転送を制御するためのラッチ32,33及びその内容をリセットするリセット、ラッチ32,33からの信号を高圧ドライバをコントロールできるだけの電圧レベルに変換するレベルシフト回路36,37、高圧の出力をオン・オフするためのドライバ38,39で構成される。
【0056】
図17に走査パルスPscと奇数・偶数それぞれのラッチ32,33及びリセットに入力される信号との時間的関係を示す。ラッチ32,33は立ち上がりでシフトレジスタ31の内容をドライバに転送し、立ち下がると転送した内容をリセット信号が入力されるまで保持する機能を持つ。それぞれのラッチは奇数、偶数の走査パルスの立ち下がりと同期し、リセットは立ち上がりと同期している。このような信号を入力することにより、それぞれの走査パルスのタイミングに同期したデータパルスを出力することができる。
【0057】
上記各実施形態で、上述した図18の走査パルス形状において、n番目走査ラインの走査パルス立ち下がり時刻tn,1、立ち上がり時刻tn,2として、tn,2=tn+1,1であるが、図2の本発明の走査パルスでは、tn,2がtn+1,1よりも遅いタイミングになるため、その時間差tdだけパルス幅が大きいことが特徴の一つとして挙げられる。
【0058】
また、図8に示すように、上記実施形態1の期間2、すなわち走査期間において、走査パルスを従来通りにし、走査パルスを重ねた分、次の走査パルスの印加するタイミングを早めることで、全ラインを走査するのに必要な時間が、{(td)×(走査ライン数−1)}分短くなり、短くなった分、期間3すなわち維持期間を、図7の駆動よりも長くすることができる。また、第2の実施形態においては、長くなった維持期間に維持パルス数を増やすことで、輝度が向上する。
【0059】
また、図9に示すように、第1の実施形態の期間2である走査期間を変化させずに、走査パルスを重ねた分だけ時間を短縮することにより、余った時間{(td)×(走査ライン数−1)}に走査線数を増やすこともでき、従来と同じ時間で、より多くのラインを走査することができる。このことにより高解像度を得ることができる。
【0060】
また、図10に示すように、図1のリセット期間のPpe-sパルスを印加せず、維持電極側に走査電極波形Ppr−sに対応して、負電圧のプライミングパルスを印加した後、電荷調整パルスPpe-cのみ印加し、Ppr-s、Ppr-cパルスによって生じた壁電荷を消去せずに、走査パルスPw-sとデータパルスPdによって選択的に消去し、消去されないセルのみを発光させる消去選択型駆動において、上記実施形態を適用することで、同様の効果が得られる。
【0061】
【発明の効果】
このように、本発明によれば、走査パルスの印加時間を重ねることで、実効的な走査パルスの幅を広げることができる。これにより走査パルス期間内での書き込み放電の発生する確率が高くなり、表示のちらつきの原因である書き込み放電の失敗が減少する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の走査電極と、維持電極、データ電極に印加される電圧波形図である。
【図2】本発明の走査電極に印加される期間2の電圧波形図である。
【図3】本発明の走査電極に印加される期間2の電圧波形図である。
【図4】本発明の走査電極波形に対するデータ電極の波形による表示例図である。
【図5】本発明の走査電極波形に対する放電発光波形の関係図である。
【図6】本発明に適用される動作説明のための走査パルス印加からの時間と放電残り確率との関係グラフである。
【図7】本発明のプラズマディスプレイパネルの1フィールドのタイミングチャートである。
【図8】本発明のプラズマディスプレイパネルの1フィールドのタイミングチャートである。
【図9】本発明の走査電極に印加される期間2の電圧波形図である。
【図10】本発明の走査・維持・データ電極に印加される期間2の電圧波形図である。
【図11】本発明のプラズマディスプレイパネルの1画素の外観図である。
【図12】本発明のプラズマディスプレイパネルの走査・維持・データ電極の概念回路図である。
【図13】本発明のプラズマディスプレイパネルの走査信号の生成回路図である。
【図14】本発明のプラズマディスプレイパネルの走査生成回路のタイミング図である。
【図15】本発明のプラズマディスプレイパネルの走査・維持・データ電極の概念回路図である。
【図16】本発明のプラズマディスプレイパネルのデータ電極ドライバの概念回路図である。
【図17】本発明のプラズマディスプレイパネルのデータ電極ドライバの動作を説明するタイミングチャートである。
【図18】従来例の走査電極と、維持電極、データ電極に印加される電圧波形図である。
【符号の説明】
1 絶縁基板
2 絶縁基板
3 走査電極
4 維持電極
5 トレース電極
6 トレース電極
7 データ電極
8 放電ガス空間
9 隔壁
10 可視光
11 蛍光体
12 誘電体
13 保護層
14 誘電体
21,22 走査ドライバ
23 維持ドライバ
24 プライミングドライバ
25 データドライバ
26 消去ドライバ
27 維持ドライバ
31 シフトレジスタ
32 Oddラッチ
33 Evenラッチ
34,35 OR回路
36,37 データドライバ

Claims (7)

  1. 走査電極と維持電極とデータ電極とを備えたAC型プラズマディスプレイの駆動方法において、表示するセルを選択するための走査期間の前記走査電極側に印加される負極性の走査パルスと、前記データ電極に印加される正極性データパルスとの、あるタイミングで印加される前記各パルスと次のタイミングで印加される前記各パルスがそれぞれ時間的に重なり、前記あるタイミングで印加される前記走査パルスの立ち上がり時刻が、前記次のタイミングで印加される前記走査パルスの立ち下がり時刻より遅れることを特徴とするAC型プラズマディスプレイの駆動方法。
  2. 走査電極と維持電極とデータ電極とを備えて2次元領域のプラズマディスプレイパネルを駆動するAC型プラズマディスプレイの駆動方法において、表示するセルのリセット期間と、放電開始する走査期間と、放電を維持する維持期間とのステップを繰り返す場合に、前記表示するセルを選択するための走査期間に前記走査電極側に印加される負極性の走査パルスが、次のタイミングで走査される前記負極性の走査パルスと、放電の形成遅れ時間以内で時間的に重なり、前記走査パルスの立ち上がり時刻が、前記次のタイミングで走査される前記走査パルスの立ち下がり時刻より遅れることを特徴とするAC型プラズマディスプレイの駆動方法。
  3. 請求項2に記載のAC型プラズマディスプレイの駆動方法において、前記走査電極に印加される前記走査パルスは、前記走査期間内で負パルスの走査ベースパルスに加えて前記走査パルスを印加し、前記データ電極に正極性のデータパルスが印加されることを特徴とするAC型プラズマディスプレイの駆動方法。
  4. 請求項2に記載のAC型プラズマディスプレイの駆動方法において、前記リセット期間には前記走査電極に負の鋸歯状波パルスと、正極性の正パルスと、負の鋸歯状波パルスを順次印加し、前記維持期間には前記走査電極と前記維持電極にサブフィールドに応じたパルス数のパルスを相互に逆極性で印加することを特徴とするAC型プラズマディスプレイの駆動方法。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載のAC型プラズマディスプレイの駆動方法を用いたAC型プラズマディスプレイ。
  6. 走査電極と維持電極とデータ電極とを備えたAC型プラズマディスプレイの駆動装置において、表示するセルのリセット期間と、放電開始する走査期間と、放電を維持する維持期間とのステップを繰り返す場合に、前記表示するセルを選択するための走査期間に前記走査電極側に印加される負極性の走査パルスが、次のタイミングで走査される前記負極性の走査パルスとが時間的に重なる走査電極パルス生成手段と、前記データ電極に印加される正極性のデータパルスを生成するデータパルス生成手段とを備え、前記走査電極パルス生成手段はあるタイミングで印加される前記走査パルスとその次のタイミングで印加される前記走査パルスが放電の形成遅れ時間以内で時間的に重なる走査パルスを発生し、前記あるタイミングで印加される前記走査パルスの立ち上がり時刻が、前記その次のタイミングで印加される前記走査パルスの立ち下がり時刻より遅れることを特徴とするAC型プラズマディスプレイの駆動装置。
  7. 請求項6に記載のAC型プラズマディスプレイの駆動装置において、前記リセット期間に、前記走査電極パルス生成手段は、前記走査電極に負の鋸歯状波パルスと、正極性の正パルスと、負の鋸歯状波パルスとを順次生成し、前記維持期間には前記走査電極と前記維持電極にサブフィールドに応じたパルス数のパルスを相互に逆極性で印加することを特徴とするAC型プラズマディスプレイの駆動装置。
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