JP3532962B2 - 腕時計用添板の固定構造 - Google Patents

腕時計用添板の固定構造

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、時計ケースと腕時計バ
ンドの間に設けられ、時計を腕に装着したときの装着感
を改善するための添板に関するものである。 【0002】 【従来の技術】一般にダイバーウオッチ等の時計ケース
にプラスチック製バンドを接続する時計では、時計ケー
スにバンドの長手方向に突出する一対の脚部を設けてい
る。時計バンドの端部には突起を設け、その突起を脚部
の間に挿入し、バネ棒を脚部及び突起に挿通することに
よりバンドがケースに接続される。 【0003】このような接続構造においては、バンドの
接続端の厚みが時計ケースの厚みに比べて薄いので、バ
ンドの下面とケースの下面との間は段差が生じており、
その部分が腕にフィットせず、時計の不快なぐらつきが
生じたり、腕に圧迫感を受ける。 【0004】このような欠点を解消するため、バンドの
幅と略同じ幅を有し、時計ケースの脚部に、ケースとバ
ンド端部の裏側を覆うプラスチックの添板を取付けた腕
時計が提案されている。この添板によってケースとバン
ドとの間の段差がなくなるので時計とバンドが手首に沿
ってピッタリと装着される。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の添板は
脚部の外側にネジで固定されるので組立工程が複雑にな
る。更に添板は2箇所で固定されているだけなので破れ
たり、外れ易い等の問題がある。 【0006】本発明はこのような欠点に鑑みてなされた
もので、容易に時計ケースに接続でき、丈夫でしかも時
計の装着感を向上させることのできる添板を提供するこ
とを目的とするものである。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、時計ケースと時計バンドの接続部を添板
で覆う構造の腕時計において、時計ケースは側面に一対
の脚部を有し、添板は可撓性を有するプラスチックより
なり、平坦で時計バンドの長手方向に延びる基部と、時
計ケースの脚部の間に嵌合するアーチ型突出部とを有
し、時計バンドはその端部に前記添板のアーチ型突出部
に嵌合する突起を有し、時計ケースの脚部、添板の突出
部及びバンドの突起に夫々貫通孔が設けられ、その孔に
連結部材を挿入して、時計ケースの脚部、添板の突出
部、及びバンドの突起を順次係合させて接続し、前記添
板の基部で、前記時計バンドと時計ケースとの間に段差
を無くしたことを特徴とする。 【0008】 【作用】上記構成により、時計ケースと時計バンドに挟
まれ、容易に、しかも強固に添板が取付けられる。 【0009】 【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明に係る時計ケ−スの一部、バンド及
び添板を示す分解斜視図、図2は時計ケースにバンド及
び添板を取付けた状態を示す断面図である。 【0010】時計ケース1はそのバンド接続側に一対の
脚部2を有してバンド接続部を形成し、脚部2の間には
凹部3が形成されている。脚部2には夫々、連結部材で
あるバネ棒13のピン14が挿入されるバネ棒ピン挿入
孔4が穿設されている。 【0011】添板5は可撓性を有するプラスチックより
なり、平坦で時計のバンドの長手方向に延びる基部6を
有し、その基部6の上に下側に開口7aを有するアーチ
型突出部7が形成されている。突出部7は時計ケース1
の脚部2の間の凹部3に嵌合されるように形成され、そ
の上面はケース1及び脚部2の上面と連続するようにな
っている。突出部7には時計ケース1のバネ棒ピン挿入
孔4に対応する位置に一対のバネ棒挿入孔8が形成され
ている。 【0012】プラスチック製の時計バンド10の一端に
は、添板5の突出部7の開口7aと係合する突起11が
バンドの長手方向に突出して設けられている。突起11
にはバンドの幅方向に連結部材であるバネ棒13が挿通
される貫通孔12が穿設されている。 【0013】添板5を時計ケース及びバンドに接続する
には、バンド10の突起11を添板5の突出部7の開口
部7aに嵌め込むと共に、一直線上になったバネ棒挿入
孔8と貫通孔12に連結部材であるバネ棒13を挿入す
る。次に、脚部2間の凹部3に添板5の突出部7を挿入
するように、バネ棒13の一方のピン14を一方の脚部
2のバネ棒ピン挿入孔4に挿入し、更に、一方の脚部2
の方向にバネ棒13を押圧しながら他方の脚部2のバネ
棒ピン挿入孔4にバネ棒13の他方のピン14を挿入す
る。この結果、バネ棒ピン挿入孔4、バネ棒挿入孔8、
貫通孔12は一直線上になり、そこにバネ棒13が挿入
されているので、時計バンド10が時計ケース1に取付
けられると同時に、添板5がバンド10と時計ケース1
とに挟まれた状態で固定される。 【0014】このように組み立てた時計を腕に装着する
と、添板5及びバンド10は、手首に沿って湾曲し、段
差なく滑らかに接触する。更に、ケース及びバンドの角
が手首に当たって手首を痛めることがない。 【0015】尚、バネ棒の他に時計ケースとバンドの連
結部材として、ピンと割りパイプ、先端にネジが形成さ
れたピンとがある。この内ピンと割りパイプとで添板5
を時計ケース及びバンドに接続するには、脚部2間の凹
部3に添板5の突出部7を挿入する。更に、時計バンド
10の突起11を添板5の突出部7の開口部7aに嵌め
込む。この時、バネ棒ピン挿入孔4、バネ棒挿入孔8と
貫通孔12は一直線上になり、一方の脚部2のバネ棒ピ
ン挿入孔4からピンを挿入すると共に、他方の脚部2の
バネ棒ピン挿入孔4から割りパイプを挿入し、ピンの先
端部に割りパイプを嵌合させる。この結果、時計バンド
10が時計ケース1に取付けられると同時に、添板5が
バンド10と時計ケース1とに挟まれた状態で固定され
る。また、先端にネジが形成されたピンを使用する場合
は、一方または他方の脚部2のバネ棒ピン挿入孔4内
に、ネジが形成されたピンが螺合されるネジが形成され
ており、このネジに、先端にネジが形成されたピンを螺
合させることにより、バンド10と時計ケース1と添板
5が連結される。 【0016】また添板の突出部7の上面がケースとバン
ドとの間で露出しているので、添板の色を時計ケースと
時計バンドと異なる色にしたり、上面の形状を長方形の
みならず種々の形状にすることにより、デザインに変化
をもたせることができる。また、更に、デザイン変化を
持たせるため、2つの脚部2の凹部3の上方を塞ぐよう
に天井部を時計ケース1と一体に設けた時計ケースの場
合は、添板5の突出部7を逆L字形(側面方向即ち、バ
ネ棒ピン挿入孔4方向より見た時)とし、天井部に突出
部7が当たらないような形状とする。 【0017】 【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、時計ケースと時計バンドの間にプラスチックの
添板を設けたので、バンドの厚さが時計ケースの厚さと
異なる場合でもその段差を解消でき、ケースやバンドの
端が使用者の手首を圧迫することがなくなり、装着感が
向上する。更に、バンドは添板によって保持され、回動
が阻止される。添板はバンドのケースに組付け時に取付
けられるので、組立工程を増やすことなく簡単に取付け
られる。また、時計ケースとバンドの間に挟まれている
ので添板がプラスチックにもかかわらず破れたり外れた
りすることなく、強度が向上する。また、時計ケースと
時計バンドとの接続部は、今迄にない新しいデザイン表
現をすることが可能となった。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例の時計ケース、バンド及び添
板を示す分解斜視図である。 【図2】腕時計ケ−ス、バンド及び添板の接続状態を示
す断面図である。 【符号の説明】 1 時計ケ−ス 2 脚部 3 凹部 4 バネ棒ピン挿入孔 5 添板 6 基部 7 突出部 7a 開口 8 バネ棒挿入孔 10 バンド 11 突起 12 貫通孔 13 バネ棒 14 ピン

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 時計ケースと時計バンドの接続部を添板
    で覆う構造の腕時計において、時計ケースは側面に一対
    の脚部を有し、添板は可撓性を有するプラスチックより
    なり、平坦で時計バンドの長手方向に延びる基部と、時
    計ケースの脚部の間に嵌合するアーチ型突出部とを有
    し、時計バンドはその端部に前記添板のアーチ型突出部
    に嵌合する突起を有し、時計ケースの脚部、添板の突出
    部及びバンドの突起に夫々貫通孔が設けられ、その孔に
    連結部材を挿入して、時計ケースの脚部、添板の突出
    部、及びバンドの突起を順次係合させて接続し、前記添
    板の基部で、前記時計バンドと時計ケースとの間に段差
    を無くしたことを特徴とする腕時計用添板の固定構造。
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