JP3531965B2 - 固体を反応器中へ導入するための方法および装置 - Google Patents

固体を反応器中へ導入するための方法および装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、固体を反応器中へ導入
するための方法およびこの方法を実施しうる装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】米国特許第4,082,513号から、
注入導管を介在させて反応器に接続された導入エンクロ
ージャより実質的になる装置を用いて固体触媒を反応器
中へ導入することは公知である。先ず最初に、触媒を導
入エンクロージャ中へ導入し、次いでこれを気体の導入
によって加圧する。次いで触媒を注入導管中へ導入し、
ここで触媒をさらに気体の導入により反応器に流入する
まで流動化させる。この過程は、注入導管中へ直接突入
するパイプによって行われる。導入エンクロージャ中へ
の気体の導入に際し、触媒が圧縮されて注入導管中への
導入を困難にする。さらに、この方法は2回の異なる気
体導入を必要として相当量の反応器中への気体導入をも
たらすという欠点を有する。
【0003】ヨーロッパ特許出願第 0 101 09
8号公報は、粒状固体燃料を容器から順次にホッパーお
よび槽へ搬送し、次いで空気圧輸送により反応器中へ搬
送する方法を開示している。しかしながら、固体燃料を
容器とホッパーと槽内とで流動状態に維持するには流動
化ガスが使用され、さらに固体燃料を槽から反応器中へ
空気圧輸送により搬送するにはキャリヤガスが使用され
る。
【0004】フランス特許出願第 2 562 077
号は、オレフィンの気相重合のため流動床反応器に粉末
触媒を導入するための方法および装置を開示している。
しかしながら、粉末触媒は「栓流」または「充填床」モ
ードにて、すなわち特に水平ライン方向における緻密相
移送系にて反応器中へ搬送される。
【0005】好ましくは比較的高い圧力下としうる反応
器中への固体の導入方法が今回見出され、この方法の過
程では固体が緻密相移送系を用いる公知方法のように圧
縮されない。さらに、これは1回のみの気体導入しか必
要としない。この方法は反応器中への固体の良好な流入
を可能にすると共に、特にたとえば流動床反応器のよう
な気相反応器を使用する場合には反応器内の固体の極め
て良好な分散を可能にする。その場合、反応器内で生ず
る反応が発熱性であれば、本発明による方法の使用は反
応器内におけるホットスポットの減少もしくは除去を可
能にする。
【0006】
【発明の要点】本発明の主題は、反応器に接続された供
給エンクロージャから反応器中へ注入パイプを介して固
体を導入する方法において、(a)固体を供給エンクロ
ージャ中へ導入して、ここで固体の大部分を沈静させ、
次いで(b)気体を供給エンクロージャの壁部に対して
接線方向に導入し、最初に沈静している固体を気体によ
り供給エンクロージャ内で懸濁させて固体の懸濁物を形
成し、供給エンクロージャから反応器中へ注入パイプを
介し希釈相搬送系にて固体の懸濁物を気体により飛沫同
伴させて導入することを特徴とする。
【0007】この方法の第1段階では、固体を供給エン
クロージャ中へ導入する。固体の導入は好ましくは供給
エンクロージャの上部を介し、大抵の場合は頂部を介し
て行われる。固体は、気体/固体分離器(たとえばサイ
クロン)を介する空気圧輸送により或いは供給手段(た
とえば供給弁もしくは回転弁)を介する貯槽により供給
エンクロージャ中へ供給することができる。より詳細に
は、固体は重力流動により供給エンクロージャ中へ供給
することができ、たとえば供給エンクロージャの上部も
しくは頂部から前記供給エンクロージャの底部まで供給
することができる。この段階において、供給エンクロー
ジャはたとえば0.1〜5MPaの加圧下の初期ガスを
含有することができる。この初期ガスは一般にたとえば
窒素のような不活性ガスである。本発明の方法を順次
に、すなわち導入シーケンスモードで行う場合、第1段
階に際し供給エンクロージャ内に最初に存在する気体は
事前の導入シーケンスにおける第2段階の終了時点で供
給エンクロージャ内に残留する気体である。一般に供給
エンクロージャは導入される固体の容積よりも大きい容
積を有し、有利には導入される固体の容積の2〜20
倍、好ましくは3〜10倍である。容積は、この方法の
第2段階に際し気体中へ固体を容易に懸濁させうるよう
選択される。
【0008】第1段階に際し、供給エンクロージャ中に
導入された固体の大部分は供給エンクロージャ内で特に
供給エンクロージャの下部における重力流動により、た
とえば供給エンクロージャの底部表面上に沈静する。固
体の大部分は供給エンクロージャ内に存在して、この方
法の第2段階に際し気体中に懸濁させることができる。
特に固体は、たとえば重力下で多量に供給エンクロージ
ャの外部で、たとえば供給エンクロージャと反応器とを
接続する注入パイプに導入しないことが極めて望まし
い。極めて有利には、導入された固体の50重量%以
上、より好ましくは75重量%以上を供給エンクロージ
ャ内に沈静させるべきである。しかしながら、少量の固
体は供給エンクロージャの外部、たとえば注入パイプに
沈静してもよい。
【0009】この方法の第2段階に際し、供給エンクロ
ージャ内に大部分が最初に沈静している固体は注入パイ
プを介し反応器中へ搬送される。沈静した固体を内蔵す
る供給エンクロージャには気体を導入する。反応器が比
較的高い圧力下にある場合は、一般に注入パイプに流入
手段(たとえば流入弁)を設け、この流入手段を開放さ
せて供給エンクロージャを注入パイプを介し反応器と連
通させる。所望量の固体が反応器中へ導入された際、好
ましくは流入手段を特に反応器の内容物が固体と反応も
しくは相互作用する場合は次の固体導入のシーケンスに
至るまで閉鎖することができる。供給エンクロージャ中
への気体の導入は弁の開放によって行うことができ、有
利には第2段階の全体にて特に少なくとも流入手段が開
放される時点から反応器中への固体導入の終了時点まで
連続的に行われる。この目的で、流入手段の開放は気体
の導入開始(たとえば気体導入弁の開放)と同時に或い
はその後に、好ましくは気体の導入開始からたとえば1
秒以内の直後または1〜5秒後に行うことができる。流
入手段の開放は、供給エンクロージャ中への気体の導入
開始または気体導入弁の開放を用いて有利に制御操作さ
れる。
【0010】気体の導入は供給エンクロージャの任意の
部分、好ましくは供給エンクロージャの上部、大抵の場
合は最上部にて行うことができる。さらに、好ましくは
供給エンクロージャ内で沈静している固体の上面より上
方で行って、特に気体供給導管の閉塞を防止する。本発
明によれば第2段階の大部分において、気体の流動は好
ましくは供給エンクロージャにおける気体の導入点から
反応器まで注入パイプを介して連続的に生ぜしめる。供
給エンクロージャ中への気体の導入および供給エンクロ
ージャ内でのその流動は、供給エンクロージャ内に最初
に沈静している固体が気体により懸濁されて気体中の固
体の懸濁物を形成するようにする。次いで、固体懸濁物
を稀薄相移送系にて気体により供給エンクロージャから
反応器中へ注入パイプを介して同伴させる。実際には本
発明の特徴によれば、好ましくは気体導入が開始された
直後に固体を気体中に懸濁させるのに適する供給エンク
ロージャ内での気体の渦巻作用を生ぜしめるよう(たと
えばその方向)に気体が導入されると共に供給エンクロ
ージャ内で流動することが判明した。固体の渦巻作用
は、気体の導入を供給エンクロージャの壁部に対し接線
方向に行えば極めて有利に促進されることも認められ
た。この壁部は好ましくは垂直である。渦巻作用は、供
給エンクロージャ内で最初に沈静した固体をガス流中へ
懸濁させて気体中の固体の懸濁物を生成させ、懸濁物中
で固体を希釈すると共にホモゲナイズして均一な流動状
態を形成させるよう作用する。気体による固体の希釈
は、一般に気体1m3 当り1〜20kg、好ましくは2
〜15kg、特に5〜10kgの固体が供給エンクロー
ジャ中に導入されるような程度である。供給エンクロー
ジャおよび注入パイプにおける固体懸濁物の流入型式
は、たとえばN.P.シェレミシノフおよびP.N.シ
ェレミシノフにより「気体−固体流動化の流動力学」
(1984)、ガルフ・パブリッシング・カンパニー
社、ヒューストン、テキサス州(USA)編、第12章
(「空気圧輸送における考察」)、第543〜570頁
に規定されたような稀薄相移送系と同等であり、より詳
細には第564〜565頁における図12〜12および
12〜13の帯域1における移送系に対応することがで
きる。注入パイプにおける特に水平ライン方向での固体
懸濁物の流動状態が「躍動(saltation )速度」より高
いガス速度にて本発明の稀薄相輸送に際し観察される。
この「躍動速度」は、パイプの床に対する固体沈着を防
止する最小速度として規定される。躍動よりも高いガス
速度にて固体流は分散して生じ、垂直上昇流で観察され
る均一流動状態に極めて類似する。すなわち固体が懸濁
されて気体と共に移動し、大部分がパイプ中に均一に分
配される。この状態において、圧力低下はガス速度の上
昇と共に増大する。好ましくは注入パイプにおけるガス
速度は、「躍動速度」に近縁すると共にパイプの底部に
最初に沈静している固体を再懸濁させるのに要する流体
速度として規定される「ピックアップ速度」に等しく或
いはそれより高い。「躍動速度」に関する広範な検討に
ついては、P.J.ジョーンズおよびL.S.ロイン
グ、「水平空気圧移送における躍動速度の関係の比
較」、インダストリアル・エンジニアリング・ケミスト
リー・Proc.Des.Dev. 、第17巻、第571頁(197
8)に見ることができる。さらに本発明の方法において
は、固体の流動を促進すべく注入パイプ中への直接的な
気体の追加導入を行う必要がない。
【0011】供給エンクロージャ中へ導入する気体は一
般に、反応器内の圧力よりも高い圧力、たとえば反応器
内における圧力よりも0.05〜1.5MPa高い、好
ましくは0.1〜1.0MPa高い圧力にて導入され
る。特に供給エンクロージャ中へ導入する気体の圧力は
0.1〜5MPaであるのに対し、反応器内の圧力は
0.15〜6.5MPa、好ましくは0.2〜6MPa
とすることができる。気体は好ましくは固体に対し不活
性であり、特に窒素とすることができる。
【0012】一般に、反応器中への全量の固体の導入が
終了しない限り、供給エンクロージャ内の気体圧力は好
ましくは反応器内に存在する圧力よりも高く維持され、
実際にはこの方法の第2段階に際し気体の連続導入を考
慮に入れて一定に維持される。固体の全量が反応器中へ
導入された後、反応器から供給エンクロージャ方向への
注入パイプを介する逆流を回避するためガス圧力が反応
器内に存在する圧力と同一またはそれより低くならない
ようにするのが好ましい。
【0013】第2段階の終了時点、すなわち反応器中へ
の固体の導入が終了した際、流入手段を閉鎖することが
できる。この閉鎖は、反応器中へ導入される気体の量を
制限するため反応器中への固体導入の終了と同時または
好ましくはその直後に行うことができる。さらに、供給
エンクロージャ中への気体の導入を停止させることもで
きる。気体の停止は、流入手段の閉鎖と同時またはたと
えば流入手段の閉鎖直後、たとえば1秒以内または1〜
5秒以内に行うことができる。供給エンクロージャ中へ
の気体導入の終了は有利には流入手段の閉鎖を用いて制
御操作される。
【0014】この方法の第2段階における持続時間は極
めて迅速とすることができ、1秒未満または1〜10
秒、たとえば3〜5秒とすることができる。
【0015】この方法の第2段階は、測定された量の固
体を反応器中へ導入するシーケンス、すなわち順次の操
作を構成することができる。導入シーケンスは極めて迅
速とすることができ、1秒未満、有利には1〜20秒、
たとえば工業プラントでは5〜10秒とすることができ
る。多量の固体を反応器中へ導入するには、導入シーケ
ンスを複数回反復することができ、これは定期的な間隔
で行うことができる。特に4〜120回、たとえば5〜
90回の導入順序を1時間当りに行うことができる。
【0016】図1を参照して、好ましくは比較的高い圧
力下に固体を反応器(14)中へ導入するための本発明
の他の主題である装置につき説明する。この装置は実質
的に供給エンクロージャ中(7)よりなり、 −固体を供給エンクロージャ中へ導入する手段(4)
と、 −注入パイプ(10)を介し反応器(14)に接続され
た出口(9)と、 −供給エンクロージャ(7)中に存在する大部分の固体
が注入パイプ(10)中へ重力流動するのを防止する手
段(11)と、 −供給エンクロージャ(7)中で沈静した固体を気体中
に懸濁させて固体懸濁物を形成させ、これを気体により
注入パイプ(10)を介し反応器(14)中へ同伴させ
うるようにした供給エンクロージャの壁部に対して接線
方向に突出する気体導入導管(8)の入口とを備えるこ
とを特徴とする。
【0017】この装置は貯蔵エンクロージャ(1)を備
えることができ、このエンクロージャは垂直円筒形状と
することができ、その最下部(2)を有利には下方向に
指向する円錐形状とすることができる。工業プラントに
おいては大抵の場合、これは比較的大きい容積を有して
0.5〜5日間の範囲の期間にわたり固体を反応器に供
給することができる。有利には、これに固体用の攪拌シ
ステムを設けて固体凝集物の形成を回避することができ
る。さらに、不活性ガスの雰囲気下に保つこともでき
る。
【0018】固体を供給エンクロージャ(7)中へ導入
する手段(4)は実質的に回転弁で構成することがで
き、この回転弁は貯蔵エンクロージャ(1)の最下部
(2)および供給エンクロージャ(7)の頂部(6)と
交互に連通しうるキャビティ(5)を備える。回転弁
(4)は、フランス特許出願第2,562,077号お
よび第2,587,081号に記載された回転弁の1種
とすることができる。
【0019】供給エンクロージャ(7)は有利には、下
方向に配向した円錐状下部に隣接した垂直円筒状上部で
構成することができる。気体導入導管(8)は好ましく
は気体導入弁(15)を備えることができ、供給エンク
ロージャ(7)の頂部または頂部近くに突出させること
ができる。極めて有利な方式において、供給エンクロー
ジャ(7)における気体導入導管(8)の入口は、供給
エンクロージャ(7)内に沈静している固体が供給エン
クロージャ(7)内の渦巻作用により気体中に懸濁され
るよう配置され(たとえば配向され)る。すなわち気体
導入導管(8)は好ましくは供給エンクロージャ(7)
の壁部に対し、たとえば供給エンクロージャにおける円
筒部分の垂直壁部のような垂直壁部に対し接線方向で突
出する。供給エンクロージャ(7)は好ましくは貯蔵エ
ンクロージャ(1)の下に配置される。供給エンクロー
ジャ(7)にはガスをパージする手段、たとえばパージ
導管を設けることができる。
【0020】この装置は好ましくは、反応器を比較的高
い圧力下で操作する場合、流入手段(13)を備える。
流入手段(13)は開放されると供給エンクロージャ
(7)および反応器(14)を注入パイプ(10)を介
して連通させることができる。逆に、閉鎖すれば供給エ
ンクロージャ(7)を反応器1(14)から隔離するこ
とができる。流入手段(13)は、好ましくは注入パイ
プ(10)、好ましくは注入パイプの端部に、反応器
(14)におけるその開放の直前で配置される。さら
に、これは注入パイプ(10)中への大部分の固体の流
入を防止しうる手段(11)とすることもできる。たと
えば、流入手段(13)は急速フルフロー弁または吹出
弁とすることができる。
【0021】注入パイプ(10)は反応器(14)を供
給エンクロージャ、好ましくはその下部、特にその最下
部に位置する出口(9)と接続させる。供給エンクロー
ジャの下部が下方向に指向した円錐よりなる場合は、注
入パイプ(10)を有利にはこの円錐の頂点に接続す
る。注入パイプ(10)の長さは一般にできるだけ短く
する。これは、反応器の壁部に対し垂直または実質的に
垂直としうる方向に或いは水平面に対し0〜60°、好
ましくは10〜45°の角度を形成しうる下方向に、反
応器(14)中へ開口させることができる。好ましく
は、これは操作を妨げないよう反応器(14)中へは突
入させない。注入パイプ(10)は好ましくは、比較的
高い圧力下(たとえば0.1〜5MPaの圧力下)で極
めて微細な粒子よりなる固体(たとえば5〜200μm
または10〜120μmの平均直径を有する固体)で操
作する稀薄相移送径を設けるよう設計される。これら特
定条件下で、注入パイプ(10)の内径は5〜25m
m、好ましくは5〜15mmの範囲とすることができ
る。
【0022】この装置は、供給エンクロージャ(7)内
に存在する固体の大部分が注入パイプ(10)中へ重力
流動するのを好ましくはできるだけ回避しうるような手
段(11)を備える。この手段(11)は好ましくは注
入パイプ(10)内に、好ましくは供給エンクロージャ
(7)の出口(9)の近傍、好ましくは直ぐ近くに配置
される。これは、供給エンクロージャの出口(9)を注
入パイプ(10)に接続するよう配置される。手段(1
1)は弁、たとえば流入弁(12)とすることができ
る。この手段(11)は、好ましくは供給エンクロージ
ャ(7)の出口(9)に直接位置するベンドで構成して
注入パイプ(10)に接続することができる。ベンド
(11)の角度は、注入パイプにおける重力による固体
流動の可能性に大きく依存する。重力による固体流動が
容易であるほど、選択する角度は小さくなる。ベンドの
角度は一般に70〜120°とすることができ、大抵の
場合は約90°である。
【0023】この装置は有利には制御システムを備え
て、供給エンクロージャ(7)中への気体導入の開始を
用いる流入手段(12)の開放を制御操作することがで
き或いは流入手段(12)の閉鎖を用いる気体導入の終
了を制御操作することもできる。
【0024】反応器(14)は、たとえば流動床および
/または機械攪拌床反応器のような気相反応器とするこ
とができる。これは加圧下、特に0.1〜5MPaの圧
力下とすることができる。この反応器を用いてオレフィ
ンを重合させることができる。
【0025】本発明は、特に比較的高い圧力下で反応器
中へ気体における懸濁状態の固体を導入することを可能
にする。これは、比較的低い流動特性を有する固体を導
入するのに特に有利である。粉末の流動性を測定する試
験についてはEP−A−0275 675号公報に記載
されている。本発明は、EP−A−0 275 675
号公報に記載されたと同様なホッパー、特に次の特徴を
有するホッパーにて自由流動しうる粉末につき特に有用
である:5mmの底部開口直径、40mmの頂部開口直
径および67.5mmの高さ。さらに、本発明は少量の
固体を反応器中へ導入すべく特に推奨される。特に1〜
100g、大抵の場合は1〜50g、たとえば10〜5
0gの固体を注入シーケンス1回当りに導入することが
できる。固体は5〜200μm、好ましくは10〜12
0μm、特に20〜100μmまたは50〜100μm
の重量平均直径を有する微細もしくは極めて微細な粒子
よりなる粉末とすることができる。固体は0.1〜0.
4g/cm3 、たとえば0.2〜0.4g/cm3 の嵩
密度を有することができる。固体が5〜200μm、特
に10〜120μmの質量平均直径を有する微細もしく
は極めて微細な粒子で構成される場合は、特に水平ライ
ン配向において、本発明の注入パイプに流入する固体懸
濁物の「躍動速度」は一般に1〜10m/sec、特に
1〜7m/secの範囲であることが観察される。これ
ら条件下において注入パイプに流入して均一な流動状態
を持った稀薄相移送系を形成する気体の速度は「躍動速
度」よりも高くせねばならず、すなわち好ましくは1〜
50m/secの範囲、特に5〜30m/secの範囲
である。
【0026】固体は化学反応(たとえばオレフィン重合
反応)のための触媒とすることができ、たとえばチーグ
ラー・ナッタ型の触媒または熱処理により活性化される
酸化クロム系の触媒、またはこれら触媒の1種を含有す
るプレポリマーとすることができる。
【0027】図1は本発明による装置の略図である。こ
れは貯蔵エンクロージャ(1)よりなり、このエンクロ
ージャは裁頭円錐部に隣接した垂直シリンダで構成さ
れ、その下部にほぼ頂点にて角度αを有する。貯蔵エン
クロージャの底部を、キャビティ(5)を有する回転弁
(4)を内蔵した導入チャンバ(3)の頂部に接続す
る。導入チャンバ(3)の底部を気体導入導管(8)が
装着された供給エンクロージャ(7)の流入部(6)に
接続し、導管(8)には弁(15)を設ける。供給エン
クロージャ(7)は、出口(9)で終端する円錐状下部
に隣接した円筒状上部(7)を備える。供給エンクロー
ジャの出口(9)を注入パイプ(10)を介して反応器
(14)に接続し、この注入パイプには吹出弁(12)
とリリーフ弁(13)とを設けると共に反応器(14)
中へ開口させる。注入パイプ(10)は90°の角度を
有するベンド(11)を出口(9)に隣接して備える。
【0028】図2は、大きい開口角度Aを有するキャビ
ティ(5)を含むる回転弁(4)の断面を示す。
【0029】図3は導入エンクロージャ(7)の図1に
よるA−A線断面図であって、供給エンクロージャの円
筒状部分の垂直壁部に対し接線方向で供給エンクロージ
ャ(7)中に気体導入導管(8)が開口する様子を示
す。
【0030】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに説明す
る。
【0031】図1、2および3に示したと同一の装置を
用いて操作を行った。貯蔵エンクロージャ(1)におけ
る裁頭円錐(2)のほぼ頂点の角度αは60°とした。
回転弁(4)の寸法は次のようにした:D=44mm、
d1=25mm、d2=15mm、h1=3.9mm、
h3=4.3mmおよび開口角度A=37.3°。その
結果、回転弁におけるキャビティ(5)の容積は6cm
3 となった。
【0032】供給エンクロージャ(7)は25mmの直
径と54mmの高さとを有する円筒部分および15mm
の高さを有する円錐部分とで構成し、8mmの直径を有
する出口(9)で終端させた。供給エンクロージャ
(7)の容積は30cm3 であった。注入パイプ(1
0)は8mmの内径と2mの長さとを有した。出口
(9)と注入パイプ(10)との接続部は、90°の角
度を有するベンド(11)で構成した。
【0033】本発明の装置で用いた固体はEP−A−0
529 977号の実施例1で作成した固体(S)と
同一のチーグラー・ナッタ触媒とし、ただしグレース社
からのシリカ粉末「SG332」Rの代りに商品名「E
S70」Rとしてジョセフ・クロスフィールド・アンド
・サンズ社(英国)により市販されるシリカ粉末を用い
た。この触媒は40μmの平均直径と0.32g/cm
3 の嵩密度とを有する固体粒子で構成され、これを上記
の流動試験によって特性化し、触媒は2分30±10秒
にてホッパー中を自由流動した。
【0034】触媒をEP−A−0 529 977号の
図面に示したと同一の流動床反応器(14)に導入し、
ここでエチレンの気相重合を行った。
【0035】触媒の導入を2MPaの圧力に維持された
流動床反応器(14)に対して行った。2.5gの触媒
を2.5MPaの窒素圧力下に供給エンクロージャ
(7)中へ導入し、回転弁(4)のキャビティ(5)を
貯蔵エンクロージャ(1)と連通させ、次いで供給エン
クロージャ(7)と連通させた。この導入が完了した
後、弁(15)を開放することにより2.7MPaの圧
力下にある供給源から始まる気体導入導管(8)を介し
窒素を導入した。リリーフ弁(13)を永久的に開放さ
せた。弁(15)の開放と同時に吹出弁(12)を開放
させた。供給エンクロージャ(7)における窒素の導入
および循環は、窒素流における触媒の懸濁および同伴を
可能にすると共に触媒粒子の渦を発生させ、次いでこれ
を稀薄相移送系にて注入パイプ(10)を介し反応器中
へ搬送した。注入パイプ(10)における触媒懸濁物の
「躍動速度」は約2m/secであり、窒素の速度は注
入パイプ(10)にて約10m/secとした。触媒が
反応器(14)中へ導入された直後に吹出弁(12)を
閉鎖し、同時に弁(15)を閉鎖した。導入シーケンス
を1秒間続け、1時間につき10回反復した。
【0036】
【発明の効果】この方法によれば、第2段階における持
続時間は極めて迅速とすることができ、1秒未満または
1〜10秒、たとえば3〜5秒とすることができる。ま
た、この方法の第2段階は、測定された量の固体を反応
器中へ導入するシーケンス、すなわち順次の操作を構成
することができる。導入シーケンスは極めて迅速とする
ことができ、1秒未満、有利には1〜20秒、たとえば
工業プラントでは5〜10秒とすることができる。多量
の固体を反応器中へ導入するには、導入シーケンスを複
数回反復することができ、これは定期的な間隔で行うこ
とができる。特に4〜120回、たとえば5〜90回の
導入順序を1時間当りに行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による装置の概略図である。
【図2】本発明の装置に用いる回転弁の断面図である。
【図3】本発明による図1の装置のA−A線断面図であ
る。
【符号の説明】
1 貯蔵エンクロージャ 3 導入手段 4 回転弁 7 供給エンクロージャ 8 気体導入導管 9 出口 10 注入パイプ 14 反応器 15 弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−145608(JP,A) 特開 平4−36256(JP,A) 実開 平2−69942(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B01J 4/00 - 4/02 C08F 2/00 - 2/60

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 反応器に接続された供給エンクロージャ
    から反応器中へ注入パイプを介して固体を導入する方法
    において、 (a)固体を供給エンクロージャ中へ導入して、ここで
    固体の大部分を沈静させ、次いで(b)気体を供給エン
    クロージャの壁部に対して接線方向に導入し、最初に沈
    静している固体を気体により供給エンクロージャ内で懸
    濁させて固体の懸濁物を形成し、供給エンクロージャか
    ら反応器中へ注入パイプを介し希釈相搬送系にて固体
    懸濁物を気体により飛沫同伴させて導入することを特徴
    とする反応器中への固体の導入方法。
  2. 【請求項2】 導入した固体の50重量%以上を供給エ
    ンクロージャ内で沈静させることを特徴とする請求項1
    に記載の方法。
  3. 【請求項3】 気体の導入を、供給エンクロージャ内で
    沈静した固体の上面より上方で行うことを特徴とする請
    求項1又は2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 注入パイプに流入手段を設けると共に、
    供給エンクロージャと反応器とを注入パイプを介して連
    通させる前記流入手段の開放を供給エンクロージャ中へ
    の気体導入の開始と同時または開始の直後に行うことを
    特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の方法。
  5. 【請求項5】 注入パイプに流入手段を設けると共に、
    供給エンクロージャと反応器との連通を遮断する前記流
    入手段の閉鎖を反応器中への固体の導入が終了した直後
    および供給エンクロージャ中への気体の導入を停止する
    と同時またはその直前に行うことを特徴とする請求項1
    〜4のいずれかに記載の方法。
  6. 【請求項6】 固体がオレフィン重合用の触媒であり、
    反応器が気相重合反応器であって0.1〜5MPaの圧
    力下における流動床および/または機械攪拌床を内蔵す
    ることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の方
    法。
  7. 【請求項7】 反応器(14)中へ固体を導入するため
    の装置であって、該装置が実質的に供給エンクロージャ
    (7)からなり、 − 固体を供給エンクロージャ中へ導入する手段(4)
    と、 − 注入パイプ(10)を介し反応器(14)に接続さ
    れた供給エンクロージャ(7)の出口(9)と、 − 供給エンクロージャ内に存在する大部分の固体が注
    入パイプ(10)中へ重力流動するのを防止しうる手段
    (11)と、 − 導入された気体中に供給エンクロージャ(7)内で
    沈静した固体を懸濁させうるようにし、注入パイプ(1
    0)を介し反応器(14)中へ気体により飛沫同伴され
    た固体懸濁物を形成させる、供給エンクロージャ(7)
    の壁部に対して接線方向に突出する気体導入導管(8)
    の入口とを備える、 反応器(14)中への固体の導入装置。
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