JP3528979B2 - 消音装置 - Google Patents
消音装置Info
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
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Description
系に好適な消音装置に関する。
が吸気ホース内で共鳴することにより、吸気ホースの吸
入口からは吸気音や脈動音と称される騒音が放出され
る。この脈動音を防止した吸気ホースとして、本件出願
人は、特願平6−88431号公報の明細書に、互いの
端面を間隔を隔ててることで形成された分断部を有する
第1ホース部及び第2ホースからなる主ホースと、該分
断部を覆って外周に配置され該主ホースの外径より大き
な内径をもつ外側ホースと、該外側ホースの両端部と該
第1ホース部及び第2ホース部との間にそれぞれ配置さ
れ該外側ホースと該第1ホース部及び第2ホース部をそ
れぞれ連結する一対のリング部材とからなる吸気ホース
を開示している。
ースと一対の該リング部材と主ホースとで形成された筒
状密閉空間をもつことにより、第1ホース部側から第2
ホース部側へ空気が流れると仮定すると、第1ホース部
を流れる空気流の振動が分断部で急激に空間が広がるこ
とにより乱れ、第1ホース部内で発生する共鳴音が分断
されて脈動音が低減されることを企図したものである。
密閉空間の容積を大きくすればするほど騒音防止効果に
優れ、また筒状密閉空間の形状により音圧レベルを低減
できる音の周波数が異なることが明らかとなっている。
そこで、特に静粛性を必要とする場合には、上記外側ホ
ースをレゾネータ室や拡張室を有する消音装置に発展さ
せた吸気系とすることが行われている。
に示すように、互いの端面を間隔をあけることで形成さ
れた分断部6をもつ第1ホース部2及び第2ホース部3
からなる吸気ホースを、箱状の外郭部(図示略)によっ
て形成される空間1内に延在させる形態を採る。そし
て、この場合、空間1は、分断部6と連通した拡張室と
レゾネータ室とに仕切板2aによって二分される。レゾ
ネータ室は、ここでは第1ホース部2の外周域に形成す
るため、仕切板2aは第1ホース部2の中間に鍔状に形
成される。そして、第1ホース部2の通路とレゾネータ
室とを連通するため、レゾネータ室に位置する第1ホー
ス部2側には小孔2cが形成される。また、第1ホース
部2は図外のエアクリーナと弾性ホース4を介して連結
され、第2ホース部3はエンジンと弾性ホース5を介し
て連結される。
造する場合、空間1を内部にもつ容器をブロー成形によ
り形成するため、該容器の型内にに図4の状態に第1ホ
ース部2、第2ホース部3及び仕切板2aをセット(装
入)して行うことが考えられる。しかし、このような製
造方法によると、ブロー成形用の型内へ、仕切板2aを
取付けた第1ホース部2と第2ホース部3を図4の状態
に装入する作業が極めてわずらわしい。
3の位置は、吸気通路のカーブを決定するので、第1ホ
ース部2と第2ホース部3の位置が適正に固定されない
と、吸気通路は、吸気をスムーズに導く形状からずれて
吸気抵抗が増大するとともに不測の騒音を発生する原因
となる。また、分断部6の大きさが全周で一致した幅と
ならず、良好な消音効果を期待できなくなる。
の固定を適正な位置で行う必要があるが、ブロー成形で
は、成形前の型内で第1ホース部2と第2ホース部3の
位置を規制しても、成形後の位置が若干変位することが
考えられ、成形後に調整することは困難であるため、ブ
ロー成形により図4のような消音装置を一体成形するこ
とは、良好な吸気抵抗と消音効果のために、作業の煩雑
さが倍加するものである。
となく、部品点数を少なく、かつ、製作作業を簡潔に行
うことができる消音装置を提供することを目的とする。
め、請求項1の発明は、一端が内部空間に開口する第1
筒状部と該内部空間と連通する装着孔とを有し、該内部
空間の一部を区画する射出成形で一体に形成された本体
部と、該本体部と結合されて該内部空間を形成する射出
成形で形成された閉止部と、該装着孔に装着され一端が
該第1筒状部の一端と該内部空間内で間隔を隔てて対向
する第2筒状部と、からなることを特徴とする。
止部の少なくとも一方が、上記第2筒状部の一端部分を
上記内部空間に固定する内部係止部をもつことを特徴と
する。請求項3の発明は、上記本体部及び上記閉止部の
少なくとも一方が、上記内部空間を上記第1筒状部及び
上記第2筒状部の対向端部が収納される拡張室と該第1
筒状部の他端部分と隣接するレゾネータ室とに分ける仕
切り壁部をもち、上記第2筒状部は上記レゾネータ室に
開口するレゾネータ孔をもつことを特徴とする。
された第1筒状部は、分断部に相当する間隔を隔てて二
分される一方の吸気ホース部となり、第2筒状部は他方
の吸気ホース部となる。本体部と閉止部は、互いに結合
して、上記分断部を吸気の拡張口とする内部空間を形成
し、該内部空間により第1筒状部と第2筒状部を通る吸
気が該第1筒状部又は第2筒状部と共鳴する振動成分を
減衰させる。
に対し間隔を隔てて一端が臨むように装着孔に第2筒状
部の他端を嵌合固定し、この状態の本体部に閉止部を結
合することによって製作できる。ここで、第1筒状部は
本体部と一体成形されるため、第1筒状部は位置固定と
考えることができ、該第1筒状部を基準に第2筒状部だ
けを位置調整するだけで、吸気抵抗の少ない吸気通路、
すなわち第1筒状部に対する第2筒状部のなすカーブを
形成できる上、良好な消音効果のための第1筒状部の一
端と第2筒状部の一端との間隔の調整も容易となる。
止部の少なくとも一方に内部係止部が形成されることに
より、第2筒状部の一端を該内部係止部で位置決め固定
することができ、上記のように吸気抵抗が少なく良好な
消音効果を発揮する状態への調整を、第2筒状部の装着
時に同時に行うことができる。請求項3の発明において
は、内部空間をレゾネータ室と拡張室に分ける仕切り壁
部も本体部及び閉止部の少なくとも一方に一体成形して
いる。
により図1〜図3を参照して詳細に説明する。本実施例
の消音装置は、図1及び図2に示すように、消音装置の
外郭を構成する容器10と、該容器10の内部空間内に
延在された第1筒状部13及び第2筒状部14とを主に
構成されている。ここで、第1筒状部13は第1ホース
部2(図4参照)に相当し、第2筒状部14は第2ホー
ス部3に相当するもので、第1筒状部13と第2筒状部
14の各一端は間隔を隔てて分断部23が形成されてい
る。該分断部23は、第1筒状部13と第2筒状部14
のなす吸気通路を容器10の内部空間と連通している。
状部13の中間位置で該第1筒状部13に対する交差面
に仕切り壁部19が形成されることによって二分されて
おり、分断部23と連通する側を拡張室22、分断部2
3と連通しない側をレゾネータ室21としている。そし
て、レゾネータ室21は、第1筒状部13に形成された
小孔18と連通している。
の一部を有する凹状の本体部11と、内部空間の残りを
有する同様に凹状の閉止部12とを結合したものであ
る。第1筒状部13は、本体部11の一部と二重構造に
形成され、上記分断部23をなす一端は、内部空間(拡
張室22)に開口し、他端は本体部11の一側部より突
出して、弾性ホース15と連結され、該弾性ホース15
を介してエアクリーナに連結可能となっている。
開設された装着口17に他端が嵌合され、一端は本体部
11の上壁から突設された内部係止部24に溶着等によ
り固定されている。第2筒状部14の他端と連結した装
着口17の周端は、エンジンへ連結するための弾性ホー
ス16と連結されている。更に、第1筒状部13のほぼ
中間位置には、上記仕切り壁部19の一部を形成する堰
状部19Aが形成され、該堰状部19Aに対応して閉止
部12にも堰状部19Bが形成されている。
ば、第1筒状部13を通る吸気が、小孔18よりレゾネ
ータ室21に漏れて、レゾネータ室21の容積と共鳴す
る振動成分が減衰される。また、分断部23より吸気が
拡張室22に拡張し、第1筒状部13又は第2筒状部1
4と共鳴する振動成分が減衰される。
部12及び第2筒状部14を主たる構成要素とし部品点
数が少なく、これらを成形によりそれぞれ形成し、組付
けるだけで製作することができる。具体的に、第2筒状
部14はブロー成形により形成し、本体部11と閉止部
12とは射出成形により形成する。そして、本体部11
の装着口17に第2筒状部14の他端を嵌合し、更に一
端を内部係止部24に溶着する。この後、本体部11に
閉止部12を例えば溶着により結合すれば、消音装置が
完成する。
状部13が本体部11と一体成形されるため、位置固定
の第1筒状部13に対して第2筒状部14を位置調整し
て本体部11に固定するだけで、吸気抵抗の少ない吸気
通路、すなわち第1筒状部13に対する第2筒状部14
のなすカーブを形成できる上、良好な消音効果のための
分断部23の大きさの調整も容易となる。
で第2筒状部14の位置を本体部11への装着時に規制
し得るので、上記のように吸気抵抗が少なく良好な消音
効果を発揮する状態への調整を要さない。他の実施例と
して、仕切り壁部19をもたない拡張室22だけの消音
装置でもよいが、本実施例では、仕切り壁部を別部品と
して要さずレゾネータ室21と拡張室22の両方の消音
効果が得られる。
ば、第1筒状部と一体で装着口を有する本体部と、該装
着口に嵌合する第2筒状部と、本体部と結合して内部空
間を形成する閉止部とから構成したので、本体部に第2
筒状部を装着し、該第2筒状部を装着した本体部に閉止
部を結合する簡単な組付け作業で製作でき、しかも、良
好な吸気抵抗と消音効果を得る調整を位置固定の第1筒
状部に対し第2筒状部を位置決定するだけで行うことが
できて、極めて製作作業が画一的簡潔となる。
部の少なくとも一方に内部係止部を形成するようにした
ので、第2筒状部の一端を該内部係止部で固定すること
ができ、上記のように吸気抵抗が少なく良好な消音効果
を発揮する状態への調整を、第2筒状部の装着時に同時
に行うことができる。請求項3の発明によれば、仕切り
壁部を本体部及び閉止部の少なくとも一方に一体化して
いるので、共鳴原理により消音作用するレゾネータ室と
拡張原理により消音作用する拡張室とを並設しても部品
点数を増加することがない。
視図である。
ある。
は第2筒状部、17は装着口、18は小孔、19は仕切
り壁部、21はレゾネータ室、22は拡張室、23は分
断部、24は内部係止部である。
Claims (3)
- 【請求項1】 一端が内部空間に開口する第1筒状部と
該内部空間と連通する装着孔とを有し、該内部空間の一
部を区画する射出成形で一体に形成された本体部と、 該本体部と結合されて該内部空間を形成する射出成形で
形成された閉止部と、 該装着孔に装着され一端が該第1筒状部の一端と該内部
空間内で間隔を隔てて対向する第2筒状部と、 からなることを特徴とする消音装置。 - 【請求項2】 前記本体部及び前記閉止部の少なくとも
一方は、前記第2筒状部の一端部分を前記内部空間に固
定する内部係止部をもつことを特徴とする請求項1記載
の消音装置。 - 【請求項3】 前記本体部及び前記閉止部の少なくとも
一方は、前記内部空間を前記第1筒状部及び前記第2筒
状部の対向端部が収納される拡張室と該第1筒状部の他
端部分と隣接するレゾネータ室とに分ける仕切り壁部を
もち、 前記第2筒状部は前記レゾネータ室に開口するレゾネー
タ孔をもつことを特徴とする請求項1記載の消音装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Family Applications (1)
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- 1994-08-24 JP JP19982194A patent/JP3528979B2/ja not_active Expired - Fee Related
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