JP3528733B2 - H形鋼の断面寸法測定方法 - Google Patents

H形鋼の断面寸法測定方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のスキャン型
レーザー距離計を同一平面上にH形鋼の断面を囲むよう
に配置して、各々のレーザー距離計のスキャンによる前
記H形鋼までの距離と角度から測定点の各座標を求め、
これらの座標データから前記H形鋼の各種断面寸法を測
定する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複数の距離計を同一平面上にH形鋼の断
面を囲むように配置して、走間中のH形鋼の寸法を測定
する場合、搬送で生じる振動や傾きによって測定誤差が
発生する。このため、寸法測定のほか傾きを測定する手
段が必要となる。
【0003】前記傾き補正手段は、例えば特開平8−2
71226号公報(以下公知文献1という)に開示され
ている。前記公知文献1によれば、H形鋼の上下方向に
対向配置された2次元レーザ距離センサと1次元レーザ
距離センサを用いて、H形鋼のフランジ幅、脚長、中心
偏りなどの断面寸法を測定する際に、外面形状センサを
用いてフランジ外面の形状を測定し、この形状測定結果
からフランジ傾き角度を演算し、この傾き角度に基づい
て断面寸法の測定値を補正するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記公
知文献1による測定方法は、フランジの傾きを測定する
専用の外面形状センサとフランジ傾き角度演算装置と測
定寸法補正装置が必要で、装置が高価になるばかりか外
面形状センサの測定誤差が寸法測定誤差につながる。ま
た、フランジの傾きをフランジの両エッジの中心座標の
上下で個別に求め、寸法演算装置の各測定寸法を補正す
ることになっているが具体的な記載がない。さらに前記
公知文献1による測定方法は、フランジの傾きや形状に
よって各種断面寸法を補正するが、ウエブに傾きが発生
したり、フランジの傾きとウエブの傾きが複合的に発生
した場合においては、正確な補正ができない。走間中の
H形鋼はフランジの傾きとウエブの傾きが複合的に発生
しながら搬送されているものと考えられ、このような状
態で断面寸法を測定する場合、高精度での測定は望めな
い等の問題点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
H形鋼の断面寸法測定方法は、複数のスキャン型レーザ
ー距離計を同一平面上にH形鋼の断面を囲むように配置
して、各々のレーザー距離計のスキャンによる前記H形
鋼までの距離と角度から測定点の各座標を求め、これら
の座標データから前記H形鋼の各種断面寸法を測定する
方法において、前記複数のうちのいずれかのスキャン型
レーザー距離計のスキャンにより得た各座標データから
フランジ内側のプロフィールデータの直線近似線を求
め、この直線近似線に対してフランジ外側の測定点から
垂線を下し、前記フランジ外側の測定点から前記直線近
似線までの垂線の長さをフランジ厚さとするものであ
る。
【0006】本発明の請求項2に係るH形鋼の断面寸法
測定方法は、複数のスキャン型レーザー距離計を同一平
面上にH形鋼の断面を囲むように配置して、各々のレー
ザー距離計のスキャンによる前記H形鋼までの距離と角
度から測定点の各座標を求め、これらの座標データから
前記H形鋼の各種断面寸法を測定する方法において、前
記複数のうちのいずれかのスキャン型レーザー距離計の
スキャンにより得た各座標データからウエブ面のプロフ
ィールデータの直線近似線及びフランジ内側のプロフィ
ールデータの直線近似線を求め、また前記各座標データ
からフランジ上部又は下部の足先の測定点座標を求め
て、前記フランジ内側のプロフィールデータの直線近似
線を前記フランジ上部又は下部の足先の測定点座標を通
るように平行移動させ、前記ウエブ面のプロフィールデ
ータの直線近似線と交わる交点座標を求めて、前記フラ
ンジ上部又は下部の足先の測定点座標から前記交点座標
までの直線長をフランジ上部又は下部の脚長とするもの
である。
【0007】本発明の請求項3に係るH形鋼の断面寸法
測定方法は、複数のスキャン型レーザー距離計を同一平
面上にH形鋼の断面を囲むように配置して、各々のレー
ザー距離計のスキャンによる前記H形鋼までの距離と角
度から測定点の各座標を求め、これらの座標データから
前記H形鋼の各種断面寸法を測定する方法において、前
記請求項2に記載の方法により前記H形鋼のフランジ上
部のフランジ脚長とフランジ下部のフランジ脚長をそれ
ぞれ求め、前記上部と下部のフランジ脚長の和にウエブ
厚さを加算した長さをフランジ幅とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
しながら説明する。図1は本発明のH形鋼の断面寸法測
定方法を適用した実施形態に係る測定装置の構成の説明
図であり、図2はH形鋼の断面寸法を演算するための2
次元座標を示す図である。また図3は本発明のH形鋼の
断面寸法測定方法のうちウエブ厚さの測定の説明図であ
り、図4は本発明のH形鋼の断面寸法測定方法のうちフ
ランジ脚長とフランジ幅とフランジ厚さの測定の説明図
である。
【0009】図1において、1は断面方向に搬送中のH
形鋼、2はH形鋼の断面寸法測定装置のC形フレーム構
造の測定台車で下部に配置された車輪で移動可能であ
る。3は前記C形フレームの上側フレームの先端部に設
けられている昇降機構、4はC形フレームの上側フレー
ムの基部に設けられている昇降機構であり、前記昇降機
構3および4はH形鋼1の断面寸法測定中は下降し非測
定中は上昇する。5,6,7は前記C形フレーム先端部
の昇降機構3の内部に設けられているスキャン型レーザ
ー距離計、8,9,10は前記C形フレーム基部の昇降
機構4の内部に設けられているスキャン型レーザー距離
計、11,12は前記C形フレームの下側フレームに設
けられているスキャン型レーザー距離計、13は前記C
形フレームの上側フレームに設けられている光波測距式
のレーザー距離計、14は前記C形フレームの下側フレ
ームに設けられている光波測距式のレーザー距離計であ
る。前記レーザー距離計5,6,7,8,9,10,1
1,12,13,14はH形鋼1の断面を囲むように同
一平面上に配置されている。
【0010】そしてH形鋼1の断面寸法測定中は、レー
ザー距離計7とレーザー距離計10の測定値が同じ値に
なるように、測定台車2の位置を制御し常に前記H形鋼
1が測定空間の中央にくるようにしている。レーザー距
離計5は、H形鋼1のウエブ上面の中央付近を起点に対
向する一方の上部フランジ内側をスキャンしながらレー
ザー光を照射し、スキャンした範囲の距離を測定する。
レーザー距離計6は前記H形鋼1の手前側の一方のフラ
ンジ外側の上部1/4の点にレーザー光を照射し、照射
点までの距離を測定する。レーザー距離計7は前記H形
鋼1の手前側の一方のフランジ外側の下部1/4の点に
レーザー光を照射し、照射点までの距離を測定する。レ
ーザー距離計8はH形鋼1のウエブ上面の中央付近を起
点に対向する他方の上部フランジ内側をスキャンしなが
らレーザー光を照射し、スキャンした範囲の距離を測定
する。レーザー距離計9は前記H形鋼1の手前側の他方
のフランジ外側の上部1/4の点にレーザー光を照射
し、照射点までの距離を測定する。レーザー距離計10
は前記H形鋼1の手前側の他方フランジ外側の下部1/
4の点にレーザー光を照射し、照射点までの距離を測定
する。
【0011】レーザー距離計11はH形鋼1のウエブ下
面の中央付近を起点に対向する一方の下部フランジ内側
をスキャンしながらレーザー光を照射し、スキャンした
範囲の距離を測定する。レーザー距離計12はH形鋼1
のウエブ下面の中央付近を起点に対向する他方の下部フ
ランジ内側をスキャンしながらレーザー光を照射し、ス
キャンした範囲の距離を測定する。レーザー距離計13
は前記H形鋼のウエブ上面中央にレーザー光を照射し、
照射点までの距離を測定する。レーザー距離計14は前
記H形鋼のウエブ下面中央にレーザー光を照射し、照射
点までの距離を測定する。
【0012】図5はスキャン型レーザー距離計の説明図
であり、図6はガルバノミラーの入力電圧と振れ角度と
の関係を示す図である。図5、6を参照し、スキャン型
レーザー距離計を先に説明する。スキャン型レーザー距
離計は、周知構造のスポット型で光波測距式のレーザー
距離測定装置22の前方にガルバノミラー23を配置
し、このガルバノミラー23を振動させることによっ
て、照射されるレーザー光をスキャンしている。前記レ
ーザー距離測定装置23は、測定箇所に照射するレーザ
ー光と、測定箇所から反射するレーザー光の位相の差か
ら、実際の距離を極めて高い精度で測定できるものであ
る。
【0013】一方、前記ガルバノミラー23は、図6に
示すように、ガルバノミラー23に加える電圧によって
その振れ角度θが変位するもので、例えば、電圧V1
4の場合には、それぞれの電圧に比例してその振れ角
度がθ1 〜θ4 に変わるものである。従って、最初の所
定時間(時刻t0 〜t1 )間で電圧をV1 からV3 に一
次元的に上げると、ガルバノミラー23がθ1 からθ3
の位置に徐々に角度を振り、次の所定時間(時刻t1
2 )間でその電圧をV3 からV1 に下げると、ガルバ
ノミラー23がθ3 からθ1 に首を振ることになり、こ
れらの交番電圧を与えると、ガルバノミラー23が振動
的に首を振って、ガルバノミラー23からの反射レーザ
ー光が2(θ3 −θ1 )の変位でスキャンすることにな
る。
【0014】従って、図5に示すように、レーザー距離
測定装置22の前方に配置されるガルバノミラー23の
スキャン中心位置P0 (x0 、y0 )は決まっているの
で、ガルバノミラー23から対象物24までの距離、及
びレーザー光のスキャン角度に比例するガルバノミラー
23の入力電圧Vが分かっていれば、スキャンされたレ
ーザー光が照射した位置が連続的に測定できることにな
る。
【0015】ここでレーザー距離測定装置22のスキャ
ン角度(θ3 −θ1 )の状態から、(θ4 −θ2 )の状
態に変えようと思う場合には、図6に示すように、ガル
バノミラー23の入力電圧を(V4 −V2 )間で制御す
ればよいことになり、その動作が極めて簡単であり、レ
ーザー距離測定装置22自体の取付け角度を物理的に動
かす必要がなく変えることができる。
【0016】図1のスキャン型レーザー距離計5〜7、
8〜10、11及び12は、上記のようにスキャンしな
がらレーザー光を照射し、このスキャンした範囲の距離
を測定する。またレーザー距離計13及び14は、スキ
ャン型を用いてもよいが、本実施形態ではスキャンをさ
せないで、一定方向(図2のY軸方向)のみの距離を測
定している。
【0017】前述のように測定したレーザー距離計5,
6,7,8,9,10,11,12,13,14の距離
データは、図2に示す2次元座標系に座標データとして
変換する。2次元座標系は図2の如くH形鋼の中央の垂
直線をY軸、前記H形鋼が搬送される際のパスライン位
置の水平線をX軸としている。次に各部寸法の演算方法
を説明するが、まず、ウエブ厚さの演算方法について説
明する。図3においては、H形鋼1のウエブ上面にレー
ザー距離計13から照射した点をウエブ上面特定点座標
Uとし、前記H形鋼1のウエブ下面にレーザー距離計1
4から照射した点をウエブ下面特定点座標Lとし、前記
ウエブ上面特定点座標Uとウエブ下面特定点座標L間の
長さをウエブ厚さとする。
【0018】次に、フランジ脚長の演算方法について説
明する。フランジ脚長の測定は4箇所あるが、上部フラ
ンジ脚長の1箇所のみ説明する。図4において、レーザ
ー距離計5のレーザービームをH形鋼1のウエブ上面か
ら対向する上部フランジ内側を連続的にスキャンする
と、PUのようなプロフィールデータを得る。まず前記
プロフィールデータPUのフランジ内側直線範囲のデー
タを最小二乗法で近似した近似直線Lcを求める。次に
前記プロフィールデータPUのウエブ上面直線範囲のデ
ータを最小二乗法で近似した近似直線Laを求める。次
に前記プロフィールデータPUのY座標の最大値の座標
をフランジ上部の足先Aとして特定する。次に前述で求
めたフランジ内側の近似直線LcをX座標方向にフラン
ジ上部足先特定点Aを通るように平行移動させ直線Le
とし、前記直線Leとウエブ上面の近似直線Laとの交
点座標Cを求める。そしてフランジ上部の脚長は、フラ
ンジ上部足先特定点の座標Aと、前記直線Leとウエブ
上面の近似直線Laとの交点座標Cとの間の長さで求め
る。
【0019】次に、フランジ幅の演算方法について説明
する。フランジ幅の測定は2箇所あるが一方のフランジ
幅のみ説明する。図4において、レーザー距離計11の
レーザービームをH形鋼1のウエブ下面中央付近を起点
に対向するフランジ下部内側を連続的にスキャンする
と、PLのようなプロフィールデータを得る。まず前記
プロフィールデータPLのフランジ内側直線範囲のデー
タを最小二乗法で近似した近似直線Ldを求める。次に
前記プロフィールデータPLのウエブ下面直線範囲のデ
ータを最小二乗法で近似した近似直線Lbを求める。次
に前記プロフィールデータPLのY座標の最小値の座標
をフランジ下部足先Bとして特定する。次に前述で求め
たフランジ内側の近似直線LdをX座標方向にフランジ
下部足先特定点Bを通るように平行移動させ直線Lfと
し、前記直線Lfとウエブ下面の近似直線Lbとの交点
座標Dを求める。次にフランジ下部足先特定点の座標B
と、前記直線Lfとウエブ下面の近似直線Lbとの交点
座標Dとの間の長さで下部フランジ脚長を求め、この下
部フランジ脚長に前述で求めた上部フランジ脚長とウエ
ブ厚さを加算してフランジ幅とする。
【0020】次にフランジ厚さの演算方法について説明
する。フランジ厚さの測定は4箇所あるが上部フランジ
厚さの1箇所のみ説明する。前記H形鋼1のフランジ外
側で幅方向1/4の点にレーザー距離計9から照射した
点をフランジ外側の特定点座標Eとし、前述で求めたフ
ランジ内側の近似直線Lcに対して垂直を下ろし、フラ
ンジ内側の特定点Gとして、前記フランジ外側の特定点
座標Eとフランジ内側の特定点座標Gとの間の長さをフ
ランジ厚さとする。
【0021】以上説明した本実施形態においては、複数
のスキャン型レーザー距離計を同一平面上にH形鋼の断
面を囲むように配置して、各々のレーザー距離計のスキ
ャンによる前記H形鋼までの距離と角度から測定点の各
座標を求め、これらの座標データからウエブ面のプロフ
ィールデータの直線近似線及びフランジ内側のプロフィ
ールデータの直線近似線を求め、これら2つのプロフィ
ールデータの直線近似線を用いてフランジの厚さ、フラ
ンジ上部又は下部の脚長及びフランジ幅を求めるように
している。そして前記ウエブ面のプロフィールデータの
直線近似線及びフランジ内側のプロフィールデータの直
線近似線には、被測定材の傾きに応じた情報が含まれて
おり、この情報を直接寸法演算に使用することによっ
て、オンライン測定時にフランジの傾きとウエブの傾き
が複合的に発生しても、上記各部の断面寸法が正確に測
定できる。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明のH形鋼の断面寸法
測定方法によれば、複数のスキャン型レーザー距離計を
同一平面上にH形鋼の断面を囲むように配置して、各々
のレーザー距離計のスキャンによる前記H形鋼までの距
離と角度から測定点の各座標を求め、これらの座標デー
タから前記H形鋼の各種断面寸法を測定する方法におい
て、前記複数のうちのいずれかのスキャン型レーザー距
離計のスキャンにより得た各座標データからウエブ面の
プロフィールデータの直線近似線及びフランジ内側のプ
ロフィールデータの直線近似線を求め、これら2つのプ
ロフィールデータの直線近似線を用いてフランジの厚
さ、フランジ上部又は下部の脚長及びフランジ幅を算出
するようにしたので、圧延中又は走行中のオンライン測
定時にフランジの傾きとウエブの傾きが複合的に発生し
ても、各部の断面寸法が正確に測定できるので、精度の
良い測定結果が安定して得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のH形鋼の断面寸法測定方法を適用した
実施形態に係る測定装置の構成の説明図である。
【図2】H形鋼の断面寸法を演算するための2次元座標
を示す図である。
【図3】本発明のH形鋼の断面寸法測定方法のうちウエ
ブ厚さの測定の説明図である。
【図4】本発明のH形鋼の断面寸法測定方法のうちフラ
ンジ脚長とフランジ幅とフランジ厚さの測定の説明図で
ある。
【図5】スキャン型レーザー距離計の説明図である。
【図6】ガルバノミラーの入力電圧と振れ角度との関係
を示す図である。
【符号の説明】
1 搬送中のH形鋼 2 C形フレーム構造の測定台車 3,4 昇降機構 5〜7,8〜10,11,12 スキャン型レーザー距
離計 13,14 レーザー距離計

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のスキャン型レーザー距離計を同一
    平面上にH形鋼の断面を囲むように配置して、各々のレ
    ーザー距離計のスキャンによる前記H形鋼までの距離と
    角度から測定点の各座標を求め、これらの座標データか
    ら前記H形鋼の各種断面寸法を測定する方法において、 前記複数のうちのいずれかのスキャン型レーザー距離計
    のスキャンにより得た各座標データからフランジ内側の
    プロフィールデータの直線近似線を求め、この直線近似
    線に対してフランジ外側の測定点から垂線を下し、前記
    フランジ外側の測定点から前記直線近似線までの垂線の
    長さをフランジ厚さとすることを特徴とするH形鋼の断
    面寸法測定方法。
  2. 【請求項2】 複数のスキャン型レーザー距離計を同一
    平面上にH形鋼の断面を囲むように配置して、各々のレ
    ーザー距離計のスキャンによる前記H形鋼までの距離と
    角度から測定点の各座標を求め、これらの座標データか
    ら前記H形鋼の各種断面寸法を測定する方法において、 前記複数のうちのいずれかのスキャン型レーザー距離計
    のスキャンにより得た各座標データからウエブ面のプロ
    フィールデータの直線近似線及びフランジ内側のプロフ
    ィールデータの直線近似線を求め、また前記各座標デー
    タからフランジ上部又は下部の足先の測定点座標を求め
    て、前記フランジ内側のプロフィールデータの直線近似
    線を前記フランジ上部又は下部の足先の測定点座標を通
    るように平行移動させ、前記ウエブ面のプロフィールデ
    ータの直線近似線と交わる交点座標を求めて、前記フラ
    ンジ上部又は下部の足先の測定点座標から前記交点座標
    までの直線長さをフランジ上部又は下部の脚長とするこ
    とを特徴とするH形鋼の断面寸法測定方法。
  3. 【請求項3】 複数のスキャン型レーザー距離計を同一
    平面上にH形鋼の断面を囲むように配置して、各々のレ
    ーザー距離計のスキャンによる前記H形鋼までの距離と
    角度から測定点の各座標を求め、これらの座標データか
    ら前記H形鋼の各種断面寸法を測定する方法において、 前記請求項2に記載の方法により前記H形鋼のフランジ
    上部のフランジ脚長とフランジ下部のフランジ脚長をそ
    れぞれ求め、前記上部と下部のフランジ脚長の和にウエ
    ブ厚さを加算した長さをフランジ幅とすることを特徴と
    する請求項2記載のH形鋼の断面寸法測定方法。
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