JP3527796B2 - 高速3次元画像生成装置および方法 - Google Patents
高速3次元画像生成装置および方法Info
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Description
ボリュームデータに基づき、3次元形状を2次元平面に
投影した画像である3次元画像を生成して表示する3次
元画像生成装置および方法に関し、特に、3次元画像の
生成処理をいくつかに分割して複数のプロセッサに割り
当てる3次元画像生成装置および方法に関する。
タ)の値に基づいて定まる3次元形状を、2次元の投影
面に投影した2次元の画像を作成する、3次元画像の生
成技術が医療分野をはじめ、広く用いられている。な
お、このように生成された画像は、もちろん2次元なの
であるが、一般的に3次元画像と呼ばれているので、本
明細書中でもこれに従うことにする。
従来の技術としては、M.Levoy,"Display of Surface fr
om Volume Data",IEEE CG & A, vol.8,No.5,pp29-37(19
88)記載のボリュームレンダリング技術が知られてい
る。
ームデータはボクセルと呼ばれる半透明の微小な直方体
の集合により構成されると考え、半透明のボクセルを光
が透過するとき、光の透過量が変化する度合いとして、
不透明度を各ボクセルに定義する。このとき2次元の投
影面から発せられた光が、ボリュームデータを透過して
いくモデルを考え、ボクセルの不透明度などからボクセ
ルでの反射光量を求め、2次元に投影する手法である。
各ボクセルにおける反射は、各ボクセルの位置に仮想の
表面があると考え、拡散反射、鏡面反射、および環境反
射の合計で得られる。この仮想表面の傾きは、グレイレ
ベルグラジエントと呼ばれる、ボクセル値の勾配で得ら
れる。
ータ量の多さなどから、非常に多くの処理時間を要する
ため、複数のプロセッサを用いることにより、3次元画
像生成処理を高速化する技術が提案されている。
el Visualizaton Algorithms:Performance and Archite
ctural Implications",COMPUTER,July 1994,pp.45-55記
載の技術では、画素値を求める投影面の全領域をプロセ
ッサ数に分割し、それぞれの領域について各プロセッサ
で画素値を求める計算を行う。このとき、さらにその領
域をタスク単位に分割し、あるプロセッサにおいて割り
当てられた領域の全画素値を求め終わったときには、他
の処理を行っているプロセッサのタスクを横取りしてき
て処理を行うことにより、各プロセッサに処理を均等に
割当て、並列化の効果を高めている。
データを計測したあとで、その1データセット分の3次
元画像表示を一括して行なっていた。すなわち、新たな
ボリュームデータに対して3次元画像表示を行なう場
合、古いボリュームデータの1データセット分を新たな
1データセット分にそっくり置き換えていた。
ムレンダリング法により行う場合には、計算量が非常に
多く、処理時間がかかる。前述した"Parallel Visualiz
aton Algorithms:Performance and Architectural Impl
ications",COMPUTER,July 1994,pp.45-55記載の技術を
利用することにより、複数のプロセッサで処理を分担す
ることができ、処理時間はプロセッサ数に応じて短縮さ
れる。しかし、この手法では各プロセッサに最初に割り
当てられる処理は平等ではなく、その後、他のプロセッ
サの処理の状態を監視して、プロセッサに処理を割り振
るという、複雑な制御を要するという問題があった。
表示までを行うシステムにおいて、すべてのデータの取
得が終了してから表示を行っていたため、ボリュームデ
ータの取得から画像の表示までに要する時間が長いとい
う問題があった。
際、設定していたレンダリングパラメータは初期値に戻
るため、新たな1データセット分の3次元画像表示を行
なうたびにレンダリングパラメータを設定し直さなけれ
ばならす、取得されたボリュームデータが次々と送られ
てくるような場合には、連続的な画像表示が行えないと
いう問題があった。
後簡単な前処理で直ちにそれぞれのプロセッサの負荷が
ほぼ均等となるように処理を割り当てられるようにする
とともに、データ計測およびデータ蓄積の終了を待たず
に3次元画像の表示を行なうことができるようにし、も
ってボリュームデータの取得から3次元画像表示までに
要する時間を短縮し、さらに、連続して変化する対象物
の画像を隙間なく連続的に表示する高速3次元画像生成
装置を提供することを目的とする。
めに、本発明では以下の点に着目した。ボリュームレン
ダリング手法では、ボリュームデータ空間のどこに表示
対象物が存在するかが分からないため、表示対象物の存
在しない領域も計算しなければならない。しかし、X線
CTなどにより計測された人体などをボリュームレンダ
リングで表示する場合には、人体内の組織の不透明度等
にしきい値を設定し、不透明度がしきい値以上の組織を
表示対象物とするように定めれば、表示対象物の存在範
囲が決定される。表示対象物の存在範囲が決定されれ
ば、3次元画像を生成する計算量を推定できる。
するボリュームデータ取得手段と、取得されたボリュー
ムデータを記憶するボリュームデータ記憶手段と、レン
ダリングパラメータを入力するための入力手段と、複数
のプロセッサで構成される3次元画像生成処理手段であ
って、3次元画像の生成処理に要する計算量を、ボリュ
ームデータ記憶手段に記憶されたボリュームデータの一
部に基づいて推定し、推定された計算量に基づき、複数
のプロセッサのそれぞれに割り当てるべき計算量がほぼ
均等となるようにその生成処理を分割し、分割された各
生成処理を、ボリュームデータ記憶手段に記憶されたボ
リュームデータおよび入力されたレンダリングパラメー
タに基づき複数のプロセッサによって並列実行して3次
元画像を生成する3次元画像生成処理手段と、生成され
た3次元画像を出力する画像出力手段とを有することを
特徴とする高速3次元画像生成装置をその構成とする。
うち、表示対象物が投影される画素群と投影されない画
素群とをボリュームデータの一部を用いて判別し、少な
くとも投影される方の画素群がほぼ均一に分配されるよ
うに各画素を複数のプロセッサに割り当て、それら複数
のプロセッサは、割り当てられた画素について、前記ボ
リュームデータに基づく3次元画像生成のための処理を
並列実行することを特徴とする高速3次元画像生成方法
をその構成とする。
画像の生成処理を複数のプロセッサに分割することが可
能となるだけではなく、計測データの中のボクセル値と
予め設定したしきい値とから目標とする物体の位置を特
定できるため、他のプロセッサの処理の状態を監視して
一度他のプロセッサに割り当てられたタスクを自プロセ
ッサに取り込むといった複雑な処理を要せずに、データ
計測後直ちにそれぞれのプロセッサの負荷がほぼ同等と
なるように処理を割り当てることができる。
測したボリュームデータを3次元画像として表示する
際、3次元データの計測を実行しながら同時に計測の終
わった部分から順次画像を表示するので、すべてのデー
タ計測の終了を待たずに3次元画像の表示を行なうこと
ができ、3次元データの計測から3次元画像の表示まで
に要する時間を短縮できる。
積しながら3次元画像生成処理を並行して行ない、ボリ
ュームデータの蓄積から最初の3次元画像の生成までに
要する時間を短縮することにより、連続して変化する対
象物の画像を隙間なく連続的に表示できる。
施例について説明する。図1は、本実施例に関わる3次
元画像生成装置を用いたシステムの構成例である。3次
元データ計測装置1は、画像生成の対象である実際の3
次元物体からその形状や光沢などの3次元データを計測
する装置であり、例えばX線CT装置やMRI装置など
を用いることができる。ボクセルデータ変換処理部2
は、計測された3次元データをボクセルデータに変換す
る処理を行なう部分である。ボリュームデータ取得装置
3は、3次元データ計測装置1およびボクセルデータ変
換処理部2を含んで構成される。3次元画像生成装置4
は、ボリュームデータ記憶装置7および3次元画像生成
処理部8を含んで構成され、ボリュームデータ取得装置
3より転送されるボリュームデータおよび入力装置6に
よって入力されるパラメータから3次元画像を生成し、
これを3次元画像出力装置5に送る機能を有する。3次
元画像出力装置5は、生成した3次元画像を出力するた
めの装置であり、例えばディスプレイ装置などを用いる
ことができる。入力装置6は、3次元画像の生成で用い
るパラメータなどを入力するための装置であり、例えば
キーボード装置などを用いることができる。ボリューム
データ記憶装置7は、ボリュームデータ取得装置3から
オンラインまたはオフラインで転送されたボリュームデ
ータを記憶する装置である。3次元画像生成処理部8は
ボリュームデータ記憶装置7に記憶されたデータから3
次元画像を生成する処理を行なう部分である。
ある。(a)は密結合型、(b)はクラスタ結合型、(c)は超
並列型の例である。メモリ9はボリュームデータ記憶装
置7を構成する個々のメモリ、プロセッサ10は3次元
画像生成処理部8を構成する個々のプロセッサである。
セッサに割り当てる処理領域を示す。ボリュームデータ
空間21は、取得したボリュームデータを模式的に表し
たもので、入力されたレンダリングパラメータによって
指定される表示対象物22を含む。投影面23は、ボリ
ュームデータ空間21に対応する3次元画像を投影する
面である。この図において、投影面23を境にして手前
側に視点があるとし、投影面23に垂直で投影面23か
らボリュームデータ空間21へ向かう方向を視線方向と
定める。表示対象物像24は、投影面23に投影された
表示対象物22の像である。
うフローチャートであり、表示対象物22の表面位置を
探索する表面位置探索処理101、および探索結果から
表示対象物像24の存在領域を特定し、その領域を分割
して各プロセッサ10に処理を割り当てる処理領域分割
処理102からなる。
説明したものである。簡単のため、その処理の様子をボ
リュームデータ空間21のある一断面上で説明するが、
実際はこれを3次元的に行なう。座標空間31は、ボリ
ュームデータ空間21を規定する座標空間を回転したも
ので、座標におけるボクセル値は補間により求める。計
測対象物32は、3次元データ計測装置1により計測す
る物体(ここでは人の頭部)である。線33は投影面2
3を表す。線33上に記した白点34は、最初に表示対
象物22たる脳領域39の表面を探索する座標である。
線33上に記した黒点35は、補間により表示対象物2
2の表面位置を得る座標である。線38上に記した白丸
36は、最初の探索で得られた表示対象物22の表面位
置である。線38上に記した黒丸37は、補間により求
めた表示対象物22の表面位置である。
詳細を示すフローチャートであり、サーチ処理201お
よび補間処理202からなる。
3次元画像生成装置の動作を説明する。3次元データ計
測装置1で得られた3次元データは、ボクセルデータ変
換処理部2でボクセルデータからなるボリュームデータ
に変換される。このボリュームデータはネットワークを
利用したオンライン、あるいは光磁気ディスクや磁気テ
ープなどを利用したオフラインで、3次元画像生成装置
4に転送される。転送されたボリュームデータはボリュ
ームデータ記憶装置7に蓄積される。3次元画像生成処
理部8は、ボリュームデータ記憶装置7に蓄積されたボ
リュームデータおよび入力装置6より入力されたレンダ
リングパラメータから3次元画像を生成する。生成され
た3次元画像は3次元画像出力装置5によって出力され
る。
は、図2の(a)〜(c)に示したような、データの記憶され
たメモリ9を全てのプロセッサ10が参照可能なマルチ
プロセッサシステムであるとし、プロセッサ10の数が
4つであるとする。
ラメータにより、ボリュームデータの中で、表示対象物
22が定まる。それに伴い、表示対象物像24の領域が
定まる。表示対象物像24の領域が定まれば、その領域
についてのみ3次元画像生成計算を行えばよいため、そ
の計算量を推定することができる。
ボリュームデータ空間21を投影面に近い方から奥行き
方向に走査して、表示対象物22が存在する領域のサー
チを実行する。このとき、サーチする間隔は、それぞれ
3次元画像生成処理が必要な投影面上の座標の座標間隔
よりも広くとり、粗く高速に表示対象の表面の存在する
位置を探索する(ステップ101)。図5を用いて図6
のフローチャートに沿って、この表面サーチについて説
明する。
よって、脳領域39が表示対象となった場合を考える。
線33上の一つおきの座標である白点34について、座
標空間31を実線で示した各軸方向一つおきの粗いサン
プリングで、表示対象物22の投影面に近い側の表面を
サーチする。このとき、座標空間31の各座標における
ボクセル値は、最近傍補間により求めたものとする。線
33上の一つおきの座標である白点34から垂直方向に
座標空間31を探索し、表示対象物22の表面位置を表
す白点36を得る(ステップ201)。
一つおきの座標である黒点35における表面位置をもと
める。黒点35の両隣の白点34に対応する白点36の
うち、手前側にある方をとることにより補間し、表面位
置を示す黒点37を得る。(ステップ202) 以上の表面位置探索処理101を線33すなわち投影面
23上のすべての座標に対して行うことにより、投影面
23内の表示対象物像24の領域が求められる。
ッサ数である4つの領域に等分する。この分割された領
域A〜Dに投影される画素値を、それぞれのプロセッサ
10で計算する(ステップ102)。
明図である。ピクセル61は、投影面23の中で今投影
される値を求めようとする画素である。ボクセル列62
は、ピクセル61から投影面に垂直方向の線上に存在す
る、再サンプリングされたボクセルの集合である。
れ不透明度αおよびカラーcという2つの変数の組によ
って規定される。不透明度αとは、光がそのセルでどれ
だけ減衰するかの度合いのことで、完全に透明で光がす
べて透過するならば0、完全に不透明で光が全く透過し
ないならば1の値をとる。カラーcとは、そのボクセル
が発する色のことで、ボクセル自体が持つ色に対して、
ボクセルの位置での仮想表面における光の反射を考慮
し、光源の向きや投影面の方向などにより、影付けを行
なったものである。不透明度αおよびカラーcは、計測
された3次元データのボクセルデータの値(以下「ボク
セル値」という)に対応させて、任意に定義を行うこと
ができる。
し、投影面から近い順に番号をつけ、各ボクセルの不透
明度αおよびカラーcをそれぞれ、α(1),c(1)、・・
・、α(n),c(n)とする。このとき、ピクセル61に投
影される値であるPをボリュームレンダリング手法によ
り求める。
ボクセル列62の投影面に近い方から遠い方へ光が透過
していくとして、各ボクセルでの反射量を積算していく
ことで、投影する値Pnを、数1により求める。
射する光の透過率を表している。
位置を1番目のボクセルとして、数1により投影値を求
める。また、A(i)≒0となったときには、それ以上光
が透過しなくなったと見なして計算を終了する。
1を行うことにより、表示対象物22の投影される領域
を高速に特定することができ、その領域を等分割し、各
プロセッサ10に処理を割り当てることで、3次元画像
を生成するプロセッサ10のそれぞれにかかる負荷をほ
ぼ均等にすることができる。このため、マルチプロセッ
サを効果的に利用した高速化を行うことが可能である。
一つおきの座標について行ったが、これは、1ボクセル
の大きさの物体はノイズと見なし、1ボクセルの厚さの
面は存在しないということを仮定しているためである。
もし、無視できるボクセルのサイズがより大きければ、
表面探索をより粗く座標をサンプリングすることもで
き、その分高速に処理できる。一方、1ボクセルの物体
も無視できないようなときには、全座標空間を探索する
ことが必要である。
は、線39上の白点36から黒点37を補間する方法と
して、黒点35に隣りあう白点34のうちの1つの表面
位置をそのままとることにより補間する方法を採用した
が、黒点35の周囲の白点34から線形補間する方法を
用いてもよい。
各プロセッサに分割することで、さらに高速化を行うこ
とができる。図3のように、投影面23をプロセッサ数
に等分割し、各プロセッサに領域1〜4の表面サーチを
割り当てる。このとき各プロセッサの負荷は、表示対象
物の位置により異なるが、この処理は、3次元画像を生
成する処理に比べ、計算量が少ないため、それほど負荷
は不均等にならない。
めの投影面23の領域分割および表示対象物像24の領
域分割は、水平・垂直方向それぞれに2等分する分割で
あったが、これに限定されるものではなく、等分割であ
れば他の分割法でもよい。例えば、図8のように、水平
な分割(a)、垂直な分割(b)、隣合う座標の循環的分割
(c)、ブロック毎の分割(d)などの各種分割方法を用いる
ことができる。また、表示対象物像24は連続した一つ
の領域である必要はなく、分離していてもよい。
算の計算量を推定する方法について説明する。本実施例
では、表示対象物22の存在領域から計算量を推定し、
表示対象物像24の存在領域を等分割していたが、その
領域の各ピクセル61に対する計算量は必ずしも同じで
あるとは限らない。これは、各ピクセル61の投影値を
求める計算量は表示対象物22のボクセル列62の不透
明度αに依存するためである。
位置のボクセルである表面ボクセルの不透明度α(1)か
ら計算量を推定することで、より正確な推定が可能であ
る。まず、表示対象物22の表面位置が存在するピクセ
ルである表示対象ピクセルの全体について、それらに対
応する各表面ボクセルの不透明度α(1)の総和Qを求め
る。次に、表示対象ピクセルをプロセッサ数である4つ
のグループに分割する。このとき、対応する表面ボクセ
ルの不透明度α(1)の各グループにおける和がQ/4と
ほぼ等しくなるように分割する。この各グループにおけ
る投影値計算を各プロセッサ10に分割することで、計
算量をより均等に近く分割することができる。
成処理の計算量を推定する手段として上記のような方法
を採用したが、これに限定されるものではなく、最初に
投影面23上の任意の位置にある数点の投影値を求めた
ときの計算量から推定する方法や、事前に表示対象物2
2ごとの存在領域のテーブルを作成しておいて表示対象
物22によって計算量を推定する方法などを採用しても
よい。
処理だけではなく、3次元画像生成処理を行うために必
要なセグメンテーションや領域抽出などの処理も分割し
て割り当てることができる。
の構成は、図2(a)〜(c)のようなものとしたが、ボリュ
ームデータの存在するメモリ9を全てのプロセッサ10
から参照可能な構成であればよく、上記の構成に限定さ
れるものではない。
タ取得装置3は、3次元データ計測装置1とボクセルデ
ータ変換処理部2とからなっているが、これに限定され
るものではなく、流体力学などの数値解析結果であるボ
リュームデータを直接取得する装置や、ボクセルデータ
からなるボリュームデータを生成する装置でもよい。そ
のため、ボリュームデータ取得装置3と3次元画像生成
装置4とが一体となった装置を用いてもよい。
計測から表示までを高速に行う例を示す。図9はボリュ
ームデータの計測から3次元画像の表示までの処理を時
系列で並べて示したものである。領域41は計測対象の
範囲を表し、表示対象物22(ここでは人体)を含む。
線42は3次元データ計測装置1で計測中の断面位置を
表す。3次元データ計測装置1は3次元データの計測か
ら画像データの再構成までを行うものとする。また、斜
線領域40はボリュームデータ記憶装置7に転送された
ボリュームデータを表す。領域44は3次元画像出力装
置5に出力された3次元画像を表す。
成装置の動作を説明する。ボリュームデータの記憶方法
については次で説明するので、ここでは簡単に扱う。ボ
リュームデータ取得装置3は、領域41の範囲の計測対
象を、線42の計測断面を下から漸次平行移動させなが
ら計測する。計測した3次元データは画像データに再構
成してボクセルデータに変換する。そして、オンライン
で各計測断面のデータをボリュームデータ記憶装置7に
転送する。
ータ記憶装置7に、1計測断面分のデータが転送される
たびに、最新のボリュームデータセットを、入力装置6
より入力されたレンダリングパラメータに基づき、投影
面23に投影する。このときレンダリングパラメータが
入力されない場合にはデフォルト値を用いるものとす
る。
画像生成に係る計算の実行中に入力装置6よりレンダリ
ングパラメータの変更入力がされた場合には、その時点
の最新のボリュームデータセットを用いて、3次元画像
生成に係る計算を最初からやり直す。
画像生成処理とを並行して行うことにより、3次元デー
タの計測から3次元画像の出力までの時間を短縮でき
る。また、3次元画像生成処理の最中にレンダリングパ
ラメータを変更入力することにより、常に最新のボリュ
ームデータに対して、切断を行ったり、ボクセル値に応
じて表示領域を変更したりといった様々な処理が可能と
なる。
ームデータ記憶装置7については簡単に述べるにとどめ
たので、以下、図10を用いて、図11のフローチャー
トに沿ってその詳細を説明する。
部の記憶領域を表した図である。全ボリュームデータ蓄
積領域45は、転送されてくる全ボリュームデータを蓄
積しておく領域である。1データセット記憶領域46
は、1つの表示対象物像を生成するのに必要なデータ集
合である1データセットを記憶する領域で、3次元画像
生成処理部8がアクセスする領域である。このうちデー
タ存在領域47は既にデータが存在する領域、新規デー
タ領域48は、これからデータが書き込まれる領域であ
る。ここでは、ボリュームデータは、1計測断面をひと
つの単位として転送、書き込みなどを行うものとする
が、この単位は任意に設定してよい。またボリュームデ
ータは、例えば一連の計測データセットごとにファイル
名をつけて、全ボリュームデータ蓄積領域45に分割し
て記憶してもよい。さらに、全ボリュームデータ蓄積領
域45は、必要な全ボリュームデータを記憶していれば
十分であり、不要となったデータは削除してもよい。
示すフローチャートである。1計測断面分のボリューム
データが計測されると、これを全ボリュームデータ蓄積
領域45へ転送して書き込む(ステップ301)。する
と、1データセット記憶領域46の書き込み可能状態を
チェックし(ステップ302)、可能ならば全ボリュー
ムデータ蓄積領域45中で1データセット記憶領域46
へ書き込んでいないデータをチェックし(ステップ30
3)、そのデータの1データセット記憶領域46中での
位置を求め(ステップ304)、求めた位置へそのデー
タを書き込む(ステップ305)。1データセット記憶
領域46への書き込みが不可能ならば、書き込み可能と
なるまで待機する(ステップ306)。待機中に全ボリ
ュームデータ記憶領域45には随時別のデータが転送さ
れてきてよいが、これら後続データに対してもステップ
302からステップ306の状態に遷移する。ステップ
306の状態では、1データセット記憶領域46の書き
込み可能状態を監視し、書き込み可能となればステップ
303へ遷移する。この監視方法としては、書き込み可
能の割込みを監視する方法や、一定間隔でステップ30
2に遷移する方法などがある。これらの方法において、
データ転送終了時の書き込み可能状態チェックで書き込
み可能となった場合には、待機状態にあるデータを復帰
させ、ステップ303へ直ちに遷移させる。
に最新のボリュームデータの1データセットを利用する
ことが可能となり、指定されたレンダリングパラメータ
で最新の3次元画像を得ることができる。
続して同一対象を複数回計測するような場合に有効であ
る。1データセット記憶領域46は計測データセット1
つ分の領域しか確保していないので、計測データセット
が新しくなったときには、順次新しく転送されたデータ
を1データセット記憶領域46の対応する位置に書き込
んで置き換えていく。この方法によれば、血管造影な
ど、時間的に変化する表示対象物を定期的に撮影する場
合においても、ボリュームデータを順次新しく計測され
たものに更新することで、時間変化を連続的に観察する
ことが可能である。
からボクセルデータへの変換処理をボリュームデータ取
得装置3内で行うものとした。しかし、本発明はこれに
限定されるものではなく、図12のように、3次元画像
生成装置4内にボクセルデータ変換処理部2を設け、計
測データ52からボクセルデータ53への変換を3次元
画像生成装置4内で行なうようにしてもよい。
ータの計測中心軸に対して垂直な位置に固定した場合の
動作を、図9を用いて説明する。いま、投影面は3次元
画像出力装置5に表示されているように、領域41の計
測対象に対して正面にあるものとする。3次元画像生成
処理部8は、1計測断面分のボリュームデータが転送さ
れ終わったら、その断面とその一段階前に計測した断面
について3次元画像生成処理を行う。ただし、最初の断
面のみが転送されたときは何も行わない。これら2つの
計測断面について新しく計算した領域を3次元画像出力
装置5によって出力し直す。これは、ボリュームレンダ
リングにおいて、ボクセル値の勾配、すなわち差分を用
いるためである。
送される毎に、2計測断面分の3次元画像を生成し直
し、3次元画像出力装置5に出力する。この実施例によ
れば、ボリュームデータが転送されてくるたびに行う3
次元画像生成の計算量が非常に少なくて済むため、3次
元画像が出力されるまでの時間を短縮することができ
る。ただし、入力装置6より、レンダリングパラメータ
の変更入力がされた場合には、その時点での最新のボリ
ュームデータセットを用いて、投影面全領域を計算し直
すようにする。
21との位置関係を固定することにより、新しくボリュ
ームデータが転送されてきたとき、その位置関係に基づ
いて計算手法を使い分け、既に作成された3次元画像と
新しく転送されたボリュームデータから、高速に3次元
画像を生成する方法について説明する。
について、図7を用いて説明する。前出の数1のよう
に、投影面23に近い方のボクセルから計算を行う方法
を、front-to-back法という。これとは逆に、投影面2
3から最も遠いボクセルから発せられる光を、投影面2
3に近い方のボクセルへ透過させて、最終的にボクセル
列62中、最も投影面に近いボクセルから発せられた光
を投影する方法を、back-to-front法という。back-to-f
ront法の計算は次の数2の漸化式によって行なう。
t番目のボクセルより発せられる光の強さを表してい
る。このとき、各ボクセルの不透明度により、ボクセル
を透過する光は減衰する。
適切に使い分けて、高速な3次元画像生成を実現する方
法を示すものである。図13(a)のように、既に蓄積
された既存ボリュームデータ43と投影面23との間に
新しくボリュームデータ71が転送されてくるように、
ボリュームデータ空間21と投影面23との位置関係を
固定した場合、すなわち、データ蓄積方向が視線方向に
対して90度を越えて180度以下の角をなす場合に
は、3次元画像生成の計算にback-to-front法を用い
る。一方、図13(b)のように、既に蓄積された既存
ボリュームデータ43と投影面23との間には、新しい
ボリュームデータ71が転送されないように、ボリュー
ムデータ空間21と投影面23との位置関係を固定した
場合、すなわち、データ蓄積方向が視線方向に対して0
度以上90度未満の角をなす場合には、3次元画像生成
の計算にfront-to-back法を用いる。
リュームデータ71が転送され、投影面23上のピクセ
ル61に投影されるボクセルが新たに0番目からn’番
目(n’<0)まで発生した場合、既に3次元画像を生
成したときに計算済みのC2、既存ボリュームデータ4
3のボクセル値α(1),c(1)、および新規ボリュームデ
ータ71のボクセル値α(0),c(0)、…、α(n’),c
(n’)から、数3を用いて新しい投影値P’を求める。
このとき、C1はC2同様計算済みであるが、0番目のボ
クセル値が到着することにより、0番目・1番目間のボ
クセルの濃度勾配が変化するため、それに伴い、C1の
値は変えなければならい。このため、C2を用いてC1を
求める計算から始める。
ュームデータ71が転送され、投影面23上のピクセル
61に投影されるボクセルが新たに(n+1)番目から
n’番目(n’>0)まで発生した場合、既に3次元画
像生成中に計算済みのPn-1、n−1番目のボクセルへ
の光の透過率A(n-1)、既存ボリュームデータ43のボ
クセル値α(n−1),α(n),c(n)、および新規ボリュ
ームデータ71のボクセル値α(n+1),c(n+1)、
…、α(n’),c(n’)から、数4を用いて新しい投影
値P’を求める。このとき、A(n)はA(n-1)同様計算済
みであるが、(n+1)番目のボクセル値が到着するこ
とにより、n番目・(n+1)番目間のボクセルの濃度
勾配が変化するため、それに伴い、A(n)の値は変更し
なければならい。このため、A(n-1)を用いてA(n)を求
める計算から始める。
いてA(i)≒0となったときには、そこまで光は透過し
ないと見なしてそのピクセルについての計算を終了す
る。
例を説明する。まず、back-to-front法を用いる場合に
ついて、図13(a)、図14、および図15を用いて説
明する。図13(a)は、back-to-front法を用いる場合の
投影面とボリュームデータとの位置関係を示す。説明の
簡略化のため、投影面23とボリュームデータ21とは
平行であるとし、既存ボリュームデータ43と投影面2
3との距離が5、既存ボリュームデータ43の奥行きが
5であるとする。投影面23とボリュームデータ21と
の位置関係を図13(a)のように固定した状態で、既に
既存ボリュームデータ43は投影して3次元画像生成済
みであり、新たに新規ボリュームデータ71が転送され
てきたとする。
モリを表したものである。投影面ピクセル値メモリ90
は、投影面の各ピクセルの値を記憶するメモリである。
次計算位置メモリ91は、次に計算するボクセルの奥行
き値を記憶するメモリであり、その初期値は投影面23
から最も遠いボリュームデータの奥行き値とする。計算
済み光量メモリ92は、数3において必要となる計算済
みの光量であるCの値を記憶するメモリである。また、
計算領域93は、ボリュームデータ21を投影したとき
の投影領域であり、この領域についてのみレンダリング
計算を行う。
ーチャートである。いま、既存ボリュームデータ43の
奥行き10〜6の部分が既に計算済みであり、奥行き6
の位置の光量C6の値が計算済み光量メモリ92に、奥
行き値5が次計算位置メモリ91に記憶されているとす
る。まず、既存ボリュームデータ43および新規ボリュ
ームデータ71の全体が投影面23に投影される範囲で
ある計算領域93を投影面ピクセル値メモリ90から求
める(ステップ301)。次に計算領域93内のピクセ
ルから、投影計算を行うピクセルを決定する(ステップ
302)。そのピクセル位置に対応する次の計算位置を
記憶した次計算位置メモリ91から、レンダリング計算
を行う奥行き値5を取り出し(ステップ303)、その
位置にボリュームデータが存在するかチェックする(ス
テップ304)。存在した場合、計算済み光量メモリ9
2の値C6を用いて、数3を使ってレンダリング計算を
行い、光量C5を求める(ステップ305)。計算位置
を一つ手前に進めて奥行き値4とし(ステップ30
6)、ステップ304へ戻る。ステップ304で、その
位置にデータが存在しない場合には、その奥行き値4を
次計算位置メモリ91に、計算したCの値C5を計算済
み光量メモリ92に記憶し(ステップ307)、ステッ
プ302に戻り、次のピクセルについて同様の計算を行
う。ステップ302で計算領域93内の全ピクセルにつ
いて計算が終われば終了である(ステップ308)。
て、図13(b)、図16、および図17を用いて説明す
る。図13(b)は、 front-to-back法を用いる場合の投
影面とボリュームデータとの位置関係を示す。説明の簡
略化のため、投影面23とボリュームデータ21とは平
行であるとする。また、既存ボリュームデータ43の最
も投影面に近い面の奥行き値を1とし、既存ボリューム
データ43の厚さを5、新規ボリュームデータ71の厚
さを1とする。投影面23とボリュームデータ21との
位置関係を図13(b)のように固定した状態で、既に既
存ボリュームデータ43は投影して3次元画像生成済み
であり、新たに新規ボリュームデータ71が転送されて
きたとする。
モリを表したものである。投影面ピクセル値メモリ9
0、次計算位置メモリ91、および計算領域93は、図
14と同様である。ただし、次計算位置メモリ91の初
期値は、投影面23から最も近いボリュームデータの奥
行き値とする。反射量総和メモリ94は、数4における
反射光量の総和であるPn-1を記憶するメモリである。
透過率メモリ95は、同じく数4における光の透過率で
あるA(n-1)を記憶するメモリである。
ーチャートである。いま、既存ボリュームデータ43の
奥行き1〜5の部分が既に計算済みであり、反射量総和
メモリ94にはP5、透過率メモリ95にはA(5)の値が
記憶され、次計算位置メモリ91には奥行き値6が記憶
されているとする。ここで、次計算位置メモリ91の奥
行き値が−1のとき、対応するピクセル位置は計算終了
とする。まず、図15の場合と同様に、計算領域93を
投影面ピクセル値メモリ90から求める(ステップ40
1)。次に計算領域93内のピクセルから、投影計算を
行うピクセルを決定する(ステップ402)。そのピク
セル位置に対応する次の計算位置を記憶した次計算位置
メモリ91から、レンダリング計算を行う奥行き値6を
取り出し(ステップ403)、その値が−1かチェック
する(ステップ404)。−1ならば、ステップ402
へ戻り、次のピクセルの計算を行う。−1でなければ、
その位置にボリュームデータが存在するかチェックする
(ステップ405)。存在した場合、計算済みの値を記
憶した反射量総和メモリ94の値P5および透過率メモ
リ95の値A(5)を用いて、数4を使ってレンダリング
計算を行い、反射光量P6および透過率A(6)を求める
(ステップ406)。ここで、光の透過量が0と見なせ
るかをチェックし(ステップ407)、見なせる、すな
わちA(6)≒0ならば、次計算位置メモリ91に−1を
代入し(ステップ408)、ステップ402へ戻る。そ
うでない、すなわちA(6)≠0ならば、計算する位置を
一つ奥へ進め(ステップ409)、ステップ405へ戻
る。ステップ405でデータが存在しなければ、次の計
算位置7を次計算位置メモリ91へ、計算済みの値P6
およびA(6)をそれぞれ反射量総和メモリ94および透
過率メモリ94へ記憶し(ステップ410)、ステップ
402へ戻る。ステップ402で計算領域93内の全ピ
クセルについて計算が終われば終了である(ステップ4
11)。
は、既に計算済みの値を用いて、新しく転送され蓄積さ
れたボリュームデータの関与する部分についてのみ行え
ばよいため、高速な処理を実現できる。ただし、入力装
置6により、レンダリングパラメータの変更入力がされ
た場合には、その時点のボリュームデータ全てを対象と
して3次元画像を生成し直す。
などを計測するような、連続するボリュームデータから
3次元画像を生成する実施例を説明する。図18は、図
10における1データセット記憶領域46の管理方法を
示す。新計測セット81は新しく書き込まれるデータ領
域、旧計測セット82は既に記憶されたデータ領域、デ
ータ先頭ポインタ83はボリュームデータの先頭を表す
ポインタである。このとき、計測されるデータは連続的
であり、図10の全ボリュームデータ蓄積領域45に記
憶されるボリュームデータは任意の長さのデータとな
る。そこでデータ管理の観点などから、所定の時間ある
いはデータ量となったら、別のデータセットとして扱う
ようにしてもよい。新しく書き込むデータは、既に1デ
ータセット記憶領域46に記憶されたデータ中で最も古
いデータを置き換えていく。このとき、ボリュームデー
タを連続的なものとして管理するために、データ先頭ポ
インタ81を用いて、データが更新される毎にこのポイ
ンタの位置をずらすことにより管理する。
く物体を連続的に計測し、固定した位置で表示する例を
示す。領域84は、新しくボリュームデータが転送され
ることにより、投影面から消える領域、領域85は、図
18の旧計測セット82の領域を投影した3次元画像領
域、領域86は、図18の新計測セット81の領域を投
影した3次元画像領域である。新規のデータが転送され
たときに、そのデータにより消される領域を投影してい
た投影面上の領域84を求め、その分だけ、残りの3次
元画像領域85を右側に移動させる。その後、新しいボ
リュームデータである新計測セット81について、レン
ダリング計算を行い、領域86の3次元画像を求めて表
示する。
データを連続して表示することができ、レンダリングパ
ラメータを変更して、例えば鞄の内部を表示できるよう
にしておけば、鞄の内部の検査を連続的に行うことが可
能となる。
ッサ数にほぼ比例して、3次元画像生成処理を高速化す
ることが可能であり、プロセッサの数によってはリアル
タイムに3次元画像を生成することもできる。
3次元画像を表示するまでのスループットを向上させる
ことができ、計測しながらでもレンダリングパラメータ
の変更やデータの加工を行うことが可能である。さら
に、計測の途中で3次元画像を確認できるため、計測を
途中からやり直すことも可能となり、全体としての効率
も向上させることができる。
るようなデータに対しても、常に最新のボリュームデー
タを希望のレンダリングパラメータで表示することが可
能である。
ある。
す図である。
示すフローチャートである。
に簡略化した例で説明する図である。
トである。
た図である。
る。
成例を示した図である。
データ記憶方法の実施例のフローチャートである。
した図である。
置関係を示した図である。
した図である。
ローチャートの一例である。
した図である。
ローチャートの一例である。
理方法に関する実施例を示した図である。
Claims (13)
- 【請求項1】画像生成の対象である表示対象物が配置さ
れた3次元空間内の各位置における視覚的属性の分布を
表すボリュームデータ、および出力すべき画像の特性を
決定するレンダリングパラメータに基づき、前記表示対
象物を投影面上に投影して得られる3次元画像を生成し
出力する3次元画像生成装置において、 前記ボリュームデータを取得するボリュームデータ取得
手段と、取得されたボリュームデータを記憶するボリュ
ームデータ記憶手段と、 前記レンダリングパラメータを入力するための入力手段
と、 複数のプロセッサで構成される3次元画像生成処理手段
であって、前記3次元画像の生成処理に要する計算量
を、前記ボリュームデータ記憶手段に記憶されたボリュ
ームデータの一部に基づいて推定し、推定された計算量
に基づき、前記複数のプロセッサのそれぞれに割り当て
るべき計算量がほぼ均等となるように該生成処理を分割
し、分割された各生成処理を、前記ボリュームデータ記
憶手段に記憶されたボリュームデータおよび入力された
レンダリングパラメータに基づき前記複数のプロセッサ
によって並列実行して、前記3次元画像を生成する3次
元画像生成処理手段と、 生成された3次元画像を出力する画像出力手段とを有す
ることを特徴とする高速3次元画像生成装置。 - 【請求項2】請求項1に記載の高速3次元画像生成装置
において、 前記計算量は、前記ボリュームデータを構成するボクセ
ルのうち前記表示対象物の表面であって前記投影面側か
ら見える最前の表面に位置する表面ボクセルの個数に基
づき推定され、前記3次元画像の生成処理の分割は、該
表面ボクセルの個数がほぼ均等となるように行うことを
特徴とする高速3次元画像生成装置。 - 【請求項3】請求項1に記載の高速3次元画像生成装置
において、 前記計算量は、前記表面ボクセルのボクセル値に基づい
て推定され、前記3次元画像の生成処理の分割は、該ボ
クセル値の総和がほぼ均等となるように行うことを特徴
とする高速3次元画像生成装置。 - 【請求項4】請求項1ないし3のいずれか1項に記載の
高速3次元画像生成装置において、 前記3次元画像生成処理手段を構成する複数のプロセッ
サは、前記ボリュームデータ記憶手段に記憶されたボリ
ュームデータの一部に基づいて行う前記計算量の推定の
処理を並列実行することを特徴とする高速3次元画像生
成装置。 - 【請求項5】請求項1に記載の高速3次元画像生成装置
において、 前記3次元画像生成処理手段は、前記投影面上で前記3
次元画像の生成処理を行うべき画素の画素間隔より広い
間隔をもって該投影面内に位置する第1の画素群から法
線方向に、前記3次元空間を表すボリュームデータを構
成するボクセル値を、順次、前記画素間隔より広い間隔
で再計測し、 再計測した結果得られる前記ボクセル値が予め指定され
たしきい値を超える位置であって、かつ、前記法線の各
々の上で最も前記投影面に近い位置のそれぞれからなる
第1の位置群を決定し、 前記画素のうち前記第1の画素群以外の画素からなる第
2の画素群の各画素を通る法線上の位置であって、か
つ、該画素の周囲の1つまたは複数の前記第1の画素群
の画素に対応する前記第1の位置群の位置に基づいて補
間される位置のぞれぞれからなる第2の位置群を決定
し、 前記第1の位置群および前記第2の位置群の各位置に存
在するボクセルのボリュームデータを前記複数のプロセ
ッサの個数に分割することを特徴とする高速3次元画像
生成装置。 - 【請求項6】 請求項5に記載の高速3次元画像生成装
置において、 前記3次元画像生成処理手段は、前記第1の位置群およ
び前記第2の位置群を決定する処理を、前記複数のプロ
セッサによって並列実行することを特徴とする高速3次
元画像生成装置。 - 【請求項7】請求項1に記載の高速3次元画像生成装置
において、 既に取得されている既存ボリュームデータが新規ボリュ
ームデータに更新された場合、前記3次元画像生成処理
手段における前記既存ボリュームデータに係る3次元画
像生成処理と、前記ボリュームデータ取得手段における
前記新規ボリュームデータの取得とを並列実行すること
によって、前記画像出力手段における前記既存ボリュー
ムデータおよび前記新規ボリュームデータに係る3次元
画像の出力を連続して行なうことを特徴とする高速3次
元画像生成装置。 - 【請求項8】請求項7に記載の高速3次元画像生成装置
において、 前記投影面を前記ボリュームデータ記憶手段に入力され
た1計測断面分のボリュームデータに対応する前記表示
対象物の断面の面方向に対して垂直な方向に位置せしめ
た状態で、1計測断面分の前記新規ボリュームデータが
取得された場合、既に前記入力手段によって入力されて
いるレンダリングパラメータに基づき、該1計測断面分
の新規ボリュームデータに対応する3次元画像を生成す
ることを特徴とする高速3次元画像生成装置。 - 【請求項9】請求項7に記載の高速3次元画像生成装置
において、 前記3次元画像生成処理手段は、前記投影面と前記表示
対象物との前記3次元空間における位置関係が固定さ
れ、前記ボリュームデータ記憶手段に前記新規ボリュー
ムデータが新たに記憶された場合、前記既存ボリューム
データおよび前記新規ボリュームデータに基づき、最新
の3次元画像を生成することを特徴とする高速3次元画
像生成装置。 - 【請求項10】請求項1記載の高速3次元画像生成装置
であって、 前記3次元画像生成処理手段は、既に取得されている既
存ボリュームデータが新規ボリュームデータに更新され
た場合、 前記新規ボリュームデータが蓄積していく方向であるデ
ータ蓄積方向に基づき、画像生成に係る計算の計算手法
を使い分けることを特徴とする高速3次元画像生成装
置。 - 【請求項11】請求項10に記載の高速3次元画像生成
装置において、 前記データ蓄積方向が視線方向に対して90度を越える
角をなす場合は、該視線方向の軸上で前記投影面から遠
いボクセルのボクセル値および該ボクセルにおける反射
光量に基づき該投影面に近いボクセルにおける反射光量
を求める計算手法を使い、 前記データ蓄積方向が視線方向に対して90度未満の角
をなす場合は、該視線方向の軸上で前記投影面に近いボ
クセルのボクセル値および該ボクセルにおける透過光量
に基づき該投影面から遠いボクセルにおける透過光量を
求める計算手法を使うことを特徴とする高速3次元画像
生成装置。 - 【請求項12】請求項1記載の高速3次元画像生成装置
であって、 前記3次元画像生成処理手段は、既に取得されている既
存ボリュームデータが新規ボリュームデータに更新され
た場合、該新規ボリュームデータを蓄積しながら該既存
ボリュームデータに係る3次元画像生成処理を並行して
行なうことにより、連続して変化する対象物の画像を連
続的に表示することを特徴とする高速3次元画像生成装
置。 - 【請求項13】複数のプロセッサで構成された3次元画
像生成処理装置により、画像生成の対象である表示対象
物が配置された3次元空間内の各位置における視覚的属
性の分布を表すボリュームデータから前記表示対象物を
投影面上に投影して得られる3次元画像を生成し出力す
る3次元画像生成方法において、 前記投影面を構成する画素のうち、前記表示対象物が投
影される第3の画素群と投影されない第4の画素群とを
前記ボリュームデータの一部を用いて判別し、 少なくとも前記第3の画素群がほぼ均一に分配されるよ
うに各画素を前記複数のプロセッサに割り当て、 前記複数のプロセッサは、割り当てられた画素につい
て、前記ボリュームデータに基づく3次元画像生成のた
めの処理を並列実行することを特徴とする高速3次元画
像生成方法。
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