JP3526835B2 - 廃プラスチック用の焼却装置 - Google Patents

廃プラスチック用の焼却装置

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JP3526835B2 JP2001133924A JP2001133924A JP3526835B2 JP 3526835 B2 JP3526835 B2 JP 3526835B2 JP 2001133924 A JP2001133924 A JP 2001133924A JP 2001133924 A JP2001133924 A JP 2001133924A JP 3526835 B2 JP3526835 B2 JP 3526835B2
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正則 中山
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    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/62Plastics recycling; Rubber recycling

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  • Incineration Of Waste (AREA)
  • Gasification And Melting Of Waste (AREA)
  • Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、廃プラスチック用の焼
却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、廃プラスチックを、熱分解により
ガス化処理(焼却処理)する方法が主流である。この焼
却処理する場合の問題点は、燃焼ガス中にダイオキシン
が発生することである。このダイオキシン対策として、
一般的には二次燃焼する方策(二次燃焼処理とする)、
又は水中処理する方策(水処理とする)等がある。この
二次燃焼としては、特開平10−296210号の複合
材料廃棄物のガス化処理方法(文献(1))、特開平1
1−320560号の廃プラスチック溶融処理装置(文
献(2))、特開2001−65831の被処理物の加
熱処理方法(文献(3))がある。一方、水処理として
は、特開平9−194850号の熱分解による可燃性ガ
ス利用の産業廃棄物処理システム(文献(4))、特開
平10−88149号のプラスチックの熱分解方法及び
熱分解装置(文献(5))、特開平10−168224
号の廃プラスチックのリサイクル方法、並びに、その装
置(文献(6))がある。
【0003】以下、本発明と関連がある文献(1)〜
(3)を説明する。文献(1)は、廃プラスチック及び
金属をガス化室に詰めて、450℃〜900℃の熱ガス
(加熱)でガス化(熱分解)する。また廃プラスチック
から発生するガスを自己熱として利用する構成である。
尚、明細書の[0010]に記載の如く、ガス量の調整
ができる。この発明は、ダイオキシンの発生回避と、廃
プラスチックのガス化を図ることにある。また文献
(2)は、廃プラスチックを加熱炉に詰めて、800℃
程度の室温で溶解し、この溶解廃プラスチックを水中に
導く構成である。尚、廃プラスチックから発生するガス
を排ガス処理室で、800℃〜1000℃で二次燃焼す
る構成である。この発明は、ダイオキシンの発生回避
と、廃プラスチックの溶解処理を図ることにある。更に
文献(3)は、加熱処理炉が所定の室温となった状態で
廃プラスチックを投入し、熱ガスでガス化する。また発
生した分解ガスを燃焼炉で燃焼処理する構成である。こ
の発明は、加熱処理炉と分解ガス燃焼炉の温度を設定温
度に立ち上げた後、被処理物の投入が行われるので、ダ
イオキシン類の発生回避、運転開始時の待ち時間の短縮
化を図ることにある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】文献(1)の発明は、
多数基の炉又は装置を列設する構成であるので、設置ス
ペースの確保、設備投資を要すること、及び小規模の業
者の利用には、経済的、設置スペース等の問題を含んで
いる。また排ガスの再利用に関する開示がなく燃料の無
駄となること、この処理のために、新たな設備を要する
ことから、前述と同様に、設置スペース、設備投資費
用、又は小規模の業者の利用、等の問題を含んでいる。
【0005】文献(2)の発明は、数基の炉又は装置で
処理する構成であるので、設置スペースの確保、設備投
資を要することに関して若干の問題を含んでいる。また
排ガスの再利用に関する開示がなく燃料の無駄となるこ
と、この処理のために、排ガス処理室を要することか
ら、前述と同様に、設置スペース、設備投資費用等の面
で若干問題を含んでいる。さらに加熱炉での溶解であ
り、ガス化でないことから、例えば、溶解樹脂用の水槽
を要することで、他の設備投資、管理を要する等の問題
を含んでいる。
【0006】さらに文献(3)の発明は、数基の炉又は
排ガス冷却装置で処理する構成であるので、設置スペー
スの確保、設備投資を要することに関して若干の問題を
含んでいる。また排ガスの環流を利用する(再利用に関
する)開示がなく燃料の無駄となること、この処理のた
めに、排ガス冷却装置を要することから、前述と同様
に、設置スペース、設備投資費用等の面で若干問題を含
んでいる
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、設置
スペースの縮小化、設備投資の軽減化、また小規模の業
者に適する焼却装置、又は経済的な焼却装置の提供を図
ること、等を意図する。また排気ガスを燃焼炉の熱源と
して再利用し、熱源の節約を図ること、又は燃焼による
ダイオキシンの発生を回避すること、等を意図する。
【0008】請求項1は、煙突とバーナーを備えた燃焼
炉と、この燃焼炉と壁を介して区画した加熱炉と、当該
燃焼炉と前記加熱炉とを連通する煙道と、この加熱炉に
中吊り状態に設けた乾留ボックスとを一体構成した焼却
装置であって、前記燃焼炉の外気導入路を備えた煙突
加熱炉とをダクトを介して連通し、このダクトにダンパ
ーを配備し、前記煙突に外気導入路を設け、また前記燃
焼炉と前記加熱炉とを前記壁に設けた連通孔と、前記煙
道との複数の流れを介して連通し、さらに前記乾留ボッ
クスに前記燃焼炉の略真中に開口する導入管を設け、
記乾留ボックスで廃プラスチックを熱分解してガス化
し、このガス化した排気ガスを前記導入管を利用して燃
焼炉に導入し、この燃焼炉の燃料として利用することを
特徴とした廃プラスチック用の焼却装置である。
【0009】請求項2の発明は、設置スペースの縮小
化、設備投資の軽減化、また小規模の業者に適する焼却
装置、又は経済的な焼却装置の提供を図ること、等を意
図する。またダクトに設けたダンパーを利用して、ガス
の流れ、温度又は燃焼炉、加熱炉、乾留ボックスの温度
管理を図ること、さらに排気ガスを燃焼炉の熱源として
再利用し、熱源の節約を図ること、又は燃焼によるダイ
オキシンの発生を回避すること、等を意図する。
【0010】請求項2は、煙突とバーナーを備えた燃焼
炉と、この燃焼炉と壁を介して区画した加熱炉と、当該
燃焼炉と前記加熱炉とを連通する煙道と、この加熱炉に
中吊り状態に設けた乾留ボックスとを一体構成した焼却
装置であって、前記燃焼炉の外気導入路を備えた煙突
加熱炉とをダクトを介して連通し、このダクトにダンパ
ーを配備して開閉自在に設け、前記ガスの流れ、温度又
は前記燃焼炉、加熱炉、乾留ボックスの温度管理を司
り、また前記燃焼炉と前記加熱炉とを前記壁に設けた連
通孔と、前記煙道との複数の流れを介して連通し、さら
前記乾留ボックスに前記燃焼炉の略真中に開口する導
入管を設け、前記乾留ボックスで廃プラスチックを熱分
解してガス化し、このガス化した排気ガスを前記導入管
を利用して燃焼炉に導入し、この燃焼炉の燃料として利
用することを特徴とした廃プラスチック用の焼却装置で
ある。
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施の態様を説
明すると、乾留ボックスの扉を開き、所定量の廃プラス
チックを投入し、投入後に扉を閉める。次に燃焼炉のバ
ーナーを入れて燃焼し、この燃焼炉で熱風を生成し、こ
の熱風を仕切壁に設けた一個又は数個の孔より加熱炉に
供給するとともに、煙道を介して加熱炉に送る。尚、燃
焼炉の外気導入路を備えた煙突と加熱炉とを連通するダ
クト内に設けたダンパーは、燃焼炉及び/又は加熱炉の
炉温を制御して開閉する。例えば、燃焼炉の炉温が、低
いときには閉塞して熱効率を、また逆に高くなった状態
で開放して炉内の保護と、火災、爆発等の災害防止を図
る。
【0016】以上の如く、焼却装置は、燃焼炉、加熱
炉、及び乾留ボックスを一体構造としたことで、例え
ば、設置スペースの縮小化、設備投資の軽減化、又は小
規模の業者、家庭に適する焼却装置、又は経済的な焼却
装置の提供が図れること、等の実益がある。また排気ガ
を、燃焼炉の熱源として再利用できること、及びこの
燃焼でダイオキシンの発生を回避できることと、生成さ
れた熱量を、熱湯を作る際に利用することも可能であり
重宝する。
【0017】この加熱炉に対する熱風の供給で、当該加
熱炉が高温となり、乾留ボックスの室温上昇が図られる
ことで、当該乾留ボックス内の廃プラスチックの熱分解
が進み、順次、ガス化が進む。通常は、400℃でガス
化が始まり、600℃まで上昇する。このように600
℃まで上昇した場合は、バーナーをOFFするか、又は
燃焼炉の外気導入路を備えた煙突より熱風を炉外に排気
する。尚、この乾留ボックスの室温上昇は、バーナーを
ONした後、略30分〜50分程度の遅れで加熱される
構成として、確実な加熱と、熱分解が図れる構造であ
る。また乾留ボックスの耐久性の確保、又は効率的な熱
分解を図る構造となっている。この乾留ボックスの室温
等は、後述するセンサー及び制御盤等を利用して自動又
は手動等によりコントロールする。
【0018】尚、燃焼炉、加熱炉及び乾留ボックスに
は、それぞれセンサーが設けられており、それぞれ個別
及び/又は連動してコントロールされる。このセンサー
を利用して燃焼炉の炉温を略900℃に自動又は手動等
によりコントロールする。また煙突には、外気導入路が
形成されており、排気ガス又は熱風を冷し、排気ガス
熱風の排出を可及的に少なくする。
【0019】またインバーター付き送風機を、各所に設
置する。例えば、燃焼炉、乾留ボックス、煙道、煙突等
にそれぞれ設けることで、空気の供給及び/又は吸引等
を図り、効率的な燃焼、加熱又は排気等を図る。
【0020】
【実施例】以下、本発明の一実施例を説明する。
【0021】1はレンガ、耐熱(石綿、鋼板等)手段等
を利用して一体的に構築された焼却装置で、この焼却装
置1は、煙突2とバーナー3及び送風機(図示せず)を
備えた燃焼炉4と、燃焼炉4と壁5を介して区画されて
いる加熱炉6と、壁5に設けた燃焼炉4と加熱炉6とを
連通する孔7と、また加熱炉6に設けた蓋8を備えた乾
留ボックス9と、燃焼炉4と加熱熱炉6とを連通する煙
道10と、燃焼炉4の煙突2と加熱炉6とを連通するダ
クト11と、このダクト11に設けたダンパー12と、
前記煙突2に設けた外気導入路13とで構成される。図
中14は乾留ボックス9に設けた導入管で、この導入管
14を利用して排気ガスを燃焼炉4のバーナー3近辺に
導入する。この導入管14は、乾留ボックス9の上方に
開口(吸入側)し、垂下部を経由して燃焼炉4の略真中
で開口(排気側)する構成として、乾留ボックス9の
気ガスを確実に燃焼炉4に導入する。尚、乾留ボックス
9を加熱炉6内に中吊り状態にして、乾留ボックス9の
熱交換の促進、効率的な加熱、ダイオキシン発生の回
避、迅速な熱分解等を意図する。
【0022】この焼却装置1における熱風の流れを説明
する。燃焼炉4→壁5の孔7→加熱炉6のルートと、燃
焼炉4→煙道10→加熱炉6のルートと、があり、加熱
炉6を万遍なく加熱する。尚、この加熱炉6にはダクト
11が設けられているので、加熱炉6の炉温が異常の時
は、ダクト11及び煙突2を利用して排気することで調
整できること、又はこれにより、例えば、災害を未然に
回避すること等に役立てる。またこの排気の際に、外気
導入路13からの外気を利用することも可能である。
尚、ダンパー12は、燃焼炉4が低温時には、閉塞して
熱効率を高めること、また逆に高温時には、開放し災害
を未然に回避すること等に役立てる。
【0023】尚、図示しないが、燃焼炉4、加熱炉6、
乾留ボックス9には、温度センサーを設け、この温度セ
ンサーの作用で、例えば、次のようなコントロールをす
る。この燃焼炉4、加熱炉6等の熱風、排気ガスの流
れ、またバーナー3及び/又は送風機等のON、OF
F、またダンパー12、外気導入路13の開閉、が考え
られる。このコントロールを介して熱効率を高めるこ
と、また高温障害、災害等を未然に回避すること等に役
立てる。
【0024】
【発明の効果】請求項1の発明は、煙突とバーナーを備
えた燃焼炉と、燃焼炉と加熱炉とを区画する壁と、燃焼
炉と加熱炉とを連通する煙道と、加熱炉に中吊り状態に
設けた乾留ボックスとを一体構成した焼却装置であっ
て、燃焼炉の外気導入路を備えた煙突と加熱炉とをダク
トを介して連通し、ダクトにダンパーを配備し、煙突に
外気導入路を設け、また燃焼炉と加熱炉とを壁に設けた
連通孔と、煙道との複数の流れを介して連通し、さらに
乾留ボックスに前記燃焼炉の略真中に開口する導入管を
設け、乾留ボックスで廃プラスチックを熱分解してガス
化した排気ガスを、導入管を利用して燃焼炉に導入し、
燃料として利用する構成とした廃プラスチック用の焼却
装置である。従って、設置スペースの縮小化、設備投資
の軽減化、また小規模の業者に適する焼却装置、又は経
済的な焼却装置を提供できること、等の特徴がある。ま
排気ガスを燃焼炉の熱源として再利用し、熱源の節約
が図れること、又は燃焼によるダイオキシンの発生を回
避できること、等の実益がある。
【0025】請求項2の発明は、煙突とバーナーを備え
た燃焼炉と、燃焼炉と加熱炉とを区画する壁と、燃焼炉
と加熱炉とを連通する煙道と、加熱炉に中吊り状態に設
けた乾留ボックスとを一体構成した焼却装置であって、
燃焼炉の外気導入路を備えた煙突と加熱炉とをダクトを
介して連通し、ダクトにダンパーを配備して開閉自在に
設け、ガスの流れ、温度又は燃焼炉、加熱炉、乾留ボッ
クスの温度管理を司り、また燃焼炉と加熱炉とを壁に設
けた連通孔と、煙道との複数の流れを介して連通し、さ
らに乾留ボックスに前記燃焼炉の略真中に開口する導入
管を設け、乾留ボックスで廃プラスチックを熱分解して
ガス化した排気ガスを、導入管を利用して燃焼炉に導入
し、燃料として利用する構成とした廃プラスチック用の
焼却装置である。従って、設置スペースの縮小化、設備
投資の軽減化、また小規模の業者に適する焼却装置、又
は経済的な焼却装置を提供できること、またダクトに設
けたダンパーを利用して、ガスの流れ、温度又は燃焼
炉、加熱炉、乾留ボックスの温度管理が図れること、さ
らに排気ガスを燃焼炉の熱源として再利用し、熱源の節
約が図れること、又は燃焼によるダイオキシンの発生を
回避できること、等の実益がある。
【0026】
【0027】
【図面の簡単な説明】
【図1】焼却装置の平面図である。
【図2】焼却装置の平面視した断面図である。
【図3】焼却装置の正面視した断面図である。
【図4】焼却装置の背面視した断面図である。
【図5】図2のA−A断面図である。
【図6】図2のB−B断面図である。
【符号の説明】
1 焼却装置 2 煙突 3 バーナー 4 燃焼炉 5 壁 6 加熱炉 7 孔 8 蓋 9 乾留ボックス 10 煙道 11 ダクト 12 ダンパー 13 外気導入路 14 導入管 5 壁
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−126329(JP,A) 特開 平11−337030(JP,A) 実開 昭52−15507(JP,U) 特公 昭45−8948(JP,B1) 特公 昭51−30397(JP,B1) 特公 昭45−35148(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F23G 5/027 ZAB C08J 11/12 F23G 5/14 - 5/16 F23G 5/50 F23G 7/12

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 煙突とバーナーを備えた燃焼炉と、この
    燃焼炉と壁を介して区画した加熱炉と、当該燃焼炉と前
    記加熱炉とを連通する煙道と、この加熱炉に中吊り状態
    に設けた乾留ボックスとを一体構成した焼却装置であっ
    て、 前記燃焼炉の外気導入路を備えた煙突と加熱炉とをダク
    トを介して連通し、このダクトにダンパーを配備し、前
    記煙突に外気導入路を設け、また前記燃焼炉と前記加熱
    炉とを前記壁に設けた連通孔と、前記煙道との複数の流
    れを介して連通し、さらに前記乾留ボックスに前記燃焼
    炉の略真中に開口する導入管を設け、前記乾留ボックス
    で廃プラスチックを熱分解してガス化し、このガス化し
    た排気ガスを前記導入管を利用して燃焼炉に導入し、こ
    の燃焼炉の燃料として利用することを特徴とした廃プラ
    スチック用の焼却装置。
  2. 【請求項2】 煙突とバーナーを備えた燃焼炉と、この
    燃焼炉と壁を介して区画した加熱炉と、当該燃焼炉と前
    記加熱炉とを連通する煙道と、この加熱炉に中吊り状態
    に設けた乾留ボックスとを一体構成した焼却装置であっ
    て、 前記燃焼炉の外気導入路を備えた煙突と加熱炉とをダク
    トを介して連通し、このダクトにダンパーを配備して開
    閉自在に設け、前記ガスの流れ、温度又は前記燃焼炉、
    加熱炉、乾留ボックスの温度管理を司り、また前記燃焼
    炉と前記加熱炉とを前記壁に設けた連通孔と、前記煙道
    との複数の流れを介して連通し、さらに前記乾留ボック
    スに前記燃焼炉の略真中に開口する導入管を設け、前記
    乾留ボックスで廃プラスチックを熱分解してガス化し、
    このガス化した排気ガスを前記導入管を利用して燃焼炉
    に導入し、この燃焼炉の燃料として利用することを特徴
    とした廃プラスチック用の焼却装置。
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