JP3525855B2 - 音声認識方法及び音声認識装置 - Google Patents

音声認識方法及び音声認識装置

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JP3525855B2
JP3525855B2 JP2000097336A JP2000097336A JP3525855B2 JP 3525855 B2 JP3525855 B2 JP 3525855B2 JP 2000097336 A JP2000097336 A JP 2000097336A JP 2000097336 A JP2000097336 A JP 2000097336A JP 3525855 B2 JP3525855 B2 JP 3525855B2
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Panasonic Holdings Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、認識対象語彙の選
択にユーザーの嗜好を反映させる音声認識方法及び音声
認識装置、並びにそれを用いた番組指定装置に関わる。
【0002】
【従来の技術】認識対象語彙を動的に作成する従来技術
としては、例えば特開平7−319494号公報に音声
認識の対象となる複数の単語を予め定義された複数のジ
ャンルに分けて記憶し、予め認識させるジャンルの辞書
ファイルを辞書メモリに展開しておくというものであ
る。
【0003】図5に従来の音声認識装置の構成図を示
し、以下に説明する。音声認識を開始する前に、音声認
識の対象となる複数の単語を予め定義された複数のジャ
ンルに分けて単語セット50として記憶し、辞書生成部
51により複数の単語セット50音声特徴を抽出して
辞書ファイル52に記憶させ、音声入力の前に辞書ロー
ド部53は辞書ロード指示部54の指示された辞書ファ
イル52を辞書メモリ55にロードする。
【0004】マイクロホン56から入力された音声は、
音声特徴抽出部57により音声特徴が抽出され、比較照
合部58は入力音声された音声特徴と辞書メモリ55か
らの音声特徴とを比較照合して入力音声に対する単語を
認識結果として出力するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の従来技術を用いても認識対象語彙は、予め定めたジャ
ンルに従って作成されるためにユーザの意図としたも
のとは限らず、さらに定められたジャンルが変わるたび
に辞書ファイルロードを繰り返すことが必要となり、
ユーザーの意図に合った音声認識結果を得るためにはユ
ーザー操作が増えるなどの課題があった。
【0006】本発明は、ユーザーの嗜好に合わせて認識
対象語彙を少ないユーザ操作で絞り込むことにより、
音声認識性能向上を図ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、音声認識の対象とすべき全単語を格納した
認識対象候補語彙から予め取得したユーザーの嗜好情報
に基づいた認識対象語彙を予め作成し、入力される音声
と認識対象語彙とから単語を認識することを特徴とする
方法を取るものである。
【0008】また、本発明は、ユーザーの発声する音声
を装置に入力するための音声入力部と、ユーザーの嗜好
情報を選択するための情報を入力するための嗜好選択情
報入力部と、ユーザーの嗜好情報を示す嗜好番号を決定
する番号決定部と、一つまたは複数の嗜好情報を保持す
る嗜好情報記憶部と、音声認識の対象とすべき全単語を
格納する認識対象候補語彙記憶部と、前記嗜好情報記憶
部に格納されている嗜好情報を嗜好番号に応じて参照
し、前記認識対象候補語彙記憶部に記憶される認識対象
候補語彙から、参照する嗜好情報に基づいて認識対象語
彙を作成する認識対象語彙作成部と、前記音声入力部か
ら入力される音声と前記認識対象語彙作成部において作
成された認識対象語彙との音声認識スコアの計算を行う
認識部と、前記認識部において計算されたスコアに基づ
いて認識結果を決定する認識結果決定部とを備えるもの
である。
【0009】これにより、ユーザーの意図する語を含む
認識対象語彙が選ばれ、従来例よりも誤りが少なく、よ
り多くの場合にユーザーの意図する結果を出力すること
ができる音声認識方法及び音声認識装置を提供すること
ができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、音声認識の対象とすべき全単語を格納した認識対象
候補語彙から、ユーザーを識別する情報を用いて選択さ
れたユーザーの嗜好情報に基づいた認識対象語彙を予め
作成し、入力される音声と前記ユーザーの嗜好情報に基
づいた認識対象語彙とから単語を認識することを特徴と
するもので、ユーザーの嗜好に合わせて認識対象語彙を
絞り込むことにより音声認識性能を向上させるという作
用を有する。また、認識対象候補となりうる全語彙を対
象に音声認識を行うよりも処理が簡便で早くなる方法で
ある。請求項2に記載の発明は、入力された音声と音声
認識の対象の単語である認識対象語彙とから前記単語を
認識する音声認識によって得られる認識得点と、ユーザ
ーを識別する情報を用いて選択されたユーザーの嗜好情
報に基づいた前記認識対象語彙の嗜好得点とを使用し
て、認識結果を決定することを特徴とする音声認識方法
とするものであり、認識得点に嗜好得点も加味すること
により、ユーザーがより発声しそうな内容に重みをつけ
て結果を出力して、ユーザーの全く意図しない結果を出
現させるケースを大幅に低減すると同時に、意図する結
果を高い確率で出現させるという作用を有する。
【0011】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
記載の音声認識方法において、ユーザーを識別する情報
は、ユーザーが入力するユーザー識別記号、ユーザーの
発声、ユーザーを識別する画像又は前記音声認識を実施
する時刻の少なくとも一つの情報である音声認識方法と
するもので、音声認識を行うユーザーの嗜好情報の選択
が容易になり、また、音声認識を実施する時刻を用いて
ユーザー嗜好情報を選択することで、時刻を加味して、
ユーザーの嗜好情報を選択することができる。
【0012】請求項に記載の発明は、一つまたは複数
のユーザーの嗜好情報を保持する嗜好情報記憶部と、音
声認識の対象とすべき全単語を格納した認識対象候補語
彙から、ユーザーを識別する情報を用いて選択されたユ
ーザーの嗜好情報に基づいた認識対象語彙を予め作成す
る認識対象語彙作成部と、ユーザーの発声する音声と前
ユーザーの嗜好情報に基づいた認識対象語彙とから単
語を認識する認識部とを含む音声認識装置としたもので
あり、ユーザーの嗜好に合わせて認識対象語彙を絞り込
むことにより音声認識性能を向上させるという作用を有
する。
【0013】請求項記載の発明は、一つまたは複数の
ユーザーの嗜好情報を保持する嗜好情報記憶部と、音声
認識の対象とすべき全単語を格納した認識対象候補語彙
から、ユーザーを識別する情報を用いて選択されるユー
ザーの嗜好情報に基づいて認識対象語彙を予め作成する
認識対象語彙作成部と、前記ユーザーの嗜好情報に基づ
いた前記認識対象語彙の嗜好得点を算出する嗜好得点計
算部と、ユーザーの発声する音声と前記ユーザーの嗜好
情報に基づいた認識対象語彙とから単語の認識得点を計
算する認識部と、前記嗜好得点と前記認識得点とを使用
して、認識結果を決定し出力する認識結果決定部とを含
む音声認識装置としたものであり、ユーザーの嗜好に合
わせて認識対象語彙を絞り込むことにより音声認識性能
を向上させるという作用を有する。
【0014】請求項記載の発明は、ユーザーを識別す
情報は、ユーザーが入力するユーザー識別記号、ユー
ザーの発声、ユーザーを識別する画像又は前記音声認識
を実施する時刻の少なくとも1つによって選択される情
報である請求項又は記載の音声認識装置とするもの
であり、1つまたは複数の嗜好情報から認識対象語彙選
択に使用する嗜好情報を選択することにより、ユーザー
の嗜好に合わせて認識対象語彙を絞り込むことにより音
声認識性能を向上させるという作用を有する。
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】以下に、本発明の実施の形態について図を
用いて説明する。
【0024】(実施の形態1)図1に本発明の実施の形
態1における番組指定装置のブロック構成図を示す。
【0025】図1において、1はユーザーの音声を入力
する音声入力部、2は嗜好情報を作成する嗜好情報作成
部、3は嗜好情報作成部2で作成された嗜好情報を保持
する嗜好情報記憶部、4は音声認識の対象語彙となりう
る全ての語彙を記憶している認識対象候補語彙記憶部、
5は認識対象候補語彙記憶部4に記憶されている認識対
象語彙の中から嗜好にあった語彙を選択してユーザーの
嗜好に合わせた認識対象語彙辞書を作成する認識対象語
彙作成部、6は音声入力部1から入力された音声と認識
対象語彙作成部5から認識対象語彙との音声認識スコア
を計算する認識部、7は認識部6で得られた認識得点は
最終的に出力する認識結果決定部、8は認識結果決定部
7で決まった信号を受けて、次の受信要求項目を決定す
るセットトップボックス、9はテレビ放送や電子番組ガ
イドを送信するデジタルテレビ放送、10は映画やカラ
オケ等の配信サービスを行うでオン・デ・マンド映画/
カラオケ配信サービス、11はビデオ、12はディスプ
レイモニタ、15は嗜好情報記憶部3に記憶される嗜好
情報が複数の場合にその中から嗜好情報を選択するため
の情報を入力する嗜好選択情報入力部、16は嗜好選択
情報入力部15からの入力を受けて嗜好番号を出力する
番号決定部である。
【0026】上記のように構成された番組選択装置の動
作について、以下に説明する。まず最初に、セットトッ
プボックス8は常時電源が投入されており、1日に1
度、オン・デ・マンド映画/カラオケ配信サービス10
から受信可能な番組名及び番組に関する情報を受信し
て、前記セットトップボックス8の内部に記憶すると同
時に、番組名については認識対象候補語彙記憶部4に送
るものとします。
【0027】嗜好選択情報入力部15へ入力される嗜好
選択情報は、ユーザーが装置に付随するリモコンのボタ
ンで入力するユーザー番号、もしくは内蔵の時計から出
力される時刻情報であって、嗜好情報記憶部3に複数記
憶される嗜好情報を選択するための情報である。
【0028】番号決定部16は、前記嗜好選択情報入力
部15へ入力される嗜好選択情報を基に、(表1)、
(表2)に示した表に沿って、前記嗜好選択情報入力部
15からの入力を受けて嗜好番号を出力する。
【0029】
【表1】
【0030】
【表2】
【0031】なお、前記嗜好情報記憶部3に記憶されて
いる嗜好情報が1つの場合でも実施の形態の効果に変わ
りはなく、前記嗜好情報記憶部3に記憶されている嗜好
情報が1つの場合には前記嗜好選択情報入力部15は入
力にかかわらず常に同一信号を出しつづけている。
【0032】認識対象語彙作成部5は、前記番号決定部
16からの嗜好番号を基に嗜好情報記憶部3から嗜好情
報を引き出し、認識対象候補語彙記憶部4に記憶されて
いる認識対象語彙の中から嗜好にあった語彙を選択して
ユーザーの嗜好に合わせた認識対象語彙辞書を作成す
る。認識対象語彙作成部5では、嗜好情報記憶部3に格
納される嗜好情報から語に対して点数付けを行い、点数
閾値を用いて閾値よりも点数が高い語を選択する。
【0033】なお、語数を予め決めておいて、上位の方
から決まった語数を選ぶ場合でも同様の効果が得られ
る。
【0034】こうして準備されている装置に対して、ユ
ーザーはオン・デ・マンド映画/カラオケ配信サービス
10から選択したい番組名を音声で音声入力部1より指
定する。
【0035】認識部6は、音声入力部1から入力された
音声に対して、選択作成されたユーザーの嗜好に合わせ
た認識対象語彙辞書に対して音声認識を実施し、音声認
識スコアを計算する。認識結果決定部7は、認識部6で
得られた認識得点を受け、最終的に出力する信号が決め
る。
【0036】セットトップボックス8は、認識結果決定
部7で決まった信号を受けて、次の受信要求項目を決定
する。ここでは、セットトップボックス8はオン・デ・
マンド映画/カラオケ配信サービス10に対して受信要
求を出す、もしくは受信した画像や音声をディスプレイ
モニタ12に送る役割を果たしている。
【0037】この構成により、オン・デ・マンド映画/
カラオケ配信サービス10の配信可能なメニューが例え
数百万番組あった場合でも、ユーザーの嗜好に合わせて
音声認識対象語彙を絞り込んだ音声認識装置を使用し
て、受信要求する番組を音声選択することにより、対象
語彙を絞り込まない番組選択システムと比較して、短時
間のうちに、言い直しなく受信要求番組を選択すること
ができる。
【0038】なお、認識対象候補語彙記憶部4に記憶さ
れる認識対象語彙がデジタルテレビ放送9から送信され
る電子番組ガイドであって、セットトップボックス8が
外部から受信する番組情報が、デジタルテレビ放送9で
放送される電子番組ガイドであって、要求を出す対象が
ビデオ11で、出す要求内容が録画予約であっても同様
の効果が得られる。
【0039】嗜好情報作成部2での学習方法は、ユーザ
ーの好き・嫌いの入力を用いた情報フィルタを使用する
もので、例えば特開平9−288683号公報の学習方
法が知られている。以下に嗜好情報作成部2での学習方
法について、嗜好学習の流れ図を図2に示し以下に説明
する。
【0040】S01はユーザーの音声入力ステップ、S02は
ユーザー音声の認識スコア計算を行う認識ステップ、S0
3はスコア比較を行う認識結果決定ステップ、S04は決ま
った認識結果に沿って番組を視聴する番組視聴ステッ
プ、S05は視聴している番組について、ユーザーからの
嗜好反応を判断する嗜好判定ステップ、S06は判定され
た内容に沿って嗜好を学習する嗜好学習ステップであ
る。
【0041】S01でユーザーによる音声入力が行われ、S
02で音声認識が行われる。S03で音声認識の結果が決定
され、S04ではS03で決定された番組を視聴する。S05で
は番組を視聴しているユーザーの行動に応じた嗜好の判
定を行う。すなわち、10分が経過する前にチャンネルを
変えたら、当該番組はユーザーが気に入らなかったもの
と判断して、当該番組の(表3)の電子番組ガイドに付与
された語に「嫌い」の符号をつけて嗜好学習ステップS0
6に渡す。
【0042】
【表3】
【0043】例えば、10分を経過しても視聴しつづけて
いるようならば、当該番組はユーザーが気に入ったと判
断して、当該番組の(表3)の電子番組ガイドに付与され
た語に「好き」の符号をつけて嗜好学習ステップS06に
渡す。嗜好学習ステップS06では嗜好判断ステップS05で
判断された内容に沿って、嗜好を学習する。
【0044】なお、番組の中のコマーシャルやニュース
などの割り込み別放送など最初の中断時もしくは、チャ
ンネルを変更する、番組が終るなどの視聴終了時に、セ
ットトップボックス側から「ただいまの番組は如何でし
たか?好き、嫌いのどちらかでお答えください。」と問
い掛けて、(表3)の電子番組ガイドに付与された語に
ついて得られた回答情報「好き」もしくは「嫌い」1件
として嗜好情報作成部2に送る方法でも同様の効果が得
られる。
【0045】(実施の形態2)図3に本発明の実施の形
態2における番組指定装置のブロック構成図を示す。実
施の形態2で説明する番組指定装置は、実施の形態1の
番組指定装置を部分的に変更したものであり、実施の形
態1の構成と異なる部分について説明する。
【0046】嗜好情報記憶部3には、複数の嗜好情報が
記憶されている。嗜好情報記憶部3に記憶されている嗜
好情報が複数であるために、どの嗜好情報を選択するか
を決めるために、音響テンプレート記憶部13に記憶さ
れている複数の音響テンプレートから、音声入力部1か
ら入力されるユーザーの発声に近いものを音響テンプレ
ート選択部14で選択する。
【0047】実施の形態2の装置の場合、音響テンプレ
ートを選択するための発声は、「番組」という言葉にな
っている。音響テンプレート選択部14は「番組」とい
う決まった言葉を待ち受けていて、正確に発声されたと
いう前提の基でユーザーの発声と一番近い音響テンプレ
ートを選択する。音響テンプレート選択部14では、一
単語認識処理を全ての音響テンプレートに対して行い、
一番スコアが高かったものを選択する。こうして選択さ
れた音響テンプレート番号は、番号決定部16におい
て、(表4)で関連付けられた嗜好情報の番号決定に使
われる。
【0048】
【表4】
【0049】番号決定部16で決まった嗜好情報番号
は、認識対象語彙作成部5に送られて、嗜好情報記憶部
3に記憶されている複数の嗜好情報から引き出す嗜好情
報を指定する。
【0050】なお、番号決定部16において嗜好番号を
決定するための情報は、音響テンプレート選択部14で
決められる音響テンプレート番号ではなくて、嗜好選択
情報入力部15から入力される構成とし、嗜好情報入力
部15でユーザーの顔画像を用いてユーザー番号を判定
して番号決定部16へ送り、(表2)に基づいて嗜好番
号を決定しても同様の効果が得られる。
【0051】また、番号決定部16において嗜好番号を
決定するための情報は、音響テンプレート選択部14で
決められる音響テンプレート番号ではなくて、嗜好選択
情報入力部15から入力される構成とし、嗜好選択情報
入力部15への入力を内蔵の時計から得られる時刻とし
て、前記嗜好選択情報入力部15において時間帯番号を
判定、判定された時間帯番号を番号決定部16に送り
(表2)に基づいて嗜好番号を決定しても同様の効果が
得られる。
【0052】(実施の形態3)図3に本発明の実施の形
態3における番組指定装置のブロック構成図を示す。実
施の形態3で説明する番組指定装置は、実施の形態1の
番組指定装置を部分的に変更したものであり、実施の形
態1と異なる部分について説明する。
【0053】ユーザーの発声は、音声入力部1から装置
に入力され、認識部6で音声認識処理を行って、認識得
点が認識結果決定部7に送られる。実施の形態1と異な
るのは、ここで認識結果を決定するための材料が音声認
識による認識得点だけではなくて、ユーザーの嗜好情報
から決定される嗜好得点も加味して決められることであ
る。
【0054】認識部6で音声認識に使われる語彙は、認
識対象語彙作成部5において、認識対象候補語彙記憶部
4に記憶される全ての語の中から、嗜好情報記憶部3に
記憶されている嗜好情報に基づいて語に得点をつけて点
数閾値よりも上位の語が選択される。選択時に付与した
嗜好情報に基づく得点のうち、認識対象語彙に選ばれた
語の得点については嗜好得点計算部17において、各語
の点数からあらかじめ点数閾値としていた数値を引き去
って、最低嗜好得点が0となるように計算しなおし、認
識結果決定部7へ送る。
【0055】認識結果決定部7では、認識部6から受け
取った音声認識の認識得点と、嗜好得点計算部18から
受け取った嗜好得点とを合算した上で、一番得点が高い
ものを最終結果としてセットトップボックス8へ出力す
る。
【0056】なお、嗜好得点計算部18において、嗜好
得点から一定値を引き去る処理を行う代わりに、正規化
処理を行っても、同様の効果が得られる。
【0057】
【発明の効果】本発明によれば、声認識の対象とすべき
全単語を格納した認識対象候補語彙から予め取得したユ
ーザーの嗜好情報に基づいた認識対象語彙を予め作成
し、入力される音声と認識対象語彙とから単語を認識す
ることを特徴とするもので、ユーザーの嗜好に合わせて
認識対象語彙を少ないユーザ操作で絞り込むことによ
り、音声認識性能を向上させるという有利な効果が得ら
れる。
【0058】また、番組指定装置に適用した場合は、ユ
ーザの嗜好にあった番組選択ができるという有利な効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における番組選択装置の
ブロック構成図
【図2】実施の形態1の嗜好学習の流れ図
【図3】本発明の実施の形態2における番組選択装置の
ブロック構成図
【図4】本発明の実施の形態3における番組選択装置の
ブロック構成図
【図5】従来の音声認識装置のブロック構成図
【符号の説明】
1 音声入力部 2 嗜好情報作成部 3 嗜好情報記憶部 4 認識対象候補語彙記憶部 5 認識対象語彙作成部 6 認識部 7 認識結果決定部 8 セットトップボックス 9 デジタルテレビ放送 10 オン・デ・マンド映画/カラオケ配信サービス 11 ビデオ 12 ディスプレイモニタ 13 音響テンプレート記憶部 14 音響テンプレート選択部 15 嗜好選択情報入力部 16 番号決定部 17 嗜好得点計算部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04N 5/44 G10L 3/00 551G 545F (56)参考文献 特開 昭62−262898(JP,A) 特開 平9−292896(JP,A) 特開 平11−305790(JP,A) 特開2001−169269(JP,A) 特開2001−142481(JP,A) 特開 平7−319494(JP,A) 特開 平9−288683(JP,A) 国際公開00/011571(WO,A1) 国際公開00/049599(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G10L 15/00 - 15/28 H04N 5/44 JICSTファイル(JOIS)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声認識の対象とすべき全単語を格納し
    た認識対象候補語彙から、ユーザーを識別する情報を用
    いて選択されたユーザーの嗜好情報に基づいた認識対象
    語彙を予め作成し、入力される音声と前記ユーザーの嗜
    好情報に基づいた認識対象語彙とから単語を認識する音
    声認識方法。
  2. 【請求項2】 入力された音声と音声認識の対象の単語
    である認識対象語彙とから前記単語を認識する音声認識
    によって得られる認識得点と、ユーザーを識別する情報
    を用いて選択されたユーザーの嗜好情報に基づいた前記
    認識対象語彙の嗜好得点とを使用して、認識結果を決定
    する音声認識方法。
  3. 【請求項3】 ユーザーを識別する情報は、ユーザーが
    入力するユーザー識別記号、ユーザーの発声、ユーザー
    を識別する画像又は前記音声認識を実施する時刻の少な
    くとも一つの情報である請求項1又は2記載の音声認識
    方法。
  4. 【請求項4】 一つまたは複数のユーザーの嗜好情報を
    保持する嗜好情報記憶部と、音声認識の対象とすべき全
    単語を格納した認識対象候補語彙から、ユーザーを識別
    する情報を用いて選択されたユーザーの嗜好情報に基づ
    いた認識対象語彙を予め作成する認識対象語彙作成部
    と、ユーザーの発声する音声と前記ユーザーの嗜好情報
    に基づいた認識対象語彙とから単語を認識する認識部と
    を含む音声認識装置。
  5. 【請求項5】 一つまたは複数のユーザーの嗜好情報を
    保持する嗜好情報記憶部と、音声認識の対象とすべき全
    単語を格納した認識対象候補語彙から、ユーザーを識別
    する情報を用いて選択されるユーザーの嗜好情報に基づ
    いた認識対象語彙を予め作成する認識対象語彙作成部
    と、前記ユーザーの嗜好情報に基づいた前記認識対象語
    彙の嗜好得点を算出する嗜好得点計算部と、ユーザーの
    発声する音声と前記ユーザーの嗜好情報に基づいた認識
    対象語彙とから単語の認識得点を計算する認識部と、前
    記嗜好得点と前記認識得点とを使用して、認識結果を決
    定し出力する認識結果決定部とを含む音声認識装置。
  6. 【請求項6】ーザーを識別する情報は、ユーザーが
    入力するユーザー識別記号、ユーザーの発声、ユーザー
    を識別する画像又は前記音声認識を実施する時刻の少な
    くとも情報である請求項は記載の音声認識装置。
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