JP3525800B2 - 油圧工具 - Google Patents

油圧工具

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JP3525800B2
JP3525800B2 JP13980199A JP13980199A JP3525800B2 JP 3525800 B2 JP3525800 B2 JP 3525800B2 JP 13980199 A JP13980199 A JP 13980199A JP 13980199 A JP13980199 A JP 13980199A JP 3525800 B2 JP3525800 B2 JP 3525800B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、油圧ポンプを備
えて、電線への圧着端子のかしめ作業に使用される圧着
工具等の油圧工具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】圧着工具等の油圧工具に搭載する油圧ポ
ンプとして、複数のピストン部を突出付勢したシリンダ
装置と、それらのピストン部の先端を摺動自在に当接し
て回転することによりピストン部を往復動作させる斜板
とを有する流体圧ポンプがある。
【0003】この流体圧ポンプは、例えば別のシリンダ
装置のシリンダ室に吐出してその外部駆動ピストンを駆
動し、外部駆動ピストンの力で圧着ダイスの凹型と凸型
を型締め型開きして、電線の端部に圧着端子をかしめる
ことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この流体圧ポ
ンプは、外部駆動ピストンに加わる圧着端子等からの荷
重が増大しても、ピストン等を同じストローク量でスト
ロークさせるため、回転トルクが大きくなり、モータの
消費電力が大きくなるという欠点があった。
【0005】したがって、この発明の目的は、ピストン
部に加わる荷重が大きくなっても、モータの回転トルク
を小さくでき、消費電力を低減することができる油圧工
具を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の油圧工具
は、モータと、このモータにより駆動される油圧ポンプ
と、この油圧ポンプにより進出駆動されるワーク部分と
を備える油圧工具であって、前記油圧ポンプは、モータ
軸に連結された回転軸を有し、この回転軸と軸方向が異
なる支持軸を有し、前記回転軸の軸方向に対して傾斜す
るように前記支持軸のまわりに回動可能に設けられた斜
板を有し、この斜板を傾斜姿勢に復元する傾斜姿勢復元
手段を有する斜板装置と、前記斜板に対向配置されたシ
リンダを有し、このシリンダに前記回転軸に略平行で前
記斜板に向けて開口した複数のシリンダ凹部を形成し、
これらのシリンダ凹部の底部に逆止弁を介して前記シリ
ンダ凹部から吐出可能な吐出部を有し、前記シリンダ凹
部の各々の前記開口に進退自在に挿入され先端が前記斜
板の回転に応じて進退往復動作するように前記斜板に配
設されたピストン部を有し、このピストン部の進出動作
で前記シリンダ凹部の底部に流体を吸入する吸入手段を
有するシリンダ装置とを備え、前記吸入手段は、前記ピ
ストン部の前記先端側に吸入口を設け、後端側に吐出口
を設けかつ前記吸入口と前記吐出口との間の通路に吐出
動作可能な逆止弁を設け、 前記ワーク部分は、前記油圧
ポンプの吐出部に接続した出力シリンダ装置の進退駆動
される出力ピストンに配設され、前記油圧ポンプはオイ
ル室内に配置され、前記オイル室はオイルタンクに連結
され、前記出力シリンダ装置がリリース弁および減圧弁
を介して前記オイルタンクに連結されているものであ
る。
【0007】請求項1記載の油圧工具によれば、ワーク
部分に加わる荷重が大きくなって、油圧ポンプのピスト
ン部に加わる荷重が大きくなると、斜板を傾斜姿勢復元
手段に抗して押して、斜板の傾斜角が変化する。斜板の
傾斜角が小さくなると、ピストン部のストロークが短く
なり、流体の吐出量が減り除々に吐出部に流体を圧送す
ることになるが、斜板の傾斜角が小さくなることと相ま
ってモータに係る負荷が低減されるので、低トルクで低
消費電力を実現することができる。また、シリンダの側
面に吸入手段を設けることなく、ピストン部に設けるた
め、シリンダ部を細型かつ小型にすることができる。さ
らに、流体を循環できるので携帯型の油圧工具として有
効である。
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】請求項記載の油圧工具は、請求項1にお
いて、前記斜板がスラストベアリングを介して回転自在
に設けられたスラストプレートを表面に有し、前記ピス
トン部はばねにより進出方向に付勢され、前記ピストン
部の先端は前記スラストプレートに押付けられているも
のである。
【0015】請求項記載の油圧工具によれば、請求項
と同様な効果のほか、ピストン部の先端を斜板に当接
して直接すべらせるものと比較して、スラストプレート
の回転抵抗を小さくでき、モータの回転負荷を低減でき
る。
【0016】請求項3記載の油圧工具は、請求項1にお
いて、前記ワーク部分が、圧着ダイスにおける凹型に型
締めされる凸型であるものである。
【0017】請求項記載の油圧工具によれば、請求項
1と同様な効果のほか、電線に圧着端子をかしめるため
の圧着工具として有効である。
【0018】
【発明の実施の形態】この発明の第1の実施の形態を図
1から図8により説明する。すなわち、この油圧工具
は、電線の端部に圧着端子をかしめるのに使用する圧着
工具で、図1に示すように、工具本体ハウジング(図示
せず)の先端に圧着ダイス120を装着したものであ
る。圧着ダイス120の開閉部123に凹型21が設け
られ、出力シリンダ装置の出力ピストン51の先端には
ワーク部分としての凸型122が設けられ、出力ピスト
ン51の往復動作によって圧着ダイス120の凹型12
1と凸型122が型締め型開きされる。
【0019】圧着端子のかしめはつぎのように行なわれ
る。すなわち、開閉部123を開閉して圧着ダイスの凹
型121と凸型122の間に電線(図示せず)および圧
着端子(図示せず)が挿入され、圧着ダイスの凸型12
2が凹型121に出力ピストン51の動作により接近し
て圧着端子が電線にかしめられる。
【0020】図1に示すように、図示しない工具本体ハ
ウジングの内部には、モータ130と、このモータ13
0で駆動される油圧ポンプと、油圧ポンプに接続された
出力シリンダ装置3が収納されている。油圧ポンプと出
力シリンダ装置3とで、圧着工具の動力装置を構成して
いる。モータ130には、工具本体ハウジングに装着し
た電池パック(図示せず)や商用交流電源等の電源から
電力が供給される。
【0021】油圧ポンプは、軸回転方式で、自動可変タ
イプの斜板を有するアキシャル流体圧ポンプ部自動流量
調節機構を有するもので、斜板装置1と、シリンダ装置
2とを備えている。斜板装置1は流体である例えばオイ
ルを満たす筒状のオイル室4の一端開口に取付けられ、
シリンダ装置2は筒状のオイル室4の他端の細径の開口
に取付けられ、オイル室4はオイルで充満されている。
【0022】斜板装置1は、モータ130により駆動さ
れる動力伝達軸となる回転軸5を有し、この回転軸5と
軸方向が異なる支持軸6を有し、摺動面7aが回転軸5
の軸方向に対して傾斜するように支持軸6のまわりに回
動可能に設けられた斜板7を有し、この斜板7を傾斜姿
勢に復元する傾斜姿勢復元手段例えば傾斜姿勢に付勢す
るばね8を有する。支持軸6を回転軸5に設ける代わり
に、図12に示すように回転軸5のフランジ24に切欠
24aを形成し、斜板7の中央に回転軸5を貫通させ、
ばね8とは回転軸5を挟んで反対側に位置している切欠
24a内に支持軸6によって斜板7の端部に設けた突脚
7bを回動可能に支持するようにしてもよい。この場合
は、ばね8によって斜板7の一端が押上げられ、他端の
支持軸6を中心に斜板7が傾斜した状態に付勢される。
すなわち図1が回転軸5と支持軸6が同一平面で交差し
たのに対して、異なる平面で交差したいわば立体交差し
た形態になる。また斜板7に対する支持軸6の位置はピ
ストン部37が斜板7上を回動する軌跡の近傍でよい
が、とくに軌跡の外側が好ましい。
【0023】この実施の形態では回転軸5の基端17が
モータ取付台9の中央にベアリング15を介して取付け
られ、回転軸5の先端5aがベアリング16を介してシ
リンダ装置2の中央に設けた凹部に取付けられている。
モータ取付台9にモータ130が取付けられ、モータ1
30の駆動軸と回転軸5の基端17が連結される。モー
タ取付台9はオイル室4の一端の開口縁に当接し、開口
縁に設けたねじ孔18にモータ130とともにボルト
(図示せず)により固定される。シリンダ装置2は外周
にねじ19を形成し、オイル室4の他端の内周面に形成
した雌ねじに螺合して取付けられ、シリンダ装置2の周
面に形成した周溝にOリング20を装着してオイル室4
の内周に液密に密着している。またモータ取付台9にオ
イル室4の開口内に嵌合する突部11を有し、突部11
の周面に周溝を形成し、その周溝にOリング21を装着
し、オイル室4の内周面に液密に密着している。22は
突部11に設けたオイルシールである。
【0024】回転軸5はオイル室4内の位置でフランジ
24が設けられ、回転軸5に対してフランジ24の一側
に例えばピンを用いた長いストッパ25が立設され、他
側にピンを用いた短いストッパ26が立設されている。
支持軸6は、例えば支点ピンによりオイル室4内の回転
軸5に直角に設けられている。斜板7は回転軸5を挿通
させる貫通孔7bを中央に有して支持軸6の両端に取付
けられ、一対のストッパ25、26の間で回動可能とな
る。その回動範囲は、例えば回転軸5に直角な方向に対
して1.5度から10度程度である。またばね8は、例
えば複数のコイルばねを用い、長いストッパ25側でフ
ランジ24と斜板7との間に圧縮介在し、斜板7をフラ
ンジ24から離れる方向に傾斜させ、図1の状態に短い
ストッパ26に係止している。ばね8はコイルばねのほ
か、板ばねまたはこれらの組合せ等が可能である。
【0025】シリンダ装置2は、斜板7の摺動面7aに
対向配置されたシリンダ30を有し、このシリンダ30
に回転軸5に略平行で斜板7に向けて開口した複数のシ
リンダ凹部33を形成し、これらのシリンダ凹部33の
底部に第1の逆止弁34を介してシリンダ凹部33から
吐出可能な吐出部35を有し、シリンダ凹部33の各々
の開口に進退自在に挿入されて先端が斜板7の回転に応
じて進退往復動作するように斜板7に配設されたピスト
ン部37を有し、このピストン部37の進出動作でシリ
ンダ凹部33の底部に流体を吸入する吸入手段を有す
る。
【0026】実施の形態ではシリンダ装置2のシリンダ
30がオイル室4の他端に取付けられる。シリンダ凹部
33は図7に示すように中心の回りに5個が周方向に等
間隔で並び、底部に細径の連通路44を介して第1の逆
止弁34を有する吐出部35が設けられている。ピスト
ン部37は先端が斜板7の摺動面7aに摺動自在に当接
しかつばね36により押圧付勢されるものであり、先端
にリングを用いたばね受け部46を設け、ピストン部3
7に通した例えばコイルばねを用いたばね36の一端を
ばね受け部46に係止し、他端をシリンダ30のシリン
ダ凹部33の前端係止凹部に係止して、ピストン部37
を突出付勢し、ピストン部37の先端の部分球面を斜板
7の摺動面7aに当接している。これにより斜板7が回
転軸5の回転とともに回動するとピストン部37が斜板
7の1回転で1往復のストロークを繰り返すこととな
る。
【0027】吸入手段は、図8に拡大して示すようにピ
ストン部37の先端側に吸入口39を設け、ピストン部
37の後端側に吐出口40を設け、吸入口39と吐出口
40との間の通路41に吐出動作可能な第2の逆止弁4
2を設けている。第2の逆止弁42は球弁42aと、球
弁42aを押すばね42bと、ばね42bを支持するね
じ部42cとで構成されている。ねじ部42cは吐出口
40に形成された雌ねじにねじ込み、弁例えば球弁42
aは通路41の吸入口39側の細径部41aの端部の弁
座41bに当接する。ねじ部42cのねじ込み量を加減
すると、球弁42aが弁座41bに押圧する力が調整さ
れる。吸入口39はシリンダ凹部33より斜板7側へ進
出する吸引動作時にオイル室4内に位置しており、した
がってピストン部37が進出動作するとシリンダ凹部3
3の容積が増大するのでシリンダ凹部33が負圧とな
り、第2の逆止弁42の球弁42aを弁座41bから開
いて吸入口39よりオイル室4のオイルをシリンダ凹部
33内に吸引させる(図8(b))。一方ピストン部3
7の後退動作時にはシリンダ凹部33の容積が小さくな
り、シリンダ凹部33内のオイルを加圧するが第2の逆
止弁42は球弁42aが弁座41bに閉じる方向に押圧
されるため開弁せず閉じたままであり(図8(a))、
このため加圧されたオイルは後述のように吐出部35に
吐出される。
【0028】出力シリンダ装置3は、吐出部35に連絡
されたシリンダ装置2の吐出室となるシリンダ室50を
有し、このシリンダ室50に挿入された出力ピストン5
1を有する。出力ピストン51はシリンダ室50の内周
面に摺接する接触部55と接触部55の中心に設けられ
た駆動片56とで構成している。接触部55の外周面の
周溝にはOリング57を設け、シリンダ室50の内周面
と液密に密接している。出力ピストン51はシリンダ室
50の内容積を小さくする方向にばね90で付勢されて
いる。実施の形態のばね90はコイルばねであり、駆動
片56にコイルばねが通されて一端が接触部55に係止
し他端がシリンダ室50に取付けられた圧着ダイス12
0側に係止して、出力ピストン51をシリンダ装置2側
に付勢している。
【0029】またシリンダ室50の底壁50aにオイル
室4のシリンダ装置2側端部が取付けられる。吐出部3
5はシリンダ装置2と出力シリンダ装置3にまたがって
構成され、吐出部35の端部がシリンダ室50に連通し
ている。第1の逆止弁34は吐出部35の一端に支持さ
れたばねとこのばねの先端に支持されて吐出部35と連
通路44との境界の弁座に当接する弁例えば球弁からな
っている。したがって、シリンダ装置2のシリンダ凹部
33がピストン部37で圧縮されると連通部44の圧力
が高まり、球弁が弁座から押されて開弁しシリンダ凹部
33のオイルが吐出部35を通ってシリンダ室50内に
流入し、シリンダ室50にオイルが溜まる。上記のよう
に出力シリンダ装置3の出力ピストン51はシリンダ室
50を圧縮する方向にばね90が設けられているので、
通常は出力ピストン51がシリンダ室50に後退した状
態であるが、シリンダ装置2のピストン部37の往復動
作によるオイルの加圧により押圧され、ばね90に抗し
て出力ピストン51が外方に進出する。一方オイルの逆
向きの流れは第1の逆止弁34の球弁が弁座にオイルに
より押圧されて密着するので阻止される。
【0030】上記したように、斜板7、ピストン部37
およびシリンダ30はオイル室4内に配置され、オイル
室4はオイルタンク100と連結され、シリンダ室50
はリリース弁70および減圧弁60を介してオイルタン
ク100に連結されている。
【0031】図2に示すように、シリンダ室50の底壁
50a内に減圧弁60が設けられている。この減圧弁6
0は底壁50aの側面に開口する有底孔61と、有底孔
61の底部にシリンダ室50内と連通する細径の連通路
62と、有底孔61内に挿入されて連通路62の出口を
塞ぐ円錐部を有する第3の逆止弁の弁体63と、この弁
体63を弁座に向けて押圧するばね64と、有底孔61
の開口側に形成した雌ねじに螺合するねじを設けてばね
を支持する圧力調整部65とで構成されている。圧力調
整部65のねじ込み量によりばね64のばね圧を変え
て、弁体63を弁座に押圧する圧力を調整し、シリンダ
室50に通じる連通路62内のオイル圧との圧力が同じ
になる位置すなわち弁体63がオイル圧に押されて開き
シリンダ室50を減圧する圧力を調整する。圧力調整部
65は外周の周溝にOリング66を装着して油漏れを防
止している。67は有底孔61の側部に形成された出口
である。
【0032】図3に示すように、シリンダ室50の底壁
50aにリリース弁70を設けている。リリース弁70
は、シリンダ室50に連通部71で連通する第4の逆止
弁の弁室72と、この弁室72の端部と細径の連通路7
3で連通する操作室74とで構成し、弁室72内には操
作室74に連通する連通路73を塞ぐ弁例えば球弁75
をばね76で押圧している。操作室74は底壁50aの
外面に開口し、この開口より操作片77の端部を突出
し、ばね78で外部に突出するように付勢し、操作片7
7の内端部に連通路73を通して球弁75を押圧可能な
押片79を設けている。80は操作室74の側部に形成
された油出口である。シリンダ装置3の出力ピストン5
1を後退させる場合には、操作片77を押して押片79
で球弁75をばね76に抗して押し開くことにより、シ
リンダ室50のオイルがその圧力で連通路73および操
作室74を通り油出口80よりシリンダ室外に流れる。
【0033】再び図1に示すように、シリンダ室50の
底壁50aにオイル室4に隣接するオイルタンク100
を取付け、底壁50a内にオイルタンク100とオイル
4室とを連通する連通経路101を形成し、オイルタン
ク100側の出口にはフィルタ103を装着している。
また減圧弁60の有底孔61の出口67およびリリース
弁70の操作室74の油出口80をオイルタンク100
に連絡している。オイルタンク100は可撓性の部材に
より形成される。
【0034】この圧着端子かしめ装置の動作について説
明する。図1および図4は端子かしめのための加圧時動
作を示し、出力シリンダ装置3の出力ピストン51はば
ね90により後退して、シリンダ室50は最小の空間ス
ペースとなった状態であり、シリンダ室50のオイル圧
力も最低の状態である。このとき、斜板7のばね8によ
り斜板7は短いストッパ26に押付けられた状態になっ
ている。モータ130が回転すると、回転軸5および斜
板7が回転し、摺動面7aをピストン部37が摺動し、
ピストン部37が軸方向に往復動作する。この往復動作
において、ピストン部37がシリンダ凹部33よりばね
36によって斜板71側に進出動作するとき、シリンダ
凹部33の内容積が拡大するので吸入口39よりオイル
をシリンダ凹部33内に吸引し、また斜板7によりピス
トン部37がシリンダ凹部33に後退するときシリンダ
凹部33内の内容積を圧縮する。この圧縮のときピスト
ン部37内では第2の逆止弁42のため吸入口39側に
逆流せず、吐出部35の第1の逆止弁34を押し開いて
シリンダ室50内にオイルを圧送する。斜板7の1回転
でピストン部37が1往復するが、斜板7の傾斜角はこ
の時点で最大であるので、ピストン部37の往復ストロ
ークも最大であり、したがって1往復当たりのオイルの
圧送量も最大となる。ピストン部37よりオイルが圧送
される出力シリンダ装置3内のシリンダ室50内は、順
次オイルによりシリンダ室50の内圧が高まって出力ピ
ストン51が進出動作する。このため、圧着ダイス12
0の凸型122が凹型121に接近動作する。
【0035】図2および図5は、端子かしめのための加
圧時動作からかしめ完了に至る最大圧を一定に抑える減
圧弁動作までを示し、凸型122が圧着端子を押してか
しめ始めると出力ピストン51に負荷がかかり、その負
荷でオイルを加圧し吐出部35の第1の逆止弁34を押
圧する。このため、第1の逆止弁34を押し開く油圧を
発生させるピストン部37の吐出動作に負荷がかかり、
ピストン部37を押す斜板7のばね8に負荷がかかっ
て、ばね8を弾性変形させることとなる。この結果、シ
リンダ室50のばね8のばね力に勝るオイルの圧力のと
きそれに応じてばね8が圧縮変形され、斜板7の傾斜角
度が回転軸5に垂直な方向に近づきばね8とオイルの圧
力のバランスのとれた傾斜角をもつこととなる。またピ
ストン荷重は吐出時にかかるため、斜板7の回転時にピ
ストン部37を押し込むときに斜板7にかかりその位置
にばね8が組み込まれているので効率的である。ピスト
ン部37に対する斜板7の角度が小さくなると、ピスト
ン部37の往復ストロークが短縮されるとともに、モー
タ130に対する負荷も低減される。そして、最大荷重
のとき斜板7が長いストッパ25に係止するが、このと
きもピストン部37を往復動作させる傾斜(例えば約
1.5°)をもつ。この場合、減圧弁60の動作でシリ
ンダ室50内の圧力は一定に保たれる。減圧弁60の動
作は圧力調整部65によって調整されるが、圧着端子を
かしめる最大圧力に設定されている。したがって、圧着
端子のかしめは確実に行なわれるが、オイルの一定以上
の圧力に対しては減圧弁60が開くので、圧着端子に過
度のかしめ力が加わることはない。なお、最大荷重のと
き斜板7をピストン部37が往復動作しない傾斜にして
もよい。
【0036】図3および図6はリリース動作を示し、操
作ボタン77を押すとリリース弁70が押されて開弁
し、シリンダ室50のオイルがシリンダ室50の外へ流
れでて圧力が低下する。圧力の低下により出力ピストン
51のばね90が復帰して出力ピストン51を押し戻
し、そのためオイルが外部に押し出され、また斜板7の
ばね8に負荷がかからなくなるので斜板7が再び最大角
度に傾斜して短いストッパ26に係止する。
【0037】モータ130を作動させたままのときは、
この工程で出力ピストン51が往復動作するので、連続
的に圧着端子をかしめることが可能であるが、出力ピス
トン51が後退するごとにモータ130を停止させても
よい。
【0038】オイルの循環について説明する。オイルは
オイル室4およびオイルタンク100に満たされてお
り、連通路101およびフィルタ103を介して連通し
ている。オイルタンク100は例えば55cc程度の容
量で前記したように可撓性のタンクである。オイル室4
内でピストン部37の吐出動作でオイルがシリンダ凹部
33内に吸引されると、順次オイルタンク100からフ
ィルタ103および連通路101を通してオイル室4に
オイルが流れ込み、オイルタンク100は可撓性である
ため図2および図6に示すように収縮する。シリンダ凹
部33に吸引されたオイルは順次出力シリンダ装置3内
のシリンダ室50に圧送され、ピストン51の動きによ
ってシリンダ室50の容積が拡大する。シリンダ室50
のオイルは、減圧時に減圧弁60が開いてオイルがオイ
ルタンク100に戻され、またリリース時にリリース弁
70が開いてオイルタンク100に戻される。こうし
て、オイルは循環する。
【0039】第1の実施の形態によれば、出力シリンダ
装置3の油圧力が低くピストン押し上げ力がばね8の圧
縮荷重以下のときは斜板7の傾斜角が大きく吐出量が多
い。このときの軸回転トルク(荷重)は負荷が少ないた
め、この油圧ポンプにより小さい動力で大きな吐出量を
得ることができる。油圧力が高くピストン押し上げ力が
ばね8を圧縮する程度のときはそのピストン押上力に伴
い、斜板7の傾斜角が大小と変化する。このとき軸回転
荷重は通常では非常に大きくなるが、ばね8の撓みによ
り斜板7の傾斜角が小さくなることにより、小さい軸回
転トルクで小さなピストン押上力に応じた吐出量とな
る。その結果、傾斜角が固定の従来例と比較して、低燃
費低電力が実現できる。
【0040】この発明の第2の実施の形態を図9および
図10に示す。すなわち、この油圧工具に使用される油
圧ポンプは、第1の実施の形態のようにピストン部37
の先端を斜板7に直接摺接させるのに代えて、斜板7は
スラストベアリング125を介して回転自在に設けられ
たスラストプレート126を表面に有し、ピストン部3
7の先端がスラストプレート126に押付けられてい
る。具体的には、斜板7の表面に円形状凹部128を形
成し、その底部にリング状の溝127を形成し、スラス
トベアリング125は、リング状の溝127に挿入され
た複数のスラストコロベアリングであり、スラストプレ
ート126を円形状凹部128に嵌めスラストベアリン
グ125に支持している。130はモータである。
【0041】図9(図4も同様)は斜板7が最大傾斜角
10°の場合であり、このときシリンダ凹部33がシリ
ンダ室50にオイルを押し上げるピストン部37のリフ
ト量L1を例えば0.3791cmとすると、シリンダ
凹部33の直径0.4cmとして、シリンダ凹部33の
本数が5本であるので、吐出量は、(0.4/2)2×
3.14×0.3791×5=0.238CC/1サイ
クルとなる。
【0042】図10(図5も同様)は斜板7が最小傾斜
角1.5°の場合であり、このとき、シリンダ凹部33
がシリンダ室50にオイルを押し上げるリフト量L2を
例えば0.0564cmとすると、吐出量は、(0.4
/2)2 ×3.14×0.0564×5=0.035C
C/1サイクルとなる。その他は、第1の実施の形態と
同様であり、共通部分に同一符号を付している。
【0043】第2の実施の形態によれば、ピストン部3
7の先端を斜板7に当接して直接すべらせるものと比較
して、スラストプレート126の回転抵抗を小さくで
き、モータ130の回転負荷を低減できる。
【0044】図11は、横軸を時間(秒)とし、縦軸を
モータ電流(A)とした場合のグラフである。A1 は最
大角度10°の傾斜角に斜板を固定して流体圧ポンプを
運転した場合のグラフ、、A2 は最小角度1.5°の傾
斜角に斜板を固定して流体圧ポンプを運転した場合のグ
ラフ、A3 は斜板7が角度1.5°〜10°の範囲を自
動変化する上記の実施の形態のグラフである。斜板7を
回転してオイルをシリンダ装置2で出力シリンダ装置3
に吐出したときのオイルの全吐出量、したがって出力ピ
ストン51に加える最大圧力を、各場合とも同じ一定値
とし、この最大圧力に達するまでに要する時間は、各グ
ラフの最終位置a1 〜a3 となっている。このとき各グ
ラフの下の面積すなわち電流×時間(AS)は、グラフ
1 が203AS、グラフA2 が199AS、グラフA
3 が136ASであった。この結果から、グラフA1
2 は斜板7の角度が異なっても余り変化がないが、グ
ラフA3 はグラフA1 の約67%に小さくなっているこ
とがわかる。電流(A)×時間(S)にモータの印加電
圧(V)を掛けると電力量になることから、各値は電力
量に比例するので、この発明が従来例と比較して電力消
費が低減できることがわかる。
【0045】なお、この発明において、流体はオイル以
外のものでもよい。
【0046】また斜板7の支持軸6を支持する回転軸5
および斜板7の少なくとも一方に長孔を形成して、斜板
7の傾斜角の変化に応じて支持軸6が移動するようにし
てもよい。
【0047】また実施の形態では圧着工具を例に説明し
たが、この他に電線やボルトの切断装置などの油圧工具
であってもよい。
【0048】さらに吸入手段をピストン部37に設けた
が、シリンダ凹部33の側部に逆止弁付きで設けてもよ
く、この場合斜板7をオイル浸けしなくてもよい。
【0049】また、第1の実施の形態のピストン部37
の先端は球継手にシューを設けたものでもよい。第2の
実施の形態のピストン部37の先端はスラストプレート
126に球継手等により連結して、ピストン部37を進
出付勢するばねを省略してもよい。
【0050】さらに斜板7の傾斜姿勢復元手段としては
ばね8のほか磁力を利用する磁石などがある。またばね
36はシリンダ凹部33内でピストン部37の端面とシ
リンダ凹部33の底面との間に圧縮介在してもよい。
【0051】また第2の逆止弁42のばね42bは図8
に示すようにねじ部42cに支持されているが、球弁4
2aとシリンダ凹部33の底面との間に圧縮介在しても
よい。
【0052】
【発明の効果】請求項1記載の油圧工具によれば、ワー
ク部分に加わる荷重が大きくなって、油圧ポンプのピス
トン部に加わる荷重が大きくなると、斜板を傾斜姿勢復
元手段に抗して押して、斜板の傾斜角が変化する。斜板
の傾斜角が小さくなると、ピストン部のストロークが短
くなり、流体の吐出量が減り除々に吐出部に流体を圧送
することになるが、斜板の傾斜角が小さくなることと相
まってモータに係る負荷が低減されるので、低トルクで
低消費電力を実現することができる。また、シリンダの
側面に吸入手段を設けることなく、ピストン部に設ける
ため、シリンダ部を細型かつ小型にすることができる。
さらに、流体を循環できるので携帯型の油圧工具として
有効である。
【0053】
【0054】
【0055】
【0056】請求項記載の油圧工具によれば、請求項
と同様な効果のほか、ピストン部の先端を斜板に当接
して直接すべらせるものと比較して、スラストプレート
の回転抵抗を小さくでき、モータの回転負荷を低減でき
る。
【0057】請求項記載の油圧工具によれば、請求項
1と同様な効果のほか、電線に圧着端子をかしめるため
の圧着工具として有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態の加圧時の動作状
態を示す部分断面図である。
【図2】加圧動作時および減圧弁動作時の状態を示す部
分断面図である。
【図3】リリース動作時の状態の部分断面図である。
【図4】斜板の動作を説明する要部拡大部分断面図であ
る。
【図5】その加圧動作時および減圧弁動作時の要部拡大
部分断面図である。
【図6】リリース動作時の状態の要部拡大部分断面図で
ある。
【図7】シリンダ装置を軸方向に見た説明図である。
【図8】ピストン部の逆止弁を示す拡大断面図であり、
(a)は逆止弁が閉じた状態、(b)は逆止弁が開いた
状態である。
【図9】第2の実施の形態の初期の加圧時の部分断面図
である。
【図10】その最大加圧時の部分断面図である。
【図11】この発明および従来例の時間に対するモータ
電流のグラフである。
【図12】別の実施の形態の部分断面図である。
【符号の説明】
1 斜板装置 2 シリンダ装置 3 出力シリンダ装置 4 オイル室 5 回転軸 6 支持軸 7 斜板 8 ばね 25 ストッパ 26 ストッパ 30 シリンダ 33 シリンダ凹部 34 第1の逆止弁 35 吐出部 36 ばね 37 ピストン部 39 吸引口 40 吐出口 42 第2の逆止弁 50 シリンダ室 51 出力ピストン 60 減圧弁 70 リリース弁 90 ばね 100 オイルタンク 120 圧着ダイス 125 スラストベアリング 126 スラストプレート 130 モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 樋口 雄一 大阪府東大阪市布市町3丁目1番48号 株式会社タカコ内 (72)発明者 皆見 良孝 大阪府東大阪市布市町3丁目1番48号 株式会社タカコ内 (72)発明者 石崎 義公 大阪府東大阪市布市町3丁目1番48号 株式会社タカコ内 (56)参考文献 特開 平8−150576(JP,A) 特開 昭48−10604(JP,A) 特開 昭53−109346(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F04B 1/22 B25F 5/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータと、このモータにより駆動され
    る油圧ポンプと、この油圧ポンプにより進出駆動される
    ワーク部分とを備える油圧工具であって、前記油圧ポン
    プは、モータ軸に連結された回転軸を有し、この回転軸
    と軸方向が異なる支持軸を有し、前記回転軸の軸方向に
    対して傾斜するように前記支持軸のまわりに回動可能に
    設けられた斜板を有し、この斜板を傾斜姿勢に復元する
    傾斜姿勢復元手段を有する斜板装置と、前記斜板に対向
    配置されたシリンダを有し、このシリンダに前記回転軸
    に略平行で前記斜板に向けて開口した複数のシリンダ凹
    部を形成し、これらのシリンダ凹部の底部に逆止弁を介
    して前記シリンダ凹部から吐出可能な吐出部を有し、前
    記シリンダ凹部の各々の前記開口に進退自在に挿入され
    先端が前記斜板の回転に応じて進退往復動作するように
    前記斜板に配設されたピストン部を有し、このピストン
    部の進出動作で前記シリンダ凹部の底部に流体を吸入す
    る吸入手段を有するシリンダ装置とを備え、前記吸入手段は、前記ピストン部の前記先端側に吸入口
    を設け、後端側に吐出口を設けかつ前記吸入口と前記吐
    出口との間の通路に吐出動作可能な逆止弁を設け、 前記ワーク部分は、前記油圧ポンプの吐出部に接続した
    出力シリンダ装置の進退駆動される出力ピストンに配設
    され、前記油圧ポンプはオイル室内に配置され、前記オ
    イル室はオイルタンクに連結され、前記出力シリンダ装
    置がリリース弁および減圧弁を介して前記オイルタンク
    に連結されている 油圧工具。
  2. 【請求項2】 前記斜板はスラストベアリングを介して
    回転自在に設けられたスラストプレートを表面に有し、
    前記ピストン部はばねにより進出方向に付勢され、前記
    ピストン部の先端は前記スラストプレートに押付けられ
    ている請求項1記載の油圧工具。
  3. 【請求項3】 前記ワーク部分は、圧着ダイスにおける
    凹型に型締めされる凸型である請求項1記載の油圧工
    具。
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