JP3524804B2 - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JP3524804B2
JP3524804B2 JP04954999A JP4954999A JP3524804B2 JP 3524804 B2 JP3524804 B2 JP 3524804B2 JP 04954999 A JP04954999 A JP 04954999A JP 4954999 A JP4954999 A JP 4954999A JP 3524804 B2 JP3524804 B2 JP 3524804B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、画像記録装置に関
し、特にたとえばディジタルカメラに適用され、画像フ
ァイルをディレクトリ方式で記録媒体に記録する、画像
記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のディジタルカメラでは、記録され
た画像ファイルは共通のディレクトリによって管理され
ていた。つまり、画像ファイルはすべて、記録媒体に形
成された所定のディレクトリの下階層に記録されてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、記録媒体に記
録される画像ファイルには、実際に撮影された被写体像
(オリジナル画像)を収納するオリジナル画像ファイル
の他に、オリジナル画像に編集が施された編集画像を収
納する編集画像ファイルも存在する。このため、すべて
の画像ファイルを共通のディレクトリによって管理する
と、誤操作によって画像ファイルが消去された場合に問
題が生じる。つまり、編集画像ファイルについては、再
編集によって同じファイルを作成できるが、オリジナル
画像ファイルについては、一旦消去されると2度と同じ
ファイルを作成することができない。
【0004】それゆえに、この発明の主たる目的は、消
去すべきでない画像ファイルが誤まって消去されるのを
防止できる、画像記録装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明に従う画像記
録装置は、ディレクトリ構造によってファイルを管理す
記録媒体に画像ファイルを記録する画像記録装置にお
いて、ディレクトリ構造が所定条件を満足するか否かを
判別する判別手段、および判別手段の判別結果が否定的
であるとき第1画像ファイルを管理する第1ディレクト
リおよび第2画像ファイルを管理する第2ディレクトリ
を記録媒体内に形成する形成手段を備え、第1画像ファ
イルはオリジナル画像を収納するファイルであり、第2
画像ファイルはオリジナル画像に基づく編集画像を収納
するファイルであることを特徴とする。第2の発明に従
う画像記録装置は、ディレクトリ構造によってファイル
を管理する着脱自在の記録媒体に画像ファイルを記録す
る画像記録装置において、記録媒体が装着されたか否か
を判別する判別手段、および判別手段の判別結果が肯定
的であるとき第1画像ファイルを管理する第1ディレク
トリおよび第2画像ファイルを管理する第2ディレクト
リを記録媒体内に形成する形成手段を備え、第1画像フ
ァイルはオリジナル画像を収納するファイルであり、第
2画像ファイルはオリジナル画像に基づく編集画像を収
納するファイルであることを特徴とする。第3の発明に
従う画像記録装置は、階層ディレクトリ構造によってフ
ァイルを管理する記録媒体に画像ファイルを記録する画
像記録装置において、第1モードおよび第2モードのい
ずれか一方の選択を受け付ける受付手段、受付手段によ
って第1モードの選択を受け付けたとき第1画像ファイ
ルを管理する第1ディレクトリを記録媒体内に形成する
第1ディレクトリ形成手段、および受付手段によって第
2モードの選択を受け付けたとき第2画像ファイルを管
理する第2ディレクトリを記録媒体内に形成する第2デ
ィレクトリ形成手段を備え、第1モードはオリジナル画
像を取り込むモードであり、第2モードはオリジナル画
像に基づく編集画像を作成するモードであり、第1画像
ファイルは第1モードで取り込まれたオリジナル画像を
収納するファイルであり、そして第2画像ファイルは第
2モードで作成された編集画像を収納するファイルであ
ることを特徴とする。
【0006】
【作用】第1の発明では、記録媒体はディレクトリ構造
によってファイルを管理する。判別手段は、記録媒体の
ディレクトリ構造が所定条件を満足するかどうか判別す
る。ここで、判別結果が否定的であれば、形成手段は、
第1画像ファイルを管理する第1ディレクトリ第2画
像ファイルを管理する第2ディレクトリとを記録媒体
に形成する。
【0007】この発明のある局面では、第1画像ファイ
ルはオリジナル画像を収納し、第2画像ファイルは編集
画像を収納する。
【0008】この発明の他の局面では、形成手段は、
いに同じ階層に第1ディレクトリおよび第2ディレクト
リを形成する。
【0009】この発明のその他の局面では、設定手段に
よって、第1画像ファイルを記録する第1記録モードお
よび第2画像ファイルを記録する第2記録モードのいず
れか一方が設定される。ここで第1記録モードが設定さ
れると、第3ディレクトリ形成手段が第3ディレクトリ
を第1ディレクトリの下階層に形成する。一方、第2記
録モードが設定されると、第4ディレクトリ形成手段が
第4ディレクトリを第2ディレクトリの下階層に形成す
る。
【0010】この発明のある実施例では、第1画像ファ
イルが、第1画像ファイル記録手段によって第3ディレ
クトリの下階層に記録され、第2画像ファイルが、第2
画像ファイル記録手段によって第4ディレクトリの下階
層に記録される。この発明の他の局面では、第1ディレ
クトリが属する階層から第1画像ファイルが属する階層
までの階層数は、第2ディレクトリが属する階層から第
2画像ファイルが属する階層までの階層数に等しい。第
2の発明によれば、画像ファイルは、ディレクトリ構造
によってファイルを管理する着脱自在の記録媒体に記録
される。判別手段は、記録媒体が装着されたか否かを判
別する。この判別結果が肯定的であれば、第1画像ファ
イルを管理する第1ディレクトリと第2画像ファイルを
管理する第2ディレクトリとが、形成手段によって記録
媒体内に形成される。ここで、第1画像ファイルはオリ
ジナル画像を収納するファイルであり、第2画像ファイ
ルはオリジナル画像に基づく編集画像を収納するファイ
ルである。第3の発明によれば、画像ファイルは、階層
ディレクトリ構造によってファイルを管理する記録媒体
に記録される。受付手段は、第1モードおよび第2モー
ドのいずれか一方の選択を受け付ける。第1モードの選
択が受け付けられると、第1画像ファイルを管理する第
1ディレクトリが、第1ディレクトリ形成手段によって
記録媒体内に形成される。また、第2モードの選択が受
け付けられると、第2画像ファイルを管理する第2ディ
レクトリが、第2ディレクトリ形成手段によって記録媒
体内に形成される。ここで、第1モードはオリジナル画
像を取り込むモードであり、第2モードはオリジナル画
像に基づく編集画像を作成モードである。また、第1画
像ファイルは第1モードで取り込まれたオリジナル画像
を収納するファイルであり、第2画像ファイルは前記第
2モードで作成された編集画像を収納するファイルであ
る。
【0011】
【発明の効果】これらの発明によれば、第1画像ファイ
ルを管理する第1ディレクトリおよび第2画像ファイル
を管理する第2ディレクトリを別々に形成するようにし
たため、消去すべきでない画像ファイルが誤消去される
のを防止することができる。
【0012】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0013】
【実施例】図1を参照して、この実施例のディジタルカ
メラ10は、色フィルタ(図示せず)が装着されたCC
Dイメージャ12を含み、被写体の光像は、このような
色フィルタを介してCCDイメージャ12の受光面に照
射される。
【0014】オペレータがモード設定スイッチ46を
“カメラ”側に切り換えると、システムコントローラ4
2はカメラモードを設定する。このときCPU32は、
タイミングジェネレータ(TG)14およびシグナルジ
ェネレータ(SG)16を起動する。TG14は、SG
16から出力される垂直同期信号および水平同期信号に
基づいてタイミング信号を生成し、CCDイメージャ1
2をプログレッシブスキャン方式で駆動する。この結
果、被写体のカメラ信号がCCDイメージャ12から出
力される。出力されたカメラ信号は、CDS/AGC回
路18で周知のノイズ除去およびレベル調整を施され、
その後、A/D変換器16によってディジタル信号であ
るカメラデータに変換される。信号処理回路22は、こ
のようなカメラデータにYUV変換を施し、YUVデー
タを生成する。そして、生成したYUVデータを書き込
みリクエストとともにメモリ制御回路26に与える。
【0015】メモリ制御回路26は、書き込みリクエス
トに応答してYUVデータを取り込み、取り込んだYU
VデータをSDRAM28に書き込む。YUVデータは
バス24aを介してメモリ制御回路26に与えられ、そ
の後バス24bを介してSDRAM28に書き込まれ
る。SDRAM28に書き込まれたYUVデータは、そ
の後、ビデオエンコーダ38から出力された読み出しリ
クエストに基づいて、同じメモリ制御回路26によって
読み出される。YUVデータはインタレーススキャン方
式で読み出され、読み出されたYUVデータはバス24
aを介してビデオエンコーダ38に与えられる。ビデオ
エンコーダ38は入力されたYUVデータをNTSCフ
ォーマットのコンポジット画像信号に変換し、変換した
コンポジット画像信号をモニタ40に与える。この結
果、被写体の動画像(スルー画像)が、リアルタイムで
モニタ画面に表示される。
【0016】オペレータがシャッタボタン44を操作す
ると、CPU32は、所定タイミングで信号処理回路2
2を不能化するとともに、JPEGコーデック30に圧
縮処理を命令する。JPEGコーデック30は、圧縮処
理命令に応答して、読み出しリクエストをメモリ制御回
路26に与える。信号処理回路22が所定タイミングで
不能化されることによって、SDRAM28にはシャッ
タボタン44が操作された時点の被写体像に対応するY
UVデータが格納され続ける。メモリ制御回路26は、
このようなYUVデータを読み出しリクエストに応答し
てSDRAM28から読み出す。読み出されたYUVデ
ータはバス24aを介してJPEGコーデック30に与
えられ、JPEGコーデック30は、入力されたYUV
データに圧縮処理を施す。
【0017】JPEGコーデック30はさらに、圧縮処
理によって生成された圧縮YUVデータを書き込みリク
エストとともにメモリ制御回路26に与える。圧縮YU
Vデータは、メモリ制御回路26によってSDRAM2
8に書き込まれる。圧縮YUVデータがSDRAM28
に確保されると、CPU32は、メモリ制御回路26に
この圧縮YUVデータの読み出しをリクエストし、この
結果、圧縮YUVデータがメモリ制御回路26によって
SDRAM28から読み出される。CPU32は、読み
出された圧縮YUVデータを画像ファイルに収納し、画
像ファイルをメモリカード36に記録する。なお、メモ
リカード36は着脱可能であり、実際にはインタフェー
ス(図示せず)を介してバス24aと接続される。
【0018】モード設定スイッチ46が“再生”側に切
り換えられると、システムコントローラ42は再生モー
ドを設定する。CPU32は、メモリカード36から所
望の画像ファイルを再生し、画像ファイルに収納された
圧縮YUVデータを書き込みリクエストとともにメモリ
制御回路26に与える。圧縮YUVデータは、メモリ制
御回路28によってSDRAM28に格納される。CP
U32はまた、JPEGコーデック30に伸長処理を命
令する。JPEGコーデック30は圧縮YUVデータの
読み出しをメモリ制御回路26にリクエストし、読み出
された圧縮YUVデータに伸長処理を施す。伸長YUV
データが生成されると、JPEGコーデック30は、メ
モリ制御回路26に対してこの伸長YUVデータの書き
込みをリクエストする。この結果、伸長YUVデータが
SDRAM28に格納される。一方、ビデオエンコーダ
38は、伸長YUVデータの読み出しをメモリ制御回路
26にリクエストする。メモリ制御回路28は、このよ
うなリクエストに応答して伸長YUVデータを繰り返し
読み出し、ビデオエンコーダ38に与える。この結果、
伸長YUVデータに対応する画像(再生画像)がモニタ
40に継続して表示される。
【0019】再生画像がモニタ40に表示されていると
きに、オペレータがメニュー操作によって拡大ズームモ
ード(編集モード)を選択すると、CPU32はメモリ
制御回路26に拡大ズーム処理をリクエストする。メモ
リ制御回路26は、SDRAM28に保持された伸長Y
UVデータの所定部分に拡大ズーム処理を施する。そし
て、ビデオエンコーダ38からのリクエストに応答し
て、拡大ズーム処理が施された拡大YUVデータを読み
出す。この結果、拡大ズーム画像がモニタ40に表示さ
れる。この状態でオペレータがシャッタボタン48を操
作すると、CPU32はJPEGコーデック30に拡大
YUVデータの圧縮を命令する。拡大YUVデータは、
上述と同様にJPEGコーデック30によって圧縮さ
れ、圧縮された拡大YUVデータはSDRAM28を介
してCPU32に与えられる。CPU32は、与えられ
た圧縮YUVデータを画像ファイルに収納し、画像ファ
イルをメモリカード36に記録する。
【0020】図3および図4を参照して、メモリカード
36は、MS−DOSフォーマットに従ってルートディ
レクトリ領域,FAT(File Allocation Table)領域
およびクラスタ領域を持っている。そして、ルートディ
レクトリの下階層にオリジナルフォルダ(サブディレク
トリ)および非オリジナルフォルダ(サブディレクト
リ)が形成され、オリジナルフォルダおよび非オリジナ
ルフォルダのそれぞれに保存先ディレクトリAおよびB
が形成される。カメラモードにおいて生成された画像フ
ァイルは、CPU32によって保存先ディレクトリAの
下階層に記録され、編集モードにおいて生成された画像
ファイルは、同じCPU32によって保存先ディレクト
リBの下階層に記録される。
【0021】なお、以下の説明の便宜上、カメラモード
において撮影された画像をオリジナル画像と定義し、オ
リジナル画像を収納する画像ファイルをオリジナル画像
ファイルと定義する。また、編集モードにおいて得られ
る画像を編集画像と定義し、編集画像を収納する画像フ
ァイルを編集画像ファイルと定義する。
【0022】編集画像ファイルは、誤消去されても、再
編集することによって復元できるが、オリジナル画像フ
ァイルは、一旦消去されると復元できない。このため、
オリジナルディレクトリおよび非オリジナルディレクト
リを別々に形成し、それぞれのディレクトリによってオ
リジナル画像ファイルおよび編集画像ファイルを個別に
管理するようにしている。したがって、編集画像ファイ
ルを整理するときに、オリジナル画像ファイルが誤って
消去されることはない。
【0023】CPU32は、具体的には図2に示すフロ
ー図を処理する。電源が投入されると、CPU32は、
ステップS1でメモリカード36が装着されているかど
うか判断する。ここでNOであればステップS1の処理
を繰り返すが、YESであればステップS3でメモリカ
ード36のディレクトリ構造を判別する。メモリカード
36が初期ディレクトリ構造を有していれば、CPU3
2はそのままステップS9に進む。一方、メモリカード
36がこのような構造を有していなければ、CPU32
は、ステップS5およびS7のそれぞれでルートディレ
クトリの下階層にオリジナルフォルダおよび非オリジナ
ルフォルダを作成する。これらにフォルダが形成される
と、CPU32はステップS9に進む。なお、メモリカ
ード36には当初からルートディレクトリ領域,FAT
領域およびクラスタ領域が形成されており、ステップS
3では、オリジナルフォルダおよび非オリジナルフォル
ダのディレクトリエントリがルートディレクトリに存在
するかどうかが判別される。
【0024】ステップS9〜S13では、オペレータに
よってどのようなキー操作が行われたかを判別する。モ
ード設定スイッチ46が“カメラ”側に切り換えられた
ときはステップS9からステップS15に進み、メニュ
ー操作によって編集モードが設定されたときはステップ
S11からステップS25に進む。また、モード設定ス
イッチ46が“再生”側に切り換えられたときはステッ
プS13からステップS35に進み、メニュー操作によ
ってメモリカード36の初期化が選択されたときはステ
ップS13からステップS41に進む。ステップS41
に進んだ場合、CPU32はメモリカード36を初期化
し、つまりメモリカード36に形成されたサブディレク
トリおよびファイルを消去し、ステップS3に戻る。
【0025】カメラモードが設定されたとき、CPU3
2は、ステップS15で保存先ディレクトリ(サブディ
レクトリ)Aをオリジナルフォルダの下階層に形成す
る。CPU32は続いて、設定されたモードに変更があ
ったかどうかをステップS17で判断し、電源がオフさ
れたかどうかをステップS19で判断し、シャッタボタ
ン44が押されたかどうかをステップS21で判断す
る。
【0026】オペレータが再生モード、編集モードまた
はメモリカード36の初期化を選択した場合、CPU3
2はステップS17でYESと判断し、ステップS9に
戻る。オペレータが電源ボタン(図示せず)を操作した
場合、CPU32はステップS19でYESと判断し、
処理を終了する。オペレータがシャッタボタン44を操
作した場合、CPU32はステップS21でYESと判
断し、ステップS23で撮影処理を行う。これによって
オリジナル画像ファイルが生成されると、CPU32
は、ステップS24でこのオリジナル画像ファイルを保
存先ディレクトリAの下階層に書き込む。書き込み処理
が完了すると、CPU32はステップS17に戻る。な
お、シャッタボタン44が操作されなかった場合も、C
PU32はステップS17に戻る。
【0027】編集モードが設定されたとき、CPU32
は、ステップS25で保存先ディレクトリ(サブディレ
クトリ)Bを非オリジナルフォルダの下階層に形成す
る。続いて、ステップS27で上述の編集処理を実行
し、ステップS29で編集画像ファイルを保存先ディレ
クトリBの下階層に書き込む。CPU32はその後、ス
テップS31およびS33でステップS17およびS1
9と同様の処理を行う。ステップS31でYESと判別
されたときステップS9に戻り、ステップS33でYE
Sと判別されたとき処理を終了し、そしてステップS3
3でNOと判別されたときステップS27に戻る。
【0028】再生モードが設定されたとき、CPU32
はステップS35で再生処理を行い、その後ステップS
37およびS39で上述のステップS17およびS19
と同様の処理を行う。ステップS37でYESと判別さ
れたときステップS9に戻り、ステップS39でYES
と判別されたとき処理を終了し、そしてステップS39
でNOと判別されたときステップS35に戻る。
【0029】このような処理が行われることによって、
メモリカード36内には、図4に示すようにデータが書
き込まれる。つまり、ステップS5およびS7の処理に
よって、オリジナルフォルダおよび非オリジナルフォル
ダのディレクトリエントリが、ルートディレクトリに書
き込まれる。図4によれば、オリジナルフォルダは“0
41”のFATエントリ番号を持ち、非オリジナルフォ
ルダは“066”のFATエントリ番号を持つ。
【0030】ステップS15が処理されると、FATの
“041”に対応する位置に“FFF”が書き込まれ、
かつ対応するクラスタに保存先ディレクトリAのディレ
クトリエントリが書き込まれる。保存先ディレクトリA
は、FATエントリ番号“04C”を有する。シャッタ
ボタン44が操作されると、ステップS23およびS2
4が処理され、FATエントリ番号“04C”〜“04
E”に対応するクラスタにオリジナル画像ファイル1が
書き込まれる。
【0031】一方、ステップS29が処理されると、F
ATの“066”に対応する位置に“FFF”が書き込
まれ、かつ対応するクラスタに保存先ディレクトリBの
ディレクトリエントリが書き込まれる。保存先ディレク
トリAはFATエントリ番号“04C”を持つ。オペレ
ータが編集操作を行うと、ステップS27およびS29
が処理され、FATエントリ番号“06B”〜“06
D”に対応するクラスタに編集画像ファイル1が書き込
まれる。
【0032】この実施例によれば、メモリカードが初期
ディレクトリ構造を有しないときに、オリジナルフォル
ダおよび非オリジナルフォルダがルートディレクトリの
1つ下の階層に形成される。つまり、オリジナルフォル
ダおよび非オリジナルフォルダは、ルートディレクトリ
の下階層でかつ互いに同じ階層に形成される。ここでカ
メラモードが設定されると、保存先ディレクトリAがオ
リジナルフォルダの1つ下の階層に形成される。さら
に、シャッタボタンが操作されると、オリジナル画像フ
ァイルが生成され、生成されたオリジナル画像ファイル
が保存先ディレクトリAの1つ下の階層に書き込まれ
る。一方、編集モードが設定されると、保存先ディレク
トリBが非オリジナルディレクトリの1つ下の階層に形
成される。編集操作によって作成された編集画像ファイ
ルは、このような保存先ディレクトリBの1つ下の階層
に書き込まれる。このように、オリジナル画像ファイル
および編集画像ファイルは互いに異なるフォルダによっ
て管理されるため、編集画像ファイルを整理していると
きにオリジナル画像ファイルが誤消去されるような事態
が発生することはない。
【0033】なお、この実施例では、オリジナル画像フ
ァイルおよび編集画像ファイルを互いに異なるディレク
トリによって管理することでオリジナル画像ファイルの
誤消去を防止するようにしている。しかし、保存先ディ
レクトリAおよびBを共通のフォルダで管理する場合で
も、各階層のディレクトリに対するパーミッション(プ
ロテクト)の設定を変更することで、画像ファイルの誤
消去を防止することができる。
【0034】つまり、どの画像ファイルについても誤消
去を回避したいときは、フォルダに対するパーミッショ
ンの設定を変更すればよい。また、オリジナル画像ファ
イルのみ誤消去を防止したいときは、保存先ディレクト
リAに対するパーミッションの設定を変更し、特定のオ
リジナル画像ファイルのみ誤消去を防止したければ、そ
のオリジナル画像ファイルのパーミッションを変更すれ
ばよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の1実施例を示すブロック図である。
【図2】図1実施例の動作の一部を示すフロー図であ
る。
【図3】ディレクトリ構造の一例を示す図解図である。
【図4】ディレクトリ構造の他の一例を示す図解図であ
る。
【符号の説明】
10 …ディジタルカメラ 26 …メモリ制御回路 28 …SDRAM 30 …JPEGコーデック 32 …CPU 36 …メモリカード

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディレクトリ構造によってファイルを管理
    する記録媒体に画像ファイルを記録する画像記録装置に
    おいて、前記ディレクトリ構造が所定条件を満足するか否かを
    別する判別手段、および前記判別手段の判別結果が否定
    的であるとき第1画像ファイルを管理する第1ディレク
    トリおよび第2画像ファイルを管理する第2ディレクト
    リを前記記録媒体内に形成する形成手段を備え 前記第1画像ファイルはオリジナル画像を収納するファ
    イルであり、 前記第2画像ファイルは前記オリジナル画像に基づく編
    集画像を収納するファイルであ ることを特徴とする、画
    像記録装置。
  2. 【請求項2】前記記録媒体は着脱自在であり、 前記判別手段は前記記録媒体が装着されたとき判別動作
    を行う 、請求項1記載の画像記録装置。
  3. 【請求項3】ディレクトリ構造によってファイルを管理
    する着脱自在の記録媒体に画像ファイルを記録する画像
    記録装置において、 前記記録媒体が装着されたか否かを判別する判別手段、
    および前記判別手段の判別結果が肯定的であるとき第1
    画像ファイルを管理する第1ディレクトリおよび第2画
    像ファイルを管理する第2ディレクトリを前記記録媒体
    内に形成する形成手段を備え、 前記第1画像ファイルはオリジナル画像を収納するファ
    イルであり、 前記第2画像ファイルは前記オリジナル画像に基づく編
    集画像を収納するファイルであることを特徴とする、画
    像記録装置。
  4. 【請求項4】前記形成手段は互いに同じ階層に前記第1
    ディレクトリおよび前記第2ディレクトリを形成する、
    請求項1ないし3のいずれかに記載の画像記録装置。
  5. 【請求項5】前記第1画像ファイルを記録する第1記録
    モードおよび前記第2画像ファイルを記録する第2記録
    モードのいずれか一方を設定する設定手段、 前記第1記録モードの設定に応答して第3ディレクトリ
    を前記第1ディレクトリの下階層に形成する第3ディレ
    クトリ形成手段、および前記第2記録モードの設定に応
    答して第4ディレクトリを前記第2ディレクトリの下階
    層に形成する第4ディレクトリ形成手段をさらに備え
    る、請求項1ないしのいずれかに記載の画像記録装
    置。
  6. 【請求項6】前記第1画像ファイルを前記第3ディレク
    トリの下階層に記録する第1画像ファイル記録手段、お
    よび前記第2画像ファイルを前記第4ディレクトリの下
    階層に記録する第2画像ファイル記録手段をさらに備え
    る、請求項記載の画像記録装置。
  7. 【請求項7】前記第1ディレクトリが属する階層から前
    記第1画像ファイルが属する階層までの階層数は、前記
    第2ディレクトリが属する階層から前記第2画像ファイ
    ルが属する階層までの階層数に等しい、請求項1ないし
    6のいずれかに記載の画像記録装置。
  8. 【請求項8】階層ディレクトリ構造によってファイルを
    管理する記録媒体に画像ファイルを記録する画像記録装
    置において、 第1モードおよび第2モードのいずれか一方の選択を受
    け付ける受付手段、 前記受付手段によって前記第1モードの選択を受け付け
    たとき第1画像ファイルを管理 する第1ディレクトリを
    前記記録媒体内に形成する第1ディレクトリ形成手段、
    および前記受付手段によって前記第2モードの選択を受
    け付けたとき第2画像ファイルを管理する第2ディレク
    トリを前記記録媒体内に形成する第2ディレクトリ形成
    手段を備え、 前記第1モードはオリジナル画像を取り込むモードであ
    り、 前記第2モードは前記オリジナル画像に基づく編集画像
    を作成するモードであり、 前記第1画像ファイルは前記第1モードで取り込まれた
    オリジナル画像を収納するファイルであり、そして前記
    第2画像ファイルは前記第2モードで作成された編集画
    像を収納するファイルであることを特徴とする、画像記
    録装置。
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