JP3523823B2 - 空気調和機の室外ユニット - Google Patents
空気調和機の室外ユニットInfo
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Description
外ユニットとから構成される分離形空気調和機に係り、
特に室外ユニットにおけるユニット本体の底板構造の改
良に関する。
される分離形空気調和機が多用される。特に、室外ユニ
ットにおいては、筐体であるユニット本体を構成する底
板上に、圧縮機や、室外熱交換器および送風機などが載
置固定されている。
し、四隅には固定用脚が設けられている。上記固定用脚
が、据付け現場である被据付け部に載置され、取付け固
定具(固定用ボルト)を用いて取付け固定されるように
なっている。
されていて、その一端部が底板の裏面側にたとえば溶
接、ねじ止め、リベット止めあるいはカシメ止めなどの
手段を適宜選択して取付け固定され、他端部が底板から
外方に延出され上記取付け固定具による固定部位となっ
ている。
脚の底板取付けにあたって、スポット溶接などの溶接手
段を採用すると、そのままでは金属板の腐食防止用の被
膜まで焼却除去してしまう。そのため、溶接後に塗装し
て錆の発生を防ぐ必要があり、かえって手間がかかって
いる。
溶融亜鉛メッキ鋼板に塗装を施した塗装鋼板や、溶融ア
ルミニウム−亜鉛合金メッキ鋼板(例:ガルバリウム鋼
板:商品名)が採用されるようになっているが、これら
の鋼板では溶接を行うことができない。
て、ねじ止め、リベット止め、カシメ止めなど、溶接以
外の手段を用いて底板に固定用脚を取付け固定する技術
が採用されるようになった。(例:特開平11−337
117号公報)ところが、このような手段によると、取
付け工程が増加してコストに悪影響を与えている。ま
た、室外ユニットの据付け時に固定用脚が壁などに接触
すると、衝撃の程度によっては固定用脚が捩れたり、極
端な場合は底板から脱落することもあって、取付け信頼
性が低い。
のにあたって、たとえば、底板に取付けボルトの頭部を
適宜な手段で取付けてボルトのねじ部を上方へ突出さ
せ、この取付けボルトのねじ部を介して杆部に圧縮機取
付け脚に取付けた防振ゴムの孔部を挿入し、ボルトのね
じ部を防振ゴム上端から突出させ、この突出するねじ部
にナットを螺着していた。(例:特開平11−2107
29号公報)この場合、溶接をしないから塗装の必要が
ないが、取付けボルト頭部を予め底板に固定する手間が
かかる。実際に圧縮機を取付けする際、取付け脚に防振
ゴムを取付けた圧縮機を上から降ろし、防振ゴムの孔部
と取付けボルトとを嵌め合わせるのであるが、取付けボ
ルトが取付け脚によって遮蔽されて見え難く、したがっ
て合わせ難い。
付けボルトに接触すると、圧縮機自体かなりの重量があ
るので、取付け脚は勿論、防振ゴムや取付けボルトが変
形する虞れがる。すなわち、ここでも組立て作業性が悪
く、改善の必要がある。
熱交換器にドレン水が生成され、流下して底板上に溜ま
ることが多い。あるいは、圧縮機に接続される吸込み側
配管や、サクションカップあるいは接続用バルブの表面
が結露してドレン水となって流下する。
ていて、室外熱交換器を載置する部位と圧縮機を載置す
る部位の高さが同一である。これら室外熱交換器と圧縮
機との間には仕切り板が介在され、互いに熱交換のない
よう規制しているが、室外熱交換器から流下したドレン
水がこの載置部付近に溜まり、やがて仕切り板と底板と
の間から圧縮機載置側に浸入してしまう。
接続用バルブ表面に結露した結露水(ドレン水)が流下
して圧縮機の載置部とその周辺に溜まる。圧縮機が載置
される機械室には、圧縮機に電気的に接続する圧縮機駆
動用の電気部品と、圧縮機制御用や四方弁切替え制御用
などの電気部品が収容されていて、この載置部に溜まる
水分による悪影響を受ける。
ものであり、その目的とするところは、ユニット本体を
構成する底板において、室外熱交換器載置面とそれ以外
の部分に段差を形成することにより、室外熱交換器で生
成されるドレン水が熱交換器載置面外部へ流れ出ること
を極力防止でき、さらに底板に対する固定用脚の取付け
手間を不要として、底板の製造性を向上させ、低価格で
信頼性の高い空気調和機の室外ユニットを提供しようと
するものである。
めになされた本発明の空気調和機の室外ユニットは、ユ
ニット本体は奥行き方向長さよりも幅方向長さが長い矩
形状の底板を有する筐体であり、底板上を仕切板で左右
の空間に仕切り、その一側に圧縮機を載置し、他側に熱
交換器、送風機、支持ベースを取付け、底板前後側長辺
部に左右一対の前側固定用脚と後側固定用脚を設け取付
け固定具を介して被据付け部に取付け固定し、底板は金
属板をプレス加工してなり、周縁に沿い底面から上端縁
に亘って断面階段状に折曲するフランジ部を設け、底面
を高段面と中段面と低段面とで形成し、大部分が高段面
と中段面の圧縮機搭載面と、大部分が低段面の熱交換器
載置面と、この熱交換器載置面の一側に沿い圧縮機搭載
面と同じ高さで圧縮機載置面およびフランジ部などで熱
交換器載置面を囲むドレン水仕切り絞り部を備え、前側
固定用脚および後側固定用脚は底板フランジ部を切欠し
て底板周縁から外方へ延出して一体成形する。上述の構
成を採用することにより、ユニット本体を構成する底板
において室外熱交換器で生成されるドレン水が熱交換器
載置面外部へ流れ出るのを極力防止し、底板に対する固
定用脚の取付け手間が不要になり、取付けにともなう種
々の不具合が解消される。
面を参照して説明する。 図1は、空気調和機の室外ユ
ニットを一部省略して示す斜視図である。 図中1は底
板であって、この底板1の周縁に沿って側壁が立設さ
れ、この側壁の上端部を閉塞する天板からユニット本体
Sが構成される。ここでは、ユニット本体Sを構成する
底板1のみ図示し、側壁と天板は省略している。
幅方向全長の約1/3程度のところに仕切り板2が立設
されていて、ユニット本体S内を左右に仕切っている。
仕切り板2から図の右側空間スペースを機械室A1と呼
び、圧縮機3が載置されるとともに、この圧縮機3に配
管を介して接続されるサクションカップ4と、四方弁等
が接続される配管群5が収容される。
にバルブ固定板6下端部が取付けられていて、底板1上
に立設される。このバルブ固定板6には複数の接続バル
ブ7が取付けられ、上記配管群6の端部が接続される。
そして、空気調和機の室外ユニットを所定位置に据付
ける際に、室内ユニットから延長される接続用配管の端
部を上記接続バルブ7に接続することにより、室外ユニ
ット側に密封されていた冷媒を室内ユニット側に導き、
冷凍サイクル回路を構成するようになっている。
を熱交換室A2と呼び、平面視でほぼL字状に形成され
る室外熱交換器8が載置されるとともに、送風機9と、
この送風機9を支持する支持ベース9Sが取付けられ
る。なお、圧縮機3と、室外熱交換器8および支持ベー
ス9Sなどの、上記底板1に対する取付け固定構造につ
いても後述する。 このようにして、上記底板1上に冷
凍サイクル構成部品等が載置固定され、さらに底板上に
側壁と天板の一体化したものが取付けられて、室外ユニ
ットが構成されることとなる。
2は底板1を前側から見た斜視図であり、図3は底板の
平面図であり、図4は底板を後側から見た斜視図であ
り、図5は図3のa−aに沿う底板の断面図である。
底板1は、奥行き方向長さよりも幅方向長さが数倍も長
い矩形状をなしていて、金属板をプレス加工してなる。
素材として、溶融亜鉛メッキ鋼板に塗装を施した塗装鋼
板や、溶融アルミニウム−亜鉛合金メッキ鋼板(例:ガ
ルバリウム鋼板:商品名)等が採用されていて、これら
は加工性および耐久性に優れていることが特徴である。
断面階段状に折曲形成されるフランジ部10が、周縁に
沿って設けられる。なお、この周縁の複数ヶ所はフラン
ジ部10が切欠されて存在せず、この部分は周縁から外
方へ延出される固定用脚11,12となっている。 こ
れら固定用脚11,12は、底板1の長辺側である幅方
向の二辺部に一体成形され、短辺側である奥行き方向に
は設けられていない。図の手前側長辺部に設けられる左
右一対の固定用脚を前側固定用脚11と呼び、図の後側
長辺部に設けられる左右一対の固定用脚を後側固定用脚
12と呼ぶ。各固定用脚11,12は、ここでは図示し
ない取付け固定具を介して被据付け部に取付け固定され
る。
と、図6および図11にも示すように、その周縁に沿っ
て下方に折曲される折曲片部11aを有している。この
折曲片部11aの基端部とフランジ部10の端縁である
底板周縁のとの連接部分は、ほぼU字状に形成されたU
字状部11bとなっている。 さらに、前側固定用脚1
1は、ほぼ中央に被据付け部と接する凹陥部13が絞り
加工により一体成形され、かつこの凹陥部に水抜き用の
孔部14が設けられる。上記凹陥部13と先端部との間
に設けられる孔部15は、上記取付け固定具が挿通され
て前側固定用脚11を被据付け部に取付け固定するため
の取付け用孔である。
ように、底板1の周縁から断面ほぼL字状に折曲延設さ
れていて、被据付け部に接する水平片部12aと、この
水平片部と底板1周縁との間に形成される立位片部12
bとから形成される。 上記水平片部12aは、幅方向
のほぼ中心で、この先端からほとんど折曲縁までに亘っ
て切欠加工される二股状長溝16が設けられている。室
外ユニットの据付け時には、予め据付け現場に取付け固
定具が仮止めされていて、組み立てられた室外ユニット
をここに運搬し、かつ後側固定用脚12を後側にして上
記二股状長溝16を取付け固定具の杆部に挿入するだけ
で、室外ユニットの位置決めが容易に行えるようになっ
ている。
ブ17が設けられていて、断面略L字状に形成される後
側固定用脚12の強度保持がなされている。後側固定用
脚12の基端部である立位片部12bと底板1からの延
設部との境に、堤状突起18が一体に設けられている。
この堤状突起18は、後側固定用脚12との対向面で途
切れている上記フランジ部10中段の左右両端部相互に
連設する。
板1の底面は、後述する部分を除いて、概略的に、低段
面と、中段面と、高段面との三段高さに形成されてい
る。特に、図3、図4および図5(B)に、低段面領域
を破線で間隔の粗いハッチングで示し、中段面領域を通
常のハッチングで示し、高段面領域を密な間隔のハッチ
ングで示してある。
置を境に、図の右側部位である機械室A1の底面が、一
部を除いてほとんど大部分が高段面と中段面とから形成
されていて、ここを圧縮機載置面20と呼ぶ。 また、
仕切り板2の載置位置を境に、図の左側部位である熱交
換器室A2の底面が、一部を除いてほとんど大部分が低
段面から形成されていて、ここを熱交換器載置面21と
呼ぶ。
て、圧縮機載置面20と同一高さのドレン水仕切り絞り
部22が一体形成される。したがって、低段面からなる
熱交換器載置面21の周囲は、これよりも高く形成され
るドレン水仕切り絞り部22と圧縮機載置面20とフラ
ンジ部10などによって囲まれる。 このようにして、
ドレン水仕切り絞り部22などを除く底板1の底面は、
圧縮機載置面20と熱交換器載置面21とから構成さ
れ、かつ熱交換器載置面21よりも圧縮機載置面20が
高く形成されているので、冷凍サイクル運転にともない
室外熱交換器8に生成されるドレン水が熱交換器載置面
21に流下しても、ここに排水構造を備える限り、この
ドレン水が圧縮機載置面20側に浸入することはない。
状で、かつ断面が台状をなし、この上端周縁に沿って突
条に形成される複数の位置決め用絞り部23が突設され
る。ここでは、3ヶ所の位置決め用絞り部23が絞り加
工により一体形成されていて、それぞれの中心部にねじ
孔24が設けられる。 そして、図9ないし図13に示
すように、位置決め用絞り部23には上記圧縮機3に一
体化される取付け脚3Aが防振部材である防振ゴム25
を介して取付けボルト26によって取付け固定される。
なお説明すれば、圧縮機取付け脚3Aに固定用孔27が
設けられていて、ここに防振ゴム25の上端部が掛合さ
れる。そのうえで、防振ゴム25は位置決め用絞り部2
3上に載置される。
ていて、このボルト挿入用孔が位置決め絞り部23に設
けられるねじ孔24に連通する。そして、取付けボルト
26のねじ部を下部に、頭部を上部に向けて防振ゴム2
5の上方に対向し、かつこのボルト挿入用孔28にねじ
部から挿入する。最後に、取付けボルト26のねじ部を
位置決め用絞り部23のねじ孔24に螺挿し締め付ける
ことにより、圧縮機3を圧縮機載置面20に取付け固定
できることになる。
けられる上記バルブ固定板6は、底板1上に切起し加工
される引っ掛け部29に掛止して位置決めされ、あとか
ら固定ねじによって取付け固定される。 そして、上記
圧縮機載置面20には、第1、第2の排水路30,31
が一体に設けられる。第1の排水路30は、高段面に設
けられた幅の狭い溝部であって、底板前部と側部とに平
行にL字状に形成される。第2の排水路31は、図の右
側後部の位置決め用絞り部23を介し右側部と後部のフ
ランジ部10との間に亘って設けられる突条32と、高
段面およびフランジ部とによって挟まれた中段面上を言
う。第1,第2の排水路30,31とも、その一端部は
上記熱交換器載置面21に開放されている。
1の排水路30は圧縮機3に接続するサクションカップ
4の直下方に対向しており、上記第2の排水路31の特
に右側部はバルブ固定板6とほぼ同一位置にある。 一
方、上記熱交換器載置面21におけるやや後部側の位置
に、一対の位置決め突起33が離間し対向して突設され
る。この位置決め突起33の突出面は上記圧縮機載置面
20の高段面と同一高さをなし、断面が台形状で、かつ
平面視で矩形状をなす。
水孔34が設けられていて、上記室外熱交換器8で生成
されるドレン水は勿論、圧縮機載置面20の第1,第2
の排水路30,31から熱交換器載置面21に導かれる
ドレン水を速やかに排水することができる。 また、図
1に示すように、それぞれの位置決め突起の33前面側
の斜面から上部平坦面に亘って送風機9を支持する支持
ベース9Sが位置決めされ、かつ取付け具を介して取付
け固定される。
置面21で左後隅部に設けられる小面積の位置決め突起
35は、平面視でL字状に形成される室外熱交換器8の
屈曲部を位置決めするためのものである。 そして、所
定位置に取付けられた室外熱交換器8は、先に説明した
後側固定用脚11基端部に形成される上記堤状突起18
よりも内側に位置決めされることが特徴である。換言す
れば、室外熱交換器8近傍の後側固定用脚11基端部に
形成される堤状突起18は、特に図8に示すように、室
外熱交換器の外側表面の垂直方向位置よりも所定間隔s
を存した外側に設けられている。
12を一体成形したから、溶接やカシメなどの取付け工
程を不要にでき、底板1の製造性が向上して、低価格で
信頼性の高い部品を供給できる。 上記底板1は、溶融
アルミニウム−亜鉛合金メッキ鋼板など、塗装が不要で
加工性と耐久性に優れる金属鋼板を使用でき、かつカシ
メなどの取付け工程が不要となり、底板1の製造性の向
上と低価格で信頼性の高い部品を提供できる。
は、ほぼ中央部に被据付け面と接触する凹陥部13を形
成したので、固定用脚として強度の増大化を得られる。
この凹陥部13に水抜き孔14を設けて水溜りの防止を
なすので、錆の発生と腐食を防止する。前側固定用脚1
1の基端部と底板1周縁との連接部分をほぼU字状に形
成したので、外部からの衝撃に対する変形と破損を防止
する。
形成するとともに、この基端部に堤状突起18を設けた
ので、底板1内で発生した水もしくは底板内に浸入した
水が後側固定用脚に流れ込むのを防止でき、錆の発生と
腐食を防止する。また、後側固定用脚12に縦方向に複
数の補強用リブ17を設けたので、強度の向上を得ら
れ、外部からの衝撃に対する変形と破損を防止する。
に、かつ他方の固定用脚12を後側に、それぞれ一体に
設けることで、室外ユニットの固定用脚として変形する
ことなく常に所定位置に設定される。そして、特にユニ
ットの取付け固定作業が行い難い後部側の取付け固定具
の取付け固定が容易化する。
端部に形成される堤状突起18は、室外熱交換器の外側
表面の垂直方向位置よりも所定間隔sを存した外側に位
置するから、室外熱交換器で生成されるドレン水など
が、この外側表面から流下しても、すべて熱交換器載置
面21である低段面に流れて、堤状突起18を越えて外
側の固定用脚12側へオーバーフローすることがない。
たって、底板1の所定位置に圧縮機を載置後、取付け用
ボルト26を上方から挿入してねじ孔24に螺挿すれば
よいように構成したので、従来のように予め底板に取付
けボルトを固定してねじ部を上方へ突出する構成と比較
して、ボルトを事前に底板に固定する作業が不要とな
る。そして、圧縮機3を載置する際に、圧縮機をボルト
に接触させてしまいボルトが変形したり圧縮機取付け脚
を損傷するなどの不具合の発生もなく、取付け作業性を
大幅に向上できる。
機3に接続するサクションカップ4の表面に結露水が生
成して底板1上に滴下しても、圧縮機載置面20に備え
た第1の排水路30を介して熱交換器載置面21へ導く
ようになっているので、圧縮機載置面20である機械室
A1底部に水が溜まることを防止して、機械室内の電気
部品類などへの水分による悪影響を防止できる。
る接続バルブ7や配管群5の表面に結露水が生成して底
板1上に滴下しても、圧縮機載置面20に備えた第2の
排水路31を介して熱交換器載置面21へ導くようにな
っているので、圧縮機載置面である機械室A1底部に水
が溜まることを防止して、機械室内の電気部品類などへ
の水分による悪影響を防止できる。
ユニット本体を構成する底板において、低段面である熱
交換器載置面の周囲を、熱交換器載置面よりも高さの高
い段面からなる圧縮機載置面とフランジ部およびドレン
水仕切り絞り部とで囲むようにしたから、室外熱交換器
で生成されるドレン水が熱交換器載置面外部へ流れ出る
ことを極力防止でき、さらに底板に対する固定用脚の取
付け手間を不要として、底板の製造性を向上させ、低価
格で信頼性の高い空気調和機の室外ユニットを提供でき
る。
外ユニットの一部を省略した斜視図。
斜視図。
斜視図。
底板の断面図と、各部の段面高さを説明する図。
辺の斜視図。
図。
底板の断面図。
底板の断面図。
部位を斜め後側から見た底板の一部斜視図。
部位を斜め前側から見た底板の一部斜視図。
右後隅部の底板の一部斜視図。
構造を示す断面図。
交換器、9…送風機、11…前側固定用脚、12…後側
固定用脚、10…フランジ部、13…凹陥部、14…水
抜き用孔部、16…二股状長溝、18…堤状突起、17
…補強用リブ、21…熱交換器載置面、20…圧縮機載
置面、23…位置決め用絞り部、25…防振ゴム(防振
部材)、3A…圧縮機取付け脚、26…取付けボルト、
30…第1の排水路、31…第2の排水路。
Claims (3)
- 【請求項1】奥行き方向長さよりも幅方向長さが長い矩
形状をなす底板を有する筐体であるユニット本体と、こ
のユニット本体の底板上を仕切板により左右の空間に仕
切り、その一側に圧縮機が載置され、他側に熱交換器が
搭載されるとともに送風機とこの送風機を支持する支持
ベースが取付けられ、上記ユニット本体の底板前後側長
辺部にそれぞれ左右一対に設けられ取付け固定具を介し
て被据付け部に取付け固定される前側固定用脚と後側固
定用脚とを具備した空気調和機の室外ユニットにおい
て、上記底板は金属板をプレス加工してなり、底板の周縁に
沿って底面から上端縁に亘って断面階段状に折曲形成さ
れるフランジ部が設けられ、底板の底面は高さの異なる
高段面と中段面と低段面とで形成され、その大部分が高
段面と中段面とから形成される圧縮機搭載面と、その大
部分が低段面から形成される熱交換器載置面と、この熱
交換器載置面の一側に沿って圧縮機搭載面と同じ高さに
形成され、圧縮機載置面および上記フランジ部などとと
もに上記熱交換器載置面を囲むドレン水仕切り絞り部と
を備え、 上記前側固定用脚および後側固定用脚は、上記底板のフ
ランジ部を切欠して、底板周縁から外方へ延出して一体
成形されることを特徴とする空気調和機の室外ユニッ
ト。 - 【請求項2】上記前側固定用脚は、 基端部と底板周縁との連接部分がほぼU字状に形成さ
れ、周縁に沿って下方に折曲される片部を有し、ほぼ中
央に被据付け部と接しかつ水抜き用の孔部を備えた凹陥
部が一体成形され、この凹陥部と先端部の間に取付け用
孔が設けられる ことを特徴とする請求項1記載の空気調
和機の室外ユニット。 - 【請求項3】上記後側固定用脚は、 上記底板の周縁から断面略L字状に折曲延設され、先端
から折曲縁に亘って取付け固定具が挿入され被据付け部
に固定するための二股状長溝が設けられる水平片部と、 この水平片部と底板周縁との間に形成され、複数の補強
用リブが設けられる立位片部と、 この立位片部と底板からの延設部との境で、フランジ部
中段の左右両端相互に亘って連設され、上記熱交換器載
置面に載置される熱交換器の外側表面の垂直方向位置よ
りも外側に位置する堤状突起を備えることを特徴とする
請求項1 記載の空気調和機の室外ユニット。
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