JP3523231B2 - 水災害に対する避難誘導システム - Google Patents

水災害に対する避難誘導システム

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JP3523231B2
JP3523231B2 JP2001359457A JP2001359457A JP3523231B2 JP 3523231 B2 JP3523231 B2 JP 3523231B2 JP 2001359457 A JP2001359457 A JP 2001359457A JP 2001359457 A JP2001359457 A JP 2001359457A JP 3523231 B2 JP3523231 B2 JP 3523231B2
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昭彦 山藤
哲夫 宮本
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、雨量増大等による
水害の発生を予告し、予告された危険区域に最適な水災
害に対する避難誘導システムに関する。
【0002】
【従来の技術】発電所の貯水池は夏の増水期に台風や長
雨が長期間続くと溢水する。発電所においてはダムを保
護するために貯水池の水位が規定値以上になるとダムの
強度の面から川に放水する。この放水は、ダムを保護す
る目的で絶対不可欠な手段である。一般の人にはどのよ
うな状態において放水されるのか予測できできないし、
TVやラジオ、新聞などの報道機関によるダムの放水予
報なども全く行われていない。当該ダム関係者は放水の
数時間前に放水路である川にいる人達に対して突然サイ
レンやスピーカにより放水の警報を発する程度で、避難
誘導や避難誘導径路の表示や放送などの手段は行われて
いない。
【0003】従って、ダム関係者の警報は一方的である
ため、一般の人達に理解されず、昨年、川の中州でキャ
ンプして楽しんでいた家族ずれが水難に遭い、多数の人
命が失わる事故となった。さらに、鉄砲水や土砂流は山
に豪雨があったとき発生し、家屋を埋め込み、家屋内に
いた住民を生き埋めにし、人命を失う事故を度々発生さ
せている。さらに、川の上流での集中豪雨は海に近い下
流において予想できない水位に増水し、雨量の少ない下
流において満潮と重なる場合川が溢水して洪水となる事
故を発生させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような上記水害は
予報されていない場合が多く上記事故が繰替えされてい
る。このような洪水など自然災害発生時に住民に対して
避難場所の地図を表示する手段が特開平11−2999
07号公報に記載されている。しかしながら、この技術
は自然災害が発生してしまったときの避難誘導であるた
め依然として実用されてなく、事故が繰返されている。
【0005】川、海、山、低地域などの災害の発生し易
い地域に住んでいる住民及び地下鉄、地下街等を移動
中、勤務している人には、災害により人命が失われない
安全な対策が望まれている。さらに、避難者にとって
は、災害が発生したときに避難誘導径路情報を得るので
はなく、水災害が繰返えされない予告情報が望まれてい
た。
【0006】本発明は、かかる従来の問題を解決すべく
なされたもので、水災害の発生可能性のある地域を推定
して事前に自動的に予告し、関係者に最適な避難径路情
報を自動的に報知し避難および救助活動を迅速化する水
災害に対する避難誘導システムを提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、次の構成からなる水災害に対する避難誘導システム
を提供するものである。
【0008】すなわち、請求項1の水災害に対する避難
誘導システムは、予め定められた溢水予想地域の水位の
増加情報を得て記憶する水位増加情報記憶手段と、前記
溢水予想地域から予め定められた避難場所までの避難誘
導経路が記憶された避難径路テーブルと、前記各溢水予
想地域の水位が各溢水予想地域毎に予め定められた危険
水位に到達する可能性を前記増加情報から推定したとき
自動的に水害予告情報を当該溢水予想地域毎に出力する
水害予告手段と、前記水害予告情報により予告された各
溢水予想地域毎に最適な避難誘導径路図が前記避難径路
テーブルから自動的に検索されて出力される避難径路図
選択手段と、検索された最適な避難誘導径路図を各地区
毎に自動的に報知する避難径路データ報知手段とを具備
してなることを特徴とする。
【0009】請求項1の発明によれば、予め定められた
溢水可能性地域の水位の増加情報を監視し、危険水位に
到達する可能性を自動的に推定したとき水害予告情報を
出力し、当該地域の最適な避難誘導径路データを報知す
るので、パニックにならず迅速に避難することができ
る。
【0010】請求項2の水災害に対する避難誘導システ
ムは請求項1記載の水災害に対する避難誘導システムに
おいて、前記水害予告情報は各溢水予想地域での前記増
加情報と過去の増水速度データから自動的に水位の増加
を予測して水害予告情報を出力することを特徴とする。
【0011】請求項2の発明によれば、過去の増水速度
データから自動的に水位の増加を予測して水害予告情報
を自動的に出力するので、同様な水災害が繰返されるこ
とがなく、避難や救助活動を迅速にすることができる。
【0012】請求項3の水災害に対する避難誘導システ
ムは請求項1又は2記載の水災害に対する避難誘導シス
テムにおいて、前記水害予告情報は各溢水予想地域での
前記増加情報と過去の増水速度データから各区域毎に予
め定められた危険水位に到達する時刻を推定して水害予
告情報を出力することを特徴とする。
【0013】請求項3の発明によれば、危険水位に到達
する時刻を推定して水害予告情報を出力するので、避難
する時間が明確にでき、身体障害者、高齢者、幼稚者の
救助を円滑にすることができる。
【0014】請求項4の水災害に対する避難誘導システ
ムは請求項1、2又は4記載の水災害に対する避難誘導
システムにおいて、前記水位の増加情報は前記溢水予想
地域での水位測定情報と雨量測定情報の単位時間毎に増
加する水位データであることを特徴とする。
【0015】請求項4の発明によれば、水位の増加情報
は水位測定情報と雨量測定情報の単位時間毎に増加する
水位データであるので、水害予告情報をより正確出力す
ることができる。
【0016】請求項5の水災害に対する避難誘導システ
ムは請求項1記載の水災害に対する避難誘導システムに
おいて、前記最適な避難誘導径路図には避難先までの径
路に前記水害予告された溢水予想地域が選択されていな
いことを特徴とする。
【0017】請求項5の発明によれば、最適な避難誘導
径路図には水害予告された溢水予想地域が選択されてい
ないので、パニックにならず比較的ゆとりを持って避難
することができ、身体障害者や高齢者にとって望ましい
避難をすることができる。
【0018】請求項6の水災害に対する避難誘導システ
ムは請求項1記載の水災害に対する避難誘導システムに
おいて、前記最適な避難誘導径路図はこの避難誘導径路
に設置された光学的表示器に表示すると共に前記避難径
路を放送して案内することを特徴とする。
【0019】請求項6の発明によれば、避難者の目と耳
に対して避難誘導径路図を表示するので、迷わず迅速に
避難することができる。特に、身体障害者や高齢者の避
難誘導に有効である。
【0020】請求項7の水災害に対する避難誘導システ
ムは請求項1又は6記載の水災害に対する避難誘導シス
テムにおいて、前記水害予告情報は前記水害予告情報が
出力された溢水予想地域の居住者、危険区域内に設置し
たLED表示器などの掲示板・地域防災放送等の地域連
絡装置、危険区域内にいる人間が所持する携帯端末・携
帯電話、危険区域内の建物内などに設置されたLRD表
示器・館内放送設備・情報端末、建物内にいる人間が所
持する携帯端末・携帯電話等及び危険区域内を走行中又
は停車中の自動車VICSビーコン等を介しカーナビ等
の情報端末に前記最適な避難誘導径路の案内が表示され
ることを特徴とする。
【0021】請求項7の発明によれば、水害予告情報は
居住者および通過する自動車のカーナビゲーション等に
最適な避難誘導径路の案内が表示されるので、関係者が
迅速に避難することができる。
【0022】請求項8の水災害に対する避難誘導システ
ムは請求項1記載の水災害に対する避難誘導システムに
おいて、前記最適な避難誘導径路図による避難状況は避
難場所に避難された状態を監視して判定することを特徴
とする。
【0023】請求項8の発明によれば、最適な避難誘導
径路図により避難場所に避難した状態が監視されるの
で、身体障害者、高齢者、幼稚者なども含め取り残され
ることなく避難させることができる。
【0024】請求項9の水災害に対する避難誘導システ
ムは請求項1記載の水災害に対する避難誘導システムに
おいて、前記最適な避難誘導径路図に選択された避難場
所や径路の少なくとも一方が使用できないことが判明し
た場合、他の使用可能な避難場所又は径路に修正して報
知することを特徴とする。
【0025】請求項9の発明によれば、避難場所や避難
径路と指定されていた所が浸水を受けたり、工事中であ
ったり、交通事故などで使用できない場合が突然発生す
るそのような場合には、修正して避難者に報知すること
により、安全で信頼性の高い避難誘導を可能にする。
【0026】水災害の発生可能性のある対象には、水害
の発生が予告された危険区域内及び周辺にいる人間、そ
の危険区域内家屋等の建物内の人間及びその危険区域内
を走行中または停車中の自動車などが含まれる。危険区
域の水位等の災害情報は常に監視の対象である。
【0027】予め定められた溢水可能性地域は、川、
海、山、低地域、地下鉄、地下道、地下街などの水災害
の発生し易いと認められた地域である。
【0028】
【発明の実施の形態】次に、本発明の水災害に対する避
難誘導システムをダムの放水による水災害における避難
誘導システムに適用した実施形態を図1、2を参照して
説明する。図1は本発明の実施形態を説明するためのシ
ステム構成図であり、図2は図1の実施例を説明するた
めのシステム構成図である。この実施形態は長期間の雨
と山への集中豪雨によりダムの貯水池が満水になりダム
の放水開始と川の下流に到達するとき海の満潮時と重な
ることが推定され、比較的低地域に水災害が発生するの
を事前に予測して水害予告情報を発令し、低地域の住民
や通過する自動車に最適な避難誘導情報を表示して避難
場所に案内する避難誘導システムである。この水災害に
対する避難誘導システム1は予め定められた溢水予想地
域の水位および雨量を水位測定部2および雨量測定部3
で測定して記憶し、単位時間当たりの水位および雨量の
増加(上昇)速度情報を増加速度情報算出部4で算出し
て記憶する水位増加情報記憶部5と、前記各地域の水位
が各区域毎に予め定められた危険水位に到達する可能性
を前記増加速度情報から推定し到達時間を危険水位到達
時間算出部6で算出したとき自動的に水害予告情報を当
該地区毎に発令する水害予告発令地域決定部7と、水害
予告発令地域決定部7が水害予告発令したとき消防署・
警察署に救援依頼する救援依頼部8と、前記水害予告情
報により予告された各地区毎に最適な避難誘導径路デー
タを予め記憶された避難径路データから自動的に検索し
て出力する避難径路データ選択部9と、検索された最適
な避難誘導径路データを各地区毎に自動的に報知する避
難径路データ報知部10と、上記溢水予想地域の居住者
や通過する自動車を監視する避難者監視部11とからな
る。
【0029】溢水予想地域は歴史的、地理的に川(河
川)、山、海などから水や土石流が溢れた事例があり、
それらの水が流入する地下、低地域などで、予め定めら
れた地域で例えば危険区域と指定された区域である。溢
水予想地域の実施例はダム貯水池25、ダムの放水路と
なる川(河川)26、放水路岸に位置する危険区域A地
域27および危険区域B地域28である。危険区域A区
域27、危険区域B区域28には住宅29や自動車や人
(避難者)30が通行する道路31がある。
【0030】水位測定部2は上記溢水予想地域に1又は
複数箇所に設けられた水位計32例えば光ファイバセン
サにより構成される。この光ファイバセンサは水位を測
定して電気信号に変換し水位データとして出力する。こ
の水位データはディジタル信号に変換されてダム管理装
置33を介して水位増加情報記憶部5の各地水量データ
ベース34に測定年月日時刻、地名と共に記憶される。
水位測定部2の実施例は図2に示すようにダム貯水池2
5、危険区域A地区27、危険区域B地区28を通る川
26の溢水可能性の高い土手近傍である。
【0031】雨量測定部3は上記溢水予想地域に1又は
複数箇所に設けられた雨量計36で例えば予め定められ
た面積の開口を有する貯水容器に雨水を貯め、この水量
を光ファイバセンサにより測定した電気信号を雨量デー
タとして出力する。この雨量データはディジタル信号に
変換されてダム管理装置33を介して水位増加情報記憶
部5の各地水量データベース34に測定年月日時刻、地
名と共に雨量データとして記憶される。雨量測定部3の
実施例は水位計32の近傍に設置することが望ましい。
【0032】危険区域A地区27および危険区域B地区
28(溢水予想地域)の水位計32および雨量計36が
測定した水位データおよび雨量データは、各地区データ
収集装置37、38を介して上記したように測定年月日
時刻、地名と共に各地水量データベース34に記憶され
る。各地水量データベース34にはさらに気象庁発表の
天気図や降雨予測データ出力部39で各地の降雨量から
推定された降雨予測データが入力され入力年月日時刻情
報と共に記憶される。
【0033】ダム管理装置33のダム放水量決定部40
は、ダムの貯水池25に設けられた水位計32出力およ
び雨量計36の出力からダムの予め定められたダム放水
水位への到達時刻を気象庁発表の気象図や、降雨予測デ
ータ出力部39からの降雨予測データなどから予測して
ダムの放水時刻、放水量を決定する。その後、情報提供
部41は川26の土手に沿って設けられた既設のスピー
カから川26で遊んでいる遊泳中の人達に報知する。
【0034】次に、水位上昇速度算出部4は水位測定部
2で測定した予め定められた単位時間ごとに上昇する水
位データを水位増加情報記憶部5から読出し、この水位
データから経時的に増加する割合を算出して水位上昇速
度データを自動的に出力する。
【0035】さらに、増加速度情報算出部4は雨量測定
部3で予め定められた単位時間ごとに経時的に上昇する
雨量データを水位増加情報記憶部5から読出し、この雨
量データの増加する割合を算出して雨量上昇速度データ
を自動的に出力する。このようにして増加速度情報算出
部4は単位時間当たりの水位および雨量の増加速度情報
を自動的に出力に得る。この水位および雨量の増加速度
情報は、危険水位到達時刻算出部6に入力される。
【0036】次に、危険水位到達時刻算出部6について
説明する。危険水位到達時刻算出部6は歴史的データ即
ちこれまでの雨量増加データと洪水の発生の関係デー
タ、降雨量予測データなどから予め設定された危険水位
(洪水発生水位)への到達可能性を推定する。到達可能
性はたとえば到達時刻を推論(AI)的に求めて自動的
に出力する。危険水位(洪水発生水位)への到達時刻が
例えば危険区域A地域に算出されたとき危険水位到達時
刻算出部6は、危険区域A地域に水害予告情報を水害予
告発令地域決定部7に出力する。
【0037】水害予告発令地域決定部7は水害発生時
刻、場所、避難の必要性などを確認して「危険区域A地
域に水害予告情報の発令」を出力する。水害予告発令地
域決定部7は情報収集部43を介して消防署・警察署救
援依頼部8に「危険区域A地域に水害予告情報の発令」
を出力する。さらに、水害予告発令地域決定部7は水害
予告情報の発令の「危険区域A地域に水害予告情報の発
令」は避難径路データ選択部9にも出力される。さら
に、水害予告発令地域決定部7はパソコン63の画面に
「危険区域A地域に水害予告情報の発令」を表示するた
めに出力する。
【0038】避難径路データ選択部9は危険区域A地域
27に水害が発生する可能性があり危険であるため危険
区域A地域27の住民およびこれら地域内を通行中の自
動車に対して最適避難径路を出力する。最適避難径路は
水害予告情報の発令された危険区域A地域27の道路を
通らない雨中でも安全に通行することができる道路であ
る。従って、避難径路データ選択部9は多数の避難誘導
径路図が記憶収納された避難誘導径路データベース12
から避難誘導径路パターンを順次読出し、水害予告され
た危険区域A地域27を通らずに予め定められた避難場
所44例えば体育館に行くことができる最適避難径路図
を選択する。最適避難径路図は例えば地図に避難する方
向が記載された図である。
【0039】避難径路データ選択部9には最適避難誘導
径路選択部45が設けられ、最適避難誘導径路選択部4
5は避難場所44に案内する選択径路として安全情報部
46からの安全情報を確認して選択(検索)する。最適
な避難誘導径路図に選択された避難場所や径路の少なく
とも一方が使用できないことが判明した場合、パソコン
63のキーボードから他の使用可能な避難場所又は径路
に修正した最適な避難誘導径路図を報知する。即ち、予
め安全性が確認された複数の避難場所及び避難通路が何
等かの要因で使用又は通行できない危険区域であること
が判明した場合には、災害誘導担当者及びダム関係者等
に使用不可情報を提供する。災害誘導担当者はさらに最
適な避難誘導方法を人的作業により避難誘導データベー
ス12から検索し、検索された最適な避難誘導方法の避
難場所及び避難通路の情報を、その危険区域内の周辺に
いる人間、その危険区域内家屋等の建物内の人間及びそ
の危険区域内を走行中又は停車中の自動車に提供する。
【0040】安全情報の確認は水害予告された地域の道
路や工事中、急激な坂道、浸水の可能性のあるトンネ
ル、細い道、交通事故などの突然発生した非安全情報を
収集し、この情報を条件として修正された安全な道路が
最適避難径路として選択されることである。このよう
に、避難場所や避難径路と指定されていた所が浸水を受
けたり、工事中であったり、交通事故などで使用できな
い場合が突然発生するそのような場合には、非安全地帯
を修正して避難者に報知することにより、安全で信頼性
の高い避難誘導を可能にする。
【0041】避難径路データ報知部10は水害予告情報
が発令された地域である危険区域A地域27の住民や通
行中の自動車の運転手の目や耳に対して水害予告情報が
発令されたことや最適避難径路図を自動的に表示47す
る。危険区域A地域27を通過する自動車に対しては、
安全な迂回道路を案内表示する。必要に応じて避難径路
データ報知部10は川26で遊泳中の者に対しても報知
する。
【0042】避難径路データ報知部10は光学的表示手
段として電光表示板に最適避難径路図を表示して案内す
ると共に聴覚表示手段としてスピーカから放送して案内
する。電光表示板およびスピーカは道路の各交差点に設
置することが望ましく、標識のある交差点は兼用するこ
とが望ましい。また、自動車内の運転手に対しては、カ
ーナビゲーションにも自動的に案内することができる。
この案内は水害予告情報が発令された危険区域A地区2
7だけでなく危険区域外の関係者、管理者への報知部4
9から周囲の地域の住民、自動車にも報知することが望
ましい。
【0043】避難径路データ報知部10には選択された
最適避難径路図を電光表示板、LED表示器、交通標
識、カーナビゲーション、スピーカで案内するための各
駆動回路である避難誘導報知装置48が多数設けられて
いる。
【0044】避難者監視部11は水害予告情報発令後災
害発生時までの期間に避難者が避難したかどうかの監視
を行う。避難者の監視は、途中道に迷っている人がいる
かどうか、途中怪我をして行動できなくなっている人が
いないか、身体障害者で避難が困難な住民がいないかを
発見することが目的である。予め定められた危険区域
A、Bの地域27、28内には監視手段としてTVカメ
ラが設置され、避難状況を監視できる体制になってい
る。予め届けられている住人中の身体障害者や病人は、
消防署や警察署から救援される。
【0045】避難者監視部11は危険区域A地区27お
よび危険区域B地区28内の住人の避難状況や自動車の
通行状況などの出入状況をそれぞれ監視装置51たとえ
ばTVカメラを設置して監視し、各地区内に避難者や自
動車がなくなるのを判定部55、56で確認し、この結
果を年月日時刻情報と共に人・車データベース52に記
憶する。この人・車データベース52に記憶された避難
状況は、避難状況確認部53で確認される。
【0046】一方、避難場所44に設けられた監視装置
57例えばTVカメラは、避難してきた人を撮像して避
難状況を監視し、避難完了判定部58は全員避難したこ
とを確認すると、この結果を人・車データベース52に
記憶する。
【0047】上記TVカメラによる監視手段は突然の災
害発生時動作しなくなることが予想されるので、危険区
域A地区27および危険区域B地区28内の住人につい
て予め災害時の避難対策として登録し、住人であること
の証としてデータキャリアシステムによる非接触データ
キャリア(ICカード)の給付を受け、避難場所44に
避難したとき非接触データキャリアを予め避難場所44
に設置された応答器と交信させることにより避難を自動
的に確認することができる。非接触データキャリアには
氏名、住所、血液型などの情報を入力しておくことによ
り、事故や怪我をしたときなど医学的処置時に有効であ
る。
【0048】避難状況確認部53は人・車データベース
52から読出し、危険区域A地区27および危険区域B
地区28内に人も自動車も無くなった状態を確認し、避
難場所44に避難者が全員避難したことを確認すると、
情報収集部43の水害情報・被災者避難情報受信部54
を介して消防署・警察署8に自動的に出力する。
【0049】人・車データベース52には危険区域と指
定されている危険区域A地区27および危険区域B地区
28の住人リストを記憶登録させることができる。この
場合、避難場所44に避難された避難者名が判れば、全
住人の避難の可否が迅速に判断できる。特に、住人リス
トには身体障害者、高齢者、幼稚者などシルバ区別して
登録されていれば、シルバの方は、優先的に救助支援し
て迅速に避難することができる。さらに、避難されてい
ない方があった場合、未避難者は住所、携帯電話、電話
などで現在位置や現在の状態で確認し、救助活動を円滑
に行うことができる。必要に応じて行方不明者は消防署
・警察署8に救助依頼する。
【0050】即ち、危険区域A地区27および危険区域
B地区28内に設けられた各監視装置51は、避難者や
自動車の有無判定部55、56に出力してA、B地区2
7、28内の避難者と自動車の有無を判定し、避難者や
自動車の有無判定部55、56はこれらの避難状況を出
力し、この避難状況は人・車データベース52に記憶さ
れる。
【0051】さらに、避難場所44に設けられた監視装
置57は避難場所44への避難状況を監視して、避難完
了判定部58に出力する。避難完了判定部58は避難完
了を確認すると、この避難完了情報は人・車データベー
ス52に記憶される。人・車データベース52に記憶さ
れた避難完了情報は、避難状況の確認部53により読み
出されて消防署・警察署8に自動的に報告される。この
ようにして水災害に対する避難誘導システム1が構成さ
れている。
【0052】次に、水災害に対する避難誘導システムに
よる洪水の発生予告発令時の避難誘導方法を図3のフロ
ーチャートを参照して説明する。図1、2と同一部分に
は同一符号を付与して説明し、その詳細な説明を省略す
る。
【0053】予め定められた溢水予想地域に設けられた
各水位計32は、長期間雨が降り増水してダム25や川
26の水位が上昇したのを測定した水位データ(S−
1)を水位増加情報記憶部5の各地水量データベース3
4に測定年月日時刻と共に記憶する(S−2)。同時
に、各雨量計36はダム25や川26の上記各水位計3
2の近傍に設けられて雨量計31が測定した雨量データ
(S−1)を水位増加情報記憶部5の各地水量データベ
ース34に測定年月日時刻と共に記憶する(S−2)。
【0054】増加速度情報算出部4は各地水量データベ
ース34に記憶された水位データおよび雨量データを読
出し、単位時間当たりの水位上昇速度および雨量増加速
度の算出を行う(S−3)。これらの変化はグラフ化し
て表示装置63に表示することが望ましい。この水位上
昇速度および雨量増加速度は各地水量データベース34
に測定年月日時刻と共に記憶する。危険水位到達時刻算
出部6は各地水量データベース34に記憶された水位上
昇速度および雨量増加速度を読出し、予め定められた危
険水位への到達可能性例えば到達時間を算出する。この
ようなステップを繰返しているとき例えば山に集中豪雨
が発生するとダム貯水池25の水位は急激に上昇し、水
位上昇速度および雨量増加速度も突然速くなる。この結
果ダム貯水池25は満水になりダムの放水を開始する。
このダムの放水は川26を流れ、期を同じくして川26
の下流側で海の満潮と重なる場合がある。この結果、川
26の比較的低地域と言われている地域は、洪水とな
る。
【0055】避難はこの洪水の発生を予測して次のよう
にしてこの洪水の発生前に完了していることが望まし
い。川26の比較的低地域と言われている地域は、過去
の事例から予め自治体が危険区域として特別監視区域に
指定され、水害保護対策がとられている。従って、川2
6の比較的低地域には予め洪水となる水位が危険水位と
して設定登録されている。危険水位到達時刻算出部6は
上記水位上昇速度、雨量増加速度、気象庁発表の気象予
報図、気象庁発表の今後の予想雨量、潮の満引き時など
の情報から水位上昇予想量をデータ演算(推論)し、過
去の事例などから各危険区域毎に予め設定された危険水
位に到達する可能性たとえば時刻をシミュレーションし
て算出する(S−4)。
【0056】この算出プロセスの結果、危険水位到達時
刻算出部6が危険水位に到達する地域を算出すると(S
−5)、水害予告発令地域決定部7は当該地域に水害予
告情報を自動的に出力(発令)する(S−6)。水害予
告情報の発令情報は消防署・警察署8に自動的に入力さ
れて救援依頼となる(S−7)と同時に避難径路データ
選択部9に自動的に入力される。避難径路データ選択部
9の最適避難誘導径路選択部45は避難誘導径路データ
ベース12から予め記憶された避難誘導径路図を順次読
出し、安全情報部46からの水害予告された地域や工事
中の道路など交通に支障となる道路を通らない安全が確
認された避難誘導経路図をシミュレーションして最適避
難誘導径路図として選択(検索)9し自動的に出力する
(S−8)。
【0057】選択された例えば図4に示すような最適避
難誘導径路図は水害予告の発令された地域例えば危険区
域A地域27内の道路に自動的に光学的表示および音響
表示される。光学的表示は電光表示板に図4に示すよう
な最適避難誘導径路図が電光表示される。音響表示はス
ピーカから音声で避難場所44への最適避難誘導径路が
案内される。さらに、身体障害者や病人など自力で避難
することが困難な方は、消防署員や警察官が救助して避
難する(S−9)。避難している状態は図5に示されて
いる。図4および5には図1〜3と同一部分については
同一符号が付与され、詳細な説明は省略する。図4およ
び5において矢印60は最適避難誘導方向を示してい
る。
【0058】人30の避難の状況は、危険区域A区域2
7内に設置された複数台のTVカメラにより監視され
る。道に迷っている避難者30がいると、スピーカはそ
の避難者30に避難道を音声で案内する。特に危険区域
A地区27の中央部を川26が流れており、川26の湾
曲内にいる避難者30は、橋61を渡らなければ避難場
所44に行くことができない。川26は避難する程度に
水量が増し、激流となっている。避難者にはこの川26
に掛けられた橋61を渡るように案内される。
【0059】さらに、危険区域A地区27を通過する自
動車には、VICBビーコンなどを介してカーナビゲー
ション、電光表示、音声などで危険区域A地区27を迂
回した最適な道路31が紹介される。避難場所44には
避難者を確認するために監視装置としてTVカメラが設
置されており、TVカメラにより未避難者の有無が確認
される(S−10)。未避難者が無い場合、全員避難し
たものとして救助活動を終了する(S−11)。未避難
者が有りの場合即ち避難残留者有りの場合、再び救助活
動が行われる。
【0060】再救助活動は携帯電話や情報端末の所有者
であれば、事前に登録された例えば携帯電話をかけて呼
び出し、現在位置を確認して案内する活動である。避難
の途中で怪我をしていれば消防署員や警察官は、避難者
30の救助に向かう。このようにして対象者全員は避難
場所44への避難を完了する。
【0061】以上説明したように、この実施例の水災害
に対する避難誘導システムおよび方法は、水災害が発生
する前に水災害予告情報を発令するので、水災害による
災害による死亡者を無くすことができる。水災害が発生
したときに避難誘導することは、救助者も犠牲者になる
場合もあるが、事前に避難することにより比較的パニッ
クにならず避難することができ犠牲者がなく避難でき
る。水災害予告情報は自動的に発令するので、避難者に
早期に報知することができる。
【0062】さらに、この実施例は水害等が発生してい
る危険区域内及び周辺にいる人間、その危険区域内家屋
等の建物内の人間及びその危険区域内を走行中または停
車中の自動車に対して、危険区域の水位等の危険情報を
提供しかつ、あらかじめ設定された避難場所への避難誘
導径路図から最適な避難誘導径路図を選択し適切な避難
誘導を行うことが出来る。この情報提供・避難誘導を各
種メディアを使用し自動提供することにより全ての人間
に確実に伝達することができる。さらにまた、危険区域
外にいる関係者、管理者及び消防署、警察署等の官庁に
対して、速やかな災害情報を提供する事ができる。
【0063】さらにまた、安全な避難場所・避難誘導径
が選択出来ない場合、速やかに救助活動の要請が出来人
命救助活動に大幅に貢献できる。
【0064】上記実施形態では水災害としてダムの放水
による洪水の発生について説明したが、水による自然災
害であれば山の土砂崩れや鉄砲水による災害など何れの
場合も水災害予告情報を発令することにより安全に避難
できる。
【0065】
【発明の効果】この発明によれば、水災害の発生可能性
のある地域を推定して事前に自動的に予告し、関係者に
最適な避難径路情報を自動的に報知し救助活動を迅速化
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の水災害に対する避難誘導システムの
実施形態を説明するためのシステム構成図。
【図2】 図1の実施例を説明するためのシステム構成
図。
【図3】 図1による水災害に対する避難誘導方法の実
施例を説明するためのフローチャート。
【図4】 図3の避難誘導径路図の実施例を説明するた
めの図。
【図5】 図4の避難誘導径路図に従って避難している
状態を説明するための図。
【符号の説明】
1…水災害に対する避難誘導システム、2…水位測定
部、3…雨量測定部、4…水位上昇速度算出部、5…水
位増加速度情報記憶部、6…危険水位到達時刻算出部、
7…水害予告情報発令地域決定部、8…救援依頼部、9
…避難径路データ選択部、10…避難径路データ報知
部、11…避難者監視部、25…ダム貯水池、26…川
(河川)、27…危険区域A地域、28…危険区域B地
域、29…住宅、30…人(避難者)、31…道路、3
2…水位計、33…ダム管理装置、34…各地水量デー
タベース、36…雨量計、37,38…各地区データ収
集装置、39…降雨予測データ出力部、40…ダム放水
量決定部、41…情報提供部、43…情報収集部、44
…避難場所、45…最適避難誘導径路選択部、46…安
全情報部、47…表示、48…避難誘導報知装置、49
…危険区域外の関係者、管理者への報知部、51,57
…監視装置、52…人・車データベース、53…避難状
況の確認部、54…水害情報・被災者避難情報受信部、
55,56…避難者や自動車の有無判定部、58…避難
完了判定部、60…矢印、61…橋。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開2002−269656(JP,A) 特開2000−113357(JP,A) 特開2000−76575(JP,A) 特開 平7−131543(JP,A) 実開 平5−33297(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08B 27/00 G08B 31/00

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め定められた溢水予想地域の水位の増
    加情報を得て記憶する水位増加情報記憶手段と、 前記溢水予想地域から予め定められた避難場所までの避
    難誘導経路が記憶された避難径路テーブルと、 前記各溢水予想地域の水位が各溢水予想地域に予め定め
    られた危険水位に到達する可能性を前記増加情報から推
    定したとき自動的に水害予告情報を当該溢水予想地域毎
    に出力する水害予告手段と、 前記水害予告情報により予告された各溢水予想地域毎に
    最適な避難誘導径路図が前記避難径路テーブルから自動
    的に検索されて出力される避難径路図選択手段と、 検索された最適な避難誘導径路図を各地区毎に自動的に
    報知する避難径路データ報知手段とを具備してなること
    を特徴とする水災害に対する避難誘導システム。
  2. 【請求項2】 前記水害予告情報は前記各溢水予想地域
    での前記水位の増加情報と過去の増水速度データから自
    動的に水位の増加を予測して水害予告情報を出力するこ
    とを特徴とする請求項1記載の水災害に対する避難誘導
    システム。
  3. 【請求項3】 前記水害予告情報は前記各溢水予想地域
    での前記水位の増加情報と過去の増水速度データから各
    区域毎に予め定められた危険水位に到達する時刻を推定
    して水害予告情報を出力することを特徴とする請求項1
    又は2記載の水災害に対する避難誘導システム。
  4. 【請求項4】 前記水位の増加情報は前記溢水予想地域
    での水位測定情報と雨量測定情報の単位時間毎に増加す
    る水位データであることを特徴とするる請求項1、2又
    は3記載の水災害に対する避難誘導システム。
  5. 【請求項5】 前記最適な避難誘導径路図には避難先ま
    での径路に前記水害予告された溢水予想地域が選択され
    ていないことを特徴とする請求項1記載の水災害に対す
    る避難誘導システム。
  6. 【請求項6】 前記最適な避難誘導径路図はこの避難誘
    導径路に設置された光学的表示器に表示すると共に前記
    避難径路を放送して案内することを特徴とする請求項1
    記載の水災害に対する避難誘導システム。
  7. 【請求項7】 前記水害予告情報は前記水害予告情報が
    出力された前記溢水予想地域の居住者、危険区域内に設
    置したLED表示器などの掲示板・地域防災放送等の地
    域連絡装置、危険区域内にいる人間が所持する携帯端末
    ・携帯電話、危険区域内の建物内などに設置されたLR
    D表示器・館内放送設備・情報端末、建物内にいる人間
    が所持する携帯端末・携帯電話等及び危険区域内を走行
    中又は停車中の自動車VICSビーコン等を介しカーナ
    ビ等の情報端末に前記最適な避難誘導径路の案内が表示
    されることを特徴とする請求項1又は6記載の水災害に
    対する避難誘導システム。
  8. 【請求項8】 前記最適な避難誘導径路図による避難状
    況は避難場所に避難された状態を監視して判定すること
    を特徴とする請求項1記載の水災害に対する避難誘導シ
    ステム。
  9. 【請求項9】 前記最適な避難誘導径路図に選択された
    避難場所や径路の少なくとも一方が使用できないことが
    判明した場合、他の使用可能な避難場所又は径路に修正
    して報知することを特徴とする請求項1記載の水災害に
    対する避難誘導システム。
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