JP3519798B2 - 作業車の自動変速構造 - Google Patents

作業車の自動変速構造

Info

Publication number
JP3519798B2
JP3519798B2 JP22920994A JP22920994A JP3519798B2 JP 3519798 B2 JP3519798 B2 JP 3519798B2 JP 22920994 A JP22920994 A JP 22920994A JP 22920994 A JP22920994 A JP 22920994A JP 3519798 B2 JP3519798 B2 JP 3519798B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speed
transmission
automatic
change
traveling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP22920994A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0889010A (ja
Inventor
貞治 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP22920994A priority Critical patent/JP3519798B2/ja
Publication of JPH0889010A publication Critical patent/JPH0889010A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3519798B2 publication Critical patent/JP3519798B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Transmission Device (AREA)
  • Lifting Devices For Agricultural Implements (AREA)
  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は農用トラクタ等の作業車
における走行系の自動変速構造に関する。
【0002】
【従来の技術】前述のような作業車の自動変速構造にお
いて、例えば実開昭58−21237号公報に開示され
ているように、機体に掛かる作業負荷を検出する作業負
荷センサーを備えて、作業負荷が設定値に維持されるよ
うに、走行用の変速装置を変速アクチュエータにより自
動的に変速操作する自動変速手段を備えているものがあ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のような作業車で
は、エンジンの回転数や作業装置の回転数(前記公報の
構造では脱穀装置の扱胴の回転数)を作業負荷として検
出することにより、走行用の変速装置を変速操作してい
るものが多くある。これにより、例えばエンジンの回転
数や作業装置の回転数が高くなって、作業負荷が軽くな
ったと判断されると、走行用の変速装置が高速側に変速
操作されることになる。
【0004】このように走行用の変速装置が高速側に変
速操作された場合に地面の凹凸が多いと、凹凸の多い地
面を作業車が高速で走行することになるので、機体の振
動が激しいものになる。本発明は、作業負荷に応じて走
行用の変速装置を自動的に変速操作する自動変速手段を
備えた作業車の自動変速構造において、凹凸の多い地面
を作業車が高速で走行するような事態を防止することを
目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は以上のよ
うな作業車の自動変速構造において、次のように構成す
ることにある。 [1] 走行用の変速装置を変速操作する変速アクチュエータ
と、変速アクチュエータにより走行用の変速装置を自動
的に変速操作する自動変速手段とを備えると共に、機体
に連結された対地作業装置の姿勢変化の大きさ又は頻度
を検出する姿勢変化検出手段を備え、姿勢変化検出手段
の検出に基づいて対地作業装置の姿勢変化の大きさ又は
頻度が大きければ、走行用の変速装置を自動的に低速側
に変速操作する減速手段を備え、かつ、主クラッチの切
り操作に連動して、前記変速装置を自動的に所定の待機
速度位置にまで減速操作し、前記主クラッチの入り操作
時点から設定時間の間だけ前記変速装置を前記待機速度
位置に保持する機能を前記自動変速手段に備えてある
【0006】[2] 走行用の変速装置を変速操作する変速アクチュエータ
と、変速アクチュエータにより走行用の変速装置を自動
的に変速操作する自動変速手段とを備えると共に、機体
に連結された対地作業装置の姿勢変化の大きさ又は頻度
を検出する姿勢変化検出手段を備え、姿勢変化検出手段
の検出に基づいて対地作業装置の姿勢変化の大きさ又は
頻度が大きければ、自動変速手段による走行用の変速装
置の変速範囲の上限位置を自動的に低速側に変更操作す
る減速手段を備え、かつ、主クラッチの切り操作に連動
して、前記変速装置を自動的に所定の待機速度位置にま
で減速操作し、前記主クラッチの入り操作時点から設定
時間の間だけ前記変速装置を前記待機速度位置に保持す
る機能を前記自動変速手段に備えてある
【0007】[3] 走行用の変速装置を変速操作する変速アクチュエータ
と、機体に掛かる作業負荷を検出する作業負荷センサー
とを備えて、作業負荷センサーの検出値が設定値に維持
されるように、変速アクチュエータにより走行用の変速
装置を自動的に変速操作する自動変速手段を備えると共
に、機体に連結された対地作業装置の姿勢変化の大きさ
又は頻度を検出する姿勢変化検出手段を備え、姿勢変化
検出手段の検出に基づいて対地作業装置の姿勢変化の大
きさ又は頻度が大きければ、走行用の変速装置を自動的
に低速側に変速操作する減速手段を備え、かつ、主クラ
ッチの切り操作に連動して、前記変速装置を自動的に所
定の待機 速度位置にまで減速操作し、前記主クラッチの
入り操作時点から設定時間の間だけ前記変速装置を前記
待機速度位置に保持する機能を前記自動変速手段に備え
てある
【0008】[4] 走行用の変速装置を変速操作する変速アクチュエータ
と、機体に掛かる作業負荷を検出する作業負荷センサー
とを備えて、作業負荷センサーの検出値が設定値に維持
されるように、変速アクチュエータにより走行用の変速
装置を自動的に変速操作する自動変速手段を備えると共
に、機体に連結された対地作業装置の姿勢変化の大きさ
又は頻度を検出する姿勢変化検出手段を備え、姿勢変化
検出手段の検出に基づいて対地作業装置の姿勢変化の大
きさ又は頻度が大きければ、自動変速手段による走行用
の変速装置の変速範囲の上限位置を自動的に低速側に変
更操作する減速手段を備え、かつ、主クラッチの切り操
作に連動して、前記変速装置を自動的に所定の待機速度
位置にまで減速操作し、前記主クラッチの入り操作時点
から設定時間の間だけ前記変速装置を前記待機速度位置
に保持する機能を前記自動変速手段に備えてある
【0009】[5] 前項[1]〜[4]のうちのいずれか一つの構成におい
て、対地作業装置を機体に対してローリング操作するロ
ーリングアクチュエータと、機体に対する対地作業装置
の左右角度を検出する角度検出手段と、角度検出手段の
検出値が設定値に維持されるように、ローリングアクチ
ュエータにより対地作業装置をローリング操作するロー
リング制御手段とを備えて、姿勢変化検出手段をローリ
ング制御手段による対地作業装置のローリング操作の大
きさ又は頻度を検出するものに構成してある。
【0010】[6] 前項[1]〜[4]のうちのいずれか一つの構成におい
て、対地作業装置を機体に対して昇降操作する昇降アク
チュエータと、対地作業装置の作業深さを検出する作業
深さ検出手段と、作業深さ検出手段の検出値が設定値に
維持されるように、昇降アクチュエータにより対地作業
装置を昇降操作する昇降制御手段とを備えて、姿勢変化
検出手段を昇降制御手段による対地作業装置の昇降操作
の大きさ又は頻度を検出するものに構成してある。
【0011】
【作用】[I] 対地作業装置の作業状態で機体を走行させた場合、地面
の凹凸が多いと対地作業装置が地面の凹凸に沿って振れ
る状態となり、地面の凹凸が少ないと対地作業装置の姿
勢はあまり変化することはない。
【0012】請求項1及び3(請求項2及び4)の特徴
によると、自動変速手段により走行用の変速装置を自動
的に変速操作しながらの走行中において、対地作業装置
の姿勢変化の大きさ又は頻度が大きいと地面の凹凸が多
いと判断されて、走行用の変速装置が低速側に変速操作
される(自動変速手段による走行用の変速装置の変速範
囲の上限位置が低速側に変更操作される)。これによ
り、自動変速手段による走行時の走行速度が全体的に抑
えられて、凹凸の多い地面を高速で走行することによる
機体の振動が抑えられる。
【0013】また、主クラッチが切り操作されて機体が
一時停止すると、変速装置が事前に設定されている待機
速度位置に減速操作されて保持される。作業者が主クラ
ッチを入り操作した場合、すぐに無段変速装置の自動的
な変速操作が再開されるのではなく、設定時間の間だけ
無段変速装置が待機速度位置に保持されて、機体が待機
速度位置の低速で前進し始めるのであり、この後に無段
変速装置の自動的な変速操作が再開されることになる。
【0014】[II] 地面の凹凸を検出する構成として、地面から対地作業装
置までの高さを超音波センサー等により検出し、この検
出値の変化に基づいて地面の凹凸を検出することも考え
られる。しかし、超音波センサー等は検出範囲が狭いの
で、対地作業装置の全幅に亘って地面の凹凸を検出する
ことは難しい。又、超音波センサー等では検出値の精度
が良すぎるので、連続的に検出される検出値のサンプリ
ング等の処理を行う必要がある。
【0015】請求項1及び3(請求項2及び4)の特徴
によると、対地作業装置は全幅に亘る地面の凹凸に基づ
いて姿勢変化するので、対地作業装置の姿勢変化を検出
すれば、対地作業装置の全幅に亘って地面の凹凸を検出
できるのであり、対地作業装置の全幅に亘る地面の凹凸
をサンプリング及び平均化した状態で得ることができ
る。
【0016】[III] 請求項2及び4の特徴によると、前項[I]に記載のよ
うに自動変速手段による走行用の変速装置の変速範囲の
上限位置が低速側に変更操作されても、自動変速状態は
そのまま作動している。これにより、自動変速手段によ
る走行用の変速装置の変速範囲の上限位置が低速側に変
更操作されていても、作業負荷が大きくなれば、走行用
の変速装置が前述の上限位置からさらに低速側に変速操
作されることになるので、エンジンの停止等が未然に防
止される。
【0017】[IV] 請求項5(請求項6)の特徴によると、請求項1〜4の
うちのいずれか一つの場合と同様に前項[I]〜[II
I]に記載の「作用」を備えており、これに加えて以下
のような「作用」を備えている。作業車においては機体
に連結される対地作業装置を、ローリングアクチュエー
タによりローリング操作するローリング制御手段(昇降
アクチュエータにより昇降操作する昇降制御手段)を備
えているものがある。この場合、地面の凹凸が多いと、
対地作業装置が地面の凹凸に応じて、ローリングアクチ
ュエータによりローリング操作される(昇降アクチュエ
ータにより昇降操作される)。
【0018】請求項5(請求項6)の特徴によると、地
面の凹凸が多いことに基づいて対地作業装置がローリン
グ操作(昇降操作)されると、ローリング制御手段用の
角度検出手段(昇降制御手段用の作業深さ検出手段)の
検出値が変化するので、ローリング制御手段用の角度検
出手段(昇降制御手段用の作業深さ検出手段)の検出値
によって、地面の凹凸の多少を判断できる。従って、ロ
ーリング制御手段用としての既存の角度検出手段(昇降
制御手段用としての既存の作業深さ検出手段)を、対地
作業装置の姿勢変化検出手段に兼用することができる。
【0019】
【発明の効果】請求項1及び3(請求項2及び4)の特
徴によると、走行用の変速装置を自動的に変速操作する
自動変速手段を備えた作業車の自動変速構造において、
凹凸の多い地面を作業車が高速で走行するような事態を
未然に回避して、作業車の乗り心地を向上させることが
できた。又、凹凸の多い地面を作業車が高速で走行しな
ければ、対地作業装置自身の振れも抑えられるので、対
地作業装置による作業も精度及び仕上がり良く行われる
ようになった。
【0020】請求項1及び3(請求項2及び4)の特徴
によると、地面の凹凸を対地作業装置の姿勢変化により
検出しているので、対地作業装置の全幅に亘り地面の凹
凸が的確に検出されることになり、走行用の変速装置の
低速側への変速操作(自動変速手段による走行用の変速
装置の変速範囲の上限位置の低速側への変更操作)が的
確に行われるようになる。
【0021】請求項5(請求項6)の特徴によると、請
求項1〜4のうちのいずれか一つの場合と同様に請求項
1〜4の「発明の効果」を備えており、この「発明の効
果」に加えて以下のような「発明の効果」を備えてい
る。請求項5(請求項6)の特徴によると、ローリング
制御手段用の角度検出手段(昇降制御手段用の作業深さ
検出手段)を、対地作業装置の姿勢変化検出手段に兼用
できるので、構造の簡素化を図ることができた。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。 [1] 図1に示すように、前輪1及び後輪2で支持された機体
の前部にエンジン3、機体の後部に操縦部4及びミッシ
ョンケース5を備えて、作業車の一例である農用トラク
タを構成している。図2及び図1に示すように、左右一
対のロアリンク15及び一本のトップリンク16によ
り、ロータリ耕耘装置10が昇降自在に連結されてい
る。ミッションケース5の上部に単動型のリフトシリン
ダ17が配置されて、リフトシリンダ17により上下に
揺動駆動される左右一対のリフトアーム18とロアリン
ク15とが、リフトロッド19及び複動型のローリング
シリンダ20を介して連結されている。
【0023】図3に示すように、リフトシリンダ17に
対する3位置切換式の昇降制御弁21を操作して、リフ
トシリンダ17及びリフトアーム18によりロータリ耕
耘装置10を昇降操作する。ローリングシリンダ20に
対する3位置切換式のローリング制御弁22を操作し
て、ローリングシリンダ20によりロータリ耕耘装置1
0を、リフトロッド19との連結点周りにローリング操
作する。
【0024】ロータリ耕耘装置10を圃場面Gから設定
高さに維持してロータリ耕耘装置10の耕耘深さを一定
に保つ自動耕深制御手段、機体に対するロータリ耕耘装
置10の高さを設定位置に維持するポジション制御手
段、及びロータリ耕耘装置10の左右傾斜を設定姿勢に
維持するローリング制御手段が、制御装置14に備えら
れている。
【0025】図3及び図2に示すように、ロータリ耕耘
装置10に上下揺動自在に設けられた後部カバー10a
の上下角度を検出する耕深センサー23が備えられてい
る。自動耕深制御手段によって、耕深センサー23の検
出値(ロータリ耕耘装置10の耕耘深さ)が、機体に設
けられたポテンショメータ型式の耕深設定器24で設定
される設定耕耘深さとなるように、昇降制御弁21が操
作されて、リフトシリンダ17及びリフトアーム18に
よりロータリ耕耘装置10が自動的に昇降操作される。
【0026】図3及び図2に示すように、リフトアーム
18の基部に、機体に対するリフトアーム18の上下角
度を検出する角度センサー25が備えられている。ポジ
ション制御手段によって、角度センサー25の検出値が
機体に設けられたポジション設定器26で設定される目
標値となるように、昇降制御弁21が操作されてリフト
シリンダ17によりリフトアーム18が上下に揺動操作
される。
【0027】これにより、ロータリ耕耘装置10が圃場
面Gより上方に位置している場合、作業者がポジション
設定器26を操作することによって、ポジション制御手
段により、機体に対するロータリ耕耘装置10の位置を
任意に上下に変更操作することができる。ポジション設
定器26によりロータリ耕耘装置10を圃場面Gに接す
る位置に下降操作すると、自動耕深制御手段が作動する
状態に自動的に切り換わり、耕深センサー23の検出値
(ロータリ耕耘装置10の耕耘深さ)が耕深設定器24
の設定耕耘深さとなるように、ロータリ耕耘装置10が
自動的に昇降操作される。
【0028】図3及び図2に示すように、ローリングシ
リンダ20の伸縮量を検出するストロークセンサー2
7、及び機体の左右傾斜を検出する重錘式の傾斜センサ
ー28が備えられている。ローリング制御手段によっ
て、傾斜センサー28による機体の左右傾斜、及びスト
ロークセンサー27による機体に対するロータリ耕耘装
置10の左右傾斜に基づいて、機体に設けられた傾斜設
定器29で設定される設定姿勢となるように、ローリン
グ制御弁22が操作されて、ローリングシリンダ20に
よりロータリ耕耘装置10が自動的にローリング操作さ
れる。
【0029】図3に示すように、走行用として静油圧式
の無段変速装置6を装備しており、無段変速装置6は中
立停止位置Nを挟んで前進側F及び後進側Rに無段階に
変速操作可能に構成されている。無段変速装置6の斜板
(図示せず)の角度を変更操作して無段変速装置6を変
速操作する複動型の変速シリンダ7、変速シリンダ7に
作動油を給排操作して変速シリンダ7を伸縮操作する電
磁操作式の制御弁8、変速シリンダ7の伸縮位置を検出
するポテンショメータ9が備えられている。
【0030】図3に示すように、機体の操縦部4に、中
立停止位置Nを挟んで前進側F及び後進側Rに操作自在
な無段変速装置6用の変速レバー11、後述する自動変
速状態及び手動変速状態を選択するモメンタリ型の切換
スイッチ12が備えられており、変速レバー11及び切
換スイッチ12の操作位置、ポテンショメータ9の検出
値が制御装置14に入力されている。
【0031】[2] 次に、走行時の制御について説明する。図4及び図5に
示すように、切換スイッチ12が手動変速状態に操作さ
れていると(ステップS1)、ランプ31が消えて(ス
テップS2)、手動変速状態が設定される。これによ
り、変速レバー11の操作に伴い制御装置14によって
制御弁8及び変速シリンダ7が操作され、変速レバー1
1の操作位置に対応するように無段変速装置6が変速操
作される(ステップS3)。
【0032】次に切換スイッチ12が自動変速状態に操
作されていると(ステップS1)、ランプ31が点灯し
て(ステップS5)、自動変速状態が設定される。この
ように自動変速状態が設定されるのは、変速レバー11
が前進側Fに操作されている場合のみであり(ステップ
S4)、切換スイッチ12が自動変速状態に操作されて
いても変速レバー11が後進側Rに操作されていると
(ステップS4)、切換スイッチ12を自動変速状態に
残した状態で、ステップS2に移行して手動変速状態が
設定される。
【0033】これにより、変速レバー11を後進側Rに
操作している場合、切換スイッチ12の操作位置に関係
なく手動変速状態が設定されて、変速レバー11の操作
位置により無段変速装置6を変速操作する状態となる。
切換スイッチ12を自動変速状態に操作した状態で変速
レバー11を後進側Rに操作して手動変速状態が設定さ
れていても、切換スイッチ12を手動変速状態に操作し
ない限り(自動変速状態に残している限り)、変速レバ
ー11を前進側Fに操作すれば自動変速状態が再び設定
される。
【0034】図3に示すように、ロータリ耕耘装置10
の作業状態を選択する作業スイッチ30が備えられてお
り、ロータリ耕耘装置10の作業状態に応じて作業者が
作業スイッチ30を深耕位置、標準位置、浅耕位置及び
代かき位置に操作する。切換スイッチ12により自動変
速状態が設定されている場合、作業スイッチ30の操作
位置(深耕位置、標準位置、浅耕位置及び代かき位置)
に応じて、後述する旋回速度位置V1、すきこみ速度位
置V2、荒れ地上限位置V3、待機速度位置V4、増速
操作比A1及び減速操作比A2が、無段変速装置6に対
して設定される(ステップS6)。
【0035】図3に示すアクセルペダル32の操作位置
に応じて、エンジン3の回転数Mの目標値M1(アクセ
ルペダル32の操作位置に対応するエンジン3の無負荷
時の回転数Mから設定値を差し引いた回転数)が設定さ
れて(ステップS9)、エンジン3の回転数Mが、図3
に示す回転数センサー13により検出され(ステップS
10)、検出されたエンジン3の回転数Mが及び目標値
M1制御装置14に入力されて、検出されたエンジン3
の回転数Mと目標値M1とが比較される(ステップS1
1)。
【0036】検出されたエンジン3の回転数Mが目標値
M1よりも低ければ、機体に掛かる作業負荷が大きいと
判断される。これによって、ステップS6で事前に設定
されている減速操作比A2、検出されたエンジン3の回
転数Mと目標値M1との差、及び検出されたエンジン3
の回転数Mの変化率に基づいて、制御装置14及び変速
シリンダ7により無段変速装置6が低速側に変速操作さ
れる(ステップS12)。検出されたエンジン3の回転
数Mが目標値M1に一致している場合、無段変速装置6
が現在の変速位置に残される。
【0037】逆に、検出されたエンジン3の回転数Mが
目標値M1よりも高ければ、機体に掛かる作業負荷が小
さいと判断される。これにより、ステップS6で事前に
設定されている増速操作比A1、検出されたエンジン3
の回転数Mと目標値M1との差、及び検出されたエンジ
ン3の回転数Mの変化率に基づいて、制御装置14及び
変速シリンダ7により無段変速装置6が高速側に変速操
作される(ステップS13)。変速レバー11の操作位
置が無段変速装置6の変速範囲の上限位置Vとなってお
り、無段変速装置6が上限位置V(変速レバー11の操
作位置)を越えて高速側に変速操作されるような場合
(ステップS14)、無段変速装置6は上限位置V(変
速レバー11の操作位置)に保持される(ステップS1
5)。
【0038】[3] 次に、前述の自動変速状態で機体を走行させている場合
において、圃場面Gに凹凸がある状態での制御について
説明する。自動変速状態で機体を走行させながら、ロー
タリ耕耘装置10により耕耘作業を行う場合、前項
[1]に記載の自動耕深制御手段のよるロータリ耕耘装
置10の自動的な昇降操作、及びローリング制御手段に
よるロータリ耕耘装置10の自動的なローリング操作を
行っている。
【0039】このように自動耕深制御手段によりロータ
リ耕耘装置10が自動的に昇降操作される場合、昇降操
作の頻度N(設定時間内での昇降操作の回数)が制御装
置14で検出されており(ステップS16)、検出され
た昇降操作の頻度Nと設定値N1とが比較される(ステ
ップS17)。検出された昇降操作の頻度Nが設定値N
1よりも小さいと(ステップS17)、圃場面Gの凹凸
が少なくロータリ耕耘装置10があまり頻繁に昇降操作
されない状態と判断されて、ステップS14,S15の
上限位置Vは、変速レバー11の操作位置に設定された
ままとなる(ステップS18)。
【0040】逆に、検出された昇降操作の頻度Nが設定
値N1以上であると(ステップS17)、圃場面Gの凹
凸が多くロータリ耕耘装置10が頻繁に昇降操作されて
いる状態と判断されて、ステップS14,S15の上限
位置Vが、ステップS6で事前に設定されている荒れ地
上限位置V3に設定される(ステップS19)。次に検
出された昇降操作の頻度Nが設定値N1よりも小さい状
態に復帰すると、ステップS18により上限位置Vが再
び変速レバー11の操作位置に設定される。
【0041】荒れ地上限位置V3は、ロータリ耕耘装置
10により耕耘作業を行いながら自動変速状態で機体を
走行させる際の通常の走行速度よりも低速側に設定され
ているので、前述のように上限位置Vを変速レバー11
の操作位置から荒れ地上限位置V3に置き換えると、自
動変速状態での変速範囲が全体的に低速側に抑えられ
る。作業スイッチ30の深耕位置での荒れ地上限位置V
3、標準位置での荒れ地上限位置V3、浅耕位置での荒
れ地上限位置V3及び代かき位置での荒れ地上限位置V
3は、この順序で少しずつ高速側となっている。
【0042】[4] 次に、前述の自動変速状態で機体を走行させている場合
において、畦際での旋回時の制御について説明する。前
述のように、自動変速状態で圃場の一辺に沿って耕耘作
業を行い機体が畦際に達すると、ロータリ耕耘装置10
を圃場面Gから大きく上昇操作し、機体の旋回操作を行
って再びロータリ耕耘装置10を圃場面Gに下降操作し
て、次の耕耘作業に入る。
【0043】自動変速状態で機体が畦際に達すると、作
業者は図3に示すポジション設定器26を操作して、自
動耕深制御手段により昇降操作されているロータリ耕耘
装置10を、ポジション制御手段により圃場面Gから大
きく上昇操作する。このようにロータリ耕耘装置10が
上昇操作されると(ステップS7)、図6に示すように
変速レバー11の操作位置に関係なく、無段変速装置6
が制御装置14及び変速シリンダ7により、ステップS
6で事前に設定されている旋回速度位置V1に減速操作
されて保持される(ステップS20)。
【0044】これにより、旋回速度位置V1に対応する
低速において、作業者がハンドル操作を行い機体を畦際
で旋回させる。作業スイッチ30の深耕位置での旋回速
度位置V1、標準位置での旋回速度位置V1、浅耕位置
での旋回速度位置V1及び代かき位置での旋回速度位置
V1は、この順序で少しずつ高速側となっている。
【0045】畦際での旋回が終了して次の耕耘作業に入
る場合に、作業者がポジション設定器26を操作してロ
ータリ耕耘装置10を圃場面Gに下降操作すると、ポジ
ション制御手段の作動する状態から自動耕深制御手段の
作動する状態に切り換わり、自動耕深制御手段により耕
深センサー23の検出値(ロータリ耕耘装置10の耕耘
深さ)が耕深設定器24の設定耕耘深さになるまで、ロ
ータリ耕耘装置10が自動的に下降操作される。
【0046】以上のようにしてロータリ耕耘装置10を
下降操作した場合、ロータリ耕耘装置10の後部カバー
10aが圃場面Gに接地したことが、耕深センサー23
により検出されると(ステップS21)、変速レバー1
1の操作位置に関係なく、無段変速装置6が制御装置1
4及び変速シリンダ7により、ステップS6で事前に設
定されているすきこみ速度位置V2に減速操作されるの
であり(ステップS22)、耕深センサー23の検出値
(ロータリ耕耘装置10の耕耘深さ)が耕深設定器24
の設定耕耘深さになるまで、すきこみ速度位置V2が保
持される(ステップS23)。
【0047】作業スイッチ30の深耕位置でのすきこみ
速度位置V2、標準位置でのすきこみ速度位置V2、浅
耕位置でのすきこみ速度位置V2及び代かき位置でのす
きこみ速度位置V2は、この順序で少しずつ高速側とな
っており、深耕位置での旋回速度位置V1よりもすきこ
み速度位置V2が低速に、標準位置での旋回速度位置V
1よりもすきこみ速度位置V2が低速に、浅耕位置での
旋回速度位置V1よりもすきこみ速度位置V2が低速
に、並びに代かき位置での旋回速度位置V1よりもすき
こみ速度位置V2が低速に設定されている。
【0048】以上のように、無段変速装置6をすきこみ
速度位置V2に保持した状態で、自動耕深制御手段によ
り耕深センサー23の検出値(ロータリ耕耘装置10の
耕耘深さ)が耕深設定器24の設定耕耘深さになるま
で、ロータリ耕耘装置10が自動的に下降操作される
と、ステップS23から図5のステップS9に移行し、
検出されたエンジン3の回転数Mに基づいて無段変速装
置6が自動的に変速操作され始め、次の耕耘作業に入
る。
【0049】[5] 次に,前述の自動変速状態で機体を走行させている場合
において、主クラッチ33(図1参照)を切り操作し機
体を一時停止させた場合について説明する。自動変速状
態での耕耘作業中において、ミッションケース5の副変
速装置(ギヤ変速式)(図示せず)の変速操作を行う場
合、作業者は図3のクラッチペダル34を踏み操作して
図1の主クラッチ33を切り操作し、機体を一時停止さ
せた状態で副変速装置の変速操作を行う。
【0050】主クラッチ33が切り操作されて機体が一
時停止すると、図7に示すように変速レバー11の操作
位置に関係なく、無段変速装置6が制御装置14及び変
速シリンダ7により、ステップS6で事前に設定されて
いる待機速度位置V4に減速操作されて保持される(ス
テップS24)。副変速装置の変速操作が終了し、作業
者がクラッチペダル34を戻して主クラッチ33を入り
操作した場合(ステップS25)、すぐに図5のステッ
プS9に移行して、検出されたエンジン3の回転数Mに
基づく無段変速装置6の自動的な変速操作が再開される
のではなく、設定時間の間だけ無段変速装置6が待機速
度位置V4に保持されて、機体が待機速度位置V4の低
速で前進し始めるのであり(ステップS26)、この後
に図5のステップS9に移行して、検出されたエンジン
3の回転数Mに基づく無段変速装置6の自動的な変速操
作が再開される。
【0051】作業スイッチ30の深耕位置での待機速度
位置V4、標準位置での待機速度位置V4、浅耕位置で
の待機速度位置V4、及び代かき位置での待機速度位置
V4は、この順序で少しずつ高速側となっており、待機
速度位置V4の各々は前述のすきこみ速度位置V2の各
々よりも充分に低速に設定されている。
【0052】[別実施例] 図5に示すステップS9〜S15では、検出されたエン
ジン3の回転数Mにより機体に掛かる作業負荷を検出す
るように構成しているが、これに代えて無段変速装置6
の下手側の走行系の伝動軸に発生する軸トルクや、機体
の後部に連結される対地作業装置から機体に掛かる牽引
負荷により機体に掛かる作業負荷を検出し、軸トルクや
牽引負荷に基づいて無段変速装置6を変速操作するよう
に構成してもよい。静油圧式の無段変速装置6に代え
て、中立停止位置Nを持つベルト式の無段変速装置や、
中立停止位置Nを持つテーパーコーン式の無段変速装置
を使用してもよい。
【0053】図5に示すステップS17,S19では、
圃場面Gの凹凸が多い場合に無段変速装置6の上限位置
Vを、予め設定された荒れ地上限位置V3に設定するよ
うに構成しているが、これに代えて圃場面Gの凹凸が多
いと判断される際の直前の変速レバー11の操作位置か
ら、設定量だけ低速側の位置を上限位置Vに設定した
り、前述の変速レバー11の操作位置から設定比率だけ
低速側の位置を上限位置Vに設定するように構成しても
よい。
【0054】図5に示すステップS17,S19では、
自動耕深制御手段によりロータリ耕耘装置10が自動的
に昇降操作される際の昇降操作の頻度Nに基づいて、上
限位置Vを荒れ地上限位置V3に設定しているが、これ
に代えて自動耕深制御手段による一つの昇降操作量の大
きさや、設定時間内での昇降操作の平均偏差、ローリン
グ制御手段によるロータリ耕耘装置10のローリング操
作の頻度、一つのローリング操作量の大きさ、設定時間
内でのローリング操作の平均偏差等に基づいて上限位置
Vを荒れ地上限位置V3に設定するように構成してもよ
い。
【0055】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にする為に符号を記すが、該記入により本発明は添
付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】農用トラクタの全体側面図
【図2】ロータリ耕耘装置の連結状態を示す農用トラク
タの後部の斜視図
【図3】無段変速装置や変速レバー等の連係状態を示す
【図4】走行時の制御の流れの前半を示す図
【図5】走行時の制御の流れの後半を示す図
【図6】走行時の制御において旋回時の制御の流れを示
す図
【図7】走行時の制御において主クラッチの切り操作時
の制御の流れを示す図
【符号の説明】 6 走行用の変速装置 7 変速アクチュエータ 10 対地作業装置 13 作業負荷センサー 17 昇降アクチュエータ 20 ローリングアクチュエータ 23 作業深さ検出手段 27 角度検出手段 M 検出値 M1 設定値 N 頻度 V 上限位置V4 待機速度位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01B 63/10 B60K 41/12 F16H 61/10 F16H 59:50

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行用の変速装置(6)を変速操作する
    変速アクチュエータ(7)と、前記変速アクチュエータ
    (7)により前記走行用の変速装置(6)を自動的に変
    速操作する自動変速手段とを備えると共に、 機体に連結された対地作業装置(10)の姿勢変化の大
    きさ又は頻度を検出する姿勢変化検出手段を備え、 前記姿勢変化検出手段の検出に基づいて前記対地作業装
    置(10)の姿勢変化の大きさ又は頻度(N)が大きけ
    れば、前記走行用の変速装置(6)を自動的に低速側に
    変速操作する減速手段を備え、かつ、主クラッチの切り操作に連動して、前記変速装置
    (6)を自動的に所定の待機速度位置(V4)にまで減
    速操作し、前記主クラッチの入り操作時点から設定時間
    の間だけ前記変速装置(6)を前記待機速度位置(V
    4)に保持する機能を前記自動変速手段に備えてある
    業車の自動変速構造。
  2. 【請求項2】 走行用の変速装置(6)を変速操作する
    変速アクチュエータ(7)と、前記変速アクチュエータ
    (7)により前記走行用の変速装置(6)を自動的に変
    速操作する自動変速手段とを備えると共に、 機体に連結された対地作業装置(10)の姿勢変化の大
    きさ又は頻度を検出する姿勢変化検出手段を備え、 前記姿勢変化検出手段の検出に基づいて前記対地作業装
    置(10)の姿勢変化の大きさ又は頻度(N)が大きけ
    れば、前記自動変速手段による前記走行用の変速装置
    (6)の変速範囲の上限位置(V)を自動的に低速側に
    変更操作する減速手段を備え、かつ、主クラッチの切り操作に連動して、前記変速装置
    (6)を自動的に所定の待機速度位置(V4)にまで減
    速操作し、前記主クラッチの入り操作時点から設定時間
    の間だけ前記変速装置(6)を前記待機速度位置(V
    4)に保持する機能を前記自動変速手段に備えてある
    業車の自動変速構造。
  3. 【請求項3】 走行用の変速装置(6)を変速操作する
    変速アクチュエータ(7)と、機体に掛かる作業負荷を
    検出する作業負荷センサー(13)とを備えて、 前記作業負荷センサー(13)の検出値(M)が設定値
    (M1)に維持されるように、前記変速アクチュエータ
    (7)により前記走行用の変速装置(6)を自動的に変
    速操作する自動変速手段を備えると共に、 機体に連結された対地作業装置(10)の姿勢変化の大
    きさ又は頻度を検出する姿勢変化検出手段を備え、 前記姿勢変化検出手段の検出に基づいて前記対地作業装
    置(10)の姿勢変化の大きさ又は頻度(N)が大きけ
    れば、前記走行用の変速装置(6)を自動的に低速側に
    変速操作する減速手段を備え、かつ、主クラッチの切り操作に連動して、前記変速装置
    (6)を自動的に所定の待機速度位置(V4)にまで減
    速操作し、前記主クラッチの入り操作時点から設定時間
    の間だけ前記変速装置(6)を前記待機速度位置(V
    4)に保持する機能を前記自動変速手段に備えてある
    業車の自動変速構造。
  4. 【請求項4】 走行用の変速装置(6)を変速操作する
    変速アクチュエータ(7)と、機体に掛かる作業負荷を
    検出する作業負荷センサー(13)とを備えて、 前記作業負荷センサー(13)の検出値(M)が設定値
    (M1)に維持されるように、前記変速アクチュエータ
    (7)により前記走行用の変速装置(6)を自動的に変
    速操作する自動変速手段を備えると共に、 機体に連結された対地作業装置(10)の姿勢変化の大
    きさ又は頻度を検出する姿勢変化検出手段を備え、 前記姿勢変化検出手段の検出に基づいて前記対地作業装
    置(10)の姿勢変化の大きさ又は頻度(N)が大きけ
    れば、前記自動変速手段による前記走行用の変速装置
    (6)の変速範囲の上限位置(V)を自動的に低速側に
    変更操作する減速手段を備え、かつ、主クラッチの切り操作に連動して、前記変速装置
    (6)を自動的に所定の待機速度位置(V4)にまで減
    速操作し、前記主クラッチの入り操作時点から設定時間
    の間だけ前記変速装置(6)を前記待機速度位置(V
    4)に保持する機 能を前記自動変速手段に備えてある
    業車の自動変速構造。
  5. 【請求項5】 前記対地作業装置(10)を機体に対し
    てローリング操作するローリングアクチュエータ(2
    0)と、機体に対する前記対地作業装置(10)の左右
    角度を検出する角度検出手段(27)と、 前記角度検出手段(27)の検出値が設定値に維持され
    るように、前記ローリングアクチュエータ(20)によ
    り前記対地作業装置(10)をローリング操作するロー
    リング制御手段とを備えて、 前記姿勢変化検出手段を前記ローリング制御手段による
    対地作業装置(10)のローリング操作の大きさ又は頻
    度を検出するものに構成してある請求項1〜4のうちの
    いずれか一つに記載の作業車の自動変速構造。
  6. 【請求項6】 前記対地作業装置(10)を機体に対し
    て昇降操作する昇降アクチュエータ(17)と、前記対
    地作業装置(10)の作業深さを検出する作業深さ検出
    手段(23)と、 前記作業深さ検出手段(23)の検出値が設定値に維持
    されるように、前記昇降アクチュエータ(17)により
    前記対地作業装置(10)を昇降操作する昇降制御手段
    とを備えて、 前記姿勢変化検出手段を前記昇降制御手段による対地作
    業装置(10)の昇降操作の大きさ又は頻度(N)を検
    出するものに構成してある請求項1〜4のうちのいずれ
    か一つに記載の作業車の自動変速構造。
JP22920994A 1994-09-26 1994-09-26 作業車の自動変速構造 Expired - Fee Related JP3519798B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22920994A JP3519798B2 (ja) 1994-09-26 1994-09-26 作業車の自動変速構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22920994A JP3519798B2 (ja) 1994-09-26 1994-09-26 作業車の自動変速構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0889010A JPH0889010A (ja) 1996-04-09
JP3519798B2 true JP3519798B2 (ja) 2004-04-19

Family

ID=16888534

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22920994A Expired - Fee Related JP3519798B2 (ja) 1994-09-26 1994-09-26 作業車の自動変速構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3519798B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4494724B2 (ja) * 2003-03-13 2010-06-30 ヤマハモーターパワープロダクツ株式会社 除雪機
US8321105B2 (en) * 2007-10-31 2012-11-27 Caterpillar Inc. Propulsion system with a continuously variable transmission
JP4918107B2 (ja) * 2009-02-16 2012-04-18 ヤンマー株式会社 移動農機
JP5842501B2 (ja) * 2011-09-22 2016-01-13 井関農機株式会社 作業車両

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0889010A (ja) 1996-04-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4031700B2 (ja) 農用トラクタ
JP2014147347A (ja) 農用トラクタ
JP3519798B2 (ja) 作業車の自動変速構造
JP2009040409A (ja) 作業車両における無段式変速装置の変速制御装置
JP4300723B2 (ja) トラクタ
JP2003129879A (ja) トラクタの走行制御方法
JP4895260B2 (ja) 姿勢制御装置
JP3519797B2 (ja) 作業車の自動変速構造
JP2008211971A (ja) トラクタの耕深制御装置
JP4605652B2 (ja) 農作業機の耕耘制御装置
JP4863347B2 (ja) 姿勢制御装置
JP5331933B2 (ja) 作業車両のエンジン負荷制御装置
JP3501854B2 (ja) 農用トラクタの自動変速構造
JP3541465B2 (ja) トラクタ−の作業機昇降制御装置
JP5173902B2 (ja) 作業車両のエンジン負荷制御装置
JP5215202B2 (ja) 作業車
JP3090607B2 (ja) コンバインにおける傾斜制御装置
JP2006151389A (ja) 走行クローラの旋回機構
JP4848602B2 (ja) 動力車両
JP2985713B2 (ja) 田植機の植付部昇降制御装置
JP3687350B2 (ja) トラクタの負荷制御装置
JP2763797B2 (ja) 作業車
JPH0753043B2 (ja) 作業機の制御装置
JP2781933B2 (ja) 走行車輌における傾斜制御装置
JP5215206B2 (ja) 作業車

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040115

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040130

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090206

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100206

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100206

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110206

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120206

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees