JP3519603B2 - 基板処理装置 - Google Patents

基板処理装置

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JP3519603B2
JP3519603B2 JP16087498A JP16087498A JP3519603B2 JP 3519603 B2 JP3519603 B2 JP 3519603B2 JP 16087498 A JP16087498 A JP 16087498A JP 16087498 A JP16087498 A JP 16087498A JP 3519603 B2 JP3519603 B2 JP 3519603B2
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秀彦 尾崎
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウエハ、プ
ラズマディスプレイ用ガラス基板、液晶用ガラス基板、
プリント基板等の薬液処理された基板の表面をリンス処
理する基板処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体ウエハ、プラズマディスプ
レイ用ガラス基板、液晶用ガラス基板、プリント基板等
の各種基板の製造プロセスにおいて、基板を薬液に浸漬
して表面に種々の処理を施す基板処理装置が汎用されて
いる。このような基板処理装置は、薬液の供給される基
板処理槽を有する薬液処理部と、リンス液である純水の
供給される基板処理槽を有するリンス処理部とを備えて
おり、基板を薬液の供給された基板処理槽に浸漬して表
面に薬液処理を施した後、リンス液の供給された基板処
理槽に浸漬する一方、そのリンス液の供給された基板処
理槽内にリンス液を供給し続けることにより表面に付着
している薬液を洗い流すリンス処理を施すようになって
いる。
【0003】また、上記のような薬液とリンス液とが個
別に供給される複数の基板処理槽を備えた多槽式の基板
処理装置の他に、単槽式の基板処理装置も汎用されてい
る。この単槽式の基板処理装置は、1つの基板処理槽に
薬液及びリンス液が順に供給されるように構成されたも
ので、基板を収納した基板処理槽内に薬液を供給するこ
とにより基板の表面に薬液処理を施す一方、薬液処理が
終了すると基板処理槽内にリンス液である純水を供給す
ることにより薬液を基板処理槽外に流し出してリンス液
と置換した後、さらにリンス液を供給し続けることによ
り基板の表面に付着している薬液を洗い流すリンス処理
を施すようにしたものである。
【0004】ところで、上記のような基板処理装置で
は、多槽式であれ単槽式であれ、基板の表面に薬液が残
留していると必要以上に薬液処理が進行したり、パーテ
ィクルの発生原因となったりするため、リンス処理が十
分に行われたかどうかを確認してからリンス処理を終了
させる必要がある。このため、基板処理槽から排出され
るリンス液の排液経路に、リンス液中の薬液の混入度合
を検出する検出手段としての比抵抗測定器の計測部を配
設しておき、リンス処理後のリンス液の比抵抗が所定値
以上になったときにリンス処理が終了したと判断するよ
うになっている。
【0005】すなわち、リンス処理が十分に行われてい
ないときにはリンス液中に混入している薬液によりその
比抵抗が低くなるが、リンス処理が十分に行われてリン
ス液中に薬液がほとんど混入しなくなるとその比抵抗が
高くなるので、比抵抗が所定値に達した段階でリンス処
理が終了したと判断する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な基板処理装置においては、検出手段である比抵抗測定
器の計測部が常に排液経路に配設された状態となってい
るので、多槽式の場合にはその計測部が薬液の混入した
リンス液に浸漬されることになり、単槽式の場合にはそ
の計測部が薬液及び薬液の混入したリンス液に浸漬され
ることになる。そのため、時間の経過と共に計測部を構
成している電極等が薬液により腐食されて測定誤差が生
じ易くなるという虞があった。
【0007】従って、本発明は、リンス液中の薬液の混
入度合を検出する検出手段の薬液による腐食を可及的に
抑制することができる基板処理装置を提供することを目
的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1に係る基板処理装置は、薬液又は薬液を洗
い流すリンス液を順次貯留して基板に薬液処理又はリン
ス処理を施す基板処理槽と、基板処理槽に薬液又はリン
ス液を順次供給する液供給手段と、基板処理槽のリンス
液中への薬液の混入度合を検出する検出手段と、基板処
理槽の薬液又はリンス液を検出手段に導く導入手段と、
導入手段によって検出手段に導かれる薬液を希釈する希
釈手段とを備えたことを特徴としている。
【0009】この構成によれば、基板処理槽の薬液が導
入手段により検出手段に導かれるとき、その薬液が希釈
手段により希釈される。このため、検出手段は薬液処理
時であっても希釈された薬液にしか接触しないことにな
り、薬液による腐食が抑制される。
【0010】また、請求項2に係る基板処理装置は、薬
液処理された基板の表面をリンス処理するものであっ
て、リンス液により基板の表面がリンス処理される基板
処理槽と、基板処理槽のリンス液中への薬液の混入度合
を検出する検出手段と、基板処理槽のリンス液を検出手
段に導く導入手段と、リンス処理開始後、所定時間が経
過するまで、導入手段によって検出手段に導かれるリン
ス液を希釈する希釈手段とを備えたことを特徴としてい
る。
【0011】この構成によれば、基板処理槽のリンス液
が導入手段により検出手段に導かれるとき、リンス処理
開始後、所定時間が経過するまでそのリンス液が希釈手
段により希釈される。このため、検出手段は薬液の混入
度合の高いリンス液には接触しないことになり、薬液に
よる腐食が抑制される。
【0012】また、請求項3に係る基板処理装置は、請
求項1又は2に係るものにおいて、希釈手段が、検出手
段に向けて希釈液を供給する希釈液供給手段を有するこ
とを特徴としている。
【0013】この構成によれば、検出手段に導かれる薬
液又はリンス液が希釈液により希釈される。このため、
検出手段は薬液又は薬液の混入度合の高いリンス液には
接触しないことになり、薬液による腐食が抑制される。
【0014】また、請求項4に係る基板処理装置は、薬
液又は薬液を洗い流すリンス液を順次貯留して基板に薬
液処理又はリンス処理を施す基板処理槽と、基板処理槽
に薬液又はリンス液を順次供給する液供給手段と、基板
処理槽のリンス液中への薬液の混入度合を検出する検出
手段と、基板処理槽の薬液又はリンス液を検出手段に導
く導入手段と、検出手段の周囲を保護液で覆うことによ
って検出手段に導かれる薬液から検出手段を保護する保
護手段とを備えたことを特徴としている。
【0015】この構成によれば、基板処理槽の薬液が導
入手段により検出手段に導かれるとき、検出手段の周囲
が保護手段により保護液で覆われる。このため、検出手
段は薬液処理時であっても薬液に接触しないことにな
り、薬液による腐食が抑制される。
【0016】また、請求項5に係る基板処理装置は、薬
液処理された基板の表面をリンス処理するものであっ
て、リンス液により基板の表面がリンス処理される基板
処理槽と、基板処理槽のリンス液中への薬液の混入度合
を検出する検出手段と、基板処理槽のリンス液を検出手
段に導く導入手段と、リンス処理開始後、所定時間が経
過するまで、検出手段の周囲を保護液で覆うことによっ
て検出手段に導かれる薬液から検出手段を保護する保護
手段とを備えたことを特徴としている。
【0017】この構成によれば、基板処理槽のリンス液
が導入手段により検出手段に導かれるとき、リンス処理
開始後、所定時間が経過するまで検出手段の周囲が保護
手段により保護液で覆われる。このため、検出手段は薬
液の混入度合の高いリンス液には接触しないことにな
り、薬液による腐食が抑制される。
【0018】また、請求項6に係る基板処理装置は、請
求項4又は5に係るものにおいて、保護手段が、検出手
段の周囲に保護液を供給する保護液供給手段を有するこ
とを特徴としている。
【0019】この構成によれば、薬液又は薬液の混入度
合の高いリンス液が導入手段により検出手段に導かれる
とき、検出手段の周囲に保護液供給手段により保護液が
供給される。このため、検出手段は薬液又は薬液の混入
度合の高いリンス液には接触しないことになり、薬液に
よる腐食が抑制される。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1の実施形態
に係る基板処理装置の概略構成を示す図である。この図
において、基板処理装置は、薬液中又はリンス液中に半
導体ウエハ等の基板Bを浸漬し、基板Bに対して薬液処
理又はリンス処理を施す基板処理槽10と、この基板処
理槽10内に複数種類の薬液を選択的に供給する薬液供
給部12と、基板処理槽10内にリンス液である純水を
供給する純水供給部14と、これらの薬液供給部12か
らの薬液又は純水供給部14からの純水の供給によって
基板処理槽10の上部開口からオーバーフローした薬液
又は純水を排出する処理液排出部16と、装置全体の動
作を制御する制御部18とを備えている。
【0021】基板処理槽10は、石英ガラス等により側
面視略V字状で平面視略矩形状に構成される一方、その
内部に基板Bを収容した図略のキャリアが搬送用ロボッ
トにより挟持されて搬入されるようになっており、その
底部には薬液と純水の供給路を兼ねた処理液供給管20
が連結されている。この処理液供給管20には、導入弁
連結管22、スタティックミキサ24及び給排液切替弁
26が上流側から下流側に向けて順に配設されている。
また、導入弁連結管22には、薬液供給部12からの薬
液を導入する薬液導入弁28,30,32,34,36
が連結されている。
【0022】なお、導入弁連結管22は、各薬液導入弁
28,30,32,34,36を介して薬液供給部12
からの各薬液を個別に導入するものである。また、スタ
ティックミキサ24は、薬液供給部12からの薬液と純
水供給部14からの純水を混合して所定濃度の薬液を生
成するものである。また、給排液切替弁26は、薬液又
は純水を基板処理槽10内に供給するか又は、基板処理
槽10内の薬液又は純水を後述する排液管76及び排液
ドレン78を介して装置外部に排出するものである。
【0023】薬液供給部12は、複数種類の薬液QA
B,QC,QD,QEを貯留する薬液容器38,40,4
2,44,46と、各薬液導入弁28,30,32,3
4,36及び各薬液容器38,40,42,44,46
の間をそれぞれ連通する薬液供給管48,50,52,
54,56と、各薬液供給管48,50,52,54,
56をそれぞれ開閉する薬液切替弁481,501,5
21,541,561と、薬液QA,QB,QC,QD,Q
Eをそれぞれ処理液供給管20側にそれぞれ圧送する圧
送ポンプ482,502,522,542,562と、
各圧送ポンプ482,502,522,542,562
の上流側にそれぞれ配設された薬液供給量測定器48
3,503,523,543,563と、各圧送ポンプ
482,502,522,542,562の下流側にそ
れぞれ配設された薬液フィルタ484,504,52
4,544,564とを備えている。
【0024】純水供給部14は、純水Wを図略の純水供
給源から処理液供給管20側に圧送する純水供給管58
と、この純水供給管58に上流側から下流側にかけて順
に配設された純水加熱部60、純水開閉弁62、圧力調
整レギュレータ64、純水圧力測定器66及び純水フィ
ルタ68とを備えている。なお、圧力調整レギュレータ
64は、空気圧制御によって純水供給管58内を圧送さ
れる純水流量を制御するものである。
【0025】処理液排出部16は、基板処理槽10の上
部外周に配設され、基板処理槽10の上部開口からオー
バーフローする薬液又は純水を受け入れる排液槽70
と、この排液槽70の側部開口から排出される薬液又は
純水を受け入れる排液容器72と、この排液容器72の
底部に形成された排出口74に一端が連結された排液管
76と、この排液管76の他端に連結された排液ドレン
78とを備えている。これらの排液槽70、排液容器7
2、排液管76及び排液ドレン78により排液経路が構
成される。
【0026】図2は、排液槽70及び排液容器72の構
成を詳細に示す斜視図である。すなわち、排液槽70
は、側壁701の一部が切り欠かれて形成された開口7
02と、この開口702の底部に下方向に傾斜して配設
された排出傾斜板703とを備えている。このため、基
板処理槽10の上部開口からオーバーフローした薬液又
は純水は、開口702から排出されて排出傾斜板703
を経由して排液容器72に排出される。
【0027】排液容器72は、一端が側壁721の上端
に取り付けられ、他端が対向する側壁722に向けて下
方向に緩やかに傾斜して配設された受入傾斜板723を
備えており、排液槽70の排出傾斜板703を介して流
れ出た薬液又は純水が受入傾斜板723上に排出される
ようになっている。この受入傾斜板723上に排出され
た薬液又は純水は、受入傾斜板723上を経由して他端
から排液容器72の底部に流れ込んで貯留される。な
お、排液容器72内に流れ込んだ薬液又は純水が一定レ
ベルを越えると、排液管76から外部に排出されること
になる。
【0028】また、排液容器72には、純水中への薬液
の混入度合を検出する検出手段としての純水の比抵抗を
測定する比抵抗測定器80が取り付けられ、その計測部
801が排液容器72内の受入傾斜板723下方であっ
て薬液又は純水中に浸漬される位置に水平方向に配設さ
れている。
【0029】また、排液容器72には、内部に排出され
る薬液又は薬液の混入度合の高い純水を希釈する希釈液
供給管82が取り付けられ、その先端側の希釈液供給部
821が受入傾斜板723下方であって比抵抗測定器8
0の計測部801の近傍位置に並設されている。また、
希釈液供給管82は、通路を開閉するエアーバルブ等の
開閉手段84を介して純水供給管58に接続されてお
り、開閉手段84が開放されたときに純水が計測部80
1に向けて放出されるようになっている。
【0030】なお、この実施形態では、排液槽70の排
出傾斜板703と、排液容器72の受入傾斜板723と
で基板処理槽10の薬液又は純水を比抵抗測定器80の
計測部801に導く導入手段を構成する。
【0031】図1に戻り、制御部18は、図示を省略す
るが、所定の演算処理を行うCPU、所定の処理プログ
ラムが記憶されているROM及び処理データを一時的に
記憶するRAMから構成されており、上記所定の処理プ
ログラムに従って基板処理装置の動作を制御する。
【0032】すなわち、制御部18には、薬液供給量測
定器483,503,523,543,563、純水圧
力測定器66、及び比抵抗測定器80が接続され、所定
の出力信号が入力されるようになっている。また、制御
部18には、給排液切替弁26、薬液導入弁28,3
0,32,34,36、薬液切替弁481,501,5
21,541,561、圧送ポンプ482,502,5
22,542,562、純水加熱部60、純水開閉弁6
2、圧力調整レギュレータ64及び開閉手段84が接続
され、上記出力信号に基づきそれぞれの動作が制御され
るようになっている。
【0033】次に、上記のように構成された基板処理装
置の動作について説明する。まず、図略のスタートスイ
ッチがONされると、純水開閉弁62が開かれる一方、
図略の純水供給源から供給された純水Wが純水加熱部6
0で所定温度に加熱され、処理液供給管20を介して基
板処理槽10内に供給される。このとき、薬液導入弁2
8,30,32,34,36は閉じられており、純水だ
けが基板処理槽10内に継続して供給される。そして、
基板処理槽10の上部開口からオーバーフローした純水
は排液槽70内に排出されると共に、その開口702の
排出傾斜板703を介して排液容器72に排出され、排
液管76及び排液ドレン78を介して装置外部に排出さ
れる。
【0034】このように、純水が基板処理槽10からオ
ーバーフローするようになると、基板Bが基板処理槽1
0内に搬入される。その後、基板処理槽10内に給送さ
れる1の薬液QA,QB,QC,QD,QEに対応した薬液
導入弁28,30,32,34,36が開かれる一方、
その1の薬液QA,QB,QC,QD,QEに対応する1の
圧送ポンプ482,502,522,542,562が
駆動されて所定の薬液(原液)が導入弁連結管22を介
してスタティックミキサ24に給送される。このスタテ
ィックミキサ24に給送されてきた薬液はスタティック
ミキサ24内で純水供給部14から給送されてきた純水
と混合され、所定濃度の薬液とされた上で基板処理槽1
0内に供給される。
【0035】そして、この動作が継続されることで基板
処理槽10内の純水が薬液に置換され、これにより基板
Bの表面に対して薬液処理が施される。なお、このと
き、1の薬液導入弁28,30,32,34,36が開
かれていることから薬液処理であると判断され、純水供
給源から給送される純水Wは圧力調整レギュレータ64
によりリンス処理の場合よりも少ない流量となるように
制御されてスタティックミキサ24に給送される。
【0036】また、基板処理槽10に所定濃度の薬液が
継続して供給されることにより、その薬液は上部開口か
らオーバーフローして排液槽70内に排出される。排液
槽70内に排出された薬液は、純水の場合と同様に開口
702の排出傾斜板703を介して排液容器72に排出
され、排液管76及び排液ドレン78を介して装置外部
に排出される。
【0037】また、上記のように薬液処理であると判断
されたときには、開閉手段84により希釈液供給管82
の通路が開放されて希釈液供給部821から純水(希釈
液)が比抵抗測定器80の計測部801に向けて放出さ
れ、計測部801周辺の薬液又は薬液の混入された純水
が希釈されるようになっている。この結果、比抵抗測定
器80の計測部801は薬液又は薬液の混入度合の高い
純水に浸漬されないようになり、計測部801の電極等
の薬液による腐食が抑制される。
【0038】そして、一定時間が経過して基板Bに対す
る薬液処理が終了すると、開いていた1の薬液導入弁2
8,30,32,34,36が閉じられ、対応する1の
圧送ポンプ482,502,522,542,562の
駆動が停止される。なお、このとき、薬液導入弁28,
30,32,34,36がすべて閉じられていることか
らリンス処理であると判断され、純水供給源から給送さ
れる純水Wは圧力調整レギュレータ64により薬液処理
の場合よりも多い流量となるように制御されて基板処理
槽10内に給送される。
【0039】そして、純水のみが基板処理槽10内に供
給されると、基板処理槽10内の薬液が上部開口からオ
ーバーフローして排液槽70に排出されることにより基
板処理槽10内の薬液が純水と置換される。排液槽70
に排出された薬液は、上記と同様にして排液ドレン78
を介して装置外部に排出される。このように、基板処理
槽10の薬液が純水で置換されることにより、基板Bの
表面に対して薬液を洗い流すリンス処理が施されること
になる。このリンス処理時に基板処理槽10からオーバ
ーフローした純水は、排出傾斜板703及び受入傾斜板
723を介して排液容器72に排出され、上記と同様に
して排液ドレン78を介して装置外部に排出される。
【0040】希釈液供給管82からの純水の放出は、リ
ンス処理が開始されて所定時間が経過するまで継続して
行われ、これにより比抵抗測定部80の計測部801が
薬液の混入度合の高い純水に接触することがないように
なっている。所定時間が経過した後は、開閉手段84に
より通路が閉じられて希釈液供給管82からの純水の放
出が停止される一方、比抵抗測定器80の計測部801
により排液容器72に排出された純水の比抵抗が継続し
て測定される。
【0041】なお、排液槽70に排出された純水は排出
傾斜板703及び受入傾斜板723を経由して排液容器
72に排出されることにより、排液容器72内への排出
途中における純水への気泡の巻き込みが抑制され、純水
中の気泡の混在による比抵抗の測定誤差を小さくするこ
とができる。
【0042】そして、比抵抗測定器80からの出力が所
定値(例えば、18MΩcm)を越えたとき、リンス処
理が終了したと判断して基板処理槽10への純水Wの供
給が停止され、基板Bが基板処理槽10から搬出されて
次工程へと搬送される。
【0043】本発明の実施形態に係る基板処理装置は、
上記のように排液容器72に排出されるリンス処理後の
純水中への薬液の混入度合を比抵抗測定器80により検
出する一方、排液容器72に薬液や薬液の混入度合の高
い純水が排出されるときには希釈液供給部821から純
水を放出して薬液や薬液の混入度合の高い純水を希釈す
ることにより比抵抗測定器80の計測部801が薬液や
薬液の混入度合の高い純水に浸漬されないようにしてい
るので、比抵抗測定器80の計測部801の薬液による
腐食を可及的に抑制することができ、長期に亘って純水
の比抵抗を正確に測定することができるようになる。
【0044】また、この実施形態に係る基板処理装置で
は、比抵抗測定器80が基板処理槽10と分離して配設
されているので、計測部801等で解離した金属イオン
等の影響を受けることなく基板処理槽10において基板
を処理することができる。また、比抵抗測定器80が基
板処理槽10から離反して配設されているので、比抵抗
測定器80の交換等のメンテナンス作業を容易に行うこ
とができる。
【0045】なお、希釈液供給管82の希釈液供給部8
21からの純水の放出を停止するタイミングはリンス処
理開始後であればいつでも良いが、経験的にリンス処理
が概ね終了する時間を所定時間とし、該所定時間を制御
部18に記憶させておき、リンス処理開始後、該所定時
間が経過したときに純水の放出を停止させればより好ま
しい。このようにしてリンス処理が概ね終了する時間ま
で比抵抗測定器80の計測部801が薬液の混入した純
水に接触することを防止することにより、計測部801
の腐食をより効果的に抑制することができる。
【0046】また、この実施形態では、希釈液供給部8
21から比抵抗測定器80の計測部801に向けて純水
が放出されるようにしているので計測部801の周囲の
薬液又は薬液の混入した純水を容易に希釈することがで
きるが、必ずしも計測部801に向けて純水を放出させ
る必要はない。要は、排液容器72内に純水が放出され
るようになっておれば、排液容器72に排出された薬液
又は薬液の混入した純水が希釈液供給部821から放出
された純水で希釈されるので、計測部801が薬液や薬
液の混入度合の高い純水に直接接触することが防止さ
れ、計測部801の薬液による腐食を抑制することがで
きる。
【0047】また、この実施形態では、希釈液供給部8
21から純水を放出させることにより排液容器72に排
出される薬液又は薬液の混入した純水を希釈するように
しているが、例えば希釈液供給部821から比抵抗測定
器80の計測部801に向けて多量の純水を放出するよ
うにし、計測部801の周囲を純水で覆うようにしても
よい。こうした場合、計測部801を薬液や薬液の混入
した純水から保護することができ、計測部801の薬液
による腐食を効果的に抑制することができる。
【0048】このように計測部801の周囲を純水で覆
うようにする場合、例えば計測部801の周囲に複数の
希釈液供給部821を配設したり、希釈液供給部821
を円環状に構成して計測部801の周囲に配設したりす
れば、計測部801の周囲をより効果的に純水で覆うこ
とができる。なお、排液容器72に排出される薬液又は
薬液の混入した純水を希釈する場合には、希釈液供給部
821は希釈手段を構成することになり、計測部801
の周囲を純水で覆うようにする場合には、希釈液供給部
821は計測部801を純水(保護液)で覆って保護す
る保護手段を構成することになる。
【0049】また、この実施形態では、基板処理装置と
して単槽式のものについて説明しているが、薬液処理部
及びリンス処理部を有し、薬液処理が施された基板をリ
ンス処理部の基板処理槽内に搬入してリンス処理を行う
多槽式の基板処理装置においても該リンス処理部の基板
処理槽に上記のような構成を適用することができる。
【0050】このような構成では、例えば、初期状態で
希釈液供給部821から純水を放出しておき、薬液処理
部で処理された基板がリンス処理部の基板処理槽内に搬
入されてから所定時間後に純水の放出を停止して排出さ
れた純水の比抵抗を測定するようにすればよい。このと
きの所定時間はリンス処理開始後であればいつでもよい
が、経験的にリンス処理が概ね終了する時間を求めてお
き、これを所定時間とすればより好ましい。こうするこ
とによって、薬液の混入度合の高い純水が計測部801
に接触することを防止でき、比抵抗測定器の腐食を抑制
することができる。
【0051】また、この実施形態では、排出傾斜板70
3及び受入傾斜板723を設けることにより、排液容器
72に排出される純水への気泡の巻き込みを抑制するよ
うにしているが、必ずしも排出傾斜板703及び受入傾
斜板723の両方を設ける必要はなく、いずれか一方が
設けられておれば気泡の巻き込みを効果的に抑制するこ
とができる。
【0052】また、排液槽70に開口702を形成せず
に、排液槽70の底部に取り付けた配管を介して排液槽
70に排出された処理液を排液容器72に流し込むよう
にしてもよい。この場合、排液槽70の配管から排液容
器72の受入傾斜板723に流し込むようにしてもよい
し、受入傾斜板723を除去して排液容器72の底部等
に直接流し込むようにしてもよい。この場合は、配管及
び受入傾斜板723、又は配管が、基板処理槽の薬液又
は純水を計測部801に導く導入手段を構成することに
なる。
【0053】また、リンス液は純水に限るものではな
く、純水中にオゾンを含むようにしたもの等であっても
よい。また、薬液や薬液の混入度合の高い純水を希釈す
る希釈液や計測部801の周囲を覆って保護する保護液
も純水に限るものではなく純水中にオゾンを含むように
したもの等であってもよい。さらには、リンス液中への
薬液の混入度合を検出する検出手段として比抵抗測定器
80を使用しているが、比抵抗以外の物性を測定する他
の測定器を使用することも可能である。
【0054】また、計測部801の電極等の材料とし
て、使用されるすべての薬液に対して耐蝕性を有するも
の(例えば、白金やカーボン等)を用いるようにする
と、電極等の劣化による誤動作等を防止することが可能
となる。
【0055】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
薬液又は薬液を洗い流すリンス液を順次貯留して基板に
薬液処理又はリンス処理を施す基板処理槽と、基板処理
槽に薬液又はリンス液を順次供給する液供給手段と、基
板処理槽のリンス液中への薬液の混入度合を検出する検
出手段と、基板処理槽の薬液又はリンス液を検出手段に
導く導入手段と、導入手段によって検出手段に導かれる
薬液を希釈する希釈手段とを備えているので、検出手段
の薬液による腐食を可及的に抑制することができる。
【0056】また、請求項2の発明によれば、薬液処理
された基板の表面をリンス処理する基板処理装置であっ
て、リンス液により基板の表面がリンス処理される基板
処理槽と、基板処理槽のリンス液中への薬液の混入度合
を検出する検出手段と、基板処理槽のリンス液を検出手
段に導く導入手段と、リンス処理開始後、所定時間が経
過するまで、導入手段によって検出手段に導かれるリン
ス液を希釈する希釈手段とを備えているので、検出手段
の薬液による腐食を可及的に抑制することができる。
【0057】また、請求項3の発明によれば、希釈手段
が、検出手段に向けて希釈液を供給する希釈液供給手段
を有するものであるので、検出手段の薬液による腐食を
確実に抑制することができる。
【0058】また、請求項4の発明によれば、薬液又は
薬液を洗い流すリンス液を順次貯留して基板に薬液処理
又はリンス処理を施す基板処理槽と、基板処理槽に薬液
又はリンス液を順次供給する液供給手段と、基板処理槽
のリンス液中への薬液の混入度合を検出する検出手段
と、基板処理槽の薬液又はリンス液を検出手段に導く導
入手段と、検出手段の周囲を保護液で覆うことによって
検出手段に導かれる薬液から検出手段を保護する保護手
段とを備えているので、検出手段の薬液による腐食を可
及的に抑制することができる。
【0059】また、請求項5の発明によれば、薬液処理
された基板の表面をリンス処理する基板処理装置であっ
て、リンス液により基板の表面がリンス処理される基板
処理槽と、基板処理槽のリンス液中への薬液の混入度合
を検出する検出手段と、基板処理槽のリンス液を検出手
段に導く導入手段と、リンス処理開始後、所定時間が経
過するまで、検出手段の周囲を保護液で覆うことによっ
て検出手段に導かれる薬液から検出手段を保護する保護
手段とを備えているので、検出手段の薬液による腐食を
可及的に抑制することができる。
【0060】また、請求項6の発明によれば、保護手段
が、検出手段の周囲に保護液を供給する保護液供給手段
を有するものであるので、検出手段の薬液による腐食を
確実に抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る基板処理装置の概略
構成を示す図である。
【図2】図1に示す基板処理装置の排液槽と排液容器の
斜視図である。
【符号の説明】
10 基板処理槽 12 薬液供給部(液供給手段) 14 純水供給部(液供給手段) 16 処理液排出部 70 排液槽 72 排液容器 80 比抵抗測定器(検出手段) 82 希釈液供給管(希釈手段) 703 排出傾斜板(導入手段) 723 受入傾斜板(導入手段) B 基板 W 純水(リンス液)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−219386(JP,A) 特開 平9−246226(JP,A) 特開 平6−21036(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/304 648 B08B 3/04 C03C 17/00 C23G 3/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薬液又は薬液を洗い流すリンス液を順次
    貯留して基板に薬液処理又はリンス処理を施す基板処理
    槽と、 前記基板処理槽に薬液又はリンス液を順次供給する液供
    給手段と、 前記基板処理槽のリンス液中への薬液の混入度合を検出
    する検出手段と、 前記基板処理槽の薬液又はリンス液を前記検出手段に導
    く導入手段と、 前記導入手段によって前記検出手段に導かれる薬液を希
    釈する希釈手段と、を備えたことを特徴とする基板処理
    装置。
  2. 【請求項2】 薬液処理された基板の表面をリンス処理
    する基板処理装置であって、 リンス液により基板の表面がリンス処理される基板処理
    槽と、 前記基板処理槽のリンス液中への薬液の混入度合を検出
    する検出手段と、 前記基板処理槽のリンス液を前記検出手段に導く導入手
    段と、 リンス処理開始後、所定時間が経過するまで、前記導入
    手段によって前記検出手段に導かれるリンス液を希釈す
    る希釈手段と、を備えたことを特徴とする基板処理装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の基板処理装置にお
    いて、前記希釈手段は、前記検出手段に向けて希釈液を
    供給する希釈液供給手段を有することを特徴とする基板
    処理装置。
  4. 【請求項4】 薬液又は薬液を洗い流すリンス液を順次
    貯留して基板に薬液処理又はリンス処理を施す基板処理
    槽と、 前記基板処理槽に薬液又はリンス液を順次供給する液供
    給手段と、 前記基板処理槽のリンス液中への薬液の混入度合を検出
    する検出手段と、 前記基板処理槽の薬液又はリンス液を前記検出手段に導
    く導入手段と、 前記検出手段の周囲を保護液で覆うことによって前記検
    出手段に導かれる薬液から該検出手段を保護する保護手
    段と、を備えたことを特徴とする基板処理装置。
  5. 【請求項5】 薬液処理された基板の表面をリンス処理
    する基板処理装置であって、 リンス液により基板の表面がリンス処理される基板処理
    槽と、 前記基板処理槽のリンス液中への薬液の混入度合を検出
    する検出手段と、 前記基板処理槽のリンス液を前記検出手段に導く導入手
    段と、 リンス処理開始後、所定時間が経過するまで、前記検出
    手段の周囲を保護液で覆うことによって前記検出手段に
    導かれる薬液から該検出手段を保護する保護手段と、を
    備えたことを特徴とする基板処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項4又は5記載の基板処理装置にお
    いて、前記保護手段は、前記検出手段の周囲に保護液を
    供給する保護液供給手段を有することを特徴とする基板
    処理装置。
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