JP3518750B2 - 海水面でも可能な植物栽培装置 - Google Patents
海水面でも可能な植物栽培装置Info
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- JP3518750B2 JP3518750B2 JP2001215981A JP2001215981A JP3518750B2 JP 3518750 B2 JP3518750 B2 JP 3518750B2 JP 2001215981 A JP2001215981 A JP 2001215981A JP 2001215981 A JP2001215981 A JP 2001215981A JP 3518750 B2 JP3518750 B2 JP 3518750B2
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P60/00—Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
- Y02P60/12—Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries using renewable energies, e.g. solar water pumping
Landscapes
- Photovoltaic Devices (AREA)
- Hydroponics (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、海水面でも可能な
植物栽培装置に関するものである。
植物栽培装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、海水面での植物栽培は塩害を考慮
して考案されて来なかった。干拓等の方法は堤防を築き
海水を汲み上げ、栽培用の土を入れる等の大掛かりな工
事が必要である。又洋上発電は船や筏の様な装置に太陽
光発電パネルを載せて行う事が考えられているが、単独
的な発電は採算的に問題があった。
して考案されて来なかった。干拓等の方法は堤防を築き
海水を汲み上げ、栽培用の土を入れる等の大掛かりな工
事が必要である。又洋上発電は船や筏の様な装置に太陽
光発電パネルを載せて行う事が考えられているが、単独
的な発電は採算的に問題があった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】干拓などの環境に大き
な影響を及ぼす様な大掛かりな工事を必要としないで、
海水面上で植物の栽培を可能にすると共に、太陽光発電
パネルを使って雨水や結露水を集めて蓄えられる事から
長期間無給水で対応でき、かつ発電された電気は海中へ
の酸素供給や海水の電気分解等に活用でき、自然にやさ
しく経済性の高い海水面でも可能な植物栽培装置を提供
する。
な影響を及ぼす様な大掛かりな工事を必要としないで、
海水面上で植物の栽培を可能にすると共に、太陽光発電
パネルを使って雨水や結露水を集めて蓄えられる事から
長期間無給水で対応でき、かつ発電された電気は海中へ
の酸素供給や海水の電気分解等に活用でき、自然にやさ
しく経済性の高い海水面でも可能な植物栽培装置を提供
する。
【０００４】
【課題を解決するための手段】（イ）本発明は、作物栽
培の床を海水面に浮かし、結露水や降雨を蓄えて長期間
の無給水栽培が出来る。 （ロ）本発明は、太陽光発電パネルを、雨水を集める等
の機能を兼ねて使用し発電させる事で、海面を使った広
面積の太陽光発電スペースが作物栽培を兼ねて確保でき
る。 （ハ）本発明は、栽培浮床に遠隔操作装置や自動浮力調
整装置を取り付け、自由に海水面を移動させ、広面積を
一括集中管理し生産性を大幅に向上させる。
培の床を海水面に浮かし、結露水や降雨を蓄えて長期間
の無給水栽培が出来る。 （ロ）本発明は、太陽光発電パネルを、雨水を集める等
の機能を兼ねて使用し発電させる事で、海面を使った広
面積の太陽光発電スペースが作物栽培を兼ねて確保でき
る。 （ハ）本発明は、栽培浮床に遠隔操作装置や自動浮力調
整装置を取り付け、自由に海水面を移動させ、広面積を
一括集中管理し生産性を大幅に向上させる。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。
に基づき説明する。
【０００６】（イ）図１は本発明の短辺方向の断面図で
ある。長辺方向に区切られた箱状の栽培浮床（１）は中
央部に海水を取り込み、栽培浮床の安定を図る為の海水
取り込み槽（２）と、両側には植物の栽培を主目的とす
るする栽培層（６）とで構成されている。 （ロ）中央部の海水取り込み槽（２）の上部は切妻型の
太陽光発電パネル（７）の屋根を配し太陽光発電をする
と共に降雨を両側にある貯水槽（４）に、取水プレート
（８）を通して蓄える。晴天時には海水取り込み槽
（２）の水温が上昇して大量の水蒸気が発生し、日中及
び夜間に太陽光発電パネル（７）の裏面で結露して取水
プレート（８）を通して貯水槽（４）に貯まる。海水取
り込み槽（２）には底面にある小さな海水通水穴（２
１）を通って海水が入り込む為、海水の温度上昇が大き
く結露水が貯まり易い。作物の根が貯水槽まで伸びるま
での期間の水分補給は吸湿揚水材（１４）で水分を吸い
揚げ培養土を湿潤させる。又強風時の浮き上がりには、
中にある海水が重石になって働く効果がある。 （ハ）両側には下部に喫水調整センサー（１１）の働き
で送風枝管から空気を送り込んで栽培浮床の浮き沈みの
自働調整をする浮力調整槽（３）、中間部に雨水や結露
水の栽培用水を蓄える貯水槽（４）及び作物の根部分の
根腐れを防止する為の空気層（５）、上部に栽培土用敷
ネット（１３）を敷き栽培用土を入れて栽培作物（１
８）を生育する栽培層（６）がある。又風等での塩害防
止の為、塩害防止囲い（１５）を付ける事が出来る。
ある。長辺方向に区切られた箱状の栽培浮床（１）は中
央部に海水を取り込み、栽培浮床の安定を図る為の海水
取り込み槽（２）と、両側には植物の栽培を主目的とす
るする栽培層（６）とで構成されている。 （ロ）中央部の海水取り込み槽（２）の上部は切妻型の
太陽光発電パネル（７）の屋根を配し太陽光発電をする
と共に降雨を両側にある貯水槽（４）に、取水プレート
（８）を通して蓄える。晴天時には海水取り込み槽
（２）の水温が上昇して大量の水蒸気が発生し、日中及
び夜間に太陽光発電パネル（７）の裏面で結露して取水
プレート（８）を通して貯水槽（４）に貯まる。海水取
り込み槽（２）には底面にある小さな海水通水穴（２
１）を通って海水が入り込む為、海水の温度上昇が大き
く結露水が貯まり易い。作物の根が貯水槽まで伸びるま
での期間の水分補給は吸湿揚水材（１４）で水分を吸い
揚げ培養土を湿潤させる。又強風時の浮き上がりには、
中にある海水が重石になって働く効果がある。 （ハ）両側には下部に喫水調整センサー（１１）の働き
で送風枝管から空気を送り込んで栽培浮床の浮き沈みの
自働調整をする浮力調整槽（３）、中間部に雨水や結露
水の栽培用水を蓄える貯水槽（４）及び作物の根部分の
根腐れを防止する為の空気層（５）、上部に栽培土用敷
ネット（１３）を敷き栽培用土を入れて栽培作物（１
８）を生育する栽培層（６）がある。又風等での塩害防
止の為、塩害防止囲い（１５）を付ける事が出来る。
【０００７】図２は本発明の単独装置の斜視図である。
【０００８】図３は本発明の装置を集結して連結した状
態の斜視図である。単体の栽培浮床（１）に作物の種を
蒔き、遠隔操作の出来る推進装置の付いた管理メーンボ
ックス（９）に接続された管理配管ダクト（１０）に連
結し、集結させて大きくブロック化し、喫水調整センサ
ー（１１）を介して、仕切られた各浮力調整槽（３）に
各々空気を送って喫水レベルを保ち、集中管理棟からの
指示電波を受信アンテナ（１９）で受け推進機を遠隔操
作して水面を自由に移動させ、広大な面積でも一括集中
管理できる。
態の斜視図である。単体の栽培浮床（１）に作物の種を
蒔き、遠隔操作の出来る推進装置の付いた管理メーンボ
ックス（９）に接続された管理配管ダクト（１０）に連
結し、集結させて大きくブロック化し、喫水調整センサ
ー（１１）を介して、仕切られた各浮力調整槽（３）に
各々空気を送って喫水レベルを保ち、集中管理棟からの
指示電波を受信アンテナ（１９）で受け推進機を遠隔操
作して水面を自由に移動させ、広大な面積でも一括集中
管理できる。
【０００９】図４は本発明の単独装置の底側から見た斜
視図である。長辺方向に区切られた箱状の栽培浮床
（１）の底面は中央部に海水通水穴（２１）のある海水
取り込み槽（２）と両側には下部に送風枝管（２３）か
ら空気を送り込んで栽培浮床の浮き沈みの調整をする浮
力調整槽（３）が４個に分かれており、各個別の自働圧
力調整により常時栽培浮床（１）を水平に保つことが出
来る。
視図である。長辺方向に区切られた箱状の栽培浮床
（１）の底面は中央部に海水通水穴（２１）のある海水
取り込み槽（２）と両側には下部に送風枝管（２３）か
ら空気を送り込んで栽培浮床の浮き沈みの調整をする浮
力調整槽（３）が４個に分かれており、各個別の自働圧
力調整により常時栽培浮床（１）を水平に保つことが出
来る。
【００１０】
【発明の効果】本発明は以上説明した様な形態で実施さ
れ、以下に記載される様な効果を奏する （ａ）広大な面積の海上を防波堤で囲み、干拓等の様に
自然環境を大きく変える事無く、従来通りの漁業もで
き、かつ農作物の栽培が可能になる。 （ｂ）太陽光発電パネルを、雨水を集める屋根に使い発
電をもさせる事で、海面を使った広面積の太陽光発電ス
ペースが作物栽培を兼ねて確保できる。 （ｃ）栽培浮床に遠隔操作装置や自動浮力調整装置を取
り付け、自由に水面を移動させる事で、広大な面積を一
括集中管理し生産性を大幅に向上させる。
れ、以下に記載される様な効果を奏する （ａ）広大な面積の海上を防波堤で囲み、干拓等の様に
自然環境を大きく変える事無く、従来通りの漁業もで
き、かつ農作物の栽培が可能になる。 （ｂ）太陽光発電パネルを、雨水を集める屋根に使い発
電をもさせる事で、海面を使った広面積の太陽光発電ス
ペースが作物栽培を兼ねて確保できる。 （ｃ）栽培浮床に遠隔操作装置や自動浮力調整装置を取
り付け、自由に水面を移動させる事で、広大な面積を一
括集中管理し生産性を大幅に向上させる。
【図１】本発明単体の短辺方向の断面図である。
【図２】本発明単体の斜視図である。
【図３】本発明単体を集めてブロック化した状態の斜視
図である。
図である。
【図４】本発明単体底面の斜視図である。
１ 栽培浮床
２ 海水取り込み槽
３ 浮力調整槽
４ 貯水槽
５ 空気層
６ 栽培層
７ 太陽光発電パネル
８ 取水プレート
９ 管理メーンボックス
１０ 管理配管ダクト
１１ 喫水調整センサー
１２ 海水面
１３ 栽培土用敷ネット
１４ 吸湿揚水材
１５ 塩害防止囲い
１６ 雨水
１７ 蒸発水
１８ 栽培作物
１９ 受信アンテナ
２０ 推進機
２１ 海水通水穴
２２ 送風主管
２３ 送風枝管
Claims (3)
- 【請求項１】 発泡材等の浮力のある材質で作られ、長
辺方向に区切られた箱状の栽培浮床（１）は中央部に海
水を取り込み、栽培浮床（１）の安定を図る為の海水取
り込み槽（２）と、両側には下部に空気を送り込んで栽
培浮床（１）の浮き沈みの調整をする浮力調整槽
（３）、中間部に雨水等の栽培用水を蓄える貯水槽
（４）及び空気層（５）上部に栽培用土を入れて植物の
栽培をする栽培層（６）とで構成された海水面でも可能
な植物栽培装置 - 【請求項２】 請求項１に記載の海水面でも可能な植物
栽培装置において、海水取り込み槽（２）の上部に太陽
光パネル（７）を切妻屋根状に取り付け、この面に降る
雨を両側の貯水槽（４）に流し又太陽光パネル（７）裏
面に発生する蒸発結露水も貯水槽（４）に流せる様に取
水プレート（８）が付いており、その取水口は貯水槽
（４）が満杯時の放水口としての働きが出来る高さに付
いている事を特徴とする海水面でも可能な植物栽培装置 - 【請求項３】 請求項１に記載の海水面でも可能な植物
栽培装置において、各栽培浮床（１）は遠隔操作の出来
る推進装置の付いた管理メーンボックス（９）に接続さ
れた管理配管ダクト（１０）に連結し、集結させて大き
くブロック化し、喫水調整センサー（１１）を介して、
仕切られた各浮力調整槽（３）に各々空気を送って喫水
レベルを保ち、水面を自由に移動できる事を特徴とす
る、海水面でも可能な植物栽培装置
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001215981A JP3518750B2 (ja) | 2001-06-12 | 2001-06-12 | 海水面でも可能な植物栽培装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001215981A JP3518750B2 (ja) | 2001-06-12 | 2001-06-12 | 海水面でも可能な植物栽培装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002360086A JP2002360086A (ja) | 2002-12-17 |
| JP3518750B2 true JP3518750B2 (ja) | 2004-04-12 |
Family
ID=19050517
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001215981A Expired - Fee Related JP3518750B2 (ja) | 2001-06-12 | 2001-06-12 | 海水面でも可能な植物栽培装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3518750B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101945572A (zh) * | 2007-12-18 | 2011-01-12 | Pmm霍夫控股有限公司 | 用于回收大气中水分的设备和方法 |
| CN117105427B (zh) * | 2023-10-25 | 2024-01-05 | 松辽水资源保护科学研究所 | 一种河道污水治理植物浮床 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3048750U (ja) | 1997-11-07 | 1998-05-22 | ジャパンレイクアンドキャナル株式会社 | 水上花壇 |
-
2001
- 2001-06-12 JP JP2001215981A patent/JP3518750B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3048750U (ja) | 1997-11-07 | 1998-05-22 | ジャパンレイクアンドキャナル株式会社 | 水上花壇 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2002360086A (ja) | 2002-12-17 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |