JP3515022B2 - Label continuum - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 【０００１】 【発明の属する技術分野】この発明は、ＰＥＴボトル等
の容器に装着される筒状のシュリンクラベルがシート状
に折り畳まれた状態で連続的に繋がった長尺帯状のラベ
ル連続体に関する。 【０００２】 【従来の技術】図４（ａ）、（ｂ）に示すように、ＰＥ
Ｔボトル等の容器に装着される筒状のシュリンクラベル
５０は、通常、商品名等を表示するために、透明な熱収
縮フィルムによって形成されたラベル基材５１の内面
に、１色または複数色からなるカラー印刷層５２を形成
し、さらに、そのカラー印刷層５２の全面を酸化チタン
等の顔料によって形成される白色印刷層５３によって覆
うことで、カラー印刷層５２の色彩を引き立たせるよう
にしている。 【０００３】また、こういった筒状のシュリンクラベル
５０は、シート状に折り畳まれた状態で連続的に繋がっ
た長尺帯状のラベル連続体としてラベリング装置等に供
給され、このラベル連続体を順次切断することで個別の
シュリンクラベル５０を形成しながら、ＰＥＴボトル等
の容器に装着するのが一般的である。 【０００４】ところで、上述したような筒状のシュリン
クラベル５０では、ラベル基材５１の内面を印刷する場
合に、ラベル基材５１の端縁部分にまで、白色印刷層
（所謂、白色ベタ印刷）５３に覆われたカラー印刷層５
２を形成すると、図５に示すように、シュリンクラベル
５０をＰＥＴボトル等の容器Ｂに嵌挿して熱収縮させる
際、ラベル基材５１の収縮速度が速いので、カラー印刷
層５２を覆っている、被膜が厚くて硬い白色印刷層５３
が軟化する前にラベル基材５１が急激に収縮してしま
い、これに伴ってシュリンクラベル５０の端縁部分ｅが
外側にカールするといった問題があり、そういったカー
ル現象を防止するために、従来のシュリンクラベル５０
では、ラベル基材５１の端縁部分を無地の状態で残すよ
うにしてカラー印刷層５２（白色印刷層５３）を形成す
るのが一般的であった。 【０００５】しかしながら、このようにラベル基材５１
の端縁部分にカラー印刷層５２が存在しないシュリンク
ラベル５０が連続的に繋がったラベル連続体を、ラベリ
ング装置等によって順次切断しながら個別のシュリンク
ラベル５０を形成する場合、図６（ａ）、（ｂ）に矢印
で示すように、カラー印刷層５２（同図（ａ）において
は、交斜線で示す領域が印刷領域）の存在していない部
分を切断することになるので、その切断部分においてラ
ベル基材５１が融着（擬似接着）され易くなり、ラベル
連続体６０から切り離された個別のシュリンクラベル５
０をＰＥＴボトル等の容器に嵌挿する際、シート状に折
り畳まれたシュリンクラベル５０を筒状に開口しにく
く、シュリンクラベル５０の装着性が悪くなるといった
問題があった。 【０００６】このため、従来は、擬似接着を起こしやす
いラベル基材５１を使用する場合、図７に示すように、
カラー印刷層５２が存在していないラベルの端縁部分
に、透明インキによって薄い透明印刷層５４を形成して
おくことで、切断に伴う融着（擬似接着）現象を軽減
し、シュリンクラベル５０の開口性を確保していた。 【０００７】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ラベル
連続体６０を切断することによって形成されるシュリン
クラベル５０の開口性を確保するために、ラベル基材５
１の端縁部分に別途透明印刷層５４を形成すると、その
透明印刷層５４を形成するための印刷工程が１工程増え
るのでコスト高になると共に、印刷機によってラベル基
材５１に多色印刷を行う場合、印刷することのできる色
数は、通常、６色や８色といった具合に使用する印刷機
によって予め決められているので、ラベル基材５１の端
縁部分に透明印刷層５４を形成することにより、カラー
印刷層５２に使用することができる色彩が１色分制限さ
れるといった新たな問題が発生する。 【０００８】そこで、この発明の課題は、透明印刷層を
形成することなく、切り離されたシュリンクラベルの開
口性を確保することができると共に熱収縮時における端
縁部分のカール現象を有効に防止することのできるラベ
ル連続体を提供することにある。 【０００９】 【課題を解決するための手段及びその効果】上記の課題
を解決するため、この発明は、ラベル基材の内面にカラ
ー印刷層及び白色印刷層が順次積層された筒状のシュリ
ンクラベルがシート状に折り畳まれた状態で連続的に繋
がったラベル連続体において、前記カラー印刷層が、相
互に隣接する前記シュリンクラベルの境界部分でとぎれ
ることなく連続的に形成されており、前記白色印刷層
が、相互に隣接する前記シュリンクラベルの境界部分を
残して、それぞれの前記シュリンクラベルにおける前記
カラー印刷層の略全面を覆っていることを特徴とするラ
ベル連続体を提供するものである。 【００１０】なお、ここにいう「カラー印刷層」には、
白色インキによって形成されるものは含まない。また、
ここにいう「シュリンクラベル」には、容器の胴部に装
着されるもの以外に、容器の口部分に装着されるキャッ
プシールのようなものも含まれる。 【００１１】以上のように構成されたラベル連続体は、
切断位置となるシュリンクラベルの境界部分がカラー印
刷層によって覆われているので、ラベル連続体からシュ
リンクラベルを切り離す際に、その切断部分が融着（擬
似接着）されにくく、切り離されたシュリンクラベルに
対して十分な開口性を確保することができる。 【００１２】また、このラベル連続体から切り離された
シュリンクラベルには、透明印刷層を形成した従来のシ
ュリンクラベルと同様に、その端縁部分に白色印刷層が
形成されていないので、シュリンクラベルを容器等に嵌
挿して熱収縮させる際に発生する端縁部分のカール現象
を抑制することができる。 【００１３】以上のように、このラベル連続体では、切
り離されたシュリンクラベルの開口性を確保するため
に、ラベル基材に別途透明印刷層を形成する必要がない
ので、印刷工数が少なくなり、安価に製造することがで
きると共に、透明印刷層を形成する場合に比べて、カラ
ー印刷層の色数を１色分追加することが可能となるの
で、ラベルのデザイン面における自由度が広がるといっ
た効果がある。 【００１４】 【発明の実施の形態】以下、実施の形態について図面を
参照して説明する。図１に示すように、このラベル連続
体１は、筒状のシュリンクラベル１０がシート状に折り
畳まれた状態で連続的に繋がった長尺帯状のものであ
り、ラベリング装置等に供給され、順次切断されること
で個別のシュリンクラベル１０を形成しながら開口し、
ＰＥＴボトル等の容器に装着される。 【００１５】このラベル連続体１は、図２（ａ）、
（ｂ）に示すように、ポリエチレンテレフタレート等の
ポリエステル系樹脂、ポリ塩化ビニル、スチレンブタジ
エン共重合体等のポリスチレン系樹脂等により形成さ
れ、周方向に３０％以上熱収縮する厚さ２０〜８０μｍ
の熱収縮フィルムからなるラベル基材１１と、このラベ
ル基材１１の内面に順次積層された厚さ１．０〜３．０
μｍ程度のカラー印刷層１２及び厚さ１．５〜６．０μ
ｍ程度の白色印刷層１３とから構成されており、前記カ
ラー印刷層１２及び白色印刷層１３は、それぞれグラビ
ア印刷によって形成されている。 【００１６】前記カラー印刷層１２は、このラベル連続
体１から切り離された個別のシュリンクラベル１０が装
着される容器の内容物である飲料商品等の商品名、商
標、成分、各種図柄等及びその周辺部分の着色部を、白
色以外の１色または複数色のインキによって表示するも
のであり、連続的に繋がった各シュリンクラベル１０の
ラベル基材１１の内面に、各シュリンクラベル１０に対
応するように、同一デザインのものが繰り返し形成され
ている。なお、このカラー印刷層１２は、酢酸エチル等
のエステル類、芳香族炭化水素類、各種アルコール類、
ケトン類等の溶剤、アクリル系樹脂やウレタン系樹脂等
のバインダ及び赤、青、黄等の各種有機顔料を含むイン
キを用いて形成されている。 【００１７】例えば、表示領域内に白色表示部分が存在
する場合、その白色表示部分はカラー印刷層１２を覆う
白色印刷層１３によってその色彩が表示されるため、そ
の白色表示部分についてはカラー印刷層１２が形成され
ない状態（所謂、抜き文字や抜き印刷の状態）となるの
で、ラベル連続体１から切り離される個別のシュリンク
ラベル１０におけるラベル基材１１の内面は、必ずし
も、カラー印刷層１２によって完全に覆われているわけ
ではないが、図３（ａ）、（ｂ）に示すように、切り離
された個別のシュリンクラベル１０におけるラベル基材
１１の端縁部分、即ち、複数のシュリンクラベル１０が
連続的に繋がったラベル連続体１における隣接するシュ
リンクラベル１０の境界部分は、少なくともカラー印刷
層１２によって覆われている。なお、この境界部分に形
成されるカラー印刷層１２は、通常、図柄等の周辺に施
されるカラーベタ印刷に連続した１色からなるカラーベ
タ印刷によって形成することが好ましい。 【００１８】従って、図２（ａ）、（ｂ）に示すよう
に、このラベル連続体１では、連続的に繋がった複数の
シュリンクラベル１０のそれぞれの境界部分でカラー印
刷層１２がとぎれることなく、連続的に形成されること
になる。なお、図２（ａ）、（ｂ）においては、シュリ
ンクラベル１０を切り離すための切断位置を矢印で示し
ている。 【００１９】前記白色印刷層１３は、酢酸エチル等のエ
ステル類、芳香族炭化水素類、各種アルコール類、ケト
ン類等の溶剤、アクリル系樹脂やウレタン系樹脂等のバ
インダ、酸化チタン等の顔料及び各種添加剤を含む白色
インキを用いて形成されており、前記カラー印刷層１２
を覆うことによってカラー印刷層１２の色彩を引き立た
せると共に、シュリンクラベル１０の内面の滑り性を高
める等の役割を担っている。 【００２０】ただし、この白色印刷層１３は、図２
（ａ）、（ｂ）に示すように、ラベル基材１１の内面に
形成されたカラー印刷層１２を完全に覆っているのでは
なく、相互に隣接するシュリンクラベル１０の境界部
分、即ち、図３（ａ）、（ｂ）に示すように、ラベル連
続体１から切り離された個別のシュリンクラベル１０に
おけるラベル基材１１の各端縁部分をそれぞれ３ｍｍ程
度残して、各シュリンクラベル１０におけるカラー印刷
層１２の略全面を覆っている。従って、このラベル連続
体１の内面には、図２（ａ）に示すように、連続的に繋
がった複数のシュリンクラベル１０の境界部分に、一定
間隔で、約６ｍｍ幅のカラー印刷層１２が露出すること
になる。 【００２１】以上のように構成されたラベル連続体１
は、ラベリング装置等に供給され、順次切断されること
で個別のシュリンクラベル１０に形成されるが、各シュ
リンクラベル１０の境界部分、即ち、切断位置には、カ
ラー印刷層１２が必ず形成されているので、そのカラー
印刷層１２の存在によって、切断部分におけるラベル基
材１１同士の融着（擬似接着）現象が抑制され、ラベル
連続体１から切り離されたシュリンクラベル１０の開口
性が確保される。 【００２２】また、ラベル連続体１から切り離されたシ
ュリンクラベル１０の端縁部分には、被膜が厚くて硬い
白色印刷層１３が形成されていないので、このシュリン
クラベル１０をＰＥＴボトル等の容器に嵌挿して熱収縮
させる際に、その端縁部分が外側にカールすることがな
く、良好な装着状態を確保することができる。 【００２３】以上のように、このラベル連続体１では、
従来のラベル連続体のように、連続的に繋がった各シュ
リンクラベルの境界部分（切断部分）に透明印刷層を別
途形成しなくても、シュリンクラベルの開口性を確保す
ることができると共に、熱収縮時に発生する端縁部分の
カール現象を抑制することができるので、このラベル連
続体１は、従来のラベル連続体に比べて、透明印刷層を
形成するための印刷工程を省略することによる製造コス
トの低減を図ることができると共に、透明印刷層を形成
しないことに伴い、カラー印刷層１２に使用することの
できる色彩を１色分追加することができ、表示領域にお
けるデザインの自由度が広がるといった効果がある。 【００２４】なお、上述した実施形態では、ラベル連続
体１から切り離された個別のシュリンクラベル１０にお
けるラベル基材１１の各端縁部分をそれぞれ３ｍｍ程度
残すようにして白色印刷層１３を形成しているが、白色
印刷層１３が存在しない部分は、少なくとも、１．５ｍ
ｍ程度あれば、熱収縮時における端縁部分のカール現象
を防止することができるので、本発明のラベル連続体で
は、連続的に繋がった複数のシュリンクラベルの境界部
分に３ｍｍ（１．５ｍｍ×２）幅以上のカラー印刷層１
２の露出部分が形成されるように白色印刷層１３を形成
すればよい。 【００２５】また、前記カラー印刷層１２及び白色印刷
層１３は、ラベル基材１１への印刷適性を考慮すると、
グラビア印刷によって形成するのが好ましいが、フレキ
ソ印刷等の他の印刷方法によって形成することも可能で
ある。また、前記カラー印刷層１２及び白色印刷層１３
は、水を主溶剤とする水性インキを用いて形成すること
も可能である。 【００２６】また、この実施形態では、ＰＥＴボトル等
の容器の胴部に装着されるシュリンクラベルが繋がった
ラベル連続体について説明したが、容器の口部分に装着
されるキャップシールが連続的に繋がったものについて
も本発明を適用することができることはいうまでもな
い。 【００２７】また、この実施形態では、切り離されたシ
ュリンクラベル１０の端縁部分が完全にカラー印刷層１
２によって覆われている場合について説明したが、シュ
リンクラベル１０の端縁部分は全周にわたってカラー印
刷層１２が形成されている必要はなく、一部分にカラー
印刷層１２が形成されていない部分が存在してもよい。
シート状に折り畳まれた状態で、カラー印刷層１２が形
成されていない部分の対面側にカラー印刷層１２が形成
されていれば、ラベル基材１１の端縁同士が相互に接触
することがなく、ラベル連続体１を切断する際に、端縁
部分が融着（擬似接着）されることはないので、ラベル
の開口性が阻害されないからである。Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a long length of a continuous shrink label attached to a container such as a PET bottle, which is folded in a sheet shape. The present invention relates to a continuous strip of labels. 2. Description of the Related Art As shown in FIGS.
The cylindrical shrink label 50 mounted on a container such as a T bottle usually has one or more colors on the inner surface of a label substrate 51 formed of a transparent heat-shrinkable film in order to display a product name or the like. Is formed, and the entire surface of the color printing layer 52 is covered with a white printing layer 53 formed of a pigment such as titanium oxide so that the color of the color printing layer 52 is enhanced. I have. [0003] Such a cylindrical shrink label 50 is supplied to a labeling device or the like as a continuous strip of long labels continuously connected in a state of being folded into a sheet, and this label continuous is sequentially printed. In general, the individual shrink labels 50 are formed by cutting and attached to a container such as a PET bottle. In the cylindrical shrink label 50 described above, when the inner surface of the label substrate 51 is printed, a white printing layer (so-called white solid printing) is formed up to the edge of the label substrate 51. Color printing layer 5 covered with 53
5, when the shrink label 50 is inserted into the container B such as a PET bottle and contracted by heat, as shown in FIG. , A thick and hard white print layer 53
Before the softening occurs, the label base material 51 shrinks sharply, and there is a problem that the edge portion e of the shrink label 50 is curled outward. Shrink label 50
In this case, the color print layer 52 (white print layer 53) is generally formed such that the edge portion of the label base material 51 is left in a plain state. However, as described above, the label substrate 51
In the case where individual label shrink labels 50 are formed by successively cutting a label continuum in which the color shrink labels 50 having no color print layer 52 at the edge portions are connected by a labeling device or the like, FIG. As shown by the arrow in (b), a portion where the color print layer 52 (in FIG. (A), the region shown by oblique lines is a print region) does not exist, is cut. The label base material 51 is easily fused (pseudo-adhered), and the individual shrink labels 5 separated from the label continuous body 60 are separated.
When inserting the "0" into a container such as a PET bottle, there is a problem that the shrink label 50 folded in a sheet shape is not easily opened in a cylindrical shape, and the mounting property of the shrink label 50 is deteriorated. For this reason, conventionally, when using a label substrate 51 which is liable to cause pseudo adhesion, as shown in FIG.
By forming a thin transparent print layer 54 with a transparent ink on the edge portion of the label where the color print layer 52 does not exist, the fusion (pseudo-adhesion) phenomenon accompanying the cutting is reduced, and the shrink label 50 is formed. Opening property was secured. [0007] However, in order to secure the opening of the shrink label 50 formed by cutting the label continuous body 60, the label base material 5 is required.
If the transparent printing layer 54 is separately formed on the edge portion of the printing apparatus 1, the number of printing steps for forming the transparent printing layer 54 increases by one, so that the cost increases and the printing machine performs multicolor printing on the label substrate 51. When the printing is performed, the number of colors that can be printed is usually determined in advance by a printing machine used such as six colors or eight colors. Therefore, the transparent printing layer 54 is formed on the edge portion of the label base material 51. As a result, a new problem arises in that the colors that can be used for the color print layer 52 are limited by one color. SUMMARY OF THE INVENTION It is an object of the present invention to secure the opening of a cut shrink label without forming a transparent print layer, and to effectively prevent the curl phenomenon at the edge portion during heat shrinkage. To provide a label continuum that can be used. [0009] In order to solve the above problems, the present invention provides a cylindrical shrink label in which a color printing layer and a white printing layer are sequentially laminated on the inner surface of a label substrate. In a label continuous body that is continuously connected in a state of being folded into a sheet shape, the color printing layer is continuously formed without a break at a boundary portion of the shrink labels adjacent to each other, and the white printing is performed. A label continuum is provided, wherein a layer covers substantially the entire surface of the color printing layer in each of the shrink labels except for a boundary portion of the shrink labels adjacent to each other. [0010] The "color printing layer" referred to herein includes:
Excludes those formed with white ink. Also,
The term "shrink label" used herein includes not only a label attached to the body of the container but also a cap seal attached to the mouth of the container. The label continuum constructed as described above is:
Since the boundary portion of the shrink label, which is the cutting position, is covered with the color print layer, when the shrink label is separated from the label continuum, the cut portion is less likely to be fused (pseudo-adhered), and On the other hand, sufficient opening properties can be secured. Further, the shrink label separated from the label continuum does not have a white print layer formed on the edge thereof, similarly to a conventional shrink label having a transparent print layer. It is possible to suppress a curl phenomenon at an edge portion which occurs when the sheet is inserted into a container or the like and thermally contracted. As described above, in this label continuum, it is not necessary to separately form a transparent printing layer on the label base material in order to secure the opening property of the separated shrink label. In addition to being able to be manufactured at low cost, the number of colors of the color print layer can be added by one compared with the case of forming the transparent print layer, so that the degree of freedom in designing the label is increased. There is. Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings. As shown in FIG. 1, the label continuous body 1 is a long strip shape in which a cylindrical shrink label 10 is continuously connected in a state of being folded into a sheet shape, and is supplied to a labeling device or the like, and sequentially. It is opened while forming an individual shrink label 10 by being cut,
Attached to containers such as PET bottles. The label continuum 1 is shown in FIG.
As shown in (b), a thickness of 20 to 80 μm, which is formed of a polyester resin such as polyethylene terephthalate or the like, or a polystyrene resin such as polyvinyl chloride or styrene butadiene copolymer or the like and shrinks by 30% or more in the circumferential direction.
And a thickness of 1.0 to 3.0 sequentially laminated on an inner surface of the label substrate 11.
μm color print layer 12 and thickness 1.5 to 6.0 μm
m, and the color print layer 12 and the white print layer 13 are each formed by gravure printing. The color printing layer 12 includes a product name, a trademark, a component, various designs, etc. of a beverage product, which is the content of a container to which the individual shrink label 10 separated from the label continuum 1 is attached. The colored portion of the peripheral portion is displayed with one or more colors of ink other than white, and the inner surface of the label substrate 11 of each of the continuously connected shrink labels 10 corresponds to each of the shrink labels 10. In addition, the same design is repeatedly formed. In addition, this color printing layer 12 includes esters such as ethyl acetate, aromatic hydrocarbons, various alcohols,
It is formed using an ink containing a solvent such as ketones, a binder such as an acrylic resin or a urethane resin, and various organic pigments such as red, blue, and yellow. For example, when a white display portion exists in the display area, the color of the white display portion is displayed by the white print layer 13 covering the color print layer 12, so that the white display portion has a color print layer. 12 is not formed (a so-called blank character or blank printing state), so that the inner surface of the label base material 11 in the individual shrink label 10 separated from the label continuous body 1 is not necessarily completely formed by the color printing layer 12. Although not covered, as shown in FIGS. 3A and 3B, the edge portion of the label base material 11 in the separated individual shrink labels 10, that is, the plurality of shrink labels 10 are continuous. A boundary portion between adjacent shrink labels 10 in the label continuum 1 that is physically connected is covered by at least the color printing layer 12. To have. It is preferable that the color print layer 12 formed at the boundary portion be formed by color solid printing of one color which is continuous with color solid printing usually applied to the periphery of a design or the like. Therefore, as shown in FIGS. 2 (a) and 2 (b), in the label continuum 1, the color print layer 12 is not interrupted at each boundary portion of a plurality of continuously linked shrink labels 10. Are formed continuously. In FIGS. 2A and 2B, a cutting position for separating the shrink label 10 is indicated by an arrow. The white print layer 13 is formed of a solvent such as an ester such as ethyl acetate, an aromatic hydrocarbon, various alcohols and ketones, a binder such as an acrylic resin or a urethane resin, a pigment such as titanium oxide, and the like. The color printing layer 12 is formed using a white ink containing various additives.
Of the shrink label 10, and enhances the slipperiness of the inner surface of the shrink label 10. However, this white printed layer 13 is not shown in FIG.
As shown in (a) and (b), the color printing layer 12 formed on the inner surface of the label substrate 11 is not completely covered, but is a boundary portion between the shrink labels 10 adjacent to each other, that is, FIG. As shown in FIGS. 3A and 3B, color printing on each shrink label 10 is performed by leaving each edge portion of the label base material 11 of each individual shrink label 10 separated from the label continuous body 1 by about 3 mm. Almost the entire surface of the layer 12 is covered. Therefore, on the inner surface of the label continuous body 1, as shown in FIG. 2A, a color print layer 12 having a width of about 6 mm is provided at regular intervals on the boundary between a plurality of shrink labels 10 connected continuously. It will be exposed. The label continuum 1 constructed as described above
Is supplied to a labeling device or the like, and is formed into individual shrink labels 10 by being sequentially cut. A color print layer 12 is always formed at a boundary portion of each shrink label 10, that is, at a cutting position. Therefore, the presence of the color printing layer 12 suppresses the phenomenon of fusing (pseudo-adhesion) between the label base materials 11 at the cut portions, and secures the opening property of the shrink label 10 separated from the label continuous body 1. . The shrink label 10 separated from the label continuous body 1 does not have the thick and hard white print layer 13 formed on the edge portion of the shrink label 10. Therefore, the shrink label 10 is used for a container such as a PET bottle. When fitted and thermally contracted, the edge portion does not curl outward, and a good mounting state can be ensured. As described above, in the label continuum 1,
Unlike a conventional label continuous body, the opening property of the shrink label can be ensured without the need to separately form a transparent print layer at the boundary portion (cut portion) of each successively connected shrink label. Since it is possible to suppress the curl phenomenon of the edge portion which occurs at the time of shrinkage, the label continuum 1 is manufactured by omitting the printing step for forming the transparent printing layer, as compared with the conventional label continuity. The cost can be reduced, and the color that can be used for the color print layer 12 can be added by one color by not forming the transparent print layer, and the degree of freedom of design in the display area is expanded. There is such an effect. In the above-described embodiment, the white print layer 13 is formed such that each edge portion of the label base material 11 in each individual shrink label 10 separated from the label continuous body 1 is left about 3 mm. However, the portion where the white print layer 13 does not exist is at least 1.5 m
When the length is about m, the curl phenomenon of the edge portion at the time of heat shrinkage can be prevented, and therefore, in the label continuous body of the present invention, 3 mm (1.5 mm × 1.5 mm) 2) Color printing layer 1 with width or more
The white print layer 13 may be formed so that the exposed portion 2 is formed. The color printing layer 12 and the white printing layer 13 are formed by taking into account the suitability for printing on the label substrate 11.
It is preferable to form by gravure printing, but it is also possible to form by other printing methods such as flexographic printing. The color printing layer 12 and the white printing layer 13
Can be formed using an aqueous ink containing water as a main solvent. Further, in this embodiment, the label continuous body in which the shrink labels attached to the body of the container such as a PET bottle are connected, but the cap seal attached to the mouth of the container is connected continuously. It is needless to say that the present invention can be applied to such a case. In this embodiment, the cut edge of the shrink label 10 is completely covered with the color print layer 1.
Although the case in which the color printing layer 12 is covered with the color printing layer 12 is described above, the edge portion of the shrink label 10 does not need to have the color printing layer 12 formed over the entire circumference, and there is a portion where the color printing layer 12 is not formed. May be.
If the color print layer 12 is formed on the opposite side of the portion where the color print layer 12 is not formed in the state where the color print layer 12 is formed in the sheet shape, the edges of the label base material 11 do not contact each other. This is because the edge portions are not fused (pseudo-adhered) when cutting the label continuous body 1, so that the opening property of the label is not hindered.

【図面の簡単な説明】 【図１】この発明にかかるラベル連続体の一実施形態を
示す斜視図である。 【図２】（ａ）は同上のラベル連続体の内面側を示す平
面図、（ｂ）は同上のラベル連続体を示す断面図であ
る。 【図３】（ａ）は同上のラベル連続体から切り離された
シュリンクラベルの内面側を示す平面図、（ｂ）は同上
のシュリンクラベルを示す断面図である。 【図４】（ａ）は一般的な筒状のシュリンクラベルを示
す斜視図、（ｂ）は同上のシュリンクラベルを示す断面
図である。 【図５】シュリンクラベルを熱収縮させる際に発生する
カール現象を説明するための説明図である。 【図６】（ａ）は従来のラベル連続体を示す平面図、
（ｂ）は同上のラベル連続体を示す断面図である。 【図７】従来の他のラベル連続体を示す断面図である。 【符号の説明】 １ ラベル連続体 １０ シュリンクラベル １１ ラベル基材 １２ カラー印刷層 １３ 白色印刷層BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is a perspective view showing one embodiment of a label continuous body according to the present invention. FIG. 2A is a plan view showing an inner surface side of the label continuum according to the embodiment, and FIG. 2B is a cross-sectional view showing the label continuum according to the embodiment. FIG. 3A is a plan view showing an inner surface side of a shrink label separated from the label continuum according to the embodiment, and FIG. 3B is a cross-sectional view showing the shrink label according to the embodiment. FIG. 4A is a perspective view showing a general cylindrical shrink label, and FIG. 4B is a cross-sectional view showing the shrink label according to the first embodiment. FIG. 5 is an explanatory diagram for explaining a curl phenomenon that occurs when a shrink label is thermally contracted. FIG. 6A is a plan view showing a conventional label continuum,
(B) is sectional drawing which shows the label continuous body same as the above. FIG. 7 is a sectional view showing another conventional label continuous body. [Description of Signs] 1 Label continuum 10 Shrink label 11 Label base material 12 Color printing layer 13 White printing layer

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.⁷，ＤＢ名) G09F 3/00 - 3/10 ──────────────────────────────────────────────────続 き Continuation of front page (58) Field surveyed (Int.Cl. ⁷ , DB name) G09F 3/00-3/10

Claims (1)

(57)【特許請求の範囲】 【請求項１】 ラベル基材の内面にカラー印刷層及び白
色印刷層が順次積層された筒状のシュリンクラベルがシ
ート状に折り畳まれた状態で連続的に繋がったラベル連
続体において、 前記カラー印刷層が、相互に隣接する前記シュリンクラ
ベルの境界部分でとぎれることなく連続的に形成されて
おり、 前記白色印刷層が、相互に隣接する前記シュリンクラベ
ルの境界部分を残して、それぞれの前記シュリンクラベ
ルにおける前記カラー印刷層の略全面を覆っていること
を特徴とするラベル連続体。(57) [Claims 1] A cylindrical shrink label in which a color printing layer and a white printing layer are sequentially laminated on the inner surface of a label substrate is continuously connected in a state of being folded into a sheet. In the label continuum, the color printing layer is continuously formed without a break at the boundary between the shrink labels adjacent to each other, and the white print layer is a boundary between the shrink labels adjacent to each other. , The label continuum covering substantially the entire surface of the color printing layer in each of the shrink labels.