JP3514258B2 - 電子カメラ - Google Patents

電子カメラ

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JP3514258B2
JP3514258B2 JP2002202956A JP2002202956A JP3514258B2 JP 3514258 B2 JP3514258 B2 JP 3514258B2 JP 2002202956 A JP2002202956 A JP 2002202956A JP 2002202956 A JP2002202956 A JP 2002202956A JP 3514258 B2 JP3514258 B2 JP 3514258B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像画像を保存記
録する電子カメラに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、フロッピーディスクや半導体メモ
リに撮影した画像データを記憶する電子カメラが実用化
されている。この電子カメラは、撮影した直後でも現像
処理することなく直ちに再生してモニタあるいはTV画
面等に表示して撮影画像の確認を行なったり、外部の画
像再生装置にフロッピーディスクを装着してモニタに再
生表示して撮影画像の確認を行なうことができる
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記電
子カメラは、撮影により得た画像データを常に特定の記
録メディア(例えば、フロッピーディスクや半導体メモ
リ)に保存記録するものであり、これが画像データの保
存記録を行なう際の制約となっていた。
【0004】本発明は上記実情に鑑みて成されたもの
で、特定の記録メディアに保存記録されている任意の画
像データを他の記録メディアに保存記録できるようにす
ることにより画像データの保存記録を行なう際の使い勝
手を向上させた電子カメラを提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、撮像画像を保
存記録する電子カメラにおいて、被写体像を撮像し画像
データを出力する撮像手段と、この撮像手段から出力さ
れた画像データを第1の画像データ記録メディアに保存
記録する第1の保存記録手段と、この第1の保存記録手
段により前記第1の画像データ記録メディアに保存記録
された画像データの中から任意の画像データを選択する
選択手段と、この選択手段により選択された任意の画像
データを、該画像データよりも画素を粗くした情報量の
少ない画像データの形態で第2の画像データ記録メディ
アに保存記録する第2の保存記録手段とを具備したこと
を特徴とする電子カメラである。
【0006】また、前記第1の保存記録手段により前記
第1の画像データ記録メディアに保存記録された画像デ
ータを読み出して表示手段に表示させる表示制御手段を
備え、前記選択手段は、この表示制御手段により前記表
示手段に表示される画像データの中から任意の画像デー
タを選択するようにしてもよい。 また、前記表示制御手
段は、前記第2の保存記録手段により前記第2の画像デ
ータ記録メディアに保存記録された画像データを読み出
して表示手段に表示させる手段を含むようにしてもよ
い。 また、前記第1の保存記録手段は、前記画像データ
をカメラ本体に対して着脱可能な前記第1の画像データ
記録メディアに保存記録するようにしてもよい。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施例を説明する。本発明による画像処理システムは、
電子スチルカメラ及び電子手帳により構成されるが、先
ず、電子スチルカメラの構成について説明する。図1は
本発明を適用した電子スチルカメラ10の背面斜視図であ
る。この電子スチルカメラ10の外形形状は、ほぼ従来の
一眼レフカメラと同様に形成されており、外観として
は、直方体形状のカメラ本体11と、前面側に突出した円
筒状のレンズ部12とからなっている。カメラ本体11に
は、頂面に設けられていて、シャッターとして機能する
レリーズスイッチ13と、背面に設けられていて、被写体
を硯るためのファインダ14、動作モード等を指定するキ
ー入力部15及び撮影画像等を表示する液晶表示パネル16
と、その側部に設けられていて、撮影したスチル画像情
報が例えば50枚磁気記録される磁気記録媒体としての
磁気シート(フロッピー(登録商標)ディスク)を含む
ジャケット筺体すなわちFD17及び撮影したスチル画像
情報が例えば10枚記憶される半導体メモリを備えたI
Cカード18をそれぞれ収納するための磁気記録装置部19
とが設けられている。図画からも見られるように、FD
17及びICカード18はカメラに着脱可能な単体のユニッ
トとして構成され、このため磁気記録装置部19には、F
D17及びICカード18の着脱に際して開かれる2つのカ
バー20,21が前後に設けられている。これらのカバー2
0,21が開かれた場合にFDの挿入開口19a とICカー
ドの挿入開口19b とが上側で露出されるようになってい
る。
【0008】図2は、上記図1の電子スチルカメラ10の
全体回路構成を示している。同図において31は光学系
で、レンズ部12,シャッター32,CCD(Charge Coupl
ed Device )などの撮像素子33等により構成され、オー
トフォーカス機構及びEE機構により、ピント,露出等
が自動的に合わせられるようになっている。また、34は
シャッター制御回路で、レリーズスイッチ13の操作に応
じてシャッター32を制御する。上記レリーズスイッチ13
は、信号ライン36a ,36b によりシャッター制御回路34
に接続しており、レリーズスイッチ13に人の指が触れる
と(軽く押すと)信号ライン36a を介してタッチ信号を
シャッター制御回路34に送り、レリーズスイッチ13が押
されると信号ライン36b を介してON信号をシャッター
制御回路34に出力する。このシャッター制御回路34は、
レリーズスイッチ13からタッチ信号が送られてくるとス
タンバイモードとなり、オートフォーカス、EE機構に
よりピント及び露出を決定する共に、例えば1/60秒
の間隔でシャッター32を動作させる。
【0009】そして、上記シャッター32の動作に伴い、
被写体像がレンズ部12及びシャッター32を介して撮像素
子33の面に結像され、撮像素子33から被写体像に対する
信号、つまり、撮像信号が信号処理回路37へ送られる。
上記撮像素子33は、例えば光電変換半導体セルを多数個
配列して構成され、これらセルを信号処理回路37が順次
走査することにより、一般のテレビジョン信号に準じた
ビデオ信号、つまり、輝度信号Y及び色差信号R−Y,
B−Yを得ている。この信号処理回路37から出力される
画像信号は、信号ラインaを介して表示制御回路38へ送
られ、また、スイッチSW1 を介して変調回路39へ送ら
れると共にスイッチSW2 を介してA/D変換回路41へ
送られる。上記スイッチSW1 ,SW2 は、制御回路44
からのスイッチ信号S1 ,S2 によりオン/オフ制御さ
れる。上記A/D変換回路41は、信号処理回路37から送
られてくる輝度信号Y及び色差信号R−Y,B−Yをそ
れぞれデジタルデータに変換し、上記ICカード18に出
力する。このICカード18には、A/D変換回路41から
送られてくる画像データがメモリ制御回路43の制御に従
って順次記憶される。また、上記メモリ制御回路43に
は、制御回路44から制御信号が与えられると共に、シャ
ッター制御回路34からシャッター信号が与えられる。上
記メモリ制御回路43は、撮影モードにおいてシャッター
制御回路34からレリーズスイッチ13のON信号が与えら
れるとICカード18への画像データの書込み制御を行な
う。
【0010】一方、メモリ制御回路43は、制御回路44か
らの制御指令に応じてICカード18の記憶画像を読出
し、D/A変換回路45に入力する。上記ICカード18か
ら読出された画像は、D/A変換回路45によりアナログ
信号に変換され、信号ラインbを介して表示制御回路48
へ送られる。
【0011】また、上記変調回路39は、信号処理回路37
からスイッチSW1 を介して与えられる信号を変調して
記録回路46へ出力する。この記録回路46は、変調回路39
から送られてくる信号に基づいて記録ヘッド47a を駆動
し、上記FD17内に収納されている磁気シートに環状ト
ラックを形成するように画像情報を記録する。
【0012】上記FD17に記録された画像情報は、再生
モードにおいて再生ヘッド47b (一般には記録ヘッド47
a と共用)により読出され、再生回路51を介して復調回
路52へ送られる。この復調回路52は、再生信号を復調し
てエンコーダ53に入力し、元の輝度信号Y及び色差信号
R−Y,B−Yに戻して表示制御回路38へ出力する。こ
の表示制御回路88は、信号ラインa,b,cにより入力
される3系統の画像信号を制御回路44からの指示に従っ
て選択し、ファインダ14及び液晶表示パネル16に出力し
て表示する。
【0013】また、上記制御回路44には、シャッター制
御回路34からシャッター信号が与えられると共にキー入
力部15が接続される。このキー入力部15には、撮影モー
ド,再生モード、ICカード読出し/書込みモード等の
動作モードを指定する動作モード指定キー、動作モード
に応じてICカード18あるいはFD17の読出しアドレス
を前後させるフォワードキー及びバックキー等の各種操
作キーが設けられている。上記制御回路44は、キー入力
部15からのキー入力信号、シャッター制御回路34からの
シャッ夕ー信号に応じてスイッチSW1 ,SW2 をオン
/オフ制御すると共に、メモリ制御回路43,表示制御回
路38及び他の回路に制御指令を与える。
【0014】しかして、上記のように構成された電子ス
チルカメラにより写真を撮る場合には、キー入力部15の
キー操作により撮影モードを指定する。また、撮影画像
をICカード18に記憶させる場合には、ICカード18へ
の書込みモードを指定する。以下、このICカード書込
みモードか指定された場合の動作について説明する。制
御回路44は、上記撮影モード、ICカード書込みモード
等のモード指定に応じて、メモリ制御回路43に制御信号
を出力すると共にスイッチSW1 、SW2 をオフする。
更に制御回路44は、表示制御回路88に対し、信号ライン
aを選択してファインダ14に出力するように指示する。
この状態で撮影者がレリーズスイッチ13に指を軽く触れ
ると、タッチ信号が信号ライン36a を介してシャッター
制御回路34へ送られる。シャッター制御回路34は、タッ
チ信号が送られてくると、スタンバイモードとなり、オ
ートフォーカス機構、EE機構によりピント、露出を決
定すると共にシャッター32を1/60秒毎に動作させ
る。これにより被写体像がレンズ部12及びシャッター32
を介して撮像素子33の面に結像され、撮像素子33から投
影像に応じた輝度信号Y及び色差信号R−Y,B−Yが
出力され、信号ラインaを介して表示制御回路38へ送ら
れる。表示制御回路38は、信号ラインaにより送られて
くる信号を制御回路44の指示に従って選択し、ファイン
ダ14に表示する。このファインダ14への表示により撮影
者は、被写体の状態を確認することができ、シャッター
操作が可能となる。
【0015】そして、撮影者がレリーズスイッチ13を押
すと、ON信号が信号ライン36b を介してシャッター制
御回路34へ送られる。シャッター制御回路34は、ON信
号が与えられると、そのON信号をメモリ制御回路43及
び制御回路44に出力する。
【0016】上記制御回路44は、上記シャッターONが
与えられると、一定時間例えば1/60秒の間、スイッ
チSW1 ,SW2 をオンさせる。このスイッチSW1 ,
SW2 がオンすることにより、上記レリーズスイッチ13
のON時点における信号処理回路37の出力信号、つま
り、輝度信号Y及び色差信号R−Y,B−Yが変調回路
39及びA/D変換回路41に入力される。上記変調回路39
は、信号処理回路37から送られてくる画像信号を変調し
て記録回路46へ出力する。この記録回路46は、変調回路
39からの信号に基づいて記録ヘッド47a を駆動し、FD
17内に収納されている磁気シートに環状トラックを形成
するように画像情報を記録する。一方上記A/D変換回
路41は、信号処理回路37から送られてくる画像信号をデ
ジタルデータに変換してICカード18に入力する。この
ときメモリ制御回路43は、シャッター制御回路34からの
シャッターON信号に従ってICカード18の書込み制御
を行ない、A/D変換回路41から出力される画像情報を
ICカード18に記憶させる。
【0017】以下、同様にしてレリーズスイッチ13が押
されると、その時の撮影した画像情報がFD17に記録さ
れると共にICカード18に記憶される。
【0018】なお、ICカード18への書込みモードを指
定していない場合には、レリーズスイッチ13を押した時
にスイッチSW1 のみがオンし、撮影した画像情報はF
D17にだけ記録され、ICカード18への画像記憶は行な
われない。
【0019】上記のようにしてICカード18に記憶した
画像を確認したい場合には、キー入力部15のキー操作に
よりICカード18の読出しモードを指定する。このIC
カード18の読出しモードが指定されると、制御回路44は
メモリ制御回路43にICカード18の読出しを指示すると
共に、表示制御回路38に信号ラインbを選択してファイ
ンダ14及び液晶表示パネル16に出力するように指示す
る。メモリ制御回路43は、制御回路44からの指示に基づ
きICカード18の先頭アドレスに記憶している画像情報
を読出し、D/A変換回路45及び信号ラインbを介して
表示制御回路38へ出力し、ファインダ14及び液晶表示パ
ネル16に表示する。この状態でキー入力部15のフォワー
ドキーを操作することにより、ICカード18に記憶され
ている撮影画像がメモリ制御回路43の制御により順次読
出され、表示制御回路38を介してファインダ14及び液晶
表示パネル16に表示される。これによりICカード18に
記憶した画像を確認することができる。
【0020】また、上記FD17に記録した画像を再生し
たい場合は、再生モードを指定する。制御回路44は、再
生モードが指定されると、表示制御回路38に信号ライン
cを選択してファインダ14及び液晶表示パネル16に出力
するように指示すると共に、FD17に記録されている最
初の画像を再生ヘッド47b により読出し、再生回路51に
より増幅した後、復調回路52に入力して復調動作を行な
わせる。この復調回路52により復調された信号は、エン
コーダ53に入力されて元の輝度信号Y及び色差信号R−
Y,B−Yに戻され、信号ラインcを介して表示制御回
路38に送られる。この表示制御回路38は、エンコーダ58
から送られてくる画像信号を制御回路44の指示に従って
選択してファインダ14及び液晶表示パネル16に表示す
る。また、この状態でフォワードキーを操作することに
よってFD17の記録画像が順次読出され、ファインダ14
及び液晶表示パネル16に表示される。
【0021】次に上記電子スチルカメラ10から読出した
ICカード18をセットしてその記憶画像を表示する電子
手帳の構成について説明する。この電子手帳は、カラー
液晶テレビ機能とデータバンク機能を備えたもので、図
3ないし図5に示すように構成される。
【0022】図3は本発明を適用した電子手帳60の外観
構成を示すもので、同図(a)は手帳を開いた状態を示
す図、同図(b)は底面側から見た図である。図3にお
いて61はケースで、手帳形式となっており、表紙62とケ
ース本体63からなっている。このケース本体63は、表紙
62の内側に設けられ、手帳を開くと左側のページに位置
するようになっている。また、上記表紙62には、左右に
開閉できるように中央部の縦方向にヒンジ部64が形成さ
れている。
【0023】そして、ケース本体63の前面には、上方部
位にカラー液晶パネル65が配置され、その下方にテレビ
電源スイッチ66、チューニング用のアップキー67a 及び
ダウンキー67b が配置されると共に、スピーカ68が設け
られる。上記テレビ電源スイッチ66は、テレビのメイン
電源をオン/オフすると共に、電源オンの状態において
テレビのVHF/UHF受信モードを切換えられるよう
になっている。更にケース本体63の下側には図3(b)
に示すようにICカード挿入開口70が設けられ、このI
Cカード挿入開口70内に上記ICカード18を挿入するこ
とにより、その記憶情報が後述する内部回路により読取
られるようになっている。
【0024】また一方、表紙62の内側の右側のページに
は、キーボード69が設けられ、上記ケース本体63内の電
子回路に接続される。このキーボード69には、データ処
理用の各種入力キー及びデータ処理モードとテレビモー
ドを切換指定するモードキー等が設けられている。
【0025】図4は、上記ケース本体63内に設けられる
電子回路の全体の構成を示すブロック図である。同図に
おいて71はアンテナで、チューナ72に接続される。この
チューナ72は、アンテナ71で受信した電波の中から指定
チャンネルの電波を選択し、増幅及び中間周波数への変
換を行なってテレビリニア回路73へ出力する。テレビリ
ニア回路73は、チューナ72からの中間周波信号を増幅す
ると共に映像検波及びカラー処理を行ない、中間周波信
号IF及びカラー信号R,G,Bを制御回路74へ出力す
る。この制御回路74は、テレビ映像信号の表示制御及び
データ処理部(データバンク)の制御を行なうと共に、
ICカード挿入開口70に挿入されるICカード18の情報
読取り制御を行なうもので、その詳細については後述す
る。また、上記テレビリニア回路73は、同期信号を含む
複合映像信号を同期分離回路75へ出力すると共に音声信
号を音声回路76へ出力する。この音声回路76は、テレビ
リニア回路73からの音声信号を検波し、増幅して上記ス
ピーカ68を駆動する。
【0026】一方、同期分離回路75は、複合映像信号か
ら垂直同期信号φV 及び水平同期信号φH を分離して制
御回路74へ出力する。この制御回路74には、更にキー入
力部77及び電源回路78が接続される。上記キー入力部77
は、上記テレビ電源スイッチ66,アップキー67a ,ダウ
ンキー67b 及びキーボード69により構成される。制御回
路74は、キー入力部77におけるアップキー67a ,ダウン
キー67b が操作された際、中間周波信号IFを参照して
チューニング電圧VT をチューナ72に出力し、隣接チャ
ンネルを選択するためのチューニング制御を行なう。ま
た、制御回路74は、キー入力部77により指定されるモー
ド信号に応じてテレビON/OFF信号a,音声ON/
OFF信号b,データバンクON/OFF信号cを電源
回路78に与える。この電源回路78は、制御回路74及びそ
の他の回路に動作電圧を供袷するもので、上記制御回路
74からのON/OFF信号a,b,cに応じて各回路部
への動作電圧をON/OFFする。
【0027】更に、上誌制御回路74は、内部に設けられ
ているA/D変換回路によりテレビリニア回路73からの
カラー信号R,G,Bをそれぞれ4ビットのデジタルデ
ー夕D1 〜D4 に変換してシフトレジス夕79へ出力する
と共に、内部回路により各種タイミング信号φ1 ,φ2
,φc ,φF ,φn ,SRを発生して各回路部へ出力
する。上記シフトレジスタ79は、色別に3系統設けられ
ており、制御回路74から出力されるクロックパルスφ1
,φ2 により、上記デー夕(D1 〜D4 )×3を色別
に順次読込んでシフトし、その読込んだデータをラッチ
回路80へ出力する。このラッチ回路80は、シフトレジス
タ79からのデータをタイミング信号φn に同期してラッ
チし、ドライバ81へ出力する。このドライバ81には、電
源回路78から液晶用駆動電圧が供給されると共に、制御
回路74から階調信号作成用クロックφc 及びフレーム信
号φF が入力される。上記ドライバ81は、ラッチ回路80
にラッチされたデータに従って階調信号を作成し、カラ
ー液晶パネル65のセグメント電極Y1 〜Y408 をR,
G,Bの色別に表示駆動する。この場合、ドライバ81か
ら出力される駆動信号は、フレームφF に同期して反転
する。上記カラー液晶パネル65は、例えば2.7インチ
の大きさで、信号電極がR,G,Bの色別に各136ド
ット(合計408ドット)、走査電極が119ライン設
けられている。また、上記カラー液晶パネル65に対する
データバンクからのデータ表示は、例えば17×17
(×3)ドットのキャラクタエリアに16×16(×
3)ドットのキャラクタが表示されるようになってい
る。従って、カラー液晶パネル65には、横方向に8文
字、縦方向に7文字が表示される。
【0028】また、上記制御回路74からはシフトデータ
SR及びシフトクロックφn がコモン側シフトレジスタ
82へ送られる。このシフトレジスタ82は、上記シフトデ
ー夕SRをシフトクロックφn により読込んで順次シフ
トし、ドライバ83へ出力する。このドライバ83には、更
に制御回路74からフレーム信号φF が与えられると共
に、電源回路78から液晶駆動電圧が供給される。上記ド
ライバ83は、シフトレジス夕82からのシフトデータに応
じてカラー液晶パネル65の走査電極X1 〜X119を順次
選択的に駆動する。
【0029】図5は上記制御回路74の詳細を示すブロッ
ク図である。同図において91はCPUで、上記キー入力
部77が接続されると共に、タイミング発生回路92からク
ロックパルスが与えられる。このタイミング発生回路92
は、上記同期分離回路75から与えられる水平同期信号C
H ,垂直同期信号φV に基づいてCPU91へのクロック
パルスを発生すると共に、上記したタイミング信号S
R,φn ,φc ,φ1 ,φ2 ,φF を発生する。
【0030】上記CPU91は、キー入力部77からの動作
設定モードに応じて上記ON/OFF信号a,b,cを
発生し、上記電源回路78へ出力する。また、CPU91
は、キー入力部77におけるアップキー67a ,ダウンキー
67b の操作に応じてアップ/ダウン制御指令UP/DO
WNをテレビ制御回路93へ出力する。このテレビ制御回
路93は、CPU91からアップ/ダウン制御指令UP/D
OWNが与えられると、テレビリニア回路73からの中間
周波信号IFを参照してチューニング電圧VT を発生
し、チューナ72に出力する。
【0031】また、CPU91には、バスライン94を介し
てデータメモリ95,辞書ROM96,演算レジス夕97,表
示メモリ98が接続されると共に、ICカード挿入開口70
に挿入されるICカード18が接続される。上記表示メモ
リ98は、R,G,Bの色別に1画面分の表示データを記
憶するように構成されている。上記CPU91,データメ
モリ95,辞書ROM96,演算レジス夕97,表示メモリ98
の部分は、データ処理部(データバンク)を構成するも
ので、表示メモリ98の保持データが表示ポート99へ送ら
れる。また、この表示ポート99には、テレビリニア回路
73から送られてくる色信号R,G,BがA/D変換回路
100 を介して入力される。A/D変換回路100 は、電源
回路78から与えられる上限基準電圧VH 及び下限基準電
圧VL に基づいてアナログ色信号R,G,Bをそれぞれ
4ビットのデジタルデータD1 〜D4 に変換し、表示ポ
ート99に出力する。この表示ポート99には、更にCPU
91からその時の動作モードに応じた表示切換え信号がコ
ントロールバス101 を介して与えられる。上記表示ポー
ト99は、CPU91からの表示切換え信号に応じて表示メ
モリ98の保持データあるいはA/D変換回路100 の出力
データを選択してシフトレジスタ79へ出力する。そし
て、上記制御回路74は、CPU91及びデータメモリ95に
対して常時電波電圧が供袷されている。
【0032】上記のように構成された電子手帳におい
て、TVモードを指定する場合には、テレビ電源スイッ
チ66により電源をONしてVHFあるいはUHFの受信
モードを指定する。そして、このTVモードからデータ
バンクモードに切換える時、及びこのデータバンクモー
ドからTVモードに戻す時にはキーボード69上のモード
キーを操作する。また、ICカード挿入開口70に挿入し
たICカード18の記録画像を読出してカラー液晶パネル
65に表示する場合には、上記データバンクモードにおい
てICカード読出しモードを指定する。
【0033】上記キーボード69におけるモードキーの操
作によりデータバンクモードを指定すると、CPU91は
電波回路78に出力しているテレビON/OFF信号aを
ローレベル、データバンクON/OFF信号cをハイレ
ベルに切換え、TV映像回路の電源をOFFさせると共
にデータバンクの電源をONさせる。次いでCPU91は
表示ポート99に表示切換え指令を出力し、表示ポート99
を表示メモリ98側に切換える。これにより表示メモリ98
の保持データが表示ポート99により選択されて図4のシ
フトレジスタ79へ送られるようになり、カラー液晶パネ
ル65の表示がデータバンク側に切換えられる。従って、
この状態でキーボード69よりデータ入力を行なえば、デ
ータバンクの機能が動作し、入力データ,処理データ等
がカラー液晶パネル65に表示される。このデータバンク
モードでは、例えば電話番号の登録、検索、修正、演算
等のデータ処理を行なうことができる。
【0034】そして、上記データバンクモードにおいて
ICカード読出しモードを指定すると、CPU91により
ICカード18から先頭アドレスの画像情報が読出され、
表示メモリ98に書込まれる。この表示メモリ98に記憶さ
れた画像情報は、表示ポート99により順次読出されてシ
フトレジスタ79へ送られ、カラー液晶パネル65に表示さ
れる。そして、この状態でキーボード69におけるフォワ
ードキーを操作すると、CPU91はICカード18から次
のアドレスに記憶されている画像情報を読出して表示メ
モリ98に書込む。従って、カラー液晶パネル65には、表
示メモリ98に記憶された次の画像が表示される。以下、
同様にしてフォワードキーを操作することにより、IC
カード18に記憶されている画像情報が表示メモリ98に順
次読出され、カラー液晶パネル65に表示される。また、
この際、キーボード69に設けられているバックキーを操
作することにより、カラー液晶パネル65の表示画像を前
に戻すこともできる。更に数値キーの操作によりICカ
ード18の記憶アドレスを直接指定して、任意画像をカラ
ー液晶パネル65に表示させることも可能である。
【0035】上記のようにしてICカード18の記憶画像
を電子手帳のカラー液晶パネル65に表示させることがで
きる。
【0036】そして、上記のデータバンクモードからT
Vモードに切換える場合には、キーボード69のモードキ
ーにより「TV」モードを指定する。この「TV」モー
ドが指定されると、CPU91は電源回路78へのテレビO
N/OFF信号aをハイレベルとし、TV映像回路の電
源をONさせると共に、データバンクON/OFF信号
cをローレベルとし、データバンクの電源をOFFさせ
る。更にCPU91は表示ポート99に表示切換信号を送
り、表示ポート99をA/D変換回路100 側に切換える。
これによりテレビモードとなり、TV画像が表示ポート
99により選択され、カラー液晶パネル65に表示されるよ
うになる。
【0037】なお、上記図2の実施例における電子スチ
ルカメラでは、シャッ夕ー操作時の撮影画像を選択的に
ICカードに記憶するようにしたが、その他、撮影を終
了した後にFD17の記録画像を液晶表示パネル16に表示
して確認し、任意画像を選択してICカード18に記憶す
るようにしてもよい。この場合には、エンコーダ53の出
力信号を選択操作によりオン/オフされるスイッチを介
してA/D変換回路41に入力することにより、簡単に実
施することができる。
【0038】また、上記電子スチルカメラでは、レリー
ズスイッチ13に指を触れた時にシャッター制御により得
た画像をファインダ14のみに表示するようにしたが、同
時に液晶表示パネル16にも表示するようにしてもよい。
【0039】更に上記電子スチルカメラでは、FD17に
記録する画像と同じ情報量の画像をICカード18に記憶
するようにしたが、画像の情報量を低くしてより多数の
画像をICカード18に記憶するようにしてもよい。例え
ば画像情報をモノクロにしたり、階調を落としたり、画
素を粗くしたり等の手段により画像の情報量を低下させ
ることができる。
【0040】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、
定の記録メディアに保存記録されている任意の画像デー
タを他の記録メディアに保存記録できるようにしたこと
により、画像データの保存記録を行なう際の使い勝手を
向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子スチルカメラの背面斜視図である。
【図2】電子スチルカメラの全体回路構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】(a)は電子手帳の外観構成を示す正面図、
(b)は同図(a)の底面図である。
【図4】電子手帳の全体回路構成を示すブロック図であ
る。
【図5】図4における制御回路の詳細を示すブロック図
である。
【符号の説明】
10…電子スチルカメラ、11…カメラ本体、12…レンズ
部、13…レリーズスイッチ、14…ファインダ、15…キー
入力部、16…液晶表示パネル、17…FD、18…ICカー
ド、19…磁気記録装置部、20,21…カバー、31…光学
系、32…シャッター、33…撮像素子、34…シャッター制
御回路、36a ,36b …信号ライン、37…信号処理回路、
38…表示制御回路、39…変調回路、41…A/D変換回
路、43…メモリ制御回路、44…制御回路、45…D/A変
換回路、46…記録回路、47a …記録ヘッド、47b …再生
ヘッド、51…再生回路、52…復調回路、53…エンコー
ダ、SW1,SW2 …スイッチ、61…ケース、62…表
紙、63…ケース本体、64…ヒンジ部、65…カラー液晶パ
ネル、66…テレビ電源スイッチ、67a …アップキー、67
b …ダウンキー、68…スピーカ、69…キーボード、72…
チューナ、73…テレビリニア回路、74…制御回路、75…
同期分離回路、76…音声回路、77…キー入力部、78…電
源回路、79…シフトレジスタ、80…ラッチ回路、81…ド
ライバ、82…シフトレジスタ、83…ドライバ、91…CP
U、92…タイミング発生回路、93…テレビ制御回路、94
…バスライン、95…データメモリ、96…辞書ROM、97
…演算レジスタ、98…表示メモリ、99…表示ポート、10
0 …A/D変換回路、101 …コントロールバス。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/76 - 5/956 H04N 5/225 - 5/243 H04N 101:00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像画像を保存記録する電子カメラにお
    いて、 被写体像を撮像し画像データを出力する撮像手段と、 この撮像手段から出力された画像データを第1の画像デ
    ータ記録メディアに保存記録する第1の保存記録手段
    と、 この第1の保存記録手段により前記第1の画像データ記
    録メディアに保存記録された画像データの中から任意の
    画像データを選択する選択手段と、 この選択手段により選択された任意の画像データを、該
    画像データよりも画素を粗くした情報量の少ない画像デ
    ータの形態で第2の画像データ記録メディアに保存記録
    する第2の保存記録手段とを具備したことを特徴とする
    電子カメラ。
  2. 【請求項2】 前記第1の保存記録手段により前記第1
    の画像データ記録メディアに保存記録された画像データ
    を読み出して表示手段に表示させる表示制御手段を備
    え、 前記選択手段は、この表示制御手段により前記表示手段
    に表示される画像データの中から任意の画像データを選
    択することを特徴とする請求項1記載の電子カメラ。
  3. 【請求項3】 前記表示制御手段は、前記第2の保存記
    録手段により前記第2の画像データ記録メディアに保存
    記録された画像データを読み出して表示手段に表示させ
    る手段を含むことを特徴とする請求項2記載の電子カメ
    ラ。
  4. 【請求項4】 前記第1の保存記録手段は、前記画像デ
    ータをカメラ本体に対して着脱可能な前記第1の画像デ
    ータ記録メディアに保存記録することを特徴とする請求
    項1乃至3いずれかに記載の電子カメラ。
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