JP3514138B2 - プローブカバー取り外し機構および耳式体温計 - Google Patents

プローブカバー取り外し機構および耳式体温計

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、耳式体温計等のプ
ローブにプローブカバーを着脱するプローブカバー取り
外し機構およびこれを備える耳式体温計に関する。
【0002】
【従来の技術】病院等の医療機関や家庭などで体温の測
定を行う体温計として、耳腔(外耳道)内に突起状のプ
ローブ(赤外線取り入れ部)を挿入し、鼓膜およびその
周辺から放射される赤外線(熱線)をセンサーで検出
し、その赤外線の強度によって体温を測定する耳式体温
計が提案されている。
【0003】この耳式体温計は、体温測定に要する時間
が1〜2秒程度と短時間であり、特に、長時間待つこと
が不得意な乳児、幼児の体温を測定する場合には、その
利点が大きい。
【0004】ところで、耳式体温計で体温を測定する場
合、衛生管理上の点等から、プローブを直接耳腔内に挿
入するのではなく、プローブに使い捨ての樹脂製のプロ
ーブカバーを被せた状態で耳腔内に挿入し、体温測定後
は、使用済みのプローブカバーをプローブから取り外し
て廃棄処分する。
【0005】このプローブカバーは、プローブに対応す
るような筒形状をなし、その先端に赤外線が透過可能な
薄い膜を有し、基端は開放している構造のものである。
そして、その基端開口部よりプローブを挿入して装着す
る。
【0006】そして、特に病院等の医療機関では、衛生
管理上の点から使用済のプローブカバーについては、直
接触れることなく、体温計本体のプローブから速やかに
プローブカバーを取り外すことが要求される。そのた
め、プローブカバーをワンタッチで取り外すことができ
るプローブカバー取り外し機構が開発されている。この
プローブカバー取り外し機構の構造を図10および図1
1に基づき説明する。
【0007】従来のプローブカバー取り外し機構30
は、体温計のケーシング34に対しプローブ35の軸方
向(長手方向)に移動可能に設置され、プローブカバー
36を押圧する押圧部材31と、該押圧部材31をプロ
ーブ35の軸方向に移動させる押しボタン32と、押圧
された押しボタン32を元の位置に復帰させるバネ33
とで構成されている。
【0008】プローブカバー36をプローブ35に被せ
た後、プローブ35をプローブカバー36の先端方向に
押し込んでプローブカバー36の基端開口部とプローブ
35とをしまりばめすることにより、プローブ35にプ
ローブカバー36が装着される(図10参照)。
【0009】この状態から、バネ33の弾性力に抗して
押しボタン32を矢印C方向に押圧すると、それに伴い
押圧部材31がプローブ35の先端方向へ移動し、プロ
ーブカバー36のフランジ部37を押圧する(図11参
照)。これにより、プローブカバー36とプローブ35
とのしまりばめが解除され、プローブカバー36が浮き
上がり、プローブ35から取り外すことができる。
【0010】押しボタン32への押圧力を解除すると、
バネ33の弾性力により、押しボタンは元の位置(図1
0に示す位置)へ戻る。
【0011】しかしながら、このような従来のプローブ
カバー取り外し機構30では、次のような欠点がある。
【0012】押圧部材31の移動方向と押しボタン32
の押圧方向(矢印C方向)とが同方向であるため、押し
ボタン32全体をプローブ35の背面側に設置しなけれ
ばならず、プローブ35の背面側にそのためのスペース
を必要とする。これにより、プローブ35の背面側にお
けるケーシング34の表面に、測定スイッチのようなス
イッチ類等を配置することができず、設計上の制約を受
けるとともに、使い勝手が悪い。
【0013】また、押しボタン32とバネ33とが別部
品で構成されているため、部品点数が多く、しかも、押
しボタン32は、押圧部材31の基端部からケーシング
34の背面まで貫通して設置されるので、それ自体も大
型であり、それに伴い、バネ33も大型となる。このよ
うなことから、これらの部品を設置するために、広い設
置スペースを必要とするとともに、組み立て作業も複雑
となり、製造上不利となる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、構造
が簡易で、設置スペースが小さく、プローブカバーのプ
ローブからの取り外しを容易かつ確実に行うことができ
るプローブカバー取り外し機構およびこれを備えた耳式
体温計を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】このような目的は、下記
(1)〜(12)の本発明により達成される。
【0016】(1) 耳内に挿入されるプローブからプ
ローブカバーを取り外すプローブカバー取り外し機構で
あって、プローブカバーに当接し、取り外しの際プロー
ブカバーをプローブの先端方向に押圧する押圧部材と、
前記押圧部材を移動させる操作部材とを有し、前記操作
部材の操作方向が前記押圧部材の移動方向とほぼ直交す
る方向であることを特徴とするプローブカバー取り外し
機構。
【0017】(2) 前記押圧部材は、前記プローブの
基端外周部に、前記プローブの軸方向に移動可能に設置
されているものである上記(1)に記載のプローブカバ
ー取り外し機構。
【0018】(3) 前記押圧部材のプローブカバーと
当接する部分がほぼ円錐台形状をなしている上記(1)
または(2)に記載のプローブカバー取り外し機構。
【0019】(4) 前記操作部材と前記押圧部材と
が、カム機構を介して設置されている上記(1)ないし
(3)のいずれかに記載のプローブカバー取り外し機
構。
【0020】(5) 前記カム機構は、前記操作部材側
に形成されたテーパ状のカム面と、前記押圧部材側に形
成され、前記カム面に係合する突部とで構成される上記
(4)に記載のプローブカバー取り外し機構。
【0021】(6) 前記操作部材は、押しボタンと、
該押しボタンを押すことにより弾性変形する変形部とを
有し、前記変形部の弾性力により押しボタンが元の位置
に復帰するよう構成されている上記(1)ないし(5)
のいずれかに記載のプローブカバー取り外し機構。
【0022】(7) 前記変形部は、一対の円弧状の板
片で構成されている上記(6)に記載のプローブカバー
取り外し機構。
【0023】(8) 前記押しボタンと前記変形部とが
一体的に形成されている上記(6)または(7)に記載
のプローブカバー取り外し機構。
【0024】(9) 前記押圧部材の移動量を増大させ
る補助手段を有する上記(1)ないし(8)のいずれか
に記載のプローブカバー取り外し機構。
【0025】(10) 前記補助手段は、カム機構で構成
される上記(9)に記載のプローブカバー取り外し機
構。
【0026】(11) 上記(1)ないし(10)のいずれ
かに記載のプローブカバー取り外し機構を備えることを
特徴とする耳式体温計。
【0027】(12) プローブカバー取り外し機構の背
面側に測定スイッチを有する上記(11)に記載の耳式体
温計。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明のプローブカバー取
り外し機構および耳式体温計を添付図面に示す好適実施
例に基づいて詳細に説明する。
【0029】図1および図2は、それぞれ、本発明の耳
式体温計の実施例を示す正面図および側面図、図3およ
び図4は、それぞれ、本発明のプローブカバー取り外し
機構の構成を示す部分断面側面図および部分断面正面
図、図5および図6は、それぞれ、本発明のプローブカ
バー取り外し機構の構成を示す部分断面側面図および部
分断面正面図である。なお、説明の都合上、図1、図
2、図3、図5の上側を「上」、下側を「下」、図2、
図3、図5中の左側を「正面」または「先端」、右側を
「背面」または「基端」と言う。
【0030】図1および図2に示すように、耳式体温計
1は、鼓膜およびその周辺から発せられる赤外線の強度
を測定することにより体温を検出する赤外線体温計であ
り、検温部9を内蔵する体温計本体2と、体温計本体2
の正面に設置された電源スイッチ3および表示部5と、
体温計本体2の背面上部に設置された測定スイッチ4
と、耳腔内に挿入されるプローブ6と、プローブ6にプ
ローブカバー10を取り外すプローブカバー取り外し機
構7とを有している。以下、これらの構成について詳述
する。
【0031】体温計本体2は、ケーシング21を有して
いる。このケーシング21は、主に、ケーシングの前側
部分にある前筐体22、ケーシングの背側部分にある背
筐体23および蓋体24の3つの部材で構成されてい
る。
【0032】前筐体22の正面には、体温表示用の窓
(開口)50が形成されている。この窓50には、液晶
表示素子(LCD)よりなる表示装置(図示せず)が設
置され、測定した体温や、その他の情報(例えば、電池
残量、測定のための待ち時間)を表示する。また、窓5
0は、透明板51で覆われている。
【0033】また、前筐体22の正面には、電源のON
/OFFを行う電源スイッチ3が設置されている。
【0034】背筐体23の上部には、測定スイッチ4が
設置されている。この背筐体23は、前筐体22に対
し、ビス止め等により固定されている。
【0035】蓋体24は、前筐体22に対し、その下部
に着脱自在に設置されている。この蓋体24は、電池室
に電池(図示せず)を投入または交換する際に開閉され
る。
【0036】ケーシング21内には、検温部9、マイク
ロコンピュータ(制御手段)、ブザー等が、図示しない
回路基板に設置された状態で収納されている。なお、図
3〜図6では、これらの記載は省略されている。
【0037】プローブ6は、体温計本体2の上部正面側
に、設置されている。このプローブ6は、その外径が先
端に向かって漸減する筒形状をなしている。プローブ6
の先端外周部(縁部)は、耳腔内へ挿入したときの安全
性を考慮して、丸みを帯びた形状をなしている。
【0038】プローブ6の内部には、その先端開口61
から導入された赤外線(熱線)を検温部9の赤外線セン
サー(例えは、サーモパイル構成)へ導く図示しないラ
イトガイド(導波管)が設置されている。
【0039】プローブ6の基端部外周には、全周に渡っ
てリング状の凸部62が形成されている。後述するプロ
ーブカバー10をプローブ6に装着した際、この凸部6
2にプローブカバー10の内周面に形成される凹部15
が嵌合(係合)する。
【0040】なお、凸部62は、プローブ6の長手方向
に沿って複数個形成されていてもよい。
【0041】プローブカバー10は、プローブ6を被包
する筒状の第1の部分11と、第1の部分11より基端
側に位置し、第1の部分11より拡径した第2の部分1
2とを有する。そして、第1の部分11と第2の部分1
2との間(境界部)には、段差部13が形成されてい
る。
【0042】第1の部分11は、プローブ6の外形形状
に対応するよう、その外径および内径が先端に向かって
漸減する筒形状をなしている。そして、第1の部分11
の先端は、薄い膜14が設けられ、遮蔽(閉鎖)されて
いる。この膜14は、耳内から発せられる赤外線を透過
し得るものである。
【0043】このような第1の部分11の基端部、すな
わち段差部13付近には、プローブ6の外周部に形成さ
れた凸部62と係合(嵌合)し得る係合部(嵌合部)が
形成されている。この係合部は、第1の部分11の内周
面111に形成された凹部(溝)15で構成されてい
る。この凹部15は、第1の部分11の内周の全周に渡
ってリング状に形成され、プローブカバー10をプロー
ブ6に装着した際、プローブ6に形成された凸部62と
嵌合する。これにより、プローブ6に対し、プローブカ
バー10が確実に固定される。
【0044】本実施例においては、射出成形等により、
凹部15を形成する第1の部分11の肉厚を比較的厚く
することで、外周部を外側に突出することなく内周部に
凹部15が形成されている。
【0045】また、凹部15は、第1の部分11の内周
の全周に渡って形成されているため、周方向に対する方
向性がなく、すなわち、プローブ6に対する任意の回転
方向(回転角度)で凸部62と嵌合することができ、よ
って、プローブカバー10のプローブ6への装着操作を
容易に行うことができる。
【0046】また、係合部(凹部15)が第1の部分1
1に形成されているため、第2の部分12に形成するこ
とに比べて係合部と膜14との距離がより近くなってい
る。よって、プローブ6への装着により膜14に張力を
加える場合には、膜14を十分な張力で均一に張ること
ができ、膜14にしわや弛みが生じず、その結果、膜1
4に対する赤外線の透過性にムラが生じない。
【0047】凹部15は、第1の部分11の長手方向に
沿って複数個形成されていてもよい。
【0048】第2の部分12は、押圧部材70のプロー
ブカバー当接部71の外形形状に対応するよう、その外
径および内径が先端に向かって漸減する円錐台形状をな
している。
【0049】第2の部分12の基端は、開放しており、
その基端開口16の外周部には、鍔状のフランジ17が
形成されている。
【0050】また、第2の部分12の外周面(テーパ
面)121には、周方向に沿って複数の突部18が形成
されている。本実施例の場合、同一形状の4個の突部1
8が第2の部分12の外周面121の周方向に沿って等
間隔(90°間隔)で形成されている。
【0051】このようなスペーサ(突部18)を設けた
ことにより、重ねられたプローブカバー同士が密着する
ことが防止され、プローブカバー10を1個づつ確実に
分離して取り出すことができる。これにより、プローブ
カバー10をプローブ6に装着する作業を容易に行うこ
とができる。
【0052】また、突部18は、第2の部分12の外周
面121より外方に突出しているため、プローブカバー
10をプローブ6に装着する際、突部18がプローブカ
バー当接部71の外周面に当接してその装着を妨げる等
の悪影響も生じない。
【0053】段差部13は、プローブカバー10をプロ
ーブ6に装着した際等に、その内側が押圧部材7の先端
面73と当接する部分である。
【0054】プローブカバー10の構成材料としては、
膜14と本体部分(第1の部分11、段差部13、第2
の部分12)を別材料にすることもできるが、この2つ
の部分を融着する場合や一体成形する場合には、同一材
料で成形することが好ましいことから、ポリエチレンや
ポリプロピレン等の赤外線透過性の樹脂材料を用いるこ
とが望ましい。また、本体部分(第1の部分11と第2
の部分12)の厚さは、プローブ6への係合と取り外し
が可能となるように、充分な硬さと共に適度な柔軟性を
備えるような厚さに設定される。
【0055】なお、プローブカバー10全体の大きさに
対する、プローブカバー10の膜14の厚さとプローブ
カバー10の本体部分の厚さとプローブカバー10の凹
部15の深さの相対的な比率は、図3、図5に図示され
るものに限定されるものではない。
【0056】以上のようなプローブカバー10は、プロ
ーブカバー取り外し機構7によりプローブ6から取り外
される。
【0057】図3〜図6に示すように、プローブカバー
取り外し機構7は、プローブカバー10の第2の部分1
2と当接し、プローブカバー10をプローブ6の先端方
向に押圧する押圧部材70と、この押圧部材70をプロ
ーブ6の軸方向に移動させる操作部材8とで構成されて
いる。押圧部材70と操作部材8とは、後述するカム機
構を介して設置されている。
【0058】押圧部材70は、プローブカバー10の第
2の部分12と当接する部分であるプローブカバー当接
部71と、これより基端側に位置し、円筒状をなす円筒
部72とで構成されている。プローブカバー当接部71
と円筒部72とは、好ましくは一体的に形成されてい
る。これにより、部品点数の減少に寄与する。
【0059】プローブカバー当接部71は、その外径が
先端方向に向かって漸減するほぼ円錐台形状をなす中空
部材であり、ケーシング21の外部正面側に露出してい
る。プローブカバー当接部71の内側には、プローブ6
の基端部が挿通されている。
【0060】プローブカバー当接部71の先端面73
は、ほぼ平坦な面を構成している。プローブカバー10
付きのプローブ6を耳腔に挿入したとき、この先端面7
3は、耳腔入口付近に当接し、プローブ6の耳腔への挿
入深さを一定の深さに規制する。このため、常に適正条
件での体温測定が可能となり、耳腔への挿入深さの変動
による測定誤差を防止することができるとともに、プロ
ーブ6の耳腔内に深く入り過ぎて耳の奥部を傷つけると
いった不都合も生じない。
【0061】また、円筒部72は、前筐体22の上部に
形成された円形の開口25に挿通され、ケーシング21
内に位置している。押圧部材70は、円筒部72の外周
面が開口25の内周面と摺動することにより、プローブ
6に対しその軸方向に移動することができる。
【0062】円筒部72の基端側(背面側)には、傾斜
面75を備え、カム機構を構成する一対の突部74が形
成されている。
【0063】一方、操作部材8は、指等で図6中矢印A
方向に押圧し得る押しボタン81と、押しボタン81を
押すことにより弾性変形する変形部82とで構成されて
いる。押しボタン81と変形部82とは、好ましくは一
体的に形成されている。これにより、部品点数の減少に
寄与する。
【0064】押しボタン81は、前筐体22の上端に形
成された開口28よりケーシング21外へ突出してい
る。
【0065】変形部82は、円弧状に湾曲した弾性変形
可能な一対の板片83で構成されており、その弾性力
(復元力)により、押圧された押しボタン81を元の位
置に復帰させる役割を果たす。これらの板片83は、体
温計本体2に設置されたリング状の支持部材26の内側
に収納され、両板片83の上端は、押しボタン81の下
面に連結、一体化されている。両板片83の下端同士
は、所定距離離間している。
【0066】また、変形部82(両板片83)は、検温
部9またはプローブ6の基端部から検温部9に至る赤外
線の導光路を囲むように設置されている。これにより、
検温部9や赤外線の導光路の設置の邪魔とならず、好ま
しい。
【0067】支持部材26の基端部には、支持部材26
の内周に沿って、リブ27が形成されている。各板片8
3は、このリブ27に当接し、板片83の基端方向への
移動が規制される。
【0068】各板片83の先端側(正面側)には、カム
機構を構成する切欠き部84が形成されている。両切欠
き部84の上部には、それぞれ、テーパ状のカム面85
が形成されている。
【0069】前記押圧部材70に形成された突部74
は、これに対応する切欠き部84内に挿入され、カム面
85に係合する。押しボタン81の下方(矢印A方向)
への押圧操作により、両板片83が変形し、カム面85
が下方へ移動すると、これに伴い、突部74が傾斜面7
5を介してカム面85に沿って摺動し、これにより、押
圧部材70が先端方向(矢印B方向)へ移動する。この
ように、突部74と切欠き部84とで、操作部材8の操
作による変形部82の変位を押圧部材70の先端方向へ
の移動に変換するカム機構が構成される。
【0070】以上のように、プローブカバー取り外し機
構7では、押しボタン81の押圧操作の方向が押圧部材
70の移動方向とほぼ直交する方向であるため、押しボ
タン81を体温計本体2の上端に設置することができ
る。これにより、操作部材8がプローブ6の背面側の空
間を広く占領せず、よって、体温計本体2の背面上部に
測定スイッチ4を設置することができる。その結果、こ
れら複数の操作部材(ボタン、スイッチ類)を体温計本
体2の上部付近に集中して配置することができるので、
操作性(使い勝手)が良い。
【0071】プローブカバー取り外し機構7は、押圧部
材70と操作部材8の2つの部品で構成することができ
るので、部品点数が少なく、構造が簡易で、設置スペー
スも小さく、組み立ても簡単である。
【0072】押圧部材70の構成材料としては、一般材
料としてのオレフィン系樹脂、スチレン系樹脂、アセタ
ール樹脂などの樹脂材料(高分子材料)を用いることが
できるが、特に、摺動性の良好なスチレン系樹脂のAE
S(アクリロニトリル・エチレンプロピレンゴム・スチ
レン)、アセタール樹脂のPOM(ポリアセタール)等
が好ましい。
【0073】また、操作部材8の構成材料としては、バ
ネ性を付与できる一般材料としてのオレフィン系樹脂、
スチレン系樹脂、アセタール系樹脂などの樹脂材料(高
分子材料)を用いることができるが、特に、アセタール
樹脂のPOM(ポリアセタール)等が好ましい。
【0074】また、押圧部材70や操作部材8の構成材
料として、例えば、鉄または鉄系合金(例えば、ステン
レス鋼)、銅または銅系合金、アルミニウムまたはアル
ミニウム系合金、チタンまたはチタン系合金等の各種金
属材料を用いることもできる。
【0075】以下、耳式体温計1の使用方法について説
明する。まず、耳式体温計1を把持し、そのプローブ6
をプローブカバー10の内側に挿入し、押圧する。これ
により、プローブカバー10の凹部15がプローブ6の
凸部62と嵌合し、プローブカバー10がプローブ6に
装着・固定される。このとき、凸部62と凹部15との
嵌合により、プローブカバー10の装着・固定が確実か
つ安定的になされる。
【0076】また、このプローブカバー10の装着によ
り、押圧部材70は、基端方向へ押圧され、図3に示す
位置に移動する。
【0077】次に、測定者は、耳式体温計1の電源スイ
ッチ3をONの状態とし、所定時間経過後、体温計本体
2を把持し、プローブカバー10で被包されたプローブ
6を被測定者の耳腔内に挿入する。
【0078】次に、測定スイッチ4を所定時間押圧す
る。これにより、体温の測定がなされる。すなわち、鼓
膜から放射された赤外線(熱線)は、膜14を透過し、
ライトガイド内に導入され、その内面で反射を繰り返し
て検温部9の赤外線センサーに照射される。
【0079】検温部9からの信号は、マイクロコンピュ
ータに入力され、所定の演算処理が行われ、体温が求め
られる。求められた体温は、表示部5に表示される。
【0080】また、このようにして体温測定が終了した
ら、ブザーが鳴り、その旨が報知される。
【0081】体温測定終了後、プローブカバー10で被
包されたプローブ6を耳腔内から抜き取る。このとき、
プローブカバー10は、プローブ6に対し確実に固定さ
れているため、プローブカバー10がプローブ6から離
脱し、耳内に残るというような不都合は生じない。
【0082】次に、図5および図6に示すように、指で
押しボタン81を下方(矢印A方向)へ押圧する。これ
により、変形部82の両板片83がその曲率を増大する
ように変形し(撓み)、カム面85が下方へ移動する。
これに伴い、カム面85と係合している突部74が傾斜
面75を介してカム面85に沿って摺動し、押圧部材7
0が先端方向(矢印B方向)へ押し出される。
【0083】この押圧部材70の移動により、押圧部材
70のプローブカバー当接部71がプローブカバー10
の第2の部分12および段差部13を同方向に押圧す
る。その結果、凹部15と凸部62との嵌合が解除さ
れ、プローブカバー10が先端方向へ押し出され、使用
済みのプローブカバー10がプローブ6から取り外され
る。取り外された使用済みのプローブカバー10は、廃
棄処分に供される。
【0084】なお、押しボタン8を押圧する際、両板片
83の基端は、支持部材26のリブ27に係合している
ため、押圧部材70を先端方向へ押し出した反力により
両板片83が基端方向へ移動することはない。従って、
押圧部材70の先端方向への移動距離は、一定に保たれ
る。
【0085】押しボタン81から指を離し、その押圧力
を解除すると、板片83の弾性力(復元力)により、押
しボタン81は元の位置に復帰する。すなわち、操作部
材8は、図3および図4に示す状態に戻る。次回の体温
測定を行う場合には、前述した操作を繰り返し行う。
【0086】図7および図8は、それぞれ、プローブカ
バー取り外し機構の他の構成例を示す部分斜視図であ
る。これらの図に示すプローブカバー取り外し機構7’
の基本的構成は、前述したプローブカバー取り外し機構
7と同様であるが、プローブカバー取り外し機構7’
は、さらに、押圧部材70の先端方向への移動量を増大
させる補助手段90を有するものである。この補助手段
90は、主にカム機構で構成されている。以下、補助手
段90の構成を中心に説明する。
【0087】押圧部材70の下部には、押圧部材70の
移動方向を規制するガイドバー95が設けられ、一方、
支持部材26の対応する位置には、ガイドバー95が挿
入されるガイド溝96が形成されている。ガイドバー9
5は、ガイド溝96に沿って摺動し、これにより押圧部
材70が同方向に移動する。
【0088】ガイド溝96の両側部には、押圧部材70
側に向かって突出した一対の当接部91が形成されてい
る。各当接部91のガイド溝96と反対側には、それぞ
れ、異なる方向に傾斜するカム面92が形成されてい
る。
【0089】また、両板片83の下端同士は、ガイドバ
ー95を介して対向しており、その端面は、それぞれ、
対応するカム面92と同方向に傾斜した傾斜面94を構
成している。
【0090】図7に示すように、押しボタン81を押す
前の状態では、傾斜面75を備えた両突部74は、対応
する切欠き部84内に挿入され、両板片83の傾斜面9
4は、対応するカム面92に接触または対面している。
【0091】この状態で、押しボタン81を図6中の矢
印A方向へ押圧すると、図8に示すように、両板片83
がその曲率を増大するように変形し(撓み)、カム面8
5が下方へ移動し、これに伴い、カム面85と係合して
いる突部74が傾斜面75を介してカム面85に沿って
摺動し、押圧部材70が先端方向へ押し出される。ま
た、これと同時に、両板片83の下端同士が接近し、そ
の端面である傾斜面94が対応するカム面92に当接
し、カム面92に沿って摺動する。これにより、両板片
83の下端部が先端方向へ押し出され、両板片83の先
端側の端部側面93が押圧部材70の円筒部72のガイ
ドバー95近傍を図8中矢印方向へ押圧する。このよう
に、押圧部材70は、その下端部付近においても、補助
手段90により先端方向へ押圧され、押圧部材70の先
端方向への移動量を大きくとることができる。
【0092】押圧部材70の先端方向への移動によりプ
ローブカバー当接部71がプローブカバー10の第2の
部分12および段差部13を同方向に押圧し、これによ
り凹部15と凸部62との嵌合が解除され、プローブカ
バー10が先端方向へ押し出されてプローブカバー10
がプローブ6から取り外される点は、前述の実施例と同
様である。
【0093】補助手段90は、カム機構により構成され
たものであるが、本発明において、補助手段の構成は、
図示のものに限定されないことは、言うまでもない。
【0094】なお、図1〜図8に示す各実施例では、押
しボタン81は体温計本体2の上端に設置されている
が、これに限らず、例えば、図9に示すように、同様の
押しボタン81を体温計本体2の右側面(または左側面
でもよい)の上部に設け、当該押しボタン81の押圧方
向と押圧部材70の移動方向とがほぼ直交するようにし
てもよい。
【0095】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、プ
ローブカバー取り外し機構の構造が簡易で、設置スペー
スが小さく、プローブカバーのプローブからの取り外し
を容易かつ確実に行うことができる。
【0096】特に、操作部材の操作方向が押圧部材の移
動方向とほぼ直交する方向であるため、操作部材の押し
ボタンを体温計本体の端部に設置することができる。こ
れにより、操作部材がプローブの背面側の空間を広く占
領せず、よって、この部分のスペースを有効に利用する
ことができる。例えば、プローブの背面側に測定スイッ
チ等のスイッチ類を配置することができ、複数の操作部
材(ボタン、スイッチ類)を体温計本体の端部付近に集
中して配置することができるので、優れた操作性が得ら
れる。
【0097】また、プローブカバー取り外し機構を、押
圧部材と操作部材の2つの部品で構成することができる
ので、部品点数が少なく、小型化や製造コストの低減に
寄与するとともに、組み立ても簡単である。
【0098】また、補助手段を設置した場合には、押圧
部材の移動量を大きくとることができ、プローブカバー
の取り外しをより確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の耳式体温計の実施例を示す正面図であ
る。
【図2】本発明の耳式体温計の実施例を示す側面図であ
る。
【図3】本発明のプローブカバー取り外し機構における
プローブカバー装着時の構成を示す部分断面側面図であ
る。
【図4】本発明のプローブカバー取り外し機構における
プローブカバー装着時の構成を示す部分断面正面図であ
る。
【図5】本発明のプローブカバー取り外し機構における
プローブカバー取り外し時の構成を示す部分断面側面図
である。
【図6】本発明のプローブカバー取り外し機構における
プローブカバー取り外し時の構成を示す部分断面正面図
である。
【図7】プローブカバー取り外し機構の他の構成例(プ
ローブカバー装着時)を示す部分斜視図である。
【図8】プローブカバー取り外し機構の他の構成例(プ
ローブカバー取り外し時)を示す部分斜視図である。
【図9】本発明の耳式体温計の他の実施例を示す正面図
である。
【図10】従来のプローブカバー取り外し機構における
プローブカバー装着時の構成を示す部分断面側面図であ
る。
【図11】従来のプローブカバー取り外し機構における
プローブカバー取り外し時の構成を示す部分断面側面図
である。
【符号の説明】
1 耳式体温計 2 体温計本体 21 ケーシング 22 前筐体 23 背筐体 24 蓋体 25 開口 26 支持部材 27 リブ 28 開口 3 電源スイッチ 4 測定スイッチ 5 表示部 50 窓 51 透明板 6 プローブ 61 先端開口 62 凸部 7 プローブカバー取り外し機構 70、70’ 押圧部材 71 プローブカバー当接部 72 円筒部 73 先端面 74 突部 75 傾斜面 8 操作部材 81 押しボタン 82 変形部 83 板片 84 切欠き部 85 カム面 9 検温部 90 補助手段 91 当接部 92 カム面 93 端部側面 94 傾斜面 95 ガイドバー 96 ガイド溝 10 プローブカバー 11 第1の部分 111 内周面 12 第2の部分 121 外周面 13 段差部 14 膜 15 凹部 16 基端開口 17 フランジ 18 突部 30 プローブカバー取り外し機構 31 押圧部材 32 押しボタン 33 バネ 34 ケーシング 35 プローブ 36 プローブカバー 37 フランジ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開2000−41954(JP,A) 特開 平6−63023(JP,A) 特開 昭49−25988(JP,A) 実開 平4−95005(JP,U) 特公 昭52−19988(JP,B2) 特表 平5−503440(JP,A) 特許2526736(JP,B2) 特許3052379(JP,B2) 実用新案登録2513636(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 5/00 101 G01J 5/02 G01K 7/00 341 G12B 9/04

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 耳内に挿入されるプローブからプローブ
    カバーを取り外すプローブカバー取り外し機構であっ
    て、 プローブカバーに当接し、取り外しの際プローブカバー
    をプローブの先端方向に押圧する押圧部材と、 前記押圧部材を移動させる操作部材とを有し、 前記操作部材の操作方向が前記押圧部材の移動方向とほ
    ぼ直交する方向であることを特徴とするプローブカバー
    取り外し機構。
  2. 【請求項2】 前記押圧部材は、前記プローブの基端外
    周部に、前記プローブの軸方向に移動可能に設置されて
    いるものである請求項1に記載のプローブカバー取り外
    し機構。
  3. 【請求項3】 前記押圧部材のプローブカバーと当接す
    る部分がほぼ円錐台形状をなしている請求項1または2
    に記載のプローブカバー取り外し機構。
  4. 【請求項4】 前記操作部材と前記押圧部材とが、カム
    機構を介して設置されている請求項1ないし3のいずれ
    かに記載のプローブカバー取り外し機構。
  5. 【請求項5】 前記カム機構は、前記操作部材側に形成
    されたテーパ状のカム面と、前記押圧部材側に形成さ
    れ、前記カム面に係合する突部とで構成される請求項4
    に記載のプローブカバー取り外し機構。
  6. 【請求項6】 前記操作部材は、押しボタンと、該押し
    ボタンを押すことにより弾性変形する変形部とを有し、
    前記変形部の弾性力により押しボタンが元の位置に復帰
    するよう構成されている請求項1ないし5のいずれかに
    記載のプローブカバー取り外し機構。
  7. 【請求項7】 前記変形部は、一対の円弧状の板片で構
    成されている請求項6に記載のプローブカバー取り外し
    機構。
  8. 【請求項8】 前記押しボタンと前記変形部とが一体的
    に形成されている請求項6または7に記載のプローブカ
    バー取り外し機構。
  9. 【請求項9】 前記押圧部材の移動量を増大させる補助
    手段を有する請求項1ないし8のいずれかに記載のプロ
    ーブカバー取り外し機構。
  10. 【請求項10】 前記補助手段は、カム機構で構成され
    る請求項9に記載のプローブカバー取り外し機構。
  11. 【請求項11】 請求項1ないし10のいずれかに記載
    のプローブカバー取り外し機構を備えることを特徴とす
    る耳式体温計。
  12. 【請求項12】 プローブカバー取り外し機構の背面側
    に測定スイッチを有する請求項11に記載の耳式体温
    計。
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