JP3513787B2 - Lc複合部品 - Google Patents

Lc複合部品

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JP3513787B2
JP3513787B2 JP30602896A JP30602896A JP3513787B2 JP 3513787 B2 JP3513787 B2 JP 3513787B2 JP 30602896 A JP30602896 A JP 30602896A JP 30602896 A JP30602896 A JP 30602896A JP 3513787 B2 JP3513787 B2 JP 3513787B2
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    • HELECTRICITY
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    • H03H1/00Constructional details of impedance networks whose electrical mode of operation is not specified or applicable to more than one type of network
    • H03H2001/0021Constructional details
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    • HELECTRICITY
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  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、積層チップ型の
LC複合部品に関するもので、特に、コンデンサ部分と
インダクタ部分とを一体焼結して得られるLC複合部品
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】たとえばパッシブフィルタとして、イン
ダクタとコンデンサとを組み合わせて積層チップ型とし
たLC複合部品が用いられている。このLC複合部品
は、磁性体グリーンシートおよび誘電体グリーンシート
のそれぞれを積層して得られる積層体、すなわちインダ
クタとなる磁性体セラミック部分とコンデンサとなる誘
電体セラミック部分とを互いに重ね合わせた上で一体焼
結してなる部品本体を備えている。
【0003】しかしながら、種々ある誘電体セラミック
材料のうち、磁性体セラミック材料と直接に一体焼結し
得るものは限られている。それにも関わらず、LC複合
部品の需要者は、多様な用途に応えるため、あらゆる誘
電体セラミック材料が、LC複合部品における誘電体セ
ラミック部分において用いられ得ることを望んでいる。
【0004】誘電体セラミック部分と磁性体セラミック
部分とを一体焼結させる技術を採用しながらも、上述の
要望に応えるためには、種類の異なる材料を組み合わせ
ても常に良好な接合が達成されるよう、焼結挙動および
拡散種を制御するとともに、一体焼結温度から常温に戻
す際に接合界面に生じる応力を、誘電体セラミックおよ
び磁性体セラミックの双方の破壊強度以下に制御する必
要がある。
【0005】これに関して、興味ある技術として、次の
ようなものがある。たとえば、特開昭64−61015
号公報では、セラミック誘電体層にホウケイ酸ガラスを
含有させてセラミック誘電体層とセラミック磁性体層と
の各線膨張率を近似させることが記載されている。この
場合のガラス添加は、熱膨張係数の差によってもたらさ
れる応力の緩和を目的としている。
【0006】特公平8−8201号公報では、セラミッ
ク誘電体および/またはセラミック磁性体にアルカリ土
類酸化物を含有するホウケイ酸ガラスを含有させて、セ
ラミック誘電体層とセラミック磁性体層との各線膨張率
を近似させることが記載されている。この場合のガラス
添加も、熱膨張係数の差によってもたらされる応力の緩
和を目的としている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、誘電
体セラミックおよび/または磁性体セラミックにホウケ
イ酸ガラスを添加することによって得ようとする効果
は、誘電体セラミックおよび磁性体セラミックの各熱膨
張係数とホウケイ酸ガラスの熱膨張係数とを合成するこ
とによって、コンデンサ部分とインダクタ部分との熱膨
張係数を制御しようとすることである。
【0008】しかしながら、幅広い熱膨張係数に対応す
るには、ガラスの熱膨張係数だけを変化させる手法には
無理ないしは限界がある。ホウケイ酸ガラスの熱膨張係
数を変化させるには、まず、ホウケイ酸ガラスの組成お
よび組成比を変化させる必要がある。ホウケイ酸ガラス
の組成および組成比を変化させると、ガラスの物理的お
よび化学的特性が変化する。特にガラス軟化点が有効な
指標となるガラス粘度は大きく変化する。この粘度が変
化することにより、コンデンサ部分およびインダクタ部
分の焼結性が変化する。このため、熱膨張係数だけでな
く、焼結温度まで変化していまい、一体焼成したときに
は、部品本体に剥がれや反りなどの欠陥が生じてしま
う。
【0009】また、上記公報は、誘電体セラミックおよ
び磁性体セラミックに含有されるガラスが接合性にどの
ような影響を及ぼすかについて全く言及していない。実
際、上述したようにガラスの組成および組成比を変化さ
せ、そのため、ガラス粘度が変化すると、コンデンサ部
分とインダクタ部分との間での組成種の相互拡散速度や
反応性が変化し、接合性が変化してしまう。
【0010】また、誘電体セラミック層および磁性体セ
ラミック層に含有されるホウケイ酸ガラスは、組成比に
よって、耐湿性、耐酸性および耐アルカリ性が劣化する
ことがある。この原因の主なものの一つに、B2 3
含有が挙げられる。特に、低SiO2 領域では、このこ
とが顕著である。ガラスのB2 3 含有に伴う信頼性の
低下は、たとえばコンデンサ部分の誘電体セラミック層
において層間マイグレーションを引き起こし、LC複合
部品の致命的な欠陥につながることがある。
【0011】そこで、この発明の目的は、上述した問題
を解決し得るLC複合部品を提供しようとすることであ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明は、誘電体セラ
ミック層と電極層との積層構造を有するコンデンサ部分
と、磁性体セラミック層と電極層との積層構造を有する
インダクタ部分とを一体焼成して得られた部品本体を備
える、LC複合部品に向けられるものであって、上述し
た技術的課題を解決するため、次のような構成を採用し
たことを特徴としている。
【0013】すなわち、この発明では、誘電体セラミッ
ク層は、800℃以下の軟化点をもち、B 2 3 を含まな
いケイ酸塩ガラスを0.5wt%〜90wt%含有す
る。磁性体セラミック層は、ガラスを含有しないか、ま
たは、800℃以下の軟化点をもち、B 2 3 を含まない
ケイ酸塩ガラスを0.5wt%〜90wt%含有する。
【0014】また、前記誘電体セラミック層および前記
磁性体セラミック層に含有される前記ケイ酸塩ガラス
は、主成分として、少なくとも1種のMa 2 O(Maは
アルカリ金属)を1mol%〜15mol%と、少なく
とも1種のMeO(Meはアルカリ土類金属)を20m
ol%〜70mol%と、SiO 2 を5mol%〜60
mol%と、Bi 2 3 を0.5mol%〜70mol%
とを含む。さらに、前記コンデンサ部分と前記インダク
タ部分との一体焼結温度が1000℃以下であり、前記
コンデンサ部分と前記インダクタ部分とがガラスの相互
拡散によって接合されている。
【0015】また、ガラスは、副成分として、TiO2
を50 mol%以下とCuOを50 mol%以下とを含むも
の、Al2 3 およびZrO2 の少なくとも一方を10
mol%以下含むもの、ZnO、Co3 4 およびNiO
の少なくとも1種を5 mol%以下含むもの、少なくとも
1種の希土類酸化物を5 mol%以下含むもの、あるい
は、これらの組合せを含むものであることが好ましい。
【0016】
【発明の実施の形態】図1には、この発明の一実施形態
によるLC複合部品1の外観が斜視図で示されている。
LC複合部品1は、コンデンサ部分2とインダクタ部分
3とを一体焼成して得られた部品本体4を備え、部品本
体4の端面上には、複数の外部電極5が形成されてい
る。
【0017】詳細には図示しないが、コンデンサ部分2
は、誘電体セラミック層と電極層との積層構造を有し、
インダクタ部分3は、磁性体セラミック層と電極層との
積層構造を有している。上述した誘電体セラミック層の
み、または、誘電体セラミック層および磁性体セラミッ
ク層には、800℃以下の軟化点をもつガラスが含有さ
れ、コンデンサ部分2とインダクタ部分3との一体焼結
温度が1000℃以下とされている。
【0018】このような構成のLC複合部品1におい
て、コンデンサ部分2とインダクタ部分3との接合性
は、主に誘電体セラミック層のみ、または、誘電体セラ
ミック層および磁性体セラミック層に含有される上述し
た低軟化点ガラスの相互拡散で得ようとしている。この
ような低軟化点ガラスを用いた相互拡散による接合手法
によると、低温焼結に有利であるだけでなく、ガラスを
含有する誘電体セラミック層のみ、または、誘電体セラ
ミック層および磁性体セラミック層における残留応力
は、ガラスのガラス歪み点以上では無視できるため、低
軟化点ガラスを使用することにより、ガラス歪み点以下
での熱膨張係数が同じまたはほぼ同じであれば、ガラス
無添加での固相反応による接合と比較して、接合界面に
かかる応力(残留応力)を著しく低減できる。このとき
の焼結温度と残留応力との関係は、主にガラスの軟化点
を代表的指標とするガラス粘度とガラスに対する誘電体
および磁性体の各濡れ性とによって決定される。
【0019】一方、LC複合部品1の電極層には、たと
えば金、銀または銅を主成分とする比抵抗の小さい金属
を内蔵化する必要がある。このためには、誘電体セラミ
ック層および磁性体セラミック層はともに1000℃以
下の温度で焼成される必要がある。誘電体セラミック層
のみ、または、誘電体セラミック層および磁性体セラミ
ック層に添加されるガラスとして、上述した800℃以
下の軟化点をもつガラスを用いたとき、1000℃以下
の温度での焼成を可能とする。
【0020】また、前述したように、B23を含有する
ガラスは、組成比によっては、耐湿性、耐酸性および耐
アルカリ性において劣る。この発明において、ガラスと
して、B23を含まないケイ酸塩ガラスが用いられる。
このように、ガラスの組成からB23を除外することに
より、ガラスを結晶化させやすくし、ガラスの耐化学性
を高くできるため、コンデンサ部分の誘電体セラミック
層における層間マイグレーションを防止し、LC複合部
品の信頼性を向上させることができる。また、ガラスの
結晶化は、ガラス強度も向上させるため、ガラス歪み点
以下で生じる残留応力に対しても有利となる。
【0021】上述した800℃以下の軟化点をもつガラ
スは0.5wt%〜90wt%の範囲で添加される。
一般的に、固相反応接合では、約10mm角の接合面を
1000℃で接合しようとしたとき、接合されるべき材
料のヤング率やポアソン比によって若干の違いがある
が、熱膨張係数の差が0.5×10-6/℃より大きくな
ると、接合界面にクラックが生じることがわかってい
る。これに対して、800℃以下の軟化点をもつガラス
を0.5wt%〜90wt%添加することにより、コン
デンサ部分2とインダクタ部分3との熱膨張係数の差が
0.5×10-6/℃よりも大きくても接合界面にクラッ
クが生じることがない。
【0022】また、前述したように、ガラスは、主成分
として、少なくとも1種のMa2O(Maはアルカリ金
属)を1mol%〜15mol%と、少なくとも1種の
MeO(Meはアルカリ土類金属)を20mol%〜7
0mol%と、SiO2を5mol%〜60mol%
と、Bi23を0.5mol%〜70mol%とを含
【0023】ここで、Ma2 O(Maはアルカリ金属)
は、ガラス粘度を低下させる働きがある。Ma2 Oが1
mol%未満であると、ガラス化温度が高くなりすぎ、1
000℃以下での焼結が困難となる。他方、15 mol%
を越えると、誘電体の耐湿性とQとが低下する。MeO
(Meはアルカリ土類金属)は、誘電体とガラスとの反
応を促進させる働きがある。MeOが20 mol%未満で
あると、誘電体との反応が進まず、1000℃以下での
焼結が困難となる。しかも、MeOは、ガラス化温度を
上昇させ、Q値に悪影響を及ぼす。MeOが70 mol%
を越えると、1000℃以下での焼結が困難となり、Q
値が著しく悪化してしまう。
【0024】SiO2 が70 mol%を越えると、ガラス
化温度が高くなりすぎ、1500℃以下ではガラス化し
ない。また、SiO2 が5 mol%未満であると、焼結体
の収縮率のばらつきが大きくなり、部品本体4の基材と
しての実用に耐え得ない。Bi2 3 は、誘電体および
磁性体とガラスとの反応を促進させ、ガラス粘度を低下
させる働きがある。Bi2 3 が0.5 mol%未満であ
ると、1000℃以下での焼結が困難となり、70 mol
%を越えると、内部の電極層と反応してしまい、また耐
湿性も著しく低下してしまう。
【0025】また、前述したように、ガラスは、副成分
として、TiO2 を50 mol%以下とCuOを50 mol
%以下とを含むもの、Al2 3 およびZrO2 の少な
くとも一方を10 mol%以下含むもの、ZnO、Co3
4 およびNiOの少なくとも1種を5 mol%以下含む
もの、少なくとも1種の希土類酸化物を5 mol%以下含
むもの、あるいは、これらの組合せを含むものであるこ
とが好ましい。
【0026】ここで、TiO2 は、誘電体とガラスとの
反応を促進させ、誘電体セラミック層の誘電率を高め、
化学的耐久性を高める働きをする。しかし、TiO2
50mol%を越えると、ガラスの溶融温度を高くし、1
000℃以下の焼成が困難となる。CuOは、誘電体お
よび磁性体とガラスとの反応を促進させ、さらにガラス
の結晶化材として働く。しかし、CuOが50 mol%を
越えると、Qが著しく劣化する。
【0027】Al2 3 およびZrO2 は、ガラスおよ
び部品本体4の化学的耐久性を高める働きをする。しか
し、Al2 3 やZrO2 が10 mol%を越えると、ガ
ラスの溶融温度を高くし、1000℃以下の焼結が困難
となる。ZnO、Co3 4 およびNiOは、磁性体と
ガラスとの反応を促進させ、磁性体の磁気特性を向上さ
せる。しかし、ZnOやCo3 4 やNiOが5 mol%
を越えると、1000℃以下での焼結が困難となる。
【0028】希土類酸化物は、誘電体および磁性体とガ
ラスとの反応を促進させ、誘電率を高める働きがある。
しかし、その添加量が5 mol%を越えると、化学的耐久
性が劣化する。
【0029】
【実施例1】誘電体セラミック材料として、BaTiO
3 系材料を用いた。このBaTiO 3 系材料に添加する
ガラスとして、以下の表1に示すようなガラスDG1、
DG2、DG3およびDG4を用意した。ここで、ガラ
スDG1、DG2およびDG3は、この発明の範囲内の
ものであり、ガラスDG4は、比較例として用意された
この発明の範囲外のアルカリ土類金属酸化物含有ホウケ
イ酸ガラスである。
【0030】
【表1】
【0031】他方、磁性体セラミック材料として、Ni
−Znフェライト材料を用いた。このNi−Znフェラ
イト材料に添加するガラスとして、以下の表2に示すよ
うなガラスFG1、FG2、FG3およびFG4を用意
した。ここで、ガラスFG1、FG2およびFG3は、
この発明の範囲内のものであり、ガラスFG4は、比較
例として用意されたこの発明の範囲外のものである。
【0032】
【表2】
【0033】次に、BaTiO3 系誘電体セラミック材
料には、適当量のバインダ、可塑剤および溶剤ととも
に、ガラスDG1、DG2、DG3およびDG4の各々
を、以下の表3に示す割合で添加し、これらを混練して
誘電体材料のスラリーを得た。また、Ni−Znフェラ
イト材料には、適当量のバインダ、可塑剤および溶剤と
ともに、ガラスFG1、FG2、FG3およびFG4の
各々を、表3に示す割合で添加し、これらを混練して磁
性体材料のスラリーを得た。
【0034】
【表3】
【0035】上述のようにして得られた誘電体スラリー
および磁性体スラリーのそれぞれを、ドクターブレード
法により厚さ100μm以下のシート状に成形した。成
形されたセラミックグリーンシートを縦12mm、横12
mmの寸法にカットし、誘電体グリーンシートには静電容
量取得のための内部電極パターンを、磁性体グリーンシ
ートにはインダクタンス取得のためのコイル電極パター
ンを、それぞれ、Ag/Pdペーストで印刷した。
【0036】次いで、コンデンサ部分とインダクタ部分
とからなる部品本体を得るべく、誘電体グリーンシート
と磁性体グリーンシートとをそれぞれ積み重ね、この積
層体を3mmの厚さになるようにプレスした。このとき、
コンデンサ部分の厚さとインダクタ部分の厚さとは同等
とした。このようにして得られた積層体を、次いで、9
00℃〜1000℃の温度で2時間焼成し、部品本体を
得た。そして、この部品本体の端面に外部電極を付与し
た。この外部電極の付与には、Ag粉末にガラスフリッ
トおよび有機ビヒクルを加えた導電性ペーストを塗布
し、800℃で30分間焼き付けることを行なった。
【0037】このようにして、図1に示すような外観を
有するLC複合部品を得た。このLC複合部品に関し
て、焼結性、ならびに、接合性、Δα(=α2 −α1
α1 は誘電体セラミック材料の熱膨張係数、α2 は磁性
体セラミック材料の熱膨張係数)、および接合界面での
クラックの有無のような機械的特性をそれぞれ評価し、
これらも表3に併せて示した。
【0038】表3に示すように、磁性体セラミック材料
に比較例であるガラスFG4を1wt%添加した試料5、
10、15および20では、焼結性が低く、1000℃
以下では適正に焼結しなかった。また、誘電体セラミッ
ク材料に比較例であるガラスDG4を18wt%添加した
試料16〜20では、焼結性が低いばかりでなく、コン
デンサ部分とインダクタ部分との接合界面にクラックが
発生した。
【0039】これに対して、誘電体セラミック材料に添
加されるガラスが800℃以下の軟化点をもつガラスD
G1、DG2またはDG3であり、このガラスの添加量
が18wt%であるとともに、磁性体セラミック材料に添
加されるガラスが800℃以下の軟化点をもつガラスF
G1、FG2またはFG3であり、このガラスの添加量
が1wt%である、この発明の範囲内にある試料2〜4、
7〜9、および12〜14では、焼結性および機械的特
性がともに良好であった。
【0040】また、誘電体セラミック材料にのみ、80
0℃以下の軟化点をもつガラスDG1、DG2またはD
G3が添加された、この発明の範囲内にある試料1、6
および11においても、上述の試料2〜4、7〜9、お
よび12〜14と同様、焼結性および機械的特性がとも
に良好であった。また、試料1〜4、6〜9、および1
1〜14と、試料5、10、および15〜20とを比較
することにより、誘電体セラミック材料および/または
磁性体セラミック材料に添加されるガラスの組成からB
2 3 を除外する意義を見出すこともできる。すなわ
ち、上記ガラスの組成からB2 3 を除外したケイ酸塩
ガラスを用いた試料1〜4、6〜9、および11〜14
によれば、B2 3 を含有したガラスを用いた試料5、
10、および15〜20に比べて、焼結性および機械的
特性がともに良好であると言うことができる。これは、
ガラスの組成からB23 を除外することにより、ガラ
スを結晶化させやすくでき、強度を向上させることがで
きるためであり、残留応力に対して有利となる。さら
に、ガラスの耐化学性を高くできるため、コンデンサ部
分の層間マイグレーションを防止し、LC複合部品の信
頼性を向上させることができる。
【0041】他方、表3を参照する限り、比較例である
ガラスDG4を誘電体セラミック材料に50wt%添加す
るとともに、磁性体セラミック材料にガラスFG1、F
G2またはFG3を10wt%あるいはFG4を20wt%
添加した試料21〜24では、焼結性および機械的特性
がともに良好であったことがわかる。しかしながら、こ
れら試料21〜24では、プレッシャークッカーテスト
を実施したとき、10時間以内に絶縁抵抗が1012から
106 にまで劣化した。
【0042】これに対して、この発明の範囲内にある試
料1〜4、6〜9、および11〜14では、プレッシャ
ークッカーテストを実施したとき、150時間以上経過
した後も絶縁抵抗は1012に維持された。
【0043】
【実施例2】誘電体セラミック材料として、Al2 3
系材料を用いた。他方、磁性体セラミック材料として
は、実施例1と同様、、Ni−Znフェライト材料を用
いた。また、Al2 3 系材料およびNi−Znフェラ
イト材料にそれぞれ添加するガラスとしては、前の表1
に示すようなガラスDG1、DG2、DG3およびDG
4、ならびに前の表2に示すようなガラスFG1、FG
2、FG3およびFG4を用いた。
【0044】次に、Al2 3 系誘電体セラミック材料
には、適当量のバインダ、可塑剤および溶剤とともに、
ガラスDG1、DG2、DG3およびDG4の各々を、
以下の表4に示す割合で添加し、これらを混練して誘電
体材料のスラリーを得た。また、Ni−Znフェライト
材料には、適当量のバインダ、可塑剤および溶剤ととも
に、ガラスFG1、FG2、FG3およびFG4の各々
を、表4に示す割合で添加し、これらを混練して磁性体
材料のスラリーを得た。
【0045】
【表4】
【0046】上述のようにして得られた誘電体スラリー
および磁性体スラリーをそれぞれ用いて、実施例1と同
様の手法により、内部電極パターンが印刷された誘電体
グリーンシートおよびコイル電極パターンが印刷された
磁性体グリーンシートをそれぞれ作製し、これらグリー
ンシートを積み重ね、プレスして、積層体を得た。次い
で、この積層体を、900℃の温度で2時間焼成し、部
品本体を得た。そして、この部品本体の端面に、実施例
1と同様、外部電極を付与して、図1に示すような外観
を有するLC複合部品を得た。このLC複合部品に関し
て、実施例1と同様、焼結性、ならびに、接合性、Δ
α、および接合界面でのクラックの有無のような機械的
特性をそれぞれ評価し、これらも表4に併せて示した。
【0047】表4に示すように、磁性体セラミック材料
に比較例であるガラスFG4を添加した試料29、3
4、39および44では、焼結性が低く、1000℃以
下の900℃では焼結しなかった。このことは、ガラス
FG4の添加量を増やしても同様であった。また、誘電
体セラミック材料に比較例であるガラスDG4を添加し
た試料40〜44では、焼結性が低いばかりでなく、コ
ンデンサ部分とインダクタ部分との接合界面にクラック
が発生した。
【0048】これに対して、誘電体セラミック材料に添
加されるガラスがガラスDG1、DG2またはDG3で
あるとともに、磁性体セラミック材料に添加されるガラ
スがガラスFG1、FG2またはFG3である場合、す
なわち、800℃以下、より特定的には780℃以下の
軟化点をもつガラスを添加した誘電体セラミック材料と
磁性体セラミック材料とを組み合わせた場合、この発明
の範囲内にある試料26〜28、31〜33、および3
6〜38において現れているように、焼結性および機械
的特性がともに良好であった。
【0049】また、誘電体セラミック材料にのみ、80
0℃以下の軟化点をもつガラスDG1、DG2またはD
G3が添加された、この発明の範囲内にある試料25、
30および35においても、上述の試料26〜28、3
1〜33、および36〜38と同様、焼結性および機械
的特性がともに良好であった。また、この実施例2にお
いても、試料25〜28、30〜33、および35〜3
8と、試料29、34、および39〜44とを比較する
ことにより、誘電体セラミック材料および/または磁性
体セラミック材料に添加されるガラスの組成からB2
3 を除外することにより、焼結性および機械的特性がと
もに良好になることがわかる。すなわち、前述した実施
例1と同様、ガラスの組成からB2 3を除外すること
により、ガラスを結晶化させやすくでき、強度を向上さ
せることができるため、残留応力に対して有利となると
ともに、ガラスの耐化学性を高くできるため、コンデン
サ部分の層間マイグレーションを防止し、LC複合部品
の信頼性を向上させることができる、ということが理解
できる。
【0050】
【発明の効果】このように、コンデンサ部分とインダク
タ部分との一体焼結体からなる部品本体を備えるLC複
合部品において、この発明によれば、コンデンサ部分と
インダクタ部分との接合性は、コンデンサ部分における
誘電体セラミック層のみ、または、コンデンサ部分にお
ける誘電体セラミック層およびインダクタ部分における
磁性体セラミック層に添加されたガラスの相互拡散によ
って得られる。このガラスは、800℃以下の軟化点を
もつとともに、誘電体のみ、または、誘電体および磁性
に添加されたとき、1000℃以下の温度で誘電体セ
ラミックおよび磁性体セラミックを焼結可能とするの
で、コンデンサ部分とインダクタ部分との間で熱膨張係
数にある程度の差があっても、焼結後の残留応力を緩和
することができる。
【0051】したがって、一体焼結体として組み合わせ
ることが可能な誘電体セラミック材料および磁性体セラ
ミック材料の幅が広がり、それゆえ、多種類の複合化さ
れたLC複合部品を得ることがより容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態によるLC複合部品1の
外観を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 LC複合部品 2 コンデンサ部分 3 インダクタ部分 4 部品本体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01G 4/14 - 4/42 H01G 13/00 - 13/06

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 誘電体セラミック層と電極層との積層構
    造を有するコンデンサ部分と、磁性体セラミック層と電
    極層との積層構造を有するインダクタ部分とを一体焼成
    して得られた部品本体を備える、LC複合部品におい
    て、 前記誘電体セラミック層は、800℃以下の軟化点をも
    ち、B 2 3 を含まないケイ酸塩ガラスを0.5wt%〜
    90wt%含有し、 前記磁性体セラミック層は、ガラスを含有しないか、ま
    たは、800℃以下の軟化点をもち、B 2 3 を含まない
    ケイ酸塩ガラスを0.5wt%〜90wt%含有し、 前記誘電体セラミック層のみ、または、前記誘電体セラ
    ミック層および前記磁性体セラミック層に含有される前
    記ケイ酸塩ガラスは、主成分として、 少なくとも1種のMa 2 O(Maはアルカリ金属)を1
    mol%〜15mol%と、 少なくとも1種のMeO(Meはアルカリ土類金属)を
    20mol%〜70mol%と、 SiO 2 を5mol%〜60mol%と、 Bi 2 3 を0.5mol%〜70mol%とを含み、 前記コンデンサ部分と前記インダクタ部分との一体焼結
    温度が1000℃以下であり、前記コンデンサ部分と前
    記インダクタ部分とが前記ガラスの相互拡散によって接
    合されていることを特徴とする、LC複合部品。
  2. 【請求項2】 前記ケイ酸塩ガラスは、副成分として、
    TiO2を50mol%以下と、CuOを50mol%
    以下とを含む、請求項1に記載のLC複合部品。
  3. 【請求項3】 前記ケイ酸塩ガラスは、副成分として、
    Al23およびZrO2の少なくとも一方を10mol
    %以下含む、請求項1または請求項2に記載のLC複合
    部品。
  4. 【請求項4】 前記ケイ酸塩ガラスは、副成分として、
    ZnO、Co34およびNiOの少なくとも1種を5m
    ol%以下含む、請求項1ないしのいずれかに記載の
    LC複合部品。
  5. 【請求項5】 前記ケイ酸塩ガラスは、副成分として、
    少なくとも1種の希土類酸化物を5mol%以下含む、
    請求項1ないしのいずれかに記載のLC複合部品。
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