JP3512939B2 - 疑似乱数発生回路及び双方向シフトレジスタ - Google Patents

疑似乱数発生回路及び双方向シフトレジスタ

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、リニア・フィー
ドバック・シフトレジスタを用いて構成される疑似乱数
発生回路に関し、特に所定の疑似乱数列とその所定の疑
似乱数列の初項から最終項までの各項の順序が全く逆に
なるよう並べ替えて得られる他の疑似乱数列の2種類の
疑似乱数列を発生可能な疑似乱数発生回路に関するもの
である。また、この発明は、このような疑似乱数発生回
路等に用いられる双方向シフトレジスタに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図23は、例えば特開昭63−2043
25号公報に示されている従来の疑似乱数発生回路と類
似の疑似乱数発生回路である。図23に示されているの
は、4ビットの双方向シフトレジスタを用いて構成され
た疑似乱数発生回路である。この種のNビットの疑似乱
数発生回路は、リニア・フィードバック・シフト・レジ
スタ(以下LFSRという。)を基本とし、NOR回路
が付加されることによって全てが0の場合を含む2のN
乗通りの疑似乱数を所定の順序で発生できる。さらに、
図23に示した疑似乱数発生回路には双方向シフトレジ
スタが用いられており、図23に示した疑似乱数発生回
路は、この双方向シフトレジスタが第1のシフト方向に
データをシフトするモードの時に所定の第1の順序で疑
似乱数が発生できるが、シフト方向制御信号DIRによっ
てシフトモードを切り換えて第1のシフト方向からその
逆の第2のシフト方向へ変更することにより、この疑似
乱数発生回路は、第1の順序で発生した疑似乱数の数列
とは全く逆の第2の順序を持った疑似乱数列を発生でき
る。以下、このような機能、つまり第1の順序及びその
逆の第2の順序で疑似乱数列を発生できる機能を持つ疑
似乱数発生回路を双方向疑似乱数発生回路という。
【0003】このような双方向疑似乱数発生回路は、R
AMやROM等のメモリに対するアドレス発生回路とし
て用いることもできるし、通常のランダムロジックで用
いられるUP/DOWNバイナリーカウンタの代わりに
用いることもできる。
【0004】図23に示した双方向疑似乱数発生回路に
ついて説明を行う。図23において、1は4ビットのデ
ータを左右いずれかの方向に移動しつつ直列に入力して
並列に出力することが可能な双方向シフトレジスタ、2
は双方向シフトレジスタ1の出力と「0」とを受けてこ
れらを選択的に出力する選択回路、3は選択回路2から
出力されたデータを構成している複数のビットのうち
「1」のビットが偶数個あるか奇数個あるかを検出して
検出結果を出力するパリティ検出回路、4は双方向シフ
トレジスタ1の最も右端にある最下位ビットの出力端子
0を除く双方向シフトレジスタ1の全出力端子81〜8
3から出力された全ビットの否定論理和演算を実行する
第1のNOR回路、5は双方向シフトレジスタ1の最も
左端にある最上位ビットの出力端子83を除く双方向シ
フトレジスタ1の全出力端子82〜80から出力された全
出力Q2〜Q0の否定論理和演算を実行する第2のNO
R回路、6はパリティ検出回路3の出力と第1のNOR
回路4の出力の排他的論理和を双方向シフトレジスタ1
の右シフト入力端子9に対して出力する第1の排他的論
理和回路(以下XOR回路という。)、7はパリティ検
出回路3の出力と第2のNOR回路5の出力の排他的論
理和を双方向シフトレジスタ1の左シフト入力端子10
に対して出力する第2のXOR回路である。
【0005】選択回路2は、「0」か、双方向シフトレ
ジスタ1の最左端の出力端子83からの出力Q3かをシ
フト方向制御信号DIRに応じて選択して出力するセレク
タ11と、双方向シフトレジスタ1の出力Q2か、出力
Q3かをシフト方向制御信号DIRに応じて選択して出力
するセレクタ12と、双方向シフトレジスタ1の最右端
の出力端子80からの出力Q0か、「0」かをシフト方
向制御信号DIRに応じて選択して出力するセレクタ13
とで構成されている。これらセレクタ11〜13は、ス
イッチ手段の一種である。パリティ検出回路3は、第1
及び第2の入力端並びにそれらから入力されたビットの
パリティチェックの結果を出力する出力端を持つXOR
ゲート14と、XORゲート14の第2の入力端に接続
された出力端並びに第1及び第2の入力端を持つXOR
ゲート15とで構成されている。第1のNOR回路4
は、最下位ビット,最上位ビットに当たる出力Q0,Q
3を除く全ての出力Q1,Q2の論理和演算を行うOR
ゲート16と、ORゲート16の出力及び双方向シフト
レジスタ1の出力Q3の否定論理和演算を行うNORゲ
ート17とで構成されている。第2のNOR回路5は、
ORゲート16と、ORゲート16の出力及び双方向シ
フトレジスタ1の出力Q0の否定論理和演算を行うNO
Rゲート18とで構成されている。そして、これら選択
回路2、パリティ検出回路3、第1及び第2のNOR回
路4,5並びに第1及び第2のXOR回路6,7により
フィードバック回路が構成されている。
【0006】シフト方向制御信号DIR=0の場合、双方
向シフトレジスタ1は右シフトモードになる。右シフト
モードでは、双方向シフトレジスタ1の右シフト入力端
子9からデータがビットシリアルに入力され、このデー
タを構成している各ビットは、双方向シフトレジスタ1
の出力の上位ビットから下位ビットに順次移っていく。
シフト方向制御信号DIR=0の時にシフト動作を行う
と、双方向シフトレジスタ1の出力(Q3,Q2,Q1,Q0)は、
(0,0,0,0)→(1,0,0,0)→(1,1,0,0)→(1,1,1,0)→(1,1,
1,1)→(0,1,1,1)→(1,0,1,1)→(0,1,0,1)→(1,0,1,0)→
(1,1,0,1)→(0,1,1,0)→(0,0,1,1)→(1,0,0,1)→(0,1,
0,0)→(0,0,1,0)→(0,0,0,1)→(0,0,0,0)のように変化
する。
【0007】一方、シフト方向制御信号DIR=1の場
合、双方向シフトレジスタ1は左シフトモードになる。
左シフトモードでは、左シフト入力端子10からデータ
がビットシリアルに入力され、このデータを構成してい
る各ビットは、双方向シフトレジスタ1の出力の下位ビ
ットから上位ビットに順次移っていく。
【0008】シフト方向制御信号DIR=1の時にシフト
動作を行うと、双方向シフトレジスタ1の出力(Q3,Q2,Q
1,Q0)は、(0,0,0,0)→(0,0,0,1)→(0,0,1,0)→(0,1,0,
0)→(1,0,0,1)→(0,0,1,1)→(0,1,1,0)→(1,1,0,1)→
(1,0,1,0)→(0,1,0,1)→(1,0,1,1)→(0,1,1,1)→(1,1,
1,1)→(1,1,1,0)→(1,1,0,0)→(1,0,0,0)→(0,0,0,0)の
ように変化する。
【0009】次に、双方向シフトレジスタ1の構成につ
いて図24を用いて説明する。双方向シフトレジスタ1
は、4ビットのシフトレジスタであり、そのため4つの
フリップフロップ回路200〜203と4つのセレクタ2
0〜213で構成される。ここで、フリップフロップ回
路200〜203は、データ保持手段の一種として用いら
れている。フリップフロップ回路200〜203の出力
が、それぞれ、双方向シフトレジスタ1の出力Q0〜Q
3になる。セレクタ213は、シフト方向制御信号DIRが
「0」の時、右シフト入力端子9からビットシリアルに
入力されるデータSIRをフリップフロッブ回路203
に対して出力し、シフト方向制御信号DIRが「1」の
時、フリップフロップ回路202の出力Q2をフリップ
フロップ回路203に対して出力する。セレクタ21
2は、シフト方向制御信号DIRが「0」の時、フリップフ
ロップ回路203の出力Q3をフリップフロッブ回路2
2に対して出力し、シフト方向制御信号DIRが「1」の
時、フリップフロップ回路201の出力Q1をフリップ
フロップ回路202に対して出力する。セレクタ21
1は、シフト方向制御信号DIRが「0」の時、フリップフ
ロップ回路202の出力Q2をフリップフロッブ回路2
1に対して出力し、シフト方向制御信号DIRが「1」の
時、フリップフロップ回路200の出力Q0をフリップ
フロップ回路201に対して出力する。セレクタ21
0は、シフト方向制御信号DIRが「0」の時、フリップフ
ロップ回路201の出力Q1をフリップフロッブ回路2
0に対して出力し、シフト方向制御信号DIRが「1」の
時、左シフト入力端子10からビットシリアルに入力さ
れるデータSILをフリップフロップ回路200に対し
て出力する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の疑似乱数発生回
路は以上のように構成され、フィードバック回路の構成
が複雑であるため、回路規模が大きくなるという問題が
あった。
【0011】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたものであり、フィードバック回路を改良
して、双方向疑似乱数発生回路の回路規模の削減を目的
とする。また、双方向疑似乱数発生回路を構成する双方
向シフトレジスタを改良し、フィードバック回路の構成
を簡略化して、双方向疑似乱数発生回路の回路規模を削
減することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る疑似乱
数発生回路は、Nビットのデータを左右いずれかの方向
に移動しつつデータを直列に入力するため下位ビットか
ら上位ビットへの左シフト時に用いられる左シフト入力
端子及び上位ビットから下位ビットへの右シフト時に用
いられる右シフト入力端子並びに直列に入力されたデー
タを並列に出力するためのN本の出力端子を有する双方
向シフトレジスタと、前記双方向シフトレジスタの前記
N本の出力端子から出力される信号に応じたデータを前
記右シフト入力端子及び前記左シフト入力端子にフィー
ドバックするフィードバック回路とを備え、前記双方向
シフトレジスタの前記N本の出力端子から2N通りのデ
ータが一度ずつ所定の順序に従って現れる疑似乱数列を
出力可能であって、かつシフト方向制御信号に応じて前
記双方向シフトレジスタのシフト方向を切り換えること
により前記所定の順序について正逆いずれかの順序を選
択可能な疑似乱数発生回路であって、前記フィードバッ
ク回路は、与えられたデータを構成している複数のビッ
トのうちで真であるビットが偶数個か奇数個かを検出し
て、検出結果に応じた信号を前記右シフト入力端子及び
前記左シフト入力端子に直接出力するパリティ検出回路
と、前記双方向シフトレジスタの前記N本の出力端子の
うち最右端に配置された出力端子を除く前記双方向シフ
トレジスタの全出力端子から出力されたデータの否定論
理和演算を実行する第1のNOR回路と、前記双方向シ
フトレジスタの前記N本の出力端子のうち最左端に配置
された出力端子を除く前記双方向シフトレジスタの全出
力端子から出力されたデータの否定論理和演算を実行す
る第2のNOR回路と、前記双方向シフトレジスタの前
記N本の出力端子のうちの第1群の出力端子及び前記第
1のNOR回路から出力される第1の出力データか、前
記N本の出力端子のうちの第2群の出力端子及び前記第
2のNOR回路から出力される第2の出力データかを前
記シフト方向制御信号に応じて選択し、選択されたデー
タを前記パリティ検出回路に対して与える選択回路とを
備えて構成される。
【0013】第2の発明に係る疑似乱数発生回路は、N
ビットのデータを左右いずれかの方向に移動しつつデー
タを直列に入力するため下位ビットから上位ビットへの
左シフト時に用いられる左シフト入力端子及び上位ビッ
トから下位ビットへの右シフト時に用いられる右シフト
入力端子並びに直列に入力されたデータを並列に出力す
るためのN本の出力端子を有する双方向シフトレジスタ
と、前記双方向シフトレジスタの前記N本の出力端子か
ら出力される信号に応じたデータを前記右シフト入力端
子及び前記左シフト入力端子にフィードバックするフィ
ードバック回路とを備え、前記双方向シフトレジスタの
前記N本の出力端子から2N通りのデータが一度ずつ所
定の順序に従って現れる疑似乱数列を出力可能であっ
て、かつシフト方向制御信号に応じて前記双方向シフト
レジスタのシフト方向を切り換えることにより前記所定
の順序について正逆いずれかの順序を選択可能な疑似乱
数発生回路であって、前記フィードバック回路は、与え
られたデータを構成している複数のビットのうちで真で
あるビットが偶数個か奇数個かを検出して、前記右シフ
ト入力端子及び前記左シフト入力端子に対して出力され
る信号の値を検出結果に応じて制御するためのパリティ
検出回路と、前記双方向シフトレジスタの前記N本の出
力端子のうちの第1群の出力端子からの出力を含む第1
の出力データか、前記N本の出力端子のうちの第2群の
出力端子からの出力を含む第2の出力データかを前記シ
フト方向制御信号に応じて選択し、選択されたデータを
前記パリティ検出回路に対して与える選択回路とを備
え、前記第1群の出力端子と前記第2群の出力端子とに
共通な出力端子が存在する場合には、該共通な出力端子
からの出力を前記選択回路を素通りさせて、前記パリテ
ィ検出回路に直接出力することを特徴とする。
【0014】第3の発明に係る疑似乱数発生回路は、N
ビットのデータを左右いずれかの方向に移動しつつデー
タを直列に入力するため下位ビットから上位ビットへの
左シフト時に用いられる左シフト入力端子及び上位ビッ
トから下位ビットへの右シフト時に用いられる右シフト
入力端子並びに直列に入力されたデータを並列に出力す
るためのN本の出力端子を有する双方向シフトレジスタ
と、前記双方向シフトレジスタの前記N本の出力端子か
ら出力される信号に応じたデータを前記右シフト入力端
子及び前記左シフト入力端子にフィードバックするフィ
ードバック回路とを備え、前記双方向シフトレジスタの
前記N本の出力端子から2N通りのデータが一度ずつ所
定の順序に従って現れる疑似乱数列を出力可能であっ
て、かつシフト方向制御信号に応じて前記双方向シフト
レジスタのシフト方向を切り換えることにより前記所定
の順序について正逆いずれかの順序を選択可能な疑似乱
数発生回路であって、前記フィードバック回路は、与え
られたデータを構成している複数のビットのうちで真で
あるビットが偶数個か奇数個かを検出して、検出結果に
応じた信号を前記右シフト入力端子及び前記左シフト入
力端子に直接出力するパリティ検出回路と、前記双方向
シフトレジスタの前記N本の出力端子のうちの最右端及
び最左端に配置された出力端子のいずれか一方を、前記
シフト方向制御信号に応じて選択する第1の選択回路
と、前記N本の出力端子のうち前記双方向シフトレジス
タの前記N本の出力端子のうちの最右端及び最左端に配
置された前記出力端子を除く前記双方向シフトレジスタ
の全出力端子から出力されたデータ及び前記第1の選択
回路から出力されたデータの否定論理和を前記パリティ
検出回路に与えるNOR回路と、前記双方向シフトレジ
スタの前記N本の出力端子のうちの第1群の出力端子か
ら出力される第1の出力データか、前記N本の出力端子
のうちの第2群の出力端子から出力される第2の出力デ
ータかを前記シフト方向制御信号に応じて選択し、選択
されたデータを前記パリティ検出回路に対して与える第
2の選択回路とを備えて構成される。
【0015】第4の発明に係る疑似乱数発生回路は、第
3の発明の疑似乱数発生回路において、前記双方向シフ
トレジスタの前記第1群の出力端子には前記N本の出力
端子のうちの最右端の出力端子が含まれ、前記第2群の
出力端子には前記N本の出力端子のうちの最左端の出力
端子が含まれ、前記パリティ検出回路に与えられるデー
タは、前記双方向シフトレジスタの出力及び前記NOR
回路の出力のみであることを特徴とする。
【0016】第5の発明に係る疑似乱数発生回路は、N
ビットのデータを左右いずれかの方向に移動しつつデー
タを直列に入力するため下位ビットから上位ビットへの
左シフト時に用いられる左シフト入力端子及び上位ビッ
トから下位ビットへの右シフト時に用いられる右シフト
入力端子並びに直列に入力されたデータを並列に出力す
るためのN本の出力端子を有する双方向シフトレジスタ
と、前記双方向シフトレジスタの前記N本の出力端子か
ら出力される信号に応じたデータを前記右シフト入力端
子及び前記左シフト入力端子にフィードバックするフィ
ードバック回路とを備え、前記双方向シフトレジスタの
前記N本の出力端子から2N通りのデータが一度ずつ所
定の順序に従って現れる疑似乱数列を出力可能であっ
て、かつシフト方向制御信号に応じて前記双方向シフト
レジスタのシフト方向を切り換えることにより前記所定
の順序について正逆いずれかの順序を選択可能な疑似乱
数発生回路であって、前記フィードバック回路は、与え
られたデータを構成している複数のビットのうちで真で
あるビットが偶数個か奇数個かを検出して、前記右シフ
ト入力端子及び前記左シフト入力端子に対して出力され
る信号の値を検出結果に応じて制御するためのパリティ
検出回路と、前記双方向シフトレジスタの前記N本の出
力端子のうちの第1群の出力端子から出力される第1の
出力データか、前記N本の出力端子のうちの第2群の出
力端子から出力される第2の出力データかを前記シフト
方向制御信号に応じて選択し、選択されたデータを前記
パリティ検出回路に対して与える選択回路とを備え、前
記双方向シフトレジスタの前記第1群の出力端子には前
記N本の出力端子のうちの最右端の出力端子が含まれ、
前記第2群の出力端子には前記N本の出力端子のうちの
最左端の出力端子が含まれ、前記パリティ検出回路に与
えられるデータは前記双方向シフトレジスタの出力のみ
であることを特徴とする。
【0017】第6の発明に係る疑似乱数発生回路は、
5の発明の疑似乱数発生回路において、前記右シフト入
力端子に接続された出力端子並びに第1及び第2の入力
端子を持つ第1の排他的論理和回路と、前記左シフト入
力端子に接続された出力端子並びに第1及び第2の入力
端子を持つ第2の排他的論理和回路と、前記双方向シフ
トレジスタの前記N本の出力端子のうち最右端に配置さ
れた出力端子を除く前記双方向シフトレジスタの全出力
端子から出力されたデータの否定論理和を前記第1の排
他的論理和回路の前記第1の入力端子に対して出力する
第1のNOR回路と、前記双方向シフトレジスタの前記
N本の出力端子のうち最左端に配置された出力端子を除
く前記双方向シフトレジスタの全出力端子から出力され
たデータの否定論理和を前記第2の排他的論理和回路の
前記第1の入力端子に対して出力する第2のNOR回路
とをさらに備え、前記パリティ検出回路は、前記第1及
び第2の排他的論理和回路の前記第2の入力端子の双方
に対して検出結果に基づいた信号を直接出力することを
特徴とする。
【0018】第の発明に係る疑似乱数発生回路は、N
ビットのデータを左右いずれかの方向に移動しつつデー
タを直列に入力するため下位ビットから上位ビットへの
左シフト時に用いられる左シフト入力端子及び上位ビッ
トから下位ビットへの右シフト時に用いられる右シフト
入力端子並びに直列に入力されたデータを並列に出力す
るためのN本の出力端子を有する双方向シフトレジスタ
と、前記双方向シフトレジスタの前記N本の出力端子か
ら出力される信号に応じたデータを前記右シフト入力端
子及び前記左シフト入力端子にフィードバックするフィ
ードバック回路とを備え、前記双方向シフトレジスタの
前記N本の出力端子から疑似乱数が所定の順序に従って
現れる疑似乱数列を出力可能であって、かつシフト方向
制御信号に応じて前記双方向シフトレジスタのシフト方
向を切り換えることにより前記所定の順序について正逆
いずれかの順序を選択可能な疑似乱数発生回路であっ
て、前記フィードバック回路は、与えられたデータを構
成している複数のビットのうちで真であるビットが偶数
個か奇数個かを検出して、前記右シフト入力端子及び前
記左シフト入力端子に対して出力される信号の値を検出
結果に応じて制御するためのパリティ検出回路と、前記
双方向シフトレジスタの前記N本の出力端子のうちの第
1群の出力端子から出力される第1の出力データか、前
記N本の出力端子のうちの第2群の出力端子から出力さ
れる第2の出力データかを前記シフト方向制御信号に応
じて選択し、選択されたデータを前記パリティ検出回路
に対して与える選択回路とを備え、前記双方向シフトレ
ジスタの前記第1群の出力端子には前記N本の出力端子
のうちの最右端の出力端子が含まれ、前記第2群の出力
端子には前記N本の出力端子のうちの最左端の出力端子
が含まれ、前記パリティ検出回路に与えられるデータは
前記双方向シフトレジスタの出力のみであり、前記パリ
ティ検出回路は、検出結果に基づいた信号を前記右シフ
ト入力端子及び前記左シフト入力端子に直接出力するこ
とを特徴とする。
【0019】第8の発明に係る疑似乱数発生回路は、N
ビットのデータを左右いずれかの方向に移動しつつデー
タを直列に入力するため下位ビットから上位ビットへの
左シフト時に用いられる左シフト入力端子及び上位ビッ
トから下位ビットへの右シフト時に用いられる右シフト
入力端子並びに直列に入力されたデータを並列に出力す
るためのN本の出力端子を有する双方向シフトレジスタ
と、前記双方向シフトレジスタの前記N本の出力端子か
ら出力される信号に応じたデータを前記右シフト入力端
子及び前記左シフト入力端子にフィードバックするフィ
ードバック回路とを備え、前記双方向シフトレジスタの
前記N本の出力端子から2N通りのデータが一度ずつ所
定の順序に従って現れる疑似乱数列を出力可能であっ
て、かつシフト方向制御信号に応じて前記双方向シフト
レジスタのシフト方向を切り換えることにより前記所定
の順序について正逆いずれかの順序を選択可能な疑似乱
数発生回路であって、前記フィードバック回路及び前記
双方向シフトレジスタは、前記N本の出力端子のうちの
少なくとも2つの出力の選択を行う共通のセレクタを含
むことを特徴とする。
【0020】第9の発明に係る双方向シフトレジスタ
は、右または左にシフトしながら直列にデータを入力す
るための右シフト入力端子、左シフト入力端子、及び入
力したデータを並列に出力するための複数の出力端子を
備え、入力されたデータをシフトせずに保持するデータ
保持機能を有する双方向シフトレジスタであって、右シ
フト、左シフト、及びデータ保持のモードの切り換えを
行うため内部の接続経路を繋ぎ換える経路切換手段をさ
らに備え、前記経路切換手段は、前記複数の出力端子の
うちの隣接する出力端子から出力されるデータの切り換
えを行う少なくとも一つの隣接出力切換用スイッチ手段
を含むことを特徴とする。
【0021】第10の発明に係る双方向シフトレジスタ
は、第9の発明の双方向シフトレジスタにおいて、前記
少なくとも一つの隣接出力切換スイッチ手段により切り
換えが行われる前記隣接する出力端子のうちの一方に対
してデータを出力する少なくとも一つのデータ保持手段
をさらに備え、前記経路切換手段は、前記少なくとも一
つのデータ保持手段と前記少なくとも一つの隣接出力切
換スイッチ手段との間に設けられ、前記少なくとも一つ
の隣接出力切換スイッチ手段により切り換えが行われる
前記隣接する出力端子以外の前記複数の出力端子のうち
の所定の出力端子からの出力データ及び前記少なくとも
一つの隣接出力切換スイッチ手段からの出力データのう
ちの一方を、前記少なくとも一つのデータ保持手段に対
して選択的に出力する少なくとも一つの中間スイッチ手
段をさらに含むことを特徴とする。
【0022】第11の発明に係る双方向シフトレジスタ
は、第10の発明の双方向シフトレジスタにおいて、前
記少なくとも一つの隣接出力切換用スイッチ手段は、第
1ないし第3の隣接出力切換用スイッチ手段を含み、前
記少なくとも一つのデータ保持手段は、前記第1ないし
第3の隣接出力切換スイッチ手段にそれぞれ対応して設
けられた第1ないし第3のデータ保持手段を含み、前記
少なくとも一つの中間スイッチ手段は、前記第1ないし
第3のデータ保持手段にそれぞれ対応して設けられた第
1ないし第3の中間スイッチ手段を含み、前記第1の中
間スイッチ手段は、右へシフトすべき右シフトデータ
か、前記第1の隣接出力切換用スイッチ手段の出力デー
タかを第1の方向信号に応じて選択して前記第1のデー
タ保持手段に対して出力し、前記第1の隣接出力切換用
スイッチ手段は、前記第1のデータ保持手段の出力デー
タか、前記第2のデータ保持手段の出力データかを第2
の方向信号に応じて選択して出力し、前記第2の中間ス
イッチ手段は、前記第1のデータ保持手段の出力データ
か、前記第2の隣接出力切換用スイッチ手段の出力デー
タかを前記第1の方向信号に応じて選択して前記第2の
データ保持手段に対して出力し、前記第2の隣接出力切
換用スイッチ手段は、前記第2のデータ保持手段の出力
データか、前記第3のデータ保持手段の出力データかを
前記第2の方向信号に応じて選択して出力し、前記第3
の中間スイッチ手段は、前記第2のデータ保持手段の出
力データか、前記第3の隣接出力切換用スイッチ手段の
出力データかを前記第1の方向信号に応じて選択して前
記第3のデータ保持手段に対して出力し、前記第3の隣
接出力切換用スイッチ手段は、前記第3のデータ保持手
段の出力データか、左にシフトすべき左シフトデータか
を前記第2の方向信号に応じて選択して出力することを
特徴とする。
【0023】第12の発明に係る双方向シフトレジスタ
は、第9の発明の双方向シフトレジスタにおいて、前記
右シフト入力端子または前記左シフト入力端子から入力
したデータが前記内部の接続経路を伝搬しないように無
効化するキャンセル手段と、前記内部の接続経路中にス
キャンデータを送り込む送信手段とをさらに備えて構成
される。
【0024】第13の発明に係る双方向シフトレジスタ
は、第12の発明の双方向シフトレジスタにおいて、前
記少なくとも一つの隣接出力切換スイッチ手段により切
り換えが行われる前記隣接する出力端子のうちの一方
は、前記複数の出力端子のうちの最端部の出力端子を含
み、前記最端部の出力端子に対してデータを出力する少
なくとも一つのデータ保持手段をさらに備え、前記経路
切換手段は、前記少なくとも一つのデータ保持手段と前
記少なくとも一つの隣接出力切換スイッチ手段との間に
設けられ、前記右シフト入力端子または前記左シフト入
力端子のうち前記最端部の出力端子に近い方のシフト入
力端子で受けるデータか、前記少なくとも一つの隣接出
力切換スイッチ手段の出力データかを選択して出力する
少なくとも一つの中間スイッチ手段と、前記中間スイッ
チ手段と前記少なくとも一つのデータ保持手段との間に
設けられ、スキャンデータか、前記少なくとも一つの中
間スイッチ手段の出力データかをスキャン制御信号に応
じて選択して出力可能な、前記キャンセル手段と前記送
信手段の働きを兼ねるスキャンスイッチ手段とを備えて
構成される。
【0025】第14の発明に係る双方向シフトレジスタ
は、第12の発明の双方向シフトレジスタにおいて、前
記キャンセル手段と前記送信手段との働きを兼ねるスキ
ャンスイッチ手段が、前記右シフト入力端子または前記
左シフト入力端子の直後に設けられていることを特徴と
する。
【0026】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.以下、この発明の実施の形態1による双
方向疑似乱数発生回路を図について説明する。図1はこ
の発明の実施の形態1の第1の態様による4ビットの双
方向疑似乱数発生回路の構成を示すブロック図である。
図1において、1は4ビットのデータを左右いずれかの
方向に移動しつつ直列に入力して並列に出力することが
可能な図23に示したと同様の双方向シフトレジスタ、
4は双方向シフトレジスタ1の最も右端にある最下位ビ
ットの出力端子80を除く双方向シフトレジスタ1の全
出力端子81〜83から出力された全出力Q1〜Q3の否
定論理和演算を実行する第1のNOR回路、5は双方向
シフトレジスタ1の最も左端にある最上位ビットの出力
端子83を除く双方向シフトレジスタ1の全出力端子82
〜80から出力された全出力Q2〜Q0の否定論理和演
算を実行する第2のNOR回路、2は双方向シフトレジ
スタ1の出力Q0,Q2,Q3と第1及び第2のNOR
回路4,5の出力を受けてこれらをシフト方向制御信号
DIRに応じて選択的に出力する選択回路、3は選択回路
2から出力されたデータを構成している複数のビットの
うち「1」のビットが偶数個あるか奇数個あるかを検出
して検出結果を双方向シフトレジスタ1の右シフト入力
端子9と左シフト入力端子10とに対して直接出力する
パリティ検出回路である。
【0027】選択回路2は、第1のNOR回路4の出力
か、双方向シフトレジスタ1の最左端の出力端子83
らの出力Q3かをシフト方向制御信号DIRに応じて選択
して出力するセレクタ11と、双方向シフトレジスタ1
の出力Q2か、出力Q3かをシフト方向制御信号DIRに
応じて選択して出力するセレクタ12と、双方向シフト
レジスタ1の最右端の出力端子80からの出力Q0か、
第2のNOR回路5の出力かをシフト方向制御信号DIR
に応じて選択して出力するセレクタ13とで構成されて
いる。これらセレクタ11〜13は、スイッチ手段の一
種である。パリティ検出回路3は、第1及び第2の入力
端並びにそれらから入力されたデータの排他的論理和を
出力する出力端を持つXORゲート14と、XORゲー
ト14の第2の入力端に接続された出力端並びに第1及
び第2の入力端を持つXORゲート15とで構成されて
いる。XORゲート14の第1の入力端にはセレクタ1
1の出力が与えられる。XORゲート15の第1の入力
端にはセレクタ12の出力が与えられ、XORゲート1
5の第2の入力端にはセレクタ13の出力が与えられ
る。第1のNOR回路4は、最下位ビット,最上位ビッ
トに当たる出力Q0,Q3を除く全出力Q1,Q2の論
理和演算を行うORゲート16と、ORゲート16の出
力及び双方向シフトレジスタ1の出力Q3の否定論理和
演算を行うNORゲート17とで構成されている。そし
て、第1のNOR回路4の出力は、NORゲート17の
出力である。第2のNOR回路5は、ORゲート16
と、ORゲート16の出力及び双方向シフトレジスタ1
の出力Q0の否定論理和演算を行うNORゲート18と
で構成されている。そして、第2のNOR回路5の出力
は、NORゲート18の出力である。
【0028】これら選択回路2、パリティ検出回路3、
並びに第1及び第2のNOR回路4,5によりフィード
バック回路が構成されている。フィードバック回路の構
成について図23に示した従来の疑似乱数発生回路と比
較すると、第1及び第2のXOR回路6,7が省かれる
分だけ簡略化されていることが分かる。これは、シフト
方向制御信号DIR=「0」の時、XORゲート14の第
1の入力端に「0」を与える代わりに、第1のNOR回
路4の出力を与えており、シフト方向制御信号DIR=
「1」の時、XORゲート15の第2の入力端に「0」
を与える代わりに、第2のNOR回路5の出力を与えて
いるためである。つまり、双方向シフトレジスタ1の第
1群の出力端子83,80からの出力Q3,Q0及び第1
のXOR回路6の出力か、双方向シフトレジスタ1の第
2群の出力端子83,82からの出力Q3,Q2及び第2
のXOR回路7の出力かを、選択回路2が、シフト方向
制御信号DIRに応じて選択してパリティ検出回路3に対
して出力しているためである。なお、図1に示した双方
向疑似乱数発生回路から出力される疑似乱数列は、図2
3に示した従来の双方向疑似乱数発生回路が出力する疑
似乱数列と同じである。
【0029】また、図2は、図1と同じ思想により設計
された、この発明の実施の形態1の第2の態様による8
ビットの双方向疑似乱数発生回路の構成を示すブロック
図である。図2に示した双方向疑似乱数発生回路は、2
の8乗通りの疑似乱数を発生できる。図2において、2
2は8ビットのデータを左右いずれかの方向に移動しつ
つ直列に入力して並列に出力することが可能な双方向シ
フトレジスタ、23は双方向シフトレジスタ22の最も
右端にある最下位ビットの出力端子270を除く双方向
シフトレジスタ22の全出力端子271〜277から出力
された全出力Q1〜Q7の否定論理和演算を実行する第
1のNOR回路、24は双方向シフトレジスタ22の最
も左端にある最上位ビットの出力端子277を除く双方
向シフトレジスタ22の全出力端子276〜270から出
力された全出力Q6〜Q0の否定論理和演算を実行する
第2のNOR回路、25は双方向シフトレジスタ22の
出力Q0〜Q2,Q6,Q7と第1及び第2のNOR回
路23,24の出力を受けてこれらをシフト方向制御信
号DIRに応じて選択的に出力する選択回路、26は選択
回路25から出力されたデータを構成している複数のビ
ットのうち「1」のビットが偶数個あるか奇数個あるか
を検出して検出結果を双方向シフトレジスタ22の右シ
フト入力端子28と左シフト入力端子29とに対して直
接出力するパリティ検出回路である。
【0030】第1のNOR回路23は、双方向シフトレ
ジスタ22の出力のうち最下位ビットと最上位ビットに
当たる出力Q0,Q7を除く全て出力Q1〜Q6の論理
和演算を行うORゲート30と、ORゲート30の出力
及び双方向シフトレジスタ22の出力Q7の否定論理和
演算を行うNORゲート31とで構成されている。そし
て、第1のNOR回路23の出力は、NORゲート31
の出力である。第2のNOR回路24は、ORゲート3
0と、ORゲート30の出力及び双方向シフトレジスタ
22の出力Q0の否定論理和演算を行うNORゲート3
2とで構成されている。そして、第2のNOR回路24
の出力は、NORゲート32の出力である。選択回路2
5は、第1のNOR回路23の出力か双方向シフトレジ
スタ22の最左端の出力端子277からの出力Q7かを
シフト方向制御信号DIRに応じて選択して出力するセレ
クタ33と、双方向シフトレジスタ22の出力Q6,Q
7のうちのいずれかをシフト方向制御信号DIRに応じて
選択して出力するセレクタ34と、双方向シフトレジス
タ22の出力Q2,Q1のうちのいずれかをシフト方向
制御信号DIRに応じて選択して出力するセレクタ35
と、双方向シフトレジスタ22の出力Q1,Q0のうち
の一方をシフト方向制御信号DIRに応じて選択的に出力
するセレクタ36と、双方向シフトレジスタ22の最右
端の出力端子270からの出力Q0と第2のNOR回路
24の出力のうちの一方をシフト方向制御信号DIRに応
じて選択的に出力するセレクタ37とで構成されてい
る。これらセレクタ33〜37は、スイッチ手段の一種
である。パリティ検出回路26は、第1及び第2の入力
端並びにそれらから入力されたデータの排他的論理和を
出力する出力端を持つXORゲート38と、XORゲー
ト38の第1の入力端に接続された出力端並びに第1及
び第2の入力端を持つXORゲート39と、XORゲー
ト38の第2の入力端に接続された出力端並びに第1及
び第2の入力端を持つXORゲート40と、第1及び第
2の入力端とXORゲート40の第2の入力端に接続さ
れた出力端を持つXORゲート41とで構成されてい
る。XORゲート39の第1の入力端にはセレクタ33
の出力が与えられ、第2の入力端にはセレクタ34の出
力が与えられる。XORゲート40の第1の入力端には
セレクタ35の出力が与えられ、XORゲート41の第
1の入力端にはセレクタ36の出力が与えられ、第2の
入力端にはセレクタ37の出力が与えられる。
【0031】これら第1及び第2のNOR回路23,2
4、選択回路25、並びにパリティ検出回路26により
フィードバック回路が構成されている。そのため、フィ
ードバック回路の構成について従来の疑似乱数発生回路
と比較すると、双方向シフトレジスタ22の右シフト入
力端子28及び左シフト入力端子29に接続される第1
及び第2のXOR回路が省かれる分だけ簡略化される。
これは、シフト方向制御信号DIR=「0」の時、従来の
ようにXORゲート39の第1の入力端に「0」を与え
る代わりに、第1のNOR回路23の出力をパリティ検
出回路26に与え、シフト方向制御信号DIR=「1」の
時、従来のようにXORゲート41の第2の入力端に
「0」を与える代わりに、第2のNOR回路24の出力
を与えるためである。つまり、双方向シフトレジスタ2
2の第1群の出力端子277,272,271,270から
の出力Q7,Q2〜Q0及び第1のXOR回路23の出
力か、双方向シフトレジスタ22の第2群の出力端子2
7,276,271,270からの出力Q7,Q6,Q
1,Q0及び第2のXOR回路24の出力かを、選択回
路25が、シフト方向制御信号DIRに応じて選択してパ
リティ検出回路26に対して出力しているためである。
【0032】図3は、図1の双方向疑似乱数発生回路と
同じ思想により設計された、この発明の実施の形態1の
第3の態様による8ビットの双方向疑似乱数発生回路の
構成を示すブロック図である。図3に示した双方向疑似
乱数発生回路は、図2に示したそれとは異なる順序で、
2の8乗通りの疑似乱数を発生できる。図3の双方向疑
似乱数発生回路が、図2の双方向疑似乱数発生回路と異
なる点は、選択回路25が選択する双方向シフトレジス
タ22の第1群の出力端子と第2群の出力端子である。
つまり、図3に示した双方向疑似乱数発生回路の選択回
路25は、シフト方向制御信号DIRが「0」の時に、第
1のNOR回路23の出力と共に、第1群の出力端子と
して、双方向シフトレジスタ22の出力端子275,2
3,272,270を選択する。また、図3に示した双
方向疑似乱数発生回路の選択回路25は、シフト方向制
御信号DIRが「1」の時に、第2のNOR回路24の出
力と共に、第2群の出力端子として、双方向シフトレジ
スタ22の出力端子277,274,272,271を選択
する。図3に示した双方向疑似乱数発生回路は、図2に
示した双方向疑似乱数発生回路と同様の効果を奏する。
【0033】実施の形態2.次に、この発明の実施の形
態2による双方向疑似乱数発生回路を図について説明す
る。図4は、この発明の実施の形態2の第1の態様によ
る4ビットの双方向疑似乱数発生回路の構成を示すブロ
ック図である。図4において、42は双方向シフトレジ
スタ1の出力Q0,Q2と第1及び第2のNOR回路
4,5の出力を受けてこれらを選択的に出力する選択回
路であり、その他図1と同一符号の部分は図1の同一符
号部分に相当するものである。選択回路42は、第1の
NOR回路4の出力か双方向シフトレジスタ1の出力端
子82からの出力Q2かをシフト方向制御信号DIRに応じ
て選択してXORゲート14の第1の入力端に対して出
力するセレクタ43と、双方向シフトレジスタ1の最右
端の出力端子80からの出力Q0か第2のNOR回路5
の出力かをシフト方向制御信号DIRに応じて選択してX
ORゲート15の第2の入力端に対して出力するセレク
タ44とで構成されている。これらセレクタ43,44
は、スイッチ手段の一種である。そして、XORゲート
15の第1の入力端には、双方向シフトレジスタ1の最
左端の出力端子83が直接接続されている。図4に示し
た双方向疑似乱数発生回路が図1のそれと異なる点は、
図1の選択回路2における第1群の出力端子と第2群の
出力端子に共通した出力端子83からの出力Q3を、選
択回路42では選択を行わずに通過させている点であ
る。選択回路42の構成が、選択回路2に比べて簡略化
されることにより、図4の双方向疑似乱数発生回路のフ
ィードバック回路構成が簡易化され、疑似乱数発生回路
全体の回路規模が削減できる。なお、図4の双方向疑似
乱数発生回路が出力する疑似乱数列は、図1の双方向疑
似乱数発生回路が出力する疑似乱数列と同じである。
【0034】図5は、この発明の実施の形態2の第2の
態様による双方向疑似乱数発生回路の構成を示すブロッ
ク図である。図5において、45は双方向シフトレジス
タ22の出力Q2,Q6並びに第1及び第2のNOR回
路23,24の出力を受けてこれらを選択的に出力する
選択回路であり、その他図2と同一符号の部分は図2の
同一符号部分に相当するものである。選択回路45は、
第1のNOR回路23の出力か双方向シフトレジスタ2
2の出力端子276からの出力Q6かをシフト方向制御
信号DIRに応じて選択してXORゲート39の第1の入
力端に対して出力するセレクタ46と、双方向シフトレ
ジスタ22の出力端子272からの出力Q2か第2のN
OR回路24の出力かをシフト方向制御信号DIRに応じ
て選択してXORゲート41の第2の入力端に対して出
力するセレクタ47とで構成されている。これらセレク
タ46,47は、スイッチ手段の一種である。そして、
XORゲート39の第2の入力端には、双方向シフトレ
ジスタ22の最左端の出力端子277が直接接続され、
XORゲート40の第1の入力端には双方向シフトレジ
スタ22の出力端子271が直接接続され、XORゲー
ト41の第1の入力端には双方向シフトレジスタ22の
出力端子270が直接接続されている。図5に示した双
方向疑似乱数発生回路が図2のそれと異なる点は、図2
の選択回路25における第1群の出力端子と第2群の出
力端子に共通した出力端子277,271,270からの
出力Q7,Q1,Q0を、選択回路45では選択を行わ
ずに通過させている点である。そのため、選択回路45
の構成が、図2の選択回路25に比べて簡略化されるこ
とにより、図5の双方向疑似乱数発生回路のフィードバ
ック回路構成が簡易化され、疑似乱数発生回路全体の回
路規模が削減できる。なお、図5の双方向疑似乱数発生
回路が出力する疑似乱数列は、図2の双方向疑似乱数発
生回路が出力する疑似乱数列と同じである。
【0035】図6は、この発明の実施の形態2の第3の
態様による双方向疑似乱数発生回路の構成を示すブロッ
ク図である。図6において、48は双方向シフトレジス
タ22の出力Q0,Q1,Q3〜Q5,Q7と第1及び
第2のNOR回路23,24の出力を受けてこれらを選
択的に出力する選択回路であり、その他図3と同一符号
の部分は図3の同一符号部分に相当するものである。
回路48は、第1のNOR回路23の出力か双方向シ
フトレジスタ22の出力端子277からの出力Q7かを
シフト方向制御信号DIRに応じて選択してXORゲート
39の第1の入力端に対して出力するセレクタ49と、
双方向シフトレジスタ22の出力端子275からの出力
Q5か双方向シフトレジスタ22の出力端子274から
の出力Q4かをシフト方向制御信号DIRに応じて選択し
てXORゲート39の第2の入力端に対して出力するセ
レクタ50と、双方向シフトレジスタ22の出力端子2
3からの出力Q3か双方向シフトレジスタ22の出力
端子271からの出力Q1かをシフト方向制御信号DIRに
応じて選択してXORゲート40の第1の入力端に対し
て出力するセレクタ51と、双方向シフトレジスタ22
の出力端子270からの出力Q0か第2のNOR回路2
4の出力かをシフト方向制御信号DIRに応じて選択して
XORゲート41の第2の入力端に対して出力するセレ
クタ52とで構成されている。これらセレクタ49〜5
2は、スイッチ手段の一種である。そして、XORゲー
ト41の第1の入力端には双方向シフトレジスタ22の
出力端子272が直接接続されている。図6に示した双
方向疑似乱数発生回路が図3のそれと異なる点は、図3
の選択回路25における第1群の出力端子と第2群の出
力端子に共通した出力端子272からの出力Q2を、
回路48では選択を行わずに通過させている点であ
る。選択回路48の構成が、図3の選択回路25に比べ
て簡略化されることにより、図の双方向疑似乱数発生
回路のフィードバック回路構成が簡易化され、疑似乱数
発生回路全体の回路規模が削減できる。なお、図6の双
方向疑似乱数発生回路が出力する疑似乱数列は、図3の
双方向疑似乱数発生回路が出力する疑似乱数列と同じで
ある。また、図6に示した双方向シフトレジスタ22が
図24に示した双方向シフトレジスタと同様の構成であ
れば、その内部に出力Q1とQ3の選択を行うセレクタ
を持っているため、選択回路48のセレクタ51との共
用が可能となり、その場合にはさらにセレクタを一つ削
減できる。
【0036】なお、実施の形態2においては、実施の形
態1による双方向疑似乱数発生回路を改良した構成を示
して説明したが、従来の双方向疑似乱数発生回路におい
て、選択回路で選択している双方向シフトレジスタの出
力で、第1群の出力端子と第2群の出力端子の間で共通
のものを直接パリティ検出回路に接続してもよく、例え
ば図23に示したセレクタ11,12に代えて双方向シ
フトレジスタ1の出力Q2と「0」を選択的にパリティ
検出回路3に出力するセレクタを設けるとともに、双方
向シフトレジスタ1の出力端子83をパリティ検出回路
3に直接接続してもよく、上記実施例と同様の効果を奏
する。
【0037】実施の形態3. 次に、この発明の実施の形態3による双方向疑似乱数発
生回路を図について説明する。図7は、この発明の実施
の形態3による双方向疑似乱数発生回路の構成を示すブ
ロック図である。図7において、1は4ビットのデータ
を左右いずれかの方向に移動しつつ直列に入力して並列
に出力することが可能な図23に示したと同様の双方向
シフトレジスタ、53は双方向シフトレジスタ1の最右
端または最左端に配置された出力端子80,83からの出
力Q0,Q3をシフト方向制御信号DIRに応じて選択す
る第1の選択回路、54は最下位ビットまたは最上位ビ
ットを出力する出力端子80,83を除く双方向シフトレ
ジスタ1の全出力端子81,82と第1の選択回路53の
出力との否定論理和演算を行うNOR回路、55は双方
向シフトレジスタ1の出力Q0,Q2,Q3及び「0」
をシフト方向制御信号DIRに応じて選択的に出力する第
2の選択回路、56はNOR回路54の出力と第2の選
択回路55の出力とを含めた複数のビットのうち「1」
であるビットが偶数個あるか奇数個あるかを検出して検
出結果を双方向シフトレジスタ1の右シフト入力端子9
と左シフト入力端子10とに対して直接出力するパリテ
ィ検出回路である。第2の選択回路55は、双方向シフ
トレジスタ1の出力Q3か出力Q2かをシフト方向制御
信号DIRに応じて選択して出力するセレクタ57と、双
方向シフトレジスタ1の出力Q3及びシフト方向制御信
号DIRの論理積を出力するゲート58と、シフト方向制
御信号DIRの否定及び双方向シフトレジスタ1の出力Q
0の論理積を出力するゲート59とで構成されている。
パリティ検出回路56は、NOR回路54の出力を受け
る第1の入力端子、第2の入力端、並びに双方向シフト
レジスタ1の右シフト入力端子9及び左シフト入力端子
10に接続された出力端を持つXORゲート60と、ゲ
ート58の出力を受ける第1の入力端、及び第2の入力
端、及びXORゲート60の第2の入力端に接続された
出力端を持つXORゲート61と、セレクタ57の出力
を受ける第1の入力端、ゲート59の出力を受ける第2
の入力端、及びXORゲート61の第2の入力端に接続
された出力端を持つXORゲート62とで構成されてい
る。図7に示した双方向疑似乱数発生回路は、NOR回
路54に双方向シフトレジスタ1の両端の出力端子
0,83からの出力Q0,Q3をシフト方向制御信号DI
Rによって選択して与えることにより、図23に示した
従来の双方向疑似乱数発生回路では、右シフト入力端子
9及び左シフト入力端子10にそれぞれ接続されていた
第1及び第2のXOR回路6,7の働きを、一つのXO
Rゲート60で行わせることができる。そのため、図7
に示した双方向疑似乱数発生回路は、フィードバック回
路の構成が簡略化されており、図23に示した従来の双
方向疑似乱数発生回路に比べてその回路規模が削減され
ている。なお、図7に示した双方向疑似乱数発生回路で
は、望ましい例として、図23におけるセレクタ11,
13をゲート回路58,59に置き換えているが、これ
はこの発明にとって必須の構成ではない。
【0038】実施の形態4.次に、この発明の実施の形
態4による双方向疑似乱数発生回路を図について説明す
る。図8は、この発明の実施の形態4の第1の態様によ
る4ビットの双方向疑似乱数発生回路の構成を示すブロ
ック図である。図8において、63は双方向シフトレジ
スタ1の出力Q0,Q2,Q3を受けてシフト方向制御
信号DIRに応じて双方向シフトレジスタ1の出力の選択
のみを行う選択回路、64は選択回路63から出力され
たデータを構成している複数のビットのうち「1」のビ
ットが偶数個あるか奇数個あるかを検出して検出結果を
第1及び第2のXOR回路6,7の第1の入力端に対し
て出力するパリティ検出回路であり、その他図23と同
一符号のものは図23の同一符号部分に相当するもので
ある。選択回路63は、双方向シフトレジスタ1の出力
Q3か出力Q2かをシフト方向制御信号DIRに応じて選
択して出力するセレクタ65と、双方向シフトレジスタ
1の出力Q3か出力Q0かをシフト方向制御信号DIRに
応じて選択して出力するセレクタ66とで構成されてい
る。パリティ検出回路64は、セレクタ65の出力を受
ける第1の入力端、セレクタ66の出力を受ける第2の
入力端、並びに第1及び第2のXOR回路6,7の双方
の第1の入力端に共通に接続された出力端を持つXOR
ゲート67で構成されている。なお、第1及び第2のX
OR回路6,7の第2の入力端は、図23に示した双方
向疑似乱数発生回路と同様に、それぞれ、NORゲート
17,18の出力端に接続されている。
【0039】図8の双方向疑似乱数発生回路と図23に
示した従来の双方向疑似乱数発生回路とが異なる点は、
従来の選択回路2のセレクタ11,13が双方向シフト
レジスタ1の出力の最上位ビットと「0」の選択及び最
下位ビットと「0」の選択を行うために設けられていた
のに対し、図8の選択回路63のセレクタ66が双方向
シフトレジスタ1の最上位ビット及び最下位ビットの選
択を行ったいる点である。このように構成できるのは、
パリティ検出回路が「1」であるビット数の偶数奇数を
判断するため、「0」を入力してもしなくてもその結果
に違いを生じないからである。従って、図8の双方向疑
似乱数発生回路が発生する疑似乱数列は、図23の双方
向疑似乱数発生回路が発生する疑似乱数列と同じであ
る。図8のように構成することで、図8の選択回路63
のセレクタの個数及びパリティ検出回路64のXORゲ
ートの個数を、図23の選択回路2及びパリティ検出回
路3に比べて削減することができる。従って、図8の双
方向疑似乱数発生回路は、従来に比べてフィードバック
回路を簡易化して、回路規模を削減できる。
【0040】図9は、この発明の実施の形態4の第2の
態様による4ビットの双方向疑似乱数発生回路の構成を
示すブロック図である。図9において、図8と同一符号
部分は、図8の同一符号部分に相当するものである。図
9に示した双方向疑似乱数発生回路が、図8の双方向疑
似乱数発生回路と異なる点は、フィードバック回路にお
いて、第1及び第2のNOR回路4,5と第1及び第2
のXOR回路6,7を省いて、パリティ検出回路64の
出力を直接双方向シフトレジスタ1の右シフト入力端子
9及び左シフト入力端子10に接続した点にある。その
ため、図9に示した双方向疑似乱数発生回路は、図8の
双方向疑似乱数発生回路が発生する2の4乗通りの疑似
乱数のうち(Q3,Q2,Q1,Q0)=(0,0,
0,0)の発生が禁止される。それは、図9の双方向疑
似乱数発生回路は、その出力が全て「0」の状態となる
と、シフトクロックを与えてもこの状態のまま出力が変
化しなくなるからである。そのため、図9の双方向疑似
乱数発生回路は、全てが「0」の状態以外の状態にリセ
ットされなければならない。このようなリセットは、例
えば、双方向シフトレジスタ1を構成しているフリップ
フロップ回路にセットリセット機能を持つものを用いて
実現することもでき、右シフト信号SIRまたは左シフ
ト信号SILに強制的に「1」を含められるように右シ
フト入力端子9または左シフト入力端子10の前段にゲ
ートを挿入してもよい。また、フリップフロップ回路の
入力にゲートを挿入して外部からの信号に応答してその
入力の「0」を「1」に変更するよう構成しても図9の
双方向疑似乱数発生回路で必要なリセットが行える。
【0041】図10は、この発明の実施の形態4の第3
の態様による4ビットの双方向疑似乱数発生回路の構成
を示すブロック図である。図10において、68は双方
向シフトレジスタ1の出力Q0,Q2を受けてシフト方
向制御信号DIRに応じて双方向シフトレジスタ1の出力
の選択のみを行う選択回路であり、その他図8と同一符
号部分は、図8の同一符号部分に相当するものである。
図10に示した双方向疑似乱数発生回路が、図8の双方
向疑似乱数発生回路と異なる点は、選択回路68と選択
回路63との構成の違いにある。選択回路68は、選択
回路63と異なり、セレクタ69において、双方向シフ
トレジスタ1の出力Q2,Q0の選択を行い、出力Q3
についての選択を行うセレクタを持たず、出力Q3につ
いてはそのままパリティ検出回路64に与えている。そ
のため、選択回路68は、選択回路63に比べてセレク
タの個数を削減することができる。
【0042】実施の形態5. 次に、この発明の実施の形態5による双方向疑似乱数発
生回路を図について説明する。図11は、この発明の実
施の形態5の第1の態様による4ビットの双方向疑似乱
数発生回路の構成を示すブロック図である。図11にお
いて、70はNOR回路54の出力と第2の選択回路6
3出力とを含めた複数のビットのうち「1」であるビッ
トが偶数個あるか奇数個あるかを検出して検出結果を双
方向シフトレジスタ1の右シフト入力端子9と左シフト
入力端子10とに対して出力するパリティ検出回路であ
り、その他図7または図8と同一符号の部分は図7また
は図8の同一符号部分に相当するものである。パリティ
検出回路70は、セレクタ65,66の出力の排他的論
理和演算を行うためのXORゲート72と、XORゲー
72の出力及びNOR回路54の出力の排他的論理和
演算を行ってその結果を双方向シフトレジスタ1の右シ
フト入力端子9及び左シフト入力端子10に対して同時
に出力するXORゲート71とを備えて構成されてい
る。図11の双方向疑似乱数発生回路は、実施の形態3
による双方向疑似乱数発生回路の特徴と実施の形態4に
よる双方向疑似乱数発生回路の特徴とを同時に備えるも
のである。従って、従来の図23の双方向疑似乱数発生
回路に比べて回路規模が大幅に削減されるので回路規模
削減の効果は最も大きい。なお、実施の形態5の説明で
も述べたように、セレクタ65,66を一つにまとめる
ことができる。そのように構成された双方向疑似乱数発
生回路を図12に示す。図12において、図10または
図11と同一符号の部分は、図10または図11の同一
符号部分に相当するものである。
【0043】実施の形態6. 次に、この発明の実施の形態6による双方向疑似乱数発
生回路を図について説明する。実施の形態1〜実施の形
態5で説明した双方向疑似乱数発生回路は、クロックの
変化に応じてデータのシフトが必然的に惹き起こされる
ような構成である。クロックの変化があってもデータの
シフトを起こさせないような構成とするためには、図1
3に示すように、フリップフロップ回路73の出力端子
と入力端子とを接続するようなループを設けるのが、一
般的であると考える。例えば、図24のフリップフロッ
プ回路20 1 とセレクタ21 1 とに代えて、図13のよう
なセレクタ74,75とフリップフロップ回路73とを
用いるものである。セレクタ74は、ホールド信号HL
が「0」の時にフリップフロップ回路73の出力端子と
入力端子とを接続してホールドモードとなり、ホールド
信号HLが「1」の時にセレクタ75の出力をフリップ
フロップ回路73に与えてシフトモードになる。セレク
タ75は、シフト方向制御信号DIRに応じて、左右に配
置されているフリップフロップ回路の出力を対応するフ
リップフロップ回路73に与えることで、左右いずれか
にデータをシフトさせる。このようにして構成した双方
向シフトレジスタ中には、隣接するフリップフロップ回
路の出力の選択を行うセレクタが存在しない。そのた
め、双方向シフトレジスタ中のセレクタと、選択回路中
のセレクタの共用が難しい。実施の形態6による疑似乱
数発生回路にはこの点についての改善が加えられてい
る。
【0044】図14は、この発明の実施の形態6による
双方向疑似乱数発生回路の構成を示すブロック図であ
る。図14において、76は4ビットのデータを左右い
ずれかの方向に移動しつつ直列に入力して並列に出力す
るかクロックに関係なくそれらのデータを保持するかを
外部から与えられる信号によって選択できる双方向シフ
トレジスタ、77は双方向シフトレジスタ76の出力Q
0,Q2,Q3をシフト方向制御信号DIR2に応じて選択
的にパリティ検出回路64に対して与える選択回路であ
り、その他図10と同一符号の部分は図10の同一符号
部分に相当するものである。
【0045】双方向シフトレジスタ76は、4つのフリ
ップフロップ回路810〜813と、8つのセレクタ82
0〜823,830〜833とで構成されている。フリップ
フロップ回路813は、最上位ビットを出力する出力端
子803に接続された出力端とセレクタ823の出力を受
ける入力端とを持つ。フリップフロップ回路810は、
最下位ビットを出力する出力端子800に接続された出
力端とセレクタ820の出力を受ける入力端とを持つ。
フリップフロップ回路811,812は、それぞれ、対応
する出力端子801,802に接続された出力端と、セレ
クタ821,822の出力を受ける入力端とを持つ。セレ
クタ823は、シフト方向制御信号DIR1が「0」の時、
右シフト入力端子78から入力され右にシフトすべき右
シフトデータSIRをフリップフロップ回路813の入
力端に対して出力し、シフト方向制御信号DIR1が「1」
の時、セレクタ833の出力をフリップフロップ回路8
3の入力端に対して与える。フリップフロップ回路8
0〜812は、それぞれ対応する出力端子800〜802
に接続された出力端と、対応するセレクタ820〜822
の出力を受ける入力端とを持つ。セレクタ820〜822
は、シフト方向制御信号DIR1が「0」の時、それぞれ左
にあるフリップフロップ回路811〜813の出力を、対
応するフリップフロップ回路810〜812の入力端に対
して与え、シフト方向制御信号DIR1が「1」の時、それ
ぞれ、対応するセレクタ830〜832の出力を対応する
フリップフロップ回路810〜812の入力端に対して与
える。セレクタ830は、シフト方向制御信号DIR2が
「1」の時、左シフト入力端子79から入力され左にシ
フトすべき左シフトデータSILをセレクタ820に対
して与え、シフト方向制御信号DIR2が「0」の時、フリ
ップフロップ回路810の出力をセレクタ820に対して
与える。セレクタ83 1 83 3 は、それぞれ、シフト方
向制御信号DIR2が「1」の時、右にあるフリップフロッ
プ回路810〜812の出力を、対応するセレクタ821
〜823の入力端に対して出力し、シフト方向制御信号D
IR2が「0」の時、対応するフリップフロップ回路811
〜813の出力を対応するセレクタ821〜823に対し
て出力する。これらセレクタ820〜823とセレクタ8
0〜833とにより、データ保持手段の一種であるフリ
ップフロップ回路810〜813の入力端と出力端との接
続関係を変更してデータの伝送される経路を切り換える
経路切換手段が構成されている。
【0046】選択回路77は、XORゲート67の第1
の入力端に対して双方向シフトレジスタ76の出力Q
2,Q3を選択的に与えるセレクタ833と、XORゲ
ート67の第2の入力端に対して双方向シフトレジスタ
76の出力Q0,Q3の出力を選択的に与えるセレクタ
84とを備えて構成されている。双方向シフトレジスタ
76内のセレクタ833を双方向疑似乱数発生用のフィ
ードバック回路中の選択回路77のセレクタと兼用した
ことを特徴とする。そのため、選択回路のセレクタが削
減されることでフィードバック回路の構成が簡易化さ
れ、これにより回路規模が削減される。そして、図14
に示した双方向シフトレジスタ76は、選択回路とのセ
レクタの共有化が容易になるように、隣接するフリップ
フロップ回路の出力を選択するセレクタ830〜833
経路切換手段に含めて構成されている。双方向疑似乱数
発生回路においては、隣接するフリップフロップ回路を
選択回路で選択する構成が、比較的多く出現するからで
ある。
【0047】シフト方向制御信号DIR1=0の時、双方向
シフトレジスタ76は、右シフトデータSIRを右にシ
フトしつつ直列に入力し、並列に出力する右シフトモー
ドになる(シフト方向制御信号DIR2は0/1どちらでも
よい)。この時、経路切換手段によって、各フリップフ
ロップ回路81 2 81 0 は、その入力端を左のフリップ
フロップ回路の出力端に接続される。シフト方向制御信
号DIR1=1で、かつDIR2=0の時、双方向シフトレジス
タ76は、その時点での出力Q0〜Q3を保持するホー
ルドモードになる。ホールドモードの時、各フリップフ
ロップ回路810〜813は、それぞれ、自己の出力端と
自己の入力端が接続され、出力データがそのまま入力デ
ータとなる。シフト方向制御信号DIR1=1で、かつDIR2
=1の時、双方向シフトレジスタ76は、左シフトデー
タSILを左にシフトしつつ直列に入力し、並列に出力
する左シフトモードになるものである。この時、経路切
換手段によって、各フリップフロップ回路81 1 81 3
は、その入力端を右のフリップフロップ回路の出力端に
接続される。
【0048】データの保持を行うホールドモードとする
かデータのシフトを行うシフトモードとするかを指定す
る信号HLと、双方向シフトレジスタに対してデータの
シフト方向を切り換えるシフト方向制御信号DIRとか
ら、シフト方向制御信号DIR1,DIR2を発生する変換回路
の構成の一例を図15に示す。図15において、85は
信号HL及びシフト方向制御信号DIRの論理和を演算し
てシフト方向制御信号DIR1を出力するORゲート、86
は信号HLの反転論理及びシフト方向制御信号DIRの
論理積を演算してシフト方向制御信号DIR2を出力す
るゲートである。信号HL=0で、かつシフト方向制御
信号DIR=0の時、シフト方向制御信号DIR1=0になる
ので、双方向シフトレジスタ76は右シフトモードにな
る。信号HL=1の時、シフト方向制御信号DIR1=1,
DIR2=0になるので、双方向シフトレジスタ76はホー
ルドモードになる。信号HL=0,DIR=1の時、シフ
ト方向制御信号DIR1=1,DIR2=1になるので、双方向
シフトレジスタ76は、左シフトモードになる。
【0049】実施の形態7.次に、この発明の実施の形
態7による双方向疑似乱数発生回路を図について説明す
る。図16は、この発明の実施の形態7による双方向疑
似乱数発生回路の構成を示すブロック図である。図16
において、87は4ビットのデータを左右いずれかの方
向に移動しつつ直列に入力して並列に出力するかクロッ
クに関係なくそれらのデータを保持するかを外部から与
えられる信号によって選択できる双方向シフトレジスタ
であり、その他図14と同一符号の部分は、図14の同
一符号部分に相当するものである。図16の双方向シフ
トレジスタ87が、図14の双方向シフトレジスタ76
と異なる点は、スキャンセレクタ88を備えている点で
ある。スキャンセレクタ88は、フリップフロップ回路
813の入力端とセレクタ823との間に挿入される。ス
キャンセレクタ88は、双方向シフトレジスタ87のデ
ータ伝達経路中に設けられ、スキャンテスト時に必要な
データをフリップフロップ回路810〜813に対して与
えるとともに右シフトデータSIRを無効化する役割を
果たす。シフト方向制御信号DIR1=0で、かつスキャン
モード信号SM=1に設定することにより、スキャンテ
ストに用いるデータSIが、右にシフトしつつフリップ
フップ回路813〜810にセットされる。つまり、この
時、双方向シフトレジスタ87は、スキャンパス(SI
からQ0)の直列シフト動作が可能になっている。以上
のように構成することにより、僅かな回路の追加でスキ
ャンテストが可能な双方向疑似乱数発生回路が得られ
る。
【0050】また、図17は、データの保持を行うホー
ルドモードとするかデータのシフトを行うシフトモード
とするかを指定する信号HLと、双方向シフトレジスタ
に対してデータのシフト方向を切り換えるシフト方向制
御信号DIRと、スキャンモードにするか否かの指定を行
うスキャンモード信号SMとから、シフト方向制御信号
DIR1,DIR2を発生する変換回路の構成の一例を示す論理
図ある。図17において、89はORゲート85の出力
とスキャンモード信号SMの反転論理の論理積を演算す
ることによってシフト方向制御信号DIR1を生成するゲー
トであり、その他図15と同一符号の部分は図15の同
一符号部分に相当するものである。スキャンモード信号
SM=1の時、図17に示すように強制的にシフト方向
制御信号DIR1=0(右シフト)になるようにゲート89
が追加されている。なお、上記実施の形態7では、右シ
フトモードの時にスキャンパスができる場合について説
明したが、左シフトモード時にスキャンパスを形成して
もよく、それを実現するためには、スキャンセレクタ8
8と同様のものをセレクタ830とフリップフロップ回
路810との間に挿入すればよい。この時変換回路の構
成の変更が必要になることはいうまでもない。
【0051】実施の形態8.次に、この発明の実施の形
態8による双方向疑似乱数発生回路を図について説明す
る。図18は、この発明の実施の形態8による双方向疑
似乱数発生回路の構成を示すブロック図である。図18
において、90は4ビットのデータを左右いずれかの方
向に移動しつつ直列に入力して並列に出力するかクロッ
クに関係なくそれらのデータを保持するかを外部から与
えられる信号によって選択できる双方向シフトレジスタ
であり、その他図14と同一符号の部分は、図14の同
一符号部分に相当するものである。図18の双方向シフ
トレジスタ90が、図16の双方向シフトレジスタ87
と異なる点は、スキャンセレクタが挿入されている場所
である。スキャンセレクタ91は、右シフト入力端子7
8とセレクタ823との間に挿入されているが、その働
きはスキャンセレクタ88と同じである。実施の形態8
による双方向疑似乱数発生回路も実施の形態7による双
方向疑似乱数発生回路と同様の効果を奏する。なお、上
記実施の形態8では、右シフトモードの時にスキャンパ
スができる場合について説明したが、左シフトモード時
にスキャンパスを形成してもよく、それを実現するため
には、スキャンセレクタ91と同様のものを左シフト入
力端子79とセレクタ830の間に挿入すればよい。こ
の時変換回路の構成の変更が必要になることはいうまで
もない。
【0052】実施の形態9.次に、この発明の実施の形
態9による双方向疑似乱数発生回路を図について説明す
る。図19は、この発明の実施の形態9による双方向疑
似乱数発生回路の構成を示すブロック図である。図19
において、図18と同一符号の部分は、図18の同一符
号部分に相当するものである。図19の双方向疑似乱数
発生回路が、図18の双方向疑似乱数発生回路と異なる
点は、第1のNOR回路4、第2のNOR回路5、第1
のXOR回路6及び第2のXOR回路7を省いている点
である。図19と図18の双方向疑似乱数発生回路の関
係は、図9と図8の双方向疑似乱数発生回路の関係と同
等である。実施の形態9による双方向疑似乱数発生回路
も実施の形態8による双方向疑似乱数発生回路と同様の
効果を奏する。図19に示す双方向疑似乱数発生回路は
全てが0の状態を発生することを禁止されているため、
図19に示す双方向疑似乱数発生回路に対しては全てが
0の状態以外の状態にリセットする必要があるが、それ
は図9の双方向疑似乱数発生回路と同様であるので説明
は省略する。
【0053】実施の形態10. 図20は、この発明の実施の形態10による双方向疑似
乱数発生回路の構成を示すブロック図である。図20に
おいて、92は双方向シフトレジスタ90の出力Q0,
Q2,Q3と第1及び第2のNOR回路4,5の出力を
受けてこれらをシフト方向制御信号DIR2に応じて選択的
にパリティ検出回路に対して与える選択回路であり、
その他図1または図18と同一符号の部分は、図1また
は図18の同一符号部分に相当するものである。選択回
路92は、シフト方向制御信号DIR2=0の時に第1のN
OR回路4の出力を選び、シフト方向制御信号DIR2=1
の時に双方向シフトレジスタ90の出力Q3を選ぶよう
な選択を行ってその結果をXORゲート14の第1の入
力端に対して出力するセレクタ93と、選択結果をXO
Rゲート15の第1の入力端に対して出力するセレクタ
833と、シフト方向制御信号DIR2=1の時に第2のN
OR回路5の出力を選び、シフト方向制御信号DIR2=0
の時に双方向シフトレジスタ90の出力Q0を選ぶよう
な選択を行って選択結果をXORゲート15の第2の入
力端に対して出力するセレクタ94とで構成されてい
る。
【0054】図20の双方向疑似乱数発生回路は、図1
の双方向シフトレジスタ1を図18の双方向疑似乱数発
生回路の双方向シフトレジスタ90と置き換えてもので
ある。そして、選択回路92と双方向シフトレジスタ9
0とは、セレクタ833を共用している。従って、実施
の形態10による双方向疑似乱数発生回路は、実施の形
態1に加えて、実施の形態6及び実施の形態8の双方向
疑似乱数発生回路の特徴を合わせ持ち、これらと同様の
効果を奏する。なお、図20には、図1の双方向疑似乱
数発生回路の双方向シフトレジスタ1に代えて、双方向
シフトレジスタ90を用いたものを示したが、実施の形
態7に示した双方向シフトレジスタ87を用いてもよ
く、上記実施の形態と同様の効果を奏する。また、スキ
ャン設計を必要としない場合は、スキャンセレクタ91
及び図17に示した信号SMに関するゲート89は削除
できる。
【0055】実施の形態11. 図21は、この発明の実施の形態11による双方向疑似
乱数発生回路の構成を示すブロック図である。図21に
おいて、95は双方向シフトレジスタ90の出力Q0,
Q2,Q3とNOR回路54の出力を受けてこれらをシ
フト方向制御信号DIR2に応じて選択的にパリティ検出回
路70に対して出力する選択回路であり、その他図1
1、図17または図18と同一符号の部分は、図11、
図17または図18の同一符号部分に相当するものであ
る。選択回路95は、シフト方向制御信号DIR2=0の時
に双方向シフトレジスタ90出力Q0を選びシフト方
向制御信号DIR2=1の時に双方向シフトレジスタ90の
出力Q3を選ぶような選択を行ってその結果をXORゲ
ート72の第2の入力端に対して出力するセレクタ96
と、選択結果をXORゲート72の第1の入力端に対し
て出力するセレクタ833とで構成されている。
【0056】図21の双方向疑似乱数発生回路は、図1
1の双方向シフトレジスタ1を図18の双方向疑似乱数
発生回路の双方向シフトレジスタ90と置き換えてもの
である。そして、選択回路95と双方向シフトレジスタ
90とは、セレクタ833を共用している。従って、実
施の形態11による双方向疑似乱数発生回路は、実施の
形態5に加えて、実施の形態6及び実施の形態8の双方
向疑似乱数発生回路の特徴を合わせ持ち、これらと同様
の効果を奏する。なお、図21には、図11の双方向疑
似乱数発生回路の双方向シフトレジスタ1に代えて、双
方向シフトレジスタ90を用いたものを示したが、図2
2に示すように実施の形態7に示した双方向シフトレジ
スタ87を用いてもよく、上記実施の形態と同様の効果
を奏する。また、スキャン設計を必要としない場合は、
スキャンセレクタ91及び信号SMに関するゲート89
は削除できる。なお、この発明の上記実施の形態で示し
たフリップフロップ回路はスキャンフリップフロップ回
路に変更してもよい。スキャンフリップフロップ回路を
用いることで任意のフリップフロップ回路からスキャン
データの入力が可能になる。
【0057】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明の疑似
乱数発生回路によれば、フィードバック回路において、
選択回路が、双方向シフトレジスタのN本の出力端子の
うちの第1群の出力端子及び第1のNOR回路から出力
される第1の出力データかN本の出力端子のうちの第2
群の出力端子及び第2のNOR回路から出力される第2
の出力データかをシフト方向制御信号に応じて選択する
とともに、選択されたデータをパリティ検出回路に対し
て与え、それを受けてパリティ検出回路が、検出結果に
応じた信号を右シフト入力端子及び左シフト入力端子に
対して直接出力するよう構成されているので、従来必要
であったパリティ検出回路の出力と第1のNOR回路の
出力の排他的論理和を演算する排他的論理和回路、及び
パリティ検出回路の出力と第2のNOR回路の出力の排
他的論理和を演算する排他的論理和回路を省くことがで
き、従来に比べて回路規模を小さくできるという効果が
ある。
【0058】請求項2記載の発明の疑似乱数発生回路に
よれば、シフト方向制御信号に応じて選択回路が選択す
べき、第1群の出力端子と第2群の出力端子とに共通な
出力端子が存在する場合に、該共通な出力端子からの出
力を選択回路を素通りさせて、パリティ検出回路に直接
出力するように構成されているので、例えばセレクタの
数を削減できるなど選択回路の構成を簡易化して、従来
に比べて回路規模を小さくできるという効果がある。
【0059】請求項3記載の発明の疑似乱数発生回路に
よれば、第1の選択回路で選択された双方向シフトレジ
スタの最右端または最左端の出力端子の出力をNOR回
路に与えるので、従来必要であったパリティ検出回路の
出力と第1のNOR回路の出力の排他的論理和を演算す
る排他的論理和回路、及びパリティ検出回路の出力と第
2のNOR回路の出力の排他的論理和を演算する排他的
論理和回路を一つにまとめることができ、従来に比べて
回路規模を小さくできるという効果がある。
【0060】請求項4記載の発明の疑似乱数発生回路に
よれば、パリティ検出回路に与えられるデータは双方向
シフトレジスタの出力及びNOR回路の出力のみである
ため、従来必要であった選択回路での「0」の選択が省
かれ、選択回路の構成を簡易化して、さらに回路規模を
小さくできるという効果がある。
【0061】請求項5記載の発明の疑似乱数発生回路に
よれば、パリティ検出回路に与えられるデータは双方向
シフトレジスタの出力のみであるため、従来必要であっ
た選択回路での「0」の選択が省かれ、選択回路及びパ
リティ検出回路の構成を簡易化して、さらに回路規模を
小さくできるという効果がある。
【0062】請求項6記載の発明の疑似乱数発生回路に
よれば、第1の排他的論理和回路によって、第1のNO
R回路の出力とパリティ検出回路の出力の排他的論理和
を右シフト入力端子に対して出力し、第2の排他的論理
和回路によって、第2のNOR回路の出力とパリティ検
出回路の出力の排他的論理和を左シフト入力端子に対し
て出力するように構成されているので、出力が全て
「0」の疑似乱数を発生することができる回路規模の小
さい疑似乱数発生回路を得ることができるという効果が
ある。
【0063】請求項7記載の発明の疑似乱数発生回路に
よれば、パリティ検出回路に与えられるデータは双方向
シフトレジスタの出力のみであるため、従来必要であっ
た選択回路への「0」の入力が省かれ、選択回路及びパ
リティ検出回路の構成を簡易化して、さらに回路規模を
小さくできるという効果がり、パリティ検出回路にお
ける検出結果を出力するためのパリティ検出回路の出力
端子と右シフト入力端子及び左シフト入力端子と直接接
続されているため、出力の全てが「0」である疑似乱数
を発生することはできないが、フィードバック回路の構
成が単純化された疑似乱数発生回路の回路規模を小さく
できるという効果がある。
【0064】請求項8記載の発明の疑似乱数発生回路に
よれば、フィードバック回路及び双方向シフトレジスタ
において、セレクタが共通化されているため、セレクタ
の数を削減できるなど選択回路の構成を簡易化して、従
来に比べて回路規模を小さくできるという効果がある。
【0065】請求項9記載の発明の双方向シフトレジス
タによれば、経路切換手段が、隣接する出力端子から出
力されるデータの切り換えを行う隣接出力切換用スイッ
チ手段を含むので、疑似乱数発生回路等に用いて、双方
向シフトレジスタの隣接する出力端子の切換を行うセレ
クタを省くことができ、回路規模の縮小を容易にする双
方向シフトレジスタが得られるという効果がある。
【0066】請求項10記載の発明の双方向シフトレジ
スタによれば、中間スイッチ手段が、少なくとも一つの
隣接出力切換スイッチ手段の出力データを、少なくとも
一つのデータ保持手段に対して選択的に出力させるの
で、隣接出力切換スイッチ手段を内蔵する双方向シフト
レジスタにあってデータを保持する機能を簡単な構成で
実現することができるという効果がある。
【0067】請求項11記載の発明の双方向シフトレジ
スタによれば、例えば、第1ないし第3の隣接出力切換
用スイッチ手段によって左シフト動作を行い、第1ない
し第3の中間スイッチ手段によって右シフト動作を行え
るので、双方向のシフト機能を簡単な構成で実現するこ
とができるという効果がある。
【0068】請求項12記載の発明の双方向シフトレジ
スタによれば、キャンセル手段により右シフト入力端子
または左シフト入力端子から入力したデータを無効化
し、送信手段により内部の接続経路中にスキャンデータ
を送り込むよう構成されているので、スキャンテストが
可能になるという効果がある。
【0069】請求項13記載の発明の双方向シフトレジ
スタによれば、スキャンスイッチ手段が、スキャンデー
タと少なくとも一つの中間スイッチ手段の出力データと
をスキャン制御信号に応じて選択的に出力可能であり、
かつキャンセル手段と送信手段の働きを兼ねるように構
成されているので、スキャンスイッチ手段の追加という
僅かな構成の変更でスキャンテストが可能になるという
効果がある。
【0070】請求項14記載の発明の双方向シフトレジ
スタによれば、キャンセル手段と送信手段との働きを兼
ねるスキャンスイッチ手段が、右シフト入力端子または
左シフト入力端子の直後に設けられているので、スキャ
ンスイッチ手段の追加という僅かな構成の変更でスキャ
ンテストが可能になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1の第1の態様による
双方向疑似乱数発生回路の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】 この発明の実施の形態1の第2の態様による
双方向疑似乱数発生回路の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】 この発明の実施の形態1の第3の態様による
双方向疑似乱数発生回路の構成を示すブロック図であ
る。
【図4】 この発明の実施の形態2の第1の態様による
双方向疑似乱数発生回路の構成を示すブロック図であ
る。
【図5】 この発明の実施の形態2の第2の態様による
双方向疑似乱数発生回路の構成を示すブロック図であ
る。
【図6】 この発明の実施の形態2の第3の態様による
双方向疑似乱数発生回路の構成を示すブロック図であ
る。
【図7】 この発明の実施の形態3による双方向疑似乱
数発生回路の構成を示すブロック図である。
【図8】 この発明の実施の形態4の第1の態様による
双方向疑似乱数発生回路の構成を示すブロック図であ
る。
【図9】 この発明の実施の形態4の第2の態様による
双方向疑似乱数発生回路の構成を示すブロック図であ
る。
【図10】 この発明の実施の形態4の第3の態様によ
る双方向疑似乱数発生回路の構成を示すブロック図であ
る。
【図11】 この発明の実施の形態5の第1の態様によ
る双方向疑似乱数発生回路の構成を示すブロック図であ
る。
【図12】 この発明の実施の形態5の第2の態様によ
る双方向疑似乱数発生回路の構成を示すブロック図であ
る。
【図13】 データ保持が可能な双方向疑似乱数発生回
路の構成を説明するためのブロック図である。
【図14】 この発明の実施の形態6による双方向疑似
乱数発生回路の構成を示すブロック図である。
【図15】 双方向疑似乱数発生回路の制御信号を変換
する変換回路の構成を示す論理図である。
【図16】 この発明の実施の形態7による双方向疑似
乱数発生回路の構成を示すブロック図である。
【図17】 双方向疑似乱数発生回路の制御信号を変換
する変換回路の構成を示す論理図である。
【図18】 この発明の実施の形態8による双方向疑似
乱数発生回路の構成を示すブロック図である。
【図19】 この発明の実施の形態9による双方向疑似
乱数発生回路の構成を示すブロック図である。
【図20】 この発明の実施の形態10による双方向疑
似乱数発生回路の構成を示すブロック図である。
【図21】 この発明の実施の形態11の第1の態様に
よる双方向疑似乱数発生回路の構成を示すブロック図で
ある。
【図22】 この発明の実施の形態11の第2の態様に
よる双方向疑似乱数発生回路の構成を示すブロック図で
ある。
【図23】 従来の双方向疑似乱数発生回路の構成を示
すブロック図である。
【図24】 図23の双方向シフトレジスタの構成を示
す回路図である。
【符号の説明】
1,22,76,87,90 双方向シフトレジスタ、
2,25,42,45,48,63,68,77,9
2,95 選択回路、53 第1の選択回路、54 N
OR回路、55 第2の選択回路、3,26,64,5
6,70 パリティ検出回路、4,23 第1のNOR
回路、5,24 第2のNOR回路、6第1の排他的論
理和回路、7 第2の排他的論理和回路。

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Nビットのデータを左右いずれかの方向
    に移動しつつデータを直列に入力するため下位ビットか
    ら上位ビットへの左シフト時に用いられる左シフト入力
    端子及び上位ビットから下位ビットへの右シフト時に用
    いられる右シフト入力端子並びに直列に入力されたデー
    タを並列に出力するためのN本の出力端子を有する双方
    向シフトレジスタと、 前記双方向シフトレジスタの前記N本の出力端子から出
    力される信号に応じたデータを前記右シフト入力端子及
    び前記左シフト入力端子にフィードバックするフィード
    バック回路とを備え、 前記双方向シフトレジスタの前記N本の出力端子から2
    N通りのデータが一度ずつ所定の順序に従って現れる疑
    似乱数列を出力可能であって、かつシフト方向制御信号
    に応じて前記双方向シフトレジスタのシフト方向を切り
    換えることにより前記所定の順序について正逆いずれか
    の順序を選択可能な疑似乱数発生回路において、 前記フィードバック回路は、 与えられたデータを構成している複数のビットのうちで
    真であるビットが偶数個か奇数個かを検出して、検出結
    果に応じた信号を前記右シフト入力端子及び前記左シフ
    ト入力端子に直接出力するパリティ検出回路と、 前記双方向シフトレジスタの前記N本の出力端子のうち
    最右端に配置された出力端子を除く前記双方向シフトレ
    ジスタの全出力端子から出力されたデータの否定論理和
    演算を実行する第1のNOR回路と、 前記双方向シフトレジスタの前記N本の出力端子のうち
    最左端に配置された出力端子を除く前記双方向シフトレ
    ジスタの全出力端子から出力されたデータの否定論理和
    演算を実行する第2のNOR回路と、 前記双方向シフトレジスタの前記N本の出力端子のうち
    の第1群の出力端子及び前記第1のNOR回路から出力
    される第1の出力データか、前記N本の出力端子のうち
    の第2群の出力端子及び前記第2のNOR回路から出力
    される第2の出力データかを前記シフト方向制御信号に
    応じて選択し、選択されたデータを前記パリティ検出回
    路に対して与える選択回路とを備える、疑似乱数発生回
    路。
  2. 【請求項2】 Nビットのデータを左右いずれかの方向
    に移動しつつデータを直列に入力するため下位ビットか
    ら上位ビットへの左シフト時に用いられる左シフト入力
    端子及び上位ビットから下位ビットへの右シフト時に用
    いられる右シフト入力端子並びに直列に入力されたデー
    タを並列に出力するためのN本の出力端子を有する双方
    向シフトレジスタと、 前記双方向シフトレジスタの前記N本の出力端子から出
    力される信号に応じたデータを前記右シフト入力端子及
    び前記左シフト入力端子にフィードバックするフィード
    バック回路とを備え、 前記双方向シフトレジスタの前記N本の出力端子から2
    N通りのデータが一度ずつ所定の順序に従って現れる疑
    似乱数列を出力可能であって、かつシフト方向制御信号
    に応じて前記双方向シフトレジスタのシフト方向を切り
    換えることにより前記所定の順序について正逆いずれか
    の順序を選択可能な疑似乱数発生回路において、 前記フィードバック回路は、 与えられたデータを構成している複数のビットのうちで
    真であるビットが偶数個か奇数個かを検出して、前記右
    シフト入力端子及び前記左シフト入力端子に対して出力
    される信号の値を検出結果に応じて制御するためのパリ
    ティ検出回路と、 前記双方向シフトレジスタの前記N本の出力端子のうち
    の第1群の出力端子からの出力を含む第1の出力データ
    か、前記N本の出力端子のうちの第2群の出力端子から
    の出力を含む第2の出力データかを前記シフト方向制御
    信号に応じて選択し、選択されたデータを前記パリティ
    検出回路に対して与える選択回路とを備え、 前記第1群の出力端子と前記第2群の出力端子とに共通
    な出力端子が存在する場合には、該共通な出力端子から
    の出力を前記選択回路を素通りさせて、前記パリティ検
    出回路に直接出力することを特徴とする、疑似乱数発生
    回路。
  3. 【請求項3】 Nビットのデータを左右いずれかの方向
    に移動しつつデータを直列に入力するため下位ビットか
    ら上位ビットへの左シフト時に用いられる左シフト入力
    端子及び上位ビットから下位ビットへの右シフト時に用
    いられる右シフト入力端子並びに直列に入力されたデー
    タを並列に出力するためのN本の出力端子を有する双方
    向シフトレジスタと、 前記双方向シフトレジスタの前記N本の出力端子から出
    力される信号に応じたデータを前記右シフト入力端子及
    び前記左シフト入力端子にフィードバックするフィード
    バック回路とを備え、 前記双方向シフトレジスタの前記N本の出力端子から2
    N通りのデータが一度ずつ所定の順序に従って現れる疑
    似乱数列を出力可能であって、かつシフト方向制御信号
    に応じて前記双方向シフトレジスタのシフト方向を切り
    換えることにより前記所定の順序について正逆いずれか
    の順序を選択可能な疑似乱数発生回路において、 前記フィードバック回路は、 与えられたデータを構成している複数のビットのうちで
    真であるビットが偶数個か奇数個かを検出して、検出結
    果に応じた信号を前記右シフト入力端子及び前記左シフ
    ト入力端子に直接出力するパリティ検出回路と、 前記双方向シフトレジスタの前記N本の出力端子のうち
    の最右端及び最左端に配置された出力端子のいずれか一
    方を、前記シフト方向制御信号に応じて選択する第1の
    選択回路と、 前記N本の出力端子のうち前記双方向シフトレジスタの
    前記N本の出力端子のうちの最右端及び最左端に配置さ
    れた前記出力端子を除く前記双方向シフトレジスタの全
    出力端子から出力されたデータ及び前記第1の選択回路
    から出力されたデータの否定論理和を前記パリティ検出
    回路に与えるNOR回路と、 前記双方向シフトレジスタの前記N本の出力端子のうち
    の第1群の出力端子から出力される第1の出力データ
    か、前記N本の出力端子のうちの第2群の出力端子から
    出力される第2の出力データかを前記シフト方向制御信
    号に応じて選択し、選択されたデータを前記パリティ検
    出回路に対して与える第2の選択回路とを備える、疑似
    乱数発生回路。
  4. 【請求項4】 前記双方向シフトレジスタの前記第1群
    の出力端子には前記N本の出力端子のうちの最右端の出
    力端子が含まれ、前記第2群の出力端子には前記N本の
    出力端子のうちの最左端の出力端子が含まれ、前記パリ
    ティ検出回路に与えられるデータは、前記双方向シフト
    レジスタの出力及び前記NOR回路の出力のみであるこ
    とを特徴とする、請求項3記載の疑似乱数発生回路。
  5. 【請求項5】 Nビットのデータを左右いずれかの方向
    に移動しつつデータを直列に入力するため下位ビットか
    ら上位ビットへの左シフト時に用いられる左シフト入力
    端子及び上位ビットから下位ビットへの右シフト時に用
    いられる右シフト入力端子並びに直列に入力されたデー
    タを並列に出力するためのN本の出力端子を有する双方
    向シフトレジスタと、 前記双方向シフトレジスタの前記N本の出力端子から出
    力される信号に応じたデータを前記右シフト入力端子及
    び前記左シフト入力端子にフィードバックするフィード
    バック回路とを備え、 前記双方向シフトレジスタの前記N本の出力端子から2
    N通りのデータが一度ずつ所定の順序に従って現れる疑
    似乱数列を出力可能であって、かつシフト方向制御信号
    に応じて前記双方向シフトレジスタのシフト方向を切り
    換えることにより前記所定の順序について正逆いずれか
    の順序を選択可能な疑似乱数発生回路において、 前記フィードバック回路は、 与えられたデータを構成している複数のビットのうちで
    真であるビットが偶数個か奇数個かを検出して、前記右
    シフト入力端子及び前記左シフト入力端子に対して出力
    される信号の値を検出結果に応じて制御するためのパリ
    ティ検出回路と、 前記双方向シフトレジスタの前記N本の出力端子のうち
    の第1群の出力端子から出力される第1の出力データ
    か、前記N本の出力端子のうちの第2群の出力端子から
    出力される第2の出力データかを前記シフト方向制御信
    号に応じて選択し、選択されたデータを前記パリティ検
    出回路に対して与える選択回路とを備え、 前記双方向シフトレジスタの前記第1群の出力端子には
    前記N本の出力端子のうちの最右端の出力端子が含ま
    れ、前記第2群の出力端子には前記N本の出力端子のう
    ちの最左端の出力端子が含まれ、前記パリティ検出回路
    に与えられるデータは前記双方向シフトレジスタの出力
    のみであることを特徴とする、疑似乱数発生回路。
  6. 【請求項6】 前記右シフト入力端子に接続された出力
    端子並びに第1及び第2の入力端子を持つ第1の排他的
    論理和回路と、 前記左シフト入力端子に接続された出力端子並びに第1
    及び第2の入力端子を持つ第2の排他的論理和回路と、 前記双方向シフトレジスタの前記N本の出力端子のうち
    最右端に配置された出力端子を除く前記双方向シフトレ
    ジスタの全出力端子から出力されたデータの否定論理和
    を前記第1の排他的論理和回路の前記第1の入力端子に
    対して出力する第1のNOR回路と、 前記双方向シフトレジスタの前記N本の出力端子のうち
    最左端に配置された出力端子を除く前記双方向シフトレ
    ジスタの全出力端子から出力されたデータの否定論理和
    を前記第2の排他的論理和回路の前記第1の入力端子に
    対して出力する第2のNOR回路とをさらに備え、 前記パリティ検出回路は、前記第1及び第2の排他的論
    理和回路の前記第2の入力端子の双方に対して検出結果
    に基づいた信号を直接出力することを特徴とする、請求
    項5記載の疑似乱数発生回路。
  7. 【請求項7】 Nビットのデータを左右いずれかの方向
    に移動しつつデータを直列に入力するため下位ビットか
    ら上位ビットへの左シフト時に用いられる左シフト入力
    端子及び上位ビットから下位ビットへの右シフト時に用
    いられる右シフト入力端子並びに直列に入力されたデー
    タを並列に出力するためのN本の出力端子を有する双方
    向シフトレジスタと、 前記双方向シフトレジスタの前記N本の出力端子から出
    力される信号に応じたデータを前記右シフト入力端子及
    び前記左シフト入力端子にフィードバックするフィード
    バック回路とを備え、 前記双方向シフトレジスタの前記N本の出力端子から疑
    似乱数が所定の順序に従って現れる疑似乱数列を出力可
    能であって、かつシフト方向制御信号に応じて前記双方
    向シフトレジスタのシフト方向を切り換えることにより
    前記所定の順序について正逆いずれかの順序を選択可能
    な疑似乱数発生回路において、 前記フィードバック回路は、 与えられたデータを構成している複数のビットのうちで
    真であるビットが偶数個か奇数個かを検出して、前記右
    シフト入力端子及び前記左シフト入力端子に対して出力
    される信号の値を検出結果に応じて制御するためのパリ
    ティ検出回路と、 前記双方向シフトレジスタの前記N本の出力端子のうち
    の第1群の出力端子から出力される第1の出力データ
    か、前記N本の出力端子のうちの第2群の出力端子から
    出力される第2の出力データかを前記シフト方向制御信
    号に応じて選択し、選択されたデータを前記パリティ検
    出回路に対して与える選択回路とを備え、 前記双方向シフトレジスタの前記第1群の出力端子には
    前記N本の出力端子のうちの最右端の出力端子が含ま
    れ、前記第2群の出力端子には前記N本の出力端子のう
    ちの最左端の出力端子が含まれ、前記パリティ検出回路
    に与えられるデータは前記双方向シフトレジスタの出力
    のみであり、 前記パリティ検出回路は、検出結果に基づいた信号を前
    記右シフト入力端子及び前記左シフト入力端子に直接出
    力することを特徴とする、疑似乱数発生回路。
  8. 【請求項8】 Nビットのデータを左右いずれかの方向
    に移動しつつデータを直列に入力するため下位ビットか
    ら上位ビットへの左シフト時に用いられる左シフト入力
    端子及び上位ビットから下位ビットへの右シフト時に用
    いられる右シフト入力端子並びに直列に入力されたデー
    タを並列に出力するためのN本の出力端子を有する双方
    向シフトレジスタと、 前記双方向シフトレジスタの前記N本の出力端子から出
    力される信号に応じたデータを前記右シフト入力端子及
    び前記左シフト入力端子にフィードバックするフィード
    バック回路とを備え、 前記双方向シフトレジスタの前記N本の出力端子から2
    N通りのデータが一度ずつ所定の順序に従って現れる疑
    似乱数列を出力可能であって、かつシフト方向制御信号
    に応じて前記双方向シフトレジスタのシフト方向を切り
    換えることにより前記所定の順序について正逆いずれか
    の順序を選択可能な疑似乱数発生回路において、 前記フィードバック回路及び前記双方向シフトレジスタ
    は、前記N本の出力端子のうちの少なくとも2つの出力
    の選択を行う共通のセレクタを含むことを特徴とする、
    疑似乱数発生回路。
  9. 【請求項9】 右または左にシフトしながら直列にデー
    タを入力するための右シフト入力端子、左シフト入力端
    子、及び入力したデータを並列に出力するための複数の
    出力端子を備え、入力されたデータをシフトせずに保持
    するデータ保持機能を有する双方向シフトレジスタにお
    いて、 右シフト、左シフト、及びデータ保持のモードの切り換
    えを行うため内部の接続経路を繋ぎ換える経路切換手段
    をさらに備え、 前記経路切換手段は、前記複数の出力端子のうちの隣接
    する出力端子から出力されるデータの切り換えを行う少
    なくとも一つの隣接出力切換用スイッチ手段を含むこと
    を特徴とする、双方向シフトレジスタ。
  10. 【請求項10】 前記少なくとも一つの隣接出力切換ス
    イッチ手段により切り換えが行われる前記隣接する出力
    端子のうちの一方に対してデータを出力する少なくとも
    一つのデータ保持手段をさらに備え、 前記経路切換手段は、 前記少なくとも一つのデータ保持手段と前記少なくとも
    一つの隣接出力切換スイッチ手段との間に設けられ、前
    記少なくとも一つの隣接出力切換スイッチ手段により切
    り換えが行われる前記隣接する出力端子以外の前記複数
    の出力端子のうちの所定の出力端子からの出力データ及
    び前記少なくとも一つの隣接出力切換スイッチ手段から
    の出力データのうちの一方を、前記少なくとも一つのデ
    ータ保持手段に対して選択的に出力する少なくとも一つ
    の中間スイッチ手段をさらに含むことを特徴とする、請
    求項9記載の双方向シフトレジスタ。
  11. 【請求項11】 前記少なくとも一つの隣接出力切換用
    スイッチ手段は、第1ないし第3の隣接出力切換用スイ
    ッチ手段を含み、 前記少なくとも一つのデータ保持手段は、前記第1ない
    し第3の隣接出力切換スイッチ手段にそれぞれ対応して
    設けられた第1ないし第3のデータ保持手段を含み、 前記少なくとも一つの中間スイッチ手段は、前記第1な
    いし第3のデータ保持手段にそれぞれ対応して設けられ
    た第1ないし第3の中間スイッチ手段を含み、 前記第1の中間スイッチ手段は、右へシフトすべき右シ
    フトデータか、前記第1の隣接出力切換用スイッチ手段
    の出力データかを第1の方向信号に応じて選択して前記
    第1のデータ保持手段に対して出力し、 前記第1の隣接出力切換用スイッチ手段は、前記第1の
    データ保持手段の出力データか、前記第2のデータ保持
    手段の出力データかを第2の方向信号に応じて選択して
    出力し、 前記第2の中間スイッチ手段は、前記第1のデータ保持
    手段の出力データか、前記第2の隣接出力切換用スイッ
    チ手段の出力データかを前記第1の方向信号に応じて選
    択して前記第2のデータ保持手段に対して出力し、 前記第2の隣接出力切換用スイッチ手段は、前記第2の
    データ保持手段の出力データか、前記第3のデータ保持
    手段の出力データかを前記第2の方向信号に応じて選択
    して出力し、 前記第3の中間スイッチ手段は、前記第2のデータ保持
    手段の出力データと前記第3の隣接出力切換用スイッチ
    手段の出力データのいずれかを前記第1の方向信号に応
    じて前記第3のデータ保持手段に対して選択的に出力
    し、 前記第3の隣接出力切換用スイッチ手段は、前記第3の
    データ保持手段の出力データか左にシフトすべき左シフ
    トデータかを前記第2の方向信号に応じて選択して出力
    することを特徴とする、請求項10記載の双方向シフト
    レジスタ。
  12. 【請求項12】 前記右シフト入力端子または前記左シ
    フト入力端子から入力したデータが前記内部の接続経路
    を伝搬しないように無効化するキャンセル手段と、 前記内部の接続経路中にスキャンデータを送り込む送信
    手段とをさらに備える、請求項9記載の双方向シフトレ
    ジスタ。
  13. 【請求項13】 前記少なくとも一つの隣接出力切換ス
    イッチ手段により切り換えが行われる前記隣接する出力
    端子のうちの一方は、前記複数の出力端子のうちの最端
    部の出力端子を含み、 前記最端部の出力端子に対してデータを出力する少なく
    とも一つのデータ保持手段をさらに備え、 前記経路切換手段は、 前記少なくとも一つのデータ保持手段と前記少なくとも
    一つの隣接出力切換スイッチ手段との間に設けられ、前
    記右シフト入力端子または前記左シフト入力端子のうち
    前記最端部の出力端子に近い方のシフト入力端子で受け
    るデータか、前記少なくとも一つの隣接出力切換スイッ
    チ手段の出力データかを選択して出力する少なくとも一
    つの中間スイッチ手段と、 前記中間スイッチ手段と前記少なくとも一つのデータ保
    持手段との間に設けられ、スキャンデータか、前記少な
    くとも一つの中間スイッチ手段の出力データかをスキャ
    ン制御信号に応じて選択して出力可能な、前記キャンセ
    ル手段と前記送信手段の働きを兼ねるスキャンスイッチ
    手段とを備える、請求項12記載の双方向シフトレジス
    タ。
  14. 【請求項14】 前記キャンセル手段と前記送信手段と
    の働きを兼ねるスキャンスイッチ手段が、前記右シフト
    入力端子または前記左シフト入力端子の直後に設けられ
    ていることを特徴とする、請求項12記載の双方向シフ
    トレジスタ。
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