JP3508154B2 - データベース更新処理装置 - Google Patents
データベース更新処理装置Info
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、データベースに保持さ
れる、預金の元帳データ等のデータについて、オンライ
ン処理要求により随時行われる更新処理と並行に、予め
期日の定まる更新処理をバッチ処理として行うシステム
において、両処理の実行順序を合理的な順序に制御でき
るようにしたデータベース更新処理装置に関する。 【０００２】 【従来の技術と発明が解決しようとする課題】銀行預金
の処理システムを典型的な例として、預金の残高、引出
し額、預け入れ額等の情報は預金口座番号を識別番号と
して識別されるデータのブロックに保持する預金原簿デ
ータをデータベースに保持し、預金に関する取引が行わ
れるごとに、データベースの該当ブロックを更新する。 【０００３】その更新処理では、預金の預け入れと引出
しに対応して、加減算が行われ、その他の情報と共に加
減算の結果が最近の残高として記録される。そのような
更新処理は、公知のオンラインシステムでは、預金の引
出しや預け入れの要求が発生する都度、システムにつな
がる窓口機械或いは現金自動預払機等の端末装置から随
時入力される処理要求を受け付けて、即時に実行するよ
うに制御される。 【０００４】又、公知のように、給料の自動振込、公共
料金その他の支払い料金の自動振替等のサービスが銀行
によって行われ、それらは各預金口座ごとの契約で定ま
る要求元から各期日ごとに指定される金額を、定められ
た期日に振込或いは払出しするように処理される。 【０００５】その処理では、それらの自動振込、支払い
に対応して、前記と同じデータベースについて同様に加
減算を伴う更新処理が必要になるが、それはバッチ処理
としてプログラムされた処理を実行することによって行
われ、通常は例えば、振込は期日直前のオンライン処理
のサービス時間終了後、支払いは期日直後のオンライン
処理のサービス時間終了後に実行する。 【０００６】しかし、前記のような銀行のオンラインシ
ステムの２４時間／日サービスを実施することが要求さ
れるようになると、前記のオンライン処理とバッチ処理
とを時間帯を区分して行うことができなくなり、両者を
並行して処理するようにしなければならない。 【０００７】その結果、例えば給料自動振込のバッチ処
理を当期日の０時から実行するようにすると、当日オン
ライン処理で或る預金口座の引出しをしようとした時、
その口座には未だ給料振込処理の実行が終わって無く
て、引出し不能となることが予想される。 【０００８】そのようなことを避けるために、処理が期
日までに完了するように事前にバッチ処理の実行を開始
させるようにすると、不当に事前に預金の引出しができ
たり、又支払いのための自動振替であると、その処理が
早過ぎるために、資金不足で支払い不能になる等の矛盾
を生じる可能性がある。 【０００９】本発明は、前記のようなシステムにおける
オンライン処理とバッチ処理との期日に関する矛盾が生
じないように、両者の実行順序を合理的な順序に制御で
きるようにしたデータベース更新処理装置を目的とす
る。 【００１０】 【課題を解決するための手段】図１は、本発明の構成を
示すブロック図である。図はデータベース更新処理装置
の構成であって、所定の識別番号で識別されるブロック
のデータを保持するデータベースと接続し、各該ブロッ
クの内容に加減算を含む更新処理を行う業務のために、
バッチ処理部１は各該ブロックごとに示すバッチ処理情
報２に従って、処理を有効とする期日が予め指定されて
いる該更新処理をバッチ処理として実行し、オンライン
処理部３は端末装置から随時入力される処理要求に従っ
て、該更新処理を該処理要求時にオンライン処理として
実行する装置であって、順序制御部４を設ける。 【００１１】順序制御部４は、処理条件テーブル５に、
該オンライン処理の加減算の別と、該バッチ処理の該オ
ンライン処理の処理要求に対する相対期日と、加減算の
別との各組合せについて、該バッチ処理と該オンライン
処理との実行順位を示すテーブル情報を保持する。 【００１２】順序制御部４は、オンライン処理部３に対
する処理要求を受け付けて、該処理要求に指定されるブ
ロックについて、バッチ処理情報２を参照して、当該ブ
ロックについての未処理のバッチ処理の有無を識別し、
該未処理のバッチ処理が有る場合には処理条件テーブル
５を参照して、当該バッチ処理と該オンライン処理との
実行順位を決定し、該決定した実行順位に従って、バッ
チ処理部１及びオンライン処理部３に、該ブロックにつ
いての処理の実行を順次要求する。 【００１３】 【作用】本発明のデータベース更新処理装置により、同
一のデータベースに対する加減算を含む更新処理を、バ
ッチ処理とオンライン処理で処理する場合に、オンライ
ン処理の処理要求を契機として、該当するブロックにつ
いてのバッチ処理の処理状況をバッチ処理情報によって
調べ、必要な未処理のバッチ処理があれば、バッチ処理
とオンライン処理の実行順序を処理条件テーブルで決定
して、当該ブロックについて、両処理を決定した順序に
実行するように制御する。 【００１４】従って、処理条件テーブルを、前記要件に
基づいて妥当な実行順序を決定できるように作成してお
けば、オンライン処理とバッチ処理を並行に実行して
も、期日上で矛盾した結果を生じないように制御するこ
とが容易になる。 【００１５】 【実施例】預金処理システムの場合に、図１におけるバ
ッチ処理情報２は、例えば各預金口座ごとに、自動振込
及び支払い契約について、各契約ごとの項に、その処理
を識別する情報が記録され、それらの各々について確定
した取扱金額及び期日、及びその内容による最近の処理
日付又は未処理の表示が記録されている。 【００１６】バッチ処理情報２も、例えば預金原簿デー
タのブロックを保持するデータベースに、ブロックと対
応して格納されていて、それらの内容は別途適当な時期
ごとにメンテナンスされ、バッチ処理部１は未処理の項
の内容に従う処理を実行すると、その処理日付を記録し
ておく。 【００１７】図２は処理条件テーブルの一例であって、
バッチ処理について期日欄と加減算区分欄があって、期
日欄にオンライン処理との相対期日が本日、前日以前及
び翌日以降に分けて示され、処理区分欄に加算か減算か
の別が示される。又、オンライン処理について加算か減
算かが示される。 【００１８】以上の３条件の組合せについて、処理順序
欄にバッチ処理とオンライン処理の実行順序又はオンラ
イン処理のみを行うことの指定を示す。但し、図示の処
理順序欄の指定は説明のための一例であって、例えばバ
ッチ処理の本日期日の減算については実行しないで前日
以前になったときに実行するようにする等、預金処理の
サービス方針等によって適宜異なる指定が設定されてよ
い。 【００１９】図３は本発明の処理の流れ図であり、順序
制御部４が処理ステップ10でオンライン処理要求を受け
取ると、処理ステップ11で処理要求で指定される口座番
号から処理対象ブロックを決定し、処理対象ブロック
と、そのブロックのバッチ処理情報を読み込む。 【００２０】処理ステップ12で、読み込んだバッチ処理
情報を調べて、未処理のバッチ処理があるか識別し、無
ければオンライン処理部３に処理を渡す。オンライン処
理部３は処理ステップ13で、順序制御部４からブロック
及び処理要求を受け取って、要求のオンライン処理を実
行する。 【００２１】その後、処理ステップ14で処理結果のブロ
ックの内容に従ってデータベースを更新し、以上の処理
結果のブロックの内容（預金通帳の追加記載内容或いは
取引記録の伝票等）をオンライン処理を要求した端末装
置へ出力する。 【００２２】処理ステップ12で未処理のバッチ処理があ
ると識別した場合には、処理ステップ15でそれらの各項
の期日と振込か支払いかの別と金額をそれぞれ読み出し
て、その期日により前日以前の分、本日分、翌日以降の
分に分けて、各分類ごとに金額を振込か支払いかに従っ
て加算又は減算して相殺する。 【００２３】以上の結果について、相殺結果がプラスな
ら加算、０又はマイナスなら減算をバッチ処理の処理区
分とし、オンライン処理要求の内容が預け入れか払出し
かにより加算か減算として、処理ステップ16で処理条件
テーブルを参照し、該当する項の処理順序欄の指定によ
り実行順位を決定する。 【００２４】その結果、図２に例示した処理条件テーブ
ルによれば、未処理のバッチ処理の状況等により次の実
行順序の組合せができる。即ち、前日以前のバッチ→
本日のバッチ→オンライン、前日以前のバッチ→オン
ライン→本日のバッチ、前日以前のバッチ→オンライ
ン、本日のバッチ→オンライン、オンライン→本日
のバッチか、又はオンライン処理のみ（バッチ処理が
翌日以降のみの場合)である。 【００２５】そこで、処理ステップ17で、バッチ処理の
実行があるか識別して、オンライン処理のみ（前記）
の場合には処理ステップ13に分岐して、前記のように処
理を進める。 【００２６】バッチ処理のある場合には、決定した実行
順序に従い、処理ステップ18で識別してオンライン処理
が先であれば（前記の場合）、先ず処理ステップ19で
オンライン処理部３を実行させ、その後処理ステップ20
でバッチ処理部１に本日分までのバッチ処理を実行させ
る。 【００２７】又、バッチ処理が先の場合は処理ステップ
21でバッチ処理部１に、前日以前分まで（前記の場
合）、又は本日分まで（、、の場合）を指定して
バッチ処理を実行させ、その後処理ステップ22でオンラ
イン処理部３を実行させる。 【００２８】その後、処理ステップ23で本日分のバッチ
処理が必要か識別し、バッチ処理が残っている（前記
）場合は、処理ステップ24で再びバッチ処理部１を実
行させる。 【００２９】以上何れかによりバッチ処理部１及びオン
ライン処理部３の処理を終わると、再びオンライン処理
部３により処理ステップ14の処理を前記のように実行し
て終了する。 【００３０】 【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、データベースについて加減算を含む更新処理
を、オンライン処理とバッチ処理で並行に行うシステム
において、オンライン処理とバッチ処理との期日に関す
る矛盾が生じないように、両者の実行順序を合理的な順
序に制御することが容易にできるという著しい工業的効
果がある。
れる、預金の元帳データ等のデータについて、オンライ
ン処理要求により随時行われる更新処理と並行に、予め
期日の定まる更新処理をバッチ処理として行うシステム
において、両処理の実行順序を合理的な順序に制御でき
るようにしたデータベース更新処理装置に関する。 【０００２】 【従来の技術と発明が解決しようとする課題】銀行預金
の処理システムを典型的な例として、預金の残高、引出
し額、預け入れ額等の情報は預金口座番号を識別番号と
して識別されるデータのブロックに保持する預金原簿デ
ータをデータベースに保持し、預金に関する取引が行わ
れるごとに、データベースの該当ブロックを更新する。 【０００３】その更新処理では、預金の預け入れと引出
しに対応して、加減算が行われ、その他の情報と共に加
減算の結果が最近の残高として記録される。そのような
更新処理は、公知のオンラインシステムでは、預金の引
出しや預け入れの要求が発生する都度、システムにつな
がる窓口機械或いは現金自動預払機等の端末装置から随
時入力される処理要求を受け付けて、即時に実行するよ
うに制御される。 【０００４】又、公知のように、給料の自動振込、公共
料金その他の支払い料金の自動振替等のサービスが銀行
によって行われ、それらは各預金口座ごとの契約で定ま
る要求元から各期日ごとに指定される金額を、定められ
た期日に振込或いは払出しするように処理される。 【０００５】その処理では、それらの自動振込、支払い
に対応して、前記と同じデータベースについて同様に加
減算を伴う更新処理が必要になるが、それはバッチ処理
としてプログラムされた処理を実行することによって行
われ、通常は例えば、振込は期日直前のオンライン処理
のサービス時間終了後、支払いは期日直後のオンライン
処理のサービス時間終了後に実行する。 【０００６】しかし、前記のような銀行のオンラインシ
ステムの２４時間／日サービスを実施することが要求さ
れるようになると、前記のオンライン処理とバッチ処理
とを時間帯を区分して行うことができなくなり、両者を
並行して処理するようにしなければならない。 【０００７】その結果、例えば給料自動振込のバッチ処
理を当期日の０時から実行するようにすると、当日オン
ライン処理で或る預金口座の引出しをしようとした時、
その口座には未だ給料振込処理の実行が終わって無く
て、引出し不能となることが予想される。 【０００８】そのようなことを避けるために、処理が期
日までに完了するように事前にバッチ処理の実行を開始
させるようにすると、不当に事前に預金の引出しができ
たり、又支払いのための自動振替であると、その処理が
早過ぎるために、資金不足で支払い不能になる等の矛盾
を生じる可能性がある。 【０００９】本発明は、前記のようなシステムにおける
オンライン処理とバッチ処理との期日に関する矛盾が生
じないように、両者の実行順序を合理的な順序に制御で
きるようにしたデータベース更新処理装置を目的とす
る。 【００１０】 【課題を解決するための手段】図１は、本発明の構成を
示すブロック図である。図はデータベース更新処理装置
の構成であって、所定の識別番号で識別されるブロック
のデータを保持するデータベースと接続し、各該ブロッ
クの内容に加減算を含む更新処理を行う業務のために、
バッチ処理部１は各該ブロックごとに示すバッチ処理情
報２に従って、処理を有効とする期日が予め指定されて
いる該更新処理をバッチ処理として実行し、オンライン
処理部３は端末装置から随時入力される処理要求に従っ
て、該更新処理を該処理要求時にオンライン処理として
実行する装置であって、順序制御部４を設ける。 【００１１】順序制御部４は、処理条件テーブル５に、
該オンライン処理の加減算の別と、該バッチ処理の該オ
ンライン処理の処理要求に対する相対期日と、加減算の
別との各組合せについて、該バッチ処理と該オンライン
処理との実行順位を示すテーブル情報を保持する。 【００１２】順序制御部４は、オンライン処理部３に対
する処理要求を受け付けて、該処理要求に指定されるブ
ロックについて、バッチ処理情報２を参照して、当該ブ
ロックについての未処理のバッチ処理の有無を識別し、
該未処理のバッチ処理が有る場合には処理条件テーブル
５を参照して、当該バッチ処理と該オンライン処理との
実行順位を決定し、該決定した実行順位に従って、バッ
チ処理部１及びオンライン処理部３に、該ブロックにつ
いての処理の実行を順次要求する。 【００１３】 【作用】本発明のデータベース更新処理装置により、同
一のデータベースに対する加減算を含む更新処理を、バ
ッチ処理とオンライン処理で処理する場合に、オンライ
ン処理の処理要求を契機として、該当するブロックにつ
いてのバッチ処理の処理状況をバッチ処理情報によって
調べ、必要な未処理のバッチ処理があれば、バッチ処理
とオンライン処理の実行順序を処理条件テーブルで決定
して、当該ブロックについて、両処理を決定した順序に
実行するように制御する。 【００１４】従って、処理条件テーブルを、前記要件に
基づいて妥当な実行順序を決定できるように作成してお
けば、オンライン処理とバッチ処理を並行に実行して
も、期日上で矛盾した結果を生じないように制御するこ
とが容易になる。 【００１５】 【実施例】預金処理システムの場合に、図１におけるバ
ッチ処理情報２は、例えば各預金口座ごとに、自動振込
及び支払い契約について、各契約ごとの項に、その処理
を識別する情報が記録され、それらの各々について確定
した取扱金額及び期日、及びその内容による最近の処理
日付又は未処理の表示が記録されている。 【００１６】バッチ処理情報２も、例えば預金原簿デー
タのブロックを保持するデータベースに、ブロックと対
応して格納されていて、それらの内容は別途適当な時期
ごとにメンテナンスされ、バッチ処理部１は未処理の項
の内容に従う処理を実行すると、その処理日付を記録し
ておく。 【００１７】図２は処理条件テーブルの一例であって、
バッチ処理について期日欄と加減算区分欄があって、期
日欄にオンライン処理との相対期日が本日、前日以前及
び翌日以降に分けて示され、処理区分欄に加算か減算か
の別が示される。又、オンライン処理について加算か減
算かが示される。 【００１８】以上の３条件の組合せについて、処理順序
欄にバッチ処理とオンライン処理の実行順序又はオンラ
イン処理のみを行うことの指定を示す。但し、図示の処
理順序欄の指定は説明のための一例であって、例えばバ
ッチ処理の本日期日の減算については実行しないで前日
以前になったときに実行するようにする等、預金処理の
サービス方針等によって適宜異なる指定が設定されてよ
い。 【００１９】図３は本発明の処理の流れ図であり、順序
制御部４が処理ステップ10でオンライン処理要求を受け
取ると、処理ステップ11で処理要求で指定される口座番
号から処理対象ブロックを決定し、処理対象ブロック
と、そのブロックのバッチ処理情報を読み込む。 【００２０】処理ステップ12で、読み込んだバッチ処理
情報を調べて、未処理のバッチ処理があるか識別し、無
ければオンライン処理部３に処理を渡す。オンライン処
理部３は処理ステップ13で、順序制御部４からブロック
及び処理要求を受け取って、要求のオンライン処理を実
行する。 【００２１】その後、処理ステップ14で処理結果のブロ
ックの内容に従ってデータベースを更新し、以上の処理
結果のブロックの内容（預金通帳の追加記載内容或いは
取引記録の伝票等）をオンライン処理を要求した端末装
置へ出力する。 【００２２】処理ステップ12で未処理のバッチ処理があ
ると識別した場合には、処理ステップ15でそれらの各項
の期日と振込か支払いかの別と金額をそれぞれ読み出し
て、その期日により前日以前の分、本日分、翌日以降の
分に分けて、各分類ごとに金額を振込か支払いかに従っ
て加算又は減算して相殺する。 【００２３】以上の結果について、相殺結果がプラスな
ら加算、０又はマイナスなら減算をバッチ処理の処理区
分とし、オンライン処理要求の内容が預け入れか払出し
かにより加算か減算として、処理ステップ16で処理条件
テーブルを参照し、該当する項の処理順序欄の指定によ
り実行順位を決定する。 【００２４】その結果、図２に例示した処理条件テーブ
ルによれば、未処理のバッチ処理の状況等により次の実
行順序の組合せができる。即ち、前日以前のバッチ→
本日のバッチ→オンライン、前日以前のバッチ→オン
ライン→本日のバッチ、前日以前のバッチ→オンライ
ン、本日のバッチ→オンライン、オンライン→本日
のバッチか、又はオンライン処理のみ（バッチ処理が
翌日以降のみの場合)である。 【００２５】そこで、処理ステップ17で、バッチ処理の
実行があるか識別して、オンライン処理のみ（前記）
の場合には処理ステップ13に分岐して、前記のように処
理を進める。 【００２６】バッチ処理のある場合には、決定した実行
順序に従い、処理ステップ18で識別してオンライン処理
が先であれば（前記の場合）、先ず処理ステップ19で
オンライン処理部３を実行させ、その後処理ステップ20
でバッチ処理部１に本日分までのバッチ処理を実行させ
る。 【００２７】又、バッチ処理が先の場合は処理ステップ
21でバッチ処理部１に、前日以前分まで（前記の場
合）、又は本日分まで（、、の場合）を指定して
バッチ処理を実行させ、その後処理ステップ22でオンラ
イン処理部３を実行させる。 【００２８】その後、処理ステップ23で本日分のバッチ
処理が必要か識別し、バッチ処理が残っている（前記
）場合は、処理ステップ24で再びバッチ処理部１を実
行させる。 【００２９】以上何れかによりバッチ処理部１及びオン
ライン処理部３の処理を終わると、再びオンライン処理
部３により処理ステップ14の処理を前記のように実行し
て終了する。 【００３０】 【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、データベースについて加減算を含む更新処理
を、オンライン処理とバッチ処理で並行に行うシステム
において、オンライン処理とバッチ処理との期日に関す
る矛盾が生じないように、両者の実行順序を合理的な順
序に制御することが容易にできるという著しい工業的効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明の構成を示すブロック図
【図２】 処理条件テーブルの一例を説明する図
【図３】 本発明の処理の流れ図
【符号の説明】
１ バッチ処理部
２ バッチ処理情報
３ オンライン処理部
４ 順序制御部
５ 処理条件テーブル
10〜24 処理ステップ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 松田 千里生
神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地
富士通株式会社内
(72)発明者 山本 健一
神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地
富士通株式会社内
(56)参考文献 特開 昭57−141766（ＪＰ，Ａ)
特開 平５−35560（ＪＰ，Ａ)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
G06F 12/00
G06F 17/60,19/00
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項１】 所定の識別番号で識別されるブロックの
データを保持するデータベースと接続し、各該ブロック
の内容に加減算を含む更新処理を行う業務のために、バ
ッチ処理部は各該ブロックごとに示すバッチ処理情報に
従って、処理を有効とする期日が予め指定されている該
更新処理をバッチ処理として実行し、オンライン処理部
は端末装置から随時入力される処理要求に従って、該更
新処理を該処理要求時にオンライン処理として実行する
装置であって、 順序制御部を設け、 該順序制御部は、処理条件テーブルに、該オンライン処
理の加減算の別と、該バッチ処理の該オンライン処理の
処理要求に対する相対期日と、加減算の別との各組合せ
について、該バッチ処理と該オンライン処理との実行順
位を示すテーブル情報を保持し、 該オンライン処理部に対する処理要求を受け付けて、該
処理要求に指定されるブロックについて、該バッチ処理
情報を参照して、当該ブロックについての未処理のバッ
チ処理の有無を識別し、 該未処理のバッチ処理が有る場合には該処理条件テーブ
ルを参照して、当該バッチ処理と該オンライン処理との
組合せに合致する実行順位を決定し、 該決定した実行順位に従って、該バッチ処理部及び該オ
ンライン処理部に、該ブロックについての処理の実行を
順次要求するように構成されていることを特徴とするデ
ータベース更新処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11349993A JP3508154B2 (ja) | 1993-05-17 | 1993-05-17 | データベース更新処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11349993A JP3508154B2 (ja) | 1993-05-17 | 1993-05-17 | データベース更新処理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06324929A JPH06324929A (ja) | 1994-11-25 |
| JP3508154B2 true JP3508154B2 (ja) | 2004-03-22 |
Family
ID=14613875
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11349993A Expired - Fee Related JP3508154B2 (ja) | 1993-05-17 | 1993-05-17 | データベース更新処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3508154B2 (ja) |
-
1993
- 1993-05-17 JP JP11349993A patent/JP3508154B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06324929A (ja) | 1994-11-25 |
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