JP3507338B2 - 画像記録装置および該画像記録装置の制御方法 - Google Patents

画像記録装置および該画像記録装置の制御方法

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JP3507338B2
JP3507338B2 JP20584898A JP20584898A JP3507338B2 JP 3507338 B2 JP3507338 B2 JP 3507338B2 JP 20584898 A JP20584898 A JP 20584898A JP 20584898 A JP20584898 A JP 20584898A JP 3507338 B2 JP3507338 B2 JP 3507338B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、給排紙口を複数持つシ
ステムであって、外部機器から入力される印刷情報に基
づいて、記録媒体に画像を記録可能な画像記録装置に給
送するあるいは画像記録装置から排送する記録媒体のハ
ンドリングを制御するオプション装置を接続可能な画像
記録装置、および該画像記録装置の制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】排紙口を複数持ち、排出用紙のソートが
可能な複写機用のソータにおいては、ユーザは複写機の
側で操作し、コピー部数の設定などを行い、コピーした
ものをソートするといった使用方法であるため、複写機
の側にいる一人のユーザがその複写機を独占して使用す
ることになる。
【0003】上記使用方法においては、複写機が有する
ビン数以上のソート指定が設定された場合は、一度保有
ビン数のソートを行い、ユーザに全ビンの用紙を取り除
かせてから残りのソートを行っていた。
【0004】複写機のようにソータオプションを装着し
た画像記録装置をスタンドアローンで使用する場合は問
題がないが、ネットワーク環境下で複数のホストコンピ
ュータへつなげ、複数のユーザからの印字指定を受け付
けるような状況で、画像記録装置が有するビン数以上の
ソート指定が設定された場合においては、必ずユーザが
画像記録装置の側にいて必要なオペレータ操作を行う
か、複数回に分けて画像記録装置にデータを送信する必
要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例を外部機器
から入力される印刷情報に基づいて記録媒体に画像を記
録可能な画像記録装置にそのまま使用する場合には、次
のような問題があった。即ち、ネットワーク環境下で複
数のホストコンピュータへつなげ、遠隔地から複数のユ
ーザが印字指定を行う状況においては、画像記録装置の
側にユーザがいないことが多く、保有ビン数以上の指定
により出力を行うような場合は、必ずユーザは画像記録
装置の側に行き、一旦出力用紙を全て取り除かなければ
処理を続行できないため、ユーザが介在しなければジョ
ブを終了できないだけでなく、そのまま放置された状態
が続くとネットワーク上の他のユーザがその画像記録装
置を使用することができなくなってしまう。このような
状況を避けるためには、ホストコンピュータから送信す
る印字データを保有ビン数までのソート指定に分割し、
複数回に分けて画像記録装置にデータを送信しなけらば
ならないという煩わしさがあった。
【0006】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、ビデオコントローラとエンジンコント
ローラとの間に、複数の各種オプションユニットを統括
して制御し、エンジンコントローラへの指令も与える統
括コントローラを使用し、ビデオコントローラは統括コ
ントローラに指示を与え、エンジンコントローラおよび
ビデオコントローラのコストアップなく多種のオプショ
ンユニットを使用する画像記録装置、または該画像記録
装置の制御方法であって、保有ピン数以上のソート指定
が行われた場合でも、シフト排紙を利用することにより
ソートを行い、画像記録装置をオフラインに移行させる
ことなく、ユーザの介在なしに保有ピン数以上のソート
処理を実行できるようにすることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、画像記録装置
本体に対して所定の拡張処理を行う複数のオプション装
置を接続可能な画像記録装置であって、電源投入時に立
ち上げ処理の指定を行う立ち上げ処理指定手段と、各オ
プション装置の基本情報を獲得する獲得手段と、前記獲
得手段より獲得した情報に基づいて、各オプション装置
にコマンド識別情報を発行し、動作指定及び情報を獲得
するオプション動作制御手段と、前記オプション動作制
御手段により発行されたコマンド識別情報を確認して各
オプション装置を統括制御する統括制御手段とを有し、
ジョブ制御情報を作成しジョブを管理するジョブ管理手
段と、ページ情報を作成し印刷ページについての指定内
容及び状態を管理するページ管理手段と、ソート可能な
排紙ビン情報を取得する取得手段と、上記ジョブ制御情
報及びページ情報及びビン情報から、ページの処理順番
や給排紙口指定を始めとする各種設定のスケジュールを
行うスケジューリング手段と、前記スケジューリング手
段によりスケジュールされた内容を元に前記統括制御手
段に対し指定を行うオプション指定手段と、前記スケジ
ューリング手段によりスケジュールされた内容を元に前
記画像記録装置本体に対して印字指定を行うエンジン指
定手段と、印字ページの状態を監視する監視手段と、を
有し、前記ページ管理手段は、外部機器から送信される
印字データを解析した結果、解析手段が指定する内容を
元に、該ページに関する指定内容、状態及び描画メモリ
に展開されている描画情報の位置など、ページを管理す
るページ情報を作成するページテーブル作成手段と、前
記スケジューリング手段及び監視手段の処理により、ペ
ージテーブル情報を更新するページテーブル更新手段と
を有することを特徴とする。
【0008】さらに、前記画像記録装置において、前記
ジョブ管理手段は、新規ジョブのデータが作成された場
合に、ジョブに関する情報を格納するジョブ制御テーブ
ルを作成するジョブテーブル作成手段と、前記スケジュ
ーリング手段によりスケジュールされた内容を元にジョ
ブ制御テーブルを更新するジョブテーブル更新手段とを
有することを特徴とする。
【0009】さらに、前記画像記録装置において、前記
スケジューリング手段は、前記ジョブ制御テーブルか
ら、ソート処理を行うかどうかを判断するソート判断手
段と、ソート指定時にソート処理を行うソート処理手段
と、ソート指定時ではない場合に、ページ情報に基づき
処理を行う通常処理手段とを有することを特徴とする。
【0010】さらに、前記画像記録装置において、前記
ソート処理手段は、前記ページテーブル情報及び前記ジ
ョブテーブル情報を元に、次に印字を行うページを決定
する決定手段と、そのページをシフト排紙するかどうか
を判断するシフト判断手段と、前記ページテーブル更新
手段により、シフト排紙を行う場合に、強制的にそのペ
ージをシフト排紙指定に変更するシフト排紙指定手段と
を有し、ソートスケジュール手段によりどのページをど
の排紙ビンへ排紙指定するかを決定しソートスケジュー
ルを行い、前記統括制御手段に対し指定を行うことを特
徴とする。
【0011】さらに、前記画像記録装置において、前記
通常処理手段は、前記ページテーブル情報及び前記ジョ
ブ制御テーブルを元に前記統括制御手段に対し通常指定
を行うことを特徴とする。
【0012】さらに、前記画像記録装置において、前記
ソートスケジュール手段は、前記スケジュール手段によ
り指定された使用可能ビン情報と、それぞれのビンの優
先順位及び、前記ページテーブル情報及び前記ジョブ制
御テーブルを元にオプション指定手段により、前記統括
制御手段に対し指定を行うことを特徴とする。
【0013】さらに、前記画像記録装置において、前記
シフト排紙指定手段は、ホストコンピュータなどの外部
機器からの指定、パネル設定などに関わらず、強制的に
シフト排紙指定を行うことを特徴とする。
【0014】さらに、前記画像記録装置において、前記
オプション指定手段は、前記ページテーブル情報を元に
前記統括制御手段に対して指定を行うことを特徴とす
る。
【0015】さらに、前記画像記録装置において、前記
エンジン指定手段は、前記ページテーブル情報を元に画
像記録装置本体に対し印字指定を行うことを特徴とす
る。
【0016】また、本発明は、画像記録装置本体に対し
て所定の拡張処理を行う複数のオプション装置を接続可
能な画像記録装置であって、電源投入時に立ち上げ処理
の指定を行う立ち上げ処理指定手段と、各オプション装
置の基本情報を獲得する獲得手段と、前記獲得手段より
獲得した情報に基づいて、各オプション装置にコマンド
識別情報を発行し、動作指定及び情報を獲得するオプシ
ョン動作制御手段と、前記オプション動作制御手段によ
り発行されたコマンド識別情報を確認して各オプション
装置を統括制御する統括制御手段とを有し、ジョブ制御
情報を作成しジョブを管理するジョブ管理手段と、ペー
ジ情報を作成し印刷ページについての指定内容及び状態
を管理するページ管理手段と、ソート可能な排紙ビン情
報を取得する取得手段と、上記ジョブ制御情報及びペー
ジ情報及びビン情報から、ページの処理順番や給排紙口
指定を始めとする各種設定のスケジュールを行うスケジ
ューリング手段と、前記スケジューリング手段によりス
ケジュールされた内容を元に前記統括制御手段に対し指
定を行うオプション指定手段と、前記スケジューリング
手段によりスケジュールされた内容を元に前記画像記録
装置本体に対して印字指定を行うエンジン指定手段と、
印字ページの状態を監視する監視手段と、を有し、前記
監視手段は、印字指定したページが排紙完了したことを
監視し、完了通知を受け取ったページに対して情報の破
棄を行うことを特徴とする。
【0017】また、本発明は、画像記録装置本体に対し
て所定の拡張処理を行う複数のオプション装置を接続可
能な画像記録装置であって、電源投入時に立ち上げ処理
の指定を行う立ち上げ処理指定手段と、各オプション装
置の基本情報を獲得する獲得手段と、前記獲得手段より
獲得した情報に基づいて、各オプション装置にコマンド
識別情報を発行し、動作指定及び情報を獲得するオプシ
ョン動作制御手段と、前記オプション動作制御手段によ
り発行されたコマンド識別情報を確認して各オプション
装置を統括制御する統括制御手段とを有し、ジョブ制御
情報を作成しジョブを管理するジョブ管理手段と、ペー
ジ情報を作成し印刷ページについての指定内容及び状態
を管理するページ管理手段と、ソート可能な排紙ビン情
報を取得する取得手段と、上記ジョブ制御情報及びペー
ジ情報及びビン情報から、ページの処理順番や給排紙口
指定を始めとする各種設定のスケジュールを行うスケジ
ューリング手段と、前記スケジューリング手段によりス
ケジュールされた内容を元に前記統括制御手段に対し指
定を行うオプション指定手段と、前記スケジューリング
手段によりスケジュールされた内容を元に前記画像記録
装置本体に対して印字指定を行うエンジン指定手段と、
印字ページの状態を監視する監視手段と、ソートの状態
をオペレーションパネルまたは外部装置に通知する通知
手段と、を有し、前記通知手段は、現在行っているソー
トの種類をオペレーションパネルに状態表示または、外
部装置へ通知することを特徴とする。
【0018】さらにまた、本発明は、画像記録装置本体
に対して所定の拡張処理を行う複数のオプション装置を
接続可能な画像記録装置の制御方法であって、電源投入
時に立ち上げ処理の指定を行う立ち上げ処理指定工程
と、各オプション装置の基本情報を獲得する獲得工程
と、前記獲得工程で獲得した情報に基づいて、各オプシ
ョン装置にコマンド識別情報を発行し、動作指定及び情
報を獲得するオプション動作制御工程と、前記オプショ
ン動作制御工程で発行されたコマンド識別情報を確認し
て各オプション装置を統括制御する統括制御工程と、ジ
ョブ制御情報を作成しジョブを管理するジョブ管理工程
と、ページ情報を作成し印刷ページについての指定内容
及び状態を管理するページ管理工程と、ソート可能な排
紙ビン情報を取得する取得工程と、上記ジョブ制御情報
及びページ情報及びビン情報から、ページの処理順番や
給排紙口指定を始めとする各種設定のスケジュールを行
うスケジューリング工程と、前記スケジューリング工程
でスケジュールされた内容を元に前記統括制御工程に対
し指定を行うオプション指定工程と、前記スケジューリ
ング工程でスケジュールされた内容を元に前記画像記録
装置本体に対して印字指定を行うエンジン指定工程と、
印字ページの状態を監視する監視工程と、を有し、前記
ページ管理工程は、外部機器から送信される印字データ
を解析した結果、解析手段が指定する内容を元に、該ペ
ージに関する指定内容、状態及び描画メモリに展開され
ている描画情報の位置など、ページを管理するページ情
報を作成するページテーブル作成工程と、前記スケジュ
ーリング工程及び監視工程の処理により、ページテーブ
ル情報を更新するページテーブル更新工程とを有するこ
とを特徴とする。
【0019】また、本発明は、画像記録装置本体に対し
て所定の拡張処理を行う複数のオプション装置を接続可
能な画像記録装置の制御方法であって、電源投入時に立
ち上げ処理の指定を行う立ち上げ処理指定工程と、各オ
プション装置の基本情報を獲得する獲得工程と、前記獲
得工程で獲得した情報に基づいて、各オプション装置に
コマンド識別情報を発行し、動作指定及び情報を獲得す
るオプション動作制御工程と、前記オプション動作制御
工程で発行されたコマンド識別情報を確認して各オプシ
ョン装置を統括制御する統括制御工程と、ジョブ制御情
報を作成しジョブを管理するジョブ管理工程と、ページ
情報を作成し印刷ページについての指定内容及び状態を
管理するページ管理工程と、ソート可能な排紙ビン情報
を取得する取得工程と、上記ジョブ制御情報及びページ
情報及びビン情報から、ページの処理順番や給排紙口指
定を始めとする各種設定のスケジュールを行うスケジュ
ーリング工程と、前記スケジューリング工程でスケジュ
ールされた内容を元に前記統括制御工程に対し指定を行
うオプション指定工程と、前記スケジューリング工程で
スケジュールされた内容を元に前記画像記録装置本体に
対して印字指定を行うエンジン指定工程と、印字ページ
の状態を監視する監視工程と、を有し、前記監視工程
は、印字指定したページが排紙完了したことを監視し、
完了通知を受け取ったページに対して情報の破棄を行う
ことを特徴とする。
【0020】また、本発明は、画像記録装置本体に対し
て所定の拡張処理を行う複数のオプション装置を接続可
能な画像記録装置の制御方法であって、電源投入時に立
ち上げ処理の指定を行う立ち上げ処理指定工程と、各オ
プション装置の基本情報を獲得する獲得工程と、前記獲
得工程で獲得した情報に基づいて、各オプション装置に
コマンド識別情報を発行し、動作指定及び情報を獲得す
るオプション動作制御工程と、前記オプション動作制御
工程で発行されたコマンド識別情報を確認して各オプシ
ョン装置を統括制御する統括制御工程と、ジョブ制御情
報を作成しジョブを管理するジョブ管理工程と、ページ
情報を作成し印刷ページについての指定内容及び状態を
管理するページ管理工程と、ソート可能な排紙ビン情報
を取得する取得工程と、上記ジョブ制御情報及びページ
情報及びビン情報から、ページの処理順番や給排紙口指
定を始めとする各種設定のスケジュールを行うスケジュ
ーリング工程と、前記スケジューリング工程でスケジュ
ールされた内容を元に前記統括制御工程に対し指定を行
うオプション指定工程と、前記スケジューリング工程で
スケジュールされた内容を元に前記画像記録装置本体に
対して印字指定を行うエンジン指定工程と、印字ページ
の状態を監視する監視工程と、ソートの状態をオペレー
ションパネルまたは外部装置に通知する通知工程と、を
有し、前記通知工程は、現在行っているソートの種類を
オペレーションパネルに状態表示または、外部装置へ通
知することを特徴とする。
【0021】
【0022】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例を説明す
る。
【0023】(実施例1)図1に本実施例のプリンタを
含んだシステム構成を示してあり、例えば、レーザビー
ムプリンタの場合を示している。なお、本実施例を適用
する画像記録装置は、レーザビームプリンタに限られる
ものではなく、インクジェットプリンタ等の他のプリン
ト方式のプリンタでも良い。また、以下の説明および図
において、オプションユニットを2台接続した例を説明
するが、さらに多くのオプションユニットを接続可能で
あり、またオプションユニットの機能を本体が共有して
も構わない。
【0024】図1において、102はレーザビームプリ
ンタ(プリンタ)で、各種オプション装置が接続可能で
あり、ホストコンピュータ等の外部機器101と汎用イ
ンターフェース(例えば、セントロニクス、RS232
C等)で接続され、汎用インターフェースを介して外部
機器101から転送される印刷情報(所定のプリンタ言
語に基づくコードデータ等の制御情報、例えば、Pos
tScript,LIPSIII 、LIPSIV、イメージ
データ等を含む)に基づいて画像記録を行う。103は
ビデオコントローラで、外部機器101と前記汎用イン
ターフェースで接続され、外部機器101から前記汎用
インターフェースを介して転送されるコードデータ(E
SCコード、各種PDLデータ等)を受信し、該コード
データに基づくドットデータ等からなるページ情報を生
成し、ビデオインターフェース80を介して後述するエ
ンジンコントローラ105に対してイメージデータ(2
値または多値)を送信するとともに、統括インターフェ
ース90を介して後述するオプションコントローラ部1
06に対して給紙指定及び排紙指定のコマンド等を送信
する。エンジンコントローラ105は、前記ビデオコン
トローラ103から転送されるイメージデータに基づい
て、周知の電子写真プロセスによって感光ドラム上に潜
像を形成し、供給される用紙に転写、定着して印字を行
う。なお、このとき、オプションコントローラ106部
に対して給排紙のタイミングの指示等を行う。
【0025】104はパネル部で、操作のための各種ス
イッチ(ボタン)、LED表示器等から構成されるユー
ザとのインターフェースであり、ユーザはパネル部10
4を操作することによりプリンタ102に所定の動作を
指示することができる。なお、ユーザにより設定された
各種データ等は図示しない不揮発性メモリ、例えばNV
RAM、EEPROM等に記憶管理される。
【0026】オプションコントローラ部106は、図示
しないCPU、ROM、RAM等を備え、前記ビデオコ
ントローラ103から転送される給排紙指定等及びエン
ジンコントローラ105からの給排紙指示等に基づい
て、1台以上のオプション装置(ユニット)を統括して
制御する統括コントローラであり、各種オプション装置
に具備されるオプションコントローラユニットとオプシ
ョンユニットインターフェース70を介して通信を行
い、各種オプション装置を統括的に制御する。
【0027】また、オプションコントローラ部106の
RAM内には、ビデオコントローラ103がアクセス可
能な共有メモリ(後述する図5に示す)があり、該共有
メモリは約40頁分の搬送状況管理エリア、基本ステー
タスエリア、コマンド&ステータス管理エリア、立ち上
げ処理エリア等から構成され、ビデオコントローラ10
3は、上記共有メモリの各エリアを介して各オプション
装置に対する指定を行う。
【0028】なお、上記搬送状況管理エリアは、ビデオ
コントローラ103が印字方法(給紙口、排紙口、色、
ステイプルする、シフトする等)を各オプション装置へ
通知する領域と、各オプション状態(どこまで印字し
た、排紙完了した等)をビデオコントローラ103に通
知する領域から構成される。
【0029】また、基本ステータスエリアは、各オプシ
ョン装置の異常(JAM、紙なし、ステイプル針なし
等)をビデオコントローラ103に通知する領域で、コ
マンド&ステータス管理エリアは、ビデオコントローラ
103とコマンドステータスのやりとりを行う領域で、
立ち上げ処理エリアは、ビデオコントローラ103が各
オプション装置の立ち上げ処理を指定する領域である。
【0030】107は給紙オプション装置(ユニット)
であり、例えば、ペーパデッキオプションユニットで、
内部にペーパデッキコントローラ(大容量給紙カセット
コントローラ)107aを有し、オプションコントロー
ラ部106から送信される制御情報に基づいて給紙制御
を行う。なお、上記ペーパデッキコントローラ107a
は、不図示のCPU、ROM、RAMを備え、CPUが
ROMに格納されたプログラムに基づいて給紙オプショ
ン装置107を制御する。また、ROMには給紙オプシ
ョン装置107の拡張情報、例えば、ペーパデッキに格
納可能な用紙サイズの情報等が格納されている。
【0031】108は排紙オプション装置(ユニット)
であり、例えば、ソート機能を有するソータオプション
ユニットで、内部にソータコントローラ(大容量排紙ス
タッカコントローラ)108aを有し、オプションコン
トローラ部106から送信される制御情報に基づいて、
ソート動作及び排紙動作を行う。なお、上記ソータコン
トローラ108aは、不図示のCPU、ROM、RAM
を備え、CPUがROMに格納されたプログラムに基づ
いて排紙オプション装置108を制御する。また、RO
Mには排紙オプション装置108の拡張情報、例えば、
排紙ビンの数、ソート機能の有無、ステイプル機能の有
無、排紙用紙を所定の方向にずらすシフト機能の有無、
排紙用紙のフェースの向きを反転させる反転機能の有無
の情報等が格納されている。
【0032】なお、給紙オプション装置107及び排紙
オプション装置108には表示部及び各種キーを備える
操作部107b及び108bがそれぞれ設けられ、各オ
プション使用時のユーザに対するメッセージ及び操作方
法等を表示及び操作が可能となっている。
【0033】また、109は制御ユニットで、プリンタ
102の印字プロセス制御を行うエンジンコントローラ
105、プリンタ102全体の制御とホストコンピュー
タ等の外部装置101からのデータを解析しイメージデ
ータに変換するビデオコントローラ103、各種オプシ
ョンユニットを統括して制御するオプションコントロー
ラ部106により構成されている。
【0034】なお、オプションコントローラ106は、
共通のオプションユニットインターフェース70によっ
て各オプションユニットを管理し、統括インターフェー
ス90を介してビデオコントローラ103と通信する。
本実施例では、各給紙オプションユニットとオプション
コントローラ部106を経由してビデオコントローラ1
03が制御することが特徴である。
【0035】図2は、図1に示したプリンタ102の構
成を説明する断面図であり、図1と同一のものには同一
の符号を付してある。
【0036】図2において、230は用紙カセットで、
記録紙Sを保持し、不図示の仕切り板によって電気的に
記録紙Sのサイズを検知する機構を有する。231はカ
セット給紙クラッチで、用紙カセット230上に載置さ
れた記録紙Sの最上位の記録紙一枚のみを分離し、不図
示の駆動手段によって分離した記録紙Sを給紙ローラ2
04まで搬送させるカムであり、給紙のたびに間欠的に
回転し、1回転に対応して1枚の記録紙を給紙する。2
30sは記録紙検知センサで、用紙カセット230に保
持された記録紙Sの量を検知する。
【0037】227はレジストシャッタで、用紙を押圧
して給紙を停止させる。給紙ローラ204は、記録紙S
の先端部をレジストシャッタ227まで搬送する。20
2は手差し用トレイで、記録紙Sを載置する。203は
手差し給紙クラッチで、手差し用トレイ202に載置さ
れた記録紙Sをレジストシャッタ227まで搬送する。
233はオプション給紙ローラ(給紙中継搬送ローラ)
で、給紙オプション107から給紙された記録紙Sをプ
リンタ102本体内へ供給する。
【0038】また、前記手差し給紙ローラ203、カセ
ット給紙クラッチ231、オプション給紙ローラ233
の下流には、記録シートSを同期搬送するレジストロー
ラ対205が設けられ、レジストローラの下流には、レ
ーザスキャナ部206から発したレーザ光によって、記
録紙S上にトナー像を公知の電子写真プロセスにより形
成する画像記録部207が設けられている。
【0039】レーザスキャナ部206において、215
はレーザユニットで、ビデオコントローラ103から送
出された画像信号(VDO信号)に基づいてレーザ光を
発する。レーザユニット215から発せられたレーザ光
は、ポリゴンミラー216により走査され、結像レンズ
群218及び折返ミラー219を介して感光ドラム22
0上に潜像を形成する。217はビーム検出器で、レー
ザユニット215から発せられたレーザ光を検知して主
走査同期信号を出力する。270は光量センサで、レー
ザユニット215から発せられたレーザ光の光量を検知
する。
【0040】また、画像記録部207において、222
は一次帯電器で、感光ドラム220上を均一に帯電させ
る。223は現像器で、一次帯電器222により帯電さ
れ、レーザスキャナ部によりレーザ露光されて感光ドラ
ム220に形成された潜像をトナー現像する。224は
転写帯電器で、前記現像器223により現像された感光
ドラム上のトナー像をレジストローラ205により給紙
される記録紙Sに転写する。225はクリーナで、感光
ドラム220上の残留トナーを取り除く。221は前露
光ランプで、感光ドラム220を光除電する。
【0041】208は定着器で、画像記録紙207によ
り記録紙Sに形成されたトナー画像を記録紙Sに熱定着
させる。210は搬送ローラで、記録紙Sを排紙搬送す
る。209は排紙センサで、記録紙Sの排紙状態を検知
する。211はフラッパで、記録が完了した記録紙Sの
搬送方向を排紙トレイ213側または排紙オプション1
08側に切り換える。214及び212は排紙ローラ
で、フラッパ211の切り換えにより搬送される記録紙
Sを積載トレイ213に排紙する。213は排紙積載量
検知センサで、積載トレイ213上に積載された記録紙
の積載量を検知する。
【0042】また、制御ユニット109内のエンジンコ
ントローラ105は、レーザスキャナ部206、画像記
録部207、定着器208による電子写真プロセスの制
御及びレーザプリンタ102本体内の記録紙の搬送制御
を行う。
【0043】さらに、ビデオコントローラ103は、パ
ーソナルコンピュータ等の外部機器101と汎用インタ
ーフェース(例えばセントロニクス、R232C等)で
接続され、汎用インターフェースを介して送られてくる
画像情報をビットデータに展開し、そのビットデータを
VDO信号として、ビデオインターフェース80を介し
てエンジンコントローラ105へ送る。
【0044】次に、プリンタ102本体に着脱可能に接
続された各種オプションユニットについて説明する。図
1に示したオプションコントローラ部106は、図2に
示す本体内に設けられ、各種オプションユニットを共通
バスとなるオプションユニットインターフェース70を
介して同一のプロコトルで通信可能に構成されている。
また、オプションコントローラ部106は、統括インタ
ーフェース90を介してビデオコントローラ103に接
続される。
【0045】ペーパデッキオプションユニット等の給紙
オプション107において、241はペーパデッキで、
昇降するデッキ上に記録紙Sを大容量に積載する。24
2はペーパデッキ給紙ローラで、ペーパデッキ241上
に積載された記録紙Sを給紙する。244は搬送ローラ
で、ペーパデッキ給紙ローラ242から給紙される記録
紙Sをオプション給紙ローラ233方向に搬送する。2
43は給紙中継搬送ローラで、ペーパデッキオプション
の下部に着脱可能に複数接続可能な他の給紙系オプショ
ンユニット(異なるサイズ又は同一サイズの記録紙を給
紙可能)から給紙される記録紙を中継搬送する。また、
241sは記録紙格納量検知センサで、ペーパデッキ2
41上に載置された記録紙Sの載置量を検知する。
【0046】なお、ペーパデッキオプションユニット1
07は、ペーパデッキコントローラ107aによって制
御される。
【0047】ソータオプションユニット等の排紙オプシ
ョン108において、251〜257はフェースダウン
排紙を行う第1排紙ビン〜第7排紙ビンで、記録済みの
記録紙Sを仕分けて積載するものである。また、258
はソータオプションへ搬入された用紙をそのままストレ
ートに通し、フェースアップ排紙を行う第8排紙ビンで
ある。280はフラッパで、プリンタ102本体のフラ
ッパ211により振り分けられソータオプションユニッ
ト108に送られた記録紙Sをビデオコントローラ10
3からの指示に基づいて用紙のフェース切り換えを行う
ように搬送切り換えを行う。また、261s〜268s
は排紙エンプティ検知センサで、第1排紙ビン251〜
第8排紙ビン258に排紙される記録用紙の積載用紙有
り無しを検知する。
【0048】さらに、排紙積載量検知センサ271s〜
278sは、満載検知センサで、前記第1排紙ビン25
1〜第8排紙ビン258に積載された記録用紙の高さが
18mm(約120枚に相当)に到達した(検知した)
時点で、ソータコントローラ108aが満載をオプショ
ンコントローラ部106を介してビデオコントローラ1
03に通知する。
【0049】また、上記第1排紙ビン251〜第8排紙
ビン258は、各ビンで約120枚つまり8ビンで約9
60枚積載可能であり、そのうち、第1排紙ビン251
〜第7排紙ビン257はソート排紙を行うことが可能で
ある。
【0050】ビデオコントローラ103により統括イン
ターフェース90を通してフェースアップ指定された場
合は、フェースアップフラッパ280をオンにし振り分
けを行い、振り分けられた記録紙Sは、ローラ290に
よりそのまま排紙口へ送られる。また、ビデオコントロ
ーラ103により統括インターフェース90を通してフ
ェースダウン指定された場合は、フェースアップフラッ
パ280をオフにし振り分けを行い、振り分けられた記
録紙Sは、ローラ291により一旦記録紙Sの後端がフ
ェースアップフラッパ280を越えるまで搬送され、次
にローラ291が反転して記録紙Sの後端から縦パスに
送り込まれ、指定排紙ビンによってビンフラッパ281
〜286を所定のタイミングで駆動して各フェースダウ
ン排紙口へ振り分けを行い、フェースダウン状態で排紙
を完了する。排紙ビンが第7排紙ビン257の場合、ビ
ンフラッパを駆動させず、そのまま排紙を行うことによ
り、フェースダウン排紙を完了する。
【0051】さらに、不図示のステイプラにより、ビデ
オコントローラ103により統括インターフェース90
を通してステイプル指定されている場合は、不図示のス
テイプルトレイに記録紙Sを蓄え、記録紙Sを整列し
て、ステイプラがステイプル実行して第1排紙ビン25
1〜第8排紙ビン258のいずれかに排紙する。また、
ビデオコントローラ103により統括インターフェース
90を通してシフト指定されている場合は、ステイプル
指定されている場合と同様に、不図示のステイプルトレ
イに用紙を蓄え、記録紙Sを整列し記録紙Sをトレイご
とずらして、すなわち、排紙される記録紙Sの載置域
(トレイ)をずらしてから第1排紙ビン〜第8排紙ビン
258のいずれかに排紙する。また、不図示のステイプ
ル針残量検知センサを有し、ステイプル内に格納された
ステイプル針の残量を検知する。
【0052】なお、ソータオプションユニット108
は、ソータコントローラ108aによって制御される。
また、オプションコントローラ部106、ペーパデッキ
コントローラ107、ソータコントローラ108は、そ
れぞれコネクタで接続され、オプションユニットインタ
ーフェース70によりシリアル通信を行う。互いに同じ
コネクタにより直列接続され、従って、ペーパデッキオ
プションユニット107とソータオプションユニット1
08は、その接続順序を入れ替えて接続することも可能
である。
【0053】なお、前記手差し給紙ローラ203、カセ
ット給紙クラッチ231、ペーパデッキ給紙ローラ24
2の下流には、記録紙Sを搬送する前記レジストローラ
対205、給紙ローラ204、搬送ローラ244がそれ
ぞれ設けられ、レジストローラ対205の下流には、前
記レーザスキャナ部206から発せられたレーザ光によ
って、記録紙S上にトナー像を形成する前記画像記録部
207が設けられている。さらに、画像記録部207の
下流には、記録紙S上に形成されたトナー像を熱定着す
る前記定着器208が設けられ、定着器208の下流に
は、排紙部の搬送状態を検知する排紙センサ209、記
録紙を搬送する搬送ローラ210、記録が完了した記録
紙Sの搬送方向を切り換えるフラッパ211等が設けら
れている。
【0054】図3は、図1に示したプリンタ102の構
成を説明するブロック図であり、図1と同一のものには
同一符号を付してある。図3において、91はシリアル
通信インターフェースで、ペーパデッキオプションユニ
ット107への給紙指定やソータオプションユニット1
08への排紙ビン指定等のコマンドが、ビデオコントロ
ーラ103からオプションコントローラ部106に送信
され、ペーパデッキオプションユニット107の紙有無
状態やソータオプションユニット108の各排紙ビンの
積載状態、ステイプル針の有無状態等のステータスがオ
プションコントローラ部106とビデオコントローラ1
03との間で送信され、なお、オプションコントローラ
部106とビデオコントローラ103とは、CPUバス
で直結することもできる。
【0055】92はOPTRDY信号で、ビデオコント
ローラ103が指定したオプション、例えばステイプル
が使用できる状態になっているか否かを示す信号として
機能し、オプションコントローラ部106からビデオコ
ントローラ103に送信される。93は、POUTT信
号で、プリンタ102本体が記録紙を排除するタイミン
グ信号として機能する。94はPFEDT信号で、プリ
ンタ102本体がオプションユニットから記録紙を受け
入れるタイミング信号として機能する。95はSPCN
G信号で、オプションユニット内を高速搬送されてきた
記録紙Sをスピードダウンして、プリンタ102本体の
搬送速度に整合させるための信号として機能する。
【0056】81は通信インターフェースで、プリンタ
102本体の給紙カセットへの給紙指定やプリンタ10
2本体の排紙トレイ231への排紙指定及び印字等のコ
マンドがビデオコントローラ103からエンジンコント
ローラ105に送信され、プリンタ102本体のカセッ
ト230の紙有無状態や紙づまり等のステータスがエン
ジンコントローラ105かビデオコントローラ103に
送信される。82はVDO信号で、ビデオコントローラ
103から送信されるビットデータを示す。
【0057】その他、不図示であるが、このエンジンコ
ントローラ105による各処理に対する制御は、ビデオ
コントローラ103との間でやりとりされる信号に基づ
き実行され、その信号として、/CPRDY、/PPR
DY、/RDY、/PRNT、/VSREQ、/VSY
NC、/BD、/SCLK、/CMD、/CBSY、/
STS、/SBSY、/CCRT(Condhition Change
Report)の各信号があり、その詳細は、別紙の表1に示
す通りである。
【0058】上記信号のうち、/CCRT信号の使用方
法を示すと、処理は以下のように手順1及び手順2のよ
うになる。 (手順1)ビデオコントローラ103は通常/RDY信
号と/CCRT信号とをチェックし、それらの信号に変
化があった場合に、ステータスの情報を読取りにいく。
その際、/CCRT信号が”FALSE”であり、/R
DY信号が”FALSE”になった場合には、まずミス
プリント、ウエイト、スリープ、オペレータコールなど
の内容のステータスをチェックする。その結果に応じ
て、各ビットに応じた下位のステータスを参照して詳細
を確認する。
【0059】(手順2)一方、/CCRT信号が”TR
UE”になった場合には、まず用紙サイズ変更、給紙部
機能変更、警告内容変更などのステータスを読取り、変
更になったステータスの種類を認識して、そのグループ
のステータスを順次読取り詳細に認識する。また、/C
CRT信号のリセット手順について、エンジンコントロ
ーラ105は末端のステータス変化、即ち用紙サイズの
変更、用紙の有無の変化、給紙部機能の変更、警告状態
の変化を常時チェックし、変化があった場合には、その
上位に該当する状態変化ステータスを”1”にセットす
ると共に、ハード信号である/CCRT信号を”TRU
E”にする。その後ビデオコントローラ103からのス
テータス要求コマンドを受信して状態変化ステータスが
ビデオコントローラ103に読み込まれたことをもっ
て、/CCRT信号を”FALSE”にする。
【0060】また、統括インターフェース90は、シリ
アル通信インターフェース91、OPTDY信号92、
POUTT信号93、PFEDT信号94、SPCNG
信号95の5本のハード信号とで構成される。なお、P
OUTT信号93、PFEDT信号94、SPCNG信
号95の3信号は、エンジンコントローラ105から出
力され、ビデオインターフェース80を介し、ビデオコ
ントローラ103をスルーしてオプションコントローラ
部106へ入力される。上記各信号の詳細は、別紙の表
2に示す通りである。
【0061】図4は、図1に示したビデオコントローラ
103の構成を説明するプロック図であり、図1と同一
のものには同一の符号を付してある。図4において、4
01はパネルインターフェース(I/F)部で、パネル
部104とのデータ通信によって、操作者からの諸設定
及び指示をパネル部104から受けとる。402はホス
トインターフェース(I/F)部で、ホストコンピュー
タ等の外部機器101との信号の入出力部であり、不図
示のバッファレジスタからデータ信号送出を行うととも
にエンジンコントローラ105の通信制御を行う。
【0062】403は画像データ生成部で、外部機器1
01より送られる制御コードデータに基づいて実際の印
字のためのビットマップデータを発生する。405は画
像メモリで、画像データを格納する。409はCPU
で、ビデオコントローラ103全体の制御を司る。40
4はROMで、CPU409の制御コードを格納する。
407はRAMで、CPU409の使用する一時記憶手
段として機能する。410はEEPROMで、不揮発性
のメモリ媒体で構成される。
【0063】408はDMA制御部で、CPU409か
らの指示により画像メモリ内のビットマップデータをエ
ンジンインターフェース部406に転送する。412は
オプションインターフェース(I/F)部であり、CP
U409からの指示に応じてオプションコントローラ部
106との通信を行う。また、POUTT93、PFE
DT94、SPCNG95をエンジンインターフェース
部406からスルーで統括インターフェース90に送
る。
【0064】411はシステムバスで、アドレスバス及
びデータバスを持つ。パネルインターフェース部40
1、ホストインターフェース部406、画像データ発生
部403、ROM404、画像メモリ405、エンジン
インターフェース部406、RAM407、DMA制御
部408、CPU409、EEPROM410、オプシ
ョンインターフェース部412は、各システムバス41
1に接続され、システムバス411上にある全ての機能
部にアクセス可能である。
【0065】なお、CPU409を制御する制御コード
は、不図示のシステムクロックによってタスクと称され
るロードモジュール単位に時分割制御するOSと、機能
単位に動作する後述する図に示す複数のロードモジュー
ル(タスク)によって構成されるものとする。
【0066】図5は、本実施例において、図1に示した
オプションコントローラ部106内に設けられるRAM
に確保されるビデオコントローラ103との共有メモリ
の模式図であり、図7は基本ステータスを元に、コマン
ドステータスを発行して入出力各オプションの詳細情報
を取得する手順を示す模式図である。
【0067】まず、図5、図7を元に、ビデオコントロ
ーラ103がオプションコントローラ106を通じて、
各オプション装置を統括制御する制御方法を説明する。
【0068】図5に示す共有メモリは、ページ指定を行
い、用紙の搬送状況を知るための搬送状況管理エリア、
各オプションの異常状態を知るための基本ステータス
部、コマンドステータスのやりとりを行うコマンドステ
ータス部、オプション装置の立ち上げ処理を指定する立
ち上げ処理部とから成る。
【0069】立ち上げ処理部はビデオコントローラ10
3から指定を行う立ち上げ指定部と、指定を行った結
果、各オプションが処理を完了したことを通知する完了
通知部とから成る。ビデオコントローラ103が、この
立ち上げ処理部に指定を行うことにより各オプション類
の立ち上げ処理を行う。電源が投入されると、ビデオコ
ントローラ103から、共有メモリの初期化指定、オプ
ションコントローラ106で必要な各オプションのコン
フィギュレーション情報取得指定、情報取得完了などを
立ち上げ指定部分に知らせて、各処理が完了したかどう
か完了通知部分を監視し、全てが完了したら立ち上げ処
理終了となる。
【0070】搬送状況管理エリアは、給紙口、排紙口、
カラー/モノクロ、ステイプル位置と実行などの印字方
法を指定する部分と、用紙をどこまで給紙したか、プリ
ント信号を出して良いか、排紙完了したかなどのオプシ
ョンの状態を教えてもらう部分とから成る。ビデオコン
トローラ103が、上記印字方法を指定し、各オプショ
ンの状態を把握しながら、印字を実行して行く。
【0071】上記指定は最大40ページ分の指定が可能
であり、1ページごと順番に指定を行い、排紙完了した
領域は空き領域とみなし、再指定を行えるように初期化
して、リングバッファとして使用する。
【0072】基本ステータス部は、各装置の異常状態を
通知するエリアで、紙なし、紙づまり、ドアオープン、
満載などの状態をこの領域から取得する。基本ステータ
スの内容から、さらに詳細な情報をコマンドステータス
によって取得する。
【0073】コマンドステータス部は、各オプションの
詳細情報取得及びオプションの動作制御を行うための領
域であり、この領域に必要に応じたコマンドを指定し、
情報を取得する。例えば、取得可能な情報は、装置名
称、給紙実装用紙サイズ、給紙用紙残量、紙づまりの位
置、種類、アクセスポイント、排紙用紙の載置量、故障
詳細などであり、これらは、図7に示すように、それぞ
れの状況に応じたコマンドを発行しステータスを受け取
る。また、省電力モードへの移行、紙づまり時の緊急停
止、排紙ビンの移動、リセット実行などのオプション制
御もコマンドステータス部を使用して行う。
【0074】このように、ビデオコントローラ103は
上記情報を取得し、異常が無い状態で印字を実行し、基
本ステータスから異常発生を検知した場合は、異常箇所
を特定するコマンドステータスを発行し、さらに、その
装置に対して異常内容を特定し、その異常に応じた詳細
な情報収集及び制御を行っていく。
【0075】図6はオプションコントローラ106にあ
る共有メモリにアクセスを行い各オプションとコマンド
ステータスのやりとりを行い、情報交換する仕組みを示
すフローチャートである。
【0076】オプション情報を獲得する場合、オプショ
ンコントローラ106が持つメモリ内のコマンドステー
タス管理エリアへ指定を行い、情報を受け取る。コマン
ド指定領域に、必要な情報の種類を識別するID(S6
01)と、実行コマンドでオプションコントローラ10
6へ指定するデータ数(S602)と、指定内容を表す
データ(S603)を所定のアドレスに指定し、コマン
ドを送信したことを通知し、オプションコントローラ1
06が各オプション装置とのやりとりを行い情報を取得
するためのトリガをかける(S604)。
【0077】S604によるトリガと指定内容を元に、
オプションコントローラ106は必要なオプション装置
とシリアル通信を行い、指定された情報を得る。一方、
オプションコントローラ106が完全に情報を得るま
で、タイマーを起動し、ビデオコントローラ103がス
テータス情報を取得可能な状態であるかどうかを監視す
る(S605、S606)。
【0078】一定時間経ってもステータス情報獲得可能
状態に移行しない場合は、ステータス情報を獲得できな
いので、再度コンドを実行するようにリトライ通知を行
い(S611)、処理を終了する。S606において、
ステータス情報獲得可能状態に移行したら、ステータス
のIDを取得し指定したコマンドに対するステータス情
報かどうかを確認する(S607)。次に、ステータス
データ数を取得し(S608)、ステータスデータ数分
のステータスデータを取得し(S609)、オプション
コントローラ106に対してステータス取得完了を通知
する(S610)。
【0079】図8は、本実施例における外部機器からオ
プションコントローラ部及びエンジンコントローラ部ま
でのデータのフローを示す図である。CPU409を制
御する制御コードは、不図示のシステムクロックによっ
てタスクと称されるロードモジュール単位に時分割制御
するOSと、機能単位に動作する複数のロードモジュー
ル(タスク)によって構成されるものとする。図8中の
トランスレータ処理システム(解析展開タスク)、スケ
ジューリングシステム(ページ操作タスク)、エンジン
I/Fシステム(エンジンI/Fタスク)、オプション
I/Fシステム(オプションI/Fタスク)は、上記の
通りCPU409を実体とするタスクであり、論理的に
並行動作するものとする。
【0080】図9は、図8中のページ情報を格納するペ
ージテーブルの構造を示す。ページテーブルは、CPU
409において、各ページを論理的に認識するためのテ
ーブルであり、実体は前記RAM407の不図示の制御
情報格納領域に連続領域として存在し、不図示のページ
管理機能部によって獲得、解放を管理される。図9中の
「ラスタポインタ」は、前記画像メモリ405中の1ペ
ージ分の領域の先頭ポインタであり、CPU409は電
源投入の初期化時に、前記画像メモリ405中の不図示
の該当領域をページ毎に分割してここにリンクする。例
えば、「状態フラグ」は、ページの状態を示すフラグを
格納する領域であり、図9で示すように、 「展開終了フラグ」 「ページ指定終了フラグ」 「印字開始フラグ」 「排紙終了フラグ」 「解放フラグ」 などがあり、この状態フラグにより作成したページ情報
がどういう状態にあるか判断することが可能である。
【0081】例えば、「給紙モード」は、給紙手段の決
定方法を指示するものであり、不図示の 「自動給紙」 「カセット1(カセット230)給紙」 「ペーパデッキ(カセット107)給紙」 「MPトレイ給紙」 などがある。「自動給紙」は、用紙サイズが一致し、用
紙が載置されている給紙手段から所定の優先順に従って
検索し決定するモードである。
【0082】「要求用紙サイズ」はエンジンコントロー
ラに対して給紙を依頼する用紙サイズの数値表現が格納
される。
【0083】図10は、RAM407中のエンジン状態
テーブルの構造を示す。エンジン状態テーブルは、ビデ
オコントローラ103において把握されているエンジン
コントローラ105の状態であり、実際のエンジンコン
トローラ105の状態とは同一でなく、任意のタイミン
グで所定の通信によってエンジンコントローラ105の
状態を反映させ更新されるものである。
【0084】例えば、「/RDY状態」は、/RDY信
号の状態を反映するフラグであり、エンジンI/Fタス
クが/RDY信号の”FALSE”を検知している間”
TRUE”にする。
【0085】また、「/CCRT状態」は、/CCRT
信号の状態を反映するフラグであり、エンジンI/Fタ
スクによって実際の/CCRT信号の状態が反映され
る。エンジンI/Fタスクが/CCRT信号の”TRU
E”を検知し、エンジンコントローラ105の状態を所
定のシリアル通信によって獲得することによって前記し
た通り/CCRT信号は”FALSE”となる。
【0086】「給紙段数」はオプションカセットユニッ
トの装着等を反映し、選択可能な給紙段数である。
【0087】「カセット1紙有無」はカセット230の
用紙有無である。「カセット1紙サイズ」はカセット2
30の不図示のダイヤルで設定された用紙サイズであ
り、操作者はダイヤル値と同一の用紙を載置していると
いう前提から、カセット230の用紙サイズとして認識
される。
【0088】「ペーパデッキ紙有無」はカセット107
の用紙の有無である。「ペーパデッキ紙サイズ」は給紙
オプションカセット107の不図示の仕切り板で設定さ
れた用紙サイズであり、操作者は仕切り板の値と同一の
用紙を載置しているという前提から、給紙オプションカ
セット107の用紙サイズとして認識される。
【0089】両テーブルとも図8中には不図示である
が、解析展開タスク、エンジンI/Fタスク、オプショ
ンI/Fタスクから参照・更新される。
【0090】以下に、図8のデータフローを説明する。
外部機器101から入力される印字データ(制御コー
ド、PDL等)は、ホストインターフェース部402に
所定のブロック単位に格納される。解析展開タスクは、
ホストI/F部402にデータを検出すると、ページテ
ーブルを獲得する。そして、前記1ブロック単位にデー
タを解析し、画像形成情報(PDLの図形描画命令、文
字コード等)に関しては画像データ発生部403(図4
には不図示)を用いて、あるいはCPU409自身でイ
メージ展開を行い、ページテーブルの「ラスタポイン
ト」で示される領域に格納する。またプリンタに対して
の制御情報(コピー枚数、給紙選択等)に関してはペー
ジテーブルに格納する。1ページ分のデータを解析展開
終了した後に、「展開終了」を”TRUE”にして、F
IFO構造のページキューにエンキューする。
【0091】ページ操作タスクは、前記ページキュー中
の全てのページの「状態フラグ」を同時監視し、状態に
応じて搬送手順を変更して印字を実現する。この際、オ
プションI/F部412により給紙手段、排紙手段、印
刷モード等の印字指定を行うとともに、エンジンI/F
部406によって、給紙手段等の設定をエンジンコント
ローラ105に対して実際に行う。「排紙終了フラグ」
が”TRUE”となったページテーブルはページキュー
からデキューされ、前記ページ管理機能部に戻される。
【0092】エンジンI/Fタスク及びオプションI/
Fタスクは、それぞれ、エンジンI/F部406、オプ
ションI/F部412を介してエンジンコントローラ1
05及びオプションコントローラ106と所定の周期で
通信を行い、ページ状態が変化する要因が発生すると、
前記「状態フラグ」を更新する。また/RDY信号の変
化を監視し、TRUE→FALSEの変化に対しては、
プリンタの状態をエラー発生中とするとともにエラーの
解除を監視する。また/RDY信号及び/CCRT信号
など、状態の変化を監視し、前記「手順1」及び「手順
2」を実行し、前記「エンジン状態テーブル」を更新す
る。
【0093】パネル部104からの動作モード指定(コ
ピー枚数、給紙選択等)は、パネルI/F部401に一
旦格納される。不図示のプリンタ制御タスクは、適当な
間隔によってパネルI/F部401を巡回監視し、デー
タが存在するとEEPROM410に格納し、同時に制
御情報としてRAM407の不図示の制御情報格納領域
に格納する。EEPROM410に格納することによっ
て、プリンタの電源を一旦OFFした後でも、ユーザの
所望のモードによってプリンタを動作させることが可能
となる。
【0094】図13、図14は、ホストから送られてき
た制御データおよび印字データを元に、トランスレート
処理システムによって解析、変換されたコマンド情報に
よりスケジューリングを行うシステムであるスケジュー
リングシステムの処理を説明するフローチャートであ
り、図15は、ジョブ制御情報及びページ制御情報から
どのページを排出するかを判断して、ソート指定を行う
方法を示すフローチャートである。
【0095】まず、S701において、ホストコンピュ
ータ等の外部機器101から送られてきた印字データを
解析展開タスクが解析終了し、新規に制御情報及び描画
情報を作成すべきページがあるかどうかを監視する。制
御情報及び描画情報を作成すべきページをスケジューリ
ングシステムが受けると、そのページが新規ジョブかど
うかを判断する(S702)。新規ジョブの場合、その
新規ジョブのページを処理するか、前のジョブの残って
いるページを処理するかを判断するために、前のジョブ
のジョブ制御テーブルのジョブ完了状態を参照し、完了
している場合は、図11に示すようなジョブID、ソー
ト指定有無、コピー部数などのジョブ制御情報を格納す
るジョブ制御テーブルを新規に作成する(S703、S
704)。このジョブ制御テーブルは、各ジョブ毎に作
成し、そのジョブ内にあるページ指定内容やページの状
態を監視するものである。
【0096】次に、S705において、トランスレート
から指定されるレイアウトコマンドの内容を元に新規描
画情報、ページ制御情報(ページテーブル)を作成し、
S706への進み、スケジューリング処理を行う。S7
03において、前のジョブの未処理ページがある場合
は、そちらを優先して処理するためにS706への進
み、残っているページのスケジューリング処理を行う。
また、S702において、ページが同一ジョブのページ
の場合は、S705に進みトランスレートから指定され
るレイアウトコマンドの内容を元に描画情報、ページテ
ーブルを新規に作成し、S706へと進む。またS70
1において、新規ページがない場合に、新しく作成する
ページはないが、現在処理中のジョブに未処理ページが
あるかどうか判断し(S713)、未処理ページがある
場合は、S706へ進み、残っているページのスケジュ
ーリング処理を行う。
【0097】S706において、そのジョブがソート指
定でない場合はS714により制御情報に基づく指定処
理を行う。つまり、指定コピー部数がCページの場合は
そのページに対してCページ分のスケジューリングを行
う。S706において、そのジョブがソート指定の場合
は、スケジューリングの順番を決定するために、ページ
テーブル及びジョブ制御テーブルから、展開しているが
未指定ページの中で、未指定ページ数の最も多いコピー
ページIDのページで且つコピーページIDの最も若い
ものを選択することにより、どのコピーページIDのペ
ージを指定するか決定する(S707)。ここでいうコ
ピーページIDは、コピー部数1のとき、そのジョブの
何ページ目かを表すページ数と同一となる。
【0098】図12に示すように、「あ」「い」「う」
「え」「お」という5ページのジョブの場合、コピー部
数が何部であろうと、コピーページIDは、「あ」→
1、「い」→2、「う」→3、「え」→4、「お」→5
となるように割り振られる。これに対して、実際に印字
処理を行う順番を表す番号を処理番号とすると、図12
の各ページの右下の番号が処理番号となる。
【0099】使用可能ビン数以下のソート指定しか行わ
ない場合は、S710、S711、S712と処理を行
えば良いが、本実施例においては、シフト排紙を行うこ
とで、一度ソートに使用したビンの再利用をも可能と
し、ソートすることを特徴としているので、次のような
処理となる。
【0100】まず、これから処理するページがジョブの
先頭ページ(コピーページID=1)かどうか判断し
(S708)、シフト排紙スケジューリングが必要かど
うかを判断する。ここでいう、シフト排紙はジョブの先
頭ページのみをずらしてジョブの区切りをはっきりさせ
る機能である。先頭ページの場合、そのビンへのソート
排紙指定が1順目かどうかを判断し(S709)、1順
目の場合、ソータの空きビン情報を取得し(S71
0)、ジョブ制御テーブルに格納してあるコピー部数情
報を元に使用ビンを決定する(S711)。使用ビンが
決定したら、S712において使用可能ビン数Eかコピ
ー部数Cの少ないページ分のソート指定処理を行う。S
708において、これから処理するページがジョブの先
頭ページでない場合は、ソートに使用するビンを決定し
ており、シフト排紙する必要もないのでS712の処理
に進む。さらに、S709において処理1順目でない場
合は、すでにソートされた束が排出されているので、区
切りをはっきりさせるためにページテーブルの指定をシ
フト排紙指定に変更し(S715)、使用可能ビン数E
かコピー部数の少ないページ分、シフト排紙によるソー
ト指定処理を行う(S716)。
【0101】ここで、S712、S714、S716の
各指定処理においては、必要ページ数分の指定をオプシ
ョンインターフェースを通じて図5に示したオプション
コントローラ部の共有メモリに印字指定するものであ
る。
【0102】さらに、S717において、制御情報、描
画情報は作成したが、印字実行しえいないページがある
場合は、さらにエンジンコントローラがREADY状態
でビデオ送信可能状態かどうかを判断し(S718)、
後述する図16に示すエンジンI/Fタスクに対して印
字指定を行い(S719)、さらにエンジンI/Fタス
クがエンジンコントローラ105に対して印字指定を行
う。S717及びS718において、それぞれ印字すべ
きデータがない、ビデオ送信可能状態でない場合は、エ
ンジンI/Fに対しての指定は行わず、S720へと処
理が移る。
【0103】次に、S720において、既に開始してい
るページの排紙完了通知があったかどうかを監視し、完
了通知を受け取ったら完了したページの情報を破棄し、
メモリの空きを作るため、指定ページの状態更新を行い
(S721)、S701の受信判定処理に戻る。1ペー
ジ印字データのみの指定を行った後に、新たにスケジュ
ーリングすべき印字データが送られず、現在処理中のジ
ョブで未処理のページもない場合(S701、S71
3)は、S720の判断を繰り返し、既に指定したペー
ジがどういう状態にあるかを示す状態の更新のみを行う
ことになる。また、複数ページの印字データを受信し連
続印字を行う場合は、スループットを出すために、通常
オプションコントローラに対して2〜3ページ先の印字
指定を行った状態でエンジンコントローラに対して印字
指定を行うようになり、S702からS712、S71
4、S716までの処理を繰り返し実行した後、エンジ
ンI/Fタスクによる処理が開始することになる。
【0104】次に、S712、S716で行うソートス
ケジューリング処理を図5において説明する。指定ペー
ジ分のソート指定がされると、まずS711において決
定した使用可能ビンの最優先ビンへの排紙先を決定し、
ジョブテーブル及びページテーブルの情報から、必要な
印字指定をオプションコントローラへ行い(S100
2)、次のソート指定ページの排紙先が次の優先順位の
ビンになるように、優先順位の次のビンへ最優先ビンを
移動させる(S1003)。ここで、優先順位は通常上
ビンの方から順に割り振られ、例えば、ソータオプショ
ン108においては、排紙ビン251が最も優先順位が
高く、排紙ビン257が最も優先順位が低くなる。ソー
トビンが決定したら、指定ページ分S1002からS1
003までの処理を繰り返し行う。
【0105】S1004において、指定ページ分の処理
が完了したら、残り部数を計算し(S1005)、ジョ
ブテーブル及びページテーブルを更新し(S100
6)、ソートスケジューリング処理を終了する。本実施
例では、スケジューリングタスクの処理においてジョブ
のページ数が多い場合などジョブの終了ページが判断で
きない間は、2順目以降の処理番号を決定できないた
め、同一ジョブ内の次のページの解析展開を待ってスケ
ジューリング処理を行うが、ジョブの終了ページを処理
し、そのジョブのページ数が確定した後は、通常、S7
06以下の処理が繰り返し行われ、図12に示すように
処理番号が割り振られ処理が進んでいくことになる。そ
の結果、図12の処理番号の順にページキューにスケジ
ューリングされ、印字処理が行われる。
【0106】図14はスケジューリングシステムによっ
て作成されたページ情報を元に印字を実行するエンジン
インターフェースシステムの処理を説明するフローチャ
ートである。
【0107】エンジンインターフェースシステムは、ペ
ージスケジューリングシステムからの印字指定により起
動し、まず、スケジューリングタスクからの印字指定の
有無を判定し(S801)、印字指定があると判定され
た場合は、プリンタ102本体の状態監視(プリント可
能、紙サイズ等)及び異常監視(紙なし、ドアオープ
ン、紙づまり等)を行い(S802)、必要なシステム
に通知する。次に、エンジンインターフェース部406
を介して、エンジンコントローラ105に対して印字指
定を行い、印字処理を実行する(S803)。さらに、
オプションインターフェース部412を介して、オプシ
ョンコントローラ106に対して、給紙開始、プリント
開始などの状態通知を行い(S804)、S801の処
理に戻る。
【0108】図17はスケジューリングシステムが指定
したページ状態の監視やエンジンインターフェース及び
その他のシステムから再指定された情報をオプションコ
ントローラに対して通知するオプションインターフェー
スの処理を説明するフローチャートである。
【0109】S901において、スケジューリングシス
テムから印字指定されたページがある場合は、そのペー
ジの状態の監視を行う(S902)。このとき、既に印
字完了したページがある場合はスケジューリングシステ
ムに対して、情報の破棄して良いことを通知する。印字
指定されたページがない場合はページ状態の監視は行わ
ず、S903の処理に続く。次に、オプションの可動式
ビンのビン位置(移動中かどうかも含む)を監視し(S
903)、またオプション類の用紙なし、紙づまり、満
載などの異常を監視し(S904)、必要なシステムに
通知し、オペレータコール表示、再指定実行などを行う
ように指示する。
【0110】また、S905において、例えば、給紙オ
プションの用紙残量、排紙オプションの積載量、及びス
テイプル針残量などの状態を監視し更新する。また、エ
ンジンインターフェースシステムなどから再指定通知を
受け、再指定データがあるかどうかを判断し(S90
6)、ある場合は、再指定データを元にオプションコン
トローラ106に対して再指定を行い(S907)、そ
の指定を元にエンジンインターフェースシステムは印字
処理を実行していく。上記再指定の要因は、例えば、紙
無しによる給紙口の変更、排紙ビン満載による排紙口の
変更などであり、それぞれの指定を切替え再指定を行う
ものである。
【0111】(実施例2)実施例1においては、図13
のS712の処理において、コピー部数とソータの空き
ビン情報から自動的にソートビンを決定したが、ソート
に使用するビンをホストから指定できるようにし、指定
されたビンを使用してソートを行うようにしても良い。
【0112】(実施例3)実施例1においては、図13
のS703の処理において、古いジョブの全てのページ
をスケジューリングし、オプションコントローラ106
及びエンジンコントローラ105に対して印字指定が完
了する前に、新規ジョブのページが作られた場合に、新
規ジョブに対してのジョブテーブル作成処理、描画情報
及びページテーブル作成処理を行わないようにし、ハー
ドディスクなどの外部メモリを搭載している場合などの
メモリがたくさんとれる場合は、新規ジョブに対しても
ジョブテーブル作成処理、描画情報及びページテーブル
作成処理を行うようにしても良い。この場合、S703
の判断処理をS706の前で行い、S706の判断を行
うジョブ制御テーブルを未処理ページがなくなるまで切
替えないようにし、未処理ページがなくなったときに処
理を進めてきた次のジョブ制御テーブルに切替え、判断
することで対応可能となる(図18参照)
【0113】(実施例4)実施例1においては、図12
に示すジョブ内のページ数Jは、そのジョブの最後のペ
ージを解析したときまで判断できないが、予めページ数
を外部から制御データとして指定できるようにして、ジ
ョブ開始の時点でページ数Jが判断できるようにしても
良い。こうすることにより、ジョブの最後のページの解
析が終わらなくても、スケジューリングが可能となる。
例えば、図12において、トランスレータの解析が
「う」までしか終わってなくても、「あ」の16、1
7、18・・・CJ−4E、「い」の19、20、21
・・・CJ−3E、「う」の22、23、24・・・C
J−2Eまでのスケジューリングが可能となり、スケジ
ューリング処理が先行して高速に行える(図18のフロ
ーチャート参照)。
【0114】(実施例5)実施例1においては、使用可
能ビン数以上のソート指定が行われた場合、自動的に使
用可能ビンにシフト排紙を行うことでソートを実現した
が、ユーザは指定部数分のビンに排出されていると誤解
する可能性もあるので、ユーザに対して、シフトによる
排紙に変更になり、1つのビンに複数の束が排紙されて
いることを知らせるために、「シフトソート実行中」な
どの警告表示を行ったも良い。さらに、警告表示ではな
く、ソート指定の場合は、どの種類のソートが実行され
ているか状態表示を行うようにしても良い。上記表示
は、画像記録装置のオペレーションパネルへの表示であ
るが、ホストコンピュータなどの外部機器に対して、上
記通知を行い、外部機器の画面に表示するようにしても
良い。
【0115】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ビデオコントローラとエンジンコントローラとの間に、
複数の各種オプションユニットを統括して制御し、エン
ジンコントローラへの指令も与える統括コントローラを
使用し、ビデオコントローラは統括コントローラに指示
を与え、エンジンコントローラおよびビデオコントロー
ラのコストアップなく多種のオプションユニットを使用
する画像記録装置、または該画像記録装置の制御方法で
あって、保有ピン数以上のソート指定が行われた場合で
も、シフト排紙を利用することによりソートを行い、画
像記録装置をオフラインに移行させることなく、ユーザ
の介在なしに保有ピン数以上のソート処理を実行でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施例1の画像記録装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】図2は、画像記録装置とそのオプションユニッ
トによる画像記録システムの構成を示す概略断面図であ
る。
【図3】図3は、図2に示した画像記録システムにおけ
る各コントローラのインターフェースを説明するための
ブロック図である。
【図4】図4は、図1に示したビデオコントローラの詳
細構成を示すブロック図である。
【図5】図5は、図1に示したオプションコントローラ
部の内に設けられるRAMに確保されるビデオコントロ
ーラとの共有メモリの模式図である。
【図6】図6は、オプションコントローラを介してオプ
ション情報を獲得する方法の一例を示したフローチャー
トである。
【図7】図7は、基本ステータスを元に、コメンドステ
ータスを発行して入出力各オプションの詳細情報を取得
する手順を示す模式図である。
【図8】図8は、実施例1におけるデータフローを説明
するための図である。
【図9】図9は、実施例1におけるRAM内のページテ
ーブルに関するマップを説明するための図である。
【図10】図10は、実施例1におけるRAM内のエン
ジン状態テーブルに関するマップを説明するための図で
ある。
【図11】図11は、実施例1におけるRAM内のジョ
ブ制御テーブルに関するマップを説明するための図であ
る。
【図12】図12は、実施例1におけるジョブ制御情報
によるソートステータスの例を説明するための概念図で
ある。
【図13】図13は、実施例1におけるスケジューリン
グシステム内のスケジューリング処理の一例を示したフ
ローチャートである。
【図14】図14は、実施例1におけるスケジューリン
グシステム内の印字実行及び終了確認処理の一例を示し
たフローチャートである。
【図15】図15は、実施例1におけるソートスケジュ
ーリング処理の一例を示したフローチャートである。
【図16】図16は、実施例1におけるエンジンインタ
ーフェースシステムの一例を示したフローチャートであ
る。
【図17】図17は、実施例1におけるオプションイン
ターフェースシステムの一例を示したフローチャートで
ある。
【図18】図18は、実施例3におけるスケジューリン
グシステム内のスケジューリング処理の一例を示したフ
ローチャートである。
【符号の説明】
101 外部機器 102 レーザビームプリンタ 103 ビデオコントローラ 104 パネル部 105 エンジンコントローラ 106 オプションコントローラ部 107 給紙オプション装置 108 排紙オプション装置 109 制御ユニット 107a ペーパデッキコントローラ 108a ソータコントローラ 401 パネルI/F部 402 ホストI/F部 403 画像データ発生部 404 ROM 405 画像メモリ 406 エンジンI/F部 412 オプションI/F部 407 RAM 408 DMA制御部 409 CPU 410 EEPROM

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像記録装置本体に対して所定の拡張処理
    を行う複数のオプション装置を接続可能な画像記録装置
    であって、電源投入時に立ち上げ処理の指定を行う立ち
    上げ処理指定手段と、各オプション装置の基本情報を獲
    得する獲得手段と、前記獲得手段より獲得した情報に基
    づいて、各オプション装置にコマンド識別情報を発行
    し、動作指定及び情報を獲得するオプション動作制御手
    段と、前記オプション動作制御手段により発行されたコ
    マンド識別情報を確認して各オプション装置を統括制御
    する統括制御手段とを有し、ジョブ制御情報を作成しジ
    ョブを管理するジョブ管理手段と、ページ情報を作成し
    印刷ページについての指定内容及び状態を管理するペー
    ジ管理手段と、ソート可能な排紙ビン情報を取得する取
    得手段と、上記ジョブ制御情報及びページ情報及びビン
    情報から、ページの処理順番や給排紙口指定を始めとす
    る各種設定のスケジュールを行うスケジューリング手段
    と、前記スケジューリング手段によりスケジュールされ
    た内容を元に前記統括制御手段に対し指定を行うオプシ
    ョン指定手段と、前記スケジューリング手段によりスケ
    ジュールされた内容を元に前記画像記録装置本体に対し
    て印字指定を行うエンジン指定手段と、印字ページの状
    態を監視する監視手段と、を有し、 前記ページ管理手段は、外部機器から送信される印字デ
    ータを解析した結果、解析手段が指定する内容を元に、
    該ページに関する指定内容、状態及び描画メモリに展開
    されている描画情報の位置など、ページを管理するペー
    ジ情報を作成するページテーブル作成手段と、前記スケ
    ジューリング手段及び監視手段の処理により、ページテ
    ーブル情報を更新するページテーブル更新手段とを有す
    ことを特徴とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】 前記ジョブ管理手段は、新規ジョブのデ
    ータが作成された場合に、ジョブに関する情報を格納す
    るジョブ制御テーブルを作成するジョブテーブル作成手
    段と、前記スケジューリング手段によりスケジュールさ
    れた内容を元にジョブ制御テーブルを更新するジョブテ
    ーブル更新手段とを有することを特徴とする請求項1記
    載の画像記録装置。
  3. 【請求項3】 前記スケジューリング手段は、前記ジョ
    ブ制御テーブルから、ソート処理を行うかどうかを判断
    するソート判断手段と、ソート指定時にソート処理を行
    うソート処理手段と、ソート指定時ではない場合に、ペ
    ージ情報に基づき処理を行う通常処理手段とを有するこ
    とを特徴とする請求項記載の画像記録装置。
  4. 【請求項4】前記ソート処理手段は、前記ページテーブ
    ル情報及び前記ジョブテーブル情報を元に、次に印字を
    行うページを決定する決定手段と、そのページをシフト
    排紙するかどうかを判断するシフト判断手段と、前記ペ
    ージテーブル更新手段により、シフト排紙を行う場合
    に、強制的にそのページをシフト排紙指定に変更するシ
    フト排紙指定手段とを有し、ソートスケジュール手段に
    よりどのページをどの排紙ビンへ排紙指定するかを決定
    しソートスケジュールを行い、前記統括制御手段に対し
    指定を行うことを特徴とする請求項記載の画像記録装
    置。
  5. 【請求項5】 前記通常処理手段は、前記ページテーブ
    ル情報及び前記ジョブ制御テーブルを元に前記統括制御
    手段に対し通常指定を行うことを特徴とする請求項
    載の画像記録装置。
  6. 【請求項6】 前記ソートスケジュール手段は、前記ス
    ケジュール手段により指定された使用可能ビン情報と、
    それぞれのビンの優先順位及び、前記ページテーブル情
    報及び前記ジョブ制御テーブルを元にオプション指定手
    段により、前記統括制御手段に対し指定を行うことを特
    徴とする請求項記載の画像記録装置。
  7. 【請求項7】 前記シフト排紙指定手段は、ホストコン
    ピュータなどの外部機器からの指定、パネル設定などに
    関わらず、強制的にシフト排紙指定を行うことを特徴と
    する請求項記載の画像記録装置。
  8. 【請求項8】 前記オプション指定手段は、前記ページ
    テーブル情報を元に前記統括制御手段に対して指定を行
    うことを特徴とする請求項1記載の画像記録装置。
  9. 【請求項9】 前記エンジン指定手段は、前記ページテ
    ーブル情報を元に画像記録装置本体に対し印字指定を行
    うことを特徴とする請求項1記載の画像記録装置。
  10. 【請求項10】画像記録装置本体に対して所定の拡張処
    理を行う複数のオプション装置を接続可能な画像記録装
    置であって、電源投入時に立ち上げ処理の指定を行う立
    ち上げ処理指定手段と、各オプション装置の基本情報を
    獲得する獲得手段と、前記獲得手段より獲得した情報に
    基づいて、各オプション装置にコマンド識別情報を発行
    し、動作指定及び情報を獲得するオプション動作制御手
    段と、前記オプション動作制御手段により発行されたコ
    マンド識別情報を確認して各オプション装置を統括制御
    する統括制御手段とを有し、ジョブ制御情報を作成しジ
    ョブを管理するジョブ管理手段と、ページ情報を作成し
    印刷ページについての指定内容及び状態を管理するペー
    ジ管理手段と、ソート可能な排紙ビン情報を取得する取
    得手段と、上記ジョブ制御情報及びページ情報及びビン
    情報から、ページの処理順番や給排紙口指定を始めとす
    る各種設定のスケジュールを行うスケジューリング手段
    と、前記スケジューリング手段によりスケジュールされ
    た内容を元に前記統括制御手段に対し指定を行うオプシ
    ョン指定手段と、前記スケジューリング手段によりスケ
    ジュールされた内容を元に前記画像記録装置本体に対し
    て印字指定を行うエンジン指定手段と、印字ページの状
    態を監視する監視手段と、を有し、 前記監視手段は、印字指定したページが排紙完了したこ
    とを監視し、完了通知を受け取ったページに対して情報
    の破棄を行うことを特徴とする像記録装置。
  11. 【請求項11】画像記録装置本体に対して所定の拡張処
    理を行う複数のオプション装置を接続可能な画像記録装
    置であって、電源投入時に立ち上げ処理の指定を行う立
    ち上げ処理指定手段と、各オプション装置の基本情報を
    獲得する獲得手段と、前記獲得手段より獲得した情報に
    基づいて、各オプション装置にコマンド識別情報を発行
    し、動作指定及び情報を獲得するオプション動作制御手
    段と、前記オプション動作制御手段により発行されたコ
    マンド識別情報を確認して各オプション装置を統括制御
    する統括制御手段とを有し、ジョブ制御情報を作成しジ
    ョブを管理するジョブ管理手段と、ページ情報を作成し
    印刷ページについての指定内容及び状態を管理するペー
    ジ管理手段と、ソート可能な排紙ビン情報を取得する取
    得手段と、上記ジョブ制御情報及びページ情報及びビン
    情報から、ページの処理順番や給排紙口指定を始めとす
    る各種設定のスケジュールを行うスケジュ ーリング手段
    と、前記スケジューリング手段によりスケジュールされ
    た内容を元に前記統括制御手段に対し指定を行うオプシ
    ョン指定手段と、前記スケジューリング手段によりスケ
    ジュールされた内容を元に前記画像記録装置本体に対し
    て印字指定を行うエンジン指定手段と、印字ページの状
    態を監視する監視手段と、ソートの状態をオペレーショ
    ンパネルまたは外部装置に通知する通知手段と、を有
    し、 前記通知手段は、現在行っているソートの種類をオペレ
    ーションパネルに状態表示または、外部装置へ通知する
    ことを特徴とする像記録装置。
  12. 【請求項12】画像記録装置本体に対して所定の拡張処
    理を行う複数のオプション装置を接続可能な画像記録装
    置の制御方法であって、電源投入時に立ち上げ処理の指
    定を行う立ち上げ処理指定工程と、各オプション装置の
    基本情報を獲得する獲得工程と、前記獲得工程で獲得し
    た情報に基づいて、各オプション装置にコマンド識別情
    報を発行し、動作指定及び情報を獲得するオプション動
    作制御工程と、前記オプション動作制御工程で発行され
    たコマンド識別情報を確認して各オプション装置を統括
    制御する統括制御工程と、ジョブ制御情報を作成しジョ
    ブを管理するジョブ管理工程と、ページ情報を作成し印
    刷ページについての指定内容及び状態を管理するページ
    管理工程と、ソート可能な排紙ビン情報を取得する取得
    工程と、上記ジョブ制御情報及びページ情報及びビン情
    報から、ページの処理順番や給排紙口指定を始めとする
    各種設定のスケジュールを行うスケジューリング工程
    と、前記スケジューリング工程でスケジュールされた内
    容を元に前記統括制御工程に対し指定を行うオプション
    指定工程と、前記スケジューリング工程でスケジュール
    された内容を元に前記画像記録装置本体に対して印字指
    定を行うエンジン指定工程と、印字ページの状態を監視
    する監視工程と、を有し、 前記ページ管理工程は、外部機器から送信される印字デ
    ータを解析した結果、解析手段が指定する内容を元に、
    該ページに関する指定内容、状態及び描画メモリに展開
    されている描画情報の位置など、ページを管理するペー
    ジ情報を作成するページテーブル作成工程と、前記スケ
    ジューリング工程及び監視工程の処理により、ページテ
    ーブル情報を更新するページテーブル更新工程とを有す
    ることを特徴とする画像記録装置の制御方法。
  13. 【請求項13】画像記録装置本体に対して所定の拡張処
    理を行う複数のオプション装置を接続可能な画像記録装
    置の制御方法であって、電源投入時に立ち上げ処理の指
    定を行う立ち上げ処理指定工程と、各オプション装置の
    基本情報を獲得する獲得工程と、前記獲得工程で獲得し
    た情報に基づいて、各オプション装置にコマンド識別情
    報を発行し、動作指定及び情報を獲得するオプション動
    作制御工程と、前記オプション動作制御工程で発行され
    たコマンド識別情報を確認して各オプション装置を統括
    制御する統括制御工程と、ジョブ制御情報を作成しジョ
    ブを管理するジョブ管理工程と、ページ情報を作成し印
    刷ページについての指定内容及び状態を管理するページ
    管理工程と、ソート可能な排紙ビン情報を取得する取得
    工程と、上記ジョブ制御情報及びページ情報及びビン情
    報から、ページの処理順番や給排紙口指定を始めとする
    各種設定のスケジュールを行うスケジューリング工程
    と、前記スケジューリング工程でスケジュールされた内
    容を元に前記統括制御工程に対し指定を行うオプション
    指定工程と、前記スケジューリング工程でスケジュール
    された内容を元に前記画像記録装置本体に対して印字指
    定を行うエンジン指定工程と、印字ページの状態を監視
    する監視工程と、を有し、 前記監視工程は、印字指定したページが排紙完了したこ
    とを監視し、完了通知を受け取ったページに対して情報
    の破棄を行うことを特徴とする画像記録装置の制御方
    法。
  14. 【請求項14】画像記録装置本体に対して所定の拡張処
    理を行う複数のオプション装置を接続可能な画像記録装
    置の制御方法であって、電源投入時に立ち上げ処理の指
    定を行う立ち上げ処理指定工程と、各オプション装置の
    基本情報を獲得する獲得工程と、前記獲得工程で獲得し
    た情報に基づいて、各オプション装置にコマンド識別情
    報を発行し、動作指定及び情報を獲得するオプション動
    作制御工程と、前記オプション動作制御工程で発行され
    たコマンド識別情報を確認して各オプション装置を統括
    制御する統括制御工程と、ジョブ制御情報を作成しジョ
    ブを管理するジョブ管理工程と、ページ情報を作成し印
    刷ページについての指定内容及び状態を管理するページ
    管理工程と、ソート可能な排紙ビン情報を取得する取得
    工程と、上記ジョブ制御情報及びページ情報及びビン情
    報から、ページの処理順番や給排紙口指定を始めとする
    各種設定のスケジュールを行うスケジュー リング工程
    と、前記スケジューリング工程でスケジュールされた内
    容を元に前記統括制御工程に対し指定を行うオプション
    指定工程と、前記スケジューリング工程でスケジュール
    された内容を元に前記画像記録装置本体に対して印字指
    定を行うエンジン指定工程と、印字ページの状態を監視
    する監視工程と、ソートの状態をオペレーションパネル
    または外部装置に通知する通知工程と、を有し、 前記通知工程は、現在行っているソートの種類をオペレ
    ーションパネルに状態表示または、外部装置へ通知する
    ことを特徴とする画像記録装置の制御方法。
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