JP3507170B2 - 画像処理装置 - Google Patents
画像処理装置Info
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- JP3507170B2 JP3507170B2 JP02185595A JP2185595A JP3507170B2 JP 3507170 B2 JP3507170 B2 JP 3507170B2 JP 02185595 A JP02185595 A JP 02185595A JP 2185595 A JP2185595 A JP 2185595A JP 3507170 B2 JP3507170 B2 JP 3507170B2
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- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
Description
濃度の情報を持つ入力画像の各画素をデジタル値で表現
するための量子化処理を行なう画像処理装置に関するも
のである。
来の画像処理装置の構成を示すブロック図である。
する記憶装置(DISK)で、ここに記憶された画像A
は、画像A処理プログラム7により表示装置(LCD)
6に表示される。
(LCDC)5は、入力画像の各画素ごとにVRAM3
からピクセル値を読み込み、その値を輝度値に変換して
表示装置6に送る。この各ピクセル値と輝度値との対応
関係は、パレットテーブル4に記憶されている。
素の輝度値をピクセル値に変換してVRAM3に書き込
む。このとき、巨視的に見て画像Aの持つ中間調情報を
表現するためにディザ法や誤差拡散法として知られる画
像量子化処理方法を用いる。また、各ピクセル値と輝度
値との対応関係は、画像A処理プログラム7により決定
され、パレットテーブル4へ書き込まれるとともに画像
量子化処理部2へ送られる。画像量子化処理部2では、
この各ピクセル値と輝度値との対応関係を参照し、出力
画像の各ピクセル値を決定する。
画像Bを同一画面上の別の位置に表示する場合は、画像
B処理プログラム8により独自に各ピクセル値と輝度値
との対応関係を決定し、パレットテーブル4の内容を更
新する。
に構成された従来の画像処理装置にあっては、量子化処
理による各画素のデジタル出力値が決定した後で、何ら
かの原因でその各ピクセル値と輝度との対応関係が変更
された場合でも、VRAM上のピクセル値は変更されな
いので、表示される画像の輝度情報は入力画像のもって
いた輝度情報を正しく反映しなくなってしまい、不自然
に表示されるという問題点があった。
なされたもので、各ピクセル値と輝度との対応関係が変
化しても元の画像の輝度情報を正しく反映した表示を行
なうことが可能な画像処理装置を提供することを目的と
している。
置は、第1の画像が表示された後に別の第2の画像を同
じ画面上の別の位置に表示するための画像処理を行う画
像処理装置において、記憶手段から入力された前記第1
の画像の各画素の輝度値を、設定された輝度値とピクセ
ル値との対応関係を参照して、デジタル値であるところ
のピクセル値に変換して出力する画像量子化処理を施す
量子化手段と、前記設定された輝度値とピクセル値との
対応関係が書き込まれ、該対応関係を記憶するパレット
テーブルと、前記量子化手段から出力された前記ピクセ
ル値を記憶するVRAMと、前記VRAMから読み出し
た前記ピクセル値を、前記パレットテーブルに記憶され
た前記対応関係に基づいて、輝度値に変換して表示装置
に出力する表示制御手段と、前記量子化手段に画像量子
化処理を実行させる量子化起動手段と、を有し、前記第
2の画像の表示のために設定された輝度値とピクセル値
との新たな対応関係が発生した場合には、該新たな対応
関係が前記パレットテーブルに書き込まれるとともに、
前記量子化起動手段が、前記量子化手段に、前記記憶手
段から前記第1の画像を入力し、新たな対応関係を参照
して、前記第1の画像の画像量子化処理を再実行させる
ようにしたものである。
又は誤差拡散法であり、前記輝度値とピクセル値との新
たな対応関係は、画像処理プログラムによって設定さ
れ、前記輝度値とピクセル値との新たな対応関係は、表
示装置のガンマ特性を変えるコントラストボリウムの位
置によって設定されるようにしたものである。
装置の構成を示すブロック図であり、図7と同一符号は
同一構成部分を示している。
は、従来と同様記憶装置(DISK)1に記憶されてい
る画像Aを表示装置(LCD)6に表示させるためのプ
ログラムであり、表示装置6を制御する表示制御装置
(LCDC)5は、各画素ごとにVRAM3からピクセ
ル値を読み込み、その値を輝度値に変換して表示装置6
に送る。この各ピクセル値と輝度値との対応関係は、パ
レットテーブル4に記憶されている。
してそのデジタル値を出力する画像量子化手段であり、
上記画像Aの各画素の輝度値をピクセル値に変換してV
RAM3に書き込む。このとき、巨視的に見て画像Aの
持つ中間調情報を表現するためにディザ法や誤差拡散法
として知られる画像量子化処理方法を用いる。また、各
ピクセル値と輝度値との対応関係は画像A処理プログラ
ム7により決定し、パレットテーブル4へ書き込む。
信号によって、量子化起動部9が作動し、更新されたパ
レットテーブル4のデータを読み出して画像量子化処理
部2へ送り、量子化処理を起動する。画像量子化処理部
2は、その各ピクセル値と輝度値との対応関係を参照
し、出力画像の各ピクセル値を決定する。
他の画像Bを同一画面上の別の位置に表示する場合は、
画像B処理プログラム8により独自に各ピクセル値と輝
度値との対応関係を決定し、パレットテーブル4の内容
を更新する。
セル値と輝度値との対応関係が変化したことを検出する
検出手段として機能し、その各ピクセル値と輝度値との
対応関係が変化したときには、画像B処理プログラム8
が両者の新たな対応関係を設定手段であるパレットテー
ブル4から設定し、起動手段である量子化起動部9は画
像量子化処理部2に画像Aの量子化処理を再実行させ
る。
き込み信号は、すべて量子化起動部9へ送られる。そし
て、そのたびに量子化起動部9は、記憶装置1から画像
Aを読み出し、ピクセル値と輝度値との新たな対応関係
に基づいて量子化処理を再実行させる。
トテーブル4を図2に示すように設定したとすると、ま
ず量子化処理はこれらの値に基づいて実行され、表示装
置6に表示される。その後、画像B処理プログラム8が
パレットテーブル4を図3に示すように設定したとする
と、従来の画像処理装置では、画像Aのピクセル値が変
わらないまま輝度値が変わってしまうため、画像Aの表
示は本来の輝度に対して明るすぎてしまう。しかし、本
実施例の画像処理装置では、パレットテーブル4が更新
されたことを検出し、改めて図3の設定に基づいた量子
化処理を行なうため、本来の輝度情報が保たれ、自然な
画質が得られる。
図2のパレットテーブル4の内容と比較すると、各ピク
セル値(0〜3)に対して輝度値が等しいか高くなって
おり、白黒の単色表示が明るくなっている。
理プログラム8が、それぞれ図4,図5に示すようにピ
クセル値を定義したとすると、同様の動作により、カラ
ー画像の場合も本来の色情報を保つことができる。
0〜b7)とし、b0,b1を青成分の輝度を表わすビ
ット、b2,b3,b4を赤成分の輝度を表わすビッ
ト、b5,b6,b7を緑成分の輝度を表わすビットと
している。また図5の例では、b0,b1を青成分の輝
度を表わすビット、b2,b3を赤成分の輝度を表わす
ビット、b4,b5,b6,b7を緑成分の輝度を表わ
すビットとしている。
値を出力する量子化手段と、各デジタル値と輝度との対
応関係が変化したことを検出する手段と、各デジタル値
と輝度との新たな対応関係を得る手段と、その新たな対
応関係に従った画像量子化処理を起動する手段とを設け
ることによって、ピクセル値と輝度との対応関係が変化
(変更)しても、その変化に影響されることなく、その
画像の輝度情報を正しく反映した表示を行なうことがで
きる。
ブロック図であり、図1と同一符号は同一構成部分を示
している。同図中、10はLCDからなる表示装置6の
ガンマ特性を変えるコントラストボリウム(可変抵
抗)、11はガンマ係数を格納するガンマ係数テーブ
ル、12は前述の検出手段と起動手段を構成している量
子化起動部である。
の輝度との関係は、表示装置6のLCDのガンマ特性が
変わると変動する。また、このガンマ特性は、コントラ
ストボリウム10によって変化する。
トラストボリウム10の位置とγの値との関係をあらか
じめガンマ係数テーブル11に設定しておくことによ
り、輝度値Eと輝度Bとの関係が求められる。
セル値と輝度値Eとの関係は求められる。従って、コン
トラストボリウム10の位置がわかれば、ピクセル値と
輝度Bとの関係が求められる。
ボリウム10の位置の変化を検出し、その検出位置に対
応したガンマ特性を求め、さらにピクセル値との関係を
求めてその情報を量子化処理部2へ送り、その情報に基
づいて量子化処理部12を起動する。これにより、コン
トラストボリウム10の位置が動いてガンマ特性が変わ
っても、元の画像の輝度情報が保存される。
報が正しく調整されている状態で、他の画像Bの調整を
行なうためにコントラストボリウム10を動かしても、
画像Aの輝度情報は正しいまま表示される。
各デジタル値と輝度との対応関係の変化に影響されず
に、元の画像の輝度情報を正しく反映した表示を行うこ
とができるという効果がある。
構成を示すブロック図
ーブルの内容を示す図
ーブルの内容を示す図
定義したピクセル値を示す図
定義したピクセル値を示す図
構成を示すブロック図
Claims (4)
- 【請求項1】 第1の画像が表示された後に別の第2の
画像を同じ画面上の別の位置に表示するための画像処理
を行う画像処理装置において、 記憶手段から入力された前記第1の画像の各画素の輝度
値を、設定された輝度値とピクセル値との対応関係を参
照して、デジタル値であるところのピクセル値に変換し
て出力する画像量子化処理を施す量子化手段と、 前記設定された輝度値とピクセル値との対応関係が書き
込まれ、該対応関係を記憶するパレットテーブルと、 前記量子化手段から出力された前記ピクセル値を記憶す
るVRAMと、 前記VRAMから読み出した前記ピクセル値を、前記パ
レットテーブルに記憶された前記対応関係に基づいて、
輝度値に変換して表示装置に出力する表示制御手段と、 前記量子化手段に画像量子化処理を実行させる量子化起
動手段と、を有し、 前記第2の画像の表示のために設定された輝度値とピク
セル値との新たな対応関係が発生した場合には、該新た
な対応関係が前記パレットテーブルに書き込まれるとと
もに、 前記量子化起動手段が、前記量子化手段に、前記記憶手
段から前記第1の画像を入力し、新たな対応関係を参照
して、前記第1の画像の画像量子化処理を再実行させる
ことを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項2】 前記画像量子化処理は、ディザ法又は誤
差拡散法である請求項1に記載の画像処理装置。 - 【請求項3】 前記輝度値とピクセル値との新たな対応
関係は、画像処理プログラムによって設定される請求項
1に記載の画像処理装置。 - 【請求項4】 前記輝度値とピクセル値との新たな対応
関係は、表示装置のガンマ特性を変えるコントラストボ
リウムの位置によって設定される請求項1に記載の画像
処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02185595A JP3507170B2 (ja) | 1995-02-09 | 1995-02-09 | 画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02185595A JP3507170B2 (ja) | 1995-02-09 | 1995-02-09 | 画像処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08221037A JPH08221037A (ja) | 1996-08-30 |
JP3507170B2 true JP3507170B2 (ja) | 2004-03-15 |
Family
ID=12066737
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02185595A Expired - Fee Related JP3507170B2 (ja) | 1995-02-09 | 1995-02-09 | 画像処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3507170B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4572599B2 (ja) * | 2004-06-25 | 2010-11-04 | 日本ビクター株式会社 | 画像信号処理装置 |
-
1995
- 1995-02-09 JP JP02185595A patent/JP3507170B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08221037A (ja) | 1996-08-30 |
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