JP3506653B2 - Soil cement composite pile making equipment - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 【０００１】 【発明の属する技術分野】本発明は、建造物の基礎等に
適用されるソイルセメント合成杭の造成後、拡幅した掘
削翼を確実に縮径して引き上げを容易にしたソイルセメ
ント合成杭造成装置に関する。 【０００２】 【従来の技術】従来、建造物の基礎等に適用されるソイ
ルセメント合成杭を造成するために、図１１に示すよう
なソイルセメント合成杭造成装置が用いられている（例
えば、特開平５−３３３４１号公報参照）。 【０００３】このソイルセメント合成杭造成装置は、鋼
管等の中空管４に挿通するロッド１の下部に、中空管４
の下端から掘削土の流動を許容する所定の間隙を有し
て、中空管４の外径よりも周方向に延出する、複数組の
掘削翼２を、各掘削翼２の基端部２１を、ロッド１に形
成したブラケット１１に、軸２２を介して揺動可能に、
かつ、各掘削翼２，２間に掘削土の流動を許容する所定
の間隙を設けて、ロッド１に固定して配設し、さらに、
各掘削翼２の基端部２１とロッド１に形成したブラケッ
ト１１との間に、シャーピンＰを配することにより、各
掘削翼２の基端部２１を軸２２を介してロッド１に形成
したブラケット１１に揺動可能に配設した掘削翼２を、
中空管４の外径よりも周方向に延出する略水平位置で仮
固定できるように構成されている。 【０００４】そして、このソイルセメント合成杭造成装
置は、ロッド１を回転駆動することによって、掘削翼２
を回転させながら、ロッド１の下端に形成した硬化性注
入材の注入口１２から掘削土中に硬化性注入材を注入し
て、掘削土と硬化性注入材とを撹拌してソイルセメント
を形成しながら、中空管４とロッド１を降下させて地盤
を所定深度まで掘削、撹拌して、ソイルセメント合成杭
を造成する。その後、ロッド１及び掘削翼２を回収する
に当たって、掘削翼２に中空管４の下端を当接し、この
当接力にて、図１１の左半鎖線で示すように、各掘削翼
２の基端部２１とロッド１に形成したブラケット１１と
の間に配したシャーピンＰを切断し、掘削翼２を揺動、
縮径して中空管４内を通過できるようにし、地盤中に中
空管４を残してロッド１を引き抜いて掘削翼２をロッド
１と共に地上に回収する。 【０００５】このソイルセメント合成杭造成装置は、こ
のようにして、中空管４の外径より大きく、かつ一定の
外径を有するソイルセメント柱を造成するとともに、ソ
イルセメント柱内に中空管４を埋設状態にして残存させ
ることにより、建造物の基礎等に適用されるソイルセメ
ント合成杭を効率よく造成するものである。 【０００６】 【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のソイ
ルセメント合成杭造成装置は、掘削翼２の基端部とロッ
ド１に形成したブラケット１１との間に、シャーピンＰ
を配することにより、各掘削翼２の基端部を軸２２を介
してロッド１に形成したブラケット１１に揺動可能に配
設した掘削翼２を、中空管４の外径よりも周方向に延出
する略水平位置で仮固定できるように構成しているが、
掘削翼２を仮固定するために用いるシャーピンＰは、１
本のソイルセメント合成杭を造成する毎に折れて、更新
する必要があり、このため、作業性が低下するという問
題があった。 【０００７】本発明は、上記のソイルセメント合成杭造
成装置の有する問題点に鑑み、中空管の外径よりも周方
向に延出した状態で掘削翼を仮固定するためのシャーピ
ンを用いず、作業性を向上するようにしたソイルセメン
ト合成杭造成装置を提供することを目的とする。 【０００８】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のソイルセメント合成杭造成装置は、中空管
内に挿通したロッドの下部に、中空管の下端から中空管
の外径よりも周方向に延出した掘削翼を、ロッド下端外
周部に突設したブラケットに軸を介して揺動可能に設
け、掘削翼の延出状態を仮固定具により保持した状態
で、地盤を所定深度まで掘削、撹拌し、ソイルセメント
合成杭を造成した後、ロッドを中空管内を引き上げる
際、前記掘削翼を中空管の下端に当接させることによっ
て揺動、縮径して中空管内を通過できるようにしてなる
ソイルセメント合成杭造成装置において、前記仮固定具
を、ブラケットに取り付けたばね圧にて付勢される係止
部材にて、中空管の外径よりも延出された略水平位置に
ある掘削翼の側面に形成された係止部を係止するように
するとともに、該係止部の係止を、掘削翼に対する設定
値以上の中空管の下端の当接力にて解除するように構成
したことを特徴とする。 【０００９】上記のソイルセメント合成杭造成装置は、
ロッド下端外周部に突設したブラケットに軸を介して揺
動可能に設けた掘削翼の延出状態を保持する仮固定具
に、従来、掘削翼を仮固定するために用いられていたシ
ャーピンを用いず、掘削翼に対する設定値以上の中空管
の下端の当接力にて解除される仮固定具を用いるように
しているので、ソイルセメント合成杭を造成する毎に仮
固定具を更新することなく、掘削翼を初期状態に復帰さ
せることができる。 【００１０】 【発明の実施の形態】以下、本発明のソイルセメント合
成杭造成装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。 【００１１】図１〜図２に、本発明のソイルセメント合
成杭造成装置の第１実施例を示す。このソイルセメント
合成杭造成装置は、図１１に示すような従来のソイルセ
メント合成杭造成装置と同様、鋼管、鉄筋コンクリート
管等の中空管４に挿通するロッド１の下端に配設した、
中空管４の内径よりも小径Ｌ１で、杭坑内底面を掘削す
る底面掘削翼２Ｂと、この底面掘削翼２Ｂより上方位置
に揺動可能に配設した、中空管４の外径よりも大径Ｌ２
で、底面掘削翼２Ｂにて掘削した杭坑の径をさらに拡幅
掘削する掘削翼２Ａとを備えている。 【００１２】この場合において、ロッド１の下端に配設
した底面掘削翼２Ｂは、本実施例を含む以下のすべての
実施例において共通のもので、中空管４の内径よりも小
径で、下面に多数の掘削爪２５ａ，２５ａを備えた掘削
翼２５をほぼ水平に固定して構成するようにしている。 【００１３】一方、底面掘削翼２Ｂより上方位置に配設
した掘削翼２Ａは、一段、さらに必要に応じて、２段以
上の複数段（本実施例では２段）で構成するようにす
る。この掘削翼２Ａは、揺動可能に配設して、中空管４
の内径よりも小径となるように縮径できるように構成
し、かつ中空管４の下端から掘削土の流動を許容する所
定の間隙を有して、中空管４の外径よりも周方向に延出
できるように取り付ける。そして、より具体的には、こ
の掘削翼２Ａは、下面に掘削爪２０ａを備えた掘削翼体
２０の基端部２１を、ロッド１の外周面に突設したブラ
ケット２３に、軸２２を介して揺動可能に、かつ、ロッ
ド１の長手方向でその上下位置に取り付ける各掘削翼２
Ａ，２Ａ間に掘削土の流動を許容する所定の間隙を設け
て配設するようにする。 【００１４】なお、本実施例においては、ロッド１の外
周面に突設する掘削翼２Ａを、ロッド１を挟んで１８０
°の対称位置で延出するように配設しているが、これに
限定されず、例えば、掘削翼２Ａを、１２０°又は９０
°の対称位置で延出するように配設することもできる。
また、この掘削翼２Ａ，２Ａは、ロッド１の長手方向に
２段にして配設しているが、この場合、各段の掘削翼２
Ａの突出位置は、上下でその位置をずらす、例えば、図
１（Ａ）に示すように、９０°ずらすようにし、これに
より、掘削及び掘削された土砂の撹拌が円滑に行えるよ
うにしている。 【００１５】掘削翼２Ａは、その基端部２１を、ロッド
１に形成したブラケット２３，２３に、軸２２を介して
揺動可能に取り付けることにより、中空管４の外径より
も延出された略水平位置と、中空管４の内径よりも縮径
した略鉛直位置とに選択的に位置できるようにするとと
もに、掘削翼２Ａを、中空管４の外径よりも延出された
略水平位置を保持した状態で、掘削翼２Ａによって、地
盤を所定深度まで掘削することができるように、仮固定
具３を配設するようにしている。 【００１６】この仮固定具３には、各種の形式が採用で
きるが、本実施例においては、ブラケット２３，２３に
取り付けたばね圧にて付勢される係止部材にて、掘削翼
２Ａに形成した係止部を係止するとともに、この係止部
の係止を、掘削翼２Ａに対する設定値以上の中空管４の
下端の当接力にて解除するように構成した仮固定具３を
採用するようにしている。 【００１７】仮固定具３は、より具体的には、ブラケッ
ト２３の外側面に仮固定具３のケース３１をボルト、溶
接等により取り付け、ケース３１内に、先端３２ａが、
ブラケット２３を経て掘削翼２Ａ側に突出する係止部材
としての係止ピン３２と、係止ピン３２を押圧するばね
３３と、ばね３３の他端側を止めるばね止め３４とを挿
入し、蓋３５にて封鎖して構成するようにしている。そ
して、係止ピン３２の先端３２ａが、ブラケット２３を
経て掘削翼２Ａ側に突出し、中空管４の外径よりも延出
された略水平位置にある掘削翼２Ａの側面に形成された
係止部としてのくぼみ２１ａに嵌合、係止して、掘削翼
２Ａの延出状態を保持するようにする。これにより、従
来、掘削翼２Ａを仮固定するために用いられていたシャ
ーピンＰを用いる必要がなくなり、ソイルセメント合成
杭を造成する毎に仮固定具を更新することなく、掘削翼
２Ａを初期状態に復帰させ、掘削翼２Ａを延出状態で仮
固定することができるものとなる。 【００１８】次に、このソイルセメント合成杭造成装置
の作用について説明する。このソイルセメント合成杭造
成装置は、掘削翼２Ａの延出状態を仮固定具により保持
した状態で、ロッド１を回転駆動することによって、掘
削翼２Ａを回転させて地盤を掘削、撹拌しながら、ロッ
ド１の下端に形成した硬化性注入材の注入口１２から掘
削土中に硬化性注入材を注入する。これにより、掘削土
と硬化性注入材とを撹拌してソイルセメントを形成しな
がら、中空管４とロッド１を降下させて地盤を所定深度
まで掘削、撹拌して、ソイルセメント合成杭を造成す
る。 【００１９】ソイルセメント合成杭造成装置は、掘削翼
２Ａによる掘削時に、掘削翼２Ａの基端部２１のロッド
１側の鉛直面２１ｂが、ロッド１に当接し、上向の力が
作用しても、それ以上、揺動することを防止しているた
め、掘削翼２Ａは、仮固定具３の作用と相俟って、掘削
翼２Ａの延出状態を安定して保持することができる。 【００２０】その後、ロッド１及び掘削翼２を回収する
に当たって、掘削翼２に中空管４の下端を当接し、これ
による設定値以上の当接力にて、仮固定具３の係止部材
としての係止ピン３２と掘削翼２Ａの側面に形成された
係止部としてのくぼみ２１ａの係止を解除し、掘削翼２
Ａを揺動、縮径して中空管４内を通過できるようにし、
地盤中に中空管４を残してロッド１を引き抜いて掘削翼
２をロッド１と共に地上に回収する。 【００２１】ところで、仮固定具３の構成は、上記第１
実施例のものに限定されず、例えば、図３及び図４に示
す本発明のソイルセメント合成杭造成装置の第１実施例
の第１変形例及び第２変形例のように構成することがで
きる。 【００２２】このうち、図３に示す本発明のソイルセメ
ント合成杭造成装置の第１実施例の第１変形例の仮固定
具３は、ブラケット２３の外側面に仮固定具３のケース
３１をボルト、溶接等により取り付け、ケース３１内
に、先端３２ａが、ブラケット２３を経て掘削翼２Ａ側
に突出する係止部材としての係止ピン３２と、係止ピン
３２を押圧するばね３３とを挿入し、ばね３３の他端側
を止めるばね止め兼用の蓋３５にて封鎖して構成するよ
うにしている。そして、係止ピン３２の先端３２ａが、
ブラケット２３を経て掘削翼２Ａ側に突出し、中空管４
の外径よりも延出された略水平位置にある掘削翼２Ａの
側面に形成された係止部としてのテーパ形の突起２０ｔ
を係止して、掘削翼２Ａの延出状態を保持するようにす
る。なお、本変形例のその他の構成及び作用は、上記第
１実施例のソイルセメント合成杭造成装置と同様であ
る。 【００２３】また、図４に示す本発明のソイルセメント
合成杭造成装置の第１実施例の第２変形例の仮固定具３
は、ブラケット２３にオーバハング状に断面コ字形の係
止部材取付具４０をボルト、溶接等により取り付け、係
止部材取付具４０に形成した軸受４１，４１に揺動可能
に、係止部材としての係止片４３，４３を取り付け、各
係止片４３の先端４３ｎが掘削翼２Ａ側に付勢されて突
出するように、キックばね４４を配設して構成するよう
にしている。そして、係止片４３の先端４３ｎが、掘削
翼２Ａ側に突出し、中空管４の外径よりも延出された略
水平位置にある掘削翼２Ａの側面に形成された係止部と
してのテーパ形の突起２０ｎを係止して、掘削翼２Ａの
延出状態を保持するようにする。なお、本変形例のその
他の構成及び作用は、上記第１実施例のソイルセメント
合成杭造成装置と同様である。 【００２４】さらに、仮固定具３は、上記第１実施例及
びその変形例のものに限定されず、例えば、以下の各参
考例のように構成することができる。 【００２５】図５〜図６に、ソイルセメント合成杭造成
装置の第１参考例を示す。本参考例において、仮固定具
３は、ブラケット２３，２３に取り付けた弾性体からな
るストッパー３８にて、掘削翼２Ａに形成した係止部を
係止するとともに、この係止部の係止を、掘削翼２Ａに
対する設定値以上の中空管４の下端の当接力にて解除す
るように構成するようにしている。 【００２６】仮固定具３は、より具体的には、ブラケッ
ト２３に円弧形の係止溝３７を形成し、この係止溝３７
の奥部位置に、弾性体、例えば、ゴム等の物質で形成し
たストッパー３８を配設して構成するようにしている。
そして、ストッパー３８にて、中空管４の外径よりも延
出された略水平位置にある掘削翼２Ａの側面に形成され
た係止部としての係止軸３６を抱持するように係止し
て、掘削翼２Ａの延出状態を保持するようにする。な
お、本参考例のその他の構成及び作用は、上記第１実施
例のソイルセメント合成杭造成装置と同様である。 【００２７】図７〜図８に、ソイルセメント合成杭造成
装置の第２参考例を示す。本参考例において、仮固定具
３は、ブラケット２３，２３に取り付けた弾圧片３９に
て、掘削翼２Ａの基端部２１の上面２１ｃを係止すると
ともに、この掘削翼２Ａの基端部２１の上面２１ｃの係
止を、掘削翼２Ａに対する設定値以上の中空管４の下端
の当接力にて解除するように構成するようにしている。 【００２８】仮固定具３は、より具体的には、ブラケッ
ト２３に板ばねからなる弾圧片３９を配設して構成する
ようにしている。そして、弾圧片３９にて、中空管４の
外径よりも延出された略水平位置にある掘削翼２Ａの基
端部２１の上面２１ｃ、本参考例においては、掘削翼２
Ａの基端部２１の上面に突設した係止部の上面２１ｃを
押圧することにより係止して、掘削翼２Ａの延出状態を
保持するようにする。また、本参考例においては、スト
ッパー３９ａをロッド１側に配設し、掘削翼２Ａが揺動
して折り畳まれた時、掘削翼２Ａの掘削爪２０ａ等がロ
ッド１に衝突しないようにしている。なお、本参考例の
その他の構成及び作用は、上記第１実施例のソイルセメ
ント合成杭造成装置と同様である。 【００２９】さらに、仮固定具３は、図９に示すソイル
セメント合成杭造成装置の第２参考例の変形例に示すよ
うに、板ばねからなる弾圧片３９に代えて、ブラケット
２３に形成した軸受４７に揺動可能に弾圧片４５を取り
付け、この弾圧片４５が掘削翼２Ａの基端部２１の上面
２１ｃを押圧するように、ばね４６を配設して構成する
ようにしている。そして、弾圧片４５にて、中空管４の
外径よりも延出された略水平位置にある掘削翼２Ａの基
端部２１の上面２１ｃを押圧することにより係止して、
掘削翼２Ａの延出状態を保持するようにする。なお、本
変形例のその他の構成及び作用は、上記第１実施例のソ
イルセメント合成杭造成装置と同様である。 【００３０】以上、本発明のソイルセメント合成杭造成
装置について、実施例及びその変形例に基づいて説明し
たが、本発明は、上記実施例及びその変形例に記載した
構成に限定されるものではなく、実施例及びその変形例
に記載した構成を適宜組み合わせる等、その趣旨を逸脱
しない範囲において適宜その構成を変更することができ
るものである。 【００３１】また、本発明のソイルセメント合成杭造成
装置は、このほか、図１０に示すように、掘削翼２Ａの
上方位置において、ロッド１の外周に、ロッド１とは独
立して回転駆動される中間軸１Ａを配設し、この中間軸
１Ａに、中空管４の内径よりも小径で、中空管４内に位
置して撹拌機能を併せて有するスタビライザ６Ｂと、こ
のスタビライザ６Ｂより下方位置に揺動可能に配設し
た、中空管４の外径よりも大径で、撹拌機能を有する撹
拌翼６Ａとを備えることができる。そして、撹拌翼６Ａ
は、その延出状態を保持するために、上記の仮固定具３
を選択的に用いることができる。そして、このソイルセ
メント合成杭造成装置は、中間軸１Ａを、その上方に接
続した継手管（図示省略）を介して適宜の駆動機構によ
って、例えば、ロッド１の回転方向と逆方向に回転駆動
することにより、スタビライザ６Ｂによって、ロッド１
及び中間軸１Ａと中空管４の中心軸の振れを防止すると
ともに、撹拌翼６Ａによって、掘削土の共回りを防止し
ながら、掘削土と硬化性注入材とを撹拌して、良質のソ
イルセメント合成杭を造成することができる。 【００３２】 【発明の効果】本発明のソイルセメント合成杭造成装置
によれば、ロッド下端外周部に突設したブラケットに軸
を介して揺動可能に設けた掘削翼の延出状態を保持する
仮固定具に、従来、掘削翼を仮固定するために用いられ
ていたシャーピンを用いず、掘削翼に対する設定値以上
の中空管の下端の当接力にて解除される仮固定具を用い
るようにしているので、ソイルセメント合成杭を造成す
る毎に仮固定具を更新することなく、掘削翼を初期状態
に復帰させることができ、作業性を向上することができ
る。Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a soil cement composite pile applied to a foundation of a building or the like, and then reliably expands a widened excavation wing and pulls it up. The present invention relates to a soil cement composite pile creation device that facilitates the construction. 2. Description of the Related Art Conventionally, a soil cement composite pile forming apparatus as shown in FIG. 11 has been used for forming a soil cement composite pile applied to the foundation of a building or the like (for example, see Japanese Patent Application Laid-Open No. H11-157556). See JP-A-5-33341). [0003] This soil cement composite pile forming apparatus includes a hollow pipe 4 provided under a rod 1 inserted into a hollow pipe 4 such as a steel pipe.
A plurality of sets of excavating wings 2 extending in the circumferential direction from the outer diameter of the hollow pipe 4 with a predetermined gap allowing flow of excavated soil from the lower end of the 21 is swingable via a shaft 22 to a bracket 11 formed on the rod 1,
In addition, a predetermined gap that allows the flow of excavated soil is provided between each of the excavating blades 2 and 2, and fixed to the rod 1 and disposed.
By arranging the shear pin P between the base end 21 of each excavation wing 2 and the bracket 11 formed on the rod 1, the base end 21 of each excavation wing 2 was formed on the rod 1 via the shaft 22. The excavating wing 2 that is swingably disposed on the bracket 11 is
It is configured such that it can be temporarily fixed at a substantially horizontal position extending in the circumferential direction beyond the outer diameter of the hollow tube 4. [0004] In this soil cement composite pile forming apparatus, the rod 1 is driven to rotate, so that the excavating wing 2 is driven.
While rotating, the hardening injection material is injected into the excavated soil from the injection port 12 of the hardening injection material formed at the lower end of the rod 1, and the excavated soil and the hardenable injection material are stirred to form soil cement. While the hollow pipe 4 and the rod 1 are lowered, the ground is excavated to a predetermined depth and agitated to construct a soil cement composite pile. Thereafter, in recovering the rod 1 and the excavating wing 2, the lower end of the hollow tube 4 is brought into contact with the excavating wing 2, and with this contact force, as shown by the left half chain line in FIG. The shear pin P disposed between the end 21 and the bracket 11 formed on the rod 1 is cut, and the excavating wing 2 is rocked.
The diameter is reduced so that the hollow tube 4 can pass through, and the rod 1 is pulled out while leaving the hollow tube 4 in the ground, and the excavation wing 2 is collected together with the rod 1 on the ground. In this way, the soil cement composite pile forming device forms a soil cement column having a fixed outer diameter larger than the outer diameter of the hollow tube 4 and a hollow tube in the soil cement column. By burying and leaving 4 in a buried state, a soil cement composite pile applied to a foundation of a building or the like is efficiently formed. [0006] The conventional soil cement composite pile forming apparatus is characterized in that the shear pin P is provided between the base end of the excavating wing 2 and the bracket 11 formed on the rod 1.
, The excavating wing 2 in which the base end portion of each excavating wing 2 is swingably disposed on the bracket 11 formed on the rod 1 via the shaft 22, has a circumference larger than the outer diameter of the hollow pipe 4. It is configured so that it can be temporarily fixed at a substantially horizontal position extending in the direction,
The shear pin P used for temporarily fixing the excavating wing 2 is 1
Each time a pile of soil cement composites is formed, it must be broken and renewed, which causes a problem that workability is reduced. [0007] In view of the above-mentioned problems of the soil cement composite pile forming apparatus, the present invention does not use a shear pin for temporarily fixing an excavation wing in a state in which the hollow pipe extends in the circumferential direction beyond the outer diameter. It is another object of the present invention to provide a soil cement composite pile forming apparatus capable of improving workability. [0008] In order to achieve the above object, a soil cement composite pile forming apparatus of the present invention is arranged such that a hollow pipe is inserted from a lower end of a hollow pipe into a lower part of a rod inserted into the hollow pipe. Excavating wings extending in the circumferential direction from the outer diameter are provided swingably via a shaft on a bracket protruding from the lower end of the rod via a shaft, and the extended state of the excavating wings is held by a temporary fixture, After excavating the ground to a predetermined depth, stirring, and forming a soil cement composite pile, when pulling up the rod inside the hollow tube, the excavation wing is rocked by contacting the lower end of the hollow tube, the diameter is reduced, and the hollow In a soil cement composite pile forming apparatus capable of passing through a pipe, the temporary fixing tool is extended from the outer diameter of the hollow pipe by a locking member urged by a spring pressure attached to a bracket. In a substantially horizontal position
To lock the locking part formed on the side of a certain excavation wing
In addition, the locking of the locking portion is released by a contact force of a lower end of the hollow pipe having a set value or more with respect to the excavation wing. [0009] The above-mentioned soil cement composite pile forming apparatus has:
To a temporary fixture that holds the extended state of the excavating wing provided swingably via a shaft on a bracket protruding from the lower end outer periphery of the rod, a shear pin conventionally used for temporarily fixing the excavating wing is used. Instead of using a temporary fixing tool that is released by the contact force of the lower end of the hollow tube that is equal to or greater than the set value for the excavation wing, the temporary fixing tool must be updated each time a soil cement composite pile is created. And the excavation wing can be returned to the initial state. DETAILED DESCRIPTION OF THE PREFERRED EMBODIMENTS An embodiment of a soil cement composite pile forming apparatus according to the present invention will be described below with reference to the drawings. FIGS. 1 and 2 show a first embodiment of a soil cement composite pile forming apparatus according to the present invention. This soil cement composite pile forming apparatus is disposed at the lower end of a rod 1 inserted into a hollow pipe 4 such as a steel pipe or a reinforced concrete pipe, similarly to a conventional soil cement composite pile forming apparatus as shown in FIG.
A bottom excavation wing 2B for excavating the bottom of the pile pit with a diameter L1 smaller than the inner diameter of the hollow pipe 4, and an outer diameter of the hollow pipe 4 swingably disposed above the bottom excavation wing 2B. Large diameter L2
And an excavation wing 2A for further excavating the diameter of the pile pit excavated by the bottom excavation wing 2B. In this case, the bottom excavating wing 2B disposed at the lower end of the rod 1 is common to all the following embodiments including this embodiment, and has a diameter smaller than the inner diameter of the hollow tube 4 and a lower surface. The excavation wing 25 provided with a large number of excavation claws 25a is fixed substantially horizontally. On the other hand, the excavating wing 2A disposed above the bottom excavating wing 2B is constituted by one stage and, if necessary, two or more stages (two stages in this embodiment). The excavation wing 2A is swingably disposed,
The inner diameter of the hollow pipe 4 is set smaller than the inner diameter of the hollow pipe 4 and has a predetermined gap that allows the flow of excavated soil from the lower end of the hollow pipe 4. Attach so that it can extend in the direction. More specifically, the excavating wing 2 </ b> A is configured such that a base end portion 21 of an excavating wing body 20 having an excavating claw 20 a on a lower surface is attached to a bracket 23 protruding from an outer peripheral surface of the rod 1 via a shaft 22. Excavating wings 2 which are swingably movable and which are attached to the upper and lower positions in the longitudinal direction of the rod 1.
A predetermined gap that allows the flow of excavated soil is provided between A and 2A. In this embodiment, the excavating wing 2A projecting from the outer peripheral surface of the rod 1 is
Although it is arranged so as to extend at a symmetrical position of °, the present invention is not limited to this.
It can also be arranged to extend at a symmetrical position of °.
Further, the excavating wings 2A, 2A are arranged in two stages in the longitudinal direction of the rod 1, but in this case,
The projecting position of A is shifted vertically, for example, by 90 ° as shown in FIG. 1 (A), so that excavation and agitation of excavated earth and sand can be performed smoothly. . The excavation wing 2A extends beyond the outer diameter of the hollow tube 4 by pivotally attaching the base end portion 21 thereof to brackets 23 formed on the rod 1 via a shaft 22. The excavation wing 2A is extended beyond the outer diameter of the hollow tube 4 while being selectively positioned at the substantially horizontal position and the substantially vertical position reduced in diameter from the inner diameter of the hollow tube 4. The temporary fixture 3 is arranged so that the ground can be excavated to a predetermined depth by the excavation wing 2A while maintaining the substantially horizontal position. Various types of temporary fixing tools 3 can be adopted. In this embodiment, the excavating wing 2A is formed by a locking member which is attached to the brackets 23 and is urged by a spring pressure. And a temporary fixing device 3 configured to release the locking of the locking portion by a contact force of the lower end of the hollow tube 4 that is equal to or more than a set value with respect to the excavation wing 2A. I am trying to do it. More specifically, the temporary fixing device 3 has a case 31 of the temporary fixing device 3 attached to the outer surface of the bracket 23 by bolts, welding, or the like.
A locking pin 32 serving as a locking member protruding toward the excavating wing 2A through the bracket 23, a spring 33 pressing the locking pin 32, and a spring stopper 34 for stopping the other end of the spring 33 are inserted, and a cover is inserted. At 35, the structure is closed. The tip 32a of the locking pin 32 projects toward the excavating wing 2A through the bracket 23, and is formed on the side surface of the excavating wing 2A at a substantially horizontal position extending beyond the outer diameter of the hollow tube 4. The excavation wing 2A is held in an extended state by being fitted and locked in the recess 21a as a stop. This eliminates the need to use the shear pin P, which has been conventionally used for temporarily fixing the excavation wing 2A, and allows the excavation wing 2A to be in the initial state without updating the temporary fixing tool every time a soil cement composite pile is formed. And the drilling wing 2A can be temporarily fixed in the extended state. Next, the operation of the soil cement composite pile forming apparatus will be described. In this soil cement composite pile forming apparatus, while the extended state of the excavation wing 2A is held by the temporary fixture, the rod 1 is driven to rotate, thereby rotating the excavation wing 2A to excavate and agitate the ground. The hardening injection material is injected into the excavated soil from the injection port 12 of the hardening injection material formed at the lower end of the rod 1. Thus, while forming the soil cement by stirring the excavated soil and the hardenable injection material, the hollow pipe 4 and the rod 1 are lowered to excavate and agitate the ground to a predetermined depth, thereby forming a soil cement composite pile. I do. In the soil cement composite pile forming apparatus, during excavation by the excavation wing 2A, the vertical surface 21b of the base end portion 21 of the excavation wing 2A on the rod 1 side abuts on the rod 1, and an upward force acts. However, since the rocking is prevented from further swinging, the excavating wing 2A can stably hold the extended state of the excavating wing 2A in combination with the action of the temporary fixing tool 3. Thereafter, in recovering the rod 1 and the excavating wing 2, the lower end of the hollow tube 4 is brought into contact with the excavating wing 2, and as a locking member of the temporary fixing tool 3 with an abutting force equal to or more than a set value. The locking of the locking pin 32 and the recess 21a as a locking portion formed on the side surface of the excavating wing 2A is released, and the excavating wing 2
A is swung and reduced in diameter so that it can pass through the hollow tube 4,
The rod 1 is pulled out while leaving the hollow tube 4 in the ground, and the excavating wing 2 is collected together with the rod 1 on the ground. Incidentally, the structure of the temporary fixture 3 is the same as that of the first fixture.
The present invention is not limited to the embodiment. For example, the soil cement composite pile forming apparatus of the present invention shown in FIGS. 3 and 4 can be configured as a first modification and a second modification of the first embodiment. . The temporary fixing device 3 of the first modification of the first embodiment of the soil cement composite pile forming apparatus of the present invention shown in FIG. 3 includes a case 31 of the temporary fixing device 3 on the outer surface of the bracket 23. Attachment is made by bolts, welding, or the like, and into the case 31, a locking pin 32 as a locking member whose tip 32a projects toward the excavating wing 2A through the bracket 23, and a spring 33 for pressing the locking pin 32 are inserted. Then, the spring 33 is closed by a lid 35 serving also as a spring stopper for stopping the other end of the spring 33. And the tip 32a of the locking pin 32
Projecting toward the excavating wing 2A through the bracket 23, the hollow tube 4
20t as a locking portion formed on the side surface of the excavating wing 2A at a substantially horizontal position extending beyond the outer diameter of
To keep the excavating wing 2A extended. The other configuration and operation of this modification are the same as those of the soil cement composite pile forming device of the first embodiment. FIG. 4 shows a temporary fixture 3 according to a second modification of the first embodiment of the soil cement composite pile forming apparatus of the present invention shown in FIG.
Is attached to the bracket 23 in an overhanging manner with a locking member mounting member 40 having a U-shaped cross section by bolting, welding, or the like, and can swing on bearings 41, 41 formed on the locking member mounting member 40 so as to be able to swing. The locking pieces 43 are attached, and the kick spring 44 is disposed so that the tip 43n of each locking piece 43 is urged toward the excavating wing 2A and protrudes. The tip 43n of the locking piece 43 protrudes toward the excavating wing 2A, and serves as a locking portion formed on the side surface of the excavating wing 2A at a substantially horizontal position extending beyond the outer diameter of the hollow tube 4. The tapered projection 20n is locked so as to keep the excavating wing 2A in the extended state. The other configuration and operation of this modification are the same as those of the soil cement composite pile forming device of the first embodiment. Furthermore, the temporary fastener 3 is not limited to the above first embodiment and its modification, for example, the participation of the following
It can be configured as in the example . FIGS. 5 and 6 show the construction of a soil cement composite pile.
1 shows a first reference example of the device . In the present reference example , the temporary fixture 3 locks the locking portion formed on the excavation wing 2A with the stopper 38 made of an elastic body attached to the brackets 23, 23, and locks the locking portion. , Is configured to be released by a contact force of the lower end of the hollow tube 4 that is equal to or more than the set value with respect to the excavation wing 2A. More specifically, the temporary fixing tool 3 forms an arc-shaped locking groove 37 in the bracket 23 and
A stopper 38 made of a substance such as an elastic body, for example, rubber, is disposed at a deep position of the inside.
Then, the stopper 38 is engaged so as to hold the locking shaft 36 as a locking portion formed on the side surface of the excavating wing 2 </ b> A at a substantially horizontal position extending from the outer diameter of the hollow pipe 4. The excavation wing 2A is stopped to maintain the extended state. Other configurations and operations of the present embodiment is similar to the soil cement synthetic pile Construction apparatus of the first embodiment. FIGS. 7 and 8 show the construction of a soil cement composite pile.
7 shows a second reference example of the device . In the present reference example , the temporary fixing tool 3 locks the upper surface 21c of the base end 21 of the excavation wing 2A with the elastic piece 39 attached to the brackets 23, 23, and the base end 21 of the excavation wing 2A. Of the upper surface 21c of the hollow tube 4 is released by a contact force of the lower end of the hollow pipe 4 which is equal to or more than a set value with respect to the excavation wing 2A. More specifically, the temporary fixing device 3 is configured by disposing an elastic pressing piece 39 made of a leaf spring on the bracket 23. Then, the upper surface 21c of the base end portion 21 of the excavating wing 2A at a substantially horizontal position extended from the outer diameter of the hollow pipe 4 by the resilient piece 39, in this reference example , the excavating wing 2
The upper surface 21c of the locking portion protruding from the upper surface of the base end portion 21 of A is locked by pressing, so that the extended state of the excavating wing 2A is maintained. Further, in the present reference example , the stopper 39a is disposed on the rod 1 side so that the excavation claw 20a of the excavation wing 2A does not collide with the rod 1 when the excavation wing 2A swings and is folded. . Other configurations and operations of the present embodiment is similar to the soil cement synthetic pile Construction apparatus of the first embodiment. Further, the temporary fixing device 3 is provided with a soil as shown in FIG.
As shown in a modified example of the second embodiment of the cement composite pile forming apparatus, a resilient pressure piece 45 is swingably attached to a bearing 47 formed on the bracket 23 instead of the resilient piece 39 formed of a leaf spring. A spring 46 is provided so that the upper surface 45 presses the upper surface 21c of the base end portion 21 of the excavation wing 2A. The upper surface 21c of the base end portion 21 of the excavating wing 2A at a substantially horizontal position extending from the outer diameter of the hollow tube 4 is locked by being pressed by the resilient pressure piece 45,
The extended state of the excavation wing 2A is maintained. The other configuration and operation of this modification are the same as those of the soil cement composite pile forming device of the first embodiment. As described above, the soil cement composite pile forming apparatus of the present invention has been described based on the embodiment and its modifications. However, the present invention is not limited to the configuration described in the above embodiment and its modifications. Instead, the configuration can be appropriately changed without departing from the gist of the invention, such as by appropriately combining the configurations described in the embodiments and the modifications thereof. In addition, as shown in FIG. 10, the soil cement composite pile forming apparatus of the present invention is rotatably driven on the outer periphery of the rod 1 independently of the rod 1 at a position above the excavating wing 2A. A stabilizer 6B having a diameter smaller than the inner diameter of the hollow tube 4 and having an agitating function in the hollow tube 4 is provided on the intermediate shaft 1A, and a lower portion of the stabilizer 6B. A stirring blade 6 </ b> A having a diameter larger than the outer diameter of the hollow tube 4 and having a stirring function, which is swingably disposed at the position. And the stirring blade 6A
In order to maintain the extended state,
Can be selectively used. In this soil cement composite pile forming apparatus, the intermediate shaft 1A is rotationally driven, for example, in a direction opposite to the rotational direction of the rod 1 by an appropriate driving mechanism via a joint pipe (not shown) connected above the intermediate shaft 1A. As a result, the rod 1 is moved by the stabilizer 6B.
The excavated soil and the hardenable injection material are stirred by the stirring blade 6A to prevent the excavated soil from rotating together with the intermediate shaft 1A and the central axis of the hollow tube 4 to prevent the excavated soil from rotating together. A cement composite pile can be created. According to the soil cement composite pile forming device of the present invention, the extended state of the excavating wing provided swingably via a shaft on a bracket projecting from the outer periphery of the lower end of the rod is maintained. As the temporary fixture, a temporary fixture that is released by the contact force of the lower end of the hollow pipe at a set value or more with respect to the excavation wing is used without using the shear pin conventionally used to temporarily fix the excavation wing. Therefore, the excavation wing can be returned to the initial state without updating the temporary fixture every time the soil cement composite pile is formed, and workability can be improved.

【図面の簡単な説明】 【図１】本発明のソイルセメント合成杭造成装置の第１
実施例を示し、（Ａ）は正面図、（Ｂ）はＢ−Ｂ線によ
る断面図である。 【図２】同仮固定具の断面図である。 【図３】本発明のソイルセメント合成杭造成装置の第１
実施例の第１変形例を示し、（Ａ）は正面図、（Ｂ）は
側面図、（Ｃ）は掘削翼を折り畳む状態を示す側面図で
ある。 【図４】本発明のソイルセメント合成杭造成装置の第１
実施例の第２変形例を示し、（Ａ）は正面図、（Ｂ）は
側面図、（Ｃ）は掘削翼を折り畳む状態を示す側面図で
ある。 【図５】ソイルセメント合成杭造成装置の第１参考例を
示し、（Ａ）は正面図、（Ｂ）は平面図、（Ｃ）は側面
図、（Ｄ）は仮固定具の拡大説明図である。 【図６】同掘削翼を折り畳む状態を示し、（Ａ）は正面
図、（Ｂ）は平面図、（Ｃ）は側面図である。 【図７】ソイルセメント合成杭造成装置の第２参考例を
示し、（Ａ）は正面図、（Ｂ）は平面図、（Ｃ）は側面
図、（Ｄ）は仮固定具の拡大説明図である。 【図８】同掘削翼を折り畳む状態を示し、（Ａ）は正面
図、（Ｂ）は平面図、（Ｃ）は側面図である。 【図９】ソイルセメント合成杭造成装置の第２参考例の
変例形を示し、（Ａ）は正面図、（Ｂ）は平面図、
（Ｃ）は掘削翼を折り畳む状態を示す正面図である。 【図１０】ロッド及び中間軸の説明図である。 【図１１】従来のソイルセメント合成杭造成装置を示す
正面図である。 【符号の説明】 １ ロッド １２ 注入口 ２Ａ 掘削翼 ２Ｂ 底面掘削翼 ２０ 掘削翼体 ２０ａ 掘削爪 ２１ 基端部 ２２ 軸 ２３ ブラケット ３ 仮固定具 ４ 中空管BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is a diagram showing a first embodiment of a soil cement composite pile forming apparatus according to the present invention.
FIG. 2A is a front view, and FIG. 2B is a cross-sectional view taken along line BB. FIG. 2 is a sectional view of the temporary fixing device. FIG. 3 is a diagram showing a first example of the soil cement composite pile forming apparatus of the present invention.
It shows the 1st modification of an Example, (A) is a front view, (B) is a side view, (C) is a side view showing the state where an excavation wing is folded. FIG. 4 is a diagram showing a first example of the soil cement composite pile forming apparatus of the present invention.
It is a front view, (B) is a side view, (C) is a side view which shows the state which folds an excavation wing, and shows the 2nd modification of an Example. 5A and 5B show a first reference example of a soil cement composite pile forming apparatus, wherein FIG. 5A is a front view, FIG. 5B is a plan view, FIG. 5C is a side view, and FIG. It is. FIG. 6 shows a state where the excavation wing is folded, wherein (A) is a front view, (B) is a plan view, and (C) is a side view. 7A and 7B show a second reference example of a soil cement composite pile forming apparatus, wherein FIG. 7A is a front view, FIG. 7B is a plan view, FIG. 7C is a side view, and FIG. It is. 8 (A) is a front view, FIG. 8 (B) is a plan view, and FIG. 8 (C) is a side view. FIGS. 9A and 9B show a modified example of the second reference example of the soil cement composite pile forming apparatus, wherein FIG. 9A is a front view, FIG.
(C) is a front view which shows the state which folds an excavation wing. FIG. 10 is an explanatory diagram of a rod and an intermediate shaft. FIG. 11 is a front view showing a conventional soil cement composite pile forming apparatus. [Description of Signs] 1 Rod 12 Injection port 2A Excavation wing 2B Bottom excavation wing 20 Excavation wing body 20a Excavation claw 21 Base end 22 Shaft 23 Bracket 3 Temporary fixture 4 Hollow tube

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−292369（ＪＰ，Ａ) 特開 平９−21288（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−107107（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.⁷，ＤＢ名) E02D 5/46 E21B 10/32 ────────────────────────────────────────────────── ─── Continuation of the front page (56) References JP-A-10-292369 (JP, A) JP-A-9-21288 (JP, A) JP-A-62-107107 (JP, A) (58) Field (Int.Cl. ⁷ , DB name) E02D 5/46 E21B 10/32

Claims (1)

(57)【特許請求の範囲】 【請求項１】 中空管内に挿通したロッドの下部に、中
空管の下端から中空管の外径よりも周方向に延出した掘
削翼を、ロッド下端外周部に突設したブラケットに軸を
介して揺動可能に設け、掘削翼の延出状態を仮固定具に
より保持した状態で、地盤を所定深度まで掘削、撹拌
し、ソイルセメント合成杭を造成した後、ロッドを中空
管内を引き上げる際、前記掘削翼を中空管の下端に当接
させることによって揺動、縮径して中空管内を通過でき
るようにしてなるソイルセメント合成杭造成装置におい
て、前記仮固定具を、ブラケットに取り付けたばね圧に
て付勢される係止部材にて、中空管の外径よりも延出さ
れた略水平位置にある掘削翼の側面に形成された係止部
を係止するようにするとともに、該係止部の係止を、掘
削翼に対する設定値以上の中空管の下端の当接力にて解
除するように構成したことを特徴とするソイルセメント
合成杭造成装置。(57) [Claims 1] A drilling wing extending from the lower end of the hollow tube in the circumferential direction from the outer diameter of the hollow tube to a lower portion of the rod inserted into the hollow tube, and a lower end of the rod. Excavating the ground to a predetermined depth and stirring it while holding the extended state of the excavating wings with the temporary fixtures, and forming a soil cement composite pile with the bracket protruding from the outer periphery being swingably provided via a shaft After that, when pulling up the rod inside the hollow tube, in the soil cement composite pile building device that swings by contacting the excavation wings to the lower end of the hollow tube, allowing the diameter to pass through the hollow tube, The temporary fixture is extended beyond the outer diameter of the hollow tube by a locking member urged by spring pressure attached to the bracket.
Locking part formed on the side of the excavator wing in a substantially horizontal position
Together so as to lock the, engaging the engagement of the stop portion, soil cement synthetic pile, characterized by being configured to release at the contact force of the lower end of the hollow tube or set values for Drilling wings Creation device.