JP3506584B2 - 情報検索装置及びナビゲーション装置における情報入力装置、並びに情報検索方法、並びにナビゲーション装置における情報入力制御プログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

情報検索装置及びナビゲーション装置における情報入力装置、並びに情報検索方法、並びにナビゲーション装置における情報入力制御プログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Info

Publication number
JP3506584B2
JP3506584B2 JP11490897A JP11490897A JP3506584B2 JP 3506584 B2 JP3506584 B2 JP 3506584B2 JP 11490897 A JP11490897 A JP 11490897A JP 11490897 A JP11490897 A JP 11490897A JP 3506584 B2 JP3506584 B2 JP 3506584B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
word
target
searched
input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP11490897A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10307039A (ja
Inventor
健一郎 矢野
知美 宮嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pioneer Corp filed Critical Pioneer Corp
Priority to JP11490897A priority Critical patent/JP3506584B2/ja
Priority to EP98107822A priority patent/EP0875842A3/en
Publication of JPH10307039A publication Critical patent/JPH10307039A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3506584B2 publication Critical patent/JP3506584B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01CMEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
    • G01C21/00Navigation; Navigational instruments not provided for in groups G01C1/00 - G01C19/00
    • G01C21/26Navigation; Navigational instruments not provided for in groups G01C1/00 - G01C19/00 specially adapted for navigation in a road network
    • G01C21/34Route searching; Route guidance
    • G01C21/36Input/output arrangements for on-board computers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Navigation (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報検索装置及び
ナビゲーション装置における情報入力装置、並びに情報
検索方法、並びにナビゲーション装置における情報入力
制御プログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能
な記録媒体の技術分野に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、自動車、航空機、船舶等
の各種の移動体が現在存在している地点を含む地図を、
CRT(Cathode Ray Tube)表示装置やLCD(Liquid
Crystal Display)装置などの画面に表示し、更に地図
上の当該地点に移動体の位置を示す位置マークを重畳し
て表示し、これに基づいて目的地までの経路誘導等を行
う、いわゆるナビゲーション装置が知られている。
【0003】これらのナビゲーション装置のうち、車両
に搭載されている車両ナビゲーション装置には、大別し
て自立型ナビゲーション装置とGPS(Global Positio
ningSystem)型ナビゲーション装置がある。前者は、移
動体に備えられた速度センサ、角速度センサ、方位セン
サ等により移動体の移動方向及び移動距離を求め、それ
を基準地点に加算して現在位置を算出し、算出した現在
位置に基づいて、表示画面上に位置マーク及び該当する
地図を表示するものである。また、後者は、宇宙空間に
打ち上げられている複数個のGPS衛星からの電波を受
信し、受信結果に基づいて3次元測量法または2次元測
量法により移動体の現在位置を算出し、算出した現在位
置に基づいて、表示画面上に位置マーク及び該当する地
図を表示するものである。更に最近では、上述の自立型
とGPS型の双方の機能を備えた車両ナビゲーション装
置が一般化しつつある。
【0004】このナビゲーション装置では、使用者(運
転者)が初めて通過する地域であっても迷うことなく目
的地まで到達することができるように、使用者の自己の
現在位置と当該現在位置付近の地図とを関連付けて表示
するのが基本であるが、更に、目的地までの最適経路や
目的地までの距離を表示地図上に示す装置や、交差点や
分岐に来ると、進行方向を例えば「次の角を右に曲がっ
てください」、「直進してください」等の合成音声によ
り聴覚的に使用者に伝える機能を持つ装置もある。
【0005】このようなナビゲーション装置では、使用
者は例えば自動車を運転している最中であることが多い
ので、表示される情報はなるべく簡単に把握できること
が望ましく、また情報入力、モード切換等の装置操作も
なるべく簡単に実行できることが望ましい。このため、
近時の音声認識技術を利用して、周辺地図を呼び出すた
めの代表地点、目的地点、出発地点等を確立するための
位置確定情報や各種の制御コマンドを確立するための制
御コマンド確定情報などの諸情報を、音声入力できる機
能を持つ装置も開発されている。より具体的には、この
装置では、移動体内に設けられたマイクにより使用者の
肉声を拾い、これを音声認識技術により言葉として認識
し、認識した言葉を入力情報として扱うのである。
【0006】このような音声認識は現在、特定話者の音
声を認識する音声認識回路または不特定話者の音声を認
識する音声認識回路を用いて行われている。これらの回
路は、音声信号を入力として内蔵する辞書(例えば、日
本語辞書)を参照し、各単語や母音・子音毎の音声周波
数スペクトルパターン等の近似性等に基づいて、入力さ
れた音声が示す言葉に近い言葉を出力するIC(Interg
rated Circuit)として普及している。特定話者用の音
声認識回路によれば、特定話者の音声周波数のスペクト
ルパターン等を基準として、非常に正確な音声認識が可
能となっている。他方、現在普及している不特定話者用
の音声認識回路によれば、不特定の話者の音声周波数の
スペクトルパターン等は相異するため認識の精度が話者
毎に異なるが、使用者を特定しない利点がある。このた
め、汎用性の高い自動車等のナビゲーション装置には後
者が向いていると考えられる。
【0007】例えば使用者が「東京都庁」とマイクに向
けて発声すると、不特定話者の音声認識回路には、これ
に対応する音声信号が入力され、内蔵する辞書を参照し
て、この発音に近い単語として、例えば「東京都庁」、
「東京都」、「東京道場」、「東京ドーム」及び「特許
庁」の5つの候補を、夫々どれだけ入力された言葉の発
音に近いかを定量的に表した点数付きの候補言葉データ
の形で出力するように構成されている。従って、この不
特定話者用の音声認識回路を利用したナビゲーション装
置は、出力された例えば5つの候補の中で一番点数の高
い「東京都庁」が音声入力されたものとして判定し、こ
れに基づいて所定のナビゲーション処理を行うように構
成されている。具体的には、「東京都庁」を含む地図を
表示したり、現在地から「東京都庁」への最適経路や
「東京都庁」までの走行距離や予想走行時間等を表示し
たりする。
【0008】このように、不特定話者用の音声認識回路
を利用した音声入力機能を持つナビゲーション装置によ
れば、使用者は、ボタンやパネル操作を指先で行った
り、表示画面で候補を見たり認識したりする必要がなく
なり、簡単に情報入力できるので、便利である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
音声認識回路では、一度に認識可能な語数に制限があ
り、例えば500語〜1000語程度の語数しか認識で
きない。認識可能な語数は、検索速度の向上、記憶容量
の増大等により増やすことは可能であるが、語数が増え
る程、誤認識の可能性も増大する。
【0010】そこで、誤認識を減少させつつ、検索可能
な語数を増やす方法として、一つの辞書あるいは複数の
辞書に、階層構造を用いて前記候補言葉データを記憶さ
せ、各階層ごとに検索を行う方法が採られている。
【0011】この方法においては、第1の階層に属する
候補の中から、ある候補言葉データを検索すると、その
候補言葉データに付随して記憶されている階層情報が得
られるようになっており、その階層情報に基づいて前記
候補言葉データに関連のある第2の階層に属する候補の
中から、次の候補言葉データの検索が行われる。以下、
同様な各階層ごとの検索を行うことにより、辞書の絞り
込みを行い、最終的な目的の言葉データを得るのであ
る。
【0012】このような階層ごとの検索を行うことによ
り、一度に認識する語数が減少し、その結果として誤認
識を減少させることができる。
【0013】しかし、階層を深くすればするほど誤認識
は減少するものの、各階層ごとの検索を行うためには、
各階層ごとに音声入力を行う必要があり、既に目的地の
名称等を知っている場合や、同じ目的地の名称を再設定
する場合には、不便であった。
【0014】また、このような問題点は、音声認識によ
る入力に限らず、ボタンやパネル操作により表示画面の
指示に従って検索を行う場合でも同様であり、階層構造
を用いれば、認識対象データ数を絞り込め、誤認識を減
少させることができる代わりに、階層の深さを深くする
程、検索に時間を要するという問題があった。
【0015】本発明は、上述した問題点に鑑みてなされ
たものであり、ナビゲーション装置等に必要な諸情報
を、迅速かつ正確に検索することのできる情報検索装
置、及び検索した情報を入力情報として取り扱うナビゲ
ーション装置の情報入力装置、並びに情報検索方法、並
びにナビゲーション装置における情報入力制御プログラ
ムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体を
提供することを課題としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の情報検
索装置は、前記課題を解決するために、入力手段により
入力された入力データに対応する情報を、データ認識手
段により所定の情報群の中から検索する情報検索装置で
あって、目的情報の候補となる候補情報を階層構造を用
いて記憶する情報記憶手段と、検索された前記目的情報
を登録する目的情報登録手段と、前記検索された目的情
報を、前記目的情報登録手段から読み出す第1の情報読
出手段と、前記候補情報を、各階層ごとに前記情報記憶
手段から読み出す第2の情報読出手段と、前記第1の情
報読出手段により読み出した前記検索された目的情報と
前記入力データとが一致しなかったた場合には、前記第
2の情報読出手段により読み出した各階層ごとの前記候
補情報に基づいて前記目的情報の検索を順次行わせ、最
終的に検索された目的情報を前記目的情報登録手段に登
録させる制御手段とを備えたことを特徴とする請求項1
に記載の情報検索装置によれば、入力手段により入力デ
ータが入力されると、当該入力データに対応する情報を
得るために、制御手段は、データ認識手段によりデータ
ベースの検索を行う。まず、この検索は、第1の情報読
出手段によって目的情報登録手段から読み出した検索さ
れた目的情報について行う。その結果、所望の目的情報
が検索されなかった場合は、制御手段は、第2の情報読
出手段によって情報記憶手段の最初の階層から読み出し
た候補情報について、前記検索を行う。更に、その結果
検索された候補情報に関連する次の階層から読み出した
候補情報について、前記検索を行う。以下、次々に関連
する階層を辿って検索を行い、最終的に検索された目的
情報を、目的情報登録手段に登録する。このように、階
層構造により一度に検索する情報の数が減少するので、
誤認識が低減される。また、最終的に検索された目的情
報は、目的情報登録手段に登録され、次回に当該目的情
報を検索しようとする場合には、階層ごとの検索を行う
前に、当該目的情報が登録された目的情報登録手段から
読み出した検索された目的情報について検索が行われる
ので、最初の検索によって当該目的情報が得られること
になり、検索が迅速に行われる。
【0017】請求項2に記載の情報検索装置は、前記課
題を解決するために、音声入力手段により入力された入
力音声に対応する言葉を、音声認識手段により多数の言
葉情報を含む辞書情報から検索する情報検索装置であっ
て、目的言葉情報の候補となる候補言葉情報を階層構造
を用いて記憶する辞書情報記憶手段と、検索された前記
目的言葉情報を登録する目的言葉情報登録手段と、前記
検索された目的言葉情報を、前記目的言葉情報登録手段
から読み出す第1の言葉情報読出手段と、前記候補言葉
情報を、各階層ごとに前記辞書情報記憶手段から読み出
す第2の言葉情報読出手段と、前記第1の言葉情報読出
手段により読み出した前記検索された目的言葉情報と前
記入力音声とが一致しなかった場合には、前記第2の言
葉情報読出手段により読み出した各階層ごとの前記候補
言葉情報に基づいて前記目的言葉情報の検索を順次行わ
せ、最終的に検索された目的言葉情報を前記目的言葉情
報登録手段に登録させる制御手段とを備えたことを特徴
とする。
【0018】請求項2に記載の情報検索装置によれば、
音声入力手段により入力音声が入力されると、当該音声
に対応する言葉を得るために、制御手段は、音声認識手
段によりデータベースの検索を行う。まず、この検索
は、第1の言葉情報読出手段によって目的言葉情報登録
手段から読み出した検索された目的言葉情報について行
う。その結果、所望の目的言葉情報が検索されなかった
場合は、制御手段は、第2の言葉情報読出手段によって
辞書情報記憶手段の最初の階層から読み出した候補言葉
情報について、前記検索を行う。更に、その結果検索さ
れた候補言葉情報に関連する次の階層から読み出した候
補言葉情報について、前記検索を行う。以下、次々に関
連する階層を辿って検索を行い、最終的に検索された目
的言葉情報を、目的言葉情報登録手段に登録する。この
ように、階層構造により一度に検索する辞書情報の数が
減少するので、誤認識が低減される。また、最終的に検
索された目的言葉情報は、目的言葉情報登録手段に登録
され、次回に当該目的言葉情報を検索しようとする場合
には、階層ごとの検索を行う前に、当該目的言葉情報が
登録された目的言葉情報登録手段から読み出した検索さ
れた目的言葉情報について検索が行われるので、最初の
検索によって当該目的情報が得られることになり、検索
が迅速に行われる。
【0019】請求項3に記載のナビゲーション装置にお
ける情報入力装置は、前記課題を解決するために、入力
手段により入力された入力データに対応する情報を、デ
ータ認識手段により所定の情報群の中から検索し、検索
した目的情報を入力情報として取り扱うナビゲーション
装置における情報入力装置であって、目的情報の候補と
なる候補情報を階層構造を用いて記憶する情報記憶手段
と、検索された前記目的情報を登録する目的情報登録手
段と、前記検索された目的情報を、前記目的情報登録手
段から読み出す第1の情報読出手段と、前記候補情報
を、各階層ごとに前記情報記憶手段から読み出す第2の
情報読出手段と、前記第1の情報読出手段により読み出
した前記検索された目的情報と前記入力音声とが一致し
なかった場合には、前記第2の情報読出手段により読み
出した各階層ごとの前記候補情報に基づいて前記目的情
報の検索を順次行わせ、最終的に選択された目的情報を
前記目的情報登録手段に登録させる制御手段とを備えた
ことを特徴とする。
【0020】請求項3に記載のナビゲーション装置にお
ける情報入力装置によれば、入力手段により入力データ
が入力されると、当該入力データに対応する情報を、入
力情報として取り扱うために、制御手段は、データ認識
手段によりデータベースの検索を行う。まず、この検索
は、第1の情報読出手段によって目的情報登録手段から
読み出した検索された目的情報について行う。その結
果、所望の目的情報が検索されなかった場合は、制御手
段は、第2の情報読出手段によって情報記憶手段の最初
の階層から読み出した候補情報について、前記検索を行
う。更に、その結果検索された候補情報に関連する次の
階層から読み出した候補情報について、前記検索を行
う。以下、次々に関連する階層を辿って検索を行い、最
終的に検索された目的情報を、目的情報登録手段に登録
し、更にこの目的情報を入力情報として取り扱う。この
ように、階層構造により一度に検索する情報の数が減少
するので、誤認識が低減され、正確な入力情報が得られ
ることになる。また、最終的に検索された目的情報は、
目的情報登録手段に登録され、次回に当該目的情報を検
索しようとする場合には、階層ごとの検索を行うことな
く、当該目的情報が登録された目的情報登録手段から読
み出した検索された目的情報について行われる。従っ
て、最初の検索によって当該目的情報が得られ、正確か
つ迅速に入力情報が得られることになる。
【0021】請求項4に記載のナビゲーション装置にお
ける情報入力装置は、前記課題を解決するために、音声
入力手段により入力された入力音声に対応する言葉を、
音声認識手段により多数の言葉情報を含む辞書情報から
検索し、検索した目的言葉情報を入力情報として取り扱
うナビゲーション装置における情報入力装置であって、
目的言葉情報の候補となる候補言葉情報を階層構造を用
いて記憶する辞書情報記憶手段と、検索された前記目的
言葉情報を登録する目的言葉情報登録手段と、前記検索
された目的言葉情報を、前記目的言葉情報登録手段から
読み出す第1の言葉情報読出手段と、前記候補言葉情報
を、各階層ごとに前記辞書情報記憶手段から読み出す第
2の言葉情報読出手段と、前記第1の言葉情報読出手段
により読み出した前記検索された目的言葉情報と前記入
力音声とが一致しなかった場合には、前記第2の言葉情
報読出手段により読み出した各階層ごとの前記候補言葉
情報に基づいて前記目的言葉情報の検索を順次行わせ、
最終的に検索された目的言葉情報を前記目的言葉情報登
録手段に登録させる制御手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0022】請求項4に記載のナビゲーション装置にお
ける情報入力装置によれば、音声入力手段により入力音
声が入力されると、当該入力音声に対応する言葉を、入
力情報として取り扱うために、制御手段は、音声認識手
段によりデータベースの検索を行う。まず、この検索
は、第1の言葉情報読出手段によって目的言葉情報登録
手段から読み出した検索された言葉情報について行う。
その結果、所望の目的言葉情報が検索されなかった場合
は、制御手段は、第2の言葉情報読出手段によって辞書
情報記憶手段の最初の階層から読み出した候補言葉情報
について、前記検索を行う。更に、その結果検索された
候補言葉情報に関連する次の階層から読み出した候補言
葉情報について、前記検索を行わせる。以下、次々に関
連する階層を辿って検索を行い、最終的に検索された目
的言葉情報を、目的言葉情報登録手段に登録し、この目
的言葉情報を入力情報として取り扱う。このように、階
層構造により一度に検索する辞書情報の数が減少するの
で、誤認識が低減され、正確な入力情報が得られること
になる。また、最終的に検索された目的言葉情報は、目
的言葉情報登録手段に登録され、次回に当該目的言葉情
報を検索しようとする場合には、階層ごとの検索を行う
ことなく、当該目的言葉情報が登録された目的言葉情報
登録手段から読み出した候補言葉情報について行われ
る。従って、最初の検索によって当該目的言葉情報が得
られ、正確かつ迅速に入力情報が得られることになる。
【0023】請求項5に記載の情報検索方法は、前記課
題を解決するために、入力された入力データに対応する
情報を、所定の情報群の中からデータ認識手段により検
索する情報検索方法であって、検索された目的情報を、
目的情報の登録領域から読み出す第1の読出工程と、前
記目的情報の候補となる候補情報を、候補情報が各階層
ごとに記憶された領域から読み出す第2の読出工程と、
前記第1の読出工程により読み出した前記検索された目
的情報と前記入力データとが一致しなかった場合には、
前記第2の読出工程により読み出した各階層ごとの前記
候補情報に基づいて前記目的情報の検索を順次行わせ、
最終的に検索された目的情報を前記登録領域に登録させ
る制御工程とを備えたことを特徴とする。
【0024】請求項5に記載の情報検索方法によれば、
入力データが入力されると、当該入力データに対応する
情報を得るために、データ認識手段によりデータベース
の検索が行われる。まず、この検索は、目的情報の登録
領域から読み出された検索された目的情報について行わ
れる。その結果、所望の目的情報が検索されなかった場
合は、次に、記憶領域の最初の階層から読み出された候
補情報について、前記検索が行われる。更に、その結果
検索された候補情報に関連する次の階層から読み出した
候補情報について、前記検索が行われる。以下、次々に
関連する階層を辿って検索が行われ、最終的に検索され
た目的情報を、目的情報の登録領域に登録させる。この
ように、階層構造により一度に検索する情報の数が減少
するので、誤認識が低減される。また、最終的に検索さ
れた目的情報は、目的情報の登録領域に登録され、次回
に当該目的情報を検索しようとする場合には、階層ごと
の検索を行うことなく、当該目的情報が登録された登録
領域から読み出した検索された目的情報について行われ
る。従って、最初の検索によって当該目的情報が得られ
ることになり、検索が迅速に行われることになる。
【0025】請求項6に記載の情報検索方法は、前記課
題を解決するために、入力された入力音声に対応する情
報を得るために、音声認識手段により多数の言葉情報を
含む辞書情報から検索する情報検索方法であって、検索
された目的言葉情報を、目的言葉情報の登録領域から読
み出す第1の言葉情報読出工程と、前記目的言葉情報の
候補となる候補言葉情報を、候補言葉情報が各階層ごと
に記憶された辞書情報領域から読み出す第2の言葉情報
読出工程と、前記第1の言葉情報読出工程により読み出
した前記検索された目的言葉情報と入力音声とが一致し
なかった場合には、前記第2の言葉情報読出工程により
読み出した各階層ごとの前記候補言葉情報に基づいて前
記目的言葉情報の検索を順次行わせ、最終的に検索され
た目的言葉情報を前記登録領域に登録させる制御工程と
を備えたことを特徴とする。
【0026】請求項6に記載の情報検索方法によれば、
入力音声が入力されると、当該入力音声に対応する言葉
を得るために、音声認識手段によりデータベースの検索
が行われる。まず、この検索は、目的言葉情報の登録領
域から読み出された検索された目的言葉情報について行
われる。その結果、所望の目的言葉情報が検索されなか
った場合は、次に、辞書情報領域の最初の階層から読み
出された候補言葉情報について、前記検索が行われる。
更に、その結果検索された候補言葉情報に関連する次の
階層から読み出した候補言葉情報について、前記検索が
行われる。以下、次々に関連する階層を辿って検索が行
われ、最終的に検索された目的言葉情報を、目的言葉情
報の登録領域に登録させる。このように、階層構造によ
り一度に検索する辞書情報の数が減少するので、誤認識
が低減される。また、最終的に検索された目的言葉情報
は、目的言葉情報の登録領域に登録され、次回に当該目
的言葉情報を検索しようとする場合には、階層ごとの検
索を行うことなく、当該目的言葉情報が登録された登録
領域から読み出した候補言葉情報について行われる。従
って、最初の検索によって当該目的言葉情報が得られる
ことになり、検索が迅速に行われるこにとなる。
【0027】請求項7に記載のナビゲーション装置にお
ける情報入力制御プログラムが記録されたコンピュータ
読み取り可能な記録媒体は、前記課題を解決するため
に、入力された入力データに対応する情報を、データ認
識手段により所定の情報群の中から検索させ、検索させ
た目的情報を入力情報として取り扱わせるナビゲーショ
ン装置における情報入力制御プログラムが記録されたコ
ンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、前記情報
入力制御プログラムは、コンピュータを、検索された目
的情報を、目的情報の登録領域から読み出す第1の読出
手段、前記目的情報の候補となる候補情報を、候補情報
が各階層ごとに記憶された記憶領域から読み出す第2の
読出手段、前記第1の読出手段により読み出した前記検
索された目的候補情報と前記入力データとが一致しなか
った場合には、前記第2の読出手段により読み出した各
階層ごとの前記候補情報に基づいて前記目的情報の検索
を順次行わせ、最終的に検索された目的情報を前記登録
領域に登録させる制御手段として機能させることを特徴
とする。
【0028】請求項7に記載のナビゲーション装置にお
ける情報入力制御プログラムが記録されたコンピュータ
読み取り可能な記録媒体を、コンピュータに読み取らせ
ることにより、入力手段により入力データが入力される
と、当該入力データに対応する情報を、入力情報として
取り扱わせるために、データ認識手段によりデータベー
スの検索を行わせる。まず、この検索は、第1の情報読
出手段によって目的情報登録手段から読み出させた検索
された目的情報について行わせる。その結果、所望の目
的情報の検索が行われなかった場合は、次に、第2の情
報読出手段によって情報記憶手段の最初の階層から読み
出させた候補情報について、前記検索を行わせる。更
に、その結果検索された候補情報に関連する次の階層か
ら読み出させた候補情報について、前記検索を行わせ
る。以下、次々に関連する階層を辿って検索を行わせ、
最終的に検索された目的情報を、目的情報登録手段に登
録させ、更にこの目的情報を入力情報として取り扱わせ
る。このように、階層構造により一度に検索する情報の
数が減少するので、誤認識が低減され、正確な入力情報
が得られることになる。また、最終的に検索された目的
情報は、目的情報登録手段に登録され、次回に当該目的
情報を検索しようとする場合には、階層ごとの検索を行
わせることなく、当該目的情報が登録された目的情報登
録手段から読み出させた検索された目的情報について行
わせる。従って、最初の検索によって当該目的情報が得
られ、正確かつ迅速に入力情報が得られることになる。
【0029】請求項8に記載のナビゲーション装置にお
ける情報入力制御プログラムが記録されたコンピュータ
読み取り可能な記録媒体は、前記課題を解決するため
に、入力された入力音声の表す言葉に近い言葉を示す目
的言葉情報を、音声認識手段により多数の言葉情報を含
む辞書情報から検索させ、検索させた目的言葉情報を入
力情報として取り扱わせるナビゲーション装置における
情報入力制御プログラムが記録されたコンピュータ読み
取り可能な記録媒体であって、前記情報入力制御プログ
ラムは、コンピュータを、検索された目的言葉情報を、
目的言葉情報の登録領域から読み出す第1の言葉情報読
出手段、前記目的言葉情報の候補となる候補言葉情報
を、候補言葉情報が各階層ごとに記憶された辞書情報領
域から読み出す第2の言葉情報読出手段、前記第1の言
葉情報読出手段により読み出した前記検索された目的言
葉情報と前記入力音声が一致しなかった場合には、前記
第2の言葉情報読出手段により読み出した各階層ごとの
前記候補言葉情報に基づいて前記目的言葉情報の検索を
順次行わせ、最終的に検索された目的言葉情報を前記登
録領域に登録させる制御手段として機能させることを特
徴とする。
【0030】請求項8に記載のナビゲーション装置にお
ける情報入力制御プログラムが記録されたコンピュータ
読み取り可能な記録媒体を、コンピュータに読み取らせ
ることにより、音声入力手段により入力音声が入力され
ると、当該入力音声に対応する情報を、入力情報として
取り扱わせるために、音声認識手段によりデータベース
の検索を行わせる。まず、この検索は、第1の言葉情報
読出手段によって目的言葉情報の登録領域から読み出さ
せた検索された目的言葉情報について行わせる。その結
果、所望の目的言葉情報の検索が行われなかった場合
は、次に、第2の言葉情報読出手段によって辞書情報領
域の最初の階層から読み出させた候補言葉情報につい
て、前記検索を行わせる。更に、その結果検索された候
補言葉情報に関連する次の階層から読み出させた候補言
葉情報について、前記検索を行わせる。以下、次々に関
連する階層を辿って検索を行わせ、最終的に検索された
目的言葉情報を、目的言葉情報の登録領域に登録させ、
更にこの目的言葉情報を入力情報として取り扱わせる。
このように、階層構造により一度に検索する辞書情報の
数が減少するので、誤認識が低減され、正確な入力情報
が得られることになる。また、最終的に検索された目的
言葉情報は、目的言葉情報の登録領域に登録され、次回
に当該目的言葉情報を検索しようとする場合には、階層
ごとの検索を行わせることなく、当該目的言葉情報が登
録された目的言葉情報の登録領域から読み出させた検索
された目的言葉情報について行わせる。従って、最初の
検索によって当該目的言葉情報が得られ、正確かつ迅速
に入力情報が得られることになる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を添付
図面の図1乃至図3に基づいて説明する。なお、以下の
実施形態においては、本発明を自動車等における車両ナ
ビゲーション装置に適用した場合について説明する。
【0032】まず、本実施形態の車両ナビゲーション装
置の全体構成について図1を用いて説明する。
【0033】図1に示すように、車両ナビゲーション装
置100は、自車の回転時の角速度を検出し、角速度デ
ータ及び相対方位データを出力する角速度センサ1と、
車輪の回転に伴って出力される所定周期のパルス信号に
おけるパルス数をカウントすることにより車輪一回転当
たりのパルス数を算出し、当該一回転当たりのパルス数
に基づく走行距離データを出力する走行距離センサ2
と、GPS衛星からの電波を受信してGPS測位データ
を出力すると共に、自車の進行方向の絶対方位データを
出力するGPSレシーバ3と、相対方位データ、角速度
データ、走行距離データ、GPS測位データ及び絶対方
位データに基づいて、ナビゲーション装置全体の制御を
行うシステムコントローラ4と、各種データを入力する
ためのリモコン装置等の入力装置10と、システムコン
トローラ4による制御の下、CD−ROM(Compact Di
sk Read Only Memory)ディスクDKから車線数、道幅
等を示す道路データを含む地図データや各施設の名称並
びに詳細情報を示すデータ等の各種データを読み出し、
出力するCD−ROMドライブ11と、システムコント
ローラ4による制御の下、各種表示データを表示する表
示ユニット12と、システムコントローラ4による制御
の下、各種音声データを再生し、出力する音響再生ユニ
ット17と、外部マイク200から入力される音声の表
す言葉を認識する音声認識デコーダ21と、音声認識デ
コーダ21から出力される言葉データに基づいて音声合
成を行う音声合成部22と、音声合成部22から出力さ
れる合成音声信号を外部出力するためのスピーカ23と
を備えて構成されている。
【0034】また、システムコントローラ4は、GPS
レシーバ3等の外部センサとのインターフェース動作を
行うインターフェース部5と、システムコントローラ4
全体を制御するCPU6と、システムコントローラ4を
制御する制御プログラム等が格納されたROM(Read O
nly Memory)7と、図示しない不揮発性メモリ等を有
し、入力装置10を介して使用者により予め設定された
経路データ等の各種データを書き込み可能に格納するR
AM8とを備えており、入力装置10、CD−ROMド
ライブ11、表示ユニット12、音響再生ユニット17
及び音声認識デコーダ21とは、バスライン9を介して
接続されている。
【0035】表示ユニット12は、バスライン9を介し
てCPU6から送られる制御データに基づいて表示ユニ
ット12全体の制御を行うグラフィックコントローラ1
3と、VRAM(Video RAM)等のメモリからなり、即時
表示可能な画像情報を一時的に記憶するバッファメモリ
14と、グラフィックコントローラ13から出力される
画像データに基づいて、LCD装置、CRT表示装置等
のディスプレイ16を表示制御する表示制御部15とを
備えて構成されている。
【0036】音響再生ユニット17は、CD−ROMド
ライブ11またはRAM8からバスライン9を介して送
られる音声ディジタルデータのD/A変換を行うD/A
コンバータ18と、D/Aコンバータ18から出力され
る音声アナログ信号を増幅する増幅器19と、増幅され
た音声アナログ信号を音声に変換して外部出力するスピ
ーカ20とを備えて構成されている。
【0037】音声認識デコーダ21は、不特定話者の音
声を認識する周知の音声認識回路を備えており、外部マ
イク200を介して音声が入力されると、該入力された
音声の表す言葉に近い例えば5つといった複数の候補言
葉が、多数の言葉を示す情報を含む内蔵辞書から選択さ
れ、この選択された候補言葉を示す候補言葉データをバ
スライン9を介してCPU6に出力するように構成され
ている。
【0038】本実施形態のナビゲーション装置は、以上
のような構成により、使用者が外部マイク200を介し
て目的地点等を示す名称を発話すると、前記音声認識デ
コーダ21により当該発話内容に相当する前記候補言葉
の検索が行われ、検索された候補言葉を入力情報として
取り扱う。そして、この入力情報を基にシステムコント
ローラ100によりCD−ROMディスクDK内に記憶
された地図データ等を読み出し、表示ユニット12に表
示するようになっている。
【0039】目的地点等の入力は、入力装置10によっ
ても可能であるが、音声入力によれば、ボタン等の操作
が不要となるため、簡単に情報入力を行うことができ
る。
【0040】しかしながら、音声認識デコーダ21によ
り一度に認識できる語数には、制限があり、記録媒体の
容量の増大に伴ってより多くの情報の入力を音声入力に
より行おうとすると、複数回に分けた段階的な音声入力
と、それに応じた段階的な音声の認識が必要となる。
【0041】また、音声認識デコーダ21における誤認
識の可能性を低減させるためにも、一度に認識させる語
数を減少させることが必要となる。
【0042】そこで、本実施形態においては、まず、辞
書情報を階層化し、一つの階層に入る語数を制限して、
各階層ごとに検索を行う方法を採用している。このよう
な方法によれば、誤認識を低減することができると共
に、階層情報により互いに関連付けられた複数の辞書情
報からの検索が可能であり、より多くの候補言葉の中か
ら、目的の言葉を検索することができる。
【0043】しかしながら、階層数が増えると、それだ
け検索に時間を要することになり、使用者にとっては不
便である。特に、一度検索を行って、目的地点の名称等
を認識している使用者にとっては、再設定の際に、再び
階層ごとの検索を行わなければならず、効率の良い検索
を行うことができなかった。
【0044】そこで、本実施形態では、更に、最終的な
検索結果を登録する登録領域を設け、検索の開始の際に
まず登録領域についての検索を行い、登録領域に一致す
る言葉が存在しない場合に、階層ごとの辞書情報の検索
を行うように構成した。
【0045】以下、図2のフローチャート及び図3の説
明図を用いて、本実施形態における音声認識処理につい
て説明する。なお、以下の説明では、登録領域には何も
登録されていない状態から、本実施形態のナビゲーショ
ン装置が使用されたものとする。
【0046】また、本実施形態においては、外部マイク
200を音声入力手段として、音声認識デコーダ21を
音声認識手段及び辞書情報記憶手段として、更にCPU
6及びRAM8等を第1の言葉情報読出手段、第2の言
葉情報読出手段、並びに制御手段として機能させること
により、本発明の音声認識処理を実現させている。
【0047】そして、以下の実施の形態におけるフロー
チャートで示される動作は、前記各手段として機能する
CPU6及び音声認識デコーダ21等において実行され
るものであり、車両ナビゲーション装置100全体を制
御してナビゲーション動作を実行するメインナビゲーシ
ョンプログラムの一部として実行される。また、本実施
形態におけるフローチャートに対応するプログラムは、
制御プログラムとしてROM7に予め格納されており、
必要に応じて読み出されるものである。
【0048】また、ナビゲーション装置100において
は、初期状態として、何らかの制御を行うために必要な
諸情報の音声入力を促す旨の文字または記号によるメッ
セージがディスプレイ16上に表示されているか、また
はこのような音声入力を促す旨の合成音声によるメッセ
ージが、スピーカ20または23により音響出力されて
いる。
【0049】ここで、何らかの制御を行うための諸情報
としては、表示ユニット12に周辺地図を表示させる制
御を行うための代表地点を確定する位置確定機能に必要
な諸位置の地名を示す情報がある。また、最終目的地
点、中間目的地点、出発地点等の位置をRAM8に登録
したり、ガソリンスタンド、ドライブイン、交番等の施
設をRAM8に登録する制御を行う位置登録機能に必要
な地名や施設名を示す情報がある。更に、表示ユニット
12における地図のスクロール、拡大、縮小等の制御コ
マンドを確定する制御コマンド確定機能に必要な制御コ
マンド確定情報がある。
【0050】この状態で、使用者により、外部マイク2
00を介して音声の入力が行われたとする。例えば、使
用者が「ゴルフ場」と発声すると、外部マイク200が
この音声を拾い、これを受けて、音声認識デコーダ21
等により以下のような音声認識が行われる。
【0051】まず、辞書から候補言葉データを転送して
作業領域の初期化を行う(ステップS1)。作業領域と
は、RAM8に設けられたメモリ領域であり、本実施形
態では、各階層ごとの候補言葉データを辞書から読み出
して、この作業領域に転送し、音声認識デコーダ21に
より、この作業領域に転送された候補言葉データの中か
ら、発話された言葉と近い言葉が検索されるようになっ
ている。
【0052】また、この作業領域の初期化とは、辞書情
報のうち、第1階層目の候補言葉データを作業領域に転
送する処理をいう。例えば、第1階層目の候補言葉が図
3(A)に示すように、「ゴルフ場」、「スキー場」、
「テニスコート」という候補言葉である場合には、これ
らが作業領域に転送される。
【0053】次に、使用者が発話した言葉を認識して
(ステップS2)、登録領域に記憶されている言葉デー
タを参照し(ステップS3)、登録領域内に発話した言
葉と一致する言葉データが存在するか否かを検索する
(ステップS4)。
【0054】ここで、登録領域とは、過去における最終
的な認識結果を1つまたは複数個登録しておく領域であ
り、作業領域の参照よりも先にこの登録領域の参照を行
うことにより、既に登録されている言葉データについて
は階層ごとの検索を行うことなく、迅速に検索を行うこ
とができる。
【0055】つまり、使用者が発話した言葉(例えばA
ゴルフ場)と、登録領域に登録された言葉データとが一
致すれば(ステップS4;YES)、音声認識処理を終
了し、一致した言葉データを入力情報として取り扱い、
地図の読み出し等の以後のナビゲーション処理が行われ
る。
【0056】具体的には、例えば、この入力情報が、周
辺地図を表示すべき代表地点の問い掛けに対するもので
あれば、該入力情報によりその位置が確定され、また、
この入力情報が、ガソリンスタンド、ドライブイン、交
番等の施設の登録問い掛けに対するものであれば、この
入力情報により対応施設が登録される。更に、例えばこ
の入力情報が、表示ユニット12における地図のスクロ
ール、拡大、縮小等の問い掛けに対するものであれば、
この入力情報に基づいて制御コマンドが確定される。そ
して、以上のように音声入力に基づいて確定された位置
や制御コマンドに対する処理がCPU6、表示ユニット
12、音響出力ユニット17等を介して実行される。
【0057】しかし、この時点では、登録領域には何も
登録されていないので、使用者が発話した言葉とが一致
する言葉データは登録領域には存在しない(ステップS
4;NO)。よって、作業領域に転送された候補言葉デ
ータに基づく階層検索を行うために、再び使用者に対し
て発話を促し、その発話された音声(例えばAゴルフ
場)を認識する(ステップS5)。
【0058】そして、先に作業領域に転送した第1階層
の候補言葉データを参照し(ステップS6)、この参照
した候補言葉データの中に、使用者が発話した言葉と一
致するデータかあるか否かの検索を行う(ステップS
7)。
【0059】この結果、一致する候補言葉データの検索
ができない場合には(ステップS7;NO)、音声認識
処理を進めることができないので、所定の終了処理を行
う(ステップS8)。例えば、再び最初から音声を再度
入力するように使用者に対して促し、音声認識処理の最
初から処理を行うようにすれば良い。
【0060】一方、発話した言葉と作業領域に転送され
た第1階層の候補言葉データとが一致し、発話した言葉
を認識できた場合には(ステップS7;YES)、この
認識結果が最終階層の候補言葉データ即ち目的言葉デー
タか否かを判定する(ステップS9)。これは、本実施
形態では、使用者が希望する情報を示す言葉が、最終階
層に記憶されているためである。
【0061】ここでは、第1階層の候補言葉データにつ
いての認識結果であり、最終階層の目的言葉データでは
ないので(ステップS9;NO)、次の第2の階層の候
補言葉データを辞書情報記録領域から作業領域に転送す
る(ステップS11)。この第2の階層についての情報
は、第1の階層の各候補言葉データに関連付けて記憶さ
れており、第1の階層から一つの候補言葉データを選択
することにより、その候補言葉データに関連する第2の
階層の候補言葉データを参照することができる。
【0062】例えば、使用者が発話した言葉が「ゴルフ
場」であり、第1階層の候補言葉データが図3(A)に
示すような候補言葉データであったとすると、図3
(B)のような、第1階層の「ゴルフ場」に対応付けら
れた第2階層の候補言葉データを作業領域に転送するこ
とになる。
【0063】次に、使用者に対して第2階層に属する検
索語を発話を促し、その発話した言葉の認識を行う(ス
テップS5)。例えば、「都道府県名を入力してくださ
い」等のように音声合成部22からスピーカ23を介し
て、あるいは音響再生ユニット17により、音声出力を
行う。そして、使用者の発話があった場合には、その発
話した言葉を認識し(ステップS5)、作業領域に転送
されている第2階層の候補言葉データを参照して(ステ
ップS6)、発話した言葉と第2階層の候補言葉データ
とが一致するか否かの判定を行う(ステップS7)。
【0064】以下、次々に下の階層の候補言葉データを
参照し、使用者の発話した言葉との一致を判定して行
く。
【0065】例えば、使用者が「埼玉県」と発話したと
すると、この第2階層の「埼玉県」に対応付けられた第
3階層の候補言葉データが作業領域に転送され、使用者
に対して、「「市町村」を入力してください」等のよう
に発話を促す。使用者がこれに対して「川越市」と発話
したとすると、この第3階層の「川越市」に対応付けら
れた最終階層である第4階層の候補言葉データが転送さ
れ、使用者に対して「ゴルフ場の名前を入力してくださ
い」等のように発話を促す。ここで、使用者が、「Aゴ
ルフ場」と発話したとすると、この発話した言葉と図3
(D)に示す第4階層の「Aゴルフ場」という候補言葉
データが一致し(ステップS7;YES)、しかも、こ
の候補言葉データが最終階層の目的言葉データなので
(ステップS9;YES)、このデータを図3(E)の
ように登録領域に登録し(ステップS10)、音声認識
処理を終了する。
【0066】これ以降は、この言葉を入力情報として、
ナビゲーション処理が行われることになる。例えば、A
ゴルフ場までの経路を示す地図情報等が表示ユニット1
2に表示される。
【0067】そして、別の機会にナビゲーション装置を
使用する際に、検索語が既に登録領域に登録した言葉で
あることを使用者が認識している場合には、使用者はそ
の検索語を発話すれば、発話した言葉と登録領域の言葉
データとの一致がステップS4で判定され、一致すれば
直ちに音声認識処理が終了することになる。
【0068】例えば、使用者が「Aゴルフ場」と発話し
たとすると、この言葉データは既に登録領域に登録され
ているので、一致することが確認され、音声認識処理は
階層検索を行うことなく終了する。
【0069】以上のように、本実施形態によれば、階層
化された辞書情報を、各階層ごとに検索することによ
り、一度に検索する語数を減少させて、誤認識を低減さ
せることができる。更に、一度検索できた言葉について
は、登録領域に登録し、次回からは登録領域に登録した
言葉の検索を階層検索に先立って行うようにしたので、
登録されている言葉については迅速に音声認識処理を終
了させることができる。
【0070】また、使用者が特別なボタン等の入力操作
を行うことなく、自動的に認識結果が登録されるので、
使用者にとって従来以上に便利なナビゲーション装置を
提供することができる。
【0071】また、特定の使用者が頻繁に検索する言葉
については、常に作業領域に記憶されているので、迅速
に音声認識を終了させて、ナビゲーション情報を得るこ
とができる。
【0072】なお、本実施形態では、音声認識による入
力に本発明を適用した例について説明したが、本発明は
このような態様に限られるものではなく、ボタンあるい
はパネル等からの入力の場合にも適用可能である。つま
り、入力装置10を入力手段として、CPU6及びRA
M8等をデータ認識手段、情報記憶手段、第1の情報読
出手段、第2の情報読出手段、並びに制御手段として機
能させることにより、表示のような音声以外の入力デー
タについての認識を正確かつ迅速に行う装置を提供する
ことができる。
【0073】また、上述した実施形態においては、本発
明の制御プログラムをROM7に記録した例について説
明したが、本発明は、CPU6により読み取り可能なC
D−ROM、DVD−ROM、あるいはフロッピィディ
スク等の記録媒体に前記制御プログラムを記録すること
によっても具現化される。
【0074】
【発明の効果】請求項1に記載の情報検索装置によれ
ば、第1の情報読出手段により目的情報登録手段から読
み出した検索された目的情報について、入力情報が検索
されなかった場合には、第2の情報読出手段により情報
記憶手段から読み出した各階層ごとの候補情報に基づい
て目的情報の検索を順次行わせ、最終的に検索された目
的情報を目的情報登録手段に登録させるようにしたの
で、一度に検索する情報の数を減少させることができ、
誤認識を低減させることができる。また、次回に前記最
終的に検索された目的情報を検索しようとする場合に
は、階層ごとの検索を行うことなく、検索された目的情
報が登録された目的情報登録手段から読み出した候補情
報について行われるので、最初の検索によって迅速に当
該目的情報を得ることができる。
【0075】請求項2に記載の情報検索装置によれば、
第1の言葉情報読出手段により目的言葉情報登録手段か
ら読み出した検索された目的言葉情報について、入力言
葉情報が検索されなかった場合には、第2の言葉情報読
出手段により辞書情報記憶手段から読み出した各階層ご
との候補言葉情報に基づいて目的情報の検索を順次行わ
せ、最終的に検索された目的言葉情報を目的言葉情報登
録手段に登録させるようにしたので、一度に検索する辞
書情報の数を減少させることができ、誤認識を低減させ
ることができる。また、次回に前記最終的に検索された
目的言葉情報を検索しようとする場合には、階層ごとの
検索を行うことなく、検索された目的言葉情報が登録さ
れた目的言葉情報登録手段から読み出した候補言葉情報
について行われるので、最初の検索によって迅速に当該
目的言葉情報を得ることができる。
【0076】請求項3に記載のナビゲーション装置にお
ける情報入力装置によれば、第1の情報読出手段により
目的情報登録手段から読み出した検索された目的情報に
ついて、入力情報が検索されなかった場合には、第2の
情報読出手段により情報記憶手段から読み出した各階層
ごとの候補情報に基づいて目的情報の検索を順次行わ
せ、最終的に検索された目的情報を目的情報登録手段に
登録させ、当該目的情報を入力情報として取り扱うよう
にしたので、一度に検索する情報の数を減少させること
ができ、誤認識を低減させて、正確な入力情報を得るこ
とができる。また、次回に前記最終的に検索された目的
情報を検索しようとする場合には、階層ごとの検索を行
うことなく、検索された目的情報が登録された目的情報
登録手段から読み出した候補情報について行われるの
で、最初の検索によって迅速に当該目的情報を得ること
ができ、ナビゲーション装置において、正確かつ迅速に
入力情報を得ることができる。
【0077】請求項4に記載のナビゲーション装置にお
ける情報入力装置によれば、第1の言葉情報読出手段に
より目的言葉情報登録手段から読み出した検索された言
葉情報について、入力言葉情報が検索されなかった場合
には、第2の言葉情報読出手段により辞書情報記憶手段
から読み出した各階層ごとの候補言葉情報に基づいて目
的言葉情報の検索を順次行わせ、最終的に検索された目
的言葉情報を目的言葉情報登録手段に登録させ、当該目
的言葉情報を入力情報として取り扱うようにしたので、
一度に検索する辞書情報の数を減少させることができ、
誤認識を低減させて、正確な入力情報を得ることができ
る。また、次回に前記最終的に検索された目的言葉情報
を検索しようとする場合には、階層ごとの検索を行うこ
となく、検索された目的言葉情報が登録された目的言葉
情報登録手段から読み出した検索された言葉情報につい
て行われるので、最初の検索によって迅速に当該目的言
葉情報を得ることができ、ナビゲーション装置におい
て、正確かつ迅速に入力情報を得ることができる。
【0078】請求項5に記載の情報検索方法によれば、
目的情報の登録領域から読み出した検索された目的情報
について、入力情報が検索されなかった場合には、記憶
領域から読み出した各階層ごとの候補情報に基づいて目
的情報の検索を順次行わせ、最終的に検索された目的情
報を目的情報の登録領域に登録させるようにしたので、
一度に検索する情報の数を減少させることができ、誤認
識を低減させることができる。また、次回に前記最終的
に検索された目的情報を検索しようとする場合には、階
層ごとの検索を行うことなく、検索された目的情報が登
録された登録領域から読み出した候補情報について行わ
れるので、最初の検索によって迅速に当該目的情報を得
ることができる。
【0079】請求項6に記載の情報検索方法によれば、
目的言葉情報の登録領域から読み出した検索された目的
情報について、入力言葉情報が検索されなかった場合に
は、辞書記憶領域から読み出した各階層ごとの候補言葉
情報に基づいて目的言葉情報の検索を順次行わせ、最終
的に検索された目的言葉情報を目的言葉情報の登録領域
に登録させるようにしたので、一度に検索する辞書情報
の数を減少させることができ、誤認識を低減させること
ができる。また、次回に前記最終的に検索された目的言
葉情報を検索しようとする場合には、階層ごとの検索を
行うことなく、検索された目的言葉情報が登録された登
録領域から読み出した候補言葉情報について行われるの
で、最初の検索によって迅速に当該目的言葉情報を得る
ことができる。
【0080】請求項7に記載のナビゲーション装置にお
ける情報入力制御プログラムが記録されたコンピュータ
読み取り可能な記録媒体を、コンピュータに読み取らせ
ることにより、第1の情報読出手段により目的情報の登
録領域から読み出させた検索された候補情報について、
入力情報の検索が行われなかった場合には、第2の情報
読出手段により情報記憶手段から読み出した各階層ごと
の候補情報に基づいて目的情報の検索を順次行わせ、最
終的に検索の行われた目的情報を目的情報の登録領域に
登録させ、当該目的情報を入力情報として取り扱わせる
ようにしたので、一度に検索する情報の数を減少させる
ことができ、誤認識を低減させて、正確な入力情報を得
ることができる。また、次回に前記最終的に検索の行わ
れた目的情報の検索を行わせる場合には、階層ごとの検
索を行わせることなく、当該目的情報が登録された目的
情報の登録領域から読み出させた検索された目的情報に
ついて行わせるので、最初の検索によって迅速に当該目
的情報を得ることができ、ナビゲーション装置におい
て、正確かつ迅速に入力情報を得ることができる。
【0081】請求項8に記載のナビゲーション装置にお
ける情報入力制御プログラムが記録されたコンピュータ
読み取り可能な記録媒体を、コンピュータに読み取らせ
ることにより、第1の言葉情報読出手段により目的言葉
情報の登録領域から読み出させた検索された目的言葉情
報について、入力言葉情報の検索が行われなかった場合
には、第2の言葉情報読出手段により辞書情報記憶領域
から読み出した各階層ごとの候補言葉情報に基づいて目
的言葉情報の検索を順次行わせ、最終的に検索の行われ
た目的言葉情報を目的言葉情報の登録領域に登録させ、
当該目的言葉情報を入力情報として取り扱わせるように
したので、一度に検索する辞書情報の数を減少させるこ
とができ、誤認識を低減させて、正確な入力情報を得る
ことができる。また、次回に前記最終的に検索の行われ
た目的言葉情報の検索を行わせる場合には、階層ごとの
検索を行わせることなく、当該目的言葉情報が登録され
た目的言葉情報の登録領域から読み出させた検索された
目的言葉情報について行わせるので、最初の検索によっ
て迅速に当該目的言葉情報を得ることができ、ナビゲー
ション装置において、正確かつ迅速に入力情報を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態におけるナビゲーション装
置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態における音声認識処理を示
すフローチャートである。
【図3】(A)〜(D)は本発明の一実施形態における
音声認識処理に用いられる作業領域に転送された階層ご
との候補言葉データの例を示す図、(E)は本発明の一
実施形態における音声認識処理に用いられる登録領域を
説明するための図である。
【符号の説明】
1…角速度センサ 2…走行距離センサ 3…GPSセンサ 4…システムコントローラ 5…インターフェース 6…CPU 7…ROM 8…RAM 9…バスライン 10…入力装置 11…CD−ROMドライブ 12…表示ユニット 13…グラフィックコントローラ 14…バッファメモリ 15…表示制御部 16…ディスプレイ 17…音響再生ユニット 18…D/Aコンバータ 19…増幅器 20…スピーカ 21…音声認識デコーダ 22…音声合成部 23…スピーカ 100…ナビゲーション装置 200…マイク
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01C 21/00 - 21/36 G08G 1/0969 G06F 3/16 G06F 17/30 G10L 3/00 (54)【発明の名称】 情報検索装置及びナビゲーション装置における情報入力装置、並びに情報検索方法、並びにナビ ゲーション装置における情報入力制御プログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録 媒体

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力手段により入力された入力データに
    対応する情報を、データ認識手段により所定の情報群の
    中から検索する情報検索装置であって、 目的情報の候補となる候補情報を階層構造を用いて記憶
    する情報記憶手段と、 検索された前記目的情報を登録する目的情報登録手段
    と、 前記検索された目的情報を、前記目的情報登録手段から
    読み出す第1の情報読出手段と、 前記候補情報を、各階層ごとに前記情報記憶手段から読
    み出す第2の情報読出手段と、 前記第1の情報読出手段により読み出した前記検索され
    た目的情報と前記入力データとが一致しなかった場合に
    は、前記第2の情報読出手段により読み出した各階層ご
    との前記候補情報に基づいて前記目的情報の検索を順次
    行わせ、最終的に検索された目的情報を前記目的情報登
    録手段に登録させる制御手段と、 を備えたことを特徴とする情報検索装置。
  2. 【請求項2】 音声入力手段により入力された入力音声
    に対応する言葉を、音声認識手段により多数の言葉情報
    を含む辞書情報から検索する情報検索装置であって、 目的言葉情報の候補となる候補言葉情報を階層構造を用
    いて記憶する辞書情報記憶手段と、 検索された前記目的言葉情報を登録する目的言葉情報登
    録手段と、 前記検索された目的言葉情報を、前記目的言葉情報登録
    手段から読み出す第1の言葉情報読出手段と、 前記候補言葉情報を、各階層ごとに前記辞書情報記憶手
    段から読み出す第2の言葉情報読出手段と、 前記第1の言葉情報読出手段により読み出した前記検索
    された目的言葉情報と前記入力音声とが一致しなかった
    場合には、前記第2の言葉情報読出手段から読み出した
    各階層ごとの前記候補言葉情報に基づいて前記目的言葉
    情報の検索を順次行わせ、最終的に検索された目的言葉
    情報を前記目的言葉情報登録手段に登録させる制御手段
    と、 を備えたことを特徴とする情報検索装置。
  3. 【請求項3】 入力手段により入力された入力データに
    対応する情報を、データ認識手段により所定の情報群の
    中から検索し、検索した目的情報を入力情報として取り
    扱うナビゲーション装置における情報入力装置であっ
    て、 目的情報の候補となる候補情報を階層構造を用いて記憶
    する情報記憶手段と、 検索された前記目的情報を登録する目的情報登録手段
    と、 前記検索された目的情報を、前記目的情報登録手段から
    読み出す第1の情報読出手段と、 前記候補情報を、各階層ごとに前記情報記憶手段から読
    み出す第2の情報読出手段と、 前記第1の情報読出手段により読み出した前記検索され
    た目的情報と前記入力データとが一致しなかった場合に
    は、前記第2の情報読出手段により読み出した各階層ご
    との前記候補情報に基づいて前記目的情報の検索を順次
    行わせ、最終的に選択された目的情報を前記目的情報登
    録手段に登録させる制御手段と、 を備えたことを特徴とするナビゲーション装置における
    情報入力装置。
  4. 【請求項4】 音声入力手段により入力された入力音声
    に対応する言葉を、音声認識手段により多数の言葉情報
    を含む辞書情報から検索し、検索した目的言葉情報を入
    力情報として取り扱うナビゲーション装置における情報
    入力装置であって、 目的言葉情報の候補となる候補言葉情報を階層構造を用
    いて記憶する辞書情報記憶手段と、 検索された前記目的言葉情報を登録する目的言葉情報登
    録手段と、 前記検索された目的言葉情報を、前記目的言葉情報登録
    手段から読み出す第1の言葉情報読出手段と、 前記候補言葉情報を、各階層ごとに前記辞書情報記憶手
    段から読み出す第2の言葉情報読出手段と、 前記第1の言葉情報読出手段により読み出した前記検索
    された目的言葉情報と入力音声とが一致しなかった場合
    には、前記第2の言葉情報読出手段により読み出した各
    階層ごとの前記候補言葉情報に基づいて前記目的言葉情
    報の検索を順次行わせ、最終的に検索された目的言葉情
    報を前記目的言葉情報登録手段に登録させる制御手段
    と、 を備えたことを特徴とするナビゲーション装置における
    情報入力装置。
  5. 【請求項5】 入力された入力データに対応する情報
    を、所定の情報群の中からデータ認識手段により検索す
    る情報検索方法であって、 検索された目的情報を、目的情報の登録領域から読み出
    す第1の読出工程と、 前記目的情報の候補となる候補情報を、候補情報が各階
    層ごとに記憶された領域から読み出す第2の読出工程
    と、 前記第1の読出工程により読み出した前記検索された目
    的情報と前記入力データとが一致しなかった場合には、
    前記第2の読出工程により読み出した各階層ごとの前記
    候補情報に基づいて前記目的情報の検索を順次行わせ、
    最終的に検索された目的情報を前記登録領域に登録させ
    る制御工程と、 を備えたことを特徴とする情報検索方法。
  6. 【請求項6】 入力された入力音声に対応する言葉を、
    音声認識手段により多数の言葉情報を含む辞書情報から
    検索する情報検索方法であって、 検索された目的言葉情報を、目的言葉情報の登録領域か
    ら読み出す第1の言葉情報読出工程と、 前記目的言葉情報の候補となる候補言葉情報を、候補言
    葉情報が各階層ごとに記憶された辞書情報領域から読み
    出す第2の言葉情報読出工程と、 前記第1の言葉情報読出工程により読み出した前記検索
    された目的言葉情報が前記入力音声と一致しなかった場
    合には、前記第2の言葉情報読出工程により読み出した
    各階層ごとの前記候補言葉情報に基づいて前記目的言葉
    情報の検索を順次行わせ、最終的に検索された目的言葉
    情報を前記登録領域に登録させる制御工程と、 を備えたことを特徴とする情報検索方法。
  7. 【請求項7】 入力された入力データに対応する情報
    を、データ認識手段により所定の情報群の中から検索さ
    せ、検索させた目的情報を入力情報として取り扱わせる
    ナビゲーション装置における情報入力制御プログラムが
    記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体であっ
    て、前記情報入力制御プログラムは、コンピュータを、 検索された目的情報を、目的情報の登録領域から読み出
    す第1の読出手段、前記目的情報の候補となる候補情報
    を、候補情報が各階層ごとに記憶された記憶領域から読
    み出す第2の読出手段、 前記第1の読出手段により読み出した前記検索された目
    的情報と前記入力データとが一致しなかった場合には、
    前記第2の読出手段により読み出した各階層ごとの前記
    候補情報に基づいて前記目的情報の検索を順次行わせ、
    最終的に検索された目的情報を前記登録領域に登録させ
    る制御手段、 として機能させることを特徴とするナビゲーション装置
    における情報入力制御プログラムが記録されたコンピュ
    ータ読み取り可能な記録媒体。
  8. 【請求項8】 入力された入力音声の表す言葉を、音声
    認識手段により多数の言葉情報を含む辞書情報から検索
    させ、検索させた目的言葉情報を入力情報として取り扱
    わせるナビゲーション装置における情報入力制御プログ
    ラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体
    であって、前記情報入力制御プログラムは、コンピュー
    タを、 検索された目的言葉情報を、目的言葉情報の登録領域か
    ら読み出す第1の言葉情報読出手段、 前記目的言葉情報の候補となる候補言葉情報を、候補言
    葉情報が各階層ごとに記憶された辞書情報領域から読み
    出す第2の言葉情報読出手段、 前記第1の言葉情報読出手段により読み出した前記検索
    された目的言葉情報と前記入力音声とが一致しなかった
    場合には、前記第2の言葉情報読出手段により読み出し
    た各階層ごとの前記候補言葉情報に基づいて前記目的言
    葉情報の検索を順次行わせ、最終的に検索された目的言
    葉情報を前記登録領域に登録させる制御手段、 として機能させることを特徴とするナビゲーション装置
    における情報入力制御プログラムが記録されたコンピュ
    ータ読み取り可能な記録媒体。
JP11490897A 1997-05-02 1997-05-02 情報検索装置及びナビゲーション装置における情報入力装置、並びに情報検索方法、並びにナビゲーション装置における情報入力制御プログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Expired - Fee Related JP3506584B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11490897A JP3506584B2 (ja) 1997-05-02 1997-05-02 情報検索装置及びナビゲーション装置における情報入力装置、並びに情報検索方法、並びにナビゲーション装置における情報入力制御プログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体
EP98107822A EP0875842A3 (en) 1997-05-02 1998-04-29 Information retrieval apparatus, information retrieval method and navigation apparatus with information retrieval function

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11490897A JP3506584B2 (ja) 1997-05-02 1997-05-02 情報検索装置及びナビゲーション装置における情報入力装置、並びに情報検索方法、並びにナビゲーション装置における情報入力制御プログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10307039A JPH10307039A (ja) 1998-11-17
JP3506584B2 true JP3506584B2 (ja) 2004-03-15

Family

ID=14649649

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11490897A Expired - Fee Related JP3506584B2 (ja) 1997-05-02 1997-05-02 情報検索装置及びナビゲーション装置における情報入力装置、並びに情報検索方法、並びにナビゲーション装置における情報入力制御プログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Country Status (2)

Country Link
EP (1) EP0875842A3 (ja)
JP (1) JP3506584B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002123279A (ja) 2000-10-16 2002-04-26 Pioneer Electronic Corp 施設検索装置ならびにその方法
US8938355B2 (en) * 2009-03-13 2015-01-20 Qualcomm Incorporated Human assisted techniques for providing local maps and location-specific annotated data

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5404506A (en) * 1985-03-27 1995-04-04 Hitachi, Ltd. Knowledge based information retrieval system
GB8802102D0 (en) * 1988-01-30 1988-02-24 Int Computers Ltd Cache memory
US5408653A (en) * 1992-04-15 1995-04-18 International Business Machines Corporation Efficient data base access using a shared electronic store in a multi-system environment with shared disks
WO1995004960A2 (en) * 1993-08-02 1995-02-16 Persistence Software, Inc. Method and apparatus for managing relational data in an object cache
JP3468824B2 (ja) * 1994-03-29 2003-11-17 本田技研工業株式会社 車両誘導装置
US5784059A (en) * 1994-09-16 1998-07-21 Aisin Aw Co., Ltd. Vehicle navigation system with destination selection using hierarchical menu arrangement with selective level skipping
JPH09114489A (ja) * 1995-10-16 1997-05-02 Sony Corp 音声認識装置,音声認識方法,ナビゲーション装置,ナビゲート方法及び自動車

Also Published As

Publication number Publication date
EP0875842A2 (en) 1998-11-04
EP0875842A3 (en) 2000-02-23
JPH10307039A (ja) 1998-11-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2644376B2 (ja) 車両用音声ナビゲーション方法
US6067521A (en) Interrupt correction of speech recognition for a navigation device
US6064323A (en) Navigation apparatus, navigation method and automotive vehicles
JP3492145B2 (ja) 地図表示制御方法及び装置並びに地図表示制御用プログラムを記録した記録媒体
JP2000510944A (ja) データ記憶のためにオーディオcdプレイヤーを利用するナビゲーションシステム
US20060253251A1 (en) Method for street name destination address entry using voice
JPH09114489A (ja) 音声認識装置,音声認識方法,ナビゲーション装置,ナビゲート方法及び自動車
JPH09292255A (ja) ナビゲーション方法及び装置
JP4642953B2 (ja) 音声検索装置、および、音声認識ナビゲーション装置
JP3892338B2 (ja) 単語辞書登録装置および単語登録用プログラム
JP2946269B2 (ja) 車載情報処理用音声認識装置
JP3506584B2 (ja) 情報検索装置及びナビゲーション装置における情報入力装置、並びに情報検索方法、並びにナビゲーション装置における情報入力制御プログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2701492B2 (ja) 地図表示装置
JP2002350146A (ja) ナビゲーション装置
JP3645104B2 (ja) 辞書検索装置及び辞書検索プログラムを記録した記録媒体
JP2011232668A (ja) 音声認識機能を備えたナビゲーション装置およびその検出結果提示方法
JP3296783B2 (ja) 車載用ナビゲーション装置および音声認識方法
JPH0926799A (ja) 音声認識装置
EP1895508B1 (en) Speech recognizing device, information processing device, speech recognizing method, program, and recording medium
JPH09114487A (ja) 音声認識装置,音声認識方法,ナビゲーション装置,ナビゲート方法及び自動車
JPH09114491A (ja) 音声認識装置,音声認識方法,ナビゲーション装置,ナビゲート方法及び自動車
WO2006028171A1 (ja) データ提示装置、データ提示方法、データ提示プログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体
KR101804766B1 (ko) 음성 인식 장치, 이를 포함하는 차량 및 그 제어방법
JP3679033B2 (ja) ナビゲーション装置
JPH10133683A (ja) 音声認識・合成方法及び音声認識・合成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20031216

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20031216

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071226

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081226

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081226

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091226

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101226

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101226

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111226

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111226

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121226

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees