JP3506421B2 - 移動体通信文書処理装置およびその装置が行う画面表示方法 - Google Patents

移動体通信文書処理装置およびその装置が行う画面表示方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体通信文書処
理装置およびその装置が行う画面表示方法に関し、より
特定的には、デジタルネットワークを介して外部のサー
バとデータ通信を行う移動体通信装置であって、当該装
置が有する表示画面において最適な表示部品(文字や画
像等)のスクロール動作を行う文書処理装置、およびそ
の装置が行う画面表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットの普及により、H
TML(Hypertext Markup Lang
uage)等の記述言語を用いた文書の交換が行われて
いる。このHTML等の記述言語では、周知のように、
文書を構成する文字や画像等の複数の表示部品を自由に
配置するように記述することが可能である。このHTM
Lに関しては、W3C(World Wide Web
Consortium)で規格化されており、現在、
HTML Ver4.0の規格化が完了している。な
お、HTMLに関する詳細は、「http://ww
w.w3c.org/」で開示されている。
【0003】一般に、このHTML等で記述された文書
に対しては、Webブラウザと呼ばれる文書処理を行う
ソフトウェアを用いて、画面の表示やスクロール等の動
作が行われている。最近では、このWebブラウザが、
通信機能内蔵PDA(Personal Digita
l Assistant),携帯電話をはじめとする個
人携帯端末にも搭載されている。このため、個人携帯端
末を用いて有線無線を問わずインターネットへのアクセ
スを行うことが可能となってきており、電子メール交換
を含め幅広い用途でインターネットアクセスが活発化し
てきている。
【0004】ところで、個人携帯端末は、携帯性という
観点から表示画面が小さく、一度に画面表示できる表示
部品も限られており、また、機種によって表示画面部分
の解像度が各々異なる。このため、個人携帯端末では、
1画面内に表示しきれない表示部品がある場合には、画
面を1行分または1頁分スクロールさせることで順次表
示するようにしている。このとき、表示画面の小ささ
故、スクロールさせた画面が如何に見易いかが、重要な
ポイントとなってくる。
【0005】このスクロール処理に関しては、特に個人
携帯端末を対象とはしていないが、文字の大きさに基づ
いて画面のスクロール表示を行う技術が、特開平10−
187136号公報(以下、従来の文献という)で開示
されている。この従来の文献に開示されている技術は、
複数行により構成され、1行において複数の大きさの文
字が混在した文書を、表示画面に表示して編集あるいは
作成する文書処理装置に関するものである。これを実現
するために、従来の文献では、少なくとも表示画面に表
示された所望の文字の位置(行)を指定するために表示
されるカーソルと、カーソルがある行の上または下方向
への移動を指示する移動指示部と、移動指示部によりカ
ーソル行を1つ上または下行に移動する時であって、移
動先のカーソル行にある文字が表示画面の上または下枠
を越える位置にある時、文字の高さに基づいた移動量に
よって表示画面を上または下方向にスクロールするスク
ロール部とを備えている。これによって、従来の文献に
開示されている技術では、表示される文字が表示画面境
界で途切れてないようにスクロールすることを可能とし
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、個人携帯
端末は、表示画面が小さく一度に表示できる表示部品も
限られている。一方、HTML等で記述された文書は、
複数種類の表示部品を自由に配置するよう記述すること
が可能であり、さらにこれらの表示部品をユーザが選択
可能なようにする(例えば「実行」や「送信」等)こと
が可能である。しかしながら、自由な配置による表示部
品の作成を可能としたことによって、上または下方向へ
の1行スクロール等のスクロール動作を行った場合に、
表示部品が表示画面の境界にまたがって表示される可能
性が非常に大きくなってしまう。このため、表示画面上
で全体を認識できる表示部品の量が減り、結果的にユー
ザに対して多くの表示部品を1画面内で表示することを
阻害してしまうという問題が生じる。また、表示画面の
境界にまたがって表示される表示部品が選択可能な部品
である場合には、ユーザが全体を認識できない状態のま
まで表示部品を選択してしまうという問題も生じる。な
お、この問題に対して上記従来の文献に開示されている
技術を用いた場合でも、複数種類の表示部品が自由に配
置される状況では、当該問題を解決するには至らなかっ
た。
【0007】それ故、本発明の目的は、複数種類の表示
部品が混在する文書の画面表示時にスクロール動作を行
った場合、表示画面の境界にまたがる表示部品を検索
し、当該表示部品が境界をまたがないようにスクロール
量を適切に補正することで、表示画面上で認識できる表
示部品の量を増大させ、さらに、ユーザが全体を認識で
きる状態での表示部品の選択を可能とし、ユーザにより
多くの情報を表示画面を通して伝えることが可能な移動
体通信文書処理装置およびその装置が行う画面表示方法
を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段および発明の効果】第1の
発明は、文字や画像等の複数種類の表示部品で構成され
る文書を画面表示する移動体通信文書処理装置であっ
示画面に表示されている内容をスクロール移動す
る旨を指示する移動指示手段と、移動指示手段から表示
移動指示を受け、当該表示移動指示に従った予め定めた
基本移動量を決定する移動量決定手段と 動量決定手
段が決定した基本移動量に基づいて表示画面の表示内容
を移動させた場合に、表示画面の境界にまたがって表示
され得る表示部品である補正対象表示部品を、表示部品
の中から検索する表示部品検索手段と、表示部品検索手
段で検索した結果、補正対象表示部品が存在する場合
に、当該補正対象表示部品に基づいた補正移動量を演算
する補正移動量演算手段と、移動量決定手段が決定した
基本移動量と補正移動量演算手段が演算した補正移動量
とから、実際の移動量を演算する実移動量演算手段と
備え補正移動量演算手段は、補正対象とする表示部品
の優先順位を示す優先度を予め有しており、表示部品検
索手段で検索した結果、補正対象表示部品が複数存在す
る場合には、優先度に従って決定される1つの表示部品
を補正対象表示部品として補正移動量の演算を行うこと
を特徴とする。
【0009】上記のように、第1の発明によれば、複数
種類の表示部品で構成される(混在する)文書の画面表
示時にスクロール動作を行った場合、表示画面の境界に
またがる表示部品を検索し、当該表示部品が境界をまた
がらないようにスクロール量を補正する。これにより、
表示画面上でユーザが認識できる表示部品の量を増大さ
せ、さらにユーザにとって表示画面上で認識できる状態
での部品選択が可能となるので、より多くの情報を表示
画面を通してユーザに伝えることができる。また、表示
画面の境界に複数種類の表示部品がまたがる場合には、
表示すべき優先度が高い表示部品についてスクロール量
を補正する。これにより、ユーザインストラクションを
発生する複合部品や文字の認識が必要とされるテキスト
部品等を優先させてスクロール補正を行うことが可能と
なり、ユーザの誤動作防止や部品認識を高めるといった
操作性の向上を図ることができる。
【0010】第2の発明は、第1の発明に従属する発明
であって、実移動量演算手段が演算した実際の移動量に
従って、表示画面に表示されている内容をスクロール移
動する表示処理手段をさらに備えたことを特徴とする。
【0011】
【0012】第3の発明は、第1および第2の発明に従
属する発明であって、表示部品検索手段において予め定
めた補正対象としない表示部品が補正対象表示部品とし
て検索された場合、補正移動量演算手段は、当該表示部
品を補正対象表示部品から除外することを特徴とする。
【0013】上記のように、第3の発明によれば、予め
定めた補正対象としない表示部品については補正対象表
示部品から除外するので、スクロール補正の処理を高速
化することが可能となる。
【0014】第4の発明は、第1〜第3の発明に従属す
る発明であって、移動指示手段は、上または下方向への
1行スクロールあるいは上または下方向への1頁スクロ
ールの表示移動指示を行い、移動量決定手段は、1行ス
クロールまたは1頁スクロールの指示に従って所定の基
本移動量をそれぞれ決定することを特徴とする。
【0015】第5の発明は、第4の発明に従属する発明
であって、表示部品検索手段は、表示画面の上側(左上
端と右上端とを結ぶ直線)を境界とすることを特徴とす
る。
【0016】上記のように、第4および第5の発明によ
れば、縦方向スクロール動作における典型的な手法を示
したものである。これにより、常に表示画面の上側を基
準としてスクロール補正動作を行うことができる。
【0017】第6の発明は、第5の発明に従属する発明
であって、補正移動量演算手段は、補正対象表示部品に
ついて、表示画面の内側および/または外側の高さを所
定の補正対象値と比較し、当該補正対象値以下である高
さを補正移動量とすることを特徴とする。
【0018】上記のように、第6の発明によれば、補正
対象表示部品と境界との位置関係に基づいて、上または
下のいずれかの方向にスクロール補正を行う。これによ
り、最も適したスクロール補正動作を、表示する画面に
応じて可変的に行うことができる。
【0019】第7の発明は、文字や画像等の複数種類の
表示部品で構成される文書を画面表示する方法であっ
示画面に表示されている内容をスクロール移動す
る旨を指示するステップと、表示移動指示に従った予め
定めた基本移動量を決定するステップと、基本移動量に
基づいて表示画面の表示内容を移動させた場合に、表示
画面の境界にまたがって表示され得る表示部品である補
正対象表示部品を、検索するステップと、検索した結
果、補正対象表示部品が1つだけ存在する場合に、当該
補正対象表示部品に基づいた補正移動量を演算するステ
ップと、検索した結果、補正対象表示部品が複数存在す
る場合には、複数の補正対象表示部品のうち、補正対象
とする表示部品の優先順位を示す優先度に従って決定さ
れる、1つの補正対象表示部品に基づいた補正移動量を
演算するステップと、基本移動量と補正移動量とから、
実際の移動量を演算するステップとを備える。
【0020】第8の発明は、第7の発明に従属する発明
であって、実際の移動量に従って、表示画面に表示され
ている内容をスクロール移動するステップをさらに備え
ことを特徴とする。
【0021】第9の発明は、第7および第8の発明に従
属する発明であって、検索するステップにおいて予め定
めた補正対象としない表示部品が補正対象表示部品とし
て検索された場合、補正移動量を演算するステップは、
当該表示部品を補正対象表示部品から除外することを特
徴とする。
【0022】第10の発明は、第7〜第9の発明に従属
する発明であって、指示するステップは、上または下方
向への1行スクロールあるいは上または下方向への1頁
スクロールの表示移動指示を行い、決定するステップ
は、1行スクロールまたは1頁スクロールの指示に従っ
て所定の基本移動量をそれぞれ決定することを特徴とす
る。
【0023】第11の発明は、第10の発明に従属する
発明であって、検索するステップは、表示画面の上側
(左上端と右上端とを結ぶ直線)を境界とすることを特
徴とする。
【0024】第12の発明は、第11の発明に従属する
発明であって、補正移動量を演算するステップは、補正
対象表示部品について、表示画面の内側および/または
外側の高さを所定の補正対象値と比較し、当該補正対象
値以下である高さを補正移動量とすることを特徴とす
る。
【0025】上記のように、第7〜第12の発明は、上
記第1〜第6の発明の移動体通信文書処理装置が行う画
面表示方法を示したものである。この画面表示方法を表
示画面を有する様々な移動体通信装置に適用することに
より、上述した有用な効果を奏することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の移動体通信文書
処理装置が用いられる典型的なネットワーク環境を示す
システム構成図である。図1に示すように、本発明の移
動体通信文書処理装置は、インターネット等のデジタル
ネットワークを介して、外部のコンテンツサーバ(WW
W等)とデータ通信を行うことを、主な使用形態とする
ものである。以下、上述したシステム構成によって使用
され得る本発明の移動体通信文書処理装置の詳細な構成
および動作を、図2〜図15を用いて説明する。
【0027】まず、図2〜図5を参照して、本実施形態
に係る移動体通信文書処理装置が行う基本的な画面表示
動作を説明する。図2は、本発明の一実施形態に係る移
動体通信文書処理装置の構成を示すブロック図である。
図2において、本実施形態に係る移動体通信文書処理装
置は、受信部100と、入力部101と、ディスプレイ
102と、移動指示部103と、移動量決定部104
と、表示部品情報保持部105と、表示部品検索部10
6と、補正移動量演算部107と、実移動量演算部10
8と、表示処理部109とを備える。図3は、受信部1
00が外部のデジタルネットワークを介して受信するデ
ータの一例を示す図である。図4は、図3に示したデー
タに基づいて表示部品情報保持部105が生成して保持
するレイアウト情報の一例を示す概念図である。図5
は、図4に示したレイアウト情報に従って、ディスプレ
イ102に画面表示を行った場合のイメージの一例を示
す図である。
【0028】受信部100は、外部のデジタルネットワ
ークを介してHTML文書ファイル等のデータを受信
し、表示部品情報保持部105へ出力する。表示部品情
報保持部105は、受信部100から与えられるデータ
ごとに、その内容を予め定めた手法(装置が使用するブ
ラウザによって与えられる手法)を用いて解析し、ディ
スプレイ102で画面表示するために必要なレイアウト
情報を生成して保持する。例えば、データが図3に示す
HTML文書ファイルであった場合、表示部品情報保持
部105は、その内容を解析して図4に示すような概念
的な形式で各表示部品のレイアウト情報をそれぞれ生成
し、これらを保持する。なお、機能設定画面用等の装置
が予め内部に有しているデータについても、レイアウト
情報を同様に保持している。
【0029】図4において、表示開始位置座標とは、表
示部品群の表示座標に対するディスプレイ102の画面
左上端の座標(ドット位置)を表し、X座標およびY座
標共に0ドットであることを示している。また、部品I
D「0001」の表示部品は、種別がビットマップ(B
MP)部品、X座標が0ドット、Y座標が0ドット、幅
が30ドット、高さが50ドット、内容がビットマップ
本体のデータ列であることを示している。また、部品I
D「0002」の表示部品は、種別がテキスト部品、X
座標が0ドット、Y座標が50ドット、幅が48ドッ
ト、高さが15ドット、内容が「あいう」という文字列
であることを示している。また、部品ID「0003」
の表示部品は、種別が線部品、X座標が0ドット、Y座
標が65ドット、幅が50ドット、高さが5ドットであ
ることを示している。また、部品ID「0004」の表
示部品は、種別が複合1部品(複数の表示部品を複合し
て1つの表示部品としているものを表す)、X座標が0
ドット、Y座標が70ドット、幅が40ドット、高さが
20ドット、内容が「送信」という文字列と楕円線との
組み合わせデータであることを示している。
【0030】表示処理部109は、後述するスクロール
処理に関する補正を行った後、表示部品情報保持部10
5に保持されているレイアウト情報を参照し、表示開始
位置座標を基準としてディスプレイ102の画面に表示
すべき表示部品の表示データを生成して、ディスプレイ
102へ出力する。図4に示したレイアウト情報に従っ
て、ディスプレイ102に画面表示を行った場合のイメ
ージを図5に示す。なお、図5における画面501は、
ディスプレイ102の表示画面であり、100ドット×
120ドットの範囲である場合を一例に挙げている。
【0031】次に、図6〜図9をさらに参照して、本実
施形態に係る移動体通信文書処理装置が行うスクロール
処理時の画面表示動作を説明する。図6は、本発明の一
実施形態に係る移動体通信文書処理装置が行うスクロー
ル処理時の画面表示動作を説明するフローチャートであ
る。図7は、移動量決定部104が予め保持する移動量
情報の一例を示す概念図である。図8は、補正移動量演
算部107が予め保持するスクロール補正情報の一例を
示す概念図である。図9は、図6のステップS207に
おいて補正移動量演算部107が行う補正移動量演算処
理を説明するサブルーチンステップを示すフローチャー
トである。
【0032】入力部101は、例えば入力ボタンで構成
され、ユーザが行う入力操作に従ってその操作内容を移
動指示部103へ伝える。移動指示部103は、入力部
101から伝えられる操作内容に基づいて、上または下
方向への1行スクロール(以下、総称して1行縦スクロ
ールという)あるいは上または下方向への1頁スクロー
ル(以下、総称して1頁縦スクロールという)を行う旨
の表示移動指示を、移動量決定部104へ出力する(ス
テップS201)。移動量決定部104は、移動指示部
103から与えられる表示移動指示に従って、移動方向
と移動量とを決定する(ステップS202)。この移動
量は、移動量決定部104が予め有する移動量情報(図
7)を用いて決定される。例えば、図7に示す例では、
移動量決定部104は、表示移動指示が1行縦スクロー
ルである場合は移動量を「15ドット」と、表示移動指
示が1頁縦スクロールである場合は移動量を「120ド
ット」とする。なお、この移動量情報は、装置が有する
ディスプレイ102の画面サイズ等に基づいて任意に設
定することが可能である。この移動量決定部104で決
定された移動方向および移動量(以下、これらをまとめ
て基本移動量と記す)は、表示部品検索部106、補正
移動量演算部107および実移動量演算部108へそれ
ぞれ出力される。
【0033】表示部品検索部106は、まず、移動量決
定部104から与えられる基本移動量と表示部品情報保
持部105が保持する表示開始位置座標とに基づいて、
表示画面を移動した後の仮表示開始位置座標を演算す
る。次に、表示部品検索部106は、演算した仮表示開
始位置座標において画面を表示した場合に、表示画面の
予め定めた境界(本実施形態では、表示画面の上側(左
上端と右上端とを結ぶ直線)を境界として説明する)を
またいで表示される表示部品を、表示部品情報保持部1
05内のレイアウト情報から検索する(ステップS20
3)。
【0034】補正移動量演算部107は、まず、表示部
品検索部106における検索の結果に基づいて、表示画
面の境界にまたがって表示される表示部品が存在するか
否かを判断し(ステップS204)、表示部品が存在す
る場合にはその数が1つだけであるか2つ以上であるか
をさらに判断する(ステップS205)。次に、補正移
動量演算部107は、上記ステップS205において2
つ以上表示部品が存在すると判断した場合には、予め有
するスクロール補正情報に含まれる優先度に基づいて、
スクロール補正の対象とする表示部品(以下、補正対象
表示部品という)を1つ決定する(ステップS20
6)。
【0035】ここで、補正移動量演算部107が予め有
するスクロール補正情報とは、図8に示すような情報で
あり、補正対象となり得る表示部品ごとに優先度、補正
対象値および補正優先領域が与えられている。優先度
は、表示画面の境界にまたがって表示される表示部品が
複数存在する場合に、補正対象表示部品を決定するため
の情報である。この優先度は、装置の仕様や目的等に対
応させて、任意に定めることが可能である。図8に示し
た例では、ユーザの誤動作防止や部品認識を高めるとい
う操作性向上の観点から、ユーザインストラクションを
発生する複合部品、文字の認識が必要なテキスト部品、
線部品の順に優先度を決定している。補正対象値は、図
7に示した移動量情報および表示部品の最大高さに基づ
いて予め決定される情報であって、後述する補正移動量
の演算に用いられる。この補正対象値は、1行縦スクロ
ールの移動量未満、かつ、表示部品の最大高さの1/2
以上であることが好ましい。補正優先領域は、上または
下のどちらの方向に移動させて補正するかを決定するた
めに用いられる情報である。なお、同一種別の表示部品
が複数種類存在する場合には(例えば、テキスト部品と
して高さが異なる2種類が存在する場合等)、それぞれ
の部品について個別にスクロール補正情報を与えてやっ
てもよい。また、図8で示した例では、ビットマップ部
品を補正対象外としたが、例えば背景用以外の高さが低
いビットマップ部品等を補正対象に含めるべく、ビット
マップ部品に関するスクロール補正情報を与えてやって
もよい。
【0036】補正対象表示部品を決定すると、補正移動
量演算部107は、移動量決定部104から与えられる
移動方向とスクロール補正情報(図8)の補正対象値お
よび補正優先領域とに基づいて、以下のようにして補正
移動量を演算する(ステップS207)。図8および図
9を参照して、補正移動量演算部107は、移動方向が
「下」の場合には、補正優先領域の下スクロールを参照
して「画面内」という補正優先領域を、移動方向が
「上」の場合には、補正優先領域の上スクロールを参照
して「画面外」という補正優先領域を決定する(ステッ
プS301)。次に、補正移動量演算部107は、決定
した補正優先領域内における補正対象表示部品の高さH
1を求め、当該高さH1が補正対象値R以下か否か(H
1≦R)を判断する(ステップS302)。このステッ
プS302の判断において高さH1が補正対象値R以下
である場合、補正移動量演算部107は、当該高さH1
の正の値(+H1)を補正移動量として決定する(ステ
ップS304)。一方、上記ステップS302の判断に
おいて高さH1が補正対象値R以下でない場合、補正移
動量演算部107は、上記決定した補正優先領域外(補
正優先領域が「画面内」であれば「画面外」、「画面
外」であれば「画面内」)における補正対象表示部品の
高さH2を求め、当該高さH2が補正対象値R以下か否
か(H2≦R)をさらに判断する(ステップS30
3)。このステップS303の判断において高さH2が
補正対象値R以下である場合、補正移動量演算部107
は、当該高さH2の負の値(−H2)を補正移動量とし
て決定する(ステップS305)。一方、上記ステップ
S303の判断において高さH2が補正対象値R以下で
ない場合、補正移動量演算部107は、補正移動量を
「0」として決定する(ステップS306)。
【0037】実移動量演算部108は、移動量決定部1
04から与えられる基本移動量と補正移動量演算部10
7から与えられる補正移動量とを用いて、基本移動量+
補正移動量を演算することで表示画面上における実際の
移動量(以下、実移動量という)を算出する(ステップ
S208)。表示処理部109は、実移動量演算部10
8が算出した実移動量に従って、表示部品情報保持部1
05に保持されているレイアウト情報の表示開始位置座
標を、現在の値に実移動量を加えた値へ更新する(ステ
ップS209)。そして、表示処理部109は、表示部
品情報保持部105に保持されているレイアウト情報を
参照し、更新後の表示開始位置座標を基準としてディス
プレイ102の画面に表示すべき表示部品の表示データ
を生成して、ディスプレイ102へ出力する(ステップ
S210)。
【0038】次に、本実施形態に係る移動体通信文書処
理装置が行う画面表示動作(方法)を、図10〜図15
に示す例を挙げて具体的に説明する。なお、以下の各具
体例においては、移動指示部103は、図7に示した内
容の移動量情報を予め保持しているものとする。また、
補正移動量演算部107は、図8に示した内容のスクロ
ール補正情報を予め保持しているものとする。また、各
具体例における画面表示動作は、それぞれ(1)〜
(6)の順序で行われるものとする。
【0039】(第1の具体例)まず、第1の具体例で
は、表示部品情報保持部105には、図10(a)に示
した内容のレイアウト情報が予め格納されているものと
する。そして、ディスプレイ102において、図11
(a)に示す領域601で画面表示がされている時に、
下方向への1行スクロールを行う場合を考える。
【0040】(1)移動量決定部104は、移動指示部
103から与えられる表示移動指示に従って、図7に基
づいて移動方向を「下方向」と移動量を「15ドット」
と決定する。 (2)表示部品検索部106は、移動量決定部104の
決定に従って、表示部品情報保持部105が保持する表
示開始位置座標である(X座標,Y座標)=(0ドッ
ト,0ドット)から、表示画面の移動後の仮表示開始位
置座標が(X座標,Y座標)=(0ドット,15ドッ
ト)であると演算する。なお、この演算結果の仮表示開
始位置座標へ画面表示をスクロール移動させた場合に、
ディスプレイ102で表示されるであろう領域602
を、図11(b)に示しておく(実際には画面表示され
ない)。 (3)表示部品検索部106は、演算した仮表示開始位
置座標のY座標=15ドットを表示画面の境界として
(本実施形態では表示画面の上側を境界として説明して
いるため)、当該境界にまたがって表示される表示部品
を表示部品情報保持部105から検索する。具体的に
は、表示部品検索部106は、各々の表示部品について
「Y座標<15<(Y座標+高さ)」を満足するかどう
かを判断することで、境界にまたがって表示される表示
部品か否かを判断する。この例では、表示部品検索部1
06は、補正対象表示部品として部品ID「0001」
を1つ検索する。
【0041】(4)補正対象表示部品(テキスト部品)
が1つ検索されたので、補正移動量演算部107は、移
動量決定部104の決定に従って、図8に基づいて補正
対象値を「14ドット」と補正優先領域を「画面内」と
決定する。次に、補正移動量演算部107は、部品ID
「0001」の画面内に表示される高さ分603が補正
対象値以下であるかを判断する(図9のステップS30
2)。この例では、高さ分603(=5ドット)が補正
対象値(=14ドット)以下であるので、補正移動量演
算部107は、「+5ドット」を補正移動量とする(図
9のステップS304)。 (5)実移動量演算部108は、補正移動量演算部10
7の演算結果の「+5ドット」と、移動量決定部104
の決定である「下方向」および「15ドット」とから、
実移動量を下方向へ20(=15+5)ドットと判断す
る。 (6)表示処理部109は、下方向へ20ドットという
演算結果に基づいて、図10(b)が示すように表示部
品情報保持部105が保持する表示開始位置座標を(X
座標,Y座標)=(0ドット,20ドット)に更新し、
ディスプレイ102へ表示すべき表示データを生成し表
示する。この更新後のレイアウト情報に従って画面表示
をスクロール移動させた場合に、ディスプレイ102で
表示される領域604を、図11(c)に示す。
【0042】(第2の具体例)次に、第2の具体例で
は、表示部品情報保持部105には、図12(a)に示
した内容のレイアウト情報が予め格納されているものと
する。そして、ディスプレイ102において、図13
(a)に示す領域701で画面表示がされている時に、
上方向への1行スクロールを行う場合を考える。
【0043】(1)移動量決定部104は、移動指示部
103から与えられる表示移動指示に従って、図7に基
づいて移動方向を「上方向」と移動量を「15ドット」
と決定する。 (2)表示部品検索部106は、移動量決定部104の
決定に従って、表示部品情報保持部105が保持する表
示開始位置座標である(X座標,Y座標)=(0ドッ
ト,60ドット)から、表示画面の移動後の仮表示開始
位置座標が(X座標,Y座標)=(0ドット,45ドッ
ト)であると演算する。なお、この演算結果の仮表示開
始位置座標へ画面表示をスクロール移動させた場合に、
ディスプレイ102で表示されるであろう領域702
を、図13(b)に示しておく(実際には画面表示され
ない)。 (3)表示部品検索部106は、演算した仮表示開始位
置座標のY座標=45ドットを表示画面の境界として
(本実施形態では表示画面の上側を境界として説明して
いるため)、当該境界にまたがって表示される表示部品
を表示部品情報保持部105から検索する。具体的に
は、表示部品検索部106は、各々の表示部品について
「Y座標<45<(Y座標+高さ)」を満足するかどう
かを判断することで、境界にまたがって表示される表示
部品か否かを判断する。この例では、表示部品検索部1
06は、補正対象表示部品として部品ID「0003」
を1つ検索する。
【0044】(4)補正対象表示部品(複合1部品)が
1つ検索されたので、補正移動量演算部107は、移動
量決定部104の決定に従って、図8に基づいて補正対
象値を「19ドット」と補正優先領域を「画面外」と決
定する。次に、補正移動量演算部107は、部品ID
「0003」の画面外に表示される高さ分703が補正
対象値以下であるかを判断する(図9のステップS30
2)。この例では、高さ分703(=20ドット)が補
正対象値(=19ドット)以上であるので、補正移動量
演算部107は、さらに部品ID「0003」の画面内
に表示される高さ分704が補正対象値以下であるかを
判断する(図9のステップS303)。この例では、高
さ分704(=5ドット)が補正対象値(=19ドッ
ト)以下であるので、補正移動量演算部107は、「−
5ドット」を補正移動量とする(図9のステップS30
5)。 (5)実移動量演算部108は、補正移動量演算部10
7の演算結果の「−5ドット」と、移動量決定部104
の決定である「上方向」および「15ドット」とから、
実移動量を上方向へ10(=15−5)ドットと判断す
る。 (6)表示処理部109は、上方向へ10ドットという
演算結果に基づいて、図12(b)が示すように表示部
品情報保持部105が保持する表示開始位置座標を(X
座標,Y座標)=(0ドット,50ドット)に更新し、
ディスプレイ102へ表示すべき表示データを生成し表
示する。この更新後のレイアウト情報に従って画面表示
をスクロール移動させた場合に、ディスプレイ102で
表示される領域705を、図13(c)に示す。
【0045】(第3の具体例)まず、第3の具体例で
は、表示部品情報保持部105には、図14(a)に示
した内容のレイアウト情報が予め格納されているものと
する。そして、ディスプレイ102において、図15
(a)に示す領域801で画面表示がされている時に、
下方向への1行スクロールを行う場合を考える。
【0046】(1)移動量決定部104は、移動指示部
103から与えられる表示移動指示に従って、図7に基
づいて移動方向を「下方向」と移動量を「15ドット」
と決定する。 (2)表示部品検索部106は、移動量決定部104の
決定に従って、表示部品情報保持部105が保持する表
示開始位置座標である(X座標,Y座標)=(0ドッ
ト,40ドット)から、表示画面の移動後の仮表示開始
位置座標が(X座標,Y座標)=(0ドット,55ドッ
ト)であると演算する。なお、この演算結果の仮表示開
始位置座標へ画面表示をスクロール移動させた場合に、
ディスプレイ102で表示されるであろう領域802
を、図15(b)に示しておく(実際には画面表示され
ない)。 (3)表示部品検索部106は、演算した仮表示開始位
置座標のY座標=55ドットを表示画面の境界として
(本実施形態では表示画面の上側を境界として説明して
いるため)、当該境界にまたがって表示される表示部品
を表示部品情報保持部105から検索する。具体的に
は、表示部品検索部106は、各々の表示部品について
「Y座標<55<(Y座標+高さ)」を満足するかどう
かを判断することで、境界にまたがって表示される表示
部品か否かを判断する。この例では、表示部品検索部1
06は、補正対象表示部品として部品ID「0002」
と部品ID「0003」とを2つ検索する。
【0047】(4)補正対象となり得る表示部品が2つ
検索されたので、補正移動量演算部107は、まずスク
ロール補正情報の優先度(図8)に従って、いずれか1
つの表示部品を補正対象表示部品として決定する。この
例では、表示部品検索部106によって検索された表示
部品が、部品ID「0002」のテキスト部品と部品I
D「0003」の複合1部品とであるので、補正移動量
演算部107は、優先度が最も高い部品ID「000
3」を補正対象表示部品として決定する。次に、補正移
動量演算部107は、移動量決定部104の決定に従っ
て、図8に基づいて補正対象値を「19ドット」と補正
優先領域を「画面内」と決定する。次に、補正移動量演
算部107は、部品ID「0003」の画面内に表示さ
れる高さ分803が補正対象値以下であるかを判断する
(図9のステップS302)。この例では、高さ分80
3(=15ドット)が補正対象値(=19ドット)以下
であるので、補正移動量演算部107は、「+15ドッ
ト」を補正移動量とする(図9のステップS304)。 (5)実移動量演算部108は、補正移動量演算部10
7の演算結果の「+15ドット」と、移動量決定部10
4の決定である「下方向」および「15ドット」とか
ら、実移動量を下方向へ30(=15+15)ドットと
判断する。 (6)表示処理部109は、下方向へ30ドットという
演算結果に基づいて、図14(b)が示すように表示部
品情報保持部105が保持する表示開始位置座標を(X
座標,Y座標)=(0ドット,70ドット)に更新し、
ディスプレイ102へ表示すべき表示データを生成し表
示する。この更新後のレイアウト情報に従って画面表示
をスクロール移動させた場合に、ディスプレイ102で
表示される領域804を、図15(c)に示す。
【0048】以上のように、本発明の一実施形態に係る
移動体通信文書処理装置および画面表示方法によれば、
複数種類の表示部品が混在する文書の画面表示時にスク
ロール動作を行った場合、表示画面境界にまたがる表示
部品を検索し、当該表示部品が境界をまたがらないよう
にスクロール量を補正する。また、表示画面境界に複数
の表示部品がまたがる場合には、表示すべき優先度が高
い表示部品についてスクロール量を補正する。これによ
り、表示画面上でユーザが認識できる表示部品の量を増
大させ、さらにユーザにとって表示画面上で認識できる
状態での部品選択が可能となるので、より多くの情報を
表示画面を通してユーザに伝えることができるという効
果が得られる。
【0049】なお、上記実施形態においては、補正対象
表示部品の種別としてテキスト部品、複合1部品および
線部品を用いた場合を一例に挙げて説明したが、これ以
外の他のあらゆる種別の表示部品を用いること、またこ
れらの種別の表示部品を用いないことも勿論可能であ
る。この場合には、図8に示したスクロール補正情報
に、補正対象としたい表示部品に関する情報を追加また
は補正対象としない表示部品に関する情報を削除するこ
とで対応できる。ここで、補正対象としない表示部品に
ついては、初めからスクロール補正情報を有さないよう
にしてもよいし、スクロール補正情報を有する上で補正
対象抑止を行う(例えば、優先度を持たせない)ように
してもよい。後者の場合、ユーザ操作によって、補正対
象表示部品の設定を任意に行うことが可能となる。
【0050】また、上記実施形態においては、表示画面
の上側を境界として当該境界にまたがって表示される表
示部品を補正対象表示部品として検索する場合を一例に
挙げて説明したが、表示画面の下側(左下端と右下端と
を結ぶ直線)を境界として検索しても構わない。また、
画面スクロールの方向に対応させて、検索に用いる境界
を適宜変えるようにしてもよい。例えば、上方向のスク
ロール時には表示画面の上側を境界として、下方向のス
クロール時には表示画面の下側を境界とする。
【0051】さらに、上記実施形態においては、表示画
面のスクロール動作が縦方向である場合について説明し
たが、横方向(左または右方向)へのスクロール動作に
関しても、上述した本発明の原理を応用することで実現
できる。具体的には、移動量決定部104が横方向スク
ロールに関する移動量情報を、補正移動量演算部107
が横方向スクロールに関する補正対象値をそれぞれ有
し、表示部品検索部106が、表示画面の左側(左上端
と左下端とを結ぶ直線)または右側(右上端と右下端と
を結ぶ直線)を境界として、当該境界にまたがって表示
される表示部品を補正対象表示部品として検索するよう
にすればよい。このような横方向のスクロール動作は、
地図等の広範囲に渡る画像を画面表示する際に有用とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の移動体通信文書処理装置が用いられる
典型的なネットワーク環境を示すシステム構成図であ
る。
【図2】本発明の一実施形態に係る移動体通信文書処理
装置の構成を示すブロック図である。
【図3】受信部100が外部のデジタルネットワークを
介して受信するデータの一例を示す図である。
【図4】図3に示したデータに基づいて表示部品情報保
持部105が生成して保持するレイアウト情報の一例を
示す概念図である。
【図5】図4に示したレイアウト情報に従って、ディス
プレイ102に画面表示を行った場合のイメージの一例
を示す図である。
【図6】本発明の一実施形態に係る移動体通信文書処理
装置が行うスクロール処理時の画面表示動作を説明する
フローチャートである。
【図7】移動量決定部104が予め有する移動量情報の
一例を示す概念図である。
【図8】補正移動量演算部107が予め有するスクロー
ル補正情報の一例を示す概念図である。
【図9】図6のステップS207において補正移動量演
算部107が行う補正移動量演算処理を説明するサブル
ーチンステップを示すフローチャートである。
【図10】第1の具体例において表示部品情報保持部1
05が保持するレイアウト情報を示す概念図である。
【図11】第1の具体例においてディスプレイ102に
画面表示を行った場合のイメージを示す図である。
【図12】第2の具体例において表示部品情報保持部1
05が保持するレイアウト情報を示す概念図である。
【図13】第2の具体例においてディスプレイ102に
画面表示を行った場合のイメージを示す図である。
【図14】第3の具体例において表示部品情報保持部1
05が保持するレイアウト情報を示す概念図である。
【図15】第3の具体例においてディスプレイ102に
画面表示を行った場合のイメージを示す図である。
【符号の説明】
100…受信部 101…入力部 102…ディスプレイ 103…移動指示部 104…移動量決定部 105…表示部品情報保持部 106…表示部品検索部 107…補正移動量演算部 108…実移動量演算部 109…表示処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石垣 純二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平10−187137(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/21 G06F 3/00 G06F 3/14 G09G 5/00 - 5/40

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 字や画像等の複数種類の表示部品で構
    成される文書を画面表示する移動体通信文書処理装置で
    あって 示画面に表示されている内容をスクロール移動する旨
    を指示する移動指示手段と、 前記移動指示手段から表示移動指示を受け、当該表示移
    動指示に従った予め定めた基本移動量を決定する移動量
    決定手段と 記移動量決定手段が決定した前記基本移動量に基づい
    て前記表示画面の表示内容を移動させた場合に、前記表
    示画面の境界にまたがって表示され得る前記表示部品で
    ある補正対象表示部品を、前記表示部品の中から検索す
    る表示部品検索手段と、 前記表示部品検索手段で検索した結果、前記補正対象表
    示部品が存在する場合に、当該補正対象表示部品に基づ
    いた補正移動量を演算する補正移動量演算手段と、 前記移動量決定手段が決定した前記基本移動量と前記補
    正移動量演算手段が演算した前記補正移動量とから、実
    際の移動量を演算する実移動量演算手段とを備え前記補正移動量演算手段は、補正対象とする前記表示部
    品の優先順位を示す優先度を予め有しており、前記表示
    部品検索手段で検索した結果、前記補正対象表示部品が
    複数存在する場合には、当該優先度に従って決定される
    1つの表示部品を前記補正対象表示部品として前記補正
    移動量の演算を行うことを特徴とする 、移動体通信文書
    処理装置。
  2. 【請求項2】 前記実移動量演算手段が演算した前記実
    際の移動量に従って、前記表示画面に表示されている内
    容をスクロール移動する表示処理手段をさらに備えた
    とを特徴とする、請求項1に記載の移動体通信文書処理
    装置。
  3. 【請求項3】 前記表示部品検索手段において予め定め
    た補正対象としない前記表示部品が前記補正対象表示部
    品として検索された場合、前記補正移動量演算手段は、
    当該表示部品を前記補正対象表示部品から除外すること
    を特徴とする、請求項1または2に記載の移動体通信文
    書処理装置。
  4. 【請求項4】 前記移動指示手段は、上または下方向へ
    の1行スクロールあるいは上または下方向への1頁スク
    ロールの前記表示移動指示を行い、 前記移動量決定手段は、前記1行スクロールまたは1頁
    スクロールの指示に従って所定の前記基本移動量をそれ
    ぞれ決定することを特徴とする、請求項1〜3のいずれ
    かに記載の移動体通信文書処理装置。
  5. 【請求項5】 前記表示部品検索手段は、前記表示画面
    の上側(左上端と右上端とを結ぶ直線)を前記境界とす
    ることを特徴とする、請求項4に記載の移動体通信文書
    処理装置。
  6. 【請求項6】 前記補正移動量演算手段は、前記補正対
    象表示部品について、前記表示画面の内側および/また
    は外側の高さを所定の補正対象値と比較し、当該補正対
    象値以下である高さを前記補正移動量とすることを特徴
    とする、請求項5に記載の移動体通信文書処理装置。
  7. 【請求項7】 文字や画像等の複数種類の表示部品で構
    成される文書を画面表示する方法であって 示画面に表示されている内容をスクロール移動する旨
    を指示するステップと、 前記表示移動指示に従った予め定めた基本移動量を決定
    するステップと、 前記基本移動量に基づいて前記表示画面の表示内容を移
    動させた場合に、前記表示画面の境界にまたがって表示
    され得る前記表示部品である補正対象表示部品を、検
    するステップと、 前記検索した結果、前記補正対象表示部品が1つだけ
    在する場合に、当該補正対象表示部品に基づいた補正移
    動量を演算するステップと、前記検索した結果、前記補正対象表示部品が複数存在す
    る場合には、当該複数の補正対象表示部品のうち、補正
    対象とする前記表示部品の優先順位を示す優先度に従っ
    て決定される、1つの補正対象表示部品に基づいた補正
    移動量を演算するステップと、 前記基本移動量と前記補正移動量とから、実際の移動量
    を演算するステップ 備える、画面表示方法。
  8. 【請求項8】 前記実際の移動量に従って、前記表示画
    面に表示されている内容をスクロール移動するステップ
    をさらに備えることを特徴とする、請求項7に記載の画
    面表示方法。
  9. 【請求項9】 前記検索するステップにおいて予め定め
    た補正対象としない前記表示部品が前記補正対象表示部
    品として検索された場合、前記補正移動量を演算するス
    テップは、当該表示部品を前記補正対象表示部品から除
    外することを特徴とする、請求項7または8に記載の画
    面表示方法。
  10. 【請求項10】 前記指示するステップは、上または下
    方向への1行スクロールあるいは上または下方向への1
    頁スクロールの前記表示移動指示を行い、 前記決定するステップは、前記1行スクロールまたは1
    頁スクロールの指示に従って所定の前記基本移動量をそ
    れぞれ決定することを特徴とする、請求項7〜9のいず
    れかに記載の画面表示方法。
  11. 【請求項11】 前記検索するステップは、前記表示画
    面の上側(左上端と右上端とを結ぶ直線)を前記境界と
    することを特徴とする、請求項10に記載の画面表示方
    法。
  12. 【請求項12】 前記補正移動量を演算するステップ
    は、前記補正対象表示部品について、前記表示画面の内
    側および/または外側の高さを所定の補正対象値と比較
    し、当該補正対象値以下である高さを前記補正移動量と
    することを特徴とする、請求項11に記載の画面表示方
    法。
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