JP3505498B2 - 流動材料の幕状垂れ流し装置 - Google Patents

流動材料の幕状垂れ流し装置

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JP3505498B2
JP3505498B2 JP2000297885A JP2000297885A JP3505498B2 JP 3505498 B2 JP3505498 B2 JP 3505498B2 JP 2000297885 A JP2000297885 A JP 2000297885A JP 2000297885 A JP2000297885 A JP 2000297885A JP 3505498 B2 JP3505498 B2 JP 3505498B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フローカーテンコ
ータ・システムのカーテンヘッド等に適用可能の流動材
料の幕状垂れ流し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、印刷配線基板(プリント配線
板)の表裏面にはソルダレジストインクを塗布して乾燥
し、写真現像法によりソルダレジストの所要パターンが
形成される。ソルダレジストは、半田不要部分の半田付
着の防止,導体パターンの保護,電気絶縁性の維持など
の目的で被覆形成されるものである。この印刷配線基板
のソルダレジストインクの成膜方法としては、搬送され
る基板の表面に粘性流体(塗料)のソルダレジストイン
クを幕状(カーテン状)に垂れ流して塗布するカーテン
フローコータ法が採用されている。
【0003】 従来、このカーテンフローコータ法を実
現するシステムは、図10に示すように、貯留インク槽
1の底面側から排出された下澄みのソルダレジストイン
ク液Aをフィルタ装置3を介して給液配管2aに圧送す
る給液ポンプ2と、給液配管2aから給液された加圧状
態のソルダレジストインクを液幕4aとして真下に垂れ
流すカーテンヘッド4と、液幕4a下に搬送されて塗布
される基板6と、基板6の面外に流れ落ちたソルダレジ
ストインクを受けて下流側へ導くインク受樋5と、イン
ク受樋5の出口5aから流下するソルダレジストインク
を貯留して気泡Bとインク液Aとに分離する貯留インク
槽1とを有している。
【0004】このカーテンヘッド4の内部構造は、幕幅
の片側端の流入口4dで給液配管2aに連通する先細状
の流動案内路4bとその底端に開口した水平オリフィス
の流下スリット4cとを有しており、流入した加圧状態
のソルダレジストインクは流動案内路4bから流下スリ
ット4cへ押し込まれて流下スリット4cから真下へ幕
状に押し出される。カーテンヘッド4では全幕幅に亘っ
て液幕4aの膜厚を均一にして垂れ流すことが重要であ
る。
【0005】しかし、給液配管2aの流入口4dが片側
端に位置しているため、流下スリット4cのうち給液配
管2aの流入口に近い部分と遠い部分とでは流動圧に偏
りが生じ、必然的に、液幕4aの膜厚が幅方向に不均一
になる。従来、この膜厚の不均一を是正するためには、
給液ポンプ2の送液圧力を上げて、流動案内路4bのイ
ンクを加圧状態に設定し、流下スリット4cからインク
を絞り出すようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のカーテ
ンヘッド4にあっては、次のような問題点があった。
【0007】流動案内路4bのインクを加圧状態に設
定しても、流下スリット4cの流入口4dに近い方と遠
い方とでは相対的に多少とも圧力差が生じるため、実
際、塗布膜厚の不均一は抜本的には解消されていない。
流下スリット4cの左右両端のスリット幅を厳格に等し
く管理しても、流路の流体抵抗の違いや機器の個体バラ
ツキにより膜厚不均一の解消は難しい。
【0008】 一般に、必要以上に塗布膜の膜厚が厚
いと、基板の縁ではインクの裏回り(垂れ)が生じ易
く、またスルーホールでは孔塞ぎが生じ易い。更に、塗
布膜の表面部分と層内部分とでは乾燥加減が不均一とな
り易く、気泡混入やクラックの発生を招き易い。ところ
が、上記のカーテンヘッド4においては、加圧状態でイ
ンクが流下スリット4cから押し出されるので、液幕4
a自身が流下スリット4cで流下初速度を持っている。
このため、基板6の搬送方向の単位長さ当たりの液幕4
aの流下長さが長くなり、それ故、基板6上での塗布膜
の膜厚は厚くなる。基板6の搬送速度を高めても、ソル
ダレジストインクの塗布膜の最小膜厚は50〜60μm
が限界であり、これ以下の薄膜化は原理的に不可能であ
った。
【0009】 給液ポンプ2から高圧のインクを給液
しなければならず、またインクは給液ポンプ2に還流す
るようになっているので、特に、給液ポンプ2の高圧吐
き出し部で流動摩擦損を生じ、インク温度が次第に上昇
して粘性係数が変化する。また、インク温度が室温と乖
離することになるため、稼働時においても基板上の塗布
膜の膜厚・膜質が経時変化し、品質管理を難しくさせて
いる。
【0010】 インクが加圧状態で圧送されてインク
温度が次第に上昇すると、相乗的に気泡発生を旺盛化し
ている。初速度を持って流下する液幕4aは基板6上や
インク受樋5上に激突するため、巻き込み気泡を生じ易
い。また、給液ポンプ2での攪拌等でも気泡を生じ易
い。更に、カーテンヘッド4の流入口4dの流路急拡部
や流下スリット口の開放側ではインク圧が急減圧になる
ため、インク中でも過飽和気泡が発生し易い。貯留イン
ク槽1で気泡を完全に除去しても、基板6上の塗装膜中
にボイドの混じる頻度が高く、成膜品質,歩留まりを低
下させていた。
【0011】そこで、上記各問題点に鑑み、本発明の課
題は、略自然流下で液幕を垂れ流しても、液幕の幕厚が
均一となり、塗布膜の膜厚の均一化などの膜質の向上を
実現できる流動材料の幕状垂れ流し装置を提供すること
にある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、流動材料を流動案内路を介して流下スリ
ットから幕状に垂れ流す流動材料の幕状垂れ流し装置に
おいて、流動案内路は注入路からの流動材料が注ぎ込ま
れる落下流路を有し、落下流路は注ぎ込まれた流動材料
を受け止めてスリット方向に拡げると共に流動材料の流
量を絞る部材を有して成り、この部材は流路壁から流路
内へ突出した庇状部材であって、この庇状部材は相対す
る流路壁から流路内へ交互に突出した2以上の庇状部材
であることを特徴とする。庇状部材は、注ぎ込む流動材
料を受け止めて、庇状部材の先端とこれが臨む流路壁と
の隙間を介して狭窄的にスリット側へ通すものであるた
め、注ぎ込まれた流動材料を受け止めてスリット方向へ
拡げる緩衝拡散作用と、流量を絞るゲート(弁)作用を
果たす。このため、スリット方向の圧力が平等化し、幕
厚が幅方向に均一化する。庇状部材は相対する流路壁か
ら流路内へ交互に突出した2以上の庇状部材であるた
め、流動材料は上位から下位の庇状部材の隙間を通過す
るにつれ、段々にスリット方向の圧力が平等化し、幕厚
が幅方向に均一化する。なお、庇状部材は先薄状に形成
されていることが望ましい。
【0013】
【0014】
【0015】そして、本発明では、流下スリットの隙間
の広狭変位に連動して、庇状部材の先端とこれに臨む流
路壁との隙間が広狭変位する隙間連動調節機構を有する
ことが好ましい。流下スリットの隙間の広狭により幕厚
調節ができるが、幕厚が薄くなればなるほど、幕厚の幅
方向の不均一が顕在化する。しかし、本発明では、隙間
連動調節機構を設けることにより、流下スリットの隙間
の広狭に応じて庇状部材の隙間が連動して広狭するよう
になっているため、スリットの隙間を狭める程、庇状部
材の隙間も狭まり、庇状部材の緩衝拡散作用と絞り作用
が増し、スリットでのスリット方向の圧力差を低減で
き、幕厚均一化の作用を強めることができる。
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を添付図
面に基づいて説明する。
【0026】図1は本発明に係るフローカーテンコータ
・システムのカーテンヘッドの給液管を取り外した状態
を示す斜視図、図2はそのカーテンヘッドを一部破断し
て示す右側面図、図3は同カーテンヘッドの要部を一部
破断して示す斜視図、図4は同カーテンヘッドの給液管
の配置を示す概略図、図5(A)は同カーテンヘッドの
概略右側面図で、図5(B)は図5(A)中のb−b′
線に沿って切断した状態におけるソルダレジストインキ
の流れを示す概略図、図6は同カーテンヘッドにおける
可動ブロックの揺動状態を示す側面図、図図7は同カー
テンヘッドにおける可動ブロックの締め付け状態を示す
側面図、図8は同カーテンヘッドにおけるソルダレジス
トインキの流れを側面から見た状態を示す断面図であ
る。
【0027】本例のカーテンヘッド100は、左右両側
の門構えの支柱12,12に沿って昇降可能なカーテン
ヘッド本体10を主として含み、カーテンヘッド本体1
0は左右両側の取付固定板11,11と、これらに挟ま
れて固定された金属製の固定ブロック13と、金属製の
取付固定板11,11の上部隅部の揺動支点軸14a,
14aを中心にして揺動可能な金属製の可動ブロック1
4を有している。支柱12,12の頂部には梁板15が
横架して固定されており、取付固定板11,11の上部
取付片11aと下部取付片11bがリニアベアリング
(ボールブッシュ)12a,12bを介して昇降可能に
支柱12,12に支持されている。
【0028】固定ブロック13の頂面には梁板15に螺
合貫通するヘッド昇降調節用ネジ棒16が垂設されてお
り、ネジ棒16の先端には調節ツマミ16aが突設され
ている。可動ブロック14は取付固定板11,11に対
し蝶番14b,14bを介して取り付けられており、図
6に示す如く、固定ブロック13から引き離し反転させ
てヘッド内を見開くことができ、保守・点検に役立つ。
取付固定板11,11の頂面には開き止め安全棒17,
17が挿抜可能に起立されており、可動ブロック14の
反転の際には、開き止め安全棒17,17を引き抜いた
後、可動ブロック14を反転させ、開き止め安全棒1
7,17を挿し込んで戻すことにより、可動ブロック1
4の不如意な戻り回転を開き止め安全棒17,17が阻
止する。
【0029】可動ブロック14の下部両側には外方向に
飛び出た握り把手18aを具備する把手プレート18が
固定されている。把手プレート18は外向きに開いた切
欠き部18bを備えている。取付固定板11の切欠き部
18bに臨む位置には垂直軸19aが植設されている。
この垂直軸19aを中心に水平面上で揺動可能のネジ棒
19bが切欠き部18bに嵌合離脱可能となっている。
ネジ棒19bに螺合した締め付けナットツマミ19cと
止めナット19dとで切欠き部18b周囲の把手プレー
ト18を挟み込んでいる。
【0030】両側の取付固定板11の下部にはスリット
隙間用ダイヤルゲージ20が設けられており、その探査
触針20aの先端は把手プレート18の裏面に当接して
いる。このダイヤルゲージ20は精度10μmで、10
〜100μmの測定範囲を持ち、締め付けナットツマミ
19cの締め付けにより把手プレート18が取付固定板
11に接近する程、スリット隙間が狭くなるので、探査
触針20aの最大押し込み位置(スリット隙間ゼロ)で
ダイヤルゲージの指針がゼロになるように設定されてい
る。スリット隙間は最大3mmまで拡大できるようになっ
ている。
【0031】カーテンヘッド本体10の固定ブロック1
3と可動ブロック14との上部挾間には断面コ字状でゴ
ム等の弾性材質のパッキン21が挟まれており、後述す
る流動案内路を液密に密閉している。また、このパッキ
ン21は締め付けナットツマミ19cの締め付けによる
可動ブロック14の押し付けを弾力的に抗する弾発部材
の作用を果たしている。そして、図6に示すように、固
定ブロック13の底面と可動ブロック14の底面には一
対の金属製のスリット板22,23が固定されている。
【0032】固定ブロック13,可動ブロック14,パ
ッキン21及び一対のスリット板22,23で画成され
る流動案内路は、図4に示す如く、給液ポンプ(図示せ
ず)に連通する給液本管31から3つのT形接手31a
とエルボ接手31bを介してそれぞれ水平方向に分岐し
た分岐給液管32A,32B,32C,32Dと、分岐
給液管32A,32B,32C,32Dにそれぞれ設け
られた流量調節弁(流量調節ボールバルブ)32a,3
2b,32c,32dと、固定ブロック13の水平方向
に穿孔され、分岐給液管32A〜32Dに連通する注入
流路33A〜33Dと、固定ブロック13と可動ブロッ
ク14との間に画成されており、注入流路33A〜33
Dからのインクがスリット方向の隔離分散した各注入口
33a〜33dにて注ぎ込まれる垂直落下流路34と、
垂直落下流路34の下部のスリット板22,23に流下
スリット35aが開口した先細状(下方漸縮状)のスリ
ット導入溝35とを有している。
【0033】落下流路34は注入口33a〜33dの下
流側で相対する流路壁22a,23aから流路内へ交互
に突出した第1のブレード(庇状部材)36A,第2の
ブレード36Bを備えている。このブレード36A,3
6Bの先端は上面側を面取りしてあり、先薄状に形成さ
れている。注入口33a〜33d側に最も近い第1のブ
レード36Aは注入口33a〜33d側の流路壁22a
から突出している。また、スリット板22,23の裏面
でスリット35aの周辺はV溝(窪み部)22c,23
cを持つくちばし(バーズピーク)状口縁22b,23
bが形成されている。揺動支点軸14aの中心と固定ブ
ロック13側のスリット板22のくちばし状口縁22b
とを結ぶ線L(図6、図7中に一点鎖線で示す)上に
は、第1のブレード36Aの先端が位置しており、可動
ブロック14で落下流路34を塞いだ状態では第2の第
2のブレード36Bがそれらの中間に位置するようにな
っている。締め付けナットツマミ19cの締め付けによ
り可動ブロック14をパッキン21の弾性力に抗して固
定ブロック13寄りに押し付けて、スリッット35aの
隙間を狭めると、それに略比例して第2のブレード36
Bの隙間と第1のブレード36Aの隙間が狭まるように
なっている。従って、可動固定ブロック13や締め付け
ナットツマミ19cは隙間連動調節機構を構成してい
る。
【0034】固定ブロック13と可動ブロック14で挟
まれた空間でパッキン21の真下には落下流路34の注
入口33a〜33dより上方へ連通する浮遊流路37が
画成されており、この浮遊流路37に臨む溢流口(オー
バーフロー)37aが取付固定板11,11に形成され
ている。取付固定板11,11に開口した溢流口(オー
バーフロー)37aは図1及び図5に示す如く上方に空
気口38aが開いた溢流配管38に接続しており、溢流
配管38の下端はスリット35aの真下で液幕Kを受け
る液幕受樋39に対し溢流液を戻す溢流排出口38bと
なっている。液幕受樋39は片端部の下部においてイン
クを還流させるための片端部の下部には出口39aを有
している。なお、液幕Kの両側端の余剰部分を液幕受樋
39に垂れ流す幕幅限定樋40,40が取付固定板1
1,11の下部に設けられている。
【0035】給液本管31から分岐した分岐給液管32
A〜32Dは固定ブロック13の注入流路33A〜33
Dに対し常圧に近いインクAを移送するため、それらの
注入口33a〜33dから略自然流下のための垂直落下
流路34内に注ぎ込む。注入口33a〜33dから注が
れるインクAは圧力が弱いため勢いがなく、スリット方
向への横拡がり(末広がり)は弱く、スリット溝35で
は注入口33a〜33dの真下部分で流体圧が極大にな
り、スリット方向の幕厚が不均一となり易い。
【0036】しかし、本例では、複数の注入口33a〜
33dが分散して配置されているので、スリット溝35
のうち隣接の注入口間では両注入口から横拡がりのイン
クAが相重なり、注入口33a〜33dの真下部分とそ
の中間部分との圧力が均等化し、スリット方向の幕厚が
均一になり易い。特に、各注入口33a〜33dからの
注ぎ量を流量調節弁32a〜32dで按配調節できるか
ら、スリット35aから垂れ流れる幕液Kの幕厚をスリ
ット方向で容易に均一化できる。
【0037】本例において、自然流下のための垂直落下
流路34は、第1及び第2のブレード36A,36Bを
備えている。このようなブレード部材36A,36B
は、注入口33a〜33dから注ぎ込むインクAを受け
止めて、その隙間を介して狭窄的にスリット溝35側へ
通すものであるため、注ぎ込まれたインクを受け止めて
勢力を弱めスリット方向へ拡げる緩衝拡散作用と、流量
を絞るゲート(弁)作用を果たす。このため、注ぎ込む
インクは第1と第2のブレード36A,36Bの隙間を
通過するにつれ、段々にスリット方向の圧力が平等化す
るため、幕厚が幅方向に均一化する。
【0038】注入口33a〜33dから注ぎ込んだイン
クAは注入口側の流路壁22aを伝って勢い良く流下し
易いが、注入口側の流路壁22aから第1のブレード3
6Aが突出しているため、これが緩衝拡散作用を発揮す
るので、幕厚の均一化に寄与する。
【0039】なお、本発明者は、ブレードの最適枚数を
調べた。1枚では不十分で、3枚以上では2枚のときよ
りも悪いか、又は略同等であった。
【0040】各注入流路33A〜33Dの流量に時間変
動が生じても、余剰流量は注入口33a〜33dから上
方の浮遊流路37を介して溢流口37aへ溢れ出てしま
い、垂直落下流路34には強引に押し込まれないから、
スリット溝35での圧力変動を抑制できる。
【0041】ここで、溢流口37aは図5に示す如く、
流下スリット35aの両側端位置に対応した取付固定板
11,11に形成されている。一方側の溢流口37aか
ら溢れ出る流量と他方側の溢流口37aから溢れ出る流
量とが等しくなるように、4つの流量調節弁32a〜3
2dを調節すると、液幕の幕厚をスリット方向で均一化
できる。例えば、図5の右側の溢流口37aから溢れ出
る流量が左側の溢流口37aから溢れ出る流量よりも多
い場合、スリット溝35の左側の方にインク流下量が多
いことになるため、スリット35aの右側の方が左側に
比べて幕厚が薄くなるので、右側寄りの流量調節弁32
a,32bを緩めるか、左側の流量調節弁32c,32
dを締めることにより、溢流量を相等しく、幕厚均一化
の調整を行う。換言すると、溢流口37aが両側端に設
けられているので、幕厚均一化調整が可能となってい
る。
【0042】また、注入流路33A〜33Dへ緩やかに
移送されたインクA中の気泡Bは、図8に示すように、
注入口33a〜33dから上方の浮遊流路37に振り分
けられて浮上し、溢流と共に溢流口37aへ積極的に排
出されるため、積極的な芥・泡取り機能が発揮される。
特に、スリット溝35の直前で芥・泡取り機能が発揮さ
れる利点は大きい。成膜品質の向上に有意義である。
【0043】液幕Kの幕厚を薄くする場合、締め付けナ
ットツマミ19cの締め付けて可動ブロック14をパッ
キン21の弾性力に抗して固定ブロック13寄りに押し
付け、スリッット35aの隙間を狭める。この際、隙間
連動調節機構により、同時に第2のブレード36Bの隙
間と第1のブレード36Aの隙間が狭まるようになって
いるため、ブレード36A,36緩衝拡散作用と絞り作
用が増し、スリット溝35でのスリット方向の圧力差を
低減でき、幕厚均一化の作用を強めることができる。
【0044】本例のスリット板22,23は金属製ブッ
ロックで構成され、スリット35aの口縁は、図9
(D)に示す如く、独特の形状を呈している。前述した
ように、スリット板22(23)の裏面でスリット35
aの周辺はV溝(窪み部)22c(23c)を持つ嘴
(くちばし)状口縁22b(23b)が形成されている
が、このくちばし状口縁22b(23b)は、下方漸縮
状のスリット導入溝35側とスリット板22(23)の
裏面との間で垂直直線絞り部分Yと丸み部分(アール部
分)Rとで連絡しており、丸み部分RとV溝(窪み部)
22c(23c)との間には水平直線部分Xが介在して
いる。本例では、垂直直線絞り部分Yの長さは0.5mm 、
丸み部分Rの曲率半径は0.2mm 、水平直線部分Xの長さ
は2.0mm としてある。また、V溝22c(23c)の深
さは3mmである。
【0045】通常は、図9(A)に示す如く、下方漸縮
状のスリット溝35でスリット口縁が鋭角のナイフエッ
ジ(楔形)であるスリット構造が採用される。ソルダレ
ジストインクの様な混合流動材料では、インク流路に急
拡部や急縮部の様な段差が存在すると、混合成分間の粘
性や比重の相違により流動性にズレが生じ易く、液幕面
にスジや波状文が出来たり、幕厚のバラツキが目立つも
のであるが、図9(A)では下方漸縮状のスリット溝3
5であるため、それらが緩和される。しかし、スリット
口縁がナイフエッジであるため、液幕の厚みを限定する
最小絞り部分はナイフエッジの稜線に過ぎず、スリット
口縁での液幕Kに対する摩擦力がゼロに近い極小値にな
っている。それ故、スリット口縁での液切れ性は良好で
あるものの、インク圧の変動,揺らぎや液幕Kのスリッ
ト隙間方向の僅かな幕揺れに対して摩擦力の変化が大き
く、依然として、液幕面のスジや液幕の厚みバラツキを
引き起こす。
【0046】そこで、本発明者は、図9(B)に示す如
く、スリット口縁に垂直直線絞り部分Yを具備するスリ
ット構造を試作し、垂れ流し特性を精査した。垂直直線
絞り部分Yの面積の分、液幕Kとスリット口縁との間に
大きな摩擦力(剪断応力)が発生しているため、インク
圧の揺らぎ等や液幕Kのスリット隙間方向の僅かな幕揺
れに対しても、その摩擦力の変動比率は相対的に僅少に
なるので、液幕面のスジや液幕Kの厚みバラツキが減少
した。只、この垂直直線絞り部分Yが長すぎると、スリ
ット口縁での摩擦力(抵抗力)が大きくなり過ぎ、液切
れ性が悪化し、スリット隙間が狭くなる程、液幕Kが出
難くなり、液幕Kに周期的な波状文が発生し始めると共
に、液幕自身が幕揺れする。また、インクが自然流下で
押出圧が殆ど無いため、垂直直線絞り部分Yとスリット
板裏面とが直角であると、粘性流体のインクの滲み出し
がスリット外面の口縁に付着溜まりを形成し易い。散水
器のノズル尖端のように、スリット外面をナイフエッジ
状の勾配面とすると、スリット隙間を通過する粘性の大
きなインクでは、むしろ付着溜まりが拡大し、液切れ性
が悪くなることが判明した。
【0047】本発明者は、更に、図9(C)に示す如
く、スリット口縁に垂直直線絞り部分Yと丸み部分Rを
具備するスリット構造を試作し、垂れ流し特性を調べ
た。丸み部分Rを付けることにより、スリット口縁での
液幕Kの根元の付着溜まりが小規模に限定でき、液切れ
性が改善される。それ故、液幕面の波状文が減少する。
只、この丸み部分Rの曲率半径を長くし過ぎると、丸み
部分Rを付けることはスリット口縁をラッパ状に開くこ
とに等しいため、その曲面に沿ってインクが伝わる傾向
となる。それ故、その曲率半径には限度がある。しか
し、この丸み曲面に沿うインクの伝わり易さは多少残る
ものであるため、スリット隙間方向の幕揺れが生じる
と、液幕Kの根元も偏るので、どうしてもスリット口縁
からその近傍のスリット板裏面に亘り液滴が付着し易
い。そこで、幕揺れを抑制する必要がある。
【0048】スリット口縁から垂れ流れる液幕Kによっ
てそれに接する空気は層流の下降気流層流となってい
る。しかし、スリット口縁付近ではスリット板の上方に
空気がないため、負圧となる。そのため、そこにスリッ
ト板裏面に沿って平行流の気流が流れ込むので、水平と
垂直の交叉部(気流変向部)で渦流が生じる。液幕Kの
根元がスリット板22,23側の左右の一対の空気渦流
に挟まれているため、その不均衡により液幕Kの幕揺れ
が生じると推測できる。
【0049】このため、本発明者は、本例では図9
(D)に示すスリット構造を採用した。即ち、スリット
板22(23)の裏面に丸み部分Rから水平直線部Xを
残して交叉角90°のV溝22c(23c)を形成した
ものであり、破線で囲む部分は鏡面仕上げとしてある。
V溝22c(23c)が存在すると、液幕Kのスリット
隙間方向の幕揺れが抑制でき、液滴の付着が低減する。
破線矢印で示すように、○印付近に供給される空気流が
液幕垂れ流し方向の成分を持つようになるため、○印付
近で渦流は発生しないためと推測できる。水平直線部X
を長くすると、実質的に図9(C)の構造と同様にな
る。水平直線部Xを1mm程度に短くすると、逆に、液幕
KがV溝22c(23c)側に回り込むようになる。こ
れは前述したように、実質的に、スリット外面をナイフ
エッジ状の勾配面としたものに相当している。そして、
破線で囲む部分を鏡面仕上げとする意義は、粗さを無く
して摩擦係数を均一化し、またインクの滲み拡がりを防
止するためであり、液切れ性や液滴の付着の低減に効果
がある。
【0050】このような自然流下で液幕Kを垂れ流すこ
とができるため、塗布膜の均一化と薄膜化を実現でき
る。本例では塗布膜の膜厚を10μmまで薄膜化でき
た。多層塗りによる膜質の向上も実現できる。また、流
動材料の摩擦損失が低減するので、流動材料の循環方式
においても液温の上昇を抑制できる。稼働時の経時的な
膜厚・膜質の変動を抑制できる。更に、流動材料が加圧
状態でなく、しかも液温の上昇が抑制できることは、流
動材料中の気泡の発生を抑制できるため、成膜品質,歩
留まりの向上を図ることができる。
【0051】なお、更なる液温管理のためには、給液配
管の途中や予備貯留槽に冷却装置を設けても良い。
【0052】本例装置は、ソルダレジストインクに限ら
ず、粘性の強い接着剤の塗布に用いることができる。接
着剤の塗布膜は厚膜で良いため、空気口38aを塞ぎ、
接着剤液を加圧状態で給液本管31に圧送すれば、従来
方式で成膜できる。また、粘性流体に限らず、洗浄処理
等では弱粘性流体の幕状垂れ流しに用いることができ、
流動材料であれば如何なるものでも良い。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は次の効果
を奏する。
【0054】(1) 落下流路は注ぎ込まれた流動材料
を受け止めてスリット方向に拡げると共に流動材料の流
量を絞る部材を有しているため、略自然流下でもスリッ
ト方向の圧力が平等化し、幕厚が幅方向に均一化するの
で、塗布膜の膜厚の均一化を実現でき、膜質の向上を図
ることができる。このような機能を持つ部材として流路
壁から流路内へ突出した庇状部材とすることができる
が、庇状部材としては相対する流路壁から流路内へ交互
に突出した2以上の庇状部材とすることが望ましい。流
動材料は上位から下位の庇状部材の隙間を通過するにつ
れ、段々にスリット方向の圧力が平等化し、幕厚が幅方
向に均一化する。なお、庇状部材は先薄状に形成されて
いることが望ましい。
【0055】(2) そして、本発明では、流下スリッ
トの隙間の広狭変位に連動して、庇状部材の先端とこれ
に臨む流路壁との隙間が広狭変位する隙間連動調節機構
を有する構成を採用できる。スリットの隙間を狭める
程、庇状部材の隙間も連動して狭まり、庇状部材の緩衝
拡散作用と絞り作用が増し、スリットでの幅方向の圧力
差を低減できるから、幕厚均一化の作用を強めることが
でき、膜質の向上を実現できる。
【0056】
【0057】
【0058】
【0059】
【0060】
【0061】
【0062】
【0063】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフローカーテンコータ・システム
のカーテンヘッドの給液管を取り外した状態を示す斜視
図である。
【図2】同カーテンヘッドを一部破断して示す右側面図
である。
【図3】同カーテンヘッドの要部を一部破断して示す斜
視図である。
【図4】同カーテンヘッドの給液管の配置を示す概略図
である。
【図5】(A)は同カーテンヘッドの概略右側面図で、
(B)は(A)中のb−b′線に沿って切断した状態に
おけるソルダレジストインキの流れを示す概略図であ
る。
【図6】同カーテンヘッドにおける可動ブロックの揺動
状態を示す側面図である。
【図7】同カーテンヘッドにおける可動ブロックの締め
付け状態を示す側面図である。
【図8】同カーテンヘッドにおけるソルダレジストイン
キの流れを側面から見た状態を示す断面図である。
【図9】(A)はスリット構造の一例を示す縦断面図、
(B)はスリット構造の別の例を示す縦断面図、(C)
はスリット構造の更に別の例を示す縦断面図、(D)は
同カーテンヘッドに採用したスリット構造を示す縦断面
図である。
【図10】従来のカーテンフローコータ・システムを示
す概略図である。
【符号の説明】
100…カーテンヘッド 6…基板 10…カーテンヘッド本体 11…取付固定板 11a…上部取付片 11b…下部取付片 12…支柱 12a,12b…リニアベアリング(ボールブッシュ) 13…固定ブロック 14…可動ブロック 14a…揺動支点軸 15…梁板 16…ヘッド昇降調節用ネジ棒 16a…調節ツマミ 17…開き止め安全棒 18…把手プレート 18a…握り把手 18b…切欠き部 19a…垂直軸 19b…ネジ棒 19c…締め付けナットツマミ 19d…止めナット 20…スリット隙間用ダイヤルゲージ 20a…探査触針 21…パッキン 22,23…スリット板 22a,23b…流路壁 22a,23b…くちばし(バーズピーク)状口縁 22c,23c…V溝(窪み部) 31…給液本管 31a…T形接手 31b…エルボ接手 32A,32B,32C,32D…分岐給液管 32a,32b,32c,32d…流量調節弁 33A,32B,32C,33D…注入流路 33a,32b,32c,33d…注入口 35…スリット導入溝 35a…流下スリット 36A…第1のブレード 36B…第2のブレード 37…浮遊流路 37a…溢流口(オーバーフロー) 38…溢流配管 38a…空気口38a 38b…溢流排出口 39…液幕受樋 39a…出口 40…幕幅限定樋 A…インク液 B…気泡 K…液幕 X…水平直線部分 Y…垂直直線絞り部分 R…丸み部分。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流動材料を流動案内路を介して流下スリ
    ットから幕状に垂れ流す流動材料の幕状垂れ流し装置に
    おいて、前記流動案内路は注入路からの流動材料が注ぎ
    込まれる落下流路を有し、前記落下流路は注ぎ込まれた
    流動材料を受け止めてスリット方向に拡げると共に流動
    材料の流量を絞る部材を有して成り、前記部材は流路壁
    から流路内へ突出した庇状部材であって、前記庇状部材
    は相対する流路壁から流路内へ交互に突出した2以上の
    庇状部材であることを特徴とする流動材料の幕状垂れ流
    し装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記流下スリットの
    隙間の広狭変位に連動して前記庇状部材の先端とこれに
    臨む前記流路壁との隙間が広狭変位する隙間連動調節機
    構を有することを特徴とする流動材料の幕状垂れ流し装
    置。
  3. 【請求項3】 流動材料を流動案内路を介して流下スリ
    ットから幕状に垂れ流す流動材料の幕状垂れ流し装置に
    おいて、前記流動案内路は注入路からの流動材料が注ぎ
    込まれる落下流路を有し、前記落下流路は注ぎ込まれた
    流動材料を受け止めてスリット方向に拡げると共に流動
    材料の流量を絞る部材を有して成り、前記部材は流路壁
    から流路内へ突出した庇状部材であって、前記流下スリ
    ットの隙間の広狭変位に連動して前記庇状部材の先端と
    これに臨む前記流路壁との隙間が広狭変位する隙間連動
    調節機構を有することを特徴とする流動材料の幕状垂れ
    流し装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に
    おいて、前記庇状部材は先薄状に形成されていることを
    特徴とする流動材料の幕状垂れ流し装置。
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