JP3504467B2 - マルチウィンドウ表示装置 - Google Patents

マルチウィンドウ表示装置

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JP3504467B2
JP3504467B2 JP21784897A JP21784897A JP3504467B2 JP 3504467 B2 JP3504467 B2 JP 3504467B2 JP 21784897 A JP21784897 A JP 21784897A JP 21784897 A JP21784897 A JP 21784897A JP 3504467 B2 JP3504467 B2 JP 3504467B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報機器の画面に
複数のウィンドウを表示するマルチウィンドウ表示装置
に関し、特に、仮想的な3次元空間にウィンドウが置か
れたように表示する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータなどの情報端末では、マン
マシンインタフェースの操作性の向上のためにマルチウ
ィンドウ表示装置が用いられる。限られた面積の画面に
できるだけ多くのウィンドウを効率よく表示する従来の
マルチウィンドウ表示装置として、特開平6−2228
99に記載されたマルチウィンドウ表示方式がある。
【0003】図30は、上記従来技術による画面表示を
示す図である。この従来技術は、仮想的な3次元空間に
ウィンドウを配置し、画面の奥に置かれたウィンドウを
縮小して表示することで、ウィンドウの収納効率を高
め、心理的に画面を広く感じさせるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では、画面の奥に置かれたウィンドウは、ウィン
ドウ全体が縮小して表示されるために、ウィンドウの表
示内容全てが判別できないという問題点がある。そこで
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであり、仮
想的な3次元空間にウィンドウが置かれたように表示す
る装置であって、ウィンドウの収納効率を高め、心理的
に画面を広く感じさせると共に、表示内容の全てが判別
できないという不具合が生じにくいマルチウィンドウ表
示装置を提供することを目的とする。
【0005】 上記目的を達成するために本発明は、画
面に複数のウィンドウを表示するマルチウィンドウ表示
装置であって、前記ウィンドウの表示内容を表すウィン
ドウデータを保持するウィンドウデータ保持手段と、
作者からの指示を獲得する入力手段と、前記ウィンドウ
データ保持手段に保持されたウィンドウデータに基づい
て前記ウィンドウの表示内容のうち一定条件を満たす箇
所を重要な箇所として検出するウィンドウ分析手段と、
前記ウィンドウの少なくとも一つについて3次元空間内
における前記画面と平行しない仮想的な配置位置を決定
し、前記入力手段が獲得した指示に従って前記配置位置
を決定し、前記ウィンドウの外形を特定する各頂点の3
次元空間における座標を前記配置位置として決定し、前
記分析手段により検出された箇所が手前に表示されるよ
う前記ウィンドウの配置位置を決定する配置位置決定手
段と、決定された前記配置位置に基づいて前記ウィンド
ウを前記画面に透視投影するよう前記ウィンドウデータ
を変換する透視投影手段と、変換されたウィンドウデー
タを前記画面に表示する表示手段とを備えることを特徴
とする。
【0006】これによって、少なくとも一つのウィンド
ウは3次元空間において奥行き方向に傾けて配置され、
画面に透視投影されて表示されるので、そのウィンドウ
が3次元空間の奥に配置された場合であっても、ウィン
ドウ全体のサイズが均等に縮小されるために表示内容の
全てが判別できないという従来技術の不具合が回避され
ると共に、画面の表示面積は有効活用され、かつ、心理
的に画面を広く感じさせることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて詳細に説明する。 [実施の形態1]まず、実施の形態1に係るマルチウィ
ンドウ表示装置について説明する。
【0008】本装置は、3次元空間においてウィンドウ
を奥行き方向に傾けて表示することを特徴とする。な
お、ウィンドウ自体の形状は、4つの頂点によって外形
が特定される四角形の平面とする。 (構成)図1は、実施形態1に係るマルチウィンドウ表
示装置の構成を示すブロック図である。
【0009】本装置は、プログラム実行部101、記憶
部102、入力部103、3次元位置計算部104、テ
クスチャマッピング部105、透視投影部106、フレ
ームメモリ部107及び画像表示部108から構成され
る。プログラム実行部101は、通常の(2次元)ウィ
ンドウを表示してユーザと対話するアプリケーションプ
ログラムを起動し実行するCPU等であり、具体的に
は、各ウィンドウに関する情報、即ち、ウィンドウの表
示対象(オブジェクト)を表すコードデータ(文書、文
字、図形等)やオブジェクトをビットイメージで表現し
たイメージデータを記憶部102に格納したり、そのウ
ィンドウに関して他の構成要素102〜108と情報交
換する。
【0010】なお、イメージデータは、各オブジェクト
が置かれるウィンドウ全体のサイズやウィンドウ自体の
3次元空間内での配置位置には依存しない画像データで
あり、予め定められた固定的なサイズで表現されたデー
タである。記憶部102は、各アプリケーションプログ
ラムのウィンドウ毎に対応づけて上記コードデータやイ
メージデータを記憶するメモリである。なお、この記憶
部102に格納されたウィンドウは、必ずしも全てが画
像表示部108に表示されるとは限らないが、画像表示
部108に表示されるウィンドウは、必ずこの画像表示
部108に記憶されたものに限られる。
【0011】入力部103は、マウス等のポインティン
グデバイスであり、ユーザからの指示を獲得する。3次
元位置計算部104は、プログラム実行部101又は入
力部103からの通知に従って、記憶部102に格納さ
れた一つのウィンドウについての上記3次元空間におけ
る配置位置(各ウィンドウの4つの頂点の座標)を算出
し記憶する。具体的には、プログラム実行部101から
初期位置として4つの頂点座標の通知を受けた場合には
そのまま記憶し、一方、既に配置されたウィンドウの3
次元空間における移動変位(移動の種類と移動量)の通
知を受けた場合には、アフィン変換によって新たな頂点
座標を算出する。
【0012】なお、3次元位置計算部104は、ウィン
ドウの配置位置についてプログラム実行部101や入力
部103から明示的な指定を受けなかった場合には、デ
フォルトの配置位置、例えば、ウィンドウの左辺を回転
軸とし右辺を画面の奥行き方向に45度だけ傾けた配置
位置を生成し記憶する。テクスチャマッピング部105
は、 3次元位置計算部104により新たな配置位置が
算出された場合に、そのウィンドウのイメージデータを
記憶部102から読み出し、その配置位置に応じたウィ
ンドウサイズに拡大又は縮小すると同時にプログラム実
行部101からの指示に基づくテクスチャマッピングを
行い、得られたテクスチャデータを透視投影部106に
送る。なお、このテクスチャデータは、ウィンドウの3
次元空間での配置位置のみに依存して決定されるデータ
であり、そのウィンドウを眺める視点位置には依存しな
いデータである。
【0013】透視投影部106は、透視投影部106か
ら送られたテクスチャデータに対して透視投影を施し、
得られた透視データをフレームメモリ部107に格納す
る。ここで、「透視投影」とは、上記3次元空間に置か
れた物体(ウィンドウ)を画像表示部108のディスプ
レイ面の手前に置かれた視点を投影中心とし、その2次
元ディスプレイ面を投影面として透視図を生成する操作
をいう。なお、本明細書での「手前」や「奥(行き)」
とは、ディスプレイ面の前面に位置するユーザの視点か
らの距離に基づく表現である。
【0014】図2(a)及び図2(b)は、透視投影部
106による透視投影の概念を説明するための図であ
る。図2(a)は、投影中心、投影面及び対象物(ウィ
ンドウ)の位置関係を示す図である。透視投影部106
は、3次元空間に仮想的に置かれたウィンドウとユーザ
の視点の間に画像表示部108のディスプレイ画面を置
き、視点に収束する光をウィンドウに当てることによっ
てディスプレイ画面に写し出される像を透視投影された
ウィンドウとして生成する。
【0015】図2(b)は、対象物が立体物の場合にお
ける透視図を示す。この場合、立体物の後方に平行線が
無限遠の水平線上で交わったような点(消点)が生じ
る。透視投影部106は、一点透視ではなく、多点透視
による透視投影を行なうために、3次元空間内の予め定
められた位置に置かれた256個の消点の座標を記憶し
ている。
【0016】図3(a)〜図3(c)は、透視投影部1
06による透視投影の具体的な処理内容を説明するため
の図である。図3(a)は、3次元空間に仮想的に置か
れたウィンドウがディスプレイ画面と平行する場合にお
ける、ユーザの視点、ディスプレイ画面及びウィンドウ
の位置関係と透視投影されたウィンドウの形状を示す図
である。
【0017】この場合には、透視投影されたウィンドウ
は、矩形となる。図3(b)は、3次元空間に仮想的に
置かれたウィンドウがディスプレイ画面と平行しない場
合、即ち、ウィンドウがディスプレイ画面の奥行き方向
に傾けて置かれている場合における、ユーザの視点、デ
ィスプレイ画面及びウィンドウの位置関係と透視投影さ
れたウィンドウの形状を示す図である。
【0018】この場合には、透視投影されたウィンドウ
は、台形となる。図3(c)は、透視投影の具体的な計
算処理を説明する図である。ディスプレイ画面をxy平
面とし、その奥行き方向をz軸とし、z軸に平行な線分
A0B0を透視投影する場合が示されている。透視投影部1
06は、線分A0B0に対して、先ず、上記256個の消点
の中からプログラム実行部101又は入力部103によ
って特定された1個の消点Cに基づく透視変換によって
線分A1B1を算出し、次に、xy平面への平行投影による
投影変換によって最終的な線分A2B2を算出する。
【0019】フレームメモリ部107は、画像表示部1
08が備える画面に表示する1フレーム分のイメージデ
ータを記憶するビデオRAMである。画像表示部108
は、画像表示制御回路やCRT等を備え、フレームメモ
リ部107に置かれたイメージデータを読み出してCR
Tに表示する。 (動作)次に、以上のように構成された本実施形態のマ
ルチウィンドウ表示装置の動作を説明する。
【0020】図4は、本実施形態のマルチウィンドウ表
示装置の動作手順を示すフローチャートである。図5
は、その動作によって画像表示部108に表示されたウ
ィンドウを示す図である。まず、プログラム実行部10
1は、アプリケーションプログラムを起動・実行し、そ
のアプリケーションプログラムが生成したウィンドウの
コードデータとイメージデータを記憶部102に格納す
る(ステップS120、S121)。
【0021】次に、3次元位置計算部104は、プログ
ラム実行部101又は入力部103からの通知に従っ
て、記憶部102に格納された一つのウィンドウについ
ての上記3次元空間における配置位置(各ウィンドウの
4つの頂点の座標)を算出し記憶する(ステップS12
2)。このときの座標系は、図3(c)に示される通り
である。
【0022】続いて、テクスチャマッピング部105
は、 3次元位置計算部104により新たな配置位置が
算出された場合に、そのウィンドウのイメージデータを
記憶部102から読み出し、それを3次元位置計算部1
04が算出した4つの頂点によって定まるサイズのウィ
ンドウに収めて貼り付けるためのテクスチャマッピング
を行なうことで、1つのウィンドウを表すテクスチャデ
ータを生成する(ステップS123)。
【0023】そして、透視投影部106は、テクスチャ
マッピング部105が生成したテクスチャデータに対し
て、プログラム実行部101又は入力部103からの通
知に基づく消点を特定し、その消点を用いた透視投影を
施し、得られた透視データをフレームメモリ部107の
対応する位置に上書きする(ステップS124)。な
お、消点の指定に関してプログラム実行部101又は入
力部103から明示的な指定がない場合には、透視投影
部106は、x座標とy座標が各ウィンドウの中心と同
一であり、z座標がディスプレイ画面の横幅と等しい値
となる消点を用いて透視投影する。
【0024】最後に、画像表示部108は、フレームメ
モリ部107に書き込まれた透視データ(イメージデー
タ)を読み出してCRTに表示する(ステップS12
5)。ここで、プログラム実行部101又は入力部10
3から3次元位置計算部104に記憶部102に格納さ
れたウィンドウの配置位置を変更する旨の通知がなされ
た場合には、上記ステップS122〜S125での処理
を繰り返すことで、画像表示部108での表示内容が更
新される。
【0025】以上のように、本マルチウィンドウ表示装
置は3次元空間に仮想的に置かれたウィンドウの4つの
頂点の座標を特定しディスプレイ画面に透視投影するの
で、アプリケーションプログラムが生成したウィンドウ
は、3次元空間における配置位置がディスプレイ画面と
平行する場合は、従来技術と同様に、図5に示された矩
形のウィンドウ130、131として表示され、一方、
ウィンドウの配置位置がディスプレイ画面と平行しない
場合は、図5に示された台形のウィンドウ132〜13
4として表示される。
【0026】つまり、図5に示された画面左側の2つの
ウィンドウ130、131は、ユーザに対して正面を向
いている例であり、画面右側上のウィンドウ132は、
ウィンドウの上辺を回転軸として下辺をユーザに対して
奥行き方向に傾けた例であり、画面右側下の2つのウィ
ンドウ134、133は、ウィンドウの左辺を回転軸と
して右辺をユーザに対して奥行き方向に傾けた例であ
る。 (まとめ)このように、本装置によってウィンドウが傾
けて表示される結果、ユーザは、傾けられた奥行き部分
に表示された文字等に関しては多少、内容を認識しづら
くなるが、傾けられた手前の部分に関しては、内容を十
分把握することが可能である。これによって、ウィンド
ウを正面に向けて表示する場合に比べ、傾けられている
分だけ、奥行き部分の画面の表示領域は少なくて済むの
で、画面の表示領域は有効活用される。
【0027】特に、携帯用途で用いられるノート型コン
ピュータやPDA(Personal Digital Assistants)、電子手
帳などの携帯情報端末においては、画面の表示領域が限
られているので、表示されたオブジェクトに対して操作
する場合はウィンドウを正面に向けておき、操作しない
場合で複数のウィンドウを参照するときにはウィンドウ
を傾けて表示させることにより、画面を有効に活用する
ことが可能となる。また、デスクトップのコンピュータ
においても、インターネットのホームページのブラウジ
ングなどを行ったり、複数のアプリケーションプログラ
ムを起動している場合には有効な発明である。
【0028】なお、本実施形態では、ウィンドウ自体は
四角形の平面であったが、本発明は、この形状に限定さ
れるものではない。例えば、厚みを持つウィンドウや多
角形であってもよい。いずれの形状のウィンドウであっ
ても、その表示面を画面の奥行き方向に傾けて透視投影
させることは可能だからである。また、本実施形態で
は、四角形のウィンドウの1辺を軸にして回転させた
が、2辺を順に軸にして回転してもかまわない。
【0029】また、本実施形態では、ウィンドウの表示
内容全てについてテクスチャマッピングを行った後に透
視投影を施したが、この順序を逆転し、3次元空間に配
置されたウィンドウの4つの頂点からなるウィンドウフ
レームだけを予め透視投影により2次元ディスプレイ面
に投影し、投影されたウィンドウフレームに対して、記
憶部102に記憶されているウィンドウのイメージデー
タをアフィン変換などの線型変換を施しながら貼り付け
るようテクスチャマッピングしてもよい。テクスチャマ
ッピングと透視投影との順序を入れ替えて、テクスチャ
マッピングの際に2次元の線型変換を行うことにより、
テクスチャの厳密性は損なわれるが、処理面積が小さく
なる分だけ計算負荷が低減される。
【0030】また、本実施形態のマルチウィンドウ表示
装置は、プログラム実行部101とは別に3次元位置計
算部104とテクスチャマッピング部105と透視投影
部106とを備えたが、プログラム実行部101で全て
あるいは一部の処理を実行する構成としてもかまわな
い。また、記憶部102とフレームメモリ部107とは
同一の記憶デバイスを共用してもよい。 [実施の形態2]次に、実施の形態2に係るマルチウィ
ンドウ表示装置について説明する。
【0031】本装置は、ウィンドウの表示内容のうち重
要な箇所が手前になるようウィンドウを傾けて表示する
ことを特徴とする。 (構成)図6は、実施形態2に係るマルチウィンドウ表
示装置の構成を示すブロック図である。
【0032】本装置は、実施形態1のマルチウィンドウ
表示装置が備える構成要素101〜108に加えて、さ
らにウィンドウ分析部201を備える。以下、実施形態
1と相違する点を説明する。ウィンドウ分析部201
は、プログラム実行部101によりアプリケーションプ
ログラムが起動され、記憶部102に一つのウィンドウ
のコードデータとイメージデータが格納された時点で、
そのウィンドウのコードデータを読み出し、その中から
重要な箇所を特定し、その箇所が手前に表示されるよう
にウィンドウの配置位置を決定し3次元位置計算部10
4に通知する。
【0033】具体的には、ウィンドウ分析部201は、
特定した重要箇所に最も近いウィンドウの辺を回転軸と
し、その辺と対抗する辺を奥行き方向に45度回転する
旨を通知する。なお、「重要な箇所」とは、ウィンドウ
の種類や表示内容を一見して判断するためにユーザが着
目すると考えられるウィンドウの部分をいい、その具体
的な判断基準は後述する予め定められた手順に従う。
【0034】本実施形態では、3次元位置計算部104
は、プログラム実行部101及び入力部103の他に、
ウィンドウ分析部201からもウィンドウの初期配置位
置又は移動変位についての通知を受け、新たな配置位置
を算出する。 (動作)次に、以上のように構成された本実施形態のマ
ルチウィンドウ表示装置の動作を説明する。
【0035】本装置の動作が実施形態1と異なる点は、
実施形態1における動作に加えて、ウィンドウのコード
データ及びイメージデータの生成(図4のステップS1
21)と次の3次元配置位置の計算(図4のステップS
122)との間にウィンドウの重要箇所を特定する処理
が加えられたことである。従って、ここでは、その追加
された処理を説明する。
【0036】図7は、ウィンドウ分析部201がウィン
ドウの重要箇所を特定する際の手順を示すフローチャー
トである。図8は、ウィンドウ分析部201によって重
要箇所が特定された場合における画面表示の例を示す。
プログラム実行部101によりアプリケーションプログ
ラムが起動され、記憶部102に一つのウィンドウのコ
ードデータとイメージデータが格納されると(図4のス
テップS121)、ウィンドウ分析部201は、そのウ
ィンドウのコードデータを読み出す(ステップS22
0)。
【0037】そして、ウィンドウ分析部201は、その
コードデータにウィンドウのタイトルバーに表示するタ
イトルがあるか否か判断し(ステップS221)、ある
場合にはタイトルバーをウィンドウの重要箇所と判断
し、上辺を回転軸とする旨を3次元位置計算部104に
通知する(ステップS222、図4のステップS12
2)。その結果の画面表示は、図8に示されるウィンド
ウ230の通りである。タイトルバー235にはタイト
ル234が存在するので、上辺が手前となるよう傾けて
表示される。なお、タイトルの検出は、コードデータ中
にウィンドウのタイトルを宣言する予約語が含まれるか
否かで判断する。
【0038】タイトルがない場合には、続いて、そのコ
ードデータに左から右への横書き文章が含まれるか否か
判断する(ステップS2232)。含まれる場合にはウ
ィンドウの左側を重要箇所と判断し、左辺を回転軸とす
る旨を3次元位置計算部104に通知する(ステップS
224、図4のステップS122)。その結果の画面表
示は、図8に示されるウィンドウ231の通りである。
文章の出だし部分である左辺が手前となるよう傾けて表
示される。
【0039】横書き文章が含まれない場合には、続い
て、そのコードデータに右から左に改行する縦書きの文
章が含まれるか否か判断する(ステップS225)。含
まれる場合にはウィンドウの右側を重要箇所と判断し、
右辺を回転軸とする旨を3次元位置計算部104に通知
する(ステップS226、図4のステップS122)。
その結果の画面表示は、図8に示されるウィンドウ23
3の通りである。文章の出だし部分である右辺が手前と
なるよう傾けて表示される。なお、横書き文章や縦書き
文章の検出は、コードデータ中に文章のスタイルを特定
する予約語が含まれるか否かで判断する。
【0040】縦書き文章も含まれない場合には、続い
て、そのコードデータに図面(予め定められた図面フォ
ーマットのデータ)が含まれるか否か判断する(ステッ
プS227)。含まれる場合にはその図面を重要箇所と
判断し、図面の配置位置(図面を囲む矩形領域の中心
点)に最も近いウィンドウの辺を特定し、その辺を回転
軸とする旨を3次元位置計算部104に通知する(ステ
ップS228、図4のステップS122)。その結果の
画面表示は、図8に示されるウィンドウ232の通りで
ある。図面に最も近い右辺が手前となるよう傾けて表示
される。
【0041】図面も含まれない場合には、デフォルトと
して、左辺を回転軸とする旨を3次元位置計算部104
に通知する(ステップS229、図4のステップS12
2)。その結果の画面表示は、図8に示されるウィンド
ウ231の通りである。一般に、ウィンドウの左上部分
に着目すべき内容が表示されることが多いからである。 (まとめ)以上のように、本装置によってウィンドウ中
の重要箇所が特定され、その箇所が手前になるようウィ
ンドウを傾けて表示されるので、ウィンドウを透視投影
することによる表示内容の判読の困難化が緩和される。
【0042】なお、本実施形態では、ウィンドウ分析部
201はウィンドウ中のタイトルの有無、文章スタイ
ル、図面の有無によって重要箇所を特定したが、これら
判断基準の他に、表示情報が集中している部分やページ
の内容を代表する予約語が置かれた部分等を重要箇所と
して特定してもよい。また、ウィンドウの表示内容の全
てが図面である場合は、図面の構図により判定し、例え
ば、人物を含む図面により構成されるウィンドウなら肌
色の分布により人物の顔の位置を判定し、顔が見やすい
ように手前になるようにウィンドウを傾けたり、山を含
む図面により構成されるウィンドウなら、山の緑色や茶
色の分布と空の青色の分布とを分析して、山を重視する
場合には、山の緑色や茶色の分布が多い領域が手前にな
るようにウィンドウを傾けることも可能である。これら
表示情報はイメージデータに展開される前の画像データ
や文字コード等から容易に判別できるからである。 [実施の形態3]次に、実施の形態3に係るマルチウィ
ンドウ表示装置について説明する。
【0043】本装置は、画面に散在して表示されていた
複数のウィンドウを自動整列することを特徴とする。 (構成)図9は、実施形態3に係るマルチウィンドウ表
示装置の構成を示すブロック図である。
【0044】本装置は、実施形態1のマルチウィンドウ
表示装置が備える構成要素101〜108を備える点で
共通するが、本装置の3次元位置計算部104が内部に
自動整列部104aを有する点で異なる。以下、実施形
態1と相違する点を説明する。自動整列部104aは、
記憶部102に記憶されている全てのウィンドウを対象
として、オーバーラップしない第1の整列方式又はオー
バーラップする第2の整列方式による配置位置の整列を
行う。
【0045】具体的には、自動整列部104aは、上記
第1の整列方式に関しては、対象となるウィンドウが1
個〜16個のそれぞれの場合における各ウィンドウが重
ならない最終的な整列位置を予め記憶している。一方、
上記第2の整列方式に関しては、各ウィンドウの左辺を
手前にし右辺を奥行き方向に傾け、右半分が重なるよう
水平方向に均等間隔に並ぶ配置位置を算出する。
【0046】そして、自動整列部104aは、それら整
列方式を特定する指示と整列の対象となるウィンドウの
個数について3次元位置計算部104から通知を受ける
と、各ウィンドウの配置位置を順にテクスチャマッピン
グ部105に送る。 (動作)次に、以上のように構成された本実施形態のマ
ルチウィンドウ表示装置の動作を説明する。
【0047】本装置の動作が実施形態1と異なる点は、
実施形態1における3次元配置位置の計算(図4のステ
ップS122)において、自動整列部104aが新たな
配置位置を算出することである。従って、ここでは、自
動整列部104aによる自動整列の具体的な手順を説明
する。図10は、自動整列部104aによる自動整列の
手順を示すフローチャートである。
【0048】図11(a)及び図11(b)は、5個の
ウィンドウが自動整列部104aによって自動整列され
た場合における画面表示の例を示し、図11(a)はオ
ーバーラップしない第1の整列方式による場合、図11
(b)はオーバーラップする第2の整列方式による場合
の例を示す。まず、3次元位置計算部104は、整列の
方式について入力部103から指定を受け、整列対象と
なるウィンドウの個数nについて記憶部102から読み
出して特定し、それらを自動整列部104aに通知する
(ステップS230)。
【0049】通知を受けた自動整列部104aは、整列
方式を判断し(ステップS231)、その結果、オーバ
ーラップしない第1の整列方式による場合には、通知さ
れた個数nに対応して予め記憶されたn個のウィンドウ
の配置位置を順次読み出し(ステップS232)、テク
スチャマッピング部105に通知する(ステップS23
4)。その結果の画面表示は図11(a)に示される通
りである。
【0050】一方、オーバーラップする第2の整列方式
による場合には、自動整列部104aは、通知された個
数nから、そのn個のウィンドウが左辺を手前にして傾
けた状態で右半分が重なるよう水平方向に均等間隔に並
ぶようn個のウィンドウそれぞれの配置位置を順に算出
し(ステップS233)、テクスチャマッピング部10
5に通知する(ステップS234)。その結果の画面表
示は図11(b)に示される通りである。 (まとめ)以上のように、本装置によって画面に散在し
て表示されていた多くのウィンドウが透視投影された態
様で自動整列されるので、画面上の無駄な領域は排除さ
れ、一瞥して全てのウィンドウの表示位置と内容を把握
することが可能となる。
【0051】ここで、ウィンドウの自動整列が一旦行わ
れた後においては、その配置位置を各ウィンドウのデフ
ォルト位置として有効活用することも可能である。例え
ば、3次元位置計算部104は自動整列によって得られ
た各ウィンドウの整列位置をデフォルト位置として記憶
しておき、自動整列されたウィンドウ群の中から入力部
103によって1つが指定されるとそのウィンドウの手
前の辺を回転軸として正面向きになるよう配置位置を算
出し、一方、正面向きのウィンドウの特定箇所(例え
ば、タイトルバーに設けられたウィンドウ整理ボタン)
が入力部103によって指定されたるとそのウィンドウ
を自動整列されたときのデフォルト位置に戻すよう配置
位置を算出する手段を追加してもよい。
【0052】図12(a)〜(c)は、自動整列された
配置位置を各ウィンドウのデフォルト位置として有効活
用する例を示す図である。図12(a)は、自動整列直
後の画面表示を示し、図11(b)に相当する。図12
(b)は、図12(a)の画面表示において、入力部1
03によって1つのウィンドウ241が選択された直後
の画面表示を示す。
【0053】ここでは、3次元位置計算部104は、選
択されたウィンドウ241について手前の辺(左辺)を
固定したまま正面向きになるよう新たな配置位置を算出
する。図12(c)は、図12(b)の画面表示におい
て、入力部103によってウィンドウ241のタイトル
バー右端に設けられたウィンドウ整理ボタン245が押
された直後の画面表示を示す。
【0054】ここでは、3次元位置計算部104は、ウ
ィンドウ整理ボタン245が押されたウィンドウについ
て既に記憶していたデフォルト位置を新たな配置位置と
して読み出し、テクスチャマッピング部105に送る。
これによって、ウィンドウ241は、奥行き方向に傾け
られ、自動整列された直後の位置に戻る。このように、
ボタン一つの操作によって、ウィンドウを正面に向けた
り、自動整列された位置に戻したりできるので、特に表
示面積の小さい携帯情報端末に適用することで、ウィン
ドウの操作性が向上される。
【0055】なお、本実施形態では、オーバーラップす
る第2の整列方式により、複数のウィンドウは右半分が
重なるように整列されたが、実施形態2のウィンドウ分
析部201をさらに備えることで、ウィンドウの重要で
ない箇所が重なるように変形することは容易である。 [実施の形態4]次に、実施の形態4に係るマルチウィ
ンドウ表示装置について説明する。
【0056】本装置は、ウィンドウの傾きに応じてタイ
トルバーやメニューバーの位置を変更することを特徴と
する。 (構成)図13は、実施形態4に係るマルチウィンドウ
表示装置の構成を示すブロック図である。
【0057】本装置は、実施形態1のマルチウィンドウ
表示装置が備える構成要素101〜108に加えて、さ
らにウィンドウ情報画像位置変更部301及びウィンド
ウ情報画像方向変更部302を備える。以下、実施形態
1と相違する点を説明する。ウィンドウ情報画像位置変
更部301は、ウィンドウが奥行き方向に傾けて表示さ
れる場合にウィンドウの手前の辺にウィンドウ情報画像
(タイトルバー及びメニューバーの画像)が表示される
ようにウィンドウ情報画像の位置を変更する。具体的に
は、3次元位置計算部104によって算出されたウィン
ドウの3次元空間での配置位置を読み出し、その配置位
置がウィンドウの一辺を手前とし奥行き方向に傾けた位
置であり、かつ、ウィンドウ情報画像が手前の辺に表示
されていない場合には、記憶部102に格納されたウィ
ンドウのイメージデータを書き換えることでウィンドウ
情報画像の位置を手前の辺に変更する。
【0058】ウィンドウ情報画像方向変更部302は、
ウィンドウが奥行き方向に傾けて表示され、かつ、手前
の辺にウィンドウ情報画像が表示される場合に、そのウ
ィンドウ情報画像の矩形部分だけが折れ曲がって正面を
向く(ディスプレイ画面と平行する)ようにイメージデ
ータを変更する。具体的には、記憶部102に格納され
たウィンドウ全体のイメージデータをウィンドウ情報画
像と残るウィンドウ本体部分とに分割し、ウィンドウ情
報画像については正面向けとなるよう3次元位置計算部
104に通知し、残るウィンドウ本体部分については奥
行き方向に傾くよう3次元位置計算部104に通知す
る。 (動作)次に、以上のように構成された本実施形態のマ
ルチウィンドウ表示装置の動作を説明する。
【0059】本装置の動作が実施形態1と異なる点は、
実施形態1における動作に加えて、3次元配置位置の計
算(図4のステップS122)と次のテクスチャマッピ
ング(図4のステップS123)との間にウィンドウ情
報画像についての処理が加えられたことである。従っ
て、ここでは、その追加された処理を説明する。図14
は、ウィンドウ情報画像位置変更部301及びウィンド
ウ情報画像方向変更部302の動作手順を示すフローチ
ャートである。
【0060】ウィンドウ情報画像位置変更部301は、
3次元位置計算部104によってウィンドウの3次元空
間での配置位置が算出されると(図4のステップS12
2)、その配置位置を参照することで、その配置位置が
ウィンドウの一辺を手前とし奥行き方向に傾けた位置で
あるか否か判断する(ステップS320)。その結果、
肯定的に判断した場合には、続いて、ウィンドウ情報画
像が手前の辺に位置しているか否か判断し(ステップS
321)、手前の辺に位置していない場合にはウィンド
ウ情報画像が手前の辺に表示されるように、ウィンドウ
情報画像の記憶部102に格納されたウィンドウのイメ
ージデータを書き換える(ステップS322)。
【0061】図15は、このようにウィンドウ情報画像
の位置が変更される前のウィンドウ330と変更された
後のウィンドウ331がそのままテクスチャマッピング
と透視投影を経て表示された場合の画面表示の例を示
す。画面の奥に表示されるべきタイトルバーとメニュー
バー(ウィンドウ情報画像)が画面の手前の辺に移動さ
れて表示されているのが分かる。
【0062】続いて、ウィンドウ情報画像方向変更部3
02は、入力部103からウィンドウ情報画像を正面に
向ける旨の指示がなされているか否かを判断し(ステッ
プS323)、指示を受けている場合には、記憶部10
2に格納されたウィンドウ全体のイメージデータのうち
ウィンドウ情報画像と残るウィンドウ本体部分とを分割
して特定し(ステップS324)、それらが接続された
状態で、かつ、ウィンドウ情報画像については正面向け
となるよう3次元位置計算部104に通知し、残るウィ
ンドウ本体部分については奥行き方向に傾くよう3次元
位置計算部104に通知することで、それぞれ別々に配
置位置を計算させる(ステップS325)。
【0063】その後、それらウィンドウ情報画像と残る
ウィンドウ本体部分とは、順にテクスチャマッピングと
透視投影を経て画面表示される(図4のステップS12
3〜ステップS125)。図16は、このようにウィン
ドウ情報画像の向きが変更される前のウィンドウ332
と正面向きに変更された後のウィンドウ333の画面表
示の例を示す。
【0064】奥行き方向に傾けられたウィンドウのうち
タイトルバーとメニューバー(ウィンドウ情報画像)の
部分が折れ曲がって正面に向けられているのが分かる。 (まとめ)以上のように、本装置によってウィンドウ全
体が奥行き方向に傾けて表示される場合であってもウィ
ンドウ操作やメニュー操作を行なうためのウィンドウ情
報画像が常に手前に表示される。また、手前に表示され
るウィンドウ情報画像だけは常に正面を向くよう固定化
しておくこともできる。これによって、ウィンドウを傾
けて表示したことによってウィンドウ操作やメニュー操
作が困難となるという不具合が回避される。
【0065】なお、本実施形態では、平面的なウィンド
ウ全体をウィンドウ情報画像と残る部分との2つに折り
曲げるような処理を施したが、ウィンドウ自体が厚みの
ある立体的板モデルと想定し、奥行き方向に傾けた場合
の手前の辺に接する側面にタイトルバーやメニューバー
を表示する方式であってもよい。これにより、ウィンド
ウ情報画像と残る部分とを分離することなく一体化され
たデータとして扱うことができるので、位置変更や方向
変更の処理が容易となる。
【0066】また、見やすく、ウィンドウ操作が行いや
すくなると同時に、ウィンドウ面には表示する必要がな
くなるのでウィンドウ面を有効に活用することが可能と
なる。さらに、ウィンドウ操作により方向が、随時変更
される可能性がある場合は、ウィンドウ面に接する4つ
の全ての側面に、タイトルバーやメニューバーを予め表
示しておいてもかまわない。 [実施の形態5]次に、実施の形態5に係るマルチウィ
ンドウ表示装置について説明する。
【0067】本装置は、ウィンドウを傾けたことに伴っ
て生じた識別不可能な表示領域の大きさに連動させてス
クロールバーの表示を制御することを特徴とする。 (構成)図17は、実施形態5に係るマルチウィンドウ
表示装置の構成を示すブロック図である。
【0068】本装置は、実施形態1のマルチウィンドウ
表示装置が備える構成要素101〜108に加えて、さ
らにスクロールボタン位置決定部401、スクロールバ
ー付加部402及び識別不可能領域判定部403を備え
る。以下、実施形態1と相違する点を説明する。識別不
可能領域判定部403は、ウィンドウを奥行き方向に傾
けて配置したために最終的な表示状態において識別不可
能となる領域を特定する。具体的には、テクスチャマッ
ピング部105及び透視投影部106による処理に先立
ち、記憶部102に格納されたウィンドウの文字の大き
さと、3次元位置計算部104によって算出されたその
ウィンドウの配置位置と、透視投影部106での変換定
数(消点及び視点の座標)を参照することで、予めウィ
ンドウ上の代表的な位置に置かれた文字が最終的に表示
される際の大きさを算出し、5ポイント×5ポイントよ
りも小さい場合に、その文字よりも奥に表示される領域
を識別不可能領域と判定する。
【0069】スクロールボタン位置決定部401は、識
別不可能領域判定部403により識別不可能な領域が検
出された場合に、その領域を反映したスクロールボタン
の位置を決定する。具体的には、奥行き方向に沿う辺を
スクロール方向とし、識別可能な領域のスクロール方向
の距離と、識別不可能な領域のスクロール方向の距離と
の比率から位置を決定する。その位置は、識別不可能な
領域がウィンドウには表示されていないとした場合の位
置に相当する。
【0070】スクロールバー付加部402は、スクロー
ルボタン位置決定部401によって決定された位置にス
クロールボタンを配置したスクロールバーの画像をウィ
ンドウの奥行き方向に沿う辺に付加して表示させる。具
体的には、記憶部102に格納されたウィンドウのイメ
ージデータにスクロールバーの画像を付加する。 (動作)次に、以上のように構成された本実施形態のマ
ルチウィンドウ表示装置の動作を説明する。
【0071】本装置の動作が実施形態1と異なる点は、
実施形態1における動作に加えて、3次元配置位置の計
算(図4のステップS122)と次のテクスチャマッピ
ング(図4のステップS123)との間にスクロールバ
ーについての画像処理が加えられたことである。従っ
て、ここでは、その追加された処理を説明する。図18
は、スクロールボタン位置決定部401、スクロールバ
ー付加部402及び識別不可能領域判定部403の動作
手順を示すフローチャートである。
【0072】識別不可能領域判定部403は、3次元位
置計算部104によってウィンドウの3次元空間での配
置位置が算出されると(図4のステップS122)、ウ
ィンドウを奥行き方向に傾けて配置したことに伴って、
最終的に表示されるウィンドウにおいて識別不可能とな
る領域が発生するか否か判定し(ステップS420)、
発生する場合にはその領域を特定する。
【0073】識別不可能な領域が発生すると判定された
場合には、続いて、スクロールボタン位置決定部401
は、その領域の大きさからスクロールボタンを配置すべ
き位置を決定する(ステップS421)。即ち、識別可
能な領域だけがウィンドウに表示されているとした場合
の位置を決定する。続いて、スクロールバー付加部40
2は、記憶部102に格納されたイメージデータに対し
て、スクロールボタン位置決定部401によって決定さ
れた位置にスクロールボタンを配置したスクロールバー
の画像を付加する(ステップS422)。
【0074】このように、記憶部102の内容がスクロ
ールバーを有する新たなウィンドウのイメージデータに
書き換えられると、その後は、実施形態1の場合と同様
に、その新たなイメージデータに対してテクスチャマッ
ピングと透視投影を経て画面表示される(図4のステッ
プS123〜S125)。なお、その後に入力部103
によってスクロールボタンをスライドさせた場合には、
プログラム実行部101によって通常のスクロール動作
が行われるが、ウィンドウ自体の配置位置は変動しない
ので、識別不可能な領域の分だけスクロールボタンの位
置がずれて表示される点は変わらない。
【0075】図19(a)は、スクロールボタン430
及びスクロールバー431の一般的な概念を示すための
図であり、従来のウィンドウ表示の例を示す。スクロー
ルバー上のスクロールボタンの位置は、その時点でウィ
ンドウに表示されている内容の表示対象全体における相
対位置を示す。図19(b)は、ウィンドウの表示領域
の下半分が識別不可能な領域432と判断された場合の
画面表示の例を示す。
【0076】ここでは、表示領域の下半分432がウィ
ンドウからはみ出しているとした場合の位置にスクロー
ルボタン430が表示されている。従って、入力部10
3によってスクロールボタン430を下方に移動させた
場合には、それまで識別できなかった領域が識別可能な
位置に移動されることになる。 (まとめ)以上のように、本装置によってウィンドウを
奥行き方向に傾けて表示したために識別不可能な領域が
生じた場合であっても、ウィンドウを奥行き方向にスラ
イドさせて手前に移動させるスクロールバーが添付され
ので、ウィンドウ自体を移動させることなくスクロール
ボタンをスライドさせるという簡単な操作によって表示
対象の全体を識別することが可能となる。
【0077】なお、本実施形態では、識別不可能な領域
が検出された場合にスクロールバーを付加したが、そも
そも識別不可能な領域の有無に拘わらず、ウィンドウに
表示されない部分が存在する場合には、既にスクロール
バーが付加されている構成としてもよい。この場合、ス
クロールボタンの位置は、はみ出している領域に識別不
可能な領域を加算して得られる領域がはみ出していると
した場合の位置となる。また、テクスチャマッピングに
おいて、識別不可能な領域とページからはみ出している
領域とを区別してスクロールバーを色分けすることでユ
ーザの操作性を向上することもできる。 [実施の形態6]次に、実施の形態6に係るマルチウィ
ンドウ表示装置について説明する。
【0078】本装置は、レイヤ構造を持つウィンドウを
表示する場合において各レイヤを分離して奥行き方向に
傾けて表示することを特徴とする。 (構成)図20は、実施形態6に係るマルチウィンドウ
表示装置の構成を示すブロック図である。
【0079】本装置は、実施形態1のマルチウィンドウ
表示装置が備える構成要素101〜108に加えて、さ
らにウィンドウレイヤ分離部501及びレイヤウィンド
ウ生成部502を備える。以下、実施形態1と相違する
点を説明する。ウィンドウレイヤ分離部501は、記憶
部102に格納されたウィンドウの中からレイヤ構造を
持つウィンドウを検出し、そのウィンドウをレイヤ毎に
分離する。
【0080】画像データと文章データとが混在するアプ
リケーションプログラムや複数の画像データが混在する
アプリケーションプログラムにおいては、図形描画ソフ
トウェアやデスクトップパブリッシングに用いられる文
書レイアウトソフトのように、画像データや文章データ
が別々にレイヤを持ち、独立に編集や操作が可能なレイ
ヤ構造を持つアプリケーションプログラムが存在する。
このようなアプリケーションプログラムがプログラム実
行部101によって実行されると、記憶部102にはレ
イヤ構造を有するウィンドウのコードデータ及びイメー
ジデータが格納される。
【0081】ウィンドウレイヤ分離部501は、具体的
には、記憶部102に格納された各ウィンドウのコード
データを解析することでレイヤ構造を有するウィンドウ
を検出し、そのウィンドウのイメージデータの中から基
本(最下位)レイヤを除く他のレイヤに属するイメージ
データを取り出す。レイヤウィンドウ生成部502は、
ウィンドウレイヤ分離部501によって分離されたレイ
ヤからなる独立したレイヤウィンドウを生成する。具体
的には、ウィンドウレイヤ分離部501によって取り出
されたイメージデータをレイヤ毎に1枚の独立したウィ
ンドウとして新たなイメージデータを生成し、記憶部1
02に格納する。 (動作)次に、以上のように構成された本実施形態のマ
ルチウィンドウ表示装置の動作を説明する。
【0082】本装置の動作が実施形態1と異なる点は、
実施形態1における動作に加えて、ウィンドウのコード
データ及びイメージデータの生成(図4のステップS1
21)と次の3次元配置位置の計算(図4のステップS
122)との間にレイヤウィンドウについての処理が加
えられたことである。従って、ここでは、その追加され
た処理を説明する。
【0083】図21は、ウィンドウレイヤ分離部501
及びレイヤウィンドウ生成部502の動作手順を示すフ
ローチャートである。プログラム実行部101によって
レイヤ構造を持つウィンドウのコードデータとイメージ
データが記憶部102に格納されると(図4のステップ
S121)、ウィンドウレイヤ分離部501は、記憶部
102に格納されたコードデータからレイヤ構造を持つ
ウィンドウを特定し、レイヤ毎にイメージデータを分離
した後に、基本レイヤだけを残して他のレイヤのイメー
ジデータを取り出す(ステップS520)。
【0084】図22(a)は、レイヤが2枚である場合
におけるレイヤの分離(ステップS521)を概念的に
示す図である。記憶部102に格納された合成ウィンド
ウ530が基本レイヤ531と他の上位レイヤ532に
分離される様子が示されている。続いて、レイヤウィン
ドウ生成部502は、ウィンドウレイヤ分離部501に
よって取り出された上位レイヤ532を独立したウィン
ドウとするイメージデータを生成し、記憶部102に格
納する(ステップS521)。そして、レイヤウィンド
ウ生成部502は、新たに生成したレイヤウィンドウ5
32については、その3次元空間での配置位置として、
基本レイヤ531のウィンドウと平行で、かつ、基本ウ
ィンドウを正面から見た場合の手前方向に所定距離だけ
離した位置となるように3次元位置計算部104に通知
する(ステップS522)。
【0085】従って、3次元位置計算部104は、基本
レイヤ531のウィンドウについてはプログラム実行部
101又は入力部103から指定された通りの配置位置
を算出し、一方、上位レイヤ532のウィンドウについ
ては、レイヤウィンドウ生成部502からの指定に基づ
いて基本レイヤ531のウィンドウをウィンドウ面と垂
直方向に所定距離だけ平行移動させた配置位置を算出す
る(図4のステップS122)。
【0086】図22(b)は、レイヤ構造を持つウィン
ドウが奥行き方向に傾けて配置された場合の画面表示の
例を示す。上位レイヤ532が基本レイヤ531から浮
かんだように表示される。 (まとめ)以上のように、本装置によってレイヤ構造を
有するウィンドウを奥行き方向に傾けて分離して表示さ
せることで、従来の正面向きでは判別することができな
かった情報、即ち、どのレイヤにどのオブジェクトが置
かれているかという情報を一見して把握することが可能
となる。これによって、異なるレイヤに切り替えながら
オブジェクトを指定するのではなく、全てのレイヤを表
示したまま直接的にオブジェクトを指定することができ
るので、複数のレイヤに跨った編集操作等がスムーズに
なる。
【0087】なお、本実施形態では、レイヤウィンドウ
は透明であり、重なっているレイヤウィンドウが全て表
示されているが、ユーザの注目したいレイヤウィンドウ
を半透明にすることにより、注目したいレイヤウィンド
ウのみが強調されて表示され、見やすくすることも容易
である。 [実施の形態7]次に、実施の形態7に係るマルチウィ
ンドウ表示装置について説明する。
【0088】本装置は、キーワード検索の結果を新たな
レイヤウィンドウとして元のウィンドウとは分離し、浮
かばせて表示することを特徴とする。 (構成)図23は、実施形態7に係るマルチウィンドウ
表示装置の構成を示すブロック図である。
【0089】本装置は、実施形態1のマルチウィンドウ
表示装置が備える構成要素101〜108に加えて、さ
らにキーワード検索部601、検索結果出力部602及
びレイヤウィンドウ生成部603を備える。以下、実施
形態1と相違する点を説明する。キーワード検索部60
1は、ウィンドウに表示された文書からキーワードを検
索する。具体的には、記憶部102に格納された文書の
コードデータから、入力部103によって指定されたキ
ーワードと一致する文字列を検索し、検索された場合に
はそのウィンドウと検索された位置とキーワードをレイ
ヤウィンドウ生成部603に報告する。
【0090】レイヤウィンドウ生成部603は、キーワ
ード検索部601からの通知に基づいて、検索されたキ
ーワードだけを検索された位置に配置した新たなレイヤ
ウィンドウを生成する。具体的には、キーワード検索部
601からの通知されたウィンドウのイメージデータか
ら検索された文字列だけを残したイメージデータを新た
なレイヤウィンドウのイメージデータとして記憶部10
2に格納する。
【0091】検索結果出力部602は、レイヤウィンド
ウ生成部603によって生成されたレイヤウィンドウの
配置位置を3次元位置計算部104に通知する。具体的
には、検索対象となった元のウィンドウと生成された新
たなレイヤウィンドウとの位置関係が実施形態6におけ
る基本レイヤ531と上位レイヤ532のウィンドウの
位置関係と同じになるように、新たなレイヤウィンドウ
の配置位置を指定する。 (動作)次に、以上のように構成された本実施形態のマ
ルチウィンドウ表示装置の動作を説明する。
【0092】本装置の動作が実施形態1と異なる点は、
実施形態1における動作に加えて、ウィンドウのコード
データ及びイメージデータの生成(図4のステップS1
21)と次の3次元配置位置の計算(図4のステップS
122)との間にレイヤウィンドウについての処理が加
えられたことである。従って、ここでは、その追加され
た処理を説明する。
【0093】図24は、キーワード検索部601、検索
結果出力部602及びレイヤウィンドウ生成部603の
動作手順を示すフローチャートである。ユーザから入力
部103を介してキーワードが入力されると(ステップ
S620)、キーワード検索部601は、記憶部102
に格納された全ての文書のコードデータから、そのキー
ワードと一致する文字列を検索する(ステップS62
1)。
【0094】検索された場合には(ステップS62
2)、キーワード検索部601は、ウィンドウ毎に検索
された位置とキーワードとをレイヤウィンドウ生成部6
03に報告する。その報告に従って、レイヤウィンドウ
生成部603は、検索された文字列だけからなるレイヤ
ウィンドウのイメージデータを生成し、記憶部102に
格納する(ステップS623)。
【0095】そして、検索結果出力部602は、レイヤ
ウィンドウ生成部603によって生成したウィンドウが
元のウィンドウから浮き上がって表示されるように、3
次元空間における配置位置を3次元位置計算部104に
算出させる(ステップS624)。従って、3次元位置
計算部104は、検索対象となった元のウィンドウにつ
いてはプログラム実行部101又は入力部103から指
定された通りの配置位置を算出し、一方、レイヤウィン
ドウ生成部603によって生成されたレイヤウィンドウ
については、検索結果出力部602からの指定に基づい
て元のウィンドウと平行で所定距離だけ離れた配置位置
を算出する(図4のステップS122)。
【0096】図25は、上記手順と最終的な画面表示の
例を示す図である。検索対象となる元のウィンドウ63
0にキーワード「ウィンドウ」が含まれているとする
と、レイヤウィンドウ生成部603によって新たなレイ
ヤウィンドウ631が生成され、元のウィンドウ630
から浮き上がって表示される様子が示されている。 (まとめ)以上のように、本装置によって元のウィンド
ウとキーワードの検索結果を示すウィンドウとが奥行き
方向に傾けて分離されて表示されるので、一見して検索
結果を把握することが可能となる。つまり、従来の正面
向きでは検索結果を別の色で表現する等の処理が必要で
あったが、本装置ではそのような特別な処理は不要とな
る。
【0097】なお、異なるキーワード毎に異なるレイヤ
に表示したり、レイヤ毎に半透明に着色することで、複
数のキーワードに対応した装置とすることも容易であ
る。 [実施の形態8]次に、実施の形態8に係るマルチウィ
ンドウ表示装置について説明する。
【0098】本装置は、関連する複数のウィンドウを奥
行き方向に傾けながら接続して表示することを特徴とす
る。 (構成)図26は、実施形態8に係るマルチウィンドウ
表示装置の構成を示すブロック図である。
【0099】本装置は、実施形態1のマルチウィンドウ
表示装置が備える構成要素101〜108に加えて、さ
らにウィンドウ間接続部701、ウィンドウ相対位置記
憶部702及びウィンドウ相対位置変更部703を備え
る。以下、実施形態1と相違する点を説明する。ウィン
ドウ間接続部701は、現在散在して表示されている複
数のウィンドウの中から関連する一群のウィンドウを特
定する。ここで、関連するウィンドウとは、本実施例で
は同一のアプリケーションプログラムによって生成され
たウィンドウをいう。例えば、ワープロのようなアプリ
ケーションプログラムによって同一文書の複数のページ
を複数のウィンドウに同時に表示させる場合におけるそ
れらウィンドウが該当する。
【0100】具体的には、ウィンドウ間接続部701
は、アプリケーションプログラムを実行しているプログ
ラム実行部101からの通知に基づいて、記憶部102
に格納されている複数のウィンドウの中から同一のアプ
リケーションプログラムが生成したものと特定し、各ウ
ィンドウのコードデータを分析することでそれらを順序
付けた後に、その旨をウィンドウ相対位置記憶部702
に通知する。例えば、ページ番号の昇順に順序付けを行
う。
【0101】ウィンドウ相対位置記憶部702は、ウィ
ンドウ間接続部701によって特定され順序付けされた
一群のウィンドウについて、ジグザグに折れ曲がるよう
に水平方向に接続した場合の3次元空間における各ウィ
ンドウの配置位置を算出するための接続情報を生成し記
憶する。具体的には、奥行き方向に傾けた先頭ウィンド
ウの配置位置と、順次に接続するウィンドウ間の相対座
標を記憶する。なお、初期の配置位置は、予め定められ
ており、各ウィンドウの傾きについては、例えば、手前
の辺を回転軸とし対抗する辺を奥行き方向に45度だけ
回転した状態である。
【0102】ウィンドウ相対位置変更部703は、ジグ
ザグに接続して表示された一連のウィンドウから特定の
ウィンドウだけを折りたたむことによって画面表示から
消す。具体的には、入力部103によって特定されたウ
ィンドウをバイパスして接続するように、ウィンドウ相
対位置記憶部702の記憶内容を変更する。 (動作)次に、以上のように構成された本実施形態のマ
ルチウィンドウ表示装置の動作を説明する。
【0103】本装置の動作が実施形態1と異なる点は、
実施形態1における動作に加えて、ウィンドウのコード
データ及びイメージデータの生成(図4のステップS1
21)と次の3次元配置位置の計算(図4のステップS
122)との間にウィンドウを接続する処理が加えられ
たことである。従って、ここでは、その追加された処理
を説明する。
【0104】図27は、ウィンドウ間接続部701、ウ
ィンドウ相対位置記憶部702及びウィンドウ相対位置
変更部703の動作手順を示すフローチャートである。
いま、プログラム実行部101は、同一のアプリケーシ
ョンプログラムの実行に基づいて同一文書のページ1〜
ページ5をそれぞれ表示する5個のウィンドウのコード
データとイメージデータを記憶部102に格納し、その
旨をウィンドウ間接続部701に通知したとする(図4
のステップS121)。
【0105】ウィンドウ間接続部701は、その通知に
基づいて、記憶部102に格納されている5個のウィン
ドウを特定し、それらのコードデータを参照することで
ページ番号の昇順にウィンドウ相対位置記憶部702に
通知する(ステップS720)。ウィンドウ相対位置記
憶部702は、ウィンドウ間接続部701から通知され
ウィンドウについて、通知された順にジグザグに折れ曲
がるように接続した初期の接続情報を生成し記憶する
(ステップS721)。
【0106】図28(a)は、この初期の接続情報が変
更れることなく(ステップS722)、その接続情報に
基づいてページ1〜ページ5のウィンドウそれぞれの配
置位置が3次元位置計算部104によって算出され表示
された場合(図4のステップS122〜S125)の画
面表示を示す。5個のウィンドウは一辺を共通にして接
続され、交互に異なる方向で奥行きに傾けて横一列に並
べて表示される。
【0107】もし、入力部103からウィンドウ相対位
置変更部703に対して特定のウィンドウを折りたたむ
旨の指示が通知された場合には(ステップS722)、
ウィンドウ相対位置変更部703は、そのウィンドウを
バイパスして後続するウィンドウを接続するようにウィ
ンドウ相対位置記憶部702の記憶内容(接続情報)を
変更する(ステップS723)。
【0108】図28(b)は、ページ3のウィンドウを
折りたたむように接続情報が変更され(ステップS72
2、S723)、その接続情報に基づいて後続するペー
ジ4及びページ5のウィンドウの配置位置が3次元位置
計算部104によって新たに算出され表示された場合
(図4のステップS122〜S125)の画面表示の例
を示す。
【0109】ページ4及びページ5は、ページ3に対す
るページ4の相対位置を保持したままページ2の後に接
続されるよう変更される。 (まとめ)このように、本装置によって関連のあるペー
ジウィンドウの辺と辺とを接続し傾けて表示することに
より、ウィンドウ間の関連性をウィンドウ間の接続状態
により一見して把握することが可能となる。
【0110】ワープロのようなアプリケーションプログ
ラムでは、複数のページから構成されることが多いが、
この場合、従来のようにウィンドウを正面向けとするウ
ィンドウシステムでは、複数のページを同時に表示させ
ることが困難で、各々のページをオーバーラップさせる
か、数ページを表示するしかない。本装置によれば、限
られた表示領域にオーバーラップさせることなく多くの
ページが配置され、一覧表示される。
【0111】また、ユーザの入力にしたがって、表示す
べきウィンドウと表示しなくてもよいウィンドウとを指
定し、表示しなくてもよいウィンドウは他のウィンドウ
に重なるように折りたたんだ位置に配置して記憶させる
ことにより、連続するページなどウィンドウ間の関連性
を保ちつつ、着目する複数のウィンドウだけを同時にさ
せることが可能となる。
【0112】なお、他のウィンドウに重なるように折り
たたんだ位置に配置されたウィンドウについては、テク
スチャマッピング部105におけるウィンドウのビット
マップの貼り付けを行わないことにより、テクスチャマ
ッピングの処理を一部省略することが可能となる。、ま
た、本実施形態では、同一アプリケーションプログラム
によって生成されたウィンドウを関連するウィンドウと
したが、同一プロジェクトに属する別の文書のページは
ページ間で関連性が強い場合が多く、異なるアプリケー
ションプログラムが生成するウィンドウであっても予め
関連するウィンドウを明示しておくことで、これらを接
続して表示してもよい。
【0113】さらに、接続して表示されたウィンドウ間
に跨ってオブジェクトのコピーや移動等の編集を行う手
段を設けてもよい。図29(a)及び図29(b)は、
ページ接続されたウィンドウ間に跨ってオブジェクトの
操作を行う手段を設けた場合の画面表示の例である。図
29(a)は、初期の接続情報に基づいてページ1〜ペ
ージ5のウィンドウが表示された場合の画面表示を示
し、図28(a)と同じ図面である。
【0114】図29(b)は、ページ2とページ3を折
りたたむことでページ1とページ4を向かい合わせに表
示させた後に、ページ1のオブジェクトをページ4にコ
ピーしている様子が示されている。これは、入力部10
3によって指示されたコピー元のウィンドウのオブジェ
クトをコピー先のウィンドウに複写するように、記憶部
102に格納されたページ1のコードデータとイメージ
データをページ5に上書きすることで実現できる。
【0115】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係るマルチウィンドウ表示装置によれば、画面に複数
のウィンドウを表示するマルチウィンドウ表示装置であ
って、前記ウィンドウの表示内容を表すウィンドウデー
タを保持するウィンドウデータ保持手段と、操作者から
の指示を獲得する入力手段と、前記ウィンドウデータ保
持手段に保持されたウィンドウデータに基づいて前記ウ
ィンドウの表示内容のうち一定条件を満たす箇所を重要
な箇所として検出するウィンドウ分析手段と、前記ウィ
ンドウの少なくとも一つについて3次元空間内における
前記画面と平行しない仮想的な配置位置を決定し、前記
入力手段が獲得した指示に従って前記配置位置を決定
し、前記ウィンドウの外形を特定する各頂点の3次元空
間における座標を前記配置位置として決定し、前記分析
手段により検出された箇所が手前に表示されるよう前記
ウィンドウの配置位置を決定する配置位置決定手段と、
決定された前記配置位置に基づいて前記ウィンドウを前
記画面に透視投影するよう前記ウィンドウデータを変換
する透視投影手段と、変換されたウィンドウデータを前
記画面に表示する表示手段とを備えることを特徴とす
る。
【0116】これによって、少なくとも一つのウィンド
ウは奥行き方向に傾けて表示されるので、3次元空間の
奥に配置された場合にウィンドウ全体のサイズが縮小さ
れて表示内容を判別できないという従来技術の不具合は
回避される。また、ウィンドウ傾き手前の部分の情報は
把握可能としたまま、ウィンドウ傾き奥行き部分では表
示領域を節約することができるので、ウィンドウの表示
内容の少なくとも一部は識別できるように維持しながら
画面の表示面積を有効に活用するマルチウィンドウ表示
装置が実現される。
【0117】 れによって、操作者はウィンドウ全体
のサイズや奥行き方向への傾きの程度を決定することが
できる。
【0118】 れによって、例えばウィンドウが平面
四角形の場合であれば、4つの頂点の座標のみによって
ウィンドウの3次元空間における配置位置が特定され
る。
【0119】これによてって、ウィンドウはその表示内
容の重要箇所が手前になるように奥行き方向に傾けて表
示されるので、操作者は複数のウィンドウが表示されて
いる状態であっても各ウィンドウの種類や表示内容を一
見して識別することが可能となる。また、前記ウィンド
ウ分析手段は前記ウィンドウデータにそのウィンドウの
タイトルが含まれるか否か判定し、含まれる場合にウィ
ンドウのタイトルが表示される箇所を前記重要な箇所と
検出するとすることもできる。
【0120】これによって、ウィンドウの種類を把握す
ることが容易となる。また、前記ウィンドウ分析手段は
前記ウィンドウデータに文書及びその文書を横書きで表
示する旨の指示が含まれるか否か判定し、含まれる場合
にウィンドウの向かって左側を前記重要な箇所と検出す
るとすることもできる。これによって、ウィンドウに表
示された横書き文書の種類や概要を把握することが容易
となる。
【0121】また、前記ウィンドウ分析手段は前記ウィ
ンドウデータに文書及びその文書を縦書きで表示する旨
の指示が含まれるか否か判定し、含まれる場合にウィン
ドウの向かって右側を前記重要な箇所と検出するとする
こともできる。これによって、ウィンドウに表示された
縦書き文書の種類や概要を把握することが容易となる。
【0122】 また、画面に複数のウィンドウを表示す
るマルチウィンドウ表示装置であって、前記ウィンドウ
の表示内容を表すウィンドウデータを保持するウィンド
ウデータ保持手段と、操作者からの指示を獲得する入力
手段と、前記ウィンドウの少なくとも一つについて3次
元空間内における前記画面と平行しない仮想的な配置位
置を決定し、前記入力手段が獲得した指示に従って前記
配置位置を決定し、前記ウィンドウの外形を特定する各
頂点の3次元空間における座標を前記配置位置として決
定する配置位置決定手段と、決定された前記配置位置に
基づいて前記ウィンドウを前記画面に透視投影するよう
前記ウィンドウデータを変換する透視投影手段と、変換
されたウィンドウデータを前記画面に表示する表示手段
とを備え、前記配置位置決定手段は、複数のウィンドウ
について予め定めた整列位置であって少なくとも1つの
ウィンドウは前記画面と平行しない位置となるよう各ウ
ィンドウの配置位置を決定する自動整列部を含むことと
している。これによって、画面に散在して表示されてい
た複数のウィンドウは整列されて表示されるので、画面
の表示面積が有効活用されると共に現在表示されている
全てのウィンドウを一瞥することができる。
【0123】また、前記配置位置決定手段はさらに、前
記入力手段が獲得した指示に従って前記整列位置に表示
されていたウィンドウが正面向き表示されるよう新たな
配置位置を決定する手段と、正面向きに表示されていた
ウィンドウを前記整列位置に戻すよう新たな配置位置を
決定する手段とを含むとすることもできる。これによっ
て、作業の対象となるウィンドウだけを正面に向け、作
業が終了したときに元の整列位置に戻すという操作が容
易となる。
【0124】 また、画面に複数のウィンドウを表示す
るマルチウィンドウ表示装置であって、前記ウィンドウ
の表示内容を表すウィンドウデータを保持するウィンド
ウデータ保持手段と、操作者からの指示を獲得する入力
手段と、前記ウィンドウの少なくとも一つについて3次
元空間内における前記画面と平行しない仮想的な配置位
置を決定し、前記入力手段が獲得した指示に従って前記
配置位置を決定し、前記ウィンドウの外形を特定する各
頂点の3次元空間における座標を前記配置位置として決
定する配置位置決定手段と、決定された前記配置位置に
基づいて前記ウィンドウを前記画面に透視投影するよう
前記ウィンドウデータを変換する透視投影手段と、変換
されたウィンドウデータを前記画面に表示する表示手段
と、前記配置位置決定手段が決定した配置位置に基づい
てタイトルバー及びメニューバーからなるウィンドウ情
報画像が手前に表示されるよう前記ウィンドウデータ保
持手段に保持されウィンドウデータを編集するウィンド
ウ情報画像位置変更手段とを備えることとしている。
【0125】これによって、ウィンドウが傾けて表示さ
れる場合であってもタイトルバーやメニューバーは手前
に表示されるので、ウィンドウの種類の把握やウィンド
ウ操作が容易となる。また、前記マルチウィンドウ表示
装置はさらに、手前にウィンドウ情報画像が表示される
ウィンドウについてウィンドウ情報画像は正面向きと
し、残るウィンドウ本体部分は画面と平行しない配置位
置となるよう前記配置位置決定手段を制御するウィンド
ウ情報画像方向変更手段を備えるとすることもできる。
【0126】 これによって、ウィンドウが傾けて表示
される場合であってもタイトルバーやメニューバーは手
前の位置であって、かつ、正面向きに表示されるので、
ウィンドウの種類の把握やウィンドウ操作が容易とな
る。また、画面に複数のウィンドウを表示するマルチウ
ィンドウ表示装置であって、前記ウィンドウの表示内容
を表すウィンドウデータを保持するウィンドウデータ保
持手段と、操作者からの指示を獲得する入力手段と、前
記ウィンドウの少なくとも一つについて3次元空間内に
おける前記画面と平行しない仮想的な配置位置を決定
し、前記入力手段が獲得した指示に従って前記配置位置
を決定し、前記ウィンドウの外形を特定する各頂点の3
次元空間における座標を前記配置位置として決定する配
置位置決定手段と、決定された前記配置位置に基づいて
前記ウィンドウを前記画面に透視投影するよう前記ウィ
ンドウデータを変換する透視投影手段と、変換されたウ
ィンドウデータを前記画面に表示する表示手段と、前記
透視投影手段によって変換されたウィンドウデータのう
ち所定の大きさより小さく文字が表示される識別不可能
領域が発生するか否か判定する識別不可能領域判定手段
と、識別不可能な領域が存在すると判定された場合に
は、その領域がウィンドウには表示されていないとした
ときのスクロールボタンの位置を決定するスクロールボ
タン位置決定手段と、決定された位置にスクロールボタ
ンを配置したスクロールバーの画像をウィンドウに付加
するよう前記ウィンドウデータを編集するスクロールバ
ー付加手段とを備えることとしている。
【0127】 これによって、ウィンドウを奥行き方向
に傾けて表示したために文字等の識別ができない領域が
生じた場合であっても、その文字等を識別可能な表示領
域にスライドさせることができる。また、画面に複数の
ウィンドウを表示するマルチウィンドウ表示装置であっ
て、前記ウィンドウの表示内容を表すウィンドウデータ
を保持するウィンドウデータ保持手段と、操作者からの
指示を獲得する入力手段と、前記ウィンドウの少なくと
も一つについて3次元空間内における前記画面と平行し
ない仮想的な配置位置を決定し、前記入力手段が獲得し
た指示に従って前記配置位置を決定し、前記ウィンドウ
の外形を特定する各頂点の3次元空間における座標を前
記配置位置として決定する配置位置決定手段と、決定さ
れた前記配置位置に基づいて前記ウィンドウを前記画面
に透視投影するよう前記ウィンドウデータを変換する透
視投影手段と、変換されたウィンドウデータを前記画面
に表示する表示手段と、前記ウィンドウデータ保持手段
に保持されたレイヤ構造を有するウィンドウのウィンド
ウデータから最下位レイヤを除く上位レイヤに属するウ
ィンドウデータをレイヤ毎に分離するレイヤ分離手段
と、分離されたレイヤに対応するレイヤウィンドウのウ
ィンドウデータを生成するレイヤウィンドウ生成手段と
を備え、前記配置位置決定手段は、前記レイヤウィンド
ウの配置位置として前記最下位レイヤと平行でかつ所定
距離だけ離した配置位置を決定することを特徴とするマ
ルチウィンドウ表示装置。
【0128】 これによって、各レイヤウィンドウは立
体的に浮き上がっているように表示されるので、各レイ
ヤに置かれているオブジェクトを一瞥して把握すること
ができ、レイヤ毎や複数レイヤに跨るオブジェクトの編
集が容易となる。また、画面に複数のウィンドウを表示
するマルチウィンドウ表示装置であって、前記ウィンド
ウの表示内容を表すウィンドウデータを保持するウィン
ドウデータ保持手段と、操作者からの指示を獲得する入
力手段と、前記ウィンドウの少なくとも一つについて3
次元空間内における前記画面と平行しない仮想的な配置
位置を決定し、前記入力手段が獲得した指示に従って前
記配置位置を決定し、前記ウィンドウの外形を特定する
各頂点の3次元空間における座標を前記配置位置として
決定する配置位置決定手段と、決定された前記配置位置
に基づいて前記ウィンドウを前記画面に透視投影するよ
う前記ウィンドウデータを変換する透視投影手段と、変
換されたウィンドウデータを前記画面に表示する表示手
段と、前記ウィンドウデータ保持手段に保持されたウィ
ンドウデータを検索対象として入力手段が獲得したキー
ワードと一致する箇所を検索するキーワード検索手段
と、検索された箇所にキーワードが配置された新たなレ
イヤウィンドウのウィンドウデータを生成して前記ウィ
ンドウデータ保持手段に格納するレイヤウィンドウ生成
手段とを備え、前記配置位置決定手段は、前記レイヤウ
ィンドウの配置位置として検索対象となったウィンドウ
と平行でかつ所定距離だけ離した配置位置を決定するこ
ととしている。
【0129】 これによって、検索結果を示すウィンド
ウは検索対象となった元のウィンドウから浮き上がって
いるように表示されるので、レイヤウィンドウに着目す
るだけで検索されたキーワードの位置を確認することが
できる。また、画面に複数のウィンドウを表示するマル
チウィンドウ表示装置であって、前記ウィンドウの表示
内容を表すウィンドウデータを保持するウィンドウデー
タ保持手段と、操作者からの指示を獲得する入力手段
と、前記ウィンドウの少なくとも一つについて3次元空
間内における前記画面と平行しない仮想的な配置位置を
決定し、前記入力手段が獲得した指示に従って前記配置
位置を決定し、前記ウィンドウの外形を特定する各頂点
の3次元空間における座標を前記配置位置として決定す
る配置位置決定手段と、決定された前記配置位置に基づ
いて前記ウィンドウを前記画面に透視投影するよう前記
ウィンドウデータを変換する透視投影手段と、変換され
たウィンドウデータを前記画面に表示する表示手段と、
表示されている複数のウィンドウの中から関連する一群
のウィンドウを特定する関連ウィンドウ特定手段と、特
定された一群のウィンドウをジグザグに折れ曲がるよう
に枠どうしをくっつけて並べるための接続情報を生成し
て記憶する接続情報記憶手段とを備え、前記配置位置決
定手段は、前記接続情報に基づいて一群のウィンドウの
配置位置を決定することとしている。
【0130】これによって、文書中の複数のページを異
なるウィンドウに表示する場合等において、それら関連
するウィンドウは接続されて表示されるので、例えば同
一文書に関わるウィンドウを容易に特定することができ
る。また、前記マルチウィンドウ表示装置はさらに、前
記入力手段が獲得した指示に従って前記一群のウィンド
ウの中から一部のウィンドウを除いたものを対象として
並べるよう前記接続情報を変更する接続情報変更手段と
備え、前記配置位置決定手段は変更された前記接続情報
に基づいて前記一部のウィンドウを除く一群のウィンド
ウの配置位置を決定するとすることもできる。
【0131】これによって、接続して表示されたウィン
ドウの中から着目するものだけを残して表示させること
が可能となる。また、前記マルチウィンドウ表示装置は
さらに、前記入力手段が獲得した指示に従って前記一群
のウィンドウの一つと他の一つに跨って表示内容を編集
するよう前記ウィンドウデータ保持手段に保持されたウ
ィンドウデータを編集するウィンドウ間編集手段を備え
るとすることもできる。
【0132】これによって、接続して表示されたウィン
ドウの中から着目するウィンドウだけを近接して表示さ
せ、2つのウィンドウに跨ってオブジェクトの編集を行
なうことができるので、複数のウィンドウに跨る操作性
が向上される。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1に係るマルチウィンドウ表示装置の
構成を示すブロック図である。
【図2】図2(a)及び図2(b)は、透視投影部10
6による透視投影の概念を説明するための図である。図
2(a)は、投影中心、投影面及び対象物(ウィンド
ウ)の位置関係を示す図である。図2(b)は、対象物
が立体物の場合における透視図を示す。
【図3】図3(a)〜図3(c)は、透視投影部106
による透視投影の具体的な処理内容を説明するための図
である。図3(a)は3次元空間に仮想的に置かれたウ
ィンドウがディスプレイ画面と平行する場合における、
ユーザの視点、ディスプレイ画面及びウィンドウの位置
関係と透視投影されたウィンドウの形状を示す図であ
る。図3(b)は、3次元空間に仮想的に置かれたウィ
ンドウがディスプレイ画面と平行しない場合における、
ユーザの視点、ディスプレイ画面及びウィンドウの位置
関係と透視投影されたウィンドウの形状を示す図であ
る。図3(c)は、透視投影の具体的な計算処理を説明
する図である。
【図4】実施形態1に係るマルチウィンドウ表示装置の
動作手順を示すフローチャートである。
【図5】画面と平行して配置されたウィンドウ130、
131及び平行しない位置に配置されたウィンドウ13
2〜133の画面表示の例を示す図である。
【図6】実施形態2に係るマルチウィンドウ表示装置の
構成を示すブロック図である。
【図7】ウィンドウ分析部201がウィンドウの重要箇
所を特定する際の手順を示すフローチャートである。
【図8】ウィンドウ分析部201によって重要箇所が特
定された場合における画面表示の例を示す。
【図9】実施形態3に係るマルチウィンドウ表示装置の
構成を示すブロック図である。
【図10】自動整列部104aによる自動整列の手順を
示すフローチャートである。
【図11】図11(a)はオーバーラップしない第1の
整列方式による場合、図11(b)はオーバーラップす
る第2の整列方式による場合の例を示す。
【図12】図12(a)は自動整列直後の画面表示、図
12(b)は図12(a)の画面表示において入力部1
03によって1つのウィンドウ241が選択された直後
の画面表示、 図12(c)は図12(b)の画面表示
において入力部103によってウィンドウ241のタイ
トルバー右端に設けられたウィンドウ整理ボタン245
が押された直後の画面表示の例を示す。
【図13】実施形態4に係るマルチウィンドウ表示装置
の構成を示すブロック図である。
【図14】ウィンドウ情報画像位置変更部301及びウ
ィンドウ情報画像方向変更部302の動作手順を示すフ
ローチャートである。
【図15】ウィンドウ情報画像の位置が変更される前の
ウィンドウ330と変更された後のウィンドウ331の
画面表示の例を示す。
【図16】ウィンドウ情報画像の向きが変更される前の
ウィンドウ332と正面向きに変更された後のウィンド
ウ333の画面表示の例を示す。
【図17】実施形態5に係るマルチウィンドウ表示装置
の構成を示すブロック図である。
【図18】スクロールボタン位置決定部401、スクロ
ールバー付加部402及び識別不可能領域判定部403
の動作手順を示すフローチャートである。
【図19】図19(a)は、スクロールボタン430及
びスクロールバー431の一般的な概念を示すための図
である。図19(b)は、ウィンドウの表示領域の下半
分が識別不可能な領域432と判断された場合の画面表
示の例を示す。
【図20】実施形態6に係るマルチウィンドウ表示装置
の構成を示すブロック図である。
【図21】ウィンドウレイヤ分離部501及びレイヤウ
ィンドウ生成部502の動作手順を示すフローチャート
である。
【図22】図22(a)は、レイヤが2枚である場合に
おけるレイヤの分離(ステップS521)の処理をを概
念的に示す図である。図22(b)は、レイヤ構造を持
つウィンドウが奥行き方向に傾けて配置された場合の画
面表示の例を示す。
【図23】実施形態7に係るマルチウィンドウ表示装置
の構成を示すブロック図である。
【図24】キーワード検索部601、検索結果出力部6
02及びレイヤウィンドウ生成部603の動作手順を示
すフローチャートである。
【図25】キーワード検索の結果をレイヤウィンドウと
して表示した場合の画面表示の例を示す図である。
【図26】実施形態8に係るマルチウィンドウ表示装置
の構成を示すブロック図である。
【図27】ウィンドウ間接続部701、ウィンドウ相対
位置記憶部702及びウィンドウ相対位置変更部703
の動作手順を示すフローチャートである。
【図28】図28(a)は、初期の接続情報に基づいて
ページ1〜ページ5のウィンドウが表示されたの画面表
示の例を示す。図28(b)は、ページ3のウィンドウ
を折りたたむように接続情報が変更され場合の画面表示
の例を示す。
【図29】ページ接続されたウィンドウ間に跨ってオブ
ジェクトの操作を行う手段を設けた場合の画面表示の例
である。図29(a)は、初期の接続情報に基づいてペ
ージ1〜ページ5のウィンドウが表示された場合の画面
表示を示し、図28(a)と同じ図面である。図29
(b)は、ページ2とページ3を折りたたむことでペー
ジ1とページ4を向かい合わせに表示させた後に、ペー
ジ1のオブジェクトをページ4にコピーしている様子を
示す図である。
【図30】従来技術によるマルチウィンドウの画面表示
の例を示す図である。
【符号の説明】
101 プログラム実行部 102 記憶部 103 入力部 104 3次元位置計算部 104a 自動整列部 105 テクスチャマッピング部 106 透視投影部 107 フレームメモリ部 108 画像表示部 201 ウィンドウ分析部 301 ウィンドウ情報画像位置変更部 302 ウィンドウ情報画像方向変更部 401 スクロールボタン位置決定部 402 スクロールバー付加部 403 識別不可能領域判定部 501 ウィンドウレイヤ分離部 502 レイヤウィンドウ生成部 601 キーワード検索部 602 検索結果出力部 603 レイヤウィンドウ生成部 701 ウィンドウ間接続部 702 ウィンドウ相対位置記憶部 703 ウィンドウ相対位置変更部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−283158(JP,A) 特開 平6−266330(JP,A) 特開 平6−222899(JP,A) 米国特許5621906(US,A) 米国特許5678015(US,A) 米国特許5754809(US,A) 米国特許5880733(US,A) 米国特許5977973(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/00 655 G06F 3/14 350 G09G 5/14

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画面に複数のウィンドウを表示するマル
    チウィンドウ表示装置であって、 前記ウィンドウの表示内容を表すウィンドウデータを保
    持するウィンドウデータ保持手段と、操作者からの指示を獲得する入力手段と、 前記ウィンドウデータ保持手段に保持されたウィンドウ
    データに基づいて前記ウィンドウの表示内容のうち一定
    条件を満たす箇所を重要な箇所として検出するウィンド
    ウ分析手段と、 前記ウィンドウの少なくとも一つについて3次元空間内
    における前記画面と平行しない仮想的な配置位置を決定
    し、前記入力手段が獲得した指示に従って前記配置位置
    を決定し、前記ウィンドウの外形を特定する各頂点の3
    次元空間における座標を前記配置位置として決定し、前
    記分析手段により検出された箇所が手前に表示されるよ
    う前記ウィンドウの配置位置を決定する配置位置決定手
    段と、 決定された前記配置位置に基づいて前記ウィンドウを前
    記画面に透視投影するよう前記ウィンドウデータを変換
    する透視投影手段と、 変換されたウィンドウデータを前記画面に表示する表示
    手段とを備えることを特徴とするマルチウィンドウ表示
    装置。
  2. 【請求項2】 前記ウィンドウ分析手段は、前記ウィン
    ドウデータにそのウィンドウのタイトルが含まれるか否
    か判定し、含まれる場合にウィンドウのタイトルが表示
    される箇所を前記重要な箇所と検出することを特徴とす
    る請求項記載のマルチウィンドウ表示装置。
  3. 【請求項3】 前記ウィンドウ分析手段は、前記ウィン
    ドウデータに文書及びその文書を横書きで表示する旨の
    指示が含まれるか否か判定し、含まれる場合にウィンド
    ウの向かって左側を前記重要な箇所と検出することを特
    徴とする請求項記載のマルチウィンドウ表示装置。
  4. 【請求項4】 前記ウィンドウ分析手段は、前記ウィン
    ドウデータに文書及びその文書を縦書きで表示する旨の
    指示が含まれるか否か判定し、含まれる場合にウィンド
    ウの向かって右側を前記重要な箇所と検出することを特
    徴とする請求項記載のマルチウィンドウ表示装置。
  5. 【請求項5】 画面に複数のウィンドウを表示するマル
    チウィンドウ表示装置であって、 前記ウィンドウの表示内容を表すウィンドウデータを保
    持するウィンドウデータ保持手段と、操作者からの指示を獲得する入力手段と、 前記ウィンドウの少なくとも一つについて3次元空間内
    における前記画面と平行しない仮想的な配置位置を決定
    し、前記入力手段が獲得した指示に従って前記配置位置
    を決定し、前記ウィンドウの外形を特定する各頂点の3
    次元空間における座標を前記配置位置として決定する
    置位置決定手段と、 決定された前記配置位置に基づいて前記ウィンドウを前
    記画面に透視投影するよう前記ウィンドウデータを変換
    する透視投影手段と、 変換されたウィンドウデータを前記画面に表示する表示
    手段とを備え 前記配置位置決定手段は、複数のウィンドウについて予
    め定めた整列位置であって少なくとも1つのウィンドウ
    は前記画面と平行しない位置となるよう各ウィンドウの
    配置位置を決定する自動整列部を含むことを特徴とする
    マルチウィンドウ表示装置。
  6. 【請求項6】 前記配置位置決定手段はさらに、前記入
    力手段が獲得した指示に従って前記整列位置に表示され
    ていたウィンドウが正面向き表示されるよう新たな配置
    位置を決定する手段と、 正面向きに表示されていたウィンドウを前記整列位置に
    戻すよう新たな配置位置を決定する手段とを含むことを
    特徴とする請求項記載のマルチウィンドウ表示装置。
  7. 【請求項7】 画面に複数のウィンドウを表示するマル
    チウィンドウ表示装置であって、 前記ウィンドウの表示内容を表すウィンドウデータを保
    持するウィンドウデータ保持手段と、操作者からの指示を獲得する入力手段と、 前記ウィンドウの少なくとも一つについて3次元空間内
    における前記画面と平行しない仮想的な配置位置を決定
    し、前記入力手段が獲得した指示に従って前記配置位置
    を決定し、前記ウィンドウの外形を特定する各頂点の3
    次元空間における座標を前記配置位置として決定する
    置位置決定手段と、 決定された前記配置位置に基づいて前記ウィンドウを前
    記画面に透視投影するよう前記ウィンドウデータを変換
    する透視投影手段と、 変換されたウィンドウデータを前記画面に表示する表示
    手段と 前記配置位置決定手段が決定した配置位置に基づいてタ
    イトルバー及びメニューバーからなるウィンドウ情報画
    像が手前に表示されるよう前記ウィンドウデータ保持手
    段に保持されウィンドウデータを編集するウィンドウ情
    報画像位置変更手段とを備えることを特徴とするマルチ
    ウィンドウ表示装置。
  8. 【請求項8】 前記マルチウィンドウ表示装置はさら
    に、手前にウィンドウ情報画像が表示されるウィンドウ
    についてウィンドウ情報画像は正面向きとし、残るウィ
    ンドウ本体部分は画面と平行しない配置位置となるよう
    前記配置位置決定手段を制御するウィンドウ情報画像方
    向変更手段を備えることを特徴とする請求項記載のマ
    ルチウィンドウ表示装置。
  9. 【請求項9】 画面に複数のウィンドウを表示するマル
    チウィンドウ表示装置であって、 前記ウィンドウの表示内容を表すウィンドウデータを保
    持するウィンドウデータ保持手段と、操作者からの指示を獲得する入力手段と、 前記ウィンドウの少なくとも一つについて3次元空間内
    における前記画面と平行しない仮想的な配置位置を決定
    し、前記入力手段が獲得した指示に従って前記配置位置
    を決定し、前記ウィンドウの外形を特定する各頂点の3
    次元空間における座標を前記配置位置として決定する
    置位置決定手段と、 決定された前記配置位置に基づいて前記ウィンドウを前
    記画面に透視投影するよう前記ウィンドウデータを変換
    する透視投影手段と、 変換されたウィンドウデータを前記画面に表示する表示
    手段と 前記透視投影手段によって変換されたウィンドウデータ
    のうち所定の大きさより小さく文字が表示される識別不
    可能領域が発生するか否か判定する識別不可能領域判定
    手段と、 識別不可能な領域が存在すると判定された場合には、そ
    の領域がウィンドウには表示されていないとしたときの
    スクロールボタンの位置を決定するスクロールボタン位
    置決定手段と、 決定された位置にスクロールボタンを配置したスクロー
    ルバーの画像をウィンドウに付加するよう前記ウィンド
    ウデータを編集するスクロールバー付加手段とを備える
    ことを特徴とするマルチウィンドウ表示装置。
  10. 【請求項10】 画面に複数のウィンドウを表示するマ
    ルチウィンドウ表示装置であって、 前記ウィンドウの表示内容を表すウィンドウデータを保
    持するウィンドウデータ保持手段と、操作者からの指示を獲得する入力手段と、 前記ウィンドウの少なくとも一つについて3次元空間内
    における前記画面と平行しない仮想的な配置位置を決定
    し、前記入力手段が獲得した指示に従って前記配置位置
    を決定し、前記ウィンドウの外形を特定する各頂点の3
    次元空間における座標を前記配置位置として決定する
    置位置決定手段と、 決定された前記配置位置に基づいて前記ウィンドウを前
    記画面に透視投影するよう前記ウィンドウデータを変換
    する透視投影手段と、 変換されたウィンドウデータを前記画面に表示する表示
    手段と 前記ウィンドウデータ保持手段に保持されたレイヤ構造
    を有するウィンドウのウィンドウデータから最下位レイ
    ヤを除く上位レイヤに属するウィンドウデータをレイヤ
    毎に分離するレイヤ分離手段と、 分離されたレイヤに対応するレイヤウィンドウのウィン
    ドウデータを生成するレイヤウィンドウ生成手段とを備
    え、 前記配置位置決定手段は、前記レイヤウィンドウの配置
    位置として前記最下位レイヤと平行でかつ所定距離だけ
    離した配置位置を決定することを特徴とするマルチウィ
    ンドウ表示装置。
  11. 【請求項11】 画面に複数のウィンドウを表示するマ
    ルチウィンドウ表示装置であって、 前記ウィンドウの表示内容を表すウィンドウデータを保
    持するウィンドウデータ保持手段と、操作者からの指示を獲得する入力手段と、 前記ウィンドウの少なくとも一つについて3次元空間内
    における前記画面と平行しない仮想的な配置位置を決定
    し、前記入力手段が獲得した指示に従って前記配置位置
    を決定し、前記ウィンドウの外形を特定する各頂点の3
    次元空間における座標を前記配置位置として決定する
    置位置決定手段と、 決定された前記配置位置に基づいて前記ウィンドウを前
    記画面に透視投影するよう前記ウィンドウデータを変換
    する透視投影手段と、 変換されたウィンドウデータを前記画面に表示する表示
    手段と 前記ウィンドウデータ保持手段に保持されたウィンドウ
    データを検索対象として入力手段が獲得したキーワード
    と一致する箇所を検索するキーワード検索手段と、 検索された箇所にキーワードが配置された新たなレイヤ
    ウィンドウのウィンドウデータを生成して前記ウィンド
    ウデータ保持手段に格納するレイヤウィンドウ生成手段
    とを備え、 前記配置位置決定手段は、前記レイヤウィンドウの配置
    位置として検索対象となったウィンドウと平行でかつ所
    定距離だけ離した配置位置を決定することを特徴とする
    マルチウィンドウ表示装置。
  12. 【請求項12】 画面に複数のウィンドウを表示するマ
    ルチウィンドウ表示装置であって、 前記ウィンドウの表示内容を表すウィンドウデータを保
    持するウィンドウデータ保持手段と、操作者からの指示を獲得する入力手段と、 前記ウィンドウの少なくとも一つについて3次元空間内
    における前記画面と平行しない仮想的な配置位置を決定
    し、前記入力手段が獲得した指示に従って前記配置位置
    を決定し、前記ウィンドウの外形を特定する各頂点の3
    次元空間における座標を前記配置位置として決定する
    置位置決定手段と、 決定された前記配置位置に基づいて前記ウィンドウを前
    記画面に透視投影するよう前記ウィンドウデータを変換
    する透視投影手段と、 変換されたウィンドウデータを前記画面に表示する表示
    手段と 表示されている複数のウィンドウの中から関連する一群
    のウィンドウを特定する関連ウィンドウ特定手段と、 特定された一群のウィンドウをジグザグに折れ曲がるよ
    うに枠どうしをくっつけて並べるための接続情報を生成
    して記憶する接続情報記憶手段とを備え、 前記配置位置決定手段は、前記接続情報に基づいて一群
    のウィンドウの配置位置を決定することを特徴とするマ
    ルチウィンドウ表示装置。
  13. 【請求項13】 前記マルチウィンドウ表示装置はさら
    に、前記入力手段が獲得した指示に従って前記一群のウ
    ィンドウの中から一部のウィンドウを除いたものを対象
    として並べるよう前記接続情報を変更する接続情報変更
    手段と備え、前記配置位置決定手段は、変更された前記
    接続情報に基づいて前記一部のウィンドウを除く一群の
    ウィンドウの配置位置を決定することを特徴とする請求
    12記載のマルチウィンドウ表示装置。
  14. 【請求項14】 前記マルチウィンドウ表示装置はさら
    に、前記入力手段が獲得した指示に従って前記一群のウ
    ィンドウの一つと他の一つに跨って表示内容を編集する
    よう前記ウィンドウデータ保持手段に保持されたウィン
    ドウデータを編集するウィンドウ間編集手段を備えるこ
    とを特徴とする請求項13記載のマルチウィンドウ表示
    装置。
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