JP3503318B2 - 車両制御装置 - Google Patents

車両制御装置

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JP3503318B2
JP3503318B2 JP34807795A JP34807795A JP3503318B2 JP 3503318 B2 JP3503318 B2 JP 3503318B2 JP 34807795 A JP34807795 A JP 34807795A JP 34807795 A JP34807795 A JP 34807795A JP 3503318 B2 JP3503318 B2 JP 3503318B2
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隆広 岩見
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  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の車両制御装
置に関し、燃費の向上を図るべくフューエルカットを行
うようにした車両、及び、エネルギーを回収するために
回生制動を行うハイブリッド車両の車両制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、エンジンを用いる車両(以下エン
ジン車と称する)では、車両の燃費改善及び排気ガスの
軽減のため、アクセルを戻した際にフューエルカット制
御を行い、燃料の噴射を停止している。ここで、フュー
エルカットは、再度アクセルを踏み込んだ際に、スムー
ズに加速できるように比較的高いエンジン回転数(例え
ば、2000rpm )において行い、予め設定されている
解除回転数(例えば、1600rpm )以下になると、燃
料噴射を再開するように設定されている。
【0003】また、ハイブリッド車両においては、減速
を行う際に、駆動輪に接続された駆動用のモータにて発
電を行う回生制動によってバッテリを充電し、エネルギ
ーの回収に努めている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、ナビゲー
ション装置を用い現在位置を検出すると共に、予めナビ
ゲーション本体に保持しておいた道路データから、車両
の現在の走行環境(例えば、交差点の手前であるか等)
を求め、停止の予想される走行環境(例えば、一旦停止
交差点の手前等)において、より低い変速段を選択し、
フューエルカット、或いは、回生制動を効率的に行うよ
う自動変速機を制御する方法を案出した。
【0005】ここで、一旦停止箇所に差しかかった際
に、上記方法に従いフューエルカット、或いは、回生制
動を効率的に行うように、自動変速機の変速段として低
い変速段を選択すると、強力にエンジンブレーキが加わ
る。ここで、上記方法に従い低い変速段を自動的に選択
する車両に慣れていない運転者は、エンジンブレーキが
実際には加わり、十分に減速されているにも係わらず、
ブレーキペダルを踏み込んで必要以上に減速することが
予想される。
【0006】ここで、ブレーキペダルにて油圧ブレーキ
が作動すると、エンジン車では、エンジンの回転数がフ
ューエルカットを解除する回転数(例えば、1600rp
m )以下に落ちてしまい、燃料の節約が効率的に行い得
なくなる。また、ハイブリッド車両では、モータの回転
数が下がり効率的に回生制動を行い得なくなることが予
想された。
【0007】本発明は、上述した課題を解決するために
なされたものであり、効率的にフューエルカットを行い
得るように自動変速機の変速段を制御する車両制御装置
を提供することにある。
【0008】また、本発明の目的は、効率的に回生制動
を行い得るように自動変速機の変速段を制御するハイブ
リッド車両用の制御装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記第1目的を達成する
ため、請求項1の車両制御装置では、自車の現在位置を
検出する位置検出手段と、減速・停止の必要な地点の情
報を有する道路地図情報記憶部と、自車の現在位置から
所定距離先に前記減速・停止の必要な地点があるか否か
を前記道路地図情報記憶部から検索する減速・停止検索
手段と、運転者によるブレーキの作動を検出するブレー
キ検出手段と、自車の現在位置から所定距離先に前記減
速・停止必要地点が存在し、かつ運転者によるブレーキ
の作動を検出したとき、自車の現在位置から前記減速・
停止必要地点までの距離に基づき、通常走行用の変速パ
ターンからューエルカット用の変速パターンに切り換
えて自動変速機の変速段を選択しエンジンブレーキを発
生させる変速段選択手段と、エンジンブレーキ発生時に
エンジンへの燃料供給を遮断または減少させるューエ
ルカット手段と、を有することを技術的特徴とする。
【0010】 上記第1目的を達成するため、請求項2
の車両制御装置では、エンジンが発生する動力に対して
駆動力を付加する電動発電機と、自車の現在位置を検出
する位置検出手段と、減速・停止の必要な地点の情報を
有する道路地図情報記憶部と、自車の現在位置から所定
距離先に前記減速・停止の必要な地点があるか否かを前
記道路地図情報記憶部から検索する減速・停止検索手段
と、運転者によるブレーキの作動を検出するブレーキ検
出手段と、自車の現在位置から所定距離先に前記減速・
停止必要地点が存在し、かつ運転者によるブレーキの作
動を検出したとき、自車の現在位置から前記減速・停止
必要地点までの距離に基づき、通常走行用の変速パター
ンから回生制動用の変速パターンに切り換えて自動変速
機の変速段を選択しエンジンブレーキを発生させる変速
段選択手段と、エンジンブレーキ発生時に電動発電機に
よる回生制動を行う手段と、を有することを技術的特徴
とする。
【0011】 上記目的を達成するため、請求項3の車
両制御装置では請求項1または2において、前記変速段
選択手段は、自車の現在位置での速度と前記減速・停止
必要地点での設定速度との速度差と、自車の現在位置か
ら前記減速・停止必要地点までの距離とから、変速段を
選択することを技術的特徴とする。
【0012】
【0013】
【0014】
【作用】請求項1の発明では、位置検出手段が自車の現
在位置を検出する。減速・停止検索手段が、位置検出手
段により検出された自車の現在位置から所定距離先にお
いて、減速・停止の必要な地点があるか否かを道路地図
情報記憶部から検索する。そして、減速・停止必要地点
が存在し、かつブレーキ検出手段がブレーキの作動を検
出したとき、変速段選択手段が、自車の現在位置と該減
速・停止必要地点までの距離に基づき、通常走行用の変
速パターンからフューエルカット用の変速パターンに切
り換えて自動変速機の変速段を選択して減速を行う。こ
こで、変速段選択手段が、減速を行うように低い変速段
を選択した際に、エンジンの回転数が高くなり、ュー
エルカットを解除する回転数まで下がらなくなるので、
ューエルカットを長時間行うことができる。
【0015】 請求項2の発明では、位置検出手段が
の現在位置を検出する。減速・停止検索手段が、位置
検出手段により検出された自車の現在位置から所定距離
先において、減速・停止の必要な地点があるか否かを道
路地図情報記憶部から検索する。そして、減速・停止必
要地点が存在し、かつブレーキ検出手段がブレーキの作
動を検出したとき、変速段選択手段が、自車の現在位置
と該減速・停止必要地点との距離から自動変速機の変速
段を通常走行用の変速パターンから回生制動用の変速パ
ターンに切り換えて自動変速機の変速段を選択して減速
を行う。ここで、変速段選択手段が、減速を行うように
低い変速段を選択した際に、電動発電機の回転数が高く
なり、回生制動により多くのエネルギーを回収すること
が可能となる。
【0016】 請求項3の発明では、変速段選択手段
が、自車の現在位置での速度と減速・停止必要地点での
設定速度との速度差と、現在位置から該減速・停止必要
地点までの距離と、から減速を行う自動変速機の変速段
を選択する。
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施態
様について図を参照して説明する。図1は、本発明の第
1実施態様に係るエンジン車の制御機構を示している。
この車両には、自車位置を検出すると共に経路案内を行
う車両用のナビゲーション装置10と、最適な制御パタ
ーンを設定してオートマチックトランスミッション60
を制御するオートマチックコントロールユニット20
と、エンジン50を制御するエンジンコントロールユニ
ット30とが備えられている。
【0021】ナビゲーション装置10は、GPS(グロ
ーバルポジショニングシステム)を用いて人工衛星から
の電波をアンテナ12を介して受信し、現在位置を算出
すると共に、CDROM14に記録された地図データを
読み出し、地図上での現在位置を識別する。また更に、
後述するように地図データ中の道路環境に関するデータ
と、現在位置とをオートマチックコントロールユニット
20に対して送出する。
【0022】エンジンコントロールユニット30は、ス
ロットルセンサ70aからのスロットル開度の信号と、
エンジン50からのエンジン回転数その他(冷却水温、
2センサ信号等)とに基づき、エンジン50に対して
燃料噴射指令を与えて、エンジン50を制御する。他
方、エンジンコントロールユニット30は、スロットル
が閉じられると、スロットルセンサ70aからの信号に
基づき、燃料噴射指令を停止してエンジンへの燃料供給
をストップするフューエルカットを行い、燃料の節減を
図る。ここで、フューエルカットを行いエンジン回転数
が1600rpm 以下まで落ちると、スムーズな再加速を
可能とするためにエンジンへの燃料供給を再開する。
【0023】オートマチックコントロールユニット20
は、スロットルセンサ70aからのスロットル開度の信
号と、オートマチックトランスミッション60からの車
速とに基づき、設定した制御パターンに従いオートマチ
ックトランスミッション60に対してギヤーの変速指令
を与え、エンジンブレーキにて必要な速度まで減速し得
るように構成されている。
【0024】ブレーキペダル72には、足が乗せられた
状態を検出するとともに、ブレーキの踏力を検出するブ
レーキセンサ72aが取り付けられている。このブレー
キセンサ72aからの検出信号は、オートマチックコン
トロールユニット20に加えられるようになっている。
このブレーキペダル72には、遊びを調整するための図
示しないナットの締め付けトルクが調節され、従来の車
両の遊びが1〜6mmであるのに対して、例えば、1〜1
5mmに設定されている。このため、ブレーキペダル72
に単に運転者が足を掛けた時点で、上記ブレーキセンサ
72aから検出信号が送出されるものの、図示しない油
圧ブレーキは作動せず、また、図示しなすブレーキラン
プは点灯しない状態にある。そして、運転者がブレーキ
ペダル72を更に踏み込むことにより油圧ブレーキが作
動し、ブレーキランプが点灯するように構成されてい
る。
【0025】ここで、本発明のオートマチックコントロ
ールユニット20による処理について、図3のフローチ
ャートを参照して説明する。ブレーキペダル72に運転
者が足を掛け、これがブレーキセンサ72aにて検出さ
れると、油圧ブレーキが作動しているか否かにかからわ
ず、ステップ12のブレーキオンかの判断がYesとな
り、車速、エンジン回転数、ブレーキ踏力、スロットル
開度、変速段、車両重量、舵角、スリップの有無、日照
の程度、気温、湿度、人・車の接近、車間距離等の車両
情報を入力する(S14)。ここで、舵角は、ステアリ
ングに取り付けられたセンサから、スリップの有無はホ
イールに取り付けられた車輪速計から、日照・気温・湿
度はそれぞれのセンサから、また、人・車の接近、及
び、車間距離は音波ソナーから入力される。
【0026】その後、ナビゲーション装置10から道路
上の現在位置を求め、当該現在位置の周囲の道路状態情
報をCDROM14から入力する(S16)。この道路
情報には、減速及び停止に関する情報が含まれている。
ここで、減速情報としては、カーブ入口、道路幅減少、
道路勾配、高速道路出口におけるランプウェイ等であ
り、停止情報としては、一旦停止、高速道路等の有料道
路の料金所、信号、合流点、交差点等である。更に、道
路情報として、天候、交通渋滞等の情報も併せて入力さ
れる。
【0027】また、前記道路情報及び減速情報を交通管
制センター等に集約しておき、個々の車両が逐次管制セ
ンターより情報を受信する方法、あるいは、これらの情
報を道路脇に設置されるビーコンを介して受信する方法
でも良い。
【0028】次に、所定距離(例えば、400m)先
に、後述する減速が必要な地点、或いは、一旦停止等の
停止の必要な地点があるかを判断する(S17)。ここ
で、減速・停止地点が存在しない場合には(S17がN
o)、ステップ22へ移行する。他方、減速・停止地点
が存在する場合には(S17がYes)、ステップ18
へ進む。
【0029】ステップ18では目標車速を設定する。こ
の目標車速の設定について、図4を参照して説明する。
ここでは、カーブ、道路幅減少等の減速点における速度
を設定する場合を例に挙げる。ブレーキペダル72に足
が乗せられた時点において、現在進行している道路の先
にカーブ等の減速を要する地点が存在する場合には、カ
ーブの入口を目標速度設定点として設定する。そして、
この目標速度設定点における速度を演算する。
【0030】ここで、カーブの入口を目標速度設定点と
して設定した際には、カーブの曲線半径Rを下記の数1
に基づき求める。
【数1】 V:設計速度 i:片勾配 f:横すべり摩擦係数
【0031】当該カーブへの進入速度Vは、下記の数2
で求められる。
【数2】V=√〔127R(i+f)〕
【0032】この実施態様では、曲線半径Rを上記地図
データから算出するが、各カーブについて予め進入速度
をデータベース化しておくことも可能である。この際
に、道路幅減少地点の進入速度もデータベース化してお
くことが望ましい。なお、この進入速度は、上述したホ
イールに取り付けられた車輪速計からスリップ(タイヤ
の摩耗等)の有無、日照センサ、湿度センサから判断さ
れる天候(降雨、降雪時)に基づき補正を加えることが
好適である。
【0033】引き続き、図4(A)に示すように、現在
位置から目標速度設定点(カーブの入口)までの距離L
1を求め、現在位置から目標速度設定点に到達するまで
の各地点において目標車速を設定し得るようにする。
【0034】次に、停止点における目標車速の設定につ
いて図4(B)を参照して説明する。ブレーキペダル7
2に足が乗せられた時点において、現在進行している道
路の先に一旦停止、有料道路の料金所等の確実に停止す
る地点、或いは、信号等のタイミングから停止が予測さ
れる地点がある場合には、当該地点を目標速度設定点と
して設定し、現在位置から速度が零となる目標速度設定
点(例えば、一旦停止の交差点)までの距離L2を求
め、現在位置から目標速度設定点に到達するまでの各地
点において目標車速を設定し得るようにする。
【0035】ここで、オートマチックコントロールユニ
ット20による制御パターン(変速マップ)について、
図2を参照して詳細に説明する。図2(A)及び図2
(B)では、横軸に車速が縦軸にはスロットル開度が取
られている。図2(A)は、スロットル開度が高くても
シフトダウンを抑え、かつ、低い車速にて相対的に高い
変速段を保つ通常モードの制御パターンを示している。
通常走行時は、図2(A)に示す制御パターンに従い変
速段が選択されている。
【0036】そして、図4(A)、図4(B)の目標車
速(速度勾配)となるように、図2(B)に示すような
変速パターンを設定し、この変速パターンに従うように
変速段を選択することでエンジンブレーキをかけて、目
標速度への減速を行う(S20)。図2(B)の変速パ
ターンマップは、現在位置から目標速度設定点までの距
離及び目標速度設定点における速度及び現在車速との速
度勾配に基づいて演算されて決定される。このステップ
20により、エンジンブレーキがかかり、減速が開始さ
れると、ブレーキが掛かっているか否かに関わらず、ブ
レーキランプを点灯し(S21)、後続車に減速してい
ることを知らしめ、追突を避ける。
【0037】図2(B)は、上述したフューエルカット
用の制御パターンを示している。なお、このフューエル
カット時には、ブレーキペダル72が踏まれており、ア
クセルペダル70から足が離されているため、スロット
ル開度は0である点に注意されたい。オートマチックコ
ントロールユニット20は、このブレーキペダルが踏ま
れたとき、変速マップに基づき高い車速にて低い変速段
を選択し、オートマチックトランスミッション60に対
してギヤーの変速指令を与えることにより、シフトダウ
ンを積極的に行い、エンジン50の回転数を高く保つこ
とによって、エンジンブレーキの効きを良くすると共
に、フューエルカットの解除回転数(ここでは、160
0rpm)以下にならないようにして、長時間フューエルカ
ットを継続させる。
【0038】引き続き、ブレーキの踏み込み量が設定さ
れた値以上かを判断する(S22)。ここで、ブレーキ
の踏み込み量が設定された値以下、即ち、上述した油圧
ブレーキを作動させない遊びの範囲内であれば(S22
がNo)、ステップ26へ移行する。他方、ブレーキの
踏み込み量が設定された値以上の場合には(S22がY
es)、油圧ブレーキをオンして強力に減速を行う(S
24)。なお、このステップ24の処理は、油圧ブレー
キにより行われ、オートマチックコントロールユニット
20による処理ではないが、説明の便宜上ここで述べて
いる点に注意されたい。
【0039】次に、ブレーキペダル72から足が離され
たかを判断し(S26)、足が離された際には(S26
がYes)、この処理を終了する。他方、ブレーキペダ
ル72から足が離されない限り(S26がNo)、ステ
ップ27へ移行する。
【0040】ステップ27では、上記ステップ17と同
様に減速・停止地点が存在するかを判断し、減速・停止
地点が存在するときには(S27がYes)、ステップ
28に進み、ナビゲーション装置10から現在位置(東
経・北緯)を求め、図4を参照して上述した目標速度に
基づき現在位置での設定車速を算出する(S30)。例
えば、現在位置が図4(A)に示すc点であるなら、設
定車速V1を算出する。その後、現在の速度がこの設定
車速V1で有るか否かを判断する(S32)。ここで、
油圧ブレーキが作動されて必要以上に減速され、現在の
速度V1と設定車速とが異なる場合(現在速度<設定車
速V1)、或いは、タイヤの摩耗又は雨天等によりエン
ジンブレーキが効きにくく、現在の速度と設定車速V1
とが異なる場合(現在速度>設定車速V1)には(S2
2がNo)、ステップ14へ戻り、目標車速を再度設定
し、設定された速度での変速段の選択を行う。他方、現
在の速度が設定車速V1と等しい場合には(S22がY
es)、ステップ22へ進み、ステップ24、26、2
8、30、32の処理を繰り返すことによりエンジンブ
レーキによる減速を続ける。
【0041】第1実施態様によるフューエルカットの効
果について図5を参照して説明する。第1実施態様で
は、図中のβで示すように早いタインミグでシフトダウ
ンが行われ、フューエルカットの解除回転数である16
00rpm 以下にエンジンの回転数が下がらないため、フ
ューエルカットが継続されて、燃料が最大限まで節約さ
れる。ここで、従来技術のオートマチックコントロール
ユニットでは、図中のαで示すようにシフトダウンのタ
イミングが遅れるため、フューエルカットの解除回転数
である1600rpm 以下にエンジンの回転数が下がり、
時刻t2にて燃料の供給が再開されている。なお、図中
のγは、本実施態様のように早いタインミグでシフトダ
ウンを行うが、ブレーキペダル72の遊びを大きくしな
かった場合を示している。ここでは、エンジンブレーキ
に加えて、油圧ブレーキが作動するため、エンジンの回
転数が急激に下がり、時速t1にて燃料の再供給が行わ
れることとなる。
【0042】なお、油圧ブレーキによる制御停止距離D
は、下記の数3により求まる。
【数3】 V:車速 f:路面の摩擦係数 g:重力加速度(9.
81m/s2 ) t:反応時間(2.5秒)
【0043】第1実施態様では、車速から停止距離の限
界(制御停止距離D)が求まるため、目標車速設定点か
ら逆算し、車速が油圧ブレーキにより制動し得る限界を
越える場合には、例えば、図4中のX点にて車速がVs
から減速されていない時には、図示しない警告等を点灯
して運転者の注意を促すと共に、上述したようにエンジ
ンブレーキによる減速を行う変速段を選択することで、
減速を行い安全運転に資するように構成されている。な
お、この強制的エンジンブレーキの作動点X点は、通常
制御時のエンジンブレーキの働きにより車速が減速する
ことによって、目標速度設定点に近づいて行く点に注意
されたい。
【0044】引き続き、本発明の第2実施態様について
図6を参照して説明する。第1実施態様では、エンジン
車に本発明が適用されたが、この第2実施態様では、ハ
イブリッド車両に本発明の構成が適用されている。な
お、図1を参照して上述した第1実施態様と同様な部材
については同一の参照符号を用いると共に説明を省略す
る。
【0045】第2実施態様のハイブリッド車両では、ガ
ソリン式のエンジン50の回転軸がトルクコンバータ6
2を介して電動発電機68に接続され、該電動発電機6
8の出力軸が、トランスミッション64を介して図示し
ない駆動輪を回動するようになっている。トルクコンバ
ータ62と電動発電機68とトランスミッション64と
は、1つのケースに保持され、トランスミッション64
は、プラネタリギアセットと湿式摩擦係合装置からなる
自動変速機から成っている。この自動変速機の中には、
電動発電機68の出力軸と変速ギアセットとを接続する
クラッチが含まれており、このクラッチを切ることによ
り電動発電機68と駆動輪との間のトルク伝達を遮断で
きる。尚、トルクコンバータ62と電動発電機68との
間にクラッチを設けることもできる。さらに、トルクコ
ンバータ62の代わりに、クラッチをトランスミッショ
ン64とし、マニュアルトランスミッションを電子制御
する構成も採用できる。
【0046】電動発電機68は、インバータ80を介し
てバッテリ82に接続されている。ここで、該バッテリ
82からの電力が、インバータ80によって交流に変換
され、該電動発電機68が必要に応じて駆動されるよう
になっている。また、電動発電機68によって発生され
た電力が、インバータ80によって整流されてバッテリ
82を充電するようになっている。電動発電機68によ
る発電は、エンジン50により、あるいは走行中の車両
が減速する際に回生制動をかけることにより行われる。
【0047】ここで、第1実施態様のハイブリッド車両
の走行時の動作について説明する。エンジン50が予め
定められた効率の範囲内で駆動されているとき、例え
ば、平坦な道路を一定速度で走行している時には、トル
クコンバータ62を介して駆動力がトランスミッション
64に伝達され、電動発電機68は駆動されない。
【0048】一方、バッテリ82の容量は十分に有り、
エンジン50に予め定められた範囲を越えて負荷が加わ
ったとき、例えば、上り坂走行中、或いは、加速中に
は、電動発電機68が駆動され、エンジン50に発生す
る動力に電動発電機68により発生する駆動力を付加し
て、エンジン50が予め定められた効率の範囲外になら
ないようにする。
【0049】他方、バッテリ82の容量が不足する場
合、界磁電流を調整して、該電動発電機68で発電す
る。この制御は、充電の必要量に応じてインバータ80
にて自動的に行われる。
【0050】また、エンジンブレーキがかかり制動を行
っているとき、例えば、ハイブリッド車両が交差点の手
前で減速、或いは、下り坂を走行している時に、電動発
電機68にて回生発電を行い、発生した電力をバッテリ
82へ充電することによってエネルギーの回収を行う。
【0051】即ち、上述した第1実施態様と同様に、ブ
レーキペダル72に足がかけられた際に、図3を参照し
て上述したと同様にして最も高い効率で、即ち、電動発
電機68の回転数が可能な限り高くなるよう、トランス
ミッション64の変速段を制御する。ここでは、図4
(A)、図4(B)に示した設定速度を保ち得る限り低
い変速段を選択することにより(この際に、等価的に電
動発電機68の界磁電流を大きする)発電量を増大させ
エネルギーの回収に努める。
【0052】なお、この第2実施態様では、ブレーキペ
ダル72の遊び量を大きくするのを更に一歩進めて、安
全に停止し得る速度内では回生制動を主として用いて油
圧ブレーキの作動を自動的に弱め、回生制動による減速
が困難な領域にて油圧ブレーキを強めるようにし、回生
を最大限まで行うように構成できる。
【0053】上記第1、第2実施態様では、ブレーキペ
ダル72へ運転者の足が乗せられた時点から図3に示す
フューエルカット・回生制動用の変速段制御を開始する
ため、減速が予測される時点から確実にフューエルカッ
ト・回生制動を行うことができる。しかしながら、制御
が必要か否かを地図データに基づき判断することによ
り、ブレーキペダル72に足がかかるか否かに係わら
ず、一旦停止箇所の手前等の減速の予想される地点では
制動動作を開始するようにも構成できる。
【0054】また、第1、第2実施態様では、フューエ
ルカット及び回生制動が最大効率で行えるように変速パ
ターンを作成したが、例えば、通常走行用の変速パター
ンと、予め用意された1種類以上のエンジンブレーキ
(フューエルカット・回生制動)用の変速パターンと切
り換えることで、フューエルカット及び回生制動の効率
を高めるようにも構成できる。
【0055】
【効果】以上記述したように請求項1の発明では、減速
・停止必要地点の手前でブレーキの作動が検出される
と、フューエルカットを解除する回転数より高いエンジ
ン回転を保つように変速段を制御するため、フューエル
カットを効率良く行い燃費を改善することができる。
【0056】 また、請求項2の発明では、減速・停止
必要地点の手前でブレーキの作動が検出されると、減速
時に高いエンジン回転を保つように変速段を制御するた
め、回生制動を効率良く行いエネルギーの回収量を増大
させ、ハイブリッド車両の走行距離を延ばすことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施態様に係る車両のブロック図
である。
【図2】第1実施態様のオートマチックコントロールユ
ニットの変速パターンを示す図である。
【図3】オートマチックコントロールユニットによる処
理を示すフローチャートである。
【図4】現在位置から目標速度設定点までの車速変化を
示す図である。
【図5】第1実施態様によるオートマチックコントロー
ルユニットにより制御されたエンジンの回転数を示す説
明図である。
【図6】本発明の第2実施態様に係る車両のブロック図
である。
【符号の説明】
10 ナビゲーション装置 20 オートマチックコントロールユニット 30 エンジンコントロールユニット 50 エンジン 60 オートマチックトランスミッション 68 電動発電機 72 ブレーキペダル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B60K 6/04 531 B60K 6/04 531 733 733 41/00 301 41/00 301A 301D 41/10 41/10 B60L 11/14 B60L 11/14 F02D 29/02 F02D 29/02 D // F16H 59:54 F16H 59:54 59:66 59:66 (56)参考文献 特開 平7−125565(JP,A) 特開 平7−166902(JP,A) 特開 平5−338472(JP,A) 特開 平5−176409(JP,A) 特開 平7−301317(JP,A) 特開 平1−176838(JP,A) 特開 昭60−88260(JP,A) 特開 平6−272753(JP,A) 特開 平7−224923(JP,A) 実開 平7−17860(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16H 59/00 - 61/12 F16H 61/16 - 61/24 F16H 63/40 - 63/48 B60K 6/02 - 6/06 B60K 17/04 B60K 41/00 - 41/28 B60L 11/02 - 11/14 F02D 29/00 - 29/06

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自車の現在位置を検出する位置検出手段
    と、減速・停止の必要な地点の情報を有する 道路地図情報記
    憶部と、自車の 現在位置から所定距離先に前記減速・停止の必要
    な地点があるか否かを前記道路地図情報記憶部から検索
    する減速・停止検索手段と、運転者によるブレーキの作動を検出するブレーキ検出手
    段と、 自車の 現在位置から所定距離先に前記減速・停止必要地
    が存在し、かつ運転者によるブレーキの作動を検出し
    たとき、自車の現在位置から前記減速・停止必要地点
    での距離に基づき、通常走行用の変速パターンから
    ーエルカット用の変速パターンに切り換えて自動変速機
    の変速段を選択しエンジンブレーキを発生させる変速段
    選択手段と、 エンジンブレーキ発生時にエンジンへの燃料供給を遮断
    または減少させるューエルカット手段と、 を有することを特徴とする車両制御装置。
  2. 【請求項2】 エンジンが発生する動力に対して駆動力
    を付加する電動発電機と、自車 の現在位置を検出する位置検出手段と、減速・停止の必要な地点の情報を有する 道路地図情報記
    憶部と、自車の 現在位置から所定距離先に前記減速・停止の必要
    な地点があるか否かを前記道路地図情報記憶部から検索
    する減速・停止検索手段と、運転者によるブレーキの作動を検出するブレーキ検出手
    段と、 自車の 現在位置から所定距離先に前記減速・停止必要地
    が存在し、かつ運転者によるブレーキの作動を検出し
    たとき、自車の現在位置から前記減速・停止必要地点
    での距離に基づき、通常走行用の変速パターンから回生
    制動用の変速パターンに切り換えて自動変速機の変速段
    を選択しエンジンブレーキを発生させる変速段選択手段
    と、 エンジンブレーキ発生時に電動発電機による回生制動を
    行う手段と、 を有することを特徴とする車両制御装置。
  3. 【請求項3】 前記変速段選択手段は、自車の現在位置
    での速度と前記減速・停止必要地点での設定速度との速
    度差と、自車の現在位置から前記減速・停止必要地点ま
    での距離とから、変速段を選択することを特徴とする請
    求項1又は2記載の車両制御装置。
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