JP3501879B2 - 中空構造物における発泡性材料の支持構造 - Google Patents
中空構造物における発泡性材料の支持構造Info
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- B29C44/00—Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles
- B29C44/02—Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles for articles of definite length, i.e. discrete articles
- B29C44/12—Incorporating or moulding on preformed parts, e.g. inserts or reinforcements
- B29C44/18—Filling preformed cavities
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、中空構造物にお
ける発泡性材料の支持構造に関し、主として複数枚のパ
ネルによって中空の箱形閉じ断面に構成された車両ボデ
ィのピラ−,ロッカ−パネル,ル−フサイドパネル,フ
−ドパネル等の中空構造物の制振,防音等を高めるため
に、その中空室内に対し、外部加熱により発泡すること
で、前記中空室を遮断する発泡性材料を支持するための
支持構造に関する。
ける発泡性材料の支持構造に関し、主として複数枚のパ
ネルによって中空の箱形閉じ断面に構成された車両ボデ
ィのピラ−,ロッカ−パネル,ル−フサイドパネル,フ
−ドパネル等の中空構造物の制振,防音等を高めるため
に、その中空室内に対し、外部加熱により発泡すること
で、前記中空室を遮断する発泡性材料を支持するための
支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、図6に示すように、イン
ナパネル102 とアウタパネル104 によって中空の箱形閉
じ断面に構成された中空構造物101 の中空室106 に発泡
性材料121 を支持するために、インナパネル102 の外方
からボルト111 を挿入し、該ボルト111 のねじ部111aを
中空室106 の内部に所要長さだけ突入させた状態におい
て、そのねじ部111aにワッシャ120 を介して発泡性材料
121 を差込むことで、中空構造物101 の中空室106 の内
部に発泡性材料121 を支持する構造のものがある。ま
た、前記したような発泡性材料やその発泡性材料の支持
構造は、例えば、特開平2-276836号公報に開示されてい
る。
ナパネル102 とアウタパネル104 によって中空の箱形閉
じ断面に構成された中空構造物101 の中空室106 に発泡
性材料121 を支持するために、インナパネル102 の外方
からボルト111 を挿入し、該ボルト111 のねじ部111aを
中空室106 の内部に所要長さだけ突入させた状態におい
て、そのねじ部111aにワッシャ120 を介して発泡性材料
121 を差込むことで、中空構造物101 の中空室106 の内
部に発泡性材料121 を支持する構造のものがある。ま
た、前記したような発泡性材料やその発泡性材料の支持
構造は、例えば、特開平2-276836号公報に開示されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記したよ
うに、中空構造物101 の中空室106 に発泡性材料121 が
支持された後、外部からの加熱に基づいて、発泡性材料
121 が発泡膨張すると、その発泡性材料121 の周囲は、
発泡膨張しながらインナパネル102 及びアウタパネル10
4 の内周面を押圧して密着し、これによって中空室106
を遮断する。図6の(B)に示すように、発泡性材料12
1 の発泡膨張が完了し、発泡体122となった後、その発
泡体122 が冷却され、所定の収縮率で収縮されると、そ
の発泡体122 の収縮力によって同発泡体122 の周囲の密
着部に対応する部分において、中空構造物101 の外面に
凹凸の歪み126 が発生する。特に、アウタパネル104 の
外面が意匠面108 となる場合には、前記凹凸の歪み126
によって見栄えが悪化されるという問題点があった。こ
の発明の目的は、前記従来の問題点に鑑み、発泡性材料
の発泡膨張後の収縮が原因となって中空構造物の意匠面
に発生する凹凸の歪みを可及的に軽減することができる
中空構造物における発泡性材料の支持構造を提供するこ
とである。
うに、中空構造物101 の中空室106 に発泡性材料121 が
支持された後、外部からの加熱に基づいて、発泡性材料
121 が発泡膨張すると、その発泡性材料121 の周囲は、
発泡膨張しながらインナパネル102 及びアウタパネル10
4 の内周面を押圧して密着し、これによって中空室106
を遮断する。図6の(B)に示すように、発泡性材料12
1 の発泡膨張が完了し、発泡体122となった後、その発
泡体122 が冷却され、所定の収縮率で収縮されると、そ
の発泡体122 の収縮力によって同発泡体122 の周囲の密
着部に対応する部分において、中空構造物101 の外面に
凹凸の歪み126 が発生する。特に、アウタパネル104 の
外面が意匠面108 となる場合には、前記凹凸の歪み126
によって見栄えが悪化されるという問題点があった。こ
の発明の目的は、前記従来の問題点に鑑み、発泡性材料
の発泡膨張後の収縮が原因となって中空構造物の意匠面
に発生する凹凸の歪みを可及的に軽減することができる
中空構造物における発泡性材料の支持構造を提供するこ
とである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1の発明に係る中空構造物における発泡性材
料の支持構造は、中空構造物の中空室内に対し、外部加
熱によって発泡することで前記中空室を遮断する発泡性
材料をホルダ体によって支持するための支持構造であっ
て、前記発泡性材料は、前記中空室の断面形状よりも小
さい板状に形成され、前記ホルダ体は取付手段によって
前記中空室に取付けられるとともに、前記発泡性材料の
両側面を支持する一対の支持プレ−トと、これら支持プ
レ−トの基端部を一体に連結する所要数の連結片と、を
備え、さらに、前記一対の支持プレ−トは、その基端部
の連結片の近傍を支点として弾性的に開閉可能に形成さ
れるとともに、これら支持プレ−トの先端部は前記中空
構造物の意匠面に指向して前記中空室に配設されてい
る。
に、請求項1の発明に係る中空構造物における発泡性材
料の支持構造は、中空構造物の中空室内に対し、外部加
熱によって発泡することで前記中空室を遮断する発泡性
材料をホルダ体によって支持するための支持構造であっ
て、前記発泡性材料は、前記中空室の断面形状よりも小
さい板状に形成され、前記ホルダ体は取付手段によって
前記中空室に取付けられるとともに、前記発泡性材料の
両側面を支持する一対の支持プレ−トと、これら支持プ
レ−トの基端部を一体に連結する所要数の連結片と、を
備え、さらに、前記一対の支持プレ−トは、その基端部
の連結片の近傍を支点として弾性的に開閉可能に形成さ
れるとともに、これら支持プレ−トの先端部は前記中空
構造物の意匠面に指向して前記中空室に配設されてい
る。
【0005】したがって、ホルダ体の一対の支持プレ−
トの間に板状の発泡性材料が支持され、前記ホルダ体が
取付手段によって中空構造物の中空室に取付けられた状
態のもとで、中空構造物の外部からの加熱によって発泡
性材料が発泡膨張する。前記発泡性材料の発泡膨張に基
づいて、一対の支持プレ−トが、その基端部の連結片の
近傍を支点として弾性的に拡開されるとともに、同発泡
性材料の周囲が発泡膨張しながら中空室の内周面に密着
し、これによって中空室が遮断される。前記発泡性材料
の発泡膨張が完了し、発泡体となった後、その発泡体が
冷却されて収縮される際、一対の支持プレ−トの閉じ方
向への弾発力に基づいて前記発泡体が中空構造物の意匠
面に向けて押上げれるため、その発泡体の収縮が前記押
上げによって吸収される。
トの間に板状の発泡性材料が支持され、前記ホルダ体が
取付手段によって中空構造物の中空室に取付けられた状
態のもとで、中空構造物の外部からの加熱によって発泡
性材料が発泡膨張する。前記発泡性材料の発泡膨張に基
づいて、一対の支持プレ−トが、その基端部の連結片の
近傍を支点として弾性的に拡開されるとともに、同発泡
性材料の周囲が発泡膨張しながら中空室の内周面に密着
し、これによって中空室が遮断される。前記発泡性材料
の発泡膨張が完了し、発泡体となった後、その発泡体が
冷却されて収縮される際、一対の支持プレ−トの閉じ方
向への弾発力に基づいて前記発泡体が中空構造物の意匠
面に向けて押上げれるため、その発泡体の収縮が前記押
上げによって吸収される。
【0006】また、請求項2の発明に係る中空構造物に
おける発泡性材料の支持構造は、請求項1に記載の中空
構造物における発泡性材料の支持構造において、一対の
支持プレ−トの内側面の先端部寄りには発泡性材料の加
熱発泡後の収縮を抑制する段差部が形成されている。し
たがって、発泡性材料の発泡膨張による発泡体が収縮さ
れる際、一対の支持プレ−トの段差面によって前記発泡
体の収縮が抑制されるため、発泡体の収縮が原因となっ
て中空構造物の意匠面に発生する凹凸の歪みがより一層
良好に軽減される。
おける発泡性材料の支持構造は、請求項1に記載の中空
構造物における発泡性材料の支持構造において、一対の
支持プレ−トの内側面の先端部寄りには発泡性材料の加
熱発泡後の収縮を抑制する段差部が形成されている。し
たがって、発泡性材料の発泡膨張による発泡体が収縮さ
れる際、一対の支持プレ−トの段差面によって前記発泡
体の収縮が抑制されるため、発泡体の収縮が原因となっ
て中空構造物の意匠面に発生する凹凸の歪みがより一層
良好に軽減される。
【0007】請求項3の発明に係る中空構造物における
発泡性材料の支持構造は、請求項1又は2に記載の中空
構造物における発泡性材料の支持構造において、一対の
支持プレ−トの外側面の基端部寄りにはプレ−ト補強リ
ブが突設されている。したがって、発泡性材料の発泡膨
張に基づいて一対の支持プレ−トが弾性的に拡開される
ときにこれら支持プレ−トが不測に変形したり破損され
る不具合が防止される。
発泡性材料の支持構造は、請求項1又は2に記載の中空
構造物における発泡性材料の支持構造において、一対の
支持プレ−トの外側面の基端部寄りにはプレ−ト補強リ
ブが突設されている。したがって、発泡性材料の発泡膨
張に基づいて一対の支持プレ−トが弾性的に拡開される
ときにこれら支持プレ−トが不測に変形したり破損され
る不具合が防止される。
【0008】請求項4の発明に係る中空構造物における
発泡性材料の支持構造は、請求項1,2又は3に記載の
中空構造物における発泡性材料の支持構造において、一
対の支持プレ−トの基端部を連結している連結片に取付
手段としての係止クリップが一体に突設され、その係止
クリップが中空構造物の取付孔に押込まれて弾性的に係
合することで前記中空構造物の中空室にホルダ体が取付
けられる構成にしてある。したがって、中空構造物の取
付孔に係止クリップが押込まれて弾性的に係合されるこ
とで、中空構造物の中空室にホルダ体が容易にかつ手早
く確実に取付けられる。
発泡性材料の支持構造は、請求項1,2又は3に記載の
中空構造物における発泡性材料の支持構造において、一
対の支持プレ−トの基端部を連結している連結片に取付
手段としての係止クリップが一体に突設され、その係止
クリップが中空構造物の取付孔に押込まれて弾性的に係
合することで前記中空構造物の中空室にホルダ体が取付
けられる構成にしてある。したがって、中空構造物の取
付孔に係止クリップが押込まれて弾性的に係合されるこ
とで、中空構造物の中空室にホルダ体が容易にかつ手早
く確実に取付けられる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
1〜図4にしたがって説明する。図1と図2において、
中空構造物としての車両ボディのピラ−1は、インナパ
ネル2とアウタパネル4とが、これら両パネル2,4の
フランジ3,5においてスポット溶接されることで、中
空の箱形閉じ断面に形成されている。前記インナパネル
2の所定位置には、後述する係止クリップ17が回止めさ
れて嵌込まれる長円形,だ円形,四角形等の非円形の取
付孔7が貫設されている。また、アウタパネル4の外側
面は意匠面8とされている。
1〜図4にしたがって説明する。図1と図2において、
中空構造物としての車両ボディのピラ−1は、インナパ
ネル2とアウタパネル4とが、これら両パネル2,4の
フランジ3,5においてスポット溶接されることで、中
空の箱形閉じ断面に形成されている。前記インナパネル
2の所定位置には、後述する係止クリップ17が回止めさ
れて嵌込まれる長円形,だ円形,四角形等の非円形の取
付孔7が貫設されている。また、アウタパネル4の外側
面は意匠面8とされている。
【0010】前記ピラ−1の中空室6の内部には外部か
らの加熱によって発泡膨張することで前記中空室6を遮
断する発泡性材料21がホルダ体10によって支持されて取
付けられている。前記ホルダ体10は、取付手段としての
係止クリップ17によって前記中空室6に取付けられるも
ので、発泡性材料21の両側面を支持する一対の支持プレ
−ト11と、これら支持プレ−ト11の基端部を一体に連結
している所要数の連結片13,14と、を備えている。
らの加熱によって発泡膨張することで前記中空室6を遮
断する発泡性材料21がホルダ体10によって支持されて取
付けられている。前記ホルダ体10は、取付手段としての
係止クリップ17によって前記中空室6に取付けられるも
ので、発泡性材料21の両側面を支持する一対の支持プレ
−ト11と、これら支持プレ−ト11の基端部を一体に連結
している所要数の連結片13,14と、を備えている。
【0011】前記一対の支持プレ−ト11は、中空室6の
長手方向に直交する方向の平板状をなすとともに同支持
プレ−ト11の周縁部と中空室6の内周壁面との間には適
宜の隙間が生じる程度の大きさ及び形状に形成されてい
る。さらに、一対の支持プレ−ト11は、これら支持プレ
−ト11の基端部を連結している連結片13,14の近傍を支
点として弾性的に開閉可能に形成されるとともに、これ
ら支持プレ−ト11の先端部がアウタパネル4外面の意匠
面8に指向している。
長手方向に直交する方向の平板状をなすとともに同支持
プレ−ト11の周縁部と中空室6の内周壁面との間には適
宜の隙間が生じる程度の大きさ及び形状に形成されてい
る。さらに、一対の支持プレ−ト11は、これら支持プレ
−ト11の基端部を連結している連結片13,14の近傍を支
点として弾性的に開閉可能に形成されるとともに、これ
ら支持プレ−ト11の先端部がアウタパネル4外面の意匠
面8に指向している。
【0012】また、前記一対の支持プレ−ト11の内側面
の先端部寄りには、発泡性材料21の加熱発泡後の収縮を
抑制するための段差部12が上下2段に形成されている。
さらに、一対の支持プレ−ト11の外側面の基端部寄りに
はプレ−ト補強リブ15が突設されている。この実施の形
態において、プレ−ト補強リブ15は、支持プレ−ト11の
外側面の中央高さ位置において突出された横補強リブ15
a と、その横補強リブ15a の長手方向に所定の間隔を隔
てかつ同横補強リブ15a の下面から支持プレ−ト11の基
端部にわたって突設された複数の縦補強リブ15b とを備
えている。
の先端部寄りには、発泡性材料21の加熱発泡後の収縮を
抑制するための段差部12が上下2段に形成されている。
さらに、一対の支持プレ−ト11の外側面の基端部寄りに
はプレ−ト補強リブ15が突設されている。この実施の形
態において、プレ−ト補強リブ15は、支持プレ−ト11の
外側面の中央高さ位置において突出された横補強リブ15
a と、その横補強リブ15a の長手方向に所定の間隔を隔
てかつ同横補強リブ15a の下面から支持プレ−ト11の基
端部にわたって突設された複数の縦補強リブ15b とを備
えている。
【0013】前記ホルダ体10の取付手段としての係止ク
リップ17は、一対の支持プレ−ト11を連結している連結
片13,14のうち、中央部の連結片13から一体に突設され
ており、インナパネル2の取付孔7に押込れて弾性的に
係合することで、ピラ−1の中空室6にホルダ体10が取
付けられるようになっている。すなわち、前記係止クリ
ップ17は、連結片14に一体に形成されかつ前記取付孔7
よりも適宜に大きい台座部18と、該台座部18の座面から
突出された脚部19と、該脚部19の突出端両側から一体に
延出され、かつ取付孔7の周縁部と弾性的に係合する係
止爪を先端に有する一対の弾性変形可能な係止孔20とに
より構成されている。また、この実施の形態において、
一対の支持プレ−ト11,連結片13,14,プレ−ト補強リ
ブ15及び係止クリップ17は合成樹脂の射出成形によって
一体成形されている。
リップ17は、一対の支持プレ−ト11を連結している連結
片13,14のうち、中央部の連結片13から一体に突設され
ており、インナパネル2の取付孔7に押込れて弾性的に
係合することで、ピラ−1の中空室6にホルダ体10が取
付けられるようになっている。すなわち、前記係止クリ
ップ17は、連結片14に一体に形成されかつ前記取付孔7
よりも適宜に大きい台座部18と、該台座部18の座面から
突出された脚部19と、該脚部19の突出端両側から一体に
延出され、かつ取付孔7の周縁部と弾性的に係合する係
止爪を先端に有する一対の弾性変形可能な係止孔20とに
より構成されている。また、この実施の形態において、
一対の支持プレ−ト11,連結片13,14,プレ−ト補強リ
ブ15及び係止クリップ17は合成樹脂の射出成形によって
一体成形されている。
【0014】図3の(A)と図4の(A)に示すよう
に、前記一対の支持プレ−ト11の間には、 110℃〜 190
℃前後の温度によって発泡膨張することで発泡体22とな
る発泡性材料21が未発泡の状態で差込まれて支持されて
いる。この未発泡の発泡性材料21は、図1に示すよう
に、支持プレ−ト11と略同じ大きさ及び形状に形成され
るとともに、図3の(A)に示すように、一対の支持プ
レ−ト11の対向間隔寸法と同じ又は若干小さい肉厚寸法
をもつ平板状に形成されている。さらに、図1に示すよ
うに、発泡性材料21には支持プレ−ト11の各連結片13,
14が差込まれる切欠部24がそれぞれ形成されている。さ
らにまた、発泡性材料21には、一対の支持プレ−ト11の
基端部寄り部分に対応位置において切除孔25が可及的に
大きく貫設されており、その切除孔25によって材料費の
軽減が図られるとともに、一対の支持プレ−ト11がその
基端部寄り部分において過大に拡開されることが防止さ
れるようになっている。
に、前記一対の支持プレ−ト11の間には、 110℃〜 190
℃前後の温度によって発泡膨張することで発泡体22とな
る発泡性材料21が未発泡の状態で差込まれて支持されて
いる。この未発泡の発泡性材料21は、図1に示すよう
に、支持プレ−ト11と略同じ大きさ及び形状に形成され
るとともに、図3の(A)に示すように、一対の支持プ
レ−ト11の対向間隔寸法と同じ又は若干小さい肉厚寸法
をもつ平板状に形成されている。さらに、図1に示すよ
うに、発泡性材料21には支持プレ−ト11の各連結片13,
14が差込まれる切欠部24がそれぞれ形成されている。さ
らにまた、発泡性材料21には、一対の支持プレ−ト11の
基端部寄り部分に対応位置において切除孔25が可及的に
大きく貫設されており、その切除孔25によって材料費の
軽減が図られるとともに、一対の支持プレ−ト11がその
基端部寄り部分において過大に拡開されることが防止さ
れるようになっている。
【0015】前記発泡性材料21として、例えば、特開平
2-276836号公報に開示されている配合をもつ発泡性材料
が用いられる。ちなみに、この発泡性材料の配合は、エ
チレンとメチルアクリレ−トのコポリマ−MIO.7, MA
15重量%63.55,LDPE(融点 1.5℃、密度0.919)275
,4,4-ジ- tertブチルベルオキシn-ブチルバレレ−ト
(トリゴノックス(Trigonox) 29/40 )0.63, ビス(te
rt−ブチルベルオキシイソプロピル)ベンゼン (パ−
カドックス(Perkadox) 14/40 ) 1.63,ベンゼンスルホ
ニルヒドラジド (セロ−ゲン(Cellogen) OT) 3.62,
アゾジカ−ボンアミド(ポロフォ−(Porofor ) ADC-K
)ADC-K ) 1.81,及びジ−エチレングリコ−ル(DEG)
1.81(全比率は重量基準)である。ポロフォ−成分は発
泡活性を活性化する亜鉛を含む。そして、射出成形や押
出成形、特にこの実施の形態においては射出成形によっ
て必要とされる特定形状の発泡性材料21が形成される。
この発泡性材料21は 110℃〜 190℃の温度で発泡、硬化
され、独立気泡の発泡体となる。
2-276836号公報に開示されている配合をもつ発泡性材料
が用いられる。ちなみに、この発泡性材料の配合は、エ
チレンとメチルアクリレ−トのコポリマ−MIO.7, MA
15重量%63.55,LDPE(融点 1.5℃、密度0.919)275
,4,4-ジ- tertブチルベルオキシn-ブチルバレレ−ト
(トリゴノックス(Trigonox) 29/40 )0.63, ビス(te
rt−ブチルベルオキシイソプロピル)ベンゼン (パ−
カドックス(Perkadox) 14/40 ) 1.63,ベンゼンスルホ
ニルヒドラジド (セロ−ゲン(Cellogen) OT) 3.62,
アゾジカ−ボンアミド(ポロフォ−(Porofor ) ADC-K
)ADC-K ) 1.81,及びジ−エチレングリコ−ル(DEG)
1.81(全比率は重量基準)である。ポロフォ−成分は発
泡活性を活性化する亜鉛を含む。そして、射出成形や押
出成形、特にこの実施の形態においては射出成形によっ
て必要とされる特定形状の発泡性材料21が形成される。
この発泡性材料21は 110℃〜 190℃の温度で発泡、硬化
され、独立気泡の発泡体となる。
【0016】なお、発泡性材料21は前記配合のものに限
定するものではなく、加熱発泡する発泡性材料であれば
よい。
定するものではなく、加熱発泡する発泡性材料であれば
よい。
【0017】上述したように構成されるこの実施例にお
いて、中空構造物としてのピラ−1を構成するインナパ
ネル2とアウタパネル4とを、その相互のフランジ3,
5においてスポット溶接する前に、前記インナパネル2
の取付孔7にホルダ体10の係止クリップ17が押込まれ
る。すると、係止クリップ17の一対の係止片20の係着爪
が取付孔7の長手方向両端部と係合し、これによって前
記取付孔7に回止めされた係止クリップ15を介して一対
の支持プレ−ト11が取付けられる。また、前記一対の支
持プレ−ト11の間には、あらかじめ、未発泡の発泡性材
料21が差込まれて支持される。
いて、中空構造物としてのピラ−1を構成するインナパ
ネル2とアウタパネル4とを、その相互のフランジ3,
5においてスポット溶接する前に、前記インナパネル2
の取付孔7にホルダ体10の係止クリップ17が押込まれ
る。すると、係止クリップ17の一対の係止片20の係着爪
が取付孔7の長手方向両端部と係合し、これによって前
記取付孔7に回止めされた係止クリップ15を介して一対
の支持プレ−ト11が取付けられる。また、前記一対の支
持プレ−ト11の間には、あらかじめ、未発泡の発泡性材
料21が差込まれて支持される。
【0018】前記したようにインナパネル2に一対の支
持プレ−ト11によって発泡性材料21が支持された後、前
記インナパネル2とアウタパネル4とが、その相互のフ
ランジ3,5においてスポット溶接され、中空の箱形閉
じ断面をなすピラ−1が構成される。ここで、外部から
の加熱、例えば、前記ピラ−1を有する車両ボディの焼
付塗装の際の外部加熱によって前記発泡性材料21が図3
の(B)及び図4の(B)に示すように発泡膨張して発
泡体23となる。
持プレ−ト11によって発泡性材料21が支持された後、前
記インナパネル2とアウタパネル4とが、その相互のフ
ランジ3,5においてスポット溶接され、中空の箱形閉
じ断面をなすピラ−1が構成される。ここで、外部から
の加熱、例えば、前記ピラ−1を有する車両ボディの焼
付塗装の際の外部加熱によって前記発泡性材料21が図3
の(B)及び図4の(B)に示すように発泡膨張して発
泡体23となる。
【0019】前記発泡性材料21が発泡膨張する際、その
発泡性材料21の発泡膨張に基づいて、一対の支持プレ−
ト11が、その基端部の連結片13,14の近傍を支点として
弾性的に拡開されるとともに、同発泡性材料21の周囲が
発泡膨張しながらピラ−1の中空室6の内周面に密着し
て発泡体となり、前記中空室6が遮断される。前記発泡
体22が冷却されて収縮される際、一対の支持プレ−ト11
の閉じ方向への弾発力に基づいて前記発泡体22がアウタ
パネル4の意匠面8側に向けて押上げられるため、その
発泡体22の収縮が前記押上げによって吸収される。しか
も、この実施の形態では、一対の支持プレ−ト11の段差
部12によっても前記発泡体22の収縮が抑制される。この
結果、発泡体22の収縮が原因となってアウタパネル4外
面の意匠面8に発生する凹凸の歪みが可及的に軽減され
る。
発泡性材料21の発泡膨張に基づいて、一対の支持プレ−
ト11が、その基端部の連結片13,14の近傍を支点として
弾性的に拡開されるとともに、同発泡性材料21の周囲が
発泡膨張しながらピラ−1の中空室6の内周面に密着し
て発泡体となり、前記中空室6が遮断される。前記発泡
体22が冷却されて収縮される際、一対の支持プレ−ト11
の閉じ方向への弾発力に基づいて前記発泡体22がアウタ
パネル4の意匠面8側に向けて押上げられるため、その
発泡体22の収縮が前記押上げによって吸収される。しか
も、この実施の形態では、一対の支持プレ−ト11の段差
部12によっても前記発泡体22の収縮が抑制される。この
結果、発泡体22の収縮が原因となってアウタパネル4外
面の意匠面8に発生する凹凸の歪みが可及的に軽減され
る。
【0020】なお、前記実施の形態においては、一対の
支持プレ−ト11の内側面の先端寄りに段差部12を形成す
る一方、これら支持プレ−ト11の外側面の基端部寄りに
プレ−ト補強リブ15を形成したが、これに限定するもの
ではなく、例えば、図5に示すように、支持プレ−ト11
の閉じ方向への弾発力に基づいて発泡体22をアウタパネ
ル4外面の意匠面8側に押上げて発泡体22の収縮を吸収
することができ、意匠面8に発生する凹凸の歪みを軽減
することができる。さらに、支持プレ−ト11の板厚を増
加してプレ−ト強度を高めた場合には、プレ−ト補強リ
ブ15は設ける必要性はなくなる。さらにまた、支持プレ
−ト11の基端側を薄肉にして弾性拡開されやすい構造に
してもよい。
支持プレ−ト11の内側面の先端寄りに段差部12を形成す
る一方、これら支持プレ−ト11の外側面の基端部寄りに
プレ−ト補強リブ15を形成したが、これに限定するもの
ではなく、例えば、図5に示すように、支持プレ−ト11
の閉じ方向への弾発力に基づいて発泡体22をアウタパネ
ル4外面の意匠面8側に押上げて発泡体22の収縮を吸収
することができ、意匠面8に発生する凹凸の歪みを軽減
することができる。さらに、支持プレ−ト11の板厚を増
加してプレ−ト強度を高めた場合には、プレ−ト補強リ
ブ15は設ける必要性はなくなる。さらにまた、支持プレ
−ト11の基端側を薄肉にして弾性拡開されやすい構造に
してもよい。
【0021】また、前記実施の形態においては、中空構
造物が車両ボディのピラ−1である場合を例示したが、
これに限るものではなく、例えば中空構造物が車両ボデ
ィのロッカパネル,ル−フサンドパネル,フ−ドパネル
等であってもよく、車両ボディ以外であってもよい。
造物が車両ボディのピラ−1である場合を例示したが、
これに限るものではなく、例えば中空構造物が車両ボデ
ィのロッカパネル,ル−フサンドパネル,フ−ドパネル
等であってもよく、車両ボディ以外であってもよい。
【0022】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
発泡性材料の加熱発泡後の収縮が原因となって中空構造
物の意匠面に発生する凹凸の歪みを軽減することができ
る。
発泡性材料の加熱発泡後の収縮が原因となって中空構造
物の意匠面に発生する凹凸の歪みを軽減することができ
る。
【図1】この発明の実施の形態を分解して示す斜視図で
ある。
ある。
【図2】同じく中空構造物に発泡性材料をホルダ体によ
って保持した状態を示す断面図である。
って保持した状態を示す断面図である。
【図3】同じく図2のIII −III 線に基づく断面図であ
る。
る。
【図4】同じく図2のIV−IV線に基づく断面図である。
【図5】この発明の他の実施の形態を示す断面図であ
る。
る。
【図6】従来のものを示す断面図である。
1 ピラ−(中空構造物)
2 インナパネル
4 アウタパネル
6 中空室
8 意匠面
10 ホルダ体
11 支持プレ−ト
12 段差部
13,14 連結片
15 プレ−ト補強リブ
17 係止クリップ(取付手段)
21 発泡性材料
22 発泡体
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
B29C 67/20,67/24
B29C 44/00
B60R 13/01 - 13/04
B60R 13/08
B62D 25/00 - 25/08
B62D 25/14 - 25/22
B29C 39/00 - 39/44
B29C 45/00 - 45/84
B29C 33/00 - 33/76
B29C 41/38 - 41/44
B29C 43/36 - 43/42
B29C 43/50
B29C 49/48 - 49/56
B29C 49/70
B29C 51/31 - 51/40
B29C 51/44
B32B 15/06,15/08
B05D 1/00 - 7/26
Claims (4)
- 【請求項1】 中空構造物の中空室内に対し、外部加熱
によって発泡することで前記中空室を遮断する発泡性材
料をホルダ体によって支持するための支持構造であっ
て、 前記発泡性材料は、前記中空室の断面形状よりも小さい
板状に形成され、 前記ホルダ体は取付手段によって前記中空室に取付けら
れるとともに、前記発泡性材料の両側面を支持する一対
の支持プレ−トと、これら支持プレ−トの基端部を一体
に連結する所要数の連結片と、を備え、 さらに、前記一対の支持プレ−トは、その基端部の連結
片の近傍を支点として弾性的に開閉可能に形成されると
ともに、これら支持プレ−トの先端部は前記中空構造物
の意匠面に指向して前記中空室に配設されていることを
特徴とする中空構造物における発泡性材料の支持構造。 - 【請求項2】 請求項1に記載の中空構造物における発
泡性材料の支持構造において、一対の支持プレ−トの内
側面の先端部寄りには発泡性材料の加熱発泡後の収縮を
抑制する段差部が形成されていることを特徴とする中空
構造物における発泡性材料の支持構造。 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載の中空構造物にお
ける発泡性材料の支持構造において、一対の支持プレ−
トの外側面の基端部寄りにはプレ−ト補強リブが突設さ
れていることを特徴とする中空構造物における発泡性材
料の支持構造。 - 【請求項4】 請求項1,2又は3に記載の中空構造物
における発泡性材料の支持構造において、一対の支持プ
レ−トの基端部を連結している連結片に取付手段として
の係止クリップが一体に突設され、その係止クリップが
中空構造物の取付孔に押込まれて弾性的に係合すること
で前記中空構造物の中空室にホルダ体が取付けられる構
成にしてあることを特徴とする中空構造物における発泡
性材料の支持構造。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19507995A JP3501879B2 (ja) | 1995-07-31 | 1995-07-31 | 中空構造物における発泡性材料の支持構造 |
US08/688,280 US5631027A (en) | 1995-07-31 | 1996-07-29 | Support structure for supporting foamable material on hollow structural member |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19507995A JP3501879B2 (ja) | 1995-07-31 | 1995-07-31 | 中空構造物における発泡性材料の支持構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0938981A JPH0938981A (ja) | 1997-02-10 |
JP3501879B2 true JP3501879B2 (ja) | 2004-03-02 |
Family
ID=16335207
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19507995A Expired - Fee Related JP3501879B2 (ja) | 1995-07-31 | 1995-07-31 | 中空構造物における発泡性材料の支持構造 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5631027A (ja) |
JP (1) | JP3501879B2 (ja) |
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