JP3501682B2 - カラー撮像装置及びそれを用いた撮像システム - Google Patents

カラー撮像装置及びそれを用いた撮像システム

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカラー撮像装置及び
それを用いた撮像システムに係わり、特に各画素信号を
原信号で読出す動作と、加算して読出す動作を選択可能
なカラー撮像装置及びそれを用いた撮像システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】デジタルスチルカメラは200万画素の
撮像素子が使用されるようになった。これは銀鉛写真画
質を追求した結果であって、静止画専用に用いられてい
た。従来NTSC用のビデオカメラは40万画素程度で
あり、読出し速度はインタレース走査で約13.5MH
z、プログレッシブ走査で約27MHzである。
【0003】200万画素の撮像素子を動画で使用する
と、上記40万画素の場合の5倍の読出し速度になる。
【0004】このような読出し速度で読み出しを行う
と、消費電力が非常に増大し、また、かかる消費電力増
大によるノイズの悪化が生じ、さらに画像処理用のメモ
リの増大によるコストアップを招く問題があった。
【0005】この様な問題を解決するものとして、特開
平9−247689号公報に開示されたカラー撮像装置
がある。同公報に示される実施例(公報の図3)では、
4×4画素を単位として同一色を間引いて読み出し加算
している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この場合、問題になる
のは4×4画素のなかで利用される有効画素が1/4に
なっていること、また全体の画素数で考えると1/16
になっていることである。従って、200万画素の素子
の場合200万/16≒12.5万画素相当の解像度し
か得られない。即ち、利用効率が非常に悪くなり、実際
上モニタ程度にしか使うことができない。
【0007】さらに上記特開平9−247689号公報
の実施例(公報の図2)では複数の画素信号を混合して
読出すことが記載されているが、これをCCDで行うに
は実現性がなく(CCDでは電荷転送なのでX−Y走査
の読出しは困難)、また半導体スイッチと光ダイオード
で行うには、垂直信号線のKTCノイズが大きく、良好
なS/Nが得られない問題がある。
【0008】上述の様に従来技術では画素信号を間引
き、また4×4画素単位による読出しのため、充分な解
像度が得られない、S/Nが悪いという課題があった。
【0009】また、画素から信号を読み出す場合、従来
は1行目の画素信号を上側のメモリ、2行目の画素信号
を下側のメモリへ転送していた。従って水平方向の加算
は容易であったが垂直及び斜め方向の加算は困難であっ
た。
【0010】本発明は従来技術の課題を解決し、高精細
の画像と、それより低解像の動画像を良画質で撮影でき
るカラー撮像装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のカラー撮像装置
は、マトリクス状に配列された複数の画素を有し、第1
の色フィルターを一の斜め方向に配列するとともに、第
2の色フィルターと第3の色フィルターとを該一の斜め
方向と交差する他の斜め方向に配列した2行2列の基本
配列を、前記複数の画素に対して水平方向及び垂直方向
に配置した撮像素子と、前記第1の色フィルターが配列
された、前記一の斜め方向に隣接した2以上の画素の信
号を加算する第1の加算手段と、前記第2の色フィルタ
ーが配列された、水平方向の2以上の画素の信号を加算
するとともに、前記第3の色フィルターが配列された、
水平方向の2以上の画素の信号を加算する第2の加算手
段と、を備えたものである。
【0012】
【0013】
【0014】本発明の撮像システムは、上記本発明のカ
ラー撮像装置と、該カラー撮像装置へ光を結像する光学
系と、該撮像装置からの出力信号を処理する信号処理回
路とを有することを特徴とするものである。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
詳細に説明する。
【0016】図1に本発明のカラー撮像装置による画素
信号読出し方法を示す概略説明図である。図1では撮像
素子の出力は4チャンネルあり、撮像素子のマトリクス
状に配された各画素のカラーフィルターは市松模様状に
配置されており、G(緑)フィルターは市松模様の半分
に配され、R(赤)フィルター、B(青)フィルターは
市松模様の残りの半分にそれぞれ半分づつ配されてい
る。
【0017】高精細読出しの場合(システム1)は各画
素信号が独立に読出される。すなわち、出力Aからは読
み出し回路11により画素信号G11,G13,G15・・・
が出力され、出力Bからは読み出し回路11により画素
信号G22,G24,G26・・・が出力され、出力Cからは
読み出し回路12により画素信号B21,B23,B25・・
・が出力され、出力Dからは読み出し回路12により画
素信号R12,R14,R16・・・が出力される。
【0018】また、低解像読出し(システム2)では同
色画素信号が加算して読出され、Gフィルターが配され
た斜め方向の画素からの信号は読み出し回路11により
2行分加算読み出しされ、R又はBフィルターが配され
た水平方向の画素からの信号は読み出し回路12により
2行分加算読み出しされる。すなわち、出力Aからは読
み出し回路11により画素信号G11+G22,G13+G2
4,・・・、及び画素信号G15+G26,G17+G18,・
・・が出力され、出力Cからは読み出し回路12により
画素信号B21+B23,B25+B27,・・・が出力され、
出力Dからは読み出し回路12により画素信号R12+R
14,R16+R18・・・が出力される。なお、ここでは出
力Bから信号が出力されていないが、出力Aからは画素
信号G11+G22,G15+G26,・・・が出力され、出力
Bからは画素信号G13+G24,G17+G28・・・が出力
されるようにしてもよい。
【0019】撮像素子は画素数が1000V×2000
Hの200万画素のハイビジョン用センサーとする。
【0020】システム1のハイビジョン動画の場合は、
各出力(A,B,C,D)からは各色信号が約40MH
z(200万画素×60フィールド/秒×(4/3))
で出力される(4/3はブランキング期間を考慮したも
のである。)。システム1のハイビジョン静止画(デジ
タルスチルカメラ)の場合は、例えば6枚/秒の時は約
4MHzで出力される。
【0021】次にシステム2はNTSCインタレース走
査とすると、4チャンネル出力では約10MHz(イン
タレース走査で1/2、加算で1/2)(Gの加算信号
を1チャンネルで出力する場合は約20MHz)とな
る。
【0022】システム2の特徴は2つの画素行において
G信号は斜め加算、R,B信号は水平加算としたことで
ある。G信号を斜め加算することにより、G(緑)の解
像度はR(赤),B(青)より2倍の解像度が得られ
る。
【0023】Gの高域成分を輝度信号の高域成分として
利用すれば高解像度が得られるとともに、間引きして捨
てる信号がなく、低速駆動で消費電力を減らすことがで
きる。
【0024】図2はCMOSセンサーおよび読み出し回
路を示す回路図である。CMOSセンサーは各画素アン
プのバラツキとゲート部のリセットノイズがあるのでそ
のノイズを除去するため出力部に信号用メモリCT1
ノイズ用メモリCT2を設けて、減算処理によりノイズ
を除去している。
【0025】図2において、破線領域はCMOSセンサ
ーの一画素部を示し、PDはフォトダイオード、MTXは
転送用トランジスタ、MRESはリセット用トランジス
タ、MSELは画素アンプとなる増幅用トランジスタ、MS
ELは画素を選択する選択用トランジスタである。リセッ
ト用トランジスタMRES、MRVをオンして画素部および
垂直出力線のリセットを行った後に画素アンプ、選択用
トランジスタMSEL、トランジスタMCT2を介してノイズ
用メモリCT2にノイズ信号を蓄積する。また、転送用
トランジスタMTXをオンして、フォトダイオードPDか
ら光電変換された信号が画素アンプとなる増幅用トラン
ジスタMSELのゲートに転送され、画素アンプ、選択用
トランジスタMSEL、トランジスタMCT1を介して信号用
メモリCT 1にノイズ信号成分を含む信号を蓄積する。
そして、信号用メモリCT1に蓄積されたノイズ信号成
分を含む信号と、ノイズ用メモリCT2に蓄積されたノ
イズ信号とを水平出力線に出力し、減算処理して画素ア
ンプのバラツキとゲート部のリセットノイズ等のノイズ
成分が除去された信号を得る。φSEL、φTX、φRES、φ
RV、φTS、φTNはそれぞれ増幅用トランジスタMSEL、
転送用トランジスタMTX、リセット用トランジスタMRE
S,MRV、トランジスタMCT1,MCT2を制御する制御信
号である。また、トランジスタMLは画素アンプMSFの
負荷である。φLはφSELと共通に駆動するか、常にHレ
ベルとして抵抗としても良い。
【0026】図3は本発明のカラー撮像装置の回路構成
図である。なお図3の各画素部は図2に示したものと同
一構成である。ノイズ除去手段は簡略化のために省略さ
れているが図2と同様に、ノイズ用メモリとノイズ信号
出力用の水平出力線を設け、減算処理して画素アンプの
バラツキとゲート部のリセットノイズ等のノイズ成分が
除去された信号を得ることができる。
【0027】図3の上側のメモリ回路は2行分のG信号
を蓄積する。また、下側のメモリ回路は2行分のR信号
とB信号を蓄積する。画素G11,R12,B21,G22の信
号読み出しを例にとって説明すると、画素G11からの信
号は切り換えトランジスタMG11を介してメモリCG11
に蓄積され、画素G22からの信号は切り換えトランジス
タMG12を介してメモリCG22に蓄積される。そして、
画素B21からの信号は切り換えトランジスタMB11を介
してメモリCB21に蓄積され、画素R12からの信号は切
り換えトランジスタMR12を介してメモリCR12に蓄積
される。トランジスタMA1はメモリCG11とメモリCG
22とに蓄積された信号を加算するトランジスタ、トラン
ジスタMA2はメモリCG13とメモリCG24とに蓄積され
た信号を加算するトランジスタ、トランジスタMA3はメ
モリCB21とメモリCB23とに蓄積された信号を加算す
るトランジスタ、トランジスタMA4はメモリCR12とメ
モリCR14とに蓄積された信号を加算するトランジスタ
である。φT1、φT2、φAは、それぞれトランジスタMG
11,MG21,MR12,MR22、トランジスタMG12,MG2
2,MB11,MB21、トランジスタMA1〜MA4を制御する
制御信号である。また、φhcは水平出力線をリセットす
るトランジスタMhc1〜Mhc4を制御する制御信号であ
る。
【0028】図4に画素信号をメモリへ転送するタイミ
ング図を示し、図5にメモリ信号を独立に読出す時と加
算して読出す時とのタイミング図を示す。
【0029】図4の期間t1で第1行目の画素列の制御
信号φRES、φRVをHレベルとしてリセット用トランジ
スタMRES、MRVをオンして画素及び垂直出力線のリセ
ットを行う。
【0030】次に、期間t2で第1行目の画素列の制御
信号φTX,φSELをHレベルとして転送用トランジスタ
MTX,MSELをオンし、さらにφT1をHレベルとしてト
ランジスタMG11,MG21,MR12,MR22,・・・をオン
して画素G11,R12,・・・,G1(n-1),R1nで光電変
換された信号電荷に対応する信号をメモリCG11〜CG
1(n-1),CR12〜CR1nに転送する。なお、不図示のリ
セットノイズ等のノイズ信号の転送は期間t1と期間t2
との間に行う。
【0031】次に、期間t3で第2行目の画素列の制御
信号φRES、φRVをHレベルとしてリセット用トランジ
スタMRES、MRVをオンして画素及び垂直出力線のリセ
ットを行う。
【0032】次に期間t4で第2行目の画素列の制御信
号φTX,φSELをHレベルとして転送用トランジスタMT
X,MSELをオンし、さらにφT2をHレベルとしてトラン
ジスタMB11,MB21,MG12,MG22をオンして画素B2
1,G22,・・・,B2(n-1),G2nで光電変換された信
号電荷に対応する信号をメモリCB21〜CB2(n-1),C
G22〜CG2nに転送する。なお、不図示のリセットノイ
ズ等のノイズ信号の転送は期間t3と期間t4との間に行
う。
【0033】以上の動作で2行の画素信号のなかで斜め
方向に配列されたG画素からのG信号は上側のメモリへ
蓄積され、R,B信号は下側のメモリへ蓄積されたこと
になる。
【0034】システム1は各画素信号の独立読出しなの
で、図5に示すようにφModeはHレベルとなり、水平走
査回路(H・SR)からの水平シフトパルスh11〜hn1
とh12〜hn2は同相で駆動する。従って、2×2画素単
位のR,B,G信号が同相で水平出力線へ転送され、出
力アンプでノイズが除去され、出力される。
【0035】システム2は加算読出しなので、φModeは
Lレベル、加算パルスφAがHレベルとなる。これによ
ってGは隣接する2列の信号が加算され、RとBは1列
おいた同色信号が加算される。この結果、Gは斜め加算
され、RとBは水平方向で同色加算されたことになる。
すなわち、各々G11とG12、G13とG24、・・・、G1
(n-1)とG2nが加算され、各々B21とB23、・・・、B2
(n-3)とB2(n-1)が加算され、各々R12とR14、・・
・、R1(n-2)とR1nが加算されたことになる。水平出力
線への転送は、水平シフトパルスh11〜h(n/2)1がHレ
ベル、水平シフトパルスh12〜h(n/2)2はLレベルのま
まの状態で行われる。
【0036】本実施例では、G信号はAチャンネルへ、
B信号はCチャンネルへ、R信号はDチャンネルへ出力
される。Bチャンネルは信号が出力されず不使用なので
電源がオフに制御される。信号加算はメモリ上で行なっ
たが、加算方法はこれに限らず、メモリ信号を水平出力
線で加算してもよい。また画素上で加算しても良い。
【0037】図6は共通アンプ画素の例を示す図であ
る。図6に示すように、a11,a12,a21,a22は各画
素の光電変換部となるフォトダイオード、MSFは共通ア
ンプとなる増幅用トランジスタ、MTX1〜MTX4はフォト
ダイオードに蓄積された信号電荷を共通アンプの入力部
となるフローティングディフュージョン領域(FD領
域)に転送する転送用トランジスタ、MRESはFD領域
をリセットするリセット用トランジスタ、MSELは共通
アンプ画素を選択する選択用トランジスタである。トラ
ンジスタMSF,MSELはソースフォロア回路を構成す
る。かかる共通アンプ画素は4つのフォトダイオードか
らの信号が共通アンプを介して出力され、4画素で一つ
の単位セルを構成する。1つの画素はフォトダイオー
ド、転送用トランジスタを含み、共通アンプ,リセット
用トランジスタ、選択用トランジスタからなる共通回路
の一部を含んでいる。フォトダイオードa11,a22にG
フィルター、フォトダイオードa21にBフィルター、フ
ォトダイオードa12にRフィルターを配し、転送トラン
ジスタMTX1,MTX4をオンすると、フォトダイオードa
11(G11)とフォトダイオードa22(G22)からの信号
が共通アンプのゲートで加算され、出力される信号が2
倍になりS/Nが向上する。共通アンプを8画素単位に
すると共通アンプのゲートで各色毎(R,B,G毎)に
加算ができる。
【0038】図3のカラー撮像装置の走査としては、ノ
ンインタレース(プログレッシブ)走査では垂直走査回
路(V・SR)により水平信号線V1とV2を一組とし
て走査し、以後水平信号線V3とV4、水平信号線V5
とV6、のように2水平信号線を組として走査する。
【0039】インタレース走査では、第一フィールドで
は水平信号線V1とV2、水平信号線V5とV6、水平
信号線V9とV10、・・・の組で走査し、第二フィー
ルドでは水平信号線V3とV4、水平信号線V7とV
8、・・・の組で走査する。この様に走査し、画素信号
を加算読出し信号処理をすることで、垂直500本の解
像度が得られる。
【0040】本実施例では2本の画素行で加算を行なっ
たが、それ以上の画素行を加算しても良い。また同様
に、水平方向の加算を2画素で行なったがそれ以上でも
良い。すなわち、システムの要請によって任意に設定す
ることができる。
【0041】図7にシステム概略図を示す。同図に示す
ように、光学系71を通って入射した画像光はCMOS
センサー72上に結像する。CMOSセンサー72上に
配置されている画素アレーによって光情報は電気信号へ
と変換される。その電気信号は信号処理回路73によっ
て予め決められた方法によって信号変換処理され、出力
される。信号処理された信号は、記録系、通信系74に
より情報記録装置により記録、あるいは情報転送され
る。記録、あるいは転送された信号は再生系77により
再生される。CMOSセンサー72、信号処理回路73
はタイミング制御回路75により制御され、光学系7
1、タイミング制御回路75、記録系・通信系74、再
生系77はシステムコントロール回路76により制御さ
れる。タイミング制御回路75により独立読出しか、加
算読出しかを選択することができる。
【0042】前述した高画素読出し(全画素読出し)と
低画素読出し(加算読出し)とでは水平と垂直駆動パル
スが異なる。従って読出しモード毎にセンサーの駆動タ
イミング、信号処理回路の解像度処理、記録系の記録画
素数を変える必要がある。これらの制御はシステムコン
トロール回路76で各読出しモードに応じて行われる。
また読出しモードで、加算により感度が異なる。例えば
高画素読出しに対し加算読出しでは信号量が2倍にな
る。このままではダイナミックレンジが1/2になるた
め不図示の絞りを半絞り小さく制御することにより適正
信号を得る。この結果、低照度時は1/2の明るさまで
撮影可能となる。信号処理回路及び記録系は高精細用と
動画像用に別に設けても良い。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画素信号の読出しを、独立読出しと加算読出しを選択す
ることにより、高精細画像と動画像(標準画像あるいは
低解像画像)とを切替えることができる。動画像では間
引き処理をしないためモアレが少なく、またS/Nが向
上し、低消費電力である。
【0044】また本発明では2行の信号の一部を同一メ
モリへ転送できる様にしたのでメモリあるいは水平信号
線での加算ができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカラー撮像装置による画素信号読出し
方法を示す概略説明図である。
【図2】CMOSセンサーおよび読み出し回路を示す回
路図である。
【図3】本発明のカラー撮像装置の回路構成図である。
【図4】画素信号をメモリへ転送するタイミングを示す
タイミングチャートである。
【図5】メモリ信号を独立に読出す時と加算して読出す
時のタイミングを示すタイミングチャートである。
【図6】共通アンプ画素の例を示す図である。
【図7】本発明による撮像システムの概略図である。
【符号の説明】
11,12 読み出し回路

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マトリクス状に配列された複数の画素を
    有し、第1の色フィルターを一の斜め方向に配列すると
    ともに、第2の色フィルターと第3の色フィルターとを
    該一の斜め方向と交差する他の斜め方向に配列した2行
    2列の基本配列を、前記複数の画素に対して水平方向及
    び垂直方向に配置した撮像素子と、 前記第1の色フィルターが配列された、前記一の斜め方
    向に隣接した2以上の画素の信号を加算する第1の加算
    手段と、 前記第2の色フィルターが配列された、水平方向の2以
    上の画素の信号を加算するとともに、前記第3の色フィ
    ルターが配列された、水平方向の2以上の画素の信号を
    加算する第2の加算手段と、 を備えたカラー撮像装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のカラー撮像装置におい
    て、前記第1の色フィルターはG(緑)色の色フィルタ
    ーであり、前記第2及び第3の色フィルターはR(赤)
    及びB(青)色の色フィルターであるカラー撮像装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のカラー撮像装置におい
    て、前記G色の色フィルターが配された2以上の画素を
    含む複数の画素で単位セルを構成し、該単位セル内でG
    色の色フィルターが配された画素からの信号を加算する
    ことを特徴とするカラー撮像装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかの記載のカラー
    撮像装置において、各画素信号を独立に読出す手段と画
    素信号をそれぞれ色ごとに加算して読出す手段とを切替
    える切替手段を有することを特徴とするカラー撮像装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項に記載のカ
    ラー撮像装置において、 前記撮像素子は、前記第1の色フィルターが配列された
    複数の画素からの信号を順次読み出すための第1の共通
    出力線と、前記複数の画素が配された領域について前記
    第1の共通出力線と反対方向に設けられた、前記第2及
    び第3の色フィルターが配列された複数の画素からの信
    号を順次読み出すための第2の共通出力線とを有し、前
    記第1の加算手段によって加算された信号は、前記第1
    の共通出力線を介して出力し、前記第2の加算手段で加
    算された信号は、前記第2の共通 出力線を介して出力す
    ることを特徴とするカラー撮像装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜4のいずれか1項に記載のカ
    ラー撮像装置において、 前記撮像素子は、複数の画素からの信号を蓄積する複数
    のメモリと、前記メモリ間を接続するトランジスタと、
    前記複数のメモリからの信号を順次出力する共通出力線
    とを有し、前記第1及び第2の加算手段は、前記トラン
    ジスタを制御することにより、複数の画素からの信号の
    加算を行うことを特徴とするカラー撮像装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜のいずれかの請求項に記載
    のカラー撮像装置と、該カラー撮像装置へ光を結像する
    光学系と、該撮像装置からの出力信号を処理する信号処
    理回路とを有することを特徴とする撮像システム。
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