JP3501592B2 - シート搬送装置及びそれを備えた画像形成装置 - Google Patents
シート搬送装置及びそれを備えた画像形成装置Info
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- JP3501592B2 JP3501592B2 JP23160796A JP23160796A JP3501592B2 JP 3501592 B2 JP3501592 B2 JP 3501592B2 JP 23160796 A JP23160796 A JP 23160796A JP 23160796 A JP23160796 A JP 23160796A JP 3501592 B2 JP3501592 B2 JP 3501592B2
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- Japan
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- sheet
- guide
- sheet conveying
- conveying device
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、シートを複数の湾
曲したガイドリブに沿って搬送するシート搬送装置、並
びに該シート搬送装置を備えた画像形成装置に関するも
のである。
曲したガイドリブに沿って搬送するシート搬送装置、並
びに該シート搬送装置を備えた画像形成装置に関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】従来、プリンタ等の画像形成装置には図
９に示すように装置本体２の下部に給紙トレイ３を備
え、また、装置本体２の上面に排紙積載トレイ７を備え
るなどして、極力設置面積を小さくするように構成され
ているものがあった。
９に示すように装置本体２の下部に給紙トレイ３を備
え、また、装置本体２の上面に排紙積載トレイ７を備え
るなどして、極力設置面積を小さくするように構成され
ているものがあった。
【０００３】この画像形成装置におけるシート搬送は、
シート給送部４、シート排出部６に湾曲した搬送路を備
え、給紙から排紙までの過程でシートがＳ字を描くよう
に構成されていた。シート排出部６については、搬送路
の湾曲の外側、内側をそれぞれシートガイド３４、内側
ガイド２９により構成されていた。ここでは、シートの
画像面が湾曲の内側を向くため、画像面を内側ガイドに
こすりつけることがないよう、搬送ローラー３０のシー
ト搬送速度を排出ローラー３２のそれより若干速くし、
シートの裏面が搬送路外側のシートガイド３４と摺動す
るようになっていた。また、シートガイド３４は複数の
湾曲した、樹脂材等から成るガイドリブ３５によりその
搬送面が形成されていた。そして、図１０および図１１
に示す様に、ガイドリブ３５のシート案内面３６は、シ
ート先端縁部の引っかかりを無くし、スムーズなシート
搬送が行えるように、極力表面が滑らかになるよう形成
されていた。
シート給送部４、シート排出部６に湾曲した搬送路を備
え、給紙から排紙までの過程でシートがＳ字を描くよう
に構成されていた。シート排出部６については、搬送路
の湾曲の外側、内側をそれぞれシートガイド３４、内側
ガイド２９により構成されていた。ここでは、シートの
画像面が湾曲の内側を向くため、画像面を内側ガイドに
こすりつけることがないよう、搬送ローラー３０のシー
ト搬送速度を排出ローラー３２のそれより若干速くし、
シートの裏面が搬送路外側のシートガイド３４と摺動す
るようになっていた。また、シートガイド３４は複数の
湾曲した、樹脂材等から成るガイドリブ３５によりその
搬送面が形成されていた。そして、図１０および図１１
に示す様に、ガイドリブ３５のシート案内面３６は、シ
ート先端縁部の引っかかりを無くし、スムーズなシート
搬送が行えるように、極力表面が滑らかになるよう形成
されていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、ＯＨＰシート等のシート表面が非常に平滑な
シートを湾曲したシート案内面３６に沿って搬送する場
合に、シートがリブの湾曲部付近に強く押当てられるこ
とによりシート案内面３６に密着してしまい、図１１の
ようなシートジャムが発生してしまうことがあった。ま
た、既に裏面に画像形成されたシートの表面に更に画像
形成する場合（両面プリント時）でも、裏面のトナーの
定着された部分がリブ面と密着しやすくなるために異常
な摺動音が発生することがあった。
来例では、ＯＨＰシート等のシート表面が非常に平滑な
シートを湾曲したシート案内面３６に沿って搬送する場
合に、シートがリブの湾曲部付近に強く押当てられるこ
とによりシート案内面３６に密着してしまい、図１１の
ようなシートジャムが発生してしまうことがあった。ま
た、既に裏面に画像形成されたシートの表面に更に画像
形成する場合（両面プリント時）でも、裏面のトナーの
定着された部分がリブ面と密着しやすくなるために異常
な摺動音が発生することがあった。
【０００５】そこで、本発明の目的は、ガイドリブのシ
ート案内面に切り欠き部を設けてシート案内面とシート
面の接触面積を減らし、シートジャムや摺動音の発生を
防止できるシート搬送装置及びそれを備えた画像形成装
置を提供することにある。
ート案内面に切り欠き部を設けてシート案内面とシート
面の接触面積を減らし、シートジャムや摺動音の発生を
防止できるシート搬送装置及びそれを備えた画像形成装
置を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本出願に係る第１の発明のシート搬送装置は、湾曲
したシート案内面を一体に有し、シート搬送方向に装置
って備えられた複数のガイド部材と、前記複数のガイド
部材にシートを導く搬送ローラーとを備え、前記搬送ロ
ーラーによるシート搬送方向を前記複数のガイド部材に
より、所定の角度だけ反転させてシート搬送を行うシー
ト搬送装置において、前記ガイド部材のシート案内面
に、搬送中のシートが非接触となる切り欠き部を設ける
ことを特徴とする。
め、本出願に係る第１の発明のシート搬送装置は、湾曲
したシート案内面を一体に有し、シート搬送方向に装置
って備えられた複数のガイド部材と、前記複数のガイド
部材にシートを導く搬送ローラーとを備え、前記搬送ロ
ーラーによるシート搬送方向を前記複数のガイド部材に
より、所定の角度だけ反転させてシート搬送を行うシー
ト搬送装置において、前記ガイド部材のシート案内面
に、搬送中のシートが非接触となる切り欠き部を設ける
ことを特徴とする。
【０００７】本出願に係る第２の発明のシート搬送装置
は、第１の発明において、前記複数のガイド部材のう
ち、隣り合うガイド部材の切り欠き部の位置を搬送方向
において、ずらしたことを特徴とする。
は、第１の発明において、前記複数のガイド部材のう
ち、隣り合うガイド部材の切り欠き部の位置を搬送方向
において、ずらしたことを特徴とする。
【０００８】本出願に係る第３の発明のシート搬送装置
は、第１または２のいずれかの発明における前記各ガイ
ド部材は、板状部材からなり、並列された複数のガイド
部材の湾曲したシート案内面は、シート搬送方向に対し
垂直の一平面を形成することを特徴とする。
は、第１または２のいずれかの発明における前記各ガイ
ド部材は、板状部材からなり、並列された複数のガイド
部材の湾曲したシート案内面は、シート搬送方向に対し
垂直の一平面を形成することを特徴とする。
【０００９】本出願に係る第４の発明のシート搬送装置
は、第１または２のいずれかの発明における前記搬送ロ
ーラーは、ガイド部材の下部に設けられ、搬送ローラー
により搬送されるシートは、ガイド部材のシート案内面
の下方から上方へ案内されながら所定の角度反転される
ことを特徴とする。
は、第１または２のいずれかの発明における前記搬送ロ
ーラーは、ガイド部材の下部に設けられ、搬送ローラー
により搬送されるシートは、ガイド部材のシート案内面
の下方から上方へ案内されながら所定の角度反転される
ことを特徴とする。
【００１０】本出願に係る第５の発明の画像形成装置
は、第１から４のいずれかの発明のシート搬送装置と、
シートに画像を形成する画像形成手段を有することを特
徴とする。
は、第１から４のいずれかの発明のシート搬送装置と、
シートに画像を形成する画像形成手段を有することを特
徴とする。
【００１１】
【作用】以上の手段に基づき、ＯＨＰシート等のシート
表面が非常に平滑なシートや裏面にすでに画像形成済み
のシートを湾曲したガイドリブに沿って搬送する場合
に、シートとリブ面の接触面積が減少し、かつ、接触が
断続的となるためにシートがリブ面に密着しにくくな
り、シートジャムや異常な摺動音の発生が防止される。
表面が非常に平滑なシートや裏面にすでに画像形成済み
のシートを湾曲したガイドリブに沿って搬送する場合
に、シートとリブ面の接触面積が減少し、かつ、接触が
断続的となるためにシートがリブ面に密着しにくくな
り、シートジャムや異常な摺動音の発生が防止される。
【００１２】
【発明の実施の形態】（第１の実施形態）
以下、図面に沿って本発明による実施形態について説明
する。
する。
【００１３】本説明ではシート搬送装置を備える画像形
成装置として図３に示す様なレーザービーム方式のプリ
ンターを例にとって説明する。プリンター１は装置本体
２の下部に着脱自在に装着される給紙カセット３やシー
ト給送部４、画像形成部５、シート搬送装置としてシー
ト排出部６を備えており、装置本体２の上部には、画像
形成され排出されたシートを積載するシート積載部７が
形成されている。
成装置として図３に示す様なレーザービーム方式のプリ
ンターを例にとって説明する。プリンター１は装置本体
２の下部に着脱自在に装着される給紙カセット３やシー
ト給送部４、画像形成部５、シート搬送装置としてシー
ト排出部６を備えており、装置本体２の上部には、画像
形成され排出されたシートを積載するシート積載部７が
形成されている。
【００１４】画像形成部５はレーザースキャナー１１や
反射ミラー１２、プロセスカートリッジ１３、転写ロー
ラー１４、搬送台１５、定着装置１６を備えている。
反射ミラー１２、プロセスカートリッジ１３、転写ロー
ラー１４、搬送台１５、定着装置１６を備えている。
【００１５】プロセスカートリッジ１３の内部には感光
ドラム１７を中心に現像器１８や帯電ローラー１９、ク
リーナー２０等が備えられており、レーザースキャナー
１１から発せられる光が反射ミラー１２により反射され
て、感光ドラム１７上を走査することにより潜像が形成
され、更に現像器１８から供給されるトナーによりトナ
ー像が形成され、転写ローラー１４によりシート上に転
写される。転写後のシートは搬送台１５に沿って定着装
置１６へと送られ、定着ローラー２１および加圧ローラ
ー２２によってトナーの定着が行われる。
ドラム１７を中心に現像器１８や帯電ローラー１９、ク
リーナー２０等が備えられており、レーザースキャナー
１１から発せられる光が反射ミラー１２により反射され
て、感光ドラム１７上を走査することにより潜像が形成
され、更に現像器１８から供給されるトナーによりトナ
ー像が形成され、転写ローラー１４によりシート上に転
写される。転写後のシートは搬送台１５に沿って定着装
置１６へと送られ、定着ローラー２１および加圧ローラ
ー２２によってトナーの定着が行われる。
【００１６】シート排出部６は図１および図２にも示す
ように、搬送ローラー３０、シートガイド３４、内側ガ
イド２９、排出ローラー３２を備え、搬送ローラー３
０、排出ローラー３２はそれぞれに対向して従動する搬
送コロ３１および排出コロ３３を有する。シートガイド
３４は樹脂材で一体に成型されており、湾曲したシート
案内面３６を有する複数のガイドリブ３５を備える。そ
れぞれのガイドリブ３５には段差状の切り欠き部３７お
よび３８が設けられている。該切り欠き部は、図２に示
すように、湾曲したシート案内面３６に対し急傾斜の面
と、該急傾斜の面の最内端部から案内面に向かう緩傾斜
面３９、４０で形成されているが、該急傾斜面は、シー
トとシート案内面との前面接触を避ける範囲で緩傾斜と
することができる。
ように、搬送ローラー３０、シートガイド３４、内側ガ
イド２９、排出ローラー３２を備え、搬送ローラー３
０、排出ローラー３２はそれぞれに対向して従動する搬
送コロ３１および排出コロ３３を有する。シートガイド
３４は樹脂材で一体に成型されており、湾曲したシート
案内面３６を有する複数のガイドリブ３５を備える。そ
れぞれのガイドリブ３５には段差状の切り欠き部３７お
よび３８が設けられている。該切り欠き部は、図２に示
すように、湾曲したシート案内面３６に対し急傾斜の面
と、該急傾斜の面の最内端部から案内面に向かう緩傾斜
面３９、４０で形成されているが、該急傾斜面は、シー
トとシート案内面との前面接触を避ける範囲で緩傾斜と
することができる。
【００１７】ここで、上述実施形態の作用について説明
する。
する。
【００１８】給紙カセット３内のシートＳの最上部の一
枚が給紙ローラー２３によって取り出され、ローラー２
４、コロ２５によりガイド２６に沿って画像形成部５へ
と搬送され、トナー像の転写、定着が行われる。その上
面に画像形成されたシートはシート排出部６へ送られ
て、搬送ローラー３０及び搬送コロ３１によってシート
ガイド３４へと導かれる。シートの上流側先端はガイド
リブ３５の湾曲したシート案内面３６に沿って上方へと
進行方向を変え、切り欠き部３７，３８へ達する。シー
ト先端はこの切り欠き部３７，３８で一度切り欠き内部
に落ち込むが、進行方向に対しての角度差が小さい斜面
３９，４０部にその先端が当接するため、引っかかり等
無くスムーズに切り欠き部３７，３８を通過する。この
切り欠き部３７，３８付近ではシート面とシート案内面
３６との接触長さが小さくなるためにシートがシート案
内面３６に密着すること無く、シートガイド３４の上方
へと導かれ、湾曲部に沿って進行方向を変えて排出ロー
ラー３２および排出コロ３３によって装置上部のシート
積載部７に排出、積載される。
枚が給紙ローラー２３によって取り出され、ローラー２
４、コロ２５によりガイド２６に沿って画像形成部５へ
と搬送され、トナー像の転写、定着が行われる。その上
面に画像形成されたシートはシート排出部６へ送られ
て、搬送ローラー３０及び搬送コロ３１によってシート
ガイド３４へと導かれる。シートの上流側先端はガイド
リブ３５の湾曲したシート案内面３６に沿って上方へと
進行方向を変え、切り欠き部３７，３８へ達する。シー
ト先端はこの切り欠き部３７，３８で一度切り欠き内部
に落ち込むが、進行方向に対しての角度差が小さい斜面
３９，４０部にその先端が当接するため、引っかかり等
無くスムーズに切り欠き部３７，３８を通過する。この
切り欠き部３７，３８付近ではシート面とシート案内面
３６との接触長さが小さくなるためにシートがシート案
内面３６に密着すること無く、シートガイド３４の上方
へと導かれ、湾曲部に沿って進行方向を変えて排出ロー
ラー３２および排出コロ３３によって装置上部のシート
積載部７に排出、積載される。
【００１９】このように、ガイドリブ３５の一部に切り
欠き部３７，３８を設けることにより、シートとガイド
リブ３５のシート案内面３６との接触が断続的となり摺
動抵抗が減少するために、ＯＨＰシートの様に表面が平
滑でシート案内面３６に密着しやすいシートでもスムー
ズに搬送することが可能となる。
欠き部３７，３８を設けることにより、シートとガイド
リブ３５のシート案内面３６との接触が断続的となり摺
動抵抗が減少するために、ＯＨＰシートの様に表面が平
滑でシート案内面３６に密着しやすいシートでもスムー
ズに搬送することが可能となる。
【００２０】また、ガイドリブ３５の切り欠き部３６，
３７は図４に示すように、隣り合うガイドリブでシート
搬送方向における位置をずらしても良い。こうすること
により、シート後端が隣り合う複数の切り欠き部に同時
に落ち込むことがなくなり、落ち込み時のハネ音が緩和
される効果が生まれる。
３７は図４に示すように、隣り合うガイドリブでシート
搬送方向における位置をずらしても良い。こうすること
により、シート後端が隣り合う複数の切り欠き部に同時
に落ち込むことがなくなり、落ち込み時のハネ音が緩和
される効果が生まれる。
【００２１】なお、上記例では、各ガイドリブの切り欠
き部は、２個の例で説明したが、図４に示すように１個
としたり、後述のように、多数としたりすることができ
る。（第２の実施形態）ついで、先の実施形態の一部を
変更した実施形態について説明する。
き部は、２個の例で説明したが、図４に示すように１個
としたり、後述のように、多数としたりすることができ
る。（第２の実施形態）ついで、先の実施形態の一部を
変更した実施形態について説明する。
【００２２】図５にその一部を示すように、ガイドリブ
３５のシート案内面３６各々にガイドリブ３５の厚みよ
り細い溝４０を複数設ける。先の実施形態の切り欠き部
３７，３８同様に、溝４０の上流側はシートの先端が引
っかかりにくいように緩やかな傾斜になっており、この
溝４０を所定の間隔をおいて連続的に配置する。
３５のシート案内面３６各々にガイドリブ３５の厚みよ
り細い溝４０を複数設ける。先の実施形態の切り欠き部
３７，３８同様に、溝４０の上流側はシートの先端が引
っかかりにくいように緩やかな傾斜になっており、この
溝４０を所定の間隔をおいて連続的に配置する。
【００２３】以上の構成により、先の実施形態と同様に
シートとシート案内面３６との接触が断続的となること
により摺動抵抗が減少し、シートがシート案内面３６に
密着することなくスムーズな搬送が可能になる。
シートとシート案内面３６との接触が断続的となること
により摺動抵抗が減少し、シートがシート案内面３６に
密着することなくスムーズな搬送が可能になる。
【００２４】（本発明を説明するための参考例１）
ついで、本発明を説明するための参考例１について説明
する。
する。
【００２５】図６にその一部を示すように、ガイドリブ
３５のシート案内面３６の表面にはシボ状の微細な凹凸
模様５０が一体に形成されており、その凹凸の高さはシ
ート先端が引っかかることのないように５０〜１００μ
ｍ程度となっており、凸部の先端はシートが円滑に摺動
するように球形状をしている。
３５のシート案内面３６の表面にはシボ状の微細な凹凸
模様５０が一体に形成されており、その凹凸の高さはシ
ート先端が引っかかることのないように５０〜１００μ
ｍ程度となっており、凸部の先端はシートが円滑に摺動
するように球形状をしている。
【００２６】このようにシートガイド３５を構成するこ
とにより、シートとシート案内面３６とが微細な凹凸面
で接触するために密着することなく、スムーズな搬送が
可能になる。
とにより、シートとシート案内面３６とが微細な凹凸面
で接触するために密着することなく、スムーズな搬送が
可能になる。
【００２７】（本発明を説明するための参考例２）
ついで、図７および図８に沿って本発明を説明するため
の参考例２について説明する。なお、先の実施形態及び
参考例と同様の部分については同符号を付して説明を省
略する。
の参考例２について説明する。なお、先の実施形態及び
参考例と同様の部分については同符号を付して説明を省
略する。
【００２８】図７および図８に示すようにシートガイド
３４にガイドローラー６０を設ける。このガイドローラ
ー６０の中心軸６１はその両端部が本体（不図示）に回
動自在に支持されており、各々のガイドリブ３５に逃げ
溝６３を設けることにより、シート案内面３６より内側
に位置している。この中心軸６１には複数のコロ６２が
嵌合もしくは一体に成形されており、コロ６２の外縁部
がガイドリブ３５のシート案内面３６より若干湾曲内側
に突出するように構成されている。
３４にガイドローラー６０を設ける。このガイドローラ
ー６０の中心軸６１はその両端部が本体（不図示）に回
動自在に支持されており、各々のガイドリブ３５に逃げ
溝６３を設けることにより、シート案内面３６より内側
に位置している。この中心軸６１には複数のコロ６２が
嵌合もしくは一体に成形されており、コロ６２の外縁部
がガイドリブ３５のシート案内面３６より若干湾曲内側
に突出するように構成されている。
【００２９】このガイドローラー６０は、画像形成済み
のシートがシート案内面３６に沿って搬送され、コロの
外縁部に接触することにより、従動的に回転する。
のシートがシート案内面３６に沿って搬送され、コロの
外縁部に接触することにより、従動的に回転する。
【００３０】このように、シートに従動し回転するガイ
ドローラー６０をシートガイド３５に設けることによ
り、ガイドローラー６０の外縁部がシート案内面の一部
となり、ガイドローラー６０部およびその付近において
シートとシート案内面３６との接触がなくなり、摺動抵
抗が減少するために、ＯＨＰシートの様に表面が平滑で
リブ面に密着しやすいシートでもスムーズに搬送するこ
とが可能となる。
ドローラー６０をシートガイド３５に設けることによ
り、ガイドローラー６０の外縁部がシート案内面の一部
となり、ガイドローラー６０部およびその付近において
シートとシート案内面３６との接触がなくなり、摺動抵
抗が減少するために、ＯＨＰシートの様に表面が平滑で
リブ面に密着しやすいシートでもスムーズに搬送するこ
とが可能となる。
【００３１】図示例では、ガイドローラ６０はシート案
内面３６の下方に設けられているが、これより上方に設
けたり、図示例の１基より２基以上に増加することもで
きる。
内面３６の下方に設けられているが、これより上方に設
けたり、図示例の１基より２基以上に増加することもで
きる。
【００３２】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
表面が平滑なＯＨＰシートや裏面に画像形成済みのシー
ト等を湾曲したガイドリブに沿って搬送する場合に、シ
ートとシート案内面の接触面積が減少し、かつ、接触が
断続的となるためにシートがシート案内面に密着しにく
くなり、シートジャムや異常な摺動音の発生が防止され
る。
表面が平滑なＯＨＰシートや裏面に画像形成済みのシー
ト等を湾曲したガイドリブに沿って搬送する場合に、シ
ートとシート案内面の接触面積が減少し、かつ、接触が
断続的となるためにシートがシート案内面に密着しにく
くなり、シートジャムや異常な摺動音の発生が防止され
る。
【００３３】
【図１】本発明の第一の実施形態に係るシート搬送装置
の斜視図。
の斜視図。
【図２】本発明の第一の実施形態に係るシート搬送装置
の正面断面図。
の正面断面図。
【図３】本発明の第一の実施形態に係るシート搬送装置
を備える画像形成装置の正面断面図。
を備える画像形成装置の正面断面図。
【図４】第一の実施形態の一部変形したシート搬送装置
の斜視図。
の斜視図。
【図５】本発明の第二の実施形態に係るガイドシート案
内の斜視図。
内の斜視図。
【図６】本発明の参考例１に係るガイドシート案内の斜
視図。
視図。
【図７】本発明の参考例２に係るシート搬送装置の斜視
図。
図。
【図８】本発明の参考例２に係るシート搬送装置の正面
断面図。
断面図。
【図９】従来の画像形成装置の正面断面図。
【図１０】従来のシート搬送装置の斜視図。
【図１１】従来のシート搬送装置の正面断面図。
１…プリンター ２…装置本体
５…画像形成部 ６…シート排出部
３０…搬送ローラー ３２…排出ローラー
３４…シートガイド ３５…ガイドリブ
３６…シート案内面 ３７，３８…切り欠き
部 ４０…溝 ５０…凹凸模様 ６０…ガイドローラー ６１…軸 Ｓ…シート
部 ４０…溝 ５０…凹凸模様 ６０…ガイドローラー ６１…軸 Ｓ…シート
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
B65H 5/36
B65H 29/52
G03G 15/00 518
Claims (5)
- 【請求項１】 湾曲したシート案内面を一体に有し、シ
ート搬送方向に沿って備えられた複数のガイド部材と、
前記複数のガイド部材にシートを導く搬送ローラーとを
備え、前記搬送ローラーによるシート搬送方向を前記複
数のガイド部材により、所定の角度だけ反転させてシー
ト搬送を行うシート搬送装置において、前記ガイド部材
のシート案内面に、搬送中のシートが非接触となる切り
欠き部を設けることを特徴とするシート搬送装置。 - 【請求項２】 前記複数のガイド部材のうち、隣り合う
ガイド部材の切り欠き部の位置を搬送方向において、ず
らしたことを特徴とする請求項１に記載のシート搬送装
置。 - 【請求項３】 並列された複数のガイド部材の湾曲した
シート案内面は、シート搬送方向に対し垂直の一平面を
形成することを特徴とする請求項１または２に記載のシ
ート搬送装置。 - 【請求項４】 前記搬送ローラーは、ガイド部材の下部
に設けられ、搬送ローラーにより搬送されるシートは、
ガイド部材のシート案内面の下方から上方へ案内されな
がら所定の角度反転されることを特徴とする請求項１ま
たは２に記載のシート搬送装置。 - 【請求項５】 請求項１乃至４のいずれかに記載のシー
ト搬送装置と、シートに画像を形成する画像形成手段を
有することを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23160796A JP3501592B2 (ja) | 1996-09-02 | 1996-09-02 | シート搬送装置及びそれを備えた画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23160796A JP3501592B2 (ja) | 1996-09-02 | 1996-09-02 | シート搬送装置及びそれを備えた画像形成装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1077149A JPH1077149A (ja) | 1998-03-24 |
| JP3501592B2 true JP3501592B2 (ja) | 2004-03-02 |
Family
ID=16926170
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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