JP3501305B2 - 相互接続制御装置及び方法 - Google Patents

相互接続制御装置及び方法

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JP3501305B2 JP20155594A JP20155594A JP3501305B2 JP 3501305 B2 JP3501305 B2 JP 3501305B2 JP 20155594 A JP20155594 A JP 20155594A JP 20155594 A JP20155594 A JP 20155594A JP 3501305 B2 JP3501305 B2 JP 3501305B2
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
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    • G06F15/163Interprocessor communication
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  • Computer And Data Communications (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般にコンピュータ間の
通信に関し、特に任意に組み合わせたコンピュータネッ
トワークで使用する二地点間相互接続通信技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ技術の発展は、巨大な部屋
サイズの真空管の集合体から何百万もの微細なトランジ
スタでサポートされたデスクトップあるいは手持ちサイ
ズのマシンまで進展を見てきた。この発展の大部分を通
し、焦点は単一の自動マシンの能力と速度を増大するこ
とに当てられてきた。そしてそれにより膨大な計算、デ
ータ処理能力を有する今日のスタンドアロンマシンがも
たらされた。
【0003】コンピュータ分野では比較的最近、1つ以
上のコンピュータステーションでデータを共有すること
に努力が向けられてきている。更に単一のコンピュータ
で複数のプロセッサを使用して単一マシンの速度と能力
を増大することに努力が向けられてきている。
【0004】現在の研究は、上記の試みを組み合わせて
複数のスタンドアロンマシンからなる強力なコンピュー
タシステムをもたらすことに向けられている。一時、高
速ローカルエリアネットワークを用いて多数のコンピュ
ータをリンクし複数の自動装置間のデータ転送を容易に
していた。最近のオフィスはそのようなネットワークを
用いて文書の使用を増大させずに利用者間の情報の移動
を大きく増大させている。同様にそのようなネットワー
クは共通に討議するための電子メールの形及び公共フォ
ーラムを提供してネットワーク利用者間の別の通信メカ
ニズムを提供している。
【0005】効率的な通信プロトコルを利用したネット
ワークは、データ共有と分散共有メモリシステム(DS
M)の概念の実現の両方に使用することができる。デー
タを共有する必要性を動機とするローカルエリアネット
ワークとは異なり、DSMは複数のプロセッサを1つの
大きなシステムに組み合わせて集合体資源を所与のアプ
リケーションに使用する可能性を有していることを動機
としている。そしていくつかの異なる方法が所与のネッ
トワーク集合体のコンピュータ資源を共有するために探
索されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】純粋にデータを共用す
るというネットワーク機能のため、あるいはコンピュー
タ資源を組み合わせるというより複雑なケースのためか
にかかわらず、ネットワークを組み合わせるには、ネッ
トワーク内の任意の1つのシステムからの情報をネット
ワーク内の任意の他のシステムに伝達できることが重要
である。多くが集中スィッチ点を利用した異なる実施の
ために開発された多くのプロトコルがあるが、大部分は
ネットワークの各々のメンバ即ちノードの事前に定義さ
れた場所やアドレスを必要としている(ネットワーク内
の所与のシステムはある場合には1つ以上のノードを収
納することができることに留意する)。このネットワー
クの事前に定義された性質は、追加要素を容易に追加し
たり既存のノードを除去することを妨げている。
【0007】遭遇する他の問題として、特定種類のデー
タ転送を優先させる必要があることがある。映像や音声
のリアルタイム情報の等時性データ転送は過度に遅延す
ることはできず、順次に配送しなければならない。ルー
チンデータファイル情報などの他の情報は断片的に搬送
することができ、エラーはシーケンス外で補正する。そ
れらの問題は仲裁を必要とする共通バスを利用するネッ
トワークでは更に複雑になり、その仲裁はシステム内の
ノード数が増大して非常な負担となることがある。最後
にローカルエリアネットワーク通信とDSM通信の異な
るニーズを単一のプロトコルに適合させることはいまま
で非常に困難な課題となってきた。
【0008】本発明の発明者の一人であるアンドレアス
G.ノアツィックはカーネギーメロン大学での博士論文
「多プロセッサネットワーク用通信アーキテクチャ」
で、分散共用メモリシステムの理論的な実現を説明して
いる。その論文をここに参考として取り入れる。
【0009】以上から広範な通信活動で使用するのに適
したネットワーク内のノード間のデータの効率的な伝送
を行う方法と装置に対するニーズがあることが分かる。
従って本発明の目的は、従来のデータ共有ネットワーク
動作並びによりトラフィックの集中した共有メモリタイ
プ・アプリケーションの両方で使用するのに適したノー
ドの所与のネットワーク内のノード間で情報を搬送する
方法と装置を提供することである。
【0010】本発明の目的は更に、分散スィッチ点概念
に基づく相互接続技術を提供して柔軟に拡張可能なネッ
トワークを提供することである。本発明の別の目的は、
グラフのトポロジーから独立したデータパケットルーテ
ィングメカニズムを提供して、それにより任意トポロジ
ーのネットワークを提供することである。本発明の目的
は更に、通信ノードの全てのポートで使用する情報パケ
ットの蓄積と受信のための共通バッファプールを利用し
たメッセージルーティングメカニズムを提供することで
ある。本発明の更に別の目的は、データパケットの優先
順位を提供してそれによりリアルタイム情報の等時性デ
ータ転送を可能にすることである。
【0011】本発明の別の目的は、時間アラインメント
バッファを設けて所与のノード間のパケットの往復遅延
の調節を提供し、それにより確実に2つのノード間のパ
ケット伝送時間の整数倍とすることである。本発明の別
の目的は、所与のネットワークのノード間に分散された
位相ロックループを設けてノード間のパケット送信の同
期化を実現することである。本発明の更に別の目的は、
ネットワークを初期化する方法を提供して隣接ノード間
の往復遅延並びに破壊サイクルを判定してデッドロック
状況を回避することである。本発明の別の目的は、適応
形ルーティングメカニズムを提供してネットワーク内の
非隣接ノード間のパケット送信効率を増大することであ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の以上の並びに他
の目的は、ネットワーク内の所与のノード間の通信を容
易にする相互接続制御装置により達成される。相互接続
制御装置は4つの直列ポートと2つの並列ポートからな
る。各々の直列ポートは隣接する対応するチャネルモジ
ュール間で信号を搬送するチャネルモジュール論理回路
を有している。情報はノード間でリンクを通してコンベ
ヤーベルト状に搬送し、他に情報を転送しない場合は、
アイドルパケットを挿入する。伝送での遅延時間はチャ
ネルモジュール内の時間アラインメントバッファでパケ
ット伝送時間の整数倍を合計遅延時間に使用するように
調節して、それにより各々のパケット伝送の到着と開始
を予測するメカニズムを提供する。1つの相互接続制御
装置チップ上の4つのチャネルモジュールは、どのチャ
ネルモジュールが各々の受信パケットを伝送するかを識
別するリンク済みリスト項目を有する共通バッファプー
ルを共有する。共通バッファプールは受信パケットが到
達を完了する前に再伝送を始めることができるように1
6ビットセグメントに区分する。それにより80ビット
並列インターフェイスに変換するのに必要となる余分な
レジスタをなくすことができる。データパケットはデー
タに加えて、宛先及びエラー補正情報並びに肯定応答そ
の他の制御情報を識別するプレフィックスビットを含む
パケットについての情報を含んでいる。
【0013】本発明の相互接続制御装置は、入力パケッ
トがその宛先を識別するときにその宛先をルーティング
表で探索して、そのパケットを途中で続行するどのチャ
ネルモジュール及び出力ポートを使用するかを判定する
ことができるようにネットワーク初期化中に書き込むル
ーティング表を含んでいる。1つ以上の出力チャネルを
使用することができる場合、相互接続制御装置論理は最
小トラフィックのチャネルを判定し、それにより適応形
ルーティングメカニズムを供給して相互接続システムの
効率性を増大する。使用するルーティング表は更に、シ
ステムの作動中に新しいノードを受けることのできる任
意トポロジーグラフの組合せを備えている。
【0014】相互接続制御装置の並列ポートは相互接続
制御装置をローカルホスト並びに1つないし2つの他の
相互接続制御装置チップにリンクするのに使用すること
ができ、それにより所与のノードで12までの直列出力
チャネルを有するスィッチを具備する。相互接続制御装
置のチャネルモジュール論理回路は、分散位相ロックル
ープメカニズム並びにクロック情報共有メカニズムを備
えている。
【0015】データパケットは32バイトライン・キャ
ッシュサイズ語の搬送のためにカッドパケットに組み合
わせることのできる80ビット語からなる。チャネルモ
ジュールには更にデータを処理する並直列変換器及び直
並列変換器を含めることができる。仮想チャネルを実施
してデッドロック問題を解消する。各々の二地点間チャ
ネルはマスタ/スレーブビットを有する。それは各々の
端部がそれ自身一貫した形でマスタないしスレーブと識
別できるように初期化中に設定される。このマスタ/ス
レーブビットはネットワーク探索段階で使用して対称性
を破壊することができる。マスタ/スレーブビットは更
に、往復遅延と語アラインメントを確立する確率論的開
始プロトコル中に必要となる。各々の仮想チャネルはデ
ッドロック状況を解消するためにそれ自身の入力バッフ
ァを備えている。
【0016】
【実施例】任意のトポロジーのネットワークのノード間
の通信プロトコルで使用する装置といくつかの方法を説
明する。以下の説明では、本発明を完全に理解させるた
めデータパケット長や優先タイプなどの数々の特定の詳
細を述べるが、当業者には本発明はそのような特定の詳
細なしに実施できることが明かであろう。他の場合に
は、本発明を不必要に曖昧なものにしないためによく知
られた制御構造やゲートレベル回路を示していない。特
に多くの機能は様々な論理回路で行うものと説明してい
る。様々な機能を説明する中で通常の技術レベルを有す
る者は多くの実験を行わずとも必要な論理を実施できる
であろう。
【0017】本発明を具体化するコンピュータシステム
の概要 まず図1に、データ共用及び資源共用ネットワークで使
用する一般的なコンピュータシステムを示す。ネットワ
ーク内のノードは全ての場合にコンピュータステーショ
ンである必要はないが、ローカルホストと本発明の相互
接続制御装置との相互作用を説明する際に例示目的でコ
ンピュータを使用する。ネットワーク内の一部のノード
はどのローカルホストとも接続する必要はなく、本発明
の相互接続制御装置はスィッチとして作動することもで
き、あるいはグラフィックディスプレイやプリンタなど
のダンプホストと接続することもできる。
【0018】図1に示すように、3つの主要部分からな
るコンピュータ100がある。それらの第1のものはコ
ンピュータ100の他の部分並びにコンピュータ100
外との間で適切に構成したフォーマットの情報を通信す
るのに使用する入出力(I/O)回路101である。更
にコンピュータ100の一部として中央演算処理装置
(CPU)102とメモリ103がある。それらの後者
の2つの要素はほとんどの汎用コンピュータ及び殆ど全
ての専用コンピュータで一般に見られるものである。実
際、コンピュータ100に含まれるいくつかの要素は、
このデータプロセッサの広いカテゴリを示すことを意図
したものである。コンピュータ100の役割を果たす適
切なデータプロセッサの特定例として、カリフォルニア
州マウンティンビューのサン・マイクロシステムズ社が
製造するマシンがある。異なる機能を有する他のコンピ
ュータももちろん本発明の相互接続制御装置で使用する
ことができる。
【0019】図1には更に、キーボードとして一般的な
実施例として示した入力装置105がある。更に入力装
置として図形タブレット107がある。しかし入力装置
は実際には他のよく知られた入力装置(もちろん他のコ
ンピュータを含めて)とすることができることに留意す
る。マスメモリ104は入出力回路101と接続してコ
ンピュータ100の追加記憶機能となっている。マスメ
モリには他のプログラム、異なる文字のフォントなどを
含めることができ、磁気ないし光学的ディスクドライブ
あるいは他の任意のよく知られた装置の形態を取ること
ができる。マスメモリ104内に保持されたデータは適
時、メモリ103の一部としてコンピュータ100に標
準の形で組み込むことができることが理解されよう。図
1に示すように、本発明の相互接続制御装置20はコン
ピュータ100の入出力回路101と一体となってい
る。
【0020】更にディスプレィモニタ108、プロッタ
109、レーザプリンタ110の3つの一般的なコンピ
ュータ表示装置が例示されている。各々はコンピュータ
100で利用する画像、文書その他のデータを表示する
のに用いることができる。マウス、トラックボール、ス
タイラスなどのカーソル制御装置106も入出力回路1
01に接続されている。他のポインティング装置を適時
適切に使用することができる。本発明の相互接続制御装
置20は大部分の状況では入出力回路101に接続して
コンピュータ100とネットワークの隣接ノード間の通
信を提供するが、もちろん別の構成も適切な場合があ
る。
【0021】本発明の相互接続制御装置 本発明の相互接続制御装置は所与のネットワークのロー
カルホストと相互接続システムの間のインターフェイス
となることを意図したものである。ある場合には、所与
の1つのステーション/場所は1つ以上のネットワーク
ノードからなり、1つ以上の相互接続制御装置を有する
ことができる。他の場合には、相互接続制御装置は知的
ローカルホストとは独立したものとすることができる。
相互接続制御装置は更にスタンドアロンとしてネットワ
ーク内で単に中間スィッチとして作動させることもでき
る。
【0022】図2は本発明の相互接続制御装置20を大
まかに示した図である。本実施例では、相互接続制御装
置20はローカルホスト21に接続した6×6スィッチ
となっている。上述したように、ローカルホスト21は
コンピュータワークステーションその他の装置とするこ
とができる。ローカルホスト21は並列ポート22、2
3を通して相互接続制御装置20を介してネットワーク
にリンクする。本実施例ではポート22、23は16ビ
ットワイド並列ポートである。相互接続制御装置には更
に4つの両方向直列ポート24、25、26、27が設
けられている。それらの直列ポートの各々は相互接続制
御装置を所与のノードから隣接ノードの相互接続制御装
置に接続するのに使用する。従って1つの相互接続制御
装置で、あるノードは4つの他のノードに直列にリンク
でき、その各々は4つの隣接ノードに同様にリンクする
ことができる。
【0023】一部の状況では、あるノードはリンクされ
る4つ以上のすぐ隣接したノードを設けることが望まし
い。図3(a)は2つの相互接続制御装置をそれらの並
列ポートを通して接続して8方向スィッチを有するノー
ドとすることができることを例示している。図3(b)
は本発明の3つの相互接続制御装置を組み合わせて12
方向スィッチを形成できることを例示している。そのよ
うなスィッチは星型トポロジーグラフを形成するのに有
用であろう。
【0024】一般的な状況では、1つのノードは4つの
外部直列ポートを有する1つの相互接続制御装置を有す
る。各々のポートはノードをその外部直列ポートの1つ
を通して隣接ノードに接続するのに使用することができ
る。10メートル以上の距離については、光ファイバが
最良と思われる。それより短距離では、捻れペアケーブ
ルないし同軸ケーブルがより費用効果的であろう。各々
の種類の媒体では、相互接続制御装置に異なる信号駆動
回路を組み込むことが必要になる。異なる通信媒体に対
する信号駆動回路は従来技術でよく知られており、ここ
では更に説明しない。同様に当業者にはよく知られた信
号伝送用の数々の信号符号化及び解読及びクロック回復
メカニズムがあるが、ここではそれらの説明は行わな
い。そのようなメカニズムの実施は適宜、設計者に委ね
られる。
【0025】本発明の相互接続制御装置を詳細に説明す
る前に、非集中化スィッチネットワークの全体的な概念
と本発明の本実施例のノード間で交換するデータパケッ
トのフォーマットを説明することが有用であろう。図4
に任意に構成した7つのノードの集合体を示す。ノード
間の黒線は、各々の端末でノードの直列ポートの1つに
接続されたノード間二地点間相互接続を示す。ここで分
かるように、ノードAとGは各々1つの隣接ノードしか
持たず、ノードB、E、Fは各々2つの隣接ノードを有
し、ノードC、Dは各々3つの隣接ノードを有してい
る。システム初期化中、各々のノードと関連した論理は
各々のポートを調査して隣接ノードの存在を判定する。
更にこの過程中、プロトコルで使用するためにノード間
の信号往復送信遅延時間を計算する。初期化過程と通信
プロトコルはここで更に詳細に説明する。
【0026】通常動作中、隣接ノードは対応する接続し
たポート間のリンクを通してデータパケットを連続的に
交換する。各々のデータパケットは固定長を有し、隣接
ノードに向けて伝送するのに定まった量の時間がかか
る。各々のノードに組み込まれた相互接続制御装置は隣
接ノード間の送信遅延をパケット伝送時間の整数倍に等
しくなるように知的に調節する。ノード間の送信遅延を
調節するメカニズムを時間アラインメントバッファと称
するが、ここで更に詳細に説明する。所与のリンクでの
隣接ノード間の送信遅延は1つのデータパケットを発す
る時間の整数倍に等しいので、各々のノードはそれに供
給される各々の連続的に送られるパケットのヘッダをい
つ予期するかが分かる。
【0027】図5は本発明の相互接続制御装置20を若
干詳細に示した図である。制御装置内には以下の節で説
明する機能の多くを実行するように制御装置を導く制御
装置論理28がある。相互接続制御装置20は更に制御
装置論理と接続されたルーティング表回路29を保持し
ている。ルーティング表はシステム初期化中に書き込
み、背景実行モニタルーチンによりシステム作動中に継
続的に更新する。いくつかの従来のテキストブックによ
り示唆されている最短経路解法を実施するようなルーテ
ィング表を計算するいくつかの方法がある。本発明の作
動は、任意に選択した数の周知の方法に基づいて、正確
に書き込んだルーティング表及び連続的に更新するルー
ティング表を想定して説明する。データパケットをノー
ドの直列ポートの1つを通してノードで受け取ると、パ
ケットの最終宛先ノードを示す情報を含んでいる。各々
のノードのルーティング表は、その最終的な宛先に最も
効率的な形で到達するため、パケットをどのポートから
送信すべきかについての情報を保持している。
【0028】図5には更に4つのチャネルモジュール3
0、31、32、33がある。各々のチャネルモジュー
ルは直列ポートの1つと関連しており、隣接ノードの対
応するチャネルモジュールを通してノードと1つの隣接
ノードの間のパケットの連続的な交換を制御する。チャ
ネルモジュールは各々のパケットと共に到達する情報に
対応して制御し、未決トランザクションについての情報
表を維持する。チャネルモジュールは更に、送信遅延時
間をパケット伝送時間の整数倍に等しくするように調節
するのに使用する時間アラインメントバッファを収納し
ている。各々のチャネルモジュールは更に、そのモジュ
ールを通しての未決トランザクション数を数える論理を
含んでいる。それにより相互接続制御装置論理は適応形
ルーティングメカニズムを実現することができる。パケ
ットがその最終宛先の途中で別のチャネルモジュールを
通して送信できる場合、相互接続制御装置論理はどのチ
ャネルモジュールが最小量の未決のトラフィックを有し
ているかを判定し、それにより通過中のパケットの合計
待ち時間を削減することができる。
【0029】ここで図6にデータパケットに対するビッ
ト割当てを例示する。相互接続制御装置によるデータパ
ケットの使用を、図5のブロック図に示す要素を同時に
参照して説明する。ノードから送りだすデータはノード
のローカルホストを元にしているか、その最終宛先への
途中で別のノードから受けたかである。どちらにしろ相
互接続制御装置は転送するデータをバッファし、パケッ
トを一度に80ビットで適切なチャネルモジュールに伝
送する。図6に示すように、80ビットは第1に12ビ
ット宛先アドレスからなる。システム初期化中、各々の
ノードには独自のアドレスが割り当てられ、各々のルー
ティング表には各々のアドレスに向けたパケットのため
にルート内の次のノードを識別する各々のアドレスが供
給される。宛先フィールドに続いて、パケットの優先順
位を定義する2ビットフィールドがある。本実施例で
は、全てのトランザクションに対して4つのレベルの優
先順位が適しており、従って2ビットで十分となる。同
様にパケット優先順位に続く2ビットフィールドは、送
ることのできる4つの異なる種類のパケットの識別を行
う。それらの各々は後の節で詳細に説明する。パケット
種別フィールドに続く12ビットフィールドは、所与の
パケットのソースであったノードのアドレスを提供す
る。この後には4ビットのエージフィールドが続く。エ
ージフィールドは配送が失敗したときなど特定条件で増
分される。最後にエージフィールドに続く残りの48ビ
ットの情報をデータに用いることができる。
【0030】本発明の相互接続制御装置では高優先度の
トラフィックが低優先度レベルの混雑により阻止されな
いように4つのレベルの優先順位を認識する。システム
を分散共有メモリシステム目的に使用している場合、メ
モリコヒーレンシィメカニズムでデッドロックがないよ
うにするには、少なくとも2レベルの優先順位が必要で
ある。残りの優先順位レベルはビデオ、オーディオデー
タトラフィックのような時間が重要な通信をサポートす
るのに用いることができる。
【0031】適切なチャネルモジュールは80ビットの
パケットデータを受取り、10ビットポストフィックス
を追加する。このポストフィックスコードの最初の9ビ
ットは受信チャネルモジュールが利用してデータ転送の
完全性を検証するエラーチェックコードである。ポスト
フィックスデータの残りの1ビットはパケット全体を廃
棄することのできる放棄ビットである。10ビットポス
トフィックスデータに続いて、後続のパケットのプレフ
ィックスとなる6ビットフィールドがある。プレフィッ
クスには仮想チャネルID、ピギーバック肯定応答ビッ
ト、カッドパケット成分ID、1ビットシーケンスコー
ドが含まれる。従って2つのノード間を通過するパケッ
トは96ビットの情報からなる。96ビットを受け取る
と、受信チャネルモジュールは16の追加ビットをはぎ
取る。チェックコードでパケットのエラーがなくフロー
制御情報が許せば、残りの80ビットを受信ノードの相
互接続制御装置に供給してその宛先の途中の次のノード
にルーティングするか、受信ノードがパケットの最終宛
先であればノードのローカルホストに供給する。
【0032】上述したように、実施する二地点間通信プ
ロトコルの実施例の実施では、目的としてデータを32
バイトブロック(キャッシュラインサイズ)でデータを
転送することがある。明かに80ビットパケットは32
バイト(288ビット)の情報を収納することはできな
い。従ってカッドパケットの概念を導入する。データを
転送しているとき(アイドルパケットないし制御パケッ
トとは異なり)、4つの連続したパケットを使用する。
それによりカッドパケットという用語が出てきている。
カッドの最初のパケットのヘッダパケットだけが宛先、
優先順位、種別、ソースID、エージフィールドを含ん
でいる。続く3つのパケットは全部80ビットのデータ
からなる。カッドパケットを送ると、プレフィックスビ
ットを用いて後続パケットがカッド本体の一部であるこ
とを識別する。従って受信チャネルモジュールは宛先ア
ドレスが含まれず、カッド本体パケットがカッドヘッダ
に続くことを知っている。カッド本体パケットには更
に、チェックコードや流れ制御情報を含む16ビットの
追加情報を備えている。カッドパケットのいずれかがエ
ラーを有すると、エラービットが示され、カッドパケッ
ト全体を再送する必要がある。
【0033】パケットを接続したチャネルモジュール間
で1つのノードから別のノードへ送信するとき、受信ノ
ードが送信ノードへ受信を肯定応答する必要がある。こ
れには多くの理由があるが、特に、エラーにより再送信
が必要な場合を示すためである。別の理由は、送信ノー
ドが、送信を完了すればバッファから流出すべき未決パ
ケットトランザクションを保持する限られた記憶量しか
有していないからである。二地点間パケット伝送時間は
一般にパケット伝送時間の長さの数倍である。従って各
々別個に処理する同時に通過する複数のパケットが出て
来る。チャネルは送信順序を維持しないので、パケット
の再送信は先行するあるいは後続パケットの状態とは無
関係となる。
【0034】実施例では、各々のリンクは反対方向へ個
別にトラフィックを運ぶ2つの物理的接続からなる。伝
送は両方向に等しくスペースを空けたパケットにスロッ
トし、伝送速度は等しいので、戻りトラフィックは順方
向トラフィックの応答を運ぶ(ピギーバック肯定応
答)。遠隔ノードにより即座に戻されるパケットの往復
遅延によりチャネル内のスロット番号が決まる。この測
定遅延は、応答を外向きトラフィックと整合するマルチ
ビットシーケンス・ナンバリングその他の手段を避ける
のに使用するので、各々のチャネルの非常に重要な定数
となる。<n>の所与のチャネル遅延に対して、応答は
<n>番目の受信パケットにあると予期される。各々の
チャネルに対するこのメカニズムは<n>の別個のスロ
ットのリングである。同様のハンドシェーク論理を隣接
スロットの状態を考慮にいれずに各々のスロットに適用
するが、それによりプロトコル処理は非常に簡潔にな
る。スロットの最大数は、最大チャネル距離に関する限
度である各々のスロットの状態についての別個の記憶量
により決まる。チャネル帯幅を削減すれば長距離が可能
である。そのような場合、アイドルパケットは状態記憶
がない全てのスロットに挿入する。
【0035】パケットをノードAからノードBへ送ると
き、ノードBはパケットを受けるとその肯定応答をノー
ドAに送る。その肯定応答は、地点Aから地点Bへのメ
ッセージを受けたときに地点Bから地点Aに送る戻りパ
ケットのポストフィックス部分にビットを設定して導く
(同一スロットを示すパケット)。2つのメッセージ
は、ノードBからノードAへのメッセージは2つのノー
ド間の「コンベヤーベルト」パケット上の同一スロット
を占めるという事実以外は共通性を持つ必要はない。
【0036】ピギーバック肯定応答で設定するビットの
値は、ノードAからノードBへ送信したメッセージで送
った値の関数となる。ポストフィックス制御データビッ
トにはmsgSeqNoと称するビットがある。ノード
AはパケットをノードBへ送っているとき、このメッセ
ージの値を各々の後続の伝送について0と1の間で交番
する。ノードBはノードAからのパケットの正確な受信
を肯定応答する際、受信パケットのmsgSeNoから
反対の値に等しいノードAに送る戻しパケット内でrs
pSeqNoと称するビットを設定する。ノードAは当
該スロットのパケットを受信すると、受信パケットのr
spSeqNoを以前に送ったパケットのmsgSeq
Noと比較する。値がトグルされれば、ノードAのチャ
ネルモジュールはノードAからノードBに送った元のパ
ケットはエラー無しで搬送されているのでもはや格納す
る必要はない。このようにピギーバック肯定応答は、ノ
ード間で別個の肯定応答メッセージをルーティングする
ことなく使用される。
【0037】図7に本発明の相互接続制御装置をより詳
細に示した相互接続論理と共に例示する。各々の相互接
続制御装置は内部タイミング回路42を経て同期化す
る。相互接続制御装置のタイミング論理の詳細を図14
に関して説明する。相互接続制御装置は全ての通信チャ
ネルについて共通バッファプールを利用する。共通バッ
ファプールはパケットバッファプールレジスタファイル
40とパケットバッファ制御論理41とからなる。各々
のチャネルモジュールは共通バッファプールに対して読
み書きするために接続されている。本発明の実施例で
は、パケットバッファプールは複数ポート化しており、
チャネルモジュール30、31は1つの読取りポートに
接続され、チャネルモジュール32、33は第2の読取
りポートに接続されている。これによりノードの2つの
チャネルからのデータの同時の送信が容易になる。4つ
のチャネルモジュールに接続されたパケットバッファプ
ールに対しては書込みポートは1つしかない。チャネル
モジュールはすべてデータを同時に受けることができる
が、各々はパケットを受信し、それらをバッファプール
の書込みポートが利用可能になるまで保持するバッファ
を備えている。追加の読取り、書込みポートが並列送信
回線22、23を通してローカルホスト21に対して並
列データを搬送するために設けられている。
【0038】図7に示すブロック図では、各々のチャネ
ルモジュールは関連チャネル維持サブシステムと共に示
されている。チャネル維持サブシステム34はチャネル
モジュール30と関連し、チャネル維持サブシステム3
5はチャネルモジュール31と関連し、チャネル維持サ
ブシステム36はチャネルモジュール32と関連し、チ
ャネル維持サブシステム37はチャネルモジュール33
と関連している。チャネル維持サブシステムは図11に
関して更に説明するビット直列データ送信と関連した低
レベル機能を含んでいる。
【0039】チャネルモジュールが受信データをパケッ
トバッファプールに書き込もうとするとき、12ビット
アドレスが同時にルーティング表回路29に供給され
る。ルーティング表回路はそのパケットについてどの仮
想チャネルを使用できるかを示す8ビット語を出力す
る。この語はバッファ制御論理41が解読する。バッフ
ァ制御論理41はパケットバッファプールのレジスタに
対するリンク済みリストインデックスを維持する。様々
なレジスタはレジスタファイル内のそれらの実際の場所
に関わりなく異なるときにフリーあるいは使用中とする
ことができる。リンク済みリストインデックスは全ての
格納されたデータパケットに対するヘッドからテイルま
でのリンク済みリストを提供し、パケットバッファプー
ル40を索引するのに使用する。全てのチャネルでアク
セス可能な複数ポート化レジスタファイルを用いること
で、各々のチャネルモジュールは受信パケットを各々の
チャネル用の専用記憶を必要とせずに蓄積することがで
きる。
【0040】後述するように、チャネルモジュールには
各々1ビット直列データストリームを16ビットパケッ
トに変換及びその反対の変換を行う並直列変換器および
直並列変換器を含めることができる。使用する符号化方
法(8b/10b符号化など)はデータストリームに現
れることのできないC1、C2、C3と命名した3つの
特殊コード語をサポートしなければならない。それらの
境界外のコード語は直並列変換器により検出され、初期
化中にチャネル維持サブシステムを同期化するのに使用
する。それらの3つのコードはチャネル維持サブシステ
ムで使用して図16の初期化手順流れ図に関して説明す
る往復遅延とパケット同期化を設定するのに使用する。
データは共通バッファプールとチャネルモジュール間で
一時に16ビット交換される。図8(a)はパケットバ
ッファレジスタファイル構成をより図式的に示したもの
である。本実施例では、64の80ビットパケットがあ
り、各々のパケットは16ビット二重語のブロック内に
格納されている。従って1つのチャネルモジュールがパ
ケットを受けるある状況では、最終宛先の途中の第2の
チャネルモジュールを通して再送信開始可能な間に、パ
ケットを受信チャネルモジュールからバッファプールに
対して一時に16ビット書き込むことができる。同様に
受信ノードがパケットの最終宛先の場合、パケットバッ
ファ論理はパケットが依然受信されている間、パケット
をローカルホストに一時に16ビットで即時に搬送する
ことができる。
【0041】パケットレジスタバッファは各々80ビッ
トの64パケットを保持できる複数ポートレジスタファ
イルであるが、論理的には各々の仮想チャネル及び優先
レベルに対して1組の待ち行列のようになる。上述した
ようにパケットを16ビットの分量で挿入、除去できる
ようにファイルは物理的に5つのバンクに小分割してい
る。図8(b)は5つの小分割バンクの関係を各々の直
列、並列チャネルと共に示したものである。入力パケッ
トを格納するレジスタファイル内の場所は、空いたバッ
ファを示すビットベクトルで前もって計算する。追加の
バッファ予約論理は仮想チャネル及びパケット優先順位
に依って、別々のバッファプールを維持する。
【0042】第1のメモリバンクの書込みポートでは、
新しく受信したパケットをルータ制御論理に入力する。
データの最初の16ビット部分は宛先アドレス、優先順
位、種別を含んでいる。書込み動作と同時に、宛先アド
レスを用いてルーティング表回路29でルーティング表
参照を行う。上述したように、ルーティング表項目は、
各々2つの仮想チャネルを有する4つのチャネルの全て
の組合せを収納する8ビット仮想チャネルマスクからな
っている。仮想チャネルマスク内の設定ビットは対応す
るチャネルモジュールを経路として指定する。最下位4
ビットは仮想チャネル0を指定し、最上位4ビットは仮
想チャネル1を指定する。オール0項目は並列ポートA
を指定し、オール1項目は並列ポートBを指定する。プ
レフィックスに含まれる仮想チャネルマスク、優先順
位、仮想チャネルは、パケットをどの待ち行列に追加す
るかを判定するのに使用する。待ち行列構造は前述のリ
ンク済みリストハードウエアを用いる。
【0043】待ち行列に入れる及び待ち行列から外す動
作では、パケットが完全に受信される前にその送信が始
まるといった重複がある場合がある。この重複故に、入
力パケット上のチェックコードエラーにより対応する出
力パケット内に放棄ビットが設定され、最終ノードの受
信論理はパケットがすべて1つの場所に到達したときに
それを廃棄することができる。
【0044】ルーティング待ち行列入れ、待ち行列外し
の受信に関する全ての動作は、合計パケットスループッ
ト速度と合致する速度で同時に行われる。この性能は、
全てのパケットはサイズが等しく正確に予定した時間ス
ロットに到達するので達成することができる。
【0045】図9はパケット転送トランザクションの送
信端と受信端の両方からのチャネルモジュールとチャネ
ル維持サブシステムの動作を示したものである。送信チ
ャネルモジュールからデータパケットをパケットバッフ
ァプールから16ビット増分で受ける。各々のデータパ
ケットに対してチェックコードを計算してCRC生成器
52により追加される。多重化論理及びチェックコード
生成回路は、パケットバッファレジスタファイル及びそ
の関連論理とも通信するチャネルモジュール制御論理5
5により駆動される。各々のチャネルモジュールに対す
る制御論理内には、接続したチャネルモジュール間で循
環するパケット「コンベヤーベルト」内の各々のスロッ
トについて情報を有するデータレジスタないしバッファ
の集合体がある。データパケットはチャネルモジュール
からチャネル維持サブシステムに進み、チャネル維持サ
ブシステムは光ファーバケーブルないし捻りペアケーブ
ルなどの選択通信媒体に渡ってデータを直列ビットスト
リームとして送信するためにエンコーダ58により直列
化する。
【0046】パケット送信の受信端のチャネルモジュー
ルは追加ポストフィックスデータを有する96ビットの
パケットデータを直列ビットストリームとして受け取
る。受信チャネルモジュールのデコーダ68のチャネル
維持サブシステムは入力パケットを解読する。エンコー
ダ58は所定の符号化アルゴリズムに従うために設計時
に実施される。受信チャネルモジュールのデコーダを選
択符号化方式を解読するために選択する必要がある。パ
ケットは次にパケットアラインメント回路69で16ビ
ット二重語に整列される。パケットアラインメント回路
69は、クロックジッタを吸収する待ち行列と往復遅延
をルーティングサイクルの整数倍に調節するのに使用す
る可変遅延要素、すなわち時間アラインメントバッファ
69を含んでいる。時間アラインメントバッファ69は
信号通過時間をパケット伝送時間の整数倍に調節するた
めに用いる。これは本質的に深さ0−5の16ビットワ
イドのシフトレジスタである受信データ経路に遅延要素
を追加することにより行う。深さは、往復遅延が計算さ
れ、パケット伝送時間が知られているとき、初期化手順
中に設定する。0−5の深さは、本実施例の相互接続制
御装置では6クロックサイクル・パイプラインを使用す
るので十分である。受信チャネルモジュールでは、16
ビットポストフィックスを剥し、チェックコードがCR
Cチェックコード回路62で確認される。次に6制御ビ
ットが制御論理55により処理される。次にデータパケ
ットからなる80ビットが相互接続制御装置の共通バッ
ファプールに格納するために処理される。
【0047】プレフィックスの6ビット制御部分のビッ
トの1つは、受信チャネルモジュールにより同一スロッ
ト内の以前に送信されたパケットのピギーバック肯定応
答である。肯定応答ビットがrspSeqNoがmsg
SeqNoの逆であると適切にチェックすると、そのパ
ケットのパケット状態レジスタバッファはクリアされ、
制御信号が共通パケットバッファプールに送られ、それ
により所与の相互接続制御装置からパケットが適切に搬
送されたバッファプール内のスペースを空にする。
【0048】図10は本発明のチャネルモジュール論理
の詳細を示した図である。図10の例示では、チャネル
モジュールの送信、受信部分の両方並びに制御論理及び
パケット状態レジスタファイルを具体化している。チャ
ネル維持サブシステムの制御部分のエンコード、デコー
ド回路とは別に例示しているが、上述のように信号を処
理するための制御を提供する。更に図10には信号をパ
ケット伝送時間の整数倍に同期化するのに使用するFI
FOバッファ77と時間アラインメントバッファ69が
例示されている。図10は、本実施例で、それらの要素
はメカニズムのパケット受信側に組み込まれていること
を示している。
【0049】図11はチャネル維持サブシステムの一部
を更に詳細に示した図である。ここで特に興味深いのは
パケット信号を受信するバッファであるFIFO RA
M77である。ここに述べるFIFO RAM77の1
つの機能は、FIFOバッファに格納されたデータの深
さをモニタすることによりリンクされたチャネルモジュ
ール間のクロックを同期化するのに使用することであ
る。
【0050】図12はリンクしたチャネルモジュール間
のスロット化パケット交換のコンベヤーベルト性を図形
的に示した図である。先述したように、隣接チャネルモ
ジュール間の伝送時間は時間アラインメントバッファに
より調節して合計往復遅延に対してパケット伝送時間の
ちょうど整数を提供する。図12の例示では、10スロ
ット通信リンクを示している。両チャネルモジュールで
は、各々リンク内の1つのスロットに対応する(図12
の場合)10の異なる項目を提供するパケット状態バッ
ファレジスタファイルがある。リンクが状態バッファレ
ジスタファイルの利用可能な記憶スペース以上のスロッ
トがあるように長いのものである場合、アイドルパケッ
トを挿入して状態バッファが各々の有用なスロットに対
して利用可能なようにする。
【0051】論理的に、相互接続制御装置は40の待ち
行列の集合により接続された6つのパケットソースと6
つのパケットドレインを有している。各々の外向きチャ
ネルについて、4つの優先順位レベルと2つの仮想チャ
ネルの各々の組合せについて1つの待ち行列がある。送
信側はそれらの待ち行列に対して厳密な優先順位で対応
する。即ち高い優先順位の待ち行列に未決のトラフィッ
クがある限り、低い優先順位の待ち行列に対応しない。
4つの直列チャネルは実際には互いに干渉しない2つの
仮想チャネルの各々に対して1つの2組の独立した待ち
行列を有している。チャネルはそれらの仮想チャネルの
構成に交互に対応する。しかし仮想チャネルに未決トラ
フィックがない場合、全チャネル容量は他の仮想チャネ
ルに対して利用可能となる。仮想チャネルはデッドロッ
クを回避するのに使用し、ルーティング表が一杯になる
ときに識別される。
【0052】パケット伝送はエラーフリーとは思われ
ず、むしろチャネルモジュールはポストフィックスに追
加したチェックコードに基きパケットの完全性を検証す
る必要がある。バッファ不足あるいは改変パケットによ
りチャネルモジュールにより拒絶されたパケットは送信
側で拒絶待ち行列に入れられる。拒絶されたパケットは
ルーティングサイクルを経て新しい送信チャネルを判定
し、対応する外向き待ち行列のヘッドに挿入される。平
均待ち時間の変化を減少するため、拒絶されたパケット
に高優先順位が与えられる。受信エラーはピギーバック
肯定応答をも改変し、それにより対応する時間スロット
で送られた元のパケットが再伝送される。重複伝送が生
じる場合、入力パケットのシーケンスIDビットが予期
されるシーケンスIDビットと合致しないので、受信側
はそのパケットを廃棄する。
【0053】チャネルモジュールプロトコルはパケット
を放棄も重複もしない属性を有している。伝送エラーが
ある場合、転送が完了したという判定は生じるエラーの
数に依存する。それが送られると、パケットとその関連
バッファは、転送が成功あるいは失敗したと判定できる
までチャネルモジュールによりロックされる。パケット
伝送が失敗すれば、パケットはルータに戻され、新しい
ルーティング決定がなされる。それらの失敗の各々によ
りパケットのエージフィールドが増分されるので、パケ
ットは無限に再試行することはできない。エージフィー
ルドが飽和状態になると、パケットは再びトラフィック
をルート化しようとする送信ノードに戻される。エージ
フィールドが2回飽和すれば、最終飽和ノードのローカ
ルホストにはエラー処理についての通知がなされ、ある
いはユーザに警告がなされる。
【0054】本発明の通信プロトコルでは各々のチャネ
ルモジュールはパケットをいつ受信するのかを正確に知
る必要があるので、パケット交換のタイミングに関して
全てのチャネルモジュールが同期化するように全ての相
互接続制御装置が大域クロックを共有する必要がある。
1つのクロックソースを設けることで多くの場所、特に
通信チャネルで同期装置を設ける必要がなくなる。それ
により遅延を回避し、断続障害の可能性を減少すること
ができる。
【0055】上記の理由により、全ての相互接続制御装
置のクロックを同期化する必要がある。しかしクロック
スキューに対するきつい上下限は必要でないので、2つ
の異なるクラスタのクロックは、それらの平均位相関係
が一定であり、過渡位相差がパケット伝送時間の±1/
4を超過しない限りその位相が変化しても構わない。
【0056】相互接続制御装置を接続するクロックワイ
ヤはなく、その代わりクロックはデータ伝送から復元さ
れる。それらの伝送は再構成したクロックが常に利用で
きるように同期化、連続している。伝送するデータがな
い期間は、低優先度ステータスの情報を交換するアイド
ルパケットで満たす。各々の相互接続制御装置では、入
力チャネルの復元したクロックを図13に例示するよう
にローカルクロックと比較する。
【0057】各々の復元したクロック(IN−
0、...IN−n)は周波数/位相比較器に供給され
る。周波数/位相比較器は非相関信号の周波数を比較す
るその能力で普通の位相比較器と異なる。普通の位相比
較器は単純でロック状態ではより正確である。しかしそ
れらは入力信号が非相関であればランダムな出力信号を
生成する。通常のPLL回路は最終的にロックを取得す
る。図13の「PLL」回路は1組の分散した発振器の
間で位相ロックを達成しようとし、普通の位相検出器と
はおそらく協働することはない。
【0058】図14に一般的な周波数/位相比較器の概
略を示す。この回路は現在のCMOS技術で容易に集積
される。出力は電荷ポンプとして作用し、高容量ノード
と接続するようになっている。2つの出力トランジスタ
90、91は非常に小さく、後続の低パスフィルタ95
(図13)の一部となる、出力ノードからの電荷を追加
ないし除去するため短時間オンにする電流ソースとして
作用する。これにはいくつかの比較の出力を共に結び付
けて累積積分器を形成することができるという利点があ
る。ロック状態では純粋出力電流は0となる。対応する
チャネルが未使用あるいは同期性を喪失する場合に両出
力トランジスタを不能にするように1つのチップ上に複
数のユニットを集積することができる。
【0059】図13のVCO96は水晶ベースであるこ
とに留意することが大切である。水晶発振器の作動周波
数は非常によく定義されており、通常、10-6の許容誤
差もない。全ての相互接続制御装置の作動温度範囲に対
する開ループ中心周波数は設計仕様の±10-4以内であ
るという前提も非常に控え目なものである。水晶発振器
は約±10-3*f0の狭範囲内で電気的に同調することが
できる。そのような電圧制御(水晶)発振器は、制御ル
ープが不能にされてもあるいは仲裁状態であっても良好
なローカルクロックとなる。
【0060】クロック信号の分散に関する上記の記載は
ここに参考として取り入れたノバツィックA.の「多プ
ロセッサネットワーク用通信アーキテクチャ」カーネギ
ーメロン大学博士論文、1989年12月に見ることが
できる。要約すると、相互接続制御装置は、それが接続
されたチャネルモジュールから受けた全てのクロックを
復元し、それらをそれ自身のクロックと比較し、比較を
平均化し、その平均を利用してそれ自身のクロックを調
節する。全ての相互接続制御装置がこれを行うことで、
短時間の過渡開始時間の後、ネットワーク全体は単一の
分散大域クロック上で作動する。
【0061】本発明で具体化した1つの洗練化は図11
のチャネル維持サブシステムのFIFOバッファ77と
位相論理78を位相/周波数比較器として使用すること
である。FIFO深さは接続したチャネルモジュールの
クロックとの同期化に関して変化する。即ち所与のチャ
ネルモジュールのFIFOバッファ77は、そのチャネ
ルモジュールがデータを受けているチャネルモジュール
よりも遅く走行しているならば一杯になり始める。同様
にFIFOバッファは、接続したチャネルモジュールよ
りも早く走行しているチャネルモジュールについては空
にし始める。FIFOの半杯状態からの偏差は、送信、
受信ノードのクロックの位相差に比例する。それらのノ
ード間に周波数の差が存在するならば、FIFOオーバ
ーフロー/アンダーフローの速度は周波数差に比例す
る。FIFO制御装置が回り込みしないならば(オーバ
ーフローが空のFIFO状態になり得ない)、FIFO
深さは位相差と周波数差の両方の尺度となる。
【0062】図15はFIFOバッファ深さを位相/周
波数差を反映するアナログ信号に変換する方法を真理表
により図式的に示している。この信号はLPF82によ
り外的に低パスフィルタされ、システムにクロックを供
給する電圧制御発振器83を制御するのに使用する。抵
抗器の値を調節することで、全ノードの自由走行中心周
波数の平均に向けてバイアスされた共通作動周波数への
早い収束を生じる3次転送関数の断片的な近似を実現で
きる。理想的にはFIFOバッファは同期化動作では半
分にしておくべきである。FIFOバッファ深さのモニ
タはFIFO77(図11)に接続された位相論理78
により行われる。位相論理はFIFO深さ結果をディジ
タル−アナログ変換器(図示せず)に入れ、それはその
入力をLPF82に供給する。本実施例では、FIFO
バッファ77及び時間アラインメントバッファ69は別
々の読取り、書込みポートを有する共通メモリで実現さ
れる。
【0063】図7に例示した相互接続制御装置のタイミ
ング回路42には、相互接続制御装置により維持されるリ
アルタイムに対応して現在値を維持するカウンタが含ま
れている。本発明の1つの態様は、診断パケットを接続
したチャネルモジュール間で伝送することができ、ヘッ
ダはそれらはそのような診断パケットであることを示す
ことである。送信相互接続制御装置でいつパケットを送
るかを示すタイムスタンプをそのようなパケットに含め
ることができる。受信パケットは交換されるパケットの
伝送と受信の間の時間の遅延を知っているので、その論
理で常駐するカウンタがどの様な時を刻んでいるかを判
定することができる。このカウンタは相互接続制御装置
論理でプログラムすることができ、全ての接続された相
互接続制御装置が一貫した時間を設定できるように自動
的に調節することができる。
【0064】プログラマブル相互接続制御装置の別の態
様は、送信制御信号によりそれらを遠隔的に作動するこ
とができるということである。制御論理には分散トポロ
ジー探索アルゴリズムで使用することを目的としたロッ
クが含まれている。この場合、複数ノードは別個に開始
して探索領域に増分的にノードを追加することで相互接
続システムをマッピングすることができる。各々のノー
ドのロックはノードが2つの異なるマッピングエージェ
ントによりマッピングされるのを防ぐ。その代わりそれ
らは1つ以上のマッピングエージェントが活動している
ことを知らせ、仲裁過程を用いて2つの領域を併合して
1つだけのマッピングエージェントが処理を続行する。
更に相互接続制御装置論理はノードがロック状態になっ
た場合に出現してある所定の時間の後にアクセス可能状
態でコマンドを待つように「監視」タイマを備えるべき
である。従って相互接続制御装置を有するノードが到達
不可能な場所にある場合、それへのアクセスを回復する
望みなくネットワークから永久に切断されたままにして
おくことはできない。この監視タイマはノードがある種
の臨界状態にあるときはいつでも起動し、所定の時間の
後アクセス可能状態まで目覚めさせる。この機能は更に
相互接続制御装置の遠隔構成を提供する。
【0065】最後に初期化すると各々の相互接続制御装
置が接続されたチャネルモジュール間の往復遅延のよう
なものをどの様に判定するかを説明することが有用であ
る。図16は本発明の相互接続制御装置の論理が行う初
期化手順を示す流れ図である。付録Aは本発明の論理を
生成するのに使用することができるベリログプログラム
・リストを示している。
【0066】図16は初期化手順200を示している。
最初に電源をリセットすると、ステップ201で各々の
チャネルモジュールは帯域外信号(C1)である一定し
た「アイドル」ビットパターンを送る。このパターンを
受信するチャネルモジュールは、そのチャネルモジュー
ルは別のチャネルモジュールに接続され、非接続ポート
ではないことを示す信号検出ビットをアサートする。初
期化手順はプログラマブル遅延を待って分散位相ロック
ループとクロック分散の安定化を可能にする。決定ボッ
クス202で同期化の後、チャネルモジュールがそれが
接続されたチャネルモジュールから「プローブ」語(C
2)を受け取るならば、ステップ203で「プローブ」
語を受け取るチャネルモジュールは「プローブエコー」
(C3)語をプローブしているチャネルモジュールに送
り返す。
【0067】システムが安定し、チャネルモジュールが
プローブ語を受け取らないと、ステップ204でチャネ
ルモジュールはそれが接続されているチャネルモジュー
ルへの「プローブ」(C2)語の送信を始める。「プロ
ーブ」(C2)語は、遠隔のチャネルモジュールが対応
して「プローブエコー」(C3)を送るようにする帯域
外信号である。「プローブ」と「プローブエコー」語の
送信は送信チャネルモジュールのルーティングサイクル
と同期化する。ステップ205で遠隔チャネルモジュー
ルから信号を受けない場合、「プローブエコー」語を受
けるまで、あるいはその「プローブ」語を同時に送った
可能性のある遠隔チャネルモジュールからの「プロー
ブ」を受けるまでルーチンはループする。ステップ 2
06で、「プローブ」ないし「プローブエコー」のどち
らかの信号を受信すると、各々のルーティングサイクル
に同期化してプローブ語が到達するように時間アライン
メント遅延を設定する能力がもたらされる。ステップ2
07で「プローブ」語を送ったチャネルモジュールが
「プローブエコー」ではなくて「プローブ」を受け取る
と、2つのモジュールのどちらが初期化目的のマスタで
あるかを決定する際のデッドロックが生じる。この場合
はステップ208の確率論的プロトコルにより解決さ
れ、各々の側はC2プローブ語をエコーするかどうかラ
ンダムに決定する。非対称的決定が(電子的にコインを
投げて)為されると、初期化はステップ209で完了す
る。決定の結果は先述したマスタ/スレーブビットに記
録される。
【0068】上記と同様の手順を用いて過渡同期化損失
の後に再同期化することができる。どのノードも通常の
伝送を停止し、C1信号の送信を開始することもでき
る。図17は初期化用の付録Aのプログラムリストによ
り説明した信号交換を図式的に示した図である。この例
示では、C1は放棄ないし初期同期化パターンを示す。
図16の手順に関して説明したように、C2は「プロー
ブ」語を示し、C3は「プローブエコー」語を示してい
る。
【0069】相互接続制御装置及び通信プロトコルをデ
ータ共用、分散計算の両方で使用するのに適したネット
ワークでの任意のトポロジーのノード集合体でのノード
での使用について説明した。本発明を実施例について説
明したが、当業者には本発明の趣旨と範囲を逸脱せずに
様々な修正や変形が可能であることが理解されよう。従
って本発明は特許請求項の範囲により測るようにすべき
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の相互接続制御装置を利用することの
できる基本的なコンピュータアーキテクチャを示すブロ
ック図である。
【図2】 本発明の相互接続制御装置のブロック図であ
る。
【図3】 本発明に従って大きなスィッチを形成する複
数相互接続制御装置の構成を示す図である。
【図4】 ネットワークを形成する任意のトポロジーの
ノード集合体を示す図である。
【図5】 本発明の相互接続制御装置のブロック図であ
る。
【図6】 ビットの様々なフィールドを同定した所与の
通信パケットのレイアウトをグラフ的に示した図であ
る。
【図7】 本発明の相互接続制御装置のより詳細なブロ
ック図である。
【図8】 本発明の相互接続制御装置で利用する共通バ
ッファプールのグラフである。
【図9】 本発明の相互接続制御装置で行われる送信チ
ャネルモジュールから受信チャネルモジュールへのパケ
ット交換を例示するため結合した2つのチャネルモジュ
ールを例示した図である。
【図10】 本発明の実施例の相互接続制御装置のチャ
ネルモジュール部分の詳細図である。
【図11】 本発明の相互接続制御装置のチャネル維持
サブシステム部分の詳細図である。
【図12】 本発明の通信プロトコルによる2つの接続
したチャネルモジュール間のパケットスロットのコンベ
ヤーベルト性をグラフ的に示す図である。
【図13】 本発明の相互接続制御装置で利用するタイ
ミング回路の一部を示す図である。
【図14】 本発明で使用することのできる一般的な周
波数/位相比較器を示す図である。
【図15】 クロック同期化に使用する位相/周波数比
較器として本発明のFIFOバッファを使用して示した
図である。
【図16】 本発明の相互接続制御装置のチャネルモジ
ュールで使用する初期化手順の流れ図である。
【図17】 付録Aとして添付するソフトウエアで行う
初期化手順の意図する流れをグラフ的に示した図であ
る。
【符号の説明】
20…相互接続装置、21…ローカルホスト、28…相
互接続装置論理、29…ルーティング表、30〜33…
チャネルモジュール。
フロントページの続き (72)発明者 マイケル・ダブリュ・パーキン アメリカ合衆国 94306 カリフォルニ ア州・パロ アルト・マッケイ ドライ ブ・4277 (56)参考文献 特開 平5−189391(JP,A) 特開 平5−143553(JP,A) 特開 平4−345991(JP,A) 特開 平4−230555(JP,A) 特開 平3−54659(JP,A) 特開 昭62−263563(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/00 G06F 13/00 G06F 15/16 H04L 12/66

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Wビットの長さを有するデータパケット
    の第1のノードと隣接ノード間の二地点での交換を制御
    するノード集合体のトポロジーにおける前記第1のノー
    ドで使用する相互接続制御装置におて、 前記第1のノードと前記隣接ノード間で前記データパケ
    ット信号を受信、搬送する少なくとも第1と第2の通信
    ポートからなる複数の通信ポートと、 それぞれ前記複数の通信ポートの対応するものに接続さ
    れて前記データパケット信号の前記相互接続制御装置へ
    の出入の流れを制御する複数のチャネルモジュールであ
    って、それぞれが前記隣接ノードで実現される相互接続
    制御装置を通して隣接ノードのチャネルモジュールと接
    続され、2つの隣接するノードのあいだで接続されてス
    ロット化コンベヤーベルト状にデータパケットの流れを
    交換するチャネルモジュールと、 前記複数のチャネルモジュールに接続されて入力、出力
    データパケットをバッファする共通バッファプールと、 前記共通バッファプールと前記複数のチャネルモジュー
    ルと交信して適切なチャネルモジュールを通してデータ
    パケットをルーティングするルーティング表論理とを有
    する相互接続制御装置。
  2. 【請求項2】 更に前記トポロジーのノード集合体を通
    してデータパケットを効率的に伝送する適応形ルーティ
    ング手段を有する請求項1の相互接続制御装置。
  3. 【請求項3】 更に所定の時間後にロック状態から前記
    相互接続制御装置を目覚めさせる監視タイマ手段を有す
    る請求項1の相互接続制御装置。
  4. 【請求項4】 トポロジーのノード集合体のノードで使
    用する隣接ノード間でデータパケットを交換する方法で
    あって、それぞれのノードは各々が通信チャネルを通し
    てWビットの長さを有するデータパケットの交換を制御
    する手段を備えた相互接続制御装置を有し、かつ複数の
    通信チャネルと単一の通信チャネルで接続された複数の
    隣接ノードを有するとともに、WビットとX追加制御ビ
    ットとを有するパケットを伝送するのに時間Tを必要と
    するデータパケットを交換する方法において、 隣接ノードi、j間で伝送するデータパケットの往復遅
    延(Dij)をパケット伝送時間(T)の整数倍に等しく
    なるように調節し、それにより隣接ノードi、jにDij
    /Tパケット伝送スロットを供給し、 各々のノードは全ての接続された通信チャネルを通して
    全ての隣接ノードからデータパケットを受けて、そのデ
    ータパケットを所与のノードの通信チャネルで共用する
    共通バッファプールに格納し、 ノードの前記共通バッファプールに格納されたパケット
    を待ち行列に入れて、前記データパケットに含まれる宛
    先idをルーティング表にインデックスすることにより
    決定された適切な通信チャネルを通して隣接ノードに伝
    送し、 コンベヤーベルト状に全ての接続された通信チャネルを
    通して隣接ノード間のデータパケットを連続的に搬送す
    る各ステップを有する、隣接するノード間でデータパケ
    ットを交換する方法。
  5. 【請求項5】 更にノード内の各々の通信チャネルにつ
    いて未決のトランザクションの数を数え、 ノードに接続されたそれらの通信チャネルの中で最小の
    未決のトラフィックを有する通信チャネルを通して所与
    のパケットの宛先への最短経路でパケットをルーティン
    グするステップを有する請求項4の方法。
  6. 【請求項6】 更に各々のデータパケット内のエージフ
    ィールドを維持し、 データパケットが拒絶されるたびにデータパケットのエ
    ージフィールドを増分し、 前記エージフィールドが飽和すればデータパケットをそ
    のソースノードに戻すステップを有する請求項4の方
    法。
  7. 【請求項7】 更に遠隔ノードから制御パケットを受信
    ノードへ伝送して受信ノードのクロックを遠隔的に設定
    するステップを有する請求項4の方法。
  8. 【請求項8】 更に所定時間の後に休眠ノードを目覚め
    させて前記休眠ノードへの遠隔アクセスを可能にするス
    テップを有する請求項4の方法。
  9. 【請求項9】 第1のノードと隣接ノード間の二地点デ
    ータパケット交換を制御するトポロジーのノードの集合
    体で前記第1のノードで使用する相互接続制御装置にお
    いて、前記データパケットはWビットの長さを有し、 前記第1のノードと前記隣接ノード間で前記データパケ
    ット信号を受信、搬送する少なくとも第1と第2の通信
    ポートを備えた複数の通信ポートと、前記第1と第2の
    通信ポートはデータパケットを一時に1ビット受信、搬
    送する直列ポートからなり、前記データパケットはWビ
    ットプラスX制御情報ビットからなり、前記直列ポート
    の1つからW+Bビットのパケットを隣接相互接続制御
    装置へ送り出すパケット伝送時間は時間Tを必要とし、 それぞれ前記複数の通信ポートの1つと接続して前記デ
    ータパケット信号の前記相互接続制御装置への出入の流
    れを制御する複数のチャネルモジュールと、前記チャネ
    ルモジュールの各々は前記隣接ノードで実現される相互
    接続制御装置を通して隣接ノードのチャネルモジュール
    と接続することができ、2つの隣接するノードの前記接
    続されたチャネルモジュールはスロット化コンベヤーベ
    ルト状にデータパケットの流れを交換し、 前記複数のチャネルモジュールの各々に組み込まれ、接
    続された隣接チャネルモジュール間のパケットの往復遅
    延(Dij)をT伝送時間の整数に等しくなるように調節
    するタイミング制御論理手段と(Dijはパケットコンベ
    ヤーベルトのパケットスロットがノードiからノードj
    に走行し、ノードiに戻る往復時間)、 前記複数のチャネルモジュールと接続して入力、出力デ
    ータパケットをバッファする共通バッファプールと、 前記共通バッファプールと前記複数のチャネルモジュー
    ルと交信して適切なチャネルモジュールを通してデータ
    パケットをルーティングするルーティング表論理とを有
    する前記相互接続制御装置。
  10. 【請求項10】 第1のノードと隣接ノード間の二地点
    データパケット交換を制御する任意のトポロジーのノー
    ドの集合体で前記第1のノードで使用する相互接続制御
    装置において、前記データパケットはWビットの長さを
    有し、 前記第1のノードと前記隣接ノード間で前記データパケ
    ット信号を受信、搬送する少なくとも第1と第2の通信
    ポートを備える複数の通信ポートと、 それぞれ前記複数の通信ポートの1つと接続して前記デ
    ータパケット信号の前記相互接続制御装置への出入の流
    れを制御する複数のチャネルモジュールと、前記チャネ
    ルモジュールの各々は前記隣接ノードで実現される相互
    接続制御装置を通して隣接ノードのチャネルモジュール
    と接続することができ、2つの隣接するノードの前記接
    続されたチャネルモジュールはスロット化コンベヤーベ
    ルト状にデータパケットの流れを交換し、 前記複数のチャネルモジュールと接続して入力、出力デ
    ータパケットをバッファする共通バッファプールと、前
    記共通バッファプールはデータパケットをW/Bビット
    の小部分量で挿入、除去できるBバンクに小分割した多
    ポートレジスタファイルからなり、 前記共通バッファプールに接続して前記共通バッファプ
    ールレジスタファイルに格納された全てのデータパケッ
    トのリンク済みリストポインタを供給するリンク済みリ
    スト論理手段と、 前記共通バッファプールと前記複数のチャネルモジュー
    ルと交信して適切なチャネルモジュールを通してデータ
    パケットをルーティングするルーティング表論理とを有
    する前記相互接続制御装置。
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