JP3501112B2 - 電気掃除機及びその吸口体 - Google Patents

電気掃除機及びその吸口体

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JP3501112B2
JP3501112B2 JP2000285229A JP2000285229A JP3501112B2 JP 3501112 B2 JP3501112 B2 JP 3501112B2 JP 2000285229 A JP2000285229 A JP 2000285229A JP 2000285229 A JP2000285229 A JP 2000285229A JP 3501112 B2 JP3501112 B2 JP 3501112B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気掃除機に係り、
特に、吸引力を駆動源として回転駆動されることにより
清掃面に作用して清掃効果を高める回転清掃体を備えた
吸口体に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平11−253371号公報には、
図11乃至図13に、羽根車と遊星減速機とを内蔵した
ロータリーブラシ(回転清掃体)を備えた電気掃除機用
の吸口体が記載されている。遊星減速機は内周面に歯面
を有する内歯歯車と、内歯歯車の内側に羽根車の回転軸
上で羽根車と一体で回転する太陽歯車と、太陽歯車と内
歯歯車の間で太陽歯車の回りを自転しながら周回(公
転)する3つの遊星歯車と、遊星歯車の周回運動を回転
運動として回転清掃体の回転軸に伝達するキャリアとを
備えている。そして、遊星減速機は羽根車よりもロータ
リーブラシの端側、すなわち空気の流れる向きにおいて
上流側に配置されている。この構成では、羽根車の回転
軸は太陽歯車に固定され、遊星歯車を軸支するキャリア
は吸口体に固定されているシャフトに固定され、内歯歯
車はロータリーブラシ軸に固定されている。また吸口体
に形成された吸気口から流入した空気は、ロータリーブ
ラシの内部に導入され、遊星減速機の隙間を通過して羽
根車に至り、羽根車を駆動した後、ロータリーブラシの
表面に設けられた通気孔からブラシ室に噴出するよう
に、空気の流れ順路が形成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】特開平11―2533
71号公報に記載された電気掃除機では、羽根車に供給
される空気は遊星減速機の内歯歯車、太陽歯車、遊星歯
車及びキャリアの間に形成される隙間を流路として流れ
る構成になっている。この構成では、キャリアや各歯車
の存在によって流路断面積が制限され易く、羽根車に供
給される空気の流量や流速に制限を受け易い。また空気
流路の形状が複雑になることから、通路抵抗が大きくな
って空気の流速に制限を受けたり、流れの剥離によって
騒音が発生し易いという課題を有している。特に、空気
の流速を高めるために羽根車の上流側にノズルを配置す
る場合には、ノズルの上流側で流量や流速が制限される
構造は好ましくない。
【0004】本発明の目的は、吸引力で羽根車に空気を
供給して回転トルクを発生し、羽根車の回転を減速して
回転清掃体に伝達することにより羽根車で発生した回転
トルクを増大させて回転清掃体を駆動すると共に、羽根
車と減速機とを回転清掃体の内部に備えることによって
小型化と清掃効率の向上を図った構造において、羽根車
で発生する回転トルクを大きくして、回転清掃体の駆動
力を大きくすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するた
めに、本発明では、回転清掃体の基体内側に、吸引した
空気で回転駆動される羽根車と、この羽根車の回転を減
速して回転清掃体に伝達する遊星減速機とを設ける。遊
星減速機は、羽根車の回転軸に固定された太陽歯車と、
吸口体のケーシング側に固定された内歯歯車と、太陽歯
車及び内歯歯車と噛み合って太陽歯車の回りを自転しな
がら公転できるように設けられた遊星歯車と、遊星歯車
を軸支すると共に回転清掃体側に固定されたキャリアと
を備えて構成される。回転清掃体を構成する基体の内側
に設けられたノズルを形成する部材で、基体の内側に設
けられた羽根車の軸を回転清掃体を構成する基体に支持
するように構成する。これにより、構造が単純化して通
路抵抗を不要に増加させることがなく、羽根車で大きな
回転トルクを発生することができる。
【0006】また、上記目的を達成するために、本発明
では、回転清掃体の基体内側に、吸引した空気で回転駆
動される羽根車と、この羽根車の回転を減速して回転清
掃体に伝達する遊星減速機とを設ける。遊星減速機は、
羽根車の回転軸に固定された太陽歯車と、吸口体のケー
シング側に固定された内歯歯車と、太陽歯車及び内歯歯
車と噛み合って太陽歯車の回りを自転しながら公転でき
るように設けられた遊星歯車と、遊星歯車を軸支すると
共に回転清掃体側に固定されたキャリアとを備えて構成
される。回転清掃体を構成する基体の内側に設けられた
ノズルを形成する部材を、減速機から回転清掃体を構成
する基体に、回転トルクを伝達する伝達部材として構成
する。これにより、構造が単純化して通路抵抗を不要に
増加させることがなく、羽根車で大きな回転トルクを発
生することができる。
【0007】
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】
【発明の実施の形態】[形態例1]以下、本発明の第1
の形態例を図面に従い詳細に説明する。
【0012】図1に本形態例の電気掃除機の外観を示
す。吸引用の電動送風機とフィルタを備えた集塵室を内
蔵する掃除機本体100と、この掃除機本体100の集
塵室に連なるホース200の先の手元操作部300に延
長管400を介して接続された吸口体500を備える。
この吸口体500は、吸込空気の流れを利用して回転駆
動される回転ブラシや回転ブラシに内蔵したエアーター
ビン(以下ノズルと羽根車のことを意味する)や遊星減
速機を備える。回転ブラシは吸口体の内側に形成された
ブラシ室に設けられ、回転駆動されることにより清掃面
に作用して清掃効果を高める回転清掃体として機能す
る。回転ブラシが被清掃面に作用するとは、刷毛やブレ
ードが直接被掃除面や被掃除面に敷かれた絨毯等の毛に
接触することの他、回転ブラシによって作られた気流に
よる被掃除面(被清掃面)への作用を含む。
【0013】吸口体500のケーシングは、その略中央
の高さの位置で上下に2分割されており、外郭を形成す
る下ケース520と、この下ケース520と着脱可能な
上ケース510により形成されている。
【0014】吸口体500は、下ケース520に自在継
手515をはめ込み、上ケース510を自在継手515
の一部を覆うようにして、下ケース520に固定する。
上ケース510と下ケース520とが接触する位置の外
周には、気密を保持するとともに家具等への傷つきを防
止する衝撃吸収バンパー516が取付けられている。
【0015】図2は、上ケース510を取り除いた状態
の吸口体500の平面図である。
【0016】下ケース520は、清掃床面に対面する底
面に開口した吸込口521を備え、この吸込口521に
臨んで床面の塵埃を掻き上げる回転ブラシ530を回転
自在に収容する。
【0017】回転ブラシ530は、筒状基体531の外
周面に塵埃を掻き上げる複数枚の刷毛532を螺旋状に
起立させ、筒状基体531の一端部は軸受ユニット53
3を下ケース520の軸受保持部522に嵌着して支持
し、筒状基体531の他端部はこの他端部に嵌入して取
り付けた遊星減速機540の固定軸541を下ケース5
20の軸保持部523に嵌着して支持する。ここで、回
転ブラシは清掃部材(清掃部)として刷毛の他、軟質の
ブレード状のものを用いて構成することができ、刷毛や
ブレードをそれぞれ単独で、或いは刷毛とブレードとを
混在させて構成することができる。また、筒状基体53
1を形成する部材で一体に成形した突出部で清掃部材
(清掃部)を構成してもよい。いずれにしても、清掃部
材(清掃部)は筒状基体531の外周面から外方に突出
するように構成される(以下の形態例においても同
様)。
【0018】606〜607は吸口本体の側体に設けた
複数の小孔からなる外部吸気口であり、回転ブラシ53
0を駆動させるための空気取り入れ口である。この空気
取り入れ口は吸口体500の外部の空気をエアータービ
ンに導くために、吸込口521とは別の空気通路を形成
する。
【0019】次に回転ブラシ500の内部構造について
説明する。
【0020】600〜601は電動送風機の吸引力を利
用して回転する羽根車、602〜603は外部から流入
した空気を加速するためのノズル、540は遊星減速
機、605は羽根車600〜601の回転軸であり、ノ
ズル602と603の内部にある軸受で保持されてい
る。また、ノズル602と603の外周部と筒状基体5
31の内周面とが固定され、ノズル602と603は筒
状基体531と一体となって回転する。608〜609
は筒状基体531の軸支え具である。
【0021】図中の矢印は空気の流れを表す。
【0022】本実施例では、上述のように、回転ブラシ
内に遊星減速機、ノズル、羽根車の各回転軸が吸口体の
長手方向に同軸線上に配置されるので、吸口体を小型軽
量化ができる。
【0023】このとき、吸口体の長手方向W1に比べて
回転ブラシ530の長手方向W2の寸法が大きくとれる
ので、掃除できる範囲が広くできる効果がある。
【0024】また、回転ブラシ530内に遊星減速機5
40、ノズル602、603、羽根車600、601が
内蔵されているので、上ケース510を取り外すことに
より、回転ブラシ530が一体で容易に着脱できるの
で、ブラシ室の清掃が簡単にできるという効果がある。
また製造時の組立が容易になり、生産効率が向上する。
【0025】図3に遊星減速機540付近の回転軸に平
行な断面で見た図を示す。図3において、543は太陽
歯車、544は太陽歯車543とかみ合って太陽歯車5
43の回りを自転しながら公転する遊星歯車、545は
内周面に歯面を有する内歯歯車、546は減速機を覆う
ケーシング、541は内歯歯車を吸口体の本体ケーシン
グ側に対して固定するための固定軸であり、ケーシング
546と同一の部材で一体に形成されている。542は
遊星歯車544を軸支しかつノズル603に固定されて
いるキャリアである。
【0026】筒状基体531の内周面とノズル603
は、外周部のリング603aにより固定されており、筒
状基体531の軸支え具609と一体で回転するように
なっている。
【0027】軸支え具609には吸口体500外部の空
気を内部に導入するための開口(空気通路)701が形
成されている。尚、図3においては軸支え具609側の
みを示しているが、軸支え具608にも609と同様に
開口(空気通路)が形成されている。
【0028】次に本発明の第1の形態例の動作を説明す
る。掃除機使用者が手元操作部300付近に配置された
手元スイッチを操作すると、操作されたスイッチに従っ
た動作モードで電気掃除機本体100内の電動送風機が
運転される。電動送風機によって発生した吸引力は、ホ
ース200、延長管400を通って吸口体500に到達
する。
【0029】吸口体がじゅうたん上におかれた場合、吸
込口521がじゅうたんによってふさがれるため、空気
の多くは吸口体500の側体にある吸気口606、60
7を通って吸引され、ケーシング546の外周部に形成
された空気通路702を流れて、さらにノズル602、
603に集められて加速された後に羽根車600、60
1に衝突し、羽根車600、601を回転させ、トルク
を発生する。
【0030】羽根車600、601によって発生したト
ルクは、回転軸605により太陽歯車543を駆動し、
その回転を遊星歯車544に伝達し、遊星歯車544は
その外周にある内歯歯車545上を回転する。内歯歯車
545は遊星減速機540全体を覆うケーシング546
に固定されているので、キャリア542が、回転軸60
5回りに回転可能となり、回転トルクはノズル603に
伝達され、筒状基体531と一体となって回転する。し
たがって、ノズル602、603も回転することにな
る。
【0031】このとき例えば、太陽歯車の歯数を10、
遊星歯車の歯数を20、内歯歯車の歯数を50にする
と、減速比は1/6になり、遊星減速機の損失が無いと
仮定すれば、回転ブラシの駆動トルクは6倍になる。
【0032】以上述べたように本形態例によれば、羽根
車が発生するトルクを増大させて、回転ブラシの駆動ト
ルクを増大させることができる。
【0033】このため、じゅうたん上の塵埃をさらに強
力に掻き上げる事ができるので、集塵性能が向上する効
果がある。
【0034】一方、羽根車600、601を通過した空
気は、図4に示すように、回転ブラシ530の筒状基体
531に設けられたの複数の通気孔535から排出され
る。この排出された空気は、回転しながら吸口本体内部
の壁や掃除面に衝突し、塵埃を吹き飛ばしている。同時
に吸口継手から吸引しているため、軸方向に旋回成分を
もった流れが移動するので、塵埃の搬送を援助すること
ができる。
【0035】したがって、じゅうたん上の塵埃は、床面
開口部から刷毛532によって掻き上げられ、複数の通
気孔535から排出の気流により効率的に運ばれ、吸口
継手515を通って掃除機本体に吸引される。
【0036】ここで、吸口内に羽根車とノズルを2組み
使用した理由を説明する。羽根車が発生するトルクは、
羽根車に流入する風量と羽根車の前後における圧力差に
よって、ほぼ決定される。この圧力差は大気圧と吸口内
に発生する圧力の差とほぼ同じと考えられる。この圧力
差が大きいとトルクは大きくなるが、吸口が掃除面に吸
着してしまい、操作しにくくなり、圧力差が小さ過ぎる
とトルクが小さくなり、塵埃を吸引することができない
状態になる。そこで、吸口としては、操作がし易い、適
度な吸引力を保ち、さらに塵埃を掻き上げる十分なトル
クが必要とされている。
【0037】たとえば、圧力差を1000Paとしたと
き、羽根車とノズルが1組みの場合に、風量0.5m
/minでトルクが0.5N・cm発生したすると、こ
れを羽根車とノズルが2組み使用した場合には、同じ圧
力差1000Paで、風量が2倍の1.0m/min
となり、トルクも2倍の1N・cm発生することにな
る。
【0038】羽根車とノズルが1組みで、トルクを増大
するには羽根車の外径を大きくするか、羽根車に流入す
る風量を増加させる手段があるが、前者は吸口全体が大
きくなる欠点があり、後者は前述したように吸口内の圧
力が増えるため、掃除面に吸口が吸着してしまう問題が
ある。
【0039】以上述べたように本形態例によれば、回転
ブラシ内に羽根車とノズルが2組み使用し、遊星減速機
を備えたことにより、小型軽量でトルクの大きい吸口が
提供できる。また、従来の方式ではトルク不足のため実
現できなかった、フローリング上の拭きや磨きといった
機能を付加することができるという効果がある。
【0040】また、本形態例では、ゴミ取りに必要な回
転ブラシの回転数を1500r/minとして、羽根車
の回転数は6倍の9000r/minに設定している。
羽根車の回転数が高速となり、騒音が発生し易くなる
が、羽根車は吸口体の中にある回転ブラシのさらに内部
にあるため、羽根車を覆う2重円筒のような構成となる
ので、使用者やその付近に音が放射され難く、騒音の発
生を抑えられる。
【0041】また、ケーシング546に固定され、かつ
固定軸を持つ部材541の上流側を丸みを帯びた形状に
することにより、吸気口から流入した空気が減速機54
0の周囲で発生する曲りや剥離による損失が小さくでき
る。したがって、ノズル603に流入する空気を阻害す
ることがなく羽根車601に導くことができるので、ト
ルクの増大が図れる。
【0042】以上述べてきたように、羽根車とノズルが
同軸で外周が同じ円筒内に構成できるので、羽根車及び
ノズルの外径を円筒径一杯に有効に使える。また、側方
より流入した空気を軸方向に整流し、ノズルの作用によ
って加速し、そして羽根車に流入し、羽根車内でほぼ等
速で方向転換し、羽根車にトルクを発生させているた
め、全て空気流は軸方向に効率よく移動することになる
ので、小型軽量で、かつ音が静かな吸口とこれを用いた
電気掃除機を提供できる。
【0043】さらに、図5に示すように、ノズル603
の内部に遊星減速機540を組込むことにより、羽根車
の位置を吸気口607側へ移動することができるので、
回転ブラシ530の筒上基体531に設けられたの通気
孔535を長手方向に増加することができる。これによ
り、通気孔535からの噴出個所が長手方向に伸びるた
め、掃除面に対する旋回成分を持った気流が軸方向に移
動する距離が長くなるので、さらに集塵性能を向上する
という効果がある。
【0044】また、吸口体内に電気部品を一切使用して
いないので、遊星減速機や軸受部品を耐水性のある材料
(たとえば、ポリアセタール樹脂製の歯車や軸受、ステ
ンレススチール製の軸やキャリヤ)で構成すれば、吸口
全体を水洗い可能にできるという効果もある。
【0045】フローリングや畳上では、車輪の沈み込み
がほとんどないため、床面開口部と床面とに隙間が生
じ、床面開口部から吸引される空気の量が増えて、羽根
車を流れる空気の量が低下するので、羽根車の回転が抑
えられる。さらに、吸口500を持ち上げると、羽根車
を通過する空気の量が非常に少なくなり、羽根車及び回
転ブラシはほとんど回転せず、持ち上げ時に回転ブラシ
の回転を止めるための特別な機構を設ける必要が無い。
【0046】また、部屋のコーナーなどを掃除する場
合、吸口の前面と側面の片側の吸気口が塞がれても、反
対側の吸気口より、空気が流入するので回転ブラシが停
止する心配がない。むしろ、片側の吸気口に流入する風
量が増えるので、片側の羽根車で発生するトルクが大き
くなるので、塵埃をより掻き上げることができる。
【0047】ケーシング546が太陽歯車543、遊星
歯車544及び内歯歯車545に対して筒状基体531
の開口側を覆う構造になっているため、遊星減速機54
0で発生する騒音が外部に漏れにくい構造になってい
る。
【0048】ケーシング546は太陽歯車543、遊星
歯車544及び内歯歯車545の上流側を覆う構造であ
るため、吸引される空気に混入した塵埃が各歯車に付着
するのを防止できる。羽根車に供給する空気は外部吸気
口606、607を通して吸引するため、吸込口521
から吸引される空気に対して含まれる塵埃ははるかに少
ないが、外部吸気口606、607も被掃除面に近いと
ころに位置するので、塵埃が吸引されてしまう可能性が
ある。そのため、このような配慮をすることが好まし
い。
【0049】上記したように、ケーシング546は各歯
車に塵埃が付着するのを防ぐ役割と、ノズル603や羽
根車601に剥離を少なくして空気を導く滑らかな空気
通路を形成する役割を担っている。
【0050】キャリア542はノズル603に固定さ
れ、ノズル603はその外周部を回転ブラシ530の筒
状基体531に固定されている。従って、羽根車60
0、601で発生した回転トルクはこのノズル603を
介して回転ブラシ530に伝達されている。
【0051】羽根車600、601の回転軸605はノ
ズル602、603によって回転ブラシ530の筒状基
体531に軸支されている。すなわち、回転軸605を
軸支する軸受はノズル602、603を形成するノズル
部材に内蔵されている。
【0052】上記したように、ノズル602、603の
ブレードは羽根車600、601を軸支する支持部材と
しての役割と、回転トルクを回転ブラシ530に伝達す
る伝達部材としての役割を担っている。
【0053】キャリア542を回転ブラシ530の筒状
基体531に固定する構造により、遊星減速機540の
内歯歯車545と筒状基体531の内面との間に空気通
路を形成でき、またノズル603のブレードを利用して
筒状基体531の内面へ回転トルクを伝達するようにし
たことにより、単純な構造かつ低コストで回転トルクを
回転ブラシ530に良好に伝達することができる。また
ノズル603のブレードを利用して羽根車600、60
1の回転軸605を筒状基体531の内面に支持するよ
うにしたことにより、単純かつ低コストな構造にするこ
とができる。これらの構造の単純化により、通路抵抗を
必要以上に増加させることがなくなり、回転トルクの向
上も容易になる。
【0054】(第2の実施の形態)この第2の実施の形
態は、電気掃除機における吸口の回転ブラシにエアータ
ービンと減速機構を内蔵した吸口を形成し、前記減速機
構の両側に2個以上のエアータービン(以下ノズルと羽
根車を意味する。)を配した電気掃除機である。掃除機
本体とホースと手元操作部と延長管については、前述し
た第1の実施の形態における電気掃除機と共通であるの
で、図示説明を省略する。
【0055】図6は上ケース510を取り除いた状態の
吸口体500の平面図である。第1の実施の形態におけ
る構成部品と共通の構成部品については、同一参照符号
を付して重複する説明を省略する。
【0056】回転ブラシ530の筒上基体531内に、
遊星減速機540とノズル561と羽根車562を内蔵
する第2の筒上基体560を配し、2重円筒構造として
いる。
【0057】前記第2の筒上基体560の一端側には遊
星減速機540を備え、キャリヤ542を介して回転ブ
ラシ530の筒上基体531と固定されている。他端側
にはノズル561と羽根車562を備え、ノズル561
の外周と固定されている。また、第2の筒上基体560
の端部外周と回転ブラシ530の端部は軸受563を介
して回転ブラシ530が回転可能になっている。
【0058】そして、第2の筒上基体560には、遊星
減速機540とと羽根車562の間で通気孔563が複
数個設けられている。この通気孔563の周方向の位置
は、回転ブラシ530の通気孔535との位置を考慮し
て、常にある一定以上の通気面積が確保できるように、
たとえば周方向のピッチを変えるとか軸方向に位置をず
らすなどする必要がある。
【0059】このように、回転ブラシを2重円筒構造に
することにより、第1の実施の形態におけるノズル60
3の上流側にあった遊星減速機540を回転ブラシ53
0の中央に設置することが可能となり、その遊星減速機
540の両側にエアータービン2個を配置した構成にで
きる。
【0060】ここで、第2の筒上基体560に配置され
るノズル561及び羽根車562の外径は、2重円筒の
ため、図7の図面の左側に記載のノズル602及び羽根
車600の外径よりも小さくなる。しかしながら、ノズ
ルへ流入する吸気口609からの流入面積を大きくとる
ことができるので、羽根車562に流入する風量が増加
するため、トルクの向上が図れ、集塵性能が良くなると
いう効果がある。
【0061】また、遊星減速機540が回転ブラシ53
0の中央に設置しているため、両側のノズルと羽根車を
を回転ブラシ530の左右端部側へ配置することが可能
となるので、遊星減速機540と羽根車600及び羽根
車562の長手方向の距離が長くなる。
【0062】したがって、通気孔535、563の数や
面積を増やすことができるので、噴出個所が長手方向に
伸びるため、掃除面に対する旋回成分を持った気流が軸
方向に移動する距離も長くなるので、さらに集塵性能を
向上するという効果がある。
【0063】遊星減速機540を回転ブラシ530の中
央に設置することで、遊星減速機540をノズル56
1、602及び羽根車562、600に対して下流側に
配置することができ、しかも、遊星減速機540は回転
ブラシ530内のノズル561及び羽根車562側に形
成される空気流路とノズル602及び羽根車600側に
形成される空気流路のそれぞれの下流端部に位置するの
で、流れる空気の流量や流速に制限や影響を与え難い構
造になっている。また空気の流れが遊星減速機540部
で剥離を起こすことによって生じる騒音も小さくでき
る。
【0064】羽根車600、562の回転軸605はノ
ズル602、561によってそれぞれ回転ブラシ530
の筒状基体531、第2の筒状基体560に軸支されて
いる。ノズル602、561のブレードは羽根車60
0、562を軸支する支持部材としての役割を担ってい
る。すなわち、回転軸605を軸支する軸受はノズル6
02、561を形成するノズル部材に内蔵されている。
【0065】またキャリア542を筒状基体531の内
面に固定する構造にしたことにより、より単純な構造か
つ低コストで回転トルクを回転ブラシ530に良好に伝
達することができる。またノズル602、561のブレ
ードを利用して羽根車600、562の回転軸605を
筒状基体531の内面に支持するようにしたことによ
り、単純かつ低コストな構造にすることができる。これ
らの構造の単純化により、通路抵抗を必要以上に増加さ
せることがなくなり、回転トルクの向上も容易になる。
【0066】(第3の実施の形態)この第3の実施の形
態は、電気掃除機における吸口の回転ブラシにエアータ
ービンと減速機構を内蔵した吸口を形成し、前記減速機
構の両側に2個のエアータービンを配し、減速機構の固
定を吸口の中央部で支持した電気掃除機である。掃除機
本体とホースと手元操作部と延長管については、前述し
た第1の実施の形態における電気掃除機と共通であるの
で、図示説明を省略する。
【0067】図7は上ケース510を取り除いた状態の
吸口体500の平面図である。第1の実施の形態におけ
る構成部品と共通の構成部品については、同一参照符号
を付して重複する説明を省略する。
【0068】吸口の中央に遊星減速機540を固定する
ための支柱590が上ケース510より突出しており、
減速機のケーシング546の外周を支持している。遊星
減速機540を境にして、左右に回転ブラシ570と5
71が別々に形成され、当然のことながら外周面に塵埃
を掻き上げる複数枚の刷毛532が螺旋状に取り付けら
れている。
【0069】この支柱590と回転ブラシ570と57
1の端部にある軸受591、592により、回転ブラシ
が軸支されている。
【0070】図の左側に記載の回転ブラシ570の筒上
基体572には、吸引力によって回転する羽根車600
と外部から流入した空気を加速するためのノズル602
が内蔵されている。
【0071】581は羽根車600の回転軸であり、ノ
ズル602と遊星減速540に接続するための接続リン
グ574の内部にある軸受で保持されている。また、ノ
ズル602と接続リング574の外周部と筒状基体57
2の内周面とが固定され、一体となって回転する。
【0072】同様に、図の右側に記載の回転ブラシ57
1の筒上基体573には、羽根車601とノズル603
が内蔵され、羽根車600の回転軸582は、ノズル6
03と遊星減速540に接続するための接続リング57
5の内部にある軸受で保持され、また、ノズル603と
接続リング575の外周部と筒状基体573の内周面と
が固定され、一体となって回転するようになっている。
【0073】そして、左右の回転軸581と582を繋
ぐ回転軸583により両者が一体となって回転するよう
になっている。回転軸583には太陽歯車が取付けられ
ており、遊星歯車を通して減速した回転力を伝達してい
る。
【0074】また、左右の筒上基体572及び573に
は、羽根車600と接続リング574との間で通気孔5
76が、そして、羽根車601と接続リング575のに
間で通気孔577が複数個設けられている。
【0075】このように、回転ブラシを2分割にするこ
とにより、第1の実施の形態におけるノズル603の上
流側にあった遊星減速機540を回転ブラシ530の中
央に設置することが可能となり、その遊星減速機540
の両側にエアータービンを配置した構成にできる。さら
に、第2の実施の形態における左右で異なったノズル及
び羽根車の外径を同一にすることができる。
【0076】したがって、吸口の長手方向の左右から流
入する流量のバランスが均一化されるとともに、羽根車
とノズルが同軸線上で外周が同じ円筒内に構成できるの
で、羽根車及びノズルの外径を円筒径一杯に有効に使え
ることができるので、羽根車に流入する風量が増加し
て、トルクが向上し、集塵性能が良くなるという効果が
ある。
【0077】また、側方より流入した空気を軸方向に整
流し、ノズルの作用によって加速し、そして羽根車に流
入し、羽根車内でほぼ等速で方向転換し、羽根車にトル
クを発生させているため、全て空気流は軸方向に効率よ
く移動することになるので、小型軽量で、かつ音が静か
な吸口とこれを用いた電気掃除機を提供できる。
【0078】遊星減速機540を回転ブラシ530の中
央に設置することで、遊星減速機540をノズル60
3、602及び羽根車601、600に対して下流側に
配置することができ、しかも、遊星減速機540は回転
ブラシ530内のノズル603及び羽根車601側に形
成される空気流路とノズル602及び羽根車600側に
形成される空気流路のそれぞれの下流端部に位置するの
で、流れる空気の流量や流速に制限や影響を与え難い構
造になっている。また空気の流れが遊星減速機540部
で剥離を起こすことによって生じる騒音も小さくでき
る。
【0079】羽根車600の回転軸581はノズル60
2によって回転ブラシ570の筒状基体572に軸支さ
れ、また羽根車601の回転軸582はノズル603に
よって回転ブラシ571の筒状基体573に軸支されて
いる。ノズル602、603のブレードはそれぞれ羽根
車600、601を軸支する支持部材としての役割を担
っている。すなわち、回転軸581、582を軸支する
軸受はそれぞれノズル602、603を形成するノズル
部材に内蔵されている。これにより、単純かつ低コスト
な構造にすることができ、構造の単純化により通路抵抗
を必要以上に増加させることがなくなり、回転トルクの
向上も容易になる。
【0080】また、羽根車等の左右位置及び外径が対称
となるので、吸口体の操作時(たとえば、持ち上げた状
態)のバランスが良くなるなど、使い勝手が向上する。
【0081】また、吸口を持ち上げた場合、自動的に羽
根車の回転が弱まる又は停止するので、回転ブラシの高
速回転による騒音が発生せず、また、持ち上げ時に回転
ブラシの回転を止めるための特別な機構を設ける必要が
無い。
【0082】以上、第1、第2及び第3の形態例におい
ては、回転ブラシの回転軸方向にノズルが配設されてい
るため、回転軸と垂直な方向にノズルが配設される構造
に比べて使用者やその付近に音が放射されにくい構造に
なっている。また、遊星減速機をノズル及び羽根車に対
して下流側に配置したり、遊星減速機の周囲に空気流路
を形成することによって、羽根車に供給する空気の流れ
を阻害し難い構造になっている。また羽根車と減速機と
を回転ブラシの内部に備えることによって吸口体の長手
方向W1に比べて回転ブラシの長手方向W2の寸法が大
きくとれるので、回転清掃体によって掃除できる範囲が
広くなり清掃効率を向上でき、回転ブラシの長手方向に
対する吸口体の長手方向寸法を小さくできる効果があ
る。尚、羽根車と減速機とを回転ブラシの内部に備える
構成は、回転ブラシの軸方向において回転ブラシに設け
られる刷毛及び/又はブレードが存在する範囲の両端部
よりも中央側であって、回転ブラシの径方向において回
転ブラシに設けられる刷毛及び/又はブレードの内側
(回転中心側)に、羽根車と減速機とが設けられる構成
をいう。また羽根車2つに対して1つの減速機を設ける
ようにしたことにより、減速機のギヤ部で生じる摩擦損
失等のメカロスを少なくすることができる。
【0083】
【発明の効果】本発明によれば、吸引力で羽根車に空気
を供給して回転トルクを発生し、羽根車の回転を減速し
て回転清掃体に伝達することにより羽根車で発生した回
転トルクを増大させて回転清掃体を駆動すると共に、羽
根車と減速機とを回転清掃体の内部に備えることによっ
て小型化と清掃効率の向上を図った構造において、羽根
車に供給する空気の流れを阻害し難い構造にしたので、
羽根車で大きな回転トルクを発生することができ、回転
清掃体を大きな駆動力で回転させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による電気掃除機の外観図。
【図2】 本発明の第1の形態例による吸口体の平面
図。
【図3】 図2の吸口体の遊星減速付近の断面図。
【図4】 図2の吸口体の流路中央縦断面図。
【図5】 本発明による吸口体の他の遊星減速付近の断
面図。
【図6】 本発明の第2の形態例による吸口体の平面
図。
【図7】 本発明の第3の形態例による吸口体の平面
図。
【符号の説明】
500…吸口体、520…下ケース、510…上ケー
ス、530…回転ブラシ、531…円筒基体、540…
遊星減速機、600、601…羽根車、602、603
…ノズル、515…吸口継手、535…通気孔、60
6、607…吸気口、541…固定軸。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 成彦 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株式会社 日立多賀エレクトロニクス内 (72)発明者 富田 建一 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株式会社 日立多賀エレクトロニクス内 (72)発明者 佐藤 進 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株式会社 日立多賀エレクトロニクス内 (56)参考文献 特開 平11−253371(JP,A) 特開 平11−99105(JP,A) 特開2000−245662(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47L 9/04

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】吸引力を発生する電動送風機と、 被清掃面と対向する吸込口を有する吸口体と、 前記吸込口に連通する吸口体の内側と前記電動送風機の
    吸引側との間に形成される空気通路と、 この空気通路の途中に設けられ、前記吸込口を通して吸
    引した塵埃を収容する集塵部と、 前記吸口体の内側に設けられ、筒状の基体とこの基体の
    外周面から突出するように設けられた清掃部材とを有す
    る回転清掃体と、 前記吸口体の外側から前記吸込口を通して吸口体内側に
    空気を吸引する第1の吸気通路とは別に、吸口体の外側
    から内側に空気を吸引する第2の吸気通路を構成するよ
    うに、前記吸口体のケーシングに形成された開口と、 前記基体の内側に設けられ、前記開口から吸引した空気
    の流速を高めるノズルと、 前記基体の内側に設けられ、前記ノズルからの空気で回
    転駆動される羽根車と、 前記羽根車の回転を減速して前記回転清掃体に伝達する
    ように前記基体の内側に設けられた減速機と、 を備え、 前記羽根車の軸を前記ノズルを形成する部材で前記基体
    に支持した電気掃除機。
  2. 【請求項2】被清掃面と対向する吸込口を有するケーシ
    ングと、 前記ケーシングの内側に設けられ、筒状の基体とこの基
    体の外周面から突出するように設けられた清掃部材とを
    有する回転清掃体と、 前記ケーシングの外側から前記吸込口を通してケーシン
    グ内側に空気を吸引する第1の吸気通路とは別に、ケー
    シングの外側から内側に空気を吸引する第2の吸気通路
    を構成するように、前記ケーシングに形成された開口
    と、 前記基体の内側に設けられ、前記開口から吸引した空気
    の流速を高めるノズルと、 前記基体の内側に設けられ、前記ノズルからの空気で回
    転駆動される羽根車と、 前記羽根車の回転を減速して前記回転清掃体に伝達する
    ように前記基体の内側に設けられた減速機と、 を備え、 前記羽根車の軸を前記ノズルを形成する部材で前記基体
    に支持した電気掃除機用の吸口体。
  3. 【請求項3】吸引力を発生する電動送風機と、 被清掃面と対向する吸込口を有する吸口体と、 前記吸込口に連通する吸口体の内側と前記電動送風機の
    吸引側との間に形成される空気通路と、 この空気通路の途中に設けられ、前記吸込口を通して吸
    引した塵埃を収容する集塵部と、 前記吸口体の内側に設けられ、筒状の基体とこの基体の
    外周面から突出するように設けられた清掃部材とを有す
    る回転清掃体と、 前記吸口体の外側から前記吸込口を通して吸口体内側に
    空気を吸引する第1の吸気通路とは別に、吸口体の外側
    から内側に空気を吸引する第2の吸気通路を構成するよ
    うに、前記吸口体のケーシングに形成された開口と、 前記基体の内側に設けられ、前記開口から吸引した空気
    の流速を高めるノズルと、 前記基体の内側に設けられ、前記ノズルからの空気で回
    転駆動される羽根車と、 前記羽根車の回転を減速して前記回転清掃体に伝達する
    ように前記基体の内側に設けられた減速機と、 を備え、 前記ノズルを形成する部材を前記減速機から前記基体に
    回転トルクを伝達する伝達部材とした電気掃除機。
  4. 【請求項4】被清掃面と対向する吸込口を有するケーシ
    ングと、 前記ケーシングの内側に設けられ、筒状の基体とこの基
    体の外周面から突出するように設けられた清掃部材とを
    有する回転清掃体と、 前記ケーシングの外側から前記吸込口を通してケーシン
    グ内側に空気を吸引する第1の吸気通路とは別に、ケー
    シングの外側から内側に空気を吸引する第2の吸気通路
    を構成するように、前記ケーシングに形成された開口
    と、 前記基体の内側に設けられ、前記開口から吸引した空気
    の流速を高めるノズルと、 前記基体の内側に設けられ、前記ノズルからの空気で回
    転駆動される羽根車と、 前記羽根車の回転を減速して前記回転清掃体に伝達する
    ように前記基体の内側に設けられた減速機と、 を備え、 前記ノズルを形成する部材を前記減速機から前記基体に
    回転トルクを伝達する伝達部材とした電気掃除機。
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