JP3496496B2 - 内燃機関の排気浄化装置 - Google Patents

内燃機関の排気浄化装置

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JP3496496B2
JP3496496B2 JP00198798A JP198798A JP3496496B2 JP 3496496 B2 JP3496496 B2 JP 3496496B2 JP 00198798 A JP00198798 A JP 00198798A JP 198798 A JP198798 A JP 198798A JP 3496496 B2 JP3496496 B2 JP 3496496B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の排気浄
化装置、特に始動直後の排気ガスの排気浄化を図った排
気浄化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の内燃機関から排出される排気ガ
スの浄化には、貴金属(白金、ロジウム等)またはその
他の金属からなる触媒を担持した触媒装置が従来から広
く使われている。このような触媒は、排気ガス中の有害
成分であるHC、CO、NOx等を酸化および還元して
浄化している。ところで、この触媒作用を得るためには
排気温度が高くなければならず、例えば300℃前後の
温度が必要である。しかし、内燃機関の始動直後では、
排気ガス温度が低く、触媒が活性化する温度(300℃
前後)に達しないため、排気有害成分の浄化はほとんど
行われず、比較的多量の排気有害物質が大気中へ放出さ
れる、という問題がある。
【0003】そこで、上記問題を解決するため、内燃機
関の排気系に配設された触媒装置の上流側に、さらに、
排気再燃焼器を設け、始動直後に、この再燃焼器におい
て可燃性の排気ガスを燃焼させて、その燃焼熱により触
媒を早期活性化させるものが公知である(特表平6−5
08409号公報等)。この排気浄化装置は、排気再燃
焼器に燃料を噴射するものではなく、内燃機関の空燃比
をリッチにし、かつ2次空気を供給して、可燃成分およ
び空気を含む可燃性の排気ガスを生成し、点火装置でこ
の可燃性ガスを燃焼させるものであり、非常に簡素な構
成でもって触媒の早期活性化を実現できる。しかも、触
媒活性前においても、HC、COを燃焼により浄化する
ことができるため、全体的な排気ガスの清浄化に非常に
有効な手段である、と言える。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の排気浄化装置において、リッチ状態の排気ガスと2
次空気との混合気からなる可燃性排気ガスを点火により
再燃焼器で燃焼させるためには、この可燃性排気ガス中
に含まれるCO、H2、O2等の成分の濃度を所定の可燃
範囲以上に濃く設定する必要がある。上記の可燃範囲
は、例えば図11に示すように、ガスの温度によって変
化し、低温時ほど高濃度が要求されるので、最初に燃焼
を開始する段階では、最も高い濃度が必要となる。
【0005】ここでCO、H2の濃度を高めるには、例
えば内燃機関で燃焼する混合気の空燃比をリッチ状態に
設定するのであるが、このとき未燃燃料であるHCも増
加することを避けられず、これらの各成分を含んだ排気
ガスに十分な酸素を2次空気として供給してできた可燃
性ガス(排気ガス/空気混合気)が燃焼すると、HC、
CO、H2の燃焼による発熱量で燃焼温度が900℃以
上になる。触媒の早期活性化のためには、高温の燃焼ガ
スが供給されることは有利であるが、触媒装置全体が昇
温するまで再燃焼を継続するような場合、触媒装置の上
流部分では、この高温ガスによって触媒の劣化が促進さ
れるため、結果としては触媒性能が悪化する、という問
題がある。なお、燃焼温度を低下させるために、内燃機
関の空燃比のリッチ度合いを抑制し、可燃性ガス(排気
ガス/空気混合気)中の可燃成分の濃度を下げると、特
に始動直後の低温段階での着火および燃焼が困難もしく
は不安定となる。
【0006】つまり、従来の排気浄化装置では、燃焼ガ
スの温度を触媒劣化を招来しない程度に抑制すること
と、安定した着火燃焼を実現すること、とが両立せず、
安定した着火燃焼を確保するためには、触媒の熱的耐久
性が犠牲となり易い。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、上記
の課題を解決するために、排気再燃焼器の上流側にHC
吸着剤を配置することで、可燃性ガス(排気ガス/空気
混合気)の着火およびその後の燃焼の安定に重要なC
O、H2を確保しつつ、HCの発熱量分を削減し、触媒
の劣化しない温度まで燃焼温度を低減するようにした。
【0008】すなわち、請求項1に係る発明は、内燃機
関の排気通路に設けられた触媒装置と、この触媒装置の
上流に位置し、かつ点火手段を備えた排気再燃焼器と、
上記触媒装置の活性化促進が必要なときに、上記排気再
燃焼器へ供給される排気ガスを、可燃性の状態にする可
燃性ガス生成手段と、を備えてなる内燃機関の排気浄化
装置において、上記排気再燃焼器の上流側に、上記可燃
性排気ガス中のHC(炭化水素成分)を吸着するHC吸
着剤を介装し、上記HC吸着剤によりHC濃度が低下し
た上記可燃性排気ガスを上記排気再燃焼器で燃焼させ、
この燃焼ガスを上記触媒装置に流入させることを特徴と
している。
【0009】上記可燃性ガス生成手段は、例えば請求項
2のように、内燃機関の空燃比を一時的にリッチ状態と
する空燃比制御手段と、上記排気再燃焼器の上流側にお
いて排気ガス中に2次空気を供給する2次空気供給装置
と、から構成される。
【0010】あるいは、請求項3のように、内燃機関の
一部気筒の空燃比をリッチ状態にするとともに、一部気
筒の空燃比をリーン状態にする空燃比制御手段から構成
することもできる。
【0011】また、筒内直接噴射式内燃機関の場合に
は、平均的な空燃比を非常にリーンにし、かつ排気行程
前等に少量の燃料を追加噴射することによって、同様に
未燃成分と空気とを含む可燃性排気ガスを生成すること
ができる。
【0012】このように構成された排気浄化装置におい
ては、内燃機関から排出された可燃成分(CO、HC、
2等)を含む排気ガスは、HC吸着剤を通過した後に
排気再燃焼器に供給される。HC吸着剤は例えばゼオラ
イト等からなり、所定温度より低い低温状態では、HC
を吸着し、かつ所定の脱離温度より高い高温になると、
吸着していたHCが脱離する特性を有している。従っ
て、始動直後に排気ガスがHC吸着剤を通過すると、H
Cの大部分が吸着されるため、排気再燃焼器には、CO
およびH2のみが供給される。そして、さらに2次空気
等によりO2が供給された状態となる。排気再燃焼器で
の着火には、CO、H2およびO2があれば十分であり、
点火プラグ等の点火手段の点火により容易に燃焼が開始
する。この時の発熱量は、HCが減少した分だけ低減
し、結果としてHC吸着剤が無い場合に比べて燃焼温度
を低減できる。
【0013】発明者の実験結果等に基づいて具体的に説
明すると、常温状態において排気再燃焼器で着火させ、
かつ安定的に燃焼させるためには、可燃性排気ガス中の
COは7〜8vol%程度、H2は3〜4vol%程度
必要であり、この場合、HC濃度は1〜2vol%含ま
れる。O2は7〜8vol%程度であり、これは上記可
燃成分を燃焼させるに十分な濃度である。ここで、CO
が1vol%含まれた可燃性排気ガスでこのCOが完全
に燃焼したら、約100℃温度は上昇する。これはCO
の燃焼時の発熱量と排気ガスの熱容量で概略決まるもの
であり、同様にH2の1vol%が燃焼すると約80
℃、HCの1vol%が燃焼すると約200℃、それぞ
れ排気ガスの温度が上昇する。HC吸着剤によるHCの
吸着が無い場合、これらの可燃成分が総て燃えたとした
ら、CO分で700〜800℃、H2分で240〜32
0℃、HC分で200〜400℃昇温することになる。
合計すると、最低でも1100℃以上になる計算だが、
実際には、総ての成分が完全に燃焼するわけではないこ
と、また排気再燃焼器の壁面からの放熱による温度低下
等があるため、950℃程度となる。これに対し、本発
明のように、HC吸着剤によりHCを吸着することで排
気再燃焼器へのHCの流入を制限すると、燃焼ガス温度
を200℃程度低下させることが可能である。従って、
排気再燃焼器下流の触媒装置には、750℃程度の燃焼
ガスが流入し、これによって触媒の活性化が促進され
る。
【0014】触媒は、一般に高温になるにつれて劣化が
促進されるが、特に900℃以上では急激に劣化する特
性を示す。上記のように燃焼温度を950℃程度から7
50℃程度にまで低下できると、触媒劣化を十分に抑制
でき、長期に亙って全体的な排気性能を向上することが
可能である。特に、触媒の活性温度は約300℃前後で
あるため、750℃程度の燃焼ガスでも十分な触媒早期
活性化効果を得ることが可能である。
【0015】なお、内燃機関の排気浄化装置として、ヒ
ータ付触媒装置の上流にHC吸着剤を配置した構成が特
開平7−238826号公報等によって知られている
が、このものは、触媒装置が温度上昇する前のHCの排
出を抑制するためにHC吸着剤を付加しているに過ぎ
ず、排気再燃焼器における燃焼温度の抑制のためにHC
を吸着することは開示されていない。
【0016】請求項4に係る発明は、さらに、上記触媒
装置の温度を直接に測定もしくは推定する触媒温度検出
手段を有し、この触媒装置の温度が所定温度以下のとき
に、上記可燃性ガス生成手段による可燃性ガスの供給お
よび上記排気再燃焼器による再燃焼を実行するようにな
っている。これにより、不必要な排気再燃焼を行うこと
がない。なお、触媒装置の温度は、この触媒装置を通過
した排気ガスの温度および流量に依存するので、内燃機
関の運転履歴等から概ね推定することが可能である。
【0017】また請求項5に係る発明は、請求項2の排
気浄化装置において、さらに上記HC吸着剤の温度を直
接に測定もしくは推定するHC吸着剤温度検出手段を有
し、このHC吸着剤の温度がHCの脱離温度に達した後
は、内燃機関の燃料増量を減少補正することを特徴とし
ている。
【0018】また請求項6では、さらに、この燃料増量
の減少補正に併せて、2次空気量を減少補正することを
特徴としている。
【0019】すなわち、HC吸着剤に吸着されたHC
は、該吸着剤が高温となると脱離し、排気ガスとともに
排気再燃焼器に流入する。従って、そのときに、排気再
燃焼を行なっているとすると、そのままでは、HCの流
入に伴って燃焼温度が急激に上昇し、好ましくない。請
求項5及び請求項6の発明では、内燃機関から排出され
る未燃成分を抑制することにより、この温度上昇が回避
される。なお、HC吸着剤の温度は、やはりこの吸着剤
を通過した排気ガスの温度および流量に依存するので、
内燃機関の運転履歴等から概ね推定することが可能であ
る。
【0020】請求項7に係る発明では、HC吸着剤の温
度がHCの脱離温度に達した後、未燃成分の抑制に代え
て、2次空気量を増加補正することを特徴としている。
このように2次空気量を増加させると、可燃性排気ガス
の熱容量が大となり、触媒装置の温度上昇が抑制され
る。
【0021】また請求項8に係る発明は、上記排気再燃
焼器と上記触媒装置とが互いに独立したケーシングを備
えていることを特徴としている。
【0022】この場合、排気再燃焼器のケーシングと触
媒装置のケーシングとは、排気管を介して接続されるの
で、燃焼ガスによる触媒装置の過熱が一層抑制される。
【0023】
【発明の効果】本発明では、触媒装置上流に設けられる
排気再燃焼器のさらに上流側にHC吸着剤を配置し、排
気再燃焼器での着火およびその後の燃焼の安定に重要な
CO、H2を確保しつつ、HCの排気再燃焼器への流入
を制限するようにしたので、低温始動直後の排気再燃焼
器での確実な着火燃焼を損なうことなく燃焼ガスの温度
を低下させることができ、過度の高温による触媒の劣化
を回避することができる。
【0024】また、請求項5〜7のようにHC吸着剤の
温度が脱離温度に達した時点で可燃性排気ガスの濃度の
抑制や2次空気量の増加を行うことにより、このHCの
脱離に伴う温度上昇も確実に回避できる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好ましい実施の
形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0026】図1は、本発明の第1実施例の構成を示す
ものである。内燃機関1の排気管2には、白金等の触媒
をセラミックス等からなる担体に担持させてなる触媒装
置3が設けられており、この触媒装置3の上流側に、排
気再燃焼器4が設けられている。この排気再燃焼器4
は、点火手段として点火プラグ5を備えている。上記点
火プラグ5は点火コイル等からなる点火装置8に接続さ
れており、この点火装置8によって火花放電を行うよう
になっている。この実施例では、触媒装置3と排気再燃
焼器4とは、同一のケーシング内に収容されている。そ
して、上記排気再燃焼器4の上流側の排気管2には、2
次空気ポンプ6からの2次空気供給管7が接続されてい
る。また触媒装置3には、該触媒装置3の触媒温度つま
り排気温度を検出する触媒温度センサ9が設けられてい
る。この触媒温度センサ9の検出信号はエンジンコント
ロールユニット(ECU)10に入力される。
【0027】上記2次空気ポンプ6および上記点火装置
8は、それぞれ上記エンジンコントロールユニット10
からの制御信号によって制御され、後述するように排気
再燃焼時に、それぞれ2次空気の供給および点火を行
う。
【0028】また内燃機関1の吸気管11には、燃料噴
射装置12が取り付けられており、エンジンコントロー
ルユニット10からの噴射信号によって燃料を噴射する
ようになっている。この燃料噴射量は、基本的には内燃
機関1の運転条件に応じて制御されるものであるが、排
気再燃焼時には、燃料噴射量を増量することにより空燃
比がリッチに保たれる。
【0029】上記排気再燃焼器4の上流、さらに詳しく
は上記2次空気供給管7の合流部よりも上流側に、独立
したケーシングに収容されたHC吸着剤13が介装され
ている。このHC吸着剤13としては、例えばゼオライ
トを主体とした吸着成分をハニカム構造体にコーティン
グしたものであり、一般に100〜200℃までの低温
状態ではHCを吸着し、それ以上の温度では、吸着して
いたHCを脱離する特性を有している。
【0030】上記排気再燃焼器4の基本的な作用を説明
すると、始動直後において、エンジンコントロールユニ
ット10からの信号により、燃料噴射装置12は、空燃
比が非常にリッチ(空燃比で9〜10程度)になるよう
に燃料を増量して噴射する。その結果、内燃機関1から
排出される排気ガス中には、COが12〜13%、H2
が6〜7%、HCが2〜3%含まれるようになる。この
可燃性の排気ガスは、HC吸着剤13を通過した後に排
気再燃焼器4に供給される。従って、HC吸着剤13に
よってHCの大部分が吸着された状態となって排気再燃
焼器4へ向う。
【0031】またエンジンコントロールユニット10
は、空燃比のリッチ化と同時に、2次空気ポンプ6およ
び点火装置8を作動させ、2次空気の供給および点火プ
ラグ5の火花放電を開始する。この2次空気ポンプ6に
よる2次空気の流量は、リッチ状態となっている排気ガ
スと混合した状態で少なくとも酸素過剰となる流量に設
定されている。これは内燃機関1の排気量や運転状態に
より異なるので、予め実験により十分な流量となるよう
に設定されるが、内燃機関1の吸入空気量の約60〜7
0%程度である。この結果、排気ガス中にはHCを除く
可燃成分(CO、H2)が酸素とともに含まれた状態と
なる。すなわち、COが7〜8%、H2が3〜4%含ま
れた可燃性の状態となり、これが点火プラグ5の火花に
より燃焼を開始する。前述したように、COおよびH2
が十分に含まれていることにより、低温状態でも確実に
着火燃焼が可能である。この排気再燃焼器4の作動は、
触媒温度が予め決められた所定温度に達した段階で停止
される。
【0032】上記の作動を、図2のフローチャートに基
づいてさらに具体的に説明する。本ルーチンは、エンジ
ンコントロールユニット10において例えば10mse
c毎に実行されるものである。先ずステップ1(図で
は、S1のように略記する)で始動後の経過時間の判定
を行う。これは排気再燃焼器4の作動は、始動直後の触
媒の早期活性化を目的としたものであるため、例えば始
動後30秒間に制限するようにしている。ステップ1で
始動後30秒以内と判定したら、ステップ2で触媒温度
Tcatを読み込み、かつステップ3で触媒温度Tca
tが触媒活性温度(一般に約300℃)より低いか否か
を判定する。ここで触媒活性温度より低い場合、ステッ
プ4以降のステップに進み、排気再燃焼器4の作動を行
う。ステップ4では、図示せぬ冷却水温センサにより検
出される始動時水温に応じて、排気再燃焼のための燃料
増量係数TFEGCを設定する。これは図3に示すよう
に、始動時水温が低いほど増量係数TFEGCが大きく
なるように設定したテーブルから検索される。ここで、
始動時水温が低いほど増量係数を大きくするのは、排気
再燃焼器4内での着火のためには、前述したように、低
温時ほど高濃度のCO、H2等が必要とされるためであ
る(図11参照)。ステップ5では、設定された増量係
数TFEGCに応じて燃料噴射量を増量し、燃料噴射を
行う。これは、一般に吸入空気量と機関回転数から求め
る基本燃料噴射量(理論空燃比に対応する噴射量)に、
増量係数TFEGCを乗じた値で燃料噴射を行うもので
ある。この結果、排気再燃焼器4での燃焼にとって十分
な濃度のCO、H2等の可燃成分が供給される。さらに
ステップ6で、内燃機関1の吸入空気量QAを読み込
み、ステップ7で、この吸入空気量QAと上記増量係数
TFEGCとから、2次空気供給量QEXAIRを設定
する。これは図4に示すように、吸入空気量QAが多い
ほど、また燃料増量係数TFEGCが大きいほど、2次
空気供給量QEXAIRが多くなるような特性の所定の
マップから検索される。なお、このマップは、供給され
た可燃成分の燃焼にとって酸素の供給が充分となるよう
に、予め実験的に設定されている。ステップ8では、上
記のように設定された2次空気供給量QEXAIRの値
に応じて、2次空気ポンプ6を駆動し、必要な2次空気
を排気管2内に供給する。これにより、燃焼可能な可燃
性ガス(排気ガス/空気混合気)が生成される。そし
て、ステップ9で排気再燃焼器4に設けた点火プラグ5
に火花をとばすように点火装置8を作動させる。これに
より、排気再燃焼器4内で上記可燃性ガスが燃焼する。
【0033】ステップ1あるいはステップ3でNOと判
断した場合は、ステップ10以降のステップへ進み、排
気再燃焼器4の作動を終了させる処理を行う。まずステ
ップ10で増量係数TFEGCを1とし、つまり増量無
しとする。ステップ11では、リッチ化のための増量を
伴わない通常の燃料噴射を実行する。この結果、余剰の
CO、H2等の可燃成分は供給されなくなる。ステップ
12では、2次空気供給量QEXAIRを0とし、ステ
ップ13で2次空気ポンプ6を停止する。さらに、ステ
ップ14で排気再燃焼器4の点火装置8を停止する。以
上の処理の結果、排気再燃焼器4の作動は停止する。
【0034】図5は、排気再燃焼器(図5等ではEGC
と表記する)4に供給される可燃成分の時間推移を示し
ている。排気再燃焼器4の作動期間においては、COお
よびH2は従来と同様に十分に高い濃度で供給される
が、HCについては、HC吸着剤13にその大部分がト
ラップされるため、濃度が大幅に低下する。その結果、
HCの燃焼による発熱が減少するので、図6に示すよう
に従来例に比べて燃焼ガス温度が低下する。従来例で
は、前述したように触媒の劣化が急激に進行する温度
(約900℃)以上になるが、HCを予め除去した本発
明では、900℃以下にすることが可能となり、触媒の
劣化を抑制できる。
【0035】さらに、排気再燃焼器4は内燃機関1の始
動と同時に瞬時で着火するわけではなく、着火遅れ期間
があるため、図7に示すように、従来のものではこの期
間に排出されるHCが多くなってしまうが、本発明で
は、HC吸着剤13のトラップ効果によりこの着火遅れ
期間のHCを大幅に低減できるという効果も得られる。
【0036】なお、図5のHC濃度の図においては、吸
着したHCが後半に脱離する状況を併せて示している
が、この時点では、触媒が十分に活性化しているため、
触媒装置3でもって十分に浄化処理でき、何ら問題とな
らない。
【0037】次に、第2実施例を図8〜図13に基づい
て説明する。これは、HC吸着剤13からのHCの脱離
が比較的早い場合に好適なものである。具体的にはHC
吸着剤13が排気管2の上流部に設置されていて、排温
によるHC吸着剤13の昇温が早くなり、排気再燃焼器
4の作動終了よりも早くHCの脱離が生じるような場合
に適用される。
【0038】図8は、この第2実施例の構成を示す。こ
の実施例においては、HC吸着剤13に、該吸着剤13
の温度を検出する吸着剤温度センサ14が設けられてお
り、その検出信号がエンジンコントロールユニット10
に入力されている。また、上記HC吸着剤13は、排気
の熱を受け易い排気管2の上流部に位置している。その
他は第1実施例と同じ構成である。
【0039】この第2実施例における排気再燃焼器4の
作動は、初期においては上述した第1実施例と同様であ
るが、HC吸着剤13の温度上昇が早いため、排気再燃
焼器4の作動中にHCの脱離が開始する。そのため、こ
の脱離HCの燃焼による発熱量の増加を抑制する必要が
ある。従って、この実施例では、HC吸着剤13の温度
からHCの脱離を判断し、脱離開始時に燃料増量を低下
させることで、CO、H2の供給量を減少させ、燃焼ガ
スの必要以上の温度上昇を防止するようにしている。
【0040】この実施例の処理の流れを図9のフローチ
ャートに基づいて説明する。本ルーチンは例えば10m
sec毎に実行されるものである。ステップ21〜ステ
ップ24は、上述した第1実施例のフローチャート(図
2)のステップ1〜ステップ4と同様であり、またステ
ップ28〜ステップ37は、図2のステップ5〜ステッ
プ14と同様である。従って、その詳細な説明は省略
し、ここでは、第1実施例と異なる部分を主に説明す
る。
【0041】ステップ25では、上記吸着剤温度センサ
14によって検出された吸着剤温度Ttrapを読み込
む。ステップ26で、この吸着剤温度Ttrapに基づ
いて、燃料増量係数TFEGCの補正係数EGCHSを
設定する。この補正係数EGCHSは、図10に示すよ
うに、吸着剤温度Ttrapが所定値となるまでは、1
(つまり補正しない)であり、所定値を越えたところで
1以下の一定値となる特性に設定されている。ここで、
上記所定値は、HC吸着剤13のHC脱離開始温度に相
当するものであり、例えば150℃程度である。次にス
テップ27に進み、燃料増量係数TFEGCをこの補正
係数EGCHSで補正する。ステップ28では、この補
正された燃料増量係数TFEGCを用いて燃料噴射を行
い、またステップ29,ステップ30では、この補正さ
れた増量係数TFEGCと内燃機関1の吸入空気量QA
とから、2次空気供給量QEXAIRを設定し、ステッ
プ31,ステップ32で2次空気の供給および燃焼を実
行する。
【0042】従って、吸着剤温度Ttrapが脱離開始
温度に達した時点で、上記補正係数EGCHSに基づい
て、燃料増量が減少補正され、内燃機関1から排出され
る未燃成分が減少する。従って、HC吸着剤13からH
Cが脱離しても、燃焼温度が過度に上昇することがな
い。なお、この実施例のフローチャートでは、燃料増量
の減少に対応して2次空気量も減少補正されることにな
るが、2次空気量は変化させずに燃料増量のみを減少さ
せるようにしても燃焼温度の抑制が可能である。ここ
で、可燃成分CO、H2等の濃度を低下させても燃焼を
維持できるのは、排気再燃焼器4の作動開始からある程
度の時間が経過し、HC吸着剤13の温度も上昇してい
ることから排気再燃焼器4に供給される可燃性排気ガス
の温度が高くなり、図11に示すように、可燃成分の燃
焼限界となる下限濃度が低下するためである。つまり高
温となるに伴い、CO、H2等の濃度を低下させても燃
焼は維持できる。
【0043】図12は、この第2実施例における排気再
燃焼器4に供給される可燃成分の時間推移を示してい
る。排気再燃焼器4の作動期間の初期、すなわちHC吸
着剤13の吸着期間においては、CO、H2は従来と同
様の比較的高い濃度で供給されるが、HCについてはH
C吸着剤13にその大部分がトラップされるため、濃度
が大幅に低下する。この点は、第1実施例と同様であ
る。その後、HC吸着剤13が脱離温度に達すると、燃
料増量が減少補正されるため、CO、H2濃度は図示す
るように低下する。但し、HCは脱離により増加する。
この脱離HCの発熱によって、燃焼ガスの温度は上昇し
ようとするが、CO、H2の供給量が減少することによ
って、両者の影響が相殺される。従って、図13に示す
ように、燃焼ガス温度を、HCの脱離開始後も触媒劣化
温度以下にすることが可能となる。なお、図13に示す
ように、脱離開始時に、温度が一旦低下する現象が現れ
るが、これは燃料増量の減少補正のタイミングとHC吸
着剤13からのHCの実際の脱離タイミングが異なるた
めに起きるものである。
【0044】このように、第2実施例では、HC吸着剤
13からのHCの脱離が、排気再燃焼器4の作動中に起
こる場合でも、燃焼ガスの温度を触媒の劣化が急激に進
行する温度(約900℃)以下にすることが可能とな
り、触媒の劣化を抑制しつつ該触媒の早期活性化を実現
することができる。
【0045】次に、第3実施例を説明する。これは、第
2実施例と同様に、HC吸着剤13の脱離が排気再燃焼
器4の停止よりも早い場合に適用するものであり、ハー
ド構成自体は、第2実施例と特に変わりがない。
【0046】上記第2実施例では、排気再燃焼器4の作
動中にHCの脱離が開始した場合に、燃料増量を減少補
正することでHCの燃焼による発熱量の増加を回避して
いるが、この第3実施例では、燃料の減少に代えて、脱
離開始時に2次空気量を増加させ、可燃性排気ガス(排
気ガス/空気混合気)の熱容量を増加させることで、燃
焼ガスの必要以上の温度上昇を防止するようにしてい
る。
【0047】この第3実施例の処理の流れを図14のフ
ローチャートに基づいて説明する。本ルーチンは、例え
ば10msec毎に実行されるものでる。ここでステッ
プ41〜ステップ47は、上述した第1実施例のフロー
チャート(図2)のステップ1〜ステップ7と同様であ
り、またステップ51〜ステップ57は、図2のステッ
プ8〜ステップ14と同様である。従って、その詳細な
説明は省略し、ここでは、第1実施例と異なる部分を主
に説明する。
【0048】ステップ48では、上記吸着剤温度センサ
14によって検出された吸着剤温度Ttrapを読み込
む。ステップ49で、この吸着剤温度Ttrapに基づ
いて2次空気供給量QEXAIRの補正係数AIRHS
を設定する。この補正係数AIRHSは、図15に示す
ように、吸着剤温度Ttrapが所定値となるまでは、
1(つまり補正しない)であり、所定値を越えたところ
で1以上の一定値となる特性に設定されている。ここ
で、上記所定値は、やはりHC吸着剤13のHC脱離開
始温度に相当するものであり、例えば150℃程度であ
る。次に、ステップ50に進み、2次空気供給量QEX
AIRを上記補正係数AIRHSで補正する。そして、
ステップ51で、補正された2次空気供給量QEXAI
Rの値を用いて2次空気供給を行い、かつステップ52
で排気再燃焼器4での燃焼を行うようになっている。
【0049】以上の処理により、この第3実施例では、
HC吸着剤13からの脱離が開始する温度になると、2
次空気流量が増加し、可燃性排気ガス(排気ガス/空気
混合気)の熱容量が増加する。そのため、CO、H2
供給量が一定のまま脱離によるHC供給量が増加して
も、燃焼ガス温度の上昇を抑制することができる。従っ
て、上記第2実施例と同様に、触媒の劣化を抑制するこ
とができ、排気性能を高く維持することができる。
【0050】なお、以上説明した各実施例は、排気再燃
焼器4と触媒装置3とが一体のケーシング内に収容され
た構成となっているが、排気再燃焼器4と触媒装置3と
が独立したケーシングを具備する場合でも、少なくとも
触媒装置3の上流側に排気再燃焼器4が配置されていれ
ば、同様に適用可能である。この場合、排気再燃焼器4
と触媒装置3の位置が互いに離れたものとなるため、排
気再燃焼器4作動中の触媒装置3の温度を更に低下でき
る。
【0051】また、上記各実施例では、触媒温度や吸着
剤温度を触媒温度センサ9や吸着剤温度センサ14によ
って直接測定しているが、上述したように、始動後の経
過時間や運転履歴等に基づいて、これらの温度を推定す
ることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す排気浄化装置の構成
図。
【図2】本発明の第1実施例の処理の流れを示すフロー
チャート。
【図3】本発明の第1実施例の燃料増量係数TFEGC
の設定テーブルの特性を示す特性図。
【図4】本発明の第1実施例の2次空気供給量QEXA
IRの設定マップの特性を示す特性図。
【図5】本発明の第1実施例の可燃性排気ガス中の可燃
成分濃度の時間推移を示すタイムチャート。
【図6】本発明の第1実施例の排気再燃焼器内の燃焼ガ
ス温度の時間推移を示すタイムチャート。
【図7】本発明の第1実施例のHCの排出特性を示すタ
イムチャート。
【図8】本発明の第2実施例を示す排気浄化装置の構成
図。
【図9】本発明の第2実施例の処理の流れを示すフロー
チャート。
【図10】本発明の第2実施例の補正係数EGCHSの
設定テーブルの特性を示す特性図。
【図11】可燃成分の燃焼限界濃度の特性を示す特性
図。
【図12】本発明の第2実施例の可燃性排気ガス中の可
燃成分濃度の時間推移を示すタイムチャート。
【図13】本発明の第2実施例の排気再燃焼器内の燃焼
ガス温度の時間推移を示すタイムチャート。
【図14】本発明の第3実施例の処理の流れを示すフロ
ーチャート。
【図15】本発明の第3実施例の補正係数AIRHSの
設定テーブルの特性を示す特性図。
【符号の説明】
1…内燃機関 2…排気管 3…触媒装置 4…排気再燃焼器 5…点火プラグ 6…2次空気ポンプ 7…2次空気供給管 8…点火装置 9…触媒温度センサ 10…エンジンコントロールユニット 11…吸気管 12…燃料噴射装置 13…HC吸着剤 14…吸着剤温度センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡田 圭司 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日 産自動車株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−19627(JP,A) 特開 平9−228828(JP,A) 特開 平5−98950(JP,A) 実開 昭53−10010(JP,U) 特表 平6−508409(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F01N 3/08 - 3/36

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の排気通路に設けられた触媒装
    置と、この触媒装置の上流に位置し、かつ点火手段を備
    えた排気再燃焼器と、上記触媒装置の活性化促進が必要
    なときに、上記排気再燃焼器へ供給される排気ガスを、
    可燃性の状態にする可燃性ガス生成手段と、を備えてな
    る内燃機関の排気浄化装置において、 上記排気再燃焼器の上流側に、上記可燃性排気ガス中の
    HC(炭化水素成分)を吸着するHC吸着剤を介装し
    上記HC吸着剤によりHC濃度が低下した上記可燃性排
    気ガスを上記排気再燃焼器で燃焼させ、この燃焼ガスを
    上記触媒装置に流入させることを特徴とする内燃機関の
    排気浄化装置。
  2. 【請求項2】 上記可燃性ガス生成手段は、内燃機関の
    空燃比を一時的にリッチ状態とする空燃比制御手段と、
    上記排気再燃焼器の上流側において排気ガス中に2次空
    気を供給する2次空気供給装置と、から構成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の内燃機関の排気浄化装
    置。
  3. 【請求項3】 上記可燃性ガス生成手段は、内燃機関の
    一部気筒の空燃比をリッチ状態にするとともに、一部気
    筒の空燃比をリーン状態にする空燃比制御手段から構成
    されていることを特徴とする請求項1記載の内燃機関の
    排気浄化装置。
  4. 【請求項4】 上記触媒装置の温度を直接に測定もしく
    は推定する触媒温度検出手段を有し、この触媒装置の温
    度が所定温度以下のときに、上記可燃性ガス生成手段に
    よる可燃性ガスの供給および上記排気再燃焼器による再
    燃焼を実行することを特徴とする請求項1〜3のいずれ
    かに記載の内燃機関の排気浄化装置。
  5. 【請求項5】 上記HC吸着剤の温度を直接に測定もし
    くは推定するHC吸着剤温度検出手段を有し、このHC
    吸着剤の温度がHCの脱離温度に達した後は、内燃機関
    の燃料増量を減少補正することを特徴とする請求項2記
    載の内燃機関の排気浄化装置。
  6. 【請求項6】 上記HC吸着剤の温度を直接に測定もし
    くは推定するHC吸着剤温度検出手段を有し、このHC
    吸着剤の温度がHCの脱離温度に達した後は、内燃機関
    の燃料増量を減少補正するとともに、2次空気量を減少
    補正することを特徴とする請求項2記載の内燃機関の排
    気浄化装置。
  7. 【請求項7】 上記HC吸着剤の温度を直接に測定もし
    くは推定するHC吸着剤温度検出手段を有し、このHC
    吸着剤の温度がHCの脱離温度に達した後は、2次空気
    量を増加補正することを特徴とする請求項2記載の内燃
    機関の排気浄化装置。
  8. 【請求項8】 上記排気再燃焼器と上記触媒装置とが互
    いに独立したケーシングを備えていることを特徴とする
    請求項1〜7のいずれかに記載の内燃機関の排気浄化装
    置。
  9. 【請求項9】 上記排気再燃焼器の作動開始から作動終
    了までの作動期間において上記HC吸着剤に上記可燃性
    排気ガス中のHCを吸着させることを特徴とする請求項
    1〜8のいずれかに記載の内燃機関の排気浄化装置。
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