JP3487551B2 - モニター装置、モニター方法及び記録媒体 - Google Patents

モニター装置、モニター方法及び記録媒体

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の通信網のト
ラヒック状況をモニターするためのモニター装置、モニ
ター方法及びその方法をコンピュータによって実行させ
るためのプログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】図1の網構成図に示すように、キャリア
ネットワーク上には多くの企業網等、管理の上からは個
々の個別網として捉えるべき種々の通信網が混在し、伝
送設備等を共用している。一つの伝送路上でこれらの各
個別網のパスを識別するためにラベルを使用する場合が
多い。例えばATMで個別網を構成するには、VPを識
別するラベルとしてVPIを用いるか、VCを識別する
ラベルとしてVPI+VCIを用いる。更に、最近の技
術としてMPLSがあるが、これは各パスの識別にラベ
ルを使用する。このラベルは、個々の個別網の識別にも
用いることができる。
【0003】更に、IPカプセル化を用いて、トンネル
を構成して個別網を構成する方法もある。これは、典型
的には図2に示すように、加入者ルータと中継ルータと
の間で、IETF RFC2661"Layer Two Tunneling P
rotocol:L2TP"(1999)に定められたレイヤ2トンネリン
グプロトコルL2TPを用いてトンネル(パス)を提供
し、エンドホストが目的のISPへダイヤルアップでア
クセスできるようにするものである。この場合は、図3
に示すようなカプセル化が行われ、外側の発着IPアド
レスとして、加入者ルータ及び中継ルータのアドレスが
使用され、この発着IPアドレス及び必要に応じてL2
TPヘッダー内のトンネルIPをラベルとして各加入者
ルータと中継ルータとの間のパスが識別できる。
【0004】個別網の各パスに対するIPトラヒックを
モニターする場合、例えば図1における共用リンクにト
ラヒックを取込む装置を挿入し、トラヒックをモニター
することができる。この場合、A社本社、A社支社、B
社本社及びB社支社の各ネットワークアドレスが既知で
あり、それらが異なっている場合、必ずしもA社個別網
及びB社個別網のパスを識別できるラベル情報は不要で
ある。このような前提に基づいて、ネットワークアドレ
ス毎にトラヒックをモニターし情報を収集するシステム
としては、例えばOC3MON(ソフトウェアはインタ
ーネット上のftp://nlanr.net/Software/Oc3monで公開
されている)がある。また、特開平11−252111
号に記載されている発明においても、発着ネットワーク
アドレス別にトラヒックを記録している。
【0005】しかしながら、複数の個別網が共用する伝
送路上のトラヒックを、個別網毎にモニターする場合
に、各個別網のネットワークアドレスが不明である場
合、プライベートアドレスが使用されている場合等にお
いては、効率的にトラヒックをモニターすることができ
ないという問題がある。また、各個別網のパスを特定で
きない場合は、充分な分解能のトラヒックデータを効率
的に収集できないという問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、複数
の個別網のトラヒック状況を一つのモニター装置によっ
て効率的にモニターすることができるモニター装置、モ
ニター方法及びその方法をコンピュータによって実行さ
せるためのプログラムを記録した記録媒体を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のモニター装置
は、上記の目的を達成するために、複数の個別網がパス
により多重されて混在したキャリアネットワークのトラ
ヒック状況をモニターするモニター装置において、キャ
リアネットワークの個々の個別網が共同して使用する共
用リンク上のセル又はパケットを取込み受信する手段、
セル又はパケットにおけるプロトコル層のヘッダー情報
を用いた論理式であって個別網毎の多様なパスラベルに
対応した論理式により予め個別網毎にパスラベルを定義
し、当該定義したパスラベルに基づいて、前記受信した
セル又はパケットからパスラベルを抽出する手段、予め
パスラベル毎にモニターのために必要な情報を定義した
測定項目に基づいて、前記受信したセル又はパケットか
らヘッダー情報を抽出する手段、前記抽出したヘッダー
情報を測定項目に従って処理し、前記抽出したパスラベ
ル毎に情報レコードに記録する手段を具備することを特
徴とする。
【0008】前記パスラベルとして、ATMのVPI又
はVPI+VCI、MPLSのラベル、フレームリレー
のDLCI、又は、IPを用いたカプセル化によるカプ
セル化用発ホストアドレス、着ホストアドレス、発ネッ
トワークアドレス及び着ネットワークアドレスの組合せ
を用いることができる。
【0009】 また、本発明のモニター方法は、複数の
個別網がパスにより多重されて混在したキャリアネット
ワークのトラヒック状況のモニター方法において、キャ
リアネットワークの個々の個別網が共同して使用する共
用リンク上のセル又はパケットを取込み受信するステッ
プ、セル又はパケットにおけるプロトコル層のヘッダー
情報を用いた論理式であって個別網毎の多様なパスラベ
ルに対応した論理式により予め個別網毎にパスラベルを
定義し、当該定義したパスラベルに基づいて、前記受信
したセル又はパケットからパスラベルを抽出するステッ
プ、予めパスラベル毎にモニターのために必要な情報を
定義した測定項目に基づいて、前記受信したセル又はパ
ケットからヘッダー情報を抽出するステップ、前記抽出
したヘッダー情報を測定項目に従って処理し、前記抽出
したパスラベル毎に情報レコードに記録するステップを
具備することを特徴とする。
【0010】また、本発明の記録媒体は、上記のモニタ
ー方法の各ステップを実行させるためのプログラムを記
録したコンピュータ読み取り可能の記録媒体である。
【0011】このような本発明においては、各ラベルを
トラヒックデータと共に取得し、そのラベルに対応する
データを収集し整理することにより、多くの個別網が混
在する通信ネットワークにおいても効率的に各パスに対
応するトラヒックをモニターすることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施例を説明する。
図4は本発明のモニター装置を含む通信ネットワークの
構成例を示す図であり、1は本発明によるモニター装
置、2はリンク、3及び4はATMVPハンドラ又はV
Cハンドラ、5及び6はA社端末、7及び8はB社端末
を示す。
【0013】また、図5は本発明のモニター装置及びモ
ニター管理装置の構成例を示すブロック図である。モニ
ター装置1は、受信装置11、データ処理装置12、情報送
信装置13及びコマンド受信装置14を具える。データ処理
装置12は、ヘッダー情報セル抽出部15、ヘッダー情報抽
出部16、情報記録部17及び統計処理部18を具える。ヘッ
ダー情報抽出部16は、パスラベル抽出部及びヘッダー情
報抽出部本体を具える。モニター管理装置20は、情報受
信装置21、コマンド送信装置22、CPU23、データベー
ス用入出力インターフェース24、データベース25及び表
示部インターフェース26を具える。CPU23は、表示処
理部27及びデータベース処理部28を含む。情報送信装置
13と情報受信装置21が接続され、コマンド送信装置22と
コマンド受信装置14が接続され、表示部インターフェー
ス26は表示装置30に接続される。
【0014】[実施例1]実施例1は、図4に示すよう
に、ATM−VPハンドラ(又はVCハンドラ)3、4
に収容されているA社及びB社があり、A社端末5−6
間及びB社端末7−8間で、それぞれVP(又はVC)
専用線によって企業網を構成しており、各企業網ではI
P通信を行っているとする。リンク2はA社企業網及び
B社企業網双方のVP(又はVC)専用線を含む。リン
ク2に対してモニター装置1を具える。
【0015】モニター装置1の受信装置11が測定対象か
らATMセルを取込み、ヘッダー情報セル抽出部15によ
り、セル連結情報を用いて、解析すべき対象のヘッダー
(IPヘッダー、TCP/UDPヘッダー、より上位の
HTTPヘッダー等)が含まれるセルを抽出する(通常
は各パケットを構成する第1セルが該当する)。
【0016】測定項目がIPヘッダーの或るフィールド
情報から求まるものである場合はIPヘッダーの当該フ
ィールドの値を、TCP又はUDPのヘッダーの或るフ
ィールド情報から求まるものである場合は当該フィール
ドの値を、それぞれヘッダー情報抽出部16内のヘッダー
情報抽出部本体により抽出する。この時、ヘッダー情報
抽出部内のパスラベル抽出部において、それらに加えて
ラベル(この実施例ではVPI又はVPI+VCI)
を、同時に当該セルのセルヘッダーから抽出する。例え
ば、プロトコル番号毎のバイト数であれば、IPヘッダ
ーのプロトコルフィールド及び長さフィールドの値を抽
出し、同時にVPI(又はVPI+VCI)を抽出す
る。これにより、各個別網のトラヒックを一つのモニタ
ー装置でモニターできる。
【0017】パスラベル抽出部は、多様なパスラベルに
対応できるよう、いくつかのパラメータで設定の自由度
を確保する構成とすることが望ましい。例えば、ATM
のVPI又はVPI+VCIでは、先頭から12ビット
まで又は先頭から28ビットまでがパスラベルである。
そこで、パスラベル抽出パラメータとして「1と12」
又は「1と28」を指定し、パスラベルとしてその範囲
にあるものを用いるようにする。更には、簡単な論理
式、例えば、第1ビット目が1の時はパスラベル抽出パ
ラメータは「1と12」、0の時は「1と28」という
ような簡単な論理式で対応できることがより望ましい。
【0018】情報記録部17には、図6に示すようなパス
ラベルに対応する情報レコードがあり、測定すべき情報
に応じてIP情報、TCP/UDP情報、HTTP等の
上位情報等を保持するフィールドがある。例えば、測定
すべき情報がプロトコル番号毎のバイト数である場合
は、(1)VPI値から当該VPI値を有するレコードの
IP情報内の各プロトコル番号と取得したセルから抽出
したプロトコルフィールドの値とを比較し、(2)レコー
ド中のプロトコル番号で、当該セルから抽出したプロト
コルフィールドと同じ値のものがある場合は、バイト数
の値に長さフィールドの値を加算して更新し、(3)同一
のものがない場合は、プロトコル番号欄にそのプロトコ
ルフィールド値を持つ新しいエントリーを作成し、その
バイト数の欄に長さフィールドの値を入れて保持する。
図7は、VPI=3の例について、プロトコル番号とバ
イト数との対応を保持するテーブルの構成例を示す。
【0019】他のVPに対しても同様のレコードができ
る。これ以外のIP情報としては、発着ホストアドレ
ス、ネットワークアドレス、又はそれらの組合せに対応
するパケット数、バイト数が挙げられる。それらの場合
については、容易に類推できるので詳述しない。
【0020】更に、TCP/UDPヘッダー情報を用い
る計測例では、TCPコネクション数、平均保留時間、
平均スループット等がある。これらを計測する場合のテ
ーブルの構成例を図8に示す。この場合、計測時間中に
生成し終了したTCPコネクション数、それらのTCP
コネクションの保留時間の総和及びそれらのTCPコネ
クションが送信できたバイト数の総和を記録する欄があ
る。更に確立中のTCPコネクションに対応する欄(発
ホストアドレス、着ホストアドレス、発ポート番号、着
ポート番号、開始時刻、初期SN)がある。
【0021】先ず、TCPのヘッダー情報から「SY
N」パケットであるか否かを判断し、そうである場合は
新しいTCPコネクションであることを示すので、図8
のテーブルに新たにエントリーを生成し、IPヘッダー
から発着IPアドレスを取得し、TCPのヘッダーから
発着ポート番号及びSN番号を取得し、そのエントリー
に入れる。開始時刻として現在時刻を入れる。初期SN
(下り)はTCPのヘッダー情報から取得し、初期SN
(上り)は同一フローの「SYN−ACK」であるもの
から取得する。
【0022】次に、TCPのヘッダー情報から「FI
N」(又は「FIN−ACK」)であるか否かを判断
し、そうである場合は上記のコネクションが終了したこ
とを示すので、コネクション数を1加算し、総保留時間
を[現在時刻−開始時刻]だけ加算する。総バイト数
(上り)を[「FIN」のSN値−初期SN(上り)]
だけ加算し、総バイト数(下り)を[「FIN−AC
K」のSN値−初期SN(下り)]だけ加算する。そし
てテーブルからこのエントリーを消去する。
【0023】TCPのヘッダー情報まで用いる計測値と
しては、これ以外に、発着ポート番号に対応するバイト
数、TCPセグメント数、各オプションのTCPセグメ
ント数、「SYN」及び「FIN」等のタイプ別セグメ
ント数、再送又は送信済みのセグメント数、再送又は送
信済みのバイト数、TCPコネクション確立成功数、T
CPコネクション確立失敗数等がある。UDPのヘッダ
ー情報を用いる計測値としては、UDPデータグラム
数、UDP総バイト数等がある。それらの場合について
は、容易に類推できるので詳述しない。
【0024】モニター管理装置20は、CPU23内の時計
により一定時間毎又は適当なイベントが発生した時毎に
情報収集コマンドを、コマンド送信装置22からモニター
装置1のコマンド受信装置14に送り、モニター装置1
は、このコマンドを受信すると情報記録部17の情報を送
る準備を行う。例えば図6のVPI=3のプロトコル番
号毎のバイト数である場合にはそのまま送信できるが、
例えば測定時間の長さで規格化する必要がある場合にお
いては、統計処理部18で適当な処理を行う必要がある。
準備ができると、情報送信装置13からモニター管理装置
20の情報受信装置21へ送る。モニター管理装置20では、
表示処理部27において必要に応じてグラフ化等の処理を
行い、表示部インターフェース26を介して表示装置30に
表示する。また、データベース25に各パス(個別網)に
対応させてデータを保持する。
【0025】ここではATMのVP(又はVC)を個別
網のパスとして利用する場合について説明したが、MP
LSのパス又はフレームリレーのデータリンク(ラベル
はDLCI)でも同様であり、これについては説明を省
略する。
【0026】[実施例2]この実施例は、図2に示され
たようなネットワークにおいて、各加入者ルータ32と中
継ルータ35との対に対してL2TPのトンネルを使用す
る場合の例である。各加入者ルータ32と中継ルータ35と
の対を個別網と見ると、共用の伝送路37上で各個別網の
トラヒックをモニターすることに相当する。L2TPト
ンネル上のトラヒックは、図3に示すフォーマットを有
する。カプセル化が加入者ルータ32及び中継ルータ35
で、カプセル化用IPヘッダー、カプセル化用UDPヘ
ッダー及びL2TPヘッダーの着脱が行われる。カプセ
ル化用IPヘッダーの発着ホストアドレスには、加入者
ルータ32及び中継ルータ35のIPアドレスが用いられる
ため、これらのアドレスにより、加入者ルータ32と中継
ルータ35との対(即ち、個別網)を特定することができ
る。
【0027】これにより、どの地域(加入者ルータ32)
からどのISP36向けのトラヒックがどのような状況で
あるかを、集約ルータ33、34間の共用リンク37で効率的
にモニターできる。以下の説明においては集約ルータ3
3、34間にモニター装置1が取り付けられたものとす
る。モニター装置1の基本構成は、共用リンクがATM
の場合は図5と同様である。但し、集約ルータ33、34は
加入者ルータ32と中継ルータ35との対毎のVP及びVC
を分けることができないため、VP又はVCで個別網を
識別することはできない。共用リンクがATMではない
場合は、ヘッダー情報セル抽出部15が不要になる。
【0028】実施例1との差異は、ヘッダー情報抽出部
16及び情報記録部17にあるのて、その点を以下に説明す
る。ヘッダー情報抽出部16において使用するヘッダー情
報は、図3に示された本来のIPヘッダー及び本来のT
CP/UDPヘッダーに属する。実施例1と同様に、測
定項目に応じてこれらのヘッダーの必要なフィールドを
抽出する。この時、同時にカプセル化用IPヘッダーの
発着アドレスの値も抽出する。これにより、各個別網
(ここでは加入者ルータ32と中継ルータ35との対)のト
ラヒック状況が一つのモニターでモニターすることがで
きる。情報記録部17には、図9に示されるようなパスラ
ベル(即ち、カプセル化用発着ホストアドレス)別に、
情報レコードが設けられている。情報レコードの構成は
実施例1の場合と同一である。
【0029】その他の処理は実施例1と同様である。但
し、モニター管理装置20内のデータベース25では、各個
別網毎の情報となっているが、これはカプセル化用発着
ホストアドレスによって識別される。この実施例では、
一つの加入者ルータと一つのの中継ルータとの対を個別
網としたが、複数のルータを一括して取り扱う場合は、
発着ホストアドレスの代わりに発着ネットワークアドレ
ス又は複数のホストアドレスをパスラベルとして使用す
る。
【0030】以上の説明においては、専らハードウェア
の構成及び動作ステップについて説明したが、これらを
ソフトウェアによって実現できることは明らかであり、
本発明はそのようなソフトウェアを記録した記録媒体を
も含むものである。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
パスラベルを同時に抽出することにより、複数の個別網
のトラヒック状況を一つのモニター装置によって効率的
に収集することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 種々の通信網が混在している網の構成例を示
す図である。
【図2】 レイヤ2トンネリングプロトコルL2TPを
用いる網の構成例を示す図である。
【図3】 レイヤ2トンネリングプロトコルL2TPに
よりパケット又はセルがカプセル化された状態を示す図
である。
【図4】 本発明のモニター装置を含む通信ネットワー
クの構成例を示す図である。
【図5】 本発明のモニター装置及びモニター管理装置
の構成例を示すブロック図である。
【図6】 情報レコードの構成例を示す図である。
【図7】 プロトコル番号とバイト数との対応を保持す
るテーブルの構成例を示す図である。
【図8】 TCPコネクション数、平均保留時間及び平
均スループットの対応を保持するテーブルの構成例を示
す図である。
【図9】 パスラベルに対応する情報レコードの構成例
を示す図である。
【符号の説明】
1 本発明によるモニター装置 2 リンク 3、4 ATMのVPハンドラ又はVCハンドラ 5、6 A社端末 7、8 B社端末 11 受信装置 12 データ処理装置 13 情報送信装置 14 コマンド受信装置 15 ヘッダー情報セル抽出部 16 ヘッダー情報抽出部 17 情報記録部 18 統計処理部 20 モニター管理装置 21 情報受信装置 22 コマンド送信装置 23 CPU 24 データベース用入出力インターフェース 25 データベース 26 表示部インターフェース 27 表示処理部 28 データベース処理部 30 表示装置 31 エンドホスト 32 加入者ルータ 33、34 集約ルータ 35 中継ルータ 36 ISP
フロントページの続き (72)発明者 高橋 篤志 東京都新宿区西新宿二丁目1番1号 エ ヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジ 株式会社内 (72)発明者 佐藤 信彦 東京都新宿区西新宿二丁目1番1号 エ ヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジ 株式会社内 (72)発明者 栗田 禎之 東京都新宿区西新宿二丁目1番1号 エ ヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジ 株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−63700(JP,A) 斎藤 洋・大原久樹・佐藤大輔,トラ ヒックモニタ機能付き実時間シミュレー タの開発,信学技報,日本,社団法人 電子情報通信学会,1999年10月28日,p p.7−12、SSE99−76

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の個別網がパスにより多重されて混
    在したキャリアネットワークのトラヒック状況をモニタ
    ーするモニター装置において、 キャリアネットワークの個々の個別網が共同して使用す
    る共用リンク上のセル又はパケットを取込み受信する手
    段、セル又はパケットにおけるプロトコル層のヘッダー情報
    を用いた論理式であって個別網毎の多様なパスラベルに
    対応した論理式により予め個別網毎にパスラベルを定義
    し、当該 定義したパスラベルに基づいて、前記受信した
    セル又はパケットからパスラベルを抽出する手段、 予めパスラベル毎にモニターのために必要な情報を定義
    した測定項目に基づいて、前記受信したセル又はパケッ
    トからヘッダー情報を抽出する手段、 前記抽出したヘッダー情報を測定項目に従って処理し、
    前記抽出したパスラベル毎に情報レコードに記録する手
    段を具備することを特徴とするモニター装置。
  2. 【請求項2】 前記パスラベルがATMのVPI又はV
    PI+VCI、MPLSのラベル、フレームリレーのD
    LCI、又は、IPを用いたカプセル化によるカプセル
    化用発ホストアドレス、着ホストアドレス、発ネットワ
    ークアドレス及び着ネットワークアドレスの組合せであ
    ることを特徴とする請求項1に記載のモニター装置。
  3. 【請求項3】 複数の個別網がパスにより多重されて混
    在したキャリアネットワークのトラヒック状況のモニタ
    ー方法において、 キャリアネットワークの個々の個別網が共同して使用す
    る共用リンク上のセル又はパケットを取込み受信するス
    テップ、セル又はパケットにおけるプロトコル層のヘッダー情報
    を用いた論理式であって個別網毎の多様なパスラベルに
    対応した論理式により予め個別網毎にパスラベルを定義
    し、当該 定義したパスラベルに基づいて、前記受信した
    セル又はパケットからパスラベルを抽出するステップ、 予めパスラベル毎にモニターのために必要な情報を定義
    した測定項目に基づいて、前記受信したセル又はパケッ
    トからヘッダー情報を抽出するステップ、 前記抽出したヘッダー情報を測定項目に従って処理し、
    前記抽出したパスラベル毎に情報レコードに記録するス
    テップを具備することを特徴とするモニター方法。
  4. 【請求項4】 前記パスラベルがATMのVPI又はV
    PI+VCI、MPLSのラベル、フレームリレーのD
    LCI、又は、IPを用いたカプセル化によるカプセル
    化用発ホストアドレス、着ホストアドレス、発ネットワ
    ークアドレス及び着ネットワークアドレスの組合せであ
    ることを特徴とする請求項3に記載のモニター方法。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載された各ステップを実行
    させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取
    り可能の記録媒体。
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斎藤 洋・大原久樹・佐藤大輔,トラヒックモニタ機能付き実時間シミュレータの開発,信学技報,日本,社団法人 電子情報通信学会,1999年10月28日,pp.7−12、SSE99−76

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