JP3486819B2 - 安全スイッチ - Google Patents

安全スイッチ

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JP3486819B2 JP27977893A JP27977893A JP3486819B2 JP 3486819 B2 JP3486819 B2 JP 3486819B2 JP 27977893 A JP27977893 A JP 27977893A JP 27977893 A JP27977893 A JP 27977893A JP 3486819 B2 JP3486819 B2 JP 3486819B2
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば産業機械が設置
される部屋の出入口などの壁面に装着され、その出入口
の扉が開かれたときには、産業機械等への電源供給を停
止する安全スイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】産業機械が設置された部屋や工場あるい
は産業機械自体の危険ゾーンでは、作業者が機械に巻き
込まれて負傷するといったトラブルの発生を防止する目
的として、部屋や危険ゾーンの出入口の扉が完全に閉ま
っていないときには、機械の駆動をロックするシステム
を設けることが要求される。このため危険ゾーン等の出
入口部には安全スイッチが設けられる。
【0003】このような安全スイッチは、スイッチ本体
が部屋の出入口周辺の壁面に装着され、その出入口の扉
を閉じたときに扉に固着されたアクチュエータがスイッ
チ本体の操作部に進入し、これにより接点ブロックの可
動接点(可動片)が切り換わる構造のスイッチで、この
ような切り換わり動作で回路接続が主回路(産業機械へ
の電源供給回路)側へと切り換わって部屋内の機械が運
転可能な状態となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した安
全スイッチによれば、扉を開いて内部の産業機械の保守
点検などを行っている際に、第三者により扉が無意識に
閉じられると、接続回路が切り換わり産業機械が運転可
能な状態となって、メンテナンス作業者に危険が及ぶ虞
れがある。このため、部屋に入った作業者は扉に注意を
はらいながら保守点検等の作業を行っているのが現状
で、その改善が望まれている。
【0005】そこで、本発明は、危険ゾーン等の部屋に
作業者らが入っている状態のときには、部屋の扉が閉鎖
されても内部の産業機械の運転停止の状態を維持する安
全保護機能を付加した安全スイッチを提供することを所
期の目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、産業機械が設
置される部屋等の出入口周辺にスイッチ本体が装着さ
れ、その出入口の扉に固着したアクチュエータが当該扉
の閉鎖とともにスイッチ本体の操作部に進入することに
より接続回路が補助回路から主回路側へと切り換わる構
造の安全スイッチにおいて、上記操作部に進入したアク
チュエータの抜けを阻止するロック機構が操作部に設け
られており、上記スイッチ本体側のユニット(例えばソ
レノイドユニット)に、差込み受け構造の一対の端子
が、その各差込み口を外部に露呈させた状態で配置さ
れ、かつ、これらの各端子には、それぞれ、上記主回路
を切断した回路端が接続されているとともに、互いに導
通する一対の差込み金具が上記一対の端子に対応して設
けられた接続具(差込みプラグ)を備え、その接続具
は、上記ユニットの上記一対の端子の配置位置に相当す
る外部に、当該ユニットに対し着脱自在に装着されるよ
うに構成されているとともに、この接続具を上記スイッ
チ本体側のユニットに装着して回転させたときに、上記
操作部のロック機構がロック可能な状態となるように構
成されていることによって特徴づけられる。本発明にお
いて、上記スイッチ本体側のユニットが上記ロック機構
のロック解除用のソレノイドユニットであり、そのソレ
ノイドユニットのソレノイドがオンであるときにのみ、
当該ユニットに装着されている接続具の回転・取り外し
が可能となるように構成してもよい。
【0007】
【作用】本発明によれば、産業機械の主回路が接続具の
一対の金具を通じて接続されるので、この接続具をユニ
ットから取り外すと、主回路は確実に遮断される。従っ
て接続具を取り外してさえおれば、扉が閉鎖されても部
屋内の産業機械が運転可能状態となることはない。さら
に、接続具をスイッチ本体側のユニットに装着して回転
させたときに、操作部のロック機構がロック可能な状態
となるように構成しているので、接続具を取り外してさ
えおれば、扉が閉鎖されてもアクチュエータにロックが
かかることがなく、作業者が部屋内に閉じ込められると
いう自体を招く虞もない。また、本発明において、操作
部のロック機構のロック解除するためのソレノイドユニ
ットを備え、そのソレノイドユニットに接続具を着脱自
在に装着してロック機構のロックとロック解除を行う場
合、ソレノイドユニットのソレノイドがオンであるとき
にのみ、当該ユニットに装着されている接続具の回転・
取り外しが可能となるように構成すれば、ソレノイドが
オンとならない限りは接続具の回転・取り外しが不可能
となるので、例えば、作業者が手順を誤ってソレノイド
がオンとなる前に接続具を扱っても、その取り外し阻止
される。また、産業機器の運転中に、何らかの原因によ
って接続具が外れて機械への電源供給が停止されるとい
った不測の自体を招く虞れもない。
【0008】
【実施例】まず、本発明を適用する安全スイッチの概略
構造を、図9に示す斜視図を参照しつつ説明する。
【0009】この安全スイッチは、主にスイッチ本体1
01とアクチュエータ102によって構成されており、
そのスイッチ本体101は部屋の出入口の周縁の壁面に
固着される。また、アクチュエータ102は扉104に
固着されるが、その位置はスイッチ本体の挿入孔101
aに対向する位置で、扉104を閉鎖した状態のときに
スイッチ本体101の操作部111内に進入する。
【0010】そして、アクチュエータ102の進入によ
り、スイッチ部112に内蔵の接点ブロックの接続接点
が切り換わり(B接点→A接点)、部屋内の機械が運転
可能な状態となる。一方、扉104の開放によりアクチ
ュエータ102が操作部111から抜けたときにはB接
点が復帰して機械への電源供給がオフされる。
【0011】この安全スイッチでは、操作部111に機
械的なロック機構(図示せず)が設けられており、この
ロック機構によって、操作部111に進入したアクチュ
エータの移動(抜け側への移動)が阻止され、これによ
り扉の開放を禁止するといったロックシステムが採用さ
れている。また、そのロック機構の解除用の機器として
ソレノイドユニット103がスイッチ本体101の側部
に装着されている。
【0012】次に、本発明実施例の特徴部分を、以下、
図面に基づいて説明する。図1は本発明実施例の外観斜
視図、図2はその実施例の要部構造を示す図で、(a) は
縦断面図,(b) は平面図である。また、図3は同じく要
部構造を示す縦断面図である。さらに図4は図2(b) の
X−X断面図で、図5,図6および図7は、それぞれ図
1のA−A,B−BおよびC−C断面図である。
【0013】この例で注目すべき構成は、図2(a) に示
すように、ソレノイドユニット103の上面カバー13
1に円筒形状の受け座132を一体的に設け、この受け
座132にプラグ受け1を挿入配置している点にある。
【0014】プラグ受け1には、図2(b) に示すよう
に、中心を挟んで互いに対向する位置に、後述する差込
みプラグ3の接続ピン31の挿入用の一対のピン挿入孔
11が設けられており、また、そのプラグ3のプレート
32の挿入用の一対のプレート挿入孔12が設けられて
いる。
【0015】このプラグ受け1は、受け座132内でそ
の円筒軸を中心として回転自在に配設されているが、そ
の上端部周縁に一体形成されたフランジ1aと、下端に
ビス止めされた底蓋2とによって、プラグ受け1の受け
座132に対する上下移動は規制されている。また、プ
ラグ受け1の回転は一定の角度範囲に規制される。
【0016】すなわち、プラグ受け1は、図5の断面図
に示すように、受け座132内への挿入部分が、円筒形
の外周に一対の突部13を対向して設けた形状で、ま
た、受け座132の内面には、互いに対向する位置にそ
れぞれ突部133が一体形成されており、この各突部1
33にプラグ受け1の各突部13が当たることにより、
プラグ受け1の回転が規制される。その角度範囲は約9
0度である。
【0017】受け座132の各突部133には、それぞ
れ、上下方向への変位が可能なロックピン4が設けられ
ており、その上端面の一部はこのピン4の上方部位にプ
ラグ受け1のプレート挿入孔12に位置しているとき
に、この挿入孔12を通じて外部に露呈する。
【0018】各ロックピン4は、図2に示すように、上
方への変位がプラグ受け1に設けたストッパ1bによっ
て規制され、かつ圧縮コイルばね4aの弾性力によって
そのストッパ1bに向けて押圧されている。この状態で
はロックピン4が、図6(a)の断面図に示すように、プ
ラグ受け1の各プレート挿入孔12の下端部に設けた円
弧状の切り欠き1cに嵌り込み、従って、ロックピン4
がストッパ1bに当たっているときにはプラグ受け1の
回転は不可の状態なる。
【0019】また、図3に示すように、ロックピン4
を、その上端がプレート挿入孔12の下端のレベルとな
る位置にまで押し下げると、ロックピン4はプラグ受け
1の切り欠き1cから外れ、この時点でプラグ受け1は
回転可能な状態となる。
【0020】そして、プラグ受け1には、図4に示すよ
うに、各ピン挿入孔11の内部に、それぞれ差込み受け
構造の端子10が配置されている。この一対の端子10
は、図8の電気回路に示すように、主回路CM のマイク
ロスイッチMS1と主回路CMの接続ポートP4 との間に
直列に接続される。すなわち、この例では、主回路CM
の接続ポートP4 からの配線L4 を一対の端子10のい
ずれか一方に接続し、その他方の端子10を配線L3 を
通じてマイクロスイッチMS1の端子に接続している。
【0021】一方、差込みプラグ3は、図4に示すよう
に、プラグ枠30と、これに一体的に設けられたプレー
ト32および一対の接続ピン31によって構成されてい
る。プラグ枠30は、受け座132に設けた突起132
aと、これに嵌り合う溝30aで構成される、いわゆる
バヨネット継手構造により受け座132に着脱自在で、
その受け座132への差し込み・回転により装着され、
また、逆の手順で受け座132から取り外すことができ
る。なお、プラグ枠30には把手30bが取り付けられ
ている。 一対の接続ピン31は、U字形状に曲げ加工
した金属線材の先端部を利用したもので、この一対の接
続ピン31の間隔は、先の一対の端子10の配置関係に
対応している。
【0022】プレート32は、図3に示すように、受け
座132のロックピン4を圧縮コイルばね4aの弾性力
に抗して押し込むためのもので、プラグ枠30を受け座
132に完全に差し込んだ状態で、プレート32の下端
面がプレート挿入孔12の下端と同一レベルとなるか、
もしくは僅かに下方に位置する。
【0023】次に、ソレノイドユニット103の内部構
造を、先の図2および図7を参照しつつ説明する。ま
ず、このユニットの端部には、スイッチ本体の操作部1
11のロック機構を機械的に解除する機構(図示せず)
が内蔵されており、その解除機構の操作ロッド6の先端
がプラグ受け1の下方位置に臨んでいる。また、その操
作ロッド6と対向する位置に、このユニットに内蔵され
たソレノイド(図示せず)の駆動ロッド7の先端が臨ん
でおり、この2本ロッド6と7との間に板カム5が配置
されている。
【0024】板カム5は、プラグ受け1と中心が一致す
る軸50に回転自在に支持されている。この板カム5に
は、図7に示すように、軸50とは異なる位置を中心と
して円弧状に延びる溝カム5aが形成されており、この
溝カム5aには解除機構の操作ロッド6の先端部に設け
られたカムフォロワピン6aが差し込まれている。
【0025】また、板カム5は、溝カム5aと対向する
部分の外周面5bのカム形状が軸50を中心とする円弧
形状となっており、この部分の周端に凹部5cが形成さ
れている。
【0026】そして、板カム5は先のプラグ受け1の回
転に伴って回転する。すなわち、プラグ受け1の底蓋2
の下面にはハ字形に並ぶ突起21が設けられており、ま
た、板カム5の上面には、ハ字形に並ぶ突起21の間に
嵌る形状の突起51が設けられており、これらの突起5
1と21とによって板カム5と底蓋2つまりプラグ受け
1とが相互に連結されている。なお、このような突起5
1と21は、回転中心を挟んで互いに対向する2か所に
設けられている。
【0027】一方、ソレノイドの駆動ロッド7は、ソレ
ノイドが励磁状態となったときに後退して、その先端部
に設けた当てピン7aがマイクロスイッチMS1とMS2の
各アクチュエータMA1とMA2に当たって、その各スイッ
チのオン・オフがそれぞれ切り換わる。この動作を、図
8に示す電気回路で説明すると、ソレノイドSがオンと
なると、主回路CM のマイクロスイッチMS1(B接点)
がオフとなり、補助回路CS のマイクロスイッチMA2
(A接点)がオフとなる。
【0028】次に、本発明実施例の作用を各部の動作と
ともに述べる。なお、この作用説明において前方とは図
2乃至7の各図中の左側の向きを指す。まず、差込みプ
ラグ3をソレノイドユニット103から取り外した状態
では、プラグ受け1の回転方向の位置は図5(a),図6
(a) に示す状態となっている。また、板カム5の回転方
向の位置は図7(a) に示す状態となっており、この板カ
ム5の外周面5bに、ソレノイドの駆動ロッド7の先端
が当たる。なお、図7(a)にはソレノイドがオフの状態
のときを示す。
【0029】さて、以上の状態で差込みプラグ3を受け
座132に合わせて差し込むと、図4,図3に示すよう
に、プラグ3の各接続ピン31がプラグ受け1の端子1
0に嵌り込み、これと同時に、ロックピン4がプレート
32によって押し込められてプラグ受け1が回転可能な
状態なり、この後、差し込んだプラグ3を時計方向に回
転させると、プラグ受け1の回転にともなって板カム5
とが回転し、その位置が図7(b) に示す状態となる。
【0030】すなわち、カム板5の回転により、カムフ
ォロワピン6aが溝カム5aによって前方へと押し出さ
れ、これに伴って操作ロッド6が前進し、スイッチ本体
の操作部111のロック機構が作動可能な状態となる。
また、カム板5の回転により凹部5cがソレノイドの駆
動ロッド7の先端に対向する位置へと移動し、これによ
り駆動ロッド7の規制が解除され、その先端部が凹部5
c内に侵入する。従って、この状態で板カム5の回転つ
まりプラグ受け1と差込みプラグ3の回転が規制されプ
ラグ3の取り外しが不可となる。
【0031】次に、差込みプラグ3を装着した状態で扉
104が閉鎖され、これに伴ってアクチュエータ102
がスイッチ本体の操作部111の内部に侵入すると、そ
のアクチュエータ102にロックがかかるととともに、
スイッチ部112の接点ブロックの接点が切り換わり、
図8の電気回路図に示すように、補助回路CS が遮断さ
れ主回路CM が接続される。
【0032】この後、ロック解除信号に応じてソレノイ
ドSが励磁されると、駆動ロッド7が後退し、これによ
り、各マイクロスイッチMS1,MS2のオン・オフが切り
換わり、主回路CM が遮断され、補助回路CS が接続可
能な状態となる。また、駆動ロッド7の後退により、こ
のロッド7の先端が板カム5の凹部5cから抜けて、板
カム5が回転可能な状態となる。そして、差込みプラグ
3を先とは逆向きに回して受け座132から抜き取る
と、板カム5の回転位置は先の図7(a) の状態へと戻
り、これにより操作部111のロック機構が解除され、
この時点でアクチュエータ102の抜き取りつまり扉の
開放が可能となる。
【0033】以上のように、この実施例では、操作部1
11のロック機構のロック解除とその復帰の動作には、
ソレノイドの駆動ロッド7の移動が関係しないので、差
込みプラグ3を抜き取った状態〔図7(a) の状態〕にお
いて、電気的故障や停電等の何らかの原因によりソレノ
イドがオフとなっても操作部111のロック機構がロッ
ク可能な状態となることはない。従って、差込みプラグ
3を抜き取ってさえおれば、停電等の異常が発生しても
扉閉鎖により作業者が部屋内に閉じ込められることはな
い。しかも、そのような異常によってソレノイドがオフ
となってもその駆動ロッド7は板カム5の外周面で前進
が規制されるので、主回路CM のマイクロスイッチMS1
がオンとなることはなく、従って、この実施例の構造で
は2重の保護機能をもつ、極めて安全性の高いスイッチ
となる。
【0034】さらに、この実施例によると、ソレノイド
ユニット103に装着した差込みプラグ3は、ソレノイ
ドがオンとならない限りは回転・抜き取りが不可能な構
造となっているので、例えば、作業者が手順を誤ってソ
レノイドがオンとなる前にプラグ3を扱っても、その抜
き取りは阻止される。また、産業機器の運転中に、何ら
かの原因によってプラグ3が外れて機械への電源供給が
停止されるといった不測の自体を招く虞れもない。
【0035】次に、本発明を、スイッチ本体101を単
体で使用する場合に適用した例を説明する。図10はそ
の実施例の構成を示す図で、(a) および(b) はそれぞれ
外観斜視図および電気回路図である。
【0036】この例では、スイッチ本体101のスイッ
チ部112に、先の実施例と同様な差込みプラグ203
を着脱自在に装着しており、このプラグ203を抜き取
ることで、(b) の電気回路図に示すように、主回路CM
を遮断することができる。なお、差込みプラグ203に
対応する接点210の具体的な構造は図示しないが、先
の実施例で説明した図4の構造と同様な構造を採用す
る。ただし、この例の場合、ロック機構とは関係なく単
に主回路CM の接続・遮断を行えればよいので、先の実
施例のような板カム等の構成は不要である。
【0037】また、この例では、差込みプラグ203を
回転させる構成は特に必要がないので、プラグの構造
を、例えば図11の下面図に示すように、一つのプラグ
枠330に複数本の接続ピン331・・331を配列し、
そのピン群のうちの2本を短絡させるといった構造も採
用できる。この場合、短絡するピンの組み合わせを変え
ることで、外形が同一形状のプラグで、適応機器がそれ
ぞれ互いに異なる複数種のプラグの作製すなわちプラグ
のナンバー付けが実現可能となる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の安全スイ
ッチによれば、スイッチ本体側のユニットに回路接続具
(プラグ)を着脱自在に装着し、その接続具の取り外し
により主回路(産業機械等への電源供給回路)が遮断さ
れるように構成したので、接続具を取り外してさえおれ
ば、扉が閉鎖されても部屋内の産業機械が運転可能状態
となることはなく、これにより、作業者は部屋内での保
守点検中に扉の状態に注意をはらう必要がなくなり、常
に安心した状態で作業を行うことができる。また接続具
自体が主回路の電気通路の一部を形成しているので、作
業者は主回路が確実に遮断されたか否かを接続具の装着
の有無により目視で確認できるので、信頼性が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の構成を示す外観斜視図
【図2】その実施例の要部構成を示す図で、(a) は中央
縦断面図,(b) は平面図
【図3】同じく本発明実施例の要部構成を示す縦断面図
【図4】図2(b) のX−X断面図
【図5】図2(a) のA−A断面図
【図6】図2(a) のB−B断面図
【図7】図2(a) のC−C断面図
【図8】本発明実施例の電気回路図
【図9】本発明を適用する安全スイッチの概略構成を示
す外観斜視図
【図10】本発明の他の実施例の構成を示す図で、(a)
は外観斜視図,(b) は電気回路図
【図11】その実施例の差込みプラグの変形例の構成を
示す下面図
【符号の説明】
1 プラグ受け 10 端子(差込み受け構造) 11 ピン挿入孔 3 差込みプラグ 31 接続ピン 101 スイッチ本体 111 操作部 112 スイッチ部 103 ソレノイドユニット 131 上面カバー 132 受け座
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−217470(JP,A) 特開 昭60−44926(JP,A) 実開 昭62−99136(JP,U) 実開 昭62−76447(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 3/16 F16P 3/10

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 産業機械が設置される部屋等の出入口周
    辺にスイッチ本体が装着され、その出入口の扉に固着し
    たアクチュエータが当該扉の閉鎖とともにスイッチ本体
    の操作部に進入することにより接続回路が補助回路から
    主回路側へと切り換わる構造の安全スイッチにおいて、
    上記操作部に進入したアクチュエータの抜けを阻止する
    ロック機構が操作部に設けられており、上記スイッチ本
    体側のユニットに、差込み受け構造の一対の端子が、そ
    の各差込み口を外部に露呈させた状態で配置され、か
    つ、これらの各端子には、それぞれ、上記主回路を切断
    した回路端が接続されているとともに、互いに導通する
    一対の差込み金具が上記一対の端子に対応して設けられ
    た接続具を備え、その接続具は、上記ユニットの上記一
    対の端子の配置位置に相当する外部に、当該ユニットに
    対し着脱自在に装着されるように構成されているととも
    に、この接続具を上記スイッチ本体側のユニットに装着
    して回転させたときに、上記操作部のロック機構がロッ
    ク可能な状態となるように構成されていることを特徴と
    する安全スイッチ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の安全スイッチにおいて、
    上記スイッチ本体側のユニットが上記ロック機構のロッ
    ク解除用のソレノイドユニットであり、そのソレノイド
    ユニットのソレノイドがオンであるときにのみ、当該ユ
    ニットに装着されている接続具の回転・取り外しが可能
    であることを特徴とする安全スイッチ。
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