JP3486729B2 - 粉粒体の計量供給装置 - Google Patents
粉粒体の計量供給装置Info
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- G01—MEASURING; TESTING
- G01G—WEIGHING
- G01G13/00—Weighing apparatus with automatic feed or discharge for weighing-out batches of material
- G01G13/02—Means for automatically loading weigh pans or other receptacles, e.g. disposable containers, under control of the weighing mechanism
- G01G13/04—Means for automatically loading weigh pans or other receptacles, e.g. disposable containers, under control of the weighing mechanism involving dribble-feed means controlled by the weighing mechanism to top up the receptacle to the target weight
- G01G13/06—Means for automatically loading weigh pans or other receptacles, e.g. disposable containers, under control of the weighing mechanism involving dribble-feed means controlled by the weighing mechanism to top up the receptacle to the target weight wherein the main feed is effected by gravity from a hopper or chute
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01G—WEIGHING
- G01G15/00—Arrangements for check-weighing of materials dispensed into removable containers
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
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- G01G19/00—Weighing apparatus or methods adapted for special purposes not provided for in the preceding groups
- G01G19/22—Weighing apparatus or methods adapted for special purposes not provided for in the preceding groups for apportioning materials by weighing prior to mixing them
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は粉粒体の計量供給装
置に関するもので、特に空の計量容器の移送、数種類の
粉体、粒体の供給および収納した計量容器の排出を連続
して行うようにした粉粒体の計量供給装置に関するもの
である。
置に関するもので、特に空の計量容器の移送、数種類の
粉体、粒体の供給および収納した計量容器の排出を連続
して行うようにした粉粒体の計量供給装置に関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】従来の粉粒体の計量装置として例えば特
公平１−２２５６６号公報に示すように、空の計量容器
をコンベアーにより粉粒体の供給位置に搬送し、この空
の計量容器に、大量送出用の第１ホッパー、中量送出用
の第２ホッパー、微量送出用の第３ホッパーよりなる予
備秤量部、精密秤量部の２段階秤量部によって計量供給
された粉粒体を投入し、そしてこの粉粒体を収納した計
量容器を同じコンベアーで排出するようにしたものが知
られていた。
公平１−２２５６６号公報に示すように、空の計量容器
をコンベアーにより粉粒体の供給位置に搬送し、この空
の計量容器に、大量送出用の第１ホッパー、中量送出用
の第２ホッパー、微量送出用の第３ホッパーよりなる予
備秤量部、精密秤量部の２段階秤量部によって計量供給
された粉粒体を投入し、そしてこの粉粒体を収納した計
量容器を同じコンベアーで排出するようにしたものが知
られていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記の粉粒体の計量装
置は１種類の粉粒体を能率よく供給するようにしたもの
で、２種類以上の粉粒体を所定量づつ混合して供給する
ことは不可能であり、能率のよい計量精度の高い混合用
の粉粒体の計量装置が求められていた。そこで本発明は
２種類以上の粉粒体を所定量づつ混合して計量容器に能
率よく高い計量精度で供給することができる粉粒体の計
量供給装置を提供することを目的としたものである。
置は１種類の粉粒体を能率よく供給するようにしたもの
で、２種類以上の粉粒体を所定量づつ混合して供給する
ことは不可能であり、能率のよい計量精度の高い混合用
の粉粒体の計量装置が求められていた。そこで本発明は
２種類以上の粉粒体を所定量づつ混合して計量容器に能
率よく高い計量精度で供給することができる粉粒体の計
量供給装置を提供することを目的としたものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、空の計量容器の移送路と、粉粒体を収納した
計量容器の排出路との間に秤量供給部を設け、該秤量供
給部において移送してきた空の計量容器に所定量の粉粒
体を計量投入して、粉粒体を収納した計量容器を排出路
に排出するようにした粉粒体の計量供給装置において、
前記秤量供給部に移送路および排出路とは別に粉粒体の
供給路を接続し、該供給路に沿って流樋を備えた粉粒体
の投入装置を複数個設けて、この供給路に空の計量容器
を載置した秤量部を往復動させて、所望の種類の粉粒体
を所定量、空の計量容器に投入した後元の秤量供給部に
戻り、粉粒体を収納した計量容器を排出路に排出するよ
うに構成したものである。また空の計量容器の移送路
に、先端半分に、中央に秤量部が挿通上昇できる空間を
形成するように両側部に、計量容器を載置する腕部を備
えた移送板を往復動自在に設けると共に、移送板上に載
置した計量容器を後方より押圧して移送する押圧手段を
設けるようにするとよい。さらに秤量部は昇降ならびに
水平方向に移動自在な基台上に設けるとよい。そして粉
粒体の投入装置には複数個の流樋を設けて選択的に流樋
より所望の種類の粉粒体を所定量投入するようにすると
よい。
するため、空の計量容器の移送路と、粉粒体を収納した
計量容器の排出路との間に秤量供給部を設け、該秤量供
給部において移送してきた空の計量容器に所定量の粉粒
体を計量投入して、粉粒体を収納した計量容器を排出路
に排出するようにした粉粒体の計量供給装置において、
前記秤量供給部に移送路および排出路とは別に粉粒体の
供給路を接続し、該供給路に沿って流樋を備えた粉粒体
の投入装置を複数個設けて、この供給路に空の計量容器
を載置した秤量部を往復動させて、所望の種類の粉粒体
を所定量、空の計量容器に投入した後元の秤量供給部に
戻り、粉粒体を収納した計量容器を排出路に排出するよ
うに構成したものである。また空の計量容器の移送路
に、先端半分に、中央に秤量部が挿通上昇できる空間を
形成するように両側部に、計量容器を載置する腕部を備
えた移送板を往復動自在に設けると共に、移送板上に載
置した計量容器を後方より押圧して移送する押圧手段を
設けるようにするとよい。さらに秤量部は昇降ならびに
水平方向に移動自在な基台上に設けるとよい。そして粉
粒体の投入装置には複数個の流樋を設けて選択的に流樋
より所望の種類の粉粒体を所定量投入するようにすると
よい。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
示す実施例に基いて説明する。図１および図２は本発明
の粉粒体の計量供給装置の概略を示した平面図と側面図
である。本発明の粉粒体の計量供給装置は、移送路１と
排出路２３、および移送路１と排出路２３との間に設け
た秤量供給部２、そして秤量供給部２の空の計量容器５
に粉粒体を供給する供給路４から構成されている。移送
路１は、空の計量容器５を秤量供給部２に送るところの
もので、傾斜部６とこれと直交して設けてある移送板７
からなっている。傾斜部６は表面に多数のコロが架設し
てあって、前方の１個の空の計量容器５が移送板７上に
移ると、次の空の計量容器５が自重により傾斜面を下方
に移動するようにして次々と空の計量容器５が自然と供
給されるようになっている。傾斜部６の先端部には図１
に示すようにストッパー８が２個所に設置されていて、
前方の１個所のストッパー８が下降すると先端の空の計
量容器５が移送板７上に移動し、次の空の計量容器５は
次のストッパー８により阻止されていて前の空の計量容
器５が完全に移送板７上に移動してから次のストッパー
８が下降して次の空の計量容器５を前方に送り、先端の
ストッパー８によって停止させて待機させるようにし
て、空の計量容器５を傾斜部６の先端より１個宛移送板
７上に移送するようになっている。移送板７は、図１に
示すように移送路１の傾斜部６と直交して設けてあっ
て、傾斜部６より１個宛空の計量容器５を受取り、秤量
供給部２へ送るところのもので、移送板７は空の計量容
器５を２個載置できるようになっており、その前半部は
図１に示すように、両側部に腕部９が突設されていて、
空の計量容器５を載置し、その中央の方形状の開口部１
０は、その下方にある秤量部３が上昇して空の計量容器
５を持上げられるように形成されている。そして腕部９
の先端は図５に示すように傾斜面１１が設けられてい
て、粉粒体を収納した計量容器２２を排出路２３へ押出
しする時に容易に排出できるようになっている。また移
送板７の後方には押圧用のシリンダー１２が設けられて
いて、移送板７と共に秤量供給部２に移動して、図４に
示すようにピストン杆１３の作動により後方の空の計量
容器５を押圧してその前方の粉粒体を収納した計量容器
２２を排出路２３に押出して排出するように構成されて
いる。
示す実施例に基いて説明する。図１および図２は本発明
の粉粒体の計量供給装置の概略を示した平面図と側面図
である。本発明の粉粒体の計量供給装置は、移送路１と
排出路２３、および移送路１と排出路２３との間に設け
た秤量供給部２、そして秤量供給部２の空の計量容器５
に粉粒体を供給する供給路４から構成されている。移送
路１は、空の計量容器５を秤量供給部２に送るところの
もので、傾斜部６とこれと直交して設けてある移送板７
からなっている。傾斜部６は表面に多数のコロが架設し
てあって、前方の１個の空の計量容器５が移送板７上に
移ると、次の空の計量容器５が自重により傾斜面を下方
に移動するようにして次々と空の計量容器５が自然と供
給されるようになっている。傾斜部６の先端部には図１
に示すようにストッパー８が２個所に設置されていて、
前方の１個所のストッパー８が下降すると先端の空の計
量容器５が移送板７上に移動し、次の空の計量容器５は
次のストッパー８により阻止されていて前の空の計量容
器５が完全に移送板７上に移動してから次のストッパー
８が下降して次の空の計量容器５を前方に送り、先端の
ストッパー８によって停止させて待機させるようにし
て、空の計量容器５を傾斜部６の先端より１個宛移送板
７上に移送するようになっている。移送板７は、図１に
示すように移送路１の傾斜部６と直交して設けてあっ
て、傾斜部６より１個宛空の計量容器５を受取り、秤量
供給部２へ送るところのもので、移送板７は空の計量容
器５を２個載置できるようになっており、その前半部は
図１に示すように、両側部に腕部９が突設されていて、
空の計量容器５を載置し、その中央の方形状の開口部１
０は、その下方にある秤量部３が上昇して空の計量容器
５を持上げられるように形成されている。そして腕部９
の先端は図５に示すように傾斜面１１が設けられてい
て、粉粒体を収納した計量容器２２を排出路２３へ押出
しする時に容易に排出できるようになっている。また移
送板７の後方には押圧用のシリンダー１２が設けられて
いて、移送板７と共に秤量供給部２に移動して、図４に
示すようにピストン杆１３の作動により後方の空の計量
容器５を押圧してその前方の粉粒体を収納した計量容器
２２を排出路２３に押出して排出するように構成されて
いる。
【０００６】図３乃至図８は、移送板７による空の計量
容器５の補給と粉粒体を収納した計量容器２２の排出を
示した説明図であって、空の計量容器５の秤量供給部２
への補給について説明すると、移送路１の傾斜部６の先
端にあった空の計量容器５をストッパー８を下降して図
１に示すように移送板７の後半部に自重により移動させ
て載置し、次いで図３に示すように移送板７を秤量供給
部２に移動させ、図５に示すようにシリンダー１５によ
って上昇した基台１６上に載置されている粉粒体を収納
した計量容器２２の下方に腕部９を挿入させる。そして
図６および図７に示すように基台１６を下降させて粉粒
体を収納した計量容器２２を移送板７の腕部９で支承す
る。次に移送板７の後方に設けてあるシリンダー１２を
作動し、ピストン杆１３により図４および図８に示すよ
うに次に補給する空の計量容器５の後部を押圧して前方
にある粉粒体を収納した計量容器２２を排出路２３に押
出すと同時に空の計量容器５を腕部９上に載置させる。
そして基台１６が上昇して基台１６上の秤量部３を移送
板７の前半部の開口部１０を通して上昇させて秤量部３
上に空の計量容器５を載置させ、空の計量容器５の底部
より腕部９が離れ移送板７は図１に示す位置に後退して
傾斜部６の先端の空の計量容器５を、ストッパー８を下
降することにより自重で移送板７の後半部に移動させて
次に秤量供給部２に補給する空の計量容器５を待機させ
るようにして、空の計量容器の補給と粉粒体を収納した
計量容器２２の排出を行うように構成されている。
容器５の補給と粉粒体を収納した計量容器２２の排出を
示した説明図であって、空の計量容器５の秤量供給部２
への補給について説明すると、移送路１の傾斜部６の先
端にあった空の計量容器５をストッパー８を下降して図
１に示すように移送板７の後半部に自重により移動させ
て載置し、次いで図３に示すように移送板７を秤量供給
部２に移動させ、図５に示すようにシリンダー１５によ
って上昇した基台１６上に載置されている粉粒体を収納
した計量容器２２の下方に腕部９を挿入させる。そして
図６および図７に示すように基台１６を下降させて粉粒
体を収納した計量容器２２を移送板７の腕部９で支承す
る。次に移送板７の後方に設けてあるシリンダー１２を
作動し、ピストン杆１３により図４および図８に示すよ
うに次に補給する空の計量容器５の後部を押圧して前方
にある粉粒体を収納した計量容器２２を排出路２３に押
出すと同時に空の計量容器５を腕部９上に載置させる。
そして基台１６が上昇して基台１６上の秤量部３を移送
板７の前半部の開口部１０を通して上昇させて秤量部３
上に空の計量容器５を載置させ、空の計量容器５の底部
より腕部９が離れ移送板７は図１に示す位置に後退して
傾斜部６の先端の空の計量容器５を、ストッパー８を下
降することにより自重で移送板７の後半部に移動させて
次に秤量供給部２に補給する空の計量容器５を待機させ
るようにして、空の計量容器の補給と粉粒体を収納した
計量容器２２の排出を行うように構成されている。
【０００７】次に空の計量容器５に粉粒体を供給する供
給路４について説明すると、供給路４は、図１に示すよ
うに移送路１と排出路２３との間に設けた秤量供給部２
より、移送路１および排出路２３とは別に、数個の粉粒
体の投入装置１７を併設した所に伸びるもので、コンベ
アー１４等の移動手段よりなり、上下動する基台１６の
上の秤量部３を基台１６と共に往復動させるように構成
されている。そして上方には図２に示すように粉粒体を
投入する投入装置１７が複数個供給路４に沿って設けら
れている。また供給路４の両側には、図１に示すように
複数個の投入装置１７に投入する粉粒体の貯蔵用のタン
ク１８が複数個並んで設けられている。このタンク１８
には夫々種類の異なる粉粒体、例えば色の異なるチップ
等が貯蔵されていて夫々の投入装置の貯留部１９に供給
するようになっている。１台の投入装置１７は５種類の
粉粒体を投入できるように図９および図１０に示すよう
な貯留部１９と流樋２０とからなる投入手段を５組備え
ている。図９および図１０は投入装置１７の投入手段を
説明するため他の４組の投入手段を省略したもので、投
入手段は上方の貯留部１９と下方の流樋２０とからな
り、粉粒体は上方の貯留部１９から流樋２０へ供給さ
れ、流樋２０に送られた粉粒体は図１０の２点鎖線で示
すように排出口２１のある端部を下になるように傾斜さ
せて計量容器５内に粉粒体を投入するもので、所定量の
粉粒体を投入するには大なる傾斜角に傾斜して大量投入
を行い、次にこれより若干大きくした傾斜角に傾斜して
中量または小量の投入を行い、そして最終には微小な傾
斜角で排出口２１を上下に往復させて微小量の投入を行
うようにして能率よく高い計量精度を保って投入できる
ようになっている。なお粉粒体は各投入段階毎に下部の
秤量部３で計測されて所定の量に達すると処理装置２６
がモーター２７に指令をだして軸２８を逆転して図１０
に２点鎖線で示す基準位置２５まで流樋２０を戻してか
ら次の段階の傾斜角に軸２８を回転して所定の量まで投
入し、最終には流樋２０の排出口２１を微小角度内で往
復させながら計測して所定量を計量容器５に投入するよ
うになっている。このような貯留部１９と流樋２０とか
らなる投入手段が図１に示すように１台の投入装置１７
に５組設けられていて、指令によって所望の種類の粉粒
体を貯留している投入手段から粉粒体が所定量計量容器
５に投入されるようになっている。そして所望の種類の
粉粒体を貯留している投入手段を備えた投入装置１７の
下方に、秤量部３に載置している計量容器５を図２に示
すようにコンベアー１４により移送し、所望の種類の粉
粒体の投入装置１７の下方で停止し、基台１６を上昇さ
せて秤量部３上の計量容器５を投入装置１７に近接させ
て所望の種類の粉粒体を所定量投入する。そして基台１
６を降下させて次の所望の種類の粉粒体の投入装置１７
の下方に移動させて、前と同様に基台１６を上昇させて
秤量部３上の計量容器５に所望の種類の粉粒体を所定量
投入し基台１６を降下させて元の秤量供給部２の位置に
移動させ、一つ前で基台１６を図２に示すように上昇さ
せて粉粒体を収納した計量容器２２の下方に移送板７の
腕部９が挿入できるようにする。そして図６のように腕
部９が粉粒体を収納した計量容器２２の底部に挿入され
ると、図７に示すように基台１６が降下されて、粉粒体
を収納した計量容器２２が腕部９の上に載置され、図８
に示すように次の空の計量容器５により押出されて排出
路２上に排出される。なおよく使用する種類の粉粒体ほ
ど空の計量容器５が補給される秤量供給部２のより近い
位置に設けた投入装置１７から供給するようにすると更
に能率がよくなる。
給路４について説明すると、供給路４は、図１に示すよ
うに移送路１と排出路２３との間に設けた秤量供給部２
より、移送路１および排出路２３とは別に、数個の粉粒
体の投入装置１７を併設した所に伸びるもので、コンベ
アー１４等の移動手段よりなり、上下動する基台１６の
上の秤量部３を基台１６と共に往復動させるように構成
されている。そして上方には図２に示すように粉粒体を
投入する投入装置１７が複数個供給路４に沿って設けら
れている。また供給路４の両側には、図１に示すように
複数個の投入装置１７に投入する粉粒体の貯蔵用のタン
ク１８が複数個並んで設けられている。このタンク１８
には夫々種類の異なる粉粒体、例えば色の異なるチップ
等が貯蔵されていて夫々の投入装置の貯留部１９に供給
するようになっている。１台の投入装置１７は５種類の
粉粒体を投入できるように図９および図１０に示すよう
な貯留部１９と流樋２０とからなる投入手段を５組備え
ている。図９および図１０は投入装置１７の投入手段を
説明するため他の４組の投入手段を省略したもので、投
入手段は上方の貯留部１９と下方の流樋２０とからな
り、粉粒体は上方の貯留部１９から流樋２０へ供給さ
れ、流樋２０に送られた粉粒体は図１０の２点鎖線で示
すように排出口２１のある端部を下になるように傾斜さ
せて計量容器５内に粉粒体を投入するもので、所定量の
粉粒体を投入するには大なる傾斜角に傾斜して大量投入
を行い、次にこれより若干大きくした傾斜角に傾斜して
中量または小量の投入を行い、そして最終には微小な傾
斜角で排出口２１を上下に往復させて微小量の投入を行
うようにして能率よく高い計量精度を保って投入できる
ようになっている。なお粉粒体は各投入段階毎に下部の
秤量部３で計測されて所定の量に達すると処理装置２６
がモーター２７に指令をだして軸２８を逆転して図１０
に２点鎖線で示す基準位置２５まで流樋２０を戻してか
ら次の段階の傾斜角に軸２８を回転して所定の量まで投
入し、最終には流樋２０の排出口２１を微小角度内で往
復させながら計測して所定量を計量容器５に投入するよ
うになっている。このような貯留部１９と流樋２０とか
らなる投入手段が図１に示すように１台の投入装置１７
に５組設けられていて、指令によって所望の種類の粉粒
体を貯留している投入手段から粉粒体が所定量計量容器
５に投入されるようになっている。そして所望の種類の
粉粒体を貯留している投入手段を備えた投入装置１７の
下方に、秤量部３に載置している計量容器５を図２に示
すようにコンベアー１４により移送し、所望の種類の粉
粒体の投入装置１７の下方で停止し、基台１６を上昇さ
せて秤量部３上の計量容器５を投入装置１７に近接させ
て所望の種類の粉粒体を所定量投入する。そして基台１
６を降下させて次の所望の種類の粉粒体の投入装置１７
の下方に移動させて、前と同様に基台１６を上昇させて
秤量部３上の計量容器５に所望の種類の粉粒体を所定量
投入し基台１６を降下させて元の秤量供給部２の位置に
移動させ、一つ前で基台１６を図２に示すように上昇さ
せて粉粒体を収納した計量容器２２の下方に移送板７の
腕部９が挿入できるようにする。そして図６のように腕
部９が粉粒体を収納した計量容器２２の底部に挿入され
ると、図７に示すように基台１６が降下されて、粉粒体
を収納した計量容器２２が腕部９の上に載置され、図８
に示すように次の空の計量容器５により押出されて排出
路２上に排出される。なおよく使用する種類の粉粒体ほ
ど空の計量容器５が補給される秤量供給部２のより近い
位置に設けた投入装置１７から供給するようにすると更
に能率がよくなる。
【０００８】排出路２３は図２に示すように傾斜して設
けられていて表面に架設したコロにより粉粒体を収納し
た計量容器２２の自重により降下し、先端に設けたスト
ッパー２９により停止させられる。そして図１に示すよ
うに側方に設けられているシリンダー３０の作動により
ピストン杆３１が粉粒体を収納した計量容器２２の側面
を押圧してタンブラー混合部３２に移動され、粉粒体を
収納した計量容器２２は回転されて収納した粉粒体を均
一に混合される。そして次の工程の待機位置に搬送され
る。以上のように本発明の粉粒体の計量供給装置は、移
送路１から空の計量容器５を秤量供給部２に補給し、秤
量供給部２において所望の種類の粉粒体を所定量供給し
て、粉粒体を収納した計量容器２２を排出路２３に排出
することにより、自動的に所望の種類の粉粒体を所定量
混合して計量容器２２に能率よく高い計量精度を保持し
て収納できるようにしたものである。
けられていて表面に架設したコロにより粉粒体を収納し
た計量容器２２の自重により降下し、先端に設けたスト
ッパー２９により停止させられる。そして図１に示すよ
うに側方に設けられているシリンダー３０の作動により
ピストン杆３１が粉粒体を収納した計量容器２２の側面
を押圧してタンブラー混合部３２に移動され、粉粒体を
収納した計量容器２２は回転されて収納した粉粒体を均
一に混合される。そして次の工程の待機位置に搬送され
る。以上のように本発明の粉粒体の計量供給装置は、移
送路１から空の計量容器５を秤量供給部２に補給し、秤
量供給部２において所望の種類の粉粒体を所定量供給し
て、粉粒体を収納した計量容器２２を排出路２３に排出
することにより、自動的に所望の種類の粉粒体を所定量
混合して計量容器２２に能率よく高い計量精度を保持し
て収納できるようにしたものである。
【０００９】
【発明の効果】本発明は以上のような構成であって計量
容器の移送路と排出路との間に設けた秤量供給部に、移
送路および排出路とは別に粉粒体の供給路を接続し、こ
の供給路に沿って流樋を備えた粉粒体の投入装置を複数
個列設して、この供給路に空の計量容器を載置した秤量
部を往復動させて、所望の種類の粉粒体を所定量投入し
た後秤量供給部に戻り、粉粒体を収納した計量容器を排
出路に排出するようにしたため、所望の種類の粉粒体を
所定量混合した粉粒体を収納した計量容器を連続して自
動的に能率よく高い計量精度を保持して得られ、また、
空の計量容器の移送、計量容器への粉粒体の種類別の投
入、および粉粒体を収納した計量容器の排出等の各工程
を連結して１台の装置に構成したため据付けスペースを
縮小することができる等の優れた効果を有しているもの
である。また移送路において先端に秤量部が挿通上昇で
きる開口部を形成した腕部を備えた移送板を往復自在に
設けると共に、移送板上に載置した計量容器を後方より
押圧して移送する押圧手段が設けてあるため、空の計量
容器の移送路から秤量供給部への受渡しが容易となると
共に、粉粒体を収納した計量容器の排出と空の計量容器
の補給が同時にできて大変能率的である。さらに秤量部
を昇降ならびに水平方向に移動自在な基台に設けてある
ため、所望の種類の粉粒体の投入装置への接近ならびに
円滑な粉粒体の投入を簡単な構成で確実に行うことがで
きる。そして粉粒体の投入装置に複数個の流樋を設けて
選択して所望の種類の粉粒体を貯留している流樋より所
定量投入できるようになっているため、１台の装置で多
種類の粉粒体を選択して計量容器に投入でき大変便利で
ある。
容器の移送路と排出路との間に設けた秤量供給部に、移
送路および排出路とは別に粉粒体の供給路を接続し、こ
の供給路に沿って流樋を備えた粉粒体の投入装置を複数
個列設して、この供給路に空の計量容器を載置した秤量
部を往復動させて、所望の種類の粉粒体を所定量投入し
た後秤量供給部に戻り、粉粒体を収納した計量容器を排
出路に排出するようにしたため、所望の種類の粉粒体を
所定量混合した粉粒体を収納した計量容器を連続して自
動的に能率よく高い計量精度を保持して得られ、また、
空の計量容器の移送、計量容器への粉粒体の種類別の投
入、および粉粒体を収納した計量容器の排出等の各工程
を連結して１台の装置に構成したため据付けスペースを
縮小することができる等の優れた効果を有しているもの
である。また移送路において先端に秤量部が挿通上昇で
きる開口部を形成した腕部を備えた移送板を往復自在に
設けると共に、移送板上に載置した計量容器を後方より
押圧して移送する押圧手段が設けてあるため、空の計量
容器の移送路から秤量供給部への受渡しが容易となると
共に、粉粒体を収納した計量容器の排出と空の計量容器
の補給が同時にできて大変能率的である。さらに秤量部
を昇降ならびに水平方向に移動自在な基台に設けてある
ため、所望の種類の粉粒体の投入装置への接近ならびに
円滑な粉粒体の投入を簡単な構成で確実に行うことがで
きる。そして粉粒体の投入装置に複数個の流樋を設けて
選択して所望の種類の粉粒体を貯留している流樋より所
定量投入できるようになっているため、１台の装置で多
種類の粉粒体を選択して計量容器に投入でき大変便利で
ある。
【図１】本発明の粉粒体の計量供給装置の概略平面図で
ある。
ある。
【図２】同じく概略側面図である。
【図３】移送板の腕部が計量容器の下に挿入された時の
平面図である。
平面図である。
【図４】移送板上の空の計量容器で粉粒体を収納した計
量容器を押出した時の平面図である。
量容器を押出した時の平面図である。
【図５】粉粒体を収納した計量容器の下方に移送板の腕
部を挿入する前の側面図である。
部を挿入する前の側面図である。
【図６】同じく腕部を挿入した状態の側面図である。
【図７】基台を降下させて粉粒体を収納した計量容器を
腕部上に載置した状態の側面図である。
腕部上に載置した状態の側面図である。
【図８】粉粒体を収納した計量容器を空の計量容器で排
出路に押出した状態の側面図である。
出路に押出した状態の側面図である。
【図９】粉粒体の１個の投入手段の斜視図である。
【図１０】同じく概略側面図である。
１ 移送路
２ 秤量供給部
３ 秤量部
４ 供給路
５ 空の計量容器
７ 移送板
９ 腕部
１６ 基台
１７ 投入装置
１９ 貯留部
２０ 流樋
２２ 粉粒体を収納した計量容器
３２ タンブラー混合部
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平７−333048（ＪＰ，Ａ)
特開 昭64−38613（ＪＰ，Ａ)
特開 昭64−424（ＪＰ，Ａ)
特開 昭55−22178（ＪＰ，Ａ)
特公 平６−78931（ＪＰ，Ｂ２)
特許3397386（ＪＰ，Ｂ２)
特許3087082（ＪＰ，Ｂ２)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
G01C 13/00
G01G 19/24
Claims (4)
- 【請求項１】 空の計量容器の移送路と、粉粒体を収納
した計量容器の排出路との間に秤量供給部を設け、該秤
量供給部において移送してきた空の計量容器に所定量の
粉粒体を計量投入して、粉粒体を収納した計量容器を排
出路に排出するようにした粉粒体の計量供給装置におい
て、前記秤量供給部に移送路および排出路とは別に粉粒
体の供給路を接続し、該供給路に沿って流樋を備えた粉
粒体の投入装置を複数個設けて、この供給路に、空の計
量容器を載置した秤量部を往復動させて、所望の種類の
粉粒体を所定量、空の計量容器に投入した後元の秤量供
給部に戻り、粉粒体を収納した計量容器を排出路に排出
するようにした粉粒体の計量供給装置。 - 【請求項２】 前記の空の計量容器の移送路には、先端
半分に、中央に秤量部が挿通上昇できる開口部を形成す
るように両側部に、計量容器を載置する腕部を備えた移
送板が往復動自在に設けてあると共に、移送板上に載置
した計量容器を後方より押圧して移送する押圧手段が設
けてある請求項１記載の粉粒体の計量供給装置。 - 【請求項３】 秤量部は昇降ならびに水平方向に移動自
在な基台上に設けてある請求項１、２記載の粉粒体の計
量供給装置。 - 【請求項４】 粉粒体の投入装置には複数個の流樋が設
けられていて選択的に流樋より所望の種類の粉粒体を所
定量投入できるようになっている請求項１、２、３記載
の粉粒体の計量供給装置。
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