JP3486094B2 - 電動機用ブラシ保持装置とその装置におけるブラシ保持枠の組付方法 - Google Patents

電動機用ブラシ保持装置とその装置におけるブラシ保持枠の組付方法

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JP3486094B2
JP3486094B2 JP07432998A JP7432998A JP3486094B2 JP 3486094 B2 JP3486094 B2 JP 3486094B2 JP 07432998 A JP07432998 A JP 07432998A JP 7432998 A JP7432998 A JP 7432998A JP 3486094 B2 JP3486094 B2 JP 3486094B2
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fixing
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    • HELECTRICITY
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    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、ブラシからの又は
ブラシへの電流を導く可撓性導電部材が導き出される導
出穴を有するブラシ保持枠と、このブラシ保持枠の両側
下部が固定される基板とを備えた電動機用のブラシ保持
装置と、そのブラシ保持枠を基板に固定するための電動
機用ブラシ保持装置におけるブラシ保持枠の組付方法と
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電動機用ブラシ保持装置として、
例えば、実開平3−18658号公報の第1図乃至第3
図に開示されているようなものがある。これを本願に添
付の図10及び図11において説明する。図中の符号1
はブラシ、2はブラシを保持するブラシ保持枠、3はブ
ラシからの又はブラシへの電流を導くピッグテールと呼
ばれる可撓性導電部材、4は可撓性導電部材が導き出さ
れる保持枠に穿たれた導出穴、5はブラシ保持枠が固定
される基板、6は基板に植設された固定用かしめ爪、7
はかしめ爪が通される保持枠の穴である。これに示され
る従来のブラシ保持枠2は、その両側下部に設けられた
穴7にかしめ爪6が下から収まるように、基板5の上方
からブラシ保持枠の底を基板面に乗せてから、かしめ爪
を適当に折り曲げたり打突して「かしめる」ことによっ
て、ブラシ保持枠1を基板5に固定する手法が採られて
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな固定手法では、図12に示すように、かしめ爪6が
かしめられる固定部位の真上に、ブラシ1からのピッグ
テールと呼ばれる可撓性導電部材3が通るため、鋼板で
ある基板5を切り起こして設けられたかしめ爪6にこの
可撓性導電部材3が接触してショート事故を起こす虞れ
があった。このため、可撓性導電部材3の、少なくと
も、この固定部位に触れる長さ範囲を絶縁チューブ8で
被覆するという作業が強いられていた上、絶縁チューブ
8という余計な部材が必要なためコスト高となってい
た。
【0004】又、ブラシ保持枠2は、かしめ爪6を折り
曲げたり、かしめたりして固定されていたが、この種の
ブラシ保持枠2は合成樹脂製のため、打突しての固定作
業の際にブラシ保持枠2やその固定部位に変形を生じさ
せたり、破損させたりする事故が少なくなかった。他
方、かかる事故を避けようとして固定作業をすると、不
安定な据え付けとなり、しっかりとした固定ができな
い、という問題を生じた。尚、ブラシ保持枠は絶縁性の
高い合成樹脂で成型されている。本発明はかかる不都合
や問題を解決するためになされたもので、絶縁チューブ
を必要とせず、又、ブラシ保持枠を変形させたり破損さ
せたりすることなく、確実に所定位置に固定することが
できる電動機用ブラシ保持装置とその装置におけるブラ
シ保持枠の組付方法の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ブラ
シからの又はブラシへの電流を導く可撓性導電部材が導
き出される導出穴を有するブラシ保持枠と、ブラシ保持
枠の両側下部が固定される基板とを備えたブラシ保持装
置において、上記ブラシ保持枠の両側下部の固定部位を
覆うよう上記導出穴より下方のブラシ保持枠に被覆部を
設けたことを特徴とする。
【0006】請求項2の発明は、ブラシからの又はブラ
シへの電流を導く可撓性導電部材が導き出される導出穴
を有するブラシ保持枠と、ブラシ保持枠が固定される基
板とを備えたブラシ保持装置において、上記基板面と底
面が接するよう上記ブラシ保持枠の両側下部に突出形成
された側縁部と、この側縁部の断面形状に略相応する凹
部を有し、この凹部が相対するよう上記基板面に上記ブ
ラシ保持枠の幅に応じた間隔を隔てて起立された一対の
固定部とから成り、この両固定部の間へ上記ブラシ保持
枠が上記基板面に滑るように差し込まれ、ブラシ保持枠
の両側の側縁部をそれぞれ両側に位置する固定部の凹部
に嵌合させる固定手段を備え、当該固定手段の固定部と
側縁部との嵌合状態において当該固定部を覆うよう上記
導出穴より下方のブラシ保持枠に被覆部を設けたことを
特徴とする。
【0007】請求項3の発明は、ブラシからの又はブラ
シへの電流を導く可撓性導電部材が導き出される導出穴
を有するブラシ保持枠と、複数のブラシ保持枠がそのブ
ラシ先端を中心に向けて環状に配置されて固定される基
板とを備えたブラシ保持装置において、上記基板面と底
面が接するよう上記ブラシ保持枠の両側下部に突出形成
された側縁部と、この側縁部の断面形状に略相応する凹
部を有し、この凹部が相対するよう上記基板面に上記ブ
ラシ保持枠の幅に応じた間隔を隔てて起立された一対の
固定部とから成り、この両固定部の間へ上記ブラシ保持
枠が上記基板面に滑るように差し込まれ、ブラシ保持枠
の両側の側縁部をそれぞれ両側に位置する固定部の凹部
に嵌合させる固定手段と、上記固定部と側縁部との嵌合
状態において嵌まり合うブラシ保持枠の底面側に設けら
れた突部と基板に設けられた受穴部とから成る位置決め
手段と、位置決めされたブラシ保持枠の係合部位に当接
するよう基板に可撓可能に設けられた移動規制部とを備
えたことを特徴とする。
【0008】請求項4の発明は、ブラシからの又はブラ
シへの電流を導く可撓性導電部材が導き出される導出穴
を有するブラシ保持枠と、複数のブラシ保持枠がそのブ
ラシ先端を中心に向けて環状に配置されて固定される基
板とを備えたブラシ保持装置において、上記基板面と底
面が接するよう上記ブラシ保持枠の両側下部に突出形成
された側縁部と、この側縁部の断面形状に略相応する凹
部を有し、この凹部が相対するよう上記基板面に上記ブ
ラシ保持枠の幅に応じた間隔を隔てて起立された一対の
固定部とから成り、この両固定部の間へ上記ブラシ保持
枠が上記基板面に滑るように差し込まれ、ブラシ保持枠
の両側の側縁部をそれぞれ両側に位置する固定部の凹部
に嵌合させる固定手段と、当該固定手段の固定部と側縁
部との嵌合状態において当該固定部を覆うよう上記導出
穴より下方のブラシ保持枠に設けられた被覆部と、上記
固定部と側縁部との嵌合状態において嵌まり合うブラシ
保持枠の底面側に設けられた突部と基板に設けられた受
穴部とから成る位置決め手段と、位置決めされたブラシ
保持枠の係合部位に当接するよう基板に可撓可能に設け
られた移動規制部とを備えたことを特徴とする。
【0009】請求項5の方法の発明は、ブラシからの又
はブラシへの電流を導く可撓性導電部材が導き出される
導出穴を有するブラシ保持枠と、複数のブラシ保持枠が
そのブラシ先端を中心に向けて環状に配置されて固定さ
れる基板とを備えたブラシ保持装置において、上記基板
面と底面が接するよう上記ブラシ保持枠の両側下部に突
出形成された側縁部と、この側縁部の断面形状に略相応
する凹部を有し、この凹部が相対するよう上記基板面に
上記ブラシ保持枠の幅に応じた間隔を隔てて起立された
一対の固定部とから成り、この両固定部の間へ上記ブラ
シ保持枠が上記基板面に滑るように差し込まれ、ブラシ
保持枠の両側の側縁部をそれぞれ両側に位置する固定部
の凹部に嵌合させる固定手段と、上記固定部と側縁部と
の嵌合状態において嵌まり合うブラシ保持枠の底面側に
設けられた突部と基板に設けられた受穴部とから成る位
置決め手段と、位置決めされたブラシ保持枠の係合部位
に当接するよう基板に可撓可能に設けられた移動規制部
とを備えた電動機用ブラシ保持装置におけるブラシ保持
枠の組付方法において、先ず、上記ブラシ保持枠を基板
外縁から基板中心に向け、ブラシ保持枠の底面側の突部
を基板の受穴部に嵌めながら、上記固定手段の両固定部
の間へブラシ保持枠の底面を基板面に滑らせるように差
し込み、ブラシ保持枠の両側の側縁部をそれぞれ両側に
位置する固定部の凹部に嵌合させて固定し、次に、上記
移動規制部の先端をブラシ保持枠の側面側の所定部位に
当接させることにより、ブラシ保持枠を組付けることを
特徴とする。
【0010】請求項6の発明は、請求項2乃至請求項4
のいずれかに記載の電動機用ブラシ保持装置において、
一対の固定部は基板を打ち抜いて基板面上へ起立された
板状突起であり、固定部の凹部は、当該板状突起を互い
に相対する方向へ曲げた形に形成されたことを特徴とす
る。
【0011】請求項7の発明は、請求項2又は請求項4
に記載の電動機用ブラシ保持装置において、受け穴部
は、基板外縁の外に向けて開口する切欠穴であって、ブ
ラシ保持枠の突部に接して、当該ブラシ保持枠が基板に
組付けられる際、基板面を滑るブラシ保持枠を基板の中
心方向へ案内する案内縁部を有することを特徴とする。
【0012】請求項8の発明は、請求項3、又は請求項
4に記載の電動機用ブラシ保持装置において、ブラシ保
持枠の係合部位はブラシ保持枠に形成された側縁部の基
板外縁を向いた端部、又は、ブラシ保持枠に形成された
被覆部の基板外縁を向いた端部であることを特徴とす
る。
【0013】請求項9の発明は、請求項3、又は請求項
4に記載の電動機用ブラシ保持装置において、移動規制
部は基板を打ち抜いて形成された板状部材であることを
特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図1乃至図9に示
す実施の形態に基づいて説明する。先ず、ブラシ保持装
置を図1の平面図、図2のブラシ保持枠の断面図におい
て説明する。図中の符号1は電動機の整流子に先端側が
当接されるブラシ、2は絶縁性の高い合成樹脂にて成型
されたブラシ保持枠、3はブラシ1からの又はブラシへ
の電流を導くピッグテールとも呼ばれる可撓性導電部材
であり、この可撓性導電部材3はブラシ保持枠2の側面
に設けられた導出穴4から導き出されている。5はブラ
シ保持枠2が組付けられて固定される基板である。この
実施の形態で示すブラシ保持装置は、ブラシ1の先端を
基板5の中心に向けて4つのブラシ保持枠2が基板5の
基板面に環状に配置され、各ブラシ保持枠2の両側下部
が基板5にそれぞれ固定されている。
【0015】次に、ブラシ保持枠2を基板5に組付けて
固定する固定手段を図3乃至図6において説明する。図
3はブラシ保持枠の正面図、図4はその平面図、図5は
その右側面図である。又、図6は基板の平面図、図7は
図6のA−A断面図である。これらの図から分かるよう
に、ブラシ保持枠2の両側下部には、基板5の平面即ち
基板面と底面が接するよう側縁部9、9が突出形成され
ている。これは、後述する基板5への固定における受部
として機能するものであるが、図示のように、側縁部9
は、その突出方向に幅を持たせ、ブラシ保持枠2の側面
の長さ方向に適度に延在させて形成する方が、ブラシ保
持枠2の基板面と接する当接面積が拡大して、据え付け
の安定性が得られる。
【0016】他方、基板5の基板面には、ブラシ保持枠
2の両側下部に突出形成された左右の両側縁部9、9に
対して、ブラシ保持枠2の底面の幅(両側縁部9、9の
幅も含む)に丁度相応する間隔を隔てて一対の固定部1
0、10が起立させられている。この一対の固定部1
0、10が互いに相対する側の基板面に接する下部に
は、側縁部9をその幅方向、即ち、側縁部8の突出方向
の、少なくとも先端側の上縁の一部を受け入れて、その
上方から押さえ込む形状となるような凹部11を設けて
いる。この実施の形態に示す凹部11は、基板5を打ち
抜いて基板面上へ起立された板状突起を互いに相対する
方向へ指を曲げた形に曲げて形成されている。
【0017】このように固定手段は、ブラシ保持枠2に
設けた側縁部9、9と基板5に設けた一対の固定部1
0、10の凹部11、11とから成る構成のもので、両
固定部10、10の間へ、ブラシ保持枠2が、その底面
を基板面に合せて滑り込むように差し込まれ、ブラシ保
持枠2の両側の側縁部9、9を、それぞれ両側に位置す
る固定部10、10の凹部11、11に嵌合させて固定
する。この実施の形態では、側縁部9、9と凹部11、
11とをしっかりと嵌合させるため、当該凹部11、1
1は側縁部9、9の断面形状に略相応させた形としてい
る。この固定手段によって、少なくとも、ブラシ保持枠
2の左右方向即ち円形の基板5の円方向へのズレや横揺
れ等の動きや、基板面に垂直な方向への上下動を確実に
阻止できる。
【0018】次に、ブラシ保持枠2の基板5への組付け
位置を決める位置決め手段を図3、図5、図6において
説明する。この位置決め手段は、ブラシ保持枠2の底面
側に設けられた突部12と基板5に設けられた受穴部1
3とから成る。実施の形態に示す突部12は、図3、図
5から分かるように四角形状にして、ブラシ保持枠2の
底面から下方に向けて基板5の板厚に相応する長さ分突
設してある。他方、基板5の受穴部13は、この四角形
状の突部12が丁度嵌まり込むように、基板5の外縁の
外に向けて開口するコ字形に切り欠かれた切欠穴として
ある。
【0019】この切欠穴には、ブラシ保持枠2の突部1
2の縁に接して、当該ブラシ保持枠2が基板5に組付け
られる際、基板面を滑るブラシ保持枠2が基板5の中心
方向へ進むよう、その進行方向を案内する案内縁部14
が形成されている。即ち、ブラシ保持枠2を、基板5に
設けられた一対の固定部10、10の間へ向けて、保持
枠2の底面を基板面に合せて滑り込むように差し込んで
行く際、上記突部12の滑り方向に向いた2辺の縁をガ
イドとして機能させている。
【0020】この受穴部としての切欠穴の基板外縁から
基板中心側へ向かう切り込みの深さは、差し込まれて行
くブラシ保持枠2の側縁部9が基板5の固定部10に嵌
合し、整流子に対するブラシ先端が適正位を占める位置
となる深さに設定するのが好ましい。この位置決め手段
によってブラシ保持枠2の基板5への所定の組付け固定
位置が容易に定められるので、組付け精度や作業能率の
向上が図れる。又、位置決め手段をこの実施の形態のよ
うに構成すれば、それぞれ四角形に形成された突部12
と受穴部13との嵌合により、基板5の周方向と、中心
方向へのズレや移動等の動きを確実に阻止することがで
きる。
【0021】以上のようにして基板5に位置決めされ、
その所定位置に組付けられたブラシ保持枠2において
も、図1、及び図2から推測されるように、ブラシ保持
枠2の側縁部9、9のそれぞれ一部を押し込むように覆
っている基板5の固定部10、10の占める固定部位
が、丁度、ブラシ保持枠2の導出穴4から導き出された
ブラシ1からの可撓性導電部材3が延在させられる通路
のほぼ真下に当たることとなり、鋼板である基板5に植
設した固定部10との接触によりショート事故を引き起
こす虞れがある。
【0022】このため、本発明では、ブラシ保持枠2の
両側下部の上記固定部位を覆うよう導出穴4より下方の
ブラシ保持枠2の側面に被覆部15を突設してある。こ
の実施の形態に示す被覆部15は長方形の板を水平方向
に庇状に突出させた形に形成してるが、勿論、この形態
に限定されるものではない。要は、ピッグテールと呼ば
れる可撓性導電部材3を固定部10や基板5との接触を
断つ形態のものであればよい。ブラシ保持枠2は一般に
絶縁性の高い合成樹脂を射出成型にて製造するものであ
るから、上記のような被覆部15を形成するためのコス
トはほとんど無視できる。従って、絶縁チューブ8自体
のコスト及びこれで被覆する作業コストに比べれば比較
にならない程のコスト低減を図ることができる。
【0023】次に、移動規制部を図1、図2、及び図
8、図9に基づいて説明する。移動規制部16は、ブラ
シ保持枠2の移動を阻止させるもので、基板5に位置決
めされたブラシ保持枠2の所望の係合部位に当接させら
れることで、少なくとも、このブラシ保持枠2を基板5
の外縁方向への移動を阻止する機能を果している。実施
の形態に示す移動規制部16は基板5を打ち抜いて、必
要に応じて基板面から引き起こすことができるよう形成
された板状部材である。
【0024】この移動規制部16としての板状部材は、
ブラシ保持枠2に形成された側縁部9の基板5の外縁を
向いた端部17(図4)を係合部位としているが、ブラ
シ保持枠2に形成された被覆部15を基板5の外縁を向
いた方向へ図示の側縁部9と同様に引き延ばして延在せ
しめ、その端部18を係合部位としてもよい。勿論、係
合部位はここに示す部位に限らず、例えば、ブラシ保持
枠2の側面の適当部位に、凹部或いは凸部の係合可能部
位を形成し、これを係合部位としてもよい。ブラシ保持
枠2は合成樹脂の射出成型品であるから、このような係
合部位はコストを掛けずに容易に設けることができる。
【0025】尚、この実施の形態では、移動規制部16
は1つであるが、勿論、適当部位に別に複数設けること
もできる。しかし、この実施の形態に示すような固定手
段や位置決め手段と共に設ける場合には、これらの作用
効果と相俟って、ブラシ保持部材に対する一点だけでの
圧接であるにも拘わらず、ブラシ保持枠の前後左右或い
は上下方向への動きを効果的に封じる作用効果を発揮し
ている。
【0026】次に、電動機用ブラシ保持装置における基
板へのブラシ保持枠の組付方法について説明する。先
ず、ブラシ1先端を基板5の中心方向へ向けた状態に
て、ブラシ保持枠2を基板5の外縁から基板5の中心方
向へ向けて、ブラシ保持枠2の底面側の突部12を基板
5の受穴部13に嵌めながら、固定手段の両固定部1
0、10の間へブラシ保持枠2の底面を基板面に滑らせ
るように差し込み、ブラシ保持枠2の両側の側縁部9、
9をそれぞれ両側に位置する固定部の凹部11、11に
嵌合させて固定する。しかる後、移動規制部16の先端
をブラシ保持枠2の側面側の係合部位に当接させること
により、ブラシ保持枠2は強固に組付けられる。これに
より、少なくとも、基板5の表面における上下方向の動
きと基板5の周方向への動きが固定部10にて阻止され
ると共に、基板5の径方向の動きがこの移動規制部によ
って阻止されることになる。
【0027】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、ピッグテール
と呼ばれる可撓性導電部材への絶縁チューブの被覆が必
要なくなるので、部品点数が削減され、絶縁チューブ自
体のコスト及びこれを被覆する作業コストが無用となる
だけでなく、一つの製造作業工程を省くことができるの
で作業能率の向上を図ることができ、しかも、コストを
大幅に低減できる。
【0028】請求項2の発明によれば、上記した請求項
1の発明の作用効果に加え、ブラシ保持枠の基板への固
定に当たり、かしめ作業が必要なくなるので、固定作業
が迅速かつ容易にして確実に行えると共に、かしめ作業
に伴うブラシ保持枠の破損による不経済を解消すること
ができる。
【0029】請求項3の発明によれば、ブラシ保持枠の
基板への固定に当たり、かしめ作業が必要なくなるの
で、固定作業が迅速且つ容易にして確実に行えると共
に、かしめ作業に伴うブラシ保持枠の破損による不経済
を解消することができる。又、位置決め手段により、組
付け位置が容易に定まるので固定作業を迅速且つ容易に
行える。又、移動規制手段により、固定手段や位置決め
手段の作用効果と相俟って、ブラシ保持部材に対する一
点だけでの圧接であるにも拘わらず、ブラシ保持枠の前
後左右或いは上下方向への動きを効果的に封じることが
できる。
【0030】請求項4の発明によれば、ピッグテールと
呼ばれる可撓性導電部材への絶縁チューブの被覆が必要
なくなるので、部品点数が削減され、絶縁チューブ自体
のコスト及びこれを被覆する作業コストが無用となるだ
けでなく、一つの製造作業工程を省くことができるので
作業能率の向上を図ることができ、しかも、コストを大
幅に低減できる。又、ブラシ保持枠の基板への固定に当
たり、かしめ作業が必要なくなるので、固定作業が迅速
且つ容易に行えると共に、かしめ作業に伴うブラシ保持
枠の破損による不経済を解消することができる。又、位
置決め手段により、組付け位置が容易に定まるので固定
作業が迅速且つ容易にして確実に行える。又、移動規制
手段により、固定手段や位置決め手段の作用効果と相俟
って、ブラシ保持部材に対する一点だけでの圧接である
にも拘わらず、ブラシ保持枠の前後左右或いは上下方向
への動きを効果的に封じることができる。
【0031】請求項5の発明によれば、ブラシ保持枠の
基板への組付固定に当たり、かしめ作業を必要とせず、
より確実且つ安定に固定することができる。又、位置決
め手段により組付け位置が容易に定まるので固定作業が
迅速且つ容易に行える。又、かしめ作業に伴うブラシ保
持枠の破損による不経済をも解消できる。
【0032】請求項6の発明によれば、請求項2乃至請
求項4のいずれかに記載の電動機用ブラシ保持装置にお
いて、その固定部は、別途特別な部材を必要とせず、比
較的容易且つ低コストにて形成することできる。
【0033】請求項7の発明によれば、請求項2乃至請
求項4に記載の電動機用ブラシ保持装置においては、ブ
ラシ保持枠の基板への組付けに際して、組付け位置や方
向が容易に定まるので、組付け作業を迅速且つ容易に行
うことができる。
【0034】請求項8の発明によれば、請求項3又は請
求項4のいずれかに記載の電動機用ブラシ保持装置にお
いて、ブラシ保持枠側の係合部位として既設の側縁部や
被覆部の端部を活用するものであるから、係合部位とし
て別途の設備を設ける必要がなく、製造コストを削減で
きる。
【0035】請求項9の発明によれば、請求項3又は請
求項4のいずれかに記載の電動機用ブラシ保持装置にお
いて、その移動規制部は、別途特別な部材を必要とせ
ず、比較的容易且つ低コストにて形成することできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態を示す平面図である。
【図2】 ブラシがセットされて基板に組付けられたブ
ラシ保持枠の正面図である。
【図3】 ブラシ保持枠の正面図である。
【図4】 ブラシ保持枠の平面図である。
【図5】 ブラシ保持枠の側面図である。
【図6】 基板の平面図である。
【図7】 図6のA−A断面図である。
【図8】 移動規制部が引き起こされた状態を示す図で
ある。
【図9】 移動規制部がブラシ保持枠へ当接された状態
を示す図である。
【図10】 従来のブラシ保持装置の平面図である。
【図11】 従来のブラシ保持枠と基板との分解斜視図
である。
【図12】 従来のブラシ保持枠の固定部とピッグテー
ルとの位置関係を示す図である。
【符号の説明】
1 ブラシ、2 ブラシ保持枠、3 可撓性電動部材、
4 導出穴、5 基板、9 側縁部、10 固定部、1
1 凹部、12 突部、13 受穴部、14案内縁、1
5 被覆部、16 移動規制部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−67296(JP,A) 特開 平8−124645(JP,A) 特開 平8−317606(JP,A) 実開 昭62−78060(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 13/00

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブラシからの又はブラシへの電流を導く
    可撓性導電部材が導き出される導出穴を有するブラシ保
    持枠と、ブラシ保持枠の両側下部が固定される基板とを
    備えたブラシ保持装置において、 上記ブラシ保持枠の両側下部の固定部位を覆うよう上記
    導出穴より下方のブラシ保持枠に被覆部を設けたことを
    特徴とする電動機用ブラシ保持装置。
  2. 【請求項2】 ブラシからの又はブラシへの電流を導く
    可撓性導電部材が導き出される導出穴を有するブラシ保
    持枠と、ブラシ保持枠が固定される基板とを備えたブラ
    シ保持装置において、 上記基板面と底面が接するよう上記ブラシ保持枠の両側
    下部に突出形成された側縁部と、この側縁部の断面形状
    に略相応する凹部を有し、この凹部が相対するよう上記
    基板面に上記ブラシ保持枠の幅に応じた間隔を隔てて起
    立された一対の固定部とから成り、この両固定部の間へ
    上記ブラシ保持枠が上記基板面に滑るように差し込ま
    れ、ブラシ保持枠の両側の側縁部をそれぞれ両側に位置
    する固定部の凹部に嵌合させる固定手段を備え、 当該固定手段の固定部と側縁部との嵌合状態において当
    該固定部を覆うよう上記導出穴より下方のブラシ保持枠
    に被覆部を設けたことを特徴とする電動機用ブラシ保持
    装置。
  3. 【請求項3】 ブラシからの又はブラシへの電流を導く
    可撓性導電部材が導き出される導出穴を有するブラシ保
    持枠と、複数のブラシ保持枠がそのブラシ先端を中心に
    向けて環状に配置されて固定される基板とを備えたブラ
    シ保持装置において、 上記基板面と底面が接するよう
    上記ブラシ保持枠の両側下部に突出形成された側縁部
    と、この側縁部の断面形状に略相応する凹部を有し、こ
    の凹部が相対するよう上記基板面に上記ブラシ保持枠の
    幅に応じた間隔を隔てて起立された一対の固定部とから
    成り、この両固定部の間へ上記ブラシ保持枠が上記基板
    面に滑るように差し込まれ、ブラシ保持枠の両側の側縁
    部をそれぞれ両側に位置する固定部の凹部に嵌合させる
    固定手段と、 上記固定部と側縁部との嵌合状態において嵌まり合うブ
    ラシ保持枠の底面側に設けられた突部と基板に設けられ
    た受穴部とから成る位置決め手段と、 位置決めされたブラシ保持枠の係合部位に当接するよう
    基板に可撓可能に設けられた移動規制部とを備えたこと
    を特徴とする電動機用ブラシ保持装置。
  4. 【請求項4】 ブラシからの又はブラシへの電流を導く
    可撓性導電部材が導き出される導出穴を有するブラシ保
    持枠と、複数のブラシ保持枠がそのブラシ先端を中心に
    向けて環状に配置されて固定される基板とを備えたブラ
    シ保持装置において、 上記基板面と底面が接するよう
    上記ブラシ保持枠の両側下部に突出形成された側縁部
    と、この側縁部の断面形状に略相応する凹部を有し、こ
    の凹部が相対するよう上記基板面に上記ブラシ保持枠の
    幅に応じた間隔を隔てて起立された一対の固定部とから
    成り、この両固定部の間へ上記ブラシ保持枠が上記基板
    面に滑るように差し込まれ、ブラシ保持枠の両側の側縁
    部をそれぞれ両側に位置する固定部の凹部に嵌合させる
    固定手段と、 当該固定手段の固定部と側縁部との嵌合状態において当
    該固定部を覆うよう上記導出穴より下方のブラシ保持枠
    に設けられた被覆部と、 上記固定部と側縁部との嵌合状態において嵌まり合うブ
    ラシ保持枠の底面側に設けられた突部と基板に設けられ
    た受穴部とから成る位置決め手段と、 位置決めされたブラシ保持枠の係合部位に当接するよう
    基板に可撓可能に設けられた移動規制部とを備えたこと
    を特徴とする電動機用ブラシ保持装置。
  5. 【請求項5】 ブラシからの又はブラシへの電流を導く
    可撓性導電部材が導き出される導出穴を有するブラシ保
    持枠と、複数のブラシ保持枠がそのブラシ先端を中心に
    向けて環状に配置されて固定される基板とを備えたブラ
    シ保持装置において、 上記基板面と底面が接するよう
    上記ブラシ保持枠の両側下部に突出形成された側縁部
    と、この側縁部の断面形状に略相応する凹部を有し、こ
    の凹部が相対するよう上記基板面に上記ブラシ保持枠の
    幅に応じた間隔を隔てて起立された一対の固定部とから
    成り、この両固定部の間へ上記ブラシ保持枠が上記基板
    面に滑るように差し込まれ、ブラシ保持枠の両側の側縁
    部をそれぞれ両側に位置する固定部の凹部に嵌合させる
    固定手段と、 上記固定部と側縁部との嵌合状態において嵌まり合うブ
    ラシ保持枠の底面側に設けられた突部と基板に設けられ
    た受穴部とから成る位置決め手段と、 位置決めされたブラシ保持枠の係合部位に当接するよう
    基板に可撓可能に設けられた移動規制部とを備えた電動
    機用ブラシ保持装置におけるブラシ保持枠の組付方法に
    おいて、 先ず、上記ブラシ保持枠を基板外縁から基板中心に向
    け、ブラシ保持枠の底面側の突部を基板の受穴部に嵌め
    ながら、上記固定手段の両固定部の間へブラシ保持枠の
    底面を基板面に滑らせるように差し込まれ、ブラシ保持
    枠の両側の側縁部をそれぞれ両側に位置する固定部の凹
    部に嵌合させて固定し、 次に、上記移動規制部の先端をブラシ保持枠の側面側の
    所定部位に当接させることにより、ブラシ保持枠を組付
    けることを特徴とする電動機用ブラシ保持装置における
    ブラシ保持枠の組付方法。
  6. 【請求項6】 一対の固定部は基板を打ち抜いて基板面
    上へ起立された板状突起であり、固定部の凹部は、当該
    板状突起を互いに相対する方向へ曲げた形に形成された
    ことを特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれかに記
    載の電動機用ブラシ保持装置。
  7. 【請求項7】 受穴部は、基板外縁の外に向けて開口す
    る切欠穴であって、ブラシ保持枠の突部に接して、当該
    ブラシ保持枠が基板に組付けられる際、基板面を滑るブ
    ラシ保持枠を基板の中心方向へ案内する案内縁部を有す
    ることを特徴とする請求項2又は請求項4に記載の電動
    機用ブラシ保持装置。
  8. 【請求項8】 ブラシ保持枠の係合部位はブラシ保持枠
    に形成された側縁部の基板外縁を向いた端部、又は、ブ
    ラシ保持枠に形成された被覆部の基板外縁を向いた端部
    であることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の
    電動機用ブラシ保持装置。
  9. 【請求項9】 移動規制部は基板を打ち抜いて形成され
    た板状部材であることを特徴とする請求項3又は請求項
    4に記載の電動機用ブラシ保持装置。
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