JP3483703B2 - 選局装置 - Google Patents

選局装置

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JP3483703B2
JP3483703B2 JP13484196A JP13484196A JP3483703B2 JP 3483703 B2 JP3483703 B2 JP 3483703B2 JP 13484196 A JP13484196 A JP 13484196A JP 13484196 A JP13484196 A JP 13484196A JP 3483703 B2 JP3483703 B2 JP 3483703B2
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  • Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は周波数シンセサイザ
方式の選局装置のオートプリセット処理に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的な周波数シンセサイザ方式の選局
装置をもつテレビジョン受像機の構成を示すブロック図
を図2に示す。この図2においてユーザー入力装置20
6から選局信号が入力されると、選局用マイクロコンピ
ューター(以下、選局マイコンと略記)207は各チャ
ンネルに対応したあらかじめメモリ208に記憶された
周波数を呼び出し、これに適合したバンドデータをチュ
ーナー202へ出力し、チューナー202はアンテナ2
01から入力されたテレビジョン放送の中から特定の信
号を選択、周波数変換し、映像中間周波回路203によ
って増幅、検波して映像増幅回路204、音声増幅回路
205へ出力される。なお、メモリ208はROM(リ
ードオンリーメモリ)で構成されている。
【0003】このとき、チューナー202を構成する局
部発信回路の発信周波数が周囲の温度や電源電圧の変動
などの原因から正規発信周波数からズレを生じるため、
映像中間周波回路203から出力される自動周波数調整
出力(以下AFT信号と略記)、同期検出信号(以下S
YNC信号と略記)を用いてバンドデータを選局マイコ
ン207によって修正し出力するAFT処理が行われ
る。AFT処理にはさらに、受信したチャンネルの放送
信号が無い場合にそれを検知する処理が含まれる。
【0004】前記のような選局装置をもつテレビジョン
受像機のなかに、放送信号の有無をサーチして放送信号
の有るチャンネル(以下使用チャンネルと略記)と放送
信号の無いチャンネル(以下未使用チャンネルと略記)
を自動探局するオートプリセット機能を持っているもの
がある。
【0005】オートプリセット機能は、ユーザー入力装
置206上のオートプリセットキーが押されることによ
り実行され、全チャンネルにおいて上記受信処理によっ
て使用チャンネルか未使用チャンネルかを判断され、使
用チャンネルであった場合には、そのチャンネルに対応
したメモリ領域に局ありフラグが立てられる。このオー
トプリセット機能を兼ね備えることによりユーザーはユ
ーザー入力装置206上のチャンネルアップキー、チャ
ンネルダウンキーを操作することによって次、または前
の使用チャンネルを容易に選局できる。
【0006】また、テレビジョン受像機にビデオ機能を
加えた機種や、画面に複数の放送を表示する親子画面表
示機能を有する機種が多数開発されており、このような
機種の特徴としてはチューナー、映像中間周波回路を複
数持つことが挙げられる。
【0007】一方、放送局数は年々増加傾向にあり、例
えばケーブルテレビジョンにおける放送局数は数百チャ
ンネルにも及んでいる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した一般的な周波
数シンセサイザ方式の選局装置をもつテレビジョン受像
機におけるオートプリセット機能には、チャンネル数の
増加に伴い、オートプリセット処理に費やす時間が増加
しオートプリセット処理を実行している間、ユーザーが
希望の番組を視聴することができないという問題点があ
った。
【0009】また、オートプリセット処理を実行してい
る間、ユーザーが希望の番組を視聴することができない
という点からオートプリセット機能は購入時に一度実行
されるに留まり、短期的に使用チャンネルが変化した場
合等に、この機能の特徴が十分に利用されていなかっ
た。
【0010】これはチューナー、映像中間周波回路を複
数持つテレビジョン受像機においても同様であり、使用
されていないチューナー、映像中間周波回路を用いてユ
ーザーが知覚することなくオートプリセット処理の実行
をするような工夫がされていなかった。
【0011】本発明はこのような点に鑑みなされたもの
であって、オートプリセット処理を実行している間でも
ユーザーが希望の番組を視聴することを可能にし、さら
にオートプリセット機能の特徴を十分に利用できる装置
を開発することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】第1の本発明による選局
装置は、テレビジョン高周波信号を周波数変換するチュ
ーナーと、該チューナーからの出力を検波、増幅する映
像中間周波回路とを複数有する周波数シンセサイザ方式
の選局装置において、ユーザーにより現在使用中の状態
に設定されていないチューナー、映像中間周波回路を用
いて、ユーザーに知覚されることなく、全チャンネルの
放送信号の有無をサーチし、チャンネルごとの放送信号
の有無に関する検出結果を不揮発性メモリに書き込むオ
ートプリセット処理を実行する機能を有することを特徴
とする。
【0013】第2の本発明による選局装置は、周波数シ
ンセサイザ方式の選局装置において、ユーザーによって
選局され受信処理を行ったチャンネルの放送信号の有無
に関する検出結果と、オートプリセット処理によって不
揮発性メモリに記憶された当該チャンネルの放送信号の
有無を示す情報と、の比較結果をもとに、該比較結果が
不一致であった場合に、ユーザーのオートプリセットキ
ー操作無しで、全チャンネルの放送信号の有無をサーチ
し、チャンネルごとの放送信号の有無に関する検出結果
前記不揮発性メモリに書き込むオートプリセット処理
が実行される機能を有することを特徴とする。
【0014】第3の本発明による選局装置は、周波数シ
ンセサイザ方式の選局装置において、選局用マイクロコ
ンピューター内のタイマーを用いて、予め定めた時間帯
にある間、予め設定した一定の時間間隔で、ユーザーの
オートプリセットキー操作無しで、全チャンネルの放送
信号の有無をサーチし、チャンネルごとの放送信号の有
無に関する検出結果を不揮発性メモリに書き込むオート
プリセット処理が実行される機能を有することを特徴と
する。
【0015】 第4の本発明による選局装置は、テレビ
ジョン高周波信号を周波数変換するチューナーと、該チ
ューナーからの出力を検波、増幅する映像中間周波回路
とを複数有する周波数シンセサイザ方式の選局装置にお
いて、ユーザーにより現在使用中の状態に設定されてい
ないチューナー、映像中間周波回路を用いている選局装
置において、ユーザーによって選局され受信処理を行っ
たチャンネルの放送信号の有無に関する検出結果と、オ
ートプリセット処理によって前記不揮発性メモリに記憶
された当該チャンネルの放送信号の有無を示す情報と、
を比較して、該比較の結果が不一致であった場合に、ユ
ーザーのオートプリセットキー操作無しで、全チャンネ
ルの放送信号の有無をサーチし、チャンネルごとの放送
信号の有無に関する検出結果を前記不揮発性メモリに書
き込むオートプリセット処理が実行される機能を有する
ことを特徴とする。
【0016】 第5の本発明による選局装置は、テレビ
ジョン高周波信号を周波数変換するチューナーと、該チ
ューナーからの出力を検波、増幅する映像中間周波回路
とを複数有する周波数シンセサイザ方式の選局装置にお
いて、ユーザーにより現在使用中の状態に設定されてい
ないチューナー、映像中間周波回路を用いている選局装
置において、選局用マイクロコンピューター内のタイマ
ーを用いて、予め定めた時間帯にある間、予め設定した
一定の時間間隔で、ユーザーのオートプリセットキー操
作無しで、全チャンネルの放送信号の有無をサーチし、
チャンネルごとの放送信号の有無に関する検出結果を前
記不揮発性メモリに書き込むオートプリセット処理が実
行される機能を有することを特徴とする。第6の本発明
による選局装置は、周波数シンセサイザ方式の選局装置
において、ユーザーによって選局され受信処理を行った
チャンネルの放送信号の有無に関する検出結果と、オー
トプリセット処理によって不揮発性メモリに記憶された
当該チャンネルの放送信号の有無を示す情報と、の比較
結果をもとに、該比較結果が不一致であった場合に、又
は、選局用マイクロコンピューター内のタイマーを用い
て、予め定めた時間帯にある間、予め設定した一定の時
間間隔で、ユーザーのオートプリセットキー操作無し
で、全チャンネルの放送信号の有無をサーチし、チャン
ネルごとの放送信号の有無に関する検出結果を前記不揮
発性メモリに書き込むオートプリセット処理が実行され
る機能を有することを特徴とする。
【0017】オートプリセット処理を実行している間で
もユーザーは希望の番組を見ることが可能であり、チャ
ンネル数の増加に関係なく、ユーザーはオートプリセッ
ト処理実行時に受けていた不快感を解消できる。また
ユーザーがオートプリセット処理を知覚することなく
ユーザーにより選局され受信処理されたチャンネルの放
送信号の有無とオートプリセット時に検出されていた当
該チャンネルの放送信号の有無との比較結果(即ち、相
違が検出されること)により、あるいは、予め定めた時
間帯の間、予め設定した時間間隔で、自動的に実行する
ことにより、キー操作無しにオートプリセット処理を実
行することが可能となる。
【0018】これによって、例えば放送局間の放送開始
・終了時間の差によって短期的に使用チャンネルが変化
する早朝や深夜時においても、ユーザーは容易に使用チ
ャンネルを探局することが可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】実施の形態について図面を参照し
て説明する。図1はチューナー、映像中間周波回路を2
つ有する選局装置のブロック図である。
【0020】ここでチューナーa102、映像中間周波
回路a103を通って映像増幅回路a104、音声増幅
回路a112への経路を経路1、チューナーb105、
映像中間周波回路b106を通って映像増幅回路b10
7、音声増幅回路b113への経路を経路2とする。
【0021】経路1、経路2はそれぞれ従来の技術の項
で示した構成である。映像増幅回路a104、映像増幅
回路b107と接続された映像合成出力回路108はユ
ーザー入力装置116からの指示(位置、大きさなど)
に従って2枚の映像を合成しCRT109へ出力する。
【0022】また音声合成出力回路114はユーザー
入力装置116からの音声増幅回路a112、音声増幅
回路b113のどちらを出力するか、または両方を出力
するかの指示によってそれに対応した信号をスピーカ1
15へ出力する。選局マイコン111内には、チャンネ
ルと周波数の関係を記憶したROM(図示せず)が設け
られている。メモリ110は不揮発性RAMで構成され
ており、このメモリは各チャンネルの使用又は未使用の
情報(即ち、放送信号の有無を示す情報)を記録する。
【0023】ユーザー入力装置116上には、チャンネ
ル番号をダイレクト入力するダイレクトキーとメモリ1
10に記憶された使用チャンネルを受信するアップキー
とダウンキーをチャンネル選局に関係するキーとして持
つ。
【0024】次にオートプリセット処理について説明
する。オートプリセット処理は、ユーザーが経路1また
は経路2のいずれかを使用していない状態で、ユーザー
がユーザー入力装置116上のチャンネル選局に関係す
るキーを操作することによって選局したチャンネルの
信処理が行われた時に、AFT処理における該チャンネ
ルの使用、未使用の結果(即ち、放送信号の有無の検出
結果)とメモリ110に記憶されている当該チャンネル
使用、未使用のデータ(即ち、放送信号の有無デー
タ)とが不一致の場合に実行される。
【0025】該オートプリセット処理は経路1、経路2
うち現在使用していない経路で行われ、CRT10
9、スピーカ115へ出力されずに、各チャンネルで受
信処理が行われ、AFT処理の各チャンネルの使用、未
使用の結果がメモリ110に記憶される。
【0026】あるチャンネルにおける処理を具体的に説
明すると、選局マイコン111が、図示していないRO
Mに記憶している当該チャンネルのバンドデータをユー
ザーによって使用されていない経路上のチューナーへ送
り、映像中間周波回路からの出力であるSYNC信号が
基準値以下の場合には未使用チャンネルと判断しメモリ
110に未使用チャンネルであることを示す情報を書き
込み、SYNC信号が基準値以上であっても、周波数を
微調整しAFT信号が予め定めた設定値範囲内に収まら
なかった場合に未使用チャンネルと判断しメモリ110
に未使用チャンネルであることを示す情報を書き込む。
【0027】また、AFT信号が設定値範囲内に収まっ
た場合には使用チャンネルと判断しメモリ110に使用
チャンネルであることを示す情報を書き込む。この処理
に関するフローチャートを図3に示す。
【0028】図3のフローチャートでは、まずステップ
S301においてSYNC信号を調べる。SYNC信号
が基準値以下の場合にはステップS307においてメモ
リ110にチャンネル無し情報を付加し、そのチャンネ
ルの受信処理を終了後、次チャンネルの受信処理へ移
る。
【0029】ステップS301において基準値を満たし
ていた場合には、ステップS302においてAFT信号
を調べる。AFT信号が設定値範囲内であった場合には
ステップS306においてメモリ110にチャンネル有
り情報を付加し、そのチャンネルの受信処理を終了後、
次チャンネルの受信処理へ移る。
【0030】ステップS302においてAFT信号が設
定値範囲内でない場合には、ステップS303において
AFT信号が設定値範囲より上回っているか、下回って
いるかを判断し、AFT信号が設定値範囲を下回る場合
にはステップS304において周波数を徐々に下げAF
T信号が設定値範囲内に収まるように調整する。
【0031】この調整は設定周波数範囲内で行われ設定
周波数範囲内でAFT信号が設定値範囲内に収まらなか
った場合にはステップS307においてメモリ110に
チャンネル無し情報を付加し、設定値範囲内に収まった
場合にはステップS306においてメモリ110にチャ
ンネル有り情報を付加して、そのチャンネルの受信処理
を終了し次チャンネルの受信処理へ移る。また、ステッ
プS303においてAFT信号が設定値範囲を上回る場
合にはステップS305において周波数を徐々に上げス
テップS304と同様の処理を行なう。
【0032】最後に、この選局装置の使用例について図
1及び図7に基づいて説明する。今、オートプリセット
処理結果がメモリ110に図7のように記憶されてお
り、ユーザーが6チャンネルの番組を視聴しており経路
1のみを使用していたものとすると、選局マイコン11
1はアップキーが押される事によってメモリ110から
7チャンネルが使用チャンネルかどうかの情報を呼び出
す。この使用例の場合、7チャンネルは未使用チャンネ
ルであるため次の8チャンネルを調べ順次使用チャンネ
ルが見つかるまで検索し、次の使用チャンネルである1
0チャンネルが抽出される。
【0033】ここで選局マイコン111は10チャン
ネルの周波数に対応するバンドデータを図示していない
ROMから取り出して、ユーザーが視聴するために使用
しているチューナーa102へ送り、AFT処理を行っ
て受信が完了する。しかし、このAFT処理によって
0チャンネルが未使用チャンネルであると判断される
メモリ110に記憶された内容(10チャンネルは
使用チャンネルであるとの情報)と異なるため自動
に、ユーザーが現在使用していない状態にあるチューナ
ーb105、映像中間周波回路b106を用いてオート
プリセット処理を行う。これを、図5にフローチャート
で示す。
【0034】図5のフローチャートにおいては、まずス
テップS501において受信処理が行われ、使用チャン
ネル、未使用チャンネルの判断が行われる。この判断結
果が未使用チャンネルの場合にはメモリ110に書かれ
た使用チャンネルという情報との不一致が生じるためス
テップS502において判断結果が使用チャネルかどう
かの判断を行い、未使用チャンネルの場合にステップS
503においてオートプリセット処理を行う。
【0035】これによって、その後、次のオートプリセ
ット処理が行われるまで、アップキー、ダウンキーの操
作によって10チャンネルが選局されることが無くな
る。
【0036】次に、ダイレクトキーが操作された場合に
ついて説明する。オートプリセット処理結果として図7
のようにメモリ110に記憶されている場合に、ダイレ
クトキーから入力されたチャンネルが8チャンネルであ
って、8チャンネルを受信しAFT処理の結果が使用チ
ャンネルであった場合には、メモリ110に記憶されて
いるオートプリセット処理結果とは異なっているため、
オートプリセット処理が行われる。これによって、アッ
プキー、ダウンキーの操作によって8チャンネルが選局
可能となる。また、ダイレクトキーから入力されたチャ
ンネルが10チャンネルであって、AFT処理の結果が
未使用チャンネルであった場合にもオートプリセット処
理が行われる。これによって、アップキー、ダウンキー
の操作によって10チャンネルが選局できなくなる。ダ
イレクトキーが操作された場合のフローチャートを図4
に示す。
【0037】図4のフローチャートにおいては、まずス
テップS401において受信処理が行われ、使用チャン
ネル、未使用チャンネルの判断が行われる。この判断結
果が使用チャンネルかどうかの判断をステップS402
で行いステップS403、ステップS404でメモリ1
10(不揮発性RAM)に書かれた情報と比較し不一致
が生じた場合にステップS405、ステップS405で
オートプリセット処理を行う。
【0038】上記の実施の形態において、一定の時間間
隔でオートプリセット処理が行われる構成にしてもユー
ザーはオートプリセット機能を十分に利用できる選局装
置となる。この場合、最もユーザーが実時間に近いオー
トプリセット処理の結果を利用できる時間間隔は、ユー
ザーが経路1または経路2を使用していない状態におい
て、常に繰り返しオートプリセット処理を実行する状態
である。
【0039】また、時間間隔無しでオートプリセット処
理を実行することは、地域を移動する事によって受信可
能な放送局が逐次変化する車載テレビ等には最も効果的
である。
【0040】しかし、移動する事が無く、放送開始から
終了まで放送信号を中断することなく受信することがで
きる据え置き型テレビ等では、受信可能な放送が変化し
ない時間帯を持つため、内部にタイマー機能を持たせ、
全ての放送局が放送を開始する時刻からいずれかの
送局が放送終了する刻までのの時間帯では、予め設
定した時間間隔でオートプリセット処理を行うように
定し、該時間帯以外を受信可能な放送が変化する時間帯
として時間間隔無しでオートプリセット処理を実行すれ
ば十分である。
【0041】受信可能な放送が変化しない時間帯は、電
源投入時と受信障害が起きた場合を考慮しユーザーが好
みによって設定した時間間隔、または現行の番組が1時
間単位で行われる事が多いことから、1時間間隔で行え
ば良い。
【0042】例えば、図8に示すように午前7時から午
後11時までの間は1時間間隔で、前記以外の時間帯は
時間間隔無しで実行することによってオートプリセット
機能を十分に利用できる選局装置となる。このような構
成における処理のフローチャートを図6に示す。
【0043】図6のフローチャートにおいては、まず初
期のオートプリセット処理終了後、ステップS601に
おいて一定の時間待ちを行い、一定時間経過後、ステッ
プS602において空きチューナーがあるか否かを調
べ、空きチューナーが無い場合には再度ステップS60
1の時間待ちへ戻る。ステップS602において空きチ
ューナーがあった場合にはステップS603でオートプ
リセット処理を行う。ステップS603のオートプリセ
ット処理終了後、ステップS601の時間待ちの処理へ
戻りこれを繰り返し行なう。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、オ
ートプリセット処理を実行している間でもユーザーは希
望の番組を見ることが可能であり、チャンネル数の増加
に関係なく、ユーザーはオートプリセット処理実行時に
受けていた不快感を解消できる。またユーザーがオート
プリセット処理を知覚することなく実行することによ
り、キー操作無しにオートプリセット処理を実行するこ
とが可能となる。これによって、例えば放送局間の放送
開始・終了時間の差によって短期的に使用チャンネルが
変化する早朝や深夜時においても、ユーザーは容易に使
用チャンネルを探局することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のブロック図である。
【図2】従来例のブロック図である。
【図3】本発明におけるオートプリセット処理の一部を
示すフローチャートである。
【図4】本発明におけるダイレクトキー操作からのオー
トプリセット処理を示すフローチャートである。
【図5】本発明におけるチャンネルアップ、ダウンキー
操作からのオートプリセット処理を示すフローチャート
である。
【図6】本発明における一定時間間隔でのオートプリセ
ット処理を示すフローチャートである。
【図7】本発明におけるチャンネルとオートプリセット
処理の結果を示す図である。
【図8】本発明におけるオートプリセット処理の時間間
隔に関する図である。
【符号の説明】
101 アンテナ 102 チューナーa 103 映像中間周波回路a 104 映像増幅回路a 105 チューナーb 106 映像中間周波回路b 107 映像増幅回路b 108 映像合成出力回路 109 CRT 110 メモリ 111 選局マイコン 112 音声増幅回路a 113 音声増幅回路b 114 音声合成出力回路 115 スピーカ 116 ユーザー入力装置
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03J 5/02 - 7/18 H04N 5/44

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビジョン高周波信号を周波数変換す
    るチューナーと、該チューナーからの出力を検波、増幅
    する映像中間周波回路とを複数有する周波数シンセサイ
    ザ方式の選局装置において、ユーザーにより現在使用中
    の状態に設定されていないチューナー、映像中間周波回
    路を用いて、ユーザーに知覚されることなく、全チャン
    ネルの放送信号の有無をサーチし、チャンネルごとの放
    送信号の有無に関する検出結果を不揮発性メモリに書き
    込むオートプリセット処理を実行する機能を有すること
    を特徴とする選局装置。
  2. 【請求項2】 周波数シンセサイザ方式の選局装置にお
    いて、ユーザーによって選局され受信処理を行ったチャ
    ンネルの放送信号の有無に関する検出結果と、オートプ
    リセット処理によって不揮発性メモリに記憶された当該
    チャンネルの放送信号の有無を示す情報と、の比較結果
    をもとに、該比較結果が不一致であった場合に、ユーザ
    ーのオートプリセットキー操作無しで、全チャンネルの
    放送信号の有無をサーチし、チャンネルごとの放送信号
    の有無に関する検出結果を前記不揮発性メモリに書き込
    むオートプリセット処理が実行される機能を有すること
    を特徴とする選局装置。
  3. 【請求項3】 周波数シンセサイザ方式の選局装置にお
    いて、選局用マイクロコンピューター内のタイマーを用
    いて、予め定めた時間帯にある間、予め設定した一定の
    時間間隔で、ユーザーのオートプリセットキー操作無し
    で、全チャンネルの放送信号の有無をサーチし、チャン
    ネルごとの放送信号の有無に関する検出結果を不揮発性
    メモリに書き込むオートプリセット処理が実行される機
    能を有することを特徴とする選局装置。
  4. 【請求項4】 テレビジョン高周波信号を周波数変換す
    るチューナーと、該チューナーからの出力を検波、増幅
    する映像中間周波回路とを複数有する周波数シンセサイ
    ザ方式の選局装置において、ユーザーにより現在使用中
    の状態に設定されていないチューナー、映像中間周波回
    路を用いている選局装置において、ユーザーによって選
    局され受信処理を行ったチャンネルの放送信号の有無に
    関する検出結果と、オートプリセット処理によって前記
    不揮発性メモリに記憶された当該チャンネルの放送信号
    の有無を示す情報と、を比較して、該比較の結果が不一
    致であった場合に、ユーザーのオートプリセットキー操
    作無しで、全チャンネルの放送信号の有無をサーチし、
    チャンネルごとの放送信号の有無に関する検出結果を前
    記不揮発性メモリに書き込むオートプリセット処理が実
    行される機能を有することを特徴とする選局装置。
  5. 【請求項5】 テレビジョン高周波信号を周波数変換す
    るチューナーと、該チューナーからの出力を検波、増幅
    する映像中間周波回路とを複数有する周波数シンセサイ
    ザ方式の選局装置において、ユーザーにより現在使用中
    の状態に設定されていないチューナー、映像中間周波回
    路を用いている選局装置において、選局用マイクロコン
    ピューター内のタイマーを用いて、予め定めた時間帯に
    ある間、予め設定した一定の時間間隔で、ユーザーのオ
    ートプリセットキー操作無しで、全チャンネルの放送信
    号の有無をサーチし、チャンネルごとの放送信号の有無
    に関する検出結果を前記不揮発性メモリに書き込むオー
    トプリセット処理が実行される機能を有することを特徴
    とする選局装置。
  6. 【請求項6】 周波数シンセサイザ方式の選局装置にお
    いて、ユーザーによって選局され受信処理を行ったチャ
    ンネルの放送信号の有無に関する検出結果と、オートプ
    リセット処理によって不揮発性メモリに記憶された当該
    チャンネルの放送信号の有無を示す情報と、の比較結果
    をもとに、該比較結果が不一致であった場合に、又は、
    選局用マイクロコンピューター内のタイマーを用いて、
    予め定めた時間帯にある間、予め設定した一定の時間間
    隔で、ユーザーのオートプリセットキー操作無しで、全
    チャンネルの放送信号の有無をサーチし、チャンネルご
    との放送信号の有無に関する検出結果を前記不揮発性メ
    モリに書き込むオートプリセット処理が実行される機能
    を有することを特徴とする選局装置。
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