JP3483364B2 - Snmp/osi管理ゲートウェイ装置 - Google Patents

Snmp/osi管理ゲートウェイ装置

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JP3483364B2
JP3483364B2 JP23022895A JP23022895A JP3483364B2 JP 3483364 B2 JP3483364 B2 JP 3483364B2 JP 23022895 A JP23022895 A JP 23022895A JP 23022895 A JP23022895 A JP 23022895A JP 3483364 B2 JP3483364 B2 JP 3483364B2
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    • HELECTRICITY
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  • Computer And Data Communications (AREA)
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  • Communication Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、SNMPと呼ばれ
るネットワーク管理プロトコルをインタフェースに持つ
マネージャ(以下、SNMPマネージャと称す)から、
CMIPと呼ばれるOSI管理のネットワーク管理プロ
トコルをインタフェースに持つエージェント(以下、O
SI管理エージェント)に対する管理を可能にするため
に、管理操作及び管理情報を変換するゲートウェイ装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】通信ネットワークでは、所定のサービス
品質を確保するために、ネットワークの構成管理、障害
管理、性能管理、機密管理などのネットワーク管理が必
要である。このようなネットワーク管理は、管理対象項
目(CMIPでは管理オブジェクト)の値に関する取得
や設定などの操作、並びに異常などの事象(イベント)
の通知を中心にして行われる。そのために、管理する側
のモジュールであるマネージャと、ネットワーク上の管
理される側のモジュールであるエージェントとの間で、
予め定めたネットワーク管理プロトコルに基づいて、メ
ッセージの授受が行われる。
【0003】更に言えば、マネージャは管理情報に関す
る操作をエージェントに指令する。またマネージャは、
管理アプリケーションとしてユーザインタフェースを通
してオペレータと対話し、必要に応じてエージェントか
ら得られた管理情報やイベントを蓄積しておいてこれら
の分析等を行う。
【0004】一方、エージェントはマネージャからの指
令に応じて管理対象項目等に対する操作を行い、その結
果をマネージャに応答する。また、エージェントは異常
発生や状態変化を検知し、これをイベントとしてマネー
ジャに通知する。
【0005】ネットワーク管理プロトコルとしては、S
NMPと表記される簡易ネットワーク管理プロトコル
(Simple Network Management Protocol)と、CMIP
と表記される共通管理情報プロトコル(Common Managem
ent Information Protocol)とが主に用いられている。
【0006】管理情報とは、SNMPでは管理対象項目
の集合であって、これらは仮想的なデータベースと見る
ことができるので、MIB(Management Information B
ase)と呼ばれている。SNMPの管理対象項目あるいは
CMIPの管理オブジェクト(Managed Object:MO)
に正確にアクセスするためには、管理対象項目あるいは
管理オブジェクトの識別名、値のシンタックス(構文)
についての定義が必要であるが、SNMPとCMIPの
間では定義が異なっている。
【0007】以下、SNMPとCMIPについてそれぞ
れの概要を説明する。
【0008】<SNMP>簡易ネットワーク管理プロト
コル即ちSNMPは、本来インターネット(Internet)
で使用されるネットワーク管理プロトコルであり、LA
N(Local Area Network:ローカルエリアネットワー
ク)等における機器の監視及び制御を中心に広く普及
し、業界標準として定着している。
【0009】SNMPの仕様は、IAB(Internet Act
ivities Borad)のIETF(Internet Engineering Tas
k Force)を中心にして行われるTCP/IPネットワー
ク管理に関する標準化の一環として、RFC(Requests
For Comments)1157等の文書により規定されてい
る。但し、SNMPの機能は管理操作、管理情報いずれ
においても、後述のCMIPより簡易である。
【0010】即ち、SNMPによる管理操作は簡易性の
追及のために、下記(1)〜(5)に示す5種類ある。 (1)Get-Request :管理対象項目の取得の要求 (2)Get-NextRequest :管理対象項目の次項目の取得
の要求 (3)Set-Request :管理対象項目の設定の要求 (4)Get-Response:上記(1)〜(3)の各要求に対
する応答 (5)Trap:エージェントで発生した異常などの事象
(イベント)の通知
【0011】SNMPによる管理情報は、RFC115
5等で標準化されたSMI(Structure of Management
Information :管理情報構造)をテレプレートとして定
義される。
【0012】即ち、SNMPでは管理対象項目の1つ1
つにオブジェクト登録ツリーに基づいて識別名(オブジ
ェクトネイム:Object Name)が割り当てられる。また、
管理対象項目の値のシンタックスは、簡易性の確保のた
めASN.1(Abstruct Syntax Notation One:抽象構文
記法1)のデータ・タイプのうち、単純形であるINT
EGER(整数)型,OCTET STRING(文字
列)型,OBJECTIDENTIFIER(オブジェ
クト識別子)型及びNULL(ヌル)型に使用を制限さ
れている。
【0013】また、SMIでは複数の管理対象項目をグ
ループ化したエントリ(Entry)という概念がある。エン
トリのシンタックスには図28に示すようにASN.1の
構造形であるSEQUENCE(順序列)型が使用さ
れ、これはリスト・タイプと呼ばれている。但し、リス
ト・タイプでも、それに定義されている要素は全てデー
タに含まれていること、また、個々の要素のデータ・タ
イプは上記の単純形のいずれかでなければならないこ
と、という制約がある。
【0014】更に、SMIでは図29に示すようにAS
N.1の構造形であるSEQUENCE OF(単一順序
列)型がエントリの配列(テーブル)を示す場合にの
み、用いられ、これはテーブル・タイプと呼ばれてい
る。テーブル中のn番目のエントリは、nをインデック
スに用いることにより他のエントリと区別して識別され
る。
【0015】そして、SNMPでは、或る管理対象項目
の値を取得または設定する場合に、その管理対象項目が
或るエントリ中の1つの要素であるならば、同エントリ
ーをテーブルにおける配列から識別するためのインデッ
クス、例えば同エントリのテーブルにおける配列の順番
nを示すインデックスnを用いることにより、オブジェ
クトネイムと「.n」を指定して「GetRequest」等の操
作を行うことになっている。例えば図30に示すインタ
フェース(interface)グループのオブジェクト登録ツリ
ーにおいて、エントリifEntry(1)中のifIndex(1)という
管理対象項目を操作する場合は、そのオブジェクトネイ
ム「1.3.6.1.2.1.2.2.1.1」とテー
ブル・タイプにおけるインデックス「.n」とにより、
「1.3.6.1.2.1.2.2.1.1.n」と指
定する。
【0016】つまり、SNMPによる管理操作では、エ
ントリ全体、言い換えればリスト・タイプの配列全体の
値を一括して操作することはできず、1つ1つの管理対
象項目の値をそのオブジェクトネイムと「.n」で指定
して操作しなければならない。もちろん、テーブル自体
も操作することはできない。
【0017】一方、エントリには含まれない独立した管
理対象項目の値を取得または設定する場合は、エントリ
に含まれないことを示すインデックス0を用いることに
より、オブジェクトネイムと「.0」を指定して「GetR
equest」等の操作を行う。例えば図30においてifNumb
er(1) という管理対象項目を操作する場合は、「1.
3.6.1.2.1.2.1.0」と指定する。
【0018】なお、SNMPでは「NetworkAddress」、
「IpAddress 」、「Counter 」、「Gauge 」、「TimeTi
cks 」、「Opaque」という6個のデータ・タイプを前述
の4種の単純形を基に定義している。このうちOpaque
(オパキュー)型は後述の如く本発明と関連するので、
今のうちに説明しておく。
【0019】Opaque型はASN.1の符号化規則例えばB
ER(Basic Encoding Rule:基本符号化規則)により符
号化された任意のデータを、OCTET STRING
(文字列)と見なしてマネージャとエージェント間で授
受する場合に用いられる。
【0020】図31に、SNMPを使用してLAN機器
を監視及び制御するネットワーク管理システムの例を模
式的に示す。同図において、SNMPマネージャ100
はSNMPのインタフェース101を持つワークステー
ションやパーソナルコンピュータであり、SNMPエー
ジェント200と接続されている。SNMPエージェン
ト200は同じくSNMPのインタフェース201を持
つが、これはネットワーク上のLAN機器300に備え
られている。202はLAN機器300に関してSNM
Pエージェント200の管理下にある管理情報(MI
B)を示している。
【0021】<CMIP>次に、共通管理情報プロトコ
ル即ちCMIPは、ISO(国際標準化機構)による開
放型システム間相互接続(Open System Interconnectio
n:以下、OSIと称す)におけるネットワーク及びシス
テムの管理のためのプロトコルであり、ISO/IEC
9596−1等で仕様が規定されている。
【0022】ITU−Tで標準化が行われているTMN
(Telecommunication Management Network:電気通信管
理網)では、上述したOSI管理のためのプロトコル
(CMIP)と、後述するGDMOと呼ばれる管理情報
定義を、電気通信設備の監視及び制御に使用することに
なっている。ここで、ITU−TとはITU−TS(国
際電気通信連合標準化セクタ)における標準化の文書の
ことである。
【0023】CMIPの機能はSNMPよりも管理操
作、管理情報のいずれにおいても、高度で複雑になって
いる。また、管理情報定義(GDMO)も前述したSM
Iよりも複雑である。
【0024】即ち、CMIPによる管理操作には、下記
(1)〜(7)に示すように、大別するとM−GET,
M−SET,M−CREATE,M−DELETE,M
−ACTION,M−EVENTREPORT,M−C
ANCEL−GETという7種類がある。また、これら
には要求(request:略してreq 、例えばM−GETre
q)、指示(indication:略してind 、例えばM−EVE
NTREPORTind)、応答(response:略してrsp 、
例えばM−EVENTREPORTrsp)、確認(confir
mation:略してcnf 、例えばM−GETcnf)という4つ
の形態がある。 (1)M−GET:管理対象の属性の取得 (2)M−SET:管理対象の属性の設定 (3)M−CREATE:管理対象の生成 (4)M−DELETE:管理対象の削除 (5)M−ACTION:管理対象への動作の指示 (6)M−EVENTREPORT:管理対象で発生し
た事象の通知 (7)M−CANCEL−GET:直前のM−GETの
要求(M−GETreq)のキャンセル
【0025】CMIPが扱う管理情報に関しては、IS
O/IEC 10165-4 GDMO(Guidelines for the D
efinition of Managed Objects: 管理オブジェクト定義
ガイドライン)が管理対象の定義に関するテンプレート
を規定している。
【0026】即ち、OSI管理の管理対象はManaged Ob
ject(管理オブジェクト)と呼ばれ、SNMPとは異な
って管理オブジェクトクラス(MOクラス)とオブジェ
クトインスタンスという概念によって表現される。
【0027】管理オブジェクトは任意数の属性(Attrib
ute:アトリビュート)を持つことができ、更にその管理
オブジェクトが行うことのできる動作(Action:アクシ
ョン)や同管理オブジェクトが発生することのできる事
象(Event:イベント)を定義することができる。
【0028】属性の例をプリンタについてあげると、プ
リンタ名、プリンタの形式、接続インタフェース、所定
期間のプリント枚数などがある。動作としては、セルフ
テスト、モード変換などがある。また、イベントとして
はトナー不足、ジャムなどがある。
【0029】そして、多数の管理オブジェクトのうちで
属性や動作などの性質が同じものの種類を管理オブジェ
クトクラスと言い、或る管理オブジェクトクラスに属す
る管理オブジェクトの実体(Instance:インタンス)1
つ1つをオブジェクトインタンスと言う。
【0030】CMIPによる管理操作の対象はオブジェ
クトインスタンスであり、管理オブジェクトクラスと、
オブジェクトインスタンスを指定することにより、オブ
ジェクトインスタンスの属性全ての値を一度に取得ある
いは設定することが可能である。
【0031】前述の如く、オブジェクトインスタンスは
或る管理オブジェクトクラスに属する1つの管理オブジ
ェクトであるから任意数の属性を持つことができ、しか
も、そのシンタックス(構文)にはASN.1のデータ・
タイプの単純形及び構造形全てを使用することができ
る。
【0032】図32に、CMIPを使用して、TMN
(電気通信管理網)に基づく伝送装置等の機器(以下、
TMN装置と称す)を監視及び制御するネットワーク管
理システムの例を模式的に示す。同図において、OSI
マネージャ400はCMIPのインタフェース401を
持つマネージャであり、OSI管理エージェント500
と接続されている。OSI管理エージェント500は同
じくCMIPのインタフェース501を持つが、これは
TMN装置600に備えられている。502はTMN装
置600に関して0SI管理エージェント500の管理
下にある管理情報(MIB)を示している。
【0033】<CMIPとSNMPとの変換>TMNの
標準化の進捗に伴い、近年、ネットワーク管理インタフ
ェースとしてCMIPを具備したTMN装置が、通信キ
ャリア(通信事業者)を中心に導入されている。また、
SNMPもLAN等で広く普及しており、多くのワーク
ステーションでSNMPが具備され、また、パーソナル
コンピュータでもSNMPのマネージャ機能を有する製
品が出現している。
【0034】このような背景のもとで、複雑で高価なC
MIPを具備したOSIマネージャ400を使用しなく
ても、簡易に入手可能なSNMPマネージャ100から
TMN装置をも監視及び制御可能とするニーズが発生し
ている。例えば、通信キャリアが有する通信設備の制御
を顧客に限定的に解放したり、あるいは、障害や性能の
情報を顧客に提供したりするというカスタマー網管理
(Customer Network Management:CNM)においては、
TMN装置600を顧客のSNMPマネージャ100で
監視及び制御する手法があれば有効である。
【0035】しかしながら、SNMPマネージャ100
によりTMN装置600のOSI管理エージェント50
0を管理する方法は、CMIPという複雑なプロトコル
及びOSI管理の管理情報を単純なSNMPで模擬する
必要があるため、ニーズはあったものの、今まで実現さ
れていない。
【0036】なお、SNMPマネージャによりTMN装
置の管理を行う方法としてNMF(Network Management
Forum:ネットワーク管理フォーラム)のIIMC(I
SO/CCITT and Internet Management Coexisten
ce)が検討されている。以下、これについて述べる。
【0037】<NMFのIIMC方式>IIMC方式
は、図33に示すように、TMN装置600のOSI管
理エージェント500のみならずSNMPエージェント
700を同時に持たせるアプローチをとっており、SN
MPエージェント700上に定義変換部702を追加し
てCMIPの管理情報の定義をSNMPの管理情報の定
義に対応付けることにより、SNMPマネージャ100
からSNMPエージェント700を管理してTMN装置
600の監視及び制御を行おうとするものである。70
1はSNMPインターフェースを示す。
【0038】そのため、OSI管理のMIB(管理情
報)502とSNMPのMIB(管理情報)の間での管
理情報定義の対応付け規則をIIMC方式では規定して
いる。
【0039】前述の如く、GDMO(ISO/IEC 1
0165-4 Guidelines for the Definition of Managed Ob
jects:管理オブジェクト定義のガイドライン)によれ
ば、OSI管理の管理情報として、管理オブジェクト
(MO)クラスと属性(アトリビュート)などが定義さ
れている。
【0040】そこでIIMC方式では、OSI管理の管
理情報定義(GDMO)の各管理オブジェクトクラスは
SNMPのテーブルとエントリに対応付け、属性はSN
MPのエントリの中の要素(管理対象項目)に対応付け
る。
【0041】但し、構造形の属性の対応付けでは、SN
MPの制約からエントリ中の要素、即ち管理対象項目の
シンタックス(構文)にASN.1のうちSEQUENC
E型,CHOICE型等の構造形を使用することができ
ないため、テーブルの接続を示すポインタと、構造形に
なる属性のメンバー集合を示すサイドテーブルと、エン
トリを使用して、属性のシンタックスを単純形に到達す
るまで複数のオブジェクトに分割して収納する。
【0042】例えば、或るMOクラスのオブジェクトイ
ンスタンスにおける属性のシンタックスが、A::=SE
QUENCE{a INTEGER,b INTEGE
R,c INTEGER}である場合には、Aにポイン
タとサイドテーブルとエントリが割り当てられる。ま
た、メンバーa,b,cそれぞれに対してSNMPの管
理対象項目が割り当てられ、合計3個の管理対象項目が
サイドテーブルのエントリ中の要素として定義される。
【0043】また、MOクラス内にM−ACTIONが
定義されている場合にはSNMPの管理対象項目として
ActionInfoArg 及びActionTrigger 等を、オブジェクト
インスタンスの生成または削除が定義されている場合に
はSNMPの管理対象項目としてRowStatus を、MOク
ラスの対応づけられるテーブルのエントリ中の要素とし
て定義する。
【0044】<IIMC方式の問題点>しかしながら、
IIMC方式は、OSI管理の管理情報定義とSNMP
の管理情報定義との対応付け等の機能をTMN装置60
0に追加することが困難な場合には、適用することがで
きない。
【0045】また、TMN装置600が、OSI管理エ
ージェント500に加えてSNMPエージェント700
のインタフェース701をも提供するために、それだけ
負荷が増大することから、本来OSI管理エージェント
500として提供すべきサービスに悪影響を与える可能
性がある。
【0046】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明はTM
Nエージェントとは別のゲートウェイ装置で管理操作と
管理情報の変換を行うことにより、SNMPマネージャ
からOSI管理エージェントを管理することを課題とす
る。
【0047】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明のSNMP/OSI管理ゲートウェイの構成は、次の
点を特徴とする。1) SNMPと呼ばれる簡易ネットワーク管理プロト
コルをインタフェースに持つSNMPマネージャとの間
でSNMPプロトコルに基づいてメッセージの授受を行
い、プロトコルデータユニットの作成及び解析を行うS
NMPプロトコル処理部と;CMIPと呼ばれる共通管
理情報プロトコルをインタフェースに持つOSI管理エ
ージェントとの間でCMIPプロトコルに基づいてメッ
セージの授受を行い、プロトコルデータユニットの作成
及び解析を行うCMIPプロトコル処理部と;OSI管
理の管理情報定義とSNMPの管理情報定義との間の対
応付けを行う定義対応テーブルと;OSI管理エージェ
ントの包含木を保持するインスタンス情報部と;前記S
NMPプロトコル処理部,前記CMIPプロトコル処理
部,前記定義対応テーブル及び前記インスタンス情報部
とそれぞれ接続され、SNMPとCMIPとの間での管
理操作及び管理情報の変換を行う変換部とを具備し;前
記SNMPマネージャから前記OSI管理エージェント
に対する管理を可能にする構成のSNMP/OSI管理
ゲートウェイ装置において、前記変換部はキャッシュ部
をSNMPマネージャ毎に具備し、OSI管理エージェ
ントの管理情報を取得する管理操作M−GETreqの
発行により得られた属性値が構造形である場合に同値を
キャッシュ部に保持し、SNMPマネージャからの要求
がキャッシュ部に保持されている属性値に対する管理情
報の取得である場合にキャッシュ部の情報を返送するこ
と。2) 上記1)において、 前記変換部はSNMPマネー
ジャからの要求がキャッシュ部に保持されている属性値
に対する管理情報の取得以外である場合に、キャッシュ
部の内容を消去すること。3) 上記1)において、 前記変換部はSNMPマネー
ジャからの要求が管理情報の設定である場合に、キャッ
シュ部の内容を消去すること。4) 上記1)において、 前記変換部はOSI管理エー
ジェントとの間のアソシエーションが切断された場合に
全てのキャッシュ部の内容を消去すること。5) SNMPと呼ばれる簡易ネットワーク管理プロト
コルをインタフェースに持つSNMPマネージャとの間
でSNMPプロトコルに基づいてメッセージの授受を行
い、プロトコルデータユニットの作成及び解析を行うS
NMPプロトコル処理部と;CMIPと呼ばれる共通管
理情報プロトコルをインタフェースに持つOSI管理エ
ージェントとの間でCMIPプロトコルに基づいてメッ
セージの授受を行い、プロトコルデータユニットの作成
及び解析を行うCMIPプロトコル処理部と;OSI管
理の管理情報定義とSNMPの管理情報定義との間の対
応付けを行う定義対応テーブルと;OSI管理エージェ
ントの包含木を保持するインスタンス情報部と;前記S
NMPプロトコル処理部,前記CMIPプロトコル処理
部,前記定義対応テーブル及び前記インスタンス情報部
とそれぞれ接続され、SNMPとCMIPとの間での管
理操作及び管理情報の変換を行う変換部とを具備し;前
記SNMPマネージャから前記OSI管理エージェント
に対する管理を可能にする構成のSNMP/OSI管理
ゲートウェイ装置において、前記変換部はレプリカ部を
具備し、OSI管理エージェントの管理情報を取得する
管理操作M−GETreqの発行により得られた属性値
の複製をレプリカ部に作成し、SNMPマネージャから
の要求がレプリカ部に作成されている属性値に対する管
理情報の設定である場合は要求された部分の値を変更し
てOSI管理エージェントに管理情報を設定する管理操
作M−SETreqを発行すること、SNMPマネージ
ャからの要求がレプリカ部に作成されている属性値に対
する管理情報の取得である場合はレプリカ部の情報を返
送すること。6) 上記5)において、 前記複製の作成は指定が有っ
た場合のみ行い、同指定の有無は前記定義対応テーブル
に格納されていること。7) 上記5)において、 前記変換部はOSI管理エー
ジェントとの間のアソシエーションが切断された場合に
レプリカ部の全ての複製を消去すること。8) 上記5)において、 前記レプリカ部では複製が複
数個存在でき、前記変換部は複製の作成に際し、複製の
個数が最大個数を越えた場合に最も古い複製を削除する
こと。9) 上記8)において、 前記変換部はタイマによって
周期的に最も古い複製を削除すること。10) SNMPと呼ばれる簡易ネットワーク管理プロ
トコルをインタフェースに持つSNMPマネージャとの
間でSNMPプロトコルに基づいてメッセージの授受を
行い、プロトコルデータユニットの作成及び解析を行う
SNMPプロトコル処理部と;CMIPと呼ばれる共通
管理情報プロトコルをインタフェースに持つOSI管理
エージェントとの間でCMIPプロトコルに基づいてメ
ッセージの授受を行い、プロトコルデータユニットの作
成及び解析を行うCMIPプロトコル処理部と;OSI
管理の管理情報定義とSNMPの管理情報定義との間の
対応付けを行う定義対応テーブルと;OSI管理エージ
ェントの包含木を保持するインスタンス情報部と;前記
SNMPプロトコル処理部,前記CMIPプロトコル処
理部,前記定義対応テーブル及び前記インスタンス情報
部とそれぞれ接続され、SNMPとCMIPとの間での
管理操作及び管理情報の変換を行う変換部とを具備し;
前記SNMPマネージャから前記OSI管理エージェン
トに対する管理を可能にする構成のSNMP/OSI管
理ゲートウェイ装置において、前記変換部はリンクオブ
ジェクト部を具備し、SNMPマネージャからの要求に
よりOSI管理エージェントの管理情報の構造形の属性
にアクセスが発生する都度、リンクオブジェクトとし
て、OSI管理の管理情報の構造形の属性をSNMPの
管理情報に変換して展開したテーブルの構成について、
テーブルの実装状況及び実装される各テーブルでの使用
可能な全インデックスをテーブルの階層構造とともに表
現した構造データを生成し、Opaque型のオブジェクトと
してSNMPマネージャに同データを返送すること。11) 上記10)において、 前記リンクオブジェクト
はOSI管理情報の管理オブジェクトクラス毎に独立し
て1つ割付けられること。12) SNMPと呼ばれる簡易ネットワーク管理プロ
トコルをインタフェースに持つSNMPマネージャとの
間でSNMPプロトコルに基づいてメッセージの授受を
行い、プロトコルデータユニットの作成及び解析を行う
SNMPプロトコル処理部と;CMIPと呼ばれる共通
管理情報プロトコルをインタフェースに持つOSI管理
エージェントとの間でCMIPプロトコルに基づいてメ
ッセージの授受を行い、プロトコルデータユニットの作
成及び解析を行うCMIPプロトコル処理部と;OSI
管理の管理情報定義とSNMPの管理情報定義との間の
対応付けを行う定義対応テーブルと;OSI管理エージ
ェントの包含木を保持するインスタンス情報部と;前記
SNMPプロトコル処理部,前記CMIPプロトコル処
理部,前記定義対応テーブル及び前記インスタンス情報
部とそれぞれ接続され、SNMPとCMIPとの間での
管理操作及び管理情報の変換を行う変換部とを具備し;
前記SNMPマネージャから前記OSI管理エージェン
トに対する管理を可能にする構成のSNMP/OSI管
理ゲートウェイ装置において、前記定義対応テーブルに
は、Opaque型を利用してOSI管理情報定義をSNMP
管理情報定義に変換したOpaque型のSNMP管理情報項
目を含むこと。13) 上記12)において、 OSI管理情報定義の属
性型が構造形であり、且つ構造形に含まれる要素の中で
再帰的に型の関連付けがなされている場合に、その属性
をOpaque型の単一のSNMP管理情報項目とすること。14) 上記12)において、 OSI管理情報定義の属
性型が構造形であり、且つ構造形の展開により作成され
構造形になる属性のメンバー集合を示すサイドテーブル
の段数が所定段数以上となる場合は、その属性をOpaque
型の単一のSNMP管理情報項目とすること。15) SNMPと呼ばれる簡易ネットワーク管理プロ
トコルをインタフェースに持つSNMPマネージャとの
間でSNMPプロトコルに基づいてメッセージの授受を
行い、プロトコルデータユニットの作成及び解析を行う
SNMPプロトコル処理部と;CMIPと呼ばれる共通
管理情報プロトコルをインタフェースに持つOSI管理
エージェントとの間でCMIPプロトコルに基づいてメ
ッセージの授受を行い、プロトコルデータユニットの作
成及び解析を行うCMIPプロトコル処理部と;OSI
管理の管理情報定義とSNMPの管理情報定義との間の
対応付けを行う定義対応テーブルと;OSI管理エージ
ェントの包含木を保持するインスタンス情報部と;前記
SNMPプロトコル処理部,前記CMIPプロトコル処
理部,前記定義対応テーブル及び前記インスタンス情報
部とそれぞれ接続され、SNMPとCMIPとの間での
管理操作及び管理情報の変換を行う変換部とを具備し;
前記SNMPマネージャから前記OSI管理エージェン
トに対する管理を可能にする構成のSNMP/OSI管
理ゲートウェイ装置において、前記定義対応テーブルに
は、変換されるSNMP管理情報項目として、OSI管
理の管理オブジェクトのインスタンス個数を表わすオブ
ジェクトを含むこと。16) SNMPと呼ばれる簡易ネットワーク管理プロ
トコルをインタフェースに持つSNMPマネージャとの
間でSNMPプロトコルに基づいてメッセージの授受を
行い、プロトコルデータユニットの作成及び解析を行う
SNMPプロトコル処理部と;CMIPと呼ばれる共通
管理情報プロトコルをインタフェースに持つOSI管理
エージェントとの間でCMIPプロトコルに基づいてメ
ッセージの授受を行い、プロトコルデータユニットの作
成及び解析を行うCMIPプロトコル処理部と;OSI
管理の管理情報定義とSNMPの管理情報定義との間の
対応付けを行う定義対応テーブルと;OSI管理エージ
ェントの包含木を保持するインスタンス情報部と;前記
SNMPプロトコル処理部,前記CMIPプロトコル処
理部,前記定義対応テーブル及び前記インスタンス情報
部とそれぞれ接続され、SNMPとCMIPとの間での
管理操作及び管理情報の変換を行う変換部とを具備し;
前記SNMPマネージャから前記OSI管理エージェン
トに対する管理を可能にする構成のSNMP/OSI管
理ゲートウェイ装置において、前記定義対応テーブルに
は、変換されるSNMP管理情報項目として、OSI管
理情報定義のコンディショナルな属性の有無を表わすオ
ブジェクトを含むこと。17) SNMPと呼ばれる簡易ネットワーク管理プロ
トコルをインタフェースに持つSNMPマネージャとの
間でSNMPプロトコルに基づいてメッセージの授受を
行い、プロトコルデータユニットの作成及び解析を行う
SNMPプロトコル処理部と;CMIPと呼ばれる共通
管理情報プロトコルをインタフェースに持つOSI管理
エージェントとの間でCMIPプロトコルに基づいてメ
ッセージの授受を行い、プロトコルデータユニットの作
成及び解析を行うCMIPプロトコル処理部と;OSI
管理の管理情報定義とSNMPの管理情報定義との間の
対応付けを行う定義対応テーブルと;OSI管理エージ
ェントの包含木を保持するインスタンス情報部と;前記
SNMPプロトコル処理部,前記CMIPプロトコル処
理部,前記定義対応テーブル及び前記インスタンス情報
部とそれぞれ接続され、SNMPとCMIPとの間での
管理操作及び管理情報の変換を行う変換部とを具備し;
前記SNMPマネージャから前記OSI管理エージェン
トに対する管理を可能にする構成のSNMP/OSI管
理ゲートウェイ装置において、前記定義対応テーブルに
は、変換されるSNMP管理情報項目として、OSI管
理情報定義のSEQUENCE型またはSET型の属性
中のオプショナルな要素の有無を表わすオブジェクトを
含むこと。18) SNMPと呼ばれる簡易ネットワーク管理プロ
トコルをインタフェースに持つSNMPマネージャとの
間でSNMPプロトコルに基づいてメッセージの授受を
行い、プロトコルデータユニットの作成及び解析を行う
SNMPプロトコル処理部と;CMIPと呼ばれる共通
管理情報プロトコルをインタフェースに持つOSI管理
エージェントとの間でCMIPプロトコルに基づいてメ
ッセージの授受を行い、プロトコルデータユニットの作
成及び解析を行うCMIPプロトコル処理部と;OSI
管理の管理情報定義とSNMPの管理情報定義との間の
対応付けを行う定義対応テーブルと;OSI管理エージ
ェントの包含木を保持するインスタンス情報部と;前記
SNMPプロトコル処理部,前記CMIPプロトコル処
理部,前記定義対応テーブル及び前記インスタンス情報
部とそれぞれ接続され、SNMPとCMIPとの間での
管理操作及び管理情報の変換を行う変換部とを具備し;
前記SNMPマネージャから前記OSI管理エージェン
トに対する管理を可能にする構成のSNMP/OSI管
理ゲートウェイ装置において、前記定義対応テーブルに
は、変換されるSNMP管理情報項目として、OSI管
理情報定義のCHOICE型の属性中の要素の選択情報
を表わすオブジェクトを含むこと。 19) SNMPと呼ばれる簡易ネットワーク管理プロ
トコルをインタフェースに持つSNMPマネージャとの
間でSNMPプロトコルに基づいてメッセージの授受を
行い、プロトコルデータユニットの作成及び解析を行う
SNMPプロトコル処理部と;CMIPと呼ばれる共通
管理情報プロトコルをインタフェースに持つOSI管理
エージェントとの間でCMIPプロトコルに基づいてメ
ッセージの授受を行い、プロトコルデータユニットの作
成及び解析を行うCMIPプロトコル処理部と;OSI
管理の管理情報定義とSNMPの管理情報定義との間の
対応付けを行う定義対応テーブルと;OSI管理エージ
ェントの包含木を保持するインスタンス情報部と;前記
SNMPプロトコル処理部,前記CMIPプロトコル処
理部,前記定義対応テーブル及び前記インスタンス情報
部とそれぞれ接続され、SNMPとCMIPとの間での
管理操作及び管理情報の変換を行う変換部とを具備し;
前記SNMPマネージャから前記OSI管理エージェン
トに対する管理を可能にする構成のSNMP/OSI管
理ゲートウェイ装置において、前記定義対応テーブルに
は、変換されるSNMP管理情報項目として、OSI管
理情報定義のSEQUENCE OF型またはSET
OF型の属性の要素の繰り返し個数を表わすオブジェク
トを含むこと。
【0048】
【0049】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態例を説明する。
【0050】図1に、SNMP/OSI管理ゲートウェ
イ装置(以下、ゲートウェイ装置と称す)の構成例を示
す。図示のゲートウェイ装置1はSNMPプロトコル処
理部10と、CMIPプロトコル処理部20と、OSI
管理の管理情報定義とSNMPの管理情報定義間の定義
対応テーブル30と、管理操作及び管理情報の変換部4
0と、インスタンス管理部50と、インスタンス情報部
60からなる。図中の符号100は図31又は図33に
示したSNMPプロトコルのインタフェース(101)
を持つSNMPマネージャを示し、符号500は図32
及び図33に示したCMIPプロトコルのインタフェー
ス(501)を持ち且つTMN装置(600)の監視及
び制御を行うためのOSI管理エージェントを示す。ま
た、図中の符号70はOSI管理の管理情報定義(GD
MO)からSNMPの管理情報定義へ変換するオブジェ
クトトランスレータである。
【0051】<プロトコル処理部>SNMPプロトコル
処理部10はSNMP(簡易ネットワーク管理プロトコ
ル)に基づいて、ワークステーション等のSNMPマネ
ージャ100との間でメッセージの授受を行う。その
際、SNMPマネージャ100から送られるPDU(Pr
otocol Data Unit:プロトコルデータユニット)を解析
し、その結果(SNMPの管理操作、インデックス付き
オブジェクトネイム、値等)を変換部40に与える。ま
た、変換部40から与えられるデータ(SNMPの管理
操作、インデックス付きオブジェクトネイム、値、エー
ジェントのイベント等)からPDUを作成してSNMP
マネージャ100に送る。
【0052】CMIPプロトコル処理部20はCMIP
(OSI管理のための共通管理情報プロトコル)に基づ
いて、TMN装置に備えたOSI管理エージェント50
0との間でメッセージを授受する。その際、変換部40
から与えられるデータ(CMIPの管理操作、管理オブ
ジェクト(MO)クラスとオブジェクトインスタンス、
値等)からPDUを作成してOSI管理エージェント5
00に送る。また、OSI管理エージェント500から
送られるPDUを解析し、その結果(CMIPの管理操
作、MOクラスとオブジェクトインスタンス、値、イベ
ント等)を変換部40に与える。
【0053】<定義対応テーブル>テーブル30はOS
I管理の管理情報定義(GDMO)とSNMPの管理情
報定義(SMI)との間の対応付けを行う定義対応テー
ブルであり、このテーブル30には下記(1)〜(4)
の情報が含まれる。 (1)対応付けが行われたSNMPの管理対象項目の定
義 (2)対応付けに関連するOSI管理の管理オブジェク
ト(MO)クラス及びそのオブジェクト識別子 (3)SNMPの管理対象項目のGDMOに対応する種
別、例えば属性、ポインタ、生成、削除、動作など (4)属性のシンタックス(構文) (5)レプリカ作成の要否
【0054】この定義対応テーブル30は、TMN装置
におけるOSI管理の管理情報定義(GDMO)の変更
に対して容易あるいは柔軟に対処することができるよう
に、管理オブジェクト(MO)クラス毎に異なる情報は
ゲートウェイ装置自体のプログラムとしては組み込まず
に分離して管理するために用いている。
【0055】更に、図1に示すように、TMN装置に関
するOSI管理の管理情報定義(GDMO)71からオ
ブジェクトトランスレータ70を用いて定義対応テーブ
ル30を自動生成するようにしている。同時に、SNM
Pマネージャ100がゲートウェイ装置1にアクセスす
る際に必要なSNMPの管理情報定義102もTMN装
置の管理情報定義71からオブジェクトトランスレータ
70により自動生成し、SNMPマネージャ100に与
えるようにしている。
【0056】図2はオブジェクトトランスレータ70の
構成例を示し、GDMO定義71を解析するGDMO解
析部72と、その解析結果からMOクラス及び属性を抽
出するMOクラス/属性抽出部73と、ASN.1のシン
タックスを抽出するASN.1シンタックス抽出部74
と、SNMP管理情報への変換を行うSNMPオブジェ
クト変換部75と、これら3つの処理部73〜75の結
果から定義対応テーブルを生成するテーブル生成部76
と、SNMPオブジェクト変換部75の結果からSNM
P管理情報定義102を生成する生成部77からなって
いる。
【0057】図3に、オブジェクトトランスレータ70
で自動生成した定義対応テーブル30の一部分を示す。
図3の例ではITU−T勧告X.721でのMOクラス“al
armRecord ”をSNMPの管理情報定義に変換してお
り、SNMPのエントリ(smi2AlarmRecordEntry)、S
NMPの管理対象項目(smi2AlaRecIndex, smi2AlaRecL
ogRecordId, smi2AlaRecLoggingTime 等)、各管理対象
項目に関連するOSI管理の属性型( logRecordId, lo
ggingTime 等)が生成されている。
【0058】<インスタンス情報の管理>本発明ではゲ
ートウェイ装置1がTMN装置とは独立に存在するた
め、OSI管理エージェント500が管理するオブジェ
クトインスタンスの情報(これは包含木または名前木と
呼ばれている)をインスタンス情報部60で独自に保持
する。具体的には、予め包含ツリーをインスタンス情報
部60に設定しておき、OSI管理エージェント500
からのM−EVEVENREPORTindの受信によ
り「ObjectCreation(管理オブジェクトの生成)」また
は「ObjectDeletion(管理オブジェクトの削除)」とい
う通知を変換部40を通して得たときに、インスタンス
管理部50が該当するオブジェクトインスタンスを包含
木に追加したり、該当するオブジェクトインスタンスを
包含木から除外するという更新を行う。
【0059】<管理操作及び管理情報の変換部>変換部
40は下記(1)〜(7)に示す管理操作を、図4及び
図5に示す対応関係でSNMPとCMIPとの間で変換
する。また、定義対応テーブル30と、インスタンス情
報部60とを参照して、SNMPにおける管理対象項目
をOSI管理におけるMOクラス、オブジェクト識別
子、属性型、属性値に変換する。これにより、図6〜2
1に示すように処理を行う。 (1)管理オブジェクトの値の取得 (2)管理オブジェクトの次の項目の値(SNMPオブ
ジェクトの次の項目に対応する値)の取得 (3)管理オブジェクトの値の設定 (4)OSI管理エージェント500で発生したイベン
トの通知 (5)管理オブジェクトの生成 (6)管理オブジェクトの削除 (7)管理オブジェクトへの動作の指示
【0060】管理オブジェクトの値の取得については、
SNMPのGetRequestをCMIPのM−GETreqに
変換し、CMIPのM−GETcnfをSNMPのGetR
esponse に変換してそれぞれを送出する。但し、詳細は
後述するがキャッシュまたはレプリカが存在する場合に
は、M−GETreqは送出しない。
【0061】管理オブジェクトの次の項目の値の取得に
ついては、SNMPのGet-NetRequestをCMIPのM−
GETreqに変換し、CMIPのM−GETcnfを
SNMPのGetResponse に変換してそれぞれを送出す
る。但し、これも詳細は後述するがキャッシュまたはレ
プリカが存在する場合には、M−GETreqは送出し
ない。
【0062】管理オブジェクトの値の設定については、
操作の対象となるSNMPの管理対象項目がOSI管理
エージェントにおける属性に対応付けされている場合に
のみ値の設定を行うこととし、SNMPのSetRequestを
CMIPのM−SETreq(確認型)に変換し、CM
IPのM−SETcnfをSNMPのGetResponse に変
換してそれぞれを送出する。但し、詳細は後述するがレ
プリカが未作成であり且つ構造形の属性に対応付けされ
る場合には、上記のM−SETreqに先立ってエージ
ェントとの間でM−GETreq/M−GETcnfの
送受を行う。
【0063】エージェントで発生したイベントの通知に
ついては、CMIPのM−EVENTREPORTin
d(非確認型または確認型)をSNMPのTrapに変
換して送出する。その際、確認型であればエージェント
へM−EVENTREPORTrspを返送する。
【0064】管理オブジェクトの生成については、操作
の対象となるSNMPの管理対象項目が「RowStatus 」
であり、それの設定する値が「createAndGo 」である場
合にのみ管理オブジェクトの生成を行うこととし、SN
MPのSetRequestをCMIPのM−CREATEreq
に変換し、CMIPのM−CREATEcnfをSNM
PのGetResponse に変換してそれぞれを送出する。な
お、「RowStatus 」とはSNMPのエントリ中の1つの
オブジェクトであり、その値が「createAndGo 」の場合
はそのエントリ全体を有効にすることを意味し、後述の
「destroy 」の場合はそのエントリ全体を無効にするこ
とを意味する。
【0065】管理オブジェクトの削除については、操作
の対象となるSNMPの管理対象項目が「RowStatus 」
であり、それの設定する値が「destroy 」である場合に
のみ管理オブジェクトの削除を行うこととし、SNMP
のGetRequestをCMIPのM−DELETEreqに変
換し、CMIPのM−DELETEcnfをSNMPの
GetResponse に変換してそれぞれを送出する。
【0066】管理オブジェクトへの動作の指示について
は、操作の対象となるSNMPの管理対象項目が「Acti
onTrigger 」及び/または「ActionInfoArg 」である場
合にのみOSI管理オブジェクトへの動作の指示を行う
ものとし、SNMPのSetRequestをCMIPのM−AC
TIONreq(確認型)に変換し、CMIPのM−A
CTIONcnfをSNMPのGetResponse に変換して
それぞれを送出する。詳しくは、値を設定するSNMP
の管理対象項目が「ActionTrigger 」及び「ActionInfo
Arg 」である場合、あるいは「ActionTrigger 」のみで
且つ「ActionInfoArg 」が定義されていない場合、ある
いは「ActionTrigger 」のみで且つ「ActionInfoArg 」
の値が既に設定済みの場合にのみ、M−ACTIONr
eq(確認型)を送出する。
【0067】上述した如く、本発明ではSNMPとCM
IPの間の管理操作の変換方法を独立に定めて、通信回
線上にCMIPのコマンドを流すようにしている。この
点で、NMFのIIMC方式では管理操作の変換をTM
N装置内部で行うために通信回線上にCMIPのコマン
ドが流れないことと大きく異なる。
【0068】また本発明では、NMFのIIMC方式に
よる管理情報定義の対応付けをベースにしているが、詳
細は後述するが、SNMPとCMIPの管理操作の発行
回数削減や、管理情報の自動変換を容易とするため、管
理情報モデルを追加している。例えば、属性の対応付に
おいてSEQUENCE型等の構造形のネストがある段
数より深い場合にはポインタを使用せず、独自にOpaque
型の単一のSNMPオブジェクトに対応づけている。ま
た、OSI管理の管理オブジェクトのインスタンスの個
数を示すオブジェクト、管理オブジェクトのインスタン
ス中のコンディショナルな属性について有/無を示すオ
ブジェクト、SEQUENCE,SET型のオプショナ
ル指定された要素の有/無を示すオブジェクト、CHO
ICE型の選択した要素の情報を示すオブジェクト、S
EQUENCE OF,SETOF型の要素の繰り返し
個数を示すオブジェクトを独自に追加している。更に、
管理操作の発行回数削減のために変換部40に、キャッ
シュ部41、レプリカ部42、リンクオブジェクト部4
3を設けて、下記(a)〜(c)に示すキャッシュ機
能、レプリカ機能及びリンクオブジェクト機能を実現し
ている。
【0069】(a)キャッシュ機能:SNMPマネージ
ャからの値の取得要求を受信する毎に、OSI管理エー
ジェントへ対応する管理操作を発行するのではなく、以
前の管理操作でOSI管理エージェントから取得した構
造形の属性の値をキャッシュとして保持しておき、SN
MPマネージャから同一の属性に対して連続的に値の取
得要求を受信した場合はそのキャッシュを利用してSN
MPマネージャへの応答を返す。SNMPマネージャが
同一の構造形の属性に続けて2回以上のアクセスを行う
場合、これによってOSI管理エージェントに対する2
回目以降の管理操作の発行を削減する。 (b)レプリカ機能:OSI管理エージェントの管理情
報のうち或る属性の値を複製(レプリカ)として保持す
ることで、OSI管理エージェントへの管理操作の発行
を抑制する。またレプリカを持つことで、その属性値の
一部のみを変更することが可能となっている。OSIの
管理情報の或る構造形の属性を変換すると、SNMPの
管理情報としては2つ以上の管理項目に対応づけられる
ため、レプリカを持たない場合、SNMPマネージャは
対応づけられている全ての管理項目の変更値を同時に指
定した値の設定要求を発行する必要がある。しかしレプ
リカがあれば、変更しない管理項目の値はレプリカから
自動的に得ることが可能であるため、値の設定要求には
変更したい管理項目の値のみを指定すれば良い。尚、頻
繁に内容が変わる属性など、レプリカとして保持する利
点のない属性が存在するため、属性毎に保存の要否を指
定可能としている。 (c)リンクオブジェクト機能:OSIの管理情報の或
る構造形の属性を変換して対応づけられたSNMPの管
理項目の構造に関する情報がリンクオブジェクト情報で
ある。リンクオブジェクト情報をSNMPマネージャに
提供しそれをSNMPマネージャが利用することで、S
NMPマネージャは最大でも2回の管理操作でその構造
の全てのレベルにアクセス可能となる。
【0070】<管理情報モデル追加の詳細> (1)Opaque型の利用:OSIでの管理情報定義をSN
MPの管理情報定義に変換する際、つぎの条件(a)ま
たは(b)であればOpaque型を利用して変換を行う。 (a)OSIの管理情報定義の属性の型が構造形(SE
QUENCE,SET,CHOICE,SEQUENC
E OF,SET OF)で、かつその中に含まれる要
素の中で、再帰的に型の関連付けがされている場合に、
その属性をOpaque型の単一のSNMPオブジェクトとす
る。例として図22に、OSI管理の管理オブジェクト
定義に含まれる属性CMIS Filter の要素and および
orがCMIS Filter と関連づけられる再帰ケースを示
す。 (b)OSIの管理情報定義の属性の型が構造形(SE
QUENCE,SET,CHOICE,SEQUENC
E OF,SET OF)である場合サイドテーブルと
して変換を行っている。その中に含まれる要素の型が構
造形である場合にはもう1段サイドテーブルを作成す
る。このように属性の型を展開しながら変換し続けてゆ
き、作成されるサイドテーブルがある段数以上となった
場合、その属性をOpaque型の単一のSNMPオブジェク
トとする。例として図23に、2段以上を制限した場合
の、Opaque型に変換される属性の型のパターンを示す。
【0071】(2)管理オブジェクトのインスタンスの
個数:OSIの管理オブジェクトのインスタンスの個数
を表わすため、変換されるSNMPの管理情報の項目
に、個数を示すINTEGER型のオブジェクトを追加
している。
【0072】(3)コンディショナルな属性の有/無:
OSIの管理情報定義のコンディショナルな属性の有無
を表わすため、変換されるSNMPの管理情報の項目
に、属性の有/無を示すOCTET STRING型の
オブジェクトを追加している。
【0073】(4)SEQUENCE型,SET型のオ
プショナルな要素の有/無:OSIの管理情報定義の属
性の型がSEQUENCE型,SET型である場合、変
換されるSNMPの管理情報の項目に、属性中のオプシ
ョナル指定された要素の有/無を示すOCTET ST
RING型のオブジェクトを追加している。
【0074】(5)CHOICE型の要素の選択情報:
OSIの管理情報定義の属性の型がCHOICE型であ
る場合、変換されるSNMPの管理情報の項目に、属性
中の選択した要素を示すINTEGER型のオブジェク
トを追加している。
【0075】(6)SEQUENCE OF型,SET
OF型の要素の繰り返し個数:OSIの管理情報定義
の属性の型がSEQUENCE OF型,SET OF
型である場合、変換されるSNMPの管理情報の項目
に、属性の要素の繰り返し個数を示すINTEGER型
のオブジェクトを追加している。
【0076】<管理操作の発行回数を減少させるための
工夫> (1)キャッシュ部41:SNMPマネージャからのGe
tRequest, Get-NextRequest に対応づけられた、OSI
エージェントの管理情報を取得するM−GETreqの
発行によって、得られた結果(属性値)が構造形(SE
QUENCE,SET,CHOICE,SEQUENC
E OF,SET OF)である場合、SNMPマネー
ジャへ応答のGetResponse を返すとともに、その値をキ
ャッシュとして保持しておく。次に行われるSNMPマ
ネージャからの要求が、キャッシュしている属性値に対
するGetRequest, Get-NextRequest であった場合、OS
Iエージェントへのアクセスは行わず、保持しているキ
ャッシュの情報をGetResponse でSNMPマネージャへ
返送する。本実施例におけるキャッシュの特徴は次のと
おりである。 (i)SNMPマネージャ毎に独立した1つのキャッシ
ュが割り当てられる。* 以下(ii)−(iv)はSNM
Pマネージャ毎に行われる。 (ii)属性値が構造形(SEQUENCE,SET,C
HOICE,SEQUENCE OF,SET OF)
の場合にのみキャッシュされ、それ以外の型の属性値は
キャッシュされない。 (iii)キャッシュしているものと違う新たな属性へのア
クセスが発生した場合、保持しているキャッシュは消去
される。また、そのアクセスによってOSIエージェン
トから取得した新たな属性の値は、値の型が構造形であ
ればキャッシュされ、それ以外ではキャッシュされな
い。 (iv)SNMPマネージャからのSetRequestが発生する
とキャッシュは消去される。 (v)OSIエージェントとの間のアソシエーション
(論理的な接続)が切断されると、全てのSNMPマネ
ージャのキャッシュが消去される。
【0077】(2)レプリカ部42:SNMPマネージ
ャからのGetRequest, Get-NextRequest に対応づけられ
た、OSIエージェントの管理情報を取得するM−GE
Treqの発行によって、得られた結果(属性値)がレ
プリカ(複製)として存在しない場合、SNMPマネー
ジャへ応答のGetResponse を返すとともに、レプリカの
作成が指定されていればその値のレプリカを作成する。
指定されてない場合、レプリカの作成は行わない。次に
行われるSNMPマネージャからの要求が、レプリカの
属性値に対するGetRequest, Get-NextRequest であった
場合、OSIエージェントへのアクセスは行わず、レプ
リカの情報をGetResponse でSNMPマネージャへ返送
する。SNMPマネージャからのSetRequestが発生した
場合、値を設定しようとするOSIエージェントの属性
値のレプリカが作成されていれば、そのレプリカ情報を
基にSetRequestで要求される部分の値を変更してOSI
エージェントへM−SETreqを発行する。値を変更
した新しいレプリカ情報は、OSIエージェントからの
M−SETcnfによって変更前(古い)のレプリカ情
報と交換され、古い方が削除される。また、レプリカが
作成されてなければ、OSIエージェントへM−GET
reqを発行して属性値の取得を行い、その値を基にSe
tRequestで要求される部分の値を変更してOSIエージ
ェントへM−SETreqを発行する。その後OSIエ
ージェントからのM−SETcnfを受信し、レプリカ
の作成が指定されていれば、変更を加えた属性値をレプ
リカに作成する。指定されてない場合、レプリカの作成
は行わない。本実施例におけるレプリカの特徴は次のと
おりである。 (i)属性の違う複数個のレプリカを管理可能である。 (ii)レプリカを作成する際、規定した最大の個数を越
えた場合にはその中で最も古いレプリカが削除される (iii)タイマーによって最も古いレプリカが周期的に削
除される。 (iv)OSIエージェントの属性毎にレプリカ作成の要
/否を指定可能である。(属性の型はレプリカの作成に
は関係しない) (v)OSIエージェントとの間のアソシエーション
(理論的な接続)が切断されると、全てのレプリカは消
去される。
【0078】(3)リンクオブジェクト部43:リンク
オブジェクトは、OSIの管理情報の構造形(SEQU
ENCE,SET,CHOICE,SEQUENCE
OF,SET OF型)の属性をSNMPの管理情報に
変換し展開したテーブルの構成について、テーブルの実
装状況、および実装される各テーブルで使用可能な全イ
ンデックスを、テーブルの階層構造とともに表現したデ
ータ構造である。このようなリンクオブジェクトは、S
NMPマネージャからの要求によりOSIエージェント
の管理情報の構造形属性にアクセスが発生するつど生成
される。リンクオブジェクト情報を取得したいSNMP
マネージャは、その要求GetRequestに、構造形の属性の
名前(OID:ObjectIndentifier )と、その属性を含
む管理オブジェクトクラスに割付けられたリンクオブジ
ェクトのOIDをペアで指定する。リンクオブジェクト
のASN1定義は図24に示すとおりである。ASN1
定義中の「index 」はそのテーブルに使用されるインデ
ックス値を、「child 」はサイドテーブルの実装状況を
示している。尚「child 」には、サイドテーブルの展開
上で最終段に至ったとき「OPTIONAL」が適用さ
れる。本実施例におけるリンクオブジェクトの特徴は次
のとおりである。 (i)OSI管理情報の管理オブジェクトクラス毎に独
立した1つのリンクオブジェクトが割付けられる。 (ii)前記(i)により、1回の要求で同一オブジェク
トクラス内の複数の属性に対するリンクオブジェクト情
報を取得することはできない。
【0079】OSI管理の管理オブジェクトからSNM
Pのオブジェクトへの変換の例を図25〜図27に示
す。これらの図を参照して、上述した各種工夫の作用効
果を説明する。
【0080】上述したOpaque型の利用の作用効果につい
て:OSI管理の管理オブジェクトに含まれる属性、お
よびその属性に含まれる要素が構造形(SEQUENC
E OF,SET OF,SEQUENCE,SET,
CHOICE)である場合はSNMPのサイドテーブル
(図25のWeekMask, intervalStart 等)に対応づけら
れる。構造形に含まれる要素は、サイドテーブルのエン
トリを構成するオブジェクトとして対応づけられる(図
25のdaysOfWeek, hour等)ため、型に含まれる要素の
数が多くなると、対応づけられるSNMPのサイドテー
ブルのエントリを構成するオブジェクトの数も増加する
こととなる。従って、SNMPマネージャがOSI管理
オブジェクトの構造形属性について値の取得を行う場
合、何の工夫もないと、対応づけられるサイドテーブル
のエントリのオブジェクト全てに対してGetRequestまた
はGet-NextRequest を発行することから、アクセス回数
の増加が考えられる。また、構造形属性の要素が構造形
のネストを繰り返す構造である場合、多段のサイドテー
ブルに対応づけられるため、SNMPマネージャが末端
のテーブルをアクセスするには、テーブルの繋がりを示
すポインタを先頭のテーブルから順にGetRequestまたは
Get-NextRequest の発行によってトレースする必要があ
り、アクセスには困難が伴ううえアクセス回数も増加す
る。例えば図25では、3段目のサイドテーブルのオブ
ジェクト:hourまたはminuteの値を取得する場合、先ず
クラステーブルのポインタオブジェクトWeekMaskの値を
取得し、その値が示す1段目サイドテーブルのポインタ
オブジェクトintervalsOfDayの値を取得し、さらにその
値から2段目のサイドテーブルのポインタオブジェクト
intervalStart またはintervalEnd の値を取得して、よ
うやく4回目のアクセスで3段目のサイドテーブルから
hourまたはminuteの値を取得することが可能となる。し
かし、対応づけられるサイドテーブルの段数に制限を与
えることを可能とし、多段のサイドテーブルとなるOS
I管理オブジェクトの属性をOpaque型に対応づけること
で、SNMPマネージャはその属性の値を取得する場合
GetRequestまたはGet-NextRequest を1回だけ発行すれ
ば良いこととなる。
【0081】コンディショナルな属性の有/無の作用効
果について:OSI管理の管理オブジェクトに含まれる
属性は、SNMPのクラステーブルのエントリを構成す
るオブジェクトとして対応づけられる(図25のWeekMa
sk等)。従って、SNMPマネージャがコンディショナ
ルな属性へのアクセスを要求すると、属性がコンディシ
ョナルであることの判断ができないため、実際にはイン
スタンスが存在しない場合でもOSIエージェントに対
するアクセス(マネージャのアクセス毎に1回)が発生
してしまう。しかし、クラステーブルのエントリのオブ
ジェクトに対応づけられる属性のうち、コンディショナ
ルである全ての属性の有無を表わすオブジェクトを追加
したことで、そのオブジェクトの値を取得する1回のGe
tRequest発行によってインスタンスの有/無を把握可能
となり、SNMPマネージャ側でインスタンスの存在し
ないオブジェクトに対する無効なアクセスを抑制でき
る。
【0082】管理オブジェクトのインスタンスの個数の
作用効果について:OSI管理の管理オブジェクトのイ
ンスタンスの数は、SNMPのクラステーブルに含まれ
るエントリの配列の数に対応づけられる。従って、SN
MPマネージャがその数を知るためには、クラステーブ
ルのエントリの最後に割り当てられるオブジェクト(図
25の属性X)と、インデックス値を指定したGet-Next
Request を、エントリの配列の数だけ繰り返し発行する
必要がある(図25では3回発行する)。しかし、イン
スタンスの個数を表わすオブジェクトを追加したこと
で、そのオブジェクトの値を取得する1回のGetRequest
発行によってインスタンスの個数を把握可能である。
【0083】SEQUENCE型,SET型のオプショ
ナルな要素の有/無の作用効果について:OSI管理の
管理オブジェクトに含まれる属性、およびその属性に含
まれる要素がSEQUENCE型,SET型である場合
はSNMPのサイドテーブルに対応づけられる。またS
EQUENCE型,SET型に含まれる要素は、サイド
テーブルのエントリを構成するオブジェクトとして対応
づけられる。この対応づけの際、オプショナルに指定さ
れる要素についても必ずオブジェクトとして対応づけら
れる。従って、SNMPマネージャがオプショナルなオ
ブジェクトへのアクセスを要求すると、オプショナルで
あることの判断ができないため、実際にはインスタンス
が存在しない場合でもOSIエージェントに対するアク
セス(マネージャのアクセス毎に1回)が発生してしま
う。しかし、サイドテーブルのエントリのオブジェクト
に対応づけられる要素のうち、オプショナルである全て
の要素の有無を表わすオブジェクトを追加したことで、
そのオブジェクトの値を取得する1回のGetRequest発行
によってインスタンスの有/無を把握可能となり、SN
MPマネージャ側でインスタンスの存在しないオブジェ
クトに対する無効なアクセスを抑制できる。
【0084】CHOICE型の要素の選択情報の作用効
果について:OSI管理の管理オブジェクトに含まれる
属性、およびその属性に含まれる要素がCHOICE型
である場合はSNMPのサイドテーブルに対応づけられ
る。またCHOICE型に含まれる要素は、サイドテー
ブルのエントリを構成するオブジェクトとして対応づけ
られる。従って、SNMPマネージャがオブジェクトへ
のアクセスを要求すると、CHOICE型に含まれる要
素の何れが選択されているか判断できないため、実際に
はインスタンスが存在しない場合でもOSIエージェン
トに対するアクセス(マネージャのアクセス毎に1回)
が発生してしまう。しかし、サイドテーブルのエントリ
のオブジェクトに対応づけられる要素のうち、どの要素
のインスタンスが存在するかを表わすオブジェクトを追
加したことで、そのオブジェクトの値を取得する1回の
GetRequest発行によってインスタンスの有/無を把握可
能となり、SNMPマネージャ側でインスタンスの存在
しないオブジェクトに対する無効なアクセスを抑制でき
る。
【0085】SEQUENCE OF型,SET OF
型の要素の繰り返し個数の作用効果にいて:OSI管理
の管理オブジェクトに含まれる属性、およびその属性に
含まれる要素がSEQUENCE OF型,SET O
F型である場合はSNMPのサイドテーブルに対応づけ
られる(図25のintervalsOfDay:サイドテーブル1段
目)。またSEQUENCE OF型,SET OF型
に含まれる要素は、サイドテーブルのエントリを構成す
るオブジェクトとして対応づけられる(図25のinterv
alStart, intervalEnd:サイドテーブル2段目)。ここ
で、要素の繰り返し個数はサイドテーブルの配列の数に
対応づけられる。従って、SNMPマネージャがその数
を知るためには、サイドテーブルのエントリの最後に割
り当てられるオブジェクト(図25のintervalEnd )
と、インデックス値を指定したGet-NextRequest を、エ
ントリの配列の数だけ繰り返し発行する必要がある(図
25では4回発行する。) しかし、要素の繰り返し個数を表わすオブジェクトを追
加したことで、そのオブジェクトの値を取得する1回の
GetRequest発行によって要素の繰り返し個数を把握可能
である。
【0086】キャッシュの作用効果について:OSI管
理の管理オブジェクトに含まれるSEQUENCE等の
構造形属性の要素は、SNMPのサイドテーブルのエン
トリを複数(2つ以上)のオブジェクトで構成する形に
対応づけられる。従って、SNMPマネージャがOSI
管理オブジェクトの構造形属性について値の取得を行う
場合、複数回のGetRequestまたはGet-NextRequest を発
行することが考えられる。キャッシュを持たない場合、
SNMPマネージャからのGetRequestまたはGet-NextRe
quest を受信する毎に、OSIエージェントへ対応する
M−GETreqを発行する必要がある。しかし、キャ
ッシュを持たせたことで、OSI管理オブジェクトの構
造形属性にアクセスが発行した場合、最初にOSIエー
ジェントから取得した値を保持しておくため、同一の構
造形属性に対するアクセスが連続して発生する状況で
は、2回目以降のアクセスについてOSIエージェント
に対するM−GETreqを発行する必要がない。ま
た、SNMPマネージャ毎に独立したキャッシュを割り
当てるため、キャッシュの参照中に他のマネージャから
同一属性(キャッシュ)の値を書き換えられることがな
い。
【0087】レプリカの作用効果について:OSI管理
の管理オブジェクトに含まれるSEQUENCE等の構
造形属性の要素は、SNMPのサイドテーブルのエント
リを複数(2つ以上)のオブジェクトで構成するように
対応づけられる。従って、構造形属性の値の取得におい
てレプリカを持たない場合、SNMPマネージャはサイ
ドテーブルのエントリのオブジェクトを全て指定したSe
tRequestを発行する必要があり、あるオブジェクトだけ
の部分的な値の設定は不可能である。しかし、属性値の
レプリカを持たせたことで、要求に指定された部分的な
オブジェクト以外の値を補うことができ、結果としてサ
イドテーブルのエントリの或るオブジェクトだけを指定
した値の設定が可能である。また、SNMPマネージャ
からのGetRequestまたはGet-NextRequest によってOS
I管理オブジェクトの属性にアクセスが発生した場合、
最初にOSIエージェントから取得した値を保持してお
くため、単純形または構造形いずれであっても同一の属
性に対する2回目以降のアクセスについてはOSIエー
ジェントに対するM−GETreqを発行する必要がな
い。
【0088】リンクオブジェクトの作用効果について:
OSI管理の管理オブジェクトに含まれる属性、および
属性に含まれる要素が構造形(SEQUENCE O
F,SET OF,SEQUENCE,SET,CHO
ICE)である場合はSNMPのサイドテーブルに対応
づけられる(図25のWeekMask,intervalStart 等)。
また、構造形属性の要素が構造形のネストを繰り返す構
造である場合、多段のサイドテーブルに対応づけられる
ため、SNMPマネージャが末端のテーブルをアクセス
するには、テーブルの繋がりを示すポインタを先頭のテ
ーブルから順にGetRequestまたはGet-NextRequest の発
行によってトレースする必要があり、アクセスには困難
が伴ううえアクセス回数も増加する。例えば図25で
は、3段目のサイドテーブルのオブジェクト:hourまた
はminuteの値を取得する場合、先ずクラステーブルのポ
インタオブジェクトWeekMaskの値を取得し、その値が示
す1段目サイドテーブルのポインタオブジェクトinterv
alsOfDayの値を取得、さらにその値から2段目のサイド
テーブルのポインタオブジェクトintervalSrart または
intervalEnd の値を取得して、ようやく4回目のアクセ
スで3段目のサイドテーブルからhourまたはminuteの値
を取得することが可能となる。しかし、SNMPマネー
ジャがOSI管理オブジェクトの属性について値の取得
を行う際、最初のGetRequestまたはGet-NextRequest で
同時にその属性のリンクオブジェクトを要求すると、2
回目以降のアクセスでは取得したリンクオブジェクトの
情報によって、全てのサイドテーブルのエントリオブジ
ェクトに直接アクセスすることが可能である。例えば図
25では、クラステーブルのポインタオブジェクトWeek
Maskの値を取得する最初の要求でリンクオブジェクトを
指定すると、2回目の要求でサイドテーブル3段目のエ
ントリオブジェクトhour,minuteに直接アクセスするこ
とが可能である。
【0089】
【発明の効果】以上具体的に説明したように、本発明の
SNMP/OSI管理ゲートウェイ装置によれば、SN
MPマネージャからOSI管理エージェントを管理する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】SNMP/OSI管理ゲートウェイ装置の構成
例を示す図。
【図2】オブジェクトトランスレータの構成例を示す
図。
【図3】定義対応テーブルの一部を示す図。
【図4】管理操作の変換例を示す図。
【図5】管理操作の変換例を示す図。
【図6】SNMPマネージャからGetRequestまたはGet-
NextRequest を受信した場合の処理手順の一部を示す
図。
【図7】図6に続く残りの処理手順を示す図。
【図8】SET処理の手順の一部を示す図。
【図9】図8に続く残りの処理手順を示す図。
【図10】SNMPマネージャからSetRequestを受信し
た場合の処理手順を示す図。
【図11】CREATE及びDELETE処理の手順を
示す図。
【図12】ACTION処理の手順を示す図。
【図13】OSI管理エージェントからM−EVENT
REPORTindを受信した場合の処理手順を示す
図。
【図14】キャッシュまたはレプリカが存在する場合の
処理を示す図。
【図15】キャッシュ及びレプリカが存在しない場合の
処理を示す図。
【図16】SNMPのオブジェクトRowStatus に値を設
定する処理を示す図。
【図17】SNMPのオブジェクトActionTrigger, Act
ionInfoArgに値を設定する処理を示す図。
【図18】レプリカが存在する場合のSET処理を示す
図。
【図19】レプリカが存在しない場合のSET処理を示
す図。
【図20】OSI管理エージェントから確認型のM−E
VENTREPORTindを受信した場合の処理を示
す図。
【図21】非確認型のM−EVENTREPORTin
dを受信した場合の処理を示す図。
【図22】Opaque型の単一のSNMPオブジェクトの例
を示す図。
【図23】2段以上を制限した場合のOpaque型に変換さ
れる属性の型のパターン例を示す図。
【図24】リンクオブジェクトのASN.1定義を示す
図。
【図25】図27で定義された属性WeekMaskを含むOS
I管理の管理オブジェクトからSNMPのオブジェクト
への変換例を示す図。
【図26】図25に対応するSNMPのオブジェクトツ
リーを示す図。
【図27】図25中の属性WeekMaskのASN.1定義を
示す図。
【図28】リスト・タイプの説明図。
【図29】テーブル・タイプの説明図。
【図30】SNMPのinterface グループを示す図。
【図31】従来のSNMPマネージャからSNMPエー
ジェントを管理するシステムを示す図。
【図32】従来のOSIマネージャからOSI管理エー
ジェントを管理するシステムを示す図。
【図33】従来のNMFによるIIMC方式を示す図。
【符号の説明】
1 SNMP/OSI管理ゲートウェイ装置 10 SNMPプロトコル処理部 20 CMIPプロトコル処理部 30 定義対応テーブル 40 変換部 41 キャッシュ部 42 レプリカ部 43 リンクオブジェクト部 50 インスタンス管理部 60 インスタンス情報部 70 オブジェクトトランスレータ 100 SNMPマネージャ 500 OSI管理エージェント
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小花 貞夫 東京都新宿区西新宿二丁目3番2号 国 際電信電話株式会社内 (72)発明者 鈴木 健二 東京都新宿区西新宿二丁目3番2号 国 際電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−152681(JP,A) 特表 平8−508376(JP,A) 宮内直人 中川路哲男 三上義昭 水 野忠則 青野英樹 檜山秀郎 曽我正 和,分散LANドメインのOSIによる 統合管理,情報処理学会論文誌,1993年 6月15日,第34巻 第6号,p.1426 −1440 安倍俊広,明確な決め手欠くLAN管 理,日経コンピュータ,1991年11月18 日,第268号,p.83−96 堀内浩規 杉山敬三 小花貞夫 鈴木 健二,TMNに基づく統合管理のための OSI管理/SNMPゲートウェイの設 計と実装,電子情報通信学会技術研究報 告 CS94−109〜126,1994年 9月 2日,第94巻 第212号,p.43−48 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 13/00 H04L 12/00 H04L 29/00

Claims (19)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 SNMPと呼ばれる簡易ネットワーク管
    理プロトコルをインタフェースに持つSNMPマネージ
    ャとの間でSNMPプロトコルに基づいてメッセージの
    授受を行い、プロトコルデータユニットの作成及び解析
    を行うSNMPプロトコル処理部と; CMIPと呼ばれる共通管理情報プロトコルをインタフ
    ェースに持つOSI管理エージェントとの間でCMIP
    プロトコルに基づいてメッセージの授受を行い、プロト
    コルデータユニットの作成及び解析を行うCMIPプロ
    トコル処理部と; OSI管理の管理情報定義とSNMPの管理情報定義と
    の間の対応付けを行う定義対応テーブルと; OSI管理エージェントの包含木を保持するインスタン
    ス情報部と; 前記SNMPプロトコル処理部,前記CMIPプロトコ
    ル処理部,前記定義対応テーブル及び前記インスタンス
    情報部とそれぞれ接続され、SNMPとCMIPとの間
    での管理操作及び管理情報の変換を行う変換部とを具備
    し; 前記SNMPマネージャから前記OSI管理エージェン
    トに対する管理を可能にする構成のSNMP/OSI管
    理ゲートウェイ装置において、 前記変換部はキャッシュ部をSNMPマネージャ毎に具
    備し、OSI管理エージェントの管理情報を取得する管
    理操作M−GETreqの発行により得られた属性値が
    構造形である場合に同値をキャッシュ部に保持し、SN
    MPマネージャからの要求がキャッシュ部に保持されて
    いる属性値に対する管理情報の取得である場合にキャッ
    シュ部の情報を返送することを特徴とするSNMP/O
    SI管理ゲートウェイ装置。
  2. 【請求項2】 前記変換部はSNMPマネージャからの
    要求がキャッシュ部に保持されている属性値に対する管
    理情報の取得以外である場合に、キャッシュ部の内容を
    消去することを特徴とする請求項に記載のSNMP/
    OSI管理ゲートウェイ装置。
  3. 【請求項3】 前記変換部はSNMPマネージャからの
    要求が管理情報の設定である場合に、キャッシュ部の内
    容を消去することを特徴とする請求項に記載のSNM
    P/OSI管理ゲートウェイ装置。
  4. 【請求項4】 前記変換部はOSI管理エージェントと
    の間のアソシエーションが切断された場合に全てのキャ
    ッシュ部の内容を消去することを特徴とする請求項
    記載のSNMP/OSI管理ゲートウェイ装置。
  5. 【請求項5】 SNMPと呼ばれる簡易ネットワーク管
    理プロトコルをインタフェースに持つSNMPマネージ
    ャとの間でSNMPプロトコルに基づいてメッセージの
    授受を行い、プロトコルデータユニットの作成及び解析
    を行うSNMPプロトコル処理部と; CMIPと呼ばれる共通管理情報プロトコルをインタフ
    ェースに持つOSI管理エージェントとの間でCMIP
    プロトコルに基づいてメッセージの授受を行い、プロト
    コルデータユニットの作成及び解析を行うCMIPプロ
    トコル処理部と; OSI管理の管理情報定義とSNMPの管理情報定義と
    の間の対応付けを行う定義対応テーブルと; OSI管理エージェントの包含木を保持するインスタン
    ス情報部と; 前記SNMPプロトコル処理部,前記CMIPプロトコ
    ル処理部,前記定義対応テーブル及び前記インスタンス
    情報部とそれぞれ接続され、SNMPとCMIPとの間
    での管理操作及び管理情報の変換を行う変換部とを具備
    し; 前記SNMPマネージャから前記OSI管理エージェン
    トに対する管理を可能にする構成のSNMP/OSI管
    理ゲートウェイ装置において、 前記変換部はレプリカ部を具備し、OSI管理エージェ
    ントの管理情報を取得する管理操作M−GETreqの
    発行により得られた属性値の複製をレプリカ部に作成
    し、SNMPマネージャからの要求がレプリカ部に作成
    されている属性値に対する管理情報の設定である場合は
    要求された部分の値を変更してOSI管理エージェント
    に管理情報を設定する管理操作M−SETreqを発行
    すること、SNMPマネージャからの要求がレプリカ部
    に作成されている属性値に対する管理情報の取得である
    場合はレプリカ部の情報を返送することを特徴とするS
    NMP/OSI管理ゲートウェイ装置。
  6. 【請求項6】 前記複製の作成は指定が有った場合のみ
    行い、同指定の有無は前記定義対応テーブルに格納され
    ていることを特徴とする請求項に記載のSNMP/O
    SI管理ゲートウェイ装置。
  7. 【請求項7】 前記変換部はOSI管理エージェントと
    の間のアソシエーションが切断された場合にレプリカ部
    の全ての複製を消去することを特徴とする請求項に記
    載のSNMP/OSI管理ゲートウェイ装置。
  8. 【請求項8】 前記レプリカ部では複製が複数個存在で
    き、前記変換部は複製の作成に際し、複製の個数が最大
    個数を越えた場合に最も古い複製を削除す ることを特徴とする請求項に記載のSNMP/OSI
    管理ゲートウェイ装置。
  9. 【請求項9】 前記変換部はタイマによって周期的に最
    も古い複製を削除することを特徴とする請求項に記載
    のSNMP/OSI管理ゲートウェイ装置。
  10. 【請求項10】 SNMPと呼ばれる簡易ネットワーク
    管理プロトコルをインタフェースに持つSNMPマネー
    ジャとの間でSNMPプロトコルに基づいてメッセージ
    の授受を行い、プロトコルデータユニットの作成及び解
    析を行うSNMPプロトコル処理部と; CMIPと呼ばれる共通管理情報プロトコルをインタフ
    ェースに持つOSI管理エージェントとの間でCMIP
    プロトコルに基づいてメッセージの授受を行い、プロト
    コルデータユニットの作成及び解析を行うCMIPプロ
    トコル処理部と; OSI管理の管理情報定義とSNMPの管理情報定義と
    の間の対応付けを行う定義対応テーブルと; OSI管理エージェントの包含木を保持するインスタン
    ス情報部と; 前記SNMPプロトコル処理部,前記CMIPプロトコ
    ル処理部,前記定義対応テーブル及び前記インスタンス
    情報部とそれぞれ接続され、SNMPとCMIPとの間
    での管理操作及び管理情報の変換を行う変換部とを具備
    し; 前記SNMPマネージャから前記OSI管理エージェン
    トに対する管理を可能にする構成のSNMP/OSI管
    理ゲートウェイ装置において、 前記変換部はリンクオブジェクト部を具備し、SNMP
    マネージャからの要求によりOSI管理エージェントの
    管理情報の構造形の属性にアクセスが発生する都度、リ
    ンクオブジェクトとして、OSI管理の管理情報の構造
    形の属性をSNMPの管理情報に変換して展開したテー
    ブルの構成について、テーブルの実装状況及び実装され
    る各テーブルでの使用可能な全インデックスをテーブル
    の階層構造とともに表現した構造データを生成し、Opaq
    ue型のオブジェクトとしてSNMPマネージャに同デー
    タを返送することを特徴とするSNMP/OSI管理ゲ
    ートウェイ装置。
  11. 【請求項11】 前記リンクオブジェクトはOSI管理
    情報の管理オブジェクトクラス毎に独立して1つ割付け
    られることを特徴とする請求項10に記載のSNMP/
    OSI管理ゲートウェイ装置。
  12. 【請求項12】 SNMPと呼ばれる簡易ネットワーク
    管理プロトコルをインタフェースに持つSNMPマネー
    ジャとの間でSNMPプロトコルに基づいてメッセージ
    の授受を行い、プロトコルデータユニットの作成及び解
    析を行うSNMPプロトコル処理部と; CMIPと呼ばれる共通管理情報プロトコルをインタフ
    ェースに持つOSI管理エージェントとの間でCMIP
    プロトコルに基づいてメッセージの授受を行い、プロト
    コルデータユニットの作成及び解析を行うCMIPプロ
    トコル処理部と; OSI管理の管理情報定義とSNMPの管理情報定義と
    の間の対応付けを行う定義対応テーブルと; OSI管理エージェントの包含木を保持するインスタン
    ス情報部と; 前記SNMPプロトコル処理部,前記CMIPプロトコ
    ル処理部,前記定義対応テーブル及び前記インスタンス
    情報部とそれぞれ接続され、SNMPとCMIPとの間
    での管理操作及び管理情報の変換を行う変換部とを具備
    し; 前記SNMPマネージャから前記OSI管理エージェン
    トに対する管理を可能にする構成のSNMP/OSI管
    理ゲートウェイ装置において、 前記定義対応テーブルには、Opaque型を利用してOSI
    管理情報定義をSNMP管理情報定義に変換したOpaque
    型のSNMP管理情報項目を含むことを特徴とするSN
    MP/OSI管理ゲートウェイ装置。
  13. 【請求項13】 OSI管理情報定義の属性型が構造形
    であり、且つ構造形に含まれる要素の中で再帰的に型の
    関連付けがなされている場合に、その属性をOpaque型の
    単一のSNMP管理情報項目とすることを特徴とする請
    求項12に記載のSNMP/OSI管理ゲートウェイ装
    置。
  14. 【請求項14】 OSI管理情報定義の属性型が構造形
    であり、且つ構造形の展開により作成され構造形になる
    属性のメンバー集合を示すサイドテーブルの段数が所定
    段数以上となる場合は、その属性をOpaque型の単一のS
    NMP管理情報項目とすることを特徴とする請求項12
    に記載のSNMP/OSI管理ゲートウェイ装置。
  15. 【請求項15】 SNMPと呼ばれる簡易ネットワーク
    管理プロトコルをインタフェースに持つSNMPマネー
    ジャとの間でSNMPプロトコルに基づいてメッセージ
    の授受を行い、プロトコルデータユニットの作成及び解
    析を行うSNMPプロトコル処理部と; CMIPと呼ばれる共通管理情報プロトコルをインタフ
    ェースに持つOSI管理エージェントとの間でCMIP
    プロトコルに基づいてメッセージの授受を行い、プロト
    コルデータユニットの作成及び解析を行うCMIPプロ
    トコル処理部と; OSI管理の管理情報定義とSNMPの管理情報定義と
    の間の対応付けを行う定義対応テーブルと; OSI管理エージェントの包含木を保持するインスタン
    ス情報部と; 前記SNMPプロトコル処理部,前記CMIPプロトコ
    ル処理部,前記定義対応テーブル及び前記インスタンス
    情報部とそれぞれ接続され、SNMPとCMIPとの間
    での管理操作及び管理情報の変換を行う変換部とを具備
    し; 前記SNMPマネージャから前記OSI管理エージェン
    トに対する管理を可能にする構成のSNMP/OSI管
    理ゲートウェイ装置において、 前記定義対応テーブルには、変換されるSNMP管理情
    報項目として、OSI管理の管理オブジェクトのインス
    タンス個数を表わすオブジェクトを含むことを特徴とす
    るSNMP/OSI管理ゲートウェイ装置。
  16. 【請求項16】 SNMPと呼ばれる簡易ネットワーク
    管理プロトコルをインタフェースに持つSNMPマネー
    ジャとの間でSNMPプロトコルに基づいてメッセージ
    の授受を行い、プロトコルデータユニットの作成及び解
    析を行うSNMPプロトコル処理部と; CMIPと呼ばれる共通管理情報プロトコルをインタフ
    ェースに持つOSI管理エージェントとの間でCMIP
    プロトコルに基づいてメッセージの授受を行い、プロト
    コルデータユニットの作成及び解析を行うCMIPプロ
    トコル処理部と; OSI管理の管理情報定義とSNMPの管理情報定義と
    の間の対応付けを行う定義対応テーブルと; OSI管理エージェントの包含木を保持するインスタン
    ス情報部と; 前記SNMPプロトコル処理部,前記CMIPプロトコ
    ル処理部,前記定義対応テーブル及び前記インスタンス
    情報部とそれぞれ接続され、SNMPとCMIPとの間
    での管理操作及び管理情報の変換を行う変換部とを具備
    し; 前記SNMPマネージャから前記OSI管理エージェン
    トに対する管理を可能にする構成のSNMP/OSI管
    理ゲートウェイ装置において、 前記定義対応テーブルには、変換されるSNMP管理情
    報項目として、OSI管理情報定義のコンディショナル
    な属性の有無を表わすオブジェクトを含むことを特徴と
    するSNMP/OSI管理ゲートウェイ装置。
  17. 【請求項17】 SNMPと呼ばれる簡易ネットワーク
    管理プロトコルをインタフェースに持つSNMPマネー
    ジャとの間でSNMPプロトコルに基づいてメッセージ
    の授受を行い、プロトコルデータユニットの作成及び解
    析を行うSNMPプロトコル処理部と; CMIPと呼ばれる共通管理情報プロトコルをインタフ
    ェースに持つOSI管理エージェントとの間でCMIP
    プロトコルに基づいてメッセージの授受を行い、プロト
    コルデータユニットの作成及び解析を行うCMIPプロ
    トコル処理部と; OSI管理の管理情報定義とSNMPの管理情報定義と
    の間の対応付けを行う定義対応テーブルと; OSI管理エージェントの包含木を保持するインスタン
    ス情報部と; 前記SNMPプロトコル処理部,前記CMIPプロトコ
    ル処理部,前記定義対応テーブル及び前記インスタンス
    情報部とそれぞれ接続され、SNMPとCMIPとの間
    での管理操作及び管理情報の変換を行う変換部とを具備
    し; 前記SNMPマネージャから前記OSI管理エージェン
    トに対する管理を可能にする構成のSNMP/OSI管
    理ゲートウェイ装置において、 前記定義対応テーブルには、変換されるSNMP管理情
    報項目として、OSI管理情報定義のSEQUENCE
    型またはSET型の属性中のオプショナルな要素の有無
    を表わすオブジェクトを含むことを特徴とするSNMP
    /OSI管理ゲートウェイ装置。
  18. 【請求項18】 SNMPと呼ばれる簡易ネットワーク
    管理プロトコルをインタフェースに持つSNMPマネー
    ジャとの間でSNMPプロトコルに基づいてメッセージ
    の授受を行い、プロトコルデータユニットの作成及び解
    析を行うSNMPプロトコル処理部と; CMIPと呼ばれる共通管理情報プロトコルをインタフ
    ェースに持つOSI管理エージェントとの間でCMIP
    プロトコルに基づいてメッセージの授受を行い、プロト
    コルデータユニットの作成及び解析を行うCMIPプロ
    トコル処理部と; OSI管理の管理情報定義とSNMPの管理情報定義と
    の間の対応付けを行う定義対応テーブルと; OSI管理エージェントの包含木を保持するインスタン
    ス情報部と; 前記SNMPプロトコル処理部,前記CMIPプロトコ
    ル処理部,前記定義対応テーブル及び前記インスタンス
    情報部とそれぞれ接続され、SNMPとCMIPとの間
    での管理操作及び管理情報の変換を行う変換部とを具備
    し; 前記SNMPマネージャから前記OSI管理エージェン
    トに対する管理を可能にする構成のSNMP/OSI管
    理ゲートウェイ装置において、 前記定義対応テーブルには、変換されるSNMP管理情
    報項目として、OSI管理情報定義のCHOICE型の
    属性中の要素の選択情報を表わすオブジェクトを含むこ
    とを特徴とするSNMP/OSI管理ゲート装置。
  19. 【請求項19】 SNMPと呼ばれる簡易ネットワーク
    管理プロトコルをインタフェースに持つSNMPマネー
    ジャとの間でSNMPプロトコルに基づいてメッセージ
    の授受を行い、プロトコルデータユニットの作成及び解
    析を行うSNMPプロトコル処理部と; CMIPと呼ばれる共通管理情報プロトコルをインタフ
    ェースに持つOSI管理エージェントとの間でCMIP
    プロトコルに基づいてメッセージの授受を行い、プロト
    コルデータユニットの作成及び解析を行うCMIPプロ
    トコル処理部と; OSI管理の管理情報定義とSNMPの管理情報定義と
    の間の対応付けを行う定義対応テーブルと; OSI管理エージェントの包含木を保持するインスタン
    ス情報部と; 前記SNMPプロトコル処理部,前記CMIPプロトコ
    ル処理部,前記定義対応テーブル及び前記インスタンス
    情報部とそれぞれ接続され、SNMPとCMIPとの間
    での管理操作及び管理情報の変換を行う変換部とを具備
    し; 前記SNMPマネージャから前記OSI管理エージェン
    トに対する管理を可能にする構成のSNMP/OSI管
    理ゲートウェイ装置において、 前記定義対応テーブルには、変換されるSNMP管理情
    報項目として、OSI管理情報定義のSEQUENCE
    OF型またはSET OF型の属性の要素の繰り返し
    個数を表わすオブジェクトを含むことを特徴とするSN
    MP/OSI管理ゲートウェイ装置。
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