JP3479608B2 - 車両用物品キャリア - Google Patents

車両用物品キャリア

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JP3479608B2
JP3479608B2 JP04014599A JP4014599A JP3479608B2 JP 3479608 B2 JP3479608 B2 JP 3479608B2 JP 04014599 A JP04014599 A JP 04014599A JP 4014599 A JP4014599 A JP 4014599A JP 3479608 B2 JP3479608 B2 JP 3479608B2
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用物品キャリ
アに係り、より詳しくは、一対の前記支持部材を有する
車両用物品キャリアであって、各々の支持部材が回転可
能な作動部材と、この回転する作動部材の動作を通じて
自動車の外側ボディ表面に配置された一対のスラット
(slat)に対して各支持部材を係止したり係止を解除す
るように内部に配置されたカム部材と、を各々備える、
車両用物品キャリアに関する。
【0002】
【従来技術】車両用物品キャリアは自動車の外側ボディ
表面の上方に物品を固定するという幅広い応用に亘って
使用されている。そのような車両用物品キャリアは、交
差バーの対向する両端部に固定された一対の支持部材を
しばしば組み入れている。この支持部材は、典型的に
は、一対のスラットに取り付けられている。いくつかの
例では、この支持部材は、交差バー及び一対の支持部材
を必要に応じてスラットに沿って再配置することを可能
にするためスラットに取り外し可能に係合できる。
【0003】車両用物品キャリアの支持部材で使用する
ため、多くの形態の係止構成が開発されてきたが、その
ような係止構成は、しばしば比較的多数の構成部品を組
み込んでいた。更には、以前に開発された係止構成もま
た、製作するのに高価であったり及び又は組み立てが複
雑であったりすることがわかった。さらに、以前に開発
された係止構成は、氷や、そのような係止機構の作動に
干渉することができる他の様々な要因に影響を受けやす
いことがわかった。
【0004】車両用物品キャリアの作動部材を介してユ
ーザにより印加されるトルクを限定する手段が欠落して
いる場合、以前に開発された多数の物品キャリアシステ
ムには、更なる欠点があった。典型的には、作動部材
は、車両用物品キャリアの対をなすスラットの一方に配
置される例えば支柱即ち支持部材などの支持手段と連係
している。この作動部材は、典型的には、スラットに沿
った望ましい位置にユーザが支持部材を係止することが
できるように使用され、従って、必要に応じてスラット
に沿って交差バーを配置調整することが可能であった。
この作動部材は、多くの形態を取ることができるが、一
態様においては、支持部材を係止位置に設定するためユ
ーザが回転させる回転可能な部材を含んでいた。この支
持部材の係止を解除する操作は、反対の回転方向に当該
部材を回転させる操作を含んでいた。しかしながら、い
くつかの例では、ユーザがこの作動部材を不適切にも堅
く締め過ぎることがあり得、これによって、後でこの作
動部材を緩めることが難しくなり、この支持部材の他の
内部構成要素に損傷或いは不必要な応力を与えるおそれ
があった。
【0005】従って、支持部材を該部材に連係したスラ
ットに堅く係止するため必要となるトルクを調整するた
め、ユーザが印加できる回転力を制限するダイヤル状作
動部材を使用した、ある形態のトルク制限機構を作動部
材に組み込むのが最も好ましいであろう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、支持部材を支
持するスラットに対する係止位置及び係止解除位置にオ
ペレータが設定するのが容易であるような車両用物品キ
ャリアの支持部材用の係止機構を提供することが本発明
の主要な目的である。更にまた、限定された数の構成部
品からなり、更に組み立てるのが容易で、ユーザがそれ
ら各々のスラットに対して支持部材を迅速且つ容易に解
除でき、交差バーを必要時に迅速且つ容易に再配置する
ことを可能にするような車両用物品キャリアの必要性が
存在している。
【0007】ユーザによって図らずも堅く締め過ぎるこ
とから車両用物品キャリアの作動部材を防止するためト
ルク制限機能を提供する車両用物品キャリアの支持部材
用の係止機構を提供することも本発明の更なる目的であ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記及び他の目的は、本
発明の好ましい実施形態に係る車両用物品キャリアによ
って提供される。好ましい一実施形態では、本発明の車
両用物品キャリアは、自動車の外側ボディに固定される
ように構成された一対のスラットを備えている。一対の
支持部材が、スラットの上に摺動可能に配置されてい
る。交差バーは、該交差バーが支持部材により自動車の
外側ボディ表面の上方に支持されるように、その2つの
外側両端部で支持部材に連結されている。
【0009】上述された好ましい実施形態では、各々の
支持部材は、カム部材と該カム部材と作動的に連係され
た係止部材とを備えている。作動部材も、該作動部材の
回転運動がカム部材をハウジング内で移動させるように
カム部材と作動的に連係している。特に、作動部材が第
1の回転方向に回転するとき、カム部材は、係止部材を
押し進め、支持部材がその上に配置されているスラット
のうち連係する方のスラットと係合して係止する状態と
なるように動く。係止位置では、支持部材はスラットに
対して動くことができない。作動部材が第1の回転方向
とは反対の第2の回転方向に動くとき、カム部材は係止
部材がその連係されたスラットとの係止係合から離れる
ように移動する。次に、支持部材は、そのスラットに沿
って摺動可能に移動することができ、必要時に、再配置
することができる。
【0010】好ましい実施形態では、カム部材は、該部
材を少なくとも部分的に通って延在するねじ切り孔を持
つ1ブロック材料を有する。作動部材は、前記ねじ切り
孔に螺合可能な細長いねじ切りシャフトを有する。従っ
て、作動部材の回転運動は、カム部材をハウジング内で
移動させる。
【0011】代替となる好ましい実施形態では、車両用
物品キャリアは、トルク制限機能を実行するように構成
された作動部材を備えている。この作動部材は、ダイヤ
ル状の手動操作可能部材と、該ダイヤル状部材に回転可
能に取り付けられ且つ細長いねじ切りシャフトに固定さ
れたディスク状部材と、を備えている。細長いねじ切り
シャフトは、ダイヤル状作動部材が時計回り及び反時計
回りの方向に回転するとき、カム部材を動かせられるよ
うにカム部材の孔と螺合している。
【0012】トルク制限機能は、ダイヤル状の手動操作
可能部材の内側表面に形成された周辺の各々離間した複
数の歯と、ディスク状部材の平面状表面に形成された複
数の可撓性アーム部と、によってその手段を提供され
る。各々の可撓性アーム部は、該アーム部の終端部に形
成された歯を有する。ダイヤル状部材の各々の歯と、各
可撓性アーム部の端部における各々の歯とは、ダイヤル
状部材が一方向に回転するとき、ダイヤル状部材と連係
する少なくとも1つの歯が可撓性アーム部の一方の歯と
係合してねじ切りシャフトを回転することができるよう
に形成されている。これは、第1の回転方向に印加され
る回転トルク量に係わらず、そうなるよう形成されてい
る。この係合歯は、ダイヤル状部材が第1の回転方向と
は反対の第2の回転方向に回転するとき、細長いねじ切
りシャフトが該第2の回転方向に回転することをも可能
にする。ダイヤル状部材を第2の回転方向に回転させよ
うとするときに所定の最大回転トルクに達するところま
で、このことは成り立ち、該最大トルクを越えた場合に
は、細長い歯の形状によって、ダイヤル状部材がディス
ク状部材から引き離されると共に、ディスク状部材に更
なる回転トルクを印加することなくディスク状部材から
独立にダイヤル状部材を回転させることを可能にする。
かくして、ディスク状部材、特に該部材の細長いねじ切
りシャフトは、係止部材の締め過ぎを引き起こしたり或
いは車両用物品キャリアのスラット又は他の部品に損傷
を与え得る程度のトルクを係止部材へ印加することがで
きなくなる。
【0013】かくして、本発明の好ましい実施形態は、
支持部材が比較的少数の独立の構成部品を持つように該
支持部材を構成することを可能にする。このことは、支
持部材の製作コストを減じると共に、その組み立てを簡
素化する。カム部材と係止部材の主要な部分とは、ハウ
ジング内に配置されるので、それらは、氷、雨等に曝さ
れる他の形態の係止機構では影響を与え得る要素の影響
を受け易くなくなる。更に、作動部材は、ユーザがこの
支持部材を最小の手動労力でもって係止位置及び係止解
除位置に迅速且つ容易に配置することを可能にする。
【0014】本発明の様々な利点は、請求の範囲並びに
以下の詳細な説明を読み、図面を参照することによって
当業者に明らかとなろう。
【0015】
【発明の実施の形態】図1を参照すると、自動車14の
外側ボディ表面12に取り付けられた、本発明の好まし
い実施形態に係る車両用物品キャリア10が示されてい
る。この車両用物品キャリア10は、外側ボディ表面1
2に堅固に固定された一対の細長いスラット16、支持
部材18、及び交差バー20、22を備えている。しか
しながら、交差バー20及び22の両方がスラット16
に沿って位置調整可能とすることができる一方で、交差
バー20、22の一方又は他方が移動不可能であるよう
にスラット16に堅固に固定されることも容易に可能で
あることが理解されよう。いくつかの応用では、これが
好ましい構成であり得る。
【0016】図1を更に参照すると、車両用物品キャリ
ア10は、交差バー20及び22上に置かれた物品が外
側ボディ表面12と確実に接触しないことを更に援助す
るため、外側ボディ表面12に堅固に固定された複数の
中間スラット24をオプションで備えるようにしてもよ
い。交差バー20及び22の各々は、詳細を更に後述す
るように、その連係した支持部材18が両方とも係止解
除位置にあるとき、スラットに沿って摺動可能である。
【0017】図2を参照すると、各々の支持部材18
が、主要なハウジング部分28と内側ハウジング部分3
0とを含むハウジング26を備えていることが理解でき
る。一緒に組み立てるとき、ハウジング部分26及び3
0は、空洞部32をハウジング26内に形成することが
可能である。この2つのハウジング部分26及び30
は、空洞部32と連通する開口部34を形成することも
可能である。ハウジング部分28のベース部36は、開
口部34と略整列して該ベース部内にも形成された開口
部38を備えている。
【0018】図2を更に参照すると、空洞部32内に
は、カム部材40が配置されている。このカム部材は図
5にも示されている。特に図5を参照すると、このカム
部材は、直方体形状のプラスティック製固体ブロックか
ら概略構成され、該ブロックを貫通してねじ切り孔42
が延在している。この孔42は、該孔が底部壁44に非
平行に即ち該底部壁から逸れるようにカム部材の底部壁
44に対してある角度で延在している。このカム部材4
0は、適切に高強度のプラスティックから射出成形して
もよく、或いは例えば粉末金属(powdered metal)など
の他の適切な材料から成形してもよい。
【0019】図2を更に参照すると、係止部材46が開
口34を通り、更にハウジング26のベース部36の開
口38を通って空洞部32の中に延在している。係止部
材46は、図4にも示されており、クランプ部48及び
ネック部50を備えたT字状部材により形成されてい
る。このクランプ部48は、スラット16(図2で明白
に示される)の棚54の内部表面部と係合するように構
成された曲げられた端部52を備えている。ネック部5
0は、該ネック部の中に形成された開口56を有し、こ
の開口は、装置10を組み立てる間に開口56の中にカ
ム部材40を延設することができるよう適切な寸法を有
している。係止部材46は、好ましくは、単一の鉄製部
品又は他の適切に強固な材料から形成するのがよい。
【0020】更に図2を参照すると、支持部材18は、
更にまた、手動操作可能なダイヤル状部材60と、該部
材60に堅固に固定され、ハウジング部分28の開口6
5を通って延在する細長いねじ切り部材62と、を備え
ている。このねじ切り部材62は、組み立て時にカム部
材40のねじ切り孔42内に螺合し、内側ハウジング部
分30の開口64を通って延在するのが好ましい。この
ねじ切り部材60は、作動部材58が不意にハウジング
26の外側に引っ張られることを防止するためスナップ
リング66又は他の任意の適切な手段によってハウジン
グ26に固定されている。支持部材18が組み立てられ
て図2に示す係止解除位置にあるとき、カム部材40の
底部壁44は、空洞部32の床部68に載置し、或いは
該床部に密接に隣接している。クランプ部48は、スラ
ット16のチャンネル70内に設けられているが、支持
部材18がスラット16に沿って自在に摺動することが
できるようにチャンネル70の内側表面部と接触してい
ない。
【0021】図3を参照すると、ダイヤル状部材60を
手動操作して該部材を回転することによって、クランプ
部46が図3に示す係止位置まで動かされている。これ
によって、カム部材40が移動する。即ちカム部材は空
洞部32内を水平のみならず垂直にも移動する。図3で
は、カム部材40は、ダイヤル状部材60が第1の方向
即ち係止方向に回転されるとき、上方且つ左方に移動す
る。カム部材40の上方への運動は、クランプ部48が
スラット16の棚54と係合するように、係止部材46
を持ち上げる。ダイヤル状部材60を第2の方向即ち第
1の方向と反対の回転方向に回転させることによって、
カム部材40は下方に移動して図2に示す係止解除位置
に至る。従って、ダイヤル状部材60を単に操作し、該
部材を一回転方向又は他方の回転方向に回転させるだけ
で、支持部材18を迅速且つ容易にそれぞれ係止位置及
び係止解除位置に置くことができる。カム部材40及び
ねじ切りシャフト62がハウジング26内に配置される
ので、それらは、時間の経過と共にそれらの作動に影響
を与え得る氷、雨などを免れることができる。
【0022】図3を更に参照すると、まず係止部材46
のネック部50を主要なハウジング28のベース部36
における開口部38に通して挿入することによって、支
持部材18の組み立てが達成される。次に、作動部材5
8のねじ切りシャフト62が、開口部65及び係止部材
46の開口部56を通して挿入される。次に、ねじ切り
シャフト62は、カム部材40が図2に示す位置にあっ
て、開口部56及びより内側のハウジング部分30内の
開口部64を通って延在するようになるまで、カム部材
40を通って螺合しながら進んでいく。この点におい
て、より内側のハウジング部分30は、スナップリング
66或いは他の手段を介してねじ切り部材62に固定さ
れる。
【0023】かくして、装置10の支持部材18は、限
定された数の構成部品を含み、オペレータによる最小の
手動労力でもって、迅速且つ容易に該支持部材を係止位
置及び係止解除位置にそれぞれ配置することができる。
主要な構成部品は、支持部材18のハウジング26内に
主として配置され、従って、時間の経過と共にそれらの
作動を妨げ得る氷、雨、雪及び他の要素の影響を受けな
い。
【0024】ここで、図6を参照すると、作動部材10
0の代替となる実施形態が示されている。この作動部材
100は、ディスク状部材104と係合可能なダイヤル
状部材102を備えている。このダイヤル状部材102
は、より内側の表面106を有するキャップを形成し、
該表面はそこから突出し外周上に沿って離間した複数の
歯108及び張り出した複数の肩部107を備えてい
る。ディスク104は、ボディ部112に確実に固定さ
れた、細長いねじ切りシャフト110を備えている。こ
のボディ部112は、平坦面114及び外周部116を
有する。平坦面114は、平坦面114の外側縁部近傍
の周囲に離間した複数の可撓性アーム部118を備えて
いる。
【0025】図7乃至図9を参照すると、ダイヤル状部
材102を、より詳しく理解することができる。特に図
9を参照すると、各々の歯108は傾斜部108a及び
後部108bを備えている。これらの部分における各々
の機能は、じきに説明されるであろう。
【0026】ここで、図10乃至図13を参照すると、
ディスク104を、より詳しく理解することができる。
特に図13を参照すると、各々のアーム部118は、該
アーム部の終端部に形成された歯120を備えている。
各々の歯120は、傾斜側部120a及び後側部120
bを有する。ディスク部材104は、アーム部118に
対しある度合いの可撓性を分かち与える適度に高い強度
のプラスティックから製作されるのが好ましい。更に、
各アーム部118の歯120は、係止方向に回転移動す
るとき、傾斜側部120aが各歯120に対面するよう
に形成されている。その結果、反対の回転方向に動くと
き、少なくとも1つの歯の後部120bが、最初に対面
されるであろう。
【0027】ここで、図12を参照すると、組み立てら
れた作動部材100を理解することができる。細長いね
じ切りシャフト110は、様々な方法でディスク部材1
04に固定され得るが、ボディ部120に対して動かず
固定されるように挿入鋳造(insert mold)されるのが
好ましい。張り出した肩部108は、ディスク部材10
4がダイヤル部材102から分離不可能なように外周部
116の縁部116aと係合する。組み立てられたと
き、ダイヤル部材102は所定の上限トルクを超えた場
合にディスク部材104に対して回転可能である。
【0028】ここで、図13を参照すると、作動部材1
00の作動が説明されている。最初に、ダイヤル部材1
02が係止方向に回転されるとき、方向矢印121によ
り示されるように、少なくとも1つの歯108の傾斜表
面108aは、少なくとも1つのアーム部118の傾斜
部120aと接触する。ユーザにより印加された回転ト
ルクが所定の最大トルクを超えない限り、ダイヤル部材
102の回転運動は、ディスク部材104と協同して回
転運動を行う。これは、細長いねじ切りシャフト110
(図12)を係止方向に運動させ、カム部材40を図2
の図面において上方且つ左方に押し進めることを可能に
し、これによって、係止部材46をスラット16の棚と
係合する係止状態に引き込むことを可能にする。
【0029】ユーザが、ダイヤル部材102に対し係止
方向に過剰のトルクを印加し、該トルクが許される所定
の最大回転トルクを超えた場合、アーム部118は、図
14に示すように、歯108が歯120の上に乗り上が
ることを可能にするため屈曲する。かくして、一旦、所
定の最大トルクが達成されたならば、ダイヤル部材10
2に対し係止方向に回転トルクを更に印加したとして
も、ディスク部材104が更に回転されることなく、単
にダイヤル部材の回転を引き起こすだけである。異なる
構成をとれば、ダイヤル部材102は、一方向モード
(overrunning mode)に入り、そうでなければ、ダイヤ
ル部材102がディスク部材104から独立に自由に回
転する配位をとる。
【0030】ここで、図15を参照すると、ダイヤル部
材102が係止解除方向に回転するとき、矢印122に
より指し示されるように、1つの歯108の後部108
bが1つの歯120の後部120bと接触してユーザに
よってダイヤル部材104に印加された全トルクがディ
スク部材104に印加することを可能にする。これによ
って、ディスク部材104は、矢印122の係止解除方
向に回転するダイヤル部材102に従って回転する。こ
れは、細長いねじ切り部材110を係止解除方向に回転
させ、カム部材40を図2の図面において下方且つ右方
に移動させ、スラット16から係止部材46を引き離
す。
【0031】かくして、本発明の作動部材100は、該
部材に連係された支持部材18が、その支持部材の内部
部品に、ひいてはそれが連係されるスラット16に損傷
を与え得るところまで過度に締め過ぎることから防止さ
れる。ダイヤル部材102に及ぼすことができる所定の
最大トルクは、アーム部118の寸法、ディスク部材1
04の特定材料、各々の歯120における傾斜部120
aの角度、及び各々の歯108における傾斜部108a
の角度を含むいくつかの要素によって決定される。この
角度は、かなりの範囲で変更可能であるが、好ましい実
施形態では、約30°乃至60°の範囲内、更に好まし
くは約45°であるのが好ましい。
【0032】今や当業者であれば、前述した説明に基づ
いて、本発明の幅広い教えが様々な形態で実行され得る
ことを認識することができよう。従って、本発明は、そ
の特定の実施形態に関連して説明されたが、図面、明細
書の詳細な説明及び請求の範囲に基づいて当業者には他
の変更が明らかであるので、本発明の真の範囲は、上記
例にのみ限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施形態に係る車両用物品キ
ャリアを組み込んだ自動車の一部分の斜視図である。
【図2】図1の切断線2−2に従って取られた1つの支
持部材及びそれに連係するスラットの一部分の側断面図
であり、支持部材は係止解除位置にある状態を示してい
る。
【図3】係止位置にある支持部材を示す図2の支持部材
の図である。
【図4】係止部材の斜視図である。
【図5】カム部材の斜視図である。
【図6】本発明の好ましい代替実施形態の作動部材の斜
視図であり、該作動部材がトルク制限構造を組み入れた
状態で示されている。
【図7】図6に示すダイヤル状部材の内側表面の平面図
である。
【図8】図7の切断線8−8に従って取られたダイヤル
状部材の断面図である。
【図9】図7の切断線9−9に従って取られたダイヤル
状部材の1つの歯における側断面図である。
【図10】図6に示すディスク状部材の平面図である。
【図11】図10の切断線11−11に従って取られた
ディスク状部材の一部分の断面図である。
【図12】前記ダイヤル状部材に固定されたディスク状
部材を示す側断面図である。
【図13】ダイヤル状部材が係止方向に回転するが所定
のトルク上限を超えていないときのディスク状部材とダ
イヤル状部材の各々の歯が係合した状態を示す図12の
切断線13−13に従って取られた断面図である。
【図14】過剰のトルクがユーザによってダイヤル状部
材に印加されたとき、ディスク状部材及びダイヤル状部
材のそれらが課された方向における各々の歯を示す図で
ある。
【図15】ダイヤル状部材が係止解除方向に回転すると
きにおけるディスク状部材及びダイヤル状部材の各歯の
方向を示す図である。
【符号の説明】
10 車両用物品キャリア 12 外側ボディ表面 14 自動車 16 スラット 18 支持部材 20、22 交差バー 24 中間スラット 26 ハウジング 28 主要なハウジング部分 30 より内側のハウジング部分 32 空洞部 34 開口部 36 ベース部 38 開口部 40 カム部材 42 ねじ切り孔 44 底部壁 46 係止部材 48 クランプ部 50 ネック部 52 端部 54 棚 56 開口 58 作動部材 60 ダイヤル状部材 62 ねじ切り部材 65 開口 66 スナップリング 68 床部 70 チャンネル 100 作動部材(代替実施形態) 102 ダイヤル状部材 104 ディスク状部材 106 より内側の表面 107 肩部 108 歯 108a 歯の傾斜部 108b 歯の後部 110 細長いねじ切りシャフト 112 ボディ部 114 平坦面 116 外周部 118 可撓性アーム部 120 可撓性アーム部の終端部に形成された歯 120a 可撓性アーム部の歯の傾斜側部 120b 可撓性アーム部の歯の後側部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アーサー・ケイ・ラック アメリカ合衆国ミシガン州48309,ロチ ェスター・ヒルズ,ブレットン・ドライ ブ 1635 (72)発明者 ジェフリー・エム・アフタナス アメリカ合衆国ミシガン州48310,スタ ーリング・ハイツ,カリン・ドライブ 33120,アパートメント 206 (72)発明者 ドナルド・アール・ポッター アメリカ合衆国ミシガン州48348,クラ ークストン,モーニング・ミスト・ドラ イブ 8767 (56)参考文献 特開 平10−53072(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 9/058

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の外側ボディ表面上に物品を支持す
    るための車両用物品キャリア装置であって、 前記車両用物品キャリア装置は、 前記外側ボディ表面に固定されるようになった一対のス
    ラットと、 少なくとも1つの交差バーと、 前記外側ボディ表面上に固定された前記スラットの上で
    前記交差バーを支持する一対の支持部材であって、前記
    スラットに沿った所望の長さ方向位置で前記スラットに
    固定されるように前記スラットの上で摺動可能に支持さ
    れた前記一対の支持部材と、 を有し、 前記支持部材の各々は、 ハウジングと、 前記ハウジング内に配置された係止部材であって、前記
    ハウジングを該係止部材に連係した前記スラットに解除
    可能に固定するため、前記スラットに係合可能な一部分
    を有する前記係止部材と、 前記係止部材と作動的に連係され、手動操作により回転
    可能である作動部材であって、連係した前記スラットに
    対して前記係止部材を、連係した前記支持部材が前記連
    係したスラットに沿って自在に移動可能である係止解除
    位置から、連係した前記支持部材が前記連係したスラッ
    トに動かないように固定される係止位置に設定するため
    第1の方向に回転可能であると共に、前記係止位置から
    前記係止解除位置へと前記係止部材を設定するため前記
    第1の方向とは反対の第2の方向に回転可能である、前
    記作動部材と、 前記作動部材を前記第1の方向に回転させるとき、ユー
    ザが前記係止部材に印加したトルクを伝達することがで
    きるように前記作動部材の回転軸に対して傾斜した角度
    で互いに係合可能に対をなす第1の伝達表面を備えるト
    ルク制限アセンブリであって、該対をなす第1のトルク
    伝達表面は、前記トルクの印加と共に所定の上限トルク
    が達せられるまで互いに対して滑動可能に係合し、該上
    限トルクを超えたときに外れるように構成される、前記
    トルク制限アセンブリと、 を有する、前記装置。
  2. 【請求項2】 前記トルク制限アセンブリは、前記作動
    部材及び前記係止部材の両方と作動的に連係されたトル
    ク制限部材を含み、該作動部材及び該トルク制限部材の
    両方が、前記第1のトルク伝達表面と、該表面の周方向
    反対側に形成された第2のトルク伝達表面と、を各々備
    えており、 前記トルク制限部材の第1のトルク伝達表面は、前記作
    動部材に印加された回転トルクが前記係止部材に伝達さ
    れるように、前記作動部材が回転するとき、所定の上限
    トルクが達せられるまで前記作動部材の第1のトルク伝
    達表面と滑動可能に前記傾斜した角度で係合し、前記上
    限トルクを超えたとき、前記第1のトルク伝達表面が外
    れ、かくして前記トルク制限部材は、前記係止部材へ更
    にトルクを印加することなく、前記作動部材前記第1
    の方向に自在に回転することを可能にし、 前記トルク制限部材の第2のトルク伝達表面は、前記作
    動部材が前記第2の方向に回転するとき、前記作動部材
    の第2のトルク伝達表面と互いに滑動することを防止さ
    れる角度で係合し、これによって前記第2の方向に前記
    作動部材に印加されたトルクの大きさに係わらず前記係
    止部材に回転トルクを伝達する、請求項1に記載の装
    置。
  3. 【請求項3】 前記作動部材は、その外周に沿って各々
    離間した複数の歯を含み、 前記トルク制限部材は、その外周に沿って各々離間した
    可撓性を有する複数のアーム部を有し、これらのアーム
    部の各々は、その端部に形成された歯を有する、請求項
    2に記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記支持部材の各々は、 空洞部と、カム部材であって、該カム部材は、前記作動部材の回転
    により前記空洞部内を摺動し且つ該摺動に伴って前記係
    止部材を移動させるように前記作動部材及び前記係止部
    材の両方に作動的に連結されており、該カム部材は、前
    記作動部材が前記第2の方向に回転するとき、前記係止
    部材が前記連係したスラットとの係合状態から外れるよ
    うに該係止部材をカム作用で移動させる方向に摺動し、
    前記作動 部材が前記第1の方向に回転するとき前記係止
    部材を前記係止位置へと移動させる方向に摺動する、
    記カム部材と、 を更に有する、請求項1に記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記カム部材は、該部材を貫通して延在
    する、ねじ切り孔を有し、 前記作動部材は、前記作動部材が回転するときに前記空
    洞部内で前記カム部材を移動させるため、前記ねじ切り
    孔内に螺合するようになった、細長いねじ切りシャフト
    を含む、請求項4に記載の装置。
  6. 【請求項6】 前記係止部材は、クランプ部及びネック
    部を有するT字形状の係止部材であって、前記ネック部
    は、該ネック部内に形成された開口部を有し、 前記支持部材の各々は、前記ハウジング内に形成された
    空洞部と、前記空洞部内を摺動可能なカム部材と、を更
    に有し、前記ネック部の前記開口部は、前記カム部材を
    受け入れるようになっている、請求項1に記載の装置。
  7. 【請求項7】 前記係止部材は、前記連係したスラット
    の部分と係合するための一対の曲げられた端部を更に有
    する、請求項1に記載の装置。
  8. 【請求項8】 前記カム部材の前記ねじ切り孔は、前記
    カム部材の底部壁に対し平行でない角度で延在するよう
    に形成されている、請求項に記載の装置。
  9. 【請求項9】 車両の外側ボディ表面上に高く物品を支
    持するための車両用物品キャリア装置であって、 前記車両用物品キャリア装置は、 前記外側ボディ表面に固定されるようになった一対のス
    ラットと、 交差バーと、 前記外側ボディ表面上に固定された前記スラットの上で
    前記交差バーを支持するため前記交差バーの向かい合う
    両端部に配置され、前記スラット上で摺動可能に支持さ
    れた一対の支持部材と、 を有し、 前記支持部材の各々は、 空洞部を有するハウジングと、 部材の中を貫通して延在するねじ切り孔を有するカム部
    材と、 前記カム部材と作動的に連係する係止部材であって、前
    記係止部材は、該係止部材が係止位置にあるとき前記一
    対のスラットのうち連係した一方と係止係合し、前記係
    止部材が係止解除位置にあるとき前記一対のスラットの
    うち前記連係した一方との接触から外れるように配置さ
    れるようになったクランプ部を備える、前記係止部材
    と、 オペレータによる手動操作が可能となるように前記ハウ
    ジングと作動的に連係する回転可能な作動部材であっ
    て、前記作動部材は、該作動部材が第1及び第2の方向
    に回転するとき、前記空洞部内で前記カム部材を移動操
    作可能であるように前記カム部材の前記ねじ切り孔と螺
    合され且つ該作動部材に接続された細長い部材を有し、 前記作動部材は、前記第1の方向に回転するときには、
    前記係止部材の前記クランプ部が前記一対のスラットの
    うち連係する一方と係止係合するように、及び、前記第
    2の方向に回転するときには、前記係止部材の前記クラ
    ンプ部が前記連係するスラットとの係止係合を外される
    ように、前記カム部材を移動させる、前記作動部材と、 前記作動部材が前記第1の方向に回転するときユーザに
    よって前記作動部材に印加され得る回転トルクを制限す
    るため前記作動部材と作動的に連係されたトルク制限装
    置と、 を有する、前記装置。
  10. 【請求項10】 前記作動部材の細長い部材は、前記カ
    ム部材のねじ切り孔と螺合する、ねじ切りシャフトを備
    える、請求項9に記載の装置。
  11. 【請求項11】 前記カム部材の前記ねじ切り孔は、前
    記作動部材が前記第1及び第2の方向に回転するとき、
    前記空洞部内で前記カム部材が横方向及び垂直方向に変
    位するように前記カム部材の底部壁に平行でない方向に
    延在する、請求項10に記載の装置。
  12. 【請求項12】 前記トルク制限装置は前記作動部材と
    作動的に連係するトルク制限部材を有し、前記トルク制
    限部材は、該部材の平坦面に形成された複数の可撓性ア
    ーム部を有し、前記可撓性アーム部の各々は、その端部
    に形成された歯を有し、前記作動部材の内側表面には、該作動部材が前記第1の
    方向に回転するとき、トルクを伝達するため該作動部材
    の回転軸に対して傾斜した角度で前記トルク制限部材の
    前記歯と係合するように対をなして配置された外周に沿
    って配列する歯が形成されており、該作動部材の歯と該
    トルク制限部材の歯とは、前記トルクの印加と共に所定
    の上限トルクが達せられるまで互いに対して滑動可能に
    係合し、該上限トルクを超えたときに外れるように構成
    される、 請求項8に記載の装置。
  13. 【請求項13】 車両の外側ボディ表面上に高く物品を
    支持するための車両用物品キャリア装置であって、 前記装置は、 前記外側ボディ表面に固定されるようになった一対のス
    ラットであって、前記スラットの各々が、その中に形成
    されたチャンネルを有する、前記スラットと、 前記外側ボディ表面の上方に配置され、その上に物品を
    支持するための交差バーと、 前記外側ボディ表面上に固定された前記スラットの上で
    前記交差バーを支持するため前記交差バーの向かい合う
    両端部に配置され、前記スラット上で摺動可能に支持さ
    れた一対の支持部材と、 を有し、 前記支持部材の各々は、 主要なハウジング部分、より内側のハウジング部分、及
    びそれらの部分の間に形成された空洞部を有するハウジ
    ングと、 前記ハウジングの前記空洞部内に配置され、少なくとも
    部分的にその中を通って延在するねじ切り孔を更に備え
    たカム部材と、 前記空洞部の中に突出しているネック部、及び前記一対
    のスラットの連係する一方の前記チャネルの中に前記ハ
    ウジングの外側に延在するクランプ部を有する係止部材
    であって、前記ネック部は前記カム部材を受け入れるた
    め、その中に形成された開口部を有する、前記係止部材
    と、 前記カム部材の前記ねじ切り孔と螺合する細長いねじ切
    り部材を有する作動部材と、 を有し、 前記作動部材は、第1の方向に手動操作で回転すること
    による前記細長いねじ切り部材の前記ねじ切り孔との螺
    合を通して前記カム部材を前記空洞部内で垂直方向及び
    横方向に変位させ、これによって、前記係止部材を、前
    記連係するスラットの前記チャンネルと係止係合する方
    向に移動させることを可能とし、 更に、前記作動部材は、前記第1の方向とは反対の第2
    の方向に回転することによる前記細長いねじ切り部材の
    前記ねじ切り孔との螺合を通して前記カム部材を前記空
    洞部内で垂直方向及び横方向に変位させ、これによっ
    て、前記係止部材を、前記連係するスラットの前記チャ
    ンネルとの係止係合から外れるように移動させることを
    可能とし、 前記作動部材は、より内側の表面及び該表面から独立し
    たディスク状部材を備え、前記ディスク状部材は、前記
    細長いねじ切り部材に動かないよう固定されると共に、
    該部材の外周に沿って各々離間するように形成され、且
    つその端部に歯部を有する複数の可撓性アーム部を有
    し、前記より内側の表面は、外周に沿って各々離間する
    複数の歯を有し、前記作動部材が第1の方向に回転して
    前記所定の上限トルク以内で前記細長いねじ切りシャフ
    トの回転を引き起こすとき、前記複数の歯は、前記作動
    部材の回転軸に対して傾斜した角度で前記可撓性アーム
    部の前記歯部と互いに滑動可能に係合し、前記所定の上
    限トルクを更に超えるトルクが印加されたときには、
    記複数の歯と前記歯部との係合が外れ、かくして更なる
    トルクが前記細長いシャフトに伝達されないように構成
    された、前記装置。
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