JP3478743B2 - 錨 - Google Patents

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JP3478743B2
JP3478743B2 JP32919098A JP32919098A JP3478743B2 JP 3478743 B2 JP3478743 B2 JP 3478743B2 JP 32919098 A JP32919098 A JP 32919098A JP 32919098 A JP32919098 A JP 32919098A JP 3478743 B2 JP3478743 B2 JP 3478743B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、船舶に使用され
る錨の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、レジャーボートや漁船等の小型
船舶用の錨として、図12(A)(B)に示すようなものが従
来から広く知られている。この従来の錨は、固定爪a1
を有する錨本体aと、長尺棒状の接続部材bとを備え、
接続部材bの先端側には、ロープRに接続するロープ接
続部b1を備え、接続部材bの後端側を錨本体aの後端
側に回動自在に接続し、錨本体aには、接続部材bを当
接させる当接部a2を備えたものとし、そして、使用に
際しては、図13に示すように錨のロープ接続部b1
に、船舶から伸ばしたロープRを接続して海中に沈めた
後、船舶を移動させてロープRを引っ張ることにより、
接続部材bが錨本体aに対して回動して接続部材bと錨
本体aの固定爪a1とのなす角度Aが略45°となる位
置で当接部a2に当接し、この状態で、それ以上接続部
材bが錨本体aに対して回動できないため、海底の岩等
の被固定部材Hに引っ掛けることができるとともに、岩
等の被固定部材Hに食い込ませるようにして固く固定で
きる。しかしながら、このものにおいては、固定爪a1
が接続部材bに対して略45°をなした状態に維持され
るため、海底の岩等の被固定部材Hに固定した錨を外そ
うとして、図13に示すようにロープRを錨の上方側か
ら引っ張り操作して錨に引っ張り力をかけても、岩等の
被固定部材Hに引っ掛かった錨の固定爪a1には、その
引っ張り力の殆どが岩等の被固定部材Hを押し上げる上
方向きの力として働き、岩等の被固定部材Hに食い込ん
で固く固定した固定爪a1を外し難い場合が多い。その
ため、現状では、このように固定爪a1が岩等の被固定
部材Hから外れなくなると、ロープRから切断している
場合が多く、その結果、ロープRの切断という作業が強
いられるとともに、錨を再度購入して取付けなければな
らないという課題を有する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本願発明は、以上の実
情に鑑み提案されたもので、海底の岩等に容易に確実に
引っ掛けて固定できるとともに、固定した錨を簡単に外
すことのできる錨の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本願発明は、以下の特徴
を有する錨を提供することにより上記課題を解決する。
【0005】本願発明は、錨本体(1) と、この錨本体
(1) と船舶から伸ばされたロープ(R)とを接続する接続
部材(2) とを備え、錨本体(1) が、一端側に突設された
固定爪(3) が備えられることにより、錨本体(1) が海底
の岩等の被固定部材(H) に固定可能とされ、接続部材
(2) の一端側が、ロープ(R) と接続され、接続部材(2)
の他端側が、錨本体(1) の他端側に回動自在に接続さ
れ、更に、錨本体(1) に対する接続部材(2) の回動範囲
を規制する規制手段(22)(42)と、その規制を解除する規
制解除手段(23)(24)とが備えられ、接続部材(2) が、長
尺状のものから構成され、この接続部材(2) に接続した
ロープ(R) が、接続部材(2) の長手方向と沿う方向の引
っ張り力をかけ得るように引っ張り操作されることによ
り、錨本体(1)に対する回動範囲の規制が維持され、接
続部材(2) の長手方向と角度をなす方向の引っ張り力を
かけ得るように引っ張り操作されることにより、その規
制が解除されるようになされたものであり、規制手段(2
2)(42)が、接続部材(2) に摺動自在に設けられた摺動部
材(22)と、錨本体(1) に設けられた当接部(42)とを備え
たものであり、摺動部材(22)が、接続部材(2) の回動に
伴って錨本体(1) の当接部(42)に当接して係止すること
により、錨本体(1) に対する接続部材(2) の回動範囲が
規制され、規制解除手段(23)(24)が、錨本体(1) の当接
部(42)に当接した摺動部材(22)を摺動操作することによ
り、摺動部材(22)が摺動して錨本体(1) の当接部(42)と
摺動部材(22)との当接による係止が外れるようになされ
た錨において、接続部材(2) は、左右に間隔を隔てて対
向するように並設された二つの長尺状の板状体から構成
された接続本体片(21)(21)を備え、接続本体片(21)(21)
の一端側には、回動自在に取り付けられた操作部材(23)
が備えられ、接続本体片(21)(21)の他端側は、錨本体
(1) に回動自在に取り付けられるとともに、接続本体片
(21)(21)の長手方向に沿って摺動する上記の摺動部材(2
2)を収納する摺動部材用収納部(21a)が備えられたもの
であり、この摺動部材用収納部(21a)は、二つの接続
体片(21)(21)各々の上端側及び下端側に架設部材(21b)
(21b)を架け渡すことにより、二つの接続本体片(21)(2
1)の間に区画形成されたものであり、上記摺動部材(22)
は、接続本体片(21)(21)の摺動部材用収納部(21a)内に
収納可能な幅及び高さを有するものから構成されること
により、接続部材(2) に摺動自在に設けられ、上記の操
作部材(23)の一端側に、ロープ(R) が接続され、このロ
ープ(R) の引っ張り操作に際して操作部材(23)が接続本
体片(21)(21)を回動することにより、錨本体(1) の当接
部(42)と摺動部材(22)との当接による係止が外れるよう
になされたものであることを特徴とする錨を提供する。
【0006】本願の請求項2に係る発明は、操作部材(2
3)と摺動部材(22)とが、連結部材(24)を介して連結され
ることにより、操作部材(23)が接続本体片(21)(21)を回
動するに伴って、摺動部材(22)が接続本体片(21)の長手
方向に沿って摺動操作されるものであることを特徴とす
る請求項1記載の錨を提供する。
【0007】本願の請求項3に係る発明は、錨本体(1)
が、接続部材(2) を回動自在に取り付ける軸(41)と、摺
動部材(22)を当接させる当接部(42)と、案内部(44)とを
備えたものであり、この案内部(44)が、当接部(42)の側
方側に、軸(41)と同芯な円弧形状に形成されることによ
り、当接部(42)から当接の外れた摺動部材(22)が、錨本
体(1) に対する接続部材(2) の回動に際し、案内部(44)
に案内されるものであることを特徴とする請求項1又は
2記載の錨を提供する。
【0008】本願の請求項4に係る発明は、摺動部材用
収納部(21a)が断面四角形状をなし、摺動部材(22)が摺
動部材用収納部(21a)内に収納可能な幅及び高さを有す
る直方体状のものから構成されていることを特徴とする
請求項1〜3の何れかに記載の錨を提供する
【0009】以上のように構成された本願発明において
は、規制手段22、42によって、錨本体1に対する接
続部材2の回動を、規制手段22、42によって、錨本
体1の固定爪3と接続部材2とのなす角度Aが鋭角をな
す範囲に規制しておくことにより、固定爪3を海底の岩
等に被固定部材Hに食い込ませるようにして固く固定で
きる。
【0010】一方、海底に固定した錨を取り外す場合
は、規制解除手段23、24によって、接続部材2を、
錨本体1の固定爪3と接続部材2とのなす角度Aを鋭角
から鈍角にすることにより、接続部材2を引っ張れば、
その引っ張り力を、鋭角の状態で引っ張る場合に比して
錨本体1の固定爪3の長手方向に大きくかけることがで
き、固定爪3を被固定部材Hから容易に抜くことができ
る。
【0011】また、接続部材2に接続したロープRを、
接続部材2に長手方向に沿う方向の引っ張り力をかえ得
るように引っ張り操作することにより、錨本体1に対す
る回動範囲の規制が維持され、又、接続部材2に長手方
向と角度をなす方向の引っ張り力をかけ得るように引っ
張り操作することにより、その規制が解除するものとす
る。こうすることにより、例えば図4(B) に示すように
船舶を動かす等してロープRを引っ張れば、接続部材2
は接続部材2の長手方向と沿う方向の引っ張り力を受け
るため、錨本体1に対する回動範囲の規制が維持され
る。これにより、錨の固定爪3、3を海底の岩や砂等の
被固定部材Hに確実に、しかも固く引っ掛けることがで
きる。一方、固定爪3、3を海底の被固定部材Hに食い
込ませて固定した錨を外す場合は、例えば図6に示すよ
うにロープRを船上から引っ張り操作すれば良く、これ
により、接続部材2に、接続部材2の長手方向と角度を
なす方向の引っ張り力を与えることができ、錨本体1に
対する回動範囲の規制を解除できる。従って、接続部材
2を、錨本体1の固定爪3と接続部材2とのなす角度A
を鋭角から鈍角にでき、固定爪3を被固定部材Hから容
易に抜くことができる。
【0012】しかも、操作部材23の一端側に接続させ
たロープRの引っ張り操作に際し操作部材23が接続本
体片21を回動することにより、錨本体1の当接部42
に当接した摺動部材22が摺動して当接部42から外れ
るものとするため、海底に固定した錨を取り外す場合
は、船上からロープRを引っ張って操作部材23を接続
本体片21に対して回動させれば良く、これにより、当
接部42と摺動部材22との当接による係止を外すこと
ができ、接続部材2を、錨本体1の固定爪3に対してな
す角度Aを鋭角から鈍角にすることができる。
【0013】さらに本願発明は、錨本体1の当接部42
の側方側に、軸41と同芯な円弧形状に形成した案内部
44を備えたものとすることもできる。例えば図11に
示すように当接部42の後方側の部分に、直線状の案内
部44を形成した場合や、図10に示すように案内部4
4を設けない場合には、摺動部材22が当接部42から
外れた後、接続部材2が錨本体1の固定爪3に対してな
す角度Aを大きくする方向に回動するに際して摺動部材
22が支持部4側に摺動するため、その状態から接続部
材2を錨本体1の固定爪3に対してなす角度Aを小さく
する方向に回動しようとしても、摺動部材22が邪魔に
なって回動し難くなってしまう。そのため、海底から引
き上げた錨を再度使用する場合は、操作部材23を手で
回動操作して摺動部材22を支持部4と反対側に摺動さ
せ、その後、接続部材2を支持部4に対して回動させて
摺動部材22を当接部42に当接させた状態にしなけれ
ばならない。しかし、この本願発明のように案内部44
を、軸41と同芯の円弧状に形成したものにしておけ
ば、接続部材2が錨本体1の固定爪3に対してなす角度
Aを大きくする方向に回動するに際し、当接部42から
の当接の外れた摺動部材22は支持部4側に摺動するこ
となく案内部44に沿って案内されるため、この状態か
ら接続部材2が錨本体1の固定爪3に対してなす角度A
を小さくする方向に回動操作すれば、接続部材2を錨本
体1に対して係止されることなく回動させるでき、ロー
プRの引っ張り操作で自然と摺動部材22を当接部42
に当接し得る状態に戻すことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図を基に本願発明の一実施
形態を具体的に説明する。図1は、本願発明の一実施形
態の錨の側面図、図2は、その平面図、図3は、図2の
III −III 線断面図である。
【0015】本願発明の錨は、錨本体1と、接続部材2
とを備えている。錨本体1は、錨本体1を海底に固定さ
せるための固定爪3、3と、固定爪3、3を支持した支
持部4とを備えている。固定爪3、3は、左右一対をな
す二つから構成されており、各々は、長尺板状のものか
ら構成され、各々の先端(図の右方側)には、先鋭状に
形成された爪部31、31が備えられている。又、各固
定爪3、3は、爪傾斜用部材13、13を夫々備えてい
る。これらの爪傾斜用部材13、13は、この錨本体1
を海底に沈めた際、図4(A) に示すように常時固定爪
3、3の先端側の爪部31、31が後端側(図の左方
側)より下方側になる傾斜状態にさせておくためのもの
で、各々は、略三角形状を呈する板状のものから構成さ
れている。そして、各爪傾斜用部材13、13は、固定
爪3を基準に上下対称になるように固定爪3に取り付け
られることにより、固定爪3各々の後端から略爪部3
1、31まで伸ばされているとともに、固定爪3からの
上下高さが固定爪3の爪部31側に行くに従って漸次低
くなるようになされている。
【0016】そして、このように構成された固定爪3、
3各々は、支持部4の右側面、左側面各々に、左右対称
になるように固定されることにより、固定爪3、3の爪
部31、31が錨本体1の先端側に突設されている。
【0017】支持部4は、図3に示すように、先端側
に、接続部材2を取り付ける接続部材取付部40を備え
ている。この接続部材取付部40は、接続部材2を軸支
するための軸41と、接続部材2を当接させる当接部4
2、42と、接続部材2を案内する案内部44とを備え
ている。軸41は、固定爪3、3と同高さ位置に配位さ
れている。当接部42、42は、後述する接続部材2の
摺動部材を当接させて係止させるためのもので、本実施
形態では、接続部材取付部40の先端一部をカットして
凹部43を形成することにより、凹部43の上下両端面
を当接部42、42としている。又、これらの当接部4
2、42は、互いに固定爪3を対称軸に上下対称位置に
配位されている。案内部44は、接続部材取付部40に
おける当接部42、42より後方側の外周面がなしてお
り、軸41の軸芯を中心にした円弧面に形成されてい
る。
【0018】又、錨本体1の後端側には、図1、図2に
示すように横向き防止部材45が備えられている。この
横向き防止部材45は、錨本体1を海底に沈めた際に固
定爪3、3が上下になって錨本体1が横向きになるのを
防止するためのもので、径小な長尺棒状体から構成され
ている。この横向き防止部材45は、各爪傾斜用部材1
3、13の後端部を貫いて各爪傾斜用部材13、13の
左方、右方側各々に、固定爪3、3よりも側方に突出
し、各爪傾斜用部材13、13に左右対称形状をなして
固定されている。
【0019】接続部材2は、図2、図3に示すように接
続本体片21、21と、接続本体片21、21を摺動す
る摺動部材22と、摺動部材22を摺動操作する摺動部
材操作手段とを備えている。接続本体片21、21は、
本実施形態では、左右に間隔を隔てて対向するように並
設された二つの長尺状の板状体から構成されている。
又、接続本体片21、21の後方側には、摺動部材用収
納部21aが備えられている。この摺動部材用収納部2
1aは、摺動部材22を摺動自在に収納するためのもの
で、この実施形態では、二つの接続本体片21、21各
々の上端側及び下端側に板状の架設部材21b、21b
を架け渡すことにより、二つの接続本体片21、21の
間に、断面四角形状の摺動部材用収納部21aを区画形
成している。そして、これらの接続本体片21、21の
後端側が、錨本体1における支持部4の接続部材取付部
40の軸41に回動自在に取り付けられることにより、
接続本体片21、21の先端側が、軸41を回動軸にし
て、接続本体片21、21と錨本体1とが左右方向に重
なり合い両者の軸方向が揃って両者のなす角度が0°と
なる図1に示す位置から、接続本体片21、21と錨本
体1とのなす角度A(図4〜図8に示す)が鈍角になる
までの範囲を上下両方向に回動する。
【0020】摺動部材22は、上述の錨本体1の当接部
42、42とで、錨本体1に対する接続部材2の回動範
囲を規制する規制手段をなすもので、接続本体片21、
21の摺動部材用収納部21a内に収納可能な幅及び高
さを有する直方体状のものから構成されている。摺動部
材22の前端側には、後述する摺動部材操作手段の連結
部材24を回動自在に連結する連結部22aが備えられ
ている。そして、摺動部材22は、摺動部材用収納部2
1a内に収納されることにより、接続本体片21、21
の長手方向に沿って摺動できるように配位されている。
【0021】摺動部材操作手段は、棒状の操作部材23
と、棒状の連結部材24とを備えている。操作部材23
は、図1〜図3に示すように、その先端側に、ロープR
(図4(A)(B)に図示)を接続するロープ接続部23a
が、後端側には、連結部材24を回動自在に連結する連
結部23bが、夫々備えられている。そして、この操作
部材23のロープ接続部23aと連結部23bとの間の
部分が、接続本体片21、21の先端に回動自在に取り
付けられている。連結部材24は、先端側が操作部材2
3の連結部23bに回動自在に連結され、連結部材24
の後端側が摺動部材22の連結部22aに回動自在に連
結され、接続本体片21、21の間に移動可能に配位さ
れている。このようにして連結部材24を介して操作部
材23に接続された摺動部材22は、操作部材23の長
手方向と接続本体片21、21の長手方向とが同方向を
向いて一致した状態で、図3に示すように摺動部材22
の後部側が錨本体1の支持部4における接続部材取付部
40の凹部43に入り込んだ状態になる。又、摺動部材
22が支持部4の凹部43に入り込んだ状態から、操作
部材23が接続本体片21、21を回動するに伴って支
持部4と退行する方向に摺動して接続部材取付部40の
凹部43内から抜け出る。従って、摺動部材22は、操
作部材23の回動の動きに伴って、接続部材取付部40
の軸41からの距離が接続部材取付部40の案内部44
の半径より短くなる位置から長くまでのの範囲を自在に
摺動して凹部43内を出入りし、摺動部材22が錨本体
1の凹部43に入り込んだ状態で接続本体片21、21
が支持部4に対して回動していくと摺動部材22が接続
部材取付部40の当接部42、42に当接して係止す
る。本実施形態では、摺動部材22と接続部材取付部4
0の当接部42、42とが当接した状態で、図5に示す
ように接続本体片21、21と固定爪3、3とのなす角
度Aが略45°になるように設定している。一方、摺動
部材22が錨本体1の凹部43から抜け出た状態で、接
続本体片21、21が支持部4に対して回動しても摺動
部材22と接続部材取付部40の当接部42、42とは
当接しない。
【0022】次に、以上のように構成された本願発明の
錨の使用方法について説明する。図4(A) に示すように
操作部材23のロープ接続部23aに、船舶から伸ばし
たロープRの後端を接続した後、錨を海底に沈める。錨
が海底に沈む際、錨本体1の固定爪3が下方になった場
合でも、横向き防止部材45の先端が海底に当たって錨
本体1の固定爪3が側方側になって海底に沈む。又、錨
本体1の上面側又は下面側の何れが下方側になって海底
に沈むか判らないが、錨本体1が上下対称になっている
ため、錨本体1の上面側又は下面側の何れが下方側にな
っても同じ形で海底に沈ませることができる。
【0023】その後、図4(B) に示すように船舶を動か
す等してロープRを引っ張り、海底を引きずるように錨
を移動させる。これにより、錨の固定爪3、3を海底の
岩や砂等の被固定部材Hに引っ掛けることができる。固
定爪3、3を海底の被固定部材Hに引っ掛けた後は、ロ
ープRを引っ張ると、固定爪3、3に引っ掛けた被固定
部材Hによって抵抗がかかるため、接続本体片21、2
1が錨本体1に対して回動し、接続本体片21、21と
固定爪3、3とのなす角度Aが徐々に大きくなっていく
が、その際、操作部材23がロープRによって斜め前方
側に引っ張られるため、接続本体片21、21の長手方
向が操作部材23の長手方向に一致した状態になって引
っ張られ、摺動部材22の後部側が錨本体1の支持部4
における接続部材取付部40の凹部43に入り込んだ状
態を維持する。従って、接続本体片21、21が錨本体
1に対して回動していくと摺動部材22が錨本体1の当
接部42に当接し、接続本体片21、21が錨本体1に
対してそれ以上回動できず、接続本体片21、21と固
定爪3、3とのなす角度Aが略45°をなした状態で引
っ張ることができ、固定爪3、3を海底の被固定部材H
に食い込ませるようにして容易に、しかも固く固定でき
る。
【0024】一方、固定爪3、3を海底の被固定部材H
に食い込ませて固定した錨を外す場合は、船上からロー
プRを手繰り寄せるようにして図6に示すようにロープ
Rを錨の上方側から引っ張り操作する。この上方側への
引っ張りにより、接続本体片21、21は固定爪3、3
に対してなす角度Aをそれ以上大きくできずに回動しな
いため、操作部材23が接続本体片21、21に対して
回動する。この操作部材23の接続本体片21、21に
対する回動により、連結部材24を介して摺動部材22
が摺動部材用収納部21aを支持部4と退行する方向に
摺動して接続部材取付部40の凹部43内から抜け出
て、摺動部材22と当接部42との当接による係止が外
れる。これにより、接続本体片21、21と固定爪3、
3とのなす角度Aが略45°以上に大きくならないよう
に規制されていた接続本体片21、21の回動範囲の規
制が解除され、接続本体片21、21が錨本体1に対し
て回動し始め、図7、図8に示すように接続本体片2
1、21と固定爪3、3とのなす角度Aが90°以上の
鈍角になるまで回動する。この回動により、固定爪3、
3にかかるロープRからの引っ張り力は、固定爪3、3
の長手方向に沿う方向に大きく作用し、固定爪3、3を
岩等から容易に抜くことができ、錨を外すことができ
る。尚、摺動部材22が凹部43から出て接続本体片2
1、21が錨本体1に対して回動可能状態になると、操
作部材23と接続本体片21、21とが一直線状になろ
うとするが、摺動部材22が案内部44に当接して支持
部4側に摺動できないため、操作部材23と接続本体片
21、21とが折れ曲がった状態を維持しながら共に後
方側に回動し、接続本体片21、21が固定爪3、3に
対して角度Aを大きくして行く。
【0025】又、錨を外した後、再度錨を使用する場合
は、接続本体片21、21と固定爪3、3とのなす角度
Aが鈍角になった図7に示す状態のまま、海底に沈め
て、上述したと同様に船舶を動かす等してロープRを引
っ張り操作する。その際、そのロープRの引っ張り力に
よって操作部材23が接続本体片21、21に一直線状
になろうとして摺動部材22が錨本体1の支持部4側に
摺動しようとするが、摺動部材22が軸41と同芯の円
弧に形成された支持部4の案内部44に当接しているた
め、摺動部材22は、接続本体片21、21に対して摺
動することなくその位置を維持しながら案内部44に沿
って案内される。従って、接続本体片21、21は、固
定爪3、3とのなす角度Aが鈍角になった状態でも、錨
本体1に対して爪部31、31側へ回動し得る状態を維
持し、ロープRの引っ張りによって接続本体片21、2
1が錨本体1に対して爪部31、31側へ回動して固定
爪3、3に対して角度Aを小さくして行く。そして、摺
動部材22が凹部43に合致すると、操作部材23が接
続本体片21、21とが一直線状になろうとし摺動部材
22が錨本体1の支持部4側に摺動して凹部43内に入
り込み、上述した図5に示す状態にできる。又、錨を海
底に沈めてロープRを引っ張り操作する際、図9に示す
ように固定爪3、3の爪部31、31が後方側になった
状態で操作部材23を固定爪3、3の爪部31、31と
反対方向に引っ張る場合もあるが、仮にこのような状態
になっても、接続本体片21、21と錨本体1とが互い
に回動するため、操作部材23の引っ張りに伴って錨本
体1が固定爪3、3の爪部31、31と反対側の後部側
を軸にして海底を回転し、図9中に破線で示すように固
定爪3、3の爪部31、31が前方側にくる。固定爪
3、3が前方側にくると摺動部材22が凹部43に合致
して凹部43内に入り込み、図1に示す状態にできる。
【0026】尚、支持部4の当接部42、42は、上記
実施形態の形態のものに限らず、例えば図10に示すよ
うに棒状体5、5を、左右の爪傾斜用部材13に架け渡
して棒状体5、5の側面を当接部42、42としても良
い。尚、この場合は、案内部44は、有しないものにな
る。
【0027】又、支持部4の案内部44は、軸41と同
芯の円弧状に形成したものに限らず、例えば図11に示
すように後方側に漸次軸41から距離が短くなる直線状
に形成したものでも良い。更には、案内部44を設ける
形態のものに限らず、図10に示すように設けない形態
のものであっても良い。ただし、案内部44を、直線状
に形成した場合や設けない場合、例えば図11中に点線
で示すように、摺動部材22が接続部材取付部40の凹
部43内から抜け出た後、支持部4に対する接続本体片
21、21の後方側への回動に際して摺動部材22が支
持部4側に摺動する。この状態になると、接続本体片2
1、21が支持部4に対して前方側へ回動し難くなって
しまい、その結果、再度錨を使用する場合は、操作部材
23を手で接続本体片21、21に対して回動操作して
摺動部材22を支持部4と反対側に摺動させた後、接続
本体片21、21を支持部4に対して前方側に回動して
摺動部材22を凹部43内に入り込ませておかなければ
ならない。従って、本実施形態のように案内部44を、
軸41と同芯の円弧状に形成したものにしておけば、そ
のような操作をすることなく再度錨を使用できる点で有
利である。
【0028】また、案内部44の位置は、接続本体片2
1、21と固定爪3、3とのなす角度Aが略45°にな
る位置に限らず、両者のなす角度Aが鋭角をなす範囲で
あれば良く、適宜変更し得る。
【0029】又、本願発明の錨の使用される船舶の種類
は、特に限定されず、レジャーボート、小型船舶、或い
は漁船等の種々のものに使用し得る。
【0030】
【発明の効果】以上、本願発明は、規制手段22、42
によって、固定爪3を海底の岩等に被固定部材Hに食い
込ませるようにして固く固定できる。一方、海底に固定
した錨を取り外す場合は、規制解除手段23、24によ
って、接続部材2を引っ張り操作すれば、固定爪3を被
固定部材Hから簡単に抜くことができ、海底に固定した
錨を容易に取り外すことができる。
【0031】しかも、船舶を動かす等してロープRを引
っ張ることにより、錨本体1に対する接続部材2の回動
範囲の規制を維持でき、錨の固定爪3、3を海底の岩や
砂等の被固定部材Hに確実に、しかも固く引っ掛けるこ
とができる。一方、固定爪3、3を海底の被固定部材H
に食い込ませて固定した錨を外す場合は、ロープRを船
上から引っ張り操作すれば良く、これにより、錨本体1
に対する回動範囲の規制を解除でき、接続部材2を、錨
本体1の固定爪3と接続部材2とのなす角度Aを鋭角か
ら鈍角にでき、固定爪3を被固定部材Hから容易に抜く
ことができる。従って、被固定部材Hへの固定及び固定
した錨を被固定部材Hから外す操作の容易なものにし得
る。
【0032】特に、海底に固定した錨を取り外す場合
は、船上からロープRを引っ張って操作部材23を接続
本体片21に対して回動させれば良く、これにより、当
接部42と摺動部材22との当接による係止を外すこと
ができ、接続部材2を、錨本体1の固定爪3に対してな
す角度Aを鋭角から鈍角にすることができる。従って、
海底に固定した錨を容易に取り外すことができる。
【0033】本願の請求項3の発明は、錨本体1の当接
部42の側方側に、軸41と同芯な円弧形状に形成した
案内部44を備えたものとすることにより、接続部材2
が錨本体1の固定爪3に対してなす角度Aを大きくする
方向に回動するに際し、当接部42からの当接の外れた
摺動部材22は支持部4側に摺動することなく案内部4
4に沿って案内されるため、この状態から接続部材2が
錨本体1の固定爪3に対してなす角度Aを小さくする方
向に回動操作すれば、接続部材2を錨本体1に対して係
止されることなく回動させるできる。これにより、ロー
プRの引っ張り操作で自然と摺動部材22を当接部42
に当接し得る状態に戻すことができる。従って、接続部
材2と錨本体1の固定爪3とのなす角度Aを鈍角にして
海底から取り外した錨を、そのまま海底に沈めて再度使
用でき、使用便利なものにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の一実施形態の錨の側面図である。
【図2】本願発明の一実施形態の錨の平面図である。
【図3】図2のIII −III 線断面図である。
【図4】本願発明の錨の使用状態の説明図に係り、(A)
は、錨を海底に沈めた状態の説明図、(B) は、海底に沈
めた錨を引っ張って被固定部材に固定した状態の説明図
である。
【図5】図4(B) の状態を拡大した断面図である。
【図6】被固定部材に固定した錨の操作部材に接続した
ロープを上方に引っ張り操作して摺動部材が当接部から
当接が外れた状態の断面図である。
【図7】摺動部材と当接部との当接を外して、接続部材
を錨本体の固定爪に対して鈍角にした状態の説明図であ
る。
【図8】図7の状態を拡大した断面図である。
【図9】海底から引き上げた錨を再度海中に沈めた際、
固定爪の爪部が後方側になった状態で引っ張った場合の
説明図である。
【図10】当接部の他の実施形態を示す断面図である。
【図11】当接部の更に他の実施形態を示す断面図であ
る。
【図12】(A) は、従来例の平面図、(B) は、従来例の
側面図である。
【図13】従来例を海底の被固定部材に固定した状態の
説明図である。
【符号の説明】
1 錨本体 2 接続部材 3 固定爪 4 支持部 13 爪傾斜用部材 21 接続本体片 22 摺動部材 23 操作部材 24 連結部材 31 爪部 41 軸 42 当接部 43 凹部 44 案内部

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】錨本体(1) と、この錨本体(1) と船舶から
    伸ばされたロープ(R) とを接続する接続部材(2) とを備
    え、 錨本体(1) が、一端側に突設された固定爪(3) が備えら
    れることにより、錨本体(1) が海底の岩等の被固定部材
    (H) に固定可能とされ、 接続部材(2) の一端側が、ロープ(R) と接続され、接続
    部材(2) の他端側が、錨本体(1) の他端側に回動自在に
    接続され、 更に、錨本体(1) に対する接続部材(2) の回動範囲を規
    制する規制手段(22)(42)と、その規制を解除する規制解
    除手段(23)(24)とが備えられ、 接続部材(2) が、長尺状のものから構成され、 この接続部材(2) に接続したロープ(R) が、接続部材
    (2) の長手方向と沿う方向の引っ張り力をかけ得るよう
    に引っ張り操作されることにより、錨本体(1) に対する
    回動範囲の規制が維持され、接続部材(2) の長手方向と
    角度をなす方向の引っ張り力をかけ得るように引っ張り
    操作されることにより、その規制が解除されるようにな
    されたものであり、 規制手段(22)(42)が、接続部材(2) に摺動自在に設けら
    れた摺動部材(22)と、錨本体(1) に設けられた当接部(4
    2)とを備えたものであり、摺動部材(22)が、接続部材
    (2) の回動に伴って錨本体(1) の当接部(42)に当接して
    係止することにより、錨本体(1) に対する接続部材(2)
    の回動範囲が規制され、 規制解除手段(23)(24)が、錨本体(1) の当接部(42)に当
    接した摺動部材(22)を摺動操作することにより、摺動部
    材(22)が摺動して錨本体(1) の当接部(42)と摺動部材(2
    2)との当接による係止が外れるようになされた錨におい
    て、 接続部材(2) は、左右に間隔を隔てて対向するように並
    設された二つの長尺状の板状体から構成された接続本体
    片(21)(21)を備え、 接続本体片(21)(21)の一端側には、回動自在に取り付け
    られた操作部材(23)が備えられ、 接続本体片(21)(21)の他端側は、錨本体(1) に回動自在
    に取り付けられるとと もに、接続本体片(21)(21)の長手
    方向に沿って摺動する上記の摺動部材(22)を収納する摺
    動部材用収納部(21a)が備えられたものであり、 この摺動部材用収納部(21a)は、二つの接続本体片(21)
    (21)各々の上端側及び下端側に架設部材(21b)(21b)を架
    け渡すことにより、二つの接続本体片(21)(21)の間に区
    画形成されたものであり、 上記摺動部材(22)は、接続本体片(21)(21)の摺動部材用
    収納部(21a)内に収納可能な幅及び高さを有するものか
    ら構成されることにより、接続部材(2) に摺動自在に設
    けられ、 上記の操作部材(23)の一端側に、ロープ(R) が接続さ
    れ、このロープ(R) の引っ張り操作に際して操作部材(2
    3)が接続本体片(21)(21)を回動することにより、錨本体
    (1) の当接部(42)と摺動部材(22)との当接による係止が
    外れるようになされたものであることを特徴とする錨
  2. 【請求項2】 操作部材(23)と摺動部材(22)とが、連結
    部材(24)を介して連結されることにより、操作部材(23)
    が接続本体片(21)(21)を回動するに伴って、摺動部材(2
    2)が接続本体片(21)の長手方向に沿って摺動操作される
    ものであることを特徴とする請求項1記載の錨。
  3. 【請求項3】 錨本体(1) が、接続部材(2) を回動自在
    に取り付ける軸(41)と、摺動部材(22)を当接させる当接
    部(42)と、案内部(44)とを備えたものであり、この案内
    部(44)が、当接部(42)の側方側に、軸(41)と同芯な円弧
    形状に形成されることにより、当接部(42)から当接の外
    れた摺動部材(22)が、錨本体(1) に対する接続部材(2)
    の回動に際し、案内部(44)に案内されるものであること
    を特徴とする請求項1又は2記載の錨
  4. 【請求項4】 摺動部材用収納部(21a)が断面四角形状
    をなし、摺動部材(22)が摺動部材用収納部(21a)内に収
    納可能な幅及び高さを有する直方体状のものから構成さ
    れていることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載
    の錨
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