JP3478078B2 - 車両の状態量検出装置 - Google Patents

車両の状態量検出装置

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JP3478078B2
JP3478078B2 JP22537997A JP22537997A JP3478078B2 JP 3478078 B2 JP3478078 B2 JP 3478078B2 JP 22537997 A JP22537997 A JP 22537997A JP 22537997 A JP22537997 A JP 22537997A JP 3478078 B2 JP3478078 B2 JP 3478078B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の複数種の状
態量のうちの第1及び第2状態量をそれぞれ検出する第
1及び第2検出手段を備え、同検出した第1及び第2状
態量を車両における一つの機能を制御するために用いた
車両の状態量検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、ヨーレートを検出する車両の
状態量検出装置において、例えば特開平4−23531
2号公報に示されているように、左右車輪速差を用いて
ヨーレートを検出するヨーレートセンサの正常及び異常
の判定を行うようにしたものは知られている。また、ス
テアリング舵角を検出する車両の状態量検出装置におい
て、例えば実開昭61−127079号公報に示されて
いるように、車輪速を測定することにより車速を検出
し、同検出した車速を用いてステアリング舵角を検出す
るステアリング舵角センサの正常及び異常の判定を行う
ようにしたものも知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、車両の複数種
の状態量を検出して同検出した複数種の状態量により車
両における一つの機能を制御する場合、同複数種の状態
量を検出するための複数の検出手段の正常及び異常を車
両の他の一つの状態量を用いて判定すると、前記他の一
つの状態量を検出するための検出手段に異常が発生した
状態では、前記複数の検出手段の全てが異常と判定され
て、前記車両の機能に対する制御が全面的に停止される
ことになる。前記複数の検出手段が同時に異常となる可
能性は極めて低いために、前記のような異常判定を行う
と、車両に設けた機能に対する制御が不必要に停止さ
れ、せっかく有している車両の機能が不必要に損なわれ
るという問題がある。
【0004】
【発明の概要】本発明は上記問題に対処するためになさ
れたもので、その目的は、車両の複数種の状態量のうち
の第1及び第2状態量をそれぞれ検出する第1及び第2
検出手段を備え、同検出した第1及び第2状態量を車両
における一つの機能を制御するために用いた車両の状態
量検出装置において、第1及び第2検出手段の異常が不
必要に検出されないようにして、車両の前記機能が不必
要に損なわれることを防止することにある。
【0005】上記の目的を達成するため、本発明は、車
両の複数種の状態量のうち第1及び2をそれぞれ検出す
る第1及び第2検出手段を備え、同検出した第1及び第
2状態量を当該車両における一つの機能を制御するため
に適用される車両の状態量検出装置において、前記複数
種の状態量のうち前記第1及び第2状態量とは異なる第
3状態量を検出する第3検出手段と、前記第3検出手段
により検出された第3状態量に基づいて前記第1検出手
段が正常であるか異常であるかを判定する第1異常判定
手段と、前記第3検出手段により検出された第3状態量
に基づいて前記第2検出手段が正常であるか異常である
かを判定する第2異常判定手段と、前記第1異常判定手
段によって前記第1検出手段が異常であると判定されて
いるとき前記第2検出手段により検出される第2状態量
に基づく代替制御を許容し、前記第2異常判定手段によ
って前記第2検出手段が異常であると判定されていると
き前記第1検出手段により検出される第1状態量に基づ
く代替制御を許容する代替制御許容手段と、前記第3検
出手段の異常時に前記第1及び第2異常判定手段による
異常判定を禁止して前記第1検出手段により検出される
第1状態量及び(又は)前記第2検出手段により検出さ
れる第2状態量に基づく代替制御を許容する異常判定禁
止手段とを設けたことを特徴とする車両の状態量検出装
置を提供するものである。
【0006】上記のように構成した車両の状態量検出装
置によれば、第1及び第2検出手段の正常及び異常がそ
れぞれ判定されるので、車両の前記機能が誤って制御さ
れることがなくなる。また、第3状態量を検出する第3
検出手段の異常に起因した第1及び第2検出手段の同時
異常の判定が禁止されるので、第1及び第2状態量のう
ちの異常とされてない側の状態量により車両の前記機能
を制御することも可能であり、同機能が不必要に損なわ
れることも回避できる。
【0007】
【実施形態】以下、本発明に係る車両の状態量検出装置
を後輪操舵機能を有する四輪操舵車に適用した本発明の
一実施形態について説明する。この実施形態に係る車両
は、図1に示すように、左右前輪FW1,FW2を操舵
する前輪操舵機構10と、左右後輪RW1,RW2を操
舵する後輪操舵機構20と、後輪操舵機構20を電気的
に制御する電気制御装置30とを備えている。
【0008】前輪操舵機構10は操舵ハンドル11を備
え、同ハンドル11の回動操作は操舵軸12を介してス
テアリングギヤボックス13に伝達される。ステアリン
グギヤボックス13は操舵軸12の回転運動をリレーロ
ッド14の軸線方向の運動に変換し、リレーロッド14
がその軸線方向の運動により左右前輪FW1,FW2を
操舵するようになっている。
【0009】後輪操舵機構20は、左右後輪RW1,R
W2を操舵するために電気アクチュエータとしてのブラ
シレスモータ21を備えている。ブラシレスモータ21
は減速機22を介して運動方向変換機23に接続されて
いる。運動方向変換機23は、減速機22を介したブラ
シレスモータ21の回転運動をリレーロッド24の軸線
方向の運動に変換して出力する。リレーロッド24は、
車幅方向に延設されて左右後輪RW1,RW2を操舵可
能に連結するもので、軸線方向の変位により左右後輪R
W1,RW2を操舵する。
【0010】電気制御装置30は、車速センサ31、車
輪速センサ32a,32b、ヨーレートセンサ33、ス
テアリングセンサ34、第1後輪舵角センサ35及び第
2後輪舵角センサ36を備えている。
【0011】車速センサ31は、変速機(図示しない)
の出力軸の回転をピックアップすることにより、同回転
速度に反比例する周期のパルス列信号を出力する。車輪
速センサ32a,32bは、左右の従動輪の各回転(後
輪駆動車にあっては左右前輪FW1,FW2の各回転、
前輪駆動車にあっては左右後輪RW1,RW2の各回
転)をそれぞれピックアップすることにより、各回転速
度に反比例する周期のパルス列信号をそれぞれ出力す
る。ヨーレートセンサ33は、車体の重心近傍位置に組
み付けられた振動子を備えてなりコリオリ力を用いて車
体重心位置の垂直軸回りの角速度を検出する角速度セン
サで構成され、車体に作用するヨーレートの向きを表す
とともに同ヨーレートの大きさに比例した大きさを表す
信号を出力する。ステアリングセンサ34は、操舵軸1
2に組み付けられた回転センサで構成されており、操舵
軸12が所定角度だけ回転する毎にレベルが変化するパ
ルス列信号であって、位相が互いに4分の1周期だけ異
なるとともに操舵軸12の回動方向により位相の進む側
が互いに逆になる2相のパルス列信号を出力する。第1
後輪舵角センサ35はブラシレスモータ21に組み付け
られた磁極位置センサにより構成され、同モータ21の
回転子の固定子に対する回転位置を表す信号を出力す
る。第2後輪舵角センサ36は、リレーロッド24に組
み付けられたポテンショメータで構成され、同ロッド2
4の軸線方向の変位量(左右後輪RW1,RW2の操舵
角)を直接表す信号を出力する。
【0012】これらのセンサ31〜36は、マイクロコ
ンピュータ37に接続されている。マイクロコンピュー
タ37は、図2に示すフローチャートに対応したメイン
プログラムを繰り返し実行するとともに、このメインプ
ログラムの実行中、図3に示すフローチャートに対応し
た割込みプログラムを所定の短時間毎に割り込み実行す
る。マイクロコンピュータ37には駆動制御回路38が
接続されており、同回路38はマイクロコンピュータ3
7により制御されてブラシレスモータ21を駆動して左
右後輪RW1,RW2を操舵する。
【0013】次に、上記のように構成した実施形態の動
作を説明する。イグニッションスイッチ(図示しない)
の投入により、マイクロコンピュータ37は図2のステ
ップ100にてメインプログラムの実行を開始して、ス
テップ102にて各プログラムにて利用される各種変数
を初期値に設定する。
【0014】前記ステップ102の処理後、マイクロコ
ンピュータ37は、ステップ104にて、第2後輪舵角
センサ36からの信号を入力し、同信号が左右後輪RW
1,RW2の中立位置を表すように同後輪RW1,RW
2を操舵するための制御信号を駆動制御回路38に出力
する。駆動制御回路38はブラシレスモータ21を駆動
し、同駆動によるブラシレスモータ21の回転は減速機
22を介して運動方向変換機23に伝達され、同変換機
23はリレーロッド24を軸線方向に駆動して左右後輪
RW1,RW2を中立位置まで操舵する。なお、第2後
輪舵角センサ36はポテンショメータで構成されてい
て、中立補正などの処理を必要とすることなく左右後輪
RW1,RW2の舵角を直接的に表すので、この左右後
輪RW1,RW2の中立位置設定はイグニッションスイ
ッチの投入直後においても可能である。
【0015】前記ステップ104の処理後、ステップ1
06にて車両の状態量に応じた後輪の操舵制御に利用さ
れる後輪舵角θrを「0」に設定する。そして、ステッ
プ108にて、中立補正フラグθCFが”1”であるか
否かを判定する。この中立補正フラグθCFは、前記ス
テップ102の初期設定処理により”0”に設定されて
いるもので、後述する中立補正処理により”1”に変更
されてステアリング舵角θs’の中立補正が完了したこ
とを表すものである。この時点では、前記中立補正が完
了していることはなく、中立補正フラグθCFは”0”
に保たれているので、ステップ108における「NO」
との判定によりメインプログラムの進行を一時停止す
る。
【0016】このようなステップ102〜108のメイ
ンプログラムの実行中、マイクロコンピュータ37は所
定の短時間毎に図3の割込みプログラムを割込み実行す
る。この割込みプログラムの実行はステップ200にて
開始され、ステップ202にて車速V、左右車輪速W
1,W2、ステアリング舵角θs’、後輪舵角θr及び
ヨーレートγを計算する。
【0017】車速Vの計算においては、車速センサ31
から入力されたパルス列信号に基づいて同パルス列信号
の周期に反比例した値を車速Vとして計算する。左右車
輪速W1,W2の計算においては、左右車輪速センサ3
2a,32bからそれぞれ入力された各パルス列信号に
基づいて同各パルス列信号の周期に反比例した値をそれ
ぞれ左右車輪速W1,W2として計算する。ステアリン
グ舵角θs’の計算においては、ステアリングセンサ3
4から入力された2相パルス列信号に基づいて、両パル
ス列信号のレベルが変化する毎に操舵軸12の回動方向
(2相のパルス列信号のレベルの変化の仕方によって検
出される)に応じて以前のステアリング舵角θs’を所
定角度ずつ増減する。したがって、このステアリング舵
角θs’は中立補正前にあっては初期値からの相対的な
角度を表すのみで、操舵ハンドル11の絶対的な舵角を
表していない。後輪舵角θrの計算においては、第1後
輪舵角センサ35から入力したブラシレスモータ21の
回転子の回転位置を表す信号に基づいて回転子の固定子
に対する回転方向及び所定角度の回転を検出し、同所定
角度の回転の検出毎に回転子の回転方向に応じて以前の
後輪舵角θrを所定角度ずつ増減する。なお、この後輪
舵角θrは、前記ステップ106の処理により左右後輪
RW1,RW2を中立位置に初期設定した際に「0」に
初期設定されているので、前記増減により計算された後
輪舵角θrは左右後輪RW1,RW2の絶対的な舵角を
表している。ヨーレートγの計算においては、ヨーレー
トセンサ33からのヨーレートの大きさを表す信号をヨ
ーレートγとして設定するのみである。
【0018】前記ステップ202の処理後、ステップ2
04にて中立補正処理を行う。この中立補正処理におい
ては、車速Vが所定車速V1,V2間(例えばV1=3
0km/h,V2=120km/h)にある状態で車両が所定時
間(割込みプログラムの実行間隔に比べて非常に長い)
走行し続ける毎に、左右車輪速W1,W2に基づいて推
定した推定ステアリング舵角θseと、前記計算したステ
アリング舵角θs’との偏差の前記所定時間に渡る平均
値を計算して、同平均値を中立補正舵角として更新する
とともに、割込みプログラムの実行毎に前記計算したス
テアリング舵角θs’から中立補正舵角を減算して補正
ステアリング舵角θsを計算する。また、前記補正ステ
アリング舵角θsが最初に計算されたとき、中立補正フ
ラグθCFは”1”に変更され、その後”1”に保たれ
続ける。なお、補正ステアリング舵角θsは下記数1に
従って計算される。
【0019】
【数1】
【0020】前記ステップ204の処理後、ステップ2
06にて中立補正フラグθCFが”1”であるか否かを
判定する。この場合、補正ステアリング舵角θsが初め
て計算されるまでは、中立補正フラグθCFが”0”に
保たれているので、ステップ206における「NO」と
の判定のもとにステップ212にてこの割込みプログラ
ムの実行を終了する。一方、補正ステアリング舵角θs
が初めて計算された後には、中立補正フラグθCFが”
1”に変更されているので、ステップ206における
「YES」との判定のもとにステップ208のヨーレー
ト異常判定ルーチン及びステップ210のステアリング
舵角異常判定ルーチンを実行して、ステップ212にて
この割込みプログラムの実行を終了する。
【0021】ヨーレート異常判定ルーチンは図4に詳細
に示すようにステップ300にて開始される。前記開始
後、ステップ302にて左右前輪FW1,FW2及び左
右後輪RW1,RW2に制動力が付与されているか否か
が判定されるとともに、ステップ304にて車速Vが所
定車速V1,V2(例えばV1=30km/h,V2=12
0km/h)間にあるか否かを判定する。なお、制動力の付
与の有無については、ブレーキペダルの踏み込み操作を
検出するブレーキスイッチ、自動制御によるブレーキ付
与のための信号の出力などにより検出される。左右前輪
FW1,FW2及び左右後輪RW1,RW2に制動力が
付与されていたり、車速Vが所定車速V1,V2間にな
ければ、ステップ302又はステップ304にて「N
O」と判定して、ステップ336にてこのヨーレート異
常判定ルーチンの実行を終了する。
【0022】左右前輪FW1,FW2及び左右後輪RW
1,RW2に制動力が付与されておらず、かつ車速Vが
所定車速V1,V2間になると、すなわち異常判定許可
条件が成立すると、両ステップ302,304における
「YES」との判定のもとに、ステップ308にて前記
計算した左右車輪速W1,W2に基づいて下記数2に従
って推定ヨーレートγeを計算する。
【0023】
【数2】
【0024】次に、ステップ310,312の処理によ
り、前記計算したヨーレートγ及び推定ヨーレートγe
を所定時間に渡って累算する。そして、ヨーレートγ及
び推定ヨーレートγeの所定時間に渡る累算が終了する
と、ステップ312における「YES」との判定のもと
に、プログラムはステップ314以降に進められる。
【0025】ステップ314においては、前記ヨーレー
トγ及び推定ヨーレートγeの各累算値を前記所定時間
で除算して、同所定時間に渡るヨーレートγ及び推定ヨ
ーレートγeの各平均値γav,γeavをそれぞれ計算し、
前記計算した各平均値γav,γeavで各今回平均値γav
1,γeav1を更新するとともに同更新する前の各今回平
均値γav1,γeav1で各前回平均値γav2,γeav2を更新
しておく。そして、ステップ316にて、ヨーレートγ
の今回平均値γav1と前回平均値γav2との差の絶対値|
γav1−γav2|が所定値γ1以上であるか否かを判定す
る。前記絶対値|γav1−γav2|が所定値γ1以上であ
れば、ステップ316にて「YES」すなわちヨーレー
トセンサ33出力は正常であると判定し、プログラムを
ステップ318,320に進める。この判定は、前記所
定時間をある程度長い時間に設定すれば、その間に、車
体に作用するヨーレートは必ず多少は変化するはずであ
るという理屈に基づくものである。ステップ318にお
いては時間計測値CT1を「0」に設定するとともに、
ステップ320においてはヨーレート異常フラグγF
を”0”に設定し、ステップ336にてこのヨーレート
異常判定ルーチンの実行を終了する。なお、この時間計
測値CT1も、前述したステップ102の初期設定処理
により「0」に設定される変数である。また、ヨーレー
ト異常フラグγFも前記ステップ102にて”0”に初
期設定されているもので、”0”によりヨーレートセン
サ33出力の正常を表し、”1”により同出力の短時間
異常を表し、”2”により同出力の長時間異常を表すも
のである。
【0026】一方、前記絶対値|γav1−γav2|が所定
値γ1未満であれば、ステップ316における「NO」
との判定のもとにプログラムをステップ322に進め
る。ステップ322においては、ステアリング舵角異常
フラグθFが”0”であるか否かを判定する。このステ
アリング舵角異常フラグθFは前記ステップ102に
て”0”に初期設定されているもので、”0”により補
正ステアリング舵角θsの正常を表し、”1”により同
舵角θsの短時間異常を表し、”2”により同舵角θs
の長時間異常を表す。ステアリング舵角異常フラグθF
が”0”であれば、ステップ322にて「YES」と判
定し、ステップ324にて推定ヨーレートγeの今回平
均値γeav1と前回平均値γeav2との差の絶対値|γeav1
−γeav2|が所定値γe1以上であるか否かを判定する。
前記絶対値|γeav1−γeav2|が所定値γe1以上であれ
ば、ステップ324にて「YES」と判定して、プログ
ラムをステップ326〜334に進める。
【0027】ステップ326〜334の処理において
は、ステップ316にて「NO」、ステップ322にて
「YES」かつステップ324にて「YES」と判定さ
れ続けた時間を時間計測値CT1として計測するととも
に、同時間計測値CT1が所定の短時間T11以上になる
とヨーレートセンサ33出力の短時間異常であると判定
してヨーレート異常フラグγFを”1”に設定する。ま
た、時間計測値CT1が所定の長時間T12(T12>T1
1)以上になるとヨーレートセンサ33出力が長時間異
常であると判定してヨーレート異常フラグγFを”2”
に設定する。なお、所定値ΔT1は前記ステップ31
0,312にてヨーレートγ及び推定ヨーレートγeの
平均値を計算する時間間隔に等しい時間を表している。
【0028】また、ステップ316,322にて「N
O」、「YES」と判定されても、絶対値|γeav1−γ
eav2|が所定値γe1未満であれば、ステップ324にて
「NO」と判定し、ステップ336にてこのヨーレート
異常判定ルーチンの実行を終了する。これは、絶対値|
γav1−γav2|が所定値γ1未満であっても、絶対値|
γeav1−γeav2|が所定値γe1未満であれば、ヨーレー
トセンサ33出力の異常判定を保留にすることを意味す
る。
【0029】一方、ステップ316にて「NO」と判定
された後であっても、ステアリング舵角異常フラグθF
が”0”でなければ、ステップ322にて「NO」と判
定し、前記ステップ318,320の処理後、ステップ
336にてこのヨーレート異常判定ルーチンの実行を終
了する。このステップ322の処理は、補正ステアリン
グ舵角θsが異常である場合には、ステップ324以降
の処理を回避してヨーレートセンサ33出力が異常であ
るとの判定を回避するものである。
【0030】このようなヨーレート異常判定ルーチン
(図3のステップ208)の実行後、ステップ210に
てステアリング舵角異常判定ルーチンを実行する。この
ステアリング舵角異常判定ルーチンは、図5に詳細に示
されているように、図4のヨーレート異常判定ルーチン
のヨーレートγを補正ステアリング舵角θsに変更した
ものであって、左右車輪速W1,W2に基づいて推定し
たステアリング舵角θseを用いて補正ステアリング舵角
の異常を検出するようにしている。ステップ400によ
るステアリング舵角異常判定ルーチンの開始後、ステッ
プ402〜412の処理により、左右前輪FW1,FW
2及び左右後輪RW1,RW2に制動力が付与されず、
かつ車速Vが所定車速V1,V2間にあるという異常判
定許可条件の成立のもとに、図3のステップ204の処
理により計算した補正ステアリング舵角θs及び推定ス
テアリング舵角θseを所定時間に渡って累算する。な
お、推定ステアリング舵角θseは下記数3に従って計算
される。
【0031】
【数3】
【0032】このようにして補正ステアリング舵角θs
及び推定ステアリング舵角θseの各累算値が計算される
と、ステップ414にて前記各累算値を前記所定時間で
除算して、同所定時間に渡る補正ステアリング舵角θs
及び推定ステアリング舵角θseの各平均値θsav,θsea
vをそれぞれ計算し、前記計算した各平均値θsav,θse
avで各今回平均値θsav1,θseav1を更新するとともに
同更新する前の各今回平均値θsav1,θseav1で各前回
平均値θsav2,θseav2を更新しておく。
【0033】そして、ステップ416〜434の処理に
より、補正ステアリング舵角θsの今回平均値θsav1と
前回平均値θsav2との差の絶対値|θsav1−θsav2|が
所定値θs1以上であれば、補正ステアリング舵角θsは
正常であると判定してステアリング舵角異常フラグθF
を”0”に設定する。この判定も、前記所定時間をある
程度長い時間に設定すれば、その間には、操舵ハンドル
11が必ず多少は回動されるはずであるという理屈に基
づくものである。一方、ヨーレート異常フラグγFが”
0”である条件のもとに、前記絶対値|θsav1−θsav2
|が所定値θs1未満であり、かつ推定ステアリング舵角
θseの今回平均値θseav1と前回平均値θseav2との差の
絶対値|θseav1−θseav2|が所定値θse1以上である
状態が所定時間T21以上続くと、補正ステアリング舵角
θsは短時間異常であるとの判定のもとにステアリング
舵角異常フラグθFを”1”に設定する。また、前記状
態が所定時間T22(T22>T21)以上続くと、補正ステ
アリング舵角θsは長時間異常であるとの判定のもとに
ステアリング舵角異常フラグθFを”2”に設定する。
また、ヨーレートセンサ33出力が異常であると判定さ
れてヨーレート異常フラグγFが”0”でない状態で
は、ステップ422の処理により補正ステアリング舵角
θsが異常であるとの判定が禁止される。なお、時間計
測値CT2は補正ステアリング舵角θsの異常を決定す
るための時間計測に用いられる前記時間計測値CT1と
同様な変数であり、所定値ΔT2は前記ステップ41
0,412にて補正ステアリング舵角θs及び推定ステ
アリング舵角θseの平均値を計算する時間間隔に等しい
時間を表している。
【0034】ふたたび図2のメインプログラムの説明に
戻ると、前記のように中立補正フラグθCFが”1”に
設定された後には、ステップ108における「YES」
との判定のもとに、プログラムをステップ110〜12
6に進める。ステップ110においては、ヨーレート異
常フラグγF及びステアリング舵角異常フラグθFがチ
ェックされる。
【0035】ヨーレート異常フラグγF及びステアリン
グ舵角異常フラグθFが共に正常を表す”0”に設定さ
れていれば、ステップ110の判定処理によりステップ
112の通常制御処理が実行される。この通常制御処理
においては、マイクロコンピュータ37に内蔵のテーブ
ルに記憶された車速Vに応じて変化する係数K1,K2
(図6(A)参照)を読出すとともに、両係数K1,K2
を前記計算したヨーレートγ及び補正ステアリング舵角
θsにそれぞれ乗算することにより目標後輪舵角θr*
=K1・γ+K2・θsを計算して、前記ステップ10
4の処理と同様にして左右後輪RW1,RW2を同計算
した目標後輪舵角θr*に操舵制御する。具体的には、
前記計算した目標後輪舵角θr*と第1後輪舵角センサ
35の出力に基づいて前記計算した後輪舵角θrとの差
に応じて駆動制御回路38を介してブラシレスモータ2
1の回転を制御して、左右後輪RW1,RW2を同目標
後輪舵角θr*に操舵する。これにより、左右後輪RW
1,RW2はヨーレートγ及び補正ステアリング舵角θ
sの両者を用いて操舵制御され、後輪操舵機能が充分に
発揮される。
【0036】ヨーレート異常フラグγFが正常を表す”
0”に設定されているとともに、ステアリング舵角異常
フラグθFが短時間異常を表す”1”に設定されていれ
ば、ステップ110の判定処理により、ステップ114
の第1代替制御処理が実行される。この第1代替制御処
理は、補正ステアリング舵角θsを用いることなくヨー
レートγのみを用いて左右後輪RW1,RW2を操舵制
御するもので、同第1代替制御においては、マイクロコ
ンピュータ37に内蔵のテーブルに記憶された車速Vに
応じて変化する係数K1’(図6(B)参照)を読出すと
ともに、同係数K1’を前記計算したヨーレートγに乗
算することにより目標後輪舵角θr*=K1’・γを計
算して、左右後輪RW1,RW2を同目標後輪舵角θr
*に操舵制御する。これにより、補正ステアリング舵角
θsに短時間異常が発生しても、ヨーレートγによる代
替制御がなされて後輪操舵機能が確保される。
【0037】ヨーレート異常フラグγFが短時間を表
す”1”に設定されているとともに、ステアリング舵角
異常フラグθFが正常を表す”0”に設定されていれ
ば、ステップ110の判定処理により、ステップ116
の第2代替制御処理が実行される。この第2代替制御処
理は、ヨーレートγを用いることなく補正ステアリング
舵角θsのみを用いて左右後輪RW1,RW2を操舵制
御するもので、同第2代替制御においては、マイクロコ
ンピュータ37に内蔵のテーブルに記憶された車速Vに
応じて変化する係数K2’(図6(C)参照)を読出すと
ともに、同係数K2’を前記計算した補正ステアリング
舵角θsに乗算することにより目標後輪舵角θr*=K
2’・θsを計算して、左右後輪RW1,RW2を同目
標後輪舵角θr*に操舵制御する。これにより、ヨーレ
ートγに短時間異常が発生しても、補正ステアリング舵
角θsによる代替制御がなされて後輪操舵機能が確保さ
れる。
【0038】ヨーレート異常フラグγFが正常を表す”
0”に設定されているとともに、ステアリング舵角異常
フラグθFが長時間異常を表す”2”に設定されれば、
ステップ110の判定処理により、プログラムをステッ
プ118,120に進める。ステップ118,120の
処理により、車速Vが所定車速V3(例えば25km/h)
以下になるまで前記と同様な第1代替制御が実行され、
車速Vが所定車速V3以下になると、ステップ122に
て図示しない異常ランプを点灯するとともに左右後輪R
W1,RW2の操舵制御を停止して、ステップ128に
てプログラムの実行を終了する。また、ヨーレート異常
フラグγFが長時間異常を表す”2”に設定されるとと
もに、ステアリング舵角異常フラグθFが正常を表す”
0”設定されていれば、ステップ110の判定処理によ
り、プログラムをステップ124,126に進める。ス
テップ124,126の処理により、車速Vが所定車速
V3(例えば25km/h)以下になるまで前記と同様な第
2代替制御が実行され、車速Vが所定車速V3以下にな
ると、前記同様にステップ122にて図示しない異常ラ
ンプを点灯するとともに左右後輪RW1,RW2の操舵
制御を停止して、ステップ128にてプログラムの実行
を終了する。このようにヨーレートγ及び補正ステアリ
ング舵角θsに長時間に渡る異常が発生している場合に
は、車速Vが小さくなった状態で操舵制御を停止するこ
とにより、車両の安全性が確保される。なお、この状態
では、左右後輪RW1,RW2の操舵がふたたび開始さ
れることはない。
【0039】以上のような動作説明からも理解できると
おり、上記実施形態によれば、ヨーレートセンサ33出
力又は補正ステアリング舵角θsのいずれかに異常が発
生すれば、これらの異常はヨーレート異常判定ルーチン
又はステアリング舵角異常判定ルーチンの実行によりそ
れぞれ判定される。そして、この場合には、ステップ1
14,116の処理に代替制御がなされるので、左右後
輪RW1,RW2が誤った車両の状態量に基づいて操舵
制御されることがなくなる。また、左右車輪速センサ3
2a,32b出力の異常のためにヨーレートセンサ33
出力又は補正ステアリング舵角θsのいずれかが異常と
判定された場合には、ヨーレート異常判定ルーチンのス
テップ322の判定処理及びステアリング舵角異常判定
ルーチンのステップ422の判定処理により、ヨーレー
トセンサ33出力及び補正ステアリング舵角θsの同時
異常の判定が禁止されて、ヨーレートγ及び補正ステア
リング舵角θsのうちの異常と判定されてない側の値に
より左右後輪RW1,RW2は代替制御されるので、後
輪操舵機能が不必要に損なわれることも避けることがで
きる。
【0040】特に、雪道、水たまり路などの滑り易い部
分を有する路面を走行中における車両の車輪速検出用の
左右車輪の路面に対する各摩擦係数が異なって、左右車
輪速W1,W2に差が生じた場合には、左右車輪速セン
サ32a,32b、ヨーレートセンサ33出力及び補正
ステアリング舵角θsがいずれも正常であっても、前記
異なる左右車輪速速W1,W2のためにヨーレートセン
サ33出力又は補正ステアリング舵角θsのいずれかが
異常とみなされてしまう場合がある。しかし、このよう
な場合であっても、上記実施形態によれば、第1又は第
2代替え制御の一方が行われるので、後輪操舵機能が不
必要にすべて損なわれてしまうことがなくなり、後輪操
舵機能の一部を発揮させることができる。
【0041】なお、上記実施形態においては、図3,4
のステップ322,422の各処理をステップ316,
416の後段にそれぞれ位置させるようにしたが、ステ
ップ316,422の処理の前段にそれぞれ位置させ
て、ヨーレート異常フラグγF及びステアリング舵角異
常フラグθFが”0”でなければ、プログラムをステッ
プ318,418にそれぞれ進めて、ステップ316,
416の処理も実行しないようにしてもよい。また、前
記ステップ322,422の処理を図3のステップ20
8,210の処理の前に位置させて、ヨーレート異常フ
ラグγF及びステアリング舵角異常フラグθFが”0”
でなければ、ステップ208のヨーレート異常判定ルー
チン及びステップ210のステアリング舵角異常判定ル
ーチンの実行自体をそれぞれ禁止するようにしてもよ
い。
【0042】また、上記実施形態においては、本発明の
車両の第1〜第3状態量としてヨーレートγ、補正ステ
アリング舵角θs及び左右車輪速W1,W2をそれぞれ
採用するとともに第1及び第2状態量により後輪操舵機
能を制御するようにしたが、第1〜第3状態量として車
両の種々の状態量を採用できるとともに、車両の一つの
機能としても後輪操舵機能に限らず他の機能を制御する
場合にも本発明を適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る車両の全体概略図
である。
【図2】 図1のマイクロコンピュータにより実行され
るメインプログラムのフローチャートである。
【図3】 同マイクロコンピュータにより実行される割
込みプログラムのフローチャートである。
【図4】 図3のヨーレート異常判定ルーチンの詳細を
示すフローチャートである。
【図5】 図3のステアリング舵角異常判定ルーチンの
詳細を示すフローチャートである。
【図6】 (A)は図2の通常制御処理にて利用される車
速に対するヨーレート比例係数K1及び舵角比例係数K
2の変化特性図であり、(B)は図2の第1代替制御処理
にて利用される車速に対するヨーレート比例係数K1’
の変化特性図であり、(C)は図2の第2代替制御処理に
て利用される車速に対する舵角比例係数K2’の変化特
性図である。
【符号の説明】
FW1,FW2…前輪、RW1,RW2…後輪、10…
前輪操舵機構、11…操舵ハンドル、20…後輪操舵機
構、21…ブラシレスモータ、24…リレーロッド、3
0…電気制御装置、31…車速センサ、32a,32b
…車輪速センサ、33…ヨーレートセンサ、34…ステ
アリングセンサ、35…第1後輪舵角センサ、36…第
2後輪舵角センサ、37…マイクロコンピュータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B62D 113:00 B62D 113:00 137:00 137:00 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 6/00 - 6/06

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両の複数種の状態量のうち第1及び第2
    状態量をそれぞれ検出する第1及び第2検出手段を備
    え、同検出した第1及び第2状態量を当該車両における
    一つの機能を制御するために適用される車両の状態量検
    出装置において、 前記複数種の状態量のうち前記第1及び第2状態量とは
    異なる第3状態量を検出する第3検出手段と、 前記第3検出手段により検出された第3状態量に基づい
    て前記第1検出手段が正常であるか異常であるかを判定
    する第1異常判定手段と、 前記第3検出手段により検出された第3状態量に基づい
    て前記第2検出手段が正常であるか異常であるかを判定
    する第2異常判定手段と、 前記第1異常判定手段によって前記第1検出手段が異常
    であると判定されているとき前記第2検出手段により検
    出される第2状態量に基づく代替制御を許容し、前記第
    2異常判定手段によって前記第2検出手段が異常である
    と判定されているとき前記第1検出手段により検出され
    る第1状態量に基づく代替制御を許容する代替制御許容
    手段と、 前記第3検出手段の異常時に前記第1及び第2異常判定
    手段による異常判定を禁止して少なくとも前記第1検出
    手段により検出される第1状態量又は前記第2検出手段
    により検出される第2状態量に基づく代替制御を許容す
    る異常判定禁止手段とを設けたことを特徴とする車両の
    状態量検出装置。
  2. 【請求項2】前記第3検出手段により検出される第3状
    態量が所定値以下になったとき前記代替制御許容手段に
    よる代替制御を停止させる手段を設けたことを特徴とす
    る請求項1に記載した車両の状態量検出装置。
  3. 【請求項3】車両のステアリング舵角を検出する第1検
    出手段と、ヨーレートを検出する第2検出手段と、左右
    の車輪速度を検出する第3検出手段と、車速を検出する
    第4検出手段とを備えて当該車両の後輪操舵機構の電気
    的制御装置に適用される車両の状態量検出装置におい
    て、 前記第3検出手段により検出された車輪速度に基づいて
    前記第1検出手段が正常であるか異常であるかを判定す
    る第1異常判定手段と、 前記第3検出手段により検出された車輪速度に基づいて
    前記第2検出手段が正常であるか異常であるかを判定す
    る第2異常判定手段と、 前記第1異常判定手段によって前記第1検出手段が異常
    であると判定されているとき前記第2検出手段により検
    出されるヨーレートに基づく前記電気的制御装置による
    前記後輪操舵機構の代替制御を許容し、前記第2異常判
    定手段によって前記第2検出手段が異常であると判定さ
    れているとき前記第1検出手段により検出されるステア
    リング舵角に基づく前記電気的制御装置による前記後輪
    操舵機構の代替制御を許容する代替制御許容手段と、 前記第3検出手段の異常時に前記第1及び第2異常判定
    手段による異常判定を禁止して少なくとも前記第1検出
    手段により検出されるステアリング舵角又は前記第2検
    出手段により検出されるヨーレートに基づく前記電気的
    制御装置による前記後輪操舵機構の代替制御を許容する
    異常判定禁止手段とを設けたことを特徴とする車両の状
    態量検出装置。
  4. 【請求項4】前記第4検出手段により検出される車速が
    所定値以下になったとき前記代替制御許容手段下にて許
    容される前記電気的制御装置による前記後輪操舵機構の
    代替制御を停止させる手段を設けたことを特徴とする請
    項3に記載した車両の状態量検出装置。
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